JP2018513960A - 蒸気重量率計測器 - Google Patents

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Abstract

蒸気重量率計測器は、流入口及び流出口を有した導管を備える。流入口と流出口との間の導管内には、ロッドが配設される。ロッドは、当該ロッドの外周面と導管の内周面との間に、環状流路を形成する。流入口とロッドの上流側端部との間の導管内には、混合機構が配設される。環状流路内には、間隙を設けて複数のセンサが配置される。それぞれのセンサは、環状流路を流動する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、概ね蒸気重量率計測器に関するものであり、具体的には、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する電極を備えた蒸気重量率計測器に関するものである。
蒸気は、加工処理産業では加熱用に用いられ、石油・ガス産業では炭化水素を回収するための圧入流体として用いられるのが一般的である。これらのような、蒸気流動の適用においては飽和蒸気が利用され、この飽和蒸気は、全てが気体または液体の状態のこともあるし、気体と液体とが混在することもある。熱力学の分野において、密度及び質量流量やエンタルピといった、飽和蒸気の特性を演算する際には、蒸気重量率が用いられる。このような熱力学の分野においては、飽和蒸気が、飽和蒸気圧及び飽和温度において液相と気相とが共存する均質な混成体であると仮定しているが、実際には、飽和蒸気が完全な混成状態となることは滅多にない。このため、流体をかき混ぜて均質と見なすことができるように、ベンチュリ管などの混合機構が用いられる。また、熱力学の分野では、実際の蒸気重量率を推定する。密度及び質量流量の演算は、多くの場合、蒸気重量率を1.0、即ち100%と仮定して行われる。しかしながら、0.9〜1.0の蒸気重量率の場合、蒸気重量率が1%低下する毎に、均質な蒸気の密度がおよそ1%増大する。蒸気重量率が更に低下していくと、蒸気重量率が1%低下する毎の密度の増加量は増大していく。従って、不正確な蒸気重量率の推定を行うと、質量流量を演算する際に大きな誤差が生じることになる。
一定の圧力において、気液混成蒸気の温度は、全ての気体が液体になるまで、または全ての液体が気体になるまで、飽和温度のままで一定となる。従って、温度と圧力とを計測するだけでは、蒸気重量率を求めることができない。このため、蒸気重量計測器は、光、キャパシタンス、インピーダンスなどの手法、またはそれ以外の方法を用いて、蒸気重量率を求めている。気液混成蒸気のキャパシタンスは、気液混成蒸気における液体の比率と共に変化する。気液混成蒸気の蒸気重量率は、水平な導管部内を蒸気が通過する際に、微細な液滴が気体中に均一に浮遊する状態にあるとの仮定のもとで求められる。液滴の均一な分散を得るためには、混合機構(ベンチュリ管、ノズル、多孔板、攪拌機構、またはそれ以外の同様の部材など)が用いられる。しかしながら、気液混成蒸気が導管部を流動する際、液滴は、導管部の底部に不均一に滞留するか、または管路部の下流側端部の方に集まる可能性がある。既存の蒸気重量率計測器は、液滴の滞留や偏りが考慮されていない。
蒸気重量率計測器は、流入口及び流出口を有した導管を備える。流入口と流出口との間の導管内には、ロッドが配設される。ロッドは、当該ロッドの外周面と導管の内周面との間に環状流路を形成する。流入口とロッドの上流側端部との間の導管内には、混合機構が配設される。環状流路内には、間隙を設けて複数のセンサが配置される。それぞれのセンサは、環状流路を流動する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。
蒸気重量率計測方法は、導管の流入口から当該導管内に蒸気を導く工程と、蒸気を均質化する工程と、導管の流出口に向けて環状流路に蒸気を流動させる工程とを備える。蒸気重量率計測方法は、更に、環状流路を流動する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を環状流路内の複数箇所で検出する工程と、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての、環状流路内の複数箇所のそれぞれでの検出結果に基づき、環状流路を流動する蒸気の蒸気重量率を求める工程とを備える。
内部のロッドに上側の電極と下側の電極とを有した蒸気重量計測器の部分的な断面を、信号処理用に組み合わされる電子回路の概略図と共に示す側面図である。 図1中の2−2線に沿う、図1の蒸気重量計測器の断面図である。 図1の蒸気重量計測器の代替の実施形態を、図1中の2−2線に沿う断面で示す図である。 図1の蒸気重量計測器の代替の実施形態を、図1中の2−2線に沿う断面で示す図である。 図1の蒸気重量計測器の代替の実施形態を、図1中の2−2線に沿う断面で示す図である。 長手方向に間隙を設けて内部のロッドに複数の電極を配置した場合の、図1の蒸気重量計測器の部分的な断面を示す側面図である。 長手方向に間隙を設けて内部のロッドに上側の電極及び下側の電極の対を複数配置した場合の、図1の蒸気重量計測器の部分的な断面を示す側面図である。
全般に、本発明は、診断機能を有した蒸気重量率計測器に関するものである。蒸気重量率計測器は、導管内の環状流路にあるロッドに配置された複数の電極を有する。これらの電極は、導管内の環状流路を主として水平に流動する気体内に浮遊する水滴の誘電特性に基づき、蒸気重量率計測器による蒸気重量率の計測を可能とする検出機構を構成する。複数の電極は、導管内に同心状に配置されたロッドに沿って配置されており、流動の軸線に沿ってキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての複数の計測値を得ることができるようになっている。これらの計測値は、環状流路に沿った流体の均一な誘電特性の推定を吟味して確認することにより、蒸気重量率の計測における確実性及び信頼性を向上させるために用いられる。
図1は、一実施形態に係る蒸気重量率計測器10の部分的な断面を示す側面図である。図2Aは、図1中の2−2線に沿う断面図である。図1及び図2Aに示すように、蒸気重量率計測器10は、流入口14及び流出口16を有する導管12、混合機構18、及びロッド20を備える。混合機構18及びロッド20は、同心状に導管12内に配置されている。混合機構18は、ベンチュリ管、ノズル、多孔板、攪拌機構、またはそれ以外の適切な混合機構とすることができる。導管12は内周面22を有する。本実施形態の場合は、導管12が電極となり、炭素鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド20は、ロッド電極28及びロッド電極30を有した外周面26を備える。本実施形態の場合、ロッド20は、セラミックなどの任意の非導電材料で形成することができ、ロッド電極28及びロッド電極30は、炭素鋼またはステンレス鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド電極28とロッド電極30とは、ギャップ32により隔てられている。本実施形態では、ロッド電極28及びロッド電極30が外周面26に取り付けられており、ギャップ32は、ロッド電極28とロッド電極30とを電気的に隔てている外周面26の露出部分となっている。このような構造により、2つのセンサ、即ち共通軸線周りに配置された2つのコンデンサが形成され、これらのうちの一方のセンサは、導管12とロッド電極28とにより、また他方のセンサは導管12とロッド電極30とにより、それぞれ形成される。これに代わる実施形態として、ギャップ32には、セラミックなどの非導電材料を充填するようにしてもよい。ロッド20と導管12との間の空間により環状流路34が形成される。
本実施形態では、電線36により、導管12、ロッド電極28、及びロッド電極30が電子回路38に接続されている。電線36には、導管12のための電線のほか、ロッド電極28及びロッド電極30のそれぞれのための電線が含まれる。電子回路38には、信号プロセッサ40、デジタルプロセッサ42、ローカルオペレータインタフェース46、メモリ44、及び通信インタフェース48を設けることができる。通信インタフェース48は、監視・制御システム50に接続可能となっている。蒸気重量率計測器10は、監視・制御システム50に蒸気重量率の計測結果を出力することができる。導管12とロッド電極28とによって形成されるコンデンサ、及び導管12とロッド電極30とによって形成されるコンデンサは、それぞれ電気信号を生成し、この電気信号が、電線36を介して信号プロセッサ40に供給される。この電気信号は、デジタルプロセッサ42に伝送され、デジタルプロセッサ42によりメモリ44に格納され、ローカルオペレータインタフェース46において表示可能となる。このとき、この電気信号は、通信インタフェース48及び監視・制御システム50に伝送することが可能である。これに代わる実施形態として、電子回路38を、遠隔計測システム、または監視制御及びデータ収集システム(SCADA)とすることも可能である。更に別の実施形態として、蒸気重量率計測器10が、ローカルオペレータインタフェース46を介して監視可能なスタンドアローンの装置であってもよい。
蒸気重量率を計測するために、気液混成蒸気が流入口14から導管12内に流入し、混合機構18を通過する。混合機構18は、気液混成蒸気中の液体部分を霧状にして、微小で均一に分散する液滴とすることにより、均質な気液混成蒸気を生成する。均質となった気液混成蒸気は、混合機構18から出て環状流路34内に流入する。更に、気液混成蒸気は、流出口16から導管12の外に流出する。気液混成蒸気が環状流路34内を流動する際、ロッド電極28及びロッド電極30と導管12との間にそれぞれ形成されるセンサにより、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を計測することで、気液混成蒸気の誘電特性が求められる。上側のロッド電極28と導管12とは、それぞれが第1コンデンサの電極板となり、環状流路34の上半分にある蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。また、下側のロッド電極30と導管12とは、それぞれが第2コンデンサの電極板となり、環状流路34の下半分にある蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。このようにして、蒸気重量率計測器10は、環状流路34を通過する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について、2つの計測結果を得る。
本実施形態において、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての計測結果は、電線36により信号プロセッサ40に伝送される。信号プロセッサ40は、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての計測結果をデジタル値に変換する。デジタルプロセッサ42は、このデジタル値を用い、蒸気重量率の計測値を演算する。例えば、デジタルプロセッサ42は、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての計測値を平均して、総合的な蒸気重量率の値を算出することができる。キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての複数の計測値を平均することは、蒸気重量率計測器10で単一の計測値を採用することによって得られる値よりも正確な蒸気重量率の値が得られるので有利である。求めた蒸気重量率の計測値は、メモリ44に格納し、ローカルオペレータインタフェース46に表示し、通信インタフェース48から監視・制御システム50に伝送して、監視・制御システム50で表示することが可能である。これに代わる実施形態として、遠隔計測システム、または監視制御及びデータ収集システム(SCADA)が、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての計測値を処理し、蒸気重量率に関する診断情報の取得及び出力の少なくとも一方を行うようにしてもよい。蒸気重量率は、パーセンテージで表示することができる。100%の蒸気重量率は、環状流路34を通過する流体が全て気体であることを示す。一方、0%の蒸気重量率は、環状流路34を通過する流体が全て液体であることを示す。
総合的な蒸気重量率の値の供給に加え、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての2つの計測値を表示することも可能であるし、これらをデジタルプロセッサ42で個別に分析して、環状流路34の上半分についての蒸気重量率の値と、環状流路34の下半分についての蒸気重量率の値とをそれぞれ表示することも可能である。これにより使用者は、環状流路34の上半分を流動する気液混成蒸気と、環状流路34の下半分を流動する気液混成蒸気との違いを評価することが可能となる。また、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての個々の計測値により、総合的な蒸気重量率の値の信頼性についての目安を得ることも可能である。例えば、環状流路34の上半分についてのキャパシタンスの計測値が、環状流路34の下半分についてのキャパシタンスの計測値より小さければ、環状流路34の下半分に滞留が生じているか、或いは気液混成蒸気の流量が低下したことを示していることになる。2つの別個の計測値間の顕著な違いにより、気液混成蒸気の蒸気重量率を維持するために流量または導管サイズを調整するよう、使用者に喚起することができる。また、複数の計測値により冗長性が得られるので、この点でも、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について複数の計測値を用いることは有利である。
図2Bは、蒸気重量率計測器10の代替の実施形態を、図1中の2−2線に沿う断面で示す図である。蒸気重量率計測器10は導管12及びロッド20を備える。導管12は内周面22を備える。本実施形態の場合、導管12が電極となり、炭素鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド20は、絶縁層27と、ロッド電極28及びロッド電極30を有した外周面26とを備える。本実施形態の場合、ロッド20は、絶縁層27で周囲が取り囲まれた導電材料で形成することができる。絶縁層27は、セラミックなどの任意の非導電材料で形成することができる。ロッド電極28及びロッド電極30は、炭素鋼またはステンレス鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド電極28とロッド電極30とは、ギャップ32により隔てられている。本実施形態では、ロッド電極28及びロッド電極30が外周面26に取り付けられており、ギャップ32は、ロッド電極28とロッド電極30とを電気的に隔てている外周面26の露出部分となっている。このような構造により、2つのセンサ、即ち共通軸線周りに配置された2つのコンデンサが形成され、これらのうちの一方のセンサは、導管12とロッド電極28とにより、また他方のセンサは導管12とロッド電極30とにより、それぞれ形成される。これに代わる実施形態として、ギャップ32には、セラミックなどの非導電材料を充填するようにしてもよい。ロッド20と導管12との間の空間により環状流路34が形成される。
図2Cは、蒸気重量率計測器10の代替の実施形態を、図1中の2−2線に沿う断面で示す図である。蒸気重量率計測器10は導管12’及びロッド20を備える。導管12’は、導管電極24を有した内周面22を備える。本実施形態の場合には、導管12’をセラミックなどの任意の非導電材料で形成し、導管電極24を炭素鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド20は、ロッド電極28及びロッド電極30を有した外周面26を備える。本実施形態の場合、ロッド20は、セラミックなどの任意の非導電材料で形成することができ、ロッド電極28及びロッド電極30は、炭素鋼またはステンレス鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド電極28とロッド電極30とは、ギャップ32により隔てられている。本実施形態では、ロッド電極28及びロッド電極30が外周面26に取り付けられており、ギャップ32は、ロッド電極28とロッド電極30とを電気的に隔てている外周面26の露出部分となっている。このような構造により、2つのセンサ、即ち共通軸線周りに配置された2つのコンデンサが形成され、これらのうちの一方のセンサは、導管電極24とロッド電極28とにより、また他方のセンサは導管電極24とロッド電極30とにより、それぞれ形成される。これに代わる実施形態として、ギャップ32には、セラミックなどの非導電材料を充填するようにしてもよい。ロッド20と導管12’との間の空間により環状流路34が形成される。
図2Dは、蒸気重量率計測器10の代替の実施形態を、図1中の2−2線に沿う断面で示す図である。蒸気重量率計測器10は導管12’及びロッド20を備える。導管12’は、導管電極24を有した内周面22を備える。本実施形態の場合には、導管12’をセラミックなどの任意の非導電材料で形成し、導管電極24を炭素鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド20は、絶縁層27と、ロッド電極28及びロッド電極30を有した外周面26とを備える。本実施形態の場合、ロッド20は、絶縁層27で周囲が取り囲まれた導電材料で形成することができる。絶縁層27は、セラミックなどの任意の非導電材料で形成することができる。ロッド電極28及びロッド電極30は、炭素鋼またはステンレス鋼などの任意の導電材料で形成することができる。ロッド電極28とロッド電極30とは、ギャップ32によって隔てられている。本実施形態では、ロッド電極28及びロッド電極30が外周面26に取り付けられており、ギャップ32は、ロッド電極28とロッド電極30とを電気的に隔てている外周面26の露出部分となっている。このような構造により、2つのセンサ、即ち共通軸線周りに配置された2つのコンデンサが形成され、これらのうちの一方のセンサは、導管電極24とロッド電極28とにより、また他方のセンサは導管電極24とロッド電極30とにより、それぞれ形成される。これに代わる実施形態として、ギャップ32には、セラミックなどの非導電材料を充填するようにしてもよい。ロッド20と導管12’との間の空間により環状流路34が形成される。
図3は、もう1つの実施形態として、ロッド20の外周面26に取り付けられたロッド電極28及びロッド電極30の代わりに、長手方向に間隙を設けてロッド20の外周面26に取り付けられた4つのロッド電極52,54,56,58を有する蒸気重量計測器10の部分的な断面を示す側面図である。これらロッド電極52,54,56,58は、ギャップ32により電気的に隔離されており、ギャップ32は、外周面26の露出部分となっている。これに代わる実施形態として、ギャップ32には、セラミックなどの絶縁材料を充填するようにしてもよい。このような構造により、4つのセンサ、即ち共通の中心軸線を有して配置された4つのコンデンサが形成される。第1センサは、導管12とロッド電極52とにより形成される。そして、第2センサは、導管12とロッド電極54とにより、第3センサは導管12とロッド電極56とにより、第4センサは、導管12とロッド電極58とにより、それぞれ第1センサの下流側に形成される。これに代わる実施形態として、これら4つのセンサは、図2B〜図2Dに示すような、導管12及びロッド20の代替例の構成を用いて形成することも可能である。
本実施形態の場合、ロッド電極52と導管12とは、それぞれが第1コンデンサの電極板となり、環状流路34の第1部分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。そして、ロッド電極54と導管12とは、環状流路34の第2部分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第2コンデンサの電極板となり、ロッド電極56と導管12とは、環状流路34の第3部分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第3コンデンサの電極板となり、ロッド電極58と導管12とは、環状流路34の第4部分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第4コンデンサの電極板となる。従って、図3に示す実施形態の場合、蒸気重量計測器10は、環状流路34を通過する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について、4つの計測結果を得る。これに代わる実施形態として、ロッド20の外周面26に、長手方向に間隙を設けた任意の数のロッド電極を取り付け、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について、任意の数の計測結果を得るようにすることが可能である。
キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方の計測値は、図1及び図2Aに基づき前述したように、電子回路38により平均を求めて処理することが可能であり、総合的な蒸気重量率の値を監視・制御システム50で表示することが可能である。図3に示す実施形態によって得られるキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての計測値は、アルゴリズムで個々に分析することにより、気液混成蒸気が環状流路34を通過する際の、当該気液混成蒸気における流動方向での違いを評価することができる。キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての個々の計測値により、総合的な蒸気重量率の値の信頼性についての目安を得ることも可能である。例えば、環状流路34の第1部分についてのキャパシタンスの計測値が、環状流路34における下流側の部分である第2部分についてのキャパシタンスの計測値より小さければ、気液混成蒸気が環状流路34の下流側に向けて流動する際に滞留が生じているか、気液混成蒸気の流量が低下したことを示していることになる。個々の計測値間の顕著な違いにより、気液混成蒸気の蒸気重量率を維持するために流量または導管サイズを調整するよう、使用者に喚起することができる。また、複数の計測値により冗長性が得られるので、この点でも、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について複数の計測値を用いることは有利である。
図4は、ロッド20の外周面26に取り付けた2つのロッド電極28,30に代えて、ロッド20の外周面26に取り付けた8つのロッド電極60,62,64,66,68,70,72,74を有した、蒸気重量計測器10のもう1つの実施形態の部分的な断面を示す側面図である。4つのロッド電極62,66,70,74は、長手方向に間隙を設けて、外周面26の上半分に取り付けられている。また、4つのロッド電極60,64,68,72は、長手方向に間隙を設けて、外周面26の下半分に取り付けられている。これらロッド電極60,62,64,66,68,70,72,74は、ギャップ32により電気的に隔てられており、ギャップ32は、外周面26の露出部分となっている。これに代わる実施形態として、ギャップ32には、セラミックなどの絶縁材料を充填するようにしてもよい。このような構造により、8つのセンサ、即ち共通軸線周りに配置された8つのコンデンサが形成される。外周面26の上半分にある第1センサは、導管12とロッド電極62とにより形成される。そして、第2センサは、導管12とロッド電極66とにより、第3センサは導管12とロッド電極70とにより、第4センサは、導管12とロッド電極74とにより、それぞれ第1センサの下流側に形成される。また、外周面26の下半分にある第5センサは、導管12とロッド電極60とにより形成される。そして、第6センサは、導管12とロッド電極64とにより、第7センサは導管12とロッド電極68とにより、第8センサは、導管12とロッド電極72とにより、それぞれ第5センサの下流側に形成される。これに代わる実施形態として、これら8つのセンサは、図2B〜図2Dに示すような、導管12及びロッド20の代替例の構成を用いて形成することも可能である。
ロッド電極62と導管12とは、それぞれが第1コンデンサの電極板となり、環状流路34の第1部分の上半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。そして、ロッド電極66と導管12とは、環状流路34の第2部分の上半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第2コンデンサの電極板となり、ロッド電極70と導管12とは、環状流路34の第3部分の上半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第3コンデンサの電極板となり、ロッド電極74と導管12とは、環状流路34の第4部分の上半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第4コンデンサの電極板となる。また、ロッド電極60と導管12とは、それぞれが第5コンデンサの電極板となり、環状流路34の第1部分の下半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する。更に、ロッド電極64と導管12とは、環状流路34の第2部分の下半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第6コンデンサの電極板となり、ロッド電極68と導管12とは、環状流路34の第3部分の下半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第7コンデンサの電極板となり、ロッド電極72と導管12とは、環状流路34の第4部分の下半分において、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する第8コンデンサの電極板となる。従って、図4に示す実施形態の場合、蒸気重量計測器10は、環状流路34を通過する気液混成蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について、8つの計測結果を得る。これに代わる実施形態として、ロッド20の外周面26の上半分と下半分とのそれぞれに、長手方向に間隙を設けた任意の数のロッド電極を取り付け、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について、任意の数の計測結果を得るようにすることが可能である。
キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方の計測値は、図1及び図2Aに基づき前述したように、電子回路38により平均を求めて処理することが可能であり、総合的な蒸気重量率の値を監視・制御システム50で表示することが可能である。図4に示す実施形態によって得られるキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての計測値は、アルゴリズムで個々に分析することにより、気液混成蒸気が環状流路34を通過する際の、当該気液混成蒸気における流動方向での違いだけでなく、環状流路34の上半分を通過する気液混成蒸気と環状流路34の下半分を通過する気液混成蒸気との違いも評価することができる。キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての個々の計測値により、総合的な蒸気重量率の値の信頼性についての目安を得ることも可能である。例えば、環状流路34の第1部分の上半分についてのキャパシタンスの計測値が、環状流路34における下流側の部分である第2部分の上半分についてのキャパシタンスの計測値より小さければ、気液混成蒸気が環状流路34の上半分を下流側に向けて流動する際に滞留が生じているか、気液混成蒸気の流量が低下したことを示していることになる。個々の計測値間の顕著な違いにより、気液混成蒸気の蒸気重量率を維持するために流量または導管サイズを調整するよう、使用者に喚起することができる。また、複数の計測値により冗長性が得られるので、この点でも、キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方について複数の計測値を用いることは有利である。
具体的な実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能であると共に、均等物で本発明の各構成要素を置き換えることが可能であることが当業者に理解されよう。また、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況やものを本発明の教示に適合させるための様々な変形が可能である。従って、本発明は、開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内に包含される全ての態様を含むものである。

Claims (20)

  1. 流入口及び流出口を有した導管と、
    前記流入口と前記流出口との間の前記導管内に配設されたロッドであって、前記ロッドの外周面と前記導管の内周面との間に環状流路を形成するロッドと、
    前記流入口と前記ロッドの上流側端部との間の前記導管内に配設された混合機構と、
    前記環状流路内に間隙を設けて配置された複数のセンサであって、それぞれが、前記環状流路を流動する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出するセンサと
    を備えることを特徴とする蒸気重量率計測器。
  2. 前記複数のセンサは、複数の電極を備えることを特徴とする請求項1に記載の蒸気重量率計測器。
  3. 前記複数の電極は、前記ロッドの前記外周面に設けられた複数のロッド電極と、少なくとも1つの導管電極とを含むことを特徴とする請求項1に記載の蒸気重量率計測器。
  4. 前記導管は、導電性材料からなり、前記導管が前記導管電極となることを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  5. 前記導管は、絶縁材料からなることを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  6. 前記導管電極は、前記導管の前記内周面に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の蒸気重量率計測器。
  7. 前記複数のロッド電極は、前記ロッドの前記外周面の上半分に設けられた電極と、前記ロッドの前記外周面の下半分に設けられた電極とからなることを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  8. 前記複数のロッド電極は、前記ロッドの長手方向に間隙を設けて前記外周面に設けられた電極を含むことを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  9. 前記複数のロッド電極は、前記ロッドの長手方向に間隙を設けて前記外周面の上半分に設けられた複数の電極と、前記ロッドの長手方向に間隙を設けて前記外周面の下半分に設けられた複数の電極とを含むことを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  10. 前記ロッドは、絶縁層を備えることを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  11. 前記複数のロッド電極は、少なくとも1つのギャップにより隔てられていることを特徴とする請求項3に記載の蒸気重量率計測器。
  12. 前記少なくとも1つのギャップは、絶縁材料が充填されることを特徴とする請求項11に記載の蒸気重量率計測器。
  13. 前記キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての前記複数のセンサのそれぞれの検出結果に基づき、前記環状流路を流動する蒸気の蒸気重量率を計測して出力する電子回路を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の蒸気重量率計測器。
  14. 前記電子回路は、監視制御及びデータ収集システム、または遠隔計測システムを備えることを特徴とする請求項13に記載の蒸気重量率計測器。
  15. 前記電子回路は、ローカルオペレータインタフェースを備えることを特徴とする請求項14に記載の蒸気重量率計測器。
  16. 導管の流入口から前記導管内に蒸気を導く工程と、
    前記蒸気を均質化する工程と、
    前記導管の流出口に向けて前記導管内の環状流路に前記蒸気を流動させる工程と、
    前記環状流路を流動する蒸気のキャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を前記環状流路内の複数箇所で検出する工程と、
    前記キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての、前記環状流路内の前記複数箇所のそれぞれでの検出結果に基づき、前記環状流路を流動する蒸気の蒸気重量率を求める工程と
    を備えることを特徴とする蒸気重量率計測方法。
  17. 前記蒸気の前記キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する前記工程は、前記導管の内周面に設けた電極と、前記流入口及び前記流出口の間の前記導管内に配設されたロッドの外周面に設けた複数のロッド電極との間で、前記蒸気の前記キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方を検出する工程を含むことを特徴とする請求項16に記載の蒸気重量率計測方法。
  18. 前記キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての、前記環状流路内の前記複数箇所のそれぞれでの検出結果を比較して、前記蒸気重量率の信頼性の目安を得る工程を更に備えることを特徴とする請求項16に記載の蒸気重量率計測方法。
  19. 前記蒸気重量率を求める前記工程は、前記キャパシタンス及びインピーダンスの少なくとも一方についての、前記環状流路内の前記複数箇所のそれぞれでの検出結果を平均する工程を備えることを特徴とする請求項16に記載の蒸気重量率計測方法。
  20. 前記蒸気を均質化する前記工程は、前記導管の前記流入口と前記環状流路との間に配設された混合機構を通して前記蒸気を流動させる工程を備えることを特徴とする請求項16に記載の蒸気重量率計測方法。
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