JP2019047491A - 聴覚機器用のイヤーピースおよび聴覚機器 - Google Patents

聴覚機器用のイヤーピースおよび聴覚機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019047491A
JP2019047491A JP2018153670A JP2018153670A JP2019047491A JP 2019047491 A JP2019047491 A JP 2019047491A JP 2018153670 A JP2018153670 A JP 2018153670A JP 2018153670 A JP2018153670 A JP 2018153670A JP 2019047491 A JP2019047491 A JP 2019047491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earpiece
ear canal
axis
range
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018153670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019047491A5 (ja
JP7086332B2 (ja
Inventor
アラン リンドバーグ エリック
Alan Lindberg Erik
アラン リンドバーグ エリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GN Hearing AS
Original Assignee
GN Hearing AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GN Hearing AS filed Critical GN Hearing AS
Publication of JP2019047491A publication Critical patent/JP2019047491A/ja
Publication of JP2019047491A5 publication Critical patent/JP2019047491A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7086332B2 publication Critical patent/JP7086332B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • H04R25/652Ear tips; Ear moulds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1033Cables or cables storage, e.g. cable reels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1058Manufacture or assembly
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/55Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception using an external connection, either wireless or wired
    • H04R25/552Binaural
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/60Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles
    • H04R25/604Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles of acoustic or vibrational transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1016Earpieces of the intra-aural type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2225/00Details of deaf aids covered by H04R25/00, not provided for in any of its subgroups
    • H04R2225/025In the ear hearing aids [ITE] hearing aids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

【課題】着け心地が向上し、カスタマイズする必要のほとんどない、または全くない聴覚機器用イヤーピースを提供する。【解決手段】聴覚機器用のイヤーピース4は、外耳道部14と中間部16とを有する。外耳道部14は、イヤーピース4の外耳道軸X_1に沿って延在し、外耳道軸はイヤーピース6の外耳道平面に対して直交する。外耳道部14は、第1端18を有する。中間部は、第1端20と第2端22とを有して中間軸に沿って延在するイヤーピースハウジング6と、中間部16に接続された第1端20を有し、外耳道平面に対して、5から45°の範囲内の第1導出角度を成すケーブル導出軸X_3に沿って中間部16から導出されるケーブル8と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、聴覚機器用、特に聴覚保護具を有する聴覚機器用のイヤーピースに関する。
イヤーピースは、当該イヤーピースを介してオーディオ信号がユーザに提供されるような様々な状況で使用される。さらに、イヤーピースはユーザに対してオーディオ信号を提供し、さらに/あるいはユーザからオーディオ信号を受信する通信システムにおいて使用される。
イヤーピースおよび外部装置を有する2つの部分からなる聴覚機器では、イヤーピースは外部装置にケーブルにより接続される。ケーブルは、1または複数のワイヤおよび/または音声ガイドチャネルを有する。
通常、聴覚機器用のイヤーピースは何時間も装着されるため、聴覚機器のユーザにとって着け心地は非常に重要である。多くの補聴器の場合、イヤーピースは聴覚機器ユーザに対して特別にフィッティグされるが、これはコストも手間もかかる。
したがって、着け心地が向上し、カスタマイズする必要のほとんどない、または全くない聴覚機器用イヤーピースが求められている。
したがって、イヤーピースハウジングとケーブルとを備える聴覚機器用のイヤーピースが提供される。前記イヤーピースハウジングは、外耳道部と中間部とを有し、前記外耳道部は外耳道軸に沿って延在し、前記外耳道軸は外耳道平面に対して直交し、前記外耳道部は第1端を有し、前記中間部は第1端と第2端とを有して中間軸に沿って延在する。前記ケーブルは、前記中間部に接続された第1端を有し、ケーブル導出軸に沿って前記中間部から導出される。前記ケーブル導出軸は、前記外耳道平面に対して第1導出角度を成してもよい。前記第1導出角度は、5から45°の範囲内であってもよい。
さらに、処理部と、本明細書に記載のイヤーピースとを備える聴覚機器が提供される。前記ケーブルは、その第2端に、前記イヤーピースに前記処理部を接続するためのコネクタを有する。
本イヤーピースおよび聴覚機器は、ユーザの着け心地を向上する。さらに、イヤーピースはカスタマイズされたフィッティングの必要性を低減し、さらに/あるいはイヤーピースの小型化を実現する。特に、双方向通信が向上した聴覚機器/イヤーピースが提供される。
本開示のイヤーピースは、マイクロホン信号に対する複雑な処理の必要性を低減する。
聴覚機器用のイヤーピースであって、外耳道部と中間部とを有し、前記外耳道部は前記イヤーピースの外耳道軸に沿って延在し、前記外耳道軸は前記イヤーピースの外耳道平面に対して直交し、前記外耳道部は第1端を有し、前記中間部は第1端と第2端とを有して中間軸に沿って延在するイヤーピースハウジングと、前記中間部に接続された第1端を有し、前記外耳道平面に対して、5から45°の範囲内の第1導出角度を成すケーブル導出軸に沿って前記中間部から導出されるケーブルと、を備える。
任意で、前記ケーブル導出軸は、前記中間軸が直交する中間平面に対して、35から50°の範囲内の第2導出角度を成す。
任意で、前記中間軸を前記外耳道平面に投影したものと、前記ケーブル導出軸を前記外耳道平面に投影したものとの間の角度は、30から60°の範囲内である。
任意で、前記中間軸は、前記外耳道軸に対して、45から90°の範囲内の第1中間角度を成す。
任意で、前記外耳道平面における前記投影された導出軸と前記外耳道軸との間の距離は、2mmから15mmの範囲内である。
任意で、前記イヤーピースは、前記イヤーピースハウジング内に配置されるマイクロホンをさらに備え、前記イヤーピースハウジングは前記外耳道軸からの距離が3mm未満の第1マイクロホン開口部を有する。
任意で、前記イヤーピースは、保護要素をさらに備え、前記保護要素は発泡ポリマを含み、前記外耳道部を取り囲むことで、外耳道壁と前記外耳道部との間を密閉する。
任意で、前記中間部の長さは、3mmから30mmの範囲内である。
任意で、前記中間部の高さは、3mmから20mmの範囲内である。
任意で、前記イヤーピースハウジングは第1部位と第2部位とを有し、前記第1部位は前記外耳道部と前記中間部の一部とを形成し、前記第2部位は前記中間部の他部を形成し、前記第1および第2部位は、接合線に沿って組付けられ、前記接合線は接合平面法線を有する接合平面上に少なくとも部分的に延在し、前記中間軸と前記接合平面法線との間の角度は、75から105°の範囲内である。
任意で、前記ケーブルは、前記中間部の前記第1端からのケーブル導出距離を8mm未満として、前記中間部から導出される。
任意で、前記第1導出角度は、10から30°の範囲内である。
任意で、前記第2導出角度は、35から50°の範囲内である。
任意で、前記第1中間角度は、75から85°の範囲内である。
前記イヤーピースは、上記の特徴のいずれかを含んでもよいし、上記の特徴の任意の組合せを含んでもよい。
聴覚機器は、処理部と、本明細書に記載の実施形態のいずれかによるイヤーピースとを備え、前記ケーブルは、その第2端に、前記イヤーピースに前記処理部を接続するためのコネクタを有する。
本発明の上記および他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら、例示的実施形態の以下の詳細な説明により当業者には容易に明らかとなるであろう。
例示的な聴覚機器を概略的に示す図である。 例示的なイヤーピースの第1図である。 例示的なイヤーピースの第1図である。 例示的なイヤーピースの第1図である。 例示的なイヤーピースの第2図である。 イヤーピースハウジングのシェル部を概略的に示す図である。 例示的なイヤーピースの分解図である。 イヤーピースを示す図である。
図面を参照しながら、各種の例示的実施形態を以下で説明する。図面は、縮尺に沿って描かれていても、そうでなくてもよく、また、図面の全体を通して、同様の構造または機能の要素は同じ参照符号によって示されていることに留意すべきである。また、図面は実施形態の説明を容易にすることを意図するものに過ぎないことに留意すべきである。図面は、本発明の網羅的な説明としても、または本発明の範囲に対する制限としても意図されていない。加えて、図示した実施形態は、示されるすべての態様または利点を有する必要はない。特定の実施形態とともに記載される態様または利点は必ずしも、その実施形態に限定されず、示されていなくても、または明示的に説明されていなくても、任意の他の実施形態で実施可能である。
本開示は、聴覚機器と、聴覚機器用のイヤーピースに関する。聴覚機器は、補聴器またはヒアラブルであってもよい。
聴覚機器は、耳かけ(BTE)型、または外耳道レシーバ(RITE)型であってもよい。補聴器は両耳用補聴器であってもよい。聴覚機器は、第1イヤーピースと第2イヤーピースとを含み、この第1イヤーピースおよび/または第2イヤーピースが本明細書に開示のイヤーピースであってもよい。聴覚機器/イヤーピースは聴覚保護具であってもよい。聴覚保護具は、第1イヤーピースと第2イヤーピースとを含み、この第1イヤーピースおよび/または第2イヤーピースが本明細書に開示のイヤーピースであってもよい。
イヤーピースは、イヤーピースハウジングを備える。イヤーピースハウジングは、ユーザの耳内、即ち耳甲介内および外耳道内等に配置されるように構成されてもよい。イヤーピースハウジングは、外耳道部と中間部とを有する。外耳道部は、イヤーピースの外耳道平面に対して直交する、イヤーピースの外耳道軸に沿って延在する。外耳道部は第1端を有する。イヤーピースがユーザの耳内に挿入されると、外耳道部の第1端はユーザの鼓膜を向く。第1音孔は、外耳道部の第1端に配置されてもよい。イヤーピースの第1音孔は、直径が1.5mmから4mmの範囲内等、0.5mmから5mmの範囲内であってもよく、例えば、3.0mmであってもよい。
外耳道部は、外径(外耳道軸に対して垂直に測定)が2mmから6mmの範囲内であってもよい。外耳道部は、第1端における第1外径が1mmから3mmの範囲内であってもよい。例えば、保護要素が外耳道部に取り付けやすくなるよう、外耳道部の外径は、外耳道軸に沿って変化してもよい。
好ましくは、外耳道部は第1端(第1音孔)から例えばイヤーピース内に配置されるレシーバ(ラウドスピーカ)および/またはマイクロホンへの音声経路の少なくとも第1音声経路部を形成する。第1音声経路部は、直径が1.5mmから4mmの範囲内等、0.5mmから5mmの範囲内であってもよく、例えば、3.0mmであってもよい。
外耳道部は、長さ(外耳道軸に沿って測定)が、2mmから20mmの範囲内であってもよい。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、外耳道部は長さが3mmから10mmの範囲内である。したがって、ユーザの外耳道壁を、外耳道内におけるイヤーピースの固定/配置に使用でき、さらに/あるいは外耳道は外耳道内で密閉できる。これは、例えばイヤーピースの外耳道部の密閉機能による。
中間部は第1端と第2端とを有して、中間軸に沿って延在する。中間軸は、中間部の長手方向軸であってもよい。中間部は、長さ(第1端から第2端)が3mmから30mmの範囲内であることが好ましい。例えば、耳甲介内の配置を可能にしながらイヤーピース部品用に十分な容積を確保できるよう、中間部の長さは10mmから20mmの範囲内であってもよい。
中間部は、高さが3mmから20mmの範囲内であってもよい。例えば、耳甲介内の配置を可能にしながらイヤーピース部品用に十分な容積を確保できるよう、中間部の高さは7mmから13mmの範囲内であってもよい。
イヤーピースは、中間部に接続された第1端を有し、外耳道平面に対して、第1導出角度を成すケーブル導出軸に沿って中間部から導出されるケーブルを備える。第1導出角度は、α_1で示され、5から45°の範囲内であってよい。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、第1導出角度は18から25°等、10から30°の範囲内であってもよい。第1導出角度は、20から23°の範囲内であってもよく、例えば21.5°+/−2%等、約21.5°であってもよい。したがって、ケーブルが適切な方向で導出されるため、中間部/イヤーピースハウジングの中間部および/または第1マイクロホン開口部が外耳道開口部に対し、近接してまたは短距離(外耳道軸に沿って測定)で配置可能となる。
ケーブルは、レシーバ(ラウドスピーカ)および1または複数のマイクロホン等の、イヤーピースの部品を、聴覚機器のプロセッサ部に対して電気的に接続するための1または複数のワイヤを含んでもよい。1または複数の例示的聴覚機器において、ケーブルは、レシーバ(ラウドスピーカ)および1または複数のマイクロホン等の、イヤーピースの部品を、聴覚機器のプロセッサ部に対して電気的に接続するための1または複数のワイヤを含んでもよい
ケーブル導出軸は、中間軸が直交する中間平面に対して、α_2で示される第2導出角度を成してもよい。第2導出角度は、35から50°等、30から60°の範囲内であってもよい。第2導出角度は、38から43°の範囲内であってもよく、例えば40.5°+/−2%等、約40.5°であってもよい。
中間軸は、外耳道平面内に、投影中間軸として投影されてもよく、導出軸は、外耳道平面内に、投影導出軸として投影されてもよい。投影中間軸と投影導出軸との間の角度は、α_3で示される場合があり、30から60°等、25から70°の範囲内であってもよい。投影中間軸と投影導出軸との間の角度は、33から38°の範囲内であってもよく、例えば35.5°+/−2%等、約35.5°であってもよい。投影中間軸と投影導出軸との間の角度は、45から50°の範囲内であってもよく、例えば48°+/−2%等、約48°であってもよい。
中間軸は、外耳道軸に対して、β_1で示される場合がある第1中間角度を成してもよい。第1中間角度は、45から90°の範囲内である。第1中間角度は、75から85°等、60から87°の範囲内であってもよい。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、第1中間角度は約80°である。90°未満の第1中間角度、例えば、中間軸に対して若干(例えば、5から15°)傾いた外耳道平面により、耳甲介内の利用可能スペースを利用するイヤーピースが実現可能となる。
外耳道平面における投影導出軸と外耳道軸との距離は、約10mm等、2mmから20mmの範囲内であってもよい。したがって、第1導出軸が外耳道軸からずれているので、例えば第1マイクロホン開口部を外耳道軸に近接または一致して配置することができる。
イヤーピースは、中間部内に配置された第1マイクロホンおよび/または第2マイクロホン等の、イヤーピースハウジング内に配置された1または複数のマイクロホンを備えてもよい。第1マイクロホンは、例えば中間部における第1マイクロホン開口部を介して、周辺から音声を受信するように構成されてもよい。第2マイクロホンは、例えば外耳道部における第1音孔/第1音声経路部を介して、外耳道から音声を受信するように構成された外耳道マイクロホンであってもよい。
例えば、イヤーピースは、イヤーピースハウジング内に配置された第1マイクロホンを備えてもよい。イヤーピースハウジングは、外耳道軸から距離をあけて配置される第1マイクロホン開口部を有する。第1マイクロホン開口部(中心)から外耳道軸への距離(d_mic1で示される場合もある)は、3mm未満であってもよい。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、距離d_mic1は1mm未満である。第1マイクロホン開口部は、外耳道軸と一致してもよい。第1マイクロホン開口部が外耳道軸に近接することで、第1マイクロホンからの第1マイクロホン信号に対する、例えば頭部伝達関数(HRTF)の適用のような複雑な処理の必要性が低減される。
イヤーピースは、聴覚保護具であってもよい。したがって、イヤーピースは外耳道壁と外耳道部との間を密閉する保護要素を備えてもよい。保護要素は発泡ポリマ製であるか、発泡ポリマを含んでもよい。保護要素は外耳道部を取り囲んでもよい。イヤーピースは、任意でレシーバキャビティおよび/またはマイクロホンキャビティを含む、1または複数のキャビティを有してもよい。レシーバおよび/またはレシーバハウジングは、レシーバキャビティ内に配置または収容されてもよい。第1マイクロホンおよび/または第2マイクロホンは、マイクロホンキャビティ内に配置されてもよい。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、第2マイクロホンはレシーバキャビティ内に配置される。イヤーピースハウジングは、レシーバキャビティおよび/またはマイクロホンキャビティの少なくとも一部を形成または画定するための内壁を有してもよい。イヤーピースは、例えばイヤーピースのレシーバキャビティを封止する、さらに/あるいはレシーバキャビティとマイクロホンキャビティとを分離するための蓋要素を有する。したがって、蓋要素は、レシーバキャビティの一部を画定または形成してもよい。
イヤーピースは、マイクロホンキャビティ等のイヤーピースの1または複数のキャビティを少なくとも部分的または完全に充填する充填材料を有してもよい。充填材料がマイクロホンキャビティを部分的または完全に充填することで、例えば、マイクロホンキャビティ内の空気容積が、マイクロホンキャビティの容積に対して、20%未満さらには10%未満等、50%未満となる。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、マイクロホンキャビティ内の空気容量は、マイクロホンキャビティの容量の2%未満である。マイクロホンキャビティ内の空気容量を少なくすることにより、イヤーピースの機械的強度が増し、さらに/あるいはイヤーピースハウジング内の周辺音の伝達を低減するまたは防止する内部保護要素としての機能が実現される。充填材料はエポキシであってもよい。充填材料はシリコーン等、1または複数のエラストマを含んでもよい。充填材料は、イヤーピースを通じた音声伝達を防止または大幅に低減するための内部保護要素として構成されてもよい。
イヤーピースは、イヤーピースハウジング内の第1マイクロホン開口部から音を第1マイクロホンに導くための第1音声ガイド構造を有してもよい。第1音声ガイド構造は主音声ガイド要素および/または副音声ガイド要素を含んでもよい。副音声ガイド要素は、第1マイクロホンが設置または一体化されたプリント回路基板であってもよい。第1音声ガイド構造、例えば主音声ガイド要素は、第1音声ガイド構造の音声経路内に音または音声を供給するための入力開口部を有してもよい。第1音声ガイド構造、例えば副音声ガイド要素は、第1音声ガイド構造の音声経路からの音または音声を第1マイクロホンに供給するための出力開口部を有してもよい。主音声ガイド要素の入力開口部と、副音声ガイド要素の出力開口部との間の距離は、中間軸の方向で測定して、3mm以上であってもよい。言い換えると、第1音声ガイド構造の音声経路は、6mm以上等、3mm以上であってもよい。
イヤーピースハウジングは任意で、第1部位と第2部位とを有してもよい。第1部位は外耳道部と、中間部の一部を形成してもよい。第2部位は、中間部の一部を形成してもよい。第1部位と第2部位とは、接合線に沿って組付けられてもよい。接合線は、少なくとも一部(例えば50%超)が、接合平面法線を有する接合平面内に延在してもよい。中間軸と接合平面法線との間の第1接合角度は、90°等、75から105°の範囲内であってもよい。
ケーブルは、中間部の第1端からのケーブル導出距離内で、中間部から導出されてもよい。ケーブル導出距離は8mm未満であってもよい。外耳道部は、中間部の第2端近傍、例えば第2端からの距離が8mm未満(中間軸に沿った距離)で、中間部から突出してもよい。
イヤーピースは、イヤーピースハウジング内に配置された第1マイクロホンおよび/または第2マイクロホンを含む1または複数のマイクロホンを備えてもよい。イヤーピースは、イヤーピースがユーザの耳内に挿入された状態で、イヤーピースハウジング内に配置され、外耳道/鼓膜に音声出力信号を提供するレシーバを備えてもよい。
聴覚機器は処理部を備える。処理部は、第1および/または第2マイクロホンからの(1または複数の)入力信号を受信、処理して、レシーバに出力信号を提供するプロセッサを収容するハウジングを備える。ケーブルは、イヤーピースの構成要素(マイクロホン/レシーバ)を処理部に電気的に接続する、または電気的に接続するように構成される。
表1は、例示的イヤーピースAからFにおける様々な角度(°)を示す。距離D_1の単位はmmである。
Figure 2019047491
図1は、例示的な聴覚機器を示す。聴覚機器2は、イヤーピース4と処理部5とを備える。イヤーピース4は、イヤーピースハウジング6とケーブル8とを備える。ケーブル8は、その第1端10がイヤーピースハウジング6に接続され、第2端12が聴覚機器2の処理部5に接続される、または接続可能である。
図2は、イヤーピース4の第1図である。イヤーピース4はイヤーピースハウジング6を備える。イヤーピースハウジング6は、外耳道部14と、中間部16とを備える。外耳道部14は、外耳道平面に直交する外耳道軸X_1に沿って延在する。外耳道部14は第1端18を有し、中間部16は第1端20と第2端22とを有して中間軸X_2に沿って延在する。イヤーピース4はケーブル8を備え、ケーブル8は第1端10が中間部16に接続される。ケーブル8は、ケーブル導出軸X_3に沿って中間部16から導出される。ケーブル導出軸X_3は、外耳道軸に直交する外耳道平面に対して第1導出角度α_1を成す。第1導出角度α_1は、約21.5°である。
図3は、イヤーピース4の第1図である。ケーブル導出軸X_3は、中間軸X_2に対して直交する中間平面に対して第2導出角度(α_2で示される場合もある)を成す。第2導出角度α_2は、約40.5°である。
図4は、イヤーピース4の第1図である。中間軸X_2は、外耳道軸X_1に対して第1中間角度β_1を成す。第1中間角度β_1は約80°である。90°未満の第1中間角度、例えば、中間軸に対して若干(例えば、5から15°)傾いた外耳道平面により、耳甲介内の利用可能スペースを利用するイヤーピースが実現可能となる。
図5は、イヤーピース4を外耳道軸の方向から見た第2図を示す。外耳道部の第1端18に、第1音孔24が配置される。イヤーピースの第1音孔24は、(最大)直径が約3.0mmで円形または楕円形の断面を有し、外耳道軸に一致する。中間軸X_2は外耳道平面における投影中間軸X_2_proに投影され、導出軸X_3は外耳道平面における投影導出軸X_3_proに投影される。投影中間軸X_2_proと投影導出軸X_3_proとの間の角度は、α_3で示される場合もあり、30から60°等、25から70°の範囲内であってもよい。投影中間軸と投影導出軸との間の角度は、約48°等、45から50°の範囲内であってもよい。
中間軸は、外耳道軸に対して第1中間角度(β_1で示される場合もある)を成してもよい。第1中間角度は、45から90°の範囲内である。第1中間角度は、75から85°等、60から87°の範囲内であってもよい。1または複数の例示的イヤーピースにおいて、第1中間角度は約80°である。90°未満の第1中間角度、例えば、中間軸に対して若干(例えば、5から15°)傾いた外耳道平面により、耳甲介内の利用可能スペースを利用するイヤーピースが実現可能となる。
外耳道平面における投影導出軸X_3_proと外耳道軸X_1との間の距離D_1は、図示の10mmのように、2mmから20mmの範囲内であってもよい。したがって、第1導出軸は外耳道軸からずれている、または離間しているため、例えば、第1マイクロホン開口部を外耳道軸に対して近くなるようにまたは一致するように配置できる。
図6は、イヤーピースハウジング6の第1部位26(第1シェル部とも称する)と、第2部位28(第2シェル部とも称する)を示す。第1部位26は、外耳道部14と、中間部16の一部を形成する。第2部位28は、中間部16の一部を形成する。第1部位26と第2部位28は、それぞれ第1および第2エッジ29Aおよび29Bに沿って組み立てられ、接合平面法線を有する接合平面に延在する接合線が形成される。中間軸と接合平面法線との間の第1接合角度は、75から105°の範囲内である。外耳道軸と接合平面法線との間の第2接合角度は、5から25°の範囲内である。第2部位28はその中間部に、第1マイクロホン開口部32を有し、外部または周辺音がイヤーピースハウジング内に入ることを可能とする。
図7は、イヤーピース4の分解図である。イヤーピース4は、中間部に配置されて中間部における第1マイクロホン開口部32を介して周辺の音声を受信するように構成された第1マイクロホン34を備える。イヤーピースは、主音声ガイド要素35Aと副音声ガイド要素35Bとを有する第1音声ガイド構造を備える。音声ガイド構造は、主音声ガイド要素35Aの入力開口部35Cと、副音声ガイド要素35Bの出力開口部35Dとの間の音声伝送路または経路を形成する。第1マイクロホン34は、副音声ガイド要素35Bに取り付けられ、出力開口部35Dを介して周辺または外部音を受信する。イヤーピース4は、第2マイクロホン36を備える。第2マイクロホン36(外耳道マイクロホンとも称する)は、中間部に少なくとも部分的に配置され、外耳道部の第1端における第1音孔24を介して、外耳道から音声を受信するように構成される。イヤーピース4は、組立状態でレシーバハウジング40内に配置されるレシーバ38(ラウドスピーカ)を備える。イヤーピースの組立状態において、レシーバ38とレシーバハウジング40とは、内壁31と蓋要素41とで形成されるレシーバキャビティ31B内に配置される。レシーバ38は、音を生成し、当該音は外耳部位から外耳道部の第1端における第1音孔24へ、レシーバハウジング40の注音孔40Aを介してイヤーピースハウジング(外耳道部)における音声経路を通じて送信される。内壁31と蓋要素41により、マイクロホンキャビティ31Aとレシーバキャビティ31Bとが分離される。レシーバは、音を生成し、当該音は中間部から外耳道部の第1端における第1音孔24へ、イヤーピースハウジング(外耳道部)における音声経路を通じて送信される。
第1マイクロホン開口部32は外耳道軸に一致するため、第1マイクロホンによる入力信号がより自然に検出されるため、第1マイクロホンからの第1マイクロホン信号に対する複雑な処理の必要性が低減される。任意で、イヤーピース4はプリント回路基板42を備える。任意のケーブル支持部44は、中間部16のケーブルポート46内でケーブル8を支持するように構成される。
イヤーピース4は、外耳道壁と外耳道部14との間を密閉する保護要素50を備える。保護要素は発泡ポリマを含み、外耳道部を取り囲むように構成される。保護要素50に代えて外耳道アダプタを使用してもよい。外耳道アダプタは通気孔を有してもよい。
図8は、イヤーピース4の第3図である。イヤーピースハウジング6の第1部位26と第2部位28とは、接合線30に沿って組付けられる。任意で、例えば風騒音を低減するために、イヤーピース4は、イヤーピースハウジング6の中間部に取り付けられたフィルタ要素52を備えてもよい。充填材料(エポキシ)がマイクロホンキャビティ内に充填され、機械的応力を増し、内部保護要素としての機能を実現する。
本明細書で使用される「第1」、「第2」、「第3」、「第4」等の用語は、何らかの順序を示すものではなく、各要素の特定に使用されている。さらに、本明細書で使用される第1、第2等の用語は、何らかの順序や重要性を示すものではない。本明細書で使用される第1、第2等の用語は、要素同士の区別に用いられている。本明細書および他部で使用される第1、第2という用語は、あくまで参照符号として付されるものであって、別途規定のない限り特定の空間的、時間的順序を示すものではない。さらに、第1の要素、第2の要素と称されたということで、必ずしも他方の存在が示唆されているとは限らない。
特徴を示し、記載してきたが、これらの特徴は、特許請求の範囲に記載された発明を限定することを意図していないことが理解され、特許請求の範囲に記載された発明の思想および範囲から逸脱することなく種々の変更および改変が行われてもよいことが当業者に明らかになるだろう。したがって、明細書および図面は、限定するという観点ではなく、実施例であると考えるべきである。特許請求の範囲に記載された発明は、全ての代替例、改変および均等物を包含することを意図している。
以下の項目は、本出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
[項目1]
聴覚機器用のイヤーピースであって、
外耳道部と中間部とを有し、前記外耳道部は前記イヤーピースの外耳道軸に沿って延在し、前記外耳道軸は前記イヤーピースの外耳道平面に対して直交し、前記外耳道部は第1端を有し、前記中間部は第1端と第2端とを有して中間軸に沿って延在するイヤーピースハウジングと、
前記中間部に接続された第1端を有し、前記外耳道平面に対して、5°から45°の範囲内の第1導出角度を成すケーブル導出軸に沿って前記中間部から導出されるケーブルと、を備えるイヤーピース。
[項目2]
前記ケーブル導出軸は、前記中間軸が直交する中間平面に対して、35から50°の範囲内の第2導出角度を成す、項目1に記載のイヤーピース。
[項目3]
前記中間軸を前記外耳道平面に投影したものと、前記ケーブル導出軸を前記外耳道平面に投影したものとの間の角度は、30から60°の範囲内である、項目1または2に記載のイヤーピース。
[項目4]
前記中間軸は、前記外耳道軸に対して、45から90°の範囲内の第1中間角度を成す、項目1から3のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目5]
前記外耳道平面に投影された前記導出軸と前記外耳道軸との間の距離は、2mmから15mmの範囲内である、項目1から4のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目6]
前記イヤーピースハウジング内に配置されるマイクロホンをさらに備え、前記イヤーピースハウジングは前記外耳道軸からの距離が3mm未満の第1マイクロホン開口部を有する、項目1から5のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目7]
保護要素をさらに備え、前記保護要素は発泡ポリマを含み、前記外耳道部を取り囲むことで、外耳道壁と前記外耳道部との間を密閉する、項目1から6のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目8]
前記中間部の長さは、3mmから30mmの範囲内である、項目1から7のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目9]
前記中間部の高さは、3mmから20mmの範囲内である、項目1から8のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目10]
前記イヤーピースハウジングは第1部位と第2部位とを有し、前記第1部位は前記外耳道部と前記中間部の一部とを形成し、前記第2部位は前記中間部の他部を形成し、前記第1および第2部位は、接合線に沿って組付けられ、前記接合線は接合平面法線を有する接合平面上に少なくとも部分的に延在し、前記中間軸と前記接合平面法線との間の角度は、75から105°の範囲内である、項目1から9のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目11]
前記ケーブルは、前記中間部の前記第1端からのケーブル導出距離を8mm未満として、前記中間部から導出される、項目1から10のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目12]
前記第1導出角度は、10から30°の範囲内である、項目1から11のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目13]
前記第2導出角度は、35から50°の範囲内である、項目2または項目2に従属する項目3から12のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目14]
前記第1中間角度は、75から85°の範囲内である、項目4または項目4に従属する項目5から13のいずれか一項に記載のイヤーピース。
[項目15]
処理部と、項目1から14のいずれか一項に記載のイヤーピースとを備え、前記ケーブルは、その第2端に、前記イヤーピースに前記処理部を接続するためのコネクタを有する、聴覚機器。
2 聴覚機器
4 イヤーピース
5 処理部
6 イヤーピースハウジング
8 ケーブル
10 ケーブルの第1端
12 ケーブルの第2端
14 外耳道部
16 中間部
18 外耳道部の第1端
20 中間部の第1端
22 中間部の第2端
24 第1音孔
26 イヤーピースハウジングの第1部位
28 イヤーピースハウジングの第2部位
29A 第1エッジ
29B 第2エッジ
30 接合線
31 内壁
31A マイクロホンキャビティ
31B レシーバキャビティ
32 第1マイクロホン開口部
34 第1マイクロホン
35A 主音声ガイド要素
35B 副音声ガイド要素
35C 主音声ガイド要素の入力開口部
35D 副音声ガイド要素の出力開口部
36 第2マイクロホン
38 レシーバ
40 レシーバハウジング
40A 注音孔
41 蓋要素
42 プリント回路基板
44 ケーブル支持部
46 ケーブルポート
48 フィルタ要素
50 保護要素
52 フィルタ要素
X_1 外耳道軸
X_2 中間軸
X_2_pro 投影中間軸
X_3 ケーブル導出軸
X_3_pro 投影導出軸
α_1 第1導出角度
α_2 第2導出角度
α_3 投影中間軸と投影導出軸との間の角度
β_1 第1中間角度

Claims (15)

  1. 聴覚機器用のイヤーピースであって、
    外耳道部と中間部とを有し、前記外耳道部は前記イヤーピースの外耳道軸に沿って延在し、前記外耳道軸は前記イヤーピースの外耳道平面に対して直交し、前記外耳道部は第1端を有し、前記中間部は第1端と第2端とを有して中間軸に沿って延在するイヤーピースハウジングと、
    前記中間部に接続された第1端を有し、前記外耳道平面に対して、5°から45°の範囲内の第1導出角度を成すケーブル導出軸に沿って前記中間部から導出されるケーブルと、を備えるイヤーピース。
  2. 前記ケーブル導出軸は、前記中間軸が直交する中間平面に対して、35から50°の範囲内の第2導出角度を成す、請求項1に記載のイヤーピース。
  3. 前記中間軸を前記外耳道平面に投影したものと、前記ケーブル導出軸を前記外耳道平面に投影したものとの間の角度は、30から60°の範囲内である、請求項1または2に記載のイヤーピース。
  4. 前記中間軸は、前記外耳道軸に対して、45から90°の範囲内の第1中間角度を成す、請求項1から3のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  5. 前記外耳道平面に投影された前記導出軸と前記外耳道軸との間の距離は、2mmから15mmの範囲内である、請求項1から4のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  6. 前記イヤーピースハウジング内に配置されるマイクロホンをさらに備え、前記イヤーピースハウジングは前記外耳道軸からの距離が3mm未満の第1マイクロホン開口部を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  7. 保護要素をさらに備え、前記保護要素は発泡ポリマを含み、前記外耳道部を取り囲むことで、外耳道壁と前記外耳道部との間を密閉する、請求項1から6のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  8. 前記中間部の長さは、3mmから30mmの範囲内である、請求項1から7のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  9. 前記中間部の高さは、3mmから20mmの範囲内である、請求項1から8のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  10. 前記イヤーピースハウジングは第1部位と第2部位とを有し、前記第1部位は前記外耳道部と前記中間部の一部とを形成し、前記第2部位は前記中間部の他部を形成し、前記第1および第2部位は、接合線に沿って組付けられ、前記接合線は接合平面法線を有する接合平面上に少なくとも部分的に延在し、前記中間軸と前記接合平面法線との間の角度は、75から105°の範囲内である、請求項1から9のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  11. 前記ケーブルは、前記中間部の前記第1端からのケーブル導出距離を8mm未満として、前記中間部から導出される、請求項1から10のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  12. 前記第1導出角度は、10から30°の範囲内である、請求項1から11のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  13. 前記第2導出角度は、35から50°の範囲内である、請求項2または請求項2に従属する請求項3から12のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  14. 前記第1中間角度は、75から85°の範囲内である、請求項4または請求項4に従属する請求項5から13のいずれか一項に記載のイヤーピース。
  15. 処理部と、請求項1から14のいずれか一項に記載のイヤーピースとを備え、前記ケーブルは、その第2端に、前記イヤーピースに前記処理部を接続するためのコネクタを有する、聴覚機器。
JP2018153670A 2017-08-30 2018-08-17 聴覚機器用のイヤーピースおよび聴覚機器 Active JP7086332B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/690,784 2017-08-30
US15/690,784 US10397713B2 (en) 2017-08-30 2017-08-30 Earpiece for a hearing device and a hearing device

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019047491A true JP2019047491A (ja) 2019-03-22
JP2019047491A5 JP2019047491A5 (ja) 2021-07-26
JP7086332B2 JP7086332B2 (ja) 2022-06-20

Family

ID=62873243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018153670A Active JP7086332B2 (ja) 2017-08-30 2018-08-17 聴覚機器用のイヤーピースおよび聴覚機器

Country Status (4)

Country Link
US (2) US10397713B2 (ja)
EP (1) EP3451691B1 (ja)
JP (1) JP7086332B2 (ja)
CN (1) CN109429129B (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189468A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Sony Corp イヤホン装置
US20160270959A1 (en) * 2013-11-13 2016-09-22 Racal Acoustics Ltd. Earpiece

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009153221A2 (en) * 2009-06-12 2009-12-23 Phonak Ag Hearing system comprising an earpiece
EP2753101A1 (en) 2013-01-07 2014-07-09 Oticon A/s Hearing aid with an in-the-ear component
WO2014146702A1 (en) 2013-03-20 2014-09-25 Widex A/S Behind the ear hearing aid
US20170049335A1 (en) 2015-08-19 2017-02-23 Logitech Europe, S.A. Earphones with biometric sensors
US9854345B2 (en) * 2014-06-03 2017-12-26 Bose Corporation In-ear headphone with cable exit positioned for improved stability
US10003878B2 (en) * 2014-08-15 2018-06-19 Alexey Leonidovich Ushakov In-the-ear earphone, its variations and methods of wearing the earphone
US10009680B2 (en) * 2014-09-05 2018-06-26 Bose Corporation Retaining structure for an earpiece
US20160173969A1 (en) * 2014-12-15 2016-06-16 Frederick DeKalb Multiple position earphone cable exit
EP3082347B1 (en) * 2015-04-17 2017-12-27 Skullcandy, Inc. In-ear headphones with retention members
US10582284B2 (en) * 2015-09-30 2020-03-03 Apple Inc. In-ear headphone
US9854344B2 (en) * 2016-01-03 2017-12-26 Braven, Lc Wireless earphones and earphones charging case
US9918155B2 (en) * 2016-01-04 2018-03-13 Lg Electronics Inc. Portable sound equipment
CN205491025U (zh) * 2016-01-21 2016-08-17 爱鹏电子(东莞)有限公司 入耳式耳机用的带人体工程学耳塞套
US10516281B2 (en) * 2016-09-21 2019-12-24 Otter Products, Llc Charging apparatus for wireless earphone

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189468A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Sony Corp イヤホン装置
US20160270959A1 (en) * 2013-11-13 2016-09-22 Racal Acoustics Ltd. Earpiece

Also Published As

Publication number Publication date
US20200084558A1 (en) 2020-03-12
CN109429129A (zh) 2019-03-05
CN109429129B (zh) 2022-02-22
US20190069105A1 (en) 2019-02-28
US10397713B2 (en) 2019-08-27
JP7086332B2 (ja) 2022-06-20
EP3451691A1 (en) 2019-03-06
EP3451691B1 (en) 2021-10-27
US11019436B2 (en) 2021-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019062523A (ja) 外耳道マイクロホンと、アンビエントマイクロホンと、レシーバとを備えるイヤーピース
US8792663B2 (en) Hearing device with an open earpiece having a short vent
US7899200B2 (en) Universal-fit hearing device
US8311259B2 (en) In-ear earphone
CN111955017B (zh) 电声换能器和声学装置
EP2739065A1 (en) Bone transmission earphone
DK2654322T3 (da) Høreinstrument med lydslange-stikforbindelse
US20170272850A1 (en) Sound output device
JP2020025341A (ja) イヤーピース及びそれを用いたイヤホン
CN103634729A (zh) 音响器具和带听筒的耳件
CN108235206B (zh) 具有加长圆顶件的助听器
EP2025202A1 (en) Universal-fit hearing device
JP6427701B1 (ja) イヤモールド、イヤホン、及び軟骨伝導補聴器
JP2019047491A (ja) 聴覚機器用のイヤーピースおよび聴覚機器
CN112514413A (zh) 声音输出装置
JP7320316B1 (ja) オープン型イヤホン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210603

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20220331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7086332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150