JP2019057175A - Wiring body, wiring base board, and touch sensor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、配線体、配線基板、及び、タッチセンサに関するものである。 The present invention relates to a wiring body, a wiring board, and a touch sensor.
樹脂層と導体層を有する配線体の端子に異方導電性材料を介してFPCを接続することで、配線体の電極を外部回路に電気的に接続する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。 A technique for electrically connecting an electrode of a wiring body to an external circuit by connecting an FPC to a terminal of the wiring body having a resin layer and a conductor layer via an anisotropic conductive material is known (for example, patents). Reference 1).
上記の技術では、FPCの他端に外部回路が実装されると、当該FPCに張力が発生し、配線体の端子は引張力を受ける。こうした継続的な引張力によって配線体の樹脂層にクリープ現象が発生し、端子の近傍で樹脂層が徐々に伸びてしまい、引出線が断線してしまう場合がある。また、一般的に、引出線の電気的な抵抗は低いことが好ましい。 In the above technique, when an external circuit is mounted on the other end of the FPC, tension is generated in the FPC, and the terminals of the wiring body receive tensile force. Such a continuous tensile force may cause a creep phenomenon in the resin layer of the wiring body, the resin layer gradually expands in the vicinity of the terminal, and the lead wire may be disconnected. In general, the electrical resistance of the lead wire is preferably low.
本発明が解決しようとする課題は、引出線の断線の発生の抑制及び電気的な抵抗の上昇の抑制を図ることのできる配線体、配線基板、及びタッチセンサを提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a wiring body, a wiring board, and a touch sensor that can suppress the occurrence of disconnection of the leader line and the increase in electrical resistance.
[1]本発明に係る配線体は、樹脂部と、前記樹脂部上に設けられた導体部と、を備え、前記導体部は、電極と、外部端子と、前記電極と前記外部端子を接続する引出線と、を含み、前記引出線は、規則的に配置された複数の第1の開口を有すると共に、前記外部端子側に位置する第1の部分と、規則的に配置された複数の第2の開口を有すると共に、前記第1の部分よりも前記電極側に位置する第2の部分と、を含み、前記第1の開口の面積は、前記第2の開口の面積よりも大きい配線体である。 [1] A wiring body according to the present invention includes a resin portion and a conductor portion provided on the resin portion, and the conductor portion connects an electrode, an external terminal, and the electrode and the external terminal. The leader line has a plurality of regularly arranged first openings, a first portion located on the external terminal side, and a plurality of regularly arranged lead lines. A wiring having a second opening and a second portion located closer to the electrode than the first portion, wherein the area of the first opening is larger than the area of the second opening Is the body.
[2]上記発明において、前記第1の部分は、前記引出線において、前記外部端子に接続された端部と屈曲部との間の部分であってもよい。 [2] In the above invention, the first portion may be a portion between an end portion connected to the external terminal and a bent portion in the leader line.
[3]上記発明において、前記第1の部分の全体幅は、前記第2の部分の全体幅よりも広くてもよい。 [3] In the above invention, the overall width of the first portion may be wider than the overall width of the second portion.
[4]上記発明において、前記第1の開口同士の間の最短距離は、前記第2の開口同士の間の最短距離よりも広くてもよい。 [4] In the above invention, the shortest distance between the first openings may be wider than the shortest distance between the second openings.
[5]上記発明において、前記外部端子は、規則的に配置された複数の第3の開口を有しており、前記第3の開口の面積は、前記第1の開口の面積以下であってもよい。 [5] In the above invention, the external terminal has a plurality of regularly arranged third openings, and the area of the third opening is equal to or less than the area of the first opening. Also good.
[6]上記発明において、前記第3の開口の面積は、前記第2の開口の面積よりも大きくてもよい。 [6] In the above invention, the area of the third opening may be larger than the area of the second opening.
[7]本発明に係る配線基板は、上記の配線体と、前記配線体を支持する支持体と、を備えた配線基板である。 [7] A wiring board according to the present invention is a wiring board including the above wiring body and a support body that supports the wiring body.
[8]本発明に係るタッチセンサは、上記の配線基板を備えたタッチセンサである。 [8] A touch sensor according to the present invention is a touch sensor including the above wiring board.
本発明によれば、引出線の第1の部分に設けられた第1の開口の面積が、当該引出線の第2の部分に設けられた第2の開口の面積よりも大きい。これにより、クリープ現象による伸びが発生しやすい第1の部分では、断線の発生を抑制しつつ、クリープ現象による伸びが発生しにくい第2の部分では、電気的な抵抗の上昇を抑制することができる。 According to the present invention, the area of the first opening provided in the first part of the leader line is larger than the area of the second opening provided in the second part of the leader line. As a result, in the first portion where elongation due to the creep phenomenon is likely to occur, the occurrence of disconnection is suppressed, while in the second portion where elongation due to the creep phenomenon is unlikely to occur, increase in electrical resistance is suppressed. it can.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1及び図2は本実施形態におけるタッチセンサを示す平面図及び分解斜視図、図3は本実施形態における第1の配線体を示す平面図、図4は図3のIV部の拡大平面図である。 1 and 2 are a plan view and an exploded perspective view showing the touch sensor in the present embodiment, FIG. 3 is a plan view showing the first wiring body in the present embodiment, and FIG. 4 is an enlarged plan view of a portion IV in FIG. It is.
本実施形態のタッチセンサ1は、投影型の静電容量方式のタッチパネルセンサであり、図1及び図2に示すように、配線基板10と接続配線体20を備えている。このタッチセンサ1は、例えば、表示装置(不図示)等と組み合わせて、タッチ位置を検出する機能を有する入力装置として用いられる。表示装置としては、特に限定されず、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等を用いることができる。このタッチセンサ1では、表示装置に映し出される画像と重なるように検出電極と駆動電極(後述する第1及び第2の電極230,330)が配置されており、この2つの電極230,330間には、外部回路(不図示)によって所定電圧が周期的に印加される。
The
このようなタッチセンサ1では、例えば、操作者の指(外部導体)がタッチセンサ1に接近すると、この外部導体とタッチセンサ1との間でコンデンサ(電気容量)が形成され、2つの電極間の電気的な状態が変化する。タッチセンサ1は、2つの電極間の電気的な変化に基づいて、操作者の操作位置を検出することができる。本実施形態における「タッチセンサ1」が本発明における「タッチセンサ」の一例に相当し、本実施形態における「配線基板10」が本発明における「配線基板」の一例に相当する。
In such a
この配線基板10は、図1及び図2に示すように、支持体100と、第1の配線体200と、第2の配線体300と、を備えている。第1の配線体200は支持体100の上に設けられており、その第1の配線体200の上に第2の配線体300が設けられている。本実施形態の支持体100、第1の配線体200及び第2の配線体300は、上記の表示装置の視認性を確保するために、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
本実施形態における「第1の配線体200」又は「第2の配線体300」が本発明における「配線体」の一例に相当し、本実施形態における「支持体100」が本発明における「支持体」の一例に相当する。
The “
支持体100は、可視光線が透過可能であると共に、第1の配線体200を支持する透明な板状の基材である。この支持体100を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シリコーン樹脂(SI)、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ガラス等を例示できる。この支持体100に、易接着層や光学調整層が形成されていてもよい。
The
第1の配線体200は、矩形状に形成された第1の樹脂部210と、当該第1の樹脂部210上に設けられた第1の導体部220と、から構成されている。本実施形態における「第1の樹脂部210」が本発明における「樹脂部」の一例に相当し、本実施形態における「第1の導体部220」が本発明における「導体部」の一例に相当する。
The
第1の樹脂部210は、第1の導体部220を保持するために設けられている。第1の樹脂部210の厚さとしては、例えば、10μm〜200μmであることが好ましい。このような第1の樹脂部210は、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等のUV硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の絶縁性材料から構成されている。
The
図3及び図4に示すように、第1の導体部220は、平面視において、複数の第1の電極230と、複数の第1の引出線240と、複数の第1の外部端子270と、を含んでいる。第1の電極230と、第1の引出線240と、第1の外部端子270とは、第1の樹脂部210上に一体的に形成されている。なお、ここでいう「一体的」とは、部材同士が分離しておらず、且つ、同一材料(同一粒径の導電性粒子、バインダ樹脂等)により一体の構造体として形成されていることを意味する。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
本実施形態における「第1の電極230」が本発明における「電極」の一例に相当し、本実施形態における「第1の引出線240」が本発明における「引出線」の一例に相当し、本実施形態における「第1の外部端子270」が本発明における「外部端子」の一例に相当する。
The “
それぞれの第1の電極230は、図中Y方向に延在しており、複数の第1の電極230は、図中X方向に並列されている。それぞれの第1の電極230の一端には第1の引出線240が接続されている。そして、それぞれの第1の引出線240は、第1の電極230の一端から第1の配線体200の外縁近傍まで延びている。それぞれの第1の引出線240の他端には、第1の外部端子270が接続されている。この第1の外部端子270に、接続配線体20が接続されている。第1の電極230、第1の引出線240、及び、第1の外部端子270の平面構造については、後に詳述する。
Each
なお、第1の配線体200が有する第1の電極230の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、第1の配線体200が有する第1の引出線240及び第1の外部端子270の数は、第1の電極230の数に応じて設定される。
Note that the number of the
このような第1の導体部220は、バインダ樹脂と、当該バインダ樹脂中に分散された導電性粒子(導電性粉末)とから構成されている。導電性粒子としては、銀、銅、ニッケル、スズ、ビスマス、亜鉛、インジウム、パラジウム等の金属材料や、グラファイト、カーボンブラック(ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック)、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等のカーボン系材料を挙げることができる。なお、導電性粒子に代えて、上述の金属材料の塩である金属塩を用いてもよい。
Such a
バインダ樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を例示することができる。なお、第1の導体部220を構成する材料からバインダ樹脂を省略してもよい。
Examples of the binder resin include acrylic resin, polyester resin, epoxy resin, vinyl resin, urethane resin, phenol resin, polyimide resin, silicone resin, and fluorine resin. In addition, you may abbreviate | omit binder resin from the material which comprises the
このような第1の導体部220は、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。導電性ペーストの具体例としては、導電性粒子、バインダ樹脂、水もしくは溶剤、及び各種添加剤を混合して構成する導電性ペーストを例示することができる。導電性ペーストに含まれる溶剤としては、α-テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、1−デカノール、ブチルセルソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、テトラデカン等を例示することができる。
Such a
図5は本実施形態における第1の樹脂部及び第1の導電部の断面構造を示す図であり、その一例として、第1の導体部220の第1の電極230の細線231の幅方向の断面を視た場合の断面図である。
FIG. 5 is a diagram showing a cross-sectional structure of the first resin portion and the first conductive portion in the present embodiment. As an example, FIG. 5 shows the width direction of the
なお、図5では、本実施形態の第1の配線体200を構成する第1の樹脂部210と第1の導体部220とを分かり易く説明するため、第2の配線体300の構成の図示は省略している。また、特に図示しないが、第1の導電部220の第1の電極230以外の部分の断面構造(すなわち、第1の引出線240の断面構造や第1の外部端子270の断面構造)も、幅や厚み等の寸法が異なるだけで、図5に示す断面構造と基本的に同じである。
In FIG. 5, the configuration of the
図5に示すように、第1の樹脂部210は、平坦部211と、突出部212とを有している。
As shown in FIG. 5, the
第1の樹脂部210の平坦部211は、第1の樹脂部210において層状に形成される部分である。この平坦部211の上面は、略平坦な面となっている。
The
第1の樹脂部210の突出部212は、平坦部211から離れる側に向かって突出しており、平坦部211と一体的に形成されている。この突出部212は、第1の導電部220の第1の電極230の細線231に対応して設けられており、当該細線231を支持している。
The protruding
第1の樹脂部210の突出部212は、細線231(具体的には、第1の導体部220の第2の接触面221(後述))と接触する第1の接触面213を有している。この第1の接触面213は、図5に示すように、凹凸形状を有する第2の接触面221に対して相補的となる凹凸形状を有している。図5においては、本実施形態の第1の配線体200を分かり易く説明するために、第1及び第2の接触面213,221の凹凸形状を誇張して示している。
The protruding
第1の導電部220は、図5に示すように、第2の接触面221と、頂面222と、一対の側面223とを有している。
As shown in FIG. 5, the first
第1の導電部220の第2の接触面221は、第1の樹脂部210の第1の接触面213と接触している面である。第1の接触面213は、凹凸形状を有している。この凹凸形状は、第2の接触面221の面粗さに基づいて形成されている。第2の接触面221の面粗さについては、後に詳細に説明する。
The
第1の導電部220の頂面222は、第1の導体部220において第2の接触面213と反対側の面である。この頂面222は、直線状の平坦部222aを含んでいる。細線231の幅方向の断面において、平坦部222aの幅が頂面222の幅の半分以上を占めていることが好ましく、本実施形態では、頂面222の略全体が平坦部222aとなっている。平坦部222aの平面度は、0.5μm以下となっている。なお、平面度は、JIS法(JIS B0621(1984))により定義することができる。
The
第1の導電部220の側面223は、第2の接触面221と頂面222との間に介在している。この側面223は、一方の端部223aで頂面222とつながり、他方の端部223bで第2の接触面221とつながっている。この側面223と、第1の樹脂部210の突出部212の側面とは連続的につながっている。本実施形態では、一の細線231における一対の側面223,223は、第1の樹脂部210から離れるに従って相互に接近するように傾斜している。その結果、細線231は、当該細線231の幅方向の断面において、第1の樹脂部210から離れるに従って幅狭となるテーパ形状を有している。
The
第1の導電部220の側面223は、細線231の幅方向の断面において、直線状の平坦部223cを含んでいる。この平坦部223cの平面度は、0.5μm以下となっている。本実施形態の側面223は、その両端223a,223bを通る仮想直線(不図示)上を通過する面である。この場合、側面223の略全体は、平坦部223cとなっている。
The
側面223の形状としては、特に上述に限定されない。例えば、側面223は、細線231の幅方向の断面において、外側に向かって突出する円弧形状であってもよい。この場合、側面223は、上述の仮想直線よりも外側に存在する。このように、側面223は、仮想直線よりも内側に存在しない形状であることが好ましい。
The shape of the
第1の導体部220の側面223における光の散乱を抑制する観点から、側面223と頂面222との間の角部の角度θは、90°〜170°(90°≦θ≦170°)であることが好ましく、90°〜120°(90°≦θ≦120°)であることがより好ましい。
From the viewpoint of suppressing light scattering at the
第1の導体部220と第1の樹脂部210とを強固に固定する観点から、第1の導体部220の第2の接触面221の面粗さは、当該第1の導体部220の頂面222の面粗さに対して相対的に大きいことが好ましい。本実施形態では、頂面222が平坦部222aを含んでいることから、上記のような面粗さの相対的関係が成立している。具体的には、第2の接触面221の面粗さRaが0.1μm〜3μmであるのに対して、頂面222の面粗さRaが0.001μm〜1.0μmとなっていることが好ましい。なお、第2の接触面221の面粗さRaは0.1μm〜0.5μmであることがより好ましく、頂面222の面粗さRaは、0.001μm〜0.3μmであることがより好ましい。また、第2の接触面221の面粗さに対する頂面222の面粗さの関係が、0.01〜1未満であることが好ましく、0.1〜1未満であることがより好ましい。なお、このような面粗さは、JIS法(JIS B0601(2013年3月21日改正))により測定することができる。
From the viewpoint of firmly fixing the
因みに、JIS法(JIS B0601(2013年3月21日改正))に記載されるように、ここでの「面粗さRa」とは「算術平均粗さRa」のことをいう。この「算術平均粗さRa」とは、断面曲線から長波長成分(うねり成分)を遮断して求められる粗さパラメータのことをいう。断面曲線からのうねり成分の分離は、形体を求めるのに必要な測定条件(例えば、当該対象物の寸法等)に基づいて行われる。 Incidentally, as described in the JIS method (JIS B0601 (revised on March 21, 2013)), “surface roughness Ra” here means “arithmetic average roughness Ra”. The “arithmetic average roughness Ra” refers to a roughness parameter obtained by blocking a long wavelength component (swell component) from a cross-sectional curve. Separation of the waviness component from the cross-sectional curve is performed based on measurement conditions (for example, dimensions of the target object) necessary for obtaining the shape.
本実施形態では、第1の導体部220の側面223も平坦部223cを含んでいる。このため、上述の頂面222と同様、第1の導体部220の第2の接触面221の面粗さが第1の導体部220の側面223の面粗さに対して相対的に大きくなっている。側面223の面粗さRaとしては、第2の接触面221の面粗さRaが0.1μm〜3μmであるのに対して、0.001μm〜1.0μmであることが好ましく、0.001μm〜0.3μmであることがより好ましい。
In the present embodiment, the
第1の導体部220において、第2の接触面221とそれ以外の他の面(頂面222や側面223)との面粗さの相対的関係が、上述の関係を満たす場合、第2の接触面221側の乱反射率に対してそれ以外の面側の乱反射率が小さくなっている。この場合、第2の接触面221側の乱反射率とそれ以外の他の面側の乱反射率との比は、0.1〜1未満であることが好ましく、0.3〜1未満であることがより好ましい。
In the
以上に説明した面粗さの相対的な関係は、以下の理由により形成されている。 The relative relationship of the surface roughness described above is formed for the following reason.
すなわち、上述のように第1の導体部220は導電性粒子Mとバインダ樹脂Bから構成されており、図5に示すように、この第1の導体部220の第2の接触面221では、導電性粒子Mの一部がバインダ樹脂Bから突出し、当該第2の接触面221は凹凸形状を有している。一方、第1の導体部220の頂面222及び側面223では、導電性粒子M同士の間にバインダ樹脂Bが入り込んでいるため、導電性粒子Mの僅かな露出部分が点在しているが、バインダ樹脂Bが導電性粒子Mを覆っている。そのため、頂面222に直線状の平坦部222aが含まれていると共に、側面223にも直線状の平坦部223cが含まれている。従って、第2の接触面221の面粗さは、頂面222の面粗さに対して相対的に大きくなっていると共に、側面223の面粗さに対しても相対的に大きくなっている。なお、こうした断面形状を有する第1の配線体200の製法は、例えば、上述の国際公開第2017/022398号に開示されている。
That is, as described above, the
図1及び図2に示すように、第2の配線体300は、矩形状に形成された第2の樹脂部310と、当該第2の樹脂部310上に設けられた第2の導体部320と、を備えている。第2の樹脂部310は、第1の導体部220を覆うように設けられ、第1及び第2の導体部220,320の間に介在している。本実施形態では、この第2の樹脂部310が、タッチセンサ1における2つの電極230,330間に存在する誘電体として機能する。第2の樹脂部310の厚みを調整することで、タッチセンサ1の検出感度を調整する。第2の樹脂部310の厚さとしては、例えば、20μm〜200μmであることが好ましい。第2の樹脂部310の一辺に形成された切欠き311からは、第1の外部端子270が露出している。第2の樹脂部310を構成する材料としては、第1の樹脂部210を構成する材料と同様の材料を用いる。本実施形態における「第2の樹脂部310」が本発明における「樹脂部」の一例に相当し、本実施形態における「第2の導体部320」が本発明における「導体部」の一例に相当する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
第2の導体部320は、平面視において、複数の第2の電極330と、複数の第2の引出線340と、複数の第2の外部端子370と、を含んでいる。第2の電極330と、第2の引出線340と、第2の外部端子370とは、第2の樹脂部310上に一体的に形成されている。
The
それぞれの第2の電極330は、図中X方向に延在しており、複数の第2の電極330は、図中Y方向に並列されている。それぞれの第2の電極330の一端には第2の引出線340が接続されている。それぞれの第2の引出線340は、第2の電極330の一端から第2の配線体300の外縁近傍まで延びている。それぞれの第2の引出線340の他端には、第2の外部端子370が接続されている。この第2の外部端子370に、接続配線体20が接続されている。
Each of the
なお、第2の配線体300が有する第2の電極330の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、第2の配線体300が有する第2の引出線340及び第2の外部端子370の数は、第2の電極330の数に応じて設定される。
Note that the number of the
本実施形態における「第2の電極330」が本発明における「電極」の一例に相当し、本実施形態における「第2の引出線340」が本発明における「引出線」の一例に相当し、本実施形態における「第2の外部端子370」が本発明における「外部端子」の一例に相当する。
The “
図6は本実施形態における配線基板10と接続配線体20との接続部分の拡大断面図であり、図1のVI-VI線に沿った断面図である。
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of a connection portion between the
接続配線体20は、フレキシブルプリント配線板(FPC:Flexible Printed Circuit)であり、この接続配線体20には外部回路(不図示)が実装されている。この接続配線体20は、図1及び図6に示すように、帯状の基材21と、基材21の下面に形成された複数の配線22,23と、を備えている。基材21は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)や、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)等からなるフィルム材料から構成することができる。なお、接続配線体20として、FPCに代えて、例えば、リジット基板やリジットフレキシブル基板等の他の種類の配線基板を用いてもよい。
The
図1及び図2に示すように、基材21の一端にスリット21cが形成されており、このスリット21cによって基材21の端部が2つの分岐部21a,21bに分割されている。第1の分岐部21aの下面には、複数の第1の配線22が配置されているのに対し、第2の分岐部21bの下面には、複数の第2の配線23が配置されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
複数の第1の配線22は、図1に示すように、相互に並列に配置されている。それぞれの第1の配線22の先端には、第1の配線体200の第1の外部端子270に対応するように、第1の接続端子24が配置されている。複数の第2の配線23も、相互に並列に配置されている。複数の第2の配線23の先端には、第2の配線体300の第2の外部端子370に対応するように、第2の接続端子25が配置されている。配線22,23や接続端子24,25を構成する材料は、導電性材料であれば特に限定されず、例えば、銅などを例示することができる。
The plurality of
第1の分岐部21aの先端と、第1の配線体200において第2の樹脂部310の切欠き311から露出する領域とは、接続部30を介して相互に対向しており、第1の接続端子24と第1の外部端子270が接続部30により電気的且つ機械的に接続されている。同様に、第2の分岐部21bの先端と、第2の配線体300において切欠き311に隣接する領域とは、接続部30を介して相互に対向しており、第2の接続端子25と第2の外部端子370が接続部30を介して電気的且つ機械的に接続されている。
The tip of the
接続部30の具体例としては、異方導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)や異方導電ペースト(ACP:Anisotropic Conductive Paste)等を例示することができる。なお、接続部30として、異方導電材料に代えて、銀ペーストや半田ペースト等の金属ペーストを用いてもよい。
As a specific example of the
以下に、図7〜図17を参照しながら、第1の配線体200の第1の電極230、第1の引出線240、及び、第1の外部端子270の平面構造について詳説する。
Hereinafter, the planar structure of the
なお、第2の配線体300の構造は、第1の配線体200の構造と基本的に同一であるので、第1の配線体200の第1の電極230、第1の引出線240、及び、第1の外部端子270の平面構造についてのみ以下に説明し、第2の配線体300の第2の電極330、第2の引出線340、及び、第2の外部端子370の平面構造についての説明は省略する。
Since the structure of the
図7は本実施形態における第1の電極を示す平面図であり、図4のVII部の拡大図である。 FIG. 7 is a plan view showing the first electrode in the present embodiment, and is an enlarged view of a portion VII in FIG.
図7に示すように、第1の配線体200の第1の電極230は、複数の直線状の細線231により構成された網目形状を有している。第1の電極230は、90%以上の開口率を有している。なお、細線231は、細線231a,231bの総称である。
As shown in FIG. 7, the
具体的には、図7に示すように、X方向に対して+45°に傾斜した方向(以下、「第1の方向」とも称する。)に延在する複数の細線231aが、第1の方向に対して実質的に直交する方向(以下、「第2の方向」とも称する。)にピッチ(中心間距離)P0で等間隔に並べられていると共に、第2の方向に延在する複数の細線231bが、第1の方向にピッチP0で等間隔に並べられている。そして、これら細線231a,231bが相互に直交に交差することで、四角形状(菱形状)の網目232が繰り返し配列された網目状の第1の電極230が形成されている。
Specifically, as shown in FIG. 7, a plurality of
本実施形態では、この第1の電極230の網目232は、非円弧状の角部233を有している。ここで、本実施形態における「非円弧状」とは、対象部位の曲率半径が0.6μm以下であることを意味する。
In the present embodiment, the
細線231の幅L0は、0.5μm〜10μmの範囲内で設定することができ、5μm以下であることが好ましい。また、細線231の高さとしては、0.5μm〜10μmであることが好ましい。
The width L 0 of the
第1の電極230の網目232の形状は、特に上述に限定されない。例えば、細線231aのピッチと細線231bのピッチが相違していてもよいし、細線231a,231bの交差角度が直角でなくてもよい。さらに、第1の電極230の網目232の形状が、例えば、正三角形、二等辺三角形、直角三角形等の三角形でもよいし、平行四辺形、台形等の四角形でもよい。また、網目の形状が、六角形、八角形、十二角形、二十角形等のn角形や、円、楕円、星型等でもよい。このように、種々の図形単位を繰り返して得られる幾何学模様を、第1の電極230の各網目の形状として用いることができる。
The shape of the
第1の配線体200の第1の引出線240は、図3及び図4に示すように、第1の部分250と、第2の部分260と、を含んでいる。第1の引出線240は、50%以下の開口率を有している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
第1の部分250は、第1の引出線240において第1の外部端子270の近傍の部分である。本実施形態では、この第1の部分250は、第1の引出線240において、第1の外部端子270に接続された端部241から、当該端部241に最も近い屈曲部242までの直線状の部分である。
The
これに対し、第2の部分260は、第1の引出線240において、第1の部分250よりも第1の電極230側に位置する部分である。具体的には、この第2の部分260は、第1の電極230の一端と第1の引出線240の屈曲部242との間に設けられており、第1の電極230と第1の部分250とを接続している。なお、第2の部分260の全体の形状は、図3及び図4に示す形状に限定されず、第1の電極230と第1の外部端子270との位置関係等に応じて任意に設定することができる。本実施形態では、第1の部分250の全体幅W1(図8参照)は、第2の部分260の全体幅W2(図12参照)よりも太くなっている(W1>W2)。これにより、第1の引出線240が第1の部分250で断線してしまうのを抑制しつつ、第1の部分250の電気的な抵抗の上昇を抑制することができる。
On the other hand, the
図8は本実施形態における第1の引出線の第1の部分を示す平面図であり、図4のVIII部の拡大図である。図9(a)及び図9(b)は第1の開口の変形例を示す平面図、図10〜図11(b)は本実施形態における第1の部分の変形例を示す平面図である。 FIG. 8 is a plan view showing a first portion of the first lead line in the present embodiment, and is an enlarged view of a portion VIII in FIG. 9A and 9B are plan views showing modifications of the first opening, and FIGS. 10 to 11B are plan views showing modifications of the first portion in the present embodiment. .
図8に示すように、第1の引出線240の第1の部分250には、複数の第1の開口251が規則的に形成されている。複数の第1の開口251は、第1の方向に沿ってピッチP1で相互に隣り合っていると共に、第2の方向に沿ってピッチP1で相互に隣り合っている。この際、第1の方向に沿って相互に隣り合う第1の開口251は、最短距離L1だけ離れていると共に、第2の方向に沿って相互に隣り合う第1の開口251も、最短距離L1だけ離れている。
As shown in FIG. 8, a plurality of
それぞれの第1の開口251は、半径r1の実質的に真円の平面形状を有しており、面積S1を有している(S1=r1×r1×π)。なお、実際には製造バラツキ等に起因して第1の開口251の面積は均一でない場合があるため、第1の部分250が有する全ての第1の開口251の面積を平均化することで、第1の開口251の面積S1を求める。
Each
なお、第1の開口251の平面形状は、特に上記に限定されない。特に図示しないが、例えば、第1の開口251が、楕円形の平面形状を有してもよい。
Note that the planar shape of the
或いは、図9(a)に示すように、第1の開口251Bの平面形状が、円弧状の頂点251aを持つ四角形であってもよい。この頂点251aは、曲率半径r1aを有しており、この曲率半径r1aは、0.6μmよりも大きくなっている(r1a>0.6μm)
Alternatively, as shown in FIG. 9A, the planar shape of the
さらに、図9(b)に示すように、第1の開口251Cが円弧状の頂点251aを持つ四角形であることに加えて、当該第1の開口251が円弧状の辺251bを有してもよい。この辺251bは、円弧状の頂点251aの端部同士を通過する仮想直線VLに対して、外側に向かって凸状に突出している。また、第1の開口の平面形状のベースとなる多角形は、四角形に限定されない。
Furthermore, as shown in FIG. 9B, in addition to the first opening 251C being a quadrangle having an
このように、第1の開口251が、円形の平面形状、又は、円弧状の頂点を持つ平面形状を有することで、接続配線体20を介して第1の引出線240に引張力が印加された際に、当該第1の開口251における応力集中の発生を抑制することができる。
As described above, the
なお、図10に示すように、第1の開口251の規則性を維持するように、第1の部分250の幅方向の両端に複数の切欠き252を設けてもよい。この切欠き252は、第1の開口251の半分に相当する半円の平面形状を有している。なお、切欠き252の平面形状は、第1の開口251と実質的に同じ大きさの円を切断した形状であれば、半円でなくてもよい。
As shown in FIG. 10, a plurality of
或いは、図11(a)に示すように、円形状の第1の開口251に代えて、第1の開口251Bが、菱形の平面形状を有してもよい。この第1の開口251Bは、非円弧状の角部251cを有している。
Alternatively, as illustrated in FIG. 11A, the
さらに、図11(b)に示すように、第1の開口251Bの規則性を維持するように、第1の部分250の幅方向に両端に複数の切欠き252Bを設けてもよい。換言すれば、第1の引出線240の第1の部分250を、複数の太線253を交差させて構成される網目形状としてもよい。この切欠き252Bは、第1の開口251Bの半分に相当する二等辺三角形の平面形状を有している。なお、切欠き252Bの平面形状は、第1の開口251Bと実質的に同じ形状の菱形を切断した形状であれば、当該第1の開口251Bの半分に相当する形状でなくてもよい。
Furthermore, as shown in FIG. 11B, a plurality of
また、第1の開口251の配列は、特に上記に限定されない。例えば、複数の第1の開口251がX方向に沿ってピッチP1で相互に隣り合っていると共に、Y方向に沿ってピッチP1で相互に隣り合っていてもよい。この場合には、X方向に沿って相互に隣り合う第1の開口251は、最短距離L1だけ離れていると共に、Y方向に沿って相互に隣り合う第1の開口251も、最短距離L1だけ離れている。
Further, the arrangement of the
図12は本実施形態における第1の引出線の第2の部分を示す平面図であり、図4のXII部の拡大図である。図13は開口率を説明するための平面図である。 FIG. 12 is a plan view showing a second portion of the first lead line in the present embodiment, and is an enlarged view of a portion XII in FIG. FIG. 13 is a plan view for explaining the aperture ratio.
図12に示すように、第1の引出線240の第2の部分260にも、複数の第2の開口261が規則的に形成されている。複数の第2の開口261は、第1の方向に沿ってピッチP2で相互に隣り合っていると共に、第2の方向に沿ってピッチP2で相互に隣り合っている。この際、第1の方向に沿って相互に隣り合う第2の開口261は、最短距離L2だけ離れていると共に、第2の方向に沿って相互に隣り合う第2の開口261も、最短距離L2だけ離れている。この第2の開口261の最短距離L2は、第1の開口251の最短距離L1よりも小さくなっており(L2<L1)、特に限定されないが、本実施形態では、第2の開口261の最短距離L2が、第1の開口251の最短距離L1の半分となっている(L2=1/2×L1)。
As shown in FIG. 12, a plurality of
それぞれの第2の開口261は、半径r2の実質的に真円の平面形状を有しており、面積S2を有している(S2=r2×r2×π)。この半径r2は、上述の第1の開口251の半径r1よりも小さくなっており(r2<r1)、特に限定されないが、本実施形態では、第2の開口261の半径が、第1の開口251の半径の半分となっている(r2=1/2×r1)。その結果、第1の開口251の面積S1は、第2の開口261の面積S2よりも大きくなっており(S1>S2)、本実施形態では、第1の開口251の面積S1は、第2の開口261の面積S2の4倍となっている(S1=4×S2)。なお、上述の第1の開口251の面積S1と同様に、実際には製造バラツキ等に起因して第2の開口261の面積は均一でない場合があるため、第2の部分260が有する全ての第2の開口261の面積を平均化することで、第2の開口261の面積S2を求める。
Each
このように、本実施形態では、半径r1(r2)と最短距離L1(L2)の比率を同一とすることで(r1/L1=r2/L2)、第1の部分250の開口率と第2の部分260の開口率とを実質的に同一としつつ、第1の開口251の面積S1を第2の開口261の面積S2よりも大きくしており(S1>S2)、その結果、第1の部分250のメッシュが第2の部分260のメッシュよりも粗くなっている。なお、「メッシュ」とは、多数の開口が規則的に配置された網目形状を意味する。
As described above, in the present embodiment, the ratio of the radius r 1 (r 2 ) and the shortest distance L 1 (L 2 ) is the same (r 1 / L 1 = r 2 / L 2 ), so that the first The area S 1 of the first
ここで、外部回路が実装された接続配線体を介して、第1の配線体200に引張力が印加されると、クリープ現象によって第1の樹脂部210が第1の外部端子270の近傍で徐々に伸びてしまう。この際、本実施形態では、第1の部分250のメッシュが第2の部分260のメッシュよりも粗くなっているので、第1の引出線240が第1の部分250で断線してしまうのを抑制することができる。
Here, when a tensile force is applied to the
一方、第2の部分260では、第1の部分250よりもメッシュが細かくなっている。このため、本実施形態では、第1の引出線240における第1の外部端子270の近傍以外の部分では、第1の引出配線240の電気的な抵抗の上昇を抑制することができる。
On the other hand, the mesh of the
ここで、本実施形態における「開口率」とは、図13に示すように、開口OPを囲む矩形の単位領域URの面積に対する開口OPの面積の比率である。具体的には、図13に示す例の場合(すなわち、半径rを有する複数の開口OPがピッチPで第1及び第2の方向に等間隔に並んでいる場合)には、開口率APは、以下の(1)式で表される。 Here, the “aperture ratio” in the present embodiment is the ratio of the area of the opening OP to the area of the rectangular unit region UR surrounding the opening OP as shown in FIG. Specifically, in the case of the example shown in FIG. 13 (that is, when a plurality of openings OP having a radius r are arranged at equal intervals in the first and second directions with a pitch P), the aperture ratio AP is It is expressed by the following equation (1).
AP=(r×r×π)/(P×P)・・・(1) AP = (r × r × π) / (P × P) (1)
なお、本実施形態では、半径r1(r2)と最短距離L1(L2)の比率を同一にした状態で(r1/L1=r2/L2)、第1の部分250のメッシュを第2の部分260のメッシュよりも粗くしたが、図14(a)〜図16(c)に示すような方法を採用してもよい。
In the present embodiment, the
図14(a)〜図16(b)は第1の引出線においてメッシュを粗くする方法を説明するための図であり、図14(a)、15(a)及び図16(a)は第1の部分250を示す図であり、図14(b)、図15(b)及び図16(b)は第2の部分260を示す図である。
14 (a) to 16 (b) are diagrams for explaining a method of roughening the mesh in the first leader line. FIGS. 14 (a), 15 (a) and 16 (a) FIG. 14B, FIG. 15B, and FIG. 16B are diagrams illustrating the
図14(a)及び図14(b)に示すように、第1の開口251の最短距離L1と、第2の開口261の最短距離L2を同一としつつ(L1=L2)、第1の開口251のピッチP1を第2の開口261のピッチP2よりも大きくすることで(P1>P2)、第1の部分250のメッシュを第2の部分260のメッシュよりも粗くしてもよい。この場合には、第1の部分250の開口率は、第2の部分260の開口率よりも大きくなる。
As shown in FIG. 14 (a) and FIG. 14 (b), the shortest distance L 1 of the
或いは、図15(a)及び図15(b)に示すように、第1の開口251の最短距離L1を第2の開口261の最短距離L2をよりも狭くしつつ(L1<L2)、第1の開口251のピッチP1と第2の開口261のピッチP2を同一とすることで(P1=P2)、第1の部分250のメッシュを第2の部分260のメッシュよりも粗くしてもよい。この場合にも、第1の部分250の開口率は、第2の部分260の開口率よりも大きくなる。
Alternatively, as shown in FIG. 15 (a) and FIG. 15 (b), the while the shortest distance L 1 of the
或いは、図16(a)及び図16(b)に示すように、第1の開口251の最短距離L1を第2の開口261の最短距離L2をよりも狭くしつつ(L1<L2)、第1の開口251のピッチP1を第2の開口261のピッチP2よりも大きくすることで(P1>P2)、第1の部分250のメッシュを第2の部分260のメッシュよりも粗くしてもよい。この場合にも、第1の部分250の開口率は、第2の部分260の開口率よりも大きくなる。
Alternatively, as shown in FIG. 16 (a) and FIG. 16 (b), the while the shortest distance L 1 of the
なお、上述の第1の部分250と同様に、第2の開口261の平面形状は、特に上記に限定されない。例えば、第2の開口261が、楕円形の平面形状を有してもよい。或いは、第2の開口261が、上述の図9(a)若しくは図9(b)に示すような平面形状を有していてもよい。
Note that, like the
また、特に図示しないが、上述の第1の部分250と同様に、第2の部分260の幅方向の両端に複数の切欠きを設けてもよい。或いは、上述の第1の部分250と同様に、円形状の第2の開口261に代えて、第2の開口が菱形の平面形状を有してもよいし、第2の部分260の幅方向に両端に複数の切欠きを設けてもよい。
Further, although not particularly illustrated, a plurality of notches may be provided at both ends of the
また、第2の開口261の配列も、特に上記に限定されない。例えば、複数の第2の開口261がX方向に沿ってピッチP2で相互に隣り合っていると共に、Y方向に沿ってピッチP2で相互に隣り合っていてもよい。この場合には、X方向に沿って相互に隣り合う第2の開口261は、最短距離L2だけ離れていると共に、Y方向に沿って相互に隣り合う第2の開口261も、最短距離L2だけ離れている。
Further, the arrangement of the
図17は本実施形態における第1の外部端子を示す平面図であり、図4のXVII部の拡大図である。 FIG. 17 is a plan view showing a first external terminal in the present embodiment, and is an enlarged view of a portion XVII in FIG.
図17に示すように、第1の外部端子270にも、複数の第3の開口271が規則的に形成されている。
As shown in FIG. 17, a plurality of
複数の第3の開口271は、第1の方向に沿ってピッチP3で相互に隣り合っていると共に、第2の方向に沿ってピッチP3で相互に隣り合っている。この際、第1の方向に沿って相互に隣り合う第3の開口271は、最短距離L3だけ離れていると共に、第2の方向に沿って相互に隣り合う第3の開口271も、最短距離L3だけ離れている。この第3の開口271の最短距離L3は、第1の開口251の最短距離L1と同一となっている(L3=L1)。
A plurality of
それぞれの第3の開口271は、半径r3の実質的に真円の平面形状を有しており、面積S3を有している(S3=r3×r3×π)。この半径r3は、上述の第1の開口251の半径r1と同一となっており(r3=r1)、第3の開口271の面積S3は、第1の開口251の面積S1と同一となっている(S3=S1)。従って、本実施形態では、第3の開口271の面積S3は、第2の開口261の面積S2よりも大きくなっている(S3>S2)。なお、上述の第1の開口251の面積S1と同様に、実際には製造バラツキ等に起因して第3の開口271の面積は均一でない場合があるため、第1の外部端子270が有する全ての第3の開口271の面積を平均化することで、第3の開口271の面積S3を求める。
Each of the
また、第1の外部端子270に接続配線体20が接続部30を介して接続されるため、第1の外部端子270の全体幅W3は、第1の部分250の全体幅W1(図8参照)よりも太くなっている(W3>W1)。
Further, since the
なお、接続部30を介して第1の外部端子270と接続配線体20を確実に接合するために、第3の開口271の面積S3を、第1の開口251の面積S1よりも小さくしてもよい(S3<S1)。
Note that the area S 3 of the
なお、上述の第1の部分250と同様に、第3の開口271の平面形状は、特に上記に限定されない。例えば、第2の開口271が、楕円形の平面形状を有してもよい。或いは、第3の開口271が、上述の図9(a)或いは図9(b)に示すような平面形状を有していてもよい。
Note that, like the
また、特に図示しないが、上述の第1の部分250と同様に、第1の外部端子270の幅方向の両端に複数の切欠きを設けてもよい。或いは、上述の第1の部分250と同様に、円形状の第3の開口271に代えて、第3の開口が、菱形の平面形状を有してもよいし、第1の外部端子270の幅方向に両端に複数の切欠きを設けてもよい。
Further, although not particularly illustrated, a plurality of notches may be provided at both ends in the width direction of the first
また、第3の開口271の配列も、特に上記に限定されない。例えば、複数の第3の開口271がX方向に沿ってピッチP3で相互に隣り合っていると共に、Y方向に沿ってピッチP3で相互に隣り合っていてもよい。この場合には、X方向に沿って相互に隣り合う第3の開口271は、最短距離L3だけ離れていると共に、Y方向に沿って相互に隣り合う第3の開口271も、最短距離L3だけ離れている。
Further, the arrangement of the
以上のように、本実施形態では、第1の引出線240において、第1の開口251の面積S1が第2の開口261の面積S2よりも大きくなっている(S1>S2)。このため、第1の外部端子270の近傍で第1の樹脂部210の伸びが生じても、第1の部分250の電気的な抵抗の上昇を緩和できると共に、断線に至るまでの伸びも大きくすることができるので、第1の引出線240が第1の部分250で断線してしまうのを抑制することができる。
As described above, in the present embodiment, the
その一方で、第1の引出線240の第2の部分260では、第2の開口261の面積S2が第1の開口251の面積S1よりも小さくなっている(S2<S1)。このため、本実施形態では、第1の引出線240における第1の外部端子270の近傍以外の部分では、第1の引出線240の電気的な抵抗の上昇を抑制することができる。
On the other hand, the
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。 The embodiment described above is described for facilitating the understanding of the present invention, and is not described for limiting the present invention. Therefore, each element disclosed in the above embodiment is intended to include all design changes and equivalents belonging to the technical scope of the present invention.
例えば、本実施形態のタッチセンサは、2つの配線体を有する配線基板からなる投影型の静電容量方式のタッチパネルセンサであるが、特にこれに限定されない。1つの配線体からなる表面型(容量結合型)静電容量方式のタッチパネルセンサに、本発明を適用してもよい。 For example, the touch sensor according to the present embodiment is a projected capacitive touch panel sensor including a wiring board having two wiring bodies, but is not particularly limited thereto. The present invention may be applied to a surface type (capacitive coupling type) capacitive touch panel sensor composed of one wiring body.
また、例えば、本実施形態では、第1及び第2の導体部220,320を構成する導電性材料(導電性粒子)として、金属材料又はカーボン系材料を用いているが、特にこれに限定されず、金属材料及びカーボン系材料を混合したものを用いてもよい。この場合、例えば、第1の導体部220を例に説明すると、当該第1の導体部220の頂面222側にカーボン系材料を配置し、第2の接触面221側に金属材料を配置してもよい。また、その逆で、第1の導体部220の頂面222側に金属材料を配置し、第2の接触面221側にカーボン系材料を配置してもよい。
Further, for example, in the present embodiment, a metal material or a carbon-based material is used as the conductive material (conductive particles) constituting the first and
また、特に図示しないが、上述した実施形態における配線基板10から支持体100を省略しておいてもよい。この場合において、例えば、第1の樹脂部210の下面に剥離シートを設け、実装時に当該剥離シートを剥がして実装対象(フィルム、表面ガラス、偏光板、ディスプレイガラス等)に接着して実装する形態として配線体を構成してもよい。或いは、第1の樹脂部210側から配線基板10(第1の配線体200)を覆う樹脂部をさらに設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。或いは、第2の導体部320側から第2の配線体300を覆う樹脂部を設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。これらの場合、配線体を実装する実装対象が、本発明の「支持体」の一例に相当する。
Although not particularly shown, the
さらに、上述の実施形態では、配線体又は配線基板は、タッチセンサに用いられるとして説明したが、特にこれに限定されない。例えば、配線体に通電して抵抗加熱等で発熱させることにより当該配線体をヒーターとして用いてもよい。この場合、導電性粒子としては、比較的電気抵抗値の高いカーボン系材料を用いることが好ましい。或いは、配線体の導体部の一部を接地することにより当該配線体を電磁遮蔽シールドとして用いてもよい。或いは、配線体をアンテナとして用いてもよい。これらの場合、配線体を実装する実装対象が、本発明の「支持体」の一例に相当する。 Furthermore, although the wiring body or the wiring board has been described as being used for a touch sensor in the above-described embodiment, the present invention is not particularly limited thereto. For example, the wiring body may be used as a heater by energizing the wiring body and generating heat by resistance heating or the like. In this case, it is preferable to use a carbon-based material having a relatively high electric resistance value as the conductive particles. Alternatively, the wiring body may be used as an electromagnetic shielding shield by grounding a part of the conductor portion of the wiring body. Alternatively, the wiring body may be used as an antenna. In these cases, the mounting target on which the wiring body is mounted corresponds to an example of the “support” of the present invention.
1…タッチセンサ
10…配線基板
100…支持体
200…第1の配線体
210…第1の樹脂部
211…平坦部
212…突出部
213…第1の接触面
220…第1の導体部
221…第2の接触面
222…頂面
222a…平坦部
223…側面
223a,223b…端部
223c…平坦部
230…第1の電極
231,231a,231b…細線
232…網目
233…角部
240…第1の引出線
241…端部
242…屈曲部
250…第1の部分
251,251B…第1の開口
251a…頂点
251b…辺
251c…角部
252,252B…切欠き
253…太線
260…第2の部分
261…第2の開口
270…第1の外部端子
271…第3の開口
300…第2の配線体
310…第2の樹脂部
311…切欠き
320…第2の導体部
330…第2の電極
340…第2の引出線
370…第2の外部端子
20…接続配線体
21…基材
21a…第1の分岐部
21b…第2の分岐部
21c…スリット
22…第1の配線
23…第2の配線
24…第1の接続端子
25…第2の接続端子
30…接続部
DESCRIPTION OF
213 ...
221 ... second contact surface
222 ... Top surface
222a ... Flat part
223 ... Side
223a, 223b ... end
223c ...
231, 231a, 231b ... fine wire
232 ... Mesh
233 ...
241 ... End
242 ... Bent part
250 ... 1st part
251, 251B ... 1st opening
251a: Vertex
251b ... side
251c ... Corner
252, 252B ... Notches
253 ... thick line
260 ... second part
261: second opening 270: first external terminal
271 ...
Claims (8)
前記樹脂部上に設けられた導体部と、を備え、
前記導体部は、
電極と、
外部端子と、
前記電極と前記外部端子を接続する引出線と、を含み、
前記引出線は、
規則的に配置された複数の第1の開口を有すると共に、前記外部端子側に位置する第1の部分と、
規則的に配置された複数の第2の開口を有すると共に、前記第1の部分よりも前記電極側に位置する第2の部分と、を含み、
前記第1の開口の面積は、前記第2の開口の面積よりも大きい配線体。 A resin part;
A conductor portion provided on the resin portion,
The conductor portion is
Electrodes,
An external terminal,
A lead wire connecting the electrode and the external terminal,
The leader line is
A first portion having a plurality of regularly arranged first openings and located on the external terminal side;
A second portion having a plurality of regularly arranged second openings, and being located closer to the electrode than the first portion,
The wiring body has an area of the first opening larger than an area of the second opening.
前記第1の部分は、前記引出線において、前記外部端子に接続された端部と屈曲部との間の部分である配線体。 The wiring body according to claim 1,
The first portion is a wiring body that is a portion between an end portion connected to the external terminal and a bent portion in the leader line.
前記第1の部分の全体幅は、前記第2の部分の全体幅よりも広い配線体。 The wiring body according to claim 1 or 2,
A wiring body in which the overall width of the first portion is wider than the overall width of the second portion.
前記第1の開口同士の間の最短距離は、前記第2の開口同士の間の最短距離よりも広い配線体。 The wiring body according to any one of claims 1 to 3,
The shortest distance between the first openings is a wiring body wider than the shortest distance between the second openings.
前記外部端子は、規則的に配置された複数の第3の開口を有しており、
前記第3の開口の面積は、前記第1の開口の面積以下である配線体。 The wiring body according to any one of claims 1 to 4,
The external terminal has a plurality of regularly arranged third openings,
The wiring body, wherein an area of the third opening is equal to or less than an area of the first opening.
前記第3の開口の面積は、前記第2の開口の面積よりも大きい配線体。 The wiring body according to claim 5,
The wiring body has an area of the third opening larger than an area of the second opening.
前記配線体を支持する支持体と、を備えた配線基板。 The wiring body according to any one of claims 1 to 6,
And a support for supporting the wiring body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017181711A JP2019057175A (en) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | Wiring body, wiring base board, and touch sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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ID=66107550
Family Applications (1)
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JP2017181711A Pending JP2019057175A (en) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | Wiring body, wiring base board, and touch sensor |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019057175A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023136221A1 (en) * | 2022-01-12 | 2023-07-20 | Tdk株式会社 | Wiring body and display device |
-
2017
- 2017-09-21 JP JP2017181711A patent/JP2019057175A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023136221A1 (en) * | 2022-01-12 | 2023-07-20 | Tdk株式会社 | Wiring body and display device |
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