JP2019011851A - Retainer for thrust roller bearing - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スラストころ軸受用保持器に関する。 The present invention relates to a cage for a thrust roller bearing.
スラストころ軸受は、放射状に配置された複数の円柱状のころを備え、例えば車両のトランスミッションにおいて非回転部材と回転部材との間に介挿され、回転軸方向のスラスト力を受けながら回転部材の回転を円滑にするために用いられる。 The thrust roller bearing includes a plurality of cylindrical rollers arranged radially, and is inserted between a non-rotating member and a rotating member in a vehicle transmission, for example, and receives the thrust force in the direction of the rotating shaft while receiving the thrust force of the rotating member. Used for smooth rotation.
特許文献1に記載のスラストころ軸受は、放射状に配置された複数のころを転動可能に保持する複数の保持孔を有する環状のスラストころ軸受用保持器と、軸方向においてスラストころ軸受用保持器を挟み込むように配置され、複数のころが転動する軌道面が形成された一対の軌道部材(レース)と、を有している。スラストころ軸受用保持器は、保持孔内に突出する複数のころ止め部を有しており、このころ止め部によりころを保持孔内に保持している。
The thrust roller bearing described in
ところで、スラストころ軸受では、ころとレースとの間に潤滑油を供給することで、ころやレースの摩耗、及びレースのはく離を抑制している。しかしながら、使用状態によっては、上述のころ止め部によりころの周囲の潤滑油が掻き取られてしまい、摩耗やはく離が早期に発生してしまう場合があった。 By the way, in the thrust roller bearing, the lubricating oil is supplied between the roller and the race to suppress the wear of the roller and the race and the separation of the race. However, depending on the state of use, the above-described roller stopper may scrape off the lubricating oil around the roller, causing wear and separation to occur early.
そこで本発明は、スラストころ軸受の早期摩耗及びはく離を抑制可能なスラストころ軸受用保持器を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a thrust roller bearing retainer capable of suppressing early wear and separation of the thrust roller bearing.
上記課題を解決するため本発明は、放射状に配置された複数のころを転動可能に保持する複数の保持孔を有する環状のスラストころ軸受用保持器であって、前記複数の保持孔の外側に形成された外側円環部と、前記保持孔の内側に形成された内側円環部と、前記外側円環部と前記内側円環部とを径方向に連結する複数の柱部と、前記複数の柱部から周方向に突出し、前記ころを前記保持孔内に保持するための複数のころ止め部と、を有し、少なくとも前記各保持孔において最も径方向外方に配置された前記ころ止め部には、当該ころ止め部で掻き取られた潤滑油を軸方向に通すための流路が設けられている、スラストころ軸受用保持器を提供する。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides an annular thrust roller bearing retainer having a plurality of holding holes for rotatably holding a plurality of radially arranged rollers, the outer sides of the plurality of holding holes. An outer ring part formed on the inner ring part formed inside the holding hole, a plurality of column parts that connect the outer ring part and the inner ring part in a radial direction, and A plurality of roller stoppers protruding in a circumferential direction from a plurality of pillars and holding the rollers in the holding holes, and disposed at least radially outward in each holding hole A thrust roller bearing retainer is provided in which the stopper is provided with a flow path for allowing the lubricating oil scraped off by the roller stopper to pass in the axial direction.
本発明によれば、スラストころ軸受の早期摩耗及びはく離を抑制可能なスラストころ軸受用保持器を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the retainer for thrust roller bearings which can suppress the early wear and peeling of a thrust roller bearing can be provided.
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
[Embodiment]
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, although embodiment described below is shown as a suitable specific example in implementing this invention, although there are some parts which have illustrated various technical matters that are technically preferable. The technical scope of the present invention is not limited to this specific embodiment.
(スラストころ軸受1の全体構成)
図1は、本実施の形態に係るスラストころ軸受用保持器を用いたスラストころ軸受を示す図であり、(a)は回転軸Oを含む平面で切断した断面図、(b)はその一部拡大図である。
(Overall configuration of thrust roller bearing 1)
FIG. 1 is a view showing a thrust roller bearing using a thrust roller bearing retainer according to the present embodiment. FIG. 1 (a) is a cross-sectional view taken along a plane including the rotating shaft O, and FIG. FIG.
スラストころ軸受1は、放射状に配置された複数の円柱状のころ5と、複数のころ5を転動可能に保持する環状のスラストころ軸受用保持器(以下、単に保持器という)4と、保持器4の軸方向における一側に配置され、複数のころ5が転動する第1軌道面2aが形成された環状の第1軌道部材としてのアウタレース2と、保持器4の軸方向における他側に配置され、複数のころ5が転動する第2軌道面3aが形成された環状の第2軌道部材としてのインナレース3と、を備えている。
The thrust roller bearing 1 includes a plurality of
このスラストころ軸受1は、例えば車両のトランスミッションに用いられ、インナレース3の内周側に挿通された軸状の回転部材と、アウタレース2に面したトランスミッションハウジングの支持部との間に介挿され、保持器4に保持された複数のころ5の転動により、軸方向のスラスト力を受けながら回転部材の回転を円滑にする。
The thrust roller bearing 1 is used, for example, in a transmission of a vehicle, and is inserted between a shaft-like rotating member inserted through the inner peripheral side of the
(アウタレース2の説明)
図2は、アウタレース2のインナレース3側から見た平面図である。
(Description of outer race 2)
FIG. 2 is a plan view of the
アウタレース2は、鋼板等の金属からなり、複数のころ5が転動する第1軌道面2aが形成された環状の第1軌道部21と、第1軌道部21の外周端から第1軌道面2aに直交して延出された短円筒状の外周壁部22と、を一体に有している。外周壁部22の先端側(軌道面2aとは反対側)の端部には、係止部としての複数の係止突起23が設けられている。第1軌道面2aは、回転軸Oに対して直交する平面上にあり、後述するインナレース3の第2軌道面3aに対向して配置される。
The
複数の係止突起23は、アウタレース2の外周側の縁部における複数箇所に設けられ、外周壁部22の内周面22aから径方向内側に向かって突出している。複数の係止突起23は、保持器4を係止して軌道面2aから離間する方向の保持器4の移動を規制する。それぞれの係止突起23は、例えばステーキング(かしめ)によって、外周壁部22の先端側の端部を内側に屈曲して形成されている。
The plurality of
本実施の形態では、4つの係止突起23をアウタレース2の周方向に沿って等間隔(90°ごと)に設けているが、係止突起23の数はこれに限定されるものではない。なお、係止突起23のそれぞれの形状及び突出量は共通である。保持器4がアウタレース2に対して第1軌道面2aから離間する方向に移動すると、保持器4の外周側の端部が係止突起23に当接し、保持器4のアウタレース2に対するさらなる軸方向の移動が抑止される。
In the present embodiment, the four
(インナレース3の説明)
図3は、インナレース3をアウタレース2側から見た平面図である。
(Explanation of inner race 3)
FIG. 3 is a plan view of the
インナレース3は、鋼板等の金属からなり、複数のころ5が転動する第2軌道面3aが形成された環状の第2軌道部31と、第2軌道部31の内周端から第2軌道面3aに直交して延出された短円筒状の内周壁部32と、を一体に有している。内周壁部32の先端側(軌道面3aとは反対側)の端部には、係止部としての複数の係止突起33が設けられている。第2軌道面3aは、アウタレース2の第1軌道面2aに平行となるように対向して配置される。
The
複数の係止突起33は、インナレース3の内周側の縁部における複数箇所に設けられ、内周壁部32の外周面32aから径方向外側に向かって突出している。複数の係止突起33は、保持器4を係止して軌道面3aから離間する方向の保持器4の移動を規制する。それぞれの係止突起33は、例えばステーキング(かしめ)によって、内周壁部32の先端側の端部を外側に屈曲して形成されている。
The plurality of
本実施の形態では、4つの係止突起33をインナレース3の周方向に沿って等間隔(90°ごと)に設けているが、係止突起33の数はこれに限定されるものではない。なお、係止突起23のそれぞれの形状及び突出量は共通である。保持器4がインナレース3に対して第2軌道面3aから離間する方向に移動すると、保持器4の内周側の端部が係止突起33に当接し、保持器4のインナレース3に対するさらなる軸方向の移動が抑止される。
In the present embodiment, the four
(保持器4の説明)
図4は、保持器4を示す図であり、(a)はインナレース3側から見た平面図、(b)はそのA部拡大図である。図5(a)は、図4(b)のB−B線断面図であり、図5(b)は図4(b)のC部拡大図である。
(Description of cage 4)
4A and 4B are views showing the
保持器4は、複数のころ5を保持する複数の保持孔4aの外側に形成された外側円環部41と、保持孔4aの内側に形成された内側円環部42と、外側円環部41と内側円環部42とを径方向に連結する複数の柱部43とを一体に備える。外側円環部41及び内側円環部42は同心状に形成されて対をなし、柱部43と共に保持孔4aを形成する。保持孔4aは、保持器4の径方向に沿って長辺が延び、保持器4を厚さ方向(軸方向)貫通する長方形状の貫通孔である。
The
保持器4には、放射状に配置された複数のころ5を転動可能に保持するように、複数のころ5と同数の複数(本実施の形態では39個)の保持孔4aが放射状に形成されている。
The
保持器4は、柱部43から周方向に突出し、ころ5を保持孔4a内に保持するための複数のころ止め部6を有している。なお、図4(a)では図の簡略化のためころ止め部6を省略して示している。ころ止め部6は、各柱部43から保持孔4a内に突出するように形成されている。
The
本実施の形態では、柱部43は、その径方向における中央部を軸方向に凹む凹状に折り曲げた形状に形成されており、その径方向における両端部と中央部とから、保持孔4aの短辺方向に沿って保持孔4a内へと突出するようにころ止め部6が形成されている。各保持孔4aには合計6つのころ止め部6が設けられており、1つのころ5が6箇所のころ止め部6により保持されている。
In the present embodiment, the
以下、柱部43の径方向内方の端部に設けられたころ止め部6を内側ころ止め部6a、柱部43の径方向における中央部に設けられたころ止め部6を中央ころ止め部6b、柱部43の径方向外方の端部に設けられたころ止め部6を外側ころ止め部6cと呼称する。内側ころ止め部6aと外側ころ止め部6cとは、インナレース3の第2軌道面3a近傍に位置しており、保持器4に対するころ5の第2軌道面3a側への相対的移動を規制する。中央ころ止め部6bは、アウタレース2の第1軌道面2aの近傍に位置しており、保持器4に対するころ5の第1軌道面2a側への相対的移動を規制する。
Hereinafter, the
ころ止め部6はころ5を保持器4に保持するために必須のものであるが、このころ止め部6によりころ5の周囲の潤滑油が掻き取られてしまい、摩耗が発生してしまうおそれが生じる。スラストころ軸受1では、構造上ころ5の内径側と外径側とで転走距離が異なり、ころが自転しつつ滑りながら公転することになるが、この滑りが大きくなる径方向外側の部分においては、特に潤滑油の不足による摩耗等の影響が大きくなる。なお、ころ止め部6を小さくすることでころ止め部6により掻き取られる潤滑油を少なくすることも考えられるが、ころ止め部6を小さくし過ぎると、ころ5の保持孔4aの挿入時にころ止め部6が破損しやすくなり、ころ5の保持力が十分に得られずころ5が傾きやすくなる等の不具合が生じる。
The
そこで、本実施の形態に係る保持器4では、少なくとも各保持孔4aにおいて最も径方向外方に配置されたころ止め部6(ここでは外側ころ止め部6c)に、当該ころ止め部6で掻き取られた潤滑油を軸方向に通すための流路7が設けられている。摩耗等をより抑えるという観点からは、全てのころ止め部6a〜6cに流路7を設けことが好ましい。本実施の形態では、全てのころ止め部6a〜6cに流路7を設けた。なお、流路7は、潤滑油を軸方向に通すことができる形状となっていればよく、軸方向に沿って形成されていなくてもよい。つまり、流路7は、軸方向に対して傾いて形成されていてもよい。
Therefore, in the
流路7は、ころ止め部6の表面に形成された溝である油溝71を含んでいる。油溝71は、保持孔4aの短辺方向に沿って延びるように形成されており、ころ止め部6におけるころ5と接触する部分を通るように形成されている。油溝71を形成することにより、ころ止め部6の油溝71を形成していない部分である凸部72で掻き取られた潤滑油が、図5(a)に破線矢印Dで示すように、ころ5の自転による力を受け油溝71を通ってころ5とレース2,3間に再供給されることになる。また、油溝71を形成することにより、ころ止め部6の凸部72のみがころ5に接触することになり、ころ止め部6におけるころ5に接触する幅を小さくすることができる。その結果、ころ止め部6により掻き取られる潤滑油を少なくすることが可能になる。ここでは、中央ころ止め部6bに5本の油溝71を形成した場合を示しているが、油溝71の本数はこれに限定されず、4本以下あるいは6本以上であってもよい。また、油溝71は、保持孔4aの短辺方向に対して多少傾いて形成されていてもよい。
The flow path 7 includes an
また、流路7は、ころ止め部6を軸方向に貫通する貫通孔である通油孔73を含んでいる。通油孔73は、軸方向に対して傾斜して形成されており、軌道面2a,3aに近づくほどころ5側に近づくように傾斜して形成されている。ただし、通油孔73の延びる方向は特に限定するものではなく、通油孔73は、例えば軸方向に平行に形成されていてもよい。また、ころ止め部6の突出長が小さい場合には、通油孔73の一部が柱部43を通るように形成されていてもよい。さらに、本実施の形態では各ころ止め部6に1つの通油孔73を形成したが、各ころ止め部6に形成する通油孔73の数はこれに限定されず、複数の通油孔73を形成してもよい。
The flow path 7 includes an
通油孔73を形成することにより、油溝71間の凸部72で掻き取られた潤滑油が、図5(a)に破線矢印Eで示すように、ころ5の自転による力を受け通油孔73を通ってころ5とレース2,3間に再供給されることになる。
By forming the
本実施の形態では、各ころ止め部6a〜6cに油溝71と通油孔73とを設けたが、各ころ止め部6a〜6cに、油溝71と通油孔73のどちらか一方が形成されていればよい。例えば、比較的幅広の中央ころ止め部6bに油溝71と通油孔73の両方を設け、内側ころ止め部6aと外側ころ止め部6cには油溝71のみを設けてもよい。
In the present embodiment, each of the roller stoppers 6a to 6c is provided with the
本実施の形態では、インナレース3側に設けられた内側ころ止め部6a及び外側ころ止め部6cと、アウタレース2側に設けられた中央ころ止め部6bとが、径方向位置(ころ5の軸方向に沿った位置)をずらして形成されており、保持器4の軸方向中心に対して非対称にころ止め部6が配置されている。これにより、ころ5の同じ軸方向位置に配置されているころ止め部6の数を少なくでき、ころ止め部6による潤滑油掻き取りの影響をより抑制することが可能となる。
In the present embodiment, an inner roller stopper 6a and an outer roller stopper 6c provided on the
保持器4は、ころ止め部6に油溝71や通油孔73が形成された複雑な形状となっているため、形状の自由度が高い樹脂製のものを用いることが望ましい。保持器4に用いる樹脂としては、自己潤滑性を有するものを用いることが望ましい。保持器4に好適な樹脂としては、例えば6,6−ナイロンが挙げられる。通油孔73は、樹脂成形後にドリル等で穿孔することにより形成されてもよい。
Since the
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、ころ止め部6に流路7を設けることで、ころ止め部6で掻き取られた潤滑油を流路7を通してころ5に再供給することが可能になる。その結果、潤滑油の不足(油膜切れ)によるころ5とレース2,3の金属接触が抑制されることになり、スラストころ軸受1の早期摩耗及びはく離を抑制して、長寿命なスラストころ軸受1を実現できる。
(Operation and effect of the embodiment)
According to the embodiment described above, the flow path 7 is provided in the
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on embodiment, these embodiment does not limit the invention which concerns on a claim. In addition, it should be noted that not all the combinations of features described in the embodiments are essential to the means for solving the problems of the invention.
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。 Further, the present invention can be appropriately modified and implemented without departing from the spirit of the present invention.
1…スラストころ軸受
4…保持器(スラストころ軸受用保持器)
4a…保持孔
41…外側円環部
42…内側円環部
43…柱部
5…ころ
6…ころ止め部
7…流路
71…油溝(溝)
73…通油孔(貫通孔)
DESCRIPTION OF
4a ... Holding
73. Oil passage hole (through hole)
Claims (3)
前記複数の保持孔の外側に形成された外側円環部と、
前記保持孔の内側に形成された内側円環部と、
前記外側円環部と前記内側円環部とを径方向に連結する複数の柱部と、
前記複数の柱部から周方向に突出し、前記ころを前記保持孔内に保持するための複数のころ止め部と、を有し、
少なくとも前記各保持孔において最も径方向外方に配置された前記ころ止め部には、当該ころ止め部で掻き取られた潤滑油を軸方向に通すための流路が設けられている、
スラストころ軸受用保持器。 An annular thrust roller bearing retainer having a plurality of holding holes that hold a plurality of radially arranged rollers in a rollable manner,
An outer annular portion formed outside the plurality of holding holes;
An inner ring formed inside the holding hole;
A plurality of pillars connecting the outer ring part and the inner ring part in a radial direction;
A plurality of roller stoppers protruding in the circumferential direction from the plurality of pillars, and holding the rollers in the holding holes;
The roller stopper disposed at least radially outward in each holding hole is provided with a flow path for passing the lubricating oil scraped off by the roller stopper in the axial direction.
Thrust roller bearing cage.
請求項1に記載のスラストころ軸受用保持器。 The flow path includes a groove formed in the surface of the roller stopper.
The cage for a thrust roller bearing according to claim 1.
請求項1または2に記載のスラストころ軸受用保持器。 The flow path includes a through hole penetrating the roller stopper in the axial direction.
The thrust roller bearing retainer according to claim 1 or 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017130064A JP2019011851A (en) | 2017-07-03 | 2017-07-03 | Retainer for thrust roller bearing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017130064A JP2019011851A (en) | 2017-07-03 | 2017-07-03 | Retainer for thrust roller bearing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019011851A true JP2019011851A (en) | 2019-01-24 |
Family
ID=65226790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017130064A Pending JP2019011851A (en) | 2017-07-03 | 2017-07-03 | Retainer for thrust roller bearing |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019011851A (en) |
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2017
- 2017-07-03 JP JP2017130064A patent/JP2019011851A/en active Pending
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