JP2019060911A - 表示装置、表示プログラム及び表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を共有して鑑賞する際に、他ユーザが過去に画像のどこを見ていたかを把握できるようにする。【解決手段】本発明の一実施形態に係る表示装置1は、第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置1が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を受信する表示履歴受信部112と、表示履歴受信部112が受信した履歴に基づいて、第1のユーザによって使用される表示装置1において画像の表示を制御する表示制御部114と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数のユーザで共有された画像を表示する表示装置、表示プログラム及び表示システムに関する。
近年、ユーザごとのアバタを表示してユーザ間でコミュニケーションを行うことができる仮想現実(VR; Virtual Reality)空間の技術が開発されている。仮想現実空間では、静止画又は動画の画像を複数ユーザで共有して鑑賞することができる。
仮想現実空間において全球画像等の広範囲の画像を複数ユーザで共有して鑑賞する際には、画像の全範囲を一度に表示すると被写体が小さくなって見づらいことから、ユーザは画像の一部を表示範囲として表示する。したがってユーザごとに表示範囲が異なるため、各ユーザが画像のどの部分を見ているかを共有できると便利である。
特許文献1には、仮想現実空間において複数のユーザのアバタ画像を表示する際に、アバタの顔や目の動きを実際のユーザの顔や目の動きに追従させる技術が記載されている。このような技術によれば、ユーザは他ユーザのアバタの顔を見ることによって、他ユーザがどこを見ているかを知ることができる。
特開2017−102639号公報
ユーザが、他ユーザと仮想現実空間において同一の画像を見る場合、画像のどの領域を他ユーザが過去に見ていたかに関心が生じる場合がある。例えば、他ユーザが長時間にわたって視認していた領域には、面白いコンテンツが含まれている可能性があるので、ユーザは、他ユーザが過去に視認していた領域に関心を持つ傾向があると考えられる。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、アバタの顔に他ユーザが現在どこを見ているかの情報は反映されるものの、ユーザは、アバタを見ても、他ユーザが過去にどこを見ていたかを把握することができない。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、画像を共有して鑑賞する際に、他ユーザが過去に画像のどこを見ていたかを把握できる表示装置、表示プログラム及び表示システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の表示装置は、第1のユーザによって使用される表示装置であって、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザによって使用される表示装置において前記画像の表示を制御する表示制御部と、を有する。
前記表示制御部は、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置の分布を、前記画像上に表示してもよい。
前記表示制御部は、前記画像の部分ごとに集計された前記表示範囲が位置する時間及び回数の少なくとも一方に応じて、前記画像の部分ごとの表示態様を変化させてもよい。
前記表示制御部は、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置に対応する画像及び文字列の少なくとも一方を、前記画像上に表示してもよい。
前記表示制御部は、前記画像の部分ごとに集計された前記表示範囲が位置する時間及び回数の少なくとも一方に応じて、前記画像及び文字列の少なくとも一方を表示してもよい。
前記表示制御部は、前記画像及び文字列の少なくとも一方が表示される位置が前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の外である場合に、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を基準とした、前記画像及び文字列の少なくとも一方が表示される位置への向きを示す記号を表示してもよい。
前記表示制御部は、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を基準とした、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置への向きを示す記号を表示してもよい。
前記表示制御部は、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置に移動してもよい。
前記表示制御部は、前記第1のユーザによって前記表示範囲を移動させる指示が行われた場合に、前記履歴が示す前記表示範囲の位置への移動を停止してもよい。
前記受信部は、前記第1のユーザの属性及び前記第2のユーザの属性に基づいて選択された前記履歴を受信してもよい。
前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置及び前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザが前記画像を正常に見ているか否かを判定する判定部をさらに備えてもよく、前記表示制御部は、前記判定部による判定結果を表示してもよい。
前記受信部は、前記第2のユーザが前記画像を正常に見ている場合の前記履歴を受信してもよく、前記判定部は、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を、前記第2のユーザが前記画像を正常に見ている場合の前記履歴と比較することによって、前記第1のユーザが前記画像を正常に見ているか否かを判定してもよい。
前記受信部は、前記第2のユーザの視線の向きの経時変化を、前記履歴として受信してもよい。
本発明の第2の態様の表示プログラムは、第1のユーザによって使用される表示装置が有するプロセッサを、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を受信する受信部、及び前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザによって使用される表示装置において前記画像の表示を制御する表示制御部、として機能させる。
本発明の第3の態様の表示システムは、サーバ及び第1のユーザによって使用される表示装置を備え、前記サーバは、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を記憶する記憶部を有し、前記表示装置は、前記サーバから前記履歴を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザによって使用される表示装置において前記画像の表示を制御する表示制御部と、を有する。
本発明によれば、画像を共有して鑑賞する際に、他ユーザが過去に画像のどこを見ていたかを把握できるようになるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る表示システムの模式図である。 第1の実施形態で用いられる全体画像の模式図である。 第1の実施形態に係る表示装置のブロック図である。 第1の実施形態に係る表示部の前面図である。 第1の実施形態に係る表示方法のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態に係る表示部の前面図である。 第2の実施形態に係る表示部の前面図である。 第2の実施形態に係る表示方法のフローチャートを示す図である。 第3の実施形態に係る表示方法のフローチャートを示す図である。 第3の実施形態に係る表示部の前面図である。 第4の実施形態に係る表示装置のブロック図である。 第4の実施形態に係る表示部の前面図である。 第4の実施形態に係る表示方法のフローチャートを示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る表示システムSの模式図である。表示システムSは、複数の表示装置1と、表示装置1間の情報授受を仲介する制御サーバ2と、各表示装置1に画像を配信する画像配信サーバ3と、を含む。
表示装置1、制御サーバ2及び画像配信サーバ3は、ローカルエリアネットワーク、インターネット等の任意のネットワークNを介して接続される。表示システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
制御サーバ2は、各表示装置1から表示中の画像における表示範囲の位置(表示位置)を受信し、各表示装置1に該表示位置を送信する。これにより、表示装置1同士で表示位置が共有される。また、制御サーバ2は、各表示装置1から受信した表示位置の履歴を記憶する。
画像配信サーバ3は、各表示装置1に表示対象の画像を送信する。画像配信サーバ3が配信する画像は静止画及び動画のどちらでもよく、あるいはコンピュータゲーム等のプログラムによって動的に生成される画像でもよい。動画又は動的に生成される画像のように時系列で連続的に表示される画像を用いる場合には、画像配信サーバ3は、画像の全体を表示装置1に一度に送信してもよく、画像の時系列の一部を表示装置1に複数回に渡って送信してもよい。画像配信サーバ3は、画像又は画像を生成するためのプログラムを予め記憶する。各表示装置1の表示対象の画像として各表示装置1に予め記憶された画像を用いてもよく、その場合には画像配信サーバ3は省略されてもよい。
制御サーバ2及び画像配信サーバ3は、それぞれ有線通信又は無線通信によってネットワークNに接続されており、単一のコンピュータ、又はコンピュータ資源の集合であるクラウドによって構成される。制御サーバ2及び画像配信サーバ3は1つのサーバとして構成されてもよい。
表示装置1は、画像配信サーバ3から受信した画像を表示するとともに、該画像における表示位置を制御サーバ2に送信する端末である。表示装置1は、ユーザによって使用される。表示装置1を使用するユーザは、表示装置1にログインしているユーザの識別情報(ID等)により判別される。表示装置1は、有線通信又は無線通信によってネットワークNを介して制御サーバ2及び画像配信サーバ3と通信可能に構成される。表示装置1として、ユーザの頭部に装着するゴーグル型端末や、スマートフォンのような携帯端末等、ユーザに対して画像を表示可能な任意の表示装置を用いることができる。
[全体画像W及び表示画像Vの説明]
図2は、本実施形態で用いられる全体画像Wの模式図である。図2は、全体画像Wと各ユーザUから見える表示画像Vとの関係を平面的に表している。図2においては、全体画像Wの中で表示画像Vの範囲に多数の点が表されている。
全体画像Wは、例えば全球画像(360°画像ともいう)、パノラマ画像等の広範囲の画像である。表示装置1は、全体画像Wの一部である所定の表示範囲を表示画像Vとして表示する。換言すると、表示装置1ごとに全体画像Wのうち表示される領域(表示画像V)と表示されない領域とが存在する。表示画像Vの表示範囲の大きさは、表示装置1の機器構成(ディスプレイの解像度等)及び表示設定(縮尺、視野角等)に従って決定される。全体画像Wには、座標情報が埋め込まれていることが望ましい。表示装置1は、全体画像W中の座標情報に基づいて、ユーザUの表示位置を容易に決定できる。
表示画像Vの表示範囲の位置は、ユーザUの視線方向E上に設定される。視線方向Eとして、ユーザが表示装置1上で操作を行うことによって設定された向き、又は表示装置1自身の向きを用いることができる。また、視線方向Eとして、ユーザUの視線の向きを用いてもよい。ユーザUの視線の向きは、既知の技術(例えばアイトラッキング技術)によって検出される。
本実施形態では、画像配信サーバ3は全体画像Wの全体を表示装置1に送信し、表示装置1は受信した全体画像Wから表示装置1の表示範囲に対応する表示画像Vを生成して表示する。これに限られず、画像配信サーバ3は全体画像Wから表示装置1の表示範囲に対応する表示画像Vを生成して表示装置1に送信し、表示装置1は受信した表示画像Vを表示してもよい。
[表示装置1の構成]
図3は、本実施形態に係る表示装置1のブロック図である。図3において、矢印は主なデータの流れを示しており、図3に示したもの以外のデータの流れがあってよい。図3において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図3に示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に別れて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
表示装置1は、制御部11と、通信部12と、表示部13と、操作部14と、記憶部15と、向き検出部16とを有する。制御部11は、画像取得部111と、表示履歴受信部112と、表示位置送信部113と、表示制御部114とを有する。表示システムSは、同様の構成の複数の表示装置1を含む。
通信部12は、ネットワークNを介して制御サーバ2及び画像配信サーバ3との間で通信をするための通信インターフェースである。通信部12は、制御サーバ2及び画像配信サーバ3から受信した通信信号に所定の処理を行ってデータを取得し、取得したデータを制御部11に入力する。また、通信部12は、制御部11から入力されたデータに所定の処理を行って通信信号を生成し、生成した通信信号を制御サーバ2及び画像配信サーバ3に送信する。
表示部13は、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンス(OLED; Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等、制御部11の制御に基づいて各種の情報を表示可能な任意の表示装置を有する。操作部14は、キーボード、マウス等、ユーザからの操作を受け付けて任意の操作装置を有する。操作部14は、ユーザの操作を示す情報を制御部11に入力する。また、表示部13としてタッチスクリーンを用いることにより、表示部13及び操作部14を一体に構成してもよい。
記憶部15は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部15は、制御部11が実行するプログラムを予め記憶している。
向き検出部16は、例えばジャイロセンサを有しており、ジャイロセンサが測定した角加速度に基づいて、表示装置1の空間的な向きを示す向き情報を生成する。これに限られず、向き検出部16として、表示装置1の向きを検出可能な任意の構成を用いることができる。向き検出部16は、生成した向き情報を制御部11に入力する。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部15に記憶されたプログラムを実行することにより、画像取得部111、表示履歴受信部112、表示位置送信部113及び表示制御部114として機能する。制御部11の機能の少なくとも一部は、電気回路によって実行されてもよい。また、制御部11の機能の少なくとも一部は、ネットワーク経由で実行されるプログラムによって実行されてもよい。
本実施形態に係る表示装置1は、図3に示す具体的な構成に限定されない。表示装置1は、1つの装置に限られず、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。
画像取得部111は、通信部12を介して全体画像Wを示す画像情報を取得する。画像取得部111は、画像配信サーバ3から全体画像Wを示す画像情報を受信してもよく、あるいは記憶部15に記憶された全体画像Wを示す画像情報を読み出してもよい。また、画像取得部111は、全体画像Wの代わりに表示画像Vを示す画像情報を取得してもよい。この場合には、後述の表示位置送信部113は画像情報の取得よりも前に画像配信サーバ3に表示位置を送信し、画像配信サーバ3は該表示位置に従って全体画像Wから表示画像Vを生成して表示装置1に送信する。
表示履歴受信部112は、他ユーザが使用していた表示装置1における全体画像Wの表示範囲の位置(表示位置)の履歴を示す表示履歴情報を、制御サーバ2の履歴記憶部21から通信部12を介して受信する。表示位置は、例えば表示画像Vの中心点の座標である。表示履歴情報は、所定の時間間隔(例えば1ミリ秒〜100ミリ秒)で記憶された複数の表示位置の履歴を示す。すなわち表示履歴情報は、他ユーザが全体画像W中で表示画像Vとして表示した範囲の位置の経時変化を示す。自身の表示装置1を使用しているユーザではない他ユーザに係る表示履歴情報であれば、自身の表示装置1における表示履歴情報であっても、他の表示装置1における表示履歴情報であってもよい。
表示履歴受信部112は、制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶された全ての他ユーザの表示装置1に係る表示履歴情報を受信してもよい。あるいは、表示履歴受信部112は、制御サーバ2の履歴記憶部21から所定の基準に基づいて選択された1人又は複数の他のユーザに係る表示履歴情報を受信してもよい。
表示位置送信部113は、操作部14が受け付けたユーザによる操作及び向き検出部16が検出した表示装置1の向きの少なくとも一方に基づいて、自身の表示装置1の表示位置を算出する。表示位置の定義は、表示履歴受信部112が受信するものと同様である。ユーザが操作部14を用いて手動で表示位置を設定する場合には、表示位置送信部113は、ユーザによる操作部14の操作に従って表示位置を算出する。表示装置1の向きによって表示位置を設定する場合には、表示位置送信部113は、向き検出部16が検出した表示装置1の空間的な向きに従って表示位置を算出する。そして表示位置送信部113は、算出した表示位置を示す表示位置情報を制御サーバ2へ通信部12を介して送信する。表示位置送信部113から送信される表示位置情報は、時系列でまとめられて表示履歴情報として制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶される。
表示位置送信部113による表示位置の送信は、所定の時間間隔(例えば1ミリ秒〜100ミリ秒)で行われる。これにより、表示装置1における最新の表示位置が制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶される。
表示制御部114は、表示位置送信部113が算出した自身の表示装置1の表示位置に従って、画像取得部111が取得した全体画像Wを示す画像情報から表示画像Vを生成し、生成した表示画像Vを表示部13に表示させる。画像取得部111が表示画像Vを示す画像情報を取得する場合には、表示制御部114は、該表示画像Vを表示部13に表示させる。さらに表示制御部114は、表示履歴受信部112が受信した表示履歴情報が示す他ユーザの表示位置の履歴に基づいて表示画像Vの表示を制御する。特に本実施形態では、表示制御部114は、表示履歴受信部112が受信した表示履歴情報が示す他ユーザの表示位置の履歴に基づいて、図4のように表示画像V上に表示位置の分布を表示する制御を行う。
[表示装置1が表示する画面の説明]
図4は、表示画像Vを含む画面を表示している表示部13の前面図である。まず表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲に対応する全体画像Wの一部である表示画像Vを表示部13に表示させる。
表示制御部114は、表示履歴受信部112が受信した他ユーザの表示履歴情報に基づいて、表示履歴の分布Dを生成し、表示画像V上に重畳して表示する。具体的には、表示制御部114は、表示画像Vの部分ごとに1人又は複数の他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数(すなわち閲覧水準)を集計する。集計単位とする表示画像Vの部分は、例えば所定の辺の長さ(画素数)を有する矩形の領域である。他ユーザの表示範囲は、例えば表示履歴情報が示す表示位置を中心とする所定の大きさの領域である。この場合には、表示範囲を規定するための大きさ(例えば表示位置を中心とした円の半径)が予め定められる。あるいは他ユーザの表示範囲は、他ユーザの実際の表示範囲(すなわち他ユーザが使用した表示装置1における表示画像Vの範囲)でもよい。この場合には、表示履歴受信部112は、表示位置に加えて表示範囲を表示履歴情報として受信する。
そして表示制御部114は、表示画像Vの部分ごとに集計した時間又は回数に応じた表示態様を設定するための分布Dを生成する。すなわち分布Dは、表示画像Vに重畳されることによって、表示画像Vの表示態様を所望に変更する情報として構成される。分布Dによって設定される表示画像Vの表示態様は、例えば色、明るさ等である。図4の例は、点の密度が多い(すなわち色が濃い)ほど他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が多いことを示しており、点の密度が少ない(すなわち色が薄い)ほど他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が少ないことを示している。また、表示制御部114は、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が所定の閾値を超える部分のみについて分布Dを生成してもよい。
分布Dによって設定される表示画像Vの表示態様は、ここに示したものに限られない。例えば、分布Dは、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が所定の閾値を超える部分に、所定の図形やマーカを表示する(例えば線で囲む)ように、表示画像Vの表示態様を設定してもよい。
このような構成により、ユーザは表示画像Vの中で他ユーザによってよく見られていた部分及びあまり見られていない部分を容易に認識することができる。
分布Dの生成は、表示装置1(表示制御部114)ではなく、制御サーバ2によって行われてもよい。この場合には、表示制御部114は、制御サーバ2から分布Dを示す情報を受信し、受信した分布Dを表示画像V上に重畳して表示する。又は、制御サーバ2は制御サーバ2側で表示画像Vに分布Dを重畳したうえで表示装置1に送信し、表示制御部114は制御サーバ2から受信した分布Dが重畳された表示画像Vを、表示部13上に表示してもよい。
[表示方法のフローチャート]
図5は、本実施形態に係る表示装置1が実行する表示方法のフローチャートを示す図である。図5のフローチャートは、例えばユーザが表示装置1の操作部14において所定の開始操作を行うことによって開始される。
まず画像取得部111は、通信部12を介して、画像配信サーバ3から全体画像Wを示す画像情報を取得する(S11)。表示される画像が動画又は動的に生成される画像である場合には、画像取得部111は、後のステップS12〜S17と並行して、ステップS11を繰り返し行って画像を時系列の一部ごとに取得してもよい。
表示履歴受信部112は、1人又は複数の他ユーザに係る表示範囲の位置(表示位置)の履歴を示す表示履歴情報を、制御サーバ2の履歴記憶部21から通信部12を介して受信する(S12)。表示位置送信部113は、操作部14が受け付けたユーザによる操作及び向き検出部16が検出した表示装置1の向きの少なくとも一方に基づいて、自身の表示装置1の表示位置を算出する(S13)。そして表示位置送信部113は、ステップS13で算出した表示位置を示す表示位置情報を制御サーバ2へ通信部12を介して送信する(S14)。送信された表示位置情報は、制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶される。ステップS12とステップS13〜S14とは並行して行われてもよく、逆の順序で行われてもよい。
表示制御部114は、ステップS12で受信した表示履歴情報から、表示画像Vの部分ごとに1人又は複数の他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数を集計する。そして表示制御部114は、表示画像Vの部分ごとに集計した時間又は回数に応じた表示態様を設定するための分布Dを生成する(S15)。
表示制御部114は、ステップS13で算出した自身の表示装置1の表示位置に従ってステップS11で取得した画像情報が示す全体画像Wから表示画像Vを生成し、さらにステップS15で生成した分布Dを表示画像Vに重畳して、表示部13に表示させる(S16)。
所定の終了条件(例えば表示装置1においてユーザが操作部14を用いて所定の終了操作を行うこと)が満たされない場合に(S17のNO)、表示装置1はステップS13に戻って処理を繰り返す。所定の終了条件が満たされる場合に(S17のYES)、表示装置1は処理を終了する。
[第1の実施形態の変形例]
図4の例では、表示制御部114は、表示部13(表示画像V)全体に分布Dを表示しているが、表示部13の一部に分布Dを表示してもよい。この場合には、表示制御部114は、表示部13の一部にウィンドウを重畳して表示させ、該ウィンドウ内に分布Dを表示させる。表示制御部114は、ウィンドウ内に、表示部13が表示している表示画像Vの範囲内の分布Dを表示してもよく、あるいは全体画像Wの全体の分布Dを表示してもよい。
表示画像Vの中でユーザが見たい領域にウィンドウが表示されると、ユーザによる表示画像Vの鑑賞が邪魔されてしまう。そのため表示制御部114は、ウィンドウを、上述のように集計した他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数に基づいて決定した位置に表示することが望ましい。
例えば、表示制御部114は、表示部13が表示している表示画像Vの中で、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が最も少ない位置にウィンドウを表示する。この場合には、表示画像Vの範囲が変わるとウィンドウの位置が頻繁に変わって見づらいため、表示制御部114は、ウィンドウを移動前の位置から移動先の位置へ滑らかに(すなわち連続的に)移動させることが望ましい。
別の方法として、表示制御部114は、全体画像Wの中で、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が最も少ない位置にウィンドウを表示してもよい。この場合には、表示部13が表示している表示画像Vの範囲内にウィンドウの位置が含まれるときに、表示制御部114は、表示画像V上にウィンドウを表示させる。
別の方法として、表示制御部114は、全体画像Wの中で、予め複数の位置(例えば所定の向きを基準として0度及び180度)を定義しておき、該複数の位置のうち他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数が最も少ない位置にウィンドウを表示してもよい。この場合には、表示部13が表示している表示画像Vの範囲内にウィンドウの位置が含まれるときに、表示制御部114は、表示画像V上にウィンドウを表示させる。
[第1の実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置1は、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数に応じて表示画像Vの部分ごとの表示態様が異なるように制御を行う。このような構成により、ユーザは表示画像Vの中で他ユーザによってよく見られていた部分及びあまり見られていない部分を容易に認識することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、他のユーザの表示履歴においてよく見られている場所等に、広告や説明を目的とした追加情報を表示するように制御を行う。それ以外の構成及び処理は、第1の実施形態と同様である。
[表示装置1が表示する画面の説明]
図6は、表示画像Vを含む画面を表示している表示部13の前面図である。まず表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲に対応する全体画像Wの一部である表示画像Vを表示部13に表示させる。
表示制御部114は、表示履歴受信部112が受信した他ユーザの表示履歴情報が示す表示位置に対応する画像A1や文字列A2を追加情報として生成し、表示画像Vに重畳して表示する。
表示履歴受信部112は、ユーザの属性に基づいて選択された1人又は複数の他のユーザに係る表示履歴情報を受信することが望ましい。すなわち、表示履歴受信部112は、自身の表示装置1を使用しているユーザの属性と類似の属性を有する1人又は複数の他ユーザを選択し、選択した1人又は複数の他ユーザが使用する表示装置1に係る表示履歴情報を受信する。属性として、性別、年齢、居住地、過去の閲覧履歴、過去の購買履歴等を用いることができる。過去の閲覧履歴及び購買履歴は、ユーザ及び他ユーザの識別情報や表示装置1の識別情報(クッキー情報)を用いて、制御サーバ2が外部システムから収集される。
従来、ユーザに向けた広告は、画面内の横や上下に表示されていた。この場合に、ユーザは広告を見るために注目している画像から視線を動かす必要があった。そこで本実施形態に係る表示装置1は、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数(すなわち閲覧水準)が高い位置に広告等の画像A1や文字列A2を表示する。これにより、ユーザが頻繁に見る位置、すなわちユーザが視線を動かさずに見られる位置に広告が表示されるため、ユーザに向けた広告表示を効率的に行うことができる。
画像A1は、例えば広告を目的とした写真(商品の写真、社名のロゴ等)である。具体的には、表示制御部114は、第1の実施形態と同様に、表示画像Vの部分ごとに1人又は複数の他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数を集計する。そして表示制御部114は、集計した時間又は回数が所定の条件(例えば時間又は回数が全体画像Wの中で最も大きいこと)を満たす表示画像Vの部分に、画像A1を重畳して表示する。画像A1として、制御サーバ2に記憶された画像が用いられてもよく、あるいは表示装置1の記憶部15に記憶された画像が用いられてもよい。このような構成により、表示装置1は、ユーザによって見られる頻度の高い場所に広告や説明等の追加情報を表示できるため、ユーザに効率的に追加情報を提供することができる。
文字列A2は、例えば表示画像Vに含まれる被写体の説明を目的とした文字列である。具体的には、表示制御部114は、表示履歴受信部112が受信した他ユーザの表示履歴情報の各表示位置に関連付けられた文字列A2を制御サーバ2から受信する。そして表示制御部114は、受信した文字列A2を、該文字列A2に関連付けられた表示位置の近傍において表示画像Vに重畳して表示する。文字列A2として、他ユーザによって表示画像Vの表示中に入力され、制御サーバ2の履歴記憶部21に表示履歴情報に関連付けて記録された文字列を用いてもよい。あるいは文字列A2として、表示システムSの管理者によって制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶された表示履歴情報に関連付けて設定された文字列を用いてもよい。このような構成により、表示装置1は、表示履歴中でユーザや管理者によって指定された位置に広告や説明等の追加情報を表示できるため、ユーザに効率的に追加情報を提供することができる。
ここに示した画像A1及び文字列A2の内容及び表示条件は一例であり、表示制御部114は、他ユーザの表示履歴が示す表示位置に対応する画像A1及び文字列A2の少なくとも一方の追加時情報を表示することができればよい。
表示制御部114は、他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数に基づく部分に追加情報を表示した後、所定時間経過後に追加情報を消去する。このとき、表示制御部114は、消去した追加情報を、表示画像Vの上下左右いずれかの端部に表示してもよい。これにより、時間経過によって追加情報が消去された場合であっても、ユーザは該追加情報を見ることができる。
表示制御部114は、ユーザによって指定された追加情報を、全体画像Wの閲覧終了後にまとめて表示してもよい。例えば、ユーザは、全体画像Wの閲覧中に、表示装置1に接続されたマウスやポインタ等のデバイスを用いて、表示画像V上の追加情報の指定を行う。表示制御部114は、指定された追加情報を記憶部15に記憶する。全体画像Wの表示が終了された後に、表示制御部114は、該全体画像W中でユーザによって指定された1つ又は複数の追加情報を、表示部13に表示させる。これにより、ユーザは全体画像Wの閲覧を継続しながら、閲覧終了後に興味のある追加情報をまとめて見ることができる。
さらに全体画像Wが動画である場合に、ユーザがデバイスを用いてまとめて表示された追加情報のいずれかを選択すると、表示制御部114は、選択された追加情報に関連付けられた時点の全体画像Wを表示してもよい。この場合には、ユーザによって指定された追加情報と、指定が行われた際の動画中の時間(タイムスタンプ)とが関連付けられて記憶部15に記憶される。これにより、ユーザはまとめて表示された追加情報が、動画のどの場面で表示されたものかを後から知ることができる。
画像A1及び文字列A2が表示される位置が自身の表示装置1の表示範囲外にある場合には、表示制御部114は、画像A1及び文字列A2が表示される位置への向きを示す記号を表示する。図7は、表示画像Vを含む画面を表示している表示部13の前面図である。
表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲の位置を基準とした画像A1及び文字列A2が表示される位置への向きを示す向き記号M1を、表示画像Vに重畳して表示部13に表示させる。表示制御部114は、複数の画像A1及び文字列A2が表示範囲外にある場合には、複数の画像A1及び文字列A2に対応する複数の向き記号M1を表示する。向き記号M1として、矢印、棒、三角形等、特定の向きを表すことが可能な任意の形状の記号を用いることができる。これにより、ユーザは、画像A1及び文字列A2が表示される位置が表示範囲外であってもいずれの向きにあるかを知ることができる。
向き記号M1は、自身の表示装置1の表示位置を基準とした画像A1及び文字列A2が表示される位置の方位を表すように表示される。あるいは、向き記号M1は、自身の表示装置1の表示位置を基準とした画像A1及び文字列A2が表示される位置の方位が最も近い上下左右のいずれかの向きを表すように表示されてもよい。さらに、表示制御部114は、画像A1及び文字列A2が表示される位置において他ユーザの表示範囲が位置する時間又は回数に応じて、向き記号M1の表示態様を変更してもよい。例えば、表示制御部114は、時間又は回数が大きいほど、向き記号M1を大きく表示する。あるいは表示制御部114は、時間又は回数によって、向き記号M1の形状又は色を変更する。これにより、ユーザは向き記号M1に対応する位置への他ユーザの注目の程度を知ることができる。
複数の画像A1及び文字列A2が表示範囲内と表示範囲外とで混在している場合には、表示制御部114は、表示範囲内の画像A1及び文字列A2については図6に示す画像A1及び文字列A2を表示し、表示範囲外の画像A1及び文字列A2については図7に示す向き記号M1を表示する。
[表示方法のフローチャート]
図8は、本実施形態に係る表示装置1が実行する表示方法のフローチャートを示す図である。図8のフローチャートでは、図5のフローチャートにおいてステップS15〜S16の代わりに、ステップS18〜S19が行われる。それ以外のステップは図5のフローチャートと同様であるため、以下では説明を省略する。
表示制御部114は、ステップS12で受信した表示履歴情報が示す表示位置に対応する画像A1や文字列A2を追加情報として生成する(S18)。
表示制御部114は、ステップS13で算出した自身の表示装置1の表示位置に従ってステップS11で取得した画像情報が示す全体画像Wから表示画像Vを生成し、さらにステップS18で生成した追加情報を表示画像Vに重畳して、表示部13に表示させる(S19)。
[第2の実施形態の効果]
本実施形態に係る表示装置1は、他ユーザの過去の表示位置に対応する画像や文字列を追加情報として表示することができる。このような構成により、表示装置1は、表示履歴中で、見られる頻度の高い場所や指定された場所に広告や説明等の追加情報を表示して、ユーザに効率的に追加情報を提供することができる。
[第2の実施形態の変形例]
複数のユーザのグループで共通の全体画像Wを閲覧する場合に、ユーザの属性が異なるためにユーザごとに異なる追加情報が表示されると、ユーザ間でのコミュニケーションを行いづらい。そこで、表示装置1は、複数のユーザのグループで共通の追加情報を表示可能にする。まず制御サーバ2は、共通の表示を行う複数のユーザのグループを定義する。複数のユーザのグループは、例えばあるユーザから他ユーザを招待することによって形成される。そして、制御サーバ2は、同じグループに属する全てのユーザの属性を、同じグループに属する全てのユーザの表示装置1に送信する。
各表示装置1において、表示履歴受信部112は、制御サーバ2から受信した同じグループに属する全てのユーザの属性に基づいて、1人又は複数の他のユーザを選択する。次に表示履歴受信部112は、選択した1人又は複数の他のユーザに係る表示履歴情報を、制御サーバ2から受信する。そして表示制御部114は、受信した表示履歴情報に基づいて、追加情報を表示画像Vに重畳して表示する。この方法に限られず、制御サーバ2が同じグループに属する全てのユーザの属性に基づいて1人又は複数の他のユーザを選択し、選択した1人又は複数の他のユーザに係る表示履歴情報を、該グループの各表示装置1に送信してもよい。
このような構成により、同じグループに属する全てのユーザの表示装置1は共通の追加情報を表示できるため、同じグループに属するユーザ間のコミュニケーションを円滑にすることができる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、他のユーザの表示位置の履歴に追従するように表示範囲の制御を行う。それ以外の構成及び処理は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、表示制御部114は自身の表示装置1の表示位置を他のユーザの表示位置の履歴に合わせるように設定(移動)する。このような構成により、ユーザは表示画像V中で他ユーザの表示位置の履歴に追従し、他ユーザが同じ画像を鑑賞した際にどのような経路を辿ったかを知ることができる。
[表示方法のフローチャート]
図9は、本実施形態に係る表示装置1が実行する表示方法のフローチャートを示す図である。図9のフローチャートは、例えばユーザが表示装置1の操作部14において所定の開始操作を行うことによって開始される。
まず画像取得部111は、通信部12を介して、画像配信サーバ3から全体画像Wを示す画像情報を取得する(S21)。表示される画像が動画又は動的に生成される画像である場合には、画像取得部111は、後のステップS22〜S26と並行して、ステップS21を繰り返し行って画像を時系列の一部ごとに取得してもよい。
表示履歴受信部112は、自身の表示装置1を使用しているユーザの属性に基づいて、他ユーザを選択する(S22)。属性として、性別、年齢、居住地等を用いることができる。制御サーバ2の履歴記憶部21には、表示履歴情報とともに、該表示履歴情報に関連付けられたユーザの属性が予め記憶されている。表示履歴受信部112は、制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶されている他ユーザのうち、類似の属性を有する1人の他ユーザを選択する。類似の属性を有する複数の他ユーザが存在する場合には、その中から無作為に1人の他ユーザを選択してもよく、あるいは類似度が最も高い1人の他ユーザを選択してもよい。
そして表示履歴受信部112は、ステップS22で選択した1人の他ユーザに係る表示位置の履歴を示す表示履歴情報を、制御サーバ2の履歴記憶部21から通信部12を介して受信する(S23)。
表示制御部114は、自身の表示装置1の表示位置を、ステップS23で受信した表示履歴情報のうち最初の時間の表示位置に合うように移動する(S24)。表示制御部114は、ステップS24で移動した自身の表示装置1の表示位置に従ってステップS11で取得した画像情報が示す全体画像Wから表示画像Vを生成し、表示部13に表示させる(S25)。
所定の終了条件(例えば表示履歴情報のうち最後の時間の表示位置まで移動を終えたこと)が満たされる場合に(S26のYES)、表示装置1は処理を終了する。所定の終了条件が満たされない場合に(S26のNO)、表示装置1はステップS24に戻って、表示履歴情報のうち次の時間の表示位置に移動して画像を表示することを繰り返す。
ステップS26において、表示装置1の向き検出部16によってユーザが頭を動かすこと、頭を振ること等の所定の動作が検出された場合に、表示装置1は終了条件が満たされたものとして処理を終了してもよい。このような構成により、ユーザは他ユーザの表示位置の履歴への追従を途中で停止することができる。
[第3の実施形態の効果]
本実施形態に係る表示装置1は、自身の表示範囲を、他ユーザの表示位置の履歴に合うように移動させながら表示画像Vを表示することができる。このような構成により、ユーザは表示画像V中で他ユーザの表示位置の履歴に追従し、他ユーザが同じ画像を鑑賞した際にどのような経路を辿ったかを知ることができる。
[第3の実施形態の変形例]
表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲を移動することに代えて、他のユーザの表示位置への向きを示す記号を表示してもよい。図10は、表示画像Vを含む画面を表示している表示部13の前面図である。まず表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲に対応する全体画像Wの一部である表示画像Vを表示部13に表示させる。
表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲の位置を基準とした他のユーザの表示履歴情報における時系列の最初の表示位置への向きを示す向き記号M2を、表示画像Vに重畳して表示部13に表示させる。そしてユーザが表示装置1の表示位置を該最初の表示位置の近傍に移動させた場合に、表示制御部114は、表示履歴情報における時系列の次の表示位置への向きを示す向き記号M2を、表示画像Vに重畳して表示部13に表示させる。向き記号M2として、矢印、棒、三角形等、特定の向きを表すことが可能な任意の形状の記号を用いることができる。
このように表示制御部114は他ユーザの次の表示位置への向きを示す向き記号M2を繰り返し表示することによって、ユーザの表示範囲を強制的に移動させることなく、ユーザに他ユーザの表示位置の履歴を知らせることができる。
(第4の実施形態)
表示装置1が画像を正しく表示できていなかったり、ユーザが表示装置1を正しく装着していなかったりすると、ユーザは画像を正常に見ることができない。ユーザは画像を正常に見ている場合と正常に見ていない場合とでは、ユーザが指定する表示位置の傾向が変わる。そこで本実施形態は、ユーザの表示位置を、同じ画像を正常に表示できた他のユーザの表示位置の履歴と比較することによって、ユーザが該画像を正常に見ているか否かを判定する。それ以外の構成及び処理は、第1の実施形態と同様である。
[表示装置1の構成]
図11は、本実施形態に係る表示装置1のブロック図である。表示装置1の制御部11は、画像取得部111、表示履歴受信部112、表示位置送信部113及び表示制御部114に加えて、表示判定部115を有する。
制御サーバ2の履歴記憶部21には、表示履歴情報とともに、該表示履歴情報においてユーザが画像を正常に(すなわち管理者が意図した通りに)見ることができたか否かの情報が予め記憶されている。表示履歴受信部112は、他ユーザが同じ画像を正常に見ることができた場合の表示位置の履歴を示す表示履歴情報を、制御サーバ2の履歴記憶部21から通信部12を介して受信する。
表示判定部115は、表示位置送信部113が算出した自身の表示装置1の表示位置を、表示履歴受信部112が受信した表示履歴情報が示す他ユーザの正常な表示位置の履歴と比較することによって、自身の表示装置1のユーザが画像を正常に見ているか否かを判定する。具体的には、例えば表示判定部115は、表示位置送信部113が算出した自身の表示装置1における1つ又は複数の表示位置が、表示履歴受信部112が受信した表示履歴情報が示す他ユーザの正常な表示位置の履歴に含まれているか否かを走査し、含まれている場合に正常であると判定し、含まれていない場合には正常でないと判定する。あるいは、表示判定部115は、自身の表示装置1における1つ又は複数の表示位置と他ユーザの正常な表示位置の履歴との類似度(表示位置間の距離等)に基づいて正常か否かを判定してもよい。
表示制御部114は、表示判定部115の判定結果を示す情報を、表示画像Vに重畳して表示する制御を行う。さらに表示制御部114は、表示判定部115によって正常でないと判定された場合に、予め定義された異常の理由又は解決策を制御サーバ2から取得し、該理由又は解決策を示す文字列を表示画像Vに重畳して表示してもよい。この場合には、制御サーバ2に異常時の表示装置1の表示位置と、異常の理由又は解決策とが関連付けられて予め記憶される。
表示制御部114は、表示判定部115によって正常でないと判定された場合に、表示装置1の外面に設けられたランプを点滅させる、あるいは表示装置1と通信する別の端末にメッセージ(該理由又は解決策を示す文字列が挙げられるが、これに限られない)を表示させる等によって、表示装置1の外部に向けて異常の発生を通知してもよい。
[表示装置1が表示する画面の説明]
図12は、表示画像Vを含む画面を表示している表示部13の前面図である。まず表示制御部114は、自身の表示装置1の表示範囲に対応する全体画像Wの一部である表示画像Vを表示部13に表示させる。
表示制御部114は、表示判定部115による判定結果を示す情報Rを生成し、表示画像V上に重畳して表示する。表示制御部114は、表示判定部115が正常でないと判定した場合にのみ判定結果を示す情報Rを表示してもよく、表示判定部115が正常であると判定した場合及び正常でないと判定した場合の両方で判定結果を示す情報Rを表示してもよい。
[表示方法のフローチャート]
図13は、本実施形態に係る表示装置1が実行する表示方法のフローチャートを示す図である。図13のフローチャートは、例えばユーザが表示装置1の操作部14において所定の開始操作を行うことによって開始される。
まず画像取得部111は、通信部12を介して、画像配信サーバ3から全体画像Wを示す画像情報を取得する(S31)。表示される画像が動画又は動的に生成される画像である場合には、画像取得部111は、後のステップS32〜S40と並行して、ステップS31を繰り返し行って画像を時系列の一部ごとに取得してもよい。
表示履歴受信部112は、他ユーザが同じ画像を正常に見ることができた場合の表示位置の履歴を示す表示履歴情報を、制御サーバ2の履歴記憶部21から通信部12を介して受信する(S32)。表示位置送信部113は、操作部14が受け付けたユーザによる操作及び向き検出部16が検出した表示装置1の向きの少なくとも一方に基づいて、自身の表示装置1の表示位置を算出する(S33)。
表示判定部115は、表示位置送信部113が算出した自身の表示装置1の表示位置を、表示履歴受信部112が受信した表示履歴情報が示す他ユーザの正常な表示位置の履歴と比較することによって、自身の表示装置1のユーザが画像を正常に見ているか否かを判定する(S34)。
表示判定部115がステップS34で正常であると判定した場合に(S35のYES)、表示制御部114は、ステップS33で算出した自身の表示装置1の表示位置に従ってステップS31で取得した画像情報が示す全体画像Wから表示画像Vを生成し、表示部13に表示させる(S36)。そして表示位置送信部113は、ステップS33で算出した表示位置を示す表示位置情報を、正常データとして制御サーバ2へ通信部12を介して送信する(S37)。送信された表示位置情報は、制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶される。
表示判定部115がステップS34で正常でないと判定した場合に(S35のNO)、表示制御部114は、ステップS33で算出した自身の表示装置1の表示位置に従ってステップS31で取得した画像情報が示す全体画像Wから表示画像Vを生成し、さらにユーザが画像を正常に見ていないことを示す情報Rを表示画像Vに重畳して、表示部13に表示させる(S38)。そして表示位置送信部113は、ステップS33で算出した表示位置を示す表示位置情報を、異常データとして制御サーバ2へ通信部12を介して送信する(S39)。送信された表示位置情報は、制御サーバ2の履歴記憶部21に記憶される。
所定の終了条件(例えば表示装置1においてユーザが操作部14を用いて所定の終了操作を行うこと)が満たされない場合に(S40のNO)、表示装置1はステップS33に戻って処理を繰り返す。所定の終了条件が満たされる場合に(S40のYES)、表示装置1は処理を終了する。
[第4の実施形態の効果]
表示装置1が画像を正しく表示できていなかったり、ユーザが表示装置1を正しく装着していなかったりすると、ユーザは画像を正常に見ることができない。しかしながら、特にゴーグル型端末では装着中のユーザ自身しか表示部を見ることができないため、従来、周囲の人間からユーザが見ている内容が正常であるか否かを判断することができなかった。そこで本実施形態に係る表示装置1は、ユーザの表示位置を他ユーザの正常な表示位置の履歴と比較することによって、ユーザが見ている内容が正常か否かを判定する。そのため、表示装置1は、ユーザが見ている内容が正常か否かを客観的に判定できるという効果を奏する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
上述の各実施形態における分布、画像、文字列及び記号の生成及び共有画像上への重畳の処理は、全て表示装置1で行われてもよく、一部又は全部が制御サーバ2で行われてもよい。
表示装置1の制御部11(プロセッサ)は、図5、8、9、13に示す表示方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、制御部11は、図5、8、9、13に示す表示方法を実行するための表示プログラムを記憶部15から読み出し、該表示プログラムを実行して表示装置1の各部を制御することによって、図5、8、9、13に示す表示方法を実行する。図5、8、9、13に示す表示方法に含まれるステップは一部省略されてもよく、ステップ間の順番が変更されてもよく、複数のステップが並行して行われてもよい。本発明の各実施形態に係る表示プログラムは、例えばスマートフォンのような携帯端末やユーザの頭部に装着するゴーグル型端末が実行するアプリケーションとして実装される。
S 表示システム
1 表示装置
11 制御部
112 表示履歴受信部
113 表示位置送信部
114 表示制御部
115 表示判定部

Claims (15)

  1. 第1のユーザによって使用される表示装置であって、
    前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザによって使用される表示装置において前記画像の表示を制御する表示制御部と、
    を有する表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置の分布を、前記画像上に表示する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記画像の部分ごとに集計された前記表示範囲が位置する時間及び回数の少なくとも一方に応じて、前記画像の部分ごとの表示態様を変化させる、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置に対応する画像及び文字列の少なくとも一方を、前記画像上に表示する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、前記画像の部分ごとに集計された前記表示範囲が位置する時間及び回数の少なくとも一方に応じて、前記画像及び文字列の少なくとも一方を表示する、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、前記画像及び文字列の少なくとも一方が表示される位置が前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の外である場合に、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を基準とした、前記画像及び文字列の少なくとも一方が表示される位置への向きを示す記号を表示する、
    請求項4又は5に記載の表示装置。
  7. 前記表示制御部は、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を基準とした、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置への向きを示す記号を表示する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記表示制御部は、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を、前記受信部が受信した前記履歴が示す前記表示範囲の位置に移動する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 前記表示制御部は、前記第1のユーザによって前記表示範囲を移動させる指示が行われた場合に、前記履歴が示す前記表示範囲の位置への移動を停止する、
    請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記受信部は、前記第1のユーザの属性及び前記第2のユーザの属性に基づいて選択された前記履歴を受信する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置。
  11. 前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置及び前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザが前記画像を正常に見ているか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記判定部による判定結果を表示する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の表示装置。
  12. 前記受信部は、前記第2のユーザが前記画像を正常に見ている場合の前記履歴を受信し、
    前記判定部は、前記第1のユーザによって使用される表示装置の前記表示範囲の位置を、前記第2のユーザが前記画像を正常に見ている場合の前記履歴と比較することによって、前記第1のユーザが前記画像を正常に見ているか否かを判定する、
    請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記受信部は、前記第2のユーザの視線の向きの経時変化を、前記履歴として受信する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置。
  14. 第1のユーザによって使用される表示装置が有するプロセッサを、
    前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を受信する受信部、及び
    前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザによって使用される表示装置において前記画像の表示を制御する表示制御部、
    として機能させるための表示プログラム。
  15. サーバ及び第1のユーザによって使用される表示装置を備え、
    前記サーバは、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって使用される表示装置が画像の一部を表示するための表示範囲の位置の履歴を記憶する記憶部を有し、
    前記表示装置は、
    前記サーバから前記履歴を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記履歴に基づいて、前記第1のユーザによって使用される表示装置において前記画像の表示を制御する表示制御部と、
    を有する表示システム。
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