JP2019028925A - 通知システム - Google Patents

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永井 秀一
Shuichi Nagai
秀一 永井
本村 秀人
Hideto Motomura
秀人 本村
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Abstract

【課題】サービスに対するより多様な評価を取得可能な通知システムを提供する。【解決手段】通知システム1は、サービスが提供された環境の音データを取得する取得部(第一クライアント機器10)と、取得部が取得した音データを分析して、当該音データから、サービスに関する評価音を検出する分析部301と、予め登録された登録者に対して、分析部301が検出した評価音に基づく情報を通知内容として通知する通知部(第二クライアント機器20)とを備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、通知システムに関する。
例えば、商品などの評価をユーザ(使用者)から音声により受け付ける情報処理システムが知られている(例えば特許文献1参照)。この情報処理システムでは、ユーザが商品を取得してから所定の期間経過したときに、ユーザから商品に関する評価を音声にて受け付けている。
特開2016−143340号公報
近年では、サービスに対するより多様な評価を取得することが望まれている。
このため、本開示は、サービスに対するより多様な評価を取得可能な通知システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る通知システムは、サービスが提供された環境の音データを取得する取得部と、取得部が取得した音データを分析して、当該音データから、サービスに関する評価音を検出する分析部と、予め登録された登録者に対して、分析部が検出した評価音に基づく情報を通知内容として通知する通知部と、を備える。
本開示によれば、サービスに対するより多様な評価を取得可能な通知システムを提供することができる。
図1は、実施の形態1に係る通知システムの構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係るサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る通知システムでの通知動作の手順を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1に係る通知システムが設置された店舗のレイアウト例を示す模式図である。 図5は、実施の形態1に係る第二クライアント機器の通知画面の一例を示す模式図である。 図6は、実施の形態2に係る通知システムの構成を示すブロック図である。 図7は、実施の形態2に係るサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態3に係る通知システムの構成を示すブロック図である。
(本開示の概要)
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る通知システムは、サービスが提供された環境の音データを取得する取得部と、取得部が取得した音データを分析して、当該音データから、サービスに関する評価音を検出する分析部と、予め登録された登録者に対して、分析部が検出した評価音に基づく情報を通知内容として通知する通知部と、を備える。
これによれば、サービスが提供された環境の音データから、サービスに関する評価音を検出しているので、そのサービスに対する素直な評価音を分析部が検出することができる。また、サービスを直接受けていない人の感想なども音データには含まれているので、これらも評価音として分析部が検出することができる。そして、通知部は、評価音に基づく情報(評価内容、評価時間、評価場所、評価音の発生回数など)を登録者に通知する。これらのことにより、サービスに対するより多様な評価を登録者は取得することができる。
また、通知システムは、さらに、通知内容の少なくとも一つを、インターネットを介してウェブページに投稿する投稿部を備える。
これによれば、投稿部が、通知内容の少なくとも一つを、インターネットを介してウェブページに投稿するので、通知内容の少なくとも一つをウェブページ上に自動で公開することができる。
また、分析部は、評価音を所定の分類条件に基づいて分類し、当該分類結果の統計データを前記通知内容とする。
これによれば、分析部による分類結果の統計データが通知内容に含まれているので、分類結果の統計データを登録者に通知することができる。
また、取得部は、携帯機器であり、サービスが提供された場合の音データを取得する。
これによれば、携帯機器によって音データが取得されているので、当該携帯機器が存在する環境であれば、音データを取得することができる。
また、分析部は、サービスに関する評価音として、携帯機器を使用する登録者の声を前記音データから検出し、通知システムは、登録者の声に基づいて登録者の嗜好を推定し、当該推定結果に応じた他のサービスを提案する提案部を備え、通知部は、提案部が提案した他のサービスを通知する。
これによれば、登録者の嗜好を推定し、当該推定結果に応じた他のサービスを登録者に通知するので、登録者の利便性を高めることができる。
また、提案部は、推定した登録者の嗜好に似た傾向を有する他者の嗜好も反映して、他のサービスを提案する。
これによれば、他者の嗜好も反映して、他のサービスを提案するので、より多様なサービスを登録者に提案することができる。
また、分析部は、サービスに関する評価音として、当該サービスを提供するための機器の故障音を、音データから検出する。
これによれば、サービスに関する評価音として、当該サービスを提供するための機器の故障音が音データから検出されるので、機器の故障を通知部から通知することができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の包括的または具体的な例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ及びステップの順序等は、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
[実施の形態1]
まず、実施の形態1に係る通知システムについて説明する。図1は、実施の形態1に係る通知システム1の構成を示すブロック図である。通知システム1は、サービスが提供された環境の音データを常時取得し、その取得した音データ内に評価音が含まれている場合には、その評価音に基づく情報を通知内容として登録者に通知するシステムである。サービスには、当該サービスによって提供される商品も含まれる。
ここで、「評価音」とは、サービスに関する評価が含まれた音のことである。具体的には、サービスに対する意見、感想などを含んだ音声(第一種別)、サービスを受けた際に発せられる音声(第二種別)または環境音(第三種別)などが挙げられる。
サービスを受けた際に発せられる音声には、サービスを受けたことによりユーザが発した感情を含んだ声(例えば歓声、悲鳴、ため息等)などが挙げられる。
サービスを受けた際に発せられる環境音には、サービスを受けたユーザの行動を起因とした音などがある。例えばゲームやギャンブルなどのサービスでは、ユーザは自分が思うような結果が得られないとその苛立ちを行動で示してしまう場合がある。具体的には、サービス提供用の機器に対する暴力などである。こういった行動を起因とした音を、評価音とすることも可能である。また、サービスを受けた際に発せられる環境音には、サービス提供用の機器が故障した音などを含めてもよい。サービス提供用の機器には、提供される商品だけでなく、展示された機器や、サービスを実現するための機器が含まれる。
また、「評価音に基づく情報」は、評価音に関連する情報のことである。「評価音に基づく情報」には、例えば、評価音自体と、評価音の内容と、評価時間、評価音の発生回数、評価音を分類した分類結果とが含まれる。
また、「登録者」とは、予め登録された人(法人を含む)であって、通知システム1から通知が行われる人とする。本実施の形態では、サービスの提供者を登録者とする。
[構成]
以下、図1に基づいて、通知システム1の具体的な構成について説明する。
図1に示すように、通知システム1は、第一クライアント機器10と、第二クライアント機器20と、サーバ装置30とを備えている。第一クライアント機器10と第二クライアント機器20とサーバ装置30とは、インターネットNを介して通信自在に接続されている。
第一クライアント機器10は、サービスが提供された環境の音データを取得する取得部である。具体的には、第一クライアント機器10は、携帯機器、据置機などの録音機能を有するデバイスである。携帯機器には、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機、ノート型パソコン、ウェアラブル機器、財布型機器、鍵型機器、キーホルダ型機器などが含まれる。据置機には、例えば、防犯カメラ、録音機材、ロボット、ぬいぐるみ型機器、パソコン、電話機、テレビ、エアコン、AI(Artificial Intelligence)スピーカなどが含まれる。なお、第一クライアント機器10自体がサービスを提供するサービス提供用機器であってもよい。本実施の形態では、第一クライアント機器10は、例えば家電量販店などの販売店の店舗100に設置された据置機である場合を例示する。第一クライアント機器10は、当該第一クライアント機器10の位置情報と、時間情報とを音データに関連付けて、サーバ装置30に出力する。第一クライアント機器10は、一時的に音データを保存してもよい。
第二クライアント機器20は、第一クライアント機器10が取得した音データに基づくサーバ装置30からの通知内容を、登録者に通知する通知部である。具体的には、第二クライアント機器20は、携帯機器、据置機などの通知機能を有するデバイスである。通知機能には、例えば音声通知などの聴覚的な通知、表示通知などの視覚的な通知、振動通知などの触覚的な通知の少なくとも一つが含まれていればよい。本実施の形態では、第二クライアント機器20は、登録者が関係する施設内に設置された据置機である場合について例示する。登録者は、通知システム1を用いた通知業務を提供する事業者に対して、登録手続きを行っており、通知システム1のアカウントを取得している。登録者は、このアカウントを用いることにより、サーバ装置30からの通知を第二クライアント機器20で受け取ることができる。
サーバ装置30は、第一クライアント機器10から入力された音データを分析して、登録者に対する通知内容を作成し、当該通知内容を第二クライアント機器20に出力するコンピュータである。具体的には、サーバ装置30は、制御部31、記憶部32、入力部33、通信部34、表示部35を備えている。制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えており、ROMに記憶されたプログラムをCPUがRAMに展開して実行することで各部を制御する。記憶部32は、第一クライアント機器10から入力された音データ、当該音データに含まれていた評価音の分類履歴などを記憶する記憶媒体である。入力部33は、各種指示が入力される入力デバイスである。通信部34は、インターネットNに接続される通信インターフェースである。表示部35は、各種情報が表示されるモニタである。
図2は、実施の形態1に係るサーバ装置30の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置30は、分析部301を備えている。
分析部301は、第一クライアント機器10から入力された音データを分析して、当該音データから評価音を検出する。分析部301は、評価音を検出した場合には、当該評価音に基づく情報を通知内容とする。具体的には、分析部301は、制御部31によって実現されている。分析部301は、所定の分析条件に基づいて、音データから評価音を検出する。
分析条件は、音データから評価音を検出する際に用いられる条件である。具体的には、分析条件は、音データ内に含まれる各種の音から評価音を抽出するための条件である。例えば、分析条件は、評価音と判断してもよい言葉の意味や、音波形などであり、これらに該当する音データ内の音が評価音として判断される。分析部301は、言葉の意味を分析に用いる場合には、周知の音声認識処理によって、音データに含まれる音声の言葉の意味を認識する。
また、分析部301は、検出した評価音を所定のカテゴリに分類し、その分類結果を通知内容とする。具体的には、分析部301は、所定の分類条件に基づいて、評価音を所定のカテゴリに分類する。分類条件は、評価音を所定のカテゴリに分けるための条件である。例えば、分類条件は、各カテゴリの音パターンベクトルを有しており、この各カテゴリの音パターンベクトルと、評価音のパターンベクトルとを比較し、最も近いカテゴリに評価音を分類する。なお、パターンベクトルを用いた分類方法以外にも、音波形に基づいた分類方法を用いることも可能である。また、分析部301は、評価音に含まれる言葉の意味に基づいて評価音を所定のカテゴリに分類してもよい。
所定のカテゴリの例としては、大分類として、例えば第一種別、第二種別、第三種別がある。また、第一種別の中分類としては、例えば、料金カテゴリ、デザインカテゴリ、使用方法カテゴリ、接客カテゴリなどがある。料金カテゴリは、サービスの料金に関する評価である。デザインカテゴリは、サービス提供場所や商品などのデザインに関する評価である。使用方法カテゴリは、サービスや商品などの使用方法に関する評価である。接客カテゴリは、接客に関する評価である。
第二種別の中分類としては、例えば、歓声カテゴリ、悲鳴カテゴリ、ため息カテゴリなどがある。第三種別の中分類としては、例えば、行動起因カテゴリ、故障音カテゴリなどがある。
また、各カテゴリの小分類として、評価音が高評価を示す内容か、低評価を示す内容かを分類してもよい。さらに、サービスや商品の種類を特定できるのであれば、その種類もカテゴリとして分類してもよい。
このように、評価音の分類結果が通知内容に含まれていれば、登録者は評価音のカテゴリを把握することができる。これにより、登録者は、サービスに対する評価音の検証を容易に行うことができる。
また、分析部301は、音データから評価音の発生時間を検出して、当該発生時間を通知内容としてもよい。発生時間には、年月日も含まれている。このように評価音の発生時間が通知内容に含まれていると、登録者に対して評価音の発生時間を通知することができる。これにより、登録者は、評価音の発生時間を把握することができ、より細かにサービスの検証を行うことができる。
また、分析部301は、評価音及び当該評価音のテキストデータの少なくとも一方を通知内容としてもよい。評価音及び当該評価音のテキストデータの少なくとも一方が通知内容に含まれていると、登録者に対して評価音及び当該評価音のテキストデータの少なくとも一方を通知することができる。これにより、登録者は、実際の評価音を聞いたり、当該評価音のテキストデータを読んだりすることができ、その評価音の内容を詳細に把握することができる。ここで、評価音のテキストデータ化は、周知の音声認識処理を用いることにより実現可能である。
また、分析部301は、評価音の発生時における会話の参加人数、会話の参加者の予測性別、参加者の予測年齢、地点の少なくとも一つを通知内容としてもよい。これにより、評価音の発生時における参加人数、参加者の予測性別、参加者の予測年齢、地点の少なくとも一つを登録者に通知することができる。したがって、登録者は、評価音の発生時の状況を詳細に把握することができ、その後のサービスの検証をより詳細に行うことができる。
なお、参加人数、参加者の予測性別、参加者の予測年齢は、音データに含まれる会話を解析することで、推定可能である。具体的には、分析部301は、会話内の声紋の異なる音データを抽出することで、会話人数を推定できる。また、分析部301は、各音データの特徴からその参加者の予測性別や予測年令を推定することが可能である。また、音データには、位置情報が関連付けられているので、分析部301は、評価音発生時の位置情報から評価音の地点、つまりサービスの提供場所を検出することが可能である。
また、分析部301は、検出した評価音の統計データを通知内容に含めてもよい。具体的には、統計データとしては、各カテゴリの割合(大分類毎の割合、中分類毎の割合、小分類毎の割合など)や、時間的な割合の変化などが挙げられる。通知内容に統計データが含まれていることで、登録者は、評価音の統計データを把握することができる。したがって、その後のサービスの検証をより詳細に行うことができる。
[動作]
続いて、実施の形態1に係る通知システム1の動作について、図3を参照して説明する。図3は、実施の形態1に係る通知システム1での通知動作の手順を示すフローチャートである。
まず、通知システム1の第一クライアント機器10が、店舗100内の音データを取得する(ステップS1)。第一クライアント機器10が取得した音データは、インターネットNを介してサーバ装置30に出力されている。なお、第一クライアント機器10での音データの取得と、サーバ装置への転送との開始/停止は、当該第一クライアント機器10を操作し得る人物(対象者、登録者、サービス提供者、第一クライアント機器10の所有者など)が行うことができる。
次いで、サーバ装置30の分析部301は、第一クライアント機器10から入力された音データを分析して、当該音データから評価音を検出する(ステップS2)。分析部301は、評価音を検出しなかった場合(ステップS3;NO)にはステップS1に移行して、音データの取得及び分析を継続する。一方、音データから評価音を検出した場合(ステップS3;YES)には分析部301はステップS4に移行して、分析部301は通知内容を作成する。その後、分析部301は、通信部34を介して第二クライアント機器20に対して通知内容を出力する。これにより、第二クライアント機器20は、通知内容を通知することとなり(ステップS5)、登録者に通知内容が伝わる。
[使用例]
次に、実施の形態1に係る通知システム1の使用例について説明する。
図4は、実施の形態1に係る通知システム1が設置された店舗100のレイアウト例を示す模式図である。図4に示すように、家電量販店の店舗100では、テレビエリア110と、パソコンエリア120と、カメラエリア130と、生活家電エリア140と、ゲームエリア150とが設けられている。これら各エリアに対して、通知システム1の第一クライアント機器10が設置されている。これにより、各第一クライアント機器10は、対応するエリア内での音データを取得する。
サーバ装置30では、各第一クライアント機器10が取得した音データが集積され、記憶部32で記憶される。分析部301は、各第一クライアント機器10の音データを個別に分析して、第一クライアント機器10毎に(つまりはエリア毎に)評価音を検出する。このとき、音データには、第一クライアント機器10の位置情報が関連付けられているので、分析部301は、評価音に対しても同様の位置情報を関連付けておく。これにより、評価音が対応するエリアを特定することができる。また、位置情報と、当該エリアで販売されている製品情報とを事前に関連付けておけば、製品情報と評価音とを関連付けることが可能である。
そして、分析部301は、検出された評価音を基に通知内容を作成、第二クライアント機器20に出力する。
第二クライアント機器20では、サーバ装置30から入力された通知内容が表示される。
図5は、実施の形態1に係る第二クライアント機器20の通知画面G1の一例を示す模式図である。図5に示すように、通知画面G1では、店舗100のレイアウトが表示されている。そして、評価音が検出されたエリアには、評価アイコン160が表示される。図5では、テレビエリアで評価音が検出され、ゲームエリアで評価音が検出された場合を示している。この評価アイコン160を登録者が選択することにより、対応するエリアでの通知内容が閲覧できるようになっている。
[効果]
以上のように、本実施の形態によれば、サービスが提供された環境の音データから、サービスに関する評価音を検出しているので、そのサービスに対する素直な評価音を分析部301が検出することができる。また、サービスを直接受けていない人の感想なども音データには含まれているので、これらも評価音として分析部301が検出することができる。そして、第二クライアント機器20は、評価音に基づく情報(評価内容、評価時間、評価場所、評価音の発生回数など)を登録者に通知する。これらのことにより、サービスに対するより多様な評価を登録者は取得することができる。
登録者であるサービスの提供者は、通知を受けることで様々な評価を取得することができる。つまり、顧客からの要望やクレームを従業員がメモに取る必要性を抑えることができ、接客に集中させることが可能である。
また、登録者であるサービスの提供者がリアルタイムで通知を確認していれば、取得した評価を迅速に従業員に知らせることができ、店舗サービスに反映することができる。
また、通知内容に故障音カテゴリが含まれている場合には、サービスを提供するための機器の故障が第二クライアント機器20から通知される。これにより、故障に迅速に対応することができる。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、音データを取得する第一クライアント機器10が据置機である場合を例示した。この実施の形態2では、第一クライアント機器10aが携帯機器である場合について説明する。なお、以降の説明において、実施の形態1に係る通知システム1と同様の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図6は、実施の形態2に係る通知システム1Aの構成を示すブロック図である。図6に示すように、第一クライアント機器10aは、当該第一クライアント機器10aの使用者とともに飲食店の店舗200に存在しているものとする。この飲食店の事業者と、第一クライアント機器10aの使用者とが、それぞれ通知システム1Aの登録者とする。例えば、使用者が登録者である場合には、第一クライアント機器10aが通知部となり、事業者が登録者である場合には、第二クライアント機器20が通知部となる。
第一クライアント機器10aは、所定のトリガによって音データの取得を開始する。例えば、第一クライアント機器10aは、GPS(Global Positioning System)などにより現在地の位置情報を常に取得しており、現在地の位置情報が、通知システム1Aのサービス提供エリア内に進入した場合に音データの取得を開始する。それ以外にも、飲食店の無線LANに第一クライアント機器10aが接続した場合に、当該第一クライアント機器10aが音データの取得を開始してもよい。また、第一クライアント機器10aに実装されている音データ取得用のアプリケーションを、使用者が実行することによって、音データの取得を行ってもよい。この場合、音データ取得用のアプリケーションの稼働率を高めるべく、例えば当該アプリケーションによる音データ取得の開始に連動して、クーポン券などの特典を使用者に発行してもよい。第一クライアント機器10aは、取得した音データを所定のタイミングでサーバ装置30aに出力する。
サーバ装置30aは、第一クライアント機器10aから入力された音データを分析することで、評価音を検出して、通知内容を作成する。前述したように、本実施の形態では、登録者を、飲食店の事業者と、第一クライアント機器10aの使用者としている。このため、サーバ装置30aは、事業者向けの通知内容と、使用者向けの通知内容とをそれぞれ作成する。事業者向けの通知内容とは、事業者に対して適切化された通知内容とされており、例えば製品開発やマーケティングを重視した通知内容とされている。一方、使用者向けの通知内容とは、使用者に対して適切化された通知内容とされており、例えば、個人的な嗜好の傾向を把握することを重視した通知内容とされている。
図7は、実施の形態2に係るサーバ装置30aの機能構成を示すブロック図である。図7に示すように、サーバ装置30aには、分析部301と、分析条件受付部302と、投稿部303と、提案部304とを備えている。
分析条件受付部302は、分析部301が音データを分析する際に用いる分析条件を受け付ける。具体的には、分析条件受付部302は、制御部31及び入力部33により実現される。分析条件受付部302は、入力部33に入力された分析条件を受け付けて、当該分析条件を更新する。このように、分析条件を更新することで、時代背景や社会のニーズにあった評価音を検出することが可能となる。
投稿部303は、分析部301が作成した通知内容の少なくとも一部を、インターネットNを介してウェブページに投稿する。具体的には、投稿部303は、制御部31及び通信部34により実現される。投稿部303は、分析部301が評価音を分類した分類結果の統計データをウェブページに投稿してもよい。また、投稿部303は、通知内容から登録者の指示に基づいた内容を抽出して、その抽出結果を、登録者が指示するウェブページに対して投稿してもよい。例えば、第一クライアント機器10aの使用者が登録者である場合には、投稿部303は、使用者が発した評価音をテキストデータ化して、当該使用者が参加しているSNSのウェブページに投稿する。また、飲食店の事業者が登録者である場合には、投稿部303は、自身の飲食店に対する高評価を示す内容の評価音をテキストデータ化して、飲食店評価系のウェブページに投稿する。
提案部304は、登録者である第一クライアント機器10の使用者の声に基づいて使用者の嗜好を推定し、当該推定結果に応じた他のサービスを提案する。具体的には、投稿部303は、制御部31及び通信部34により実現される。なお、提案部304による嗜好の推定が行われる前には、分析部301が、サービスに関する評価音として使用者の声を音データから検出している。提案部304は、分析部301によって検出された使用者の声を用いて、使用者の嗜好を推定する。提案部304は、使用者が評価音を発した店舗のジャンル、料理、季節、時間帯、評価内容などを考慮して、使用者の嗜好を推定する。提案部304は、推定結果に対応する他のサービス(例えば他の飲食店)を、インターネットN上から探索して、該当するサービスを第一クライアント機器10に対して出力する。これにより、第一クライアント機器10では、提案部304によって提案された他のサービスが使用者に通知されることになる。なお、提案部304は、記憶部32に記憶されている多数人の評価履歴から、使用者の嗜好に似た傾向を有する他者の評価履歴を探索して、その他者の評価履歴を参照することで、使用者に他のサービスを提案してもよい。
また、予め使用者が希望条件を選択している場合には、提案部304は、当該希望条件と推定結果とに基づいて他のサービスを提案してもよい。例えば、使用者の希望条件が「希望店舗:イタリアンレストラン、希望シーン:落ち着いた雰囲気」である場合には、提案部304は、これらの希望条件を採用する。一方、希望条件に挙がっていない条件(例えば味付け、景観、従業員のサービス)などについては、提案部304は、使用者の嗜好に似た傾向を有する他者の評価履歴を採用する。そして、提案部304は、採用した希望条件及び他者の評価履歴に基づいて、使用者に提案する他のサービスを選択する。
このように、使用者(登録者)の嗜好を推定し、当該推定結果に応じた他のサービスを使用者に通知するので、使用者の利便性を高めることができる。
さらに、他者の嗜好も反映して、他のサービスを使用者に提案するので、より多様なサービスを使用者に提案することができる。
また、携帯機器(第一クライアント機器10a)によって音データが取得されているので、当該携帯機器が存在する環境であれば、音データを取得することができる。
また、投稿部303が、通知内容の少なくとも一つを、インターネットNを介してウェブページに投稿するので、通知内容の少なくとも一つをウェブページ上に自動で公開することができる。
また、分析部301による分類結果の統計データが通知内容に含まれているので、分類結果の統計データを登録者に通知することができる。
[実施の形態3]
上記実施の形態1、2では、店舗で提供されるサービスに対する評価音を通知する場合について説明した。この実施の形態3では、携帯機器や、パソコン、ゲーム機などに設けられたアプリケーションによってサービスが提供される場合について説明する。なお、以降の説明において、実施の形態1に係る通知システム1と同様の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図8は、実施の形態3に係る通知システム1Bの構成を示すブロック図である。図8に示すように、第一クライアント機器10bは、アプリケーションによってサービスを提供する機器でもあるし、音データを取得する取得部でもある。ここでは、第一クライアント機器10bは、使用者の自宅250でサービスを提供する場合を例示するが、第一クライアント機器10bが携帯機器である場合には自宅以外の場所でサービスを提供する場合もありうる。そして、登録者は、アプリケーションによってサービスを提供する事業者とし、第二クライアント機器20によって通知を受ける。
例えば、第一クライアント機器10bで、サービス提供用のアプリケーションが実行されると、それに連動して、音データの取得も開始される。ここで、ゲームなどのアプリケーションであると、使用者が発した声とともに、使用者の行動を起因とした音(例えば携帯機器を壁に投げつけた際の音)が音データに含まれることとなる。分析部301は、音データを分析することで、これらの声及び音を評価音として検出し、通知内容を作成する。作成された通知内容は、第二クライアント機器20によって登録者に通知される。
また、アプリケーションの内容と評価音とを関連付けていてもよい。例えば、「アプリケーションの種類:ゲーム、アプリケーションの内容:ギャンブル、評価音:苛立ち」という具合に関連付けておけば、アプリケーションの内容に対してのユーザの評価を詳細に分析することができる。
このように、店舗以外の場所で提供するサービスにおいても、当該サービスに対する評価音を検出して、登録者に通知することが可能である。
[他の実施の形態]
以上、本開示に係る通知システムについて、上記実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
例えば、分析部301は、音データに含まれる声を更に解析することで、その発言内容の信憑性を判断することも可能である。例えば、発言した人が酒に酔っている場合には、その発言内容の信憑性は低い。分析部301は、音データに含まれる声を解析することにより、発言した人の泥酔度を判定し、この泥酔度に基づいて発言内容の信憑性を判断する。分析部301は、信憑性の低い声については評価音の検出に用いないこととする。また、泥酔度と音データを関連付けて、通知内容か、開示内容に含ませることも可能である。
また、音データ内には、例えばテレビやラジオなどからの声(放送音声)も含まれている場合もある。この場合、分析部301は、音データを解析することで、音データ内の声が、第一クライアント機器10の周囲に存在する人の声なのか、放送音声なのかを判断して、放送音声部分については評価音の検出に用いないこととする。
また、上記実施の形態では、取得部と通知部と、サーバ装置とが別体である場合を例示した。しかし、取得部と通知部とはサーバ装置に含まれていてもよい。つまり通知システム全体が一体化されていてもよい。
また、上記実施の形態では、サービスが提供される場所として、販売店、飲食店、自宅などを例示したが、サービスが提供されるのであれば如何なる場所であってもよい。サービスが提供されるその他の場所としては、劇場、教室、医療施設、介護施設、競技場、遊技場、賭場などが挙げられる。
また、例えば、本開示は、通知システムとして実現できるだけでなく、通知システムの各構成要素が行う処理をステップとして含むプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現することもできる。プログラムは、記録媒体に予め記録されていてもよく、あるいは、インターネットなどを含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
つまり、上述した包括的または具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示は、サービスが提供された環境の音に基づいて、他者に通知を行う通知システムなどに利用される。
1、1A、1B 通知システム
10、10a、10b 第一クライアント機器(取得部)
20 第二クライアント機器(通知部)
30、30a サーバ装置
31 制御部
32 記憶部
33 入力部
34 通信部
35 表示部
100 店舗
110 テレビエリア
120 パソコンエリア
130 カメラエリア
140 生活家電エリア
150 ゲームエリア
160 評価アイコン
200 店舗
250 自宅
301 分析部
302 分析条件受付部
303 投稿部
304 提案部
G1 通知画面
N インターネット

Claims (7)

  1. サービスが提供された環境の音データを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した音データを分析して、当該音データから、前記サービスに関する評価音を検出する分析部と、
    予め登録された登録者に対して、前記分析部が検出した評価音に基づく情報を通知内容として通知する通知部と、を備える
    通知システム。
  2. さらに、
    前記通知内容の少なくとも一つを、インターネットを介してウェブページに投稿する投稿部を備える
    請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記分析部は、前記評価音を所定の分類条件に基づいて分類し、当該分類結果の統計データを前記通知内容とする
    請求項1または2に記載の通知システム。
  4. 前記取得部は、携帯機器であり、前記サービスが提供された場合の前記音データを取得する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の通知システム。
  5. 前記分析部は、前記サービスに関する評価音として、前記携帯機器を使用する登録者の声を前記音データから検出し、
    前記通知システムは、
    前記登録者の声に基づいて前記登録者の嗜好を推定し、当該推定結果に応じた他のサービスを提案する提案部を備え、
    前記通知部は、前記提案部が提案した前記他のサービスを通知する
    請求項4に記載の通知システム。
  6. 前記提案部は、推定した前記登録者の嗜好に似た傾向を有する他者の嗜好も反映して、前記他のサービスを提案する
    請求項5に記載の通知システム。
  7. 前記分析部は、前記サービスに関する評価音として、当該サービスを提供するための機器の故障音を、前記音データから検出する
    請求項1に記載の通知システム。
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