JP2019015204A - Submersible pump device - Google Patents
Submersible pump device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019015204A JP2019015204A JP2017131807A JP2017131807A JP2019015204A JP 2019015204 A JP2019015204 A JP 2019015204A JP 2017131807 A JP2017131807 A JP 2017131807A JP 2017131807 A JP2017131807 A JP 2017131807A JP 2019015204 A JP2019015204 A JP 2019015204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- water level
- casing
- control unit
- control box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
Description
本発明は、水中ポンプ装置に関するものである。 The present invention relates to a submersible pump device.
水中ポンプ装置は、モータ部と、モータ部によって液体を移送するポンプ部とを備えている。モータ部は、羽根車が固定された主軸と一体に回転するロータと、該ロータの周囲に配置されたステータとを含むモータを備えている。 The submersible pump device includes a motor unit and a pump unit that transfers liquid by the motor unit. The motor unit includes a motor including a rotor that rotates integrally with a main shaft to which an impeller is fixed, and a stator that is disposed around the rotor.
モータ部の上部には、電力を電源からモータに供給するためのケーブルが配置されている。このケーブルは、モータへの電力の供給を制御するための制御ユニットに接続されている。このように、ケーブルはモータ部の上部に配置されているため、制御ユニットはモータの上方に配置される。 A cable for supplying electric power from the power source to the motor is disposed at the upper part of the motor unit. This cable is connected to a control unit for controlling the supply of power to the motor. As described above, since the cable is arranged at the upper part of the motor unit, the control unit is arranged above the motor.
しかしながら、このような配置では、モータの上方に配置された制御ユニットは、モータから発せられる熱の影響を受けて過熱することがある。さらに、制御ユニットは、それ自身からの発熱により、過熱することがある。結果として、制御ユニットの寿命が縮まったり、制御ユニットが短期間に破損するおそれがある。 However, in such an arrangement, the control unit arranged above the motor may overheat under the influence of heat generated from the motor. Furthermore, the control unit may overheat due to heat generation from itself. As a result, the life of the control unit may be shortened or the control unit may be damaged in a short time.
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、制御ユニットの破損やその寿命の短縮を防止することができる水中ポンプ装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a submersible pump device that can prevent the control unit from being damaged and shortening its life.
一態様は、羽根車と、前記羽根車が収容されたポンプケーシングと、前記羽根車が固定された主軸を介して前記羽根車を回転させるモータと、前記モータが収容され、前記ポンプケーシングに接続されたモータケーシングと、所定の運転開始水位で前記モータの駆動を開始し、該運転開始水位よりも低い所定の運転停止水位で前記モータの駆動を停止する制御ユニットと、前記制御ユニットが収容された制御ボックスとを備え、前記制御ボックスの少なくとも一部は、前記運転停止水位よりも低い位置に配置されていることを特徴とする水中ポンプ装置である。 One aspect includes an impeller, a pump casing in which the impeller is accommodated, a motor that rotates the impeller via a main shaft to which the impeller is fixed, and the motor is accommodated and connected to the pump casing. The motor casing, a control unit that starts driving the motor at a predetermined operation start water level and stops driving the motor at a predetermined operation stop water level lower than the operation start water level, and the control unit are housed. A submersible pump device, wherein at least a part of the control box is disposed at a position lower than the operation stop water level.
好ましい態様は、前記運転停止水位は、前記ポンプケーシングの吸込口と同じ高さ、または該吸込口よりも高い位置にあることを特徴とする。
好ましい態様は、前記制御ユニットの少なくとも一部は、前記モータケーシングの前記モータとの接触部位よりも低い位置に配置されていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記制御ボックスは、前記ポンプケーシングの側面または前記モータケーシングの側面に取り付けられたボックス本体と、前記ボックス本体に形成された開口を覆うボックスカバーとを備えており、前記制御ユニットは、前記ボックス本体の内面に固定されていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記制御ボックスは、その外面に取り付けられた少なくとも1つの放熱フィンを備えていることを特徴とする。
In a preferred aspect, the operation stop water level is at the same height as the suction port of the pump casing or at a position higher than the suction port.
In a preferred aspect, at least a part of the control unit is arranged at a position lower than a contact portion of the motor casing with the motor.
In a preferred aspect, the control box includes a box body attached to a side surface of the pump casing or a side surface of the motor casing, and a box cover that covers an opening formed in the box body. , It is fixed to the inner surface of the box body.
In a preferred aspect, the control box includes at least one radiating fin attached to an outer surface thereof.
制御ボックスの少なくとも一部を常に液体中に浸漬させることができるため、制御ボックス内に収容された制御ユニットを冷却することができる。したがって、制御ユニットの過熱を防止することができ、制御ユニットの故障やその寿命の短縮を防止することができる。 Since at least a part of the control box can always be immersed in the liquid, the control unit accommodated in the control box can be cooled. Therefore, overheating of the control unit can be prevented, and failure of the control unit and shortening of its life can be prevented.
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下で説明する図面において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Note that, in the drawings described below, the same or corresponding components are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
図1は水中ポンプ装置の一実施形態を示す概略断面図である。以下、水中ポンプ装置を単にポンプ装置と呼ぶことがある。図1に示すように、ポンプ装置は、ポンプ部1と、ポンプ部1に隣接して配置されたモータ部2とを備えている。ポンプ部1はモータ部2の下方に配置されている。本実施形態では、ポンプ装置は立軸水中ポンプ装置である。ポンプ装置は、汚水の移送(排出)のために使用されることがある。ポンプ装置は、工事用ポンプ装置であることがある。
FIG. 1 is a schematic sectional view showing an embodiment of the submersible pump device. Hereinafter, the submersible pump device may be simply referred to as a pump device. As shown in FIG. 1, the pump device includes a pump unit 1 and a
ポンプ部1は、羽根車10と、羽根車10が収容されたポンプケーシング13とを備えている。羽根車10は鉛直方向に延びる回転軸11に固定されている。モータ部2は、回転軸11が接続された駆動軸24と、駆動軸24および回転軸11を介して羽根車10を回転させるモータ20と、モータ20が収容されたモータケーシング23とを備えている。回転軸11および駆動軸24を区別せずに総称して主軸と呼ぶことがある。
The pump unit 1 includes an
ポンプケーシング13は、吸込口13aが形成された第1ケーシング(下部ケーシング)14と、吐出口13bが形成され、第1ケーシング14に接続された第2ケーシング(上部ケーシングまたは中間ケーシング)15とを備えている。これらケーシング14,15の間には、ガスケットなどのシール部材16が配置されている。
The
ポンプケーシング13の内部にはポンプ室5が形成されており、羽根車10は、このポンプ室5に配置されている。ポンプケーシング13内の羽根車10が主軸とともに回転すると、吸込口13aから水などの液体が吸い込まれ、羽根車10とポンプ室5の作用により液体の圧力が上昇されて、液体が吐出口13bから吐き出される。本実施形態では、吸込口13aは羽根車10の下方に形成されており、吐出口13bは羽根車10の側方に形成されている。
A
モータ20は、駆動軸24が固定されたロータ26と、ロータ26を取り囲むステータ27とを備えている。ステータ27は、ステータコア27aと、ステータコア27aに巻かれた複数のコイル27bとを備えている。本実施形態では、モータ20は主軸の軸方向と平行に延びている。一実施形態では、モータ20は単相モータであってもよく、他の実施形態では、モータ20は三相モータであってもよい。
The
モータケーシング23は、モータ20を取り囲む筒状のモータフレーム30と、モータフレーム30の一端に接続された第1ブラケット(下部ブラケット)31と、モータフレーム30の他端に接続された第2ブラケット(上部ブラケット)32と、モータフレーム30を挟んでポンプケーシング13の反対側に配置されたモータカバー33とを備えている。
The
本実施形態では、モータフレーム30は主軸の軸方向と平行に延びている。ステータコア27aはモータフレーム30の内面に接触している。これらブラケット31,32はモータ20の両側に配置されている。第1ブラケット31はポンプケーシング13とモータ20との間に配置されており、第2ブラケット32はモータカバー33とモータ20との間に配置されている。モータカバー33は第2ブラケット32の上方に配置されている。
In the present embodiment, the
主軸と第1ブラケット31との間には第1軸受(下部軸受)35が配置されており、主軸と第2ブラケット32との間には第2軸受(上部軸受)36が配置されている。これら軸受35,36は主軸を回転自在に支持している。
A first bearing (lower bearing) 35 is disposed between the main shaft and the
モータケーシング23は、Oリングやガスケットなどのシール部材39を介して液密的にポンプケーシング13に接続されている。したがって、ポンプ装置が液体中に没されても、シール部材39は、液体がポンプケーシング13とモータケーシング23との間から浸入することを防止することができる。第2ブラケット32と、モータカバー33との間には、Oリングやガスケットなどのシール部材40が配置されている。このシール部材40は、液体がモータケーシング23内に浸入することを防止することができる。
The
本実施形態に係るポンプ装置は、ポンプ装置が設置された槽内の水位を検知する水位検知器45と、水位検知器45の水位信号に応じてモータ20の駆動を開始および停止する制御ユニット50とを備えている。
The pump device according to the present embodiment includes a
水位検知器45は、槽内の水位の高さに応じて上下動可能なフロートスイッチ46と、フロートスイッチ46を上下動可能に支持する支柱47とを備えている。フロートスイッチ46は、その内部にスイッチ部を備えており、フロートスイッチ46の位置に基づいて作動するように構成されている。フロートスイッチ46は、スイッチケーブル48を通じて制御ユニット50に接続されている。支柱47は、鉛直方向に延びており、ポンプ部1に接続されている。支柱47はモータ部2に接続されてもよい。
The
フロートスイッチ46は、モータ20の駆動が停止される所定の運転停止水位46aと、モータ20の駆動が開始される所定の運転開始水位46bとを検知する。運転停止水位46aは、運転開始水位46bよりも低い位置にある。さらに、フロートスイッチ46は、所定の異常水位46cを検知する。この異常水位46cは、運転開始水位46bよりも高い位置にある。
The
制御ユニット50は、水位検知器45から送られる検知信号に基づいて、モータ20の駆動を開始し、かつモータ20の駆動を停止するように構成されている。本実施形態では、制御ユニット50は、水位検知器45から送られる検知信号に基づいて、モータ20への電力の供給を遮断する電源遮断装置51を備えている。
The
この電源遮断装置51は、機械式リレーであってもよく、または半導体リレーであってもよい。一実施形態では、制御ユニット50は、モータ20の可変速運転や停止を制御するためのインバータであってもよい。他の実施形態では、制御ユニット50は、インバータではなく、単相モータに使用されるコンデンサを備えてもよい。なお、図1では、電源遮断装置51を備える制御ユニット50が模式的に描かれている。
The power shut-off
ポンプ装置が槽に設置された状態で、槽内の水位が上昇すると、フロートスイッチ46は上昇し、槽内の水位が運転開始水位46bに達すると、フロートスイッチ46はオンとなる。フロートスイッチ46のオン信号を受けた制御ユニット50は、モータ20の駆動を開始する。より具体的には、電力は、制御ユニット50の電源遮断装置51を介して電源からモータ20に供給される。結果として、羽根車10は主軸とともに回転して、槽内の水を移送(排出)する。
When the water level in the tank rises with the pump device installed in the tank, the
槽内の水位が低下すると、フロートスイッチ46は下降し、槽内の水位が運転停止水位46aに達すると、フロートスイッチ46はオフとなる。フロートスイッチ46のオフ信号を受けた制御ユニット50は、モータ20の駆動を停止する。より具体的には、電源遮断装置51は、その作動によりモータ20への電力の供給を遮断する。
When the water level in the tank is lowered, the
運転停止水位46a、運転開始水位46b、および異常水位46cの位置は図1に示す実施形態に限定されない。特に、運転停止水位46aは、ポンプ装置が設置される環境やポンプ装置の性能などの要素に基づいて決定される。運転停止水位46aの位置は、ポンプケーシング13の吸込口13aと同じ高さ、または吸込口13aよりも高い位置にある。運転停止水位46aの位置の詳細は、図4乃至図9を参照しつつ後述する。
The positions of the operation stop
本実施形態では、水位検知器45は、フロートスイッチ式水位検知器であるが、槽内の水位を検知することができれば、特に限定されない。一実施形態では、水位検知器45は、電極式水位検知器または圧力式水位検知器などの接触式水位検知器であってもよい。他の実施形態では、水位検知器45は、非接触式水位検知器であってもよい。非接触式水位検知器の一例として、レーザーを用いたレーザー式水位検知器または超音波を用いた超音波式水位検知器を挙げることができる。水位検知器45が非接触式水位検知器である場合、地上に水位検知器45を配置してもよい。水位検知器45は、地上から槽内の水位を検知し、検知信号を制御ユニット50に送る。
In the present embodiment, the
制御ユニット50を収容する制御ボックス60について説明する。図2は制御ボックス60を示す図である。図2に示すように、制御ユニット50は制御ボックス60内に収容されている。制御ボックス60は、第2ケーシング15に取り付けられており、ポンプケーシング13の側方に配置されている。
The
制御ボックス60は、ポンプケーシング13の側面に取り付けられたボックス本体61と、ボックス本体61のアクセス開口部61aを覆うボックスカバー64とを備えている。アクセス開口部61aは、作業者が制御ユニット50にアクセスすることを許容するための開口であり、主軸の半径方向、すなわち、水平方向を向いて開口している。ボックスカバー64が取り外されると、作業者は、アクセス開口部61aを通じて制御ユニット50にアクセスすることができる。
The
ボックスカバー64は、ねじなどの締結具67によってボックス本体61に取り付けられている。ボックスカバー64とボックス本体61との間には、ガスケットなどのシール部材68が配置されており、このシール部材68をボックスカバー64とボックス本体61との間に配置した状態で、締結具67を締め付けることにより、ボックスカバー64はボックス本体61に液密的に取り付けられる。シール部材68は、液体がボックス本体61とボックスカバー64との間から浸入することを防止することができる。
The
本実施形態では、締結具67は、アクセス開口部61aと平行に、つまり、主軸の半径方向(より具体的には、水平方向)に延びている。したがって、液体は、締結具67の頭部に形成された溝に溜まらず、結果として、締結具67の液体による腐食を防止することができる。
In the present embodiment, the
本実施形態では、ボックス本体61は、第2ケーシング15の側面15aに取り付けられている。より具体的には、第2ケーシング15の側面15aの一部には、主軸の半径方向外側に突出する突出部15bが設けられている。ボックス本体61は、第2ケーシング15の突出部15bに取り付けられている。ボックス本体61と第2ケーシング15の突出部15bとの間には、ガスケットなどのシール部材65が配置されている。シール部材65は、液体が第2ケーシング15とボックス本体61との間から浸入することを防止することができる。一実施形態では、ボックス本体61と第2ケーシング15とは一体成形部材であってもよい。
In the present embodiment, the
ボックス本体61には、リード線71を介して電力を電源(図示しない)からモータ20に供給するケーブル(電源ケーブル)70が接続されている。ボックス本体61の側面には、アクセス開口部61aの上方に位置するケーブル開口部61bが形成されている。ケーブル開口部61bは、主軸の半径方向、すなわち、水平方向を向いて開口している。
A cable (power cable) 70 for supplying power from a power source (not shown) to the
ケーブル70は、ケーブル開口部61bを通じてボックス本体61に接続されており、ケーブル開口部61bを閉塞している。ケーブルの本数は、本実施形態に限定されない。一実施形態では、直入れ始動のために、1つのケーブルが接続されてもよく、他の実施形態では、スターデルタ始動のために、2つのケーブルが接続されてもよい。
The
ケーブル70とボックス本体61との間には、ガスケットなどのシール部材72が配置されており、このシール部材72をボックス本体61とケーブル70との間に配置した状態で、ねじなどの締結具75を締め付けることにより、ケーブル70はボックス本体61に液密的に接続される。シール部材72は、液体がボックス本体61とケーブル70との間から浸入することを防止することができる。
A
本実施形態では、締結具75は、ケーブル開口部61bと平行に、つまり、主軸の半径方向(より具体的には、水平方向)に延びている。したがって、液体は締結具75の頭部に形成された溝には溜まらない。したがって、締結具75は、液体によって腐食せず、ケーブル70が制御ボックス60から脱落することを防止することができる。
In the present embodiment, the
ボックス本体61には、リード線71が通過するリード線開口部61cが形成されている。リード線開口部61cはケーブル開口部61bに対向している。第2ケーシング15には、リード線71が通過するリード線通過孔80が形成されている。リード線通過孔80は、L字状に屈曲しており、第2ケーシング15の側面15a(より具体的には、突出部15b)と第2ケーシング15の上面とで開口している。言い換えれば、リード線通過孔80は、第2ケーシング15の側面側開口と、第2ケーシング15の上面側開口とを有している。
The
リード線通過孔80の側面側開口はリード線開口部61cに対応した位置に配置されており、リード線通過孔80の上面側開口は第1ブラケット31に形成された開口31aに対応した位置に配置されている。第1ブラケット31には、主軸が貫通する貫通孔が形成されており、開口31aはこの貫通穴に隣接して配置されている。
The opening on the side surface of the lead
第2ケーシング15の上面と第1ブラケット31の下面との間には、Oリングなどのシール部材82が配置されている。このシール部材82は、液体がリード線通過孔80に浸入することを防止することができ、さらには、オイル室85(後述する)内に存在する潤滑油がリード線通過孔80に漏洩することを防止することができる。シール部材82は、シール部材39の半径方向内側に配置されている。
A sealing
リード線71は、ケーブル開口部61bを通じて制御ボックス60内の制御ユニット50に接続されている。制御ボックス60内のリード線71は、さらに、リード線開口部61c、リード線通過孔80、および第1ブラケット31の開口31aを通って、モータ20のコイル27bに接続されている。なお、図面の簡略化のために、リード線71の一部の図示は省略されている。
The
一実施形態では、ケーブル70とモータ20のコイル27bとはコネクタを介して接続されてもよい。つまり、コイル27bに接続されたリード線71にコイル側コネクタを設け、ケーブル70に接続されたリード線71にケーブル側コネクタを設けてもよい。これらコネクタを接続することにより、ケーブル70とモータ20とを容易に接続することができ、かつケーブル70を容易に取り外すことができる。したがって、モータ20の交換およびメンテナンスを容易に行うことができる。
In one embodiment, the
制御ボックス60の内部の空気の湿度(水分)による制御ユニット50の誤作動や故障発生を防止するために、制御ボックス60の内部にゴムまたはプラスチックなどの樹脂を配置してもよい。制御ボックス60内の要素の少なくとも一部は樹脂で覆われる。この要素は、制御ユニット50およびリード線71を含む。
In order to prevent malfunction or failure of the
一実施形態では、制御ボックス60の内部全体に樹脂を充填してもよい。他の実施形態では、リード線71の全部または一部を樹脂で覆ってもよい。リード線通過孔80を樹脂で充填してもよい。リード線71を樹脂で覆うことにより、制御ボックス60内の湿度により発生した結露水がリード線71を伝って制御ユニット50に接触することを防止することができる。さらに他の実施形態では、制御ユニット50の全部または一部を樹脂で覆ってもよい。
In one embodiment, the entire interior of the
第2ケーシング15の内部には、潤滑油が貯留され、かつ主軸が貫通するオイル室85が形成されている。このオイル室85は、リード線通過孔80に隣接して配置されている。オイル室85には、ポンプケーシング13内に吸い込まれた液体がオイル室85に浸入することを防止しつつ、オイル室85内の潤滑油が外部に漏洩することを防止する軸封装置86が配置されている。軸封装置86の一例は、メカニカルシールである。なお、潤滑油の図示は省略されている。オイル室85およびリード線通過孔80は、シール部材82によって完全に隔離されており、オイル室85内の潤滑油はリード線通過孔80には漏洩しない。
Inside the
制御ボックス60は、第2ケーシング15から張り出しており、モータ20から離間する方向、より具体的には、下方に向かって延びている。制御ボックス60の下端は、ポンプケーシング13の吸込口13aよりも低い位置に配置されている。制御ユニット50は、ボックス本体61の内面に固定されており、ポンプケーシング13の吸込口13aよりも高い位置に配置されている。
The
制御ボックス60の下端に制御ボックス60を支持する支持部材66が配置されてもよい。一実施形態では、支持部材66は、ボックス本体61とは別個の部材であり、例えば、ゴムなどの弾性部材から構成されている。他の実施形態では、支持部材66は、ボックス本体61と一体的に構成されてもよい。なお、支持部材66は必須の構成要素ではなく、必ずしも設ける必要はない。
A
図3は、ボックス本体61の上面に接続されたケーブル70を示す図である。上述した実施形態では、ケーブル70はボックス本体61の側面に接続されていたが、本実施形態では、ケーブル70はボックス本体61の上面に接続されている。図3では、ケーブル開口部61bは、主軸の軸方向、すなわち、鉛直方向を向いて開口している。本実施形態によれば、ポンプ装置の省スペース化を図ることができる。
FIG. 3 is a diagram showing the
制御ボックス60の配置について説明する。図4乃至図9は、運転停止水位46aと制御ボックス60との位置関係を説明するための図面である。なお、図4乃至図9では、水位検知器45の図示は省略されている。本実施形態では、制御ユニット50を収容する制御ボックス60は、発熱体であるモータ20の上方には配置されておらず、ポンプケーシング13の側方に、かつ、モータ20よりも低い位置に配置されている。したがって、制御ユニット50は、モータ20から発せられる熱の影響を受けない。本実施形態によれば、ポンプ装置の高さを小さくすることができるため、ポンプ装置の重心位置を低くすることができる。したがって、ポンプ装置の転倒をより確実に防止することができる。
The arrangement of the
上述したように、制御ユニット50は、それ自身から発せられる熱の影響を受けて、過熱することがある。そこで、制御ボックス60の少なくとも一部は、運転停止水位46a、すなわち、フロートスイッチ46が運転停止水位46aを検知する位置よりも低い位置に配置されている。槽内の水位が運転停止水位46aまで低下すると、制御ユニット50はモータ20の駆動を停止するため(すなわち、電源遮断装置51によってモータ20への電力の供給が遮断されるため)、運転停止水位46aよりも低い位置に配置された制御ボックス60の少なくとも一部は、常に液体中に浸漬される。
As described above, the
このような配置により、制御ボックス60は液体によって冷却されるため、制御ボックス60を介して制御ユニット50を間接的に冷却することができる。結果として、制御ユニット50の過熱を防止することができ、制御ユニット50の故障やその寿命の短縮を防止することができる。制御ボックス60のみならず、制御ユニット50の少なくとも一部を運転停止水位46aよりも低い位置に配置してもよい。
With such an arrangement, since the
一実施形態では、制御ボックス60は、その外面に形成された少なくとも1つの放熱フィン(図示しない)を備えてもよい。放熱フィンの数は任意に決定することができる。放熱フィンは、ボックス本体61およびボックスカバー64のうちの少なくとも一方に形成されている。このような構成により、制御ボックス60の表面積を増大させることができるため、制御ボックス60を介して制御ユニット50をより効果的に冷却することができる。
In one embodiment, the
図4に示すように、運転停止水位46aは、ポンプケーシング13の吸込口13aと同じ高さに位置してもよい。この場合、フロートスイッチ46が運転停止水位46aまで下降することができるように、支柱47は、吸込口13aと同じ高さ、または吸込口13aよりも低い位置まで延びている。図4では、制御ボックス60の一部は運転停止水位46aよりも低い位置に配置されており、制御ユニット50の全体は運転停止水位46aよりも高い位置に配置されている。
As shown in FIG. 4, the operation stop
図5に示すように、運転停止水位46aは、ポンプケーシング13の吐出口13bと同じ高さに位置してもよい。この場合、制御ボックス60の大部分は運転停止水位46aよりも低い位置に配置されており、制御ユニット50の全体は運転停止水位46aよりも低い位置に配置されている。
As shown in FIG. 5, the operation stop
図6に示すように、運転停止水位46aは、モータ20の下端(すなわち、コイル27bの第1ブラケット側端部)と同じ高さに位置してもよい。図7に示すように、運転停止水位46aは、モータケーシング23(より具体的には、モータフレーム30)のモータ20との接触部位CSの下端と同じ高さに位置してもよい。図8に示すように、運転停止水位46aは、接触部位CSの上端と同じ高さに位置してもよい。一実施形態では、運転停止水位46aは、接触部位CSの上端と下端との間に位置してもよい。
As shown in FIG. 6, the operation stop
図9に示すように、運転停止水位46aは、モータ20の上端(すなわち、コイル27bの第2ブラケット側端部)と同じ高さに位置してもよい。これら図6乃至図9に示す実施形態では、制御ユニット50の全体および制御ボックス60の全体は、運転停止水位46aよりも低い位置に配置されている。
As shown in FIG. 9, the operation stop
仮に、制御ボックス60の全体が運転停止水位46aよりも高い位置にあると、以下の問題が生じうる。つまり、この場合、ポンプ装置の運転が停止されたとき、制御ボックス60の全体は、槽内の水位の上方に位置する。この状態でポンプ装置の運転が開始されると、制御ユニット50の発熱により、制御ボックス60は高温になる。高温の制御ボックス60が槽内の液体中に浸漬されると、制御ボックス60は急激に冷却される。
If the
このように、制御ボックス60の温度が急激に上昇および下降すると、制御ボックス60が金属で構成されている場合、制御ボックス60は熱疲労を起こし、制御ボックス60が樹脂で構成されている場合、制御ボックス60は劣化してしまう。最悪の場合、制御ボックス60が破損してしまうおそれがある。さらに、このような制御ボックス60の急激な温度変化により、制御ボックス60の内部には、結露水が発生しやすくなり、制御ユニット50が誤作動したり、故障したりしてしまうおそれがある。本実施形態では、制御ボックス60の少なくとも一部は、常に液体中に浸漬されているため、制御ボックス60の温度の急激な上昇および下降は防止される。したがって、本実施形態によれば、上述した問題は生じない。
As described above, when the temperature of the
制御ボックス60は、ポリプロピレン(PP)などの樹脂から構成されてもよく、ステンレス鋼などの金属から構成されてもよい。特に、制御ボックス60をステンレス鋼などの熱伝導率の高い材質から構成することにより、制御ユニット50をより効果的に冷却することができる。一実施形態では、ボックス本体61およびボックスカバー64は、それぞれ異なる材質から構成されてもよく、他の実施形態では、ボックス本体61およびボックスカバー64は、同じ材質から構成されてもよい。
The
図10は、ポンプ装置の他の実施形態を示す図である。本実施形態において、上述した実施形態と同一または相当する部材には同一符号を付して重複した説明を省略する。図10に示すように、制御ボックス60のボックス本体61は、モータケーシング23の側面、より具体的には、モータフレーム30の側面30aに取り付けられている。本実施形態では、リード線通過孔80および第1ブラケット31の開口31aは設けられていない。
FIG. 10 is a diagram showing another embodiment of the pump device. In the present embodiment, members that are the same as or correspond to those in the above-described embodiment are assigned the same reference numerals, and redundant descriptions are omitted. As shown in FIG. 10, the
モータフレーム30の側面30aには、主軸の半径方向、すなわち、水平方向を向いて開口するフレーム開口部30bが形成されている。フレーム開口部30bは、ボックス本体61のリード線開口部61cに対応する位置に配置されている。本実施形態では、フレーム開口部30bは、モータフレーム30の接触部位CSの下方に形成されており、制御ユニット50の全体および制御ボックス60の全体はこの接触部位CSよりも低い位置に配置されている。一実施形態では、フレーム開口部30bは、モータフレーム30の接触部位CSの上方に形成されてもよい。制御ボックス60の一部は、モータフレーム30の接触部位CSよりも低い位置に配置されてもよい。制御ユニット50の少なくとも一部は、モータフレーム30の接触部位CSよりも低い位置に配置されてもよい。
A
シール部材65は、モータフレーム30とボックス本体61との間に配置されており、液体がモータフレーム30とボックス本体61との間から浸入することを防止することができる。モータフレーム30とボックス本体61とは一体成形部材であってもよい。
The
制御ボックス60は、モータフレーム30から張り出しており、モータ20から離間する方向、より具体的には、下方に向かって延びている。制御ボックス60の下端は、ポンプケーシング13の吸込口13aよりも低い位置にある。
The
一実施形態では、ポンプ装置は、少なくともポンプケーシング13およびモータケーシング23を樹脂から構成した樹脂ポンプ装置であってもよい。他の実施形態では、ポンプ装置は、少なくともポンプケーシング13およびモータケーシング23を鋳物から構成した鋳物ポンプ装置であってもよい。
In one embodiment, the pump device may be a resin pump device in which at least the
上述した実施形態では、制御ユニット50を収容する制御ボックス60を備えた単一のポンプ装置について説明したが、ポンプ装置は複数のポンプ装置の組み合わせであってもよい。一実施形態では、複数のポンプ装置は、それぞれ、制御ユニット50を収容する制御ボックス60を備えており、自動的に交互に運転される自動交互運転型のポンプ装置である。
In the above-described embodiment, the single pump device including the
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。 Although the embodiment of the present invention has been described so far, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is needless to say that the present invention may be implemented in various different forms within the scope of the technical idea.
1 ポンプ部
2 モータ部
5 ポンプ室
10 羽根車
11 回転軸
13 ポンプケーシング
13a 吸込口
13b 吐出口
14 第1ケーシング
15 第2ケーシング
15a 側面
15b 突出部
16 シール部材
20 モータ
23 モータケーシング
24 駆動軸
26 ロータ
27 ステータ
27a ステータコア
27b コイル
30 モータフレーム
30a 側面
30b フレーム開口部
31 第1ブラケット
31a 開口
32 第2ブラケット
33 モータカバー
35 第1軸受
36 第2軸受
39 シール部材
40 シール部材
45 水位検知器
46 フロートスイッチ
46a 運転停止水位
46b 運転開始水位
46c 異常水位
47 支柱
48 スイッチケーブル
50 制御ユニット
51 電源遮断装置
60 制御ボックス
61 ボックス本体
61a アクセス開口部
61b ケーブル開口部
61c リード線開口部
64 ボックスカバー
65 シール部材
66 支持部材
67 締結具
68 シール部材
70 ケーブル
71 リード線
72 シール部材
75 締結具
80 リード線通過孔
82 シール部材
85 オイル室
86 軸封装置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (5)
前記羽根車が収容されたポンプケーシングと、
前記羽根車が固定された主軸を介して前記羽根車を回転させるモータと、
前記モータが収容され、前記ポンプケーシングに接続されたモータケーシングと、
所定の運転開始水位で前記モータの駆動を開始し、該運転開始水位よりも低い所定の運転停止水位で前記モータの駆動を停止する制御ユニットと、
前記制御ユニットが収容された制御ボックスとを備え、
前記制御ボックスの少なくとも一部は、前記運転停止水位よりも低い位置に配置されていることを特徴とする水中ポンプ装置。 Impeller,
A pump casing containing the impeller,
A motor for rotating the impeller via a main shaft to which the impeller is fixed;
A motor casing in which the motor is housed and connected to the pump casing;
A control unit that starts driving the motor at a predetermined operation start water level and stops driving the motor at a predetermined operation stop water level lower than the operation start water level;
A control box containing the control unit;
At least a part of the control box is disposed at a position lower than the operation stop water level.
前記ポンプケーシングの側面または前記モータケーシングの側面に取り付けられたボックス本体と、
前記ボックス本体に形成された開口を覆うボックスカバーとを備えており、
前記制御ユニットは、前記ボックス本体の内面に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水中ポンプ装置。 The control box is
A box body attached to a side surface of the pump casing or a side surface of the motor casing;
A box cover covering an opening formed in the box body,
The submersible pump device according to any one of claims 1 to 3, wherein the control unit is fixed to an inner surface of the box body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131807A JP2019015204A (en) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | Submersible pump device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131807A JP2019015204A (en) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | Submersible pump device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019015204A true JP2019015204A (en) | 2019-01-31 |
Family
ID=65358337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017131807A Pending JP2019015204A (en) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | Submersible pump device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019015204A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021060031A (en) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 株式会社鶴見製作所 | Submerged pump |
WO2022254781A1 (en) | 2021-06-04 | 2022-12-08 | 株式会社荏原製作所 | Underwater motor pump |
-
2017
- 2017-07-05 JP JP2017131807A patent/JP2019015204A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021060031A (en) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 株式会社鶴見製作所 | Submerged pump |
JP7302421B2 (en) | 2019-10-09 | 2023-07-04 | 株式会社鶴見製作所 | underwater pump |
WO2022254781A1 (en) | 2021-06-04 | 2022-12-08 | 株式会社荏原製作所 | Underwater motor pump |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6082476B2 (en) | Cooling configuration of liquid pump | |
US9964112B2 (en) | Molecular pump | |
US6364620B1 (en) | Submersible pump containing two levels of moisture sensors | |
US3041976A (en) | Motor pump construction | |
US20150097450A1 (en) | System and method for cooling an electric motor | |
US9297386B2 (en) | Cooling systems for submersible pumps | |
BRPI0811221B1 (en) | underwater compressor system for offshore use | |
KR101784909B1 (en) | Apparatus for cooling submerged motor pump | |
JP2019015204A (en) | Submersible pump device | |
KR101124078B1 (en) | Submerged motor pump with surveillance camera | |
KR20190095263A (en) | Vacuum pump and control device provided in the vacuum pump | |
KR200433323Y1 (en) | A waterproof-type motor pump for self-cooling | |
JP2018059497A (en) | Motor pump and drain facility including the same | |
KR100968384B1 (en) | Underwater motor pump | |
JP6157302B2 (en) | Motor cooling device for vertical electric pump | |
JPH11294372A (en) | Device for submersible machine | |
US3539849A (en) | Submersible motor for submersible pump | |
KR101444703B1 (en) | A small electric boiler equipped with a liquid circulation pump to be installed separate additional work | |
JPH1175345A (en) | Submergible pump | |
JP2015146716A (en) | Pump and waterproof motor | |
JP2021095849A (en) | Submerged pump device | |
JP2004218576A (en) | Water immersion detecting mechanism of vertical submerged electrically driven pump | |
JP2015142437A (en) | motor | |
JP2020020336A (en) | Water supply device | |
JP7108561B2 (en) | pump equipment |