JP2018531559A6 - アクセス情報を扱うための方法、ネットワークノード及びワイヤレスデバイス - Google Patents
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Abstract
無線ネットワークへアクセスするワイヤレスデバイス(302)の動作を制御するための、方法、無線ネットワークのネットワークノード(300、304)及びワイヤレスデバイス(302)である。シグナリングネットワークノード(300)は、アクセスパラメータ構成を取得する(3:2)。そのアクセスパラメータ構成は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットの中からの1つであり、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような予め定義されるマッピングに従って、異なる複数のアクセスパラメータ構成に異なる複数の同期信号が関連付けられる。シグナリングネットワークノード(300)は、さらに、上記予め定義されるマッピングに従って、アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得し(3:2)及びワイヤレスデバイス(302)へシグナリングする。すると、ワイヤレスデバイス(302)は、シグナリングされる同期信号及び予め定義されるマッピングに基づいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから上記アクセスパラメータ構成を導出することを可能とされる。
【選択図】図3
【選択図】図3
Description
本開示は、概して、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリアにおいて無線ネットワークへのアクセスを制御するための、無線ネットワークのシグナリング及びブロードキャストネットワークノードと、ワイヤレスデバイスと、それらにおける方法とに関連する。
典型的に複数のセル又は類似のものへ分割される様々なエリア内の多様なワイヤレスデバイスのために無線通信を提供するための、多様なタイプの無線ネットワークが開発されてきている。ワイヤレス、セルラー又はモバイルネットワークとしても通常言及される無線ネットワークは、より良好なキャパシティ、品質及びカバレッジを提供して、サービスを用いる加入者から、並びに、スマートフォン及びタブレットといったますます高度化している通信用端末から、の需要を満たすためにコンスタントに改善されており、それらはネットワーク内のデータトランスポートのためにかなりの量の帯域幅及びリソースをしばしば要する。従って、無線ネットワーク内のネットワークノードと、それらネットワークノードと通信する多様なワイヤレスデバイスとの間の無線通信において、例えば高いデータスループット、低レイテンシ、及び破棄される呼又は逸失するデータのレートが低いことといった観点での、高いキャパシティ及び良好な性能を達成することが課題となることが多い。
モバイル又はワイヤレス通信の分野において、“ワイヤレスデバイス”との用語が、無線信号を送信し及び受信することにより無線ネットワークと無線通信可能な、例えばモバイル電話、タブレット及びラップトップコンピュータといった任意の通信エンティティを表現するために使用されることが多く、本開示において使用されるであろう。この分野における他の通常の用語は“ユーザ機器(UE)”であり、よってこれはワイヤレスデバイスに相当する。この文脈におけるワイヤレスデバイスは、例えばあるインターバルで又はあるイベントに応じて、無線ネットワーク上でレポートを送信する、ように構成される、センサ、カウンタ又は測定エンティティといった、自律的に動作するマシンツーマシン型のデバイスでもあり得る。さらに、“ネットワークノード”との用語が、ワイヤレスデバイスとの間で無線信号を通信するように配置される無線ネットワークの任意のノードを表現するためにここで使用される。この文脈において、ネットワークノードは、基地局、無線ノード、eNodeB、eNB、基地送受信局、アクセスポイントなどとしてもしばしば言及される。
無線ネットワークにおけるキャパシティ及び性能を改善する目的で、リソース使用の観点で無線通信をより効率的にすることを意図した多様な特徴を採用することができる。具体的には、ネットワーク内のエネルギー消費と共に、ネットワークノード及びワイヤレスデバイスによりなされる送信により生成される干渉の量を低減することが望ましく、これは転じて、キャパシティ及び性能の双方を改善し得るであろう。例えば、概して“ブロードキャストレイヤ”として言及されることのあるネットワークノードからのシステム情報のブロードキャストを制限することが望ましい。
図1は、多様なネットワークノードを含む階層的なネットワーク構造における通信シナリオを示しており、それらネットワークノードは、相対的に大規模なエリアC1にわたる無線カバレッジを提供する所謂“マクロ”ノード100と、実質的にエリアC1内の格段に小規模なエリアC2にわたる無線カバレッジを提供する複数のさらなるネットワークノード102とを含む。マクロノード100は、大規模なエリアC1にわたりシステム情報をブロードキャストし、システム情報は、エリアC1内に存在する任意のワイヤレスデバイスDにより読み取り可能であって、例えばエリアC2のいずれかに存在する際にネットワークノード102との間でデータを通信する目的で使用される。典型的には、システム情報は、具体的なワイヤレスデバイスへデータを送信するために要するよりも高い電力でブロードキャストされる必要がある。これは、送信されるデータが、例えばより小規模なエリアC2のうちの1つの範囲内にある特定の1つのデバイスによる適切な受信のために調節することのできる送信電力及び方向を使用することでそのデバイスへ到達する必要があるのみである一方で、ブロードキャストされるシステム情報は、エリアC1の外れ(outskirts)に位置するものを含めて、大規模な無線カバレッジエリアC1内にたまたま存在するいかなるワイヤレスデバイスによっても適切に受信されるべきだからである。無線ネットワーク内のダウンリンク送信のための合計のエネルギー消費の約99%は、典型的にはシステム情報をブロードキャストすることにより生み出されているものと推定される。
この文脈において取り組まれてきた1つの具体的なトピックは、ネットワークへアクセスするための手続において使用されるべきパラメータ設定を含む、アクセス情報のブロードキャストである。例えば、それらパラメータ設定は、アイドルモード中のワイヤレスデバイスがいかにして物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上でランダムアクセスメッセージを送信すべきか、及び、それらワイヤレスデバイスがいかにしてランダムアクセスレスポンス(RAR)といったメッセージをネットワークから受信することができるか、に関連し得る。そうしたアクセス情報は、よって、アクセス手続においてワイヤレスデバイスにより使用され得る多様なパラメータ、例えば周波数、同期、時間ウィンドウ、PRACHメッセージ内のプリアンブルシーケンス、及び電力レベルなど、に関連する。
この文脈における1つの共通的なアクセス手続は、任意のワイヤレスデバイスがそのデバイスのために前もって予約された無線リソース無しでPRACH上でサービングネットワークノードへメッセージを送信することができるという競合ベースのアクセスであり、これは2つ以上のワイヤレスデバイスが偶然同時に送信を行う場合の衝突のリスクを伴う。競合ベースのアクセスのためにブロードキャストされ得るさらなるアクセスパラメータ設定は、バックオフタイマ、電力増加ステップ、バックオフ前のPRACH試行の最大回数、アクセス制限に関連するかもしれず、アクセス制限とは、例えば、あるクローズド加入者グループに関連するものであって、それらグループは、例えば、ホーム基地局といったあるネットワークノードへアクセスすることを許可される家族のメンバ又は従業員、及び、PRACH上に輻輳が存在する場合に、あるデバイス又はあるサービスリクエストを伴うデバイスのみがPRACH送信試行を行うことを許可されるような、サービスクラス又はユーザタイププライオリティ情報を含む。
提案されてきたこととして、合計のブロードキャスト時間長を低減し及び最小化し並びに干渉を回避するように、例えば、大規模な無線カバレッジを提供するマクロノードなどにより、及び/又は、各々より小規模な無線カバレッジを提供するいくつかのネットワークノードにより同時に、相対的に大規模なエリアにわたって定期的なインターバルで同期したやり方で同一のアクセス情報がブロードキャストされるべきである。その目標は、個々のデバイスへのデータ送信を別にすれば、できる限り少ししか送信を行わないことである。具体的なセル又はエリア内で進行中のデータ送信が存在しない場合、そのエリアのネットワークノードは、電力を節約するために、及び近隣のエリア内の干渉を回避するためにも、それらネットワークノードの送信機をブロードキャスト機会の合間にターンオフし、一般にDTXとして知られる不連続送信(Discontinuous Transmission)モードに入ることができる。そのエリア内にいるが呼又はセッションにおいてアクティブではない任意のアイドルなワイヤレスデバイスは、このケースにおいて、ネットワークノードに向けてランダムアクセスを実行する際に使用されるべきブロードキャストされるアクセス情報内の特定のアクセスパラメータのセット又は特定のエントリへの参照としてそのネットワークノードから送信される(SSIとして言及される)特定のシステムシグネチャインデックスシーケンスに基づいて、ブロードキャストされるアクセス情報から関係するアクセス情報を導出することができる。
しかしながら、異なるネットワークノードは、進行中のデータ通信、具体的なエリア内に存在するワイヤレスデバイスの数、及び現在送信されているランダムアクセスメッセージの数など、の観点でのその時点のトラフィック状況に依存して、異なるエリア内で局所的に、異なるアクセス関連パラメータのセットを適用する必要があるかもしれない。そのうえ、ネットワークノードは、アクセス手続を例えばトラフィック状況の変化に適応させるために、動的な基準で、アクセスパラメータ構成として言及されるアクセス関連パラメータの相異なるセットの間で、迅速な切り替えを行う必要があるかもしれない。これら課題は、適切に対処されてきておらず、よって、様々なアクセスパラメータ構成のそうした柔軟な使用を達成する解決策は現在のところ知られていない。
上述した適切なアクセスパラメータ構成の選択を動的な基準で様々なエリアについて可能にする目的で、様々なワイヤレスデバイスへ多くのアクセスパラメータ及びそれらの組み合わせを、例えばアクセス情報テーブル(AIT)として言及される広範なテーブルの形式で通信する必要がある場合、ブロードキャストされる情報の量が相当になることもまた問題である。多大な数の要素(即ち、パラメータ設定)を含むそうした大規模なテーブルなどのブロードキャストは、高い電力消費及び潜在的な干渉に帰結する。
ここで説明される実施形態の目的は、上で概説した問題及び課題のうち少なくともいくつかに対処することである。添付の独立請求項に定義されているように、ネットワークノード、ワイヤレスデバイス、及びそれらにおける方法を用いることにより、この目的及び他の目的を達成することが可能である。
1つの観点によれば、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイスの動作を制御するための方法が、上記無線ネットワークの上記シグナリングネットワークノードにより実行される。この方法において、シグナリングネットワークノードは、アクセスパラメータ構成を取得する。上記アクセスパラメータ構成は、無線ネットワークへアクセスするために少なくとも1つのワイヤレスデバイスにより使用されることになる。異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に異なる複数の同期信号が関連付けられる。上記予め定義されるマッピングは、上記異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるようになされる。
上記シグナリングネットワークノードは、さらに、上記予め定義されるマッピングに従って、アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得し、及び取得される同期信号を少なくとも1つのワイヤレスデバイスへシグナリングする。それにより、シグナリングされるその同期信号及び上記予め定義されるマッピングに基づいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから少なくとも1つのワイヤレスデバイスが上記アクセスパラメータ構成を導出すること、を可能にする。
別の観点によれば、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイスの動作を制御するように、シグナリングネットワークノードが構成される。上記シグナリングネットワークノードは、アクセスパラメータ構成を取得するように動作可能である。上記アクセスパラメータ構成は、無線ネットワークへアクセスするために少なくとも1つのワイヤレスデバイスにより使用されるものとされる。異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に異なる複数の同期信号が関連付けられる。上記予め定義されるマッピングは、上記異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるようになされる。
上記シグナリングネットワークノードは、さらに、上記予め定義されるマッピングに従って、アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得し、及び取得される同期信号を少なくとも1つのワイヤレスデバイスへシグナリングして、シグナリングされるその同期信号及び上記予め定義されるマッピングに基づいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから少なくとも1つのワイヤレスデバイスが上記アクセスパラメータ構成を導出することを可能にする、ように動作可能である。
別の観点によれば、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスするための方法が、ワイヤレスデバイスにより実行される。この方法において、ワイヤレスデバイスは、シグナリングネットワークノードから、無線ネットワークへアクセスするための予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内に含まれるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を受信する。異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、異なる複数の同期信号が関連付けられる。上記予め定義されるマッピングは、上記異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるようになされる。
上記ワイヤレスデバイスは、すると、受信される同期信号及び予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから上記アクセスパラメータ構成を導出し、及び導出されるそのアクセスパラメータ構成に従って、無線ネットワークへアクセスする。
別の観点によれば、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスするように、ワイヤレスデバイスが構成される。上記ワイヤレスデバイスは、シグナリングネットワークノードから、無線ネットワークへアクセスするための予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内に含まれるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を受信するように動作可能であり、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に異なる複数の同期信号が関連付けられる。上記予め定義されるマッピングは、上記異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるようになされる。
上記ワイヤレスデバイスは、さらに、受信される同期信号及び予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから上記アクセスパラメータ構成を導出し、及び導出されるそのアクセスパラメータ構成に従って、無線ネットワークへアクセスする、ように動作可能である。
別の観点によれば、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイスの動作を制御するための方法が、上記無線ネットワークのブロードキャストネットワークノードにより実行される。この方法において、ブロードキャストネットワークノードは、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをブロードキャストする。異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、異なる複数の同期信号が関連付けられる。上記予め定義されるマッピングは、上記複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるようになされる。
別の観点によれば、シグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイスの動作を制御するように、ブロードキャストネットワークノードが構成される。上記ブロードキャストネットワークノードは、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをブロードキャストするように動作可能である。異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、異なる複数の同期信号が関連付けられる。上記予め定義されるマッピングは、上記複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるようになされる。
上記シグナリング及びブロードキャストネットワークノード、ワイヤレスデバイス、並びにそれらにおける方法は、以下に説明されるであろうさらなる特徴及び利点を達成するように、様々な随意的な実施形態に従って構成され及び実装されてよい。
これより、例示的な実施形態の手段で、添付図面を参照しながら、解決策がより詳細に説明されるであろう。添付図面は次の通りである:
簡潔に説明すると、無線ネットワークにおいてブロードキャストされるアクセス情報の量を減らすため、さらにネットワークへアクセスするための手続においてワイヤレスデバイスにより使用されることになる異なるエリアにおける異なるアクセスパラメータの設定を柔軟に及び動的に使用することを可能にするための解決策が提供される。これは、異なるエリア内のワイヤレスデバイスへ異なる同期信号をシグナリングすることにより達成され得るものであり、それら同期信号は、相異なる予め定義されるアクセスパラメータ構成に関連付けられ、アクセスパラメータ構成は、同期信号と予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットとの間の予め定義されるマッピングに従って、ワイヤレスデバイスにより導出されることができる。各予め定義されるアクセスパラメータ構成は、異なるアクセスパラメータの値の設定を含む。
本解決策において、異なる複数の同期信号のレンジを予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングすることにより、予め定義されるアクセスパラメータ構成のセットが圧縮されるような、予め定義されるマッピングが行われる。厳密に言えば、ここで議論される複数の異なる同期信号は、一レンジ分の相異なる同期信号として理解されてよい同期信号のグループを形成し、ついでに言うと、そのグループの範囲内の1つの同期信号から別の同期信号まで、同期信号の何らかの特性又はアイデンティティが一レンジ内で変化し、あるいは、そのグループ内の各同期信号が一レンジ分の相異なるインデックス内のそれぞれのインデックスを割り当てられて、それにより相異なる同期信号インデックスのレンジが相異なる同期信号のグループを表現するようになる。以下では、相異なる同期信号のグループが、異なる同期信号のレンジと称されるであろう。
異なる同期信号のレンジは、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の1つの、1つより多くの、又は多様な、アクセスパラメータへ共同的にマッピングされ得る。また、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の1つの、1つより多くの、又は多様な、アクセスパラメータへ共同的にマッピングされる異なる同期信号の1つのレンジ、1つより多くのレンジ、又は多様なレンジが存在してもよい。それにより、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットに含まれる情報の量は、圧縮しない予め定義されるアクセスパラメータ構成のセットを有すること、即ち異なる同期信号がアクセスパラメータ構成へ個別にマッピングされる場合、と比べて少なくなるであろう。予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを用いることの利点は、ネットワークによりブロードキャストされ又はワイヤレスデバイスにおいて予め構成される必要のある情報量がより少ないということを含む。このマッピングがいかにして行われ得るかのいくつかの例を後ほど以下で説明する。
このように、相対的に少ない量の無線リソースしか要しない形で相異なる同期信号をシグナリングすることにより、効率的なやり方で、並びに異なるエリアにおいて動的な基準で(例えばトラフィック量及びアクティブなワイヤレスデバイスの数といった素早く変化し得る現行のトラフィック状況に依存して)、異なる予め定義されるアクセスパラメータ構成を実装し又は“実施”することができる。その解決策が、図1に示されるノード100及び102のうちいずれかであり得るシグナリングネットワークノードにおける機能性の観点で説明されるであろう。
さらに、無線ネットワークは、例えば1つ以上のセル、セクタ、又はアンテナビームにより定義される複数の異なるエリアをまたいで、例えばアクセス情報テーブル(AIT)の形式で、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを含む同一のアクセス情報をブロードキャストすることができる。本開示において、ブロードキャストされるAITは、ここで説明される予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを含むものとする。代替的に又は追加的に、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットは、ワイヤレスデバイスにおいて予め構成されていてもよい。また、予め定義されるマッピングは、ワイヤレスデバイスにおいて予め構成されていてもよく、一方で、例えば予め定義されるマッピングの更新が必要なケースにおいては、予め定義されるマッピングがブロードキャストされることもまたあり得る。例えばシステムシグネチャインデックス(SSI)シーケンスの形式で異なるエリアにおいて異なる同期信号を送信することにより、いかなるワイヤレスデバイスもそのワイヤレスデバイスがどのエリアに位置しているかに依存して、ネットワークへアクセスするために使用されるべき現行の有効なアクセスパラメータを導出するために、受信される同期信号を使用することができる。SSIは、具体的な同期信号又はSSIシーケンスを表現し又は指し示すために使用され得るインデックスである。
このように、異なるアクセス関連パラメータのセット(即ちアクセスパラメータ構成)を、ネットワークの異なるエリアにおいて、どの同期信号がシグナリングされるかに依存する柔軟なやり方で実装することができる。そういったアクセスパラメータ構成内のアクセスパラメータのいくつかの例示的ではあるが限定的でない例は、周波数、同期、時間ウィンドウ、PRACHプリアンブルシーケンス、電力レベル、バックオフタイマ、電力増加ステップ、バックオフ前のPRACH試行の最大回数、アクセス制限、及びサービスクラス又はユーザタイプに関連するプライオリティ情報、に関連し得る。アクセスパラメータのこれらの例は、上で言及され及び説明されている。
図2は、無線ネットワークにより上述のアクセス情報及び同期信号がそれぞれいかにしてブロードキャストされ及びシグナリングされ得るかを概略的に示している。この例において、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを含むアクセス情報は、経時的にある周期性をもってAITでブロードキャストされ、同期信号は、AITの周期性よりも短いものであり得る別の周期性をもってSSIでシグナリングされる。技術的には、AIT及びSSIの時間の分離を要するわけではなく、それらは、周波数において同様に分離され、又は時間/周波数/コードの組み合わせにより分離されてもよい。AITの周期性は、場合によってはSSIについてのものと同じであってもよく、例えば、ネットワークが1つの送信側ネットワークノードしか含まない場合、AIT及びSSIをまとめて同時に送信することが望ましいかもしれない。
例えば図1に示されるようなエリアC1にわたるマクロノード100といったネットワークノードによって、相対的に大規模なエリアにわたってAITがブロードキャストされ、例えば図1に示されるようなエリアC2にわたるネットワークノード102といった“スモーラ(smaller)”な異なるネットワークノードによって、相対的に大規模なエリアの範囲内のより小規模な異なるエリアにおいて異なるSSIが送信され得る。代替的に、異なる複数のSSIが、複数のセクタに又は複数のアンテナビームにわたるなど、相異なる方向に、例えば同一のネットワークノードによって送信されてもよい。
いったんワイヤレスデバイスが個別のエリアにおいてSSIといった同期信号を受信すると、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスによって前もって知得される予め定義されるマッピングに従って、関連付けられるアクセスパラメータ構成を予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから導出することができるであろう。そして、このアクセスパラメータ構成及びそのパラメータ設定が、無線ネットワークへアクセスするためにワイヤレスデバイスにより使用され得る。予め定義されるマッピングは、例えばブロードキャストされる情報において受信され、又はワイヤレスデバイスにおいて別途構成された後、ワイヤレスデバイスによって知得されてもよい。
図2は、AITのブロードキャスト及びSSIの送信が時間において分離され、ワイヤレスデバイスがAITを受信する前に現行の有効なSSIを受信し得るように、ブロードキャストされるAITよりもかなり短い周期性を持ってSSIが送信されることをさらに説明している。また、SSIがマクロノード及び“スモール(small)”ノードの双方により送信され得ることが図示されている。AITがマクロノード及びスモーラ(smaller)ノードの双方により同様に送信されてもよい。SSI、又はより広く同期信号は、実質的には、正確で有効なアクセスパラメータをブロードキャストされるアクセス情報(例えばAIT)から導出するための“鍵”である。例えばアクセス情報を含む任意のシステム情報は、例えばPBCH(Physical Broadcast Channel)上で所謂SFN(Single Frequency Network)の伝送フォーマットでブロードキャストされることが望ましいかもしれず、それは、同一の情報が大規模なエリアにわたってブロードキャストされることを意味する。その場合、その情報の様々な部分を、同期信号の手段により動的な基準で異なるエリアにおいて実装することができる。
図3は、無線ネットワークのシグナリング及びブロードキャストネットワークノード(それぞれ300及び304)並びにネットワークノード300が無線カバレッジを提供するエリア内に存在するワイヤレスデバイス302に関係して、本解決策がいかにして用いられ得るかを示す簡略化されたシグナリング図である。この例において、ネットワークノード300は、基地局又は類似のものとして示されるが、本解決策は、それらに限定されない。第1のアクション3:1は、ワイヤレスデバイス302が受信し及び保存し得る予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを、ブロードキャストネットワークノード304がブロードキャストすることを示しており、それにより、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットがワイヤレスデバイス302にとって既知であると見なし得るようになる。さらに想定されることとして、上述の予め定義されるマッピングは、いくつか例を挙げると、例えば予め構成されること、又はブロードキャストネットワークノード304からのブロードキャストにおいて取得されることによっても、ワイヤレスデバイス302にとって既知とされる。さらなるアクション3:2において、シグナリングネットワークノード300は、基本的に、適切なアクセスパラメータ構成を取得する。取得されるアクセスパラメータ構成は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットに含まれるアクセスパラメータ構成のうちの1つである。
このアクセスパラメータ構成は、現行のトラフィック状況に依存して選択されていてもよく、よって、任意の進行中のデータ通信、無線カバレッジエリア内に存在するワイヤレスデバイスの数、ランダムアクセス送信信号の数、及び生成される干渉の量など、を含み得るトラフィック状況に適合するやり方で、無線ネットワークへアクセスするためにワイヤレスデバイス302により使用されることになる。さらに、適切なアクセスパラメータ構成の選択は、シグナリングネットワークノード300自身によって又はネットワーク内の別のノードによってなされてもよく、後者のケースでは、その別のノードは、選択されるアクセスパラメータ構成をシグナリングネットワークノード300へ提供し又は指し示す。いくつかの実施形態において、その別のノードは、ブロードキャストネットワークノード304であってもよく、一方で、他の実施形態においては、無線ネットワーク内のオペレーション及びメンテナンスノードであってもよい。
アクション3:2において、シグナリングネットワークノード300は、また、上記予め定義されるマッピングに従って、取得されるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得する。同期信号は、ネットワーク内の別のノード(例えばブロードキャストネットワークノード304又は無線ネットワーク内のオペレーション及びメンテナンスノード)によってシグナリングネットワークノード300に提供されることにより取得されてもよい。代替的に、同期信号は、シグナリングネットワークノード300により予め定義されるマッピングから判定されることにより取得されてもよい。その場合、シグナリングネットワークノード300は、ブロードキャストネットワークノード304又はオペレーション及びメンテナンスノードといったネットワーク内の別のノードから、例えばバックホールインタフェースを介して、予め定義されるマッピングを受信済みであってもよい。さらに、シグナリングネットワークノード300は、ブロードキャストネットワークノード304又はオペレーション及びメンテナンスノードといったネットワーク内の別のノードから、例えばバックホールインタフェースを介して、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを受信済みであってもよい。同期信号がネットワーク内の別のノードによってシグナリングネットワークノード300へ提供されることにより取得される実施形態において、シグナリングネットワークノードは、その場合、一例として、提供される同期信号に基づき及び予め定義されるマッピングを使用して、アクセスパラメータ構成を、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから導出することにより取得し得る。
次のアクション3:3において、シグナリングネットワークノード300は、取得される同期信号をワイヤレスデバイス302へシグナリングし、その同期信号は、同期信号と予め定義されるアクセスパラメータ構成の上記圧縮済みセット内のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、取得されるアクセスパラメータ構成に関連付けられる。よって、“予め定義されるマッピング”との用語は、上述したようにそのマッピングがワイヤレスデバイスにとって既知であることを示唆する。同期信号を受信済みであって、予め定義されるマッピング及び予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットが既知であれば、ワイヤレスデバイス302は、別のアクション3:4において、受信される同期信号に基づいて関連付けられるアクセスパラメータ構成を導出することができる。また、この例は、最後のアクション3:5において、ワイヤレスデバイス302が導出されるアクセスパラメータ構成に従って例えばシグナリングネットワークノード300と通信することにより最終的に無線ネットワークへアクセスすることを示している。
ブロードキャストネットワークノードにより実行されるアクションという観点で本解決策がいかにして採用され得るかの例を、図4Aにおけるフローチャートを参照しながらここで説明する。図4Aは、上記ブロードキャストネットワークノード304といったブロードキャストネットワークノードがいかにして動作して上述の機能を達成し得るかを示している。この文脈において、“ブロードキャストネットワークノード”は、無線信号を送信し及び受信するように動作する、図3の例において示されるような基地局又は同等のものであってよい。但し、それは、ネットワーク管理ノード、RNC(Radio Network Controller)、又はO&M(Operation & Maintenance)ノードのようなネットワーク内の制御ノードであってもよく、その制御ノードは、ワイヤレスデバイスとの間で無線信号を通信するように1つ以上の基地局を制御し及びそのようにそれら基地局へ命令する、ように動作する。
ブロードキャストネットワークノードは、シグナリングネットワークノードがセル、セクタ、又はアンテナビーム、といった無線カバレッジを提供するエリアにおける無線ネットワークへアクセスする、上記ワイヤレスデバイス302といった少なくとも1つのワイヤレスデバイスの動作を制御する、ように構成される。アクション400は、ブロードキャストネットワークノードが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをブロードキャストすることを示しており、複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、上記異なる複数の同期信号が関連付けられる。
シグナリングネットワークノードにより実行されるアクションという観点で本解決策がいかにして採用され得るかの例を、図4Bにおけるフローチャートを参照しながらここで説明する。図4Bは、上記シグナリングネットワークノード300といったシグナリングネットワークノードがいかにして動作して上述の機能を達成し得るかを示している。アクションは、任意の適切な順序で実行され得る。例えば、アクション402がアクション401の前に実行されてもよく、それにより、シグナリングネットワークノードは、まず同期信号を取得し、次いで、予め定義されるマッピングに従って、取得される同期信号に関連付けられるアクセスパラメータ構成を取得する。
シグナリングネットワークノードは、上記シグナリングネットワークノード300といったシグナリングネットワークノードがセル、セクタ、又はアンテナビーム、といった無線カバレッジを提供するエリアにおける無線ネットワークへアクセスする、上記ワイヤレスデバイス302といった少なくとも1つのワイヤレスデバイスの動作を制御する、ように構成される。この文脈において、“シグナリングネットワークノード”は、無線信号を送信し及び受信するように動作する、図3の例において示されるような基地局又は同等のものであってよい。但し、それは、ネットワーク管理ノード、RNC(Radio Network Controller)、又はO&M(Operation & Maintenance)ノードのようなネットワーク内の制御ノードであってもよく、その制御ノードは、ワイヤレスデバイスとの間で無線信号を通信するように1つ以上の基地局を制御し及びそのようにそれら基地局へ命令する、ように動作する。いくつかの実施形態において、シグナリングネットワークノードは、ブロードキャストネットワークノードでもある。他の実施形態において、シグナリング及びブロードキャストネットワークノードは、別々のノードである。
最初のアクション401は、無線ネットワークへアクセスするために少なくとも1つのワイヤレスデバイスにより使用されるべきアクセスパラメータ構成をシグナリングネットワークノードが取得することを示している。上述したように、取得されるアクセスパラメータ構成は、少なくとも1つのワイヤレスデバイスにとって既知である予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のいくつかの異なるアクセスパラメータ構成のうちの1つであり、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへまとめてマッピングされるような、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に上記異なる複数の同期信号が関連付けられる。あり得る実施形態において、取得されるアクセスパラメータ構成は、例えば上述されるやり方でエリア内の現行のトラフィック状況に依存して選択されていてもよい。さらに、上述したように、アクセスパラメータ構成は、シグナリングネットワークノード自身によって選択されていてもよく、又は実装に依存してネットワーク内の別のノードによって選択されていてもよい。
次のアクション402において、シグナリングネットワークノードは、予め定義されるマッピングに従って、アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得する。同期信号とアクセスパラメータ構成との間のこのマッピングがいかにして実現され得るかのいくつかの例を、図5A、5B、及び図6A、6Bを参照しながら後に以下で説明する。
1つのあり得る実施形態において、予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号のレンジがアクセスパラメータの1つの値又はサブテーブルのいずれかへマッピングされるような、異なる複数の同期信号を異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応するものへマッピングするテーブル、を含んでもよく、そのサブテーブルでは、異なる複数の同期信号のレンジに含まれる同期信号がアクセスパラメータのそれぞれの値へマッピングされる。例えばテーブルは、異なる同期信号インデックス、及び同期信号インデックスにより表現される同期信号に関連付けられるアクセスパラメータ構成、についてのエントリを含み得る。それにより同期信号は、そういったエントリを介して、関連付けられるアクセスパラメータ構成内の特定のアクセスパラメータのセットへマピングされ得る。また、この実施形態において、例えば異なる同期信号インデックスのレンジにより表現される異なる同期信号のレンジという形式で、1つより多くの同期信号を同一のアクセスパラメータ構成にマッピングすることが可能である。
別の代替的な又は追加的な実施形態において、予め定義されるマッピングは、異なる同期信号のレンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のアクセスパラメータのそれぞれの値を判定するための、異なる複数の同期信号のレンジの関数、を含んでもよい。その関数は、異なる同期信号のレンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のそれぞれの関連付けられるアクセスパラメータ構成についてのアクセスパラメータのそれぞれの値を判定するために、異なる同期信号のレンジ内の同期信号を表現する同期信号インデックスを、入力又は引数として用いてもよい。このケースにおいて、各アクセスパラメータ“AP”が同期信号を表現する同期信号インデックス(例えばSSI)を入力として用いる関数“f”を計算することにより(即ち、基本的にAP=f(SSI)というやり方で)導出され得るような、1つ以上の具体的なアクセスパラメータの各々について具体的に定義される関数が存在し得る。関数を用いるこの後者の実施形態において、例えば異なる同期信号インデックスのレンジにより表現される異なる同期信号のレンジという形式で、アクセスパラメータ構成内のあるアクセスパラメータのそれぞれの値を導出するための単一の関数へいくつかの同期信号をマッピングすることが可能である。
次のアクション404において、シグナリングネットワークノードは、取得される同期信号を少なくとも1つのワイヤレスデバイスへシグナリングする。あり得る実施形態において、シグナリングネットワークノードは、取得される同期信号を少なくとも1つのワイヤレスデバイスへブロードキャストにより又は専用シグナリングによりシグナリングし得る。それにより、少なくとも1つのワイヤレスデバイスは、シグナリングされる同期信号及び上記予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットからアクセスパラメータ構成を(即ちアクション401において取得されるものを)導出することが可能となる。次いで、このアクセスパラメータ構成は、エリア内の無線ネットワークへアクセスするために、ワイヤレスデバイスにより使用され得る。
このようにして、エリア内に位置するワイヤレスデバイスへ具体的に適切なアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を簡易にシグナリングすることにより、そのエリアにおいてそのアクセスパラメータ構成を実装することが可能である。同期信号をシグナリングすることで、アクセスパラメータ構成全体をシグナリングすることと比較して要する無線リソースがかなり少なくなり、よって生成される干渉がより少なくなるということは、利点である。例えばシグナリングに要する無線リソースの量が低減されることにより、エリア内の性能が概して向上し及び/又は最適化され得るように、そのエリア内の現行のトラフィック状況に適応され又は最適化さえもされるアクセスパラメータ構成を選択することが可能となり得る。別の利点は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットが、同一の情報が非圧縮である場合よりも小さいサイズであり、よってネットワークによりブロードキャストされる際に要する無線リソースがより少なく、並びにワイヤレスデバイス内及び/又はネットワークノード内に記憶される際に要するスペースがより少なくなる、ということである。いくつかのさらなるあり得る実施形態を以下で概説する。
別のあり得る実施形態において、異なるエリア、セクタ又はアンテナビームにおいて異なる同期信号がシグナリングされて、当該異なるエリア、セクタ又はアンテナビーム内で対応する関連付けられるアクセスパラメータ構成が実装されてもよい。それにより、異なるエリア、セクタ又はアンテナビームにおいて個別に及び局所的にアクセス手続を適応させ又は最適化することができ、それは、例えば無線リソースの利用及び干渉の観点で無線ネットワークにおける全体的な性能を向上させ得る。例えば、あるトラフィック状況においてワイヤレスデバイスにより使用されるアクセスパラメータ構成がそのトラフィック状況に適応し及び適しているとき、アクセス手続におけるいかなるメッセージの通信もより信頼性が高く、成功しやすいものとなるであろう。さらに、2つ以上のワイヤレスデバイスにより偶然同時に送信されるランダムアクセスメッセージ間のいかなる衝突も回避され得るし、又は少なくともそういった衝突の回数が低減され、それによりアクセス手続が失敗する際に行われる必要のある再送信の回数も低減され得る。
1つのさらなる実施形態において、シグナリングネットワークノードは、シグナリングされる同期信号の手段により、少なくとも1つのワイヤレスデバイスが存在するエリア、セクタ又はアンテナビーム内で実装される取得されるアクセスパラメータ構成に基づいて、当該エリア、セクタ又はアンテナビーム内で少なくとも1つのワイヤレスデバイスからのランダムアクセスメッセージについて監視してもよい。この実施形態の潜在的な利点は、シグナリングネットワークノードが、エリア、セクタ又はアンテナビームにおいて送信される任意のランダムアクセスメッセージを、他の隣接するエリア、セクタ又はアンテナビームにおいて送信されるメッセージと、より容易に区別することが可能となり得ることである。
別のあり得る実施形態において、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット及び予め定義されるマッピングが、少なくとも1つのワイヤレスデバイスにおいて、例えばデバイスの製造において又は無線ネットワークへの初期接続におけるシグナリングにより、予め構成済みとされてもよい。代替的に又は追加的に、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットは、エリアにわたってブロードキャストされてもよい。シグナリングされる同期信号は、いくつかの実施形態において物理チャネルの特性に関連付けられ得る。これらのチャネル特性は、物理チャネルフォーマット、スクランブリングコード、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)コード、のうちの少なくとも1つを含み得る。それにより、ワイヤレスデバイスは、シグナリングされる同期信号に基づいてチャネル特性を識別することにより、並びにブロードキャストされる予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを受信し及び復号するためにこれらチャネル特性を使用することにより、ブロードキャストされる予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをより容易に受信し及び復号することができるであろう。
ワイヤレスデバイスにより実行されるアクションという観点で本解決策がいかにして採用され得るかの例を、図4Cにおけるフローチャートを参照しながらここで説明する。図4Cは、上記ワイヤレスデバイス302といったワイヤレスデバイスがいかにして動作して上述の機能を達成し得るかを示している。
ワイヤレスデバイスは、シグナリングネットワークノード300といったシグナリングネットワークノードが無線カバレッジを提供するエリア内で、無線ネットワークへアクセスするために構成される。図4Cにおいて示される手続は、アクション404からの破線矢印により指し示されるように、シグナリングネットワークノードが図4Bにおいて示される上述の手続を実行した後に実行され得る。よって次のアクション406において、ワイヤレスデバイスは、シグナリングネットワークノードから、無線ネットワークへアクセスするための予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内に含まれるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を受信し、よってその同期信号は、前述のアクション404において送信されたものである。上述したように、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に上記異なる複数の同期信号が関連付けられる。よって“予め定義されるマッピング”との用語は、マッピングがワイヤレスデバイスにとって既知であることを示唆する。
次のアクション408において、ワイヤレスデバイスは、受信される同期信号及び予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットからアクセスパラメータ構成を導出する。最後のアクション410は、何らかの時点でワイヤレスデバイスが導出されるアクセスパラメータ構成に従って無線ネットワークへアクセスすることを示す。
上述の実施形態のうちの少なくともいくつかが、この手続においてワイヤレスデバイスによって同様に使用されてよい。よって、1つのあり得る実施形態において、予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の上記レンジがアクセスパラメータの1つの値へ又はサブテーブルへマッピングされるような、異なる複数の同期信号を異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応するものへマッピングするテーブル、を含んでもよく、そのサブテーブルにおいて、異なる複数の同期信号の上記レンジに含まれる同期信号がアクセスパラメータのそれぞれの値へマッピングされる。別のあり得る実施形態において、予め定義されるマッピングは、異なる同期信号の上記レンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のアクセスパラメータのそれぞれの値を判定するための、異なる複数の同期信号のレンジの関数、を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット及び予め定義されるマッピングと共に予め構成されていてもよい。代替的に又は追加的に、ワイヤレスデバイスは、ブロードキャストネットワークノードからのブロードキャストにおいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを受信してもよい。そのケースにおいて、シグナリングされる同期信号は、物理チャネルの特性に関連付けられてもよく、その特性は、物理チャネルフォーマット、スクランブリングコード、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)コード、のうちの少なくとも1つを含む。さらにワイヤレスデバイスは、シグナリングネットワークノードからのブロードキャスト又は専用シグナリングにおいて同期信号を受信してもよい。
上で言及したように、予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号を異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応する関連付けられるものへマッピングするテーブルを含み得る。そういったテーブルの一部がいかにして構成され得るかの例が、図5Aに示されており、図中で、同期信号は、SSIx(x=1、…、11、12、13、…)で表記される同期信号インデックスにより表現され、及びアクセスパラメータは、APn(n=1、2、…)で表記されている。各同期信号インデックスSSIxは、アクセスパラメータAP1、AP2…のセットへマッピングされる。この例において同期信号インデックスSSI11は、アクセスパラメータの値AP111、AP211…のセットへマッピングされ、同期信号SSI12は、アクセスパラメータの値AP112、AP212…のセットへマッピングされ、同期信号SSI13は、アクセスパラメータの値AP113、AP213…のセットへマッピングされる、などとなる。この例における同期信号は、それぞれの同期信号インデックスを介して非圧縮のやり方でアクセスパラメータの値へマッピングされ、そのマッピングは、1つの及び同一のアクセスパラメータの値への又はアクセスパラメータの値のサブテーブルへの同期信号のレンジの上述した圧縮済みマッピングに加えてテーブル内に含められてもよい。サブテーブルは、ワイヤレスデバイスへシグナリングされてもよく、又はワイヤレスデバイスにおいて予め構成されていてもよい。
さらに上で言及したように、予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号のレンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のそれぞれの関連付けられるアクセスパラメータ構成についてのアクセスパラメータのそれぞれの値を判定するための、異なる複数の同期信号のレンジの関数、を含んでもよく、異なる同期信号のレンジ内の同期信号を表現する同期信号インデックスは、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のそれぞれの関連付けられるアクセスパラメータ構成についてのアクセスパラメータのそれぞれの値を判定するための関数への入力又は引数として用いられてもよい。そういったマッピングがいかにして実現され得るかの例が図5Bに示されており、図中で、異なる同期信号のレンジ内の同期信号はSSIxで表記される同期信号インデックスにより表現され、異なる同期信号は下付き文字xの異なる値により区別され、及び関数は、fn(n=1、2、3…)で表記されている。よって、例となる同期信号SSIxについて、第1のアクセスパラメータAP1をf1(SSIx)として計算することができ、第2のアクセスパラメータAP2をf2(SSIx)として計算することができ、第3のアクセスパラメータAP3をf3(SSIx)として計算することができる、などとなる。よってこの例において異なる同期信号を入力とする具体的なアクセスパラメータの異なる値を判定するための1つの及び同一の関数を使用することにより圧縮が達成される。このケースにおいて、ワイヤレスデバイスが受信される同期信号に対応する同期インデックスを関数への入力として使用することによりアクセスパラメータの値を判定できるようにするためには、関数をブロードキャストし又は予め構成することで十分である。
異なる同期信号を異なるアクセスパラメータ構成へマッピングするためのテーブルをいかにして構成し得るかの別の例が図6Aに示されており、図中で、同期信号は、SSIx(x=1、…、16、17、18、…)で表記される同期信号インデックスにより表現され、アクセスパラメータは、APn(n=1、2、…)で表記されている。この例は、個別の同期信号インデックスSSI16〜SSI18を第1のアクセスパラメータAP1のそれぞれの値AP116〜AP118へマッピングするためのサブテーブルへのポインタを含み、一方で全ての同期信号SSI16〜SSI18が別の第2のアクセスパラメータAP2の1つの及び同一の値AP216〜18へマッピングされる、テーブルの単一のエントリにおける異なるアクセスパラメータへ、同期信号インデックスSSI16〜SSI18により表現される同期信号のレンジがいかにしてマッピングされ得るかを示している。
同期信号の関数がアクセスパラメータを判定するためにいかにして使用され得るかの別の例が図6Bに示されており、図中で、同期信号インデックスSSI16〜SSI18のレンジの各々は、AP1x=f1(SSIx)(SSIxは、SSI16〜SSI18のうちのいずれかであり、AP1xは、第1のアクセスパラメータAP1のそれらのそれぞれの値AP116〜AP118)であるような、第1のアクセスパラメータAP1の値を判定するための同一の関数f1への入力として使用され得る。この例において、別の第2のアクセスパラメータAP2の値は、同期信号のレンジ内の同期信号インデックスSSI16〜SSI18に対応する同期信号についてAP216〜18である。
また、上で言及したように、異なるエリア、セクタ又はアンテナビーム内の任意のワイヤレスデバイスがそのエリアにおいてランダムアクセスを実行するための対応するアクセス関連パラメータを導出できるように、異なるエリア、セクタ又はアンテナビームにおいて異なる同期信号がシグナリングされて、当該エリア、セクタ又はアンテナビーム内で対応する関連付けられるアクセスパラメータ構成が実装されてもよい。この実施形態の2つの例が図7及び図8に示されている。これらの例において、“基地局”との用語が使用されるであろう。但し、これらの例においてネットワークノードとの用語が使用されてもよい。図7において、無線ネットワーク700は、少なくとも1つの基地局704、並びに以下のようにアクセス情報をブロードキャストし及び同期信号を送信するように基地局704を制御する制御ノード706、を含む。
基地局704は、相対的に広いエリアにわたってアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを含むアクセス情報AITをブロードキャストする。基地局704は、また、広いエリアの範囲内の複数のより小規模なセクタ又はアンテナビームにわたって、相異なる同期信号(即ち、図中で示されるようなSSI4、SSI5、SSI6、及びSSI7、により指し示される信号)を送信する。それにより、あるセクタ又はアンテナビームにおいてこれら同期信号のうちの1つを受信するいかなるワイヤレスデバイスも、受信される同期信号を用いて、そのセクタ又はアンテナビームにおいて有効なアクセスパラメータ構成を導出することができる。受信される同期信号は、例えば、上述されるようなSSIシーケンスであってもよく、それはワイヤレスデバイスによりSSIへ変換され、そのSSIは、この例において図7に示されているSSI4〜7のうちの1つであり得る。よって、例えば、SSI7に対応する同期信号を受信するワイヤレスデバイス702は、例えば上述の実施形態のうちのいずれかに従って、そこから有効なアクセスパラメータを伴うアクセスパラメータ構成を導出することができる。
ネットワークノードの一例である基地局は、例えば、予め定義される方向のセットにおけるアナログビームフォーミングをサポートする高度なアンテナソリューションを具備していてもよい。このケースにおいて、どのビームにおいてワイヤレスデバイス702が基地局704からの将来のダウンリンクの送信について最良の受信を行うのかを基地局704が知得していることが有利であるかもしれず、それは図7のシナリオではランダムアクセス手続から既に達成済みであり得る。それにより、基地局704は、例えばワイヤレスデバイス702により受信され及び使用されるSSI7に対応する同期信号に対応するダウンリンクビームにおいてのみ、デバイス702へRAR(Random Access Response)を送信することができる。よって、ワイヤレスデバイス702は、SSI7に係るランダムアクセスパラメータを導出し及び使用することにより、どのダウンリンクビームが最良であるかを指し示し得る。このようにして、RARにより引き起こされる干渉が他のビームにおいて回避され得る。
また、基地局は、異なる全ての方向において同時にベースバンド処理を実行するために限られたキャパシティを有しているかもしれず、そのため、異なるダウンリンクビームにおけるワイヤレスデバイスは、基地局が対応するアップリンクビームにおいてランダムアクセスの送信信号をサーチするちょうどそのときに、そのRACHプリアンブルを送信することを確実化することが望まれ得る。すると、基地局は、あり得る各方向においてPRACHのシーケンシャルな処理を実行することが可能となり得る。図7の例を使用することで、アクセス情報のブロードキャストの良好な性能を保証しつつ、PRACHのアップリンクの受信用ビーム形成が可能となる。
図8において、無線ネットワーク800は、広いエリアをカバーするマクロノードといったネットワークノードの一例である基地局804、その広いエリアの範囲内のより小規模なエリアをカバーするネットワークノードのさらなる例である3つの基地局808、810、及び812、並びに以下のようにアクセス情報をブロードキャストし及び同期信号を送信するように基地局804、808〜812を制御する制御ノード806の形式のネットワークノード、を含む。
基地局804は、相対的に広いエリアにわたって予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを含むアクセス情報AITをブロードキャストする。基地局808〜812及び804は、図8に示されているようなそれぞれSSI16、SSI17、SSI18、及びSSI19、によって指し示される相異なる同期信号を送信する。それにより、これら同期信号のうちのいずれかを受信するいかなるワイヤレスデバイスも、例えば上述の実施形態のうちのいずれかに従って、そこから有効なアクセスパラメータを伴うアクセスパラメータ構成を導出することができる。
例えば、SSI16に対応する同期信号を受信するワイヤレスデバイス802は、よって、アクセスパラメータ構成をそれに応じて導出することができる。図8におけるような大規模なエリアにわたってAITを送信することは、所謂マクロダイバーシティゲインを可能にする。一方、同一の大規模なエリアにわたって同一の同期信号がやはり送信される場合、例えば基地局サイト間におけるRACHの整合を要し得るために、追加的な問題が生じかねない。ワイヤレスデバイスがRACHプリアンブルを送信するケースにおいて、エリアの範囲内における任意のネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへの応答としてRARメッセージが送信されることを確実化する責任を有するであろう。ネットワークノードがRARの送信を協調させられないケースにおいて、ワイヤレスデバイスは、異なる基地局から送信されるネットワークからの複数のRARメッセージを恐らく受信するであろう。
これを回避するための1つのあり得るやり方は、図8における基地局804から図示されるような大規模なエリア全体にわたって予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットを含む単一のAITを送信し、一方で基地局808〜812によりカバーされるより小規模なエリアにおいて異なる同期信号がシグナリングされることであり得る。RACHプリアンブルといったワイヤレスデバイス802により使用されるRACH関連パラメータは、そのケースにおいて、どの同期信号が受信されたかに依存し得る。
図9におけるブロック図は、無線ネットワークのシグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902が、それぞれ上述の解決策及びその実施形態をもたらすためにいかにして構築され得るかの詳細ではあるが限定的ではない例を示している。この図において、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902は、上述のように、及び適宜以下のように、解決策を採用する例及び実施形態のうちのいずれかに従って動作するように構成され得る。シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902の各々は、プロセッサ“P”、メモリ“M”、並びにここで説明されるやり方で信号を送信し及び受信するのに適した機器を伴う通信回路“C”、を含むことが図示されている。
よって、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902の各々における通信回路Cは、実装に依存して無線通信に適したプロトコルを使用して無線インタフェース上で通信を行うために構成される機器を含む。シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904の各々における通信回路Cは、さらに、これらノード間だけでなくネットワーク内の他のネットワークノードとの間の通信にも適したプロトコルを使用して、バックホールインタフェース上で通信するために構成される機器を含んでもよい。但し、本解決策は、いかなる特定のタイプのデータ又はプロトコルにも限定されない。
シグナリングネットワークノード900は、上述されるやり方で、図4Bにおけるフローチャートのアクション401〜404を実行する、ように構成され又は配置される手段を含む。ブロードキャストネットワークノード904は、上述されるやり方で、図4Aにおけるフローチャートのアクション400を実行する、ように構成され又は配置される手段を含む。さらに、ワイヤレスデバイス902は、上述されるやり方で、図4Cにおけるフローチャートのアクション406〜410を実行する、ように構成され又は配置される手段を含む。図4A、図4B、及び図4Cのアクションは、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902におけるそれぞれのプロセッサP内の機能モジュールの手段により実行され得る。
シグナリングネットワークノード900は、シグナリングネットワークノード900が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイス902の動作を制御する、ように構成される。よって、シグナリングネットワークノード900は、プロセッサP及びメモリMを含んでもよく、当該メモリは、当該プロセッサにより実行可能な命令を含み、それによりシグナリングネットワークノード900は以下のように動作可能である。
シグナリングネットワークノード900は、無線ネットワークへアクセスするために少なくとも1つのワイヤレスデバイス902により使用されるべきアクセスパラメータ構成を取得するように動作可能であり、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、当該異なる複数の同期信号が関連付けられる。この動作は、例えば上記アクション401について説明したやり方で、シグナリングネットワークノード900内の取得モジュール900aにより実行され得る。
シグナリングネットワークノード900は、また、当該予め定義されるマッピングに従って、アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得するように動作可能である。この動作は、例えば上記アクション402について説明されるやり方で、取得モジュール900aにより実行され得る。シグナリングネットワークノード900は、また、取得される同期信号を少なくとも1つのワイヤレスデバイス902へシグナリングして、シグナリングされる同期信号及び当該予め定義されるマッピングに基づいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから、少なくとも1つのワイヤレスデバイス902が当該アクセスパラメータ構成を導出することを可能にするように動作可能である。この動作は、例えば上記アクション404について説明したやり方で、シグナリングモジュール900bにより実行され得る。
ブロードキャストネットワークノード904は、シグナリングネットワークノード900が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイス902の動作を制御する、ように構成される。よって、ブロードキャストネットワークノード904は、プロセッサP及びメモリMを含んでもよく、当該メモリは、当該プロセッサにより実行可能な命令を含み、それによりブロードキャストネットワークノード904は以下のように動作可能である。
ブロードキャストネットワークノード904は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをブロードキャストするように動作可能であり、複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、当該異なる複数の同期信号が関連付けられる。この動作は、例えば上記アクション400について説明したやり方で、ブロードキャストネットワークノード904内のブロードキャストモジュール904aにより実行され得る。
ワイヤレスデバイス902は、シグナリングネットワークノード900が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする、ように構成される。よって、ワイヤレスデバイス902は、プロセッサP及びメモリMを含んでもよく、当該メモリは、当該プロセッサにより実行可能な命令を含み、それによりワイヤレスデバイス902は以下のように動作可能である。
ワイヤレスデバイス902は、無線ネットワークへアクセスするために、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内に含まれるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を、シグナリングネットワークノード900から受信するように動作可能であり、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内の異なる複数のアクセスパラメータ構成に、当該異なる複数の同期信号が関連付けられる。この受信動作は、例えば上記アクション406について説明したやり方で、ワイヤレスデバイス902内の受信モジュール902aにより実行され得る。
ワイヤレスデバイス902は、また、受信される同期信号及び予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットから、上記アクセスパラメータ構成を導出するように動作可能である。この動作は、例えば上記アクション408について説明したやり方で、導出モジュール902bにより実行され得る。ワイヤレスデバイス902は、また、導出されるアクセスパラメータ構成に従って、無線ネットワークへアクセスするように動作可能である。この動作は、例えば上記アクション410について説明したやり方で、ワイヤレスデバイス902内のアクセスモジュール902cにより実行され得る。
留意すべきこととして、図9は、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902内の多様な機能モジュールをそれぞれ示しており、当業者は、適切なソフトウェア及びハードウェアを用いて実践においてこれら機能モジュールを実装することができる。よって、本解決策は、概して、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904並びにワイヤレスデバイス902の図示された構造には限定されず、それらにおける機能モジュール900a〜b、904a及び902a〜cは、適当な場合には、本開示において説明した特徴及び実施形態のいずれに従って動作するようにも構成されてよい。
上述した機能モジュール900a〜b、904a及び902a〜cを、それぞれのコンピュータプログラムのプログラムモジュールの手段により、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902においてそれぞれ実装することができ、それらコンピュータプログラムは、プロセッサPによって実行されると、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904、並びにワイヤレスデバイス902に、上述したアクション及び手続を実行させるコード手段、を含む。各プロセッサPは、単一のCPU(Central Processing Unit)を含んでもよく、又は2つ以上の処理ユニットを含むことができる。例えば、各プロセッサPは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサ、及び/若しくは関連するチップセット、並びに/又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)といった特殊目的のマイクロプロセッサ、を含んでもよい。各プロセッサPは、キャッシュ目的のためのストレージをも含んでもよい。
各コンピュータプログラムは、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904並びにワイヤレスデバイス902の各々におけるコンピュータプログラムプロダクトによって、コンピュータ読取可能な媒体を有し及びプロセッサPへ接続されるメモリの形式で、担持されてもよい。シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904並びにワイヤレスデバイス902の各々におけるコンピュータプログラムプロダクト又はメモリMは、そのようにして、コンピュータプログラムが例えばコンピュータプログラムモジュールなどの形式で記憶されたコンピュータ読取可能な媒体を含む。例えば、各ノード内のメモリMは、フラッシュメモリ、RAM(Random-Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)であってもよく、プログラムモジュールは、代替的な実施形態では、それぞれのシグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904並びにワイヤレスデバイス902内のメモリの形式で、異なる複数のコンピュータプログラムプロダクト上に分散されてもよい。
ここで説明した解決策は、適当な場合には、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に当該少なくとも1つのプロセッサに、上記の実施形態のうちいずれかに係るアクション群を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムによって、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904並びにワイヤレスデバイス902の各々内に実装されてもよい。本解決策は、シグナリング及びブロードキャストネットワークノード900、904並びにワイヤレスデバイス902の各々において、上記コンピュータプログラムを収容する担体で実装されてもよく、その担体は、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである。
本解決策は、特定の例示的な実施形態への参照と共に説明されているものの、その説明は、概して本発明概念を例示することを意図されているのみであり、本解決策のスコープを限定するものとして受け取られるべきではない。例えば、本開示を通じて、“ネットワークノード”、“ワイヤレスデバイス”、“アクセスパラメータ”、“アクセスパラメータ構成”、“同期信号”及び“予め定義されるマッピング”という用語が使用されているが、ここで説明した特徴及び特性を有する任意の他の対応するエンティティ、機能、及び/又はパラメータもまた使用されることができる。本解決策は、添付の特許請求の範囲により定義される。
Claims (38)
- 無線ネットワークのシグナリングネットワークノード(300)により実行される、前記シグナリングネットワークノード(300)が無線カバレッジを提供するエリア内の前記無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)の動作を制御するための方法であって、
前記無線ネットワークへアクセスするために前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)により使用されるべきアクセスパラメータ構成を取得すること(400)と、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記異なる複数のアクセスパラメータ構成に前記異なる複数の同期信号が関連付けられることと、
前記予め定義されるマッピングに従って、前記アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得すること(402)と、
取得される前記同期信号を前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)へシグナリングして(404)、シグナリングされる前記同期信号及び前記予め定義されるマッピングに基づいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットから前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)が前記アクセスパラメータ構成を導出することを可能にすることと、
を含む方法。 - 取得される前記アクセスパラメータ構成は、前記エリア内の現行のトラフィック状況に依存して選択されている、請求項1に記載の方法。
- 異なるエリア、セクタ又はアンテナビームにおいて異なる同期信号がシグナリングされて、前記エリア、セクタ又はアンテナビーム内で対応する関連付けられるアクセスパラメータ構成が実装される、請求項1又は請求項2に記載の方法。
- 前記シグナリングネットワークノード(300)は、シグナリングされる前記同期信号の手段により、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)が存在するエリア、セクタ又はアンテナビーム内で実装される取得される前記アクセスパラメータ構成に基づいて、前記エリア、セクタ又はアンテナビーム内で前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)からのランダムアクセスメッセージについて監視する、請求項3に記載の方法。
- 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジが前記アクセスパラメータの1つの値(AP216−18)へ又はサブテーブルへマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号を前記異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応するものへマッピングするテーブル、を含み、前記サブテーブルにおいて、異なる複数の同期信号の前記レンジに含まれる前記同期信号が前記アクセスパラメータのそれぞれの値(AP116,AP117,AP118)へマッピングされる、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記アクセスパラメータ(AP116,AP117,AP118)のそれぞれの値(f1(SSIx))を判定するための、異なる複数の同期信号の前記レンジの関数、を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット及び前記予め定義されるマッピングは、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)において予め構成されている、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットは、前記エリアにわたってブロードキャストされる、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- シグナリングされる前記同期信号は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットをブロードキャストするために使用される物理チャネルの特性にさらに関連付けられ、前記特性は、物理チャネルフォーマット、スクランブリングコード、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)コード、のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記シグナリングネットワークノード(300)は、取得される前記同期信号を、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)へブロードキャストにより又は専用シグナリングによりシグナリングする、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- シグナリングネットワークノード(900)が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)の動作を制御する、ように構成される前記シグナリングネットワークノード(900)であって、
前記無線ネットワークへアクセスするために前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)により使用されるべきアクセスパラメータ構成を取得する、
ように動作可能であり、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記異なる複数のアクセスパラメータ構成に前記異なる複数の同期信号が関連付けられ、
前記シグナリングネットワークノード(900)は、
前記予め定義されるマッピングに従って、前記アクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を取得し、
取得される前記同期信号を前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)へシグナリングして、シグナリングされる前記同期信号及び前記予め定義されるマッピングに基づいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットから前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)が前記アクセスパラメータ構成を導出することを可能にする、
ように動作可能である、シグナリングネットワークノード(900)。 - 取得される前記アクセスパラメータ構成は、前記エリア内の現行のトラフィック状況に依存して選択されている、請求項11に記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 異なるエリア、セクタ又はアンテナビームにおいて異なる同期信号がシグナリングされて、前記エリア、セクタ又はアンテナビーム内で対応する関連付けられるアクセスパラメータ構成が実装される、請求項11又は請求項12に記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 前記シグナリングネットワークノード(900)は、シグナリングされる前記同期信号の手段により、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)が存在するエリア、セクタ又はアンテナビーム内で実装される取得される前記アクセスパラメータ構成に基づいて、前記エリア、セクタ又はアンテナビーム内で前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)からのランダムアクセスメッセージについて監視する、ように構成される、請求項13に記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジが前記アクセスパラメータの1つの値(AP216−18)へ又はサブテーブルへマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号を前記異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応するものへマッピングするテーブル、を含み、前記サブテーブルにおいて、異なる複数の同期信号の前記レンジに含まれる前記同期信号が前記アクセスパラメータのそれぞれの値(AP116,AP117,AP118)へマッピングされる、請求項11〜14のいずれかに記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記アクセスパラメータ(AP116,AP117,AP118)のそれぞれの値(f1(SSIx))を判定するための、異なる複数の同期信号の前記レンジの関数、を含む、請求項11〜15のいずれかに記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット及び前記予め定義されるマッピングは、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)において予め構成されている、請求項11〜16のいずれかに記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットは、前記エリアにわたってブロードキャストされる、請求項11〜16のいずれかに記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- シグナリングされる前記同期信号は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットをブロードキャストするために使用される物理チャネルの特性にさらに関連付けられ、前記特性は、物理チャネルフォーマット、スクランブリングコード、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)コード、のうちの少なくとも1つを含む、請求項18に記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- 前記シグナリングネットワークノード(900)は、取得される前記同期信号を、前記少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)へブロードキャストにより又は専用シグナリングによりシグナリングする、ように構成される、請求項11〜19のいずれかに記載のシグナリングネットワークノード(900)。
- ワイヤレスデバイス(302)により実行される、シグナリングネットワークノード(300)が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスするための方法であって、
前記シグナリングネットワークノード(300)から、前記無線ネットワークへアクセスするための予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内に含まれるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を受信すること(406)と、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記異なる複数のアクセスパラメータ構成に前記異なる複数の同期信号が関連付けられることと、
受信される前記同期信号及び前記予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットから前記アクセスパラメータ構成を導出すること(408)と、
導出される前記アクセスパラメータ構成に従って、前記無線ネットワークへアクセスすること(410)と、
を含む方法。 - 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジが前記アクセスパラメータの1つの値(AP216−18)へ又はサブテーブルへマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号を前記異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応するものへマッピングするテーブル、を含み、前記サブテーブルにおいて、異なる複数の同期信号の前記レンジに含まれる前記同期信号が前記アクセスパラメータのそれぞれの値(AP116,AP117,AP118)へマッピングされる、請求項21に記載の方法。
- 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記アクセスパラメータ(AP116,AP117,AP118)のそれぞれの値(f1(SSIx))を判定するための、異なる複数の同期信号の前記レンジの関数、を含む、請求項21又は請求項22に記載の方法。
- 前記ワイヤレスデバイス(302)は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット及び前記予め定義されるマッピングを伴って予め構成されている、請求項21〜23のいずれかに記載の方法。
- 前記ワイヤレスデバイス(302)は、ブロードキャストネットワークノード(304)からのブロードキャストにおいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットを受信する、請求項21〜24のいずれかに記載の方法。
- シグナリングされる前記同期信号は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットをブロードキャストするために使用される物理チャネルの特性にさらに関連付けられ、前記特性は、物理チャネルフォーマット、スクランブリングコード、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)コード、のうちの少なくとも1つを含む、請求項25に記載の方法。
- 前記ワイヤレスデバイス(302)は、前記シグナリングネットワークノード(300)からブロードキャスト又は専用シグナリングにおいて前記同期信号を受信する、請求項21〜26のいずれかに記載の方法。
- シグナリングネットワークノード(900)が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする、ように構成されるワイヤレスデバイス(902)であって、
前記シグナリングネットワークノード(900)から、前記無線ネットワークへアクセスするための予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセット内に含まれるアクセスパラメータ構成に関連付けられる同期信号を受信する、
ように動作可能であり、異なる複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記異なる複数のアクセスパラメータ構成に前記異なる複数の同期信号が関連付けられ、
前記ワイヤレスデバイス(902)は、
受信される前記同期信号及び前記予め定義されるマッピングに基づいて、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットから前記アクセスパラメータ構成を導出し、
導出される前記アクセスパラメータ構成に従って、前記無線ネットワークへアクセスする、
ように動作可能である、ワイヤレスデバイス(902)。 - 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジが前記アクセスパラメータの1つの値(AP216−18)へ又はサブテーブルへマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号を前記異なる複数のアクセスパラメータ構成のうちの対応するものへマッピングするテーブル、を含み、前記サブテーブルにおいて、異なる複数の同期信号の前記レンジに含まれる前記同期信号が前記アクセスパラメータのそれぞれの値(AP116,AP117,AP118)へマッピングされる、請求項28に記載のワイヤレスデバイス(902)。
- 前記予め定義されるマッピングは、異なる複数の同期信号の前記レンジ内の各同期信号について、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記アクセスパラメータ(AP116,AP117,AP118)のそれぞれの値(f1(SSIx))を判定するための、異なる複数の同期信号の前記レンジの関数、を含む、請求項28又は請求項29に記載のワイヤレスデバイス(902)。
- 前記ワイヤレスデバイス(302)は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット及び前記予め定義されるマッピングを伴って予め構成されている、請求項28〜30のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(902)。
- 前記ワイヤレスデバイス(902)は、ブロードキャストネットワークノード(904)からのブロードキャストにおいて予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットを受信する、請求項28〜31のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(902)。
- シグナリングされる前記同期信号は、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセットをブロードキャストするために使用される物理チャネルの特性にさらに関連付けられ、前記特性は、物理チャネルフォーマット、スクランブリングコード、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)コード、のうちの少なくとも1つを含む、請求項32に記載のワイヤレスデバイス(902)
- 前記ワイヤレスデバイス(902)は、前記シグナリングネットワークノード(900)からブロードキャスト又は専用シグナリングにおいて前記同期信号を受信する、請求項28〜33のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(902)。
- 無線ネットワークのブロードキャストネットワークノード(304)により実行される、シグナリングネットワークノード(300)が無線カバレッジを提供するエリア内の前記無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイス(302)の動作を制御するための方法であって、
予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをブロードキャストすること(400)と、複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記異なる複数のアクセスパラメータ構成に前記異なる複数の同期信号が関連付けられることと、
を含む方法。 - シグナリングネットワークノード(900)が無線カバレッジを提供するエリア内の無線ネットワークへアクセスする少なくとも1つのワイヤレスデバイス(902)の動作を制御する、ように構成されるブロードキャストネットワークノード(904)であって、
予め定義されるアクセスパラメータ構成の圧縮済みセットをブロードキャストする、
ように動作可能であり、複数の同期信号のレンジが予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内のあるアクセスパラメータへ共同的にマッピングされるような、前記異なる複数の同期信号と異なる複数のアクセスパラメータ構成との間の予め定義されるマッピングに従って、予め定義されるアクセスパラメータ構成の前記圧縮済みセット内の前記異なる複数のアクセスパラメータ構成に前記異なる複数の同期信号が関連付けられる、
ブロードキャストネットワークノード(904)。 - 少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1〜10、21〜27及び35、のうちのいずれか1つに記載の前記方法を遂行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
- 電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである、請求項37の前記コンピュータプログラムを収容する担体。
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