JP2018510570A - マルチレイヤプロトコルワイヤレスシステムにおいてバースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためのコードブロックレベルの誤り訂正および媒体アクセス制御(mac)レベルのハイブリッド自動再送要求 - Google Patents

マルチレイヤプロトコルワイヤレスシステムにおいてバースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためのコードブロックレベルの誤り訂正および媒体アクセス制御(mac)レベルのハイブリッド自動再送要求 Download PDF

Info

Publication number
JP2018510570A
JP2018510570A JP2017548276A JP2017548276A JP2018510570A JP 2018510570 A JP2018510570 A JP 2018510570A JP 2017548276 A JP2017548276 A JP 2017548276A JP 2017548276 A JP2017548276 A JP 2017548276A JP 2018510570 A JP2018510570 A JP 2018510570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
blocks
block
error correction
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017548276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6669770B2 (ja
JP2018510570A5 (ja
Inventor
クリシュナ・キラン・ムッカヴィリ
ジン・ジアン
ナガ・ブーシャン
ジョセフ・ビナミラ・ソリアガ
ティンファン・ジー
カンビズ・アゼアリアン・ヤズディ
サントシュ・ポール・エイブラハム
ジョン・エドワード・スミー
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2018510570A publication Critical patent/JP2018510570A/ja
Publication of JP2018510570A5 publication Critical patent/JP2018510570A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6669770B2 publication Critical patent/JP6669770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0041Arrangements at the transmitter end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • H04L1/1819Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ] with retransmission of additional or different redundancy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

様々な特徴は、バースト性トラフィック送信によって引き起こされるダウンリンクチャネル/アップリンクチャネル上の干渉を軽減することに関する。送信ノードは、データをトランスポートブロックに符号化し、各トランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックを含む。トランスポートブロックは、受信ノードに固有のチャネルを介してワイヤレスに送信され、コードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに送信される。送信ノードは、受信ノードから、失敗データコードブロックの数の指示を受信する。送信ノードは、失敗したコードブロックのすべてを復元するのに十分な誤り訂正コードを生成し、新しいトランスポートブロック内で新しいデータとともに誤り訂正コードを送信する。受信ノードは、誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを受信し、消失復号、誤り復号などを介して誤り訂正コードから失敗したコードブロックを復元する。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年3月15日に出願された「Code Block Level Error Correction and Media Access Control (MAC) Level Hybrid Automatic Repeat Requests to Mitigate Bursty Puncturing and Interference in a Multi-Layer Protocol Wireless System Device Assisted Inline Storage Encryption」と題する米国仮出願第62/133,395号、および2016年3月11日に出願された「Code Block Level Error Correction and Media Access Control (Mac) Level Hybrid Automatic Repeat Requests to Mitigate Bursty Puncturing and Interference in a Multilayer Protocol Wireless System」と題する米国非仮出願第15/067,914号の優先権を主張する。
本開示は、コードブロックレベルの誤り訂正と媒体アクセス制御(MAC)レベルのハイブリッド自動再送要求(HARQ)の組合せを実装することによって、ワイヤレス送信におけるバースト性パンクチャリングおよび干渉の影響を軽減する技法に関する。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、アクセスノードは、ワイヤレス接続性をネットワーク領域内のユーザ機器/デバイス(UE)に提供する。アクセスノードおよびUEは、(たとえば、時分割多重、スペクトラム拡散、直交周波数分割多元接続(OFDMA)などを使用して)周波数スペクトルに対して定義された論理チャネルを介して通信し得る。アクセスノードから特定のUEへのダウンリンク通信は、ダウンリンクチャネルを介して実行され得る。ミッションクリティカル(MiCr)通信をサポートするために、バースト性パンクチャリングは、メッセージをダウンリンクチャネルに注入するためにアクセスノードによって使用され得る。そのようなバースト性のミッションクリティカルトラフィックは、公称データ送信のために他のUEにすでに割り当てられているリソースをパンクチャするかまたはそのリソースに干渉する場合がある。たとえば、バースト性パンクチャリングミッションクリティカルトラフィックは、他のダウンリンク送信/アップリンク送信よりも高い送信電力で送信され、したがって、(ダウンリンクDLチャネルとアップリンクULチャネルの両方に対して)セル間バースト性干渉および(ULチャネルに対して)セル内バースト性干渉を引き起こす場合がある。結果として、第1のアクセスノードと第1のUEとの間の、すなわち、第1のネットワークセル中のミッションクリティカル送信のそのようなバースト性パンクチャリングまたは干渉は、近くの/近隣の通信において、たとえば、近隣の/近くの第2のネットワークセル中の第2のアクセスノードと第2のUEとの間で干渉を引き起こす場合がある。
したがって、バースト性トラフィック送信によって引き起こされるダウンリンクチャネル/アップリンクチャネル上の干渉を軽減するおよび/または強いバースト性干渉を補正する解決策が必要とされている。
一態様では、送信デバイス上で動作可能な方法は、データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化するステップであって、各トランスポートブロックが、データが符号化される複数のコードブロックを含む、ステップと、受信デバイスに固有のチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックをワイヤレスに送信するステップであって、トランスポートブロック内のコードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに送信される、ステップと、受信デバイスから、送信された1つまたは複数のトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信するステップと、1つまたは複数のトランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成するステップであって、誤り訂正コードが、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である、ステップと、新しいトランスポートブロック内で誤り訂正コードを送信するステップとを含む。
別の態様では、送信デバイスは、処理回路に結合され、1つまたは複数の受信デバイスにワイヤレスに送信するように適合されたワイヤレストランシーバと、ワイヤレストランシーバに結合され、データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化することであって、各トランスポートブロックが、データが符号化される複数のコードブロックを含む、符号化することと、受信デバイスに固有のチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックをワイヤレスに送信することであって、トランスポートブロック内のコードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに送信される、送信することと、受信デバイスから、送信された1つまたは複数のトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信することと、1つまたは複数のトランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成することであって、誤り訂正コードが、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である、生成することと、新しいトランスポートブロック内で誤り訂正コードを送信することとを行うように適合された処理回路とを含む。
また別の態様では、ユーザ機器上で動作可能な方法は、送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するステップであって、各トランスポートブロックが、データが符号化される複数のコードブロックを含み、トランスポートブロック内のコードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに受信される、ステップと、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試みるステップと、送信デバイスに、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送るステップと、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを受信するステップと、誤り訂正コードから失敗したコードブロックを復元するステップとを含む。
さらにまた別の態様では、受信デバイスは、ワイヤレストランシーバと、ワイヤレストランシーバに結合され、送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信することであって、各トランスポートブロックが、データが符号化される複数のコードブロックを含み、トランスポートブロック内のコードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに受信される、受信することと、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試みることと、送信デバイスに、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送ることと、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを受信することと、誤り訂正コードから失敗したコードブロックを復元することとを行うように適合された処理回路とを含む。
様々な特徴、性質、および利点は、同様の参照符号が全体にわたって対応して識別する図面と併せて読まれると、以下に記載する詳細な説明から明らかになり得る。
バースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためにコードブロックレベルの誤り訂正が実装され得る例示的なワイヤレスネットワークを示す図である。 図1の例示的なワイヤレスネットワークを介したワイヤレス送信のために実装され得る例示的なプロトコルスタックを示す図である。 送信デバイス(たとえば、アクセスノード)と受信デバイス(たとえば、受信UE)との間の例示的なチャネルを示す図である。 バースト性パンクチャリングおよび/または干渉を軽減するための、ユーザ機器(UE)とアクセスノードとの間の動作の第1の例を示す図である。 バースト性パンクチャリングおよび/または干渉を軽減するための、ユーザ機器(UE)とアクセスノードとの間の動作の第2の例を示す図である。 バースト性パンクチャリング送信に起因する、ワイヤレスチャネル上で知覚され得る例示的なバースト性パンクチャリングおよび/または干渉を示す図である。 実際に必要とされる場合、(誤り訂正のために)MACレベルのHARQパリティCBのみを送信する、第1の最適化を示す図である。 トランスポートブロック(TB)の受信と対応する肯定応答(ACK)との間の時間ギャップまたは遅延が厳しくされるかまたは除去される、別の最適化を示す図である。 トランスポートブロック中の最後のコードブロック中の任意の誤りを復元するためにMACレイヤコーディングが使用される間に、TBの受信と対応するACKとの間の時間ギャップまたは遅延が厳しくされるかまたは除去される、図6の最適化手法を示す図である。 誤り訂正コーディングありまたは誤り訂正コーディングなしの異なる符号化の性能の例示的な比較グラフを示す図である。 図1〜図9のシステム、方法および装置を活用することができる処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 アクセスノードまたは他の送信デバイスの例示的な構成要素を示すブロック図である。 UEなどのモバイルデバイスまたは他の受信デバイスの例示的な構成要素を示すブロック図である。 アクセスノードまたは他の送信デバイス上で動作可能な方法を大まかに示す流れ図である。 アクセスノードまたは他の送信デバイス上で動作可能な方法をさらに示す流れ図である。 モバイルデバイスまたは他の受信デバイス上で動作可能な方法を示す流れ図である。 モバイルデバイスまたは他の受信デバイス上で動作可能な方法をさらに示す流れ図である。
以下の説明では、実施形態の完全な理解をもたらすために、具体的な詳細が与えられる。しかしながら、実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実践される場合があることが、当業者によって理解されよう。たとえば、回路は、不必要な詳細で実施形態を不明瞭にしないために、ブロック図で示される場合がある。他の事例では、よく知られている回路、構造、および技法は、実施形態を不明瞭にしないために、詳細に示されない場合がある。
例示的な動作環境
図1は、バースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためにコードブロックレベルの誤り訂正が実装され得る例示的なワイヤレスネットワークを示す。ワイヤレスネットワークは、複数のワイヤレスネットワークセル102、104、および106を含み得、各セル中の対応するアクセスノード108、110、および112は、そのセル中のユーザ機器/デバイスUE114、116、118、120にワイヤレス接続性/サービスを提供する。UEデバイスは、アクセスノードとの間で信号を送信および受信することが可能な、モバイルデバイス、モバイルフォン、クライアントデバイス、ワイヤレスデバイス、通信デバイス、コンピューティングデバイスなどを含み得る。アクセスノードは、セルラー事業者のネットワークに接続し、最終的には他のネットワーク(たとえば、インターネット、電話ネットワークなど)に接続する、セルノード(eNodeBまたはeNB)、基地局などを含み得る。この例では、第1のアクセスノードA 108は、第1のワイヤレスセル102内の第1のUE114と通信し得る。同様に、第2のアクセスノードB 110は、第2のワイヤレスセル104内の第2のUE116と通信し得る。第2のアクセスノードB 110がミッションクリティカルトラフィック(バースト性トラフィック)を第2のUE116に送る場合、この送信は、第1のアクセスノードA 108と第1のUE114との間のダウンリンクチャネルおよび/またはアップリンクチャネル上で干渉を引き起こし得る。一態様によれば、誤り訂正は、近隣セル中のバースト性トラフィック送信(たとえば、同じセル中のアップリンクミッションクリティカル送信または近隣セル中の任意のミッションクリティカル送信)によって引き起こされるそのような干渉を軽減するために、第1のアクセスノードA 108と第1のUE114との間のダウンリンクチャネル上で送信されたコードブロック上で実装され得る。
図2は、図1の例示的なワイヤレスネットワークを介したワイヤレス送信のために実装され得る例示的なプロトコルスタックを示す。この例では、プロトコルスタック202は、3つのレイヤ204、206、および208を含み得る。第1のレイヤ204は、物理(PHY)レイヤ210を含み得る。第2のレイヤ206は、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ212、無線リンク制御(RLC)レイヤ214、および/またはパケットデータコンバージェンス制御レイヤ216を含み得る。第3のレイヤ208は、無線リソース制御(RRC)レイヤ218、インターネットプロトコル(IP)レイヤ220、および/または非アクセス層(NAS)レイヤ222を含み得る。PHYレイヤ210は、エアインターフェースを介してMACレイヤ212のトランスポートチャネルからすべての情報を搬送するように働くことができる。PHYレイヤ210はまた、RRCレイヤ218のためのリンク適応、電力制御、セル探索、および他の測定を実行するために使用され得る。MACレイヤ212は、物理レイヤトランスポートチャネルに多重化する論理チャネルをRLCレイヤ214に提供し得る。MACレイヤ212はまた、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、誤り訂正(EC)、同じUEに対する論理チャネルの優先順位付け、およびUE間の動的スケジューリングを管理し得る。アクセスノードは、受信UEが送信を復号できるまでダウンリンクチャネルを介して送信を繰り返すためにHARQを使用し得る。HARQは、高速前方誤り訂正コーディングとARQ(自動再送要求)誤り制御の組合せである。破損したメッセージを検出するUEにおける受信機は、送信アクセスノードからの新しいメッセージを要求する。HARQでは、元のデータは、前方誤り訂正(FEC)コードで符号化され、関連するパリティビットは、メッセージとともに直ちに送られるか、または受信機が誤ったメッセージを検出したときに要求があれば送信されるかのいずれかである。
図3は、送信デバイス(たとえば、アクセスノード)と受信デバイス(たとえば、受信UEまたはクライアントデバイス)との間の例示的なチャネルを示す。一例では、このチャネル302は、ロングタームエボリューション(LTE)または5G物理ダウンリンク共有(PDSCH)であり得る。LTEでは、トランスポートブロックまたは送信ブロック(TB)304は、TBサイズに基づいて複数のコードブロック(CB)306に分割される。TBレベルの巡回冗長検査(CRC)に加えて、TBの各CBはそれ自体のCRCとともに送信されることもある。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)ワイヤレス通信システムでは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などのデータチャネルの場合、HARQプロセスは、1ミリ秒(ms)の送信時間間隔(TTI)内のトランスポートブロック(TB)ごとに定義される。各HARQプロセスでは、24ビットの巡回冗長検査(CRC)が各TBにアタッチされる。TB CRCは、誤り検出に使用され、また、HARQ肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)を生成するために使用される。CB CRCは、電力節約および効率的なメモリ利用を向上させるために受信機において利用され得る。一例では、TBは、TTI内に最大で16個(16)以上のコードブロック(CB)を含み得る。受信機において、CBのうちの1つが誤っている場合、TB CRC失敗が生じる。この失敗の結果として、HARQフィードバックのためにNACKが送信機にシグナリングされる。NACKを受信すると、送信機は、適切な後のTTIにおいて同じTBを再送信し、したがって、CBの同じセットを再送信する。
ダウンリンク上のバースト性パンクチャリング干渉の例示的な軽減
図4は、図1のUE-a 114などのユーザ機器(UE)402、および図1のアクセスノードA 108などのアクセスノード404の例示的な動作を示し、バースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減しながらデータを効率的に転送するためにそれらの間で交換される情報および信号も示す図400である。アクセスノードは、データをトランスポートブロックに符号化し、各トランスポートブロックは、(冗長パリティコードブロックをもたないことなどによって)冗長情報をもたないまたは(所望の/選択された量または数の冗長パリティコードブロックをもつことなどによって)所望の(または選択された)量の冗長情報をもつコードブロックのセットを含む(406)。次いで、アクセスノードは、特定の5Gチャネルなどの、ユーザ機器に固有のワイヤレスチャネルを介して、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の/選択された量の冗長パリティコードブロックとともにトランスポートブロックを送信し(408)、ここで、5Gは、IEEE802.11ac規格に基づく第5世代ワイヤレスブロードキャスト技術を指す。概して、5Gは4Gよりも良い速度およびカバレージを提供し、4Gに追加の新しいサービスも提供する。
UEは、冗長パリティコードブロックをもたないまたは所望の量の冗長パリティコードブロックをもつコードブロックのセットを含むトランスポートブロックを受信する(410)。次いで、UEは、コードブロック中のデータを復号しようと試み、復号することができない任意のコードブロックを検出してからカウントすることができる(すなわち、UEは、失敗したコードブロックをカウントする)(412)。UEは、失敗したコードブロックの総数のカウントをアクセスノードに送る(414)。アクセスノードは、失敗したコードブロックの総数のカウントを受信する(416)。アクセスノードは、失敗したコードブロックの数と、後続のトランスポートブロックの送信内の予想されるパンクチャリングレートとに基づいて、コードブロックに対して失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である誤り訂正コードを決定する(418)。アクセスノードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含む誤り訂正コードを生成し得る(420)。
アクセスノードは、新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内でコード化ビットを含む誤り訂正コードを送信する(422)。以下でより詳細に説明するように、いくつかの例では、新しいトランスポートブロックは、受信機が前のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延またはギャップの後に送信され、その結果、前のトランスポートブロックのコードブロックのうちのいずれか(そのトランスポートブロックの最後のCBを含む)の中の誤りは、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードを使用して訂正され得る。他の例では、新しいトランスポートブロックは、受信機が前のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしで送信される。いずれの場合も、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードによって訂正することができない前のトランスポートブロック中の任意の誤りは、代わりに、媒体アクセス制御(MAC)レイヤHARQを使用して復元される。UEは、新しいトランスポートブロックを受信し、誤り訂正コードを使用して失敗したコードブロックを復元する(424)。UEがすべての失敗したコードブロックを訂正することが不可能である場合、UEは、追加のパリティCB MAC誤り訂正およびMAC HARQの再送信を要求する(426)。応答して、アクセスノードは、MAC HARQに応答して、新しいトランスポートブロックを再送信する(428)。
別の例では、CB冗長の量は、よりインテリジェントに管理され得る。図5は、バースト性パンクチャリングおよび/または干渉を軽減するための、ユーザ機器(UE)とアクセスノードとの間の動作の第2の例を示す。この例では、第1の送信における冗長パリティCBの数は、長期のバースト性送信/干渉デューティサイクルによって決定され得る。第1の送信パリティコードブロックの量は、高効率および低レイテンシのPHY/MACレイヤHARQを保証するために、第1のHARQ送信におけるバースト性干渉/パンクチャリングをなくすのに十分であるべきである。一方、複数のコードブロックを含むサブフレーム(たとえば、トランスポートブロック)を受信すると、失敗したCBの実際の数を導出することができ、MACレイヤ再送信がバースト性干渉/パンクチャリングに対して高い信頼性およびロバストネスを達成するために、データCB失敗を復元するのに必要なCBの数をアクセスノードにフィードバックする(たとえば、提供する、送る、など)ことができる。
アクセスノードは、データをトランスポートブロックに符号化し、各トランスポートブロックは、冗長パリティコードブロックをもたないコードブロックのセットを含む(506)。次いで、アクセスノードは、特定の5Gチャネルなどの、ユーザ機器に固有のワイヤレスチャネルを介して、たとえば、長期の統計値によって決定されたある量のMAC CB冗長をもつトランスポートブロックを送信し得(508)、ここで、5Gは、第5世代ワイヤレスブロードバンドを指す。
UEは、長期の統計値によって駆動されたある量のMAC CB冗長をもつコードブロックのセットを含むトランスポートブロックを受信する(510)。次いで、UEは、コードブロック中のデータを復号しようと試み、復号することができない任意のコードブロックを検出してからカウントすることができる(すなわち、UEは、失敗したコードブロックをカウントする)(512)。UEは、必要とされるパリティコードブロックの推定数をアクセスノードに送る(514)。アクセスノードは、パリティコードブロックを受信する(516)。アクセスノードは、UEによって推定される数および/または後続のトランスポートブロックの送信内のアクセスノードから予想される数に基づいて、コードブロックに対して失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である誤り訂正コードを決定する(518)。アクセスノードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含む誤り訂正コードを生成し得る(520)。
アクセスノードは、新しいトランスポートブロック中の誤り訂正コードに基づいて、データコードブロックのパリティコードブロックを送信する(522)。UEは、新しいトランスポートブロックを受信し、誤り訂正コードを使用して失敗したコードブロックを復元する(524)。UEがすべての失敗したコードブロックを訂正することが不可能である場合、UEは、追加のパリティCB MAC誤り訂正およびMAC HARQの再送信を要求する(526)。応答して、アクセスノードは、MAC HARQに応答して、1つまたは複数の追加のトランスポートブロックを再送信する(528)。
図6は、図4および/または図5の手順によって対処されるタイプのパンクチャリング干渉をもたらすバースト性トラフィックに起因する、ワイヤレスチャネル602上で存在し得る、受信され得る、および/または知覚され得るバースト性干渉の一例を示す。この例では、第1のバースト性トラフィック送信606および/または第2のバースト性トラフィック送信608は、送信されたコードブロック604(たとえば、物理レイヤダウンリンク共有チャネル(PDSCH)トラフィック)に干渉する。LTEシステムは今のところ、1つの送信時間間隔(TTI)内の時間領域バースト性パンクチャリングまたは干渉を処理するように設計されていないことに留意されたい。LTEでは、コードブロックは周波数に対してインターリーブされてもよく、このことは、より高速のパイプライン処理を可能にするのに役立つ。しかしながら、大きいTBサイズ(たとえば、1つのCBが1つのシンボルを占有する)でのCBごとの時間領域インターリービングはほとんどない。結果として、単一のCBがバースト性トラフィック606または608によって「消去される(wiped out)」かまたは破損される場合、トランスポートブロック610全体が再送されなければならない。したがって、現在のLTEシステムでは、再送信は、CBレベルではなくTBレベルで行われる(すなわち、1つのCBがパンクチャされる場合、TB全体が再送信される必要がある)。
この問題に対処するために、デュアルコーディング方式およびHARQ(たとえば、インターコードブロックレベルのコードおよびMACレベルのHARQ)がパンクチャリング干渉を軽減するために実装される。インターCBコーディングは、パンクチャリング干渉を引き起こすバースト性トラフィックに対処するためにコードブロックに適用され得る。加えて、必要な場合にのみコードブロックをよりインテリジェントに再送するために、MACレベルのHARQは、コードブロックが誤って受信されたかどうか(たとえば、コードブロックを正確に復号することができない)を受信機(たとえば、受信UE)が送信側(たとえば、送信アクセスノード)に通知することを可能にするために実装され得、このことは、図4および/または図5に関して上記で説明したように活用され得る。
一例では、インターコードブロック誤り訂正コード、MACレイヤHARQ、および別個のPHYレイヤHARQが実装され得る。この手法では、コードブロックパリティが元の(最初の)コードブロック送信とともに送信されない(すなわち、コードブロックのための冗長パリティコードブロックが送信されないか、またはバースト性パンクチャリング/干渉デューティサイクルが高い場合、数個の冗長CBが送信され得る)。たとえば、UEによって提供される失敗したCBのカウントを(所定のまたは調整可能な)最大許容誤差しきい値と比較することによって、そのようなCB失敗がしきい値数よりも大きいかまたはそれに等しい場合、PHYレイヤHARQが要求される。加えて、MACレイヤHARQは、CB失敗の数がしきい値数未満である場合、インターブロック誤り訂正コードのためのパリティを要求するために使用される。次いで、送信デバイス(たとえば、アクセスノード)は、すでに説明したように、それらの失敗したCBが生じたデータコードブロックのセット全体に対して誤り訂正コード(パリティCB)を計算することができ、ここで、誤り訂正コードのパリティの数は、失敗したCBの数を復元するのに十分である。次いで、これらのパリティCB(たとえば、関連するCBのための誤り訂正コードを表すコード化ビット)は、受信デバイス(たとえば、受信UE)に送信され、受信デバイスは、以前に失敗したCBを再構成するために、関連するトランスポートブロック(TB)中の以前に復号に成功したCBとともにパリティCBを使用することができる。
別の例では、第1の送信、第2の送信および第3の送信のためのパリティコードブロックの数は、より低い頻度(たとえば、TTIごとに対立するものとして5/10/20個の送信時間間隔(TTI)ごと)でフィードバックされる半静的パラメータに基づき得る。このようにして、第1の送信冗長は効率を確保するために使用され得るが、再送信パリティは高い信頼性を保証するために使用される。全体的に、パリティコードブロックオーバーヘッドの半静的な数は、毎回のTTIのULバーストが短い場合は特に、アップリンク(UL)フィードバックオーバーヘッドを低減するのに役立つことができる。
インターコードブロック誤り訂正コードは、1つのトランスポートブロック中のコードブロックに対して、または複数のトランスポートブロックに対して、誤り訂正(たとえば、前方誤り訂正FEC)を実装し得る。インターCBコードは、特定のコードブロックのパンクチャリングおよび干渉を引き起こす場合があるバースト性トラフィックからCBを保護するために適用され得ることに留意されたい。MACレイヤHARQは、先行する数のトランスポートブロック(TB)内の失敗したコードブロックの数を示すメッセージを受信デバイスから送信デバイスに送ることによって実装される。たとえば、トランスポートブロック内のすべてのコードブロックが受信デバイスにおいて復号されると、すべてのCBが復号に成功した場合にはMACレベルのACKが送られ、または少なくとも1つの受信されたCBが復号可能ではなかったかもしくは誤りを有していた場合にはMACレベルのNACKが失敗したCBの数とともに送られる。
NACKを受信すると完全なトランスポートブロック(TB)を再送するPHYレイヤHARQとは対照的に、MACレイヤHARQは、十分な数のパリティCBのみを送ることになり、失敗したCBを訂正することができるように、新しいデータCBとともに、先行する関連するトランスポートブロック中のCBの完全なセットをカバーする。この手法では、MACレイヤHARQは、失敗した特定のCBを識別することを必要とせず、(いくつかのまたは先行するトランスポートブロックまたはTTI内の)失敗したCBの数のみを識別することを必要とする。
受信UEは、1つまたは複数のトランスポートブロックのシーケンス内の受信されたコードブロックのうちのいずれかが復号不可能(すなわち、誤ったコードブロック)であるかどうかを確認することができる。1つまたは複数のコードブロックが復号不可能である場合、失敗したコードブロックの総数のカウントとともにMACレイヤHARQが送られる。次いで、送信アクセスノードは、失敗したコードブロックの数および関連するトランスポートブロック中のコードブロックの総数に基づいて、適宜に長い誤り訂正コードを計算し得る。この誤り訂正コードは、後続のトランスポートブロック中のパリティコードブロックとして送信され得る。次いで、受信UEは、失敗したコードブロックを復元するために、誤り訂正コードおよび(関連するトランスポートブロック内の)以前の受信に成功したコードブロックを使用し得る。
一実装形態では、冗長(たとえば、インターコードブロック誤り訂正コード)は、コードブロックのセット(たとえば、トランスポートブロック)の元の(最初の)送信において適用されない。しかしながら、qの数のコードブロックが元の(最初の)送信においてパンクチャされた場合、PHYレイヤHARQはACKを報告するが、MACレイヤHARQは(たとえば、バースト性トラフィックパンクチャリングに起因する)失敗したCBの数を報告する。結果として、MACレイヤは、q+r個のパリティCBおよび(N-q-r)個の新しいデータCBを再送信する。q+r個のパリティCBは、元の(最初の)送信における失われたq個のCBを復元するために、再送信においてバジェットされる追加のr個の消失とともに、受信機において使用される。高いパンクチャリング率の場合、複数のTTI MAC再送信が使用され得る。(N-q-r)個の新しいデータCBは、(q+r)個のパリティCBを形成するために、以前の送信におけるCBと一緒にMAC-FEC符号化され得ることに留意されたい。または代替的に、(q+r)個のパリティCBは、新しいデータCBを一緒に符号化することなしに、単に以前の送信のCBに基づくものとすることができる。
MACレイヤHARQおよびインターコードブロック誤り訂正コードは、(たとえば、アクセスノードとUEとの間の)ダウンリンクチャネルに対しておよび/または(たとえば、UEとアクセスノードとの間の)アップリンクチャネルに対して適用され得ることに留意されたい。
図7は、実際に必要とされる場合、(誤り訂正のために)MACレベルのHARQパリティCBのみを送信する、第1の最適化を示す。1つの手法では、MACレベルのHARQパリティコードブロック706は、複数の公称コードブロックの後に自動的に追加され得る。しかしながら、この手法702は、すべての公称コードブロックが正確に受信された場合でもMACレベルのHARQパリティCB706を送るので、潜在的に浪費的である。代替のまたは最適化された手法708によれば、新しいトランスポートブロック614のMACレベルのHARQパリティコードブロック713は、もし必要とされるときにのみ、複数の公称コードブロックの後に追加される。すなわち、この手法708は、1つまたは複数のコードブロック716および718が誤りとともに受信された(すなわち、コードブロックが不正確に受信された)場合にのみ、MACレベルのHARQパリティCB713を送る。この例では、新しいトランスポートブロック714は、UEが前のトランスポートブロック712のコードブロックのすべて(最後のコードブロック717を含む)を復号することを可能にするのに十分である遅延(図では詳細に示されていない)の後にアクセスノードによって送信され、その結果、前のトランスポートブロック(710、712)のコードブロックのうちのいずれかの中の誤りは、新しいトランスポートブロック714内の誤り訂正コード(たとえば、パリティコードブロック713)を使用して訂正され得る。
したがって、少なくともいくつかの例では、新しい送信の際にCBレベルのパリティは必要とされない。PHY HARQは、否定応答された(NAK)CBの数が所定のまたは調整可能なしきい値未満であるとき、PHYレイヤにおいて肯定応答(ACK)を報告する。MAC FECベースのパリティCBは、MACレイヤ再送信において送られる。CB NAKのロケーションではなく、CB NAKの数のみが、フィードバックにおいて与えられる。バースト性CB失敗は、消失復号を介して復元され得る。余分のデータCBは、効率とロバストネスとの間の選択されたトレードオフを達成するために、(誤り訂正コードパリティブロックとともに)同じMACレイヤ送信TTIにおいて送られ得る。
図8は、トランスポートブロック(TB)の受信と対応する肯定応答(ACK)との間の時間ギャップまたは遅延が厳しくされるか、低減されるか、または除去される、最適化を示す。現在、時間ギャップは、TBの受信と対応するACKの送信との間で使用されており、この時間ギャップは、受信UEが受信されたコードブロックのすべてを復号しようと試みることを可能にするのに十分であり得る。しかしながら、MACレイヤコーディングは、全体的な処理パイプラインを改善するために時間ギャップを低減または除去するのに役立つことができ、すなわち、特に独立型の時間領域複信(TDD)タイムラインシナリオ内で復号タイムラインを改善する手順が提供される。たとえば、各TB804、805、806、および807中の最後のコードブロックが受信されると、ACK808、810、812、814は、その最後のコードブロック(シンボル)が完全に復号される前に送られ得る。TB中の最後のコードブロックのみが誤りである可能性は低い。しかしながら、最後のCBを除いてTB中のすべてのCBが正確に受信され復号された場合、この最後のCBは、上記で説明したように、MACレイヤ誤り訂正およびHARQによって復元され得る。すなわち、この最適化により、新しいトランスポートブロックは、受信機が前のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしで送信される。新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードによって訂正することができない前のトランスポートブロック中の任意の誤りは、代わりに、MACレイヤ誤り訂正およびHARQを使用して復元される。
図9は、トランスポートブロック中の最後のコードブロック中の任意の誤りを復元するためにMACレイヤコーディングが使用される間に、新しいトランスポートブロックがより敏速に送信されることを可能にするために、トランスポートブロック(TB)の受信と対応する肯定応答(ACK)との間の時間ギャップが厳しくされるかまたは除去される、図8の最適化手法をさらに示す。ここで、複数のコードブロック904、906が送られ、各TBのACKは、その中のデータが正確に受信されたかどうかを確認するために、最後のコードブロック910および912が完全に復号される前に送られる。結果として、MACレイヤ誤り訂正およびHARQは、最後のコードブロック910および912内に任意の誤りがあるかどうかがまだわからなくても、それらのコードブロック中の任意の誤りを復元するための冗長性を与えるパリティCB914を送るために使用される。このようにして、HARQラウンドトリップ時間(RTT)タイムラインをかなり厳しくすることができる。
図10は、誤り訂正コーディングありまたは誤り訂正コーディングなしの異なる符号化の性能の例示的な比較グラフ1002を示す。第1のグラフ線1004は、最適条件下でのスループットとパンクチャリングレートの直線関係を表す。第2のグラフ線1006は、イントラCBレベルのHARQコーディングのみを用いたLTEの例示的な性能を表す。第3のグラフ線1008は、イントラCBレベルのHARQとインターCBレベルの誤り訂正の両方を用いた提案されたマルチレベルコーディング方式の例示的な性能を表す。第4のグラフ線1010は、イントラCBレベルのHARQとインターCBレベルの誤り訂正の両方を用いた提案されたマルチレベルコーディング方式の例示的な性能を表す。
したがって、本明細書で説明する少なくともいくつかの例では、MACレイヤHARQとともにCBレベルのFECが適用される。冗長CBは、CB失敗の数がeNBに知られている(および/または再送信時にeNBにフィードバックされる)場合にのみ、再送信において適用される。冗長CBの量は、CB CRC失敗の数および再送信における予想されるパンクチャリングレートに基づく。信頼性と効率のトレードオフは、少なくともいくつかの例では、再送信時の冗長の量を調整することによって達成され得る。
効率的なコードブロックレベルの誤り訂正のための例示的なシステムおよび方法
図11は、図1〜図10のシステム、方法および装置が実装され得る全体的なシステムまたは装置1100を示す。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数の処理回路1104を含む処理システム1114を用いて実装され得る。たとえば、装置1100は、モバイル通信システムのユーザ機器(UE)またはアクセスノードであり得る。装置1100は、無線ネットワークコントローラ(RNC)とともに使用されてもよい。いくつかの例では、装置はシステムオンチップ(SoC)として実装される。SoCに加えて、処理回路1104の例は、マイクロプロセッシング回路、マイクロコントローラ、デジタル信号処理回路(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアを含む。またさらに、処理システム1114は、アクセスノードおよび/またはモバイルデバイスの構成要素とすることができる。すなわち、装置1100内で利用されるような処理回路1104は、上記で説明し、図4、図5、図6、図7、図8および図9に示すプロセス(ならびに以下で説明する、図14、図15、図16および図17に示すプロセス)のうちのいずれか1つまたは複数を実装するために使用され得る。
図11の例では、処理システム1114は、バス1102によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1102は、処理システム1114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1102は、(処理回路1104によって概略的に表される)1つまたは複数の処理回路を含む様々な回路、記憶デバイス1105、および(非一時的機械可読媒体1106によって概略的に表される)機械可読、プロセッサ可読、処理回路可読またはコンピュータ可読媒体をリンクさせる。バス1102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調節器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース1108は、バス1002とトランシーバ1110との間のインターフェースを提供する。トランシーバ1110は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース1112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)が設けられる場合もある。
処理回路1104は、バス1102の管理と、機械可読媒体1106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担う。ソフトウェアは、処理回路1104によって実行されると、処理システム1114に、任意の特定の装置について本明細書で説明する様々な機能を実行させる。機械可読媒体1106は、ソフトウェアを実行するときに処理回路1104によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。
処理システム内の1つまたは複数の処理回路1104は、ソフトウェアまたはソフトウェア構成要素を実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。処理回路は、タスクを実行し得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容もしくは記憶内容を渡すおよび/または受け取ることによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を介して渡されてもよく、転送されてもよく、または送信されてもよい。
ソフトウェアは、機械可読媒体1106上に存在することができる。機械可読媒体1106は、非一時的機械可読媒体であり得る。非一時的処理回路可読、機械可読またはコンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、またはキードライブ)、RAM、ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ハードディスク、CD-ROM、ならびに機械またはコンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、「処理回路可読媒体」および/または「プロセッサ可読媒体」という用語は、限定はしないが、ポータブルまたは固定記憶デバイス、光記憶デバイス、ならびに命令および/またはデータを記憶し、含み、または搬送することが可能な様々な他の媒体などの非一時的媒体を含み得る。したがって、本明細書で説明する様々な方法は、「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、「処理回路可読媒体」および/または「プロセッサ可読媒体」に記憶され、1つまたは複数の処理回路、機械および/またはデバイスによって実行され得る命令および/またはデータによって完全にまたは部分的に実装され得る。機械可読媒体は、例として、搬送波、伝送線、ならびにコンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。
機械可読媒体1106は、処理システム1114内に存在してもよく、処理システム1114の外部に存在してもよく、または処理システム1114を含む複数のエンティティにわたって分散されてもよい。機械可読媒体1106は、コンピュータプログラム製品において具現化されてもよい。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内に機械可読媒体を含み得る。当業者は、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明した機能を実装する最良の方法を認識されよう。
いくつかの例では、処理回路1104は、1つもしくは複数のサブ回路を含み得、かつ/または機械可読記憶媒体1106は、処理回路1104によって実行されると、処理回路に1つもしくは複数の機能を実行させる、1つもしくは複数の命令を記憶し得る。たとえば、トランスポートブロック(TB)符号化回路/モジュール1114および/またはTB符号化命令1128は、データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化するように働くことができ、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含む。次いで、トランシーバ1110は、受信デバイスに固有のチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックをワイヤレスに送信するように働くことができ、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに送信される。トランシーバ1110は、受信デバイスから、送信された1つまたは複数のトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信するように働くこともできる。誤り訂正コード生成回路/モジュール1116および/または誤り訂正コード生成命令1130は、1つまたは複数のトランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成するように働くことができ、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である。次いで、トランシーバ1110は、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードに基づいて、パリティコードブロックを送信し得る。
加えて、トランシーバ1110は、送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するように働くことができ、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含む。トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに受信され得る。コードブロック(CB)復号回路/モジュール1120および/またはCB復号命令1134は、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号するように働くことができる。失敗したCB通知回路/モジュール1122および/または失敗したCB通知命令1136は、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送信デバイスに送るように働くことができる。トランシーバ1110は、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードから導出されたパリティコードブロックを含む新しいトランスポートブロックを受信するように働くこともできる。CB復元回路/モジュール1124および/またはコードブロック復元命令1138は、誤り訂正コードから失敗したコードブロックを復元するように働くことができる。
図に示す構成要素、ステップ、特徴、および/または機能のうちの1つまたは複数は、並べ替えられ、かつ/または単一の構成要素、ブロック、特徴もしくは機能に結合され、あるいはいくつかの構成要素、ステップ、もしくは機能において具現化され得る。追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能も、本開示から逸脱することなく追加され得る。図に示す装置、デバイス、および/または構成要素は、図において説明する方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明するアルゴリズムはまた、ソフトウェアにおいて効率的に実装されてもよく、かつ/またはハードウェアに組み込まれてもよい。
本明細書で開示する例に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、要素、および/または構成要素は、汎用処理回路、デジタル信号処理回路(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用処理回路は、マイクロプロセッシング回路であってもよいが、代替として、処理回路は、任意の従来の処理回路、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。処理回路はまた、コンピューティング構成要素の組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッシング回路の組合せ、いくつかのマイクロプロセッシング回路、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッシング回路、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
したがって、本開示の一態様では、処理回路1004は、トランスポートブロックの処理および訂正を対象とするものなど、図4、図5、図6、図7、図8および/または図9(および/または以下で説明する図14、図15、図16および図17)で説明するアルゴリズム、方法、および/またはブロックのうちの少なくともいくつかを実行するように特別に設計されたおよび/または配線接続された専用処理回路(たとえば、ASIC)であってもよい。したがって、そのような専用処理回路(たとえば、ASIC)は、図4、図5、図6、図7、図8および/または図9(および/または図14、図15、図16および図17)で説明するアルゴリズム、方法、および/またはブロックを実行するための手段の一例であってもよい。機械可読記憶媒体は、専用処理回路(たとえば、ASIC)によって実行されると、専用処理回路に本明細書で説明するアルゴリズム、方法、および/またはブロックを実行させる命令を記憶し得る。
図12は、eNBまたは他の送信デバイスなどのアクセスノード1200の選択された例示的な構成要素を示すブロック図である。アクセスノード1200は、処理回路1202と、送信機1206および受信機1208を有するワイヤレストランシーバ1204とを含む。処理回路1202は、この例では、データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化するように動作可能な、冗長なしトランスポートブロック生成器1210を含み、各トランスポートブロックは、冗長なしでデータが符号化されるコードブロックのセットを含む。トランスポートブロック送信コントローラ1212は、(以下で説明する図13のモバイルデバイスなどの)受信デバイスに固有のチャネルを介してトランスポートブロックの(送信機1206を介した)ワイヤレス送信を制御するように動作可能であり、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに送信される。コードブロック誤りカウント受信コントローラ1214は、モバイルデバイスから(受信機1208を介して)、送信されたトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信する。誤り訂正コード生成器1216は、トランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成し、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である。たとえば、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含み得る。冗長ありトランスポートブロック生成器1218は、冗長ありで新しいデータを1つまたは複数の新しいトランスポートブロックに符号化するように動作可能であり、各新しいトランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックのセットを含み、1つまたは複数のパリティブロックは、新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信されたコード化ビットを有する誤り訂正コードを含んでいる。パリティブロック挿入コントローラ1220は、パリティブロックの生成および新しいトランスポートブロックへの挿入を制御し得る。パリティブロック挿入コントローラ1220および/または誤り訂正コード生成器1216は、挿入されるべきパリティブロックを決定する際に、後続のトランスポートブロックの送信内の予想されるパンクチャリングレートを考慮に入れることができ、パリティCBを新しいデータCBに挿入するために異なるインターリービングパターンを選ぶことができる。
上記で説明したように、失敗したコードブロックの数に応じて、失敗したコードブロックの指示の受信は、MAC HARQおよび/またはPHY HARQを必要とする(entail)かまたは伴う(involve)ことがある。MAC HARQの受信およびMAC HARQへの応答は、MAC HARQ受信コントローラ1222によって制御される。PHY HARQの受信およびPHY HARQへの応答は、PHY HARQコントローラ1224によって制御される。失敗したコードブロックの総数が上記で説明したしきい値を下回る場合、誤りは、追加された誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを介して訂正される。そうでない場合、誤りは、全ブロック再送信要求コントローラ1226の制御下で以前のトランスポートブロック全体を再送信することによって訂正され得る。適切な肯定応答(ACK)信号は、肯定応答受信コントローラ1228の制御下で受信される。上記で説明したように、肯定応答信号は、ACKまたはトランスポートブロックの最後のコードブロックを除くすべてを送る前にUEがトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号しようと試みるように構成されるかどうかに応じて、制御可能なギャップまたは遅延を受けるUEによって送られ得る。したがって、いくつかの例では、新しいトランスポートブロックは、UEが前のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延の後にアクセスノードによって送られ、その結果、前のトランスポートブロックのコードブロックのうちのいずれかの中の誤りは、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードを使用して訂正され得る。他の例では、新しいトランスポートブロックは、UEが受信されたトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしでアクセスノードによって送られ、その結果、トランスポートブロックの最後のコードブロック中の誤りは、MACレイヤ誤り訂正を使用して復元される。これは、肯定応答受信コントローラ1228ならびにMAC HARQ受信コントローラ1222およびPHY HARQ受信コントローラ1224などの他の構成要素とともに、トランスポートブロック送信コントローラ1222によって制御される。
実装形態に応じて、上記で説明したデバイスおよび構成要素の機能および動作は、同じまたは同様の機能を実行する他の適切な構成要素によって実行され得る。したがって、いくつかの例では、処理するための手段と、送信するための手段および受信するための手段を含み得る送受信(たとえば、送信/受信)するための手段とを含む装置、システムまたはデバイスが提供される。処理するための手段は、データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化するように動作可能な、冗長なしトランスポートブロックを生成するための手段を含み得、各トランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックのセットを含む。トランスポートブロック送信を制御するための手段は、(以下で説明する図13のモバイルデバイスなどの)受信デバイスに固有のチャネルを介してトランスポートブロックの(送信機1206を介した)ワイヤレス送信を制御するように動作可能であり、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに送信される。コードブロック誤りカウントの受信を制御するための手段は、モバイルデバイスから(受信機1208を介して)、送信されたトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信するように動作可能である。誤り訂正コードを生成するための手段は、トランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成するように動作可能であり、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である。述べたように、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含み得る。
冗長ありトランスポートブロックを生成するための手段は、以前のデータCBおよび/または新しいデータCBを1つまたは複数の新しいトランスポートブロックに符号化するように動作可能であり、各新しいトランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックのセットを含み、1つまたは複数のパリティブロックは、新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信されたコード化ビットを有する誤り訂正コードを含んでいる。パリティブロックの挿入を制御するための手段は、パリティブロックの生成および新しいトランスポートブロックへの挿入を制御するように動作可能である。パリティブロックの挿入を制御するための手段および/または誤り訂正コードを生成するための手段は、挿入されるべきパリティブロックを決定する際に、後続のトランスポートブロックの送信内の予想されるパンクチャリングレートを考慮に入れることができる。またさらに、装置は、MAC HARQを受信し、それに応答するための手段および/またはPHY HARQを受信し、それに応答するための手段を活用することができる。肯定応答信号を受信するための手段の制御下で、適切な肯定応答(ACK)信号が受信され、それに応答される。いくつかの例では、再送信するための手段は、ブロック全体の再送信を制御するように動作可能である。
またさらに、実装形態に応じて、上記で説明したデバイスおよび構成要素の機能および動作は、機械可読記憶媒体とともに使用するための命令として実装され得る。したがって、いくつかの例では、プロセッサによって実行される処理するための命令と、送信するための命令および受信するための命令をさらに含み得るトランシーバによって実行される送受信(たとえば、送信/受信)するための命令とを含む命令が提供される。処理するための命令は、データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化するように動作可能な、冗長なしトランスポートブロックを生成するための命令を含み得、各トランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックのセットを含む。トランスポートブロック送信を制御するための命令は、(以下で説明する図13のモバイルデバイスなどの)受信デバイスに固有のチャネルを介してトランスポートブロックの(送信機1206を介した)ワイヤレス送信を制御するように動作可能であり、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに送信される。コードブロック誤りカウントの受信を制御するための命令は、モバイルデバイスから(受信機1208を介して)、送信されたトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信するように動作可能である。誤り訂正コードを生成するための命令は、トランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成するように動作可能であり、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である。述べたように、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含み得る。
冗長ありトランスポートブロックを生成するための命令は、新しいデータを1つまたは複数の新しいトランスポートブロックに符号化するように動作可能であり、各新しいトランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックのセットを含み、1つまたは複数のパリティブロックは、新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信されたコード化ビットを有する誤り訂正コードを含んでいる。パリティブロックの挿入を制御するための命令は、パリティブロックの生成および新しいトランスポートブロックへの挿入を制御するように動作可能である。パリティブロックの挿入を制御するための命令および/または誤り訂正コードを生成するための命令は、挿入されるべきパリティブロックを決定する際に、後続のトランスポートブロックの送信内の予想されるパンクチャリングレートを考慮に入れることができる。またさらに、装置は、MAC HARQを受信し、それに応答するための命令および/またはPHY HARQを受信し、それに応答するための命令を活用することができる。肯定応答信号を受信するための命令の制御下で、適切な肯定応答(ACK)信号が受信され、それに応答される。いくつかの例では、再送信するための命令は、ブロック全体の再送信を制御するように動作可能である。
図13は、UEまたは他のモバイルデバイス(受信デバイス)1300の選択された例示的な構成要素を示すブロック図である。モバイルデバイス1300は、処理回路1302と、送信機1306および受信機1308を有するワイヤレストランシーバ1304とを含む。処理回路1302は、この例では、アクセスノードまたは他の送信デバイスからチャネルを介して受信機1308を介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するように動作可能なトランスポートブロック受信コントローラ1310を含み、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含み、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに受信される。トランスポートブロック復号器1312は、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試みる。コードブロック誤り検出器1314は、復号誤りを検出し、復号誤りは、たとえば、1)セル間ミッションクリティカルシグナリング、2)短いTTIおよび/または3)無認可帯域送信によるバースト性干渉の結果であり得る。コードブロック誤りカウンタ1316は、トランスポートブロックのうちの1つまたは複数内の失敗したコードブロックの総数をカウントする。次いで、プロセッサは、アクセスノードまたは他の送信デバイスに、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送る。上記で説明したように、失敗したコードブロックの数に応じて、これはMAC HARQまたはPHY HARQを必要とすることがある。MAC HARQの生成および送信は、MAC HARQコントローラ1322によって制御される。PHY HARQの生成および送信は、PHY HARQコントローラ1324によって制御される。失敗したコードブロックの総数が上記で説明したしきい値を下回る場合、コードブロック復元システム1318は、新たに受信されたトランスポートブロック内のパリティコードブロックを分析するパリティブロック分析器1320とともに、新たに受信されたトランスポートブロックの誤り訂正コードを使用して失敗したコードブロックを復元するように動作可能である。
肯定応答コントローラ1326の制御下で、適切な肯定応答(ACK)信号が生成され、送信される。上記で説明したように、肯定応答信号は、ACKまたは受信されたトランスポートブロックの最後のコードブロックを除くすべてを送る前にUEがコードブロックのすべてを復号しようと試みるように構成されるかどうかに応じて、制御可能なギャップまたは遅延を受けるUEによって送られ得る。いくつかの例では、ACKは、受信機が前のまたは最初のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延の後に送られ、その結果、前のトランスポートブロックのコードブロックのうちのいずれかの中の誤りは、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードを使用して訂正され得る。他の例では、ACKは、受信機が受信されたトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしで送られ、その結果、トランスポートブロックの最後のコードブロック中の誤りは、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ誤り訂正を使用して復元される。したがって、いくつかの例では、UEのプロセッサは、ブロック全体が再送信されることを要求する。これは、全ブロック再送信要求コントローラ1328の制御下で実行され得る。
実装形態に応じて、上記で説明したデバイスおよび構成要素の機能および動作は、同じまたは同様の機能を実行する他の適切な構成要素によって実行され得る。したがって、いくつかの例では、処理するための手段と、送信するための手段および受信するための手段を含み得る送受信するための手段とを含む装置、システムまたはデバイスが提供される。処理するための手段は、アクセスノードまたは他の送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するための手段を含む、トランスポートブロックを受信するための手段を含み得、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含み、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに受信される。復号するための手段は、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試みる。検出するための手段は、バースト性干渉の結果であり得る復号誤りを検出するように動作する。カウントするための手段は、トランスポートブロックのうちの1つまたは複数内の失敗したコードブロックの総数をカウントするように動作する。送るための手段は、アクセスノードまたは他の送信デバイスに、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送るように動作する。これは、MAC HARQを送るための手段および/またはPHY HARQを送るための手段を活用することができる。復元のための手段は、新たに受信されたトランスポートブロック内のパリティコードブロックを分析するパリティブロックを分析するための手段とともに、新たに受信されたトランスポートブロックの誤り訂正コードを使用して失敗したコードブロックを復元するように動作可能である。肯定応答信号を生成するための手段の制御下で、適切な肯定応答(ACK)信号が生成され、送信される。いくつかの例では、再送信を要求するための手段は、ブロック全体が再送信されることを要求するように動作可能である。
またさらに、実装形態に応じて、上記で説明したデバイスおよび構成要素の機能および動作は、機械可読記憶媒体とともに使用するための命令として実装され得る。したがって、いくつかの例では、プロセッサによって実行される処理するための命令と、送信するための命令および受信するための命令をさらに含み得るトランシーバによって実行される送受信するための命令とを含む命令が提供される。処理するための命令は、アクセスノードまたは他の送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するための命令を含む、トランスポートブロックを受信するための命令を含み得、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含み、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに受信される。復号するための命令は、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試みる。検出するための命令は、バースト性干渉の結果であり得る復号誤りを検出するように動作する。カウントするための命令は、トランスポートブロックのうちの1つまたは複数内の失敗したコードブロックの総数をカウントするように動作する。送るための命令は、アクセスノードまたは他の送信デバイスに、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送るように動作する。これは、MAC HARQを送るための命令および/またはPHY HARQを送るための命令を活用することができる。復元のための命令は、新たに受信されたトランスポートブロック内のパリティコードブロックを分析するパリティブロックを分析するための命令とともに、新たに受信されたトランスポートブロックの誤り訂正コードを使用して失敗したコードブロックを復元するように動作可能である。肯定応答信号を生成するための命令の制御下で、適切な肯定応答(ACK)信号が生成され、送信される。いくつかの例では、再送信を要求するための命令は、ブロック全体が再送信されることを要求するように動作可能である。
図14は、アクセスノードなどの送信デバイス上で動作可能な方法を示す流れ図である。データは、1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化され得、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含む(1402)。1つまたは複数のトランスポートブロックは、受信デバイスに固有のチャネルを介してワイヤレスに送信され得、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロック(もしくは他の冗長情報)なしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロック(もしくは他の冗長情報)とともに送信される(1404)。送信デバイスは、受信デバイスから、送信された1つまたは複数のトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信し得る(1406)。送信デバイスは、1つまたは複数のトランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成するかまたは他の方法で取得し、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である(1408)(たとえば、誤り訂正コード中のパリティの数は、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長い)。次いで、誤り訂正コードは、新しいまたは後続のトランスポートブロック内で送信される(1410)(たとえば、誤り訂正コードのコード化ビットまたはパリティは、後続のトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信される)。上記で説明したように、失敗したコードブロックの総数は、MACレイヤ送信を介して受信され得る。誤り訂正パリティコードブロックとともに追加の新しいデータコードブロックも送信されることがあり、誤り訂正コードは、新しいデータコードブロックもカバーすることもあり、カバーしないこともある。一態様によれば、1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであるかどうかを示すPHYレイヤ送信は、受信デバイスから受信され得る。1つまたは複数のトランスポートブロックは、受信デバイスに全体的に再送信され得る。これらの追加の特徴は、図14の方法の他の特徴のさらなる例示的な詳細も提供する図15に示されている。
図15は、アクセスノードなどの送信デバイス上で動作可能な方法をさらに示す流れ図である。アクセスノードは、音声データまたは他のデータを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化し、各トランスポートブロックは、5Gまたは他の適切なワイヤレス通信プロトコルに従ってモバイルデバイスまたは他の受信デバイスに送信するためにデータが符号化されるコードブロックのセットを含む(1502)。アクセスノードは、モバイルデバイスまたは他の受信デバイスに固有のチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックをワイヤレスに送信し、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしで(または所望の量の冗長パリティコードブロックもしくは他の冗長情報とともに)送信される(1504)。アクセスノードは、モバイルデバイスまたは他の受信デバイスからMAC HARQを介して、以前に受信デバイスに送信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を受信する(1506)。
アクセスノードは、1つまたは複数のトランスポートブロック内のコードブロックに対して誤り訂正コードを生成するかまたは他の方法で取得し、誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分であり、たとえば、(a)誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含み、(b)誤り訂正コードは、新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信されるべきコード化ビットを含み、(c)誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数と、モバイルデバイスまたは他の受信機デバイスへの新しいトランスポートブロックの送信内のチャネル上の予想されるパンクチャリングレートとに基づいて決定または調整される(1508)。このようにして、信頼性と効率のトレードオフは、誤り訂正コードを調整することによって再送信時の冗長の量を調整することによって達成され得る。
アクセスノードは、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードとともに追加の新しいデータコードブロックを送信することを含め、新しいまたは後続のトランスポートブロック内の誤り訂正コードを送信し、誤り訂正コードは、新しいデータコードブロックもカバーし、(a)新しいトランスポートブロックは、受信機が前のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延の後に送信され、その結果、前のトランスポートブロックのコードブロックのうちのいずれかの中の誤りは、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードを使用して訂正され得るか、または(b)新しいトランスポートブロックは、受信機が前のトランスポートブロックのコードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしで送信され、その結果、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードによって訂正することができない前のトランスポートブロック中の誤りは、代わりに、MACレイヤ誤り訂正を使用して復元される(1510)。アクセスノードは、追加または代替として、受信デバイスから、1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に(すなわち、完全に)再送信されるべきであることを示す送信をPHY HARQを介して受信し、受信デバイスに1つまたは複数のトランスポートブロックを全体的に再送信する(1512)。
図16は、モバイルデバイスまたは他の受信デバイス上で動作可能な方法を示す流れ図である。1つまたは複数のトランスポートブロックは、アクセスノードまたは他の送信デバイスからチャネルを介して受信され得、各トランスポートブロックは、データが符号化される複数のコードブロックを含み、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしでまたは所望の量の冗長パリティコードブロックとともに受信される(1602)。次いで、受信デバイスは、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試み得る(1604)。任意のコードブロック失敗が検出された場合、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数が送信デバイスに送られ得る(1606)。新しいトランスポートブロックは、送信デバイスから受信され得、新しいトランスポートブロックは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードを含む(1608)。たとえば、新しいトランスポートブロックは、1つまたは複数のトランスポートブロック内のコードブロックのための誤り訂正コードを含むパリティコードブロックを含み得、誤り訂正コードのパリティは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長い。次いで、失敗したコードブロックは、受信デバイスによって誤り訂正コードから復元され得る(1610)。失敗したコードブロックの総数は、MACレイヤ送信を介して受信され得る。失敗したコードブロックは、消失復号、消失復号と誤り復号の組合せ、またはMACレイヤコーディングとPHYレイヤコーディングとの間のより強力な反復的軟入力/軟出力復号を介して復元され得る。いくつかの例では、追加の新しいデータコードブロックは、誤り訂正コードとともに受信され得、誤り訂正コードは、新しいデータコードブロックもカバーする。一態様によれば、受信デバイスはまた、送信デバイスに、1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであるかどうかを示すPHYレイヤ送信を送信し得る。応答して、受信デバイスは、送信デバイスから、1つまたは複数のトランスポートブロックを全体的に受信し得る。これらの追加の特徴は、図16の方法の他の特徴のさらなる例示的な詳細も提供する図17に示されている。
図17は、モバイルデバイスなどの受信デバイス上で動作可能な方法をさらに示す流れ図である。モバイルデバイスは、アクセスノードなどの送信デバイスから5Gチャネル(または他の適切なワイヤレス通信チャネル)を介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信し、各トランスポートブロックは、データが符号化されるコードブロックのセットを含み、トランスポートブロック内のコードブロックは、冗長パリティコードブロックなしで(または所望の量の冗長パリティコードブロックもしくは他の冗長情報とともに)受信される(1702)。モバイルデバイスは、冗長パリティコードブロックの欠如にもかかわらず、1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信されたコードブロック中のデータを復号しようと試みる(1704)。モバイルデバイスは、受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数をカウントするかまたは他の方法で決定し、失敗したコードブロックの数がしきい値未満である場合、失敗したコードブロックの総数の指示をMAC HARQを介して送信デバイスに送る(1706)。モバイルデバイスは、送信デバイスから、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを受信し、たとえば、(a)誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含み、(b)誤り訂正コードは、新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内にコード化ビットを含み、(c)誤り訂正コードは、失敗したコードブロックの総数と、チャネル上の予想されるパンクチャリングレートとに基づく(1708)。モバイルデバイスは、消失復号、消失復号と誤り復号の組合せ、またはMACレイヤコーディングとPHYレイヤコーディングとの間のより強力な反復的軟入力/軟出力復号を介して、誤り訂正コードから失敗したコードブロックを復元する(1710)。
追加または代替として、モバイルデバイスは、(a)最初のトランスポートブロックのコードブロックのうちの最後のコードブロックが復号された後に肯定応答を送信デバイスに送り、その結果、最初のトランスポートブロックのコードブロックのうちのいずれかの中の誤りは、新しいトランスポートブロック内の誤り訂正コードを使用して訂正され得るか、または(b)最初のトランスポートブロックのコードブロックのすべてが復号される前に肯定応答を送り、その結果、最初のトランスポートブロックの最後のコードブロック中の誤りは、代わりに、MACレイヤ誤り訂正を使用して復元される(1712)。モバイルデバイスは、追加または代替として、1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に(すなわち、完全に)再送信されるべきであることを示す送信をPHY HARQを介して送信デバイスに送り、次いで、送信デバイスから1つまたは複数のトランスポートブロックを全体的に受信する(1714)。
加えて、実施形態は、フローチャート、流れ図、構造図、またはブロック図として示されるプロセスとして説明される場合があることに留意されたい。フローチャートは、動作を順次プロセスとして説明する場合があるが、動作の多くは並列にまたは同時に実行され得る。加えて、動作の順序は並べ替えられてもよい。プロセスは、その動作が完了したとき、終了する。プロセスは、メソッド、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、その終了は、その関数が呼び出し関数またはメイン関数に戻ることに対応する。
さらに、記憶媒体は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または情報を記憶するための他の機械可読媒体を含む、データを記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。「機械可読媒体」という用語は、限定はしないが、ポータブルまたは固定記憶デバイス、光記憶デバイス、ワイヤレスチャネル、ならびに命令および/またはデータを記憶し、含み、または搬送することが可能な様々な他の媒体を含む。
本明細書で開示する例に関して説明する方法またはアルゴリズムは、処理ユニット、プログラミング命令、または他の指示の形で、ハードウェアにおいて直接、プロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュールにおいて、または両方の組合せにおいて具現化されることがあり、単一のデバイスに含まれるかまたは複数のデバイスにわたって分散されることがある。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在し得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であってもよい。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを当業者はさらに諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
本明細書で説明する本発明の様々な特徴は、本発明から逸脱することなく、異なるシステム内で実装され得る。上記の実施形態は例にすぎず、本発明を限定するものと解釈すべきではないことに留意されたい。実施形態の説明は、例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本教示は、他のタイプの装置に容易に適用することができ、多数の代替、修正、および変形が当業者には明らかであろう。
102 ワイヤレスネットワークセル、第1のワイヤレスセル
104 ワイヤレスネットワークセル、第2のワイヤレスセル
106 ワイヤレスネットワークセル
108 アクセスノード、第1のアクセスノードA、アクセスノードA
110 アクセスノード、第2のアクセスノードB
112 アクセスノード
114 ユーザ機器/デバイスUE、UE、第1のUE、UE-a
116 ユーザ機器/デバイスUE、UE、第2のUE
118 ユーザ機器/デバイスUE、UE
120 ユーザ機器/デバイスUE、UE
202 プロトコルスタック
204 レイヤ、第1のレイヤ
206 レイヤ、第2のレイヤ
208 レイヤ、第3のレイヤ
210 物理(PHY)レイヤ、PHYレイヤ
212 媒体アクセス制御(MAC)レイヤ、MACレイヤ
214 無線リンク制御(RLC)レイヤ、RLCレイヤ
216 パケットデータコンバージェンス制御レイヤ
218 無線リソース制御(RRC)レイヤ、RRCレイヤ
220 インターネットプロトコル(IP)レイヤ
222 非アクセス層(NAS)レイヤ
302 チャネル
304 トランスポートブロックまたは送信ブロック(TB)
306 コードブロック(CB)
400 図
402 ユーザ機器(UE)
404 アクセスノード
602 ワイヤレスチャネル
604 コードブロック
606 第1のバースト性トラフィック送信、バースト性トラフィック
608 第2のバースト性トラフィック送信、バースト性トラフィック
610 トランスポートブロック
702 手法
706 MACレベルのHARQパリティコードブロック、MACレベルのHARQパリティCB
708 代替のまたは最適化された手法、手法
710、712 前のトランスポートブロック
713 MACレベルのHARQパリティコードブロック、MACレベルのHARQパリティC、コードブロック
714 新しいトランスポートブロック
716、718 コードブロック
717 最後のコードブロック
804、805、806、807 TB
808、810、812、814 ACK
904、906 コードブロック
910、912 最後のコードブロック
914 パリティCB
1002 比較グラフ
1004 第1のグラフ線
1006 第2のグラフ線
1008 第3のグラフ線
1010 第4のグラフ線
1100 全体的なシステムまたは装置、装置
1102 バス
1104 処理回路
1105 記憶デバイス
1106 非一時機械可読媒体、機械可読媒体、機械可読記憶媒体
1108 バスインターフェース
1110 トランシーバ
1112 ユーザインターフェース
1114 処理システム、トランスポートブロック(TB)符号化回路/モジュール
1116 誤り訂正コード生成回路/モジュール
1120 コードブロック(CB)復号回路/モジュール
1122 失敗したCB通知回路/モジュール
1124 CB復元回路/モジュール
1128 TB符号化命令
1130 誤り訂正コード生成命令
1134 CB復号命令
1136 失敗したCB通知命令
1138 コードブロック復元命令
1200 アクセスノード
1202 処理回路
1204 ワイヤレストランシーバ
1206 送信機
1208 受信機
1210 冗長なしトランスポートブロック生成器
1212 トランスポートブロック送信コントローラ
1214 コードブロック誤りカウント受信コントローラ
1216 誤り訂正コード生成器
1218 冗長ありトランスポートブロック生成器
1220 パリティブロック挿入コントローラ
1222 MAC HARQ受信コントローラ
1224 PHY HARQコントローラ
1226 全ブロック再送信要求コントローラ
1228 肯定応答受信コントローラ
1300 UEまたは他のモバイルデバイス(受信デバイス)、モバイルデバイス
1302 処理回路
1304 ワイヤレストランシーバ
1306 送信機
1308 受信機
1310 トランスポートブロック受信コントローラ
1312 トランスポートブロック復号器
1314 コードブロック誤り検出器
1316 コードブロック誤りカウンタ
1318 コードブロック復元システム
1320 パリティブロック分析器
1322 MAC HARQコントローラ
1324 PHY HARQコントローラ
1326 肯定応答コントローラ
1328 全ブロック再送信要求コントローラ

Claims (36)

  1. 送信デバイス上で動作可能な方法であって、
    データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化するステップであって、各トランスポートブロックが、前記データが符号化される複数のコードブロックを含む、ステップと、
    受信デバイスに固有のチャネルを介して前記1つまたは複数のトランスポートブロックをワイヤレスに送信するステップであって、前記トランスポートブロック内の前記コードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに送信される、ステップと、
    前記受信デバイスから、前記送信された1つまたは複数のトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信するステップと、
    前記1つまたは複数のトランスポートブロック内の前記コードブロックに対して誤り訂正コードを生成するステップであって、前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である、ステップと、
    新しいトランスポートブロック内で前記誤り訂正コードを送信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記冗長情報が冗長パリティコードブロックを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記誤り訂正コードが、前記新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信されるコード化ビットを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数と、前記新しいトランスポートブロックの前記送信内の予想されるパンクチャリングレートとに基づいて決定される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記失敗したコードブロックの総数が、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ送信を介して受信される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記新しいトランスポートブロック内で前記誤り訂正コードとともに追加の新しいデータコードブロックを送信するステップ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記誤り訂正コードが、以前の媒体アクセス制御(MAC)レイヤハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信における前記1つまたは複数のトランスポートブロック内の前記コードブロックのみをカバーする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記誤り訂正コードが、前記新しいデータコードブロックもカバーする、請求項7に記載の方法。
  10. 前記受信デバイスから、前記1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであることを示す送信を受信するステップと、
    前記受信デバイスに、前記1つまたは複数のトランスポートブロックを全体的に再送信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであることを示す前記送信が、物理(PHY)レイヤハイブリッド自動再送要求(HARQ)を介して受信される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記新しいトランスポートブロックが、前記受信デバイスが前のトランスポートブロックの前記コードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延の後に送信され、その結果、前記前のトランスポートブロックの前記コードブロックのうちのいずれかの中の誤りが、次の送信時間間隔が開始する前に、前記誤り訂正コードを使用して訂正され得る、請求項1に記載の方法。
  13. 前記新しいトランスポートブロックが、前記受信デバイスが前のトランスポートブロックの前記コードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしで送信され、前記新しいトランスポートブロック内の前記誤り訂正コードによって訂正することができない前記前のトランスポートブロック中の誤りが、代わりに、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ誤り訂正および1つまたは複数のハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用して復元可能である、請求項1に記載の方法。
  14. 処理回路に結合され、1つまたは複数の受信デバイスにワイヤレスに送信するように適合されたワイヤレストランシーバと、
    前記ワイヤレストランシーバに結合され、
    データを1つまたは複数のトランスポートブロックに符号化することであって、各トランスポートブロックが、前記データが符号化される複数のコードブロックを含む、符号化することと、
    受信デバイスに固有のチャネルを介して前記1つまたは複数のトランスポートブロックをワイヤレスに送信することであって、前記トランスポートブロック内の前記コードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに送信される、送信することと、
    前記受信デバイスから、前記送信された1つまたは複数のトランスポートブロックからの失敗したコードブロックの総数を受信することと、
    前記1つまたは複数のトランスポートブロック内の前記コードブロックに対して誤り訂正コードを生成することであって、前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分である、生成することと、
    新しいトランスポートブロック内で前記誤り訂正コードを送信することと
    を行うように適合された前記処理回路と
    を備える送信デバイス。
  15. 前記冗長情報が冗長パリティコードブロックを備える、請求項14に記載の送信デバイス。
  16. 前記処理回路によって生成される前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含む、請求項14に記載の送信デバイス。
  17. 前記処理回路によって生成される前記誤り訂正コードが、前記新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で送信されるコード化ビットを含む、請求項16に記載の送信デバイス。
  18. 前記処理回路によって生成される前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数と、前記新しいトランスポートブロックの前記送信内の予想されるパンクチャリングレートとに基づいて決定される、請求項14に記載の送信デバイス。
  19. 前記失敗したコードブロックの総数が、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ送信を介して受信される、請求項14に記載の送信デバイス。
  20. 前記処理回路が、
    前記誤り訂正コードとともに追加の新しいデータコードブロックを送信する
    ようにさらに適合される、請求項14に記載の送信デバイス。
  21. 前記処理回路が、
    前記受信デバイスから、前記1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであることを示す送信を受信し、
    前記受信デバイスに、前記1つまたは複数のトランスポートブロックを全体的に再送信する
    ようにさらに適合される、請求項20に記載の送信デバイス。
  22. 前記1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであることを示す前記送信が、物理(PHY)レイヤハイブリッド自動再送要求(HARQ)を介して受信される、請求項21に記載の送信デバイス。
  23. 前記新しいトランスポートブロックが、前記受信デバイスが前のトランスポートブロックの前記コードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延の後に送信され、その結果、前記前のトランスポートブロックの前記コードブロックのうちのいずれかの中の誤りが、前記新しいトランスポートブロック内の前記誤り訂正コードを使用して訂正され得る、請求項14に記載の送信デバイス。
  24. 前記新しいトランスポートブロックが、前記受信デバイスが前のトランスポートブロックの前記コードブロックのすべてを復号することを可能にするのに十分な遅延なしで送信され、前記新しいトランスポートブロック内の前記誤り訂正コードによって訂正することができない前記前のトランスポートブロック中の誤りが、代わりに、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ誤り訂正を使用して復元可能である、請求項14に記載の送信デバイス。
  25. ユーザ機器上で動作可能な方法であって、
    送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するステップであって、各トランスポートブロックが、データが符号化される複数のコードブロックを含み、前記トランスポートブロック内の前記コードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに受信される、ステップと、
    前記1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信された前記コードブロック中のデータを復号しようと試みるステップと、
    前記送信デバイスに、前記受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送るステップと、
    前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを受信するステップと、
    前記誤り訂正コードから前記失敗したコードブロックを復元するステップと
    を備える方法。
  26. 前記冗長情報が冗長パリティコードブロックを備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含む、請求項25に記載の方法。
  28. 前記誤り訂正コードが、前記新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で受信されるコード化ビットを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記失敗したコードブロックの総数が、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ送信を介して送信される、請求項25に記載の方法。
  30. 前記誤り訂正コードとともに追加の新しいデータコードブロックを受信するステップであって、前記誤り訂正コードが、前記新しいデータコードブロックもカバーする、ステップ
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  31. 前記送信デバイスに、前記1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであることを示す送信を送信するステップと、
    前記送信デバイスから、全体的に再送信された前記1つまたは複数のトランスポートブロックを受信するステップと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  32. ワイヤレストランシーバと、
    前記ワイヤレストランシーバに結合され、
    送信デバイスからチャネルを介して1つまたは複数のトランスポートブロックを受信することであって、各トランスポートブロックが、データが符号化される複数のコードブロックを含み、前記トランスポートブロック内の前記コードブロックが、冗長情報なしでまたは所望の量の冗長情報とともに受信される、受信することと、
    前記1つまたは複数のトランスポートブロック内で受信された前記コードブロック中のデータを復号しようと試みることと、
    前記送信デバイスに、前記受信された1つまたは複数のトランスポートブロック内の失敗したコードブロックの総数を送ることと、
    前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分な誤り訂正コードを含む新しいトランスポートブロックを受信することと、
    前記誤り訂正コードから前記失敗したコードブロックを復元することと
    を行うように適合された処理回路と
    を備える受信デバイス。
  33. 前記冗長情報が冗長パリティコードブロックを備える、請求項32に記載の受信デバイス。
  34. 前記誤り訂正コードが、前記失敗したコードブロックの総数を復元するのに十分に長いパリティを含む、請求項32に記載の受信デバイス。
  35. 前記誤り訂正コードが、前記新しいトランスポートブロックのパリティコードブロック内で受信されるコード化ビットを含む、請求項34に記載の受信デバイス。
  36. 前記処理回路が、
    前記送信デバイスに、前記1つまたは複数のトランスポートブロックが全体的に再送信されるべきであるかどうかを示す送信を送信し、
    前記送信デバイスから、全体的に再送信された前記1つまたは複数のトランスポートブロックを受信する
    ようにさらに適合される、請求項32に記載の受信デバイス。
JP2017548276A 2015-03-15 2016-03-14 マルチレイヤプロトコルワイヤレスシステムにおいてバースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためのコードブロックレベルの誤り訂正および媒体アクセス制御(mac)レベルのハイブリッド自動再送要求 Active JP6669770B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562133395P 2015-03-15 2015-03-15
US62/133,395 2015-03-15
US15/067,914 2016-03-11
US15/067,914 US10541780B2 (en) 2015-03-15 2016-03-11 Code block level error correction and media access control (MAC) level hybrid automatic repeat requests to mitigate bursty puncturing and interference in a multi-layer protocol wireless system
PCT/US2016/022369 WO2016149214A1 (en) 2015-03-15 2016-03-14 Code block level error correction and media access control (mac) level hybrid automatic repeat requests to mitigate bursty puncturing and interference in a multi-layer protocol wireless system

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018510570A true JP2018510570A (ja) 2018-04-12
JP2018510570A5 JP2018510570A5 (ja) 2019-04-04
JP6669770B2 JP6669770B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=55590174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017548276A Active JP6669770B2 (ja) 2015-03-15 2016-03-14 マルチレイヤプロトコルワイヤレスシステムにおいてバースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためのコードブロックレベルの誤り訂正および媒体アクセス制御(mac)レベルのハイブリッド自動再送要求

Country Status (10)

Country Link
US (2) US10541780B2 (ja)
EP (2) EP3272044B1 (ja)
JP (1) JP6669770B2 (ja)
KR (1) KR20170128309A (ja)
CN (1) CN107431570B (ja)
AU (1) AU2016233508B2 (ja)
ES (1) ES2721251T3 (ja)
HU (1) HUE043500T2 (ja)
TW (1) TWI695600B (ja)
WO (1) WO2016149214A1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017213374A1 (en) * 2016-06-07 2017-12-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and device for providing different services in mobile communication system
US20180083750A1 (en) * 2016-09-22 2018-03-22 Mediatek Inc. Design For Communication Systems Suffering Burst Error
US10678637B2 (en) * 2017-01-10 2020-06-09 Qualcomm Incorporated Techniques to improve data transfer reliability
US11121821B2 (en) * 2017-02-06 2021-09-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Enhancements for retransmission due to conflicting transmissions for different services
US11190975B2 (en) * 2017-02-13 2021-11-30 Qualcomm Incorporated Feedback techniques for wireless communications
US10412733B2 (en) * 2017-02-17 2019-09-10 Qualcomm Incorporated Feedback-based retransmission using mixed-duration transmission time intervals
MX2019000572A (es) 2017-03-08 2019-07-04 Lg Electronics Inc Metodo y aparato para transmitir y recibir señales de radio en un sistema de comunicacion inalambrica.
CN108631948B (zh) * 2017-03-21 2021-08-20 华为技术有限公司 一种数据重传方法、通信设备和数据重传系统
CN108631950B (zh) 2017-03-23 2023-11-07 华为技术有限公司 发送反馈信息的方法和设备
EP3602872A1 (en) * 2017-03-24 2020-02-05 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Network node, ue and methods therein for detecting a damaged transmission of data due to data puncturing
US10637615B2 (en) * 2017-03-30 2020-04-28 Qualcomm Incorporated Retransmission indication based on an acknowledgement based feedback scheme for wireless communication
US10608790B2 (en) 2017-05-04 2020-03-31 At&T Intellectual Property I, L.P. Data transmission with code block segmentation for 5G systems
US10454620B2 (en) 2017-06-16 2019-10-22 At&T Intellectual Property I, L.P. Facilitating notifications to indicate failed code block groups in 5G or other next generation networks
WO2018234484A1 (en) * 2017-06-23 2018-12-27 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. RECEIVER, TRANSMITTER, SYSTEM AND METHOD IMPLEMENTING RETRANSMISSION PROCESS IN RESPONSE TO AN INDICATION THAT DATA ENCODED ON RESOURCES ASSIGNED ARE NOT DECODABLE
EP3659323A4 (en) * 2017-07-28 2021-04-21 Systems and Software Enterprises, LLC CONTENT DISTRIBUTED FOR AIRCRAFT
US10554345B2 (en) 2017-08-10 2020-02-04 At&T Intellectual Property I, L.P. Indicating retransmitted codeblock groups in 5G wireless communication systems
US11601223B2 (en) * 2017-08-18 2023-03-07 Qualcomm Incorporated Systems and methods for HARQ transmission and retransmission using multiple code words
US10644842B2 (en) * 2017-09-06 2020-05-05 Qualcomm Incorporated Multiplexing code block group level and transport block level transmission and new data indications
WO2019095190A1 (en) * 2017-11-16 2019-05-23 Qualcomm Incorporated Reduced overhead error detection code design for decoding a codeword
US11271685B2 (en) * 2017-12-29 2022-03-08 Limited Liability Company “Radio Gigabit” Method of hybrid automatic repeat request implementation for data transmission with multilevel coding
US11146363B2 (en) * 2018-04-13 2021-10-12 Huawei Technologies Co., Ltd. Systems and methods for HARQ retransmission using an outer code
KR102576075B1 (ko) * 2018-05-15 2023-09-07 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 재전송을 수행하기 위한 장치 및 방법
US11711101B2 (en) * 2019-02-13 2023-07-25 Sony Group Corporation Communication device and communication method
WO2020206451A1 (en) * 2019-04-04 2020-10-08 Apple Inc. Apparatus and method for determining the content of a retransmission
US11985083B2 (en) * 2019-08-02 2024-05-14 Qualcomm Incorporated Operation modes for sidelink relay
US11509419B2 (en) * 2019-09-25 2022-11-22 Qualcomm Incorporated Acknowledgement and retransmission techniques utilizing secondary wireless channel
US11411779B2 (en) 2020-03-31 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Reference signal channel estimation
KR20210153272A (ko) * 2020-06-10 2021-12-17 삼성전자주식회사 리던던시 블록과 관련된 정보에 기반하여 데이터의 전송 속도를 제어하는 전자 장치 및 전자 장치의 동작 방법
WO2021252053A1 (en) * 2020-06-12 2021-12-16 Zeku, Inc. Power saving techniques for layer-to-layer interface
WO2021253158A1 (en) * 2020-06-15 2021-12-23 Zte Corporation Wireless data transmissions using parity blocks
CN116325684A (zh) 2020-10-19 2023-06-23 艾斯康实验室公司 用于无线通信系统的参考信号
WO2022093988A1 (en) 2020-10-30 2022-05-05 XCOM Labs, Inc. Clustering and/or rate selection in multiple-input multiple-output communication systems
US11838127B2 (en) * 2022-03-11 2023-12-05 Hughes Network Systems, Llc Adaptive satellite communications

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007129358A1 (ja) * 2006-04-19 2007-11-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha データ伝送制御方法および送信装置
CN101159514A (zh) * 2007-10-31 2008-04-09 中兴通讯股份有限公司 一种传输块循环冗余码的添加方法
US20090313516A1 (en) * 2008-06-16 2009-12-17 Interdigital Patent Holdings, Inc. Enhanced hybrid automatic repeat request for long term evolution
US20100325507A1 (en) * 2008-06-10 2010-12-23 Doo Hyun Sung Method for transmitting a data block in radio communication system
US20110044180A1 (en) * 2007-12-11 2011-02-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of communication using random linear coding
JP2011193434A (ja) * 2009-10-28 2011-09-29 Panasonic Corp パリティパケットを用いた通信方法、通信装置及び中継器
US20130315198A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Qualcomm Incorporated Feedback to enhance rate prediction with bursty interference

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR0107354A (pt) * 2000-10-21 2002-09-10 Samsung Electronics Co Ltd Método para transmitir/receber dados em sistema de comunicação de dados harq
US6983413B2 (en) * 2000-12-12 2006-01-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Data processing method using error-correcting code and an apparatus using the same method
US7293217B2 (en) * 2002-12-16 2007-11-06 Interdigital Technology Corporation Detection, avoidance and/or correction of problematic puncturing patterns in parity bit streams used when implementing turbo codes
US8694869B2 (en) 2003-08-21 2014-04-08 QUALCIMM Incorporated Methods for forward error correction coding above a radio link control layer and related apparatus
CN101005689A (zh) * 2006-06-23 2007-07-25 华为技术有限公司 用户终端的调度优先级的设置方法及基站节点
WO2008041309A1 (fr) * 2006-09-29 2008-04-10 Fujitsu Limited Système de communication sans fil et émetteur et récepteur associés
US7823040B2 (en) * 2006-10-11 2010-10-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus for optimal redundancy version (RV) selection for UMTS HSDPA transmissions
US8379738B2 (en) * 2007-03-16 2013-02-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus to improve performance and enable fast decoding of transmissions with multiple code blocks
US8284732B2 (en) 2009-02-03 2012-10-09 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for transport block signaling in a wireless communication system
US8327234B2 (en) 2009-02-27 2012-12-04 Research In Motion Limited Code block reordering prior to forward error correction decoding based on predicted code block reliability
US20100262886A1 (en) * 2009-04-09 2010-10-14 Texas Instruments Incorporated Selective decoding of re-transmitted data blocks
US9480048B2 (en) 2010-11-05 2016-10-25 Blackberry Limited HARQ soft bit buffer partitioning for carrier aggregation
KR20190044141A (ko) * 2011-09-30 2019-04-29 인터디지탈 패튼 홀딩스, 인크 감소된 채널 대역폭을 사용하는 장치 통신
TW202029678A (zh) * 2012-01-24 2020-08-01 美商內數位專利控股公司 無憲傳輸/接收單元、在無線傳輸/接收單元中實施的方法以及網路節點
US10440644B2 (en) * 2012-06-29 2019-10-08 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for turbo decoder throttling
US20140044206A1 (en) * 2012-08-13 2014-02-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods of mapping retransmissions responsive to bundled nack messages and related devices
CN105917610B (zh) * 2013-12-10 2020-05-12 瑞典爱立信有限公司 用于数据无线电传输的基于组的资源单元映射

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007129358A1 (ja) * 2006-04-19 2007-11-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha データ伝送制御方法および送信装置
CN101159514A (zh) * 2007-10-31 2008-04-09 中兴通讯股份有限公司 一种传输块循环冗余码的添加方法
US20110044180A1 (en) * 2007-12-11 2011-02-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of communication using random linear coding
US20100325507A1 (en) * 2008-06-10 2010-12-23 Doo Hyun Sung Method for transmitting a data block in radio communication system
US20090313516A1 (en) * 2008-06-16 2009-12-17 Interdigital Patent Holdings, Inc. Enhanced hybrid automatic repeat request for long term evolution
JP2011193434A (ja) * 2009-10-28 2011-09-29 Panasonic Corp パリティパケットを用いた通信方法、通信装置及び中継器
US20130315198A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Qualcomm Incorporated Feedback to enhance rate prediction with bursty interference

Also Published As

Publication number Publication date
TWI695600B (zh) 2020-06-01
AU2016233508B2 (en) 2020-08-06
AU2016233508A1 (en) 2017-08-17
US20160285589A1 (en) 2016-09-29
EP3496313B1 (en) 2021-04-14
ES2721251T3 (es) 2019-07-30
BR112017019783A2 (pt) 2018-05-22
WO2016149214A1 (en) 2016-09-22
HUE043500T2 (hu) 2019-08-28
TW201639321A (zh) 2016-11-01
EP3272044B1 (en) 2019-01-23
CN107431570B (zh) 2020-11-03
EP3496313A1 (en) 2019-06-12
CN107431570A (zh) 2017-12-01
US10541780B2 (en) 2020-01-21
KR20170128309A (ko) 2017-11-22
JP6669770B2 (ja) 2020-03-18
US20200112394A1 (en) 2020-04-09
EP3272044A1 (en) 2018-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6669770B2 (ja) マルチレイヤプロトコルワイヤレスシステムにおいてバースト性パンクチャリングおよび干渉を軽減するためのコードブロックレベルの誤り訂正および媒体アクセス制御(mac)レベルのハイブリッド自動再送要求
WO2020164458A1 (en) Systems and methods for user equipment cooperation with sidelink harq feedback
JP6736554B2 (ja) バースト性干渉の軽減
CN107210866B (zh) 在无线设备处进行通信的方法和装置
CN107210869B (zh) 用于在无线设备处进行通信的装备和方法
CN107251465B (zh) 在无线设备处进行通信的方法及装备
CN106899390B (zh) 基于harq传输的方法、装置及系统
JP6955576B2 (ja) 第2のサービスの送信における第1のサービスのためのデータのパンクチャバンドリング
CN110999469B (zh) 新无线电中混合自动重复请求的改进或相关的方法及设备
BR112017019783B1 (pt) Correção de erro de nível de bloco de código e solicitações de repetição automática híbridas de nível de controle de acesso à mídia (mac) para mitigar perfuração e interferência de rajada em um sistema sem fio de protocolo de multi-camada

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6669770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250