JP2018536361A - クライアント装置とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置との間のデータトラフィックを確立する方法 - Google Patents

クライアント装置とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置との間のデータトラフィックを確立する方法 Download PDF

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Abstract

クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、a)前記ADが前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、b)前記ADが前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、前記ADが抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、d)前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、前記ADが抽出された前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップとを含む、方法。【選択図】図3

Description

本発明は、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD:Client Device)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD:One or more of Devices)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD:Access Device)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL:Abstraction Layer)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成された方法に関する。
本発明は更に、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立するアクセス装置(AD)であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成されたアクセス装置に関する。
本発明は更に、アクセス装置(AD)上で実行され、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成された方法に関する。
本発明は更に、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立するシステムであって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成されたシステムに関する。
本発明は更に、コンピュータに、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法を実行させるプログラムを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成された非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
本発明は一般にどのような種類のネットワークにも適用可能であるが、本発明を電気通信ネットワーク、特に仮想の顧客構内設備ネットワークとの関連で説明する。
顧客構内設備(CPE:Customer Premises Equipment)機能をオペレーターのネットワークへ移動するために、仮想顧客構内設備(vCPE:Virtual Customer Premises Equipment)が用いられる。例えば、顧客構内設備はイーサネットスイッチなどの単純なレイヤー2ブリッジとなり、一方、ルーティング、ファイアウォール、ネットワークアドレストランスレーション(NAT)などのあらゆるレイヤー3サービスがオペレーターのネットワークにより提供される。このようなネットワークでは、加入者認証が、ネットワークパケットにより運ばれるいわゆるQinQタグの中に提供された情報を用いて行われる。このQinQタグは、加入者のネットワークパケットがオペレーターネットワークのアクセスノードを横切る際付加される2つのVLANタグを組み合わせたものである。対応する識別子により接続が容易に設定できる。加入者構内設備からのどのパケットも、MSANとも呼ばれるアクセスDSLAMにおいて自動的にタグが付けられる。オペレーターのネットワークのトラステッドコンポーネントであるDSLAMにより、更なる識別手順が回避される。すなわち、加入者はその地理的位置により、実際には加入者がアタッチされているDSLAMポートにより特定される。
オペレーターのネットワークに送信されるパケットは常に、加入者のトラフィックを特定するためのインラインメタデータとなるQinQタグを運んでいる。従来、オペレーターのネットワーク内での加入者セッションの生成は、認証やQoSエンフォースメントなどを提供するブロードバンドネットワークゲートウェイ(BNG:Broadband Network Gateway)が担当していた。vCPEネットワーク環境では、BNGが同様のサービスを提供する1つ又は複数の異なる装置に置き換えられる場合がある。vCPEインフラストラクチャは、オペレーターのネットワーク内でのそのようなサービスの実施を特定する。このため、vCPEネットワーク環境では、vCPEインフラストラクチャの装置が、QinQネットワークパケットにカプセル化されたDHCP要求を受信次第、加入者コンテキストを確立する。加入者コンテキストの生成は以下のように行われる。
1.加入者のネットワーク装置は、加入者のホームネットワーク内で有効な“IPアドレス”を取得するためにDHCP要求を生成する。
2.DSLAMはDHCP要求にQinQタグを付加する。
3.BNGがDHCP要求を受信し、(例えば、QoSエンフォースメントに使われる)加入者コンテキストを確立する。
4.BNGは加入者にDHCP応答で応答する。
5.DSLAMはQinQタグを外す。
6.加入者のネットワーク装置はDHCP応答を受信し、そのネットワークインターフェースを構成する。
本発明の実施形態が取り組む課題の1つは、vCPEアーキテクチャの導入によってブロードバンドアクセスネットワークをL3(例えば、IP)ネットワークからL2(例えば、イーサネット)ネットワークへ変換することである。この変換は最終的にオペレーターの全顧客層に適用されることが期待されるが、同じユーザは既にvCPEを使っているが他のユーザは使っていない移行期が存在する。これは、現在のインフラストラクチャにおいて直ちにL3アクセスネットワークを置き換えるのは非現実的であるからである。また、この移行期がどのくらい続くのかを予測することは不可能であり、そのためレガシーネットワーク機能の存在を当てにしてまだL2ネットワークに移行していない一部の加入者に長期間必要なL3機能を提供することは不可能である。
その結果、オペレーターは、まだL3アクセスネットワークを使っている残りの加入者に、プロビジョニングコストの削減、及びL2アクセスネットワークとともに導入されてきた、vCPEアーキテクチャに実装されたものなどの仮想化ネットワークインフラストラクチャの強化というサポートを提供するという課題に直面している。
そのため、本発明の実施形態が取り組む更なる課題の1つは、プロビジョニングコストを削減し仮想化インフラストラクチャを強化することである。
実施形態において、本発明は、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
a)前記ADが前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
b)前記ADが前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、前記ADが抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
d)前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、前記ADが抽出された前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
を含む方法に関する。
更なる実施形態において、本発明は、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立するアクセス装置(AD)であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
a)前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
b)前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
d)前記ODとの前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、抽出した前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
を含むアクセス装置を提供する。
更なる実施形態において、本発明は、アクセス装置(AD)上で実行され、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
a)前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
b)前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
d)前記ODとの前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、抽出した前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
を含む方法を提供する。
更なる実施形態において、本発明は、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立するシステムであって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
前記CDは
前記ADにセッション確立要求を提供する
ように構成され、
前記ADは
前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信し、
前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出し、
前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立し、
前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出し、
前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、抽出した前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了する
ように構成され、
前記ODは
抽出された前記クライアント情報を用いて第2のレイヤー上の前記ADとセッションを確立し、
クライアントネットワーク情報を提供する
ように構成された、システムを提供する。
更なる実施形態において、本発明は、コンピュータに、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法を実行させるプログラムを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、前記方法は
a)前記ADが前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
b)前記ADが前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、前記ADが抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
d)前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、前記ADが抽出された前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
を含む、非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。
少なくとも1つの実施形態は以下の効果のうちの少なくとも1つを有する。
−インフラストラクチャ及び/又は仮想化顧客構内設備アーキテクチャの変更なしにアクセスネットワークが継ぎ目なく容易に統合される。
−ネットワークを直ちに変更しなくてもよいため、フレキシビリティが高い。
−“古い”ネットワークから“新しい”ネットワークへの段階的移行が可能なので、プロビジョニングコストが削減される。
−高度な仮想化インフラストラクチャが提供される。
“コンピューティング装置”又は“コンピューティング実体”、“クライアント装置”、“オペレーターの装置”、“アクセス装置”などの用語は、特に請求の範囲において、好ましくは明細書において、パーソナルコンピュータ、タブレット、携帯電話、サーバなどのコンピューティングを実行するように構成された装置を意味し、1つ又は複数のコアを持つ1つ又は複数のプロセッサを備える。これらは、本発明の1つ又は複数の実施形態の対応するステップを実行するように構成されたアプリケーションを記憶するメモリに接続可能であってもよい。アプリケーションは、プロセッサが動作可能なメモリ内にインストールされたソフトウェアベースのもの、ハードウェアベースのもの、又はその両方であってもよい。コンピューティング装置又はコンピューティング実体は、コンピューティングされる対応するステップが最適なやり方で実行されるように構成されてもよい。例えば、異なるステップを単一のプロセッサの異なるコア上で並列に実行してもよい。前記装置や実体は、他の装置や人などの環境と通信するためにそれぞれ1つ又は複数のインターフェースを有していてもよい。
“コンピュータ可読媒体”とは、演算装置やコンピュータとともに利用でき情報を記憶できる任意の種類の媒体を意味する。ここで情報とはコンピュータのメモリに読み込める任意のデータである。情報の例として、前記コンピュータで実行するプログラムコードがあげられる。コンピュータ可読媒体の例としては、テープ、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイ、DAT、ミニディスク、ソリッドステートディスク(SSD)、フロッピーディスク、SDカード、CFカード、メモリスティック、USBスティック、EPROM、EEPROMなどがあげられる。
“OSIモデル”とは、ISO/IEC 7498−1というIDで維持された、“国際標準化機構協会”(ISO:International Organization for Standardization)における“開放型システム間相互接続”プロジェクトの“開放型システム間相互接続”モデルを意味する。
更なる特徴、効果、及び更なる実施形態が以下に記載されている。
前記第1及び第2のALは隣接するALであってもよい。これにより容易に実装できる。
前記第1のALはOSIモデルに準拠したレイヤー3であり、前記第2のALはOSIモデルに準拠したレイヤー2である。これにより実装が一層容易になるとともに仮想化顧客構内設備の導入が容易になる。すなわち、ブロードバンドアクセスネットワークのL3からL2への変換が可能になる。
前記第1及び第2のALが同一である場合、前記ADはデータトラフィックのためにバイパスされてもよい。これにより演算リソースが節約されるとともに“サービス品質”(QoS)が向上する。時間のかかる異なるレイヤー間の移行が、必要なときだけ行われるからである。
前記クライアント情報を前記ODに送信するために、前記ADにより、前記第1のAL上の要求に前記クライアント情報を表すカプセル化タグがつけられてもよい。タグをつけることによってクライアント情報が容易に運搬できるようになり、異なるレイヤー間の“トランスレーション”が確実に実現される。前記カプセル化タグは一般に、オペレーターが加入者のトラフィックを特定するためのインラインメタデータの働きをする。
前記クライアント情報は、静的マッピングに基づいて又はサービス装置により前記カプセル化タグにマッピングされてもよい。これにより、マッピング元の観点からはフレキシブルでありながら確実なマッピングを実現できる。
前記CDは、DHCP要求を発行することにより、及び/又はPPP要求を発行することにより、ステップa)の前記セッション確立要求を提供してもよい。これにより、容易なやり方でステップa)を確実に実行できる。
ステップc)はDHCP要求を発行することにより実行されてもよい。これにより、ステップc)を効率的に実行できる。例えば、DHCP要求を用いてステップa)を実行する場合、ステップc)を実行するために、QinQタグなどのタグを追加的に備えた前記DHCP要求を用いることもできるからである。
前記クライアントネットワーク情報はIP構成情報を含んでもよい。これにより、クライアントネットワークが容易かつ確実に特定される。
前記カプセル化タグはQinQタグであってもよい。これにより、例えば、DHCP要求パケットがオペレーターのネットワークアクセスノードを通過する際QinQタグをつけている場合、容易に実装ができる。その後前記QinQタグは、RADIUS AAAサーバへの要求などを行う加入者ポリシー属性を取得し、最終的にDHCP応答のコンパイルに用いられる加入者用“IPアドレス”ネットワーク構成を生成するための識別子として使われる。
本発明の内容を有利に設計し更に発展させる方法はいくつもある。このため、独立請求項に従属する請求項、及び以下の図示された、例としての本発明の更なる実施形態の説明を参照されたい。図に補助された本発明の更なる実施形態の説明と関連して、本発明の更なる実施形態及び更なる進展が説明されよう。
図において、
図1はクライアント装置とオペレーターのインフラストラクチャ間のデータトラフィックを確立する従来のシステムを示す。 図2はクライアント装置とブロードバンドネットワークゲートウェイ間のデータトラフィックを確立する従来のシステムをより詳細に示す。 図3は本発明の実施形態に係わるシステムを示す。 図4は本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップの一部を示す。 図5は本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップの一部を示す。 図6は本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップを示す。 図7は本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップを示す。 図8は図7に係わる方法のより詳細なステップを示す。
図1は、クライアント装置とオペレーターのインフラストラクチャ間のデータ接続を確立する従来のシステムを示す。
図1に、ネットワークの異なる部分における仮想顧客構内設備アーキテクチャ及び対応するパケットヘッダーフォーマットの概略図を示す。加入者レベル2ネットワークがアクセスネットワークまで拡大されている。ホームゲートウェイHGWは、単純なL2ブリッジ、すなわち、L2 CPEの形で設置されている。加入者構内設備はラップトップPCとネットワーク装置とからなり、それらは共にホームゲートウェイHGWに接続されている。ホームゲートウェイHGWはDSLAMと簡素なイーサネットパケットを交換し、DSLAMはDSLAMと加入者構内設備間のアクセスネットワークの一部である仮想顧客構内設備インフラストラクチャとQinQイーサネットパケットを交換する。プロトコルスタックはIPとイーサネットがベースになっており、一方、アクセスネットワークのプロトコルスタックはIPとイーサネットQinQからなっている。このため、オペレーターのネットワークに伝送されるパケットは常にQinQタグを保持しており、このようなQinQタグは一般に加入者、すなわち、クライアントのトラフィックを特定するためのインラインメタデータと捉えることができる。
図2は、クライアント装置とブロードバンドネットワークゲートウェイ間のデータ接続を確立する従来のシステムをより詳細に示す。
図2には、ネットワークの異なる部分におけるレベル3ブロードバンドネットワークアーキテクチャと対応するパケットヘッダーフォーマットの概略図が示されている。加入者のレベル2ネットワークは、ホームゲートウェイ(L3 CPE)で終端している。DSLAMを通過後、ネットワークパケットは簡素なイーサネット、イーサネットVLAN、イーサネットQinQなど様々なL2ネットワーク技術を用いて伝送が可能である。
ここでは、ブロードバンドアクセスネットワークはL3ネットワークの形で設定されている、すなわち、IP接続ベースである。加入者のホームゲートウェイ(HGW)は、パケットを加入者のネットワークへ又はそこからのパケットを転送するルーターの役割を果たす。HGWは、オペレーターのネットワーク内で加入者コンテキストを確立するためにまず加入者のセッションを作成する。そのようなセッションは様々な技術を用いて確立することができるが、ここではPPP/PPPoEプロトコルを用いて加入者のセッションを確立する。PPP/PPPoEは広く特にヨーロッパにデプロイされた技術であり、簡素なイーサネット、VLAN、QinQなど幅広いネットワークアーキテクチャに(更にN対1やM対Nなど様々なVLAN割り当て方式にも)デプロイ可能である。
PPP/PPPoEを使用する際、加入者のHGWは、オペレーターのブロードバンドネットワークゲートウェイBNGとポイントツーポイントトンネルを作成する。このトンネルによって、加入者のネットワークトラフィックが他の加入者のトラフィックから分離される。また、このトンネルによって加入者が確実に識別される。実際は、セッション確立過程でのセッション作成の冒頭で信用証明書の交換が要求され、このフェーズで一意のトンネル識別子も定義される。
詳細には、イーサネット(PPPoE)上のポイントツーポイントプロトコルは、イーサネットフレーム内にPPPフレームをカプセル化するためのネットワークプロトコルである。これは、主に電気通信プロバイダーが既存のDSL技術を用いてインターネットサービスをデプロイするために使われる。例えば、顧客は、データ送信を始める前にDSLサービスに接続されたPPPoEスピーキングモデムを保持している。PPPoEにより、顧客はユーザ識別と認証を通じて確実に通信できるようになる。
PPPoEでのセッションの確立は、2種類のPPPoEメッセージ−EtherType 0x8863のイーサネットフレームによって運ばれるセッションメッセージ及びEtherType 0x8864のフレームによって運ばれるデータメッセージ−の交換を通じて行われる。クライアントとBNG間でトラフィックを転送するには、それらの間にPPPトンネルを確立すべきである。クライアントとサーバがEtherType 0x8863のフレームを交換するフェーズは“ディスカバリー”フェーズと名付けられ、このフェーズでクライアントは通信を確立するのに適したサーバを発見する。
“ディスカバリー”フェーズが終了すると、“セッション”フェーズが始まる。しかしながら、各装置は、LCP(“リンクコントロールプロトコル”)がリンクの妥当性を判断するまで、PPPを使ってネットワークにデータを送信することができない。LCPパケットはPPPパケットの中に既にカプセル化されている。PPPオーバーLCPパケットはコントロールコード0xC021を有し、EtherTypeは0x8864に設定され、この通信中にクライアントの認証と”IPアドレス”の関連付けが行われる。クライアントの認証では、ISPの実装により、CHAPやPAPなどのプロトコルが利用されるソリューションの一部となる。クライアント認証の後、“インターネットプロトコルコントロールプロトコル”(IPCP)が使われる。これは、クライアント(例えば、割り当てられた“IPアドレス”)にネットワーク構成を提供する役割を持つ。
図3は本発明の実施形態に係わるシステムを示す。
図3に、L3ブロードバンドアクセスネットワークとともに動作するように構成された仮想顧客構内設備アーキテクチャの概略図が示されている。加入者のレベル2ネットワークは、ホームゲートウェイ(L3 CPE)で終端している。DSLAMを通過後、ネットワークパケットは簡素なイーサネット、イーサネットVLAN、イーサネットQinQなど様々なレベル2ネットワーク技術を用いて伝送が可能である。ホームゲートウェイHGWは一方でPPP−AMとPPPセッションを確立し、他方で仮想顧客構内設備インフラストラクチャとイーサネットQinQパケットを交換する。
図3では、従来のvCPEアーキテクチャがL3アクセスネットワークをサポートするために拡大されている。vCPEアーキテクチャの構成要素は、必要なとき透過的に増設され不要になれば取り外しが可能な外部モジュールにより強化され機能を高める。特に、“PPP適応モジュール”(PPP−AM)は、一方でPPP/PPPoEセッションを終了させ、他方でvCPEインフラストラクチャとの予想される対話を模倣する、と定義されている。これにより、vCPEアーキテクチャは、削除される場合があるL3ネットワーク機能から独立して進化を続けることができる。
vCPEアーキテクチャでは、PPP−AMが加入者のHGWとvCPEインフラストラクチャとの間に配置される。L3加入者専用のパス上にいるために、必要であればPPP−AMをバイパスしてもよい。
図4は、本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップの一部を示す。
図4には、仮想顧客構内設備アーキテクチャ内でのセッション確立手順のシーケンス図が示されている。
加入者コンテキストの作成が、DHCP要求を発行する加入者装置によりトリガーされる。DHCP要求パケットは、オペレーターのネットワークアクセスノードを通過する際QinQタグをつけられる。QinQタグは、一旦vCPEインフラストラクチャで受信されると、以下の目的で識別子として使われる。
1)RADIUS AAAサーバに対し要求を行うなどの加入者ポリシー属性を取得する。
2)最終的にDHCP応答をコンパイルするために用いられる加入者用の“IPアドレス”とネットワーク構成を作成する。その後DHCP応答は加入者に返送される。この最終ステップの後、加入者はデータトラフィックを生成/受信できる。
図5は、本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップの一部を示す。
図5には、PPP−AMを用いてレベル3アクセスネットワークに接続する場合の仮想顧客構内設備アーキテクチャ内でのセッション確立のシーケンス図が示されている。
PPP−AMはvCPEインフラストラクチャ側では図4の手順に従い、一方、加入者側ではPPPセッションを確立する。加入者コンテキストがvCPEインフラストラクチャにより作成されたときだけPPPセッションが作成されるようにこの2つの手順は交互に扱われる。PPP−AMとvCPEインフラストラクチャのいずれにもコントロールインターフェースを実装する必要はない。
図5では、加入者のHGWがまずPPPoEハンドシェイクを実行し、その後PPPリンクレイヤーの設定(LCPハンドシェイク)を開始する。このフェーズ中、HGWは加入者の信用証明書を提供する。信用証明書は、加入者の身元をQinQタグに関連付けるために使われる。これらのマッピングは静的に行ってもよく、又は外部サービスを使って行ってもよい(“QinQに対するLCP信用証明書マッピング”フェーズ)。この時点からPPP−AMは、L2アクセスネットワーク内の加入者装置の動作を模倣するvCPEインフラストラクチャ内で加入者コンテキストを確立する。これにより、DHCP要求がvCPEインフラストラクチャに送信され、その結果vCPEインフラストラクチャはRADIUSサーバなどから属性を取得する加入者コンテキストを確立する。その後DHCP応答が作成されPPP−AMに送られる。PPP−AMは、DHCP応答から、HGWに割り当てられた“IPアドレス”及びその他の該当する情報を抽出する。これらの情報はPPPセッション確立手順におけるICNP構成フェーズを実行するために使われる。
PPP−AMを用いてL3アクセスネットワークトラフィックをvCPEインフラストラクチャに挿入してもよい。PPP−AMは完全にネットワークのデータプレーン上で動作してもよい。正しい動作を確保するのに必要な場合がある唯一の外部構成は、加入者の信用証明書とQinQタグ間のマッピングである。
図6は、本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップを示す。
図6には、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータトラフィックを確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDに接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2の抽象化レイヤー上で動作するように構成され、
a)前記ADが前記第1のAL上の前記CDからセッション確立要求を受信するステップと、
b)前記ADが前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、前記ADが抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
d)前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
e)前記CDと前記ODとのセッションを確立するために、前記ADが抽出された前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
を含む方法が示されている。
図7は、本発明の更なる実施形態に係わる方法のステップを示す。
図7は、加入者のネットワークと仮想顧客構内設備インフラストラクチャの間のパス上にデプロイされたPPP−AMがデータ接続を確立する方法のステップを示す。PPPセッション確立要求がPPP−AMによって受信されると、以下のステップが実行される:
1)PPP−AMモジュールはL3ネットワーク上の加入者からセッション確立要求を受信する。
2)PPP−AMモジュールは当該要求から加入者情報を抽出し、L2アクセスネットワーク上のvCPEインフラストラクチャとセッションを確立する。
3)PPP−AMモジュールはvCPEインフラストラクチャとの対話から加入者のネットワーク情報を抽出し、その情報を用いて加入者とのセッション確立手順を終了する。
図8は図7による方法のより詳細なステップを示す。
図8に、図7のステップ1)〜3)のより詳細な説明を示す。
1)PPPoEセッションが確立される。
2)PPPセッションが開始され、それによりLCP対話が開始される。
3)LCP加入者の信用証明書が提供されると、それらを用いて対応するQinQタグ値が取得される。値は静的なリストから、又は外部サービスから、又は他の手段で取得してもよい。
4)取得されたQinQタグ値を用いてQinQイーサネットパケットにカプセル化されたDHCP要求を作る。
5)DHCP要求がvCPEインフラストラクチャに送られる。
6)DHCP応答がvCPEインフラストラクチャにより作成され、PPP−AMにより受信される。
7)IP構成情報がDHCP応答から抽出される。
8)IP構成情報を用いてLCP対話を完了しICNP対話を実行する。
9)ICNP対話の終了後、PPP−AMは現在はネットワークにアクセス可能な加入者のためにPPPセッションの作成を完了する。
要約すると、本発明の少なくとも1つの実施形態は、追加的なコントロールプレーンインターフェース又は機能を必要とせずに、vCPEアーキテクチャのDHCP対話を強化するPPPセッション管理を提供してPPPセッションを確立するための関連情報を抽出する“PPP適応機能”の定義を可能にする。
本発明の更なる実施形態は、QoS管理機能などの既存の第2のレイヤーの機能に加えて第1のレイヤーの機能がゼロから創られた場合に発生する複製機能の回避を可能にする。本発明の更なる実施形態は、第1のレイヤーの機能をサポートするための第2のレイヤーの機能の時間がかかり複雑にする修正を回避するものである。
また本発明は、仮想顧客構内設備アーキテクチャによるレベル3アクセスネットワークのサポートを可能にする。すなわち、本発明の少なくとも1つの実施形態は、仮想顧客構内設備インフラストラクチャ及び/又は仮想の顧客構内アーキテクチャを変更することなくレベル3アクセスネットワークの継ぎ目のない統合を可能にする。
ここで説明した本発明の変形例や他の実施形態が、本発明が関係し上記の説明や添付の図面に示された内容の恩恵を受ける当業者により想到されよう。従って、本発明は開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、変形例や他の実施形態が添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されていると理解すべきである。ここでは特定の用語が使われているが、それらは限定する目的ではなく一般的及び説明的意味で使われている。

Claims (14)

  1. クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
    a)前記ADが前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
    b)前記ADが前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
    c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、前記ADが抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
    d)前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
    e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、前記ADが抽出された前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1及び第2ALは隣接したALである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のALはOSIモデルに準拠したレイヤー3であり、前記第2のALはOSIモデルに準拠したレイヤー2である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1及び第2のALが同一である場合、前記ADはデータトラフィックのためにバイパスされる、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記クライアント情報を前記ODに送信するために、前記ADにより、前記第1のAL上の要求に前記クライアント情報を表すカプセル化タグがつけられる、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記クライアント情報は、静的マッピングに基づいて又はサービス装置により前記カプセル化タグにマッピングされる、請求項5に記載の方法。
  7. 前記CDは、DHCP要求を発行することにより、及び/又はPPP要求を発行することにより、ステップa)の前記セッション確立要求を提供する、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. ステップc)はDHCP要求を発行することにより実行される、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記クライアントネットワーク情報はIP構成情報を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記カプセル化タグはQinQタグである、請求項5に記載の方法。
  11. クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立するアクセス装置(AD)であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
    a)前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
    b)前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
    c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
    d)前記ODとの前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
    e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、抽出した前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
  12. アクセス装置(AD)上で実行され、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、以下のステップを含む方法。
    a)前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
    b)前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
    c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
    d)前記ODとの前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
    e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、抽出した前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
    を実行する、アクセス装置。
  13. クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立するシステムであって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、
    前記CDは
    前記ADにセッション確立要求を提供する
    ように構成され、
    前記ADは
    前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信し、
    前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出し、
    前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立し、
    前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出し、
    前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、抽出した前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了する
    ように構成され、
    前記ODは
    抽出された前記クライアント情報を用いて第2のレイヤー上の前記ADとセッションを確立し、
    クライアントネットワーク情報を提供する
    ように構成された、システム
  14. コンピュータに、クライアントネットワーク内のクライアント装置(CD)とオペレーターのネットワークの1つ又は複数の装置(OD)との間のデータ接続を確立する方法を実行させるプログラムを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記ODはアクセスネットワークの1つ又は複数のアクセス装置(AD)を介して前記CDと接続され、前記各ネットワークは、例えば、OSIモデルに従って抽象化レイヤーの中にまとめられ、前記CDは第1の抽象化レイヤー(AL)上で動作するように構成され、前記ODは第2のAL上で動作するように構成され、前記方法は
    a)前記ADが前記第1のAL上の前記CDにより提供されたセッション確立要求を受信するステップと、
    b)前記ADが前記セッション確立要求からクライアント情報を抽出するステップと、
    c)前記第2のALが前記第1のALと異なる場合、前記ADが抽出された前記クライアント情報を用いて前記第2のレイヤー上の前記ODとセッションを確立するステップと、
    d)前記ADと前記OD間の前記セッションの確立中、前記ODから受信した情報からクライアントネットワーク情報を抽出するステップと、
    e)前記CDと前記ODとのセッションを確立してデータ接続を提供するために、前記ADが抽出された前記クライアントネットワーク情報を用いて前記CDとのセッション確立を終了するステップと
    を含む、非一時的なコンピュータ可読媒体。

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