JP2019037194A - 培養監視システム、制御方法、及び、プログラム - Google Patents

培養監視システム、制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像取得装置の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制する。【解決手段】培養監視システム1は、画像取得装置20と制御装置40を備えている。画像取得装置20は、インキュベータ10内に配置されていて、インキュベータ10内で培養されている生体試料の画像を取得する。制御装置40は、画像取得装置20を制御する。制御装置40は、インキュベータ10の設定温度に対する生体試料の温度の状況を推定する推定部48と、少なくとも推定部48で推定された状況に応じて、画像取得装置20の動作を制限する装置制御部49と、を備える。【選択図】図1

Description

本明細書の開示は、培養監視システム、制御方法、及び、プログラムに関する。
従来から、所定の培養環境を維持するため、細胞などの生体試料の培養はインキュベータ内で行われている。培養中は生体試料の生育状態が定期的にモンタリングされるが、その際、生体試料をインキュベータから取り出すと、生体試料の温度が低下してしまい、生体試料の生育に悪影響を及ぼす虞がある。このため、培養中の生体試料を、インキュベータから取り出すことなくモニタリングする遠隔モニタリングシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6063967号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるようにインキュベータ内に画像取得装置を設けると、画像取得装置で発生した熱が培養容器を介して生体試料に伝わってしまい、生体試料の温度がインキュベータの設定温度以上に上昇する虞がある。
生体試料の温度が上昇すると、予定した培養環境とは異なる温度環境で生体試料が培養されてしまう。また、温度が過度に上昇すると、生体試料が熱によってダメージを受けてしまう。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、画像取得装置の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制する技術を提供することである。
本発明の一態様に係る培養監視システムは、インキュベータ内に配置され、前記インキュベータ内で培養されている生体試料の画像を取得する画像取得装置と、前記画像取得装置を制御する制御装置と、を備える。前記制御装置は、前記インキュベータの設定温度に対する前記生体試料の温度の状況を推定する推定部と、少なくとも前記推定部で推定された状況に応じて、前記画像取得装置の動作を制限する装置制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る制御方法は、インキュベータ内に配置された画像取得装置の制御方法であり、前記インキュベータの設定温度に対する生体試料の温度の状況を推定し、少なくとも前記状況に応じて、前記インキュベータ内で培養されている前記生体試料の画像を取得する前記画像取得装置の動作を制限する。
本発明の一態様に係るプログラムは、インキュベータ内に配置され、前記インキュベータ内で培養されている生体試料の画像を取得する画像取得装置を制御する制御装置に、前記インキュベータの設定温度に対する前記生体試料の温度の状況を推定し、少なくとも前記状況に応じて、前記画像取得装置の動作を制限する処理を実行させる。
上記の態様によれば、画像取得装置の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
培養監視システム1の構成を例示した図である。 画像取得装置20の筐体内部の構成を例示した図である。 画像取得装置20による画像取得方法を説明するための図である。 画像取得装置20が画像取得時に行うフォーカス動作について説明するための図である。 制御装置40のハードウェア構成を例示したブロック図である。 制御装置40の機能構成を例示したブロック図である。 第1実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。 制御装置40と画像取得装置20の間のデータのやり取りを例示したシーケンス図である。 第1実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。 第1実施形態に係る画像取得装置20の状態変化を例示した図である。 停止状態の間に表示される画面を例示した図である。 第1実施形態に係る画像取得装置20の状態変化の別の例を示した図である。 第2実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。 第2実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。 第3実施形態に係る準備処理を例示したフローチャートである。 第3実施形態に係る画像取得装置20の状態変化を例示した図である。 重み係数表を例示した図である。 第4実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。 第4実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。 第5実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。 第5実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態について説明する。
まず、図1を参照しながら培養監視システム1について説明する。図1は、培養監視システム1の構成を例示した図である。
培養監視システム1は、インキュベータ10内で培養されている生体試料を監視するシステムである。生体試料は、例えば、接着細胞などの培養細胞であり、フラスコCに収容されている。インキュベータ10は、生体試料を培養する培養環境(例えば、温度、湿度など)を維持又は制御する装置である。なお、生体試料を収容する培養容器は、フラスコCに限らず、例えば、マルチウェルプレート、ディッシュなどであってもよい。
培養監視システム1は、インキュベータ10内で培養されている生体試料の画像を取得する画像取得装置20と、画像取得装置20を制御する制御装置40と、を備えている。画像取得装置20は、インキュベータ10内に配置されている。
画像取得装置20と制御装置40は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの有線ケーブルで接続されている。但し、画像取得装置20と制御装置40は、相互にデータをやり取りできるように構成されていればよく、有線に限らず無線により通信可能に接続されてもよい。
培養監視システム1は、さらに、表示装置の一例である液晶ディスプレイ50と、入力装置の一例であるキーボード60を備えてもよい。なお、培養監視システム1は、液晶ディスプレイ50の代わりに、表示装置として、有機EL(OLED)ディスプレイ、CRTディスプレイなどを備えてもよい。また、培養監視システム1は、キーボード60の代わりに又は加えて、入力装置として、マウス、ジョイスティック、タッチパネルなどを備えてもよい。
培養監視システム1の利用者は、ノート型コンピュータ70、タブレット型コンピュータ80、スマートフォンなどのクライアント端末を用いて、培養監視システム1の制御装置40へ無線又は有線の少なくとも一方を通じてアクセスしてもよい。その場合、クライアント端末は、液晶ディスプレイ50及びキーボード60の代わりに、表示装置及び入力装置として動作する。
画像取得装置20は、透明な平板である天板21を有する筐体を備えている。フラスコCは、天板21上に配置されている。天板21は、例えば、ガラス板である。但し、天板21の材質は、光学的に透明なものであればガラスに限らない。また、天板21には、種々の表面処理が施されてもよく、例えば、反射防止膜が形成されていてもよい。
画像取得装置20は、筐体内に、イメージセンサ22と、イメージセンサ22の周囲に配置された複数の光源23と、温度センサ24を備えている。イメージセンサ22は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary MOS)イメージセンサなどである。光源23は、例えば、LED(Light Emitting Diode)光源である。温度センサ24は、画像取得装置20の温度を測定するセンサである。
次に、図2から図4を参照しながら、画像取得装置20についてさらに詳細に説明する。図2は、画像取得装置20の筐体内部の構成を例示した図であり、天板21を取り外した状態における画像取得装置20の平面図である。画像取得装置20は、筐体内に、画像を取得する撮像ユニット25と、撮像ユニット25を筐体内で移動させる移動機構30と、温度センサ24を備えている。移動機構30は、天板21に沿った方向に二次元に撮像ユニット25を移動させる機構である。
撮像ユニット25は、移動機構30を構成するスライダ31上に設けられていて、上述したイメージセンサ22及び光源23に加えて、生体試料からの光を結像するレンズ26と、レンズ26をレンズ26の光軸方向に移動する準焦装置27と、を含んでいる。
移動機構30は、天板21に沿ったある一方向(以降、X方向と記す)に撮像ユニット25を直線移動させる機構として、スライダ31と、ガイドレール32と、ボールネジ33と、モータ34を備えている。スライダ31は、ガイドレール32に沿って摺動するように構成されている。
モータ34は、制御装置40の命令に従って回転する。モータ34の回転によりボールネジ33が回転し、その結果、ボールネジ33に組み合わせたナットに固定されたスライダ31がガイドレール32に沿って移動する。これにより、撮像ユニット25もガイドレール32に沿ってX方向へ移動する。
移動機構30は、さらに、天板21に沿った方向であってX方向と直交する方向(以降、Y方向と記す)に撮像ユニット25を直線移動させる機構として、スライダ35a及びスライダ35b、ガイドレール36a及びガイドレール36b、ボールネジ37、モータ38を備えている。スライダ35aは、ガイドレール36aに沿って摺動するように構成されている。また、スライダ35bは、ガイドレール36bに沿って摺動するように構成されている。なお、ガイドレール36a及びガイドレール36bは、互いに平行であり、ガイドレール32と直交する方向に向けられている。
モータ38は、制御装置40の命令に従って回転する。モータ38の回転によりボールネジ37が回転し、その結果、ボールネジ37に組み合わせたナットに固定されたガイドレール32が移動する。ガイドレール32は、スライダ35a及びスライダ35bに固定されている。このため、ガイドレール32とともにスライダ35a及びスライダ35bがガイドレール36a及びガイドレール36bに沿って移動する。これにより、撮像ユニット25もガイドレール36a及びガイドレール36bに沿ってY方向へ移動する。
画像取得装置20は、制御装置40からの命令に従って移動機構30の動力源であるモータ34及びモータ38を回転させることで、スライダ31上に設けられた撮像ユニット25を筐体内の任意の位置へ移動させることができる。このため、生体試料(若しくはモニタリング対象の領域)が画像取得装置20の視野よりも大きい場合であっても、異なる複数の画像取得ポイントで生体試料の画像を取得することで、生体試料全体をモニタリングすることができる。ここで、画像取得ポイントとは、画像取得装置20が画像を取得するときの撮像ユニット25の位置のことである。
図3は、画像取得装置20による画像取得方法を説明するための図である。画像取得装置20は、撮像ユニット25の移動後に、制御装置40の命令に従って生体試料の画像を取得する。
より詳細には、まず、制御装置40の命令に従って、イメージセンサ22の周囲に配置された複数の光源23の少なくとも1つが発光する。発光する光源23は、画像取得ポイントに応じて決定されてもよい。少なくとも1つの光源23から放射された光は、天板21を介してフラスコCに入射する。そして、フラスコCの上面で反射し、培養液CLに浸されている生体試料Sを上方から照明する。その後、生体試料Sを透過した光は、天板21を介してレンズ26へ入射し、レンズ26の作用によりイメージセンサ22に結像する。これにより、イメージセンサ22で画像信号が生成される。
画像取得装置20は、制御装置40からの命令に従って撮像ユニット25を制御することで、生体試料の画像を取得することができる。また、画像取得装置20では、生体試料を斜めから照明した光がイメージセンサ22に入射する。このため、偏射照明と同様の効果が得られるため、生体試料が透明であっても高いコントラストを有する画像を得ることができる。
図4は、画像取得装置20が画像取得時に行うフォーカス動作について説明するための図である。画像取得装置20は、撮像ユニット25の移動後であって画像取得前に、制御装置40の命令に従ってオートフォーカス(以降、AFと記す。)処理を実行する。
フラスコCなどの培養容器は、プラスチック等で作られていることが多く、図4に示すように、一般に底面Cbの厚さが均一ではない。このため、撮像ユニット25が移動すると、底面Cbに接着している生体試料Sからフォーカスがずれてしまうことがある。そこで、画像取得装置20は、撮像ユニット25の移動後にAF処理を実行し、生体試料Sにフォーカスを合わせる。AF処理については特に限定しないが、例えば、コントラストAFであってもよく、像面位相差AFであってもよい。
画像取得装置20は、撮像ユニット25の移動後に制御装置40からの命令に従ってAF処理を行うことで、培養容器の底面Cbの厚さが均一ではない場合であっても、コントラストの高い画像を得ることができる。
次に、図5及び図6を参照しながら、制御装置40についてさらに詳細に説明する。図5は、制御装置40のハードウェア構成を例示したブロック図である。制御装置40は、例えば、標準的なコンピュータである。制御装置40は、図5に示すように、プロセッサ41、メモリ42、ストレージ43、インタフェース装置44、及び、可搬記憶媒体46が挿入される可搬記憶媒体駆動装置45を備え、これらがバス47によって相互に接続されている。
プロセッサ41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などであり、プログラムを実行してプログラムされた処理を行う。メモリ42は、例えば、RAM(Random Access Memory)であり、プログラムの実行の際に、ストレージ43または可搬記憶媒体46に記憶されているプログラムまたはデータを一時的に記憶する。
ストレージ43は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリであり、主に各種データやプログラムの記憶に用いられる。インタフェース装置44は、例えば、ネットワークカードなどであり、制御装置40以外の装置(例えば、画像取得装置20、液晶ディスプレイ50、キーボード60、ノート型コンピュータ70、タブレット型コンピュータ80など)と信号をやり取りする回路である。
可搬記憶媒体駆動装置45は、光ディスクやコンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記憶媒体46を収容するものである。可搬記憶媒体46は、ストレージ43を補助する役割を有する。ストレージ43及び可搬記憶媒体46は、それぞれプログラムを記憶した非一過性のコンピュータ読取可能記憶媒体の一例である。
図5に示す構成は、制御装置40のハードウェア構成の一例であり、制御装置40はこの構成に限定されるものではない。制御装置40は、汎用装置ではなく専用装置であってもよい。制御装置40は、プログラムを実行するプロセッサの代わりに又は加えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの電気回路を備えてもよく、それらの電気回路により、後述する処理の全部または一部が行われてもよい。
図6は、制御装置40の機能構成を例示したブロック図である。制御装置40は、インキュベータ10の設定温度に対する生体試料の温度の状況(以降、温度状況と記す。)を推定する推定部48と、少なくとも推定部48で推定された状況に応じて、画像取得装置20の動作を制限する装置制御部49と、を備えている。
推定部48は、例えば、生体試料の温度が設定温度よりもある一定の温度差以上高い状況(以降、高温状況と記す)にあるか、それ以外の状況(以降、非高温状況と記す。)にあるかを推定する。ある一定の温度差(以降、第1の温度差)は、予め決められた温度差であり、例えば1℃である。
なお、第1の温度差は、種々の観点から決定され得る。培養環境として許容できる温度幅に基づいて決定されてもよく、生体試料の熱に対する耐性に基づいて決定されてもよい。さらに、温度変化に起因する画質の劣化が危惧される場合には、許容できる画質の劣化の程度に基づいて決定されてもよい。例えば、フラスコC内外の温度差が大きくなりすぎると、フラスコCが曇ってしまうことがある。曇ったフラスコCを介して生体試料の画像を取得すると、画像のコントラストが低下してしまうため、取得した画像に基づく種々の測定・解析の精度も低下してしまう。このため、培養容器が曇らない程度の温度差を第1の温度差に決定してもよい。
装置制御部49は、少なくとも推定部48が推定した状況に応じて、画像取得装置20を、生体試料の画像を取得可能な稼動状態からその稼動状態よりも電力消費量の小さい停止状態へ移行させる。停止状態は、画像取得装置20が制御装置40からの命令を待っているアイドル状態よりも電力消費量が小さい状態である。停止状態では、画像取得装置20は、通信機能を停止することが望ましい。
具体的には、装置制御部49は、例えば、少なくとも推定部48が推定した状況に応じて、停止時間を指定した停止命令を画像取得装置20へ送信する。より具体的には、装置制御部49は、例えば、少なくとも推定部48が温度状況を高温状況と推定したときに、停止時間を指定した停止命令を画像取得装置20へ送信する。
停止時間は、設定温度よりも第1の温度差だけ高い温度から設定温度まで生体試料の温度が低下するのに十分な時間であればよい。停止時間は、例えば、15分など予め決められた一定時間であってもよい。また、停止時間は、停止命令が出力されるまでの連続稼働時間に基づいて決定されても良く、例えば、連続稼働時間の3倍の時間であってもよい。
画像取得装置20は、停止命令を受信すると稼動状態から停止状態へ移行し、停止命令で指定された停止時間の経過後に停止状態から稼動状態へ移行する。なお、停止状態から稼動状態への移行は、画像取得装置20が自発的に行う。つまり、制御装置40からの命令を受けて行うのではなく画像取得装置20単独で行う。これにより、画像取得装置20は、停止状態において、通信機能を停止することができるため、消費電力量をさらに抑えることができる。
以上のように構成された培養監視システム1によれば、制御装置40が生体試料の温度状況を推定し、画像取得装置20の動作を制限することができる。このため、画像取得装置20の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
また、インキュベータ10内に冷却装置を設けて生体試料を適宜急冷する場合と比較すると、培養監視システム1では、生体試料の温度の過度な上昇を防止することができる。このため、生体試料のダメージを回避することができる、予定した培養環境とは大きく異なる条件で生体試料が培養されることを防止することができる、といった効果がある。さらに、培養監視システム1は、画像取得装置20の動作を制限することで生体試料の温度を徐々に低下させることができる。このため、生体試料及び培養容器(フラスコC)に急激な温度変化が生じないため、大幅な画質の劣化を招く結露の発生を防止することができる。
以下、培養監視システム1を用いた実施形態について具体的に説明する。なお、各実施形態における培養監視システム1の構成は、上述したとおりである。
[第1の実施形態]
図7は、本実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。なお、図7に示すモニタリング処理は、制御装置40が行う処理であり、インキュベータ10内に配置された画像取得装置20の制御方法を示している。図8は、制御装置40と画像取得装置20の間のデータのやり取りを例示したシーケンス図である。図9は、本実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。図10は、本実施形態に係る画像取得装置20の状態変化を例示した図である。図11は、停止状態の間に表示される画面を例示した図である。
以下、図7から図11を参照しながら、タイムラプス撮影を行うことで生体試料を監視するモニタリング処理を例に、培養監視システム1の第1の実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、推定部48は、制御装置40による画像取得装置20の制御履歴に基づいて、温度状況を推定する。より具体的には、画像取得枚数に基づいて、温度状況を推定する。
図8に示すように、キーボード60等を用いて制御装置40へモニタリング開始命令が入力されると、制御装置40が図7に示すモニタリング処理を開始する。
モニタリング処理が開始されると、制御装置40は、まず、モニタリング条件を取得する(ステップS1)。ここでは、制御装置40は、例えば、予めストレージ43に記録されているモニタリング条件を読み出してメモリ42に格納する。
モニタリング条件は、例えば、1つ以上の画像取得ポイント(単に点ともいう)Pの位置情報、停止命令で指定する停止時間、画像取得枚数についての閾値N、タイムラプス撮影の撮影間隔及び撮影回数などである。なお、閾値Nは、N枚を越えて連続して画像取得装置20が画像を取得すると画像取得装置20の発熱に起因して生体試料の温度状況が高温状況に変化する、という基準で予め決定されている。
モニタリング条件を取得すると、制御装置40は、画像取得命令を画像取得装置20へ出力する(ステップS2)。ここでは、制御装置40は、図8に示すように、画像取得ポイントPの位置情報を含む画像取得命令を画像取得装置20へ出力する。なお、画像取得命令は、画像取得ポイントPへの移動命令、オートフォーカス命令、撮像命令など複数の命令を含んでも良い。
画像取得命令を受信した画像取得装置20は、図9に示すように、指定された画像取得ポイントPへ撮像ユニット25を移動させ、オートフォーカス処理を行い、画像を取得する。その後、画像取得装置20は、図8に示すように、取得した画像の画像データを制御装置40へ出力する。
画像取得装置20から画像データを受信した制御装置40は、画像取得枚数iを計数する(ステップS3)。ここでは、推定部48である制御装置40は、制御履歴に基づいて画像取得装置20が取得した生体試料の画像取得枚数iを計数する。画像取得枚数iは、連続して取得した画像の枚数のことである。
その後、制御装置40は、画像取得枚数iが閾値Nを越えているか否かを判定する(ステップS4)。上述した閾値Nの決定基準を考慮すると、画像取得枚数iが閾値Nを越えているときには、温度状況は高温状況であり、画像取得枚数iが閾値N以下のときには、温度状況は非高温状況である、と想定される。このため、この処理は、計数した画像取得枚数に基づいて温度状況を推定する処理である。
画像取得枚数iが閾値Nを越えていないと判定すると、制御装置40は、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS6)。そして、制御装置40は、取得済みでないと判定した場合には、ステップS2からステップS6の処理を繰り返す。これにより、図9に示すように、複数の撮影ポイントで生体試料の画像が順次取得される。
画像取得枚数iが閾値Nを越えていると判定すると、制御装置40は、停止命令を画像取得装置20へ出力して停止時間待機する(ステップS5)。そして、その後、ステップS6の処理を行う。
なお、停止命令を受信した画像取得装置20は、図8に示すように、稼動状態から停止状態へ移行し、電力消費量を抑える。そして、停止命令で指定された停止時間の経過後に停止状態から稼動状態へ復帰する。
制御装置40は、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みであると判定すると、モニタリングを終了するか否かを判定する(ステップS7)。ここでは、制御装置40は、ステップS1で取得した撮影回数だけタイムラプス撮影が行われていない場合には、次のタイムラプス撮影の撮影開始時刻になるまで待機して(ステップS8)、その後、ステップS2からステップS8の処理を繰り返す。一方、撮影回数だけタイムラプス撮影が行われた場合には、図7のモニタリング処理を終了する。
本実施形態では、画像取得装置20は、図10に示すように、定期的に行うタイムラプス撮影(1バッチ)の期間中に、N枚を超えて連続して画像を取得すると、稼動状態から停止状態へ移行して画像の取得を一定期間休止し、その後、稼動状態へ復帰して画像の取得を再開する。これにより、画像取得装置20が過度に発熱することを防止することができる。従って、培養監視システム1によれば、画像取得装置20の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
なお、画像取得装置20が停止状態にある間、培養監視システム1は、表示装置である液晶ディスプレイ50に、例えば、図11に示すように、稼動状態へ復帰するまでの残り時間を表示してもよい。残り時間を表示することで、利用者は、画像取得装置20の状態を把握することが可能であり、突然停止した画像取得装置20の故障を懸念する利用者の不安を解消することができる。
また、停止時間が一定である例を示したが、停止命令で指定する停止時間は、一定の時間に限らず、設定温度まで生体試料の温度が低下するのに十分な時間であればよい。例えば、図10では、全ての画像取得ポイントで画像取得した後に画像取得装置20がアイドル状態(命令待ち状態)に移行する例を示したが、図12に示すように停止状態へ移行してもよい。この場合、制御装置40は、次回のタイムラプス撮影(次バッチ)開始までの時間を停止時間として指定して画像取得装置20へ停止命令を出力しても良い。
[第2の実施形態]
図13は、本実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。図14は、本実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。
以下、図13及び図14を参照しながら、タイムラプス撮影を行うことで生体試料を監視するモニタリング処理を例に、培養監視システム1の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、図14に示すように、培養容器としてフラスコCの代わりにマルチウェルプレートC1が用いられ、マルチウェルプレートC1に形成された複数のウェルWの各々に生体試料が収容されている点が、第1の実施形態とは異なる。また、図7に示すモニタリング処理の代わりに図13に示すモニタリング処理が行われる点も異なっている。
なお、本実施形態では、培養容器内の区画された複数の領域(ウェルW)に収容された複数の生体試料がモニタリング対象であり、装置制御部49は、少なくとも温度状況と複数の領域の各々に設定された画像取得ポイント数とに応じて、画像取得装置20の動作を制限する。
キーボード60等を用いて制御装置40へモニタリング開始命令が入力されると、制御装置40が図13に示すモニタリング処理を開始する。
モニタリング処理が開始されると、制御装置40は、まず、モニタリング条件を取得し(ステップS11)、その後、画像取得命令を画像取得装置20へ出力する(ステップS12)。これらの処理は、図7のステップS1とステップS2と同様である。
次に、制御装置40は、現在注目しているウェル内の全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定し(ステップS13)、取得済みでなれば、ステップS12からステップS13を繰り返す。
ウェル内の全ての画像取得ポイントPで画像を取得すると、制御装置40は、画像取得枚数iを計数する(ステップS14)。この処理は、図7のステップS3と同様である。即ち、制御装置40が、制御履歴に基づいて画像取得装置20が取得した生体試料の画像取得枚数iを計数する。
その後、制御装置40は、ステップS14で計数した画像取得枚数iに、次のウェル(つまり、次に画像を取得する生体試料が収容されたウェル)に設定された画像取得ポイント数Mを加えた値が閾値Nを越えているか否かを判定する(ステップS15)。
画像取得枚数i+画像取得ポイント数Mが閾値Nを越えていないと判定すると、制御装置40は、マルチウェルプレートC1内の全てのウェルで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS17)。そして、制御装置40は、取得済みでないと判定した場合には、次のウェルについて、ステップS12からステップS17の処理を繰り返す。
画像取得枚数i+画像取得ポイント数Mが閾値Nを越えていると判定すると、制御装置40は、停止命令を画像取得装置20へ出力して停止時間待機する(ステップS16)。そして、その後、ステップS17の処理を行う。
制御装置40は、観察対象として指定された全てのウェルで画像を取得済みであると判定すると、モニタリングを終了するか否かを判定する(ステップS18)。この処理は、図7のステップS7と同様である。
制御装置40は、モニタリングを終了しないと判定した場合には、次のタイムラプス撮影の撮影開始時刻になるまで待機して(ステップS19)、その後、モニタリングを終了すると判定されるまで、ステップS12からステップS19の処理を繰り返す。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、培養監視システム1は、画像取得装置20の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、制御装置40は、次のウェルWに収容された生体試料の画像取得を開始する前に、次のウェルW内に設定された複数の画像取得ポイントPで順次画像を取得している途中に画像取得枚数がN枚を超えるか否かを判定する。そして、越えると判定した場合には、次のウェルWに収容された生体試料の画像取得を開始する前に、画像取得装置20へ停止命令を出力する。このため、画像取得装置20が、1つのウェルWの全ての画像取得ポイントでの画像取得が完了する前に(1つのウェルについての画像取得の途中で)停止状態へ移行することを回避することができる。
[第3の実施形態]
図15は、本実施形態に係る準備処理を例示したフローチャートである。図16は、本実施形態に係る画像取得装置20の状態変化を例示した図である。
以下、図15及び図16を参照しながら、モニタリング処理を開始する前に利用者が手動で画像取得装置20を操作する準備処理を例に、培養監視システム1の第3の実施形態について説明する。準備処理は、例えば、画像の取得条件を調整したり、複数の画像取得ポイントを指定するために行われる。このとき、画像取得装置20は利用者の任意の手動操作にしたがって画像取得のための各種動作をおこなう。
なお、本実施形態では、推定部48は、準備処理が行われる準備期間中、制御履歴に基づいて、基準時刻から第2所定時間経過する前に画像取得装置20の稼動時間を累積した累積稼動時間が第1所定時間に達したか否かを判定する。そして、その判定結果に基づいて、温度状況を推定する。
準備処理が開始されると、制御装置40は、まず、開始時刻tsを基準時刻として記憶する(ステップS21)。その後、準備が終了したか否かを判定する(ステップS22)。ここでは、制御装置40は、例えば、入力装置を用いて終了指示が入力された場合に準備が終了したと判定する。
準備が終了したと判定すると、制御装置40は、停止命令を画像取得装置20へ出力して停止時間だけ待機する(ステップS29)、その後、準備処理は終了する。
準備が終了していないと判定すると、制御装置40は、累積稼働時間CTを更新する(ステップS23)。ここでは、制御装置40は、制御装置40による画像取得装置20の制御履歴に基づいて、累積稼働時間CTを算出する。
なお、累積稼働時間とは、利用者の操作に従って画像取得装置20が実際に稼動していた期間の合計時間である。換言すると、利用者の操作に従って画像取得装置20が稼動状態にある期間の合計時間であり、アイドル状態にある期間の時間は累積稼働時間に含まれない。例えば、利用者が、手動でのフォーカス移動、ライブ画像の表示、撮像ユニット25の移動、オートフォーカス、静止画取得、を順に指示した場合には、それぞれの指示によって画像取得装置20が稼動した期間の合計時間である。
続いて、制御装置40は、累積稼動時間CTが第1所定時間に達したか否かを判定する(ステップS24)。制御装置40は、累積稼動時間CTが第1所定時間に達していないと判定すると、ステップS22からステップS24までの処理を繰り返す。
なお、第1所定時間とは、予め決められた時間であり、例えば、10分である。第1所定時間は、画像取得装置20がその時間だけ稼動することで生体試料が設定温度よりも第1の温度差だけ高い温度に達することが想定される時間であればよい。例えば、モニタリング処理において上述した閾値Nと同じ枚数だけ画像を連続して取得するのに要する時間を予め測定し、その測定された時間を第1所定時間に決定してもよい。
制御装置40は、累積稼動時間CTが第1所定時間に達したと判定すると、開始時刻tsからの経過時間ETを算出する(ステップS25)。経過時間ETは、第1所定時間に達した時刻と開示時刻tsの時間差である。
経過時間ETが算出されると、制御装置40は、経過時間ETが第2所定時間未満か否かを判定する(ステップS26)。なお、第2所定時間とは、第1所定時間に比べて大きな時間であり、例えば、40分である。
制御装置40は、経過時間ETが第2所定時間未満であると判定すると、停止命令を画像取得装置20へ出力して停止時間だけ待機する(ステップS27)。そして、その後、開始時刻tsと累積稼働時間CTをリセットして(ステップS28)、準備が終了したと判定されるまでステップS22からステップS28を繰り返す。
一方、制御装置40は、経過時間ETが第2所定時間未満でないと判定すると、停止命令を出力することなく、開始時刻tsと累積稼働時間CTをリセットする(ステップS28)。これは、画像取得装置20が合計で第1所定時間稼動したとしても、開始時刻から第2所定時間以上経過している場合には、生体試料の温度上昇はほとんど生じていないと想定されるからである。
開始時刻tsと累積稼働時間CTをリセットすると、制御装置40は、準備が終了したと判定されるまでステップS22からステップS28を繰り返す。
本実施形態では、画像取得装置20は、図16に示すように、利用者の操作に従って断続的に稼動する準備期間中に、累積で一定時間(第1所定時間)以上稼動すると、稼動状態から停止状態へ移行する。これにより、画像取得装置20が準備期間中に過度に発熱することを防止することができる。従って、本実施形態によっても、画像取得装置20の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
また、画像取得装置20は、累積で一定時間以上稼動した場合であっても、その一定時間稼動するのに長時間かかった場合には、停止状態への移行を省略する。これにより、生体試料の温度が上昇していないにも関わらず画像取得装置20が無駄に停止することを防止することができる。
なお、本実施形態では、推定部48が、累積稼動時間が第1所定時間に達したか否かを判定する例を示したが、推定部48は、累積稼働時間の代わりに、電力消費量に応じて重み付けして累積した稼働時間(以降、重み付き累積稼働時間と記す。)を算出してもよい。重み付き累積稼動時間は、例えば、図17に示すような、画像取得装置20で行われる処理毎の重み係数Wをリストした重み係数表を用いて算出してもよい。なお、図17には、撮像ユニット25の移動処理は画像取得装置20で行われる他の処理に比べて電力消費量が小さく、その分重み係数Wも小さいケースが例示されている。
重み付き累積稼働時間が算出される場合には、推定部48は、制御履歴に基づいて、基準時刻から第2所定時間経過する前に画像取得装置20の稼動時間を電力消費量に応じて重み付けして累積した重み付き累積稼動時間が第1所定時間に達したか否かを判定し、第1所定時間に達したか否かについての判定結果に基づいて、温度状況を推定してもよい。これにより、停止状態への移行の要否をより高い精度で判定することができるため、生体試料の温度上昇と画像取得装置20の無駄な停止を防止することができる。
[第4の実施形態]
図18は、本第実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。図19は、本実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。
以下、図18及び図19を参照しながら、タイムラプス撮影を行うことで生体試料を監視するモニタリング処理を例に、培養監視システム1の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、図7に示すモニタリング処理の代わりに図18に示すモニタリング処理が行われる点と、図19に示すように、フラスコC内に指標細胞がコンフルエント状態で存在している領域Rが既知である点が、第1実施形態とは異なっている。ここで、指標細胞とは、温度に応じて密度が変化する細胞である。
なお、本実施形態では、推定部48は、画像取得装置20が取得した画像に基づいて、温度状況を推定する。具体的には、推定部48は、画像取得装置20が取得した生体試料の画像に基づいて温度状況を推定する。さらに、具体的には、推定部48は、生体試料のうちの指標細胞がコンフルエント状態で存在している領域Rの画像に基づいて温度状況を推定する。
キーボード60等を用いて制御装置40へモニタリング開始命令が入力されると、制御装置40が図18に示すモニタリング処理を開始する。
モニタリング処理が開始されると、制御装置40は、まず、モニタリング条件を取得し(ステップS31)、その後、画像取得命令を画像取得装置20へ出力する(ステップS32)。これらの処理は、図7のステップS1とステップS2と同様である。
次に、制御装置40は、取得した画像内に指標細胞が含まれているか否かを判定する(ステップS33)。ここでは、画像取得ポイントが図19に示す領域R内か否かによって判断してもよい。
指標細胞が含まれていると判定すると、制御装置40は、取得した画像を解析し(ステップS34)、解析結果から得られる指標細胞の密度が所定密度未満か否かを判定する(ステップS35)。
所定密度未満の場合には、生体試料の温度が過度に上昇していると想定されるため、制御装置40は、停止命令を画像取得装置20へ出力して停止時間だけ待機する(ステップS36)。その後、制御装置40は、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS37)。
所定密度未満でない場合には、制御装置40は、停止命令を出力することなく、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS37)。また、ステップS33で指標細胞が含まれていないと判定した場合にも、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS37)。なお、ステップS37以降の処理は、図7のステップS6からステップS8と同様である。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、培養監視システム1は、画像取得装置20の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
[第5の実施形態]
図20は、本実施形態に係るモニタリング処理を例示したフローチャートである。図21は、本実施形態に係る画像取得ポイントを例示した図である。
以下、図20及び図21を参照しながら、タイムラプス撮影を行うことで生体試料を監視するモニタリング処理を例に、培養監視システム1の第5の実施形態について説明する。本実施形態は、図7に示すモニタリング処理の代わりに図20に示すモニタリング処理が行われる点が、第1実施形態とは異なっている。また、図21に示すように画像取得装置20が温度に応じて色が変化する部材であるサーモラベルLを備えていて、生体試料の画像に加えてサーモラベルLの画像を取得する点も、第1実施形態とは異なっている。ここで、サーモラベルLは、サーモラベルLの色と温度域の関係が既知なものである。
なお、本実施形態では、推定部48は、画像取得装置20が取得した画像に基づいて、温度状況を推定する。具体的には、推定部48は、画像取得装置20が取得したサーモラベルLの画像に基づいて温度状況を推定する。
キーボード60等を用いて制御装置40へモニタリング開始命令が入力されると、制御装置40が図20に示すモニタリング処理を開始する。
モニタリング処理が開始されると、制御装置40は、まず、モニタリング条件を取得し(ステップS41)、その後、画像取得命令を画像取得装置20へ出力する(ステップS42)。これらの処理は、図7のステップS1とステップS2と同様である。
次に、制御装置40は、取得した画像内にサーモラベルLが含まれているか否かを判定する(ステップS43)。ここでは、画像取得ポイントが図21に示すラベルLの位置か否かによって判断してもよい。
サーモラベルLが含まれていると判定すると、制御装置40は、取得した画像を解析し(ステップS44)、解析結果から得られるサーモラベルLの色から温度域を特定する。その後、特定した温度域が所定温度を超えているか否かを判定する(ステップS45)。
所定温度を超えている場合には、生体試料の温度が過度に上昇していると想定されるため、制御装置40は、停止命令を画像取得装置20へ出力して停止時間だけ待機する(ステップS46)。その後、制御装置40は、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS47)。
所定温度を超えていない場合には、制御装置40は、停止命令を出力することなく、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS47)。また、ステップS43でサーモラベルLが含まれていないと判定した場合にも、全ての画像取得ポイントPで画像を取得済みか否かを判定する(ステップS47)。なお、ステップS47以降の処理は、図7のステップS6からステップS8と同様である。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、培養監視システム1は、画像取得装置20の発熱に起因する生体試料の温度上昇を抑制することができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするための具体例を示したものであり、本発明の実施形態はこれらに限定されるものではない。培養監視システム、制御方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態では、推定部48は、画像取得装置20の制御履歴や画像取得装置20が取得した画像に基づいて温度状況を推定する例を示したが、画像取得装置20が有する温度センサ24が測定した温度に基づいて、生体試料の温度状況を推定してもよい。
上述した実施形態では、停止状態及びアイドル状態における撮像ユニット25の位置について特に記載していないが、画像取得装置20は、停止状態及びアイドル状態の間(つまり、撮像開始直前まで)、撮像ユニット25を培養容器から離れた位置で待機させてもよい。これは、熱源である撮像ユニット25を培養容器から離れた位置に置くことで培養容器での結露の発生を抑制することができるからである。なお、培養容器から離れた位置は特に限定しないが、例えば、撮像ユニット25が移動可能な範囲の端部、例えば、右上の隅などである。
1・・・培養監視システム、10・・・インキュベータ、20・・・画像取得装置、21・・・天板、22・・・イメージセンサ、23・・・光源、24・・・温度センサ、25・・・撮像ユニット、26・・・レンズ、27・・・準焦装置、30・・・移動機構、31、35a、35b・・・スライダ、32、36a、36b・・・ガイドレール、33、37・・・ボールネジ、34、38・・・モータ、40・・・制御装置、41・・・プロセッサ、42・・・メモリ、43・・・ストレージ、44・・・インタフェース装置、45・・・可搬記憶媒体駆動装置、46・・・可搬記憶媒体、47・・・バス、48・・・推定部、49・・・装置制御部、50・・・液晶ディスプレイ、60・・・キーボード、70・・・ノート型コンピュータ、80・・・タブレット型コンピュータ、C・・・フラスコ、C1・・・マルチウェルプレート、Cb・・・底面、CL・・・培養液、L・・・サーモラベル、P・・・画像取得ポイント、R・・・領域、S・・・生体試料、W・・・ウェル

Claims (14)

  1. インキュベータ内に配置され、前記インキュベータ内で培養されている生体試料の画像を取得する画像取得装置と、
    前記画像取得装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記インキュベータの設定温度に対する前記生体試料の温度の状況を推定する推定部と、
    少なくとも前記推定部で推定された状況に応じて、前記画像取得装置の動作を制限する装置制御部と、を備える
    ことを特徴とする培養監視システム。
  2. 請求項1に記載の培養監視システムにおいて、
    前記装置制御部は、少なくとも前記状況に応じて、前記画像取得装置を、画像を取得可能な稼動状態から前記稼動状態よりも電力消費量の小さい停止状態へ移行させる
    ことを特徴とする培養監視システム。
  3. 請求項2に記載の培養監視システムにおいて、
    前記装置制御部は、少なくとも前記状況に応じて、停止時間を指定した停止命令を前記画像取得装置へ送信し、
    前記画像取得装置は、
    前記停止命令を受信すると、前記稼動状態から前記停止状態へ移行し、
    前記停止命令で指定された前記停止時間の経過後に前記停止状態から前記稼動状態へ移行する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の培養監視システムにおいて、
    前記推定部は、前記制御装置による前記画像取得装置の制御履歴に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  5. 請求項4に記載の培養監視システムにおいて、
    前記推定部は、
    前記制御履歴に基づいて、前記画像取得装置が取得した前記生体試料の画像取得枚数を計数し、
    前記計数した画像取得枚数に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  6. 請求項5に記載の培養監視システムにおいて、
    前記生体試料は、培養容器内の区画された複数の領域に収容された複数の生体試料を含み、
    前記装置制御部は、少なくとも前記状況と前記複数の領域の各々に設定された画像取得ポイント数とに応じて、前記画像取得装置の動作を制限する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  7. 請求項4に記載の培養監視システムにおいて、
    前記推定部は、
    前記制御履歴に基づいて、基準時刻から第2所定時間経過する前に前記画像取得装置の稼働時間を累積した累積稼働時間が第1所定時間に達したか否かを判定し、
    前記第1所定時間に達したか否かについての判定結果に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  8. 請求項4に記載の培養監視システムにおいて、
    前記推定部は、
    前記制御履歴に基づいて、基準時刻から第2所定時間経過する前に前記画像取得装置の稼働時間を電力消費量に応じて重み付けして累積した重み付き累積稼働時間が第1所定時間に達したか否かを判定し、
    前記第1所定時間に達したか否かについての判定結果に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  9. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の培養監視システムにおいて、
    前記推定部は、前記画像取得装置が取得した画像に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  10. 請求項9に記載の培養監視システムにおいて、
    前記推定部は、前記画像取得装置が取得した前記生体試料の画像に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  11. 請求項9に記載の培養監視システムにおいて、
    前記画像取得装置は、温度に応じて色が変化する部材を備え、
    前記推定部は、前記画像取得装置が取得した前記部材の画像に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  12. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の培養監視システムにおいて、
    前記画像取得装置は、温度を測定する温度センサを備え、
    前記推定部は、前記温度センサが測定した温度に基づいて、前記状況を推定する
    ことを特徴とする培養監視システム。
  13. インキュベータ内に配置された画像取得装置の制御方法であって、
    前記インキュベータの設定温度に対する生体試料の温度の状況を推定し、
    少なくとも前記状況に応じて、前記インキュベータ内で培養されている前記生体試料の画像を取得する前記画像取得装置の動作を制限する
    ことを特徴とする制御方法。
  14. インキュベータ内に配置され、前記インキュベータ内で培養されている生体試料の画像を取得する画像取得装置を制御する制御装置に、
    前記インキュベータの設定温度に対する前記生体試料の温度の状況を推定し、
    少なくとも前記状況に応じて、前記画像取得装置の動作を制限する処理を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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