JP2018528484A - 接続された光学要素 - Google Patents

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Abstract

本発明は、光学要素(5)、例えば、眼科レンズを通信ネットワーク(1)に接続する方法であって、識別子が、前記識別子に従ってネットワークを介してデータをルーティングするために光学要素に割り当てられる、方法に関する。

Description

本発明は、光学要素の分野に属する。本発明は、特に、レンズへの命令及び/又はレンズからの命令をネットワーク内でルーティングすることができるように、通信ネットワークにおいて識別子が割り当てられる眼科レンズ等の光学要素に関する。
多くの機能が光学要素に付随する。特に、従来、矯正機能、太陽保護若しくはアンチデブリ機能、又は装飾若しくは他の機能が光学要素に付随する。
しかし、これらの機能を実施するパラメータは、不変であるか、又は変更が非常に難しい。例えば、サングラスの装着者がトンネルに入る場合、レンズの不透明度はもはや装着者の環境に適合しない。
したがって、光学要素に関連する機能を状況に合わせる必要性が存在する。
本発明は、この状況の改善を意図する。
このために、本発明の第1の態様は、光学要素、例えば、眼科レンズを通信ネットワークに接続する方法であって、識別子が、前記識別子の関数として前記ネットワークを介してデータをルーティングするために前記光学要素に割り振られる、方法に関する。
「光学要素」とは、光源により生成される光線の方向において、目等の視覚器官内、視覚器官上、視覚器官の近傍、視覚器官に略面して、又は視覚器官の上流に配置されることが意図される任意の光学デバイスを意味する。非限定的な適用では、光学要素は、人間用が意図される、眼鏡等のデバイスに搭載される眼科レンズである。非限定的に、光学要素は、望遠鏡レンズ若しくは顕微鏡レンズ、飛行機の機窓、建物のガラスパネル、眼内インプラント、眼科コンタクトレンズ、フロントガラス若しくは車のバックミラー、又はカメラのレンズであることもできる。
例えば、そのような光学要素は、矯正効果(視力矯正)を有することもあれば、有さないこともある(いわゆる「素通し」レンズ)。光学要素は、不透明(サングラス)であることもあれば、情報的(情報表示)であることもあれば、又はいかなる効果も示さない(装飾用又は保護用眼鏡)こともある。
「通信ネットワーク」とは、一緒にリンクされて、情報を交換する機器の組を意味する。ネットワークの選択は、通常、ネットワークに課される技術的制約に依存する。
したがって、短距離無線リンク(通常、10メートル未満)の場合、例えば、Bluetooth(登録商標)型(特に「低エネルギー」版4.1)又はZigBee(登録商標)型のネットワークを使用し得る。中距離無線リンク(通常、100メートル未満)の場合、例えば、周波数868MhzのEnocean(登録商標)ネットワーク等のWiFi型のネットワーク又はホームオートメーション指向ネットワークを例えば使用し得る。超長距離無線リンク(通常、1キロメートル超)の場合、例えば、ZigFoxネットワークを使用し得る。
短距離光学リンク(通常、部屋の内部をカバー可能)の場合、例えば、LiFi(登録商標)ネットワークを使用することが可能であり、超短距離磁気誘導リンクの場合、QIネットワークを使用することが可能である。
例えば、IP、Ethernet、TCP/UDP、インターネットネットワーク、例えば、UART(汎用非対称送受信機)型の汎用非対称送受信機を使用するネットワーク、http(ハイパーテキスト転送プロトコル)プロトコルに依存するネットワーク等の他のプロトコルを使用することも可能である。
「データをルーティングする」とは、ネットワークにおいて、送信側から1つ又は複数の受信側にデータを搬送する経路を選択するメカニズムを意味する。特に、光学要素へ搬送されるデータ及び光学要素から搬送されるデータは、光学要素の識別子によりネットワークにおいて配向される。
したがって、通信ネットワークを使用することにより、光学要素上で命令を受信及び送信することができる。これ以降、光学要素は、例えば、光学レンズの機能を実施するパラメータを変更することが可能な情報及び/又は命令を受信することが可能である。したがって、光学要素の動作は、通信ネットワークにより送信されるコンテキストを考慮に入れることができる。更に、データは、光学要素によって取得し、通信ネットワークによって送信することができる。
一実施形態では、本方法は、
− プロセッサによって実行されることが可能な少なくとも1つの命令を送信するステップであって、命令は、光学要素にリンクされたネットワーク通信インタフェースを宛先として、通信ネットワークに接続される電子デバイスによって送信される、ステップと、
− 光学要素にリンクされたネットワーク通信インタフェースにより、命令を受信するステップと
を含む。
したがって、ネットワークに接続された電子デバイスは、命令を光学要素に送信することができる。これら等の電子デバイスはユーザインタフェースを含むことができ、それにより、ユーザは命令に容易に記入することができる。これらのデバイスは、自律的に、又はマザーボード若しくはプロセッサ等の他のデバイスと組み合わせて、命令を生成することができるセンサを含むこともできる。
別の実施形態では、光学要素は、プロセッサ及びメモリにリンクされ、本方法は、受信された命令を、光学要素にリンクされたメモリに記憶するステップと、光学要素にリンクされたプロセッサにより、命令を実行するステップとを更に含む。したがって、光学要素は、命令を実施する構成要素を統合し、これは、産業レベルでそのような光学要素の統合を促進する。
一実施形態では、命令は、例えば、光学要素に関連する機能の活性化、ネットワークに接続可能な電子デバイスに関連する機能の活性化、又は光学要素に接続可能なデバイスに関連する機能の活性化のためにプロセッサによって実行されることが可能である。したがって、光学要素は、命令の受信者であるか、又は単にこれらの命令を別のデバイスに中継することができる。
別の実施形態では、光学要素は、電子活性型の眼科レンズである。この実施形態では、レンズに関連する機能の活性化は、レンズに含まれる電子活性セルの少なくとも1つの特性の変更を含む。
「電子活性レンズ」とは、電気信号及び/又は電磁信号の影響下で少なくとも1つの特性が変わる任意の光学デバイスを意味する。通常、電子活性レンズに適用される電気信号の振幅の変更がこのレンズの特性を変更する。
アクティブ結合器(特許出願欧州特許第15306097号明細書に記載されるような)を有するか、又は光線治療の光源を統合した、視覚情報が装着者に提供される(例えば、レンズに統合される画面又は光源を介して)、矯正力が電気信号に依存するレンズは、電子活性レンズの例である。
「電子活性セル」とは、電気信号の関数としてレンズの少なくとも1つの特性を変更するのに使用される手段を意味する。
したがって、レンズの特性は、ネットワークで受信される命令に適合される。それ以降、レンズは、有利には、環境(命令がセンサから発せられる場合)又はユーザの需要に適合する。
一実施形態では、本方法は、センサによって測定を取得するステップと、センサによって取得された測定に基づいて命令を決定するステップとを更に含む。したがって、命令は、レンズの環境に関連する要因に応じてレンダリングされ、それにより、生成される命令の妥当性を増大させる。特に、命令を測定に従わせることにより、光学要素の直接的且つ適合的な応答が可能になる。
別の実施形態では、測定は、近接性測定、ジオロケーション測定、加速度測定、ジャイロスコープ測定、圧力測定、温度測定、少なくとも1つの目の動きを追跡するための測定、テレメトリ測定、オーディオ信号、ビデオ信号、電磁スペクトルの少なくとも1つの周波数帯での光度の測定の中からの少なくとも1つの要素を含む。近接性測定は、光学要素と光学要素のユーザとの間、光学要素と外部端末との間(例えば、眼鏡と、眼鏡のレンズを構成する光学要素に接続されたスマートフォンとの間)、ある光学要素と別の光学要素との間等で取得することができる。
ジオロケーション測定は、地理的ロケーション(例えば、緯度及び経度を介して)、空間中の位置(例えば、ガリレイ基準系内の)、別の物体への近接性の測定等の中からの少なくとも1つの要素に対応することができる。
これらの測定を個々に又は組み合わせて考慮に入れることで、光学要素に送信される命令の妥当性が改善される。したがって、光学要素により提供される快適性が実質的に改善され、光学要素の特性はこの光学要素のユーザに適合される。
一実施形態では、命令は、収集デバイスにより収集される情報項目に基づいて決定される。そのような収集デバイスは、例えば、太陽センサ(光電電池)又は熱エネルギー若しくは機械的エネルギーのセンサを介して取得される電気エネルギーを収集することが可能である。この熱エネルギーセンサ又は機械的エネルギーセンサは、例えば、非限定的に、顔レベル(体温、瞼のまばたき、口の動き、顔の小さい動き、皮膚の微小電流...)で生成されるエネルギーを検知することが可能であり得る。「測定」とは、以下、センサ及び/又は収集デバイスの測定により取得される任意の情報項目を意味する。
一実施形態では、センサは、通信ネットワークに接続される端末、光学要素、光学要素が搭載されるフレームを含む眼鏡、光学要素が統合される眼鏡のフレームの中からの少なくとも1つの要素に含まれる。したがって、光学要素は、様々なセンサにより行われる測定に適合される命令から恩恵を受けるか、又は恩恵を受けさせる。
別の実施形態では、端末が通信ネットワークに接続され、端末は、データネットワークに更に接続される。この実施形態では、本方法は、
− データネットワークを介して端末により、光学要素、端末、光学要素及び/又は端末のユーザの中からの少なくとも1つの要素の環境に関連する情報項目を取得するステップと、
− 情報項目に基づいて命令を決定するステップと
を更に含む。
「データネットワーク」とは、通信ネットワークのデータと相補的なデータを提供することが可能な任意のタイプのネットワークを意味する。一実施形態では、データネットワークは通信ネットワークとは別個である。特に、通信ネットワークがローカルエリアネットワーク(例えば、Bluetooth(登録商標))である場合、データネットワークは、例えば、広域ネットワーク(例えば、4G接続を介するインターネット)であり得る。
環境に関連する情報項目は、通常、気象、地図(地形データ)、ニュース項目等に関連する情報項目等、データネットワーク(例えば、インターネット)で利用可能な状況情報項目である。
したがって、端末レベルで利用可能な手段は、有利には、光学要素に送信される命令の妥当性の改善に使用される。
一実施形態では、データは暗号化される。通常、AES(高度暗号化標準)及び/又はRSAタイプの暗号化を使用してデータを暗号化することができる。通信は、例えば、https(ハイパーテキスト転送プロトコルセキュア)又はWPA(Wi−Fi保護アクセス)を介して暗号化して、これらのデータをセキュア化することもできる。
別の実施形態では、光学要素は、エレクトロクロミックレンズである。「エレクトロクロミック」レンズとは、少なくとも1つの色を電気信号の関数として変更することができるレンズを意味する。
一実施形態では、本方法は、通信ネットワークに接続された電子デバイスを宛先として、光学要素にリンクされた通信インタフェースにより、少なくとも1つのメッセージを送信するステップを含む。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様による方法を、これらの命令がプロセッサによって実行されるときに実施するための命令を含むコンピュータプログラムに関する。
本発明の第3の態様は、通信ネットワークに接続されることが可能である、眼科レンズ等の光学要素であって、識別子であって、前記識別子の関数としてネットワークを介してデータをルーティングするために光学要素に割り振られる識別子を記憶するように適合されるメモリを含む光学要素に関する。
本発明の第3の態様の一実施形態では、光学要素は、通信ネットワークに接続された電子デバイスによって配信される命令を受信することが可能な通信インタフェースにリンクされる。この実施形態では、光学要素は、命令を実行することが可能なプロセッサを更に含む。
本発明の第4の態様は、
− 本発明の第3の態様による光学要素と、
− センサを含み、且つ通信ネットワークに接続される端末であって、以下の動作:
・センサによって取得された測定の受信、
・端末に含まれるセンサによって取得された測定に基づく、光学要素を宛先とした命令の決定
を実行するように適合されるプロセッサを更に含む、端末と
を含むシステムに関する。
本発明の第5の態様は、ユーザによって装着されることが意図される眼科デバイスであって、
− 本発明の第3の態様による少なくとも1つの光学要素と、
− センサと、
− プロセッサであって、以下の動作:
・センサによって取得された測定の受信、
・センサによって取得された測定に基づく命令の決定
を実行するように適合されるプロセッサと
を含む眼科デバイスに関する。
本発明の他の特徴及び利点は、以下に詳述される説明及び添付図面を調べることで明白になる。
本発明の一実施形態による、接続された光学要素を示す。 本発明の第1の実施形態による光学要素の可能な環境を示す。 本発明の第2の実施形態による光学要素の可能な環境を示す。 本発明の第3の実施形態による光学要素の可能な環境を示す。 本発明の一実施形態による光学要素を接続する方法のステップを示すチャートである。 一実施形態での本発明によるデバイスのハードウェアアーキテクチャを示す。
本発明について、以下、眼鏡に含まれる眼科レンズである光学要素への非限定的な適用例で説明する。
したがって、図1は、通信ネットワーク1に接続されたレンズ5を示す。以下参照の図1では、レンズとネットワーク1との間の通信チャネルは、この通信チャネルでデータを搬送するのに使用することができるプロトコルの例(http、TCP/IP、...)が上に言及されている太線で表されている。
識別子がレンズ5に割り振られて、前記識別子の関数としてネットワークを介してデータをルーティングする。使用されるネットワークのタイプと、したがって、このタイプのネットワークに関連するプロトコルとにより、識別子は様々な性質のものであり得る。したがって、IPネットワークの場合、識別子はIPアドレス、MAC(媒体アクセス制御)アドレス、Ethernetネットワークの識別子等である。
レンズ5は、電子活性セル4を制御する駆動回路3と、通信ネットワークに接続された電子デバイスと通信可能な通信インタフェース2とを含む。通信インタフェース及び/又は駆動回路は、単にレンズ5にリンクする(例えば、有線リンク又は無線リンクを介して)ことができる。インタフェース及び/又は回路は、レンズ5に嵌め込まれてもよく、接着されてもよく、又はレンズ5に成形されてもよい。
通信インタフェース及び駆動回路3のハードウェアアーキテクチャの動作様式及び詳細の例は、図3及び図4にそれぞれ与えられる。
電子活性セル4は、電気の印加によりレンズの少なくとも1つの特性を変更することが可能な手段、例えば、アナログの信号(図1の両矢印アナログで表される)を含む。
したがって、電子活性セルは、レンズの矯正力を変え、視覚情報をレンズの装着者に提供し(通常、画面がレンズと統合される場合)、命令をアクティブ結合器に与え、光源をアクティブ化し、レンズの不透明度又は透過率の程度(光ビームを透過するレンズの可能性又は無能性)を変え、レンズの消費電力を変える等を行うことができる。
矯正力が電気信号に依存し、アクティブ結合器(特許出願欧州特許第15306097号明細書に記載されるような)又は光線治療の光源を統合したレンズは、特性の少なくとも1つを電子活性セルにより変更することができる電子活性レンズの他の例である。
特に、レンズは、レンズについての視覚的な情報項目を表示可能な表示手段を含むことができる。例えば、画面、ホログラムを生成可能なアクティブ結合器、又は少なくとも1つの光源をレンズに統合することができる。
ネットワーク1は、複数の電子デバイスからなる。ネットワーク1を介してレンズ5にリンクされる電子デバイスの構成の例について、図2A、図2B、及び図2Cを参照してこれより与える。
図2Aは、第1の実施形態による電子デバイスの構成を概略的に示す。この第1の実施形態では、少なくとも1つのレンズ5が、鏡に含まれ、センサ8、マザーボード6、電池9、及びマンマシンインタフェース7にリンクされる。
収集又は測定センサ8は、通常、
・例えば、電磁波の送信/受信時間の測定を介して動作する近接性センサであって、近接性測定は、レンズ5と眼鏡の装着者との間、光学要素と外部端末との間、レンズ5と別の光学要素との間等で行うことができる、近接性センサ、
・位置測定、例えば、ジオロケーション測定のセンサ:ジオロケーション測定は、地理的ロケーション(例えば、緯度及び経度を介して)、空間中の位置(例えば、ガリレイ基準系内の)、別の物体への近接性の測定等の中からの少なくとも1つの要素に対応することができる。そのようなセンサは、通常、GPS(全地球測位システム)デバイス、傾斜計、ジャイロスコープ、テレメータ、加速度計等である。
・傾斜測定を取得する傾斜計、
・ジャイロスコープ測定を取得するジャイロスコープ、
・距離測定を取得するテレメータ、
・圧力測定を取得するマノメータ、
・温度測定を取得する温度計、
・眼鏡の装着者の少なくとも1つの目の動きを追跡するための測定を取得可能な「目追跡」デバイス(目の動きを追跡するデバイス)、
・サウンド信号を取得するマイクロフォン、
・ビデオ信号を取得するカメラ、
・電磁スペクトルの少なくとも1つの周波数帯内の光度を測定するセンサ、
・例えば、太陽センサ(光電電池)又は機械的エネルギー(例えば、顔面上の振動のセンサ)、熱エネルギー等のセンサを介して取得される電気エネルギーを収集可能な収集デバイス。
「測定」とは、以下、測定センサ及び/又は収集デバイスにより取得される任意の情報項目を意味する。
マンマシンインタフェース7は、眼鏡の装着者等のレンズ5のユーザと対話可能な手段を含む。例えば、これは、レンズ5、タッチパッド、又はジェスチャインタフェース、脳波、注視若しくは音声により駆動されるインタフェースの電子活性機能を活性化又は非活性化する単純なブレーカーであり得る。
電池9は、構成要素8、7、6及びレンズ5にエネルギー付与できるようにするデバイスである。電池9は、例えば、リチウム/イオン又はニッケル/カドミウム型のものであり得る。
電池9は、レンズ5に統合することもできる。この状況では、レンズ5は、光電電池又は熱センサ等のエネルギー収集及び/又は配分手段を含むことができる。これは、少なくとも2つのレンズがネットワーク1を介して一緒に接続される状況及びレンズのうちの一方が他方よりも大きい消費を示す場合、特に関心を示し得る。この状況では、最大の消費を示すレンズは、より低い消費を示すレンズに統合される電池から余分なエネルギーを要求し取得することが可能である。
この第1の実施形態では、マザーボード6は、構成要素7、8、9をレンズ5にリンクする。したがって、マザーボード6は、構成要素7、8、9により引き受けられる機能の管理を集中化し、ネットワーク1を介してデータをレンズ5に送信及び/又はレンズ5から受信することが可能な通信インタフェースを含む。
構成要素7、8、9とマザーボード6との間で行われる通信は、通常、Ethernet、ISDN(総合デジタル通信網)、ホームRF、IEEE1394(FireWire)、Thunderbolt、ワイヤレスUSB、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi等の低レベルプロトコルにより保証される。
第2の実施形態では、特定の構成要素は、ネットワーク1を介して互いに及びレンズ5と直接通信することができる。したがって、図2Bでは、IPセンサ10は、データを取得し、これらのデータをIPパケットとして符号化して、ネットワーク1に接続された他のデバイスに送信することが可能である。したがって、レンズ5は、マザーボードを介さずに、IPセンサ10のデータに直接アクセスすることができ、電子アーキテクチャ、特にもはやIPセンサ10を管理しないマザーボードを簡易化できるようにする。
本明細書では図2Cを参照して説明する第3の実施形態では、眼鏡(図2Cでは12と参照される)は、ネットワーク1を介して外部端末11に接続される。端末11と眼鏡12との間のリンクは、有線ベース、無線ベース、光学ベース、誘導ベース等であり得る。図2Cでは、眼鏡12の構成要素と端末11との間に、全く同一のプロトコルによる接続が表される。変形形態として、リンクに従って異なるプロトコルを使用することができる。
端末11は、スマートフォン、デジタルタブレット、接続されたウォッチ、オフィスコンピュータ又はラップコンピュータ、自動車両又はGPSに統合された端末、眼科レンズの製造及び/又は構成に使用される専用端末、ネットワーク1に接続可能な接続レンズ又は任意のタイプの電子デバイスを含む別の眼鏡であり得る。端末11は、参照8及び10に関して上述した等のセンサを含むことができる。
参照8及び10に関して上述した等のセンサは、レンズ5に直接統合することもできる。この状況では、ネットワーク1に接続された電子デバイスを宛先としたデータをレンズ5により送信することができる。したがって、特に、本発明による幾つかのレンズは互いに通信することができる。
本発明の一実施形態によるレンズ5をネットワーク1に接続する方法について、図3を参照してこれより説明する。
ステップ13において、データMがまず取得される。このデータは、センサ8及び/又は10又は端末11に含まれるか、若しくは別の眼鏡の接続レンズに含まれるセンサにより取得される測定、マンマシンインタフェース7を介してユーザにより示される選好、構成要素5、6、7、8、9、10、及び/又は11のうちの1つのメモリに記憶される所定の状況、レンズ5に接続される任意のタイプのデバイスにより送信可能な任意の要求に対応することができる。
その後、データMは、ステップ14において処理することができ、それにより、レンズ5により解釈可能な命令INST(例えば、光学要素に関連する機能の活性化を可能にすることができるプロセッサにより実行可能)が生成される。関数fはデータMに適用して、この命令INSTを生成することができる。生成することができる命令の非網羅的リスト(以下説明する整形ステップ15後、要求とも呼ばれる)を以下に与えることができる。
本発明の第1の非限定的な適用では、眼鏡12とスマートフォン11との近接性の測定は、関数fにより使用されて、レンズ5の透過率を変更する変更命令を生成する。したがって、エレクトロクロミックレンズが着色状態で活性化され、眼鏡の装着者がスマートフォンの画面に近づいて、例えば、スマートフォンを見る場合、システムは、この装着者が良好な状況で画面を見続けることができるように、レンズ5の透過率を増大させることにより反応することが可能である。
一実施形態では、端末11は、通信ネットワーク1及びデータネットワークに接続される。この実施形態では、端末11は、データネットワーク、例えば、4Gネットワークを介して測定Mを取得する。
この実施形態の非限定的な適用では、ジオロケーション測定は、端末11及び/又はレンズ5のセンサにより実行される。次に、この測定は、データネットワークにより取得される地形情報項目と組み合わせて、端末11及び/又はレンズ5(例えば、レンズ5と端末11との近接性測定を介して)がトンネル内にあるか否かを判断する。トンネル内にある場合、このレンズ5がクリアになるような命令がレンズ5に配信される。逆に、データネットワークを用いて、端末11及び/又はレンズ5がかなり明るいゾーンに入りつつある(通常、インターネット上で取得される気象情報)と判断される場合、レンズ5を不透明化する命令を配信し得る。
変形形態として、ステップ13において取得される命令は、レンズ5により既に解釈可能である。
ステップ15において、命令INSTは、少なくとも1つの要求Reqの形式でネットワーク1を介してレンズ5に送信可能なように整形される。この整形ステップは、ネットワーク1内の通信に使用されるプロトコルのタイプに依存する。
上述したのは、ネットワーク1に接続されたデバイスから、データがレンズ5に配信される実施形態である。本発明は、レンズ5が、ネットワーク1に接続されたデバイスを宛先としたデータを送信する場合も包含する。データをレンズ5から送信する場合は、レンズ5によりデータを受信する場合から直接推測することができる。
例えば、電池9は無線QI充電器であり得る。この状況では、レンズ5は、永久的に電池9と通信して、動作するために必要な電力を示す。したがって、この状況では、実際に、ネットワーク1に接続された電子デバイスを宛先とした要求を送信するのはレンズ5である。
処理されて、レンズ5へ又はレンズ5から送信することができるデータ(特に要求)の非網羅的なリストを以下に与える。
電子活性機能を制御するコマンド要求:
・レンズ5をオン/オフするコマンド、
・所望の送信レベルの配信を伴う送信レベルコマンド、
・採用される送信の関数としての光束レベルの配信を伴う、レンズ5により受信される光束を考慮に入れて送信を変更するコマンド、
・使用すべき法則のインデックス番号の配信を伴う、幾つかの法則の中からの光束の関数としての送信を決定する法則の選択、
・外部システム/マザーボードに任せられる制御によるセルの制御の引き継ぎ。
電子活性レンズのパラメータ化に関連する要求:
・最小−最大透過範囲のパラメータ化、
・透過階層が使用される場合、透過階層の数及び値についてのパラメータ化、
・2つの透過レベル間の遷移速度についてのパラメータ化、
・光束の関数としての透過法則についてのパラメータ化、
・セル制御サイクルのパラメータ化。
レンズインテロゲーション要求:
・レンズの特性の復元(色、透過範囲、セルの曲率、セルの形状、セルを形成するシェルの材料、製造日等)、
・使用データの復元:動作時間数、現在の消費、使用された透過レベルについての統計、透過変更のダイナミクスについての統計等。
種々雑多な要求:
・レンズの製造、パスワード、医療特徴(脈拍、血糖値等)のデータ等の装着者監視データ等の個人データ等をレンズに記憶可能であること。
これらのデータは優先的に暗号化されて(AES/RSAによる暗号化)、第三者がアクセス可能ではないようにする。ネットワーク1のデバイス間の通信も暗号化して(例えば、https、WPAを介して)、これらのデータをセキュア化することができる。
レンズに関連するのみならず、眼鏡のフレームの残りの部分に関連する他の要求を配信することもできる。
フレームに対する要求:
・電池9の復元レベル、
・電池の関数としてのレンズのエネルギー及び/又は消費の管理のパラメータ化、
・センサ8又は10により取得されるデータの復元。
電子活性レンズは、ネットワークに接続された様々な電子デバイス(フレーム内又はフレーム外)に要求を配信することもできる:
・フレームのセンサに配信される要求、
・充電レベルを特定する、マザーボード/電池に配信される要求、
・例えば、端末11のGPSによりフレームの位置を特定する、端末11に配信される要求。
その後、要求Reqは、ステップ16においてレンズ5に配信される。一実施形態では、要求Reqは特定の瞬間に配信される。通常、電池9のエネルギー消費を最適化するために、ネットワーク1でのデータ送信を定期的にのみ活性化することを提供し得る。例えば、ネットワークは1時間毎のみ活性化することができる。
ネットワーク1に接続された電子デバイスの送信手段も電池9の充電レベルの関数として動作させることができる。例えば、これらの送信手段は、電池9が充電中であるか、又は例えば、75%等の所定の割合を超える充電レベルを示す場合のみ、活性化することができる。同じように、少なくとも1つの電子デバイスに含まれる少なくとも1つの構成要素の動作を行うことも電池9の充電レベルに依存し得る。
電池9の動作は、センサ及び/又は収集デバイスにより取得される測定に従うことができる。
要求Reqは、ステップ17Aにおいて、通信インタフェース2により受信され、次に、ステップ17Bにおいて、やはり通信インタフェース2により、命令INSTに復号化される(整形15中に適用されるものと対称的なステップ)。
ステップ18において、処理が駆動回路3により命令INSTに適用される。この処理は、例えば、命令INSTのアナログ信号ANALOGへのデジタル/アナログ変換DACのステップを含む。
次に、ステップ19において、この信号ANALOGは電子活性セル4に配信され、それにより、命令INSTは電子活性セル4により実行される。その後、ステップ20において方法は終了する。
測定がセンサにより取得されてから、処理されて(例えば、上記ステップ14)、続けてレンズ5に配信される命令を生成する実施形態を記載した。命令をネットワーク1に接続されたデバイスにより配信し、次に、測定をレンズ5に含まれるセンサにより取得して、レンズ5により受信した命令を加重、変更、及び/又は適合させることを提供することもできる。
図4は、通信インタフェース2、駆動回路3、センサ8、IPセンサ10、マザーボード6、マンマシンインタフェース7、レンズ5、電池9、及び/又は端末11の例示的なハードウェアアーキテクチャを表す。より一般には、そのようなアーキテクチャは任意のタイプのデバイスにより使用されて、少なくとも本発明による方法のステップの1つを実行することができる。
図1を参照して上述したように、通信インタフェース2及び/又は駆動回路3は、レンズ5に直接統合されるか、又は単に任意のタイプのリンクによりレンズ5にリンクすることができる。通信インタフェース2及び/又は駆動デバイス3は、プリント回路を含むパッケージ、レンズ5と統合されるチップ(例えば、接着、成形、オーバープリント等により)、コンピュータ、又はレンズ5と通信可能な任意のタイプの物体の形態をとることができる。
レンズ5に含まれる通信インタフェース2のハードウェアアーキテクチャについて、非限定的な例として以下に説明する。
通信インタフェース2は、上述した等の方法のプロセッサ23により実施される命令を記憶するランダムアクセスメモリ24を含む。駆動デバイス3の場合、プロセッサは、特に、レンズ5により受信される命令を実行することが可能である。デバイスは、方法の実施後に保持されることが意図されるデータを記憶する大容量記憶装置25を含むこともできる。
通信インタフェース2は、デジタル信号プロセッサ(DSP)22を更に含むことができる。このDSP22は、図3のステップ17Bを参照して上記説明したように、それ自体が既知のように、これらの要求を逆多重化、復調、及び増幅する。デバイスは、要求Reqを受信する入力インタフェース21及び駆動デバイス3を宛先とした命令INSTを送信する出力インタフェース23も含む。
他の構成要素、特に駆動回路3のハードウェアアーキテクチャは、通信インタフェース2のハードウェアアーキテクチャから直接推測することができる。特に、駆動回路3のデジタル/アナログ変換器は、プロセッサ23及び/又はDSP22により実行される機能であり得る。
一実施形態では、眼科レンズ等の光学要素は、ネットワークでの識別子を記憶するように適合されるメモリ、ネットワークを介して少なくとも1つの命令を送信及び/又は受信することが可能な通信インタフェース、及びネットワークから受信される命令を実行して、それにより、特に、例えば光学要素に関連する機能を活性化することが可能なプロセッサを統合する。
本発明は、例として上述された実施形態に限定されず、他の変形形態に拡張される。
したがって、通信インタフェース2と駆動回路3との間でのステップ17A〜20の実行の特定の分担を含む実施形態について、図3を参照して上述した。通信インタフェース2と駆動回路3との間でのこれらのステップの実行の別の分担も考案することができる。例えば、ステップ17Aは、インタフェース2により実行することができ、他の全てのステップは駆動回路3により実行することができる。更に、ステップの順序を変更することができ、特定のステップ(特にステップ15)は無視することができる。
更に、レンズ5が通信インタフェース2及び駆動回路3を含むレンズ5の構成を説明した。他の構成も考案され得る。したがって、通信インタフェース2及び駆動回路3は、単一の電子デバイスとして、例えば、SoC(システムオンチップ)としてまとめることができる。
本発明について、眼鏡に含まれる眼科レンズへの適用に関して上述した。上述したような他の適用例は、眼鏡に関して説明されたものから直接推測される。
本発明は、実際に、非常に様々な分野に適用することができる。例えば、眼鏡、望遠鏡、航空機の機窓、建物のガラスパネル、フロントガラス若しくは車のバックミラー、又はカメラのレンズの光学要素等の多様な適用が特に本発明に包含される。
特に、車のフロントガラスは、有利には、通信ネットワークに接続され、ネットワークにより提供される、ドライバーにとって有用な情報を表示することができる。同様に、建物のガラスパネルは、通信ネットワークにより住居外の光度のセンサにリンクして、ガラスパネルの不透明度の程度を変更することができる。
本発明の別の可能な適用は、建物、例えば、オープンワークスペース内に配置されるレンズを通信ネットワークに接続することを含む。これらのようなオープンワークスペースでは、ガラスパネルにより区切られる個々のサブスペースが存在し得る。これらのガラスパネルは、情報表示手段(例えば、ガラスパネルに統合される画面)を含み得る。したがって、第1の個々のワークサブスペースにいる個人は、通信ネットワークを介して情報項目を送信することができ、情報項目は、第2の個々のワークサブスペースの少なくとも1つのガラスパネルの表示手段に表示し得る。
本願では、電池はレンズに統合することもできる。レンズは、光電電池、熱センサ等のエネルギー収集手段を更に含むことができる。収集されたエネルギーは、電池に貯蔵し得る(一時的に又は他の方法で)。更に、収集されたエネルギーは、レンズを供給するように機能することができ、及び/又はレンズの外部にあり、レンズにリンクすることが可能なデバイスを宛先とし得る。最後に、電池の動作は、センサ及び/又は収集デバイスにより取得される測定に従い得る(例えば、特定の測定が受信される場合の動作開始及び/又は動作調整)。本例は、例えば、光沢等の任意の他の光学デバイスに適用することもできる。
1 ネットワーク
2 通信インタフェース
3 駆動回路
4 電子活性セル
5 レンズ
6 マザーボード
7 マンマシンインタフェース
8 センサ
9 電池
10 IPセンサ
11 端末
12 眼鏡
21 入力インタフェース
22 デジタル信号プロセッサ
23 プロセッサ
24 ランダムアクセスメモリ
25 大容量記憶装置

Claims (15)

  1. 光学要素(5)、例えば、眼科レンズを通信ネットワーク(1)に接続する方法であって、識別子が、前記識別子の関数として前記ネットワークを介してデータをルーティングするために前記光学要素に割り振られる、方法。
  2. − プロセッサによって実行されることが可能な少なくとも1つの命令を送信するステップ(16)であって、前記命令は、前記光学要素にリンクされたネットワーク通信インタフェース(2)を宛先として、前記通信ネットワークに接続される電子デバイスによって送信される、ステップ(16)と、
    − 前記光学要素にリンクされた前記ネットワーク通信インタフェースにより、前記命令を受信するステップ(17A)と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記光学要素は、プロセッサ(23)及びメモリ(24)にリンクされ、前記方法は、
    − 前記受信された命令を、前記光学要素にリンクされた前記メモリに記憶するステップと、
    − 前記光学要素にリンクされた前記プロセッサにより、前記命令を実行するステップと
    を更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記命令は、前記光学要素に関連する機能の活性化、前記ネットワークに接続可能な電子デバイスに関連する機能の活性化、又は前記光学要素に接続可能なデバイスに関連する機能の活性化のために前記プロセッサによって実行されることが可能である、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記光学要素は、電子活性型の眼科レンズであり、前記レンズに関連する前記機能の前記活性化は、前記レンズに含まれる電子活性セル(4)の少なくとも1つの特性の変更を含む、請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. − センサ(8、10)によって測定を取得するステップ(13)と、
    − 前記センサによって取得された前記測定に基づいて前記命令を決定するステップ(14)と
    を更に含む、請求項2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記測定は、
    ・近接性測定、
    ・ジオロケーション測定、
    ・加速度測定、
    ・ジャイロスコープ測定、
    ・圧力測定、
    ・温度測定、
    ・少なくとも1つの目の動きを追跡するための測定、
    ・テレメトリ測定、
    ・電気エネルギー、
    ・オーディオ信号、
    ・ビデオ信号、
    ・電磁スペクトルの少なくとも1つの周波数帯での光度の測定
    の中からの少なくとも1つの要素を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記センサは、
    ・前記通信ネットワークに接続される端末(11)、
    ・前記光学要素(5)、
    ・前記光学要素が搭載されるフレームを含む眼鏡(12)
    の中からの少なくとも1つの要素に含まれる、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 端末が前記通信ネットワークに接続され、前記端末は、データネットワークに接続され、前記方法は、
    − 前記データネットワークを介して前記端末により、前記光学要素、端末、前記光学要素及び/又は前記端末のユーザの中からの少なくとも1つの要素の環境に関連する情報項目を取得するステップと、
    − 前記情報項目に基づいて前記命令を決定するステップと
    を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記光学要素は、エレクトロクロミックレンズである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法を実施するための命令を含むコンピュータプログラムであって、前記命令は、プロセッサ(23)によって実行される、コンピュータプログラム。
  12. 通信ネットワークに接続されることが可能である、眼科レンズ等の光学要素(5)であって、
    − 識別子であって、前記識別子の関数として前記ネットワークを介してデータをルーティングするために前記光学要素に割り振られる識別子を記憶するように適合されるメモリ(24)
    を含む光学要素。
  13. 前記光学要素は、前記通信ネットワークに接続された電子デバイスによって配信される命令を受信することが可能な通信インタフェース(2)にリンクされ、前記光学要素は、
    − 前記命令を実行することが可能なプロセッサ(23)
    を更に含む、請求項12に記載の光学要素。
  14. − 請求項12又は13に記載の光学要素(5)と、
    − センサを含み、且つ通信ネットワークに接続される端末(11)であって、以下の動作:
    ・前記センサによって取得された測定の受信、
    ・前記端末に含まれる前記センサによって取得された前記測定に基づく、前記光学要素を宛先とした命令の決定
    を実行するように適合されるプロセッサを更に含む、端末(11)と
    を含むシステム。
  15. ユーザによって装着されることが意図される眼科デバイス(12)であって、
    − 請求項12又は13に記載の少なくとも1つの光学要素(5)と、
    − センサ(8、10)と、
    − プロセッサ(23)であって、以下の動作:
    ・前記センサによって取得された測定の受信、
    ・前記センサによって取得された前記測定に基づく命令の決定
    を実行するように適合されるプロセッサ(23)と
    を含む眼科デバイス(12)。
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