JP2019032640A - 生体認証装置、制御装置、制御方法、および、プログラム - Google Patents

生体認証装置、制御装置、制御方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生体認証に係る生体情報の、不正な登録を防止する。【解決手段】生体認証装置(100)において、制御部(111)は、取得した掌紋画像Yと、記憶された掌紋画像Xとを参照して認証処理を行い、掌紋画像Yと指紋画像Aとが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行い、認証処理が成功し、かつ、一体性判定処理の結果、同一の生体の生体情報である場合に、指紋画像Aに基づく登録情報を記憶させる。【選択図】図1

Description

本発明は、生体認証装置、制御装置、制御方法、および、プログラムに関する。
従来の生体認証装置においては、パスワード認証後に入力された生体情報を、パスワード認証によって特定されたユーザのものとして登録する。例えば、特許文献1には、情報処理システムにおいて、ユーザにより入力されたユーザ情報(ユーザ名、パスワード、ユーザ認証先)を受け付けてユーザの確認を行った後、指静脈情報を取得して登録する技術が、開示されている。
特許第4936404号公報(2010年9月9日公開)
従来の生体認証装置では、パスワードの漏えい等により、他人の生体情報を対象ユーザのものとして登録されてしまうリスクがある。
例えば、スマートフォンに従来技術を適用した場合のことを考える。スマートフォンはPC等の情報機器に比べて筐体が小さいので、ユーザ操作が比較的容易に周囲から観察され得る。従って、ユーザが入力するパスワードを比較的容易に盗み見され、それにより他人の生体情報が再登録され得るという問題がある。
本発明の一態様は、生体認証に係る生体情報の、不正な登録を防止することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る生体認証装置は、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備える生体認証装置であって、上記制御部が、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行い、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行い、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を第2登録情報として上記記憶部に記憶させる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証処理部と、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定部と、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録部と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、を備える生体認証装置の制御方法であって、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証ステップと、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定ステップと、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録ステップと、を含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るプログラムは、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、を備える生体認証装置を制御する制御部として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証ステップと、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定ステップと、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録ステップと、をコンピュータに行わせる。
本発明の一態様によれば、生体認証に係る生体情報の、不正な登録を防止することができるとの効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る生体認証装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るスマートフォンの外観を示す図である。 本発明の実施形態1に係る生体認証装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る生体認証装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1、2に係るガイドの表示例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(生体認証装置100の構成)
図1は、本実施形態に係る生体認証装置100の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、少なくとも1つの表示部101、少なくとも1つの撮像部(第1生体情報取得部)102、少なくとも1つの記憶部(記憶装置)107、少なくとも1つの指紋センサ部(第2生体情報取得部、指紋センサ)110、および、少なくとも1つの制御部(制御装置)111を備えている。
表示部101は、撮像部102が撮影した画像を表示する。撮像部102は、手の平(生体の第1部位)に対応する掌紋、および、指先に対応する指紋を含む生体を撮影して、当該生体の画像(以下、「生体画像」という)(第1生体情報)を取得する装置であり、スマートフォンのインカメラ等により実現される。また、撮像部102は、撮像画像として動画像または連続撮影された一連の画像を取得する。
記憶部107は、撮像部102が取得した生体画像の一時的な記憶、または、登録情報としての記憶を行うものであり、例えば、スマートフォン内のRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等、またはそれらの組み合わせにより構成される。指紋センサ部110は、指先(生体の第2部位)に対応する指紋情報(第2生体情報)を取得する。なお、記憶部107は、指紋センサ部110が取得した指紋情報を一時的に記憶し、または、生体情報の認証に用いる登録情報として記憶する。制御部111は、生体認証装置100全体を制御するものであり、スマートフォン内のCPU(Central Processing Memory)等の1つ以上のプロセッサにより構成される。
なお、上記では、撮像部102と、指紋センサ部110とは、異なるデバイスとして説明しているが、撮像部102と、指紋センサ部110とは、生体画像および指紋情報の両方を取得可能な、同一のデバイスであってもよい。
制御部111は、画像追跡部103、一体性判定部104、掌紋検出部105、指紋検出部106、掌紋照合部(第1認証処理部)108、指紋照合部109、および、登録部(図示せず)を備えている。画像追跡部103は、撮像部102が撮影した動画像の一部を、公知の画像処理技術である物体追跡等を用いて追跡する。
一体性判定部104は、画像追跡部103による確認と、事前に撮影される複数の生体情報が同時撮影された状態の確認とにより、複数の生体情報(第1生体情報、第2生体情報)が同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う。一体性判定処理は、撮像画像から、手の平を含む掌紋画像と、指先を含む指紋画像とを取得する画像取得処理と、掌紋画像と指紋画像とが同一の生体を撮像したものであるか否かを判定する画像追跡処理と、掌紋画像と指紋画像と画像追跡処理の結果とを参照して、掌紋画像と指紋画像とが同一の生体の生体画像であるか否かを判定する処理とを含む。一体性判定処理は、指紋センサ部110から取得した指紋画像(第2生体情報)と、撮像部102から取得した指紋画像(第2生体画像)とが、同一の指先から取得された情報であるか否かを判定する処理を更に含む。
掌紋検出部105は、撮像部102が取得した生体画像から掌紋を検出する。掌紋検出部105は、掌紋の検出方法として、公知の画像処理技術であるパターンマッチング、機械学習等による画像検出を用いる。
指紋検出部106は、撮像部102が取得した生体画像から指紋を検出する。指紋検出部106は、指紋の検出方法として、公知の画像処理技術であるパターンマッチング、機械学習等による画像検出を用いる。
掌紋照合部108は、記憶部107に登録済みの掌紋情報と、撮像部102により撮影されて一時的に記憶された掌紋情報との照合(第1認証処理)を行う。掌紋照合部108は、掌紋情報の照合において、パターンマッチング等の公知の画像処理技術を用いて、所定の閾値を設定し、閾値以上であれば一致、閾値を下回れば不一致と判定する。
指紋照合部109は、記憶部107に登録済みの指紋情報と、指紋センサ部110により取得されて一時的に記憶された指紋情報との照合を行う。指紋照合部109は、指紋情報の照合において、パターンマッチングなどの公知の画像処理技術を用いて、所定の閾値を設定し、閾値以上であれば一致、下回れば不一致と判定する。
登録部は、第1認証処理が成功し、かつ一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として記憶部107に記憶させる。
(スマートフォン200の外観)
図2は、本実施形態に係るスマートフォン200の外観を示す図である。スマートフォン200は、生体認証装置100の実施例であり、カメラ201、表示部202、および、指紋センサ203を備えている。カメラ201は、図1に示す撮像部102に対応する。表示部202は、図1に示す表示部101に対応し、例えば、操作部を兼ね備えたタッチパネル等である。指紋センサ203は、図1に示す指紋センサ部110に対応する。
(生体認証装置100の処理)
図3、および、図4は、本実施形態に係る生体認証装置100の処理を示すフローチャートである。生体認証装置100は、掌紋、および、指紋を認証に用いる。掌紋は、指紋を再登録、または、別指の指紋を追加登録する際に照合されるものであり、登録処理に必要な条件として利用される。指紋は、スマートフォン利用時のロック解除や本人認証などで通常利用される。
まず、図3を参照して、初回登録(既存の登録情報がない状態における登録)時の処理を説明する。登録される指は、事前に決められるものとし、ここでは、親指の登録を例として説明する。
(ステップS101)
制御部111は、ユーザの、既に登録済みの生体情報があるか否かを確認する。制御部111は、ユーザにとって初回登録のため、登録済みの生体情報がない場合(ステップS101のNo)、ステップS102の処理を実行する。制御部111は、ユーザにとって2回目以降の利用のため、登録済みの生体情報がある場合(ステップS101のYes)、図4のステップS201の処理を実行する。
制御部111は、生体情報(第1登録情報)が記憶部107に記憶されていない場合(ステップS101のNo)、撮像部102によって取得した掌紋画像(第1生体情報)を取得した生体と同一の生体の指先(第2部位)に対応する指紋画像(第2生体情報)を、第2登録情報として記憶部107に記憶させると共に、第1取得処理において取得した掌紋画像を、第1登録情報として記憶部107に記憶させる処理を更に行う。以下、詳細に説明する。
(ステップS102)
制御部111は、撮像部102が生体画像を撮像する場合、手の平(第1部位)と、指先(第2部位)に関連する部位との配置位置をガイドする手の平用ガイド(第1ガイド画像)を表示部101に表示させる。図5(a)は、本実施形態に係る手の平用ガイドの表示例を示す図である。図5(a)に示すように、掌紋と、親指とが同時に撮影されるように、手の平用ガイドが表示部101に表示される。ユーザは、当該手の平用ガイドに合うように、自身の手の平を撮像部102に近付けて、撮影の操作を行う。当該操作に応じて、撮像部102は、手の平を撮影する。
(ステップS103)
掌紋検出部105は、手の平用ガイドに合わせた状態で手の平を検出したか否かを確認する。詳細には、掌紋検出部105は、手の平の形状(輪郭)、および、掌紋を検出する。掌紋検出部105は、これらの検出を、公知の画像処理(パターンマッチング、機械学習等)を用いて行う。
掌紋検出部105は、掌紋を検出しなければ(ステップS103のNo)、掌紋を検出するまで、ステップS103における、掌紋の検出を確認する処理を繰り返す。なお、タイマを起動させて、所定時間が経過しても掌紋を検出できなければ、登録処理を終了させてもよい。掌紋検出部105は、掌紋を検出すれば(ステップS103のYes)、手の平(生体の第1部位)に対応する掌紋を示す情報である掌紋画像(第1生体情報)Xを取得する処理(第1取得処理)を行い、ステップS104の処理を実行する。
(ステップS104)
掌紋検出部105は、取得した掌紋画像Xを記憶部107に記憶させる。なお、掌紋照合部108は、今後の登録更新の際に取得した掌紋が、登録更新すべきユーザの掌紋であるか否かを判定するための基礎データ(条件)として、掌紋画像Xを利用する。また、本実施形態では掌紋の画像を登録するように説明したが、掌紋の特徴点を抽出し、その特徴点の情報を格納するようにしてもよい。
(ステップS105)
画像追跡部103は、事前に決定されていた登録対象の指、ここでは親指の部分画像の追跡を開始する。追跡する指の位置決めでは、ユーザが手の平用ガイドに手を合わせる。そのため、画像追跡部103は、親指の位置を容易に特定可能なので、当該位置における部分画像の追跡を開始する。
(ステップS106)
制御部111は、撮像部102が親指の指紋を撮影するために、指先(第2部位)の配置位置をガイドする指用ガイド(第2ガイド画像)を表示部101に表示させる。図5(b)は、本実施形態に係る親指用ガイドの表示例を示す図である。ユーザは、当該親指用ガイドに合うように、自身の親指を撮像部102に近付けて、撮影の操作を行う。当該操作に応じて、撮像部102は、親指を撮影する。
(ステップS107)
一体性判定部104は、画像追跡部103が追跡開始した親指画像の追跡状態を、動画フレーム毎に逐次検証する。ここで、ユーザは、ステップS102において手の平用ガイドに手を合わせた状態から、ステップS106において指用ガイドに親指を合わせる状態まで、撮影フレームから親指の画像を継続して撮影させる(すなわち、親指がフレームアウトすることがないように撮影させる)必要がある。
本実施形態では、例えば、30fps(frame per second)で動画撮影を実施する。この場合、親指の追跡は、約33msec間隔で実施される。この33msecの間において、追跡中の親指画像とは異なる別の親指画像の写真等を差し込んで不正登録しようとしても、この短時間に差し込むことは極めて困難である。更に、比較的ゆっくりした動作で親指用ガイドに指を合わせるように要求することにより、追跡する親指画像の移動量は小さくなる。この移動量に閾値を設けることで一定以上の移動量があった場合は、追跡できなかったと判定することが可能となるため、画像の差し替えは更に困難となる。
ここで、一体性判定部104は、追跡中の親指が動画フレームから検出されず追跡不可となったり、上記閾値以上の移動量を検出して追跡NGと判断したり、または、下記ステップS108の処理と連動したタイマによる時間制限により、所定時間内に指紋が見つからなかったりした場合(ステップS107のNo)、ステップS114の処理を実行する。
(ステップS108)
指紋検出部106は、一体性判定部104と連動して指紋を検出する。指紋検出部106は、指用ガイドにおける指紋のガイド付近に親指の指紋を検出したか否かを確認する。指紋検出部106は、公知の画像処理を用いて、指の形状および指紋を検出する。また、指紋検出部106は、タイマにより検出時間を制限してもよい。
指紋を検出した場合(ステップS108のYes)、指紋検出部106は、ステップS109の処理を実行する。指紋を検出しなかった場合(ステップS108のNo)、制御部111は、ステップS107の処理に戻る。
(ステップS109)
指紋検出部106は、検出した指紋の画像Aを記憶部107に一時的に記憶させる。なお、画像Aは、撮像部102によって、掌紋画像を取得した生体と同一の生体の指を撮像することにより、指紋画像(第2生体情報)Aを取得する処理による。
詳細には、撮像部102がステップS103またはステップS204の処理後に撮像した画像において、ステップS103またはステップS204の処理において掌紋画像を取得した生体を追跡し、当該追跡が継続している間に撮像部102が指を撮像することにより、指紋画像Aを取得する。
(ステップS110)
制御部111は、指紋画像を取得するために、ユーザに指紋センサ部110に指を当てるように促す。制御部111は、例えば、指紋センサ部110に指を当てるように促す表示を表示部101に行わせてもよいし、指紋センサ部110に指を当てるように促す音声を音声出力部(図示せず)に出力させてもよいし、他の方法で指紋センサ部110に指を当てるように促してもよい。
(ステップS111)
指紋センサ部110は、掌紋画像を取得した生体と同一の生体の指先(第2部位)に対応する指紋を示す情報である指紋画像(第2生体情報)Bを取得する。
(ステップS112)
指紋照合部109は、記憶部107が記憶した指紋画像Aと、指紋センサ部110が取得した指紋画像Bとを比較することにより、指紋画像Bを登録情報(第2登録情報)として記憶部107に記憶させるか否かを決定する。なお、比較対象、および、登録対象は、必ずしも指紋画像そのものでなくてもよく、例えば、指紋画像から抽出した情報であってもよい。
比較した結果、指紋画像Aと、指紋画像Bとが一致した場合(ステップS112のYes)、指紋照合部109は、ステップS113の処理を実行する。比較した結果、指紋画像Aと、指紋画像Bとが一致しなかった場合は、指紋照合部109は、ステップS114の処理を実行する。
(ステップS113)
指紋照合部109の指示により、登録部(図示せず)は、指紋画像B(第2生体情報に基づく登録情報)を登録情報(第2登録情報)として記憶部107に記憶させる処理を行う。この処理は、ステップS206の認証処理が成功し、かつ、ステップS107で一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合の処理である。
この場合、登録部は、ステップS104で記憶された掌紋画像Xと関連付けて、指紋画像Bを記憶部107に記憶させる。ステップS113の処理により、一連の登録手順が完了する。指紋画像Bは、指紋センサ部110が取得した画像であり、ユーザがスマートフォン200を利用する際に指紋センサ部110に指を当てることによって、取得される指紋画像と照合するための登録情報として利用される。なお、ステップS109で一時的に記憶された、撮像部102により撮影された指紋画像Aは破棄される。
上記の処理により、親指の指紋を登録する際には、一体性を確認した掌紋に関連付けて登録が行われる。
一体性の確認に関しては、まず、撮像部102が、手の平用ガイドに合わせた状態で、掌紋と、親指とを同時に撮影し、それから掌紋を検出した上で、親指を追跡対象として、親指の指紋を撮影するまで動画撮影による親指画像の追跡を行う。これにより、掌紋画像Xと、指紋画像Aとの一体性が確認される。
その後、指紋センサ部110が取得した指紋画像Bと、撮像部102が撮影した指紋画像Aとを照合した結果、指紋画像Bと、指紋画像Aとが一致した場合に、指紋画像Bを登録する。これにより、指紋画像Aを介して、撮像部102が撮影した掌紋画像Xと、指紋センサ部110が取得した指紋画像Bとの一体性が確認される。
(ステップS114)
制御部111は、指紋の登録を不可として、処理を終了する。
次に、図4を参照して、登録済の状態における処理を説明する。新たに登録される指は、事前に決められるものであり、ここでは人差指を追加登録する例を説明する。なお、親指を再登録する場合も、同様の処理になる。
図3のステップS101において、制御部111は、ユーザの、登録済の生体情報があるか否かを確認する。制御部111は、ユーザにとって2回目以降の利用のため、登録済の生体情報がある場合(ステップS101のYes)、図4のステップS201の処理を実行する。
(ステップS201)
まず、追加登録しようとしているユーザが、登録済であるか否かを確認するために、生体認証装置100は、ユーザに指紋センサ部110に指を当てるように促す。制御部111は、例えば、指紋センサ部110に指を当てるように促す表示を表示部101に行わせてもよいし、指紋センサ部110に指を当てるように促す音声を音声出力部(図示せず)に出力させてもよいし、他の方法で指紋センサ部110に指を当てるように促してもよい。ここでは、本ユーザは、登録済の親指を指紋センサ部110に当てる。
(ステップS202)
指紋センサ部110は、ユーザの指に対応する指紋画像を取得する処理(第2取得処理)を行う。指紋照合部109は、記憶部107に登録済の指紋画像(第2登録情報)Bと、指紋センサ部110が取得した、指紋画像A、Bとは異なる指紋画像(他の第2生体情報)Cとを比較して(参照して)認証する処理(第2認証処理)を行う。なお、比較対象(参照対象)は、必ずしも指紋画像そのものでなくてもよく、例えば、指紋画像から抽出した情報であってもよい。
比較の結果、指紋画像Bと、指紋画像Cとが一致した場合(ステップS202のYes)、制御部111は、ステップS203の処理を実行する。比較の結果、指紋画像Bと、指紋画像Cとが一致しなかった場合(ステップS202のNo)、制御部111は、ステップS209の処理を実行する。
(ステップS203)
制御部111は、ステップS102と同様に、手の平用ガイドを表示部101に表示させる。ユーザは、当該手の平用ガイドに合うように、自身の手の平を撮像部102に近付けて、撮影の操作を行う。当該操作に応じて、撮像部102は、手の平を撮像する。
(ステップS204)
掌紋検出部105は、ステップS103と同様に、手の平用ガイドに合わせた状態で手の平を検出したか否かを確認する。掌紋検出部105は、掌紋を検出しなければ(ステップS204のNo)、掌紋を検出するまで、ステップS204における、掌紋の検出を確認する処理を繰り返す。掌紋検出部105は、掌紋を検出すれば(ステップS204のYes)、手の平に対応する掌紋画像(第1生体情報)Yを取得する処理(第1取得処理)を行い、ステップS205の処理を実行する。
(ステップS205)
掌紋検出部105は、掌紋画像Yを記憶部107に一時的に記憶させる。
(ステップS206)
掌紋照合部108は、S104で記憶部107に記憶された掌紋画像Xと、ステップS204で取得し、ステップS205で一時記憶した掌紋画像Yとを比較して(参照して)認証する処理(第1認証処理)を行う。なお、比較対象(参照対象)は、必ずしも掌紋画像そのものでなくてもよく、例えば、掌紋画像から抽出した情報であってもよい。
比較の結果、掌紋画像Xと、掌紋画像Yとが一致した場合(ステップS206のYes)、制御部111は、ステップS207の処理を実行する。比較の結果、掌紋画像Xと、掌紋画像Yとが一致しなかった場合(ステップS206のNo)、制御部111は、ステップS209の処理を実行する。
(ステップS207)
画像追跡部103は、事前に決定されていた登録対象の指、ここでは人差指の部分画像の追跡を開始する。
(ステップS208)
制御部111は、撮像部102が人差指の指紋を撮影するために、指用ガイドを表示部101に表示する。図5(c)は、本実施形態に係る人差指用ガイドの表示例を示す図である。ユーザは、当該人差指用ガイドに合うように、自身の人差指を撮像部102に近付けて、撮影の操作を行う。当該操作に応じて、撮像部102は、人差指を撮影する。
その後、制御部111は、図3のステップS107以降の処理を、親指を人差指に置き換えて実行する。
(ステップS209)
制御部111は、指紋の追加登録を不可として、処理を終了する。なお、スマートフォン200自体を、強制的に初期化またはロックすることとしてもよい。
(実施形態1の効果)
上記のように、新たに別の指の指紋を登録する場合、または、同じ指の指紋を再登録する場合には、登録済の指紋および掌紋と、新たに入力した指紋および掌紋との一致が、必須条件となる。すなわち、複数の生体情報の一致を登録可能な条件とすることにより、登録済の本来のユーザでなければ、指紋登録が困難であるため、別人による不正登録ができなくなり、スマートフォン200の不正利用を防ぐ効果がある。
さらに、追加登録又は再登録の際に、指紋および掌紋の照合に失敗した場合に、スマートフォン200自体を、強制的に初期化またはロックしてもよい。これにより、他人がスマートフォン200を不正に利用しようとした場合に、登録済のユーザと異なる別人が利用していることが判別され、本来のユーザに不利益となるような使用を禁止することができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
登録する2つの生体情報は、掌紋および指紋には制限されない。図5(d)は、本発明の実施形態2に係る顔および手用ガイドの表示例を示す図である。図5(d)に示すように、指紋と一体性を確認する生体情報として顔を登録することも可能である。登録手順は、実施形態1と同様である。
なお、指紋の登録については、偽造物等による不正登録が問題になる場合がある。これに対しては、公知の技術で、皮膚色の変化により脈波を検出する技術がある。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130318/464190/
このような技術を利用することにより、生身の生体部位であることを検出することが可能であり、偽造物による不正を防ぐことができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
生体認証装置100の制御ブロック(特に制御部111)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、生体認証装置100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る生体認証装置(100)は、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部(撮像部102)と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部(指紋センサ部110)と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部(107)と、制御部(111)と、を備える生体認証装置であって、上記制御部が、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行い、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行い、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を第2登録情報として上記記憶部に記憶させる。
上記の構成によれば、第1生体情報と、第1登録情報との比較による認証に成功した場合、第2生体情報に基づく登録情報を登録するので、生体認証に係る生体情報の、不正な登録を防止することができる。
本発明の態様2に係る生体認証装置は、上記態様1において、上記制御部が、上記第2生体情報取得部が取得した、上記第2生体情報とは異なる他の第2生体情報と、上記第2登録情報とを参照して、第2認証処理を行うこととしてもよい。
上記の構成によれば、他の第2生体情報を取得し、当該他の第2生体情報と、第2登録情報との比較による認証を行うので、さらに、生体認証に係る生体情報の、不正な登録を防止することができる。
本発明の態様3に係る生体認証装置は、上記態様1または2において、上記第1生体情報取得部が、撮像画像として動画像または連続撮影された一連の画像を取得する撮像部(102)を含み、上記一体性判定処理が、上記撮像画像から、生体の上記第1部位を含む第1生体画像と、生体の上記第2部位を含む第2生体画像とを取得する画像取得処理と、上記第1生体画像と上記第2生体画像とが、同一の生体を撮像したものであるか否かを判定する画像追跡処理と、上記第1生体画像と上記第2生体画像と上記画像追跡処理の結果とを参照して、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する処理とを含むこととしてもよい。
上記の構成によれば、画像追跡処理の結果に応じて、第2生体情報を登録するか否かを決定するので、第1生体情報と、第2生体情報とが同一の生体を撮像したものであることを担保した上で、第2生体情報を登録することができる。
本発明の態様4に係る生体認証装置は、上記態様3において、上記第1生体情報が、上記第1生体画像であり、上記第2生体情報取得部が、指紋センサであり、上記一体性判定処理が、上記第2生体情報と、上記第2生体画像とが、同一の生体の第2部位から取得された情報であるか否かを判定する処理を更に含むこととしてもよい。
上記の構成によれば、第1生体情報を取得した生体の追跡が継続している間に第2生体情報を取得するので、第1生体情報と、第2生体情報とが同一の生体の部位に対応する情報であることを担保することができる。
本発明の態様5に係る生体認証装置は、上記態様3または4において、少なくとも1つの表示部を更に備え、上記制御部が、上記撮像部が上記生体画像を撮像する場合、上記第1部位と、上記第2部位に関連する部位との配置位置をガイドする第1ガイド画像と、上記第2部位の配置位置をガイドする第2ガイド画像とを、上記表示部に表示させることとしてもよい。
上記の構成によれば、好適に第1生体情報および第2生体情報を取得することができる。
本発明の態様6に係る生体認証装置は、上記態様1から5において、上記第1生体情報が、掌紋を示す情報であり、上記第2生体情報が、指紋を示す情報であることとしてもよい。
本発明の態様7に係る制御装置は、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証処理部と、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定部と、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録部と、を備える。
本発明の態様8に係る制御方法は、生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、を備える生体認証装置の制御方法であって、上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証ステップと、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定ステップと、上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録ステップと、を含む。
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
100 生体認証装置
101 表示部
102 撮像部(第1生体情報取得部)
103 画像追跡部
104 一体性判定部
105 掌紋検出部
106 指紋検出部
107 記憶部
108 掌紋照合部(第1認証処理部)
110 指紋センサ部(第2生体情報取得部、指紋センサ)
111 制御部(登録部)

Claims (9)

  1. 生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、
    生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、
    上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、
    制御部と、
    を備える生体認証装置であって、
    上記制御部は、
    上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行い、
    上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行い、
    上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を第2登録情報として上記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする生体認証装置。
  2. 上記制御部は、
    上記第2生体情報取得部が取得した、上記第2生体情報とは異なる他の第2生体情報と、上記第2登録情報とを参照して、第2認証処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体認証装置。
  3. 上記第1生体情報取得部は、撮像画像として動画像または連続撮影された一連の画像を取得する撮像部を含み、
    上記一体性判定処理は、
    上記撮像画像から、生体の上記第1部位を含む第1生体画像と、生体の上記第2部位を含む第2生体画像とを取得する画像取得処理と、
    上記第1生体画像と上記第2生体画像とが、同一の生体を撮像したものであるか否かを判定する画像追跡処理と、
    上記第1生体画像と上記第2生体画像と上記画像追跡処理の結果とを参照して、上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する処理とを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の生体認証装置。
  4. 上記第1生体情報は、上記第1生体画像であり、
    上記第2生体情報取得部は、指紋センサであり、
    上記一体性判定処理は、
    上記第2生体情報と、上記第2生体画像とが、同一の生体の第2部位から取得された情報であるか否かを判定する処理を更に含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の生体認証装置。
  5. 少なくとも1つの表示部を更に備え、
    上記制御部は、
    上記撮像部が上記生体画像を撮像する場合、
    上記第1部位と、上記第2部位に関連する部位との配置位置をガイドする第1ガイド画像と、
    上記第2部位の配置位置をガイドする第2ガイド画像とを、上記表示部に表示させることを特徴とする請求項3または4に記載の生体認証装置。
  6. 上記第1生体情報は、掌紋を示す情報であり、
    上記第2生体情報は、指紋を示す情報である
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の生体認証装置。
  7. 生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、
    生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、
    上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、
    上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証処理部と、
    上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定部と、
    上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  8. 生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、
    生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、
    上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、
    を備える生体認証装置の制御方法であって、
    上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証ステップと、
    上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定ステップと、
    上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  9. 生体の第1部位に対応する第1生体情報を取得する第1生体情報取得部と、
    生体の第2部位に対応する第2生体情報を取得する第2生体情報取得部と、
    上記生体情報の認証に用いる登録情報を記憶する記憶部と、
    を備える生体認証装置を制御する制御部として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    上記第1生体情報と、上記記憶部に記憶された第1登録情報とを参照して第1認証処理を行う第1認証ステップと、
    上記第1生体情報と上記第2生体情報とが同一の生体の生体情報であるか否かを判定する一体性判定処理を行う一体性判定ステップと、
    上記第1認証処理が成功し、かつ上記一体性判定処理の結果が同一の生体の生体情報であることを示す場合に、上記第2生体情報に基づく登録情報を、第2登録情報として上記記憶部に記憶させる登録ステップと、
    をコンピュータに行わせることを特徴とするプログラム。
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