JP2019030183A - ノイズキャンセルシステムおよび電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ抑制能力に優れ、小型軽量かつ安価に構成できるノイズキャンセルシステムを提供する。【解決手段】ロータと、ステータコア21と、ステータコア21に巻回されたステータコイル24と、を有する回転電機20と、第1の直流電圧V1を変調し、変調波をステータコイル24に印加するインバータ60と、回転電機20によって回転駆動される被駆動体32,34と、ステータコア21に接触する接触子と、接触子に現れる電位の交流成分を打ち消すノイズキャンセラ40と、を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、ノイズキャンセルシステムおよび電動車両に関する。
ハイブリッド車や電気自動車等の電動車両は、高圧電源および低圧電源を有している。高圧電源は、例えば200〜300V程度のバッテリを有し、車両の駆動用に用いられる。一方、低圧電源は、例えば12Vのバッテリを有し、灯火類、ワイパー等の駆動用として用いられる。車両を駆動するモータは、高圧電源とインバータとによって駆動され、モータのシャーシは車体にアースされている。この種のモータは内部に冷媒を循環させているため、ステータコイルから冷媒、ステータコアを介して、車体に漏れ電流が流れる。しかし、この漏れ電流は、例えばAMラジオ等の電子機器にノイズを発生させる。
その対策として、下記特許文献1には、高圧電源とインバータとの間に、ノイズ電流検出回路やノイズキャンセル回路等を接続する技術が記載されている。また、下記特許文献2および3は、車載空気調和機用の圧縮機一体型のモータに関するものである。特許文献2には、モータに接続される配管や、モータを支持する部材に絶縁物を適用することが記載されている。また、特許文献3は、インバータ回路の直流入力端にスナバ回路を挿入する点が記載されている。
特開2006−333647号公報 特開2006−27315号公報 国際公開第2008/108022号
ところで、特許文献1のように、高圧電源やインバータ等の高圧回路にノイズ電流検出回路やノイズキャンセル回路等を設けると、これらの回路の絶縁保護や、フェールセーフ等を実現するために、体積の増加、重量の増加、あるいはコストアップ等を招く。また、特許文献2のように、モータを支持する部材に絶縁物を適用することもコストアップを招く。また、特許文献3のようにスナバ回路を設けたとしても、ノイズを充分に抑制することは困難である。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、ノイズ抑制能力に優れ、小型軽量かつ安価に構成できるノイズキャンセルシステムおよび電動車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明のノイズキャンセルシステムは、ロータと、ステータコアと、前記ステータコアに巻回されたステータコイルと、を有する回転電機と、第1の直流電圧を変調し、変調波を前記ステータコイルに印加するインバータと、前記回転電機によって回転駆動される被駆動体と、前記ステータコアに接触する接触子と、前記接触子に現れる電位の交流成分を打ち消すノイズキャンセラと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ノイズ抑制能力に優れ、小型軽量かつ安価なノイズキャンセルシステムおよび電動車両を実現できる。
本発明の第1実施形態によるノイズキャンセルシステムのブロック図である。 第1実施形態におけるステータコアの周辺構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態における等価回路の回路図である。 比較例によるノイズキャンセルシステムのブロック図である。 比較例における等価回路の回路図である。 第2実施形態におけるステータコアの周辺構成を示す分解斜視図である。
[第1実施形態]
〈第1実施形態の構成〉
図1は、本発明の第1実施形態によるノイズキャンセルシステムSのブロック図である。なお、本実施形態のノイズキャンセルシステムSは、電動車両の駆動に適用されるものである。
図1において、ノイズキャンセルシステムSは、モータ20(回転電機)と、ノイズキャンセラ40と、高圧電源50(第1の電源)と、インバータ60と、低圧電源70(第2の電源)と、AMラジオ80(無線受信機)と、を有している。低圧電源70は、例えばバッテリであり、出力する直流電圧V2(第2の直流電圧)は、例えば12Vである。AMラジオ80は、低圧電源70からの電力によって作動する。図1において、ノイズキャンセルシステムSが設けられている電動車両(図示せず)のフレームの電位を接地電位とする。低圧電源70の負極は、該フレームに接続されている。
高圧電源50は、交流電圧を出力する発電機52と、該交流電圧を整流する整流回路53と、整流回路53の出力電圧を平滑化するフィルタ回路54と、フィルタ回路54から出力された直流電圧で充電されるバッテリ56と、を有している。なお、高圧電源50が出力する直流電圧V1(第1の直流電圧)は、例えば300Vである。
上述した高圧電源50の各部は、電動車両のフレームとの間に浮遊容量58を有している。なお、図1においては、浮遊容量58は、整流回路53の負極側と接地電位との間に示しているが、実際は高圧電源50の各構成要素と接地電位との間に浮遊容量58が存在する。インバータ60は、直流電圧V1をPWM変調し、U相、V相、W相の三相交流電圧を出力する。インバータ60の回路構成は図示を省略するが、インバータ60の各部は、電動車両のフレームとの間に浮遊容量62を有している。
モータ20は、三相同期電動機であり、ロータ(図示せず)と、U相、V相、W相のステータコイル24と、ステータコア21と、を有している。ステータコイル24には、インバータ60から、PWM変調波である三相交流電圧が印加される。これらステータコイルは、ステータコア21に巻回されている。
モータ20の内部には、冷媒(図示せず)が封入されている。この冷媒により、ステータコイル24とステータコア21との間には、浮遊容量26が生じている。なお、図1においては、浮遊容量26は、ステータコイル24の中性点(符号なし)とステータコア21との間に示しているが、実際はステータコイル24の各部とステータコア21との間に浮遊容量26が存在する。インバータ60から出力されるPWM変調波の変調周波数は数kHz程度であるため、ステータコイル24から、浮遊容量26およびステータコア21を介して、外部にコモンモードの漏洩電流が流れる。
モータ20のステータコア21は、ステータハウジング22(図2参照)および抵抗器の記号で図示する支持部材38によって、電動車両のフレームに結合されている。ステータハウジング22および支持部材38は、金属等で構成されているため、モータ20からのコモンモードの漏洩電流は、主として支持部材38を介して電動車両のフレームに流れる。
また、モータ20には、抵抗器の記号で図示するミッション部32(被駆動体)およびドライブシャフト34(被駆動体)が順次結合されている。なお、ドライブシャフト34は図示せぬ車輪に結合され、車輪を回転駆動することによって車両を進行させる。ミッション部32は、金属製のベアリングやギア等を有しており、ドライブシャフト34も主として金属部品によって構成されている。従って、ステータコア21の電位が変動すると、ミッション部32およびドライブシャフト34の電位も変動する。
ノイズキャンセルシステムSにおける漏洩電流の主な経路は、図1に示すように、浮遊容量58、浮遊容量62、支持部材38、を通る経路LPになると考えられる。この経路LPを介して高周波電流が流れると、これによってAMラジオ80の受信信号にノイズを発生させる。また、ドライブシャフト34は、ノイズ電流が流れていない状態であっても、高周波電圧が印加されている状態であれば、やはりノイズを発生させる。このノイズを「軸電圧放射ノイズ」と呼ぶ。
ノイズキャンセラ40は、コンデンサ42と、抵抗器43,44と、NPN型のトランジスタ46(第1の素子)と、PNP型のトランジスタ48(第2の素子)と、を有している。トランジスタ46,48のエミッタは、接続点41を介して相互に接続され、トランジスタ46のコレクタは低圧電源70の負極に、また、トランジスタ48のコレクタは低圧電源70の正極に、それぞれ接続されている。
また、トランジスタ46,48のベースと、接続点41との間には抵抗器44が接続され、接続点41と接地電位との間には、抵抗器43が接続されている。また、接続点41と、ステータコア21における接続点28と、の間には、コンデンサ42が接続されている。接続点28の電位には、直流成分と交流成分とが含まれる。このうち、交流成分がコンデンサ42を介して、接続点41の電位となって現れる。
ここで、接続点41の電位、すなわち交流成分の瞬時値が接地電位よりも高くなったとする。すると、トランジスタ46は、接続点41の電位を下降させる。また、接続点41の電位が接地電位よりも低くなったとする。すると、トランジスタ48は、接続点41の電位を上昇させる。このようなトランジスタ46,48の動作により、接続点41の電位は、ほぼ接地電位に等しい値に維持される。
図2は、ステータコア21の周辺構成を示す分解斜視図である。
ステータコア21は、略円環板状の電磁鋼板を上下方向に沿って積層したものであり、全体として略円筒状に構成されている。ステータコア21の内周面は、複数個所において放射方向に沿って切り欠かれ、スロット21aが形成されている。ステータコイル24は、上下方向からスロット21aに挿入されつつ結合され、これによってステータコイル24はステータコア21に巻回されている。ノイズキャンセラ40には、ケーブル144の一端が接続されており、ケーブル144の他端には、略長方形板状の導体キー146(接触子)が接続されている。
また、ステータハウジング22は、ステータコア21を収納するものであり、略円筒状に形成されている。ステータハウジング22の内径は、ステータコア21の外径にほぼ等しい。ステータハウジング22の内周面には、導体キー146が挿入されるキー溝22aが形成されている。このキー溝22aに導体キー146を挿入し、ステータコア21をステータハウジング22に圧入すると、導体キー146はステータハウジング22に固定される。この導体キー146は、図1に示した接続点28に対応する。
〈第1実施形態の動作〉
図3は、本実施形態の高周波成分における等価回路の回路図である。
図3において、モータ20は、ノイズ源20aおよび内部抵抗20bを有するものとして考えることができる。ノイズ源20aから内部抵抗20bを介して出力されたノイズ電流は、支持部材38を介して接地電位に流れる。
ところで、図1について説明したように、本実施形態によれば、ノイズキャンセラ40内の接続点41の電位を、ほぼ接地電位に等しい値に維持することができる。これは、図1に示す、ステータコア21の接続点28の電位の交流成分の振幅をほぼ「0」にすることに等しい。
従って、図3においてノイズキャンセラ40は、ノイズ源20aが発生させる電位の交流成分に対して、同一振幅で位相が180°異なる電圧を発生させるものと考えることができる。これにより、支持部材38を流れるノイズ電流をキャンセルすることができるとともに、ミッション部32およびドライブシャフト34の電位の振幅を抑制することにより、ミッション部32およびドライブシャフト34からの軸電圧放射ノイズも抑制することができる。
〈比較例〉
次に、本実施形態の効果を明らかにするため、比較例の構成について説明する。図4は、比較例によるノイズキャンセルシステムSHのブロック図である。
図4に示すように、ノイズキャンセルシステムSHにおいては、高圧電源50とインバータ60との間に、ノイズ電流を検出するノイズ検出回路130が挿入されている。また、モータ20を支持する支持部材38と、電動車両(図示せず)のフレームと、の間にはアース線150が接続されている。また、本比較例におけるノイズキャンセラ140は、インバータ60の入力端子と、アース線150との間に接続されている。
そして、ノイズキャンセラ140は、ノイズ検出回路130が検出したノイズ電流を打ち消すキャンセル電流を、インバータ60の入力端子に供給する。ノイズキャンセルシステムSHの上述した以外の構成は、第1実施形態のもの(図1参照)と同様である。また、ノイズ検出回路130およびノイズキャンセラ140の具体的な構成は、例えば、上述した特許文献1に記載されている構成を適用できる。
図5は、本比較例の高周波成分における等価回路の回路図である。図5において、ノイズキャンセラ140以外の要素は、図3に示したものと同様である。
本比較例の構成によれば、経路LP1に沿って流れるノイズ電流はキャンセルすることが可能である。しかし、このノイズ電流の振幅が零値であったとしても、ミッション部32およびドライブシャフト34の電位の振幅は零値にはならない。従って、本比較例の構成によれば、特にドライブシャフト34からの軸電圧放射ノイズを抑制することが困難である。さらに、本比較例においては、高電圧を扱うインバータ60の入力端子にキャンセル電流を流すため、そのための配線の絶縁保護や、フェールセーフ等を実現するために、体積の増加、重量の増加、あるいはコストアップ等を招く。
〈第1実施形態の効果〉
以上のように、本実施形態によれば、ステータコア(21)に接触する接触子(146)と、接触子(146)に現れる電位の交流成分を打ち消すノイズキャンセラ(40)と、を備えるため、ステータコア(21)に現れる電位の交流成分を打ち消すことができ、被駆動体(32,34)に現れる電位変動を抑制することができる。
一般的に、車両に設けられるドライブシャフト34は、長尺状の部材であるため、電磁波の放射経路も長くなる。本実施形態においては、接続点28における電位の振幅をほぼ「0」にすることができるため、支持部材38を介して流れるノイズ電流をほぼ零値にできるとともに、ドライブシャフト34等からの軸電圧放射ノイズを抑制することができる。かかる特徴により、AMラジオ80に生じるノイズを効果的に抑制することができる。なお、実験によると、ドライブシャフト34に現れる軸電圧放射ノイズは、ピーク時においても9V程度である。従って、12Vの直流電圧V2であっても、軸電圧放射ノイズを充分に打ち消すことができる。
さらに、本実施形態によれば、ノイズキャンセラ(40)は、第1の直流電圧(V1)よりも低い第2の直流電圧(V2)を発生する第2の電源(70)によって駆動される。これにより、配線の絶縁保護や、フェールセーフ等を実現するための部材を簡素にすることができる。これにより、ノイズキャンセラ(40)および周辺回路を小型軽量で安価に構成することができる。
また、本実施形態によれば、ノイズキャンセラ(40)は、一端が接触子(146)に接続されたコンデンサ(42)と、コンデンサ(42)の他端の電位が所定の基準値(接地電位)よりも高い場合にコンデンサ(42)の他端の電位を基準値(接地電位)に近づける第1の素子(46)と、コンデンサ(42)の他端の電位が基準値(接地電位)よりも低い場合にコンデンサ(42)の他端の電位を基準値(接地電位)に近づける第2の素子(48)と、を有することを特徴とする。これにより、比較例よりも簡易な構成で、ノイズ電流を抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態のノイズキャンセルシステムについて説明する。
本実施形態のノイズキャンセルシステムの全体構成は、第1実施形態のもの(図1参照)と同様である。但し、本実施形態においては、第1実施形態におけるステータコア21(図2参照)に代えて、図6に示すステータコア121が適用される。なお、図6は、ステータコア121の周辺構成を示す分解斜視図である。
図6においてステータコア121は、略円環板状の電磁鋼板を上下方向に沿って積層したものであり、略円筒状に構成されている。ステータコア121の内周面は、第1実施形態のステータコア21と同様に放射方向に沿って切り欠かれ、スロット121aが形成されている。そして、ステータコイル24は、上下からスロット121aに挿入されつつ、ステータコア21に巻回されている。
ステータコア121の外周には、周回方向3等分位置に、略三角柱体状の突出部123が形成されており、突出部123には、上下方向に沿って、断面円状の貫通孔123aが形成されている。この貫通孔123aにボルト125を挿通し、ボルト125とナット126とを螺合して締め付けると、ステータコア121を構成する電磁鋼板が相互に固定される。ここで、ボルト125のうち1個には、略円環板状のワッシャ型端子142(接触子)が挿通される。このワッシャ型端子142は、ケーブル144を介してノイズキャンセラ40に接続されている。本実施形態においては、このワッシャ型端子142が接続点28(図1参照)に対応する。
このように、本実施形態によれば、ボルト125やナット126等をステータコア121に装着する際に、ノイズキャンセラ40を容易に接続することができる。なお、本実施形態においても、ステータコア121は、ステータハウジングに収納されるが、図6においてはステータハウジングの図示は省略している。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。また、図中に示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上で必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
(1)上記各実施形態において、直流電圧V1は300Vであり、直流電圧V2は12Vであったが、直流電圧V1,V2の値はこれに限らず、所望の電圧値を採用してもよい。但し、直流電圧V2は、60V未満であることが好ましい。これは、直流電圧V2が60V以上になると、安全対策のコストアップが大きくなるためである。
(2)上記各実施形態においては、無線受信機の例として、AMラジオ80を適用したが、無線受信機はこれに限定されるものではなく、FMラジオやトランシーバ等であってもよい。
(3)上記各実施形態においては、ノイズキャンセルシステムを電動車両に適用した例について説明したが、本発明のノイズキャンセルシステムは、電動車両に限られず、種々の電気機器に適用することができる。
20 モータ(回転電機)
21 ステータコア
24 ステータコイル
32 ミッション部(被駆動体)
34 ドライブシャフト(被駆動体)
40 ノイズキャンセラ
42 コンデンサ
46 トランジスタ(第1の素子)
48 トランジスタ(第2の素子)
50 高圧電源(第1の電源)
60 インバータ
70 低圧電源(第2の電源)
80 AMラジオ(無線受信機)
121 ステータコア
142 ワッシャ型端子(接触子)
146 導体キー(接触子)
S ノイズキャンセルシステム
V1 直流電圧(第1の直流電圧)
V2 直流電圧(第2の直流電圧)

Claims (4)

  1. ロータと、ステータコアと、前記ステータコアに巻回されたステータコイルと、を有する回転電機と、
    第1の直流電圧を変調し、変調波を前記ステータコイルに印加するインバータと、
    前記回転電機によって回転駆動される被駆動体と、
    前記ステータコアに接触する接触子と、
    前記接触子に現れる電位の交流成分を打ち消すノイズキャンセラと、
    を備えることを特徴とするノイズキャンセルシステム。
  2. 前記第1の直流電圧を発生する第1の電源と、
    前記第1の直流電圧よりも低い第2の直流電圧を発生する第2の電源と、
    電波を受信する無線受信機と、
    をさらに備え、
    前記ノイズキャンセラは、前記第2の電源によって駆動される
    ことを特徴とする請求項1に記載のノイズキャンセルシステム。
  3. 前記ノイズキャンセラは、
    一端が前記接触子に接続されたコンデンサと、
    前記コンデンサの他端の電位が所定の基準値よりも高い場合に前記コンデンサの他端の電位を前記基準値に近づける第1の素子と、
    前記コンデンサの他端の電位が前記基準値よりも低い場合に前記コンデンサの他端の電位を前記基準値に近づける第2の素子と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のノイズキャンセルシステム。
  4. ロータと、ステータコアと、前記ステータコアに巻回されたステータコイルと、を有する回転電機と、
    第1の直流電圧を変調し、変調波を前記ステータコイルに印加するインバータと、
    前記回転電機によって回転駆動される被駆動体と、
    前記ステータコアに接触する接触子と、
    前記接触子に現れる電位の交流成分を打ち消すノイズキャンセラと、
    前記被駆動体を介して回転する車輪と、
    を備えることを特徴とする電動車両。
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