JP2019003427A - 監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】連絡がより適切な連絡先に行われるようにすることができる監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の監視端末装置は、位置情報取得部と、表示制御部と、を持つ。位置情報取得部は、予め登録された端末の位置情報を取得する。表示制御部は、前記位置情報を表示部に表示させる。前記表示制御部は、前記表示部に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報の選択が行われた端末との通信手段の選択肢を前記表示部にさらに表示させる。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
プラント等の施設を監視するオペレータは、監視対象の施設において異常が検知された場合に、点検員に連絡を取り、施設の状態確認を依頼することがある。しかしながら、従来の監視運用では、連絡した点検員が確認対象の施設の近くにいない場合や、点検員への連絡に時間を要してしまう場合があった。そのため、従来の監視運用では、点検員への連絡を必ずしも適切に行えない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、より適切な連絡先に対して連絡が行われるようにすることができる監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の監視端末装置は、位置情報取得部と、表示制御部と、を持つ。位置情報取得部は、予め登録された端末の位置情報を取得する。表示制御部は、前記位置情報を表示部に表示させる。前記表示制御部は、前記表示部に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報の選択が行われた端末との通信手段の選択肢を前記表示部にさらに表示させる。
以下、実施形態の監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のプラント監視システム100のシステム構成例を示す図である。プラント監視システム100は、監視対象のプラントPLを遠隔監視するシステムである。プラント監視システム100は、ネットワークNやルータR等を介して、プラントPLを制御するプラント制御システムSと通信可能に構成される。プラント監視システム100は、プラント情報サーバ1、ウェブサーバ2及び監視端末装置3を備え、LAN(Local Area Network)を介して互いに通信可能に構成される。
図1は、第1の実施形態のプラント監視システム100のシステム構成例を示す図である。プラント監視システム100は、監視対象のプラントPLを遠隔監視するシステムである。プラント監視システム100は、ネットワークNやルータR等を介して、プラントPLを制御するプラント制御システムSと通信可能に構成される。プラント監視システム100は、プラント情報サーバ1、ウェブサーバ2及び監視端末装置3を備え、LAN(Local Area Network)を介して互いに通信可能に構成される。
プラント情報サーバ1は、プラント制御システムSからプラントPLの運用状態を示す情報(以下「プラント情報」という。)を取得して記憶するサーバである。プラント情報サーバ1は、自身が記憶するプラント情報を、LANを介してウェブサーバ2に提供可能である。
ウェブサーバ2は、プラント情報サーバ1が記憶するプラント情報を要求に応じて監視端末装置3に提供する機能を有する。例えば、ウェブサーバ2は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)サーバとしての機能を有し、監視端末装置3からHTTPリクエストを受信する。ウェブサーバ2は、HTTPリクエストの受信に応じてプラント情報サーバ1からリクエストに応じたプラント情報を取得し、取得したプラント情報を示すHTTPレスポンスを監視端末装置3に応答する。
監視端末装置3は、プラントPLのオペレータが行う監視業務を支援する端末である。監視端末装置3は、ウェブサーバ2からプラント情報を取得して表示する機能を有する。また、監視端末装置3は、プラントPLの点検員に対する一以上の連絡手段(通信手段の一例)を有し、これらの連絡手段によるオペレータの連絡動作を支援する機能を有する。
例えば、監視端末装置3には、点検員への連絡手段の一つとして電話機32が接続される。この場合、オペレータは、監視端末装置3に表示された内容に基づいて連絡先の点検員を特定し、特定した点検員と電話機32で通話するための操作を監視端末装置3に入力する。監視端末装置3は、この入力に応じて電話機32を制御し、当該点検員が使用する端末(以下「連絡先端末」という。)に対して呼接続を行う。
ここで、連絡先端末は、監視端末装置3が有する各連絡手段による接続を受け付けることが可能であればどのような端末を用いて構成されてもよい。例えば、図1には、ネットワークNを介して通信可能なPC(Personal Computer)端末4−1と、無線基地局BSを介して通信可能なスマートフォンやタブレット、携帯電話等のモバイル端末4−2とが、連絡先端末の一例として示されている。以下、特に区別する必要がない限り、PC端末4−1及びモバイル端末4−2を連絡先端末4と記載する。
なお、図1には、プラント情報を記憶する機能、プラント情報を提供する機能、及びプラント情報の表示を行う機能の各機能がそれぞれ別の装置(プラント情報サーバ1、ウェブサーバ2及び監視端末装置3)によって実現される例を示したが、各機能の一部又は全部は一つの装置によって実現されてもよい。
図2は、第1の実施形態の監視端末装置3の機能構成の具体例を示す図である。監視端末装置3は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。監視端末装置3は、プログラムの実行によって通信部301、表示部302、入力部303、記憶部304、位置情報取得部305、プラント情報取得部306、メール送信部307、電話機制御部308、表示制御部309及び連絡処理部310を備える装置として機能する。なお、監視端末装置3の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部301は、自装置をLANに接続する通信インタフェースを含んで構成される。通信部301は、LANを介してウェブサーバ2と通信し、ネットワークNを介して連絡先端末4と通信する。
表示部302は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を含んで構成される。又は、表示部302は、これらの表示装置を自装置に接続するインタフェースとして構成されてもよい。表示部302は、プラント情報を所定の態様で表示する。
入力部303は、マウスやキーボード、タッチパネル等の入力装置を含んで構成される。又は、入力部303は、これらの入力装置を自装置に接続するインタフェースとして構成されてもよい。入力部303は、自装置に対する情報の入力を受け付ける。入力部303は、入力情報を表示制御部309に出力する。
記憶部304は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部304は位置情報、連絡先端末情報及びプラント情報を記憶する。位置情報は、連絡先端末4の位置を示す情報である。連絡先端末情報は、連絡先端末4に関する情報である。連絡先端末情報には、各点検員が所持する連絡先端末4の識別情報と、各種連絡手段に応じた各端末の識別情報とが含まれる。
位置情報取得部305は、各連絡先端末4の位置情報を取得する。位置情報は、連絡先端末4の位置を所望の精度で特定可能な情報であればどのような情報であってもよい。例えば、位置情報は、GPS(Global Positioning System)を用いて取得されてもよい。また、連絡先端末4と通信する装置の位置を示す情報が位置情報として取得されてもよい。位置情報取得部305は、取得した位置情報を記憶部304に出力する。
プラント情報取得部306はプラント情報を取得する。図1では、プラント情報取得部306がウェブサーバ2からプラント情報を取得する例を示したが、プラント情報は他のどのような方法で取得されてもよい。例えば、プラント情報取得部306はプラント情報サーバ1からプラント情報を取得してもよいし、プラント制御システムSからプラント情報を取得してもよい。プラント情報取得部306は、取得したプラント情報を記憶部304に出力する。
メール送信部307は、指定された宛先のメールアドレス宛てに電子メールを送信する機能を有する。送信先のメールアドレスは連絡処理部310によって指定される。
電話機制御部308は、電話機32を自装置に接続するインタフェースを備えて構成される。電話機制御部308は、連絡処理部310の指示に応じて電話機32の発信動作を制御する機能する。具体的には、電話機制御部308は、電話機32に対して連絡処理部310から通知された電話番号に対する発信を行わせる。制御対象の電話機32は、アナログ回線を介して通話先の電話機に接続するものであってもよいし、インターネット等のデータ通信回線を介して接続するもの(例えばIP電話など)であってもよい。
表示制御部309は、表示部302によるプラント情報の表示を制御する機能を有する。具体的には、表示制御部309は、プラント情報に基づいてプラント情報を所定の態様で表示部302に表示させるための情報(以下「表示情報」という。)を生成し、生成した表示情報を表示部302に出力する。表示制御部309は、表示対象のプラント情報の変更や更新等に応じて表示情報を更新する。
なお、表示制御部309は、表示内容に関する情報入力操作を受け付けるように構成される。例えば、表示部302に連絡先の候補となる複数の点検員が表示されている場合、表示制御部309は入力部303を介していずれかの点検員を選択する操作の入力を受け付けるように構成される。この場合、表示制御部309は、選択された点検員を示す情報を連絡処理部310に出力する。
また、例えば、表示部302に地図が表示されている場合、表示制御部309は地図上の任意の地点を選択する操作の入力を受け付けるように構成されてもよい。表示制御部309は、入力情報に基づく任意の処理を行ってもよいし、入力情報を他の機能部に出力してもよい。入力情報に基づく処理は、表示情報を生成又は更新する処理であってもよい。
連絡処理部310は、予め登録された点検員に対する連絡に関する処理(以下「連絡処理」という。)を行う。具体的には、連絡処理部310は、表示制御部309から連絡処理の実行指示を示す情報(以下「指示情報」という。)を受信する。指示情報には、連絡先の点検員及びその連絡手段を示す情報が含まれる。連絡処理部310は、受信した指示情報に基づいて連絡先に指定された点検員及びその連絡手段を識別し、指定された連絡手段に対して、指定された点検員に対する連絡動作を行わせる。
図3は、第1の実施形態における連絡先端末情報の具体例を示す図である。例えば、本実施形態における連絡先端末情報は図3に示す連絡先端末情報テーブルとして記憶部304に記憶される。連絡先端末情報テーブルは、端末IDごとのレコードを持つ。各レコードは、端末ID、点検員ID、電話番号及びメールアドレスの各値を持つ。端末IDの値は、各連絡先端末4の識別情報を表す。点検員IDの値は、端末IDによって識別される連絡先端末4に対応づけられた点検員の識別情報を表す。電話番号の値は、端末IDによって識別される連絡先端末4に通話発信する場合に指定する電話番号を表す。メールアドレスの値は、端末IDによって識別される連絡先端末4にメールを送信する場合に指定するメールアドレスを表す。
図4は、第1の実施形態の監視端末装置3が位置情報画面を表示する処理の流れを示すフローチャートである。まず、位置情報取得部305が、各連絡先端末4から各端末の位置情報を取得する(ステップS101)。位置情報取得部305は、取得した各連絡先端末4の位置情報を記憶部304に記憶させる。
続いて、表示制御部309が、取得された各連絡先端末4の位置情報に基づいて、表示部302に位置情報画面を表示させるための表示情報を生成する(ステップS102)。そして、表示制御部309は、生成した表示情報を表示部302に出力する(ステップS103)。
図5は、第1の実施形態において表示部302に表示される位置情報画面の具体例を示す図である。例えば、図5に示す位置情報画面は、地図部M5と設定画面表示ボタンB51とを有する。この例では、監視対象のプラントPL及びプラントPLの点検員の位置情報は地図部M5に表示される。図5は、プラントPLの位置情報がアイコンP51によって示され、点検員の位置情報がアイコンP52、P53及びP54によって示された例である。このように、プラントPL及び点検員の位置情報が地図上に重畳して表示されることにより、オペレータはプラントPLに近い点検員を視覚的に容易に識別することが可能となる。
この場合、表示制御部309は、各連絡先端末4の位置情報、プラントPLの位置情報、及び各位置情報を表示させる地図を示す地図情報に基づいて表示情報を生成する。プラントPLの位置情報及び地図情報は、予め記憶部304に記憶されていてもよいし、これらの情報を持つ他の装置から通信部301を介して取得されてもよい。また、表示制御部309は、各点検員の位置の変化や、位置情報画面の表示内容に対する選択や情報入力等の操作に応じて表示情報を更新する。
なお、位置情報は必ずしも地図上に表示される必要はない。位置情報は、テキスト形式で表示されてもよい。また、位置情報は、他の情報とともに表示されてもよい。例えば、位置情報は、位置を示す対象の属性情報とともに表示されてもよい。例えば、図5は、位置を示す対象がプラントPL又は点検員のいずれであるかという属性情報が、位置情報を示す表示のパターンで示された例である。属性情報は、表示の色や形状、大きさ等の違いによって表されてもよいし、ポップアップ等によって表されてもよい。また、属性情報は、連絡先端末4の通信状態を示す情報であってもよい。これらの属性情報は、位置情報の表示態様の違いによって表されても良い。
また、例えば、表示制御部309は、各位置情報の表示を選択する操作が入力された場合、選択された位置情報の対象に関する情報が表示されるように表示情報を更新してもよい。また、例えば、表示制御部309は、設定画面表示ボタンB51を押下する操作が入力された場合、表示部302に連絡先情報の登録画面が表示されるように表示情報を更新してもよい。
図6は、第1の実施形態における連絡先情報の登録画面の具体例を示す図である。図6に示すダイアログボックスD6は登録画面の一例であり、登録可能な点検員(又は連絡先端末4)ごとの入力領域(図ではA61及びA62)が表示される。この場合、表示制御部309は、連絡先端末情報テーブルに登録されている情報に基づいて表示情報を生成する。表示制御部309は、電話番号又はメールアドレスのいずれか一方又は両方が登録されていない点検員についての入力領域が表示されるように表示情報を生成してもよいし、登録されている全点検員についての入力領域が表示されるように表示情報を生成してもよい。また、各点検員の入力領域には、既に登録済みの情報が表示されてもよいし、表示される登録済みの情報は、ユーザ(例えばオペレータ)の入力情報に基づいて更新されてもよい。
表示制御部309は、各領域に対する入力情報を、入力部303を介して取得し、取得した入力情報を連絡処理部310に出力する。連絡処理部310は、表示制御部309から出力された情報に基づいて連絡先端末情報を更新する。このような処理により、ユーザは、登録画面を介して連絡先情報の登録、変更又は削除等を行うことができる。
なお、各入力領域には、連絡先情報(電話番号及びメールアドレス等)の入力欄の他、各点検員に関する他の情報が付加的に表示されてもよい。例えば、図6に示すように、各入力領域には、対応する連絡先端末4と監視端末装置3との接続状態(通信状態の一例)を示す情報が表示されてもよい。図6は、点検員Aが所持する連絡先端末4の接続状態が正常であり、点検員Bが所持する連絡先端末4の接続状態が異常である場合の例を示している。
図7は、第1の実施形態の監視端末装置3が実行する連絡処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、連絡処理の開始時において、表示部302に位置情報画面が表示されている状況を想定する。まず、表示制御部309が、位置情報画面に対して連絡先の点検員を選択する操作(以下「連絡先選択操作」という。)が入力されたか否かを判定する(ステップS201)。連絡先選択操作が入力されていない場合(ステップS201−NO)、表示制御部309は、連絡先選択操作が入力されるまでステップS201の判定処理を繰り返し実行する。
一方、連絡先選択操作が入力された場合(ステップS201−YES)、表示制御部309は、選択された連絡先に対する連絡手段を識別する(ステップS202)。例えば、表示制御部309は、連絡先選択操作の入力に応じて、ユーザに当該連絡先に対する連絡手段を選択させるためのメニュー(以下「連絡手段選択メニュー」という。)を表示部302に表示させる。
図8は、第1の実施形態において表示部302に表示される連絡手段選択メニューの具体例を示す図である。例えば、図8に示す連絡手段選択メニューは、連絡先選択操作の入力に応じて、選択された点検員(ここでは点検員A)のアイコン付近に表示される。表示制御部309は、連絡先端末情報に基づいて、選択された連絡先端末4に登録されている連絡先手段を識別し、識別した連絡先手段を連絡手段選択メニューに選択肢として表示させる。ユーザは、表示された連絡手段選択メニューに対して、複数の連絡先手段のうちから、選択した連絡先端末4に対して用いる連絡先手段を選択する操作を入力する。表示制御部309は、ユーザによる選択の入力に基づいて、選択された連絡先に対する連絡手段を識別する。
図7の説明に戻る。続いて、表示制御部309は、選択された点検員に対する連絡処理の実行を連絡処理部310に指示する(ステップS203)。例えば、表示制御部309は、ユーザによって選択された連絡先端末4と、ステップS202で識別した連絡手段とを連絡処理部310に通知することで連絡処理の実行を指示する。
連絡処理部310は、表示制御部309から通知された連絡先端末4に対して、通知された連絡手段を用いて連絡する連絡処理を実行する。例えば、実施形態のプラント監視システム100において使用可能な連絡手段が電話及びメールである場合、連絡処理部310は、表示制御部309から通知された連絡手段が電話又はメールのいずれであるかを判定する(ステップS204)。
通知された連絡手段が電話である場合(ステップS204:“電話”)、連絡処理部310は、連絡先端末情報に基づいて、通知された連絡先端末4に対応する電話番号を取得する(ステップS205)。連絡処理部310は、取得した電話番号に対する通話発信を電話機32に指示する(ステップS206)。ここで、連絡処理部310は、通話発信の指示に応じて、電話機32に関する情報(以下「関連情報」という。)の表示を表示制御部309に指示してもよい。
図9は、第1の実施形態における関連情報の表示例を示す図である。例えば、関連情報は、図9(A)に示すダイアログボックスD91によって表示される。ダイアログボックスD91は、関連情報表示領域A91及び中止ボタンB91を有する。関連情報表示領域A91には、電話機32の動作に関する情報が文字や画像等の態様で表示される。例えば、関連情報表示領域A91には、電話機32が発信中であることや、発信先の電話番号などが関連情報として表示される。中止ボタンB91は、ユーザが連絡先端末4への発信を中止する操作を入力するためのボタンである。
この場合、表示制御部309は、通話発信が開始された後、電話機32と連絡先端末4との間の通話セッションが確立されるまでの間、ダイアログボックスD1を表示部302に表示させる。また、表示制御部309は、電話機32と連絡先端末4との間の通話セッションが確立されるまでの間に、中止ボタンB91を押下する操作が入力された場合、その旨を連絡処理部310に通知する。この通知に応じて、連絡処理部310は、発信動作中の電話機32に対して、発信の中止を指示する。
また、例えば、関連情報は、図9(B)に示すダイアログボックスD92によって表示される。ダイアログボックスD92は、関連情報表示領域A92及び切断ボタンB92を有する。この場合、表示制御部309は、電話機32と連絡先端末4との間の通話セッションが確立された後、通話セッションが終了するまでの間、ダイアログボックスD92を表示部302に表示させる。また、表示制御部309は、通話セッションが終了するまでの間に、切断ボタンB92を押下する操作が入力された場合、その旨を連絡処理部310に通知する。この通知に応じて、連絡処理部310は、電話機32に対して通話セッションの切断を指示する。
また、例えば、関連情報は、図9(C)に示すダイアログボックスD93によって表示される。ダイアログボックスD93は、関連情報表示領域A93、リトライボタンB93及び中止ボタンB94を有する。この場合、表示制御部309は、電話機32による連絡先端末4に対する通話発信が失敗した場合にダイアログボックスD93を表示部302に表示させる。表示制御部309は、リトライボタンB93又は中止ボタンB94を押下する操作が入力された場合、その旨を連絡処理部310に通知する。
連絡処理部310は、リトライボタンB93が押下されたことの通知に応じて、電話機32に対し、発信に失敗した連絡先端末4に対して再度発信を行うことを指示する。また、連絡処理部310は、中止ボタンB94が押下されたことの通知に応じて、当該連絡先端末4に関する連絡処理の中止を決定する。
図7の説明に戻る。続いて、通知された連絡手段がメールである場合(ステップS204:“メール”)、連絡処理部310は、連絡先端末情報に基づいて、通知された連絡先端末4に対応するメールアドレスを取得する(ステップS207)。連絡処理部310は、取得したメールアドレス宛てに通知すべき内容を記載したメールを送信する(ステップS208)。この場合、送信されるメールの本文は予め定められた内容であってもよいし、所定のルールに基づいて生成された内容であってもよい。例えば、メールの本文には、派遣先の位置情報や、プラント情報などが記載されてもよい。また、この場合、連絡処理部310は、メールの送信までは行わず、ユーザにメール本文を入力させるためのダイアログボックス等の表示を表示制御部309に指示してもよい。
図10は、第1の実施形態においてメール本文の入力用に表示されるダイアログボックスの具体例を示す図である。例えば図10に示すダイアログボックスD100は、メール本文入力領域A100及びメール送信ボタンB100を有する。この場合、表示制御部309は、メール送信ボタンB100が押下されたタイミングで、メール本文入力領域A100に入力されている情報を連絡処理部310に出力する。連絡処理部310は、表示制御部309から出力された入力情報が本文に記載されたメールを、取得したメールアドレス宛てに送信する。
このように構成された実施形態の監視端末装置3が、表示部302に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報が選択された連絡先端末4に対応づけられた連絡手段を表示部302に表示させる表示制御部309を備えることにより、ユーザはより適切な連絡先に連絡することが可能となる。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態の監視端末装置3aの機能構成の具体例を示す図である。監視端末装置3aは、表示制御部309に代えて表示制御部309aを備える点で第1の実施形態の監視端末装置3と異なる。監視端末装置3aの他の機能部は監視端末装置3と同様である。そのため、他の機能部については図2と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
図11は、第2の実施形態の監視端末装置3aの機能構成の具体例を示す図である。監視端末装置3aは、表示制御部309に代えて表示制御部309aを備える点で第1の実施形態の監視端末装置3と異なる。監視端末装置3aの他の機能部は監視端末装置3と同様である。そのため、他の機能部については図2と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
表示制御部309aは、各連絡先端末4の位置情報を表示部302に表示させる点は第1の実施形態と同様であるが、監視対象設備に最も近い連絡先端末4を、その設備に関する連絡先の候補を示す情報(以下「候補情報」という。)を表示部302に表示させる点で第1の実施形態における表示制御部309と異なる。なお、表示制御部309aは、連絡先の候補となる連絡先端末4(以下「候補端末」という。)を示す情報を候補情報として表示させてもよいし、候補端末に対応する点検員(以下「候補点検員」という。)を示す情報を候補情報として表示させてもよい。
図12は、第2の実施形態における候補端末の表示例を示す図である。図12に示すFP1及びFP2は、ポンプの状態表示に用いられるフェースプレートの具体例である。図12は、2台のポンプのフェースプレートが表示された例であり、FP1はポンプ1号機のフェースプレートを表し、FP2はポンプ2号機のフェースプレートを表す。このようなフェースプレートは、例えば、ポンプ場の監視画面に表示される。図12は、このような監視対象ごとのフェースプレートに、それぞれの候補端末を示す情報を表示する例である。
この場合、表示制御部309aは、例えば各フェースプレートの左上に候補情報を表示させるためのアイコンを表示させ、このアイコンの選択操作に応じて、対応するポンプの候補情報を表示させる。図12は、ポンプ1号機の候補点検員が点検員A及び点検員Bである場合の例を示している。この場合、表示制御部309aは、ポンプ1号機の位置情報と、各連絡先端末4の位置情報とに基づいて、各連絡先端末4とポンプ1号機との間の距離を算出し、算出した距離が所定値以下である連絡先端末4を候補端末として選択する。表示制御部309aは、候補点検員の選択操作に応じて、選択された候補点検員に対応して設定されている連絡手段を取得し、選択した連絡手段を表示部302に表示させる。表示制御部309aは、連絡手段の選択操作に応じて、連絡処理部310に連絡処理の実行を指示する。なお、複数の候補情報が表示される場合、その表示順序は各候補の優先順位等に基づいて決定されてもよい。
このように構成された第2の実施形態の監視端末装置3は、監視対象設備ごとの候補情報を表示部302に表示させる表示制御部309aを備えることにより、ユーザはより適切な連絡先に連絡することが可能となる。
(変形例)
上記の実施形態では、連絡処理部310はユーザによって選択された連絡手段を用いて対象の点検員に対する連絡処理を実行したが、対象の点検員に対する連絡手段はユーザの選択以外の方法によって決定されてもよい。例えば、連絡処理部310は、各点検員について予め設定された連絡手段の優先順位に基づいて、対象の点検員に対する連絡手段を決定してもよい。
上記の実施形態では、連絡処理部310はユーザによって選択された連絡手段を用いて対象の点検員に対する連絡処理を実行したが、対象の点検員に対する連絡手段はユーザの選択以外の方法によって決定されてもよい。例えば、連絡処理部310は、各点検員について予め設定された連絡手段の優先順位に基づいて、対象の点検員に対する連絡手段を決定してもよい。
また、対象の点検員に対する連絡手段は必ずしも一つに決定される必要はない。例えば、連絡処理部310は、対象の点検員に関して設定されている全ての連絡手段を使用する連絡処理を行ってもよいし、所定の条件で選択された一以上の連絡手段を使用する連絡処理を行っても良い。
上記の実施形態におけるユーザの選択操作は、どのような操作であってもよい。例えば、マウスを用いた操作である場合、選択操作はクリックやマウスオーバによって実現されてもよい。また、キーボードを用いた操作である場合、Enterキーの押下によって選択対象が確定されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、表示部302に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報が選択された連絡先端末4に対応づけられた連絡手段を表示部302に表示させる表示制御部309(又は309a)を持つことにより、ユーザはより適切な連絡先に連絡することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…プラント監視システム、1…プラント情報サーバ、2…ウェブサーバ、3,3a…監視端末装置、301…通信部、302…表示部、303…入力部、304…記憶部、305…位置情報取得部、306…プラント情報取得部、307…メール送信部、308…電話機制御部、309,309a…表示制御部、310…連絡処理部、32…電話機、4…連絡先端末、4−1…PC(Personal Computer)端末、4−2…モバイル端末、PL…プラント、S……プラント制御システム、BS…無線基地局、R…ルータ、N…ネットワーク
Claims (8)
- 予め登録された端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報を表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記表示部に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報の選択が行われた端末との通信手段の選択肢を前記表示部にさらに表示させる、
監視端末装置。 - 前記表示部に表示された通信手段を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報の選択が行われた前記端末と、選択された通信手段で通信する通信部をさらに備える、
請求項1に記載の監視端末装置。 - 前記表示制御部は、前記位置情報取得部によって取得された位置情報が重畳された地図を前記表示部に表示させる、
請求項1又は2に記載の監視端末装置。 - 前記表示制御部は、前記位置情報を各端末の通信状態を示す情報とともに前記表示部に表示させる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の監視端末装置。 - 前記表示制御部は、各端末の通信状態に応じた表示態様で前記位置情報を前記表示部に表示させる、
請求項4に記載の監視端末装置。 - 前記表示制御部は、取得された位置情報に基づいて各端末の位置と他の所定位置との間の距離を取得し、前記所定位置に最も近い端末を示す情報を前記表示部に表示させる、
請求項1から5のいずれか一項に記載の監視端末装置。 - 予め登録された端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記位置情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
を有し、
前記表示制御部ステップでは、前記表示部に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報の選択が行われた端末との通信手段の選択肢を前記表示部にさらに表示させる、
監視支援方法。 - コンピュータを、
予め登録された端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報を表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記表示部に表示された位置情報を選択する操作が入力されたことに応じて、位置情報の選択が行われた端末との通信手段の選択肢を前記表示部にさらに表示させる、
監視端末装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017117804A JP2019003427A (ja) | 2017-06-15 | 2017-06-15 | 監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017117804A JP2019003427A (ja) | 2017-06-15 | 2017-06-15 | 監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019003427A true JP2019003427A (ja) | 2019-01-10 |
Family
ID=65006134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017117804A Pending JP2019003427A (ja) | 2017-06-15 | 2017-06-15 | 監視端末装置、監視支援方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019003427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7441729B2 (ja) | 2020-05-29 | 2024-03-01 | 新明和工業株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム |
-
2017
- 2017-06-15 JP JP2017117804A patent/JP2019003427A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7441729B2 (ja) | 2020-05-29 | 2024-03-01 | 新明和工業株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム |
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