JP2019046006A - Touch pen - Google Patents
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Abstract
Description
この発明はタッチペンに関し、特にたとえば、静電容量方式のタッチパネルへの入力に用いられる、タッチペンに関する。 The present invention relates to a touch pen, and more particularly to a touch pen used for input to, for example, a capacitive touch panel.
背景技術の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたタッチペンは、金属で形成されている遮蔽軸の片端面に形成されたすり割りの入ったチャックにペン先が圧入される。 An example of the background art is disclosed in Patent Document 1. In the touch pen disclosed in Patent Document 1, the pen tip is press-fit into a slotted chuck formed on one end face of a shielding shaft made of metal.
しかしながら、特許文献1に開示されたタッチペンでは、すり割りの入ったチャックにペン先が圧入されるが、すり割りはあくまで誘い込み構造であり、すり割りよりも奥は柔軟性の無い筒である。このため、硬いペン先が取り付けられた場合には、交換が困難である。 However, in the touch pen disclosed in Patent Document 1, the pen point is pressed into the slotted chuck, but the slot is a guiding structure, and the back of the slot is a tube having no flexibility. For this reason, when a hard pen point is attached, replacement is difficult.
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、タッチペンを提供することである。 Therefore, the main object of the present invention is to provide a novel touch pen.
この発明の他の目的は、比較的硬いペン先であってもユーザが容易に交換できる、タッチペンを提供することである。 Another object of the present invention is to provide a touch pen which can be easily replaced by the user even with a relatively hard pen point.
第1の発明は、ペン先と、樹脂で形成され、ペン先を保持する保持部と、保持部と連結される筐体を備え、保持部は、ペン先を挟持する挟持部を含み、挟持部はペン先を挟持したときに撓む、タッチペンである。 The first invention comprises a pen tip, a holding portion formed of resin and holding the pen tip, and a housing coupled to the holding portion, the holding portion including a holding portion for holding the pen tip, holding The part is a touch pen that bends when holding the pen tip.
第2の発明は、第1の発明に従属し、ペン先は、くびれを有し、挟持部は、くびれの部分を挟持するための爪を有する。 A second invention is according to the first invention, and the pen point has a constriction, and the holding part has a claw for holding a part of the constriction.
第3の発明は、ペン先と、ペン先を保持する保持部と、保持部と連結される筐体を備え、保持部は、筒状の本体部と、本体部の内部にペン先を挿し込む挿し込み孔を有する軟質物を有する、挿し込み孔の径はペン先を挿し込んでいない状態においてペン先の径よりも小さい、タッチペンである。 The third invention comprises a pen tip, a holding portion for holding the pen tip, and a housing coupled to the holding portion, and the holding portion inserts the pen tip into the cylindrical main body portion and the inside of the main body portion. It is a touch pen having a soft material having an insertion hole into which the diameter of the insertion hole is smaller than the diameter of the pen tip when the pen tip is not inserted.
第4の発明は、第3の発明に従属し、本体部は軟質物の側面に設けられる突起部が係合される係合孔を有する。 A fourth invention is according to the third invention, and the main body has an engagement hole with which a projection provided on the side surface of the soft material is engaged.
第5の発明は、第1から第4の発明までのいずれかに従属し、保持部はタッチペンの軸方向に変位可能であり、保持部が筐体の内部に向けて変位された場合に、保持部を筐体とは反対側に付勢する付勢部をさらに備える。 A fifth invention is according to any one of the first to fourth inventions, wherein the holding portion is displaceable in the axial direction of the touch pen, and the holding portion is displaced toward the inside of the housing, The apparatus further includes a biasing unit that biases the holding unit to the side opposite to the housing.
第6の発明は、第5の発明に従属し、付勢部は板ばねである。 A sixth invention is according to the fifth invention, and the biasing portion is a leaf spring.
第7の発明は、第6の発明に従属し、板ばねは、ペン先と筐体を導通させる導電体で形成される。 A seventh invention is according to the sixth invention, and the plate spring is formed of a conductor for electrically connecting the pen tip and the housing.
この発明によれば、比較的硬いペン先であってもユーザが容易に交換することができる。 According to the present invention, even a relatively hard pen point can be easily replaced by the user.
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。 The above object, other objects, features and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of the embodiments with reference to the drawings.
以下、本発明の実施例に係るタッチペンについて図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, a touch pen according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[第1実施例]
図1は、この発明の第1実施例に係るタッチペン10の外観構成を示す図である。第1実施例のタッチペン10は、電子黒板およびタブレット端末のようなタッチパネルを備える電子機器の操作に用いられ、具体的には、タッチ入力によって、タッチパネル上の任意の座標(点)を指示したり、線、文字等を書いたりする場合に用いられる。
[First embodiment]
FIG. 1 is a view showing the appearance of a
図1を参照して、タッチペン10は筐体12を含み、筐体12は非導電性の樹脂で形成される。ただし、筐体12は、導電性を有する樹脂、非導電性の樹脂に導電性を有する帰属メッキが施されたものまたは金属(たとえば、アルミ)で形成されてもよい。また、タッチペン10はペン先14を含み、ペン先14の一部を覆うペン先カバー16が筐体12に接合される。ペン先カバー16もまた、非導電性の樹脂で形成される。また、筐体12の表面には、ボタン18が設けられる。さらに、タッチペン10は、ロック部材20を含み、筐体12のうち、ペン先カバー16が接合される側の端部とは反対側の端部に取り付けられる。
Referring to FIG. 1,
筐体12は、円筒形状に形成され、ペン先カバー16と接合される側の端部に、後述するホルダ(保持部)30が連結され、ホルダ30にペン先14が取り付けられる。ペン先14は、導電性の樹脂で形成される。第1実施例では、ペン先14は導電性を有するポリアセタールで形成される。導電性を有するポリアセタールは比較的硬い樹脂である。また、ペン先14の両端部は、それらを除く中央部と比較して、端に向かうに従って次第に細くされる。筐体12の側面には、ボタン18が設けられる。この実施例では、1つのボタン18が設けられる場合について説明するが、2つ以上のボタン18が設けられてもよい。
The
なお、一般的には、タッチパネルを傷つけないために柔らかい素材でペン先14が形成されるが、静電容量方式のタッチパネルに使用するタッチペン10の場合には、ペン先14が導電性を有する樹脂で形成され、したがって、ペン先14は比較的硬い素材で形成されることになる。
Generally, the
また、筐体12は、この筐体12の長手方向に延びる1枚の電子基板32を収納する(図2(C)参照)。図示は省略するが、筐体12は2つの部材で構成されており、2つの部材は電子基板32を挟んで固定し、ペン先カバー16およびロック部材20を取り付けることによりロックされる。
In addition, the
なお、電子基板32に実装される各回路コンポーネントには交換可能に筐体12内に設けられる電池から電源が付与される。
Note that power is supplied to each circuit component mounted on the
ペン先カバー16は、先端(筐体12とは逆向き)に向かうに従って径が次第に小さくされる円錐台形状に形成され、先端面(円錐台の上面)にペン先14を通すための開口160が設けられる。また、ペン先カバー16は、円錐台の底面に開口162が設けられ、この開口162から筐体12の一部、ペン先14の一部およびホルダ30を収容し、筐体12に接合(螺合)される。ただし、ペン先カバー16は、筐体12に螺合されることに代えて、接着されたり、ねじ構造で固定されたりしてもよい。
The
ボタン18には、所定の機能が割り当てられている。たとえば、タッチペン10の電源をオン/オフする機能およびモード(ペンまたは消しゴムのモード)またはメニュー(線の種類、太さ、色など)を選択する機能などが該当する。たとえば、ボタン18が長押しされることにより、電源がオン/オフされる。また、タッチペン10の電源がオンされた状態でボタン18が押される(長押しではない)と、モードまたはメニューが順次変更され、選択される。
The
図2(A)は第1実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部を拡大した拡大図であり、図2(B)は図2(A)においてペン先カバー16を取り外した状態を示す図であり、図2(C)は図2(A)のタッチペン10のペン先14を含む一部の断面図である。
FIG. 2A is an enlarged view of a portion including the
図2(A)〜図2(C)を参照して、ホルダ30は、ペン先14を保持する側の端部が均等に二つに分離された部分で構成される挟持部30aを有し、ペン先14は挟持部30aによって挟持(保持)される。第1実施例では、ホルダ30は、非導電性の樹脂(ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカーボネイト、ABSなどの硬質樹脂)で形成されるが、導電性の樹脂(導電性ポリアセタール、導電性ポリエチレンなどの硬質樹脂)で形成されてもよい。
With reference to FIGS. 2A to 2C, the
挟持部30aは、中空の円柱を筐体12とは連結された側の面(円筒の底面)を除いて二つに分離され、円柱の側面に円柱の高さ方向(ペン先14の軸方向)とは直交する方向に貫通する孔300が形成される。また、挟持部30aは、二つに分離された部分によって、ペン先14を保持する側の端部(端面)の中央に孔302が形成される。この孔302の径は、ペン先14を挟持していない状態において、ペン先14の径よりも小さく設定される。したがって、ペン先14がホルダ30に装着された場合には、挟持部30aの二つに分離した部分はそれぞれ外方(二つに分離した挟持部30aが離れる方向)に撓む。このため、挟持部30aの二つに分離した部分の各々には復元力が発生し、この復元力によってペン先14が挟持(保持)される。このように、挟持部30aの二つに分離した部分の撓みによってペン先14を挟持するだけなので、比較的硬いペン先14であっても容易に交換することができる。
The holding
また、ホルダ30は、ペン先14を保持する側の端部とは反対側に延びる直線状の棒部材30bを含み、棒部材30bは挟持部30aに接続される。また、円盤部材30cが、挟持部30aと所定の距離を隔てて棒部材30bに設けられる。この円盤部材30cが筐体12の端部に設けられる空間内に位置するように、ホルダ30が筐体12に連結される。円盤部材30cは筐体12との間に隙間が設けられるため、円盤部材30cはタッチペン10(ペン先14)の軸方向に変位可能である。このため、ペン先14は、円盤部材30cが変位可能な範囲でホルダ30とともにタッチペン10の軸方向に変位する。
In addition, the
電子基板32には、図示は省略するが、タッチペン10を制御するコントローラ、上記のボタン18のオン/オフの信号をコントローラに入力するためのインターフェース、メモリ(ROMおよびRAM)、Bluetooth(登録商標)またはWi-Fi(登録商標)などの所定の通信方式の通信回路、電源線および信号線などが設けられる。
Although not shown, the controller for controlling the
なお、ボタン18が操作された(押された)ことは通信回路およびアンテナを介して電子黒板などを制御するコンピュータに通知される。したがって、コンピュータは、タッチペン10によってタッチパネル等がタッチされたことを検出する。ただし、通信回路は、電子基板32に実装せずに、電子基板32に実装されたプロセッサとデータを送受信可能に接続されてもよい。
The fact that the
また、感圧センサ34が電子基板32に取り付けられる(固定される)。感圧センサ34は、ペン先14の直径よりも大きい(広い)検出面を有し、断面がL字状に形成される。また、感圧センサ34の検出面(検出部)は、断面におけるL字の縦長の棒の部分に相当し、ホルダ30の棒部材30bが変位する方向に対して垂直に配置される。したがって、ペン先14およびホルダ30が筐体12側に変位した場合、感圧センサ34の検出部にホルダ30の棒部材30bが当たる。このため、感圧センサ34の検出部において抵抗値が変化する。これによって、ペン先14およびホルダ30が筐体12側に変位していること、すなわち、タッチペン10がタッチパネル等をタッチしていることが検出される。この検出結果は、ボタン18が押されたことと同様に、通信回路およびアンテナを介して電子黒板などを制御するコンピュータに通知される。
Also, the
このような構成のタッチペン10では、ペン先14が導電性を有するため、タッチペン10のペン先14が静電容量方式のタッチパネルに接触した場合には、ペン先14が接触する部分においてタッチパネルの内部の電極間の静電容量が変化し、これによって、当該部分において、タッチされたことが検出される。
In the
第1実施例によれば、ペン先14をホルダ30の挟持部30aの二つに分離した部分の撓みによって挟持するだけなので、比較的硬い素材で形成されたペン先14であっても容易に交換することができる。
According to the first embodiment, since the
なお、第1実施例のタッチペン10では、ボタン18、電子基板32および感圧センサ34を設けた電子ペンが構成されるが、電気的な構成を有しないスタイラスペンが構成されてもよい。
In the
また、第1実施例では、ホルダ30はペン先14の軸方向に変位可能に筐体12に連結するようにしたが、これに限定される必要はない。たとえば、ホルダ30は筐体12に圧入されたり、接着されたりしてもよい。
Further, in the first embodiment, the
さらに、第1実施例では、二つに分離した挟持部30aを設けるようにしたが、三つ以上に分離した挟持部30aを設けるようにしてもよい。ただし、分離した各部分が均等な復元力でペン先14を挟持する必要がある。
Furthermore, in the first embodiment, the two holding
さらに、第1実施例では、ペン先14は導電性を有するポリアセタールで形成したが、赤外線方式または抵抗膜方式のタッチパネルに用いられるタッチペン10の場合には、ペン先14は導電性を有しない超高分子量ポリエチレンで形成される。ペン先14が導電性を有しない超高分子量ポリエチレンで形成される場合であっても、上述の第1実施例で示したようにタッチペン10を構成することにより、ユーザが容易にペン先14を交換することができる。
Furthermore, in the first embodiment, the
[第2実施例]
第2実施例のタッチペン10は第1実施例のタッチペン10のホルダ30を他のホルダ40に変更した以外は同じであるため、異なる内容について説明することにする。
Second Embodiment
The
図3(A)は第2実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部の拡大図であって、ペン先カバー16を取り外した状態を示す図であり、図3(B)は第2実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部の断面図である。
FIG. 3A is an enlarged view of a portion including the
第2実施例では、ホルダ40は筒状部40aを含み、筒状部40aの内部には、円柱形状の軟質物42が収容される。軟質物42としては、ウレタンまたはゴムのような樹脂(弾性部材)を用いることができる。軟質物42は円柱の中心にペン先14を保持するための孔(挿し込み孔)42aを有している。孔42aは、ペン先14を保持していない状態において、ペン先14の両端部およびくびれ140の径よりも小さい径に設定される。ペン先14は軟質物42の孔42aに圧入される。ペン先14の端部は中央部よりも細くされているため、端部が細くされていない場合と比べて、ペン先14を軟質物42の孔42aに圧入し易い。軟質物42の孔42aに挿し込まれたペン先14は軟質物42との摩擦力によって固定される。また、軟質物42の側面には、複数の突起42bが形成される。この第2実施例では、二つの突起42bは側面の外周において180°ずれた位置に形成される。
In the second embodiment, the
筒状部40aはペン先14側の端面が開放され、その逆側の端面は塞がれる。筒状部40aの側面には、複数の突起42bを係合させるための複数の孔(係合孔)400が形成される。第2実施例では、二つの孔400が、突起42bに対応する位置であり、互いに対向する位置に形成される。突起42bが孔400に係合されることで、ペン先14の交換時または/タッチペン10の使用時において、軟質物42が筒状部40aから離脱するのが防止される。
The end face of the
なお、二つの孔400は対向する位置からずれた位置に形成されてもよいが、二つの孔400が接近し過ぎないようにする必要がある。二つの孔400が接近し過ぎた場合には、一つの孔400が形成された場合と離脱防止効果がほとんど変わらないからである。ただし、二つの孔400の位置が対向する位置からずれた位置に形成される場合には、それに合わせて軟質物42の側面に設けられる二つの突起42bの位置も変更される。
Although the two
また、ホルダ40は、ペン先14を保持する側の端部とは反対側に延びる直線状の棒部材40bを含み、棒部材40bは筒状部40aに接続される。また、円盤部材40cが、筒状部40aと所定の距離を隔てて棒部材40bに設けられる。この円盤部材40cが筐体12の端部に設けられる空間内に位置するように、ホルダ40が筐体12に連結される。円盤部材40cは筐体12との間に隙間が設けられるため、上記の空間内において、円盤部材40cはタッチペン10(ペン先14)の軸方向に変位可能である。このため、ペン先14は、円盤部材40cが変位可能な範囲でホルダ40とともにタッチペン10の軸方向に変位する。
In addition, the
なお、タッチペン10が使用される場合に、ペン先14およびホルダ40の棒部材40bが筐体12側に変位されると、ホルダ40の棒部材40bが感圧センサ34に当たる点は第1実施例と同じである。
When the
第2実施例によれば、ペン先14は軟質物42の孔42aに圧入されるだけなので、第1実施例と同様に、ペン先14を容易に交換することができる。
According to the second embodiment, since the
なお、第2実施例では、筒状部40aの側面に孔400を形成するとともに、軟質物42の側面に突起42bを形成したが、軟質物42を筒状部40aに接着する場合には、孔400および突起42bは形成しなくてもよい。
In the second embodiment, the
[第3実施例]
第3実施例のタッチペン10は、ペン先14およびホルダ30の一部の形状が異なる以外は第1実施例と同じであるため、異なる内容についてのみ説明する。
Third Embodiment
The
図4(A)は第3実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部の拡大図であって、ペン先カバー16を取り外した状態を示す図であり、図4(B)は第3実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部の断面図である。
FIG. 4A is an enlarged view of a portion including the
第3実施例では、ホルダ30の挟持部30aは、ペン先14側に突出する爪310を有している。ペン先14では、この爪310に対応する部分において、くびれ140が設けられる。したがって、挟持部30aによって形成される孔302は、ペン先14のくびれ140が設けられる部分およびペン先14の両端部分を除く部分の径よりもかなり小さくされる。このため、爪310がペン先14のくびれ140に係止すると、第1実施例のタッチペン10と比較して、ペン先14がホルダ30から外れ難くすることができる。
In the third embodiment, the holding
第3実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏する。 Also in the third embodiment, the same effects as in the first embodiment can be obtained.
また、第3実施例においては、ペン先14をホルダ30に取り付ける場合に、爪310はペン先14のくびれ140よりも太い部分を通過した後にくびれ140に係止するため、挟持部30aの撓みによってペン先14との間に発生する摩擦力が変化する。したがって、ユーザはペン先14が適切に位置まで挿し込まれたことを手の感触で知ることができる。
Further, in the third embodiment, when the
[第4実施例]
第4実施例のタッチペン10は、導電性を有する筐体12を用いるとともに、筐体12とペン先14を導通させるようにした以外は第1実施例と同じであるため、異なる内容についてのみ説明する。
Fourth Embodiment
The
図5(A)は第4実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部の拡大図であって、ペン先カバー16を取り外した状態を示す図であり、図5(B)は第4実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部の断面図である。
FIG. 5A is an enlarged view of a part including the
第4実施例のタッチペン10では、一部がペン先14とホルダ30の間に配置され、筐体12の内部まで延びる導電部材50が設けられる。導電部材50は、帯状に延びた導電性の金属(アルミまたは銅など)の板を適宜折り曲げで形成される。図示は省略するが、導電部材50は筐体12内部において、筐体12の内側面に接触される。たとえば、導電部材50は、筐体12の内側面に、導電性の接着剤を用いて接着される。したがって、筐体12とペン先14が電気的に接続(導通)される。また、導電部材50は板ばねとしても機能する。
In the
このような構成のタッチペン10では、ペン先14は、導電部材50を介して、導電性を有する筐体12と電気的に接続(導通)される。また、筐体12は、タッチペン10を把持(使用)するユーザの手指に接触するため、筐体12が接地されているものと見なすことができる。このため、十分な静電容量を確保することができる。したがって、タッチペン10のペン先14が静電容量方式のタッチパネルに接触した場合には、ペン先14が接触する部分においてタッチパネルの内部の電極間の静電容量が大きく変化し、これによって、当該部分において、タッチされたことが検出される。
In the
また、第4実施例のタッチペン10によってタッチパネルされる場合には、ペン先14およびホルダ30が筐体12側に変位される。このため、導電部材50が撓む。したがって、導電部材(板ばね)50に復元力が働き、ペン先14およびホルダ30が筐体12側とは反対側に付勢される(押し返される)。つまり、ユーザの筆圧により、ペン先14が筐体12側に変位するが、導電部材50によって逆向きに付勢するので、適度な筆圧でタッチ入力することができる。よって、ユーザはタッチペン10を用いて文字等を書く場合に、違和感を覚えることが無く、なめらかな書き味を提供することができる。
When the
第4実施例によれば、第1実施例の効果を奏するとともに、電子黒板に設けられるタッチパネルのような比較的大きなタッチパネルであっても、静電容量の変化が大きいため、タッチペン10によるタッチを正しく検出することができる。 According to the fourth embodiment, the effects of the first embodiment can be obtained, and even with a relatively large touch panel such as a touch panel provided on the electronic blackboard, the change in capacitance is large. It can be detected correctly.
また、第4実施例によれば、タッチペン10を用いて文字等を書く場合に、ペン先14およびホルダ30が筐体12側に変位されると、導電部材(板ばね)50によって押し返されるため、なめらかな書き味を提供することができる。
Further, according to the fourth embodiment, when writing characters or the like using the
なお、第4実施例では、板ばねとしても機能する導電部材50を設けるようにしたが、これに限定される必要はない。導電部材50に代えて、ペン先14とホルダ30の間にゴムまたは圧縮ばねを配置するようにしてよい。
In the fourth embodiment, the
また、第4実施例の変形は、第2実施例および第3実施例のタッチペン10にも適用することができる。ただし、第2実施例のタッチペン10に適用する場合には、導電部材50をペン先14と接触させるための孔を筒状部40aの側面に形成する必要がある。
The modification of the fourth embodiment can also be applied to the touch pens 10 of the second and third embodiments. However, in the case of applying to the
[第5実施例]
第5実施例のタッチペン10は、ペン先カバー16の内部構造が異なる以外は第1実施例と同じであるため、異なる内容についてのみ説明する。
Fifth Embodiment
The
図6(A)は第5実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部を拡大した拡大図であり、図6(B)は図6(A)のタッチペン10のペン先14を含む一部の断面図である。
FIG. 6A is an enlarged view of a part including the
第5実施例のタッチペン10では、ペン先カバー16の開口160に接続される円筒状の支持部60が設けられる。ペン先14は開口160および支持部60で形成される孔を通してホルダ30で保持される。
In the
たとえば、支持部60が設けられていない場合には、タッチペン10のペン先14の先端に強い衝撃が加わった場合に、ペン先カバー16の先端とホルダ30の中間点またはその近傍で、ペン先14が座屈し、ペン先14が破損する虞がある。また、タッチペン10を使用する場合に、ペン先14がぐらつき、タッチ入力し難いことがある。この点、第6実施例のタッチペン10では、支持部60によってペン先14が支持されるため、上記のような不都合を回避し、ペン先14を保護することができる。
For example, when the supporting
第5実施例によれば、ペン先カバー16の開口160に接続される円筒状の支持部60を設けるので、第1実施例の効果に加えて、ペン先14を保護するとともにペン先14のぐらつきを防止することができる。
According to the fifth embodiment, since the
[第6実施例]
第6実施例のタッチペン10は、ペン先カバー16の内部構造が異なる以外は第1実施例と同じであるため、異なる内容についてのみ説明する。
Sixth Embodiment
The
図7(A)は第6実施例のタッチペン10のペン先14を含む一部を拡大した拡大図であり、図7(B)はペン先カバー16を開口162側から見た図であり、図7(C)は図7(A)のタッチペン10のペン先14を含む一部の断面図である。
FIG. 7A is an enlarged view of a portion including the
第6実施例のタッチペン10では、ペン先カバー16の内部において、開口160に接続される支持部70が複数の板部材70aで形成される。複数(第6実施例では、6枚)の板部材70aは、それぞれ、三角形の形状に形成される。ただし、ペン先カバー16に接続される側の辺はペン先カバー16の形状に沿って湾曲する。複数の板部材70aは、タッチペン10の軸を中心に、所定の角度(第6実施例では、60°)毎に配置される。各板部材70aのうち、ペン先カバー16に接続される側の辺に対向する複数の辺によって第5実施例に示した筒状の支持部60と同様の孔が形成される。つまり、支持部70によって開口160に接続される孔が形成される。したがって、第6実施例においても、ペン先14は開口160および支持部70で形成された円筒状の孔を通してホルダ30で保持される。
In the
なお、板部材70aの枚数および配置する所定の角度は、ペン先14を支持できる孔を形成できるのであれば、適宜変更することができる。
The number of the
第6実施例によれば、第1実施例の効果を奏するとともに、ペン先カバー16の開口160に接続される円筒状の孔を設けるので、第5実施例と同様に、ペン先14を保護するとともにペン先14のぐらつきを防止することができる。
According to the sixth embodiment, since the cylindrical hole connected to the
なお、上述の各実施例で示したタッチペン10の具体的な構成は実際の製品において適宜変更することができる。ペン先14を交換可能な構成であれば、他の構成については大幅に変更されてもよい。
In addition, the specific structure of the
10 …タッチペン
12 …筐体
14 …ペン先
16 …ペン先カバー
18 …ボタン
20 …ロック部材
30、40 …ホルダ
32 …電子基板
34 …感圧センサ
42 …軟質物
50 …導電部材(板ばね)
60、70 …支持部
10 ...
60, 70 ... Support part
Claims (7)
樹脂で形成され、前記ペン先を保持する保持部と、
前記保持部と連結される筐体を備え、
前記保持部は、前記ペン先を挟持する挟持部を含み、前記挟持部は前記ペン先を挟持したときに撓む、タッチペン。 With the pen point,
A holding portion formed of a resin and holding the pen tip;
And a housing coupled to the holder.
The touch pen, wherein the holding part includes a holding part holding the pen tip, and the holding part bends when holding the pen tip.
前記挟持部は、前記くびれの部分を挟持するための爪を有する、請求項1記載のタッチペン。 The nib has a constriction,
The touch pen according to claim 1, wherein the pinching portion has a claw for pinching a portion of the neck.
前記ペン先を保持する保持部と、
前記保持部と連結される筐体を備え、
前記保持部は、筒状の本体部と、前記本体部の内部に前記ペン先を挿し込む挿し込み孔を有する軟質物を有し、前記挿し込み孔の径は前記ペン先を挿し込んでいない状態において前記ペン先の径よりも小さい、タッチペン。 With the pen point,
A holding unit that holds the pen tip;
And a housing coupled to the holder.
The holding portion has a cylindrical main body portion and a soft material having an insertion hole for inserting the pen tip into the inside of the main body portion, and the diameter of the insertion hole does not insert the pen point A touch pen smaller than the diameter of the pen tip in the state.
前記保持部が前記筐体の内部に向けて変位された場合に、前記保持部を前記筐体とは反対側に付勢する付勢部をさらに備える、請求項1から4までのいずれかに記載のタッチペン。 The holding portion is displaceable in an axial direction of the touch pen,
5. The apparatus according to any one of claims 1 to 4, further comprising a biasing unit configured to bias the holding unit to the opposite side to the housing when the holding unit is displaced toward the inside of the housing. Touch pen described.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017166396A JP2019046006A (en) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | Touch pen |
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-08-31 JP JP2017166396A patent/JP2019046006A/en active Pending
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