JP2019037665A - Chair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、オフィス等において好適に使用される椅子に関する。 The present invention relates to a chair suitably used in an office or the like.
従来から、着座者の腰部を後ろから押圧支持し得るランバーサポート機能を有した椅子が種々知られている(例えば、特許文献1を参照)。 Conventionally, various chairs having a lumbar support function capable of pressing and supporting a seated person's waist from behind have been known (see, for example, Patent Document 1).
ところで、特許文献1に示したものは、受け止め部材(5)を構成するベルト(51)とバックル(52)との係合位置を調整することにより、ベルトの湾曲率が変更され得るものとなっている。換言すれば、特許文献1に示したものは、ベルトとバックルとの係合位置を変更させて、着座者の腰部に対する押出具合を調整し得るものとなっている。
By the way, what was shown in
ところが、バックルの位置が側端部に位置しているため、受け止め部材の主体となるベルトの湾曲中心が左右にずれやすく、着座者の腰部をバランスよく支持できないことが懸念されていた。 However, since the position of the buckle is located at the side end, there is a concern that the center of curvature of the belt, which is the main body of the receiving member, is likely to be shifted to the left and right, and the seated person's waist cannot be supported in a balanced manner.
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、着座者の腰部に対する押圧度合いを好適に調整し得る椅子を提供することにある。 The present invention has been made paying attention to the above situation, and it is an object of the present invention to provide a chair capable of suitably adjusting the degree of pressing on the waist of a seated person.
すなわち、本発明は次の構成をなしている。 That is, the present invention has the following configuration.
請求項1に記載の発明は、背凭れを備えた椅子であって、前記背凭れが、背凭れベースと、この背凭れベースの前に配され着座者の腰部を後方から支持し得る板状部分を有したランバープレートと、前記背凭れベースと前記ランバープレートとの間に配され前記背凭れベースに対して上下方向にスライド可能に支持されたアジャスタとを備えてなり、前記アジャスタが、アジャスタベースと、このアジャスタベースに設けられ前記ランバープレートを後方から押圧し得る押出部材とを備えたものであり、前記アジャスタを上下方向にスライド移動させることにより、前記押出部材の前後位置を変更させ、当該押出部材による前記ランバープレートへの押圧度合いを調整し得るように構成されている椅子である。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、前記押出部材が、前記アジャスタベースに対して前後動可能に支持されたものである請求項1記載の椅子である。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、前記背凭れベースが、前記アジャスタの上下方向のスライド移動に伴って前記押出部材を前後方向に案内し得る案内部を備えている請求項1又は2記載の椅子である。
The chair according to
請求項4に記載の発明は、前記案内部が、上側に向かうに連れて漸次前方に位置するように設定された案内面を備え、この案内面に前記押出部材が当接し得るように構成されている請求項3記載の椅子である。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、前記案内部が、後方に向かって凹んだ形状をなしたものであり、前記押出部材の少なくとも一部を収容し得る収容空間が形成されている請求項3又は4記載の椅子である。 According to a fifth aspect of the present invention, the guide portion has a shape recessed toward the rear, and an accommodating space capable of accommodating at least a part of the pushing member is formed. 4 is a chair.
請求項6に記載の発明は、前記ランバープレートが、前記背凭れベースに対して回動可能に支持されたものである請求項1、2、3、4又は5記載の椅子である。 A sixth aspect of the present invention is the chair according to the first, second, third, fourth or fifth aspect, wherein the lumbar plate is rotatably supported with respect to the backrest base.
請求項7に記載の発明は、前記ランバープレートが、左右に対をなして配されている請求項1、2、3、4、5又は6記載の椅子である。 A seventh aspect of the present invention is the chair according to the first, second, third, fourth, fifth or sixth aspect, wherein the lumbar plates are arranged in pairs on the left and right.
請求項8に記載の発明は、前記アジャスタベースが、その左右両端部に使用者が操作するための操作部を備えたものであり、これら操作部の少なくとも一部が前記背凭れベースよりも外方に突出する位置に設けられている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の椅子である。
According to an eighth aspect of the present invention, the adjuster base is provided with an operation unit for a user to operate at both right and left ends, and at least a part of the operation unit is located outside the backrest base. The chair according to
以上説明したように本発明によれば、着座者の腰部に対する押圧度合いを好適に調整し得る椅子を提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide a chair that can suitably adjust the degree of pressing on the waist of a seated person.
以下、本発明の一実施形態を、図1〜22を参照して説明する。なお、図7以降のものについては、説明の便宜上、張地Mを省略して示している。また、張地Mは、背凭れベースHを構成する背凭れベース本体1等を被覆して当該背凭れベース本体1等を外部から視認させない構造をなしているが、図1〜6においては、説明の便宜上、敢えて張地Mを目の粗い網掛けにより示している。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, the thing after FIG. 7 is abbreviate | omitting and showing the fabric M for convenience of explanation. Further, the tension fabric M has a structure in which the
この実施形態は、本発明を、オフィス等において好適に使用される事務用回転椅子である椅子Aに適用したものである。 In this embodiment, the present invention is applied to a chair A that is an office swivel chair suitably used in an office or the like.
椅子Aは、図1〜3に示すように、脚Bと、脚Bの上端に水平旋回可能に取り付けられた支持基部Cと、前部が支持基部Cに支持されている座受Dと、座受Dに下部が取り付けられている座Eと、前端部が支持基部Cに回転可能に支持された背支持体Fと、背支持体Fの後端部に取り付けた背凭れGとを具備してなる。座E及び背凭れGは、一定の比率で後傾し得るいわゆるシンクロロッキング動作ができるように支持基部C及び背支持体Fに支持されている。 As shown in FIGS. 1 to 3, the chair A includes a leg B, a support base C attached to the upper end of the leg B so as to be horizontally pivotable, a seat D whose front is supported by the support base C, A seat E having a lower portion attached to the seat D, a back support F whose front end is rotatably supported by the support base C, and a backrest G attached to the rear end of the back support F Do it. The seat E and the backrest G are supported by the support base C and the back support F so as to perform a so-called synchro-rocking operation that can be tilted backward at a constant ratio.
<<脚B>>
脚Bは、下端にキャスタb3を備えた複数本の脚羽根b1と、脚羽根b1の上端部が集合する部位から起立する脚支柱b2とを備えている。
<< Leg B >>
The leg B includes a plurality of leg blades b1 each having a caster b3 at the lower end, and a leg column b2 standing from a portion where the upper end portions of the leg blades b1 are gathered.
<<支持基部C>>
支持基部Cは、脚支柱b2に支持された金属製の支持基部本体(図示せず)を主体に構成されている。支持基部Cは、支持基部本体を覆う支持基部カバーc1を備えている。支持基部本体は、支持基部カバーc1が装着された状態では、外部から視認できないようになっている。
<< support base C >>
The support base C is mainly composed of a metal support base main body (not shown) supported by the leg support b2. The support base C includes a support base cover c1 that covers the support base main body. The support base body cannot be visually recognized from the outside in a state where the support base cover c1 is attached.
<<座受D>>
座受Dは、支持基部Cの上に配されたものである。座受Dは、前部が支持基部Cに対して前後動可能及び回動可能に支持されており、後部が背支持体Fの基端部近傍に回動可能に支持されている。
<< Seat D >>
The seat D is arranged on the support base C. The seat D is supported so that the front portion thereof can move back and forth and turn with respect to the support base C, and the rear portion thereof is supported in the vicinity of the base end portion of the back support F so as to be turnable.
<<座E>>
座Eは、着座者の荷重を受け止める構造部材としての役割を担う座シェルe1と、座シェルe1の上に配された座クッションe2とを備えてなるものである。座シェルe1は、座受Dの上側に配されており、座受Dに対して前後方向に一定範囲でスライド移動できるように構成されている。
<< Seat E >>
The seat E includes a seat shell e1 that plays a role as a structural member that receives the load of the seated person, and a seat cushion e2 disposed on the seat shell e1. The seat shell e1 is disposed on the upper side of the seat D, and is configured to be slidable within a certain range in the front-rear direction with respect to the seat D.
<<背支持体F>>
背支持体Fは、背凭れGを前後動可能に支持し得るものである。背支持体Fの後端部は、背凭れGの下端部に接続している。背支持体Fの前端部は、支持基部Cに軸支持されている。
<< Back support F >>
The back support F can support the backrest G so as to be movable back and forth. The rear end portion of the back support F is connected to the lower end portion of the backrest G. The front end portion of the back support F is axially supported by the support base C.
<<背凭れG>>
背凭れGは、着座者の背中を後方から支持し得る剛性及び大きさをなす背凭れベースHと、背凭れベースHに設けられ着座者の腰部を支持し得るランバーサポート機構Jと、背凭れベースHの左右側部に設けられた貫通孔13に装着されランバーサポート機構Jの一部が貫通するガイド孔kを有したキャップKと、背凭れベースHの上部、及び、左右端部を除くランバーサポート機構Jの略全体を被覆し得る張地Mとを備えている。
<< Backrest G >>
The backrest G includes a backrest base H having rigidity and size capable of supporting the back of the seated person from the rear, a lumbar support mechanism J provided on the backrest base H and capable of supporting the waist of the seated person, and the backrest. Excluding the cap K, which is mounted in the through-
なお、ランバーサポート機構Jは、背凭れベースHに対して前後方向に回動可能に支持されたランバープレート3と、ランバープレート3の後側に配されランバープレート3の前後位置を調整し得る上下動可能なアジャスタ4と、アジャスタ4の左右端部に装着された使用者の操作端となるカバー部材5とを主体に構成されたものである。
The lumbar support mechanism J includes a
<背凭れベースH>
背凭れベースHは、正面視において略矩形状をなしている。背凭れベースHは、正面視における上部及び下部の適宜の箇所、及び、背面視における上部及び下部の適宜の箇所にリブ表出部11が形成された背凭れベース本体1と、背凭れベース本体1の下端部に接続した下フレーム部材2とを備えている。
<Backrest base H>
The backrest base H has a substantially rectangular shape when viewed from the front. The backrest base H includes a
まずは、背凭れベースHを構成する背凭れベース本体1について説明する。
First, the
背凭れベース本体1は、全体として、着座者を好適に支持し得るように平面視において後方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなすとともに側面視において前側に向かって凸をなすように略屈曲した形状をなしている。
As a whole, the
背凭れベース本体1は、正面視における左右両側部に設けられた貫通孔13と、正面視において貫通孔13よりも中央部寄りの位置に左右対をなして設けられた凹んだ形態をなす案内部14と、正面視において案内部14よりも中央部寄りの位置に左右対をなして設けられたアジャスタ4の姿勢保持用の溝15と、正面視において案内部14よりも上の位置に設けられランバープレート3を前後方向に回動可能に支持するための軸支持部たる軸受部16と、背面側の上部に設けられ商標等が表示されたプレート部材pが取り付けられる凹陥部17と、下端部の左右両側部に設けられ下フレーム部材2のアーム部22が嵌合し得るアーム部取付凹部18と、下端部の左右方向中間部に設けられ下フレーム部材2の架設フレーム部23に設けた嵌合突起231が嵌合し得る図示しない嵌合凹部とを備えている。
The
貫通孔13は、左右方向に貫通するものである。貫通孔13には、背凭れベース本体1における左右方向中間部の前側に配されたアジャスタ4の操作部42が連通するようになっている。貫通孔13は、左右方向に連通するとともに上下方向に延びた長孔状をなしている。貫通孔13には、キャップKが嵌合し得るようになっている。
The through
なお、貫通孔13は、図9等に示すように、背凭れベース本体1の屈曲部12における最も前端に設定されたピーク点121よりも上に設けられている。すなわち、背凭れベース本体1は、側面視における上下方向中間部に、前側に向かって凸をなすように略くの字状に屈曲した屈曲部12を備えている。屈曲部12における最も前端にピーク点121が設定されている。そして、貫通孔13は、背凭れベース本体1における屈曲部12のピーク点121を避けて、それよりも上側に位置している側面視において後傾した状態で略直線状に延びた部分に設けられている。このように貫通孔13の配設箇所を設定することにより、アジャスタ4を上下方向に滑らかに移動させやすいようにしている。
As shown in FIG. 9 and the like, the through
案内部14は、背凭れベース本体1における着座者の腰部に対応する上下位置(S)に設けられている。案内部14は、アジャスタ4の上下方向のスライド移動に伴ってアジャスタ4に設けられた押出部材43を前後方向に案内し得るものである。案内部14は、左右に対をなして設けられたランバープレート3に対応して左右に対をなして設けられている。
The
案内部14は、上側に向かうに連れて漸次前方に位置するように設定された案内面141を備えている。換言すれば、案内面141は、仮想鉛直面によりも前傾した姿勢をなしている。案内面141には、押出部材43の後端部が当接し得るように構成されている。
The
案内部14は、後方に向かって凹んだ形状をなしている。案内部14には、押出部材43の少なくとも一部、すなわち押出部材43の下部及び後部となる部分を収容し得る収容空間spが形成されている。凹陥した案内部14のいわゆる底面に相当する部位が案内面141となっている。案内部14は、左右方向中間部に上下方向に延びた押出部材43の姿勢を保持するための隔壁142が設けられている。
The
溝15は、アジャスタ4の背面に突設された突起412が収容され得るものである。溝15は上下方向に延びた形態をなしている。
The
軸受部16は、ランバープレート3に設けられた枢着部である軸321と係わり合って、ランバープレート3を枢支し得るものである。この実施形態では、軸受部16は、背凭れベース本体1のリブ表出部11に形成されている。軸受部16は、ランバープレート3の上部に左右方向に突設されてなる対をなす軸321を支持し得るようになっている。
The bearing
凹陥部17は、背面視において、背凭れベース本体1の左右方向中間部且つ上端部近傍に設けられている。凹陥部17は、横長に凹んでなるものである。凹陥部17には、プレート部材pに設けた爪p1が係合し得る係合穴171が設けられている。なお、プレート部材pは、背凭れベース本体1に被覆された張地Mを背凭れベース本体1に対して挟着し得るものとなっている。
The recessed
アーム部取付凹部18は、背凭れベース本体1における下端部の左右両側部に形成されている。アーム部取付凹部18は、下方、後方、及び、外側方に開放した凹み形状をなしている。なお、側面視において、アーム部取付凹部18の上には、貫通孔13が隣接して設けられている。
The arm mounting recesses 18 are formed on the left and right sides of the lower end of the
続いて、背凭れベースHを構成する下フレーム部材2について説明する。
Next, the
下フレーム部材2は、背凭れベースHを構成するものである。下フレーム部材2は、背凭れベース本体1と背支持体Fとの間に介在している。下フレーム部材2は、下端部に位置してなるプレート状の部位を有し背支持体Fにねじ止めされるベース部21と、ベース部21の左右に立設された左右のアーム部22と、左右のアーム部22の上下方向中間部間に架設された架設フレーム部23を備えている。
The
アーム部22は、架設フレーム部23よりも上側に突出している上部分221が、背凭れベース本体1の下端部における背面側に設けられたアーム部取付凹部18に嵌合するように構成されている。
The
架設フレーム部23は、背凭れベース本体1の下端に形成された図示しない下方に開口した嵌合凹部に嵌合し得る複数の嵌合突起231を備えている。この実施形態では、嵌合突起231は横方向に並ぶようにして三か所に立設されている。架設フレーム部23は、嵌合突起231を背凭れベース本体1の嵌合凹部に内嵌させた状態でねじv2により背凭れベース本体1の下端部に接合される。
The
下フレーム部材2は、背面視において、全体として上向きに開放された凹陥形状をなした外嵌部分24を備えている。外嵌部分24には、背凭れベース本体1における背面側の下端部に形成された下方に向けて凸をなす内嵌部分19が嵌合し得るようになっている。
The
<ランバーサポート機構J>
ランバーサポート機構Jは、着座者の腰部を後方から押圧して支持し得るものである。ランバーサポート機構Jは、背凭れベース本体1の前に配され着座者の腰部を後方から支持し得る板状部分31を有したランバープレート3と、背凭れベースHとランバープレート3との間に配され背凭れベース本体1に対して上下方向にスライド可能に支持されたアジャスタ4と、アジャスタ4における左右端部に装着されたカバー部材5とを備えている。ランバーサポート機構Jの一部、すなわち、アジャスタ4の左右端部は、キャップKに形成されたガイド孔k1を貫通するようになっている。
<Lumbar support mechanism J>
The lumbar support mechanism J can support the seated person's waist by pressing it from behind. The lumbar support mechanism J is disposed between the backrest base H and the
ランバープレート3は、背凭れベース本体1に対して回動可能に支持されたものである。この実施形態では、ランバープレート3が、左右に対をなして配されている。ランバープレート3は、正面視において略台形板状をなした板状部分31と、板状部分31の上端部から斜め上後方に向かって突設され板状部分31を回動可能に支持させるための支持部32とを備えている。
The
板状部分31は、アジャスタ4の前側に位置するとともに背凭れ面を担う張地Mの後側に位置するものである。板状部分31は、着座者の荷重を受けても殆ど撓まない剛性を備えたものである。
The plate-
支持部32は、板状部分31に対して片持ち的に設けられているものである。支持部32は、先端部に左右方向に突設された軸321を備えている。この軸321が、背凭れベース本体1の軸受部16と係り合うことにより、ランバープレート3が背凭れベースHに対して回動可能に支持されたものとなっている。なお、左右のランバープレート3に設けられた複数の軸321の軸線は、同一の仮想軸線上に一致するように設定されている。
The
アジャスタ4は、全体として左右方向に延びてなる形態をなしている。アジャスタ4は、背凭れベース本体1に対して上下動可能に構成されている。すなわち、アジャスタ4は、図19〜22に示すように、背凭れベース本体1に対して下位置(S)と上位置(U)との間でスライド移動可能に構成されている。
The
アジャスタ4は、左右両端部に使用者が操作するための操作部42を有したアジャスタベース4bと、アジャスタベース4bの左右方向中間部に設けられランバープレート3を後方から押圧し得る左右に対をなす押出部材43とを備えている。アジャスタベース4bと押出部材43は、合成樹脂により一体に形成されている。
The
アジャスタベース4bは、操作部42よりも上下方向に幅広に形成されたベルト状の外形をなし正面視における左右両側部に押出部材43を配設し得る配設空間411を設けたアジャスタベース本体41と、アジャスタベース本体41よりも上下幅が短く設定されアジャスタベース本体41の左右端部から左右方向に延設された操作部42とを備えている。
The
アジャスタベース本体41は、背凭れベース本体1の前面に沿うように平面視において後方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなしている。アジャスタベース本体41の背面には、配設空間411よりも内側の位置に背凭れベース本体1の溝15と係り合う突起412が後方に向かって突設されている。
The
操作部42は、左右方向に延びた帯状をなしている。操作部42の端部すなわち左右の先端部分421は、背凭れベース本体1の貫通孔13及びキャップKのガイド孔k1を通過して正面視において背凭れベース本体1の側縁及びキャップKのガイド孔k1よりも外方に位置し得るように設定されている。操作部42の先端部分421には、ねじvが螺着し得るナット部422が設けられている。ナット部422には、カバー部材5の下面側に穿設されたねじ挿通孔52を通過させたねじvが螺合するようになっている。つまり、カバー部材5の嵌合穴51に操作部42の先端部分421が内嵌し、当該カバー部材5がねじvにより操作部42の先端部分421に取り付けられるようになっている。操作部42の端部にカバー部材5を取り付けることにより、アジャスタ4がキャップK及び背凭れベースHから抜け出ないように構成されている。
The
押出部材43は、側面視において下端側に向かって漸次前後方向寸法が大きくなる形状をなしている。押出部材43は、側面視において略三角形状をなす中空のブロック状のものである。押出部材43は、その上端部がヒンジ部である薄肉の樹脂ヒンジ部hを介してアジャスタベース4bに支持されている。すなわち、押出部材43は、アジャスタベース本体41の配設空間411内に配設され、アジャスタベース本体41と押出部材43の上端部との間に介設されたヒンジ部である樹脂ヒンジ部hを介してアジャスタベース4bに対して前後動可能に支持されたものである。換言すれば、押出部材43は、樹脂ヒンジ部hを介してアジャスタベース本体41に対して吊り下げ支持されている。
The pushing
押出部材43は、その後端縁43eが案内部14の案内面141に当接し得るように構成されている。そして、アジャスタ4を下位置(S)から上位置(U)に向かってスライドさせると、押出部材43は、案内部14の案内面141に案内されてアジャスタベース4bに対して漸次前側に相対移動し得るようになっている。
The pushing
押出部材43は、背面側の左右方向中間部に上下方向に延びた溝部431が設けられている。押出部材43の溝部431には、背凭れベース本体1における案内部14に設けた隔壁142が位置するようになっている。
The pushing
カバー部材5は、アジャスタ4の左右端部に装着され使用者が把持し得る操作端を構成するものである。カバー部材5は、操作部42の先端部分421が挿入される嵌合穴51と、嵌合穴51に連通するねじ挿通孔52を備えている。カバー部材5は、ねじ挿通孔52に挿通されたねじvを用いて操作部42の先端部分421に螺着されるようになっている。カバー部材5は、アジャスタ4の先端部分421がキャップK及び背凭れベースHから抜け出ないようにするための抜け止め機能を発揮し得るものとなっている。
The
以上に述べたランバーサポート機構Jは、使用者がカバー部材5を摘むように把持しアジャスタ4を上下方向にスライド移動させることにより、背凭れベースHに設けた案内部14と協働して押出部材43の前後位置を変更させ、当該押出部材43によるランバープレート3への押圧度合いを調整し得るように構成されている。
The lumbar support mechanism J described above cooperates with the
<キャップK>
キャップKは、背凭れベースHの両側部に設けられた貫通孔13に嵌合し得るものである。キャップKは、張地Mの一部を背凭れベースHに固定させる機能を発揮し得るとともにランバーサポート機構Jを構成するアジャスタ4と係わり合いアジャスタ4を所定の上下位置に保持させる機能を発揮し得るものである。
<Cap K>
The cap K can be fitted into the through
キャップKは、左右方向に連通する上下方向に延びた長孔状をなすガイド孔k1を有した筒状をなしている。キャップKは、内方端に設けられ背凭れベースHに係止し得る係止部たる係止爪k2と、外方端に設けられた鍔部k3とを備えたものである。 The cap K has a cylindrical shape having a guide hole k1 having a long hole shape extending in the vertical direction communicating with the horizontal direction. The cap K includes a locking claw k2 that is a locking portion that is provided at the inner end and can be locked to the backrest base H, and a collar k3 that is provided at the outer end.
係止爪k2は、内方端における上下及び内方端における上下方向中間部にそれぞれ設けられている。係止爪k2は、背凭れベースHにおける貫通孔13に設けた係止部たる貫通孔形成壁131に係止し得るようになっている。
The locking claw k <b> 2 is provided in the vertical direction at the inner end and the intermediate portion in the vertical direction at the inner end. The locking claw k2 can be locked to a through-
鍔部k3は、キャップKの外方端にガイド孔k1に沿って設けられた縦長環状のものである。鍔部k3と背凭れベースHにおける貫通孔13の開口縁との間には、張地Mが配され得る隙間skが形成されている。
The collar portion k3 is a vertically long ring provided at the outer end of the cap K along the guide hole k1. A gap sk in which the tension fabric M can be disposed is formed between the collar portion k3 and the opening edge of the through
この実施形態では、アジャスタ4の端部近傍部分である操作部42の一部が、上下方向に延びたキャップKのガイド孔k1内に位置するものとなっている。そして、操作部42の一部がガイド孔k1に係わり合い、アジャスタ4が所定の上下位置に保持され得るように構成されている。より具体的に言えば、ガイド孔k1内に位置するアジャスタ4の操作部42の一部は、ガイド孔k1の内周面に摺接し得るようになっている。
In this embodiment, a part of the
なお、キャップKにおける露出部分、及び、背凭れベースHにおける張地Mによって被覆されていない露出部分である下フレーム部材2が、略同じ色彩に設定されている。このように構成することにより、背凭れベース本体1を下フレーム部材2と同じ色彩に設定する必要がない。換言すれば、使用者に対して、キャップKの色彩に基づいて、背凭れベースH全体が同じ色彩をなしているように印象付けることができるようになっている。
The
なお、この明細書において「色彩」とは、人間の視覚を通じて認識される色彩のことをいう。 In this specification, “color” refers to a color recognized through human vision.
<張地M>
張地Mは、図1〜6に示すように、背凭れベースHの少なくとも一部を被覆するものである。張地Mは、背凭れベースHの上部を構成する背凭れベース本体1の略全体を被覆し得るものである。張地Mは、布製の生地を下端部が開口した袋状に縫製してなる張地本体m1と、張地本体m1の内面に添着された図示しないクッションとを備えてなるものである。
<Zhangji M>
The upholstery M covers at least a part of the backrest base H as shown in FIGS. The upholstery M can cover substantially the entire
張地Mにおいて、背凭れベース本体1の貫通孔13に対面する左右側縁部分には、内部と外部とを連通可能な側開口部m11が設けられている。そして、張地Mの一部、すなわち、張地Mにおける側開口部m11の開口縁が、背凭れベースHの貫通孔13とキャップKとの間に挟持されるように構成されている。
In the upholstery M, the left and right side edge portions facing the through-
張地Mにおける背面側の上端部は、プレート部材pを凹陥部17に取り付けることにより、背凭れベース本体1に止着されている。また、張地Mにおける下端縁は、背凭れベース本体1と下フレーム部材2との間に挟持されるように構成されている。
The upper end of the back side of the tension fabric M is fixed to the
次いで、この実施形態におけるランバーサポート機構Jの作動について説明する。 Next, the operation of the lumbar support mechanism J in this embodiment will be described.
アジャスタ4は、図19〜22に示すように、キャップKのガイド孔k1内において操作部42が最も下に位置する下位置(S)と、キャップKのガイド孔k1内において操作部42が最も上に位置する上位置(U)との間で背凭れベースHに対して上下方向にスライド移動可能に支持されている。
19 to 22, the
アジャスタ4は、下位置(S)において、押出部材43の後部が案内部14の収容空間sp内に位置したものとなっている。つまり、アジャスタ4が下位置(S)にあるときは、押出部材43がアジャスタベース4bに対して前側に突出した姿勢を採らず、アジャスタベース4bの前面と押出部材43の前面とが略面一の状態をなしている。樹脂ヒンジ部hを介してアジャスタベース4bに対して回動可能に支持された押出部材43は、下位置(S)にあるときは、ランバープレート3及び張地Mの荷重を受けて後方に回動し後部が案内部14内に押し込まれた状態になる。
The
アジャスタ4が下位置(S)にある状態から、使用者の操作により、アジャスタ4を上位置(U)方向に向かってスライド移動させると、案内部14の収容空間sp内に位置していた押出部材43は、案内面141に案内されて樹脂ヒンジ部hを回動中心にして漸次前側に向かって押し出されることになる。換言すれば、操作者が、カバー部材5を把持してアジャスタ4を上方向にスライド操作することにより、アジャスタベース4bに対して前後動可能に支持された押出部材43は、背凭れベース本体1における案内面141の案内作用(カム作用)によりアジャスタベース4bの前面よりも前方に突出した姿勢に遷移するようになっている。
When the
アジャスタ4が上方向へ漸次スライド移動することにより、前側に向かって漸次突出の程度が大きくなるように遷移した押出部材43は、ランバープレート3の板状部分31を後方から前側に向かって漸次前側に押し出すことになる。この結果、ランバープレート3の板状部分31は、張地Mを介して着座者の腰部を押圧し得るものとなる。つまり、ランバープレート3は、アジャスタ4を上下方向にスライド移動させることにより、その前後位置が調整され得るものとなる。従って、この実施形態におけるランバーサポート機構Jであれば、着座者の腰部に対する押圧度合いをアジャスタ4に対する上下方向の操作によって微細に調整し得るものとなっている。
As the
以上説明したように、本実施形態に係る椅子Aは、背凭れGを備えたものである。そして、背凭れGが、背凭れベースHと、背凭れベースHの前に配され着座者の腰部を後方から支持し得る板状部分31を有したランバープレート3と、背凭れベースHとランバープレート3との間に配され背凭れベースHに対して上下方向にスライド可能に支持されたアジャスタ4とを備えている。アジャスタ4が、アジャスタベース4bと、このアジャスタベース4bに設けられランバープレート3を後方から押圧し得る押出部材43とを備えている。アジャスタ4を上下方向にスライド移動させることにより、押出部材43の前後位置を変更させ、当該押出部材43によるランバープレート3への押圧度合いを調整し得るように構成されている。このため、着座者の腰部に対する押圧度合いを好適に調整し得る椅子Aを提供することができるものとなる。つまり、アジャスタ4を上下方向にスライド移動させることにより、押出部材43の前後位置を変更させ、当該押出部材43によるランバープレート3への押圧度合いを調整し得るように構成されているため、着座者の腰部に対する押圧度合いを好適に設定し得るものとなっている。アジャスタ4は、上下方向にスライド移動するものであるため、下位置(S)と上位置(U)との間において、常時バランスよく着座者の背中を押圧し得るものとなっている。
As described above, the chair A according to this embodiment includes the backrest G. The backrest G has a backrest base H, a
押出部材43が、アジャスタベース4bに対して前後動可能に支持されたものである。このため、アジャスタベース4bが安定的に背凭れベースHに対して上下動し得るものとなるとともに、押出部材43のみが前後動するため比較的小さな操作力で所望の作用を発揮させ得るものとなっている。
The pushing
背凭れベースHが、アジャスタ4の上下方向のスライド移動に伴って押出部材43を前後方向に案内し得る案内部14を備えている。このため、押出部材43が、好適に前後方向に動作し得るものとなっている。
The backrest base H includes a
案内部14が、上側に向かうに連れて漸次前方に位置するように設定された案内面141を備えている。そして、案内面141に押出部材43が当接し得るように構成されている。このため、案内面141により押出部材43を好適に前後方向に案内し得るものとなっている。
The
案内部14が、後方に向かって凹んだ形状をなしたものである。そして、案内部14は、押出部材43の少なくとも一部を収容し得る収容空間spが形成されているものである。このため、押出部材43がランバープレート3を押圧しない構成も容易に設定し得るものとなっている。
The
ランバープレート3が、背凭れベースHに対して回動可能に支持されたものである。このため、ランバープレート3が、押出部材43に押圧されて好適に前方に移動し得るものとなっている。
The
ランバープレート3が、左右に対をなして配されている。このため、着座者における腰部の左右両側部を好適に支持し得るものとなっている。
アジャスタベース4bが、その左右両端部に使用者が操作するための操作部42を備えたものである。そして、操作部42が背凭れベースHよりも外方に突出する位置に設けられている。このため、アジャスタ4を使用者により好適に操作し得るものとなっている。
The
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。 The present invention is not limited to the embodiment described in detail above.
上述した実施形態では、押出部材は、アジャスタの上下方向のスライド移動に伴って、アジャスタベースに対する前後位置が変更し得るものを説明したが、このようなものには限定されない。例えば、アジャスタが、アジャスタベースと押出部材とを一体に形成したものであってもよい。 In the above-described embodiment, the push member has been described in which the front-rear position with respect to the adjuster base can be changed as the adjuster slides in the vertical direction. However, the push member is not limited to this. For example, the adjuster may be one in which the adjuster base and the extrusion member are integrally formed.
背凭れは、張地を備えたものでなくてもよい。例えば、ランバープレートが直接的に着座者に当接し得るものであってもよい。 The backrest does not have to be provided with a stretch. For example, the lumbar plate may be capable of directly contacting the seated person.
ランバープレートは、左右に対をなすものに限られず、板状部分を有した単一のものであってもよい。 The lumbar plate is not limited to a pair of left and right, and may be a single plate having a plate-like portion.
張地は、袋状をなしているものでなくてもよい。例えば、背凭れベース、及び、ランバープレートの前側だけを被覆するものであってもよい。 The upholstery may not be in the form of a bag. For example, only the backrest base and the front side of the lumbar plate may be covered.
案内部は、凹陥した形態のものに限られるものではなく、カム作用を発揮して押出部材を前後方向に案内し得るものであればどのようなものであってもよい。 The guide portion is not limited to a recessed shape, and any guide portion may be used as long as it can exhibit a cam action and guide the pushing member in the front-rear direction.
案内部は、下側に向かうに連れて漸次前方に位置するように設定された案内面を備えたものであってもよい。 The guide unit may include a guide surface that is set so as to gradually be positioned forward as it goes downward.
ランバープレートは、背凭れベースに対して回動可能に支持されたものに限られない。例えば、ランバープレートが、張地の内面側に添着しているものであってもよい。 The lumbar plate is not limited to one that is rotatably supported with respect to the backrest base. For example, the lumbar plate may be attached to the inner surface side of the tension fabric.
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 In addition, the specific configuration of each part is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
A…椅子
G…背凭れ
H…背凭れベース
3…ランバープレート
31…板状部分
4…アジャスタ
4b…アジャスタベース
43…押出部材
A ... Chair G ... Backrest H ...
Claims (8)
前記背凭れが、背凭れベースと、この背凭れベースの前に配され着座者の腰部を後方から支持し得る板状部分を有したランバープレートと、前記背凭れベースと前記ランバープレートとの間に配され前記背凭れベースに対して上下方向にスライド可能に支持されたアジャスタとを備えてなり、
前記アジャスタが、アジャスタベースと、このアジャスタベースに設けられ前記ランバープレートを後方から押圧し得る押出部材とを備えたものであり、
前記アジャスタを上下方向にスライド移動させることにより、前記押出部材の前後位置を変更させ、当該押出部材による前記ランバープレートへの押圧度合いを調整し得るように構成されている椅子。 A chair with a backrest,
The backrest includes a backrest base, a lumbar plate having a plate-like portion disposed in front of the backrest base and capable of supporting a seated person's waist from the rear, and between the backrest base and the lumbar plate. And an adjuster supported so as to be slidable in the vertical direction with respect to the backrest base,
The adjuster includes an adjuster base and an extrusion member provided on the adjuster base and capable of pressing the lumbar plate from the rear.
A chair configured to change the front-rear position of the push-out member by sliding the adjuster in the up-down direction, and to adjust the degree of pressing the lumbar plate by the push-out member.
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