JP2019071761A - 磁力回転機 - Google Patents

Abstract

【課題】永久磁石のみで簡易な構造でより安価で回転する事を可能とする磁力回転機を提供する。【解決手段】磁力回転機は、磁気を反対側に誘導する磁路１、固定永久磁石２、内側永久磁石１１、磁石を保持する非磁性体材料の保持材３、回転子に対する磁極４を有する。電路溝５を装着し電路を設置すれば電気的制御が可能である。回転子の磁性片６は鉄等で構成し（図の場合は５極片）、磁気遮蔽片７は銅等の材料で構成し磁性片と交互に回転子周辺に構成され回転片保持材８（非磁性非導電材）で回転軸９に装着される。【選択図】図１

Description

この発明は磁力のみで回転する動力を得る物である。

従来微小回転動力はゼンマイ等古来より知られているものがあり、電動力を利用する場合、電池等の電源が必要であり複雑な部分が小さくなり高価であった、本案は大きなエネルギーでなければ永久磁石のみで簡易な構造でより安価で回転する事を可能とするものである。

本案は１９８９年に出願された実用新案第１１９４８２号の原理によるもので、電池等にエネルギーを依存せず、磁力のみで回転させるものである、磁気の減少には、磁石の交換又は再着磁による。

従来の小型回転機械の動力としての電動機は電池等のエネルギーを利用するためにＤＣモータ（直流電動機）か、パルス電動機を利用した、ＤＣモータは構造が複雑で褶動部分の磨耗と電池等の消費が問題でパルスモータは半導体等の制御部分品が高価である。
本発明は上記の各問題点を解消するためにエネルギー源を永久磁石の磁力自体に求め、駆動用のエネルギー電源の電池等を不要とするものである。

問題を解決するための手段

本案は前記考案第１１９４８２号が直流電気の電流を磁力のみに利用し、電気回路には断続や半導体等が無い事に着目し、磁力が強力に維持できるのなら、短時間に大きくない回転力が得られる事を利用すものである、長時間或いは強力に利用したい場合は本案と同じ前記考案の電力を主とする方法を併用する。

本発明の効果

本発明は電気回転力が電流の磁気力によるものであるなら、磁力のみで回転する事を証明し、微小な回転であるなら電池等の電力を必要としないことを実物で明らかに出来る、第一に教育用或いは玩具に、次に電池や電力を必要としない軽度の回転力には充分利用できる、更に磁石交換等だけで回転力を継続できる。

本案の回転原理および回転子は前記考案第１１９４８２号と同様であるので詳細は省略し、回転の停止および回転力の維持調整方法に付いて回転部が円筒形の一例で説明する。
図−Ｉは軸方向縦断面を表現したもので １は磁気を反対側に誘導する磁路２は固定永久磁石、１１は内側永久磁石、３は磁石を保持する非磁性体材料４の磁極で回転子に対し、５の様に電路溝を装着し電路を設置すれば電気的制御が可能である、電気回路に電池等を接続して起動力を更に増す事が可能である。なおこの電気回路は、本機が回転すれば微小な電気を発生するので回路の先端にＬＥＤ等の表示電灯を接続すれば作動を離れて見る事が可能であり、或いは電圧計を接続して磁力の残存の程度を知ることも出来る。
６は回転子の磁性片で鉄等で構成し（図の場合は５極片）７の磁気遮蔽片は銅等の材料で構成し磁性片と交互に回転子周辺に構成され８の回転片保持材（非磁性非導電材）で軸９に装着される１０は軸受けである。
この回転機械の回転方向を逆にするには、ＩＩＩ図の様に軸受け反対側につまみ１１で内側磁石９の磁石と２の永久磁石との相対磁気方向を逆にしなければならない、即ち電磁的角度を１８０度変更できる構造として置く、途中の角度で停止させれば速度は弱く出力も低下する、回転角度が９０度であると停止し、回転はしないが磁力で位置は保持される、このつまみにはつまみ止め１５を装置する、
なお図の様な表示をすると良い。
なお、回転数は磁極数（偶数倍）にも影響される事は直流電動機等と同様である。
回転部の構造は円筒形或いは円盤形も可能である事は考案第１１９４８２と同様である。

は 本案を円筒形回転子としたの場合の 軸方向縦断面を表現したもので は １図の表記Ａ部横断面を表現したものであり、１は磁路で一般ににヨークと表現される鉄などの導磁性材である ２は永久磁石で方形立方体である ３は磁石の保持材で非磁性体で硬質合成樹脂等で構成する ４は磁極で回転子と適当間隔で相対する導磁性材とする ５は磁極に回転子に対して溝を構成し場合によって電路を設置できる ６は回転子の導磁性材で図の場合は５個を円周上に等分に分離配置される ７は６を磁性的に遮断するもので、高電導材等で６と電気的にも遮断する ８は電機子保持材で円筒形電機子を軸に固定する、非磁性材でかつ非導電性で強固な材料とする ９は回転軸で片持ち構造である １０は軸受で ９が片持ち構造のために振動を起こさない構造であること １１は内側永久磁石で、１３によって保持され角度を変更できる １２は１１の端面が６の内側と適当間隔を保持する導磁性材である １３は１１を保持し外部より角度を変更できる保持具で非磁性体で端部は外部で１４を装置する １４は１３の位置を指示し保持するものである は 図１の左側面を表示したもの １５は１３および９の荘対置を固定し１と固定する台である １６は１１の位置を固定するもので１５に付属するラッチを、ノッチで容易に動かない様にする １７は指示された位置の意味を表示する なお本図は回転部を円筒形とした場合で円盤形に構成する事も可能である。

Claims (5)

1. 永久磁石の磁力のみで回転出来る構造であること
2. 回転部分が実用新案第１１９４８２号の原理による構造であること
3. 回転の停止および回転力の加減が可能な構造であること
4. 起動、回転補助に電磁的方法を用いられること
5. 磁石部分が容易に交換取り外しできる構造であること