JP2018518324A - 使い捨て式流体分配除毛装置 - Google Patents
使い捨て式流体分配除毛装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018518324A JP2018518324A JP2017567345A JP2017567345A JP2018518324A JP 2018518324 A JP2018518324 A JP 2018518324A JP 2017567345 A JP2017567345 A JP 2017567345A JP 2017567345 A JP2017567345 A JP 2017567345A JP 2018518324 A JP2018518324 A JP 2018518324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- hair removal
- handle
- chassis
- fluid distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B21/00—Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor
- B26B21/40—Details or accessories
- B26B21/44—Means integral with, or attached to, the razor for storing shaving-cream, styptic, or the like
- B26B21/446—Shaving aid stored in the razor handle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B21/00—Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor
- B26B21/40—Details or accessories
- B26B21/52—Handles, e.g. tiltable, flexible
- B26B21/521—Connection details, e.g. connection to razor heads
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Brushes (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
本発明は、流体を収容し、かつ中から流体を吐出するための可撓性中空ハンドル(10)と、除毛手段(2)と、流体分配手段(3)と、を有し、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、互いに独立して使用されるように、所定の位置でシャーシ(4)に取り付けられている、除毛及び流体適用装置(1)に関する。
Description
本発明は、低コスト、かつ製造が容易であり、特に水源がない場合、又は浴室環境外での使用に便利な、追加のシステム構成部品を必要とせずに、消費者が除毛プロセスを実施可能な使い捨て式流体分配除毛装置に関する。
流体を分配することもできる再使用可能な除毛装置は、当技術分野において既知である。このような装置は、典型的には、1つ以上の流体分配オリフィスを備え、剃毛プロセスの間、そのオリフィスを介して、かみそりカートリッジから流体が分配される。流体は、ハンドル内に配置された交換可能なリザーバに収容され、プッシュボタンによって作動されるポンプによってそのリザーバから吐出される。このような装置は、製造が複雑で高価であり、多くの部品を必要とし、かみそりカートリッジ及び流体リザーバの両方の交換が可能であるように設計されている。例えば、米国特許出願公開第2013/0145626号、米国特許出願公開第2013/0145625号、米国特許出願公開第2013/0145601号、及び国際公開第2011/130372号を参照されたい。このような装置は、装置の寿命にわたる微生物汚染、装置からの液体の送達の制御、及び所望の表面へのその送達の確保、に関連する問題を更に抱えている。特に、このような装置の問題点は、剃毛液の少なくとも一部が、その後の除毛プロセスの間に適用されたほぼ直後に、多くの場合、取り除かれ、それによりあらゆる利点が最小化されることである。更に、装置が大きくて扱いにくい場合があり、携帯性、運搬、及び家庭から離れての使用が容易ではない。
かみそりカートリッジを交換できない使い捨て式除毛装置も、当技術分野において周知である。これらの装置は、典型的には、例えば、カートリッジとハンドルとの間の枢動軸を取り除くことによって、再使用可能な装置の複雑さがわずかに軽減したものとなり、これによって単純化され、製造コストが低減する。それにもかかわらず、これらの装置は依然として製造がかなり複雑であり、剃毛流体の供給を別途必要とする。
しかし、流体の分配を可能にし、それによって、装置の複雑さ及びその構成部品の数を減少させ、別個の流体容器を必要としない、使い捨て式除毛装置を提供することが依然として必要である。また、リサイクル可能な構成部品を製造し、かつ最大化するために安価な装置を提供する必要がある。これは、移動中及び/又は簡便な水の供給がない状態で、消費者の家庭の浴室設備から離れて行う除毛プロセスにとって特に望ましい。また、全身体部位に効果的に使用するのが容易である装置を提供する必要もある。
流体の分配も行う使い捨て式除毛装置を提供する試みも、当技術分野において記載されている。例えば、欧州特許第427889(A)号は、かみそりハンドルに固定された分離可能なゲルパケットを有する使い捨て式かみそりについて記載しており、それによって、かみそりからパケットを取り外し、開封し、剃毛プロセスの前又は後に内容物を皮膚に適用することができる。この装置は、パケットを装置から取り外す必要があり、また、流体を別個に独立して適用する必要があるので、消費者にとって特に簡便ではない。ドイツ特許第102011117590号は、剃毛ゲル用の着脱可能な容器を含む使い捨て式かみそりについて記載している。剃毛ゲル容器をかみそりハンドルに置き、その端部をかみそりヘッドに置く。容器の穿孔に圧力を加えると、容器が開き、かみそりゲルが放出される。しかし、流体の適用は制御されていない。
米国特許出願公開第2004/0016126号には、手動で調節可能な除毛及び皮膚潤滑装置が記載されている。この装置は、除毛プロセス中に独立して又は同時に内部リザーバから潤滑剤を吐出するように操作することができるU字形本体を有する。しかし、この装置は、所望の使用構成を選択するために、特に、全剃毛プロセス中、潤滑剤を同時に分配し、かみそりカートリッジを制御するために、所望の構成を一貫して維持するために、かなり手際よく行う必要がある。したがって、消費者はその構成を連続的に確認する必要があり、これにより剃毛プロセスが中断し、より手が届きにくい身体領域を剃毛するときは困難となるため、特に不便である。更に、潤滑剤及び吸上装置は、使用前に密封されておらず、それによって不用意な漏出及び/又は汚染を生じやすい。
しかし、液体分配式かみそりが使用可能であるかにかかわらず、消費者の多くは、液体分配式かみそりを使用していても、剃毛プロセスの前又は後に皮膚に皮膚準備処理を施すことを好む。液体分配かみそりは、典型的には、かみそり刃の下又は上に直接液体を分配するか、又はかみそり刃を介してかみそりカートリッジ内から液体を分配する。その結果、消費者は、剃毛される皮膚表面上に液体が分配されたことを視覚的に確認することができないか、又はどの程度の量の液体が分配されたかを制御若しくは確認することができない。剃毛前調製物を使用することにより、消費者に安心を与え、剃毛前の皮膚を皮膚調製物で完全かつ綿密に覆っていることの確認が行われる。更に、剃毛前に、皮膚を水和し、潤滑化して、剃毛経験を向上させる。同様に、剃毛後の皮膚から組成物が除去されることにより、剃毛された領域が消費者に分かる。
したがって、使い易く、手際のよさをあまり必要とせず、かつ全身体部位に使用可能な簡便な方法で、前剃毛又は後剃毛組成物の適用が可能になる、費用効果の高い、使い捨て式流体分配除毛装置を提供する必要が依然としてある。また、製造が容易で、既知の製造技術を利用する装置を提供する必要もある。
驚くべきことに、安価で製造が容易であり、高価なツーリング装置を必要としないが、所望のレベルの消費者製品の機能性を送達する使い捨て式除毛及び流体分配装置が、流体を収容する中空ハンドルと、除毛手段と、流体分配手段と、除毛手段及び流体分配手段が互いに独立して使用されるように、構成部品を互いに対して取り付けるためのシャーシとを有する装置によって提供され得ることが見出された。
本発明は、流体を内部に収容して、かつ吐出するための可撓性中空ハンドル(12)と、除毛手段(2)と、流体分配手段(3)と、中空ハンドル(10)、除毛手段(2)、及び流体分配手段(3)を互いに連結するためのシャーシ(4)と、を有する除毛及び流体適用装置(1)に関する。中空ハンドルは、シャーシ(4)に取り外し可能に取り付けられ、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)が互いに独立して使用されるように、実質的に所定の位置でシャーシに取り付けられている。
本発明では、除毛及び流体適用装置(1)は、除毛手段(2)と、流体分配手段(3)と、流体を内部に収容し、かつ吐出するための可撓性中空ハンドル(10)と、を備える。シャーシ(4)は、中空ハンドル(10)、除毛手段(2)、及び流体分配手段(3)を互いに連結するために設けられている。除毛及び流体適用装置(1)は、正面及び背面(7、8)を有してもよく、また、上部(5)及び下部(6)を含んでもよい。
除毛手段
本明細書では、単一又は複数、すなわち少なくとも2つの刃、又は3つの刃、及び任意で関連するかみそりハウジング又はカートリッジ、このためのホイル、スクレーパー、又はメッシュなど、当技術分野で既知の任意の除毛手段(2)を使用することができる。好ましくは、除毛手段は、ガードと、キャップとを備え、キャップとガードの中間に配置された少なくとも1つの刃を有する。より好ましくは、除毛手段(2)は、ハウジングと、ハウジング上に配置されたキャップ及びガードと、キャップとガードとの間に位置付けされた少なくとも1つの刃を有するかみそりカートリッジを備える。単刃又は二重刃カートリッジを有するこのタイプの実施形態は、毛、皮膚及び剃毛組成物などの剃毛片がカートリッジを通って容易に通過し、これによって目詰まりを防止することを可能にするため、特に有益である。
本明細書では、単一又は複数、すなわち少なくとも2つの刃、又は3つの刃、及び任意で関連するかみそりハウジング又はカートリッジ、このためのホイル、スクレーパー、又はメッシュなど、当技術分野で既知の任意の除毛手段(2)を使用することができる。好ましくは、除毛手段は、ガードと、キャップとを備え、キャップとガードの中間に配置された少なくとも1つの刃を有する。より好ましくは、除毛手段(2)は、ハウジングと、ハウジング上に配置されたキャップ及びガードと、キャップとガードとの間に位置付けされた少なくとも1つの刃を有するかみそりカートリッジを備える。単刃又は二重刃カートリッジを有するこのタイプの実施形態は、毛、皮膚及び剃毛組成物などの剃毛片がカートリッジを通って容易に通過し、これによって目詰まりを防止することを可能にするため、特に有益である。
流体分配手段
好適な流体分配手段(3)は、使用者の皮膚に対してこの手段の適用時に流体を分配することができる任意の材料を含む。分配速度は、使用者の皮膚に対する分配手段に加えられる圧力量を調節することによって消費者が容易に制御できる。好ましくは、流体分配手段(3)は、刺激なく皮膚に複数回適用できるようにするために、触っても柔らかい皮膚接触面を呈している必要がある。更に、流体分配手段は、好ましくは、弾性を有し、各適用後に元の形状を実質的に回復するべきである。流体分配手段はまた、好ましくは、流体を十分に吸収及び保持できるようになり、その後、迅速に、所望の皮膚領域にわたるその分配を可能にするように選択される。更に、流体分配手段は、好ましくは、汚染されないようにしながら、必要に応じて複数回の流体分配及びすすぎ洗い、並びに/又は乾燥サイクルが可能であるように、流体により、永久に変色又は汚染がないようにすべきである。
好適な流体分配手段(3)は、使用者の皮膚に対してこの手段の適用時に流体を分配することができる任意の材料を含む。分配速度は、使用者の皮膚に対する分配手段に加えられる圧力量を調節することによって消費者が容易に制御できる。好ましくは、流体分配手段(3)は、刺激なく皮膚に複数回適用できるようにするために、触っても柔らかい皮膚接触面を呈している必要がある。更に、流体分配手段は、好ましくは、弾性を有し、各適用後に元の形状を実質的に回復するべきである。流体分配手段はまた、好ましくは、流体を十分に吸収及び保持できるようになり、その後、迅速に、所望の皮膚領域にわたるその分配を可能にするように選択される。更に、流体分配手段は、好ましくは、汚染されないようにしながら、必要に応じて複数回の流体分配及びすすぎ洗い、並びに/又は乾燥サイクルが可能であるように、流体により、永久に変色又は汚染がないようにすべきである。
好適な材料としては、連続及び独立型気泡発泡体、織布、不織布、一枚若しくは複数枚の穿孔フィルム又は有孔フィルム、硬質又は半硬質成形プラスチック、及びこれらの組み合わせなどの発泡体が挙げられる。適切な材料としては、熱可塑性エラストマー、Santoprene(商標)などの熱可塑性硬化ゴム(vulcinate)、シリコーン、及びポリウレタンが挙げられる。流体分配手段は、単一材料層又は複数の材料層を含んでもよく、複数の材料層は同じ材料であっても異なっていてもよい。このような層状の実施形態は、互いの上に垂直に積層されてもよく、これにより、各層は、皮膚接触面に面する表面に向かって延在するか、又は各層が皮膚接触面に直接面して互いに隣接して積層される。
好ましくは、流体分配手段(3)は発泡体、より好ましくは連続気泡発泡体、より好ましくは親水性表面を有する連続気泡発泡体によって提供される。好適な材料としては、天然スポンジ、セルロース、ポリエチレン、ポリウレタン、及び当技術分野において既知であり、市販されている他の合成発泡体材料が挙げられる。発泡体材料は、皮膚の刺激を引き起こすことなく皮膚上に分配された流体を保持し、分配し、かつ広げる機能を果たすことができ、これにより、消費者が使用者の皮膚に流体をより制御して適用することができることから、特に有益である。連続気泡発泡体はまた、廃棄又は再使用のために、使用後容易にすすぎ洗いされる。
1つの好ましい実施形態では、流体分配手段は、除毛プロセス後に皮膚に残っている毛及び/又は流体の少なくとも一部を収集するように作用するように、除毛後細片収集器として機能することも可能なように選択される。このような実施形態に好適な材料としては、発泡体が挙げられ、好ましくはエーテル系ポリウレタンから形成された連続気泡セルロース発泡体が好ましい。このような発泡体は、約152ppcm(約60ppi)の孔径、及び約18〜約20kg/m3の密度を有していてもよい。あるいは材料の組み合わせを利用して、流体分配及び細片収集の両方を行ってもよい。好適な組み合わせとしては、例えば、連続及び独立型気泡発泡体、又は発泡体及び不織布シート材料の複合体が挙げられる。
流体分配手段は、好ましくは約0.8cm2〜約35cm2、好ましくは約5cm2〜約15cm2、より好ましくは約8cm2〜約10cm2の皮膚接触表面積を有する。
流体分配手段には、ハンドルから流体分配手段に流体輸送を行うことができるように、流体を収容する中空ハンドルと、後述するように任意でシャーシと流体連通している少なくとも1つの孔又は開口が設けられてもよい。
流体収容中空ハンドル
除毛及び流体適用装置(1)は、可撓性中空ハンドル、好ましくはブロー成形ハンドル(10)を更に備える。ハンドル(10)は、必要な量の流体を収容して吐出すると共に、使用者が装置を保持して制御することができ、かつ処置を行う所望の皮膚表面に除毛手段(2)及び流体分配手段(3)をしっかりと配置し、位置付けすることができるように機能する。中空ハンドルは、使用者が装置をしっかりと保持できるように十分に剛性であるが、流体を収容するためのリザーバとして十分であり、かつ柔軟性があり、好ましくは弾力性をも呈する。これにより、使用者が圧力を加えたときに、ハンドルからの流体の吐出が容易になると共に、好ましくは、ハンドルに流体が入っているか否かに関係なく、圧力を加えて取り外した後に、リザーバが元の構成を取り戻す。中空ハンドルは、単一の構成部品として提供され、必要な剛性の程度を付与するために、流体が、サッシェ内、又は別個の容器、支持体若しくは瓶中の袋などの瓶内に収容されている完全に可撓性のリザーバ内に入っている実施形態には含まれない。
除毛及び流体適用装置(1)は、可撓性中空ハンドル、好ましくはブロー成形ハンドル(10)を更に備える。ハンドル(10)は、必要な量の流体を収容して吐出すると共に、使用者が装置を保持して制御することができ、かつ処置を行う所望の皮膚表面に除毛手段(2)及び流体分配手段(3)をしっかりと配置し、位置付けすることができるように機能する。中空ハンドルは、使用者が装置をしっかりと保持できるように十分に剛性であるが、流体を収容するためのリザーバとして十分であり、かつ柔軟性があり、好ましくは弾力性をも呈する。これにより、使用者が圧力を加えたときに、ハンドルからの流体の吐出が容易になると共に、好ましくは、ハンドルに流体が入っているか否かに関係なく、圧力を加えて取り外した後に、リザーバが元の構成を取り戻す。中空ハンドルは、単一の構成部品として提供され、必要な剛性の程度を付与するために、流体が、サッシェ内、又は別個の容器、支持体若しくは瓶中の袋などの瓶内に収容されている完全に可撓性のリザーバ内に入っている実施形態には含まれない。
ハンドル(10)は、典型的には、主要正面及び背面、及び任意で少なくとも1つの底縁(15)及び少なくとも1つの分配孔(以下に論ずる)を有する。あるいは、ハンドルは、実質的に管状の形状を有してもよい。ハンドル(10)は、好ましくは、当技術分野において既知のブロー成形又はシームレス押出技術によって形成され、単一の密封された縁部、典型的には、底縁部、射出オーバーモールド技術によって提供され得るその頂部縁の分配孔を含んでもよく、それ以外の周辺縁には密封はない。ハンドル(10)は、いかなる形状であってもよいが、例えば、化粧品産業においてスクイズチューブとして利用されるように、典型的には管状である。
流体を収容し、濡れた環境及び乾燥した環境の両方において皮膚全表面にわたって制御された方法で除毛手段及び/又は流体分配手段を使用するように消費者がリザーバを保持できるようにするために、中空ハンドル(10)は、流体を収容するのに適した任意の材料又は材料の組み合わせ、すなわち液体不透過性材料又は複合材料からもたらされてもよく、可撓性、好ましくは弾性であり、単一構成部品としてもたらされる。これにより、ポンプ又はプッシュボタンアクチベータ、又は複雑な複数構成部品を必要とすることなく、制御された方法で装置を利用するために使用者がしっかりと保持するように十分な柔軟性を保持しながら、必要とされる十分な剛性との両方をハンドルにもたらすことができる。一実施形態では、ハンドルは、HDPE、MDPE、LDPE、PP、PET、PS、PC、PVC、PE、又はこれらの混合物などのポリマー、又はラミネート、あるいは好ましくはブロー若しくは射出成形、及び/又は押出が可能な、他の市販されている材料から形成される。本材料は、ハンドルの内部容積、ハンドルに収容される流体の密度及び容量、並びに特定の用途に必要な強度及び柔軟性に応じて選択することができる。好適な製造技術としては、ブロー成形、押出成形、射出成形、オーバーモールディング、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
典型的には、ハンドルは、約0.05mm〜約1mm、好ましくは約0.07mm〜約0.8mm、より好ましくは約0.3mm〜約0.6mmの標準ブロー成形技術によって達成されるように実質的に均一な厚さを有する。
ハンドル材料は、透明であっても不透明であってもよい。不透明な材料は、流体劣化を防止するための特定の用途を有することができ、透明な材料は、消費者が流体の消費を容易に観察できる。部分的な透明部分又は不透明部分を有する実施形態もまた意図されている。ハンドル及び/若しくはシャーシ、又は少なくともこれらの一部分の外面(主要正面、若しくは後面、又はこれらの一部分など)は、追加の材料でコーティング又は印刷されて、例えば織物、不織布、及び/又はシリコーン及びゴムなどのポリマーなど、消費者が好ましい触覚表面となり得る。更に、ハンドル及び/又はシャーシの外面には、ハンドルの内容物、使用説明書、流体を保持し、分配するための推奨される取り扱い位置などの情報を消費者に伝達するための印が設けられてもよい。
ハンドル(10)は、異なる組成物を適用できるようにするため、かつ/又は同じ若しくは類似の流体組成物(複数可)の複数回の適用を可能にするために、1つ又は複数、すなわち2つ以上の別個の流体区画を備えてもよい。各別個の流体区画は、好ましくは、後述するように、分配孔、及び好ましくはハンドルに連結された開口手段又はタブを有する。複数の区画は、追加の密封部を設けることによって2つの区画に分割されるか、又は例えばブロー成形技術若しくは当技術分野において既知の他の方法を用いてその場で形成される1つの区画を有するハンドルを形成することによって提供され得る。
ハンドル及び/又はシャーシは、好ましくは、特に水の存在下で消費者の取り扱いを改善するため、並びにハンドル及び/又はシャーシの触感又は把持を向上させるため、並びにより容易に印刷できるようにするために、ワックス若しくはポリマー(複数可)などの好適な撥水剤若しくは疎水性材料で少なくとも1つの主要正面及び/若しくは後面が表面処理されてもよい。
容積
ハンドルの内部容積は、最終使用及び意図された使用形態、すなわち、単回使用、複数回使用、及び/又は特定の身体領域が意図されているかに応じて選択し得る。例えば、容積は、スキンケア後トリートメント(post care skin treatment)組成物の単回適用用、又は複数回使用のプレトリートメント剃毛組成物用に選択されてもよい。美容及び身だしなみの用途では、中空ハンドルは、約1ml〜約500ml、好ましくは約50ml〜250ml、あるいは1ml〜15ml、又は10ml〜25mlの容積を有してもよい。流体リザーバは、典型的には、開口時の不用意な漏れを防止するために、少なくとも約75%、好ましくは少なくとも約80%の容積まで充填される。
ハンドルの内部容積は、最終使用及び意図された使用形態、すなわち、単回使用、複数回使用、及び/又は特定の身体領域が意図されているかに応じて選択し得る。例えば、容積は、スキンケア後トリートメント(post care skin treatment)組成物の単回適用用、又は複数回使用のプレトリートメント剃毛組成物用に選択されてもよい。美容及び身だしなみの用途では、中空ハンドルは、約1ml〜約500ml、好ましくは約50ml〜250ml、あるいは1ml〜15ml、又は10ml〜25mlの容積を有してもよい。流体リザーバは、典型的には、開口時の不用意な漏れを防止するために、少なくとも約75%、好ましくは少なくとも約80%の容積まで充填される。
シャーシ
装置を便利に構築するために、及び個々の構成部品、すなわちハンドル(10)、除毛手段(2)、及び流体分配手段(3)の所望の構成及び取り付けを確実に行うために、本装置は、図2に示すように、シャーシ(4)を更に備える。シャーシ(4)により、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)をハンドルに取り付ける及び廃棄する簡単な手段がもたらされ、それによってリサイクルが容易になる。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)のシャーシ(4)への取り付けは、永久的であっても取り外し可能であってもよい。
装置を便利に構築するために、及び個々の構成部品、すなわちハンドル(10)、除毛手段(2)、及び流体分配手段(3)の所望の構成及び取り付けを確実に行うために、本装置は、図2に示すように、シャーシ(4)を更に備える。シャーシ(4)により、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)をハンドルに取り付ける及び廃棄する簡単な手段がもたらされ、それによってリサイクルが容易になる。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)のシャーシ(4)への取り付けは、永久的であっても取り外し可能であってもよい。
好ましくは、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)の少なくとも1つは、シャーシ(4)に永久的に取り付けられ、より好ましくは除毛手段(2)及び流体分配手段(3)の両方がシャーシ(4)に永久的に取り付けられる。
別の実施形態では、除毛手段(2)及び/又は流体分配手段(3)は、これらのそれぞれ取り外し及び交換を可能にするため、シャーシに取り外し可能に取り付けられる。別の実施形態では、除毛手段(2)はシャーシ(4)に取り外し可能に取り付けられ、除毛流体分配手段(3)はシャーシ(4)に永久的に取り付けられる。シャーシは、ハンドル(10)、任意でハンドル(10)の首部分(19)(存在する場合)に取り外し可能に取り付けられる。
接着剤、超音波接合、両面テープ、リベット、クリップ、ねじ山、又は他の機械的手段及びこれらの組み合わせなどの任意の好適な手段が、シャーシ(4)に流体分配手段(3)、除毛手段(2)、及びハンドル(10)を永久的又は取り外し可能に取り付けるために、独立して選択されてもよい。あるいは、シャーシ(4)は、ハンドルのハンドルブロー成形プロセスの一部としてその場で形成されてもよい。同様に、好適な流体分配手段(3)及び/又は除毛手段(2)は、シャーシに取り付けられるために、シャーシに一体成形されてもよい。シャーシ(4)の存在により、流体分配手段及び/又は除毛手段が互いに独立して使用され得るように、本明細書で論じられる流体分配手段及び除毛手段の所望の所定の構成が容易に可能になる。1つの好ましい実施形態では、シャーシ(4)は、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)がそれぞれ位置付けられる少なくとも1つの表面、好ましくは正面及び後面(16、17)を提供する。正面及び後面(16、17)は、図5に示すように、互いに実質的に平行であってもよく、あるいは、面が互いに向かった任意の角度であってもよい。
シャーシ(4)は、身体の輪郭に沿って除毛手段及び/又は流体分配手段が皮膚に最大限に接触するのを容易にするように、ヒンジ又は軸受によって画定される軸の周りを枢動するヒンジ又は軸受を提供し得る。シャーシは、中空ハンドルの上縁の少なくとも一部分に沿って延在してもよい。
シャーシは、ハンドル用に上記に列挙したものなど、例えばABS、PC、PS、HDPE、PPなどの任意の好適な材料から、射出成形、押出ブロー成形、及びオーバーモールディングなどの任意の既知の製造プロセスを用いて、提供されてもよい。
シャーシは、典型的には、シャーシ(4)を通って延在する液体チャネル(25)の形態で、ハンドルから流体分配手段までの液体経路を提供することができる。このような実施形態では、ハンドルの分配孔は、シャーシ内の中空ハンドルの分配孔、すなわち液体チャネル(25)から離れて密封されてもよい。密封部は、シャーシ液体通路チャネル(25)の任意の点に、好ましくは流体通路の終端に向かって、好ましくはハンドルの孔から離れた近接する流体分配手段(3)に向かって、配置されてもよい。シャーシは、以下に論ずるように、密封された孔のための開口手段を提供するように機能することもできる。
除毛手段及び流体適用手段の配向
除毛手段(2)及び流体適用手段(3)は、除毛手段及び流体分配手段を互いに独立して使用され得るように、互いに対して所定の位置で、いかなる干渉もなく、シャーシの任意の好適な位置に位置付けすることができる。除毛手段及び流体分配手段は、好ましくは、大きく変更することはできない所定の位置に永久的又は取り外し可能に取り付けられる。これにより、使用者は流体適用手段を利用して皮膚領域に流体を適用することができ、また、皮膚領域において除去手段を使用して皮膚領域の除毛を行う前、又は同様に除毛した後、干渉なく、十分に流体を確実に適用することができる。これにより、他のいかなる干渉もなく除毛手段又は流体適用手段のいずれかを使用できるようになる。
除毛手段(2)及び流体適用手段(3)は、除毛手段及び流体分配手段を互いに独立して使用され得るように、互いに対して所定の位置で、いかなる干渉もなく、シャーシの任意の好適な位置に位置付けすることができる。除毛手段及び流体分配手段は、好ましくは、大きく変更することはできない所定の位置に永久的又は取り外し可能に取り付けられる。これにより、使用者は流体適用手段を利用して皮膚領域に流体を適用することができ、また、皮膚領域において除去手段を使用して皮膚領域の除毛を行う前、又は同様に除毛した後、干渉なく、十分に流体を確実に適用することができる。これにより、他のいかなる干渉もなく除毛手段又は流体適用手段のいずれかを使用できるようになる。
好ましくは、除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、装置の正面及び背面(7、8)のそれぞれに配置され、好ましくは、その両方が装置の上部に配置される。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、装置(1)の実質的に対向する面、例えば装置の正面及び背面に配置されてもよい。代替的実施形態では、除毛手段及び流体分配手段は、図5に示すように、互いに対して実質的に垂直に、すなわち装置の正面又は背面及び上面にそれぞれ配置してもよい。各実施形態について、除毛手段及び流体分配手段は、好ましくは、装置の上部に配置される。これにより、除毛手段と流体分配手段とを単一の装置に収容できるが、これらの装置は、確実に、互いにいかなる干渉もなく、互いに独立して使用でき、それにより、消費者は、除毛装置の使用前又は使用後に所望の身体面に流体組成物を効率よく適用でき、また、消費者は流体適用と除毛とを迅速に切り替えることができる。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、それらが実質的に水平面の周りに整列するように位置付けられてもよい。あるいは、除毛手段と流体分配手段とをずらして、除毛手段が少なくとも部分的に流体分配手段の上方に位置付けられているか、又はその逆であってもよい。別の実施形態では、除毛手段及び/又は流体分配手段は、図5に示すように垂直面に対して任意の角度で独立して位置付けしてもよい。
1つの実施形態では、流体分配手段(3)及び/又は除毛手段(2)は、独立して、それぞれ、装置及び/又はシャーシの正面及び/又は後面及び/又は上面の幅の少なくとも一部分、好ましくは少なくとも50%、より好ましくは少なくとも75%、更により好ましくは少なくとも90%に沿って延在している。別の実施形態では、流体分配手段(3)及び/又は除毛手段(2)は、正面又は後面(7、8)の幅の少なくとも95%、好ましくは少なくとも99%に沿って独立して延在する。
本装置は、好ましくは、消費者が本装置を保持し、皮膚に流体を適用し、分配するか、又は除毛装置を皮膚に適用できるようにするために、本装置に十分な剛性をもたらす。これは、ハンドル及び/又はシャーシ、好ましくはハンドル又はこれらの組み合わせからもたらされてもよい。
除毛及び流体適用手段はいずれも、関連する皮膚接触面を有する。性能を最大限にするためには、使用時に、除毛及び液体適用手段が、それぞれの皮膚接触面との最大の接触を達成することが望ましい。これには、除毛手段及び流体適用手段が、一般に、例えば脚、胸、及び顔など、これらの手段が使用される皮膚表面の輪郭に追従する必要がある。これは、ヒンジ又は軸受によって画定される軸の周りを枢動するヒンジ又は軸受を使用して、除毛手段及び流体分配手段をシャーシに連結することによって達成され得る。
あるいは、本明細書に記載の使い捨て式除毛及び流体適用装置は、その静止位置に対して可撓性ハンドル自体を介して、すなわち、本装置が水平面上に静止しているとき、本装置にいかなる外力も加えることなく、使用中の装置の撓ませ動作を可能にして皮膚表面の輪郭に追従する。本装置の撓ませ動作は、ハンドルの上部及び/又は下部の一部分で、好ましくは撓ませ点において、又は使用者によって保持される下側部分と、除毛及び流体適用手段が好ましくは配置されている上部より下方との間のハンドルの全長に沿って、生じてもよい。従来の装置とは対照的に、本明細書に記載のハンドルは、除毛及び流体適用装置が保持されている配向、及び2つの手段のどちらが消費者によって使用されているかに応じて、その静止位置から2つの対向する方向に撓ませ得る。この使用中の撓みは、使用者が、好ましくは下端部で装置を保持し、装置を皮膚表面に押し付けて流体を適用するか、又は除毛するときに、装置全体に力を加えることに応答して生じ、その結果、図11に示すとおり、使用中の除毛撓ませ位置となるか、かつ/又は使用中の流体分分配使用中撓ませ位置となる。使用者によって加えられる典型的な平均中央荷重は、約120g〜約200gであり、このため、リザーバは、好ましくは、そのような力を印加したときに撓ませるように選択される。
使用中の撓ませ位置は、ハンドルの材料又は除毛手段と流体分配手段をシャーシに連結する従来のタイプの枢動軸若しくはヒンジを選択することによって提供されてもよい。
一実施形態では、除毛及び流体分配装置は、垂直対称面を有する。装置の静止時及び使用中の撓ませ位置は、図11に示される垂直対称面に対して決定されてもよい。
中空ハンドル分配孔及び密封部
本装置、典型的にはハンドルには、そこから流体が漏れることなく、本装置を輸送できるようにするために、使用前に密封されている分配孔(21)が設けられる。孔の密封部を開くと、ハンドル(10)と、任意でシャーシ(4)と、流体分配手段(3)との間に流体経路が形成される。本明細書で論じるように、中空ハンドルは、本体及び首部分(19)を備えてもよく、密封された孔(21)は、(本明細書に記載の)中空ハンドルの首部分(19)(存在する場合)、又はシャーシ内に配置されてもよい。
本装置、典型的にはハンドルには、そこから流体が漏れることなく、本装置を輸送できるようにするために、使用前に密封されている分配孔(21)が設けられる。孔の密封部を開くと、ハンドル(10)と、任意でシャーシ(4)と、流体分配手段(3)との間に流体経路が形成される。本明細書で論じるように、中空ハンドルは、本体及び首部分(19)を備えてもよく、密封された孔(21)は、(本明細書に記載の)中空ハンドルの首部分(19)(存在する場合)、又はシャーシ内に配置されてもよい。
使用者が容易に開くことができ、かつ任意で再度密封され得る好適な密封部が、本明細書に見出され得る。一実施形態では、孔に破りやすい密封部が設けられ、これにより、使用前に容易に破って、流体経路を形成することができる。この密封部は、破りやすい密封部などの単回使用開口手段であってもよく、又はいかなる漏れもなく保存し、かつその後中空ハンドルを再使用できるように、使い捨て可能であってもよい。破りやすい好適な密封部としては、プルタブ、プルストリング、フォイルループ、スナップシール、穴開け器、及び圧力破裂シール及びティアーストリップ(tear strip)が挙げられる。再使用可能な密封部の例としては、ねじ蓋;接着性タブ、Velcro(商標)などのフック・ループ式ファスナー、Ziploc(商標)などのプラスチックジップ、押圧シール、ストッパーキャップ又はプラグ、スクイズ弁及び一方向弁などの弁、並びに、例えば飲料容器に見られ、当業者に既知の他のタイプの市販の密封方法が挙げられる。特に好ましいのは、プルタブ、一方向弁及びストッパであり、一方向弁は、流体の流れを調整する更なる利点をもたらす。
一実施形態では、図7a及び図7bに示すように、シャーシに着脱可能な挿入ストッパ(insert stopper)を設けてもよい。ストッパインサート(stopper insert)により、ハンドルの孔が密封部となり、この孔は、本ストッパインサートを外すことによって開口し、それによって開口手段として機能する。一実施形態(図示せず)では、ストッパインサートは、ハンドルの孔まで、好ましくはハンドルの孔を超えて、ハンドル空洞部まで延在して、ハンドルとインサートストッパとの間に液体密封部を形成する。
開口手段
中空ハンドル(10)及び/又はシャーシ(4)には、ハンドル(10)の密封された孔を開くための開口手段又はタブ(11)が更に設けられてもよい。開口手段又はタブ(11)は、典型的にはその遠位端で、又は存在する場合にはタグによって、消費者が容易に把持し、開口プロセスを開始することができる。典型的には、消費者は、一般的にハンドルから離れる方向に開口手段を引っ張り、これによってハンドルから開口手段を取り外すか又は部分的に取り外すときに開口を形成するように密封された孔を破る。ハンドルに収容された流体は、その後、使用者によって分配されてもよい。
中空ハンドル(10)及び/又はシャーシ(4)には、ハンドル(10)の密封された孔を開くための開口手段又はタブ(11)が更に設けられてもよい。開口手段又はタブ(11)は、典型的にはその遠位端で、又は存在する場合にはタグによって、消費者が容易に把持し、開口プロセスを開始することができる。典型的には、消費者は、一般的にハンドルから離れる方向に開口手段を引っ張り、これによってハンドルから開口手段を取り外すか又は部分的に取り外すときに開口を形成するように密封された孔を破る。ハンドルに収容された流体は、その後、使用者によって分配されてもよい。
したがって、開口手段(11)は、密封部に取り外し可能に取り付けられてもよい。開口手段又はタブは、近位端部(22)及び遠位端部(23)を有してもよい。近位端部(22)の少なくとも一部分は、密封された孔に取り外し可能に取り付けられ、遠位端部(23)はそこから外側に延在する。任意の手段を用いて、開口手段(11)を、限定はされないが、接着剤、熱密封及び圧密封などの密封部に取り外し可能に取り付けることができる(熱密封が好ましい)。
開口手段は、上述のリザーバ材料に使用される同じ若しくは異なる材料又はフィルムなどの任意の好適な材料から提供されてもよい。好適な材料には、これらに限定されないが、金属、綿、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、プラスチックなどのポリマー、ラミネート、コーティング、又はワックス加工され得る厚紙及び紙などのセルロース系材料が挙げられる。開口手段は、可撓性又は剛性であってもよい。
開口手段は、孔から延在し、そこから遠位の点で終端する単一のタブ、ストリング、又はスレッドを含んでもよい。あるいは、開口手段は、孔から延在してループを形成するタブ、ストリング、又はスレッドであってもよい。このような実施形態では、ループの近位端を破りやすい密封部に取り外し可能に取り付けられ得る。遠位端はまた、破りやすい密封部に取り付けられてもよい。一実施形態では、タブは、開口手段の近位端の少なくとも一部分に少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つ、より好ましくは少なくとも4つの歯が設けられてもよい。歯は、密封された孔内に位置する近位端の一部分に存在してもよく、またリザーバの内部空洞内に延在し得る。歯は、存在する場合には、遠位端の一部分に延在してもよい。歯は、より均一な孔の開口の形成を補助し得るか、又はリザーバから開口手段を取り外すときに、2つ以上の孔の形成が望ましい場合に補助し得る。このような複数の孔の開口が、中空ハンドルから表面への分配時に流体のより均一な分布を補助し得る。
開口手段又はタブが密封された開口から遠位の点で終端する実施形態の場合、タブは、これらに取り付けられたタグを更に備えてもよい。このタグは、好ましくは、消費者が把持し、続いて密封された縁部から開口手段を引っ張り出して、取り外すか、少なくとも部分的に分離するために、より大きな表面積を提供するため、開口手段又はタブの遠位端より実質的に広い。代替的実施形態では、タグは、消費者が開口手段を把持し引っ張ることができるように、開口手段の遠位端に取り付けられたループ形態であってもよい。タグは、任意の形状であってもよく、好ましくは、少なくとも0.1mm、好ましくは少なくとも2mm、より好ましくは少なくとも5mm、更により好ましくは2mm〜40mm、最も好ましくは5mm〜20mmの幅又は直径を有してもよい。幅は均一であってもよいか、又はテーパ状であってもよい。開口手段の遠位端がループ形態である実施形態では、このようなタグをループの実質的に中央に設けて、開口手段を把持するために消費者への追加補助を提供することができる。開口手段がストリング、又はスレッドである実施形態の場合、タグは、開口手段の遠位端に結び目又はループを設けることによって形成されてもよい。タグは、開口手段と同じ又は異なる材料からもたらされてもよい。一実施形態では、タグは、好ましくは消費者に好ましい触覚面を提供するように異なる材料から形成される。
開口手段又はタブは、折り畳まれていない構成か、又は折り畳まれた構成で提供されてもよく、タブが存在し、使用前に折り畳まれていない場合には、タブにより所定位置に保持されてもよい。
開口手段又はタブ及び/又はタグには、消費者に、タブの位置、及び/又は好ましい把持位置、及び/又はその手段若しくはタブを引っ張って、開口し、リザーバからタブを少なくとも部分的に分離するか、又は取り外す方向を指示するための印を設けることができる。印は、差別化された色及び/又は記号の形態であってもよい。
開口手段又はタブ(11)の近位端(22)の一部分は、更に確実に開口手段(11)をハンドルに取り付けるために、孔を越えてハンドル(10)の内部空洞(21)まで延在してもよい。ハンドルの内部空洞(24)に配置された開口手段又はタブ(11)は、ハンドルから外側に延在する開口手段又はタブの遠位部分と同じ又は異なる形状を有してもよい。一実施形態では、ハンドルの空洞内に延在する近位端の一部分は、ループ形態である。このような実施形態では、密封された分配孔から延在する開口手段の遠位端が、ループ形態であってもなくてもよい。
ハンドルの内部空洞内に延在する開口手段の近位端の一部分は、リザーバの内面に取り付けられ得るか、又は部分的に取り外し可能に取り付けられ得る。開口手段がループである実施形態では、遠位部分もハンドル内部に延在することができる。
一実施形態では、リザーバの内部空洞部(24)における開口手段又はタブ(11)の近位端の一部分は、孔における開口手段の近位端の一部分よりも大きい幅を有する。あるいは、内部空洞内の開口手段の近位端の一部分は、孔から外側に延在するタブの遠位部分よりも大きくてもよい。理論に束縛されるものではないが、リザーバの内部空洞内の開口手段の近位端部の一部分の幅が増大すると、消費者が開口手段の遠位端を引っ張るにつれて、密封された孔に加えられる力がより大きくなると考えられる。これにより、リザーバから開口手段を取り外すとき、又は部分的に取り外すときに、密封された孔の開口が更に改善され、かつ任意で、接着剤など、存在するいかなる細片も取り除かれてもよい。リザーバの内部空洞内に延在する開口手段又はタブの近位端の一部分は、そこから外側に延在する近位端とは異なる材料から提供されてもよい。材料は、リザーバ内に収容された流体に対して不活性であるように選択される。遠位端がストリング、又はスレッドによって提供される実施形態では、その幅は、結び目又は少なくとも1つのタグを提供することによって増大され得る。
好ましい実施形態では、開口手段は、図1b、図3及び図9に示されるように、消費者が遠位端又はタグに容易に到達できるように、ハンドルから分配手段(3)を通って少なくとも装置の正面まで延在する。このような実施形態では、流体分配手段(3)は、開口手段(11)が流体分配手段(3)を通って通過できるようにサイズ決定された少なくとも1つの開口(9)を備え得る。
代替的実施形態では、シャーシ自体が開口手段として機能し得る。このような実施形態では、シャーシは、例えば、その垂直軸の周りを回転させるか、又は中空ハンドル上で垂直方向に押し下げられ、例えば、その両方によりハンドル(10)の分配孔の密封部を破ってもよい。
更に別の代替実施形態では、開口手段は、密封部を破る又は穿孔するように設計された器具など、除毛及び流体適用装置(1)に対する別個の構成要素として設けられてもよい。
ハンドルの首部分
1つの好ましい実施形態では、中空ハンドルは、そのハンドルから延在する首部分(19)が更に設けられた本体(20)を備える。首部分(19)が存在することにより、改善された流体の流れ制御が可能になり、また、シャーシとの連結が改善され得る。密封された分配孔が、ハンドルの本体部分に配置されてもよく、又は好ましくは、図3に示すように、流体分配手段に向かって首部分(19)に配置されてもよい。中空ハンドルの首部分(19)は、シャーシ(4)をハンドル(10)に取り付けるための任意の好適な上記によって、流体分配手段(3)及び除毛手段(2)を収容するシャーシ(4)に取り付けられてもよい。
1つの好ましい実施形態では、中空ハンドルは、そのハンドルから延在する首部分(19)が更に設けられた本体(20)を備える。首部分(19)が存在することにより、改善された流体の流れ制御が可能になり、また、シャーシとの連結が改善され得る。密封された分配孔が、ハンドルの本体部分に配置されてもよく、又は好ましくは、図3に示すように、流体分配手段に向かって首部分(19)に配置されてもよい。中空ハンドルの首部分(19)は、シャーシ(4)をハンドル(10)に取り付けるための任意の好適な上記によって、流体分配手段(3)及び除毛手段(2)を収容するシャーシ(4)に取り付けられてもよい。
首部分(19)は、本体(20)の上端から延在する本体(20)の幅の中央に実質的に配置することが好ましい。代替的構成は、首部分(19)が中央からずれているか、又は本体(20)の上方角縁部のうちの1つに向かって配置されている実施形態を含む。
首部分(19)は、任意の好適な形状を有してもよく、また、対称又は非対称であってもよく、好ましくは、開口に向かう流体の流れを増大するように選択される。首部分(19)は、実質的に直線状の側面又は湾曲した側面を有してもよく、これらの側面は実質的に垂直であるか、又は傾斜していてもよく、リザーバから出る流体を送り込む(funneling)のを助けるテーパ状の首部分を提供する。
首部分は、シャーシ(4)の一部分を通って流体分配手段(3)に向かって延在してもよい。典型的には、首部分(19)は、シャーシ(4)の液体経路内チャネルに延在してもよく、更により好ましくは、その中の開口を介して、流体分配手段(3)の内部、又は流体分配手段(3)上、又は流体分配手段(3)を通って、少なくとも一部分延在してもよく、それによってハンドル(10)、シャーシ(4)及び流体分配手段(3)の間に流体経路が形成される。開口手段は、存在する場合には首部分(19)内に配置されてもよい。
キャップ/カバー
除毛及び流体適用装置は、複数回使用する実施形態では、使用前、使用中及び使用後に、除毛手段及び/又は流体分配手段を保護するために、キャップ(複数可)及び/又はカバー(複数可)及び/又は使い捨て式密封部又は剥離ライナーを更に備え得る。フローラップ(flow wrap)などの任意の好適なキャップ又は密封部を使用してもよい。カバーは、更に、装置を完全に覆い、取り囲むことができる。
除毛及び流体適用装置は、複数回使用する実施形態では、使用前、使用中及び使用後に、除毛手段及び/又は流体分配手段を保護するために、キャップ(複数可)及び/又はカバー(複数可)及び/又は使い捨て式密封部又は剥離ライナーを更に備え得る。フローラップ(flow wrap)などの任意の好適なキャップ又は密封部を使用してもよい。カバーは、更に、装置を完全に覆い、取り囲むことができる。
一実施形態では、キャップは、図7a及び図7bに示すように、流体リザーバ孔のストッパインサートなどの密封手段を提供することができる。このような実施形態では、キャップには、ハンドルの孔に、又は流体経路に沿ったある点に流体分配手段から流体経路を密封する伸長ストッパが設けられている。別の実施形態では、キャップ又はカバーが開口手段を提供してもよい。
流体
リザーバは、スキンケア及び/若しくはシェービングケア活性剤、並びに/又は除毛若しくは脱毛組成物を含み得る液体、ゲル又はペーストを含む。本組成物は、水性、油中水型又は水中油型エマルジョンであってもよい。
リザーバは、スキンケア及び/若しくはシェービングケア活性剤、並びに/又は除毛若しくは脱毛組成物を含み得る液体、ゲル又はペーストを含む。本組成物は、水性、油中水型又は水中油型エマルジョンであってもよい。
除毛装置に使用する組成物を選択する場合、分配された後に皮膚又はかみそりから流出しないように十分に濃く、粘性のある組成物を選択することが特に望ましいことが分かっている。更に、流体分配除毛装置で使用するには、これに限定されないが、剃毛前の毛を水和すること、除毛プロセス中皮膚を濡らすこと、剃毛中摩擦を減少させるために皮膚を滑らかにすることなど、保湿組成物を濡らすことが複数の利点を可能にするために望ましい。当業者であれば、濡らすことには、流体分配装置と皮膚との間で、滑りを増大し、摩擦を低減するために、皮膚若しくは毛を水和すること、又は皮膚及び/若しくは毛を遮蔽すること、又は皮膚若しくは毛を滑らかにすることを含んでもよいことは理解されよう。
水
本発明の剃毛ケア組成物は、水を含む。一実施形態では、剃毛ケア組成物は、少なくとも約30重量%の水を含む。代替の実施形態では、剃毛ケア組成物は、少なくとも約40重量%の水を含む。代替的実施形態では、剃毛ケア組成物は、少なくとも約50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、更により好ましくは少なくとも80重量%、更により好ましくは少なくとも90重量%の水を含む。高レベルの水を有する組成物では、適用するため、又は適用後に皮膚から本組成物を除去するために追加の水源を必要とせずに装置を使用することができる。
本発明の剃毛ケア組成物は、水を含む。一実施形態では、剃毛ケア組成物は、少なくとも約30重量%の水を含む。代替の実施形態では、剃毛ケア組成物は、少なくとも約40重量%の水を含む。代替的実施形態では、剃毛ケア組成物は、少なくとも約50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、更により好ましくは少なくとも80重量%、更により好ましくは少なくとも90重量%の水を含む。高レベルの水を有する組成物では、適用するため、又は適用後に皮膚から本組成物を除去するために追加の水源を必要とせずに装置を使用することができる。
親油性皮膚コンディショニング剤
本発明の剃毛ケア組成物は、1種以上の親油性皮膚コンディショニング剤を含んでもよい。皮膚コンディショニング剤の濃度レベルは、単独又は集合的に基本組成物の約1重量%〜約50重量%、好ましくは約10重量%〜約40重量%、より好ましくは約13重量%〜約30重量%の範囲のいずれかであり得る。例示の皮膚コンディショニング剤として、アルキルエーテル、鉱油、イソパラフィン、C20超の水素添加ポリイソブテンからなる群から選択される炭化水素、高分子炭化水素、エステル、エーテル、及びシリコーン、並びに、分岐鎖C16〜C22アルキル鎖、及び直鎖又は分岐鎖C1〜C6アルキル鎖からなるモノアルキル基、で構成されるエステルが挙げられる。いくつかの好ましい皮膚コンディショニング剤としては、イソステアリン酸誘導体、例えば、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、PPG−15ステアリルエーテル、ペトロラタム、ジメチコーン、及びジメココノール、及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の剃毛ケア組成物は、1種以上の親油性皮膚コンディショニング剤を含んでもよい。皮膚コンディショニング剤の濃度レベルは、単独又は集合的に基本組成物の約1重量%〜約50重量%、好ましくは約10重量%〜約40重量%、より好ましくは約13重量%〜約30重量%の範囲のいずれかであり得る。例示の皮膚コンディショニング剤として、アルキルエーテル、鉱油、イソパラフィン、C20超の水素添加ポリイソブテンからなる群から選択される炭化水素、高分子炭化水素、エステル、エーテル、及びシリコーン、並びに、分岐鎖C16〜C22アルキル鎖、及び直鎖又は分岐鎖C1〜C6アルキル鎖からなるモノアルキル基、で構成されるエステルが挙げられる。いくつかの好ましい皮膚コンディショニング剤としては、イソステアリン酸誘導体、例えば、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、PPG−15ステアリルエーテル、ペトロラタム、ジメチコーン、及びジメココノール、及びこれらの混合物が挙げられる。
一実施形態では、2つ以上の炭化水素相が、乳化に先立ってプレブレンドされる。かかる成分のプレブレンドが、肌触りの改善につながり得ることが分かっている。例は、鉱油又はパルミチン酸イソプロピルとブレンドされたペトロラタムを含む。
皮膚コンディショニング剤はまた、本明細書で提供される組成物の摩擦係数を低下させるのに役立ち得る。摩擦が低減することにより、かみそり刃などの除毛装置を皮膚に1回以上接触させることから生じ得る皮膚の刺激の可能性を抑えることができる。これに関連する皮膚コンディショニング剤の使用はまた、剃毛調整物に含まれる潤滑剤の種類及び濃度レベルに関して、調合物の柔軟性を可能にし得る。
本発明の一実施形態では、分散した相の皮膚コンディショナーの粒径は、分散した相の質量の95%であり、20マイクロメートル未満、好ましくは15マイクロメートル未満、より好ましくは10マイクロメートル未満、最も好ましくは5マイクロメートル未満の平均粒径を有する。粒径は、Horiba粒径分析器を使用して測定され、D50値として報告される。理論に束縛されるものではないが、特に剃毛組成物がかみそりの刃の前に配置されている場合の剃毛中、又は組成物が皮膚に付着しているときのかみそりの再ストローク時に、分散した相の皮膚コンディショナーが皮膚に保持されるために、より小さい粒径が非常に重要である。皮膚は平面ではなく、小さい粒子ほど大きい粒子より簡単に皮膚の凹部内、及び毛嚢周りに付着して残留し得ることが認識されている。
増粘剤
流体組成物は、組成物の約0.1重量%〜約5重量%、あるいは約0.1重量%〜約4重量%、あるいは約0.25重量%〜約3重量%の1種以上の増粘剤を含んでもよい。
流体組成物は、組成物の約0.1重量%〜約5重量%、あるいは約0.1重量%〜約4重量%、あるいは約0.25重量%〜約3重量%の1種以上の増粘剤を含んでもよい。
増粘剤の非限定的なクラスとしては、カルボン酸ポリマー、架橋ポリアクリレートポリマー、ポリアクリルアミドポリマー、多糖類、粘土及びガム、並びに適宜これらの混合物から選択されるものが挙げられる。一実施形態では、本明細書の組成物として、カルボン酸ポリマー、架橋ポリアクリレートポリマー、ポリアクリルアミドポリマー、多糖類、及びこれらの混合物から選択される、より好ましくはカルボン酸ポリマー、ポリアクリルアミドポリマー、多糖類、及びこれらの混合物から選択される、増粘剤が挙げられる。
好ましい増粘剤/懸濁化剤は、溶液内にあるときにずり減粘になる、電解質感応性ポリマーを含む。ずり減粘は、液体の延展及び吸い上げを容易にする特性である。電解質感応性ポリマーが、所望の性能プロファイルを有することを発見した。理論に束縛されるものではないが、電解質感応性ポリマーは、皮膚に残った残留性の界面活性剤又は電解質と相互作用し、かみそり及び皮膚表面に延展するための潤滑剤及び/又は懸濁したコンディショニング剤を放出する。好ましい電解質感応性ポリマーとしては、ポリアクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー、アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー、ポリアクリル酸アンモニウム、アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン酸/ジメチルアクリルアミドクロスポリマー、Seppicから購入可能なヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー、又はLubrizolから購入可能なUltrez 10、Carbopol 934、Carbopol 980、及びETD 2050などのカルボン酸ポリマー(カルボマー)、又はClariantから購入可能なアクリロイルジメチルタウリン酸アンモニウム/VPコポリマー、アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム/VPコポリマー、アクリロイルジメチルタウリン酸アンモニウム/メタクリル酸ベヘネス−25クロスポリマーが挙げられるが、これらに限定されない。最も好ましい電解質感受性ポリマーはSepigel 305(ポリアクリルアミド&C13−14イソパラフィン&ラウレス−7)として入手可能なポリアクリルアミドである。
乳化剤
流体組成物は、本組成物の約0.1重量%〜約20重量%、あるいは約0.5重量%〜約15重量%、あるいは約1.0重量%〜約12重量%の1種類以上の乳化剤を含んでもよい。本明細書で使用するための乳化剤の非限定な例は、McCutcheon’s,Detergents and Emulsifiers,North American edition(1986)(Allured Publishing Corporationにより出版)、及びMcCutcheon’s,Functional Materials,North American Edition(1992)に開示されている。好ましい乳化剤は、非イオン性界面活性剤/乳化剤である。本明細書の非限定的な有用な乳化剤としては、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコシド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルコキシル化脂肪酸エステル、スクロースエステル、アルコキシル化脂肪族アルコール、アミンオキシド、及びこれらの混合物からなる群から選択されるものが挙げられる。最も好ましくは、アルコキシル化脂肪族アルコール、アルキルグルコシド、及びこれらの混合物である。
流体組成物は、本組成物の約0.1重量%〜約20重量%、あるいは約0.5重量%〜約15重量%、あるいは約1.0重量%〜約12重量%の1種類以上の乳化剤を含んでもよい。本明細書で使用するための乳化剤の非限定な例は、McCutcheon’s,Detergents and Emulsifiers,North American edition(1986)(Allured Publishing Corporationにより出版)、及びMcCutcheon’s,Functional Materials,North American Edition(1992)に開示されている。好ましい乳化剤は、非イオン性界面活性剤/乳化剤である。本明細書の非限定的な有用な乳化剤としては、アルキルグルコシド、アルキルポリグルコシド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルコキシル化脂肪酸エステル、スクロースエステル、アルコキシル化脂肪族アルコール、アミンオキシド、及びこれらの混合物からなる群から選択されるものが挙げられる。最も好ましくは、アルコキシル化脂肪族アルコール、アルキルグルコシド、及びこれらの混合物である。
一実施形態では、流体組成物は、約5%未満、又は約3%未満、又は約2%未満の1種以上の発泡性界面活性剤を含む。一実施形態では、流体は、発泡性界面活性剤を含まないか、又は実質的に含まない。発泡性界面活性剤は、水と混合し、機械的に攪拌されたとき又はその後に泡を発生する界面活性剤として定義される。発泡性界面活性剤は、アニオン性及び両性発泡性界面活性剤及びこれらの混合物を含む。アニオン性発泡性界面活性剤には、サルコシン酸塩、硫酸塩、スルホン酸塩、イセチオン酸塩、タウリン酸塩、リン酸塩、ラクチル酸塩、グルタミン酸塩、8〜24個の炭素を有する脂肪酸のアルカリ金属塩(すなわち石けん)、及びこれらの混合物を含む。
潤滑剤
流体組成物は、組成物の約0.1重量%〜約8重量%、あるいは約0.1重量%〜約5重量%、あるいは約0.2重量%〜約3重量%の1種以上の潤滑剤を使用してもよい。例示の潤滑剤としては、潤滑性水溶性ポリマー、非水溶性粒子、及びヒドロゲル形成(又は水膨張性)ポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。
流体組成物は、組成物の約0.1重量%〜約8重量%、あるいは約0.1重量%〜約5重量%、あるいは約0.2重量%〜約3重量%の1種以上の潤滑剤を使用してもよい。例示の潤滑剤としては、潤滑性水溶性ポリマー、非水溶性粒子、及びヒドロゲル形成(又は水膨張性)ポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。
有益な潤滑性水溶性ポリマーは、約300,000〜15,000,000ダルトンよりも大きい、好ましくは約1,000,000ダルトンを超える分子量を有してよい。好適な潤滑性水溶性ポリマーの非限定例としては、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、及びポリアクリルアミドが挙げられる。非限定の有益な非水溶性粒子としては、無機粒子又は有機ポリマー粒子を挙げてもよい。ヒドロゲル形成性ポリマーは、水中でおよそナノメートルスケールの組織化された3次元ドメインを形成する、典型的に親水性の高いポリマーである。追加のポリマー潤滑剤としては、ヒドロキシエチルセルロース及びヒドロキシプロピルセルロースなどのヒドロキシアルキルセルロースポリマー、カルボキシメチルセルロース、及びセルロースメチルエーテルのようなセルロース誘導体、並びに、例えばキサンタンガム、カラギーナンガム、グアーガム、ローカストビーンガム、及びヒドロキシプロピルグアーガムなどの多糖類ガムが挙げられる。
感覚剤
本発明の一実施形態では、組成物は、感覚剤、又は感覚剤の組み合わせを含んでもよい。感覚剤は、加熱又は冷却などの熱変化の感覚をもたらす材料であってもよい。出願人らは、この組成物を使用する感覚剤の添加が、長く続く皮膚感覚及び快適効果をもたらすことを発見した。非限定例としては、p−メタン−3,8−ジオール;イソプレゴール;メントキシプロパン−1,2−ジオール;クルクミン;酪酸メンチル;ジンジェロール;イシリン;メントール;ティーツリー油;サリチル酸メチル;樟脳;ペパーミント油;N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド;N−[4−(シアノメチル)フェニル]−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサン−カルボキサミド;エチル3−(p−メンタン−3−カルボキサミド)アセテート;2−イソプロピル−N,2,3−トリメチルブチルアミド;メントングリセロールケタール、及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の一実施形態では、組成物は、感覚剤、又は感覚剤の組み合わせを含んでもよい。感覚剤は、加熱又は冷却などの熱変化の感覚をもたらす材料であってもよい。出願人らは、この組成物を使用する感覚剤の添加が、長く続く皮膚感覚及び快適効果をもたらすことを発見した。非限定例としては、p−メタン−3,8−ジオール;イソプレゴール;メントキシプロパン−1,2−ジオール;クルクミン;酪酸メンチル;ジンジェロール;イシリン;メントール;ティーツリー油;サリチル酸メチル;樟脳;ペパーミント油;N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド;N−[4−(シアノメチル)フェニル]−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサン−カルボキサミド;エチル3−(p−メンタン−3−カルボキサミド)アセテート;2−イソプロピル−N,2,3−トリメチルブチルアミド;メントングリセロールケタール、及びこれらの混合物が挙げられる。
ゲルネットワーク
好ましくは、流体組成物はゲルネットワーク相を実質的に含まない。本明細書で使用するとき、用語「ゲルネットワーク」とは、少なくとも1種類の脂肪族両親媒性物質を含む、層状の、又は小胞性の固体結晶相を指す。本発明は、約3%未満、あるいは約1%未満、あるいは約0.5%未満の少なくとも1種類の脂肪族両親媒性物質を含む。ゲルネットワークは、これらの系のすすぎ特性を低減させることが分かっている。脂肪族アルコールゲルネットワークは、長年化粧用のクリーム及び毛髪コンディショナーに使用されてきた。ゲルネットワークは、脂肪族両親媒性物質(例えば、セチル又はステアリルアルコール)及び親水性相(例えば水)によって形成される再固化液晶ゲル相である。この相は、親水性相で融解後に再固化過程を経ることによって形成される。ゲルネットワークは典型的に、それ自体の脂肪族両親媒性物質の溶解温度よりも低い温度遷移を有する。
好ましくは、流体組成物はゲルネットワーク相を実質的に含まない。本明細書で使用するとき、用語「ゲルネットワーク」とは、少なくとも1種類の脂肪族両親媒性物質を含む、層状の、又は小胞性の固体結晶相を指す。本発明は、約3%未満、あるいは約1%未満、あるいは約0.5%未満の少なくとも1種類の脂肪族両親媒性物質を含む。ゲルネットワークは、これらの系のすすぎ特性を低減させることが分かっている。脂肪族アルコールゲルネットワークは、長年化粧用のクリーム及び毛髪コンディショナーに使用されてきた。ゲルネットワークは、脂肪族両親媒性物質(例えば、セチル又はステアリルアルコール)及び親水性相(例えば水)によって形成される再固化液晶ゲル相である。この相は、親水性相で融解後に再固化過程を経ることによって形成される。ゲルネットワークは典型的に、それ自体の脂肪族両親媒性物質の溶解温度よりも低い温度遷移を有する。
任意成分
流体ケア組成物は、追加の任意成分を更に含むことができる。好適な追加の任意成分としては、香料、防腐剤、キレート剤、感覚剤(メンソールなど)、落屑活性物質、抗アクネ剤、抗しわ/抗皮膚萎縮剤、老化防止剤/ラジカルスカベンジャー、フラボノイド、抗炎症剤、抗セルライト剤、表面麻酔剤、タンニング活性物質、皮膚美白剤、皮膚鎮静及び治癒活性物質、抗菌活性物質、日焼け止め活性物質、皮膚外観向上剤、湿潤剤、及び加湿剤(グリセリン、グリコール、ソルビットなど)、並びにその他同種類のものが挙げられる。かかる任意成分は、米国特許出願公開第11/367,918号(2006年3月3日出願)に詳細に記載されている。好ましい追加の任意成分としては、サリチル酸、乳白剤(雲母及び二酸化チタンなど)、香料、親水性コンディショニング剤(例えばグリセリンなど)、及び皮膚感覚剤(メントールなど)が挙げられる。
流体ケア組成物は、追加の任意成分を更に含むことができる。好適な追加の任意成分としては、香料、防腐剤、キレート剤、感覚剤(メンソールなど)、落屑活性物質、抗アクネ剤、抗しわ/抗皮膚萎縮剤、老化防止剤/ラジカルスカベンジャー、フラボノイド、抗炎症剤、抗セルライト剤、表面麻酔剤、タンニング活性物質、皮膚美白剤、皮膚鎮静及び治癒活性物質、抗菌活性物質、日焼け止め活性物質、皮膚外観向上剤、湿潤剤、及び加湿剤(グリセリン、グリコール、ソルビットなど)、並びにその他同種類のものが挙げられる。かかる任意成分は、米国特許出願公開第11/367,918号(2006年3月3日出願)に詳細に記載されている。好ましい追加の任意成分としては、サリチル酸、乳白剤(雲母及び二酸化チタンなど)、香料、親水性コンディショニング剤(例えばグリセリンなど)、及び皮膚感覚剤(メントールなど)が挙げられる。
流体組成物は、サリチル酸、その異性体、互変異性体、塩、及びこれらの誘導体を含み得る。あるいは、組成物は、約0.001%〜約5%のサリチル酸を含む。あるいは、組成物は、約0.01%〜約2%のサリチル酸を含む。あるいは、組成物は、約0.1%〜約1%のサリチル酸を含む。理論に束縛されるものではないが、サリチル酸は皮膚上のアクネ治療に有効であると考えられる。更に、サリチル酸は、皮膚上のアクネの存在を治療及び/又は軽減する機能がある。本発明の剃毛ケア組成物によるかかる治療は、かみそりを介して皮膚に剃毛ケア組成物を適用することと、剃毛ケア組成物で治療された皮膚を剃毛することと、を伴う。
サリチル酸の誘導体としては、CH3基が個別に又は組み合わされてアミド類、エステル類、アミノ基類、アルキル類、及びアルコールエステル類によって置換されたあらゆる化合物が挙げられるが、これらに限定されない。サリチル酸の互変異性体は、互いに容易に変化でき、そのため通常は平衡状態で存在する、サリチル酸の異性体である。したがって、サリチル酸の互変異性体は、化学式C7H6O3を有すると記載することができ、一般にサリチル酸と類似の構造を有する。
本発明の組成物は、約0.001%〜約5%、あるいは約0.01%〜約2%、あるいは約0.1%〜約1%の、α−又はβ−ヒドロキシ酸、並びにその誘導体、塩、異性体、及びそれらの互変異性体を含み得る。α−及びβ−ヒドロキシ酸の非限定的な例としては、α−ヒドロキシ酪酸、α−ヒドロキシイソ酪酸、α−ヒドロキシイソカプロン酸、α−ヒドロキシイソ吉草酸、アトロ乳酸、β−ヒドロキシ酪酸、β−フェニル乳酸、β−フェニルピルビン酸、クエン酸ピルビン酸エチル(citric acid ethyl pyruvate)、ガラクツロン酸、グルコヘプトン酸、グルコヘプトノ−1,4−ラクトン、グルコン酸、グルクロノラクトングルクロン酸、グルクロノラクトン、グリコール酸、ピルビン酸イソプロピル、乳酸、リンゴ酸、マンデル酸(amndelic acid)、ピルビン酸メチル(emthyl pyruvate)、粘液酸、ピルビン酸、サッカリン酸、サッカリン酸1,4−ラクトン、酒石酸、タルトロン酸、及びこれらの混合物が挙げられる。
乳白剤は、本発明の剃毛ケア組成物に添加されてよい。乳白剤は、無機又は有機化合物であってよい。無機乳白剤としては、例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、雲母若しくは被覆雲母(チタン、スズ、若しくは鉄の酸化物、又はオキシ塩化ビスマスによる)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、オキシ塩化ビスマス、又はその他のミネラルが挙げられる。これらの化合物は、粉末、分散体、又は複合体として添加され得る。有機乳白剤としては、例えば、不透明乳濁液(例えば、スチレン/PVPコポリマー、ビニルポリマー、又はラテックスを含む)、1分子当たり14〜20の炭素原子を含むアミンの金属塩、1分子当たり14〜20の炭素原子を含むアルカノールアミド、1分子当たり14〜20の炭素原子を含む有機アルコール、ステアリン酸、グリコールモノ−又はジステアレート、プロピレングリコール及びグリセロールモノステアレート、並びにパルミチン酸の不溶性塩が挙げられる。これらの乳白剤の混合を使用してもよい。不透明化添加剤は、組成物の約1重量%〜約6重量%、好ましくは約2重量%〜約5重量%の量で典型的に含まれる。
流体組成物は、硫化塩、チオグリコール、チオグリセロール、チオグリコリド、チオグリコールヒドラジドチオグリコール酸、チオグリコール酸塩(例えばカリウム、カルシウム及びアンモニウム)、チオサリチル酸、チオリンゴ酸、アンモニウムチオ乳酸、システイン及びシステアミンなどのあらゆるケラチン還元剤を含む脱毛活性物質を含んでもよい。還元剤は、組成物の約0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.2重量%〜15重量%、より好ましくは0.5重量%〜10重量%の量で存在する。好ましくは、脱毛組成物は、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなどのpHを制御するための塩基、モノエタノールアミドなどのアンモニアアルカノールアミド及びこれらの混合物を更に含んでもよい。
キット
使い捨て式流体分配除毛装置は、単一の装置として提供されてもよく、又は本装置と、流体を含む少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つの追加の密封されたハンドルを含むキットとして提供されてもよい。追加のハンドルは、装置の元のハンドルとサイズ及び組成が実質的に同一であってもよく、又は異なるサイズ及び/若しくは組成であってもよい。異なる流体を含む複数のハンドルを設けることにより、消費者は特定の必要性に応じてハンドルを選択することができる。追加の交換用ハンドル又は再充填用ハンドルは、装置とは独立して提供されてもよい。別の実施形態では、キットはまた、シャーシに取り付け可能なかみそりカートリッジなど、1つ以上の交換用除毛装置を提供することができる。あるいは、このような交換用除毛装置は、装置及び/又はそのキットとは独立して提供されてもよい。
使い捨て式流体分配除毛装置は、単一の装置として提供されてもよく、又は本装置と、流体を含む少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つの追加の密封されたハンドルを含むキットとして提供されてもよい。追加のハンドルは、装置の元のハンドルとサイズ及び組成が実質的に同一であってもよく、又は異なるサイズ及び/若しくは組成であってもよい。異なる流体を含む複数のハンドルを設けることにより、消費者は特定の必要性に応じてハンドルを選択することができる。追加の交換用ハンドル又は再充填用ハンドルは、装置とは独立して提供されてもよい。別の実施形態では、キットはまた、シャーシに取り付け可能なかみそりカートリッジなど、1つ以上の交換用除毛装置を提供することができる。あるいは、このような交換用除毛装置は、装置及び/又はそのキットとは独立して提供されてもよい。
特定の実施形態
本発明は、ここで、本発明の特定の実施形態を参照して更に説明される。図1a及び1bは、本発明の第1の実施形態の正面及び後面斜視図を説明する。図2はその分解図、図3はその断面図、及び図4はその分解断面図を示す。この第1の実施形態は、装置(1)の正面(7)の上部(5)に配置されたハウジング内に設けられた少なくとも1つのかみそり刃を有する除毛手段(2)を備える。流体分配手段(3)は、背面(8)の上部(5)に配置されている。流体分配手段(3)は、上部(5)の背面(8)の全幅に実質的に延在するスポンジを含む。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、それらが実質的に直径方向に対向し、それぞれの皮膚接触面に面するように所定の位置に配置されている。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、シャーシ(4)に取り付けられている。シャーシ(4)は、射出オーバーモールドから形成されたハンドル(10)の首部分(19)のねじ山を介して、中空ハンドル(10)を形成するシームレス押出し管に取り外し可能に取り付けられている。中空ハンドル(10)は、開口時に流体分配手段(3)と液体連通している密封された分配孔(12)を有する。中空ハンドルリザーバ(10)には、タブ開口手段(11)が設けられている。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、装置の使用者によって容易に取り外し可能な剥離層開口手段(13)(図示せず)によって密封され、保護されている。
本発明は、ここで、本発明の特定の実施形態を参照して更に説明される。図1a及び1bは、本発明の第1の実施形態の正面及び後面斜視図を説明する。図2はその分解図、図3はその断面図、及び図4はその分解断面図を示す。この第1の実施形態は、装置(1)の正面(7)の上部(5)に配置されたハウジング内に設けられた少なくとも1つのかみそり刃を有する除毛手段(2)を備える。流体分配手段(3)は、背面(8)の上部(5)に配置されている。流体分配手段(3)は、上部(5)の背面(8)の全幅に実質的に延在するスポンジを含む。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、それらが実質的に直径方向に対向し、それぞれの皮膚接触面に面するように所定の位置に配置されている。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、シャーシ(4)に取り付けられている。シャーシ(4)は、射出オーバーモールドから形成されたハンドル(10)の首部分(19)のねじ山を介して、中空ハンドル(10)を形成するシームレス押出し管に取り外し可能に取り付けられている。中空ハンドル(10)は、開口時に流体分配手段(3)と液体連通している密封された分配孔(12)を有する。中空ハンドルリザーバ(10)には、タブ開口手段(11)が設けられている。除毛手段(2)及び流体分配手段(3)は、装置の使用者によって容易に取り外し可能な剥離層開口手段(13)(図示せず)によって密封され、保護されている。
図5a、図5b及び図5cは、本発明の第2、第3及び第4の実施形態の断面を示す。除毛手段及び流体分配手段は、除毛手段の法線及び流体分配の法線(Nhr及びNfa)の間のそれぞれ鋭角、90°及び180°に配置されている。
図6a及び図6bは、シャーシ流体チャネル(25)がハンドル(10)の内部空洞(24)内に延在する本発明の第5の実施形態(除毛手段は図示せず)の部分分解断面図及び断面図を示す。
図7a及び図7bは、ハンドルの孔及び分配手段の孔がストッパインサートで密封されている本発明の第6の実施形態(除毛手段は図示せず)の部分断面図を示す。
使用方法
本発明の除毛及び流体分配装置は、効果的に身体から除毛する簡単で便利な方法を提供する。消費者は、典型的には、除毛手段又は流体分配手段を保護するために存在するあらゆるキャップ層又は剥離層を除去する。次いで、消費者は、ハンドルの孔を開口し、必要に応じてその孔から開口手段を取り除く。選択的に、消費者は、ハンドルから流体分配手段への流体の流れを容易にするためにハンドルに圧力を加えることができる。次に、消費者は、処理される皮膚表面上に流体分配手段を置き、流体分配手段が任意で図11に示すような使用中の撓ませ位置になるように力を加え、分配手段を使用して流体を処理される表面に適用する。次いで、本装置を回転させ、消費者が任意で力を加えると、除毛手段が任意で使用中の撓ませ位置になり、除毛するために除毛装置を同じ表面に適用する。次いで、所望の除毛が達成されるまで、同じ又は追加の表面上でこのプロセスを繰り返す。更に、消費者は、除毛ステップ後に同じ表面上に流体分配手段を位置付けて適用し、皮膚表面からあらゆる細片又は過剰組成物を回収及び除去し、かつ/又は皮膚にリーブオン配合物を提供することができる。あるいは、消費者は、流体分配手段の前に、最初に除毛手段を利用してもよい。これらは、アフターシェーブ組成物を送達するために使用されてもよい。本発明の除毛及び流体分配装置は、機能を果たすにあたって水源を必要とせず、特に皮膚を濡らす必要がないか、又は任意の剃毛前組成物及び/又は剃毛後組成物を適用する必要がない。更に、この装置は、使用後のいかなるすすぎ洗いも必要としない。それにもかかわらず、水が利用可能な状況では、消費者は、流体適用及び除毛プロセスの前後又はその間に水を利用してもよい。装置が複数回使用を意図している場合、使用者は、使用後、キャップが存在する場合にはキャップを交換する前、及び水が利用できる場合、若しくはその後の時点では、装置を保管する前にすすぎ洗いを行うことを考えるであろう。こうして、装置を再び使用することができる。
本発明の除毛及び流体分配装置は、効果的に身体から除毛する簡単で便利な方法を提供する。消費者は、典型的には、除毛手段又は流体分配手段を保護するために存在するあらゆるキャップ層又は剥離層を除去する。次いで、消費者は、ハンドルの孔を開口し、必要に応じてその孔から開口手段を取り除く。選択的に、消費者は、ハンドルから流体分配手段への流体の流れを容易にするためにハンドルに圧力を加えることができる。次に、消費者は、処理される皮膚表面上に流体分配手段を置き、流体分配手段が任意で図11に示すような使用中の撓ませ位置になるように力を加え、分配手段を使用して流体を処理される表面に適用する。次いで、本装置を回転させ、消費者が任意で力を加えると、除毛手段が任意で使用中の撓ませ位置になり、除毛するために除毛装置を同じ表面に適用する。次いで、所望の除毛が達成されるまで、同じ又は追加の表面上でこのプロセスを繰り返す。更に、消費者は、除毛ステップ後に同じ表面上に流体分配手段を位置付けて適用し、皮膚表面からあらゆる細片又は過剰組成物を回収及び除去し、かつ/又は皮膚にリーブオン配合物を提供することができる。あるいは、消費者は、流体分配手段の前に、最初に除毛手段を利用してもよい。これらは、アフターシェーブ組成物を送達するために使用されてもよい。本発明の除毛及び流体分配装置は、機能を果たすにあたって水源を必要とせず、特に皮膚を濡らす必要がないか、又は任意の剃毛前組成物及び/又は剃毛後組成物を適用する必要がない。更に、この装置は、使用後のいかなるすすぎ洗いも必要としない。それにもかかわらず、水が利用可能な状況では、消費者は、流体適用及び除毛プロセスの前後又はその間に水を利用してもよい。装置が複数回使用を意図している場合、使用者は、使用後、キャップが存在する場合にはキャップを交換する前、及び水が利用できる場合、若しくはその後の時点では、装置を保管する前にすすぎ洗いを行うことを考えるであろう。こうして、装置を再び使用することができる。
好ましい実施形態では、一旦内容物を使い切るとハンドルを交換できる。使用されたハンドルは、シャーシ及び除毛手段及び流体分配手段(典型的にはこれらはシャーシによって所定の位置に維持されている)から簡単に分離し、続いて廃棄されてもよい。その後、空のハンドルは、シャーシに取り付けられ、完全密封されたハンドルに交換してもよい。このような構成はまた、装置の構成部品をリサイクルできる。同様に、シャーシに取り付け可能に取り付けられている場合には、除毛手段及び/又は流体分配手段を取り外して、必要に応じて交換するか、あるいはシャーシ除毛手段及び流体分配手段は、ハンドルから取り外して交換することができる。これにより、消費者の複数回の使用を意図した容積を有するハンドルの特定の有用性が見出される。
Claims (15)
- 流体を内部に収容し、かつ吐出するための可撓性中空ハンドル(10)と、除毛手段(2)と、流体分配手段(3)と、前記中空ハンドル(10)、前記除毛手段(2)、及び前記流体分配手段(3)を互いに連結するためのシャーシ(4)と、を有する、除毛及び流体適用装置(1)であって、前記中空ハンドル(10)が前記シャーシ(4)に取り外し可能に取り付けられ、前記除毛手段(2)及び流体分配手段(3)が互いに独立して使用されるように、前記除毛手段(2)及び前記流体分配手段(3)が実質的に所定の位置で前記シャーシに取り付けられている、装置。
- 前記装置が、密封された分配開口部(12)を有する、請求項1に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記中空ハンドル(10)が、前記シャーシ(4)と液体連通している、請求項1又は2に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記シャーシが、流体チャネル(25)を備える、請求項3に記載の除毛装置。
- 前記除毛手段(2)及び前記流体分配手段(3)のうちの少なくとも1つが、前記シャーシ(4)に永久的に取り付けられ、好ましくは、前記除毛手段(2)及び前記流体分配手段(3)の両方が、前記シャーシ(4)に永久的に取り付けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記除毛手段(2)及び前記流体分配手段(3)の各々が、それぞれの皮膚接触面を有し、前記除毛手段(2)の前記皮膚接触面は、前記流体分配手段(3)の皮膚接触面と実質的に反対の方向に位置付けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 開口手段(11)を更に備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記開口手段(11)が、タブ(24)、スレッド、又はストリングを含む、請求項6に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記除毛手段(2)が、少なくとも1つの刃、好ましくは刃及びハウジングを備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記流体分配手段(3)が、連続気泡発泡体又は独立気泡発泡体である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記ハンドル(10)が、前記流体分配手段(3)と流体連通し、前記流体分配手段(3)が、前記ハンドル(10)及びシャーシ(4)と流体連通している少なくとも1つの開口部(9)を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記装置(1)が、好ましくは、前記除毛手段(2)及び/又は前記流体分配手段(3)の少なくとも1つを覆うように、着脱可能なカバー(14)又は剥離ライナー(13)を更に備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 前記中空ハンドル(10)が、少なくとも80重量%の水と、0.1重量%〜5重量%の増粘剤とを含む流体組成物を収容する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)。
- 皮膚表面を請求項1に記載の装置(1)の前記除毛手段(2)又は流体分配手段(3)に接触させるステップと、前記装置(1)に力を加えるステップとを含む、流体を分配し、除毛する方法。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載の除毛及び流体適用装置(1)と、流体が充填された、少なくとも1つの追加の密封中空ハンドルと、任意で少なくとも1つの追加の除毛手段とを備える、除毛及び流体分配キット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP15174581.7A EP3112101B1 (en) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | A disposable fluid dispensing hair removal device |
EP15174581.7 | 2015-06-30 | ||
PCT/US2016/039480 WO2017003896A1 (en) | 2015-06-30 | 2016-06-27 | Disposable fluid dispensing hair removal device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018518324A true JP2018518324A (ja) | 2018-07-12 |
Family
ID=53491425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017567345A Pending JP2018518324A (ja) | 2015-06-30 | 2016-06-27 | 使い捨て式流体分配除毛装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170001320A1 (ja) |
EP (1) | EP3112101B1 (ja) |
JP (1) | JP2018518324A (ja) |
CN (1) | CN107872996A (ja) |
BR (1) | BR112017028244A2 (ja) |
CA (1) | CA2990186A1 (ja) |
MX (1) | MX2017017189A (ja) |
WO (1) | WO2017003896A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102186641A (zh) * | 2008-10-17 | 2011-09-14 | 吉列公司 | 可进行流体分配的毛发移除装置 |
US8887369B2 (en) * | 2011-12-09 | 2014-11-18 | The Gillette Company | Personal-care appliance and method of assembly |
MX2018011989A (es) | 2016-04-01 | 2019-02-13 | Procter & Gamble | Composiciones para el cuidado bucal que contienen una fase de red de gel. |
US20180194027A1 (en) * | 2017-01-06 | 2018-07-12 | Ron Tews | Disposable shaver system and method |
US10800058B2 (en) * | 2017-01-17 | 2020-10-13 | The Gillette Company Llc | Method of manufacturing a liquid dispensing shaving razor |
USD839477S1 (en) * | 2017-04-18 | 2019-01-29 | The Gillette Company Llc | Shaving razor |
US11141873B2 (en) * | 2017-04-18 | 2021-10-12 | The Gillette Company Llc | Shaving razor system |
US20190084169A1 (en) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | Little Acorn Shave Company Inc. | Razor handle |
EP3708314B1 (en) * | 2018-03-30 | 2021-12-15 | The Gillette Company LLC | Shaving razor handle |
GB2576698B (en) * | 2018-08-04 | 2021-09-08 | Gwilt Paul | A device for shaving |
EP3670119A1 (en) * | 2018-12-19 | 2020-06-24 | Bic Violex S.A. | Inflatable razor |
US10952518B1 (en) | 2019-10-29 | 2021-03-23 | Ici Enterprises, Llc | Substance dispensing handle and container assemblies, substance dispensing handles, and personal care devices |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2300512A (en) * | 1940-06-22 | 1942-11-03 | Joseph N Landau | Shaving appliance |
DE1807236A1 (de) * | 1967-11-08 | 1969-08-07 | Thery Georges Emile | Mechanischer Rasierapparat |
US5564190A (en) * | 1995-12-05 | 1996-10-15 | Fleetwood; David P. | Combined shaver and shaving lubricant dispenser |
JP2012506727A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-22 | エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド | 安全かみそりのための交換用カートリッジ |
JP2014506803A (ja) * | 2010-10-27 | 2014-03-20 | ザ ジレット カンパニー | 非発泡性水和組成物を含む組成物分配装置 |
WO2015066486A1 (en) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | The Gillette Company | Shave care composition for a liquid dispensing razor |
Family Cites Families (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1673590A (en) * | 1928-06-12 | Combination shaving utensil | ||
DE2054667A1 (de) * | 1970-11-06 | 1972-05-10 | Henkel & Cie. GmbH, 4000 Düsseldorf | Verschluß für Klebstoffbehälter |
US3985146A (en) * | 1975-05-29 | 1976-10-12 | Lawrence Peska Associates, Inc. | Disposable shaving kit |
US4027985A (en) * | 1975-06-16 | 1977-06-07 | Loesser Iii Ernest W | Compressible dispensing container having piercing prongs |
US4129942A (en) * | 1977-09-12 | 1978-12-19 | Denizman Nejat H | Shaving implement |
US4314404A (en) * | 1980-02-20 | 1982-02-09 | Ruiz Rene A | Razor with pre-wetting or capillarizer system |
US4339876A (en) * | 1980-11-03 | 1982-07-20 | Davis Alton A | Shaving system and method |
USD281282S (en) * | 1983-07-05 | 1985-11-05 | Lazarus Wayne P | Razor assembly or the like |
US4716652A (en) * | 1983-10-05 | 1988-01-05 | John Cataudella | Disposable shaver |
US4625402A (en) * | 1985-04-22 | 1986-12-02 | Kavoussi James P | Aerosol shaving cream and razor |
US4635361A (en) * | 1985-06-07 | 1987-01-13 | Demars Robert | Disposable razor |
US4809432A (en) * | 1986-11-24 | 1989-03-07 | Shaverd Corp. | Disposable razor and emollient dispensing device |
CA2003921A1 (en) | 1989-11-15 | 1991-05-15 | Kevin M. Pritchard | Disposable razor with detachable gel packets |
US4977669A (en) * | 1990-01-24 | 1990-12-18 | Fountain Fresh, Inc. | Pocket shaver |
US5014427A (en) * | 1990-01-28 | 1991-05-14 | Byrne James C | Disposable shaver |
GB2248033A (en) * | 1990-08-25 | 1992-03-25 | Charles Ruppert | Shaving device |
US5871020A (en) * | 1997-05-22 | 1999-02-16 | Handsfree Applicators, Inc. | Application for medicinal therapeutic pharmaceutical and cosmetic preparation |
GB2342884A (en) * | 1998-10-23 | 2000-04-26 | Anita Casali | Razor with self-contained lubricant |
USD426917S (en) * | 1999-04-28 | 2000-06-20 | Hoke2 | Travel razor |
US20040016126A1 (en) | 2002-07-29 | 2004-01-29 | Deblois Bryan P. | Manually adjustable hair removal and skin lubrication |
AU2003282995A1 (en) * | 2002-11-06 | 2004-06-03 | Eveready Battery Company, Inc. | Shaving systems |
US8028417B1 (en) * | 2003-04-08 | 2011-10-04 | Handsfree Marketing, Inc. | Applicator head |
US8607458B2 (en) * | 2006-04-26 | 2013-12-17 | Handsfree Marketing, Inc. | Tube tool device |
US20080216321A1 (en) * | 2007-03-09 | 2008-09-11 | Eveready Battery Company, Inc. | Shaving aid delivery system for use with wet shave razors |
WO2009019521A1 (en) * | 2007-08-06 | 2009-02-12 | Ureczky Daniel | Razor handle for disposable razor |
CN101450486A (zh) * | 2007-12-07 | 2009-06-10 | 欧阳智广 | 喷液剃须刀 |
RU2012143857A (ru) | 2010-04-15 | 2014-05-20 | Дзе Жиллетт Компани | Устройство для удаления волос с дозированием текучего вещества |
DE102011117590A1 (de) | 2011-11-02 | 2013-05-02 | Waldemar Kalkov | Der abnehmbare Einwegcontainer W-2 mit dem Rasiergel für einen Rasierer. |
SG11201403029RA (en) | 2011-12-09 | 2014-07-30 | Gillette Co | Replaceable fluid dispensing cartridge |
US8887369B2 (en) * | 2011-12-09 | 2014-11-18 | The Gillette Company | Personal-care appliance and method of assembly |
US20130145625A1 (en) | 2011-12-09 | 2013-06-13 | Xiaolan Xu | Fluid dispensing shaving razor |
US20140366380A1 (en) * | 2013-06-17 | 2014-12-18 | The Gillette Company | Article For Carrying A Glide Member For Use With A Razor |
EP2962816A1 (en) * | 2014-06-30 | 2016-01-06 | The Gillette Company | Disposable fluid dispensing hair removal device |
EP2962817A1 (en) * | 2014-06-30 | 2016-01-06 | The Gillette Company | Disposable fluid dispensing hair removal device |
EP3112100B1 (en) * | 2015-06-30 | 2020-11-04 | The Gillette Company LLC | A portable disposable fluid dispensing hair removal device |
EP3112102B1 (en) * | 2015-06-30 | 2020-06-17 | The Gillette Company LLC | Disposable fluid dispensing hair removal device |
-
2015
- 2015-06-30 EP EP15174581.7A patent/EP3112101B1/en active Active
-
2016
- 2016-06-02 US US15/171,085 patent/US20170001320A1/en not_active Abandoned
- 2016-06-27 MX MX2017017189A patent/MX2017017189A/es unknown
- 2016-06-27 WO PCT/US2016/039480 patent/WO2017003896A1/en active Application Filing
- 2016-06-27 CA CA2990186A patent/CA2990186A1/en not_active Abandoned
- 2016-06-27 CN CN201680036797.8A patent/CN107872996A/zh active Pending
- 2016-06-27 BR BR112017028244A patent/BR112017028244A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2016-06-27 JP JP2017567345A patent/JP2018518324A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2300512A (en) * | 1940-06-22 | 1942-11-03 | Joseph N Landau | Shaving appliance |
DE1807236A1 (de) * | 1967-11-08 | 1969-08-07 | Thery Georges Emile | Mechanischer Rasierapparat |
US5564190A (en) * | 1995-12-05 | 1996-10-15 | Fleetwood; David P. | Combined shaver and shaving lubricant dispenser |
JP2012506727A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-22 | エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド | 安全かみそりのための交換用カートリッジ |
JP2014506803A (ja) * | 2010-10-27 | 2014-03-20 | ザ ジレット カンパニー | 非発泡性水和組成物を含む組成物分配装置 |
WO2015066486A1 (en) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | The Gillette Company | Shave care composition for a liquid dispensing razor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20170001320A1 (en) | 2017-01-05 |
EP3112101A1 (en) | 2017-01-04 |
CN107872996A (zh) | 2018-04-03 |
MX2017017189A (es) | 2018-05-17 |
EP3112101B1 (en) | 2021-09-22 |
CA2990186A1 (en) | 2017-01-05 |
WO2017003896A1 (en) | 2017-01-05 |
BR112017028244A2 (pt) | 2018-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3112101B1 (en) | A disposable fluid dispensing hair removal device | |
EP3112100B1 (en) | A portable disposable fluid dispensing hair removal device | |
EP2962817A1 (en) | Disposable fluid dispensing hair removal device | |
EP3112102B1 (en) | Disposable fluid dispensing hair removal device | |
RU2640510C2 (ru) | Композиция для ухода за кожей при бритье для бритвенного прибора с дозированием жидкости | |
BR112013010245B1 (pt) | Bomba para dispositivo de remoção de pêlos com dispensação de líquido | |
EP2962818B1 (en) | Disposable fluid dispensing hair removal device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190702 |