JP2019062828A - ターゲット分析キットおよびターゲット分析方法 - Google Patents

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Iwao Waga
巌 和賀
あすみ 稲熊
Asumi Inaguma
あすみ 稲熊
克紀 堀井
Katsunori Horii
克紀 堀井
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Abstract

【課題】 ターゲットを簡便に分析するためのターゲット分析キットおよびターゲット分析方法を提供する。【解決手段】 本発明のターゲット分析キットにおいて、試料採取用具は、軸部および採取部を有し、前記軸部の一端側に前記採取部が連結され、前記分析容器は、反応室を含み、前記反応室の上部開口に、前記試料採取用具の採取部の先端によって破断可能な反応室用隔壁を有し、前記分析容器の内部に、前記試料採取用具の前記採取部を収容可能であり、前記試料採取用具または前記分析容器は、溶媒が収容された溶媒室を有し、前記反応室または前記溶媒室は、第1試薬を有し、前記第1試薬は、ターゲットに結合する第1核酸分子が標識物質で標識化された標識化第1核酸分子を含み、前記試料採取用具の前記採取部は、第2試薬を有し、前記第2試薬は、前記第1核酸分子に配列依存的に結合する第2核酸分子が前記採取部に固定化された固定化第2核酸分子を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ターゲット分析キットおよびターゲット分析方法に関する。
ターゲットの分析においては、一般的に、前記ターゲットに対する結合性を有する結合物質を使用し、前記ターゲットと前記結合物質との結合体を形成させ、これを直接的または間接的に検出することによって、ターゲットの有無または量を分析できる(特許文献1、特許文献2)。
そして、一つの分析用具で簡便に一連の処理を行い、ターゲットを検出することが求められている。
特表2014−507670号公報 特表2007−518994号公報
そこで、本発明の目的は、ターゲットを簡便に分析するためのターゲット分析キットを提供することにある。
本発明のターゲット分析キット(以下、「分析キット」ともいう)は、
試料採取用具および分析容器を含み、
前記試料採取用具は、
軸部および採取部を有し、
前記軸部の一端に前記採取部が連結され、
前記分析容器は、
反応室を含み、
前記反応室の上部開口に、前記試料採取用具の採取部の先端によって破断可能な反応室用隔壁を有し、
前記分析容器の内部に、前記試料採取用具の前記採取部を収容可能であり、
前記試料採取用具または前記分析容器は、
溶媒が収容された溶媒室を有し、
前記反応室または前記溶媒室は、
第1試薬を有し、
前記第1試薬は、ターゲットに結合する第1核酸分子が標識物質で標識化された標識化第1核酸分子を含み、
前記試料採取用具の前記採取部は、
第2試薬を有し、
前記第2試薬は、前記第1核酸分子に配列依存的に結合する第2核酸分子が前記採取部に固定化された固定化第2核酸分子を含む
ことを特徴とする。
本発明のターゲット分析方法(以下、「分析方法」ともいう)は、
本発明のターゲット分析キットを使用し、
前記試料採取用具の試料が付着した前記採取部を、前記分析容器の前記反応室に挿入する挿入工程と、
前記反応室に、前記溶媒室の溶媒を導入する導入工程と、
前記反応室における反応を検出する検出工程とを有し、
前記検出工程において、
前記反応室に導入された溶媒中で、前記第1試薬と、前記第2試薬と、前記採取部に付着したターゲットとを接触させ、前記ターゲットに結合した前記第1試薬における前記標識物質を検出する
ことを特徴とする。
本発明のターゲット分析キットによれば、簡便に試料中のターゲットを分析することができる。
図1は、実施形態1におけるターゲット分析キットの一例を示す概略図である。 図2は、実施形態1におけるターゲット分析キットを用いた分析方法の一例を示す概略図である。 図3は、実施形態1における反応の一例を示す概略図である。 図4は、実施形態2におけるターゲット分析キットの一例を示す概略図である。 図5は、実施形態2におけるターゲット分析キットを用いた分析方法の一例を示す概略図である。 図6は、実施形態3におけるターゲット分析キットの一例を示す概略図である。 図7は、実施形態3におけるターゲット分析キットを用いた分析方法の一例を示す概略図である。
本発明の分析キットは、例えば、前記第1核酸分子が、アプタマーである。
本発明の分析キットは、例えば、前記標識物質が、酵素、核酸、蛍光物質、色素物質、発光物質、放射性物質、および電子供与体からなる群から選択された少なくとも1つの物質である。
本発明の分析キットは、例えば、前記第1試薬が、酵素と、前記酵素に対する基質とを含み、前記標識化第1核酸分子における前記標識物質が前記酵素である。
本発明の分析キットにおいて、例えば、前記分析容器は、前記溶媒室を有し、前記溶媒室および前記反応室が、上方向からこの順序で連続して配置され、前記溶媒室の上部開口に、前記試料採取用具の採取部の先端によって破断可能な溶媒室用隔壁を有し、前記反応室の上部開口であって、前記溶媒室との間に、前記反応室用隔壁を有し、前記試料採取部の先端で前記溶媒室用隔壁を破断することにより、前記溶媒室内の溶媒を、前記反応室に導入する。
本発明の分析キットにおいて、例えば、前記試料採取用具は、前記溶媒室を有し、前記軸部は、中空であり、一端が、前記採取部に連結され、開口しており、他端が、前記溶媒室に連結され、開口可能に閉口しており、外部からの力で、前記溶媒室の内部において前記軸部の他端を開口することにより、前記溶媒室内の溶媒を、前記軸部の中空を介して、前記採取部に通液させる。
本発明の分析キットにおいて、例えば、前記軸部の他端は、前記溶媒室の内部に位置し、前記軸部は、折りによって、前記他端の閉口を開口可能であり、外部からの力で、前記溶媒室の内部において、前記軸部の他端側を折ることにより、前記閉口を開口させる。
本発明の分析キットにおいて、例えば、前記溶媒室は、さらに、蓋部を有し、前記溶媒室の内部において、前記軸部の他端の開口を塞ぐように、前記蓋部が配置されており、外部からの力で、前記溶媒室の内部において、前記軸部の他端から前記蓋部を移動させることにより、前記閉口を開口させる。
本発明において、例えば、「上下方向」とは、前記分析容器に対して、前記試料採取用具の採取用具を収容する方向の平行方向を意味し、「上方向」とは、前記分析容器に前記試料採取用具がセットされた状態における、前記試料採取用具側の方向であり、「下方向」とは、前記分析容器に前記試料採取用具がセットされた状態における、前記分析容器側の方向である。
<ターゲット分析キットおよびターゲット分析方法>
本発明のターゲット分析キットは、前述のように、
試料採取用具および分析容器を含み、
前記試料採取用具は、軸部および採取部を有し、前記軸部の一端に前記採取部が連結され、
前記分析容器は、反応室を含み、前記反応室の上部開口に、前記試料採取用具の採取部の先端によって破断可能な反応室用隔壁を有し、
前記分析容器の内部に、前記試料採取用具の前記採取部を収容可能であり、
前記試料採取用具または前記分析容器は、溶媒が収容された溶媒室を有し、
前記反応室または前記溶媒室は、第1試薬を有し、前記第1試薬は、ターゲットに結合する第1核酸分子が標識物質で標識化された標識化第1核酸分子を含み、
前記試料採取用具の前記採取部は、第2試薬を有し、前記第2試薬は、前記第1核酸分子に配列依存的に結合する第2核酸分子が前記採取部に固定化された固定化第2核酸分子を含む
ことを特徴とする。
また、本発明のターゲット分析方法は、前述のように、前記本発明のターゲット分析キットを使用し、
前記試料採取用具の試料が付着した前記採取部を、前記分析容器の前記反応室に挿入する挿入工程と、
前記反応室に、前記溶媒室の溶媒を導入する導入工程と、
前記反応室における反応を検出する検出工程とを有し、
前記検出工程において、前記反応室に導入された溶媒中で、前記第1試薬と、前記第2試薬と、前記採取部に付着したターゲットとを接触させ、前記ターゲットに結合した前記第1試薬における前記標識物質を検出することを特徴とする。
本発明において、前記ターゲットの種類は、何ら制限されない。そして、前記第1核酸分子は、前記ターゲットに結合できればよく、前記第2核酸分子は、前記第1核酸分子に配列依存的に結合できればよい。このため、本発明において、前記第1核酸分子および前記第2核酸分子は、例えば、目的とするターゲットに応じて適宜決定でき、具体的には、例えば、前記ターゲットの種類に応じて、前記ターゲットに結合する核酸分子を前記第1核酸分子として選択でき、選択された前記第1核酸分子の塩基配列に応じて、それに配列依存的に結合する核酸分子を前記第2核酸分子として選択できる。
前記第1核酸分子は、例えば、アプタマーである。前記アプタマーは、例えば、DNAアプタマーでもよいし、RNAアプタマーでもよいし、DNAとRNAとを含むキメラアプタマーでもよい。また、前記アプタマーは、天然核酸からなるアプタマーでもよいし、非天然核酸からなるアプタマーでもよいし、前記天然核酸および前記非天然核酸を含むアプタマーでもよい。また、前記アプタマーは、例えば、修飾アプタマーでもよい。前記アプタマーは、例えば、一本鎖である。
前記第2核酸分子は、前述のように、前記第1核酸分子に、配列依存的に結合できればよい。前記第2核酸分子は、例えば、前記第1核酸分子の全体に相補的でもよいし、前記第1核酸分子の部分領域に相補的でもよく、例えば、相補性核酸分子ともいう。前記第1核酸分子に相補的とは、例えば、前記第1核酸分子またはその部分配列にハイブリダイズ可能な程度の相補性を有していればよく、相補性の程度は、制限されない。前記相補性は、前記第2核酸分子の全長を100%とした場合、前記第1核酸分子に対する相補性は、例えば、100%、50%以上、20%以上である。また、前記相補性は、前記第1核酸分子の全長を100%とした場合、例えば、100%、50%以上、5%以上である。前記第2核酸分子は、例えば、前記ターゲットには非結合であることが好ましい。
前記第1核酸分子は、前述のように、前記標識物質で標識化されている。前記標識物質は、例えば、酵素、核酸、蛍光物質、色素物質、発光物質、放射性物質、および電子供与体等があげられる。前記核酸は、例えば、触媒機能を示す触媒核酸分子があげられ、前記触媒機能は、例えば、酸化還元機能であり、前記核酸の具体例として、例えば、DNAzyme、RNAzyme等があげられる。前記酵素は、例えば、ルシフェラーゼ、ホースラディッシュペルオキシダーゼ(HRP)等のペルオキシダーゼ、アルカリフォスファターゼ等があげられる。前記第1核酸分子の標識化は、特に制限されず、例えば、前記第1核酸分子において、3’側末端、5’側末端または内部のいずれの部位が標識化されてもよく、好ましくは、いずれかの末端である。
本発明に供する試料は、特に制限されず、例えば、食品由来試料、環境試料等があげられる。前記食品由来試料は、例えば、食品、食品原料、食品添加物等があげられる。また、前記環境試料としては、例えば、食品加工場または調理場等における付着物、洗浄後の洗浄液等があげられる。前記試料の形態は、特に制限されず、例えば、液体試料でもよいし、固体試料でもよい。前記固体試料の場合、例えば、溶媒を用いて、混合液、抽出液、溶解液等を調製し、これを前記試料として使用してもよい。前記溶媒は、特に制限されず、例えば、水、生理食塩水、緩衝液等があげられる。前記試料は、例えば、前記ターゲットを含む試料でもよいし、前記ターゲットを含まない試料でもよいし、前記ターゲットを含むか不明の試料であってもよい。
以下、本発明の分析キットおよび分析方法について、図面を参照して、例をあげて詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。また、図面においては、説明の便宜上、各部の構造は適宜簡略化して示す場合があり、各部の寸法比等は、実際とは異なり、模式的に示す場合がある。
(実施形態1)
本実施形態の分析キットとして、前記分析容器が前記溶媒室を有する形態の一例を、図1に示す。図1は、本実施形態の分析キット1を構成する試料採取用具10および分析容器11の概略を示す断面図である。
試料採取用具10は、採取部102と軸部103とを有し、軸部103の一端に採取部102が連結されている。試料採取用具10は、さらに、把持部101を有してもよく、把持部101は、軸部103の他端に連結されている。
採取部102は、前記試料を採取し保持する部分であり、例えば、「ワイプ部」ともいう。採取部102は、採取した前記試料を保持できればよく、その種類は、特に制限されない。採取部102の形状は、特に制限されず、球状、さじ状、リング状等の試料を採取しやすい構造があげられる。採取部102の形成材料は、特に制限されず、例えば、綿、合成繊維等の繊維質、発泡ウレタン等の合成樹脂、またはこれらの組合せの材質等があげられる。採取部102は、例えば、樹脂製の多孔質体等も使用できる。
採取部102は、前述のように、第2試薬を有し、前記第2試薬は、前記第1核酸分子に配列依存的に結合する第2核酸分子13を含む。第2核酸分子13は、採取部102に固定化されており、固定化第2核酸分子13ともいう。採取部102への第2核酸分子13の固定化方法は、特に制限されず、例えば、架橋剤により固定化できる。第2核酸分子13は、例えば、3’側末端で固定化されてもよいし、5’側末端で固定化されてもよい。
軸部103は、例えば、棒状であり、樹脂製である。前記樹脂は、特に制限されず、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂等のプラスチック等があげられる。
把持部101は、例えば、試料採取用具10を取り扱う際に、使用者が把持する部分である。把持部101は、例えば、後述する分析容器11に試料採取用具10の採取部102を収容した際、分析容器11に対する蓋部を兼ねることが好ましい。把持部101は、特に制限されず、例えば、樹脂製であり、前述と同様の樹脂が例示できる。
分析容器11は、例えば、中空の有底筒状の本体110を有し、本体110が、溶媒室111および反応室112を含み、溶媒室111および反応室112が、上方向からこの順序で連続して配置されている。本体110は、さらに、溶媒室111の上方向に、前室115を有してもよい。分析容器11は、溶媒室111の上部開口、すなわち、前室115と溶媒室111との間に、溶媒室用隔壁113を有し、溶媒室111と反応室112との間に、反応室用隔壁114を有する。溶媒室用隔壁113と反応室用隔壁114は、それぞれ、試料採取用具10の採取部102の先端によって破断可能な隔壁である。
溶媒室111には、溶媒16が収容されることから、溶媒室111と反応室112との間の反応室用隔壁114は、例えば、溶媒室111の溶媒16が、反応室112に向かって自然透過しない隔壁であることが好ましい。また、溶媒室111の上方向の溶媒室用隔壁113も、例えば、未使用時の分析容器11を傾けたり、逆さまにした状態でも、溶媒室111の溶媒16が、前室115に向かって自然透過しない隔壁であることが好ましい。
溶媒室111は、溶媒16が収容される。溶媒16の種類は、特に制限されず、分析キット1に供する試料の種類等によって、適宜選択できる。溶媒16は、特に制限されず、例えば、水、生理食塩水、緩衝液等の水性溶媒があげられる。
反応室112は、第1試薬を有する。前記第1試薬は、ターゲットに結合する第1核酸分子141が標識物質142で標識化された標識化第1核酸分子14を含む。前記第1試薬は、例えば、標識化第1核酸分子14における標識物質142の種類に応じて、さらに、試薬成分15を含んでもよい。標識物質142が、例えば、酵素または触媒機能を示す触媒核酸分子である場合、試薬成分15は、例えば、それらの触媒機能に対応する基質があげられる。前記基質としては、例えば、ATPとルシフェリンとの組み合わせ、ルミノール反応液等があげられる。前記第1試薬は、例えば、液体でもよいし、粉末等の乾燥体でもよい。
標識化第1核酸分子14と固定化第2核酸分子13の量は、特に制限されず、例えば、分析キット1で処理する試料の量、分析容器11における反応室112の大きさ、溶媒室111に収容する溶媒16の量等に応じて適宜決定できる。標識化第1核酸分子14(X)と固定化第2核酸分子14(Y)の量の比(X:Y)は、特に制限されない。固定化第2核酸分子13の量は、特に制限されず、例えば、採取部102の表面積1mmあたり、例えば、0.1fmol〜100pmol、1fmol〜10pmol、10fmol〜1pmolである。
つぎに、図2および図3を用いて、分析キット1を使用した分析方法を説明する。図2は、分析キット1の使用順序に沿った状態の概略を示す断面図である。
試料採取用具10を用いて、先端の採取部102により試料を採取する。前記試料は、例えば、採取部102を対象物に当て、その表面を撫でつけることで採取できる。前記対象物が、例えば、乾燥状態である場合は、前記対象物を溶媒で濡らしたり、採取部102を溶媒で濡らしてから、前記表面を撫でつけて、採取してもよい。前記溶媒は、特に制限されず、例えば、水、生理食塩水、緩衝液等の水性溶媒があげられる。
そして、図2(A)に示すように、分析容器11の上方向から内部の前室115に向かって、試料採取用具10の先端の採取部102を挿入していく。試料採取用具10の採取部102の先端が、分析容器11の溶媒室用隔壁113に接触したら、そのまま、前記先端を下方向に押し当てて、図2(B)に示すように、前記先端により溶媒室用隔壁113を破断し、採取部102を、分析容器11の溶媒室111に挿入する。
つぎに、試料採取用具10の採取部102の先端を、分析容器11の反応室用隔壁114に接触させ、そのまま、前記先端を下方向に押し当てて、図2(C)に示すように、前記先端により反応室用隔壁114を破断し、採取部102を、分析容器11の反応室112に挿入する。反応室用隔壁114の破断によって、溶媒室111に収容されていた溶媒16は、溶媒室111から反応室112に導出される。
そして、反応室112において、前記試料中のターゲットと各試薬とを反応させる。前記反応について、図3を用いて説明する。図3は、分析キット1における反応を示す概略図であり、前記図2(C)における、分析容器11の反応室112の状態を部分的に示す断面図である。以下の説明において、標識物質142は、酵素、試薬成分15は、前記酵素に対する基質を例示するが、これには限定されない。
前述のように、試料採取用具10の採取部102が、溶媒室111に挿入されることで、採取部102に保持された試料と、溶媒室111中の溶媒16とが接触し、溶媒16中に前記試料が拡散する。そして、試料採取用具10の採取部102が、さらに反応室112に挿入されることで、前記試料が拡散された溶媒16が反応室112に導出される。この状態において、図3(A)に示すように、試料採取用具10がセットされた分析用具11を、矢印方向に振り、溶媒16、反応室112の標識化第1核酸分子14および基質15、ならびに採取部102の固定化第2核酸分子13を接触させる。これによって、図3(B)に示すように、標識化第1核酸分子14と前記試料中のターゲット17との結合反応、標識化第1核酸分子14と採取部102の固定化第2核酸分子13との結合反応が起こる。そして、図3(C)に示すように、反応室112の溶媒16中における反応、例えば、標識物質である酵素142と基質15との発色反応を測定する。前記試料中にターゲット17が存在しなければ、標識化第1核酸分子14は、固定化第2核酸分子13に結合し、前記試料中にターゲット17が存在すると、標識化第1核酸分子14は、ターゲット17および固定化第2核酸分子13の量に依存して、ターゲット17および固定化第2核酸分子13に結合する。このため、反応室112の溶媒16中の前記反応を測定すれば、ターゲット17に結合した標識化第1核酸分子14の標識物質142の前記反応を検出できるため、間接的に、ターゲット17を検出できる。
前記反応の条件は、特に制限されず、温度が、例えば、4〜37℃、時間が、例えば、10秒〜30分である。
分析キット1は、試料採取用具10の採取部102の固定化第2核酸分子13に結合した標識化第1核酸分子14の検出を抑制するため、分析容器11の反応室112に試料採取用具10の採取部102を収容した静置状態において、反応室112に導入された溶媒16に、採取部102が接触しない状態であることが好ましい。静置状態において、反応室112中の溶媒16に採取部102が接触しなくても、前述のように、分析キット1を矢印方向に振ることで、溶媒16、反応室112の標識化第1核酸分子14および試薬成分15、ならびに採取部102の固定化第2核酸分子13が接触できればよい。なお、本発明において、採取部102の固定化第2核酸分子13に結合した標識化第1核酸分子14が、試薬成分15と接触して反応した場合でも、試薬成分15の反応は減衰するため、分析キット1を振った後、分析キット1を静置することによって、反応室112の溶媒16中における反応への影響は、十分に回避できる。また、例えば、測定前に、分析容器11の反応室112から、前記試料採取用具10の採取部102を抜き取ってから、反応室112の反応を測定してもよい。
分析キット1の大きさは、特に制限されない。以下に例示するが、一例であって、本発明は、これらの例示には制限されない。
分析容器11において、本体110の上下方向の長さは、例えば、15cmであり、本体110の開口の大きさは、例えば、直径が1cmである。分析容器11において、溶媒室111の大きさは、例えば、容量が0.6ml、高さが2cmであり、収容される溶媒16の量は、例えば、0.4mlである。反応室112の大きさは、例えば、容量が1.3ml、高さが3.5cmであり、溶媒室111から溶媒16が導入された状態において、溶媒16の液面より上の空間の高さが、例えば、1.3cmである。試料採取用具10において、採取部102の大きさは、例えば、長さが1.5cm、軸部103の大きさは、例えば、長さが3.5cmである。
本実施形態では、前記第1試薬を反応室112に配置した例を示したが、これには制限されず、例えば、溶媒室111に配置してもよい。
(実施形態2)
本実施形態の分析キットとして、前記試料採取用具が前記溶媒室を有し、前記試料採取用具の軸部が、折りによって、開口可能な形態を示す。なお、本実施形態は、前記試料採取用具が前記溶媒室を有する以外は、前記実施形態1と同様である。
本実施形態の分析キットを、図4および図5に示す。図4は、本実施形態の分析キット2を構成する試料採取用具20および分析容器21の概略を示す断面図であり、図5は、分析キット2の使用順序に沿った状態の概略を示す断面図である。
試料採取用具20は、採取部102と軸部203と溶媒室201とを有し、軸部203の一端側に、採取部102が連結されており、軸部203の他端側に、溶媒室201が連結されている。
軸部203は、中空の筒状体である。軸部203の一端、すなわち、採取部102と連結する端部は、開口している。軸部203の他端、すなわち、溶媒室201と連結する端部は、開口可能に閉口した状態で、溶媒室201と連結している。本実施形態において、軸部203の他端は、閉口しているが、他端領域203A(以下、「取り外し領域」ともいう)を折って取り外すことにより、新たな端部は、前記一端の開口と連通する開口とすることができる。軸部203の形成材料は、特に制限されず、例えば、前述のプラスチック等があげられる。軸部203の他端の閉口は、特に制限されず、例えば、樹脂での封止等により行うことができる。
軸部203の他端は、溶媒室201の内部に位置している。具体的には、溶媒室201に溶媒16が収容されている状態において、軸部203から取り外し領域203Aを折って取り外した際に、前記新たな端部が、溶媒16中に位置するように、軸部203が配置されていることが好ましい。溶媒室201内の溶媒16は、前記新たな端部から、軸部203の中空を介して、採取部102に通液するため、溶媒16を効率よく通液するために、例えば、軸部203は、取り外し領域203Aを折ることができ、且つ、前記新たな端部が、溶媒室201の底面付近に位置するように、配置されることが好ましい。
溶媒室201は、溶媒16を収容でき、また、外部からの力で、溶媒室201内部において、軸部203の取り外し領域203Aを折ることができればよい。溶媒室201の材質は、特に制限されず、例えば、樹脂製である。前記樹脂は、特に制限されず、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂等のプラスチック等があげられる。溶媒室201は、例えば、前記把持部を兼ねてもよい。
採取部102は、軸部203の開口する一端と連結している。軸部203の中空を溶媒16が通液して、採取部102に到達すると、溶媒16は、採取部102から外部に導出される。このため、採取部102の形成材料は、例えば、溶媒16が、採取部122の外部に移動可能な素材が好ましい。
分析容器21は、前記溶媒室を有さない以外、例えば、前記実施形態1における分析容器11と同様である。
つぎに、図5を用いて、分析キット2を使用した分析方法を説明する。なお、本実施形態の分析キット2は、試料採取用具20が溶媒室201を有する以外は、前記実施形態1と同様である。このため、以下、溶媒室201から反応室112への溶媒16の流れについて説明するが、その他は、前記実施形態1の記載を援用できる。
図5(A)に示すように、分析容器21の上方向から内部の前室115に向かって、試料採取用具20の先端の採取部102を挿入していく。図5(B)に示すように、試料採取用具20の採取部102の先端が、分析容器21の反応室用隔壁114に接触したら、そのまま、前記先端を下方向に押し当てて、前記先端により反応室用隔壁114を破断し、採取部102を、分析容器21の反応室112に挿入する。これにより、分析容器21に試料採取用具20がセットされる。
そして、図5(C)に示すように、試料採取用具20について、溶媒室201の外部から力をかけて、溶媒室201の内部において、軸部203の取り外し領域203Aを折って取り外す。軸部203の新たな端部203Bは、開口しており、新たな端部203Bは、溶媒室201の溶媒16中に位置することから、新たな端部203Bに溶媒16が導入され、溶媒16は、軸部203の中空を介して、採取部102に通液される。
軸部203の中空から採取部102に通液された溶媒16は、採取部102から、反応室112に導出される。溶媒16が、採取部102から反応室112に導出されることによって、採取部102に保持された試料が、溶媒16と接触し、反応室112中に溜まる溶媒16中に、前記試料が拡散する。そして、試料採取用具20をセットした分析容器21を振り、反応室112において、溶媒16、反応室112の標識化第1核酸分子14および基質15、採取部102の固定化第2核酸分子13、および前記試料を接触させ、反応を行う。反応後、反応室112の溶媒16中の前記反応を測定すれば、ターゲット17に結合した標識化第1核酸分子14の標識物質142の前記反応を検出できるため、間接的に、ターゲット17を検出できる。
本実施形態では、前記第1試薬を反応室112に配置した例を示したが、これには制限されず、例えば、溶媒室201に配置してもよい。
(実施形態3)
本実施形態の分析キットとして、前記試料採取用具が前記溶媒室を有し、前記試料採取用具の軸部の開口を塞ぐように、前記蓋部が配置されている形態を示す。なお、本実施形態は、前記蓋部を有する以外は、前記実施形態2と同様である。
本実施形態の分析キットを、図6および図7に示す。図6は、本実施形態の分析キット3を構成する試料採取用具30および分析容器21の概略を示す断面図であり、図7は、分析キット3の使用順序に沿った状態の概略を示す断面図である。
試料採取用具30は、採取部102と軸部303と溶媒室201とを有し、軸部303の一端側に、採取部102が連結されており、軸部303の他端側に、溶媒室201が連結されている。溶媒室201は、さらに、蓋部304を有する。
軸部303は、採取部102と連結する一端と、溶媒室201と連結する他端は、それぞれ、開口している。溶媒室201の内部において、軸部303の他端の開口は、蓋部304により、閉塞されている。蓋部304の形状は、特に制限されず、溶媒室201において、軸部303の他端から採取部102への溶媒16の通液を防止できる形状であればよい。蓋部304の形成材料は、特に制限されず、例えば、前述のプラスチック等があげられる。蓋304の大きさは、特に制限されない。また、試料採取用具30は、例えば、溶媒室201の外部からの力によって移動した蓋304が、再度、溶媒室201の開口を覆わないように、蓋部304を固定する固定部材を含んでもよい。
つぎに、図7を用いて、分析キット3を使用した分析方法を説明する。なお、本実施形態の分析キット3は、軸部303の開口が蓋部304によって塞がれている以外は、前記実施形態1および2と同様である。このため、以下、溶媒室201から反応室112への溶媒16の流れについて説明するが、その他は、前記実施形態1および2の記載を援用できる。
図7(A)に示すように、分析容器21の上方向から内部の前室115に向かって、試料採取用具30の先端の採取部102を挿入していく。図7(B)に示すように、試料採取用具30の採取部102の先端が、分析容器21の反応室用隔壁114に接触したら、そのまま、前記先端を下方向に押し当てて、前記先端により反応室用隔壁114を破断し、採取部102を、分析容器21の反応室112に挿入する。これにより、分析容器21に試料採取用具30がセットされる。
そして、図7(C)に示すように、試料採取用具30について、溶媒室201の外部から力をかけて、溶媒室201の内部において、蓋部304を動かして、軸部303を開口させる。軸部303の開口した端部に、溶媒16が導入され、溶媒16は、軸部303の中空を介して、採取部102に通液される。
軸部303の中空から採取部102に通液された溶媒16は、採取部102から、反応室112に導出される。溶媒16が、採取部102から反応室112に導出されることによって、採取部102に保持された試料が、溶媒16と接触し、反応室112中に溜まる溶媒16中に、前記試料が拡散する。そして、試料採取用具30をセットした分析容器21を振り、反応室112において、溶媒16、反応室112の標識化第1核酸分子14および基質15、採取部102の固定化第2核酸分子13、および前記試料を接触させ、反応を行う。反応後、反応室112の溶媒16中の前記反応を測定すれば、ターゲット17に結合した標識化第1核酸分子14の標識物質142の前記反応を検出できるため、間接的に、ターゲット17を検出できる。
本実施形態では、前記第1試薬を反応室112に配置した例を示したが、これには制限されず、例えば、溶媒室201に配置してもよい。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
本発明によれば、簡便に試料中のターゲットを分析することができる。
1、2、3 分析キット
10、20、30 試料採取用具
101 把持部
102 採取部
103、203、303 軸部
203A 軸部の他端領域
203B 軸部の新たな端部
11、21 分析容器
110 本体
111、201 溶媒室
112 反応室
113 溶媒室用隔壁
114 反応室用隔壁
115 前室
13 固定化第2核酸分子
14 標識化第1核酸分子
141 第1核酸分子
142 標識物質
15 試薬成分
16 溶媒
17 ターゲット
304 蓋部

Claims (9)

  1. 試料採取用具および分析容器を含み、
    前記試料採取用具は、
    軸部および採取部を有し、
    前記軸部の一端側に前記採取部が連結され、
    前記分析容器は、
    反応室を含み、
    前記反応室の上部開口に、前記試料採取用具の採取部の先端によって破断可能な反応室用隔壁を有し、
    前記分析容器の内部に、前記試料採取用具の前記採取部を収容可能であり、
    前記試料採取用具または前記分析容器は、
    溶媒が収容された溶媒室を有し、
    前記反応室または前記溶媒室は、
    第1試薬を有し、
    前記第1試薬は、ターゲットに結合する第1核酸分子が標識物質で標識化された標識化第1核酸分子を含み、
    前記試料採取用具の前記採取部は、
    第2試薬を有し、
    前記第2試薬は、前記第1核酸分子に配列依存的に結合する第2核酸分子が前記採取部に固定化された固定化第2核酸分子を含む
    ことを特徴とするターゲット分析キット。
  2. 前記第1核酸分子が、アプタマーである、請求項1記載のターゲット分析キット。
  3. 前記標識物質が、酵素、核酸、蛍光物質、色素物質、発光物質、放射性物質、および電子供与体からなる群から選択された少なくとも1つの物質である、請求項1または2記載のターゲット分析キット。
  4. 前記第1試薬が、酵素と、前記酵素に対する基質とを含み、
    前記標識化第1核酸分子における前記標識物質が前記酵素である、請求項1から3のいずれか一項に記載のターゲット分析キット。
  5. 前記分析容器は、
    前記溶媒室を有し、
    前記溶媒室および前記反応室が、上方向からこの順序で連続して配置され、
    前記溶媒室の上部開口に、前記試料採取用具の採取部の先端によって破断可能な溶媒室用隔壁を有し、
    前記反応室の上部開口であって、前記溶媒室との間に、前記反応室用隔壁を有し、
    前記試料採取部の先端で前記溶媒室用隔壁を破断することにより、前記溶媒室内の溶媒を、前記反応室に導入する、請求項1から4のいずれか一項に記載のターゲット分析キット。
  6. 前記試料採取用具は、
    前記溶媒室を有し、
    前記軸部は、
    中空であり、
    一端側が、前記採取部に連結され、開口しており、
    他端側が、前記溶媒室に連結され、開口可能に閉口しており、
    外部からの力で、前記溶媒室の内部において前記軸部の他端を開口することにより、前記溶媒室内の溶媒を、前記軸部の中空を介して、前記採取部に通液させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のターゲット分析キット。
  7. 前記軸部の他端側は、前記溶媒室の内部に位置し、
    前記軸部は、折りによって、前記他端の閉口を開口可能であり、
    外部からの力で、前記溶媒室の内部において、前記軸部の他端側を折ることにより、前記閉口を開口させる、請求項6記載のターゲット分析キット。
  8. 前記溶媒室は、さらに、蓋部を有し、
    前記溶媒室の内部において、前記軸部の他端の開口を塞ぐように、前記蓋部が配置されており、
    外部からの力で、前記溶媒室の内部において、前記軸部の他端から前記蓋部を移動させることにより、前記閉口を開口させる、請求項6記載のターゲット分析キット。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のターゲット分析キットを使用し、
    前記試料採取用具の試料が付着した前記採取部を、前記分析容器の前記反応室に挿入する挿入工程と、
    前記反応室に、前記溶媒室の溶媒を導入する導入工程と、
    前記反応室における反応を検出する検出工程とを有し、
    前記検出工程において、
    前記反応室に導入された溶媒中で、前記第1試薬と、前記第2試薬と、前記採取部に付着したターゲットとを接触させ、前記ターゲットに結合した前記第1試薬における前記標識物質を検出する
    ことを特徴とするターゲット分析方法。
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