JP2018508130A - ワイヤレスネットワークにおける時分割復信通信のための方法およびシステム - Google Patents

ワイヤレスネットワークにおける時分割復信通信のための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

同時双方向送信の方法であって、第1の複数のユーザ機器(UE)に関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第1の送信タイムスロットをネットワーク要素によって決定するステップと、第1の複数のUE内の第1のUEのために第1の送信タイムスロットの第1の共有されたタイムスロットにDL送信を割り振るステップと、第1の複数のUE内の第2のUEのために第1の共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るステップとを含み、第1のUEおよび第2のUEが、少なくとも第1の共有されたタイムスロットにおいて仮想全二重複信で通信するための仮想UEを形成する、方法。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年12月17日に出願した、「Method and System for Time Division Duplex Communication in Wireless Networks」と題した米国特許出願第14/573,737号の優先権の利益を主張するものであり、この特許出願の内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、ワイヤレス通信のためのシステムおよび方法に関し、特に、仮想全二重(virtual full)時分割復信通信のためのシステムおよび方法に関する。
ワイヤレスネットワークにおいてよく使用される2つの形態の複信、すなわち、周波数分割複信(FDD)および時分割復信(TDD)のうち、現在のロングタームエボリューション(LTE)規格は、半二重複信モードでFDD(LTE FDD)の実装とTDD(LTE TDD)の実装との両方に対応する。ユーザ機器(UE)自体と端末間干渉との両方によって引き起こされる干渉が、全二重複信通信の実装の障害となる。
現在、UEと基地局との間のすべての送信に関して、ダウンリンクおよびアップリンク送信のタイムラインは、無線フレームの単位に分割される。各無線フレームは、予め決められた数のサブフレームに分割される。TDDに関して、ダウンリンクのために使用される各サブフレームは、ダウンリンク(DL)サブフレームと呼ばれる可能性があり、アップリンクのために使用される各サブフレームは、アップリンク(UL)サブフレームと呼ばれる可能性がある。
特定のTDD DL/ULサブフレーム構成が、ネットワーク、セル、またはセルのクラスタに関連付けられる。LTEなどの現在の実装において、サブフレーム構成は、より広い地理的領域の多数のセルの間で共有される。さらに、サブフレーム構成は、DL/ULサブフレームの順列の限られた組から選択される。ネットワークは、通常、その領域内のすべてのUEの平均的な必要に基づいてサブフレーム構成を決定する。選択されると、特定のフレーム構成が、領域に属するすべてのUEにサービスを提供するために使用され、固定TDD(fixed TDD)と呼ばれることがある。したがって、ネットワークは、ネットワークによってサービスを提供されるすべてのUEに適用されるフレーム構成を集中制御する。言い換えれば、基地局(BS)間(BS-BS)干渉およびUE-UEセル間干渉を防止するために、すべてのTDDの展開は、概して、同期して動作する。
LTE規格の改訂は、実際のトラフィックの必要に基づく動的に適応するTDD DL/ULサブフレーム構成の可能性を含み、フレキシブルTDD(flexible TDD)と呼ばれる。改訂は、近隣のセルまたはセルの近隣のクラスタの間で相互に異なるサブフレーム構成を許す。たとえば、短い継続時間の間に、ダウンリンク上の大きなデータバーストが必要とされる可能性があり、特定のセルによってサービスを提供されるすべてのUEが、知られている構成の1つの構成から別の予め決められた構成にそれらのUEの構成を変更するようにサービングノードによって命令される可能性がある。フレキシブルTDDは、ULおよびDLのスループットの増大をもたらすリソースのより効率的な使用を提供し得るが、通常はセルの境界において、セルが異なる重なり合うDLおよびULサブフレームを有するときにDL送信とUL送信との両方に対して干渉を引き起こす可能性がある。このレイヤ間(DL2ULおよびUL2DL)干渉は、システムの性能全体に大きな影響を与える可能性がある。スケジューリング依存IM(SDIM:scheduling dependent IM)およびセルクラスタリングIM(CCIM:cell clustering IM)などの様々な干渉抑圧(IM)技術が、実装され得る。トラフィック適応(TA)技術、すなわち、サブフレーム構成の適切な選択も、使用され得る。
フレキシブルTDDはネットワークスペクトル効率および効率的な無線リソースの使用の観点で固定TDDよりも改善されるが、個々のUEがセルの構成に対応しない割合でDLサブフレームおよびULサブフレームを必要とする可能性があるという点で両方の技術ともまだ非効率的である。さらに、実際の非フルバッファ/バースト状トラフィックにおいては、一部のサブフレームまたはその他のネットワークリソースが、十分に利用されない可能性がある。また、ほとんどのネットワークに関して、サブフレーム構成が設定されると、そのサブフレーム構成は、概して、たとえ上述のようにこれがスペクトル効率および効率的な無線リソースの使用を損なう可能性があるとしてもより長い継続時間にわたって地理的に近くのセルの間で固定される。さらに、上述のように、UEと端末間干渉との両方によって引き起こされる干渉が、全二重複信通信の実装の障害となる。
本開示は、同時双方向送信の方法であって、第1の複数のユーザ機器(UE)に関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第1の送信タイムスロットをネットワーク要素によって決定するステップと、第1の複数のUE内の第1のUEのために第1の送信タイムスロットの第1の共有されたタイムスロットにDL送信を割り振るステップと、第1の複数のUE内の第2のUEのために第1の共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るステップとを含む、方法を提供する。
本開示は、メモリと、プロセッサとを含み、プロセッサが、第1の複数のユーザ機器(UE)に関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第1の送信タイムスロットをネットワーク要素によって決定し、第1の複数のUE内の第1のUEのために第1の送信タイムスロットの第1の共有されたタイムスロットにDL送信を割り振り、第1の複数のUE内の第2のUEのために第1の共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るためにメモリに結合される、ネットワーク要素をさらに提供する。
本開示の別の態様において、方法は、第2の複数のUEに関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第2の送信タイムスロットを決定することを提供し、第2の送信タイムスロットの中の少なくとも1つのタイムスロットが、第1の複数のUEの第1の送信タイムスロットの中のタイムスロットと共有される。
本開示は、図面を参照してより深く理解される。
ワイヤレス通信システムの例を示すブロック図である。 ワイヤレス通信システムのフレーム構造の例を概念的に示すブロック図である。 本開示の一態様を実施するためにネットワーク要素によって実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 本開示の別の態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 本開示の別の態様に従って構成されたUEを示す図である。 本開示の別の態様に従って構成された送信点(TP:transmit point)を示すブロック図である。 本開示の別の態様による仮想全二重複信TDD通信構成を概略的に示す図である。 本開示の別の態様によるさらなる仮想全二重複信TDD通信構成を概略的に示す図である。 本開示の別の態様によるカスタマイズされたサブフレーム構成の例を図式的に示す図である。 本開示の別の態様による例示的な応用を図式的に示す図である。 本開示の別の態様による例示的な応用を図式的に示す図である。
本明細書において説明される技術は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線アクセステクノロジーならびにその他のワイヤレスネットワークおよび無線アクセステクノロジーのために使用され得る。本開示は、いかなる特定のワイヤレステクノロジーまたは規格にも限定されない。下の例におけるLTEの使用は、現在のネットワークの実装の例示のためのものであるに過ぎない。ただし、現在のネットワークの実装は、セルからUEへの通信に基づく。セルの概念およびセルの関連付け(cell association)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって現在設計されている第5世代(5G)ネットワークなどの将来のネットワークにおいては使われなくなる可能性がある。その代わりに、各UEは、5Gおよび将来のネットワークが送信点(TP)のグループとUEのグループとの間の通信に基づく可能性があるとき複数の送信点(TP)によってサービスを提供され得る。本開示のさらなる実施形態は、サブフレーム構成に関連して下で説明される可能性がある。しかし、そのような実施形態は、任意のタイムスロットに基づく無線送信におそらく等しく適用可能である可能性がある。言い換えれば、用語サブフレームは、用語タイムスロットによって置き換えられる可能性があり、またはその逆の可能性がある。
したがって、本開示の実施形態は、近隣のUEが同じリソースユニットにおいてそれぞれのアップリンク方向およびダウンリンク方向に通信する仮想全二重(VFD) TDD通信のための方法およびシステムを提供する。
本開示において、用語リソースユニットは、送信時間間隔(TTI)(またはタイムスロット)における任意の送信スペクトルの割り当てを含むように意図される。
本開示の実施形態は、タイムスロットの構成が個々のUEまたは協力するUEのグループの特定の必要に基づき、各UEまたはUEのグループが独自の関連するタイムスロット構成を有する可能性がある方法およびシステムをさらに提供する。
本開示の実施形態は、一連の1つまたは複数の種類のタイムスロットを含むタイムスロットの構成をさらに提供する。
本開示の方法およびシステムは、UEのトラフィック負荷、トラフィックの種類、またはUE間通信のステータスが変化するときの個々のUEのタイムスロット構成の変更も提供する。
本開示の実施形態は、セルおよび特定のセルに関連するUEではなくUEのグループへの送信点(TP)のグループに基づいて通信するネットワークに適用され得る。
本開示の方法およびシステムは、それぞれの個々のUEおよびTPが通常の非キャリアアグリゲーション(非CA)または連続CAシステムにおいて半二重複信TDD通信を提供しながら、共同して働くTP(仮想TP(VTP))の1つのグループまたは複数のグループと協働するUE(仮想UE(VUE))の1つのグループまたは複数のグループとの間の仮想全二重TDD通信をさらに提供する。
さらに、本開示の方法およびシステムは、調整および干渉管理技術を提供する。技術は、1つまたは複数のVTPを含む可能性があり、1つまたは複数のTPが、UEとの通信を調整し、干渉を管理する。この調整は、ネットワークのより高いレベルで実行され、VTPの中のTPに渡されるか、またはこの調整は、1つもしくは複数のVUEによって実行される可能性があり、VUE内の1つもしくは複数のUEがネットワークとの通信を調整し、干渉を管理する。干渉管理は、1つまたは複数の性能測定基準を最大化するようにUEが異なるリソース内でスケジューリングされるマルチユーザダイバーシティ技術を含む可能性もある。本開示のさらなる干渉管理技術は、狭いDL/ULビームフォーミングおよび結果としてその後の干渉の減少を促進する大規模な多入力多出力(MIMO)と共に使用され得る。
一態様において、本開示の実施形態は、無線フレーム構造内のサブフレームを使用する現在のネットワークに適用される可能性があり、VFD通信が、一連のサブフレームの種類を含むUEに固有のフレーム構造を有することによって可能にされ、あるUEのフレーム構造が、近隣のUEのフレーム構造と異なる可能性があり、それぞれのUEとのアップリンクサブフレームおよびダウンリンクサブフレームの同時通信を容易にする。
一部の実施形態は、個々のUEまたは協力するUEのグループの特定の必要に基づくサブフレーム構成をさらに提供し、各UEまたはUEのグループが、独自の関連するサブフレーム構成を有する可能性がある。一部の実施形態は、UEのトラフィック負荷、トラフィックの種類、またはUE間通信のステータスが変化するときの個々のUEのサブフレーム構成の変更も提供する。
本開示のシステムおよび方法は、ネットワーク要素のいずれか1つまたは組合せに実装される可能性がある。
本開示は、一態様において、メモリとプロセッサとを含むネットワーク要素を提供し、プロセッサは、第1の複数のユーザ機器(UE)に関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第1の送信タイムスロットをネットワーク要素によって決定し、第1の複数のUE内の第1のUEのために第1の送信タイムスロットの第1の共有されたタイムスロットにDL送信を割り振り、第1の複数のUE内の第2のUEのために第1の共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るためにメモリに結合される。
別の態様において、ネットワーク要素は、基地局である。
別の態様において、ネットワーク要素は、UEである。
別の態様において、ネットワーク要素は、中央コントローラである。
別の態様において、ネットワーク要素は、ダウンリンク(DL)送信のために割り振られた第1の共有されたタイムスロットにおいて第1のUEにDL信号を送信する際に第1の送信点(TP)によって使用するため、および第2のUEから第1の共有されたタイムスロットにおいてUL信号を受信する際に第2のTPによって使用するための決定された第1の送信タイムスロットを、第1の複数のTP内の第1のTPおよび第2のTPに提供するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、決定された第1の送信タイムスロットを第1の複数のUEに提供するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、割り振られたUL送信および割り振られたDL送信において協力するように第1の複数のTP内の第1のTPおよび第2のTPを指定するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第1のTPと第2のTPとの間の協力を監視するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第1のUEと第2のUEとの間の干渉抑圧(IM)を調整するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第1のUEと第2のUEとの間の干渉抑圧(IM)を調整するために第1のTPおよび第2のTPを監視するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第2の複数のUEに関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第2の送信タイムスロットを決定するようにさらに構成され、第2の送信タイムスロットの中の少なくとも1つのタイムスロットが、第1の複数のUEの第1の送信タイムスロットの中のタイムスロットと共有される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第2の複数のUEのために共有されたタイムスロットにDL送信を割り振り、第1の複数のUEのために共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第2の送信タイムスロットを第2の複数のUEに提供するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第2の複数のUEとの通信の際に第2の複数のTPによって使用するための決定された第2の送信タイムスロットを第2の複数のTPに提供するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第1の複数のTPと第2の複数のTPとの間の協力を監視するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第1の複数のUEと第2の複数のUEとの間の干渉抑圧(IM)を調整するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、第1の複数のTPと第2の複数のTPとの間の干渉抑圧(IM)を調整するようにさらに構成される。
別の態様において、ダウンリンクおよびアップリンク送信タイムスロットの構成は、UEに関連し、UEのダウンリンク対アップリンク(DL/UL)トラフィック負荷比、UEのデバイスツーデバイス(D2D)通信、およびUEトラフィックの種類のうちの1つまたは複数から選択された要因に基づく。
別の態様において、トラフィックの種類は、伝達されるデータの遅延に対する弱さ(delay sensitivity)、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、およびバースト性のうちの1つまたは複数から選択される。
別の態様において、ネットワーク要素は、ブロードキャストチャネルまたはマルチキャストチャネルのうちの1つまたは複数、DLの測定のためのパイロット送信、および共通制御チャネルのためのタイムスロットを決定するようにさらに構成される。
別の態様において、ネットワーク要素は、UE間通信のためのデバイスツーデバイス(D2D)タイムスロット、DL/UL/D2D通信のための補助タイムスロット、ならびに干渉抑圧(IM)、測定、および省電力のためのミュートされたタイムスロットのうちの1つまたは複数から選択された特別なタイムスロットを決定するようにさらに構成される。
本開示は、一態様において、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、プログラムコードを記録する非一時的コンピュータ可読媒体であって、プログラムコードが、コンピュータに、第1の複数のユーザ機器(UE)に関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第1の送信タイムスロットをネットワーク要素によって決定させ、第1の複数のUE内の第1のUEのために第1の送信タイムスロットの第1の共有されたタイムスロットにDL送信を割り振らせ、第1の複数のUE内の第2のUEのために第1の共有されたタイムスロットにUL送信を割り振らせるためのプログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品を提供する。
上述のように、本開示の態様は、現在の無線フレームを中心とするセルに基づくネットワークに実装され得る。したがって、図1は、たとえば、LTEネットワークである可能性がある典型的なセルに基づくワイヤレスネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、図1においては進化型NodeB(eNB) 102aから102jとして示されるいくつかのeNB 102を含む。ワイヤレスネットワーク100は、その他のネットワークエンティティをさらに含み得る。eNBは、UEと通信する局である可能性があり、基地局、NodeB、アクセスポイントなどと呼ばれる可能性もある。
各eNB 102は、特定の地理的なエリアに通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいては、用語「セル」は、用語が使用される文脈に応じて、eNBのこの特定の地理的なカバーエリアおよび/またはカバーエリアにサービスを提供するeNBのサブシステムを指す可能性がある。
eNB 102は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/またはその他の種類のセルのための通信カバレッジを提供する可能性がある。マクロセルは、概して、比較的広い地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダによるサービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを許す可能性がある。ピコセルは、概して、比較的狭い地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダによるサービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを許す可能性がある。フェムトセルも、概して、比較的狭い地理的エリア(たとえば、家)をカバーし、無制限のアクセスに加えて、フェムトセルとの関連付けを有するUE (たとえば、限定加入者グループ(CSG)のUE、家の中のユーザのためのUEなど)による制限されたアクセスも提供する可能性がある。
マクロセルのためのeNB 102は、マクロeNBと呼ばれる可能性がある。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれる可能性がある。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれる可能性がある。図1に示された例において、eNB 102a〜fは、対応するマクロセル104a〜fをそれぞれ有するマクロeNBである。eNB 102gは、対応するピコセルのためのピコeNBである。eNB 102i〜jは、対応するフェムトセルにサービスを提供するフェムトeNBである。eNBは、1つまたは複数のセルをサポートし得る。
ワイヤレスネットワーク100は、eNB 102eおよびUE 106eと通信し得る中継局103も含み得る。中継局は、中継eNB、中継機、ネットワーク要素などと呼ばれる可能性もある。
ワイヤレスネットワーク100は、同期または非同期動作をサポートする可能性がある。同期動作に関して、eNBは、同様のフレームタイミングを有する可能性があり、異なるeNBからの送信は、時間的にだいたい揃えられ得る。非同期動作に関して、eNBは、異なるフレームタイミングを有する可能性があり、異なるeNBからの送信は、時間的に揃っていない可能性がある。
UE 106は、ワイヤレスネットワーク100中の隅々にあり、各UEは、移動しないかまたは移動する可能性がある。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局、ネットワーク要素などとも呼ばれる可能性がある。UEは、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などである可能性がある。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継機などと通信することができる可能性がある。
図1において、両矢印付きの実線は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスを提供するように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉する送信を示す。さらに、複数のeNBが、共同送信(joint transmission)の形態で同じタイム/周波数スロットにおいて同じUEに送信する可能性がある。同様に、複数のeNBが、共同受信(joint reception)の形態で同じタイム/周波数スロットにおいて同じUEから受信する可能性がある。
上述のセルに基づくネットワークにおいて、例示的な無線フレーム構造が図2に示される。送信タイムラインは、無線フレーム202の単位に分割される。無線フレーム202は、予め決められた継続時間(たとえば、LTE規格においては10ミリ秒(ms))を有する可能性があり、0から9までのインデックスを有する10個のサブフレーム204に分割される可能性がある。各サブフレーム204は、2つのスロット206を含む可能性がある。各無線フレームは、したがって、0から19までのインデックスを有する20個のスロットを含む可能性がある。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(示されるように)通常のサイクリックプレフィックスのための7つのシンボル期間または拡張されたサイクリックプレフィックスのための6つのシンボル期間を含む可能性がある。各サブフレーム内の2L個のシンボル期間が、0から2L-1までのインデックスを割り振られる可能性がある。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロック(図示せず)に分割される可能性がある。各リソースブロックは、1つのスロット内のN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーする可能性がある。
下の表は、TDD動作をサポートするLTEネットワークにおいて利用可能なアップリンク-ダウンリンクサブフレーム構成の7つの例を挙げる。各アップリンク-ダウンリンク構成は、各サブフレームがダウンリンクサブフレーム(「D」と表記される)であるか、またはアップリンクサブフレーム(「U」と表記される)であるか、または特別なサブフレーム(「S」と表記される)であるかを示す。示されるように、アップリンク-ダウンリンク構成1から5は、各無線フレーム内にアップリンクサブフレームよりも多くのダウンリンクサブフレームを有する。
現在の実装において、サブフレーム構成は、それぞれの個々のeNBによって決定されない。サブフレーム構成は、ネットワーク内のより高いレベルから決定され、ネットワーク内のすべてのeNB(少なくともネットワークの大部分をカバーする多くのeNB)に伝えられる。決定は、セル内で経験される通信環境の平均的な決められた条件(たとえば、セル間干渉、DL/ULの効率、DL/ULの保護など)に基づく。そして、適切なサブフレーム構成が、上の表に挙げられた限られた数のサブフレーム構成から選択される。
通常のLTEなどの既存の実装においては、同じサブフレーム構成が、予め割り当てられ、セル全体を通じてセルのグループ(概して、大きなグループもしくはさらにはネットワーク全体)の中で共有されるかまたはネットワーク内の近隣のセルの集合の中で共有される。サブフレーム構成は、主として、ネットワーク全体の中で経験される通信環境の条件に基づいてネットワークによって決定される。サブフレーム構成は、すべてのUEによって使用され、UEの特定の必要を考慮に入れず、むしろ、そのネットワークまたはセルのグループに関連するすべてのUEの平均的な必要に広く基づく。UEは、そのUE自体の必要を考慮に入れるために独自のフレーム構造をネゴシエーションする能力を持たない。
本開示の様々な態様は、UEまたはUEの各グループが独自の関連するサブフレーム構成を持つための能力をサポートする。UEのサブフレーム構成は、UEのDL/ULトラフィック負荷比、あり得るデバイスツーデバイス(D2D)通信、ならびに遅延に対する弱さ、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、およびバースト性などの要因を有するUEのトラフィックの種類などの要因に基づいてそのUEの必要によって決定される。
本開示のさらなる態様は、DLサブフレームがUEの間で共有されるべきかどうかに基づいてサブフレーム構成を決定する能力をサポートする。たとえば、DLサブフレームは、ブロードキャスト/マルチキャストチャネル、または測定のためのあり得るDLパイロット送信もしくは共通制御チャネルにおいて共有される可能性がある。
本開示のさらなる態様は、UEが必要に基づく特別なサブフレームを有するかどうかによって各UEがそのUEのサブフレーム構成を決定することも提供する。たとえば、いくつかの必要に基づく特別なサブフレームは、UE間通信のためのD2Dサブフレームと、DL/UL/D2D通信のための補助サブフレーム、ならびにIM、測定、およびエネルギーの節約などの応用のためのミュートされたサブフレームを含む可能性がある。
上の説明から分かるように、UEを中心とする送信タイムスロット構成(またはフレーム構成)は、複数のTPと複数のUEとの間の仮想全二重複信ワイヤレス通信の生成を提供し、同じ複数のUEに属するUEまたは同じ複数のTPに属するTPは、同じ時間リソースにおいて2つの異なる方向で通信し得る。言い換えれば、第1のUEおよび第2の近くのUEが、同じ時間リソースにおいて(典型的には1つもしくは複数の送信時間間隔(TTI)において)第2のUEがDL上で受信している間に第1のUEがUL上で送信するように、またはその逆を行うように、異なるタイムスロット構成(またはサブフレーム構成)によって構成され得る。
本開示の一態様を実施するためにネットワーク要素によって実行される例示的なブロックを示すプロセス図300を示す図3が、ここで参照される。ブロック302において、フレームに基づく時分割復信通信での無線送信で使用するための新しいサブフレーム構成に関してネットワーク要素において要求が受信される。新しいサブフレーム構成は、(下で説明されるように)特定のUEまたはUEのグループに関連付けられる可能性がある。
ブロック302の要求は、UEのDL/ULトラフィック負荷比、あり得るD2D通信、ならびに遅延に対する弱さ、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、およびバースト性などのUEのトラフィックの種類を含むがこれらに限定されない要求元UEの特徴に基づく可能性がある。
次に、プロセスはブロック304に進み、ブロック304において、ネットワーク要素は、その他のUEのサブフレーム構成との潜在的な干渉、異なるサブフレーム構成によって経験される干渉レベルの違い、要求元UEにおける干渉、干渉の種類、現在の干渉抑圧、ならびに近隣のUE、TP、またはUEのグループ、およびTPのグループとの協働などであるがこれらに限定されない要因を考慮に入れて潜在的なサブフレーム構成をネゴシエーションする。
それから、プロセスはブロック306に進み、ブロック306において、サブフレーム構成は、要求元UEのためにネットワーク要素によって決定され、要求元UEに関連付けられる。決定されたサブフレーム構成は、たとえば、DLサブフレーム、ULサブフレーム、共有されたULまたはDLサブフレーム、UE間通信のためのD2Dサブフレーム、DL/UL/D2D通信のための補助サブフレーム、およびミュートされたサブフレームなどの特別なサブフレームのうちの1つまたは複数から選択された一連のサブフレームの種類である可能性がある。
それから、プロセスはブロック308に進み、ブロック308において、使用されるべきサブフレーム構成の指示が、要求元UEに伝達される可能性がある。ブロック308の通信は、ブロードキャストまたはユニキャスト通信であり、UEに新しいサブフレーム構成を提供する可能性がある。本開示において、ネットワーク要素は、eNB、UE、または任意のその他の処理ノードである可能性がある。
本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示すプロセス図400を示す図4が、ここで参照される。UEがサブフレーム構成を参照して説明されているが、これは、上述の全体的なタイムスロット構成の例であるに過ぎない。したがって、用語タイムスロットは、用語サブフレームの代わりにされ得る。ブロック402において、UEが、特定の必要に基づいてそのUEが新しいサブフレーム構成を必要とすると判定する。
次に、プロセスはブロック404に進み、ブロック404において、UEは、たとえば、図3に示されたプロセスブロック300を実施するネットワーク要素である可能性があるネゴシエーションセンター(negotiating center) (代替的に中央制御装置(CCU)または中央コントローラと呼ばれる)からのサブフレーム構成を要求する。たとえば、CCUは、eNB、UE、またはネットワーク内の任意のその他の専用端末、またはこれらの組合せである可能性がある。
UEは、サブフレーム構成を決定する際に評価されるべきUEに固有の要因を要求と一緒に提供する可能性がある。これらの要因は、UEのDL/ULトラフィック負荷比、あり得るD2D通信、ならびに遅延に対する弱さ、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、バースト性、および干渉などのUEのトラフィックの種類を含む可能性があるがこれらに限定されない。
次に、プロセスはブロック406に進み、ブロック406において、UEは、ネゴシエーションセンター(またはCCU)から使用されるべき新しいサブフレーム構成の指示を受信する。
それから、プロセスはブロック408に進み、ブロック408において、UEは、新しいサブフレーム構成を使用する。
図3および図4の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはこれらの任意の組合せによって実装される可能性がある。上記機能は、ネットワーク要素の任意の1つまたは組合せに実装される可能性がある。場合によっては、UEのグループのメンバーは、異なる、おそらくは近くのセルからのUEを含み得る。
本開示の一態様に従って構成されたUE 500を示す図5が、ここで参照される。UEがサブフレーム構成を参照して説明されているが、これは、上述の全体的なタイムスロット構成の例であるに過ぎない。言い換えれば、用語タイムスロットは、用語サブフレームの代わりにされ得る。UE 500は、様々な構成要素を制御し、UE 500の機能および特徴を動作させるために使用されるメモリ506内の任意のソフトウェアまたはファームウェアを実行するコントローラ/プロセッサ504を含む。UE 500は、ユーザ入力インターフェース(キーボードなど)およびグラフィカルユーザインターフェース(ディスプレイなど) 514も含み得る。UE 500は、無線送信のサブフレームに適用可能な現在の構成(またはタイムスロット構成)に関して1つのサービング基地局または複数のサービング基地局から情報を受信する(UEは、たとえば、共同送信の形態で信号を受信する可能性がある)。そのような信号は、セルラーインターフェース510または補足的ワイヤレスインターフェース512によってサービスを提供されるアンテナ508を介してUE 500によって受信され得る。コントローラ/プロセッサ504の制御の下で、信号は、サブフレーム構成に関する情報を受け取るために復号される。
コントローラ/プロセッサ504は、場合に応じて、基地局、ネゴシエーションセンター、またはCCUによってシグナリングされる特定のサブフレーム構成を決定するためにメモリ506にアクセスする。信号は、サブフレーム構成テーブル506aに記憶された利用可能な構成のうちの1つからのサブフレーム構成を適用するようにコントローラ/プロセッサ504をトリガする。代替的に、信号は、サブフレーム構成を更新するようにコントローラ/プロセッサをトリガする可能性がある。
UE 500は、新しいサブフレーム構成がUEによって必要とされるかどうかを判定するためのサブフレーム構成(またはタイムスロット)ネゴシエーションおよび判定論理506dも含み得る。したがって、コントローラ/プロセッサ504の制御下のUE 500は、新しいサブフレーム構成が必要とされるかどうかを判定するために、メモリ506に記憶されたサブフレーム構成ネゴシエーションおよび判定論理506dを実行し得る。論理506dは、たとえば、図4を参照して説明されたように機能ブロックを実装する可能性がある。
UE 500は、UEのDL/ULトラフィック負荷比、あり得るD2D通信、ならびに遅延に対する弱さ、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、およびバースト性などのUEのトラフィックの種類のうちの1つまたは複数を判定するためのトラフィックおよび負荷判定論理506cも含み得る。負荷判定論理506cは、DLサブフレーム、ULサブフレーム、共有されたULまたはDLサブフレーム、UE間通信のためのD2Dサブフレーム、DL/UL/D2D通信のための補助サブフレーム、およびミュートされたサブフレームなどの特別なサブフレームの数も判定する可能性がある。したがって、コントローラ/プロセッサ504の制御下のUE 500は、新しいサブフレーム構成が必要とされるかどうかの判定の際に、メモリ506に記憶されたトラフィックおよび負荷判定論理506cを実行し得る。
UE 500は、新しいサブフレーム構成(またはタイムスロット構成)が必要とされるかどうかを判定する際に使用され得る干渉検出論理506bも含み得る。したがって、コントローラ/プロセッサ504の制御下のUE 500は、同じフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム上の干渉を検出するために、メモリ506に記憶された干渉検出論理506bを実行し得る。干渉は、UEにおいてアンテナ508を介して受信された信号に基づいて、または通信環境内のその他のUEもしくはeNBからの干渉インジケータから検出される可能性がある。これらの干渉の任意の組合せが、新しいサブフレーム構成の必要をUEによって判定するための手段を提供し得る。
UE 500は、複数のTPと複数のUEとの間の仮想全二重複信ワイヤレス通信を実施するための協力情報および協力論理506eも含み得る。
図6を参照すると、図は、本開示の一態様に従って構成されたeNB 600を示すブロック図を示す。eNBがサブフレーム構成を参照して説明されているが、これは、上述の全体的なタイムスロット構成の例であるに過ぎない。言い換えれば、用語タイムスロットは、用語サブフレームの代わりにされ得る。eNB 600は、様々な構成要素を制御し、コントローラ/プロセッサ604の制御下のeNB 600の機能および特徴を動作させるために使用されるメモリ606内の任意のソフトウェアまたはファームウェアを実行するコントローラ/プロセッサ604を含み、特定のUEの無線送信フレームにどのサブフレーム構成を適用すべきかを判定する。
本開示によるeNBは、干渉が検出されるかまたは被害者のUEもしくはTPからeNBにシグナリングされたときに、eNB 600がコントローラ/プロセッサ604の制御下でメモリに記憶された協力またはクラスタ情報606eから異なるUEまたはTPを選択するためにメモリ606にアクセスするように動作する。新たに選択されたUEまたはTPは、検出されたまたはシグナリングされた干渉を軽減するために、被害者のUEまたは被害者のTPに適切なDLデータを中継するために使用される。さらに、協力またはクラスタ情報606eは、その他の協力するeNBまたはクラスタeNBとの仮想全二重複信ワイヤレス通信を実施する際にeNBによって使用され得る。
コントローラ/プロセッサ604は、場合に応じて、基地局、ネゴシエーションセンター、またはCCUによってシグナリングされる特定のサブフレーム構成を決定するためにメモリ606にアクセスする。信号は、サブフレーム構成テーブル606aに記憶された利用可能な構成のうちの1つから要求元のまたは命令されるUEまたはTPのためのサブフレーム構成情報を提供するようにコントローラ/プロセッサ604をトリガする。代替的に、信号は、サブフレームを特定のUE、VUE、TP、またはVTPのうちの1つまたは複数にリンクする関連付けを含む新しい決定されたサブフレーム構成によってサブフレーム構成を更新するようにコントローラ/プロセッサをトリガする可能性がある。
eNB 600は、新しいサブフレーム構成が必要とされるときに新しいサブフレーム構成を決定する際に使用され得る干渉検出論理606bも含み得る。したがって、コントローラ/プロセッサ604の制御下のeNB 600は、同じフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム上の干渉を検出するために、メモリ606に記憶された干渉検出論理606bを実行し得る。干渉は、eNBにおいてアンテナ608、612を介して受信された信号に基づいて、または通信環境内のUEもしくはTPからの干渉インジケータから検出される可能性がある。これらの干渉の任意の組合せが、UEのための新しいサブフレーム構成をeNBによって決定するための手段を提供し得る。
eNB 600は、特定のUEから得られたトラフィック付加情報を処理し、UE、eNB、またはUEおよび/もしくはeNBのその他のグループのDL/ULトラフィック負荷比、あり得るD2D通信、および遅延に対する弱さ、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、またはバースト性などのトラフィックの種類を判定するためのトラフィックおよび負荷判定論理606cも含み得る。負荷判定論理606cは、DLサブフレーム、ULサブフレーム、共有されたULまたはDLサブフレーム、UE間通信のためのD2Dサブフレーム、DL/UL/D2D通信のための補助サブフレーム、およびミュートされたサブフレームなどの特別なサブフレームの数も判定する可能性がある。したがって、eNB 600は、コントローラ/プロセッサ604の制御下で、UE、UEのグループ、TP、またはTPのグループのための新しいサブフレーム構成を決定する際に、メモリ606に記憶されたトラフィックおよび負荷判定論理606cを実行し得る。トラフィックおよび負荷判定ブロックは、メモリ606にネットワーク内のUE、TP、VUE、およびVTPに関する付加情報を記憶する可能性もある。
eNB 600は、UEによって必要とされる新しいサブフレーム構成を判定するためのサブフレーム構成ネゴシエーションおよび判定論理606dも含み得る。したがって、eNB 600は、コントローラ/プロセッサ604の制御の下で、必要とされる新しいサブフレーム構成を判定するために、メモリ606に記憶されたサブフレーム構成ネゴシエーションおよび判定論理606dを実行し得る。論理606dは、たとえば、図3を参照して上で説明されたプロセスを実施し得る。
下の説明においては、本明細書において開示されるタイムスロットのより幅広いシーケンスの特定の例または実装としてサブフレーム構成が参照される。下の例においてはサブフレーム構成から成る無線送信が参照されるが、説明は上述のように送信タイムスロット内のリソースユニットの構成を有する無線送信に等しく適用可能であることを思い出されたい。さらに、下の例において、UEとTPとの間、UEとUEとの間、またはTPとTPとの間の通信は、上の図1を参照して説明された通常のセルに基づくアーキテクチャに限定されず、下の説明は、通常のセルに基づく通信にも適用され得る。
本開示の一態様による仮想全二重複信TDD通信構成700を概略的に示す図7が、ここで参照される。VTP1として指定されたTPのグループが、VUE1として指定されたUEのグループにサービスを提供しているところが示される。VTP1内のTPおよびVUE1内のUEは、協働し、協力する。この構成においては、VUE1内の少なくとも2つのUE (たとえば、UE1およびUE2)が異なるサブフレーム構成を有すると仮定される。
したがって、たとえば、同じ時間リソース内でUE2がULサブフレームにおいて送信している一方でUE1がDLサブフレームにおいて受信している場合に、仮想全二重複信が実現され得る。言い換えれば、VTPは、異なるTPを使用して相反する方向に近隣のUEにサービスを提供する。
さらに、協働/干渉管理が、たとえば、それらのVTP1のメンバーの間のバックホール接続を使用し、VTP1とVUE1との両方のメンバーの知識(たとえば、サブフレーム構成、DL/UL負荷、干渉のレポート)を有する中央コーディネータユニット(CCU:central coordinator unit)を使用してVTP1のTPのメンバーの間で構成700において実施され得る。したがって、VTPは、レイヤ間干渉とレイヤ内干渉との両方を調整するために使用されるTPを選択する自由がある。示されるように、CCUは、VTPの外に示される。しかし、CCUは、TP内またはUE内にさえ実装される可能性がある。
協力してUEを中心とするサブフレーム構成を実施した結果は、以下の通りより深く理解され得る。UE1(被害者)のDL送信が構成700においてUE2のULからのレイヤ間干渉を経験する場合、VTP1内のTPが、VUE1内の別のUE(たとえば、UE3)を使用して、(たとえば、デバイスツーデバイス(D2D)サブフレームの異なる周波数上で)UE1にサブフレームデータを送信する可能性がある。したがって、UE3のサブフレーム構成が、UE1へのサブフレームデータの送信を可能にし、それによって、被害者のUE(UE1)の干渉を軽減する、つまり、被害者のUEにおいて干渉除去を実施するために(たとえば、TPまたはCCUによって)動的に変更され得る。
本開示によるVUEは、いくつかの特徴、すなわち、被害者のUEにおいて干渉除去を実施する能力、UEの協働を使用してレイヤ間およびレイヤ内干渉抑圧を可能にすること、ならびにUEの協働を使用して所望の方向のネットワークとのUEの通信を制御することを有する。
本開示の態様によるさらなる仮想全二重複信TDD通信構成800を概略的に示す図8が、参照される。構成800においては、仮想UEの2つのグループ、たとえば、VUE1およびVUE2が、それらのグループの対応する仮想TP、VTP1およびVTP2とそれぞれ通信する。
さらにまた、上記構成700と同様に、構成800においては、VUE1およびVUE2が異なるサブフレーム構成を有すると仮定される。この場合、同じ時間リソース内でVUE2のUEがULサブフレームにおいて送信している一方でVUE1のUEがDLサブフレームにおいて受信する場合に、仮想全二重複信が実現され得る。さらにまた、上述のように、協働および干渉管理が、たとえば、バックホール接続を使用し、VTP1、VTP2、VUE1、およびVUE2のメンバーの知識(サブフレーム構成、DL/UL負荷、干渉のレポート)を有する中央コーディネータユニット(CCU)を使用することによってVTP1とVTP2との間で構成800において実施され得る。示されるように、CCUは、VTPの外に示される。しかし、CCUは、TP内またはUE内にさえ実装される可能性がある。
構成800においては、レイヤ間干渉がたとえばVUE1内のUE4(被害者)において経験される場合、TPが、UE4における干渉を軽減するためにUE5のサブフレーム構成を変更してUE4と通信する可能性がある。
図9は、本開示の一態様によるカスタマイズされたサブフレーム構成900の例を図式的に示す。構成900においては、4つの近隣のUEがUE1〜UE4として示されており、それぞれのUEが、それぞれの異なるサブフレーム構成902、904、906、および908を有する。各UEのフレームは、DL、UL、D2D、補助、およびミュートされたサブフレームのカスタマイズされた組合せである可能性がある。たとえば、UE1およびUE2のサブフレーム構成は、最初の2つのサブフレームにおいて異なる。UE1が、その最初の2つのサブフレームをDLサブフレームとして有する一方、UE2は、D2Dサブフレームおよび補助サブフレームをその最初の2つのサブフレームとして有する。同様に、UE3が、ダウンリンクサブフレームを有する一方、UE4は、同じTTI内にアップリンクサブフレームを有する。
図10は、本開示による構成1000を図式的に示し、どのようにして各UEのサブフレーム構成がそのUEの必要に基づいて動的に変わり得るかを示す。たとえば、UE1 1002が、最初に第1の位置に示され、サブフレーム構成1002を有する。UE1 1002は、VUE 1004内に移動するとき、UE1がたとえばVUE内のUEとのD2D通信に参加し得るように、新しいサブフレーム構成を要求する要求をeNB、CCU、またはネゴシエーションセンターに送信する可能性がある。したがって、VUE内のUEのD2DサブフレームのTTIが決定される(eNBに既に知られているかまたはVUEに要求されるかのどちらかである)。新しいサブフレーム構成1005が、UE1 1002に割り振られる。たとえば、UE2 1006は、サブフレーム構成1008を有し、UE3 1009は、サブフレーム構成1010を有する。ここで、サブフレーム構成1005は、TTI 1009におけるD2Dサブフレームを、同じTTIにおけるVUEメンバーUE2 1006およびUE3 1009のサブフレーム構成1008および1009と共有する。したがって、D2Dのためのセルを中心とするチャネルが、UE1 1002に割り当てられる必要がない。言い換えれば、UE1 1002は、新しいD2Dサブフレームを除いてそのUE1 1002の以前のサブフレームを維持し得る。UE1 1002がVUEを離れると、さらなるサブフレーム構成1007が要求され、割り振られ得る。
図11は、本開示による構成1100を図式的に示す。構成1100においては、UEの中間周波数帯域1102がたとえばIMまたはエネルギーの節約のために遮断される場合、近隣の帯域1104、1106が、2つの異なるサブフレーム構成に切り替わることができる。
以上に基づいて、本開示の態様によれば、各UEのサブフレーム構成は、UEのトラフィック負荷、種類、またはUE間通信のステータスが変わるときに変わることができる。このサブフレーム構造は、より高いレイヤのシグナリングを使用して変更される可能性がある。
さらに、通常の非CAまたは連続CAの筋書きにおいては、あらゆるTPおよびUEが、半二重複信で通信し得る。しかし、このUEを中心とするサブフレーム構成は、共同して働くTP(仮想TP、VTP)のグループと協働するUE(仮想UEまたはVUE)のグループとの間の仮想全二重複信通信を可能にする。一方、キャリア間の距離が十分に離れている非連続CAのシナリオにおいては、各周波数におけるUEのサブフレーム構成が異なる可能性がある。もちろん、仮想全二重複信通信のために、より緊密な協働およびIM(さらなるレイヤ間干渉のため)が、実施される必要がある可能性がある。以下の要素が、この要件を満たすために使用される可能性がある。
当業者は、情報および信号が様々な異なるテクノロジーおよび技術のうちのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。たとえば、上の説明全体を通じて言及される可能性があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁気的粒子、光場もしくは光学的粒子、またはこれらの任意の組合せによって表され得る。
上記実施形態の説明によって、本開示の教示は、ハードウェアのみを使用することによって、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せを使用することによって実装され得る。1つもしくは複数の実施形態またはそれらの実施形態の1つまたは複数の部分を実装するためのソフトウェアまたはその他のコンピュータ可読命令が、任意の好適なコンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。コンピュータ可読ストレージ媒体は、光(たとえば、CD、DVD、Blu-Rayなど)、磁気、ハードディスク、揮発性もしくは不揮発性メモリ、ソリッドステートメモリ、または当技術分野において知られている任意のその他の種類のストレージ媒体などの有形の媒体である可能性がある。
本開示のさらなる特徴および利点が、当業者によって認識されるであろう。
本明細書において説明され、図に示された特定の実施形態の構造、特徴、付属物、および代替は、概して、それらが適合する限り、本明細書において示され、図示された実施形態のすべてを含む本開示の教示のすべてに当てはまるように意図される。言い換えれば、特定の実施形態の構造、特徴、付属物、および代替は、そのように示されない限りその特定の実施形態のみに限定されるように意図されない。
さらに、上記の詳細な説明は、すべての当業者が本開示による1つまたは複数の実施形態を作製または使用することを可能にするために提供される。それらの実施形態に対する様々な修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書において定義された包括的な原理は、本明細書において提供された教示の精神または範囲を逸脱することなくその他の実施形態に適用され得る。したがって、これらの方法、システム、およびデバイスは、本明細書において開示された実施形態に限定されるように意図されない。請求項の範囲は、これらの実施形態によって限定されるべきでなく、説明に合致する最も広い解釈をそっくり与えられるべきである。冠詞「a」または「an」を使用することなどによる単数形での要素の言及は、そのようにはっきりと述べられない限り「唯1つ(one and only one)」を意味するように意図されず、むしろ、「1つまたは複数(one or more)」を意味するように意図される。当業者に知られているか、または後で知られるようになる、本開示を通して説明された様々な実施形態の要素のすべての構造的なおよび機能的な均等物は、請求項の要素によって包含されるように意図される。
さらに、本明細書のいかなる部分も、従来技術または技術常識を認めるものとして意図されていない。さらに、本明細書のいかなる文書の引用または特定も、そのような文書が従来技術として利用可能であること、またはいずれかの参考文献が当技術分野の技術常識の一部を形成することを認めるものでない。さらに、本明細書において開示されたいかなる部分も、そのような開示が請求項に明確に述べられているかどうかにかかわらず一般公衆に供されるように意図されていない。
100 ワイヤレスネットワーク
102 eNB
103 中継局
104 マクロセル
106 UE
202 無線フレーム
204 サブフレーム
206 スロット
300 プロセス図
400 プロセス図
500 UE
504 コントローラ/プロセッサ
506 メモリ
506a サブフレーム構成テーブル
506b 干渉検出論理
506c トラフィックおよび負荷判定論理
506d サブフレーム構成(またはタイムスロット)ネゴシエーションおよび判定論理
506e 協力情報および協力論理
508 アンテナ
510 セルラーインターフェース
512 補足的ワイヤレスインターフェース
514 ユーザ入力インターフェースおよびグラフィカルユーザインターフェース
600 eNB
604 コントローラ/プロセッサ
606 メモリ
606a サブフレーム構成テーブル
606b 干渉検出論理
606c トラフィックおよび負荷判定論理
606d サブフレーム構成ネゴシエーションおよび判定論理
606e 協力またはクラスタ情報
608 アンテナ
612 アンテナ
700 仮想全二重複信TDD通信構成
800 仮想全二重複信TDD通信構成
900 カスタマイズされたサブフレーム構成
902 サブフレーム構成
904 サブフレーム構成
906 サブフレーム構成
908 サブフレーム構成
1000 構成
1002 UE1
1003 サブフレーム構成
1004 VUE
1005 新しいサブフレーム構成
1006 UE2
1008 サブフレーム構成
1009 UE3
1010 サブフレーム構成
1102 中間周波数帯域

Claims (23)

  1. 同時双方向送信の方法であって、
    第1の複数のユーザ機器(UE)に関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第1の送信タイムスロットをネットワーク要素によって決定するステップと、
    前記第1の複数のUE内の第1のUEのために前記第1の送信タイムスロットの第1の共有されたタイムスロットにDL送信を割り振るステップと、
    前記第1の複数のUE内の第2のUEのために前記第1の共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るステップとを含む、方法。
  2. ダウンリンク(DL)送信のために割り振られた前記第1の共有されたタイムスロットにおいて前記第1のUEにDL信号を送信する際に第1の送信点(TP)によって使用するため、および前記第2のUEから前記第1の共有されたタイムスロットにおいてUL信号を受信する際に第2のTPによって使用するために、前記決定された第1の送信タイムスロットを第1の複数のTP内の前記第1のTPおよび前記第2のTPに提供するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の複数のUEに前記決定された第1の送信タイムスロットを提供するステップを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のTPと前記第2のTPとの間の協力を監視するステップを含む請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1のUEと前記第2のUEとの間の干渉抑圧(IM)を調整するために前記第1のTPおよび前記第2のTPを監視するステップを含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記割り振られたUL送信および前記割り振られたDL送信において協力するように第1の複数のTP内の第1のTPおよび第2のTPを指定するステップを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のUEと前記第2のUEとの間の干渉抑圧(IM)を調整するステップを含む請求項1に記載の方法。
  8. 第2の複数のUEに関するダウンリンク送信およびアップリンク送信のための第2の送信タイムスロットを決定するステップを含み、前記第2の送信タイムスロットの中の少なくとも1つのタイムスロットが、前記第1の複数のUEの前記第1の送信タイムスロットの中のタイムスロットと共有される請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2の複数のUEのために前記共有されたタイムスロットにDL送信を割り振るステップと、
    前記第1の複数のUEのために前記共有されたタイムスロットにUL送信を割り振るステップとを含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2の複数のUEに前記第2の送信タイムスロットを提供するステップを含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の複数のUEと前記第2の複数のUEとの間の干渉抑圧(IM)を調整するステップを含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の複数のUEと通信する際に第2の複数のTPによって使用するために、前記決定された第2の送信タイムスロットを前記第2の複数のTPに提供するステップを含む請求項8に記載の方法。
  13. 前記第1の複数のTPと前記第2の複数のTPとの間の協力を監視するステップを含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の複数のTPと前記第2の複数のTPとの間の干渉抑圧(IM)を調整するステップを含む請求項12に記載の方法。
  15. 前記ダウンリンク送信タイムスロットおよび前記アップリンク送信タイムスロットの構成が、UEに関連し、前記UEのダウンリンク対アップリンク(DL/UL)トラフィック負荷比、前記UEのデバイスツーデバイス(D2D)通信、および前記UEトラフィックの種類のうちの1つまたは複数から選択された要因に基づく請求項1に記載の方法。
  16. 前記トラフィックの種類が、伝達されるデータの遅延に対する弱さ、再送信(reTX)の最大の許容される遅延、およびバースト性のうちの1つまたは複数から選択される請求項15に記載の方法。
  17. ブロードキャストチャネルまたはマルチキャストチャネルのうちの1つまたは複数、
    DLの測定のためのパイロット送信、および
    共通制御チャネル
    のためのタイムスロットを決定するステップを含む請求項15に記載の方法。
  18. UE間通信のためのデバイスツーデバイス(D2D)タイムスロット、DL/UL/D2D通信のための補助タイムスロット、ならびに干渉抑圧(IM)、測定、および省電力のためのミュートされたタイムスロットのうちの1つまたは複数から選択された特別なタイムスロットを決定するステップを含む請求項15に記載の方法。
  19. 前記ネットワーク要素が、前記ネットワーク内の中央コントローラである請求項1に記載の方法。
  20. 前記ネットワーク要素が、送信点である請求項1に記載の方法。
  21. 前記ネットワーク要素が、UEである請求項1に記載の方法。
  22. 前記ネットワーク要素が、UEと送信点との間の送信についての情報を保有する請求項1に記載の方法。
  23. 前記第1のUEおよび前記第2のUEが、少なくとも前記第1の共有されたタイムスロットにおいて仮想全二重複信で通信するための仮想UEを形成する請求項1に記載の方法。
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