JP2018531540A6 - 異なる複数の無線ネットワークノードからのビーム間のモビリティ手続 - Google Patents

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Abstract

ここでの実施形態は、ワイヤレス通信ネットワーク(1)において第1の無線ネットワークノード(12)と第2の無線ネットワークノード(13)との間のワイヤレスデバイス(10)のモビリティ手続を可能にするための、第2の無線ネットワークノード(13)により実行される方法に関連する。第2の無線ネットワークノード(13)は、接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノードにおいて使用されるアクティブなビームのセットを判定し、第1の無線ネットワークノード(12)へ標識を送信する。標識は、判定されるアクティブなビームのセットを指し示す。アクティブなビームのセットは、ワイヤレスデバイス(10)のモビリティ手続において使用される。
【選択図】図3

Description

ここでの実施形態は、ワイヤレス通信のための、第1の無線ネットワークノード、第2の無線ネットワークノード、及びそれらにおいて実行される方法に関連する。具体的には、ここでの実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて第1の無線ネットワークノードと第2の無線ネットワークノードとの間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にすることに関連する。
典型的なワイヤレス通信ネットワークにおいて、ワイヤレス通信デバイス、移動局、ステーション(STA)及び/又はユーザ機器(UE)としても知られるワイヤレスデバイスは、1つ以上のコアネットワークへ無線アクセスネットワーク(RAN)を介して通信する。RANは、複数のサービスエリア又はセルエリアへ分割される地理的エリアをカバーし、各サービスエリア又はセルエリアは、例えば、無線アクセスノード(例えば、Wi−Fiアクセスポイント又は無線基地局(RBS))といった無線ネットワークノードなどのアクセスノードによりサービスされ、RBSは、いくつかのネットワークでは、例えば“ノードB”又は“eNodeB”とも表記され得る。エリア又はセルエリアは、アクセスノードにより無線カバレッジが提供される地理的エリアである。アクセスノードは、当該アクセスノードのレンジのワイヤレスデバイスと無線周波数上で動作するエアインタフェース上で通信する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、第3世代の通信ネットワークであり、当該ネットワークは、第2世代(2G)のGSM(Global System for Mobile Communications)から進化した。UTRAN(UMTS terrestrial radio access network)は、本質的に、ユーザ機器についてWCDMA(wideband code division multiple access)及び/又はHSPA(High Speed Packet Access)を用いるRANである。3GPP(Third Generation Partnership Project)として知られるフォーラムにおいて、通信サプライヤは、第3世代ネットワーク及び特にUTRANについて標準を提案し及び合意し、並びに、強化されたデータレート及び無線キャパシティを探求している。例えばUMTSにおけるもののようないくつかのRANにおいて、複数のアクセスノードが、例えば地上回線又はマイクロ波によって無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)といったコントローラノードへ接続され得る。コントローラノードは、当該コントローラノードへ接続される複数のアクセスノードの多様なアクティビティを監督し及び協調させる。このタイプの接続は、バックホール接続として言及されることがある。RNCは、典型的には、1つ以上のコアネットワークへ接続される。
EPS(Evolved Packet System)についての仕様は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)内で出揃っており、その作業は、今後の3GPPリリースにおいて継続される。EPSは、LTE(Long Term Evolution)無線アクセスネットワークとしても知られるE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と、SAE(System Architecture Evolution)コアネットワークとしても知られるEPC(Evolved Packet Core)とを含む。E−UTRAN/LTEは、アクセスノードがRNCへではなくEPCコアネットワークへ直接的に接続されるという、3GPP無線アクセス技術の一変種である。概して、E−UTRAN/LTEでは、RNCの機能は、アクセスノード(例えば、LTEにおけるeNodeB)とコアネットワークとの間で分散される。そのため、EPSのRANは、本質的には、1つ以上のコアネットワークへ直接的に接続される複数のアクセスノードを含む“フラットな”アーキテクチャを有し、即ちそれらはRNCへ接続されない。それを補償するために、E−UTRAN仕様は、アクセスノード間の直接的なインタフェースを定義し、そのインタフェースはX2インタフェースと表記される。
ワイヤレス通信ネットワークの来たるべき第5世代(5G)の、現在のところ検討中の1つの重要な設計原理は、超高効率(ultra-lean)設計をワイヤレス通信ネットワークの基礎とすることである。これは、ネットワークからの“常時信号オン(always on signals)”が可能な限り避けられるべきであることを示唆する。この設計原理からの期待される恩恵として、ワイヤレス通信ネットワークは、有意により低いネットワークエネルギー消費、より良好なスケーラビリティ、無線アクセス技術(RAT)進化フェーズの期間中のより高度な前方互換性、システムオーバヘッド信号からのより低い干渉、並びに、その結果としての、低負荷シナリオにおけるより高いスループット及びユーザセントリックなビーム形成についての改善されたサポート、を有するはずである。
主として、現行のLTE標準と共に進行中の5Gの議論の双方において、2セットのモビリティ手続が考慮されている。
モビリティ手続の1つ目のセットは、“アイドルモードモビリティ(Idle Mode Mobility)”と表記され、“アイドル”であると見なされるワイヤレスデバイス(即ち、そのワイヤレスデバイスは進行中のデータトランスファも直近のデータトランスファも有しない)がいかにしてランダムアクセス手続を用いてワイヤレス通信ネットワークへ到達できるものとされるか、及び、ページング手続の手段によりワイヤレス通信ネットワークからいかにして到達可能であるべきか、などを定義する。アイドルモードでは、ハンドオーバ、セル選択又はセル再選択といったモビリティ手続は、典型的には、例えばワイヤレス通信ネットワークにより決定される信号レベル閾値及びキャリア周波数プライオリティといったルールのセットに基づいて、ワイヤレスデバイスにより制御される。
他のセットのモビリティ手続は、“アクティブモードモビリティ(Active Mode Mobility)”であり、“アクティブ”又は“接続済み”のワイヤレスデバイスのための接続性を維持する主なタスクを有し、即ち、ワイヤレスデバイスはワイヤレス通信ネットワーク内を動き回りつつ進行中の又は直近のデータトランスファを実際に有する。ハンドオーバの失敗、無線リンク障害などといった異常事態もまた扱われる。“アクティブモードモビリティ”では、モビリティ手続は、典型的には、ワイヤレスデバイスからの測定結果に潜在的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワークにより制御される。
LTEシステムについての完全なX2ベースのイントラMME(Mobility Management Entity)/イントラS−GW(Serving Gateway)ハンドオーバ(HO)手続は、3GPP TS36.300“E-UTRA(N) Overall Description; Stage 2”バージョン:V12.4.0(2014年12月)において与えられている。
上記の通りの現行のLTEのモビリティ手続と来たるべき5Gのモビリティ手続との間の重要な違いとして、上述したような5Gとしての超高効率システムでは、無線ネットワークノードが、LTEシステムにおける対応する部分とは異なり、“常時オン”な信号のいくつかを保つことを自ら放棄するであろう。代わりに、ワイヤレス通信ネットワークは、必要とされる場合にのみ、必要なリファレンス信号又は測定されるべきビームをアクティブ化することを必要とする。
ここで使用される“ビーム”との用語は、リファレンス信号(RS)との関係において定義される。即ち、ワイヤレスデバイスの視点からは、ビームは、ワイヤレスデバイスが関連付けられ得るエンティティであると見なされ、そのビームに固有の何らかのリファレンス信号を介して認識され、レガシーのLTEネットワークのケースでは、セルのセル固有リファレンス信号(CRS)又は特定のワイヤレスデバイス向けのUE固有リファレンス信号であり得る。1つよりも多くのアンテナを伴うワイヤレス通信ネットワークでは、ワイヤレス通信ネットワークが指向性アンテナ放射パターンを形成することが可能であり、その処理は“ビーム形成”に関連することが最も多い。多数のアンテナを伴う将来のワイヤレス通信システムにおいて、このビーム形成は、非常に指向的であり、よって非常に高いアンテナビーム形成利得を提供するかもしれない。そうしたビーム形成のケースでは、他のタイプのリファレンス信号が存在してよく、それらをここでは簡易にビームリファレンス信号(BRS)又はモビリティリファレンス信号(MRS)と呼ぶ。しかしながら、あらゆる本質において、形成されるアンテナパターンの指向性のレベルに関わらず、それは依然として“ビーム”であると見なされる。よって、本説示の簡明さのために、“ビーム”との用語がここで使用されるであろう。
無線ネットワークノードのサービスエリアは、当該無線ネットワークノードの周囲の領域であり、その中で、無線ネットワークノードはワイヤレスデバイスからのアクティブモードモビリティ関連の測定結果に責任を有する。そうしたサービスエリアの外側のワイヤレスデバイスは、やはりその無線ネットワークノードからのビームによりサービスされることができるはずであるが、そのワイヤレスデバイスについてのモビリティ関連の側面にとっては、隣接する無線ネットワークノードが無線カバレッジを提供することが理想的に適しているであろう。また、そうしたサービスエリアは、仮想的な領域であり、又はあるリファレンス信号のカバレッジにより定義され得るはずである。よって、サービスエリアというこの5Gの概念は、現行のLTEシステムのカバレッジエリア/セルの概念に似ているかもしれないが、セル固有リファレンスシンボルが常時オンではない大規模ビーム形成システムには対応する部分を有しない。
上で既に述べたように、無線ネットワークノードは、アクティブモード中のワイヤレスデバイス向けのモビリティを促進するための“常時オン”な信号のいくつかを保つことを自ら放棄するであろう。代わりに、サービング無線ネットワークノードは、ハンドオーバ時に、測定すべきターゲット無線ネットワークノードにてそれらリファレンス信号をアクティブ化する必要がある。そうした仕組みを提供する1つの手法は、位置対MRS(position-to-MRS)テーブルマッピングを介することであり、MRSはワイヤレスデバイスが測定すべき所与のビームに関連するリファレンス信号である。位置とは、ワイヤレスデバイスの地理的位置又はいわゆる“無線位置”への言及であり得る。ここで使用される“無線位置”との用語は、例えば、ワイヤレスデバイスからの送信信号の到来角若しくは経験されるパスロス、又はワイヤレスデバイスへの送信信号の信号強度測定結果、言い換えればある種の無線環境のフィンガプリントといった、測定量のセットであってよい。それは、ワイヤレス通信ネットワーク内又はその外部のいくつかの無線ネットワークノードから能動的に送信される信号/ビーコンに基づくこともできるはずである。
既に提案したように、ソース無線ネットワークノードは、自身がサービスするワイヤレスデバイスのうちの1つ以上についてハンドオーバを行うことが妥当であると見なした場合に、その隣接する無線ネットワークノードに複数のビームについてMRSを送信することを依頼し得る。1つのそうしたシナリオが図1に示されており、図中で、左の無線ネットワークノードeNB1は、1つのワイヤレスデバイスW1へサービスしており、右の無線ネットワークノードeNB2は、他の2つのワイヤレスデバイスW2、W3へ各々別個のビームにおいてサービスしている。右の無線ネットワークノードeNB2は、自身がサービスしているワイヤレスデバイスのうちの1つについてのHOを促進するために、1つの追加的なMRS/ビームをも送信しており、但しそれは左の無線ネットワークノードeNB1にとっては未知の何かである。次に、図2を参照すると、eNB1は、eNB1においてサービスされているワイヤレスデバイスW1についてeNB2へ向けたHO手続を開始してよく、それによって、リファレンス信号要求と共に、HO手続をサポートするための、ワイヤレスデバイスW1によるHO関連の測定のために使用可能な1つ以上のRS又はビームの送信を開始することを、eNB2に要求することになる(アクション1a参照)。eNB2は、RS又はビームを開始する(図2におけるアクション1b)。アクション1c.eNB1は、測定を可能にするための何らかの測定制御情報をワイヤレスデバイスW1へ送信する。アクション2.ワイヤレスデバイスW1は、測定レポートと共にeNB1へレポートバックを行う。アクション3.eNB1は、受信される測定レポートに基づいて、HO決定を行う。HOが決定されるケースでは、eNB1は、eNB2へハンドオーバ要求を送信する(アクション4参照)。アクション5.eNB2は流入制御を実行し、流入制御が成功するケースでは、eNB2は、ハンドオーバ要求確認応答(Ack)をeNB1へ送信する(アクション6参照)。
これでは、シグナリング及びeNB1からの要求のハンドリングのためのリソースを要することになり、非効率的なモビリティ手続につながる。
ここでの実施形態の目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて効率的なやり方のモビリティ手続を可能にするための仕組みを提供することである。
ある観点によれば、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて第1の無線ネットワークノードと第2の無線ネットワークノードとの間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にするための、上記第2の無線ネットワークノードにより実行される方法により達成される。上記第2の無線ネットワークノードは、接続済みのワイヤレスデバイスについて上記第2の無線ネットワークノードにおいて使用されるアクティブなビームのセットを判定し、及び上記第1の無線ネットワークノードへ、標識を送信する。上記標識は、判定される上記アクティブなビームのセットを指し示す。上記アクティブなビームのセットは、上記ワイヤレスデバイスの上記モビリティ手続において使用される。
別の観点によれば、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて第1の無線ネットワークノードと第2の無線ネットワークノードとの間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にするための、上記第1の無線ネットワークノードにより実行される方法により実行される方法により達成される。上記第1の無線ネットワークノードは、上記第2の無線ネットワークノードから、上記第2の無線ネットワークノードにおいて接続済みのワイヤレスデバイスについて上記第2の無線ネットワークノードにおいて使用されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を受信する。上記第1の無線ネットワークノードは、上記アクティブなビームのセット内の測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信し、上記測定情報が上記ワイヤレスデバイスの上記モビリティ手続において使用される。
さらに別の観点によれば、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて第1の無線ネットワークノードと第2の無線ネットワークノードとの間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にするための、上記第2の無線ネットワークノードを提供することにより達成される。上記第2の無線ネットワークノードは、接続済みのワイヤレスデバイスについて上記第2の無線ネットワークノードにおいて使用されるアクティブなビームのセットを判定する、ように構成される。上記第2の無線ネットワークノードは、上記第1の無線ネットワークノードへ、判定される上記アクティブなビームのセットを指し示す標識を送信する、ようにさらに構成され、上記アクティブなビームのセットが上記ワイヤレスデバイスの上記モビリティ手続において使用される。
さらにまた別の観点によれば、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて第1の無線ネットワークノードと第2の無線ネットワークノードとの間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にするための、上記第1の無線ネットワークノードを提供することにより達成される。上記第1の無線ネットワークノードは、上記第2の無線ネットワークノードから、上記第2の無線ネットワークノードにおいて接続済みのワイヤレスデバイスについて上記第2の無線ネットワークノードにおいて使用されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を受信する、ように構成される。上記第1の無線ネットワークノードは、上記アクティブなビームのセット内の測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信する、ようにさらに構成され、上記測定情報が上記ワイヤレスデバイスの上記モビリティ手続において使用される。
1つの利点は、受信される標識において指し示される通りに第2の無線ネットワークノードが1つ以上のビームを第1の無線ネットワークノードに向かう方向へ送信していることが知得済みであるという恩恵を、第1の無線ネットワークノードが受けることになる、ということである。その情報が知得されていれば、第1の無線ネットワークノードは、自身がサービスするワイヤレスデバイスに、例えば位置対ビームマッピングテーブルといったテーブルを強化するために、それら1つ又は複数のビームに関しより多くの測定をするよう要請し得る。これにより、より長期の測定時間長へ依拠することができるため、正確なビームの選択をも改善し、及び不要なビームのアクティブ化を要求することを回避し得る。よって、ここでの実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークにおける効率的なやり方のモビリティ手続を可能にするための仕組みを提供する。
次に、以下の添付図面との関連において、実施形態がより詳細に説明されるであろう:
従来技術に係るワイヤレス通信ネットワークを描いた概略図である。 従来技術に係る方法を描いたシグナリング方式及びフローチャートの組み合わせである。 ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワークを描いた概略図である。 ここでの実施形態に係る方法を描いたフローチャートである。 ここでの実施形態に係る方法を描いたフローチャートである。 ここでの実施形態に係る方法を描いたシグナリング方式及びフローチャートの組み合わせである。 ここでの実施形態に係る方法を描いたシグナリング方式及びフローチャートの組み合わせである。 ここでの実施形態に係る第2の無線ネットワークノードを描いたブロック図である。 ここでの実施形態に係る第1の無線ネットワークノードを描いたブロック図である。
ここでの実施形態は、概して、ワイヤレス通信ネットワークに関連する。図3は、ワイヤレス通信ネットワーク1を描いた概略図である。ワイヤレス通信ネットワーク1は、1つ以上のRANと1つ以上のCNとを含む。ワイヤレス通信ネットワーク1は、わずかなあり得る実装例に触れるだけでも、Wi−Fi、LTE(Long Term Evolution)、LTEアドバンスト、5G、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、GSM/EDGE(Global System for Mobile communications/Enhanced Data rate for GSM Evolution)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、又はUMB(Ultra Mobile Broadband)といった、いくつかの異なる技術を使用してよい。ここでの実施形態は、5Gの文脈において具体的な関心を有する近日の技術トレンドに関連するが、しかしながら、実施形態は、例えばWCDMA及びLTEといった既存のワイヤレス通信システムのさらなる開発においても適用可能である。
ワイヤレス通信ネットワーク1において、例えば移動局、非AP(non-access point)STA、STA、ユーザ機器及び/又はワイヤレス端末といったワイヤレスデバイス10であるワイヤレスデバイスは、1つ以上のコアネットワーク(CN)へ、例えばRANである1つ以上のアクセスネットワーク(AN)を介して通信する。当業者により理解されるべきこととして、“ワイヤレスデバイス”は、任意の端末、ワイヤレス通信端末、ユーザ機器、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、又は、例えばスマートフォン、ラップトップ、モバイルフォン、センサ、リレー、モバイルタブレット、若しくはセル内で通信する基地局でさえあり得るノード、を意味する非限定的な用語である。
ワイヤレス通信ネットワーク1は、第1の無線ネットワークノード12を含み、第1の無線ネットワークノード12は、LTE、Wi−Fi又は類似のものといった第1の無線アクセス技術(RAT)の、地理的エリアである第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供する。第1の無線ネットワークノード12は、例えば第1の無線アクセス技術及び使用される専門用語に依存して、WLANアクセスポイント若しくはアクセスポイントステーション(AP STA)といったアクセスポイント、アクセスコントローラ、基地局(例えば、ノードBといった無線基地局、拡張ノードB(eNB、eNodeB)、基地送受信局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ)、無線基地局の送信構成、スタンドアローンアクセスポイント、又は、第1の無線ネットワークノード12によりサービスされるサービスエリア内のワイヤレスデバイスと通信可能な任意の他のネットワークユニット、などの無線ネットワークノードであってよい。第1の無線ネットワークノード12は、ソース無線ネットワークノードとして言及されてもよい。
さらに、ワイヤレス通信ネットワーク1は、第2の無線ネットワークノード13を含み、第2の無線ネットワークノード13は、LTE、Wi−Fi又は類似のものといった第2の無線アクセス技術の、地理的エリアである第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する。第2の無線ネットワークノード13は、例えば第2の無線アクセス技術及び使用される専門用語に依存して、WLANアクセスポイント若しくはアクセスポイントステーション(AP STA)といったアクセスポイント、アクセスコントローラ、基地局(例えば、ノードBといった無線基地局、拡張ノードB(eNB、eNodeB)、基地送受信局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ)、無線基地局の送信構成、スタンドアローンアクセスポイント、又は、第2の無線ネットワークノード13によりサービスされるサービスエリア内のワイヤレスデバイスと通信可能な任意の他のネットワークユニット、などの無線ネットワークノードであってよい。第1のRAT及び第2のRATは、同一のRATであっても異なるRATであってもよい。第2の無線ネットワークノード13は、ターゲット無線ネットワークノードとして言及されてもよい。追加的に、第2のワイヤレスデバイス15が第2の無線ネットワークノード13によりサービスされてもよい。
ここでの実施形態は、無線ネットワークノードについての“アクティブなビームのセット”の導入を包含し、任意の所与の時点のアクティブなビームのセットの1つ以上のビームが、その無線ネットワークノードにおいてアクティブである。これは、アクティブビームのセットとして言及されてもよい。所与の無線ネットワークノードは、自身のサービスエリア、セル、ビームなどの範囲内で、自身のサービスエリア内の現在のチャネル条件を、他の無線ネットワークノードにとって可能であるよりもよく知っているはずである。ここでの実施形態によれば、各無線ネットワークノード、例えば第2の無線ネットワークノード13は、自身に隣接する無線ネットワークノードのうちの1つ以上へ、例えば周期的に及び/又はアクティブなビームのセットに変化がある都度、そのアクティブなビームのセットに関し通知を行う。即ち、第2の無線ネットワークノード13は、接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを判定する。そして、第2の無線ネットワークノード13は、第1の無線ネットワークノード12へ標識を送信する。その標識は、判定されたアクティブなビームのセットを指し示す。そのアクティブなビームのセットは、ワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。
それにより、第1の無線ネットワークノード12は、第2の無線ネットワークノード13といった隣接するノードにおける潜在的な干渉元のどのビームがアクティブであるのかに関し、より最新に保たれる。これは、次の利点を有し得る:
・これらのビームが、サービスしている第1の無線ネットワークノード12自身ではなく第2の無線ネットワークノード13に由来している場合であっても、第1の無線ネットワークノード12が、自身がサービスするワイヤレスデバイスによる測定を、最も適合するビームを測定するようによりプロアクティブに構成することを支援する。
・第1の無線ネットワークノード12は、自身のサービスエリア内の所与の位置にあるワイヤレスデバイス10についての複数のビーム内でHO先としてより適した第2の無線ネットワークノード13における候補ビームを、当該候補ビームが第2の無線ネットワークノード13においてターンオフにされているときでさえも、上記情報を用いて識別し得る。言い換えれば、第1の無線ネットワークノード12は、例えば位置対MRSテーブルマッピングといった、無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含む自身のテーブルの内容を、上記情報を用いて初期化し及び/又は更新し得る。
・それにより、第1の無線ネットワークノード12の第1のサービスエリア11の外側でサービスされるワイヤレスデバイス10についてのSINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)における大幅な劣化の可能性が低減され得る。これは、第2の無線ネットワークノード13が、例えば自身のカバレッジ領域において新たなワイヤレスデバイスにサービスするために新たなビームをアクティブ化するといった状況において起こり得る。これを事前に知ることにより、第1の無線ネットワークノード12は、よりプロアクティブとなり、よってより早い段階で適切な決定を行うことができる。
・基地局のような第1の無線ネットワークノード12の設置/再配置の後に、第1の無線ネットワークノード12あるいは実際には第1の無線ネットワークノード12の第1のサービスエリア11内の複数の位置と、アクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを、スクラッチから作り上げることを必要とする。ここでのいくつかの実施形態によれば、新たに設置される第1の無線ネットワークノード12に、隣接するノード(例えば第2の無線ネットワークノード13)へ、そのアクティブビームをプロアクティブに指し示すように要求させ、またその逆を行わせることにより、テーブル(例えば位置MRSテーブル)を構築し又は維持する上記手続がスピードアップされ得る。テーブルを生成するために十分なデータが生成されると、上記手続を停止することができるはずであり、それによりシグナリングのリソースが節約され得る。
・無線ネットワークノード間のアクティブなビームのセットの交換は、大量のシグナリングを生成しかねないと見えるかもしれない。これは、例えばビーム精緻化手続の範囲内のビームの全ての変化をアクティブなビームのセットの交換の一部とするようないくつかのケースでは、確かに真であるかもしれない。しかしながら、圧倒的に多いシナリオでは、アクティブなビームのセットの交換の一部は、より広範囲のビームである。これらは、数がもっと少なく、あまり頻繁に変化しないと期待されるので、シグナリングのオーバヘッドは極めて限られるはずである。
・第2の無線ネットワークノード13における具体的なビームに向けたハンドオーバの試みが失敗するケースでは、第1の無線ネットワークノード12は、そのビーム、近傍のビーム又は(接続が動作するかが実際上重要なクリティカルケースでは)任意のビームであってさえよいビームがいつアクティブ化されるのかに関して、自身へプロアクティブに通知するように第2の無線ネットワークノード13に要求してもよい。そして、第1の無線ネットワークノード12は、その情報を用いてテーブルをさらに精緻化することもできる。
いくつかの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1において第1の無線ネットワークノード12と第2の無線ネットワークノード13との間のワイヤレスデバイス10のモビリティ手続を可能にするために第2の無線ネットワークノード13により実行される方法のアクションを、図4に描かれたフローチャートに関連してここで説明する。アクションは、以下に述べられる順序で行われる必要はなく、任意の適切な順序で行われてもよい。いくつかの実施形態において実行されるアクションは、破線ボックスで示されている。
[アクション400]第2の無線ネットワークノード13は、アクティブなビームのセットの標識の提供を求める要求を第1の無線ネットワークノード12から受信し得る。
[アクション401]第2の無線ネットワークノード13は、接続済みのワイヤレスデバイス(例えば、第2のワイヤレスデバイス15)について第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを判定する。
[アクション402]第2の無線ネットワークノード13は、ビームのうちのいずれかの特性における変化が存在する場合に、アクティブなビームのセットが変化したと判定し得る。いくつかの実施形態において、ビームは、同一の方向、プリコーディング、及び電源がオンならば同一の電力、を常に有しているであろう。即ち、それはオン又はオフの状態でのみ変化し得る。いくつかの実施形態においては、代わりに、例えばいわゆるUE固有のビーム形成の手段により第2のワイヤレスデバイス15を“追跡”するために、第2の無線ネットワークノード13が所与のビームのプリコーディング及び/又は電力を変更するというシナリオにおいて、各ビームは経時的に変化し得る。そうしたシナリオに関連するいくつかの実施形態においては、新たなビームがアクティブ化されたか否かという場合のみならず、例えば第2のワイヤレスデバイス15が所与の(最小)距離よりも多く移動した、プリコーディングが所与の(最小)量よりも多く変化した、ビームの電力が所与の(最小)量よりも多く変化した、及びそれらに類する場合にも、アクティブなビームのセットが変化したと見なされることになり、よって、第1の無線ネットワークノード12との間で情報を交換する必要がある。明白なこととして、これは網羅的ではないリストであり、よって他の可能性もまた存在する。
[アクション403]第2の無線ネットワークノード13は、無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持し得る。例えばテーブルは、第1/第2の無線ネットワークノード内のある位置について適合するビームの、受信され/送信される標識から構築され/維持されてもよい。標識は内部から、即ち第1の無線ネットワークノード12及び/又は別の無線ネットワークノードから受信されてもよい。テーブルは、ビーム対ビームテーブル及び/又は位置対MRSテーブルであってもよい。
[アクション404]第2の無線ネットワークノード13は、アクティブなビームのセットが第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定し得る。例えば、第2の無線ネットワークノード13は、構築され又は維持されるテーブルに基づいてアクティブなビームのセットが第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定してもよい。いくつかの実施形態において、第2の無線ネットワークノード13は、例えば第2の無線ネットワークノードのMRSテーブルマッピングに基づいて、潜在的に影響を受ける隣接する無線ネットワークノードに、自身のアクティブビームのセットに関する情報を提供してもよい。第2の無線ネットワークノード13は、例えば、このテーブルを用いて、どの無線ネットワークノードが、変化しようとし又は修正される(例えば追加され、削除され、若しくは特性が変化する)ビームによって影響を受け得るかを判定してもよい。
[アクション405]第2の無線ネットワークノード13は、第1の無線ネットワークノード12へ標識を送信する。標識は、判定されるアクティブなビームのセットを指し示す。アクティブなビームのセットは、ワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。標識は、テーブル内のアクティブなビームのセットのインデックスであってもよく、又はアクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードであってもよい。第2の無線ネットワークノード13は、第2の無線ネットワークノード13において前回使用されたアクティブなビームのセットからの、アクティブなビームのセットにおける変化が存在する場合にのみ標識の送信を実行してもよい(例えば上記アクション402参照)。
いくつかの実施形態において、第2の無線ネットワークノード13は、別の無線ネットワークノードによる要求に応じて自身のアクティブなビームのセットに関する情報を提供するであろう(上記アクション400参照)。いくつかの他の実施形態においては、第2の無線ネットワークノード13は、この情報を全ての隣接する無線ネットワークノードへ提供するであろう。また別のいくつかの実施形態においては、第2の無線ネットワークノード13は、自身の“サブスクリプション”を過去にセットアップした無線ネットワークノードへのみこの情報を提供するであろう。
ここでのいくつかの実施形態によれば、第2の無線ネットワークノード13は、どのビームが第2の無線ネットワークノード13において現在アクティブであるかに関して全ての関係する隣接無線ネットワークノードに通知を行う。この情報を、隣接する第1の無線ネットワークノード12において使用して、そのノード及び他の関係する無線ネットワークノードにおけるモビリティ関連の測定を最適化してもよい。
いくつかの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1において第1の無線ネットワークノード12と第2の無線ネットワークノード13との間のワイヤレスデバイス10のモビリティ手続を可能にするために第1の無線ネットワークノード12により実行される方法のアクションを、図5に描かれたフローチャートに関連してここで説明する。アクションは、以下に述べられる順序で行われる必要はなく、任意の適切な順序で行われてもよい。いくつかの実施形態において実行されるアクションは、破線ボックスで示されている。
[アクション500]第1の無線ネットワークノード12は、アクティブなビームのセットの標識の提供を求める要求を第2の無線ネットワークノード13へ送信し得る。
[アクション501]第1の無線ネットワークノード12は、第2の無線ネットワークノード13から標識を受信し、その標識は、第2の無線ネットワークノード13における接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを指し示す。標識は、テーブル内のアクティブなビームのセットのインデックスであってもよく、又は、アクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードであってもよい。
[アクション502]第1の無線ネットワークノード12は、指し示されるアクティブなビームのセット内の1つ以上のビームがワイヤレスデバイス10に適合すると判定し得る。構築され又は更新されたテーブルに基づいて判定され得る(下記アクション505参照)。これは、ワイヤレスデバイス10からの前回の測定レポート及び又はワイヤレスデバイス10からのサウンディングリファレンス信号に基づいて判定されてもよい。
[アクション503]第1の無線ネットワークノード12は、アクティブなビームのセット内の測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報をワイヤレスデバイス10へ送信し、その測定情報は、ワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。いくつかの実施形態において、第1の無線ネットワークノード12は、第2の無線ネットワークノード13からアクティブなビームのセットに関する情報を受信すると、第2の無線ネットワークノード13のアクティブなビームのセット内の全てのビームに関して測定を行うように、第1の無線ネットワークノード12によりサービスされているワイヤレスデバイス10といったワイヤレスデバイスを構成するであろう。いくつかの他の実施形態においては、アクティブなビームのセット内の、例えばアクション502において判定されるビームのサブセットのみ、そうした測定の対象となるであろう。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイスのサブセットのみ、そうした測定を実行するよう選択されるであろう。ワイヤレスデバイスのこのサブセットは、例えば、アクティブなビームのセットが聞こえる可能性がより高いと見なされるワイヤレスデバイのみを測定レポーティングのために構成することにより、判定され得るであろう。これは、一方で、例えば第1の無線ネットワークノード12のその時点の位置対MRSテーブルマッピングと併せて、ワイヤレスデバイスの位置に基づいて、決定することができるはずである。
[アクション504]第1の無線ネットワークノードは、次いで、アクティブなビームのセット内の1つ以上のビームの測定レポートをワイヤレスデバイス10から受信し得る。
[アクティブ505]第1の無線ネットワークノード12は、無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持(更新)し得る。例えば、テーブルは、第1/第2の無線ネットワークノード内のある位置について適合するビームの受信/送信された標識から構築され/維持されてもよい。標識は内部から、即ち第1の無線ネットワークノード12から、及び/又は別の無線ネットワークノードから受信されてもよい。いくつかの実施形態において、第1の無線ネットワークノード12の位置対MRSテーブルマッピングは、受信される測定レポートに基づいて第2の無線ネットワークノード13のそれらビームを対象として更新される。
図6は、ここでのいくつかの実施形態に係るシグナリング方式及びフローチャートの組み合わせである。アクションは、任意の適切な順序で行われてもよい。
[アクション601]ワイヤレスデバイスは、第2の無線ネットワークノード13へ接続され、第2の無線ネットワークノード13は、第2のワイヤレスデバイス15のようなワイヤレスデバイスのために1つ以上のビームを開始する。
[アクション602]第2の無線ネットワークノード13は、接続済みのワイヤレスデバイスについてのアクティブなビームのセットを判定し、即ちどのビームが現在使用されるかを判定する。
[アクション603]第2の無線ネットワークノード13は、アクティブなビームのセットの特性が、前回使用されたアクティブなビームのセットから変化したか、及び/又は第1の無線ネットワークノード12へ前回レポートされたアクティブなビームのセットから変化したかを判定し得る。
[アクション604]第2の無線ネットワークノード13は、第1の無線ネットワークノード12へ、判定されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を送信する。このアクティブなビームのセットは、第1の無線ネットワークノード12において、ワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。
[アクション605]第1の無線ネットワークノード12は、次いで、指し示されるアクティブなビームのセットからいずれがワイヤレスデバイス10に適合するかを判定し得る。
[アクション606]第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10における測定を可能にするための測定情報を送信する(例えば測定情報は、判定された適合するビームを指し示した)。
[アクション607]ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12へ、判定された適合するビームの測定レポートと共にレポートバックを行う。ワイヤレスデバイス10はまた、第1の無線ネットワークノード12のサービスされるビームの測定レポートを送信してもよい。
[アクション608]第1の無線ネットワークノード12は、無線ネットワークノードとビームとの間の関係を含むテーブルを構築し又は更新し/維持し得る。例えばテーブルは、第1の無線ネットワークノード12の第1のサービスエリア11の範囲内の、第2の無線ネットワークノード13のMRSにマッピングされる位置を指し示すテーブルである位置MRSテーブルであってもよく、MRSはビームを指し示すリファレンス信号である。
[アクション609]第1の無線ネットワークノード12は、次いで、例えば受信される測定レポートに基づいて、HO決定を行うといった、モビリティ手続を実行し得る。
[アクション610]HOが決定されるケースでは、第1の無線ネットワークノード12は、第2の無線ネットワークノード13へハンドオーバ要求を送信し得る。
[アクション611]第2の無線ネットワークノード13は、次いで、ワイヤレスデバイス10についての流入制御を実行し得る。
[アクション612]流入制御が成功するケースでは、第2の無線ネットワークノード13は、第1の無線ネットワークノード12へハンドオーバ要求確認応答を送信する。いくつかの実施形態において、第2の無線ネットワークノード13は、自身のアクティブなビームのセットに関する情報を周期的に提供するであろう。いくつかの他の実施形態においては、第2の無線ネットワークノード13は、当該アクティブなセットにおける変化が存在する場合にのみこの情報を提供するであろう。いくつかの実施形態において、前回通信された所与のベースラインのセットに対する差分(delta)のみが第1の無線ネットワークノード12と交換されるメッセージにおいてエンコードされ、一方、いくつかの他の実施形態においては、明示的なアクティブなビームのセットがエンコードされる。
情報は、例えば、例えばX2若しくは類似のものを介して、バックホールリンク上で無線ネットワークノード間で直接交換されてもよく、又は、例えばRRC(Radio Resource Control)プロトコルのようなレイヤプロトコルを用いてCN(例えばS1若しくは類似のもの)を介してリレーされてもよい。いくつかの実施形態においては、ワイヤレス通信ネットワークのビーム/モビリティステータスの関係する状況(picture)を提供するために、オペレーション及びメンテナンス(O&M)又は自己組織化ネットワーク(SON)の目的で、この情報がやはり入力として使用される(例えば、構築されたテーブルが、O&Mノードへ送信されてもよい)。
隣接するMRSに関連するプロアクティブな測定という結果をもたらすアクティブなビームのセットの情報交換の一例が、図7に示されている。破線は、ワイヤレスデバイスへのデータ送信について使用される。
[アクション71]第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10へビーム“X1”においてデータを送信する。
[アクション72]UE2とも表記される第2のワイヤレスデバイス15は、初期アクセス手続を実行し、及び接続すべき第2の無線ネットワークノード13を選択する。よって第2のワイヤレスデバイス15は、ノードへの初期アクセス及びノード選択を実行する。
[アクション73]第2の無線ネットワークノード13は、第2のワイヤレスデバイス15からのUL及び/又はDLレポーティングに基づいて、第2のワイヤレスデバイス15についてのサービングビーム“X2”を判定する。第2の無線ネットワークノード13は、DL及び/又はULレポーティングに基づいて、UE2についてのサービングビーム判定を実行する。
[アクション74]第2の無線ネットワークノード13は、次いで、第2のワイヤレスデバイス15へサービングビーム“X2”におけるデータを送信し得る。
[アクション75]第2の無線ネットワークノード13は、次いで、サービングビームX2であるアクティブなビームのセットを判定し、及び第1の無線ネットワークノード12へアクティブなビームのセットの標識を送信する。例えば、第2の無線ネットワークノード13は、第1の無線ネットワークノード12へ、アクティブビームセット=ビームX2、を送信してもよい。
[アクション76]第1の無線ネットワークノード12は、次いで、例えばビームX2のMRSについての測定レポート要求をワイヤレスデバイス10へ送信し得る。
[アクション77]ワイヤレスデバイス10は、次いで、ビームX2のMRSについての測定レポートを第1の無線ネットワークノード12へ送信し得る。
[アクション78]第1の無線ネットワークノード12は、次いで、受信される測定レポートに基づいてビーム対ビーム及び位置対MRSテーブルマッピング更新を実行し得る。
第1の無線ネットワークノード12は追加的に、受信される測定レポートに基づいて、例えばワイヤレスデバイス10をHOするか否かを判定し得る。
ここでのいくつかの方法を実行するために、第2の無線ネットワークノードが提供される。図8は、ワイヤレス通信ネットワーク1において第1の無線ネットワークノード12と第2の無線ネットワークノード13との間でワイヤレスデバイス10のモビリティ手続を可能にするための、第2の無線ネットワークノード13を描いたブロック図である。第2の無線ネットワークノード13は、ここでの方法を実行するように構成される処理回路801を含んでもよい。
第2の無線ネットワークノード13は、接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを判定する、ように構成される。第2の無線ネットワークノード13は、判定モジュール802を含んでもよい。処理回路801及び/又は判定モジュール802は、接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを判定する、ように構成され得る。
第2の無線ネットワークノード13は、第1の無線ネットワークノード12へ、判定されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を送信する、ように構成され、そのアクティブなビームのセットがワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。標識は、テーブル内のアクティブなビームのセットのインデックスであってもよく、又は、アクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードであってもよい。第2の無線ネットワークノード13は、第2の無線ネットワークノード13において前回使用されたアクティブなビームのセットからの、アクティブなビームのセットにおける変化が存在する場合にのみ標識を送信する、ように構成されてもよい。
第2の無線ネットワークノード13は、送信モジュール803を含んでもよい。処理回路801及び/又は送信モジュール803は、第1の無線ネットワークノード12へ、判定されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を送信する、ように構成されてもよく、アクティブなビームのセットがワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。処理回路801及び/又は送信モジュール803は、第2の無線ネットワークノード13において前回使用されたアクティブなビームのセットからの、アクティブなビームのセットにおける変化が存在する場合にのみ標識を送信する、ように構成されてもよい。
第2の無線ネットワークノード13は、ビームのうちのいずれかの特性における変化が存在する場合に、アクティブなビームのセットが変化したと判定する、ように構成されてもよい。処理回路801及び/又は判定モジュール802は、ビームのうちのいずれかの特性における変化が存在する場合に、アクティブなビームのセットが変化したと判定する、ように構成されてもよい。
さらに、第2の無線ネットワークノード13は、アクティブなビームのセットが第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定する、ように構成され得る。処理回路801及び/又は判定モジュール802は、アクティブなビームのセットが第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定する、ように構成され得る。
加えて、第2の無線ネットワークノード13は、無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持する、ように構成され得る。第2の無線ネットワークノード13は、テーブルモジュール804を含んでもよい。処理回路801及び/又はテーブルモジュール804は、無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持する、ように構成され得る。例えば、テーブルは、ワイヤレスデバイス10及び/又は第1の無線ネットワークノード12から受信される測定レポートに基づいて更新されてもよい。
第2の無線ネットワークノード13は、構築され及び/又は維持されるテーブルに基づいてアクティブなビームのセットが第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定する、ように構成され得る。処理回路801及び/又は判定モジュール802は、構築され及び/又は維持されるテーブルに基づいてアクティブなビームのセットが第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定する、ように構成され得る。
第2の無線ネットワークノード13は、アクティブなビームのセットの標識の提供を求める要求を第1の無線ネットワークノード12から受信する、ように構成され得る。第2の無線ネットワークノード13は、受信モジュール805を含んでもよい。処理回路801及び/又は受信モジュール805は、アクティブなビームのセットの標識の提供を求める要求を第1の無線ネットワークノード12から受信する、ように構成され得る。
ここで説明される第2の無線ネットワークノード13についての実施形態に係る方法は、命令、即ち、ソフトウェアのコード部分を含む、例えばコンピュータプログラム806又はコンピュータプログラム製品の手段によりそれぞれ実装され、その命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、ここで説明した第2の無線ネットワークノード13によって実行される通りのアクションをその少なくとも1つのプロセッサに遂行させる。コンピュータプログラム806は、コンピュータ読取可能な記憶媒体807(例えばディスク又は類似のもの)上に記憶されてもよい。コンピュータプログラムを自身に記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体807は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、ここで説明した第2の無線ネットワークノード13によって実行される通りのアクションをその少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であってもよい。
第2の無線ネットワークノード13は、さらに、メモリ808を含んでもよい。メモリは、ビーム、リファレンス信号、テーブル、位置、ビームの特性、信号強度、実行時にここで開示される方法を遂行するアプリケーション、及び類似のもの、といったデータを記憶するために使用される1つ以上のユニットを含む。
ここでのいくつかの方法を実行するために、第1の無線ネットワークノードが提供される。図9は、ワイヤレス通信ネットワーク1において第1の無線ネットワークノード12と第2の無線ネットワークノード13との間でワイヤレスデバイス10のモビリティ手続を可能にするための、第1の無線ネットワークノードを描いたブロック図である。第1の無線ネットワークノード12は、ここでの方法を実行するように構成される処理回路901を含んでもよい。
第1の無線ネットワークノード12は、第2の無線ネットワークノード13において接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を第2の無線ネットワークノード13から受信する、ように構成される。標識は、テーブル内のアクティブなビームのセットのインデックスであってもよく、又はアクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードであってもよい。第1の無線ネットワークノード12は、受信モジュール902を含んでもよい。処理回路901及び/又は受信モジュール902は、第2の無線ネットワークノード13において接続済みのワイヤレスデバイスについて第2の無線ネットワークノード13において使用されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を第2の無線ネットワークノード13から受信する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12は、指し示されるアクティブなビームのセット内の1つ以上のビームがワイヤレスデバイス10に適合すると判定する、ように構成され得る。第1の無線ネットワークノード12は、判定モジュール903を含んでもよい。処理回路901及び/又は判定モジュール903は、指し示されるアクティブなビームのセット内の1つ以上のビームがワイヤレスデバイス10に適合すると判定する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12は、アクティブなビームのセット内の、測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報を、ワイヤレスデバイス10へ送信する、ように構成され、その測定情報がワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。第1の無線ネットワークノード12は、送信モジュール904を含んでもよい。処理回路901及び/又は送信モジュール904は、アクティブなビームのセット内の、測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報を、ワイヤレスデバイス10へ送信する、ように構成されてもよく、その測定情報がワイヤレスデバイス10のモビリティ手続において使用される。
第1の無線ネットワークノード12は、アクティブなビームのセット内の1つ以上のビームの測定レポートをワイヤレスデバイス10から受信する、ように構成され得る。処理回路901及び/又は受信モジュール902は、アクティブなビームのセット内の1つ以上のビームの測定レポートをワイヤレスデバイス10から受信する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12は、無線ネットワークノードとビームとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持する、ように構成され得る。第1の無線ネットワークノード12は、テーブルモジュール905を含んでもよい。処理回路901及び/又はテーブルモジュール905は、無線ネットワークノードとビームとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持する、ように構成され得る。例えばテーブルは、ワイヤレスデバイス10から受信される測定レポートに基づいて更新されてもよい。
第1の無線ネットワークノード12は、構築され又は更新されるテーブルに基づいて、指し示されるアクティブなビームのセット内の1つ以上のビームがワイヤレスデバイス10に適合すると判定する、ように構成され得る。処理回路901及び/又は判定モジュール903は、構築され又は更新されるテーブルに基づいて、指し示されるアクティブなビームのセット内の1つ以上のビームがワイヤレスデバイス10に適合すると判定する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12は、アクティブなビームのセットの標識の提供を求める要求を第2の無線ネットワークノード13へ送信する、ように構成され得る。処理回路901及び/又は送信モジュール904は、アクティブなビームのセットの標識の提供を求める要求を第2の無線ネットワークノード13へ送信する、ように構成され得る。
ここで説明される第1の無線ネットワークノード12についての実施形態に係る方法は、命令、即ち、ソフトウェアのコード部分を含む、例えばコンピュータプログラム906又はコンピュータプログラム製品の手段によりそれぞれ実装され、その命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、第1の無線ネットワークノード12によって実行される通りのここで説明したアクションを当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる。コンピュータプログラム906は、コンピュータ読取可能な記憶媒体907(例えばディスク又は類似のもの)上に記憶されてもよい。コンピュータプログラムを自身に記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体907は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、第1の無線ネットワークノード12によって実行される通りのここで説明したアクションを当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であってもよい。
第1の無線ネットワークノード12は、さらに、メモリ908を含む。メモリは、ビーム、リファレンス信号、テーブル、位置、ビームの特性、信号強度、実行時にここで開示される方法を遂行するアプリケーション、及び類似のもの、といったデータを記憶するために使用される1つ以上のユニットを含む。
通信設計に詳しい者らにより容易に理解されるように、上記機能手段又はモジュールは、デジタルロジックを用いて実装されてもよく、及び/又は、1つ以上のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ若しくは他のデジタルハードウェアを用いて実装されてもよい。いくつかの実施形態において、多様な機能のいくつか又は全てが、単一のASIC(application-specific integrated circuit)などにおいて一緒に実装されてもよく、又は、適切なハードウェア及び/若しくはソフトウェアのインタフェースを間に有する2つ以上の別個のデバイスにおいて実装されてもよい。機能のいくつかは、例えば、無線ネットワークノードの他の機能コンポーネントと共有されるプロセッサ上に実装されてもよい。
代替的に、議論した処理手段の機能的なエレメントのいくつかが、他のエレメントが適切なソフトウェア又はファームウェアとの関連においてソフトウェアを実行するためのハードウェアと共に提供される一方で、専用のハードウェアの使用を通じて提供されてもよい。よって、ここで使用される通りの“プロセッサ”又は“コントローラ”との用語は、ソフトウェアを実行可能なハードウェアに排他的に言及しているのではなく、限定無しで、DSP(digital signal processor)ハードウェア、ソフトウェアを記憶するためのROM(read-only memory)、ソフトウェア及び/若しくはプログラム又はアプリケーションデータを記憶するためのランダムアクセスメモリ、並びに不揮発性メモリを暗黙的に含んでよい。従来型であれ及び/又は特製であれ、他のハードウェアもまた含まれてよい。通信受信機の設計者らは、それら設計上の選択時に特有のコスト、性能及びメンテナンスのトレードオフを認識するであろう。
上述した説明及び添付図面はここで教示した方法及び装置の非限定的な例を表現していることが認識されるであろう。そのため、ここで教示した独創的な装置及び技法は、上述した説明及び添付図面によっては限定されない。代わりに、ここでの実施形態は、以下の特許請求の範囲及びそれらの法的な均等物によってのみ限定される。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信ネットワーク(1)において第1の無線ネットワークノード(12)と第2の無線ネットワークノード(13)との間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にするための、前記第2の無線ネットワークノード(13)により実行される方法であって、
    接続済みのワイヤレスデバイスについて前記第2の無線ネットワークノード(13)において使用されるアクティブなビームのセットを判定すること(401)と、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)へ、判定される前記アクティブなビームのセットを指し示す標識を送信すること(405)と、前記アクティブなビームのセットが前記ワイヤレスデバイス(10)の前記モビリティ手続において使用されることと、
    を含む方法。
  2. 前記アクティブなビームのセットが前記第1の無線ネットワークノード(12)に適合すると判定すること(404)、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持すること(403)、
    をさらに含む、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記アクティブなビームのセットが前記第1の無線ネットワークノードに適合すると前記判定すること(404)は、構築され及び/又は維持される前記テーブルに基づいてなされる、請求項2及び請求項3に記載の方法。
  5. 前記標識は、テーブル内の前記アクティブなビームのセットのインデックスであり、又は、前記アクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードである、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記送信すること(405)は、前記第2の無線ネットワークノード(13)において前回使用されたアクティブなビームのセットからの、前記アクティブなビームのセットにおける変化が存在する場合にのみ実行される、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記ビームのうちのいずれかの特性における変化が存在する場合に、前記アクティブなビームのセットが変化したと判定すること(402)、
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. アクティブなビームのセットの前記標識の提供を求める要求を前記第1の無線ネットワークノード(12)から受信すること(400)、
    をさらに含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. ワイヤレス通信ネットワーク(1)において第1の無線ネットワークノード(12)と第2の無線ネットワークノード(13)との間のワイヤレスデバイス(10)のモビリティ手続を可能にするための、前記第1の無線ネットワークノード(12)により実行される方法であって、
    前記第2の無線ネットワークノード(13)から、前記第2の無線ネットワークノード(13)において接続済みのワイヤレスデバイスについて前記第2の無線ネットワークノード(13)において使用されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を受信すること(501)と、
    前記アクティブなビームのセット内の測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報を前記ワイヤレスデバイス(10)へ送信すること(503)と、前記測定情報が前記ワイヤレスデバイス(10)の前記モビリティ手続において使用されることと、
    を含む方法。
  10. 前記アクティブなビームのセット内の前記1つ以上のビームの測定レポートを前記ワイヤレスデバイス(10)から受信すること(504)、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 指し示される前記アクティブなビームのセット内の前記1つ以上のビームが、前記ワイヤレスデバイス(10)に適合すると判定すること(502)、
    をさらに含む、請求項9〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 無線ネットワークノードとビームとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持すること(505)、
    をさらに含む、請求項9〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記1つ以上のビームが前記ワイヤレスデバイス(10)に適合すると前記判定すること(502)は、構築され又は更新される前記テーブルに基づいてなされる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記標識は、テーブル内の前記アクティブなビームのセットのインデックスであり、又は、前記アクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードである、請求項9〜13のいずれかに記載の方法。
  15. アクティブなビームのセットの前記標識の提供を求める要求を前記第2の無線ネットワークノード(13)へ送信すること(500)、
    をさらに含む、請求項9〜14のいずれかに記載の方法。
  16. ワイヤレス通信ネットワーク(1)において第1の無線ネットワークノード(12)と第2の無線ネットワークノード(13)との間のワイヤレスデバイスのモビリティ手続を可能にするための、前記第2の無線ネットワークノード(13)であって、
    接続済みのワイヤレスデバイスについて前記第2の無線ネットワークノード(13)において使用されるアクティブなビームのセットを判定し、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)へ、判定される前記アクティブなビームのセットを指し示す標識を送信する、
    ように構成され、前記アクティブなビームのセットが前記ワイヤレスデバイス(10)の前記モビリティ手続において使用される、
    第2の無線ネットワークノード(13)。
  17. 前記アクティブなビームのセットが前記第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定する、ようにさらに構成される、請求項16に記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  18. 無線ネットワークノードとアクティブなビームのセットとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持する、
    ようにさらに構成される、請求項16〜17のいずれかに記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  19. 構築され及び/又は維持される前記テーブルに基づいて、前記アクティブなビームのセットが前記第1の無線ネットワークノード12に適合すると判定する、ようにさらに構成される、請求項17及び18に記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  20. 前記標識は、テーブル内の前記アクティブなビームのセットのインデックスであり、又は、前記アクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードである、請求項16〜19のいずれかに記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  21. 前記第2の無線ネットワークノード(13)において前回使用されたアクティブなビームのセットからの、前記アクティブなビームのセットにおける変化が存在する場合にのみ前記標識を送信する、ように構成される、請求項16〜20のいずれかに記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  22. 前記ビームのうちのいずれかの特性における変化が存在する場合に、前記アクティブなビームのセットが変化したと判定する、ようにさらに構成される、請求項21に記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  23. アクティブなビームのセットの前記標識の提供を求める要求を前記第1の無線ネットワークノード(12)から受信する、ようにさらに構成される、請求項16〜22のいずれかに記載の第2の無線ネットワークノード(13)。
  24. ワイヤレス通信ネットワーク(1)において第1の無線ネットワークノード(12)と第2の無線ネットワークノード(13)との間のワイヤレスデバイス(10)のモビリティ手続を可能にするための、前記第1の無線ネットワークノード(12)であって、
    前記第2の無線ネットワークノード(13)から、前記第2の無線ネットワークノード(13)において接続済みのワイヤレスデバイスについて前記第2の無線ネットワークノード(13)において使用されるアクティブなビームのセットを指し示す標識を受信し、
    前記アクティブなビームのセット内の測定を実行すべき1つ以上のビームを指し示す測定情報を前記ワイヤレスデバイス(10)へ送信する、
    ように構成され、前記測定情報が前記ワイヤレスデバイス(10)の前記モビリティ手続において使用される、
    第1の無線ネットワークノード(12)。
  25. 前記アクティブなビームのセット内の前記1つ以上のビームの測定レポートを前記ワイヤレスデバイス(10)から受信する、
    ようにさらに構成される、請求項24に記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  26. 指し示される前記アクティブなビームのセット内の前記1つ以上のビームが、前記ワイヤレスデバイス(10)に適合すると判定する、
    ようにさらに構成される、請求項24〜25のいずれかに記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  27. 無線ネットワークノードとビームとの関係を含むテーブルを構築し及び/又は維持する、ようにさらに構成される、請求項24〜26のいずれかに記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  28. 構築され又は更新される前記テーブルに基づいて、指し示される前記アクティブなビームのセット内の前記1つ以上のビームが前記ワイヤレスデバイス(10)に適合すると判定する、ように構成される、請求項27に記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  29. 前記標識は、テーブル内の前記アクティブなビームのセットのインデックスであり、又は、前記アクティブなビームのセット内の各ビームを指し示す明示的なエンコードである、請求項24〜28のいずれかに記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  30. アクティブなビームのセットの前記標識の提供を求める要求を前記第2の無線ネットワークノード(13)へ送信する、ようにさらに構成される、請求項24〜29のいずれかに記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
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