JP2018522356A - サーボ誘発性運動誤差を補償するためのフィルタ処理されたベーシススプラインの使用 - Google Patents

サーボ誘発性運動誤差を補償するためのフィルタ処理されたベーシススプラインの使用 Download PDF

Info

Publication number
JP2018522356A
JP2018522356A JP2018504121A JP2018504121A JP2018522356A JP 2018522356 A JP2018522356 A JP 2018522356A JP 2018504121 A JP2018504121 A JP 2018504121A JP 2018504121 A JP2018504121 A JP 2018504121A JP 2018522356 A JP2018522356 A JP 2018522356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trajectory
spline
constraints
dynamic system
desired trajectory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018504121A
Other languages
English (en)
Inventor
デュアン、モロング
オクウーディーレ、シヌドゥーム
ラマニ、ケヴァル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Michigan
Original Assignee
University of Michigan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Michigan filed Critical University of Michigan
Publication of JP2018522356A publication Critical patent/JP2018522356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/404Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control arrangements for compensation, e.g. for backlash, overshoot, tool offset, tool wear, temperature, machine construction errors, load, inertia
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/41Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by interpolation, e.g. the computation of intermediate points between programmed end points to define the path to be followed and the rate of travel along that path
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34135Spline
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34145Bezier interpolation, spline
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35585Motion command profile
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/41Servomotor, servo controller till figures
    • G05B2219/41217Command preshape, guidance, reference for better dynamic response, forcing feedforward
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/41Servomotor, servo controller till figures
    • G05B2219/41219To compensate path, track error, calculate, use compensated reference

Abstract

動的システムにおける追従誤差を最小化するための方法であって、動的システムの所望の軌道データを取得することと、動的システムの所望の軌道および実際の軌道のうちの少なくとも一方に対する一組の制約を取得することと、既知の原B−スプライン基底関数を有するが未知のB−スプライン係数を有する一組の一様または非一様な有理B−スプラインを取得することと、順方向フィルタ処理をB−スプライン基底関数に適用することならびに原B−スプライン基底関数およびフィルタ処理されたB−スプライン基底関数を利用してB−スプラインの最適な係数を選択することを含む、所望の軌道データに軌道最適化プロセスを適用することと、所望の軌道および実際の軌道のうちの少なくとも一方に対する一組の制約を満たしながら、得られる実際の軌道が所望の軌道に実質的に等しくなるように、軌道最適化プロセスに応答して動的システムに対して最適な運動コマンド信号を出力することと、を含む、方法。

Description

関連出願の関連出願の相互参照
本出願は、2015年7月28日に出願された米国仮出願第62/197,682号の利益を主張する。上記出願の開示の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
政府所有権
本発明は、米国国立科学財団により授与されたCMMI1350202の下で政府の支援をうけてなされた。政府は、本発明に対して特定の権利を有する。
本開示は、運動誤差に関し、より具体的には、サーボ誘発性運動誤差を補償するための、一様または非一様な有理B−スプライン曲線から導出されたフィルタ処理された基底関数の使用に関する。
本セクションは、必ずしも先行技術ではない、本開示に関係する背景情報を提供する。本セクションは、本開示の全般的な概要を提供するものであり、本開示の完全な範囲または本開示の特徴の全ての網羅的な開示ではない。
本教示は、フィルタ処理されたベーシススプライン(B−スプライン)を使用することにより、動的システム(非最小位相(NMP)を有するものを含む)ゼロにおける追従誤差を最小化するための手法を提供する。
追従コントローラの出力は、未知の係数を有するB−スプラインの一次結合として表される。基底関数は、システムの動特性を使用して順方向にフィルタ処理され、基底関数の係数が、所与の軌道に追従する際の誤差を最小化するために選択される。数多くの他の利益のなかでも、B−スプラインの使用は、(i)システムの入力および出力に対してスプライン係数の一次関数として制約が課されること、(ii)非ゼロの初期条件が課されること、(iii)より高階数の導関数の追従、ならびに(iv)フィルタ処理プロセスにおける限定的先読み能力の使用、を可能にする。
さらなる応用の分野は、本明細書で提供する説明から明らかになるであろう。本概要中の説明および具体的な例は、例示目的のみを意図し、本開示の範囲を限定することを意図しない。
本明細書で説明する図面は、選択した実施形態の例示目的のみのためのものであり、本開示の範囲を限定することを意図しない。
不要な振動モードを含むCNC送り軸の動特性を示す。 提案の手法の流れ図である。 実験的な構成、すなわち、可撓性の取付品を有する2軸ステージを示す。 実験的な構成のX軸およびY軸に関して、測定された周波数応答関数およびモデル化された周波数応答関数を示す。 実験のために使用される所望の経路を示す。 非補償の方法および提案の方法に関して、Xコマンド信号およびYコマンド信号を示す。 非補償の軌道および提案の軌道に関して、取付品の測定された加速度信号の高速フーリエ変換(FFT)を示す。 非補償の方法および提案の方法に関して、X軸およびY軸の位置追従誤差を示す。 非補償の軌道および提案の軌道に関して、輪郭誤差を示す。 限定的先読み能力を分析するためのシミュレーションに使用される所望の経路を示す。 提案の方法に関して、限定的先読みがある場合の追従誤差およびない場合の追従誤差を示す。
対応する参照数字は、図面のいくつかの図の全体にわたって、対応する部分を表す。
これより、添付図面を参照しながら、例示的な実施形態をより十全に説明する。例示的な実施形態は、本開示が徹底的なものになるように、かつ範囲を当業者に十全に伝達するように、提供される。本開示の実施形態の徹底的な理解を提供するために、具体的なコンポーネント、デバイス、および方法の例などの多数の具体的な詳細が述べられている。具体的な詳細は用いられなくてもよいこと、例示的な実施形態は数多くの異なる形態で実施され得ること、および例示的な実施形態は本開示の範囲を限定すると解釈されるべきではないことは、当業者に明らかであろう。一部の例示的な実施形態では、よく知られたプロセス、よく知られたデバイス構造、およびよく知られた技術は、詳細には説明されていない。
本明細書で使用する術語は、特定の例示的な実施形態のみを説明する目的のためのものであり、限定的であることを意図しない。本明細書で使用する場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈上明らかに必要とされない限り、複数形も含むことを意図し得る。用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」は、包括的であり、したがって、言明した特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を明示するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および/またはそれらの群の存在または追加を排除しない。本明細書に記載の方法ステップ、プロセス、および動作は、遂行の順序として明確に特定されない限り、論じた特定の順序または例示した特定の順序でそれらが遂行されることを必ず必要とすると解釈されるべきではない。追加のステップまたは代替的なステップが用いられてもよいことも、理解されるべきである。
入力または出力の制約を含む動的システムの追従
追従制御の目標は、システムの出力が所望の軌道をできるだけ接近して追尾するように強いることである。図1に示す、伝達関数Gを有する線形時不変な(LTI)動的システムを考慮されたい。追従制御の目標は、χおよび/もしくはχ(またはそれらの時間微分)に対して課される制約を満たしながら、実際の軌道χが必ず所望の軌道χをできるだけ接近して追従するようにすることである。
さらに、Gが次式により与えられる不要な振動モードを有するCNCマシンの送り軸の動特性を表す、具体的な例を考慮されたい。
式中、Mは、モードの数を表し、αおよびβは、残留物定数であり、ζは、減衰比であり、ωn,iは、rad/sでのi番目のモードの固有振動数である。χの代わりに送り軸に適用されるとき、マシン軸の運動力学的な限界を満たしながらGにより引き起こされる追従誤差を最小化するように、追従制御を使用してχdm 、つまり所望の位置軌道χの変更され最適化されたバージョンを生成することが望まれる。
図2は、フィルタ処理されたB−スプラインを使用してχdm を生成するための、本教示による手法のブロック図を示す。χ=[χ(0)χ(1)...χ(E)]を、CNCにより補間される工具経路のx成分のE+1の離散時間ステップ(すなわち、所望の軌道)を表すものとしよう。我々は、CNCが、χのE+1時間ステップが予め既知であるような先読み能力を有すると仮定する。さらに、我々は、変更されたが最適化されていない運動コマンドχdm=[χdm(0)χdm(1)...χdm(E)]が、次式のようになるように、B−スプラインを使用してCNCにおいてパラメータ化されると仮定する。
n+1≦E+1の制御点p、p、...、pおよびノットベクトル[g...gm+n+1を有する次数mのB−スプラインの場合、Nj,m(ξ)は、次式により与えられる実数値の基底関数である。
式中、j=0、1、...、nであり、ξ∈[0、1]は、正規化時間を表すスプラインパラメータであり、正規化時間は、式(2)では、E+1の一様間隔の点ξ、ξ、...、ξに離散化されている。ノットベクトルは、次式のようになるように、一様になるように選択することができる。

式(2)で与えられるχdmがχの代わりに運動コマンドとして図1のCNC送り軸に適用される場合、制御点ベクトルpは、pは時間の関数ではないため、Gによる影響を受けないことに注意されたい。しかしながら、時間の関数である基底関数行列Nは、Gによりフィルタ処理される。したがって、得られる位置χ=[χ(0)χ(1)...χ(Ε)]は、次式により近似することができる。

B−スプラインの1つの有用な数学的特性は、B−スプライン曲線の導関数もまた、原曲線の制御点を用いて線形に表すことができるB−スプライン曲線であることである。ゆえに、χdmのr番目の導関数は、次式のように書くことができる。
式中、Nは、位置のr番目の導関数の基底関数行列であり、その要素は、Nの要素から容易に計算することができる。したがって、本教示の言明した目標を達成するために、次式により与えられる目的関数を最小化するように計算された最適な制御点pを使用して、χdm =Npを生成することができる。
式中、Lは、χdmのr番目の導関数に関連付けられた運動力学的な限界(例えば、その速度限界、加速度限界、および躍度限界)を表し、||・||は、ベクトルの無限ノルム(すなわち、要素の最大絶対値)を意味する。
式(8)中のN
(すなわち、Nのフィルタ処理されたバージョン)と交換することにより、制約を出力χおよびその導関数に対して同様に適用することができることに留意されたい。
運動力学的な制約が考慮されない場合、式(8)の解は、次式の従来の最小二乗フィッティング問題に単純化されることに注意されたい。
しかしながら、制約が含まれた状態では、式(8)は、制約が実行可能な限り保証された解を有する不等式制約を含む最小二乗問題になる。行列
が最大階数である場合(すなわち、フィルタ処理された基底関数が線形独立である場合)、解は、唯一の解である。本方法は、業界標準のB−スプライン技法および基本的な最小二乗技法を使用して、軌道のパラメータ化、制約の適用、および最適化を同時に達成し、それを使用しやすくする。χおよびχdm の両方が同じ長さ(すなわち、E+1)を有することにも注意されたい。これは、提案の方法が運動スピードを犠牲にしないことを意味する。本方法を単一の軸(すなわち、χ)に関して論じてきたが、本方法は、各軸を別々に扱うことにより、CNCマシンの複数の軸に容易に適用可能である。したがって、本方法は、非常に体系的かつスケーラブルである。
非ゼロの初期条件の取り扱い
追従制御では、追従されるべき軌道は、軌道自体およびそのより高階数の導関数と関連付けられた非ゼロの初期条件を有し得る。これは、式(7)では、制御点とより高階数の導関数との間の線形関係を通じて実現される。例えば、初期時間ξ(すなわち、ξ=ξであるとき)におけるχdmの第1の導関数は、次式として表される。
式(7)のより高階数の導関数は、類似した様式により得ることができる。ξ=ξにおける第1の導関数の値は、最初の2つの制御点に依存することに留意されたい。第2の導関数の値は、最初の3つの制御点に依存することになり、同じように続く。その結果、所与の軌道のr番目の導関数に対する初期条件は、軌道に関連付けられた最初のr+1個の制御点(r<m)を制約する。ゆえに、χの初期条件(これは、xdmの初期条件と同じである)は、次式として表すことができる。
式中、zは、初期条件のベクトルであり、Qは、式(7)および(10)、ならびにより高階数の導関数のために導出された類似した式から得られた係数を含む行列である。それゆえに、式(9)および(11)を組み合わせて、次式を得ることができる。
式中、
は、ラグランジュ乗数のベクトルである。式(12)の解は、(式(9)に類似した様式で)、式(11)により与えられた条件を満たしながら、最小の追従誤差をもたらす。
より高階数の導関数の追従向上
特定の追従用途、例えばロボットおよびCNCマシンにおける位置追従では、所望の軌道、例えば速度および加速度のより高階数の導関数の綿密な追従を維持することも、目的となり得る。B−スプラインのフレームワークは、この観点において非常に有用である。
Gを使用してN、N、...Nをフィルタ処理すると、それぞれ
となる。その結果、Xおよびその最初のr個の導関数の正確な追従は、次式により与えられる構成方程式を解くことにより達成することができる。
式中、α、α、...αは、Xの各導関数に与えられたユーザ定義された重みであり、位置追従に関する各導関数の重要性を示す。
式(14)の解は、式(9)に類似した様式で最小二乗を使用して得ることができる。
限定的先読み
提案の方法をここまで説明する上で、軌道xdmのE+1個の全てのポイントが既知であること、および最適な係数pがxdmのE+1個の全てのポイントを使用して解かれていることを、仮定してきた。基本的に、完全(全体)先読み能力を仮定してきた。
しかしながら、実務上、xdmは、その全体が知られているわけではない場合がある。そうではなくて、xdmは、順次に組み合わさって全体としてxdmを形成するより小さいバッチ(部分集合)で入手可能な場合がある。xdmの全てが入手可能なときでさえ、pを生成するためにxdmの全てを一度に使用することは、(例えば、リアルタイム実装にとって)計算上法外に高価な場合がある。
このような場合、提案の方法の適用は、xdmのより小さい部分集合を使用して順次(再帰的に)遂行することができ、したがって、完全先読み能力に対立するものとしての限定的先読みを提供した。
これをするための1つの方法は、上述の行列Nおよび
を生成し、次いでそれらを、xdmの入手可能な任意の部分集合に一致するように、正しいサイズのより小さい部分行列に分割することである。次いで、最適な係数ベクトルpの対応する部分集合を、より小さい部分行列を使用するために解く。このプロセスは、xdmの後続の部分集合に関して(それらが入手可能になるにつれて)順次繰り返される。
dmの各バッチからの解の間の連続性は、dmの連続する部分集合の部分行列および係数の間に多少の重なり合いを作成することにより、保証することができる。
実験例
本セクションでは、提案の技法を非補償の場合と比較するために、実験結果を提示する。図3に示す2軸(X−Y)リニアモータ駆動ステージ(Aerotech ALS 25010)を、実験のために使用する。ステージは、速度および加速度のフィードフォワードにより拡張された、従来型のP/PIフィードバックコントローラを使用して制御される。コントローラを、10kHzのサンプリング周波数を有するdSPACE 1103リアルタイム制御ボード上に実装する。その両方の軸の速度限界および加速度限界は、それぞれL=100mm/sおよびL=8000mm/sである。図3に示すように、ステージは、棒の上に装着されたブロックからなる取付品を備えている。ブロックは、x位置およびy位置が、固有の構造的可撓性にもかかわらず、それらのそれぞれの所望の軌道xおよびyを正確に追従すると予想される装置(例えば、工具、被加工物、または測定装置)を表すと仮定する。取付品の加速度は、図3に示す2つの一方向加速度計(PCB Piezotronics 393B05)を使用して測定される。
図4は、掃引正弦加速コマンドをステージに適用し、取付品の対応する加速度(すなわち、および)を加速度計を使用して測定することにより生成された、ステージの各軸の動特性Gの周波数応答関数(FRF)を示す。各軸の動特性は、図4では非常に明白である、2つの優勢モードを呈する。
各軸に関して、より低いモードは、ステージからのモードであり、より高いモードは、可撓性の取付品からのモードである(装着棒が四角形の断面を有するため、取付品の固有振動数は、x方向とy方向とで異なる)。しかしながら、図4では明白ではないのが、各FRF中の2つのはるかに小さい優勢モードである。言い換えれば、各軸の動特性には4つの不要なモードが存在し(M=4)、それらのパラメータを、有理分数多項式法を使用して特定し、1にまとめる。図4は、X軸に関して、モデル化されたFRFと実際のFRFとの間の優れた適合を示している。Y軸の2つの優勢モードは相対的により減衰しており、共鳴振動数がより近いため、Y軸のモデルは、X軸のモデルほど正確ではなく、それらを曲線当嵌めするのはより困難である。しかしながら、Y軸の当嵌め誤差は、実務上発生する可能性が高いいくつかのモデリング誤差の存在下で提案の方法の性能をテストする機会を提供する。
図5は、実験の所望の経路として使用される蝶形曲線を示す。図6は、所望の経路の位置軌道xおよびy(すなわち、非補償の運動コマンド)、ならびにその速度プロファイルおよび加速度プロファイルを時間の関数として示す。所望の軌道の持続時間は1s(すなわち、10kHzのサンプリング周波数に基づき、E=104)であることに注意されたい。非補償の軌道を、提案の方法から得られた対応する変更された軌道と比較する。提案の方法を、n+1=51個の制御点を有するm=5の階数のB−スプラインで実行する。図6から、提案の方法により生成された変更された軌道が、課される運動力学的な制約を自動的に満たし、いかなる遅延も有さない(すなわち、変更された軌道は、所望の軌道と厳密に同じ長さだけ存続する)ことに注意されたい。
非補償の方法および提案の方法からの位置軌道を、運動コマンドとしてステージのX軸およびY軸に適用する。図7は、(加速度計を使用して測定された)加速度信号の高速フーリエ変換(FFT)を示す。それぞれ非補償の方法および提案の方法に関して、X軸の加速エネルギースペクトル密度は、6.38×106mm/sおよび1.92×106mm2/s4であり、Y軸の加速エネルギースペクトル密度は、7.32×106mm2/s4および1.81×106mm2/s4である。これは、提案の方法が、非補償の方法よりも生成する振動が少ないことを意味する。このことを証明するために、3つの全ての場合の追従誤差、xd−x、およびyd−yを、観測器を使用して測定した加速度信号から導出した位置信号(xおよびy)に基づいて、図8にプロットする。それぞれ非補償の方法および提案の方法に関して、X軸のRMS追従誤差は、0.3014mmおよび0.0852mmであり、Y軸のRMS追従誤差は、1.0165mmおよび0.1198mmである。図9は、3つの方法の輪郭誤差を比較するものである。それらのRMS値は、非補償の方法および提案の方法に関して、それぞれ0.5508mmおよび0.0880mmであり、追従誤差を最小化することを介して間接的に輪郭誤差を低減する提案の方法の能力を示している。
限定的先読みシミュレーションに関する例
図11は、限定的先読みありで、および限定的先読みなしで蝶形状軌道(図10に示す)を追従する位置決め性能を示し、統計を表2で提供する。追従性能は、同一であるが、限定的先読みの実装により計算時間の96%が節約されている。

Claims (11)

  1. 動的システムにおける追従誤差を最小化するための方法であって、
    前記動的システムの所望の軌道データを取得することと、
    前記動的システムの前記所望の軌道および実際の軌道のうちの少なくとも一方に対する一組の制約を取得することと、
    既知の原B−スプライン基底関数および少なくとも1つの未知のB−スプライン係数を有する、一組の一様または非一様な有理B−スプラインを取得することと、
    順方向フィルタ処理をB−スプライン基底関数に適用することならびに前記原B−スプライン基底関数および前記フィルタ処理されたB−スプライン基底関数を利用して前記B−スプラインの最適な係数を選択することを含む、前記所望の軌道データに軌道最適化プロセスを適用することと、
    前記所望の軌道および前記実際の軌道のうちの前記少なくとも一方に対する前記一組の制約を満たしながら、得られる実際の軌道が前記所望の軌道に実質的に等しくなるように、前記軌道最適化プロセスに応答して前記動的システムに対して最適な運動コマンド信号を出力することと、を含む、方法。
  2. 軌道最適化プロセスを適用する前記ステップが、前記所望の軌道データの部分集合を使用して遂行され、それにより限定的先読み機能になる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記動的システムが、CNC送り駆動装置であって、その所望の軌道および実際の軌道が、前記CNC送り駆動装置の所望の位置および実際の位置を表す、CNC送り駆動装置、を表し、前記制約が、前記CNC送り駆動装置の前記所望の軌道および前記実際の軌道のうちの前記少なくとも一方に対する運動力学的な制約を表す、請求項1に記載の方法。
  4. 前記運動力学的な制約が、位置制限、速度制限、加速度制限、および躍度制限のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記軌道最適化プロセスが、前記制約を条件として前記所望の軌道に追従する際の前記誤差の2ノルムを最小化する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記出力される最適な運動コマンドが、CNC送り駆動装置に渡される変更された位置コマンドである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記CNC送り駆動装置が、不要な振動モードを有する、請求項6に記載の方法。
  8. ノットベクトル、制御点の数、および重みのうちの少なくとも1つを含む他のB−スプラインパラメータの最適化をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 2ノルム以外の他の指標およびノルムに基づく最適化をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記動的システムおよび前記B−スプライン基底関数に対して制約を課すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 複数の動的システム、所望の軌道、およびB−スプラインを組み合わせることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
JP2018504121A 2015-07-28 2016-07-28 サーボ誘発性運動誤差を補償するためのフィルタ処理されたベーシススプラインの使用 Pending JP2018522356A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562197682P 2015-07-28 2015-07-28
US62/197,682 2015-07-28
PCT/US2016/044491 WO2017019869A1 (en) 2015-07-28 2016-07-28 Use of filtered basis splines to compensate servo-induced motion errors

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018522356A true JP2018522356A (ja) 2018-08-09

Family

ID=57884966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018504121A Pending JP2018522356A (ja) 2015-07-28 2016-07-28 サーボ誘発性運動誤差を補償するためのフィルタ処理されたベーシススプラインの使用

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10585414B2 (ja)
EP (1) EP3329336B1 (ja)
JP (1) JP2018522356A (ja)
CN (1) CN107924176B (ja)
WO (1) WO2017019869A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11607806B2 (en) * 2019-10-21 2023-03-21 Autodesk, Inc. Techniques for generating controllers for robots
CN114227672B (zh) * 2021-11-26 2022-07-26 北京工业大学 机械臂安全碰撞轨迹规划方法、装置、存储介质及设备
CN114102612B (zh) * 2022-01-24 2022-05-03 河北工业大学 一种机器人末端路径轮廓误差控制方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10240329A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Mitsubishi Electric Corp 曲線の微小線分化方法およびスプライン補間機能を有する数値制御装置
JP2012157955A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Sony Corp 移動制御装置及び移動制御方法、並びにコンピューター・プログラム
JP2012173900A (ja) * 2011-02-20 2012-09-10 Toyohashi Univ Of Technology 搬送装置
US20130119916A1 (en) * 2011-11-10 2013-05-16 Yebin Wang Energy Efficient Motion Control System

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5487926A (en) * 1990-11-22 1996-01-30 Tdk Corporation Optical disk
US5726896A (en) 1995-08-30 1998-03-10 University Of Utah Research Foundation Method and system for spline interpolation, and their use in CNC
US6505085B1 (en) * 1999-03-04 2003-01-07 Massachusetts Institute Of Technology Method and apparatus for creating time-optimal commands for linear systems
US6782306B2 (en) * 1999-12-16 2004-08-24 Siemens Energy & Automation Motion control system and method utilizing spline interpolation
US7038988B2 (en) * 2001-01-25 2006-05-02 Dphi Acquisitions, Inc. System and method for controlling time critical operations in a control system for an optical disc drive
DE60123379T2 (de) * 2001-02-26 2007-01-11 Hitachi, Ltd. Numerisch gesteuerte Bearbeitungseinheit für gekrümmte Flächen
TWI277080B (en) * 2003-03-26 2007-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tracking error detector
US7057616B2 (en) 2004-04-23 2006-06-06 Microsoft Corporation Using constrained optimization in curve editing
US7363180B2 (en) * 2005-02-15 2008-04-22 Electro Scientific Industries, Inc. Method for correcting systematic errors in a laser processing system
US20070179685A1 (en) * 2005-09-29 2007-08-02 Mark Milam Trajectory generation using non-uniform rational B-splines
WO2008066740A2 (en) * 2006-11-22 2008-06-05 Parker Vision, Inc. Multi-dimensional error correction for communications systems
US8175725B2 (en) 2008-09-08 2012-05-08 National Instruments Corporation Adapting move constraints for position based moves in a trajectory generator
US9041718B2 (en) * 2012-03-20 2015-05-26 Disney Enterprises, Inc. System and method for generating bilinear spatiotemporal basis models
CN102681489B (zh) * 2012-06-01 2014-01-15 南京航空航天大学 多轴联动数控系统运动平稳性和轮廓加工精度控制方法
CN103728988B (zh) * 2013-12-24 2017-01-25 江南大学 基于内模的scara机器人轨迹跟踪控制方法
CN104021285B (zh) * 2014-05-30 2017-07-11 哈尔滨工程大学 一种具有最优运动模式切换参数的交互式多模型目标跟踪方法
CN104483832B (zh) * 2014-08-07 2017-04-05 上海科系思工业设备有限公司 基于t‑s模型的气动比例阀模糊滑模自适应控制方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10240329A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Mitsubishi Electric Corp 曲線の微小線分化方法およびスプライン補間機能を有する数値制御装置
JP2012157955A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Sony Corp 移動制御装置及び移動制御方法、並びにコンピューター・プログラム
JP2012173900A (ja) * 2011-02-20 2012-09-10 Toyohashi Univ Of Technology 搬送装置
US20130119916A1 (en) * 2011-11-10 2013-05-16 Yebin Wang Energy Efficient Motion Control System

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
DIMITRY GORINEVSKY ET AL.: "Learning Approximation of Feedforward Control Dependence on the Task Parameters with Application to", IEEE TRNSACTION ON ROBOTICS AND AUTOMATION, vol. 13, no. 4, JPN6020030344, August 1997 (1997-08-01), US, pages 567 - 581, XP011053217, ISSN: 0004512430 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017019869A1 (en) 2017-02-02
EP3329336B1 (en) 2021-12-08
EP3329336A4 (en) 2019-04-17
US20180217575A1 (en) 2018-08-02
CN107924176A (zh) 2018-04-17
US10585414B2 (en) 2020-03-10
EP3329336A1 (en) 2018-06-06
CN107924176B (zh) 2021-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gang et al. Adaptive feed-forward compensation for hybrid control with acceleration time waveform replication on electro-hydraulic shaking table
Li et al. Data-based tuning of reduced-order inverse model in both disturbance observer and feedforward with application to tray indexing
Yao et al. Nonlinear adaptive robust backstepping force control of hydraulic load simulator: Theory and experiments
Fujimoto et al. High-precision control of ball-screw-driven stage based on repetitive control using $ n $-times learning filter
Chen et al. Repetitive control design and implementation for linear motor machine tool
Okwudire et al. A trajectory optimization method for improved tracking of motion commands using CNC machines that experience unwanted vibration
Bruijnen et al. Combined input shaping and feedforward control for flexible motion systems
JP2018522356A (ja) サーボ誘発性運動誤差を補償するためのフィルタ処理されたベーシススプラインの使用
Ming et al. PID-type sliding mode-based adaptive motion control of a 2-DOF piezoelectric ultrasonic motor driven stage
Maeda et al. Circle condition-based feedback controller design for fast and precise positioning
Dong et al. Interpolating gain-scheduled H∞ loop shaping design for high speed ball screw feed drives
Wang et al. Trajectory modification method based on frequency domain analysis for precision contouring motion control systems
Ulu et al. Design and analysis of a modular learning based cross-coupled control algorithm for multi-axis precision positioning systems
CN108563123B (zh) 直线电机x-y的自适应迭代学习鲁棒控制系统及设计方法
Tsai et al. Development of a hybrid iterative learning control for contouring NURBS curves
Li et al. Axiomatic-design-theory-based approach to modeling linear high order system dynamics
Chen et al. Dynamic trajectory tracking by synergistic dual-stage actuation and control
Ma et al. Advanced Optimization for Motion Control Systems
Duong et al. Effectiveness of input shaping and real-time NURBS interpolation for reducing feedrate fluctuation
Huang et al. Iterative learning control bandwidth tuning using the particle swarm optimization technique for high precision motion
Yang et al. Nonsingular terminal sliding-mode control for nonlinear robot manipulators with uncertain parameters
Patil et al. Design of robust PID controller for flexible transmission system using quantitative feedback theory (QFT)
Yoo et al. Identification of mechanical parameters for position-controlled servo systems using sinusoidal commands
Rybak et al. Synthesis of a multi-connected digital controller for a robotized vibration isolation platform based on H∞-optimization
Xu et al. Rapid prototyping and numerical identification of feed drive system using hardware-in-loop realization

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210526