JP2018508574A - 水性消毒薬 - Google Patents

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    • A01N33/12Quaternary ammonium compounds

Abstract

臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な汚染の消毒を行うための抗微生物水性洗浄剤。本調製物は、臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な環境に対して、並びにブドウ、コーヒー、茶、タバコ、ピーナッツ、ジャガイモ及びその他の果実、野菜、子実類、穀類等の作物、及び木材、家具及びいずれかの種類の食品(動物由来又は植物由来に関わらず)、施設内の、家庭内の、臨床的な(研究室用及び医療用を含む)表面及び機器、及び工業的な(研究室用及び医薬用を含む)領域を保護するために使用することが意図される。更に、この調製物は固体、液体及び気体の廃棄物にも適している。この調製物は、殺菌性、殺マイコバクテリア性、殺結核菌性、殺真菌性、殺酵母菌性、殺芽胞性及び殺ウイルス性である。また適用分野は、バイオフィルム活性、真菌、カビ、ウイルス、細菌、藻類、酵母、蘚類、芽胞、寄生虫及びその他の微生物も対象とする。

Description

臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な汚染の消毒を行うための、バイオフィルムに対する活性を有する抗微生物水性洗浄剤。
微生物の膜を破壊する。
第四級アンモニウム塩とCuのπ錯体の構造的機能性、特に異なる細菌に対する活性における鎖極性の役割について、これまでに観察されてきた。C12の疎水性尾部の長さを有する第四級アンモニウム塩によるπ錯体は、グラム陰性菌の外膜に対して、短鎖化合物よりも広範に影響を及ぼしたが、これはおそらく、C12鎖がリピドAの脂肪酸部分とより強固に相互作用するためである。また、第四級アンモニウム塩によるπ錯体は、陽イオン性の頭部基が外側に向き、疎水性尾部が脂質二重層内に挿入されるイオン性及び疎水性相互作用によって微生物の膜表面に結合し、膜の再構成とそれに続く細胞内成分の漏出を引き起こすことも報告された。
本発明は、第四級アンモニウムカチオンと銅とのπ錯体からなる水性抗微生物洗浄剤に関する。
開発された化学式は、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム/銅のπ錯体である。
今日、微生物による汚染は人間生活の幾つもの分野における問題であり、健康、環境、栄養及び全体的に快適な生活に対する最も大きな課題のうちの1つである。
ヒト、動物、食品、作物又はその他のいずれかの産物への汚染を後処理することは、前処理して汚染を除去することよりも高価で且つ効率の低いアプローチであり、汚染をどのように安全、迅速、及び効率的に除去するかという点で問題がある。
必要な消毒薬には、今日知られている微生物による汚染の殆どを網羅し、可能な限り短時間に大きく対数減少させる広範な作用を有すると共に、ヒトへの毒性が低く、取り扱いが簡単で安全、即ち、無毒性、非腐食性、不燃性で、危険性がないことが求められる。
消毒薬の活性が適用される対象には、多くの慢性感染症に関与し、あるいは臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な汚染に関与すると考えられる微生物の粘性凝集物であるバイオフィルムが含まれなければならない。また、この消毒薬は細菌(グラム陰性菌及びグラム陽性菌)、ウイルス、真菌、芽胞、及びその他の微生物の広域スペクトルに対して活性をもたなければならない。
水性消毒薬である、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム塩と銅のπ錯体(以下、「ezoMED」という。)は、臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な環境に対して、並びにブドウ、コーヒー、茶、タバコ、ピーナッツ、ジャガイモ及びその他の果実、野菜、子実類、穀類等の作物、及び木材、家具及びいずれかの種類の食品(動物由来又は植物由来に関わらず)、施設内の、家庭内の、臨床的な(研究室用及び医療用を含む)表面及び機器、及び工業的な(研究室用及び医薬用を含む)領域を保護するために使用される。
更に、この調製物は固体、液体及び気体の廃棄物にも適している。
この調製物は、殺菌性、殺マイコバクテリア性、殺結核菌性、殺真菌性、殺酵母菌性、殺芽胞性及び殺ウイルス性である。
また適用分野は、バイオフィルム活性、真菌、カビ、ウイルス、細菌、藻類、酵母、蘚類、芽胞、寄生虫及びその他の微生物も対象とする。
この最大の活性は、π錯体ベンジルとC12誘導体に関係する。殺菌/殺微生物作用の機構は、分子間相互作用の断絶によるものであると考えられる。これによって細胞膜脂質二重層の解離が引き起こされ、細胞透過性の制御が損なわれた結果、細胞内容物の漏出が誘導される。細菌細胞内部にある、その他の生体分子複合体もまた解離し得る。呼吸性及び代謝性の広範囲な細胞活性を精密に制御する酵素は、特に非活性化に影響されやすい。このような高度に特異的な生化学的系における決定的な分子間相互作用及び三次構造は、陽イオン界面活性剤によって容易に破壊され得る。
π錯体DDBAC溶液は、作用の持続時間が中程度の、迅速に作用する殺生物性薬剤である。これらは細菌及びウイルス、真菌、並びに原虫に対して作用する。細菌の芽胞は抵抗性であると考えられる。溶液は、その濃度に応じて静菌性又は殺菌性である。
通常の使用条件下で有害なレベルに達するとは考えにくいが、この界面活性剤は、海洋生物に対して有害となり得ることが証明されている。π錯体DDBACは、非常に低いppmレベルにて有効であるため、過剰な使用は避けなければならない。
本製品は体外のみに使用されるものであって、ヒト又は動物による消費に適したものではない。
第四級アンモニウム塩群のうちで最も良いものの1つである12鎖の第四級アンモニウムは、消毒薬として非常によく知られている。本発明者らの分子は、2×C12鎖を有する。
π錯体は、細菌、ウイルス、真菌及びその他の微生物に対する殺傷力を劇的に増大させるが、その製品の毒性(ヒトに対する)は低い。
π錯体において、Cu(銅)は更なる力を有する。銅は天然の抗微生物元素である。
水性消毒薬である。
洗浄+消毒/滅菌という、「1つで2つ」の活性を有する。
1つの製品によって、全ての微生物を死滅させられる。
数秒以内の迅速な作用+滅菌レベルの達成。微生物死滅のための対数減少値が大きい。
無毒性且つ不燃性。
金属に対する影響がない(アルデヒドを含まない)、非腐食性、非汚染性。
中性pH(手にやさしい)。
高い希釈率においても、活性が高い。
本発明者らが開発した化学式を示した図である。 ESBLとの30秒間の接触によって良好な結果が得られたことを示す、Haroun病院からの報告を示した図である。 未処理の培地上で培養したESBLを示した図である。 50%希釈したezoMED消毒薬+ESBLの1コロニーによって処理した培地が、24時間の培養後に無菌のままであることを示した図である。 50%希釈したezoMED消毒薬+ESBLの2コロニーによって処理した培地が、24時間の培養後に無菌のままであることを示した図である。 50%希釈したezoMED消毒薬+ESBLの3コロニーによって処理した培地が、24時間の培養後に無菌のままであることを示した図である。 緑膿菌に感染させて24時間培養した後の未処理サンプルを示す、本発明者らの研究室内で行った試験を示した図である。 緑膿菌に感染させて48時間培養した後の未処理サンプルを示す、本発明者らの研究室内で行った試験を示した図である。 最初に緑膿菌に感染させて、100ppmのezoMED水性消毒薬によって消毒した、72時間培養した後の処理済サンプルが無菌培養であることを示す、本発明者らの研究室内で行った試験を示した図である。 処理前の感染水プラントを72時間培養した結果のサンプルを示した図である。 図10と同じ感染水プラントの結果のサンプルを示した図である。 図10と同じ感染水プラントの結果のサンプルを示した図である。 1分の接触時間によって緑膿菌に対する殺菌効力を示す、Industrial Research Instituteにて行われた試験の結果を示した図である。試験は欧州薬局方に従って行われた。 1分の接触時間によって黄色ブドウ球菌に対する殺菌効力を示す、Industrial Research Instituteにて行われた試験の結果を示した図である。試験は欧州薬局方に従って行われた。 本発明者らが開発した化学式の還元型を示した図である。
本調製物は、臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な環境に対して、並びにブドウ、コーヒー、茶、タバコ、ピーナッツ、ジャガイモ及びその他の果実、野菜、子実類、穀類等の作物、及び木材、家具及びいずれかの種類の食品(動物由来又は植物由来に関わらず)、施設内の、家庭内の、臨床的な(研究室用及び医療用を含む)表面及び機器、及び工業的な(研究室用及び医薬用を含む)領域を保護するために使用することが意図される。
更に、この調製物は固体、液体及び気体の廃棄物にも適している。
この調製物は、殺菌性、殺マイコバクテリア性、殺結核菌性、殺真菌性、殺酵母菌性、殺芽胞性及び殺ウイルス性である。
また、適用分野は、バイオフィルム活性、真菌、カビ、ウイルス、細菌、藻類、酵母、蘚類、芽胞、寄生虫及びその他の微生物も対象とする。
バイオフィルムは、多くの慢性感染症に関与し、あるいは臨床的な、施設内の、家庭内の、及び工業的な汚染に関与すると考えられる微生物の粘性凝集物である。緑膿菌は、多くの様々な抗菌処理に対して抵抗性であるバイオフィルムを形成することで知られている流行性の病院病原体である。本アプローチは、様々な殺生物剤を金属イオンと組み合わせた際の、これらの薬剤に対するバイオフィルムの感受性の変化を調べるために用いられた。
本方法により、この分野では、第四級アンモニウム化合物と銅のπ錯体、特にドデシルジメチルベンジルアンモニウム硫酸塩が相乗的に作用して、緑膿菌のバイオフィルムや上述の病原体を死滅させることが分かった。
本発明者らの結果は、本π錯体が、微生物活性の広域スペクトルに対して作用し、大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、ブタコレラ菌、及び蛍光菌のバイオフィルムを根絶することを証明している。この作用機構について調べるために等温滴定熱量測定を用いたところ、π錯体は水溶液中では相互作用しないことが示されたため、微生物の毒性は独立した生化学経路を通して働いていることが示唆される。更に、第四級アンモニウムによるπ錯体は、通常バイオフィルムの増殖に重要な酵素である硝酸塩還元酵素の活性を単独で低下させ、微生物と細菌バイオフィルムの組み合わせに対して有効である。
バイオフィルムは、水和した自己産生性の細胞外ポリマーマトリックス内に定着した微生物の、細胞−細胞又は固体表面に付着した集合体である。生命科学者及び環境科学者の間では、バイオフィルムが、微生物の生活に顕著な形式であり、生物付着及び腐食から植物及び動物の疾患までにわたる、多くの様々な問題を引き起こし得るという認識が増えつつある。結果として現在では、単一薬剤による抗菌処理に対するバイオフィルムの感受性について多数の研究が報告されている。このような情報の爆発的増加にも関わらず、抗菌剤の組み合わせに対するバイオフィルムの感受性について系統的に調べた研究は、比較的少ない。この知識のギャップは、研究するべき重要な問題である。
最近の知見によれば、バイオフィルムの感受性低下は、粘着性の集団内で進行中である表現型の多様化過程に関連していることが示唆される。このことは、どのような単一の困難に直面しても、集団の生存を保証する単一種のバイオフィルム内に、複数の細胞型が存在する可能性があることを意味する。バイオフィルムを、化学的に異なる抗菌剤の組み合わせによって処理することは、これらの異なった細胞型のあるものを死滅させるために有効な戦略かもしれない。この新しい観点に照らして、本研究グループは、日和見病原体である緑膿菌のバイオフィルムを処理するため、下記のように合理的に選択された薬剤の組み合わせを用いる可能性を探求する目的で本研究を行った。緑膿菌のバイオフィルムは、化学的除去及び消毒の従来の形態に対し、それらが対応するプランクトン様細胞集団に比べてかなり回復が早いことから、この微生物はよく研究されており、バイオフィルム研究に適している。
緑膿菌のバイオフィルムを処理するためには、どの抗菌剤が使用され得るであろうか。最近、幾つかの無機金属種が、in vitroにおけるバイオフィルム及びin vivoにおける緑膿菌を死滅させる時間依存性の毒性を発揮することから、抗菌薬として注目を集めている。特定の有毒金属種の殺微生物濃度が、高等生物に対して有毒な可能性があることは重要である。そのため、この危険が、抗菌処理の一部として用いられ得る無機イオンの選択及び濃度を限定する。しかしながら、ヒト及び環境に対する生物学的毒性が比較的低い特定の金属イオンは、消毒薬、表面コーティング、硬表面処理、及び外用軟膏を含む多くの製品において、特に洗浄剤又はその他の洗剤との組み合わせにおいて、なお有用な可能性がある。従って、本研究の特定の目的は、緑膿菌バイオフィルムに対する殺生物剤の効力を相乗的に増強し得る金属イオンを同定することであった。
本発明者らは、バイオフィルムの感受性試験のためのハイスループット技術を開発し、金属と殺生物剤との幾つかの組み合わせを表し、各薬剤の濃度の変化及び異なる曝露時間を含んだ、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム塩によるπ錯体のアレイの抗菌活性を試験した。本発明者らは、金属と殺生物剤との組み合わせである銅のπ錯体が、本発明者らの目的に適合することを見出した。殺菌活性及び抗バイオフィルム活性に対するこれらの組み合わせパネルを評価することによって、本発明者らは、銅が、in vitroにおける第四級アンモニウム化合物(QAC)による緑膿菌バイオフィルムの滅菌作用を増強することを見出し、続いてこれを厳密に検証した。
緑膿菌及び黄色ブドウ球菌に感染した表面に対して行った試験により、数秒以内に完全な滅菌状態が示された。
水プラント内の感染した水チューブに対して行った試験により、バイオフィルムの破壊による従来の消毒よりも、かなり迅速で良好な結果が示された。
消毒薬に対して高度に耐性がある、拡張型βラクタマーゼ(ESBL)と称される酵素を産生する細菌が、本発明者らの製品を用いた消毒により、適用後数秒以内に完全に除去された。
緑膿菌及び黄色ブドウ球菌に対する殺菌薬として、100ppmという低濃度でもなお非常に有効であり、同じように適用後数秒以内に作用した。
水泳プールにおける生菌試験により、従来の消毒の良い代替であることが示された。
歯科医院での外科処置後に、歯科用具を本発明者らの製品の1,000ppm溶液に浸漬することにより、感染した用具の滅菌に加えて、汚れ、タンパク質残留物及び体液が完全に除去されたことから、洗浄及び消毒の二重の活性が示された。作用時間は5分未満であった。
利用可能性1
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
病院、診療所の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む、また、病室、手術室、集中治療部、移植部(BMT部)、救急治療室及びその他の高リスクの部屋及びサービスの最終消毒を含む、空間及び環境、
・外科装置、医療機器、内視鏡、関節鏡、血液透析装置、非侵襲的医療機器、トランスデューサ及びプローブ、医学画像処理機器消毒(MRI、X線など)、超音波及び患者モニター用機器を含む、医療並びに臨床用の用具及び機器、
・限定はされないが、患者ベッド、テーブル、及び備品の取っ手、並びにナースコール装置、無影灯及び取っ手を含む、備品及び構造物、
・食品、
・固体、液体及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性2
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
病院のクリーンルーム、超クリーンルーム及び隔離室(陰圧及び/又は陽圧)並びに半導体のような超クリーン工業、宇宙工業及びファインケミカル、並びに無菌室及びその他の微小製造環境の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・殺菌用機器を含む、医療、臨床、及び製造用の用具及び機器、
・空気ダクト、空気孔、及びパイプの外面を含む、備品及び構造物、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性3
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
生活支援又は完全ケアの養護施設、物理療法室又は区域、患者の区域、診察室、精神医学施設、家庭での健康管理環境、公共区域、ホスピス、放射線若しくはX線室又は区域、CAT検査室、回復室、老人ホーム、リハビリテーションセンター、呼吸器センター、呼吸器療法室又は区域、洗濯室、洗面所、長期ケア施設、医療施設、医院、診療所、透析施設、養護施設、待合区域、ナースステーション、輸血センター、検査室、眼科診察室、外来患者の外科センター及び施設のような健康管理施設の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・車椅子、救急カート、検査台を含む、健康管理用具及び機器、
・備品及び構造物、
・食品、
・固体及び液体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性4
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
救急車、外来診療センター、外来外科センターの下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・カート及びドアの取っ手を含む、外来並びに外科の用具及び機器、
・備品及び構造物、
・固体及び液体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性5
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
歯科診療所の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・外科及び歯科の用具及び機器、
・患者の歯科治療用椅子を含む、備品及び構造物、
・固体及び液体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性6
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
研究室の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・インキュベーター、層流キャビネット、滅菌器、フード、及びオートクレーブを含む、研究室の用具及び機器、
・備品、卓上装置、及び流しを含む構造物、及び卓上固定物、
・汚染したガラス及びプラスチック実験器具、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性7
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
医薬品、バイオテクノロジー及び医療機器産業の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・用具及び機器、
・備品及び構造物、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性8
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
施設内区域(医薬品、化粧品、及び食品工業)の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・工業用充填機、ミキサー等を含む、用具及び機器、
・作業台及び卓上固定物を含む、備品及び構造物、
・酵母、タンパク質、酵素等、
・真菌、カビ、及び藻類を死滅させるために用いられる、殺真菌製品、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性9
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
施設内区域(美容センター)の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・化粧品及び洗面道具を含む、用具及び機器、
・作業台及び椅子を含む、備品及び構造物、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性10
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
施設内区域(ホテル、レストラン、パブ、モール、及びケータリング施設)の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・テーブル面、台所用具、ヒーター、化粧品、及び洗面道具を含む、用具及び機器、
・トイレ及びごみ箱、
・作業台及び卓上固定物を含む、備品及び構造物、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性11
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
施設内区域(一般に、公共区域、学校、保育園、大学、公共の建物、店舗、事務所、公共交通機関及び職場)の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・用具及び機器、
・備品及び構造物、
・トイレ及びごみ箱、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性12
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
施設内区域(食肉処理場、廃棄物処理場のような市営施設、トリアージ区域)の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・用具及び機器、
・備品及び構造物、
・トイレ及びごみ箱、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性13
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
動物由来の食品の下記項目。
・牛乳及び乳製品、
・精肉及び精肉製品、
・魚類、海産物、及び関連製品、
・卵及び卵製品、
・動物用飼料、
・その他。
利用可能性14
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
植物由来の食品の下記項目。
・飲料、
・果実、野菜、及び派生物(砂糖、蒸留酒製造所等を含む)、
・小麦粉、製粉、及びベーキング、
・動物用飼料、
・その他。
利用可能性15
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
水の瓶詰め及び飲料産業の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・充填ユニット、パイプ、ミキサー等を含む、用具及び機器、
・備品及び構造物、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性16
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
水処理及び水プラントの下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・パイプ(内部及び外部)を含む、用具及び機器、
・備品及び構造物、
・真菌、カビ、及び藻類を死滅させるために用いられる、殺真菌製品、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性17
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
動物農場、獣医学治療、及び動物の排泄物の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・用具及び機器、
・備品及び構造物、
・動物性食品、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性18
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
ヘルスクラブ、スポーツクラブ、水泳プール、及びスポーツ室の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、並びに浴室、シャワー室、更衣室、及び通常裸足で接触するその他の清浄な硬表面、
・水循環パイプを含む、用具及び機器、
・備品及び構造物、
・真菌、カビ、及び藻類を死滅させるために用いられる、殺真菌製品、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性19
通路、瓦、水泳プール、石造物の藻類、蘚類、及び地衣類を除去する殺藻剤として適し、且つ園芸用温室の消毒に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
利用可能性20
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
倉庫、貯蔵、保存、及び産生区域の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・超低温冷凍庫、冷凍庫、冷蔵庫、凍結乾燥機、収納キャビネットなどを含む、用具及び機器、
・備品及び構造物、
・包装材料、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性21
多表面のカビ、藻類、及び蘚類の除去剤に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。表面としては、ステンレス鋼、クロム、フォーマイカ、ガラス、塗装表面、ビニル、プラスチック(ポリカーボネート、PVC、ポリプロピレン、ポリスチレン)、プレキシガラス、磁器、エポキシ、樹脂固体表面等が挙げられる。
利用可能性22
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
油田部門の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、
・微生物による腐食の阻害剤。
利用可能性23
以下における滅菌に適した、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物。
家庭内区域の下記項目。
・壁、床、及び硬表面を含む空間及び環境、並びに調理台、流し、テーブル面、台所及び調理用具、浴室、シャワー室、更衣室、及び通常裸足で接触するその他の清浄な硬表面、
・コンピュータ及び通信用付属品及び周辺機器、並びに化粧品及び洗面道具を含む、用具及び機器、
・備品及び構造物、
・食品、
・固体、液体、及び気体の廃棄物並びに残留物。
利用可能性24
不快臭や悪臭に関与する微生物及び細菌を消毒及び死滅させる作用によって、不快臭や悪臭を除去する作用を有する、水溶性調製物。
本水溶性調製物はまた、1回の操作による洗浄及び消毒活性をもつことによって、広域スペクトル消毒薬及び日常の洗浄剤として作用するが、6乃至8のpHを有するその他のいずれかの消毒剤又はその他のいずれかの洗浄剤と混合して、上記と同じ目的を達成してもよい。
特許文献:
特許文献1:化学名:ドデシルジメチルベンジルアンモニウム/銅π錯体
特許文献2:コード名:DDAC/Cu/5
特許文献3:工業用グレード:DDAC/Cu/5は、サンドイッチ構造をもつ、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムと銅のπ錯体の水溶液である。
特許文献4:典型的特性
25℃における外観:澄んだ青色の液体
色:青色
20℃における密度:1.0g/cm
活性物質:5.0%
遊離アミン:最大0.10%
pH(5%溶液):7.5±0.5
組成物:5%活性水溶液
特許文献5:DDBACしても知られるドデシルジメチルベンジルアンモニウム塩は、第四級アンモニウム塩に属する窒素陽イオン表面活性剤である。この使用には、殺生物剤及び陽イオン界面活性剤としての、2つの主なカテゴリーがある。
特許文献6:π錯体DDBACは、エタノール、IPA、及びアセトンに溶けやすい。水への溶解は遅いが、水溶液は扱いやすく、好ましい。溶液は、水色から青色で、中性からわずかにアルカリ性でなければならない。溶液を振盪すると、よく泡立つ。
特許文献7:ezoMEDは、C12第四級アンモニウム塩(ドデシルジメチルベンジルアンモニウム塩)と銅イオンのπ錯体であるため、両方の利点(第四級アンモニウムの消毒効果+銅による抗菌効果)の更なる相乗効果と殺生物活性を有するが、毒性は低い。
非特許文献:
非特許文献1:Cuπ錯体の活性が無くても、C12第四級アンモニウム塩は、消毒薬製品の有効成分として(1)、
非特許文献2:且つ、うがい薬/口腔洗浄薬の有効成分として、その安全性と効果がFDAによって承認されている(2)。
非特許文献3:これは、FDAが指示する細菌減少の最小実績基準を上回った(3)。
非特許文献4:またFDAは、これを、点眼薬及び点鼻薬、つけたままの皮膚消毒薬、衛生ぬれナプキン及びおしぼり用にも承認し(4)、
非特許文献5:またFDAは、これを、最も優れた手の消毒剤の1つとしても認識した(5)。
非特許文献6:FDAは、0.25乃至1ppmに対し、食品安全性を承認した(6)。
非特許文献7:食品保存料としても許可され(7)、
非特許文献8:米国EPAによる食品残留基準免除の利益を受けており(8)、
非特許文献9:またEPAは、台上、用具、電気器具、テーブル用の消毒剤として、・・・また殺藻剤としての使用を承認し、・・・その毒性データベースは完全である(9)。
非特許文献10:これは、米国NCBI−NLM−NIHにより、有用な殺ウイルス性剤として強く推奨される一方(10)、
非特許文献11:カナダ保健省は、細菌、ウイルス及び真菌に対して有効であり、・・・工業/施設内区域(学校、オフィスビル)、病院、歯科診療所、養護施設、食品加工及び納屋において使用されるべきであると述べている(11)。
非特許文献12:更にEPAでは、これが生殖に対する許容されないリスクを与えたり、遺伝的な毒性をもたないことを確信しており、腫瘍を誘導しないことも見出された(12)。
非特許文献13:一方、国際学術雑誌に記載されるように、銅は天然の抗菌物質であり、非常に少量で広範囲のカビ、真菌、藻類、及び有害微生物、例えばアスペルギルス、バチルス、カンジダ、ポリオウイルスを制御し、インフルエンザ(H1N1、H5N1トリ株、2009H1N1ブタインフルエンザ)に対する広域スペクトル効果によって、細菌及びウイルスを不活化する。
(1)FDA FR56により、0.1%〜0.13%w/wに対して(140)
(2)FDA FR58により、0.1%までの濃度に対して(27)
(3)21CFR333.470(b)(2)
(4)FDA FR56(140)
(5)FDA事件番号75N−183H
(6)FDA FR172.165
(7)FDA FR172.165により、0.004%までの濃度に対して
(8)EPA−HQ−OPP−2008−0533−40CFR180.940により、400ppmまでの有効第四級化合物に対して
(9)40CFR180.940
(10)PMID:18032831
(11)硬表面消毒薬モノグラフ(Hard Surface Disinfectants Monograph)により、450ppmまでの最小使用濃度に対して
(12)40CFR180.940

Claims (13)

  1. 開発された化学式による、第四級アンモニウムとCuとのπ錯体からなる、水性消毒薬。
    Figure 2018508574
  2. 限定はされないが、細菌、マイコバクテリア、結核菌、真菌、酵母、芽胞、ウイルス、バイオフィルム活性、カビ、藻類、蘚類、寄生虫、及びその他の微生物に対する消毒薬として作用する、請求項1に記載の発明。
  3. 特にジメチルドデシルであるが、R1、R2、R3の種類を問わず、分子が同様の活性を発揮する、請求項1に記載の発明。
  4. 金属イオンCu又は二価、一価若しくは多価である他のいずれかのイオンが、同じ作用を達成する、請求項1に記載の発明。
  5. 硫酸イオンが他のいずれかのイオンに置換されても分子が同様の活性を発揮する、請求項1に記載の発明。
  6. 上記と同じ目的のために使用できる、請求項1に記載の発明と、6乃至8のpHを有するその他のいずれかの洗浄剤との混合物。
  7. 上記と同じ目的のために使用できる、請求項1に記載の発明と、その他のいずれかの消毒剤との混合物。
  8. 上記「産業上の利用可能性」の項に記載した全ての使用の滅菌に適し、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム塩によるπ錯体中にその他のいずれかの金属を使用し、当該π錯体が、いずれかの濃度であるその他のいずれかの金属及び全ての種類の消毒剤によって達成される、広域スペクトル消毒薬としての水溶性調製物である、請求項1に記載の発明。
  9. 「産業上の利用可能性」の項に記載した全ての利用可能性もまた、本発明の請求項を構成する。上に挙げた利用可能性は、限定されない実績のリストを構成し、今日までに達成されたことの例のみを示したものである。その他のいずれかの消毒薬の使用は、本発明者らの科学チームへの相談後に助言を受けられる。
  10. 不快臭や悪臭に関与する微生物及び細菌を消毒及び死滅させる作用によって、不快臭や悪臭を除去する作用を有する、請求項1に記載の発明。
  11. 1回の操作による洗浄及び消毒活性をもつことによって、上記と同じ目的に適した、反応が迅速な広域スペクトル消毒薬及び日常の洗浄剤として作用する、請求項1に記載の発明。
  12. 50,000ppmから100ppmのいずれかの濃度において事実上迅速に応答し(数秒)、全ての微生物及びバイオフィルムを完全に除去する、請求項1に記載の発明。
  13. 上に挙げた請求項は、限定されない請求項のリストを構成し、今日までに実行されたことの例のみを示したものである。上に挙げた請求項は、限定されない請求項のリストを構成し、今日までに実行されたことの例のみを示したものである。その他のいずれかの消毒薬の使用は、本発明者らの科学チームへの相談後に助言を受けられる。
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