JP2019044887A - Supporting structure of parking pole - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パーキングポールの支持構造に関する。 The present invention relates to a support structure for a parking pole.
車両用の自動変速機には、当該自動変速機を搭載した車両の駐車時に、出力軸の回転を規制するためのパーキング機構が設けられている(例えば、特許文献1)。 The automatic transmission for vehicles is provided with the parking mechanism for controlling rotation of an output axis at the time of parking of the vehicles carrying the automatic transmission concerned (for example, patent documents 1).
図3は、従来例にかかるパーキングポールの支持構造を説明する図である。
図3の(a)は、パーキング機構を説明する模式図である。
図3の(b)は、図3の(a)における面Aでの切断面を模式的に説明する図である。
なお、図3の(b)では、ポールシャフト700の外径と支持穴210の内径との寸法差を誇張して記載してある。実際はこの寸法差はごく僅かである。
FIG. 3 is a view for explaining a supporting structure of a parking pole according to a conventional example.
(A) of FIG. 3 is a schematic view explaining a parking mechanism.
(B) of FIG. 3 is a view schematically illustrating a cross section of the plane A in (a) of FIG.
In FIG. 3B, the dimensional difference between the outer diameter of the
図3の(a)に示すように、パーキング機構10は、図示しないセレクトレバーの操作に連動して中心軸X回りに回転するマニュアルシャフト2と、マニュアルシャフト2と一体に回転するロッドプレート3と、長手方向の一端42側の連結部45がロッドプレート3で支持されたパークロッド4と、パークロッド4により操作されるパーキングポール5と、を有している。
As shown in FIG. 3A, the
パークロッド4の他端41側には、パーキングポール5を駆動するためのカム8が設けられている。カム8によりパーキングポール5が駆動されると、パーキングポール5の係止爪51が、出力軸9に設けられたパーキングギヤ90に係合して、出力軸9の回転が規制される(図中、矢印a参照)。
A
図3の(b)に示すように、従来例にかかるパーキングポール5の支持構造100では、パーキングポール5は、ポールシャフト700で支持されている。
ポールシャフト700においてパーキングポール5は、出力軸9の軸線方向に平行な軸線(以下、軸線Yと標記する)回りに回動可能に支持されている。
パーキングポール5は、ボルトBで変速機ケース20に取り付けられたブラケット600によってポールシャフト700からの脱落が規制されている。
As shown in FIG. 3B, in the
In the
The
ポールシャフト700は、当該ポールシャフト700の長手方向の一端710側が変速機ケース20の支持穴210に挿入されており、他端720側がブラケット600の貫通孔610に挿入されている。
One end 710 of the
ここで、ポールシャフト700と支持穴210の寸法差はごく僅かであると共に、変速機ケース20の支持穴210は止まり穴である。従って、軸線Y方向におけるポールシャフト700の一端710と変速機ケース20の支持穴210とで囲まれた空間R3は密閉空間となる。
ポールシャフト700を支持穴210に挿入すると、空間R3の空気が圧縮される。これにより、空間R3の内圧が変速機ケース20内の空間R2の内圧より高まる。よって、空間R3の内圧は、ポールシャフト700を支持穴210から押し出す方向(空間R2側)に作用する。
Here, the dimensional difference between the
When the
支持穴210から押し出されたポールシャフト700は、他端720がブラケット600の貫通孔610の底壁部620を押圧し、底壁部620が変形または磨滅する。そうすると、ポールシャフト7が脱落して、パーキングポール5を保持できなくなる。従って、出力軸9の回転を規制できなくなる。
The
そのため、ポールシャフトを変速機ケースの支持穴に挿入しても、ポールシャフトの一端と変速機ケースの支持穴とで囲まれた空間が密閉空間とならないようにすることが求められている。 Therefore, even if the pole shaft is inserted into the support hole of the transmission case, it is required that the space enclosed by one end of the pole shaft and the support hole of the transmission case does not become a sealed space.
本発明は、
変速機の出力軸と一体に回転するパーキングギヤと、
長手方向の一端側が変速機ケースの支持穴に挿入されていると共に、前記出力軸に平行な軸線に沿う向きで配置された軸状の支持部材と、
前記支持部材における前記変速機ケース内に位置する他端側で回動可能に支持されたパーキングポールと、を有し、
前記パーキングポールの前記軸線回りの回動より、前記パーキングポールの係合部を、前記パーキングギヤの外周の歯部に係脱させるように構成されたパーキング機構におけるパーキングポールの支持構造であって、
前記支持部材は、当該支持部材の他端を支持すると共に前記変速機ケースに固定された規制部材により、前記支持穴から脱落する方向の変位が規制されており、
前記支持穴内の空間と前記変速機ケース内の空間とを連通させる連通孔を、前記支持部材を前記長手方向に貫通して設けた構成とした。
The present invention
A parking gear that rotates integrally with the output shaft of the transmission;
A shaft-like support member which is inserted into the support hole of the transmission case in the longitudinal direction and which is disposed along an axis parallel to the output shaft;
A parking pole rotatably supported at the other end side of the support member located in the transmission case,
A parking pole support structure in a parking mechanism configured to engage and disengage an engagement portion of the parking pole with a tooth portion of an outer periphery of the parking gear by rotation of the parking pole about the axis.
The support member supports the other end of the support member and a restricting member fixed to the transmission case restricts displacement of the support member in the direction of dropping from the support hole.
The communication hole for communicating the space in the support hole with the space in the transmission case is formed by penetrating the support member in the longitudinal direction.
本発明によれば、ポールシャフトの一端と変速機ケースの支持穴とに囲まれた空間が密閉空間とならないようにすることができる。 According to the present invention, the space enclosed by one end of the pole shaft and the support hole of the transmission case can be prevented from becoming a sealed space.
以下、本発明の実施の形態を、パーキングポール5の支持構造1を採用した自動変速機を例に挙げて説明する。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described by taking an automatic transmission adopting the
図1は、パーキングポール5の支持構造1を説明する図である。
図1の(a)は、パーキング機構10を説明する図である。
図1の(b)は、図1の(a)におけるパーキングポール5周辺を面Aで切断した断面を模式的に示す図である。
なお、ポールシャフト7の外径と支持穴210の内径との寸法差を誇張して記載してある。実際はこの寸法差はごく僅かである。
FIG. 1 is a view for explaining a
FIG. 1A is a view for explaining the
(B) of FIG. 1 is a view schematically showing a cross section obtained by cutting the periphery of the
The dimensional difference between the outer diameter of the
図1に示すように、車両用の自動変速機には、当該自動変速機を搭載した車両の駐車時に、出力軸9の回転を規制するためのパーキング機構10が設けられている。
As shown in FIG. 1, the automatic transmission for a vehicle is provided with a
[パーキングポール5]
図1の(a)に示すように、パーキングポール5は板状の基部50を有している。図1の(b)に示すように、この基部50には、当該基部50を厚み方向に貫通する挿通穴55が形成されている。
パーキングポール5は、挿通穴55を貫通したポールシャフト7で回動可能に支持されている。
[Parking pole 5]
As shown in (a) of FIG. 1, the
The
ポールシャフト7は、長手方向の一端7a側と、他端7b側が、それぞれ、変速機ケース20の支持穴210と、ブラケット6の貫通孔61で支持されている。
この状態においてポールシャフト7は、出力軸9に平行な軸線Yに沿う向きで設けられている。
The
In this state, the
そのため、ポールシャフト7で支持されたパーキングポール5は、軸線Y回りに回動可能となっており、このパーキングポール5の回動により、基部50に設けた係合部51が、パーキングギヤ90の外周に設けた歯部91に係脱するようになっている。
Therefore, the
[ポールシャフト7]
図1の(b)に示すように、ポールシャフト7は当該ポールシャフト7を長手方向に貫通する貫通孔70を有する筒状部材である。貫通孔70は、ポールシャフト7の長手方向の全長に亘って内径d1で形成されている。ポールシャフト7の長手方向の一端7a側は、後記する変速機ケース20の支持穴210に挿入されている。ポールシャフト7の長手方向の他端7b側は、後記するブラケット6の貫通孔61に挿入されている。
[Pole shaft 7]
As shown to (b) of FIG. 1, the
[変速機ケース20]
図1の(b)に示すように、変速機ケース20は、当該変速機ケース20の内側(図中、右方向)に突出するボス部21、26を有している。ボス部21は、軸線Yに沿って変速機ケース20の内側に突出している。ボス部26は、軸線Yに平行な軸線Y1に沿って変速機ケース20の内側に突出している。
[Transmission case 20]
As shown in (b) of FIG. 1, the
ボス部21の先端面21aと、ボス部26の先端面26aは、それぞれ軸線Y、Y1に対して直交する平坦面となっている。
ボス部26の先端面26aは、ボス部21の先端面21aよりも変速機ケース20の内側に位置している。軸線Y、Y1方向における先端面26a、21aの離間距離L1は、パーキングポール5の厚みT1より僅かに長い距離に設定されている。
The
The front end surface 26 a of the
ボス部21には、開口を変速機ケース20内に向けた有底の支持穴210が設けられている。この支持穴210の底部212には、変速機ケース20の外部と内部とを連通する連通孔211が開口している。支持穴210の中心線と連通孔211の中心線は、軸線Y上で略一致している。
The
支持穴210は、連通孔211の内径D2よりも大きい内径であって、ポールシャフト7の外径D1と整合する内径で形成されている(D1>D2)。支持穴210の底部212は、支持穴210と連通孔211との境界となる段部となっている(以下、底部212を段部212とも標記する)。
The
ボス部26は、ボルト穴261を有している。このボルト穴261は、ボス部26の中心を軸線Y1に沿って直線状に設けられており、ボルト穴261は、変速機ケース20の内部に開口している。
The
ボス部26の先端面26aには、軸線Y方向からブラケット6が当接している。ブラケット6は、貫通孔62を貫通させたボルトBにより、ボス部26に固定されている。
The
[ブラケット6]
ブラケット6は、軸線Y方向から見て矩形形状を成す板状部材である(図1の(a)参照)。ブラケット6では、板状の基部60の一端側と他端側に、貫通孔61、62が形成されている。貫通孔61、62は、基部60を厚み方向に貫通している。
[Bracket 6]
The
前記したようにブラケット6は、貫通孔62を貫通したボルトBにより、ボス部26に固定されており、この状態において、ブラケット6は、変速機ケース20の内側で、軸線Yに直交する向きで設けられている。
さらに、この状態においてブラケット6の貫通孔61は、当該貫通孔61の中心線が、軸線Yと略重なる位置に配置されている。
As described above, the
Furthermore, in this state, the through
ブラケット6は、軸線Y方向における一方側の面6aと他方側の面6bが、互いに平行な平坦面となっており、ブラケット6は、一方側の面6aと他方側の面6bを、軸線Yに直交させた向きで、ボス部26に固定されている。
In the
ブラケット6は、軸線Yに直交する方向の長さL2が、軸線Yと軸線Y1の軸間距離Lxよりも長くなっており、ボス部21の先端面21aとボス部26の先端面26aに跨がる長さL2を有している。
The
そのため、ブラケット6では、一方側の面6aにおける貫通孔61を囲む周縁部が、軸線Y方向でパーキングポール5の基部50に対向している。
この状態において、パーキングポール5は、変速機ケース20側のボス部21と、ブラケット6とによって、軸線Y方向の変位が規制されている(図1の(b)参照)。
Therefore, in the
In this state, the
また、ブラケット6では、一方側の面6aにおける貫通孔62を囲む周縁部が、ボス部26の端面26aに軸線Y1方向から全面に亘って接触している。
Further, in the
ブラケット6では、貫通孔61の他方側の面6b側に、かしめ部611が設けられている。貫通孔61におけるかしめ部611が設けられた領域は、ポールシャフト7の外径D1よりも小さい内径になっている。
In the
ポールシャフト7の長手方向の一端7a側は、変速機ケース20の支持穴210に挿入されており、他端7b側は、ブラケット6の貫通孔61に挿入されている。
ポールシャフト7は、支持穴210と連通孔211との境界である段部212と、ブラケット6の貫通孔61のかしめ部611とによって、軸線Y方向の移動が規制されている。
One
The movement of the
ここで、図1の(b)に示すように、ポールシャフト7の貫通孔70は、当該ポールシャフト7の一端7aと変速機ケース20の支持穴210とで囲まれた空間R1と、変速機ケース20内の空間R2とに開口している。
Here, as shown in FIG. 1B, the through
そのため、空間R1は、ポールシャフト7の貫通孔70を介して空間R2と連通しておいるので、空間R1が密閉空間とはならない。
Therefore, since the space R1 communicates with the space R2 through the through
さらに、空間R1及び空間R2は、連通孔211を介して、変速機ケース20の外部と連通しており、支持孔210と連通孔211がブリーザとして機能する。
これにより、自動変速機を搭載した車両の走行中など変速機ケース20の内圧が大気圧よりも高くなった場合に、図示しないオイルシールなどのシール境界面からオイルOLが漏れることを防止出来る。
Furthermore, the space R1 and the space R2 communicate with the outside of the
Thus, when the internal pressure of the
以上の通り、実施の形態では、
(1)変速機の出力軸9と一体に回転するパーキングギヤ90と、
長手方向の一端7a側が変速機ケース20の支持穴210に挿入されていると共に、出力軸9に平行な軸線Yに沿う向きで配置された軸状のポールシャフト7(支持部材)と、
ポールシャフト7における変速機ケース20内に位置する他端7b側で回動可能に支持されたパーキングポール5と、を有し、
パーキングポール5の軸線Y回りの回動より、パーキングポール5の係合部51を、パーキングギヤ90の外周の歯部91に係脱させるように構成されたパーキング機構10におけるパーキングポール5の支持構造1であって、
ポールシャフト7は、当該ポールシャフト7の他端7bを支持すると共に変速機ケース20に固定されたブラケット6(規制部材)により、支持穴210から脱落する方向の変位が規制されており、
支持穴210内の空間と変速機ケース20内の空間とを連通させる貫通孔70(連通孔)を、ポールシャフト7を長手方向に貫通して設けた構成とした。
As described above, in the embodiment,
(1) a
A shaft-shaped pole shaft 7 (supporting member) which is inserted in the
And a
Support structure of the
The
A through hole 70 (communication hole) for communicating the space in the
このように構成すると、ポールシャフト7の一端7aと変速機ケース20の支持穴210で囲まれた空間R1が、ポールシャフト7の貫通孔70を通って変速機ケース20内の空間R2と連通する。従って、ポールシャフト7を変速機ケース20の支持穴210に挿入しても、空間R1が密閉空間とならないようにすることができる。
With this configuration, a space R1 surrounded by one
(2)ブラケット6は、ポールシャフト7の他端7b側が挿入される貫通孔61(挿入孔)を有しており、
貫通孔61では、支持穴210とは反対側に、ポールシャフト7の他端7bが当接するかしめ部611が設けられており、
ポールシャフト7は、他端7bが当接するかしめ部611により、支持穴210から脱落する方向の変位が規制されている構成とした。
(2) The
In the through
The
このように構成すると、支持穴210にポールシャフト7を挿入する際に、支持穴210内の空間R1は、ポールシャフト7の貫通孔61を介して、変速機ケース20の内部の空間R2と連通した状態で保持される。
そのため、支持穴210が密閉空間にはならないので、ポールシャフト7を支持穴210に挿入しても、支持穴210内の内圧が高まることはない。
With this configuration, when inserting the
Therefore, since the
支持穴210の内圧が高まると、ポールシャフト7が内圧により支持穴210から脱落する方向に押されて、ポールシャフト7の他端7bがブラケット6に圧接することになる。上記のように構成すると、支持穴210の内圧が高まることがないので、ポールシャフト7の他端7bがブラケット6に圧接しない。
そのため、ブラケット6の貫通孔61に設けたかしめ部611によって、ポールシャフト7が支持穴210から脱落する方向の変位を簡単に規制することができる。
よって、ポールシャフト7の支持穴210から脱落する方向への移動を規制するために、ブラケット6の軸線Y方向の厚みを厚くする必要がない。
ブラケット6の厚みを、ポールシャフト7の他端7bの支持に必要な厚みまで、薄くすることができる。これにより、ブラケット6の軽量化が可能になるので、パーキング機構10を搭載した自動変速機の軽量化に寄与することができる。
When the internal pressure of the
Therefore, the displacement in the direction in which the
Therefore, it is not necessary to increase the thickness in the direction of the axis Y of the
The thickness of the
(3)支持穴210は、変速機ケース20を貫通する連通孔211(貫通孔)を有する構成とした。
(3) The
このように構成すると、支持孔210と連通孔211とがブリーザとして機能するので、オイルシールなどのシール境界面からのオイルOL漏れを防止することが出来る。
According to this structure, since the
図2は、変形例にかかるパーキングポール5の支持構造を説明する図である。
図2の(a)は、変形例1にかかるパーキングポール5の支持構造1Aを説明する図である。
図2の(b)は、変形例2にかかるパーキングポール5の支持構造1Bを説明する図である。
なお、これら変形例は図1の(a)におけるパーキングポール5周辺を面Aで切断した断面に相当する図を記載している。
FIG. 2 is a view for explaining the support structure of the
(A) of FIG. 2 is a figure explaining 1 A of support structures of the
FIG. 2B is a view for explaining a
In these modified examples, a drawing corresponding to a cross section obtained by cutting the periphery of the
[変形例1]
図2の(a)に示すように、連通孔211には、変速機ケース20の外側からブリーザホースHが挿入されている。このブリーザホースHは図示しないオイルパンに接続されている。
[Modification 1]
As shown in (a) of FIG. 2, a breather hose H is inserted into the
自動変速機を搭載した車両の走行中に、変速機ケース20内のオイルOLは、出力軸9の回転などにより撹拌される。この撹拌により、オイルOLの一部が霧状となることがある。
そのため、連通孔211に、オイルパン側に連絡するブリーザホースHを挿入することで、霧状のオイルOLが、連通孔211から変速機ケース20の外部に向けて放出されても、放出されたオイルOLを、ブリーザホースHを介して回収することができる。
While the vehicle equipped with the automatic transmission is traveling, the oil OL in the
Therefore, by inserting the breather hose H in communication with the oil pan side into the
このように、
(4)連通孔211には、変速機ケース20の外側からブリーザホースHが挿入されている構成としても良い。
in this way,
(4) The breather hose H may be inserted into the
このように構成すると、霧状のオイルOLが、連通孔211から変速機ケース20の外部に向けて放出されても、放出されたオイルOLを、ブリーザホースHを介して回収することができるので、オイルOLの消費量を抑えることができる。
With this configuration, even if the misty oil OL is discharged from the
[変形例2]
図2の(b)に示すように、連通孔211は、当該連通孔211にブリーザキャップCが嵌入している。ブリーザキャップCは、変速機ケース20の内部と外部との連通を遮断している。
[Modification 2]
As shown in (b) of FIG. 2, in the
これにより、空気のみを連通孔211から変速機ケース20の外部へ排出し、オイルOLが連通孔211から変速機ケース20の外部へ漏出することを防ぐことができる。
Thus, it is possible to discharge only air from the
(5)連通孔211は、当該連通孔211に嵌入したブリーザキャップCで変速機ケース20の内部と外部との連通が遮断されている構成とした。
(5) The
このように構成すると、空気のみを変速機ケース20の外部へ排出し、オイルOLが変速機ケース20の外部へ漏出することを防ぐことができる。よって、オイルOLの消費量を抑えることができる。
With this configuration, only air can be discharged to the outside of the
1、1A、1B 支持構造
2 マニュアルシャフト
3 ロッドプレート
4 パークロッド
5 パーキングポール
6 ブラケット
7 ポールシャフト
8 カム
9 出力軸
10 パーキング機構
20 変速機ケース
21 ボス部
26 ボス部
50 基部
51 係止爪
55 挿通孔
61 貫通孔
70 貫通孔
7a 一端
7b 他端
210 支持穴
211 連通孔
212 段部
611 かしめ部
B ボルト
C ブリーザキャップ
H ブリーザホース
R1、R2 空間
X 軸線
Y 軸線
1, 1A,
Claims (5)
長手方向の一端側が変速機ケースの支持穴に挿入されていると共に、前記出力軸に平行な軸線に沿う向きで配置された軸状の支持部材と、
前記支持部材における前記変速機ケース内に位置する他端側で回動可能に支持されたパーキングポールと、を有し、
前記パーキングポールの前記軸線回りの回動より、前記パーキングポールの係合部を、前記パーキングギヤの外周の歯部に係脱させるように構成されたパーキング機構におけるパーキングポールの支持構造であって、
前記支持部材は、当該支持部材の他端を支持すると共に前記変速機ケースに固定された規制部材により、前記支持穴から脱落する方向の変位が規制されており、
前記支持穴内の空間と前記変速機ケース内の空間とを連通させる連通孔を、前記支持部材を前記長手方向に貫通して設けたことを特徴とするパーキングポールの支持構造。 A parking gear that rotates integrally with the output shaft of the transmission;
A shaft-like support member which is inserted into the support hole of the transmission case in the longitudinal direction and which is disposed along an axis parallel to the output shaft;
A parking pole rotatably supported at the other end side of the support member located in the transmission case,
A parking pole support structure in a parking mechanism configured to engage and disengage an engagement portion of the parking pole with a tooth portion of an outer periphery of the parking gear by rotation of the parking pole about the axis.
The support member supports the other end of the support member and a restricting member fixed to the transmission case restricts displacement of the support member in the direction of dropping from the support hole.
A support structure for a parking pole, wherein a communication hole for communicating the space in the support hole with the space in the transmission case is provided by penetrating the support member in the longitudinal direction.
前記挿入孔では、前記支持穴とは反対側に、前記支持部材の他端が当接するかしめ部が設けられており、
前記支持部材は、前記他端が当接するかしめ部により、前記支持穴から脱落する方向の変位が規制されていることを特徴とする請求項1に記載のパーキングポールの支持構造。 The restriction member has an insertion hole into which the other end side of the support member is inserted,
In the insertion hole, a caulking portion with which the other end of the support member abuts is provided on the side opposite to the support hole,
2. The parking pole support structure according to claim 1, wherein a displacement in a direction in which the supporting member comes off from the supporting hole is restricted by a caulking portion with which the other end abuts. 3.
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Cited By (2)
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WO2024075297A1 (en) * | 2022-10-07 | 2024-04-11 | 武蔵精密工業株式会社 | Transmission device |
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- 2017-09-04 JP JP2017169504A patent/JP6949425B2/en active Active
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WO2024075298A1 (en) * | 2022-10-07 | 2024-04-11 | 武蔵精密工業株式会社 | Transmission device |
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