JP2018514142A - ビデオ符号化におけるパレットモードコンテキスト符号化、および、2値化の方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この出願は、2015年4月8日に出願された米国特許仮出願番号62/144529、2015年4月10日に出願された米国特許仮出願番号62/145578、2015年5月29日に出願された米国特許仮出願番号62/168151、2015年6月9日に出願された米国特許仮出願番号62/173030、2015年5月5日に出願されたPCT/CN2015/078269から、優先権を主張するものであり、その内容は引用によって本願に援用される。
このプロセスへの入力は、ピクチャの左上ルマサンプルに関連するサンプルを指定する現在のサンプル位置 ( xC, yC )である。
このプロセスの出力は、変数 ctxIncである。
Claims (14)
- ピクチャ中のブロックに用いるパレットインデックスマップデコーディング方法であって、
前記ピクチャ中のカレントブロックに関連する入力ビットストリームを受信する工程と、
前記カレントブロックのビットストリームから、符号化された第一構文要素、および、一つ以上の符号化された第二構文要素を解析する工程と、
一つ以上の第一コンテキストを有するコンテキストベースのエントロピー復号を用いて、前記符号化された第一構文要素を、第一構文要素に復号し、前記第一構文要素が、前記のカレントブロックの最新のランタイプモードを表す工程と、
前記一つ以上の第一コンテキストを有するコンテキストベースのエントロピー復号を用いて、前記の一つ以上の符号化された第二構文要素を、一つ以上の第二構文要素に復号し、前記一つ以上の第二構文要素が、前記カレントブロックの一つ以上のランタイプモードを表す工程、および、
前記カレントブロックの最新のランタイプモード、および、前記カレントブロックの前記一つ以上のランタイプモードを含む復号された情報にしたがって、パレット復号を前記カレントブロックに適用する工程、
を有することを特徴とする方法。 - 前記コンテキストベースのエントロピー復号は、コンテキスト適応2値化復号に対応し、前記一つ以上の第一コンテキストは、一単一コンテキストに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- ピクチャ中のブロックに用いるパレットインデックスマップ符号化の方法であって、
前記ピクチャ中のカレントブロックに関連する入力データを受信する工程と、
パレット符号化を前記カレントブロックに適用して、パレット符号化モードを用いて、前記カレントブロックの一つ以上の符号化されたシンボルを生成し、前記パレット符号化モードが、コピーインデックスモードおよびコピーアバブモードを含むランタイプモードを有する工程と、
一つ以上の第一コンテキストを有するコンテキストベースのエントロピー符号化を用いて、前記カレントブロックの最新のランタイプモードを表す第一構文要素を符号化する工程と、
前記一つ以上の第一コンテキストを有する前記コンテキストベースのエントロピー符号化を用いて、前記カレントブロックの一つ以上のランタイプモードを表す一つ以上の第二構文要素を符号化する工程、および、
前記カレントブロックのビットストリームで、前記第一構文要素の符号化第一構文要素、および、前記一つ以上の第二構文要素の一つ以上の符号化された第二構文要素をシグナリングする工程、
を有することを特徴とする方法。 - 前記コンテキストベースのエントロピー符号化は、コンテキスト適応2値化符号化に対応し、前記一つ以上の第一コンテキストは一単一コンテキストに対応することを特徴とする請求項3に記載の方法。
- ピクチャ中のブロックに用いるパレットインデックスマップデコーディング方法であって、
前記ピクチャ中のカレントブロックに関連する入力ビットストリームを受信する工程と、
分割操作またはテーブルルックアップ操作を用いずに、前記カレントブロックのパレットインデックスの最大可能値を特定する第一変数MaxPaletteIndex, からライスパラメータを導出する工程と、
パレット符号化を前記カレントブロックに適用することにより、前記入力ビットストリームから、前記カレントブロックに生成される一つ以上のコピーインデックスモードにシグナリングされる第一インデックス値の総数に関連する第一数に対応する符号化第一数を解析して、一つの第一インデックス値およびNランをシグナリングすることにより、前記コピーインデックスモードが、全てが一つの第一インデックス値を有するN連続インデックスを表し、且つ、Nが正の整数である工程と、
前記ライスパラメータで復号されるトランケーティドライスを、前記符号化第一数のプレフィックス部分に適用する工程を含む復号プロセスを適用することにより、前記符号化第一数から前記第一数をリカバーする工程、および、
パレット復号を適用して、前記第一数を有する情報を用いて、前記カレントブロックをリカバーする工程、
を有することを特徴とする方法。 - 前記ライスパラメータを前記第一変数から導出する前記工程は、 (2 + MaxPaletteIndex/M)に等しい前記ライスパラメータを割り当て、Mは、2の冪の整数で、MaxPaletteIndex/Mに関連する分割操作の必要性を回避することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記ライスパラメータを前記第一変数から導出する前記工程は、 (2 + (MaxPaletteIndex >> N))に等しい前記ライスパラメータを割り当て、Nは正の整数、且つ、“>>” は、右シフト操作に対応することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記ライスパラメータを前記第一変数から導出する前記工程は、 ((L + MaxPaletteIndex) >> N)に等しい前記ライスパラメータを割り当て、LとNは、正の整数、且つ、 “>>”は、右シフト操作に対応することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- ピクチャ中のブロックに用いられるパレットインデックスマップ符号化の方法であって、
前記ピクチャ中のカレントブロックに関連する入力データを受信する工程と、
パレット符号化を前記カレントブロックに適用して、コピーインデックスモードおよびコピーアバブモードを含むパレット符号化モードを用いて、前記カレントブロックの一つ以上の符号化されたシンボルを生成し、一つの第一インデックス値とN1ランをシグナリングすることにより、前記コピーインデックスモードは、全てが一つの第一インデックス値を有するN1連続インデックスを表し、および、N2ランをシグナリングすることにより、前記コピーアバブモードは、全て、画素上の対応するN2と同じ第二インデックス値を有するN2連続第二インデックス値を表し、且つ、N1とN2が、正の整数である工程と、
前記カレントブロックに生成される一つ以上のコピーインデックスモードにシグナリングされる第一インデックス値の総数に関連する第一数を識別する工程と、
分割操作またはテーブルルックアップ操作を用いずに、ライスパラメータを、前記カレントブロックのパレットインデックスの最大可能値を指定する第一変数から導出する工程、および、
前記ライスパラメータを有するトランケーティドライスコードを用いて、前記第一数を2値化して、プレフィックス部分を生成する工程、
を有することを特徴とする方法。 - 前記ライスパラメータを前記第一変数から導出する前記工程は、 (2 + MaxPaletteIndex/M)に等しい前記ライスパラメータを割り当て、Mは2の冪の整数で、MaxPaletteIndex/Mに関連する分割操作の必要を回避することを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記ライスパラメータを前記第一変数から導出する前記工程は、 (2 + (MaxPaletteIndex >> N))に等しい前記ライスパラメータを割り当て、Nは正の整数、且つ、 “>>”は右シフト操作に対応することを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記ライスパラメータを前記第一変数から導出する前記工程は、 ((L + MaxPaletteIndex) >> N)に等しい前記ライスパラメータを割り当て、LとNは、正の整数、且つ、 “>>”は、右シフト操作に対応することを特徴とする請求項9に記載の方法。
- ピクチャ中のブロックに用いられるパレットインデックスマップ符号化の方法であって、
前記ピクチャ中のカレントブロックに関連する入力ビットストリームを受信する工程と、
転置プロセスが、前記カレントブロックの関連するパレットインデックスに適用されるか否かを指定する第一構文要素を解析する工程と、
前記第一構文要素の後、前記カレントブロックのビットストリームの位置で、第二構文要素を解析して、前記カレントブロックの最新のランタイプモードを指定し、前記最新のランタイプモードが、前記カレントブロックの最新のランタイプが、コピーインデックスモードまたはコピーアバブモードであるかを指定し、および、前記カレントブロックが、コピーインデックスモードとコピーアバブモードを含むランタイムモードを有するパレット符号化モードを用いて符号化される工程、および、
前記カレントブロックの最新のランタイプモード、および、前記カレントブロックの前記一つ以上のランタイプモードを含む復号された情報にしたがって、パレット復号を前記カレントブロックに適用する工程、
を有することを特徴とする方法。 - ピクチャ中のブロックに用いられるパレットインデックスマップ符号化の方法であって、
前記ピクチャ中のカレントブロックに関連する入力データを受信する工程と、
パレット符号化を前記カレントブロックに適用して、パレット符号化モードを用いて、前記カレントブロックの一つ以上の符号化されたシンボルを生成し、前記パレット符号化モードは、コピーインデックスモードおよびコピーアバブモードを含むランタイプモードを有し、
転置プロセスが、前記カレントブロックの関連するパレットインデックスに適用されるか否かを指定する第一構文要素をシグナリングする工程、および、
前記第一構文要素の後、前記カレントブロックのビットストリームの位置で、第二構文要素をシグナリングして、前記カレントブロックの最新のランタイプモードを指定し、前記最新のランタイプモードが、カレントブロックの最新のランタイプが、前記コピーインデックスモードまたは前記コピーアバブモードであるか指定する工程、
を有することを特徴とする方法。
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