JP2018529273A5 - - Google Patents
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- ビデオデータを復号する方法であって、
前記ビデオデータの現在のピクチャの現在のコーディングユニット(CU)の単一の変換ユニット(TU)の係数レベルを復号するために第1のライスパラメータ導出方法および第2のライスパラメータ導出方法を使用するステップであって、
前記第1のライスパラメータ導出方法が統計ベースの導出方法であり、
前記第2のライスパラメータ導出方法がテンプレートベースの導出方法であり、前記テンプレートベースの導出方法が、ローカルテンプレートによりカバーされる近隣の係数レベルの近隣のシンタックス要素に基づいて前記係数レベルのそれぞれのシンタックス要素に対するそれぞれのライスパラメータを決定する、
ステップと、
前記現在のCUの1つまたは複数の予測ユニットのサンプルを前記TUの変換ブロックの対応するサンプルに加算することによって、前記現在のCUのコーディングブロックを再構築するステップと、
一連のシンタックス要素を取得するステップであって、前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素が、前記TUのそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示す、ステップとを備え、
前記単一のTUの係数レベルを復号するために前記第1のライスパラメータ導出方法および前記第2のライスパラメータ導出方法を使用するステップが、
復号または構文解析の順序で前記TUの最初に現れるシンタックス要素に前記第1のライスパラメータ導出方法を適用するステップであって、前記シンタックス要素が前記一連のシンタックス要素の中にある、ステップと、
前記一連のシンタックス要素の各々の他のシンタックス要素に前記第2のライスパラメータ導出方法を適用するステップとを備え、
前記一連のシンタックス要素の各々の他のシンタックス要素に前記第2のライスパラメータ導出方法を適用するステップが、
前記TUの現在の係数の係数レベルを復号するためのライスパラメータ値を決定するためにある関数を使用するステップを備え、
前記関数の入力が、記録された値と現在の導出されたライスパラメータ値とを含み、前記記録された値が、前記現在の係数の前の係数を復号するために使用されたライスパラメータ値に基づき、前記現在の導出されたライスパラメータ値が、前記テンプレートベースの導出方法を使用して導出され、
前記方法が、
前記現在の係数の前記係数レベルを復号するための前記決定されたライスパラメータ値から1を引いたものに等しく、前記記録される値を設定するステップを備える、
方法。 - 前記記録される値が0より小さいことに基づいて、前記記録される値を0にリセットするステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のライスパラメータ導出方法を使用するステップが、
複数の係数レベルの各レベルの絶対値から1を引いたものの合計に等しい値を決定するステップであって、前記複数の係数レベルの各々のそれぞれの係数レベルがテンプレートにより定義される領域の中にある、ステップと、
前記値に基づいてライスパラメータを決定するステップと、
前記ライスパラメータに基づいて、前記TUの現在の係数レベルに対する復号された値を生成するステップとを備える、請求項1に記載の方法。 - 一連のシンタックス要素を取得するステップであって、前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素が、前記TUのそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示す、ステップと、
前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素に対して、
前記第1のライスパラメータ導出方法または前記第2のライスパラメータ導出方法を使用して、前記それぞれのシンタックス要素に対するライスパラメータKを導出するステップと、
前記それぞれのシンタックス要素に対する切替点を(M≪K)に等しく設定するステップであって、
MがKに依存し、
前記それぞれのシンタックス要素が前記切替点より小さい場合、前記それぞれのシンタックス要素がK次のライス符号を使用して二値化され、
前記それぞれのシンタックス要素が前記切替点以上である場合、前記それぞれのシンタックス要素がK次の指数ゴロム符号を使用してプレフィックスおよびサフィックスを使用して二値化される、
ステップと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記TUの前記係数レベルを逆量子化するステップと、
前記TUの前記係数レベルに逆変換を適用して、前記TUの前記変換ブロックを再構築するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。 - ビデオデータを符号化する方法であって、
前記ビデオデータの現在のピクチャのコーディングユニット(CU)の残差ブロックを生成するステップであって、前記残差ブロックの中の各サンプルが、前記CUの予測ユニット(PU)の予測ブロックの中のサンプルと前記CUのコーディングブロックの中の対応するサンプルとの差分を示す、ステップと、
前記CUの前記残差ブロックを1つまたは複数の変換ブロックに分解するステップであって、前記CUの変換ユニット(TU)が前記1つまたは複数の変換ブロックのうちのある変換ブロックを備える、ステップと、
前記TUの係数レベルを符号化するために第1のライスパラメータ導出方法および第2のライスパラメータ導出方法を使用するステップであって、
前記第1のライスパラメータ導出方法が統計ベースの導出方法であり、
前記第2のライスパラメータ導出方法がテンプレートベースの導出方法であり、前記テンプレートベースの導出方法が、ローカルテンプレートによりカバーされる近隣の係数レベルの近隣のシンタックス要素に基づいて前記係数レベルのそれぞれのシンタックス要素に対するそれぞれのライスパラメータを決定する、
ステップと、
一連のシンタックス要素を生成するステップであって、前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素が、前記TUのそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示す、ステップを備え、
単一のTUの係数レベルを符号化するために前記第1のライスパラメータ導出方法および前記第2のライスパラメータ導出方法を使用するステップが、
復号または構文解析の順序で前記TUの最初に現れるシンタックス要素に前記第1のライスパラメータ導出方法を適用するステップであって、前記シンタックス要素が前記一連のシンタックス要素の中にある、ステップと、
前記一連のシンタックス要素の各々の他のシンタックス要素に前記第2のライスパラメータ導出方法を適用するステップとを備え、
前記一連のシンタックス要素の各々の他のシンタックス要素に前記第2のライスパラメータ導出方法を適用するステップが、
前記TUの現在の係数の係数レベルを符号化するためのライスパラメータ値を決定するためにある関数を使用するステップを備え、前記関数の入力が、記録された値と現在の導出されたライスパラメータ値とを含み、前記記録された値が、前記現在の係数の前の係数を復号するために使用されたライスパラメータ値に基づき、前記現在の導出されたライスパラメータ値が、前記テンプレートベースの導出方法を使用して導出され、
前記方法が、
前記現在の係数の前記係数レベルを復号するための前記決定されたライスパラメータ値から1を引いたものに等しく、前記記録される値を設定するステップを備える、方法。 - 前記第2のライスパラメータ導出方法を使用するステップが、
複数の係数レベルの各レベルの絶対値から1を引いたものの合計に等しい値を決定するステップであって、前記複数の係数レベルの各々のそれぞれの係数レベルがテンプレートにより定義される領域の中にある、ステップと、
前記値に基づいてライスパラメータを決定するステップと、
前記ライスパラメータに基づいて、前記TUの現在の係数レベルに対する符号化された値を生成するステップとを備え、
前記方法が、
一連のシンタックス要素を生成するステップであって、前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素が、前記TUのそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示す、ステップと、
前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素に対して、
前記第1のライスパラメータ導出方法または前記第2のライスパラメータ導出方法を使用して、前記それぞれのシンタックス要素に対するライスパラメータKを導出するステップと、
前記それぞれのシンタックス要素に対する切替点を(M≪K)に等しく設定するステップであって、
MがKに依存し、
前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素に対して、
前記それぞれのシンタックス要素が前記切替点より小さい場合、K次のライス符号を使用して前記それぞれのシンタックス要素を二値化し、
前記それぞれのシンタックス要素が前記切替点以上である場合、K次の指数ゴロム符号を使用してプレフィックスおよびサフィックスを使用して前記それぞれのシンタックス要素を二値化する、
ステップとをさらに備える、請求項6に記載の方法。 - 前記CUの前記残差ブロックを前記1つまたは複数の変換ブロックに分解するステップが、四分木区分を使用して前記CUの前記残差ブロックを前記1つまたは複数の変換ブロックに分解するステップを備え、
前記TUに対する前記変換ブロックに1つまたは複数の変換を適用して前記TUに対する係数ブロックを生成するステップをさらに備え、前記TUに対する前記係数ブロックが前記TUの前記係数レベルを備える、請求項6に記載の方法。 - ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
前記ビデオデータを記憶するように構成されたコンピュータ可読記憶媒体と、
1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記ビデオデータの現在のピクチャの現在のコーディングユニット(CU)の単一の変換ユニット(TU)の係数レベルをコーディングするために第1のライスパラメータ導出方法および第2のライスパラメータ導出方法を使用し、
前記第1のライスパラメータ導出方法が統計ベースの導出方法であり、
前記第2のライスパラメータ導出方法がテンプレートベースの導出方法であり、前記テンプレートベースの導出方法が、ローカルテンプレートによりカバーされる近隣の係数レベルの近隣のシンタックス要素に基づいて前記係数レベルのそれぞれのシンタックス要素に対するそれぞれのライスパラメータを決定する、
ように構成され、
前記1つまたは複数のプロセッサが、
一連のシンタックス要素を取得または生成するように構成され、前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素が、前記TUのそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示し、
前記単一のTUの係数レベルを復号するために前記第1のライスパラメータ導出方法および前記第2のライスパラメータ導出方法を使用することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
復号または構文解析の順序で前記TUの最初に現れるシンタックス要素に前記第1のライスパラメータ導出方法を適用し、前記シンタックス要素が前記一連のシンタックス要素の中にあり、
前記一連のシンタックス要素の各々の他のシンタックス要素に前記第2のライスパラメータ導出方法を適用する
ように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、
前記一連のシンタックス要素の各々の他のシンタックス要素に前記第2のライスパラメータ導出方法を適用することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記TUの現在の係数の係数レベルをコーディングするためのライスパラメータ値を決定するためにある関数を使用するように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、前記関数の入力が、記録された値と現在の導出されたライスパラメータ値とを含み、前記記録された値が、前記現在の係数の前の係数を復号するために使用されたライスパラメータ値に基づき、前記現在の導出されたライスパラメータ値が、テンプレートベースの導出方法を使用して導出され、
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
前記現在の係数の前記係数レベルを復号するための前記決定されたライスパラメータ値から1を引いたものに等しく、前記記録される値を設定するように構成される、デバイス。 - 前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記記録される値が0より小さいことに基づいて、前記記録される値を0にリセットするように構成される、請求項9に記載のデバイス。 - 前記第1のライスパラメータ導出方法を使用することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
複数の係数レベルの各レベルの絶対値から1を引いたものの合計に等しい値を決定し、前記複数のレベルの各々のそれぞれの係数レベルがテンプレートにより定義される領域の中にあり、
前記値に基づいてライスパラメータを決定し、
前記ライスパラメータに基づいて、前記TUの現在の係数レベルに対するコーディングされた値を生成する
ように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成される、請求項9に記載のデバイス。 - 前記現在のピクチャが複数の4×4のサブブロックを備え、前記テンプレートが前記TUの現在のサンプルの近隣をカバーし、前記現在のサンプルが現在の走査場所にあり、前記第2のライスパラメータ導出方法を使用することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記ローカルテンプレートによりカバーされる各々のそれぞれの近隣に対して、前記それぞれの近隣に対するそれぞれの値を決定し、前記それぞれの近隣に対する前記それぞれの値が、前記近隣の絶対値が0より大きい場合は前記近隣の前記絶対値から1を引いたものに等しく、前記近隣が0に等しい場合には0に等しく、
前記近隣に対する値の合計に等しいものとして合計値を決定し、
値Kを決定し、前記TUの係数レベルがK次のライス符号を使用して二値化され、Kの定義が、
Kは、(1 ≪ ( K + 3 ) ) > (sum_absolute_levelMinus1 + M)を満たす最小の整数として定義され、Mは整数であり、sum_absolute_levelMinus1は前記合計値である、および、
Kは、(1 ≪ ( K + 3 ) )≧(sum_absolute_levelMinus1 + M)を満たす最小の整数として定義され、Mは整数であり、sum_absolute_levelMinus1は前記合計値である
からなる群から選択される
ように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、
Kが閾値に制限される、請求項11に記載のデバイス。 - 前記1つまたは複数のプロセッサが、
一連のシンタックス要素を取得または生成するように構成され、前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素が、前記TUのそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示し、
前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素に対して、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記第1のライスパラメータ導出方法または前記第2のライスパラメータ導出方法を使用して、前記それぞれのシンタックス要素に対するライスパラメータKを導出し、
前記それぞれのシンタックス要素に対する切替点を(M≪K)に等しく設定し、
MがKに依存し、
前記一連のシンタックス要素の各々のそれぞれのシンタックス要素に対して、
前記それぞれのシンタックス要素が前記切替点より小さい場合、前記それぞれのシンタックス要素がK次のライス符号を使用して二値化され、
前記それぞれのシンタックス要素が前記切替点以上である場合、前記それぞれのシンタックス要素がK次の指数ゴロム符号を使用してプレフィックスおよびサフィックスを使用して二値化される、
ように構成され、
前記現在のピクチャが複数の4×4のサブブロックを備え、
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記TUの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示すシンタックス要素を取得または生成するように構成され、
前記第1のライスパラメータ導出方法を使用することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記複数のサブブロックのそれぞれのサブブロックに対して、前記それぞれのサブブロックが変換スキップブロックであるかどうかおよび前記それぞれのサブブロックがルーマ成分のためのものであるかどうかに基づいて前記それぞれのサブブロックがカテゴライズされるように、前記現在のピクチャの前記複数のサブブロックを複数のカテゴリへと分割し、
前記複数のカテゴリの各々のそれぞれのカテゴリに対して、前記それぞれのカテゴリに対するそれぞれの統計値を維持し、
前記複数のサブブロックの各々のそれぞれのサブブロックに対して、前記それぞれのサブブロックが属する前記カテゴリに対する前記それぞれの統計値を使用して、前記それぞれのサブブロックに対するそれぞれのライスパラメータを初期化する
ように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、
前記係数レベルが前記複数の4×4のサブブロックの特定のサブブロックの中にあり、前記シンタックス要素がK次のライス符号を使用して二値化され、Kが前記特定のサブブロックに対する前記それぞれのライスパラメータである、請求項9に記載のデバイス。 - 前記複数のカテゴリの各々のそれぞれのカテゴリに対して、前記それぞれのカテゴリに対する前記それぞれの統計値を維持することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記それぞれのカテゴリに属する前記現在のピクチャの各々のそれぞれのサブブロックに対して、前記それぞれのサブブロックに対して最初にコーディングされるレベル剰余シンタックス要素を使用して前記それぞれのサブブロックに対して多くて1回前記それぞれのカテゴリに対する前記それぞれの統計値を更新するように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、前記それぞれのカテゴリに対する前記それぞれの統計値を更新することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
(absCoeffLevel >=3*(1≪(statCoeff/4)))である場合、前記それぞれのカテゴリに対する前記それぞれの統計値をインクリメントし、
((2*absCoeffLevel)<(1≪(statCoeff/4)))である場合、前記それぞれのカテゴリに対する前記それぞれの統計値をデクリメントするように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、
absCoeffLevelが前記それぞれのサブブロックの絶対係数レベルであり、statCoeffが前記それぞれのカテゴリに対する前記それぞれの統計値であり、
前記複数のサブブロックの各々のそれぞれのサブブロックに対して、前記それぞれのサブブロックが属する前記カテゴリに対する前記それぞれの統計値を使用して、前記それぞれのサブブロックに対するそれぞれのライスパラメータを初期化することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
最大のライスパラメータと、前記それぞれのサブブロックが属する前記カテゴリに対する前記それぞれの統計値を4で割ったものとのうちの小さい方として、前記それぞれのサブブロックに対する前記それぞれのライスパラメータを決定するように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成される、請求項13に記載のデバイス。 - 前記現在のピクチャが複数の4×4のサブブロックを備え、
ローカルテンプレートが前記TUの現在のサンプルの近隣をカバーし、
前記現在のサンプルが現在の走査場所にあり、
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記現在のサンプルに対するそれぞれの係数レベルの絶対値に対するそれぞれの剰余値を示すシンタックス要素を取得または生成するように構成され、
前記第2のライスパラメータ導出方法を使用することの一部として、前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記ローカルテンプレートによりカバーされる各々のそれぞれの近隣に対して、前記それぞれの近隣に対するそれぞれの値を決定し、前記それぞれの近隣に対する前記それぞれの値が、前記近隣の絶対値が0より大きい場合は前記近隣の前記絶対値から1を引いたものに等しく、前記近隣が0に等しい場合には0に等しく、
前記近隣に対する値の合計に等しいものとして合計値を決定し、
ライスパラメータが、前記合計値が第1の区間に入る場合には0に等しく、前記合計値が第2の区間に入る場合には1に等しく、前記合計値が第3の区間に入る場合には2に等しく、前記合計値が第4の区間に入る場合には3に等しいと、決定する
ように、前記1つまたは複数のプロセッサが構成され、
前記シンタックス要素がK次のライス符号を使用して二値化され、Kが前記決定されたライスパラメータに等しい、請求項9に記載のデバイス。 - 前記1つまたは複数のプロセッサが、
CUの残差ブロックを生成し、前記残差ブロックの中の各サンプルが、前記CUの予測ユニット(PU)の予測ブロックの中のサンプルと前記CUのコーディングブロックの中の対応するサンプルとの差分を示し、
前記CUの前記残差ブロックを1つまたは複数の変換ブロックに分解し、前記TUが前記1つまたは複数の変換ブロックのうちのある変換ブロックを備え、
前記変換ブロックに1つまたは複数の変換を適用して前記TUに対する係数ブロックを生成し、前記TUに対する前記係数ブロックが前記TUの前記係数レベルを備える、
ように構成され、
前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記TUの前記係数レベルを逆量子化し、
前記TUの前記係数レベルに逆変換を適用して、前記TUの前記変換ブロックを再構築し、
前記現在のCUの1つまたは複数の予測ユニットのサンプルを前記TUの変換ブロックの対応するサンプルに加算することによって、前記現在のCUのコーディングブロックを再構築するように構成される、請求項9に記載のデバイス。
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