JP2019053379A - 端末装置、データ取得システム、データ取得方法、及びプログラム - Google Patents

端末装置、データ取得システム、データ取得方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パブリッククラウド内の仮想サーバが他のパブリッククラウド内のストレージに記憶されたデータにアクセスする。【解決手段】端末装置2は、パブリッククラウド毎の接続先情報及びログイン情報を管理する接続管理部21と、管理されたこれらの情報を用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行う認証部22と、認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得するリンク情報取得部23と、取得されたリンク情報を記憶するリンク情報ストレージ24と、リンク情報を用いて、ファイルの実データを取得するデータ取得部25と有する。データ取得部25は、仮想サーバ3から指定されたリンク情報に対応する実データをパブリッククラウドのストレージから取得し、仮想サーバ3に転送する。【選択図】図1

Description

本発明は端末装置、データ取得システム、データ取得方法、及びプログラムに関し、特にストレージが記憶しているデータを仮想サーバが取得する技術に関する。
近年、複数のパブリッククラウドの事業者が、仮想サーバサービスやストレージサービスといったクラウドサービスを提供している。各事業者が提供するクラウドサービスは、機能の特徴や価格が様々であり、クラウドサービスの利用者としては選択肢が増えてきた。そのため、利用者のニーズに合わせて、複数のクラウドサービスから必要なサービスを組み合わせて利用するマルチクラウドが流行している。
例えば、A社のパブリッククラウドとB社のパブリッククラウドがあり、それぞれにおいて、仮想サーバとストレージのサービスが提供されているものとする。ここで、仮想サーバにおいてはA社のパブリッククラウドの仮想サーバのサービスの方がB社よりも充実しているが、ストレージサービスにおいてはB社のパブリッククラウドの方がA社よりも価格も安く使い勝手がよいというような場合、サービスを有効に活用したいユーザとしては両パブリッククラウドの必要なものだけを利用してマルチクラウドなシステムを構築したいと考える。
このような場合、仮想サーバで利用されるデータは、当該仮想サーバとは異なるパブリッククラウド上に存在することとなる。また、データの記憶先が、1つのパブリッククラウドのストレージとは限らず、複数のパブリッククラウドのそれぞれのストレージであることもある。
データを処理する装置が、ネットワーク越しに離れた位置に存在する装置によって記憶されるデータを利用する場合には、データの取得をどのように行うかが重要となる。これに関し、特許文献1では、クラウドストレージなどに分散して記憶されたデータを、ユーザの電子デバイス上の集約サービスが取得する技術について開示している。また、特許文献2では、異なるストレージクラウド上に存在する複数のファイルが、クラウド利用端末において、1つの仮想フォルダ中に統合されて表示される技術について開示している。また、特許文献2に記載のクラウド利用端末は、クラウド利用端末上の仮想フォルダ中に実体ファイルが生成又は保存されることに応じて、当該実体ファイルが持つ属性等と複数のストレージ・クラウドが持つ各属性とを参照し、実体ファイルを格納するための一つのストレージ・クラウドを選択する。
特開2016−091547号公報 特開2014−010465号公報
データの取得に関し、異なる複数のパブリッククラウド事業者のサービス間では、次のような課題がある。例えばC社のパブリッククラウド内の仮想サーバであってインターネットに接続できない環境下における仮想サーバは、D社のストレージサービス内のファイルに直接アクセスすることができない。パブリッククラウドの事業者が提供しているストレージサービスを利用するためには、一般的に、インターネットを介した接続を行った上で、認証キーやアカウント、パスワード情報等を用いたパブリッククラウド側のシステムによる認証を必要とするからである。
一般的に、仮想サーバにリモートアクセスする端末と、仮想サーバが所属するパブリッククラウド内のネットワークとをVPN(Virtual Private Network)によって仮想的にネットワーク接続することで、端末からパブリッククラウド内の仮想サーバにファイルを転送することができる。そのため、C社のパブリッククラウド内の仮想サーバが、D社のストレージサービス内のファイルを利用する場合は、予めD社のストレージサービスのファイルをインターネット接続により端末にダウンロードしておけば、この端末とVPNでネットワーク接続したC社の仮想サーバは、ダウンロードしたファイルにアクセスすることができる。しかしながら、この場合、パブリッククラウド内のファイルを予めダウンロードしておかねばならず、同じファイルの重複管理やリソースの無駄使いなどの課題がある。
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、パブリッククラウド内の仮想サーバが他のパブリッククラウド内のストレージに記憶されたデータにアクセスすることができる端末装置、データ取得システム、データ取得方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様にかかる端末装置は、パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理する接続管理手段と、前記接続管理手段により管理された情報を用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行う認証手段と、認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得するリンク情報取得手段と、取得された前記リンク情報を記憶するリンク情報ストレージと、前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報を用いて、前記ファイルの実データを取得するデータ取得手段とを有し、前記データ取得手段は、第1のパブリッククラウドにおける仮想サーバから指定された、第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを、前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送する。
本発明の一態様にかかるデータ取得システムは、第1のパブリッククラウド内の仮想サーバと、前記仮想サーバにリモートアクセスする端末装置とを備え、前記端末装置は、パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理する接続管理手段と、前記接続管理手段により管理された情報を用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行う認証手段と、認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得する第1のリンク情報取得手段と、取得された前記リンク情報を記憶するリンク情報ストレージと、前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報を用いて、前記ファイルの実データを取得する第1のデータ取得手段とを有し、前記仮想サーバは、前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報を取得する第2のリンク情報取得手段と、前記第2のリンク情報取得手段により取得された前記リンク情報が選択された場合に、選択された前記リンク情報に対応する実データを前記端末装置に要求し、前記端末装置から該実データを取得する第2のデータ取得手段とを有し、前記端末装置の前記第1のデータ取得手段は、前記仮想サーバの前記第2のデータ取得手段の要求に応じて、第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送する。
本発明の一態様にかかるデータ取得方法では、パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理し、前記接続先情報と前記ログイン情報とを用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行い、認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得し、取得された前記リンク情報をリンク情報ストレージに記憶し、前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報であって第1のパブリッククラウドにおける仮想サーバから指定された第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを、前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送する。
本発明の一態様にかかるプログラムは、パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理するステップと、前記接続先情報と前記ログイン情報とを用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行うステップと、認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得し、リンク情報ストレージに記憶するステップと、前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報であって第1のパブリッククラウドにおける仮想サーバから指定された第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを、前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、パブリッククラウド内の仮想サーバが他のパブリッククラウド内のストレージに記憶されたデータにアクセスすることができる端末装置、データ取得システム、データ取得方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態の概要にかかるデータ取得システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかるデータ取得システムの一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 接続管理データベースが管理するパブリッククラウドテーブルの一例を示す。 接続管理データベースが管理するアカウントテーブルの一例を示す。 実施の形態にかかる仮想サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる仮想サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる端末装置におけるリンク情報の取得動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかるデータ取得システムにおいて、パブリッククラウドのストレージが記憶するファイルへの仮想サーバによるアクセス動作の一例を示すフローチャートである。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
<実施の形態の概要>
実施の形態の説明に先立って、本発明にかかる実施の形態の概要を説明する。図1は、実施の形態の概要にかかるデータ取得システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、データ取得システム1は、端末装置2と、仮想サーバ3とを有する。
仮想サーバ3は、パブリッククラウド上に構成されたサーバ装置である。また、端末装置2は、仮想サーバ3にリモートアクセスする装置である。すなわち、ユーザは、端末装置2を使って、仮想サーバ3にアクセスすることができる。なお、仮想サーバ3と端末装置2は、例えばVPN(Virtual Private Network)接続されており、VPNを介して相互の通信を行う。
端末装置2は、接続管理部21と、認証部22と、リンク情報取得部23と、リンク情報ストレージ24と、データ取得部25とを有する。
接続管理部21(接続管理手段)は、パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理する。詳細には、接続管理部21は、例えば、仮想サーバ3が属するパブリッククラウドとは別のパブリッククラウドであって、ストレージサービスを提供するパブリッククラウドを少なくとも含む1以上のパブリッククラウドについての接続先情報及びログイン情報を管理する。
認証部22(認証手段)は、接続管理部21により管理された情報を用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行う。例えば、認証部22は、接続先情報を用いてパブリッククラウドにアクセスし、ログイン情報を用いて当該パブリッククラウドに対し認証要求を行う。
リンク情報取得部23(リンク情報取得手段)は、認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得する。認証部22による認証要求に対するパブリッククラウドの認証が成功すると、端末装置2は、当該パブリッククラウドが提供するストレージサービスを利用することが可能となる。すなわち、認証が成功すると、当該パブリッククラウド内のストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得することが可能となる。
リンク情報ストレージ24は、リンク情報取得部23により取得されたリンク情報を記憶するストレージである。リンク情報取得部23は、パブリッククラウドから取得したリンク情報をリンク情報ストレージ24に記憶する。
データ取得部25(データ取得手段)は、リンク情報ストレージ24に記憶されたリンク情報を用いて、ファイルの実データを取得する。ここで、データ取得部25は、リンク情報ストレージ24に記憶されたリンク情報であって仮想サーバ3から指定されたリンク情報に対応する実データを取得し、仮想サーバ3に転送する。より詳細には、データ取得部25は、仮想サーバ3のデータ取得部32の要求に応じて、仮想サーバ3が属する第1のパブリッククラウドとは異なる第2のパブリッククラウドにおけるストレージに記憶されたファイルのリンク情報に対応する実データを、この第2のパブリッククラウドにおけるストレージから取得し、仮想サーバ3に転送する。
仮想サーバ3は、リンク情報取得部31と、データ取得部32とを有する。
リンク情報取得部31は、端末装置2のリンク情報ストレージ24に記憶されたリンク情報を取得する。例えば、仮想サーバ3において所定の操作が受け付けられた場合、又は仮想サーバ3においてファイルのアクセスに関する所定の処理が実行された場合などに、リンク情報取得部31は、リンク情報ストレージ24に記憶されたリンク情報を取得する。
データ取得部32は、リンク情報取得部31により取得されたリンク情報が選択された場合に、選択されたリンク情報に対応する実データを端末装置2に要求し、端末装置2からこの実データを取得する。すなわち、データ取得部32は、リンク情報取得部31により取得されたリンク情報のいずれかを選択する指示があった場合に、選択されたリンク情報に対応する実データを端末装置2に要求する。これに対し、端末装置2のデータ取得部25は、選択されたリンク情報を用いて、ストレージサービスを提供するパブリッククラウドに実データの転送を要求し、実データを取得する。端末装置2のデータ取得部25は、取得した実データを仮想サーバ3に転送する。これにより、仮想サーバ3のデータ取得部32は、選択されたリンク情報に対応する実データを取得する。
上述したデータ取得システム1においては、パブリッククラウド毎のストレージに記憶されたファイルのリンク情報がリンク情報ストレージ24に記憶されている。このため、仮想サーバ3は、このリンク情報を用いて、他のパブリッククラウド内のストレージに記憶されたファイルの実データに間接的にアクセスすることができる。
<実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、実施の形態にかかるデータ取得システム10の一例を示すブロック図である。データ取得システム10は、端末装置20と、仮想サーバ30を有するパブリッククラウド300と、ストレージ401_1−401_nを有するパブリッククラウド400_1−400nとを備えている。以下、パブリッククラウド400_1−400_nについてこれらを特に区別せずに言及する場合、パブリッククラウド400と称す。また、ストレージ401_1−401_nについてこれらを特に区別せずに言及する場合、ストレージ401と称す。
パブリッククラウド300は、少なくとも仮想サーバ30を提供するパブリッククラウドである。また、パブリッククラウド400は、少なくともストレージサービスを提供するパブリッククラウドである。なお、パブリッククラウド400は、1以上存在すればよい。また、パブリッククラウド300は、ストレージサービスも提供してもよい。同様に、パブリッククラウド300は、仮想サーバサービスを提供してもよい。
端末装置20は、パブリッククラウド300の仮想サーバ30にリモートアクセスする装置である。本実施の形態では、仮想サーバ30が属するパブリッククラウド300は、セキュリティ確保等の理由により、他のパブリッククラウド400とのインターネット接続が制限されたクラウドである。すなわち、パブリッククラウド300はインターネット接続が行えないよう構成されている。このため、仮想サーバ30は、他のパブリッククラウド400のストレージ401に直接アクセスすることができない環境にある。
仮想サーバ30と端末装置20はVPN接続により相互の通信を行う。また、端末装置20は、パブリッククラウド400のストレージ401にインターネット接続によりアクセスすることができる。なお、端末装置20からストレージ401へのアクセスはVPN接続などの他の接続により実現されてもよい。
次に、端末装置20及び仮想サーバ30の詳細な構成について説明する。
まず、端末装置20について説明する。図3は、端末装置20の機能構成の一例を示すブロック図である。端末装置20は、接続管理データベース201と、認証部202と、リンク情報取得部203と、リンク情報ストレージ204と、データ取得部205とを有する。
接続管理データベース201は、図1の接続管理部21に対応しており、パブリッククラウド400毎の接続先情報とパブリッククラウド400毎のログイン情報とを管理するデータベースである。
接続管理データベース201は、具体的には、接続先情報としてパブリッククラウド400のURLなどを管理する。図4は、接続管理データベース201が管理するパブリッククラウドテーブルの一例を示す。本実施の形態では、図4に示すように、接続管理データベース201は、パブリッククラウドテーブルにより、接続先情報を管理している。具体的には、接続管理データベース201は、パブリッククラウドテーブルにより、パブリッククラウド400毎に、パブリッククラウドのIDと、接続URLと、パブリッククラウドの名前とを管理している。
また、接続管理データベース201は、具体的には、ログイン情報として、パブリッククラウド400のログイン用のアカウント情報及びパスワード情報などを管理する。図5は、接続管理データベース201が管理するアカウントテーブルの一例を示す。本実施の形態では、図5に示すように、接続管理データベース201は、アカウントテーブルにより、ログイン情報を管理している。具体的には、接続管理データベース201は、アカウントテーブルにより、ユーザのIDと、パブリッククラウド400のIDと、このIDで特定されるパブリッククラウド400にログインするためのユーザアカウント及びパスワードを管理している。
接続管理データベース201には、端末装置20の後述する入力装置254を介してユーザから入力された情報が登録される。接続管理データベース201が管理する情報は、端末装置20がパブリッククラウド400のストレージ401からファイルのリンク情報を収集する際や、ユーザがファイルのリンク情報を通してファイルの実データにアクセスする際に、用いられる。なお、接続管理データベース201は、パブリッククラウド300の接続先情報及びログイン情報についても管理してもよい。
認証部202は、図1の認証部22に対応しており、接続管理データベース201により管理された情報を用いて、パブリッククラウド400へのアクセス及び認証要求を行う。具体的には、認証部202は、接続管理データベース201から接続先のパブリッククラウド400のURLと、ログインするユーザのアカウント情報及びパスワード情報を読み出し、これらの情報を用いて接続先のパブリッククラウド400に対し、認証要求を行う。
リンク情報取得部203は、図1のリンク情報取得部23に対応しており、認証部202の認証要求に対する認証に成功したパブリッククラウド400におけるストレージ401が記憶しているファイルのリンク情報を取得する。具体的には、リンク情報取得部203は、認証に成功し接続が許可されたストレージ401が記憶するファイルのリンク情報を、パブリッククラウド400(パブリッククラウド400のストレージサービス)に対し問い合わせる。この問合せに対する応答により、リンク情報取得部203は、リンク情報を取得する。リンク情報取得部203は、取得したリンク情報をリンク情報ストレージ204に登録する。なお、リンク情報とは、具体的には、例えば、パブリッククラウド400上のファイルの所在を示すURLである。リンク情報取得部203は、パブリッククラウド300がストレージを有する場合、パブリッククラウド300のストレージからもリンク情報を取得してもよい。
リンク情報ストレージ204は、図1のリンク情報ストレージ24に対応しており、リンク情報取得部203により取得されたリンク情報を記憶する。なお、リンク情報ストレージ204は、仮想サーバ30によりアクセス可能である必要がある。このため、リンク情報ストレージ204のフォルダはネットワーク共有を許可する設定が行われている。リンク情報ストレージ204は、仮想サーバ30のリンク情報取得部303からの要求に対し、記憶しているリンク情報を返却する応答を行う。
リンク情報取得部203は、リンク情報のリンク情報ストレージ204への格納に際し、リンク情報ストレージ204内のルート直下にパブリッククラウド400別のフォルダ(ストレージ401別のフォルダ)を作成し、そのフォルダの配下にストレージ401内のフォルダ構成をそのまま構築する。リンク情報取得部203は定期的、または任意のタイミングでリンク情報の問い合わせを行い、ストレージ401において変更があったファイルをリンク情報ストレージ204に反映することで、ストレージ401のファイルとの同期を行う。
データ取得部205は、図1のデータ取得部25に対応しており、リンク情報ストレージ204に記憶されたリンク情報を用いて、ファイルの実データを取得する。データ取得部205は、仮想サーバ30のデータ取得部304からの要求があった場合、その要求により指定されたリンク情報に対応する実データをパブリッククラウド400におけるストレージ401から取得し、仮想サーバ30に転送する。
次に、仮想サーバ30について説明する。
図6は、仮想サーバ30の機能構成の一例を示すブロック図である。仮想サーバ30は、マウント部301と、ファイルマネージャ部302と、リンク情報取得部303と、データ取得部304とを有する。
マウント部301は、端末装置20のリンク情報ストレージ204をネットワークマウントする。これにより、仮想サーバ30において、リンク情報ストレージ204が仮想サーバ30上で利用可能なドライブとして認識される。なお、マウント部301がマウントするためには端末装置20と仮想サーバ30とがネットワーク的に通信可能な状態である必要がある。
ファイルマネージャ部302は、仮想サーバ30におけるファイルシステムを扱うためのユーザインタフェースを提供する。ファイルマネージャ部302は、ファイルの表示、ファイル操作の受付などといった処理を行う。
リンク情報取得部303は、図1のリンク情報取得部31に対応しており、端末装置20のリンク情報ストレージ204に記憶されたリンク情報を取得する。リンク情報取得部303は、マウント部301によりネットワークマウントしたリンク情報ストレージ204に問い合わせを行い、リンク情報を取得する。例えば、リンク情報取得部303は、リンク情報ストレージ204のパブリッククラウド別のフォルダを開くユーザの操作をファイルマネージャ部302が受け付けると、当該フォルダ配下のファイルについてのリンク情報について問い合わせる。リンク情報取得部303は、定期的、もしくは任意のタイミングでリンク情報ストレージ204に問い合わせ、リンク情報ストレージ204のファイル構成の変更を反映させてもよい。
データ取得部304は、図1のデータ取得部32に対応しており、リンク情報取得部303により取得されたリンク情報が選択された場合に、選択されたリンク情報に対応する実データを端末装置20に要求し、端末装置20から実データを取得する。具体的には、データ取得部304は、ファイルマネージャ部302により表示した、リンク情報を持つファイルアイコンを選択するユーザの操作を、ファイルマネージャ部302が受け付けると、端末装置20のデータ取得部205に対し、当該リンク情報に対応するファイルの実データを要求する。なお、リンク情報の選択は、ユーザの操作による選択に限らず、仮想サーバ30において実行されるプログラムによる指定であってもよい。
ここで、端末装置20及び仮想サーバ30のハードウェア構成の一例について説明する。
図7は、端末装置20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。端末装置20は、メモリ251と、プロセッサ252と、ストレージ253と、入力装置254と、出力装置255と、ネットワークインタフェース256とを有し、これらの構成要素はバス257を介して互いに接続されている。
メモリ251は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ251は、プロセッサ252により実行されるソフトウェア(プログラム)などを格納するために使用される。
プロセッサ252は、メモリ251からソフトウェア(プログラム)を読み出して実行することで、図3に示した端末装置20の各構成部の処理を行う。このように、端末装置20は、コンピュータとしての機能を備えている。プロセッサ252は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ252は、複数のプロセッサを含んでもよい。
ストレージ253は、HDD(Hard Disk Drive)、磁気テープ、光ディスク、又はSSD(Solid State Drive)などにより構成され、種々の情報を記憶する。接続管理データベース201及びリンク情報ストレージ204は、ストレージ253を用いて実現される。
入力装置254は、ユーザからの操作を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、マウスなどである。出力装置255は、情報を表示するための装置であり、例えば、フラットパネルディスプレイである。
ネットワークインタフェース256は、有線又は無線のネットワークを介して他の装置(パブリッククラウド300、400)と通信するために使用される。ネットワークインタフェース256は、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。
図8は、仮想サーバ30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。仮想サーバ30は、メモリ351と、プロセッサ352と、ネットワークインタフェース353とを有し、これらの構成要素はバス354を介して互いに接続されている。
メモリ351は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ351は、プロセッサ352により実行されるソフトウェア(プログラム)などを格納するために使用される。
プロセッサ352は、メモリ351からソフトウェア(プログラム)を読み出して実行することで、図6に示した仮想サーバ30の各構成部の処理を行う。このように、仮想サーバ30は、コンピュータとしての機能を備えている。プロセッサ352は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ352は、複数のプロセッサを含んでもよい。
ネットワークインタフェース353は、有線又は無線のネットワークを介して他の装置(端末装置20)と通信するために使用される。ネットワークインタフェース353は、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。
上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、Programmable ROM(PROM)、Erasable PROM(EPROM)、フラッシュROM、Random Access Memory(RAM))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
次に、データ取得システム10の動作について説明する。
図9は、端末装置20におけるリンク情報の取得動作の一例を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、端末装置20におけるリンク情報の取得動作について説明する。
ステップ100(S100)において、ユーザは、入力装置254を介して、利用したいパブリッククラウド400についての接続先情報やログイン情報を接続管理データベース201に登録する。これにより、接続管理データベース201に、パブリッククラウド400の接続先情報及びログイン情報が記憶される。
次に、ステップ101(S101)において、認証部202が接続管理データベース201に格納されたパブリッククラウド400の接続先情報及びログイン情報を読み出す。
そして、ステップ102(S102)において、認証部202は、これらの情報を用いてパブリッククラウド400(パブリッククラウド400のストレージサービス)に接続を要求する。
パブリッククラウド400による認証が成功すると、ステップ103(S103)において、リンク情報取得部203が、ストレージ401が記憶しているファイルのリンク情報を問い合わせる。
そして、ステップ104(S104)において、リンク情報取得部203は、ステップ103の問合せの応答としてパブリッククラウド400から取得したリンク情報をリンク情報ストレージ204に記憶する。なお、このとき、上述したように、リンク情報ストレージ204内のルートフォルダの直下にパブリッククラウド400別のフォルダが作成され、作成されたフォルダの配下に、パブリッククラウド400のストレージ401のフォルダ構成と同じフォルダ構成が構築される。
以上の動作により、端末装置20のリンク情報ストレージ204には、パブリッククラウド400のそれぞれのストレージ401のファイルのリンク情報が集約される。
次に、パブリッククラウド300の仮想サーバ30が、端末装置20を介してパブリッククラウド400のファイルの実データにアクセスする動作について説明する。図10は、データ取得システム10において、パブリッククラウド400のストレージ401が記憶するファイルへの仮想サーバ30によるアクセス動作の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、仮想サーバ30によるアクセス動作について説明する。
ステップ200(S200)において、仮想サーバ30のマウント部301が端末装置20のリンク情報ストレージ204をネットワークマウントする。これにより、ファイルマネージャ部302によるリンク情報ストレージ204のフォルダ表示が可能となる。なお、この表示は、端末装置20の出力装置255の表示画面に表示される。
ステップ201(S201)において、仮想サーバ30において、ネットワークマウントしたドライブのパブリッククラウド別のフォルダを開くユーザ操作をファイルマネージャ部302が受け付けると、リンク情報取得部303はリンク情報ストレージ204に問い合わせを行い、リンク情報を要求する。
これに対し、ステップ202(S202)において、端末装置20のリンク情報ストレージ204は、リンク情報を返却する応答を行う。具体的には、ステップ201において開く操作が行われたフォルダに対応するパブリッククラウド400のストレージ401についてのリンク情報がリンク情報取得部303に通知される。
これにより、ステップ203(S203)で、リンク情報取得部303はリンク情報を取得する。
リンク情報が取得されると、ステップ204(S204)において、ファイルマネージャ部302は、取得されたリンク情報と関連づけられたファイルアイコンを出力装置255の表示画面に表示する。
次に、ステップ205(S205)において、仮想サーバ30において、リンク情報と関連づけられたファイルアイコンを選択するユーザ操作をファイルマネージャ部302が受け付けると、データ取得部304は、端末装置20のデータ取得部205に、選択されたファイルアイコンに対応するデータのアクセスを要求する。すなわち、データ取得部304は、選択されたファイルアイコンと関連づけられたリンク情報に対応するファイルの実データを要求する。
これに対し、ステップ206(S206)において、端末装置20の認証部202は、データアクセスが要求されたファイルを有するパブリッククラウド400についての接続先情報及びログイン情報を接続管理データベース201から読み出す。
そして、ステップ207(S207)において、認証部202は、読み出した情報を用いてパブリッククラウド400(パブリッククラウド400のストレージサービス)に接続を要求する。
パブリッククラウド400による認証が成功すると、ステップ208(S208)において、データ取得部205は、リンク情報をもとに、仮想サーバ30のデータ取得部304から要求されたデータにアクセスし、パブリッククラウド400のストレージ401からデータを取得する。
次に、ステップ209(S209)において、データ取得部205は取得したデータを仮想サーバ30に送信する。
これにより、ステップ210(S210)において、仮想サーバ30のデータ取得部304はパブリッククラウド400が有するファイルの実データを取得する。
以上、実施の形態の詳細について説明した。データ取得システム10では、パブリッククラウド400のストレージ401が記憶するファイルのリンク情報が、パブリッククラウド300との通信が可能な端末装置20に記憶されている。このため、仮想サーバ30は端末装置20を介してパブリッククラウド400のストレージ401が記憶するファイルの実データにアクセスすることができる。
また、データ取得システム10では、端末装置20の接続管理データベース201は複数の異なるパブリッククラウド400について接続先情報及びログイン情報を管理しており、端末装置20のリンク情報取得部203は、複数の異なるパブリッククラウド400におけるストレージ401がそれぞれ記憶しているファイルのリンク情報を取得する。このため、ファイルの記憶先が複数のパブリッククラウド400に分散していても、仮想サーバ30は容易にこれらのファイルの実データにアクセスすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、端末装置20のリンク情報取得部203は、パブリッククラウド400におけるストレージ401が記憶しているファイルのうち予め定められた属性を有するファイルについてのみリンク情報を取得してもよい。このような構成とすることにより、不要なリンク情報の取得を防ぐことができる。これにより、特定のファイルに対する仮想サーバ30によるアクセスを防ぐことができる。
例えば、リンク情報取得部203は、予め定められた種類のファイル(例えば、ISOファイル)についてのみリンク情報を取得してもよい。また、リンク情報取得部203は、予め定められたユーザが登録したファイルについてのみリンク情報を取得してもよい。なお、リンク情報取得部203は、AND条件やOR条件を用いて、所望の属性を有するファイルのリンク情報だけを取得してもよい。
また、上記の説明では、仮想サーバ30が他のパブリッククラウド400のデータにアクセスする例を説明したが、リンク情報ストレージ204がパブリッククラウド300が備えるストレージ(図示せず)のリンク情報を管理することにより、当該ストレージのデータへの仮想サーバ30によるアクセスが行われてもよい。
1 データ取得システム
2 端末装置
3 仮想サーバ
10 データ取得システム
20 端末装置
21 接続管理部
22 認証部
23 リンク情報取得部
24 リンク情報ストレージ
25 データ取得部
30 仮想サーバ
31 リンク情報取得部
32 データ取得部
201 接続管理データベース
202 認証部
203 リンク情報取得部
204 リンク情報ストレージ
205 データ取得部
300 パブリッククラウド
301 マウント部
302 ファイルマネージャ部
303 リンク情報取得部
304 データ取得部
400 パブリッククラウド
401 ストレージ

Claims (9)

  1. パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理する接続管理手段と、
    前記接続管理手段により管理された情報を用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行う認証手段と、
    認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得するリンク情報取得手段と、
    取得された前記リンク情報を記憶するリンク情報ストレージと、
    前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報を用いて、前記ファイルの実データを取得するデータ取得手段と
    を有し、
    前記データ取得手段は、第1のパブリッククラウドにおける仮想サーバから指定された、第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを、前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送する
    端末装置。
  2. 前記仮想サーバが属する前記第1のパブリッククラウドは、他のパブリッククラウドとのインターネット接続が制限されており、前記仮想サーバと前記端末装置はVPN(Virtual Private Network)接続により相互の通信を行う
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記接続管理手段は、複数の異なるパブリッククラウドについて前記接続先情報と前記ログイン情報とを管理し、
    前記リンク情報取得手段は、複数の異なるパブリッククラウドにおける前記ストレージがそれぞれ記憶している前記ファイルの前記リンク情報を取得する
    請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記リンク情報取得手段は、パブリッククラウドにおける前記ストレージが記憶している前記ファイルのうち予め定められた属性を有する前記ファイルについてのみ前記リンク情報を取得する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 前記リンク情報取得手段は、パブリッククラウドにおける前記ストレージが記憶している前記ファイルのうち予め定められた種類の前記ファイルについてのみ前記リンク情報を取得する
    請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記リンク情報取得手段は、パブリッククラウドにおける前記ストレージが記憶している前記ファイルのうち予め定められたユーザが登録した前記ファイルについてのみ前記リンク情報を取得する
    請求項4に記載の端末装置。
  7. 第1のパブリッククラウド内の仮想サーバと、
    前記仮想サーバにリモートアクセスする端末装置と
    を備え、
    前記端末装置は、
    パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理する接続管理手段と、
    前記接続管理手段により管理された情報を用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行う認証手段と、
    認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得する第1のリンク情報取得手段と、
    取得された前記リンク情報を記憶するリンク情報ストレージと、
    前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報を用いて、前記ファイルの実データを取得する第1のデータ取得手段と
    を有し、
    前記仮想サーバは、
    前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報を取得する第2のリンク情報取得手段と、
    前記第2のリンク情報取得手段により取得された前記リンク情報が選択された場合に、選択された前記リンク情報に対応する実データを前記端末装置に要求し、前記端末装置から該実データを取得する第2のデータ取得手段と
    を有し、
    前記端末装置の前記第1のデータ取得手段は、前記仮想サーバの前記第2のデータ取得手段の要求に応じて、第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送する
    データ取得システム。
  8. パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理し、
    前記接続先情報と前記ログイン情報とを用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行い、
    認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得し、
    取得された前記リンク情報をリンク情報ストレージに記憶し、
    前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報であって第1のパブリッククラウドにおける仮想サーバから指定された第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを、前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送する
    データ取得方法。
  9. パブリッククラウド毎の接続先情報とパブリッククラウド毎のログイン情報とを管理するステップと、
    前記接続先情報と前記ログイン情報とを用いて、パブリッククラウドへのアクセス及び認証要求を行うステップと、
    認証に成功したパブリッククラウドにおけるストレージが記憶しているファイルのリンク情報を取得し、リンク情報ストレージに記憶するステップと、
    前記リンク情報ストレージに記憶された前記リンク情報であって第1のパブリッククラウドにおける仮想サーバから指定された第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージに記憶された前記ファイルの前記リンク情報に対応する実データを、前記第2のパブリッククラウドにおける前記ストレージから取得し、前記仮想サーバに転送するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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