JP2018506866A - データサービスの確立方法、その装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

本発明はデータサービスの確立方法、その装置、プログラム及び記録媒体に関する。該方法は、前記移動端末における設定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、第２のＡＰＮを取得する（即ち、移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチする際にＬＴＥネットワークにより移動端末に割り当てられたＡＰＮである）ステップと、該第２のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスに接続するステップと、を含む。本発明は移動端末における既定ＡＰＮに誤りがある、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられた第２のＡＰＮと既定ＡＰＮとが不一致である、または、移動端末が現在アタッチしているプロバイダのネットワークのために対応するＡＰＮを予め設定していないといった場合、移動端末に正確なＡＰＮを直ちに且つ確実に検索するとともに、データサービスに接続することができ、従来技術における既存の問題を解消できる。【選択図】図１

Description

本願は、出願番号が２０１５１０７９２６３０．１であって、出願日が２０１５年１１月１７日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を本願に援用する。

本発明は移動通信技術分野に関し、特に、データサービスの確立方法及び装置に関する。

現在、移動端末は、データサービスが必要な場合、既定（予め配置）のＡＰＮ（ＡＰＮ：Ａｃｃｅｓｓ Ｐｏｉｎｔ Ｎａｍｅ）に基づいてデータサービスの接続要求を送信することによって、移動端末でのデータサービスを実現することができる。

ＡＰＮとは、移動端末にてインターネットに接続する際に配置しなければならないパラメータであり、それにより移動端末がどの接続方法にてＬＴＥ（ＬＴＥ：Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）ネットワークにアクセスするのかが決められる。プロバイダによってはネットワークのタイプが異なる。例えば、チャイナ・モバイル（Ｃｈｉｎａ Ｍｏｂｉｌｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）のネットワークの場合、Ａｎｄｒｏｉｄシステムのような移動端末のオペレーティングシステムであれば、ＣＭＮＥＴ（チャイナ・モバイルネットワーク）（既定のチャイナ・モバイルのＡＰＮ）を利用してデータサービスの接続要求を送信することができる一方、チャイナ・テレコム（Ｃｈｉｎａ Ｔｅｌｅｃｏｍ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ Ｌｉｍｉｔｅｄ）のネットワークの場合、ＡｎｄｒｏｉｄシステムであればＣＴＮＥＴ（チャイナ・テレコムネットワーク）（既定のチャイナ・テレコムのＡＰＮ）を利用してデータサービスの接続要求を送信することができる。

本発明の実施例はデータサービスの確立方法及びその装置を提供する。技術案は以下の通りである。

本発明の実施例に係る第１態様によると、移動端末に用いられるデータサービスの確立方法を提供し、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得するステップと、
前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するステップと、を含む。

上記の実施例は、移動端末における既定ＡＰＮに誤りがある、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮ（即ち、第２のＡＰＮ）と既定ＡＰＮとが不一致である、または、移動端末側が現在アタッチされたプロバイダのネットワークのために対応するＡＰＮを予め設定していないといった場合、移動端末に正確なＡＰＮを直ちに且つ確実に検索するとともに、データサービスに接続することができ、従来技術における既存の問題を解消できる。

一実施例において、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するステップは、
ＬＴＥネットワークにアタッチした後、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索するステップと、
検索された第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信するステップと、を含む。

一実施例において、前記第２のＡＰＮを取得するステップは、
前記移動端末のＢＰ（ベースバンドプロセッサー）システムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップと、
前記ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得するステップと、を含む。

上記の実施例は、ＢＰシステムによって移動端末のアタッチするＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮを第２のＡＰＮとして取得することによって、従来技術におけるＡＰＮに誤りがある、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮ（即ち、第２のＡＰＮ）と既定ＡＰＮとが不一致である、または、移動端末が現在アタッチされたプロバイダのネットワークのために対応するＡＰＮを予め設定していないといったことを回避し、移動端末がデータサービスを順調に確立する接続を保証することができる。

一実施例において、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップは、
移動端末の無線インターフェース層を介して、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップを含む。

上記の実施例は、如何に第２のＡＰＮを取得するかのために実施可能な、柔軟性を有する技術案を提供する。

一実施例において、前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するステップは、
前記ＬＴＥネットワークにアタッチしている過程において、前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得するステップと、
前記ＩＰアドレスおよび前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するステップと、を含む。

上記の実施例は、如何に第２のＡＰＮを用いてデータサービスに接続するかのために実施可能な、柔軟性を有する技術案を提供する。

一実施例において、前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索するステップは、
アタッチされた前記ＬＴＥネットワークの種類に応じて、前記移動端末に格納された各既定のＡＰＮから前記ネットワークの種類に対応する第１のＡＰＮを検索するステップを、含む。

上記の実施例は、如何に前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索するかのために、実施可能な、柔軟性を有する技術案を提供する。

本発明の実施例に係る第２の態様によると、移動端末に用いられるデータサービスの確立装置を提供し、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するための第１のデータサービス接続モジュールと、
前記第１のデータサービス接続モジュールが前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することに失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得するための取得モジュールと、
前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するための第２のデータサービス接続モジュールと、を備える。

一実施例において、前記第１のデータサービス接続モジュールは、
ＬＴＥネットワークにアタッチした後、前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索するための検索サブモジュールと、
前記検索サブモジュールにより検索された第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信するためのデータサービス接続サブモジュールと、
データサービスの確立に失敗した場合、前記ＬＴＥネットワークからフィードバックされたデータサービスの確立失敗のメッセージを受信するための受信サブモジュールと、を備え、
前記取得モジュールは、さらに、前記データサービスの確立失敗のメッセージを受信した場合、前記第２のＡＰＮを取得するために用いられる。

一実施例において、前記取得モジュールは、
前記移動端末のＢＰシステムに第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するための送信サブモジュールと、
前記ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得するための第１の取得サブモジュールと、を備える。

一実施例において、前記送信サブモジュールは、移動端末の無線インターフェース層を介して、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するために用いられる。

一実施例において、第２のデータサービス接続モジュールは、
前記ＬＴＥネットワークにアタッチされる過程において、前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得するための第２の取得サブモジュールと、
前記ＩＰアドレス及び前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するための接続サブモジュールと、を備える。

一実施例において、前記検索サブモジュールは、アタッチされた前記ＬＴＥネットワークの種類に応じて、前記移動端末に格納された各既定のＡＰＮから前記ネットワーク種類に対応する第１のＡＰＮを検索するために用いられる。

本発明の実施例に係る第３の態様によると、データサービスの確立装置を提供し、
プロセッサと、
プロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得し、
前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立する。

本発明の実施例に提示される技術案は以下の有益な効果を含み得る。

上記の技術案、ＬＴＥネットワークに登録した後、移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索し、検索された第１のＡＰＮを用いてＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信し、データサービスの接続に失敗した場合、改めて第２のＡＰＮ（即ち、移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされた際に、該ＬＴＥネットワークにより該移動端末に割り当てられたＡＰＮである）を取得し、第２のＡＰＮを利用して改めて登録したＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、移動端末のデータサービスを確立する。本発明の実施例に提示される上記データサービスの確立方法及びその装置は、移動端末における既定ＡＰＮに誤りがある、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮ（即ち、第２のＡＰＮ）と既定ＡＰＮとが不一致である、または、移動端末側が現在アタッチされているプロバイダのネットワークに対応するＡＰＮを予め設定していないといった場合、移動端末のために正確なＡＰＮを直ちに且つ確実に検索するとともに、データサービスの接続を完成することができ、従来技術に存在する問題を解消することができる。

以上の一般的な記述及び以下の詳細な記述は、例示のものに過ぎず、本開示を限定するものではないと理解すべきである。

ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明と合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理を説明するのに用いられる。

一例示的な実施例に係るデータサービスの確立方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係るデータサービスの確立方法におけるステップＳ１１を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係るデータサービスの確立方法におけるステップＳ１１を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係る移動通信ネットワークにデータサービスの接続要求を送信するステップＳ１２を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係るデータサービスの確立装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係る第１のデータサービスの接続モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例に係るデータサービスの確立装置における取得モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例に係る第２のデータサービスの接続モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例に係るデータサービスに適用する確立装置を示すブロック図である。

ここで、図面に示された例示的な実施例を詳細に説明する。以下の内容において、図面について言及するとき、特に説明しない限り、異なる図面における同じ数字が同一または類似の要素を示す。以下の例示的な実施例に記載している実施の形態は、本発明と一致するあらゆる実施の形態を代表するわけではない。逆に、それらは、添付された特許請求の範囲に詳細に記載される、本発明の一部の方面と一致する装置及び方法の例にすぎない。

従来技術において、移動端末はデータサービスをオンにする必要がある場合、ＬＴＥネットワークに登録してから、移動端末のオペレーティングシステム、例えば、Ａｎｄｒｏｉｄシステムが既定ＡＰＮに応じてデータサービスの確立要求を送信する。例えば、登録されたネットワークがチャイナ・モバイルのネットワークである場合、移動端末のＡｎｄｒｏｉｄシステムはＣＭＮＥＴを利用してデータサービスの接続要求を送信することができる一方、登録されたネットワークがチャイナ・テレコムのネットワークである場合、ＡｎｄｒｏｉｄシステムはＣＴＮＥＴを利用してデータサービスの接続要求を送信することができる。

しかしながら、Ａｎｄｒｏｉｄシステムにより選択されたＡＰＮには誤りがある（例えば、既定ＡＰＮが間違っている、間違ったＡＰＮを選択している、既定ＡＰＮがすべてのネットワークのＡＰＮを含まず一部のＡＰＮが漏れているなど）、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられたＡＰＮと移動端末の既定ＡＰＮとが不一致である場合、移動端末のＡｎｄｒｏｉｄシステムの要求するＡＰＮと、実際に登録している通信ネットワークにより割り当てられたＡＰＮとは不一致となり、データサービスを確立することができない。例えば、移動端末にはあるプロバイダの加入者識別モジュール（ＳＩＭ：Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍｏｄｕｌｅ）カードが挿入されているが、移動端末のＡｎｄｒｏｉｄシステムには該プロバイダのＡＰＮ情報が予め設定されない場合、移動端末は該プロバイダのＬＴＥネットワークに登録してデータサービスをオンにしようとするとき、データサービスを実現することはできない。また、例えば、チャイナ・テレコムのネットワークの場合、既定ＡＰＮがＣＴＮＥＴであるが、実際的にネットワークにより割り当てられたＡＰＮがＣＴＬＴＥであるとき、移動端末は同様にデータサービスを実現することができない。

上記のようなデータサービスを確立できない課題を解決するために、本発明の実施例はデータサービスの確立方法を提供する。

図１は、一例示的な実施に係るデータサービスの確立方法を示すフローチャートである。図１に示すように、データサービスの確立方法は移動端末に用いられて、
移動端末における既定の第１のＡＰＮ（以下、第１のＡＰＮと略称する）によるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチする際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮ（以下、第２のＡＰＮと略称する）を取得するステップＳ１１と、
第２のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するステップＳ１２と、を含む。

一実施例において、図２に示すように、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信する上記ステップＳ１１は、
ＬＴＥネットワークにアタッチされた後、移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索するステップＳ２１を含み得る。

上記ステップＳ２１において、上記ＬＴＥネットワークは様々なユーザにデータサービスを提供可能なネットワーク、例えば、ＴＤＤ−ＬＴＥ、ＦＤＤ−ＬＴＥなどのタイプが異なるＬＴＥネットワークを含み得る。

ステップＳ２２において、検索された第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信する。

ステップＳ２２において、以下の方法を介して、移動端末における予め配置の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗したことを特定することができる。即ち、前記ＬＴＥネットワークからフィードバックされたデータサービスの確立失敗のメッセージを受けた場合、移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することに失敗したと特定することができる。

本発明の実施例において、便利に区別するために、移動端末により選択された既定ＡＰＮを第１のＡＰＮと称し、移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされた際にＬＴＥネットワークにより該移動端末に割り当てられたＡＰＮを第２のＡＰＮと称する。

上記の実施例において、移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することに失敗した場合、改めて移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされた場合の第２のＡＰＮを取得して、第２のＡＰＮを利用して改めてアタッチされたＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、移動端末がデータサービスを確立する。本発明の実施例に提示される上記のデータサービスの確立方法は、移動端末における既定ＡＰＮに誤りがある、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮ（即ち、第２のＡＰＮ）と既定ＡＰＮとが不一致である、または、移動端末が現在アタッチされたプロバイダのネットワークのために対応するＡＰＮを予め設定していないといった場合、移動端末に正確なＡＰＮを直ちに且つ確実に検索するとともに、データサービスに接続することができ、従来技術における既存の問題を解消できる。

以下、上記の各ステップについて詳細に説明を行なう。

ステップＳ２１において、ＬＴＥネットワークに登録した後、移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索し、実施にあたり、移動端末には異なるプロバイダの多種のタイプのネットワークに対応するＡＰＮ、例えば、ＣＭＮＥＴ、ＣＴＮＥＴなどのＡＰＮが予め設定される可能性があるので、移動端末は登録しているＬＴＥネットワークの種類に応じて、移動端末に格納された各既定ＡＰＮからネットワークの種類に対応する第１のＡＰＮを検索することができる。

例えば、移動端末が現在登録しているネットワークがチャイナ・モバイルが運営するＬＴＥネットワークであると判定した場合、第１のＡＰＮとして予め設定されているＣＭＮＥＴを選択し、移動端末が現在のネットワークがチャイナ・テレコムが運営するＬＴＥネットワークであると判定した場合、第１のＡＰＮとして予め設定されているＣＴＮＥＴを選択する。

上記の既定ＡＰＮに現在登録しているネットワークに対応するＡＰＮが含まれない場合、移動端末がデフォルトで予め設定されているＡＰＮを第１のＡＰＮとして選択する。

一実施例において、上記のステップＳ１２において検索された第１のＡＰＮを利用して前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信した後、既定の第１のＡＰＮを利用してデータサービスを確立することに成功したり、既定の第１のＡＰＮを利用してデータサービスを確立することに失敗したりすることがある。

既定の第１のＡＰＮによるデータサービスの確立に失敗した場合、図３に示すように、移動端末がＬＴＥネットワークに登録している第２のＡＰＮを取得する上記ステップＳ１１は、移動端末のＢＰ（ベースバンドプロセッサ：Ｂａｓｅｂａｎｄ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）システムに第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップＳ３１のように実施され得る。

第２のＡＰＮは、即ち、アタッチされたＬＴＥネットワークにより移動端末に付与されるアタッチＡＰＮ（アタッチＡＰＮ）である。

ステップＳ３２において、ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得する。

ステップ２１及びステップ２２は一般的には移動端末のオペレーティングシステム、例えば、Ａｎｄｒｏｉｄシステムにより実行され得る。

移動端末のソフトウェアは、一般的には、ＡＰ（例えば、Ａｎｄｒｉｏｄ）システムと、ＢＰシステムとの二つに分けられる。

ＢＰシステムは基地局との通信を行い、移動端末の通信機能（音声発信）を実現するために用いられる。ＬＴＥネットワークに登録する際に、ＢＰシステムからＬＴＥネットワークにアタッチプロセス（即ち、登録するプロセス）を起動する。このプロセスにおいて、ＢＰシステムは、アタッチされたＬＴＥネットワークにより割り当てられた第２のＡＰＮ（即ち、アタッチＡＰＮ）、及びアタッチされたＬＴＥネットワークにより移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得する。

以下、例として移動端末によるＬＴＥネットワークへのアタッチプロセスを説明する。

（１）ユーザとＬＴＥネットワークとは相互に認証し、移動端末（ＵＥ：Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ）とモビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ：Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｅｎｔｉｔｙ）とはモビリティ管理（ＭＭ：Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ）コンテキストを確立する；
（２）ＭＭＥは移動端末のデフォルトのキャリアである；
（３）ＵＥはネットワーク側により割り当てられたＩＰアドレスを取得する；
（４）ＵＥはユーザの位置を記録する；
（５）ＵＥにテンポラリな識別子が割り当てられた。

上記のプロセスはアタッチプロセスの一例だけであり、本発明の実施例は具体的な移動端末のアタッチ（登録）プロセスを限定するものではない。

ＬＴＥネットワークとしては、アタッチＡＰＮは、一般的にはゲートウェイ ＧＰＲＳ サポートノード（ＧＧＳＮ：Ｇａｔｅｗａｙ ＧＰＲＳ Ｓｕｐｐｏｒｔ Ｎｏｄｅ）、または、パケット・データネットワーク・ゲートウェイ（ＰＧＷ：ＰＤＮ Ｇａｔｅｗａｙ）の外部ネットワークに接続可能な識別子である。上記のアタッチプロセスにおいて、ＬＴＥネットワークは移動端末にアタッチＡＰＮを割り当てることでアタッチプロセスを完成する。これにより、移動端末のＢＰシステムはアタッチＡＰＮ、即ち、第２のＡＰＮを了解できる。

これを基にして、移動端末のＢＰシステムへＬＴＥネットワークにおけるアタッチＡＰＮを検索するためのコマンドを送信することによって、第２のＡＰＮを取得する目的を達成できる。且つ、第２のＡＰＮは移動端末が実際的にアタッチしたＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮであり、ＡＰＮに誤りがあることはないので、移動端末がデータサービスに順調に接続することを保証できる。

一実施例において、移動端末のＢＰシステムにＬＴＥネットワークにおける第２のＡＰＮ（アタッチＡＰＮ）を検索するためのコマンドを送信するステップは、
移動端末の無線インターフェース層（ＲＩＬ：Ｒａｄｉｏ Ｌａｙｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）を介して移動端末のＢＰシステムにＬＴＥネットワークにおけるアタッチＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するように、実行され得る。

ＲＩＬは、Ａｎｄｒｏｉｄシステムに基づく電話（ｔｅｌｅｐｈｏｎｙ）サービスと、無線（ｒａｉｄｏ）ハードウェア層との間の抽象層である。ＲＩＬにより定義されたコマンドによってアタッチＡＰＮを取得するためのコマンドはＢＰシステムに送信し、ＢＰシステムからＲＩＬにフィードバックされた後、最終的にＲＩＬを介してＡｎｄｒｏｉｄシステムにフィードバックされる。

一実施例において、図４に示すように、前記第２のＡＰＮを利用して前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するステップＳ１２は、
ＬＴＥネットワークにアタッチしている過程においてＬＴＥネットワークにより移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得するステップＳ４１と、
該ＩＰアドレス及び第２のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するステップＳ４２と、を含み得る。

前記移動端末がＬＴＥネットワークに登録するプロセスを基にして、ＬＴＥネットワークに登録する過程においてＬＴＥネットワークにより移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得することができ、取得された該ＩＰアドレス及び第２のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークとのデータサービスの接続を順調に完成できる。

例を挙げて言えば、仮に移動端末にはチャイナ・モバイルのＳＩＭカードが挿入されるとともに該プロバイダのＴＤ−ＬＴＥネットワークにアタッチしたとすれば、上位オペレーティングシステムは移動端末における既定のＣＴＮＥＴ及び自身のＩＰアドレスを利用してＴＤ−ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信し、ＴＤ−ＬＴＥネットワークからデータサービスの確立失敗がフィードバックされると、移動端末は自身のＢＰシステムにアタッチＡＰＮを検索するためのコマンドを送信し、ＢＰシステムからＣＭＮＥＴにフィードバックされてから、移動端末は自身ＩＰ及びＣＭＮＥＴを利用して改めてＴＤ−ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスの接続を順調に確立する。

下記の実施例は、本発明に係る方法を実行するために用いられる装置の実施例である。

図５は、一例示的な実施例に係るデータサービスの確立装置を示すブロック図である。該装置は、ソフトウェア、ハードウェア、または、両者の組合せによって電子デバイスまたはその一部となることができる。図５に示すように、該データサービスの確立装置は移動端末に用いられ、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するための第１のデータサービス接続モジュール５１と、
前記接続要求モジュール４１が前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへデータサービスの接続要求を送信することに失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得するための取得モジュール５２と、
前記取得モジュール５２により取得した第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するための第２のデータサービス接続モジュール５３と、を含む。

一実施例において、図６に示すように、第１のデータサービス接続モジュール５１は、
ＬＴＥネットワークにアタッチされた後、前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索するための検索サブモジュール５１１と、
前記検索サブモジュールにより検索した第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信するためのデータサービス接続サブモジュール５１２と、
データサービスの確立に失敗した場合、前記ＬＴＥネットワークからフィードバックされたデータサービスの確立失敗のメッセージを受信するための受信サブモジュール５１３と、を含む。

前記取得モジュール５２は、さらに、前記データサービスの確立失敗のメッセージを受信したとき、前記第２のＡＰＮを取得するために用いられる。

一実施例において、図７に示すように、上記の取得モジュール５２は、
前記移動端末のＢＰシステムに第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するための送信サブモジュール５２１と、
ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得するための第１の取得サブモジュール５２２と、を含む。

一実施例において、上記の送信サブモジュール５２１は、移動端末のＲＩＬを介して移動端末のＢＰシステムに前記ＬＴＥネットワークにおける第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するために用いられる。

一実施例において、図８に示すように、第２のデータサービス接続モジュール５３は、
前記ＬＴＥネットワークにアタッチしている過程において、前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得するための第２の取得サブモジュール５３１と、
前記ＩＰアドレス及び前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するための接続サブモジュール５３２と、を含む。

一実施例において、上記の検索サブモジュール５１１は、アタッチされた前記ＬＴＥネットワークの種類に応じて、前記移動端末に格納されている各既定ＡＰＮから前記ネットワーク種類に対応する第１のＡＰＮを検索するために用いられる。

本発明の実施例によれば、さらに、データサービスの確立装置を提供し、
プロセッサと、
プロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得する。

前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立する。

一実施例において、上記のプロセッサは、さらに、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することもでき、
ＬＴＥネットワークにアタッチされた後、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索し、
検索した第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信する。

一実施例において、上記のプロセッサは、さらに、第２のＡＰＮを取得することもでき、
前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信し、
前記ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得する。

一実施例において、上記のプロセッサは、さらに、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信することもでき、
移動端末のＲＩＬを介して、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信する。

一実施例において、上記のプロセッサは、さらに、前記第２のＡＰＮを利用して前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することもでき、
前記ＬＴＥネットワークにアタッチしている過程において、前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得し、
前記ＩＰアドレス及び前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信する。

一実施例において、上記のプロセッサは、さらに、前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索することもでき、
アタッチされた前記ＬＴＥネットワークの種類に応じて、前記移動端末に格納された各既定のＡＰＮから、前記ネットワーク種類に対応する第１のＡＰＮを検索する。

本発明の実施例に提示されるデータサービスの確立装置において、第１のデータサービス接続モジュールは移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信し、データサービスの接続に失敗した場合、取得モジュールは改めて第２のＡＰＮ（即ち、移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされた際に、該ＬＴＥネットワークにより該移動端末に割り当てられたＡＰＮである）を取得し、第２のデータサービス接続モジュールは第２のＡＰＮによって改めて登録したＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、移動端末のデータサービスを確立する。本発明の実施例に提示される上記データサービスの確立装置は、移動端末における既定ＡＰＮに誤りがある、または、ＬＴＥネットワークにより割り当てられたアタッチＡＰＮ（即ち、第２のＡＰＮ ）と既定ＡＰＮとが不一致である、または、移動端末側が現在アタッチされているプロバイダのネットワークに対応するＡＰＮを予め設定していないといった場合、移動端末のために正確なＡＰＮを直ちに且つ確実に検索するとともに、データサービスの接続を完成することができ、従来技術に存在する問題を解消することができる。

上記の実施例に係る装置について、各モジュールが作動する具体的な形態は既に該方法に係る実施例において詳細に説明したので、ここでは、詳しく説明しない。

図９は、一例示的な実施例に係るデータサービスの確立装置を示すブロック図である。該装置は端末デバイスに適用できる。例えば、装置１２００は携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信手段、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。

装置１２００は、プロセスアセンブリ１２０２、メモリ１２０４、電源アセンブリ１２０６、マルチメディアアセンブリ１２０８、オーディオアセンブリ１２１０、入力／出力（Ｉ／Ｏ）インターフェイス１２１２、センサアセンブリ１２１４、及び通信アセンブリ１２１６の一つ以上のアセンブリを含んでもよい。

プロセスアセンブリ１２０２は、一般的には装置１２００の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データサービス、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ１２０２は、一つ以上のプロセッサ１２２０を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ１２０２は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ１２０２と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ１２０２は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ１２０８とプロセスアセンブリ１２０２の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。

メモリ１２０４は、各種類のデータを記憶することにより装置１２００の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置１２００において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ１２０４は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、ＳＲＡＭ（Ｓｔａｔｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ−Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＥＰＲＯＭ（Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＰＲＯＭ（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。

電源アセンブリ１２０６は、装置１２００の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ１２０６は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置１２００のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。

マルチメディアアセンブリ１２０８は、前記装置１２００とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター（ＬＣＤ）とタッチパネル（ＴＰ）を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或はスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或はスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ１２０８は、一つのフロントカメラ、及び／又はリアカメラを含む。装置１２００が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び／又はリアーカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアーカメラのそれぞれは、一つの固定型の光学レンズ系、或は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。

オーディオアセンブリ１２１０は、オーディオ信号を出力、及び／又は入力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ１２１０は、一つのマイク（ＭＩＣ）を含み、装置１２００が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信したオーディオ信号は、さらにメモリ１２０４に記憶されたり、通信アセンブリ１２１６を介して送信されたりする。上記の実施例において、オーディオアセンブリ１２１０は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。

Ｉ／Ｏインターフェイス１２１２は、プロセスアセンブリ１２０２と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。

センサアセンブリ１２１４は、装置１２００に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ１２１４は、装置１２００のＯＮ／ＯＦＦ状態、装置１２００のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ１２１４は、装置１２００、或は装置１２００の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置１２００とが接触しているか否か、装置１２００の方位、又は加速／減速、装置１２００の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ１２１４は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ１２１４は、撮影アプリケーションに適用するため、ＣＭＯＳ、又はＣＣＤイメージセンサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ１２１４は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。

通信アセンブリ１２１６は、装置１２００と他の機器の間に有線、又は无線形態の通信を提供する。装置１２００は、例えばＷｉＦｉ、２Ｇ、３Ｇ、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた无線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ１２１６は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号、又はブロードキャストに関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ１２１６は、近距離無線通信（ＮＦＣ）モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を促進するようにする。例えば、ＮＦＣモジュールは、ＲＦＩＤ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ＩＤｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）技術、ＩｒＤＡ（Ｉｎｆｒａｒｅｄ Ｄａｔａ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）技術、ＵＷＢ（Ｕｌｔｒａ Ｗｉｄｅ Ｂａｎｄ）技術、ＢＴ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標））技術、他の技術に基づいて実現できる。

例示的な実施例において、装置１２００は、一つ以上のＡＳＩＣ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ）、ＤＳＰ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、ＤＳＰＤ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｄｅｖｉｃｅ）、ＰＬＤ（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ）、ＦＰＧＡ（Ｆｉｅｌｄ−Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ）、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。

例示的な実施例において、さらに、命令を含む非揮発性のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、例えば命令を含むメモリ１２０４を提供しており、装置１２００のプロセッサ８２０により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記非揮発性のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、ＲＯＭ、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ−Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ Ｄｉｓｃ ＲＯＭ）、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイス等である。

非揮発性コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体における命令は装置１２００のプロセッサにより実行される場合、装置１２００に、
ＬＴＥネットワークに登録した後、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索するステップと、
検索された第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信するステップと、
ＬＴＥネットワークからフィードバックされたデータサービスの確立失敗のメッセージを受けた場合、前記移動端末が登録した前記ＬＴＥネットワークにより割り当てられた第２のＡＰＮを取得するステップと、
前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するステップと、を含む
上記のデータサービスの確立方法を実行させ得る。

当業者は明細書に開示された発明の詳細を考慮し、実施することにより、本発明の他の実施方案を容易に想定することができる。本出願は、本発明のいかなる変形、用途、又は適応的な変化を含むことを目的としており、何なる変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般原理に基づいて、且つ本開示において公開されていない本技術分野においての公知常識又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は、例示的なものを開示しており、本発明の保護範囲と主旨は、特許請求の範囲に記述される。

本発明は上記において開示された構成又は図面に示した構造に限定されるものではなく、本発明の範囲内であれば、様々な補正又は変更を行うことができると理解すべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲により制限される。

本発明は移動通信技術分野に関し、特に、データサービスの確立方法、装置、プログラム及び記録媒体に関する。

本発明の実施例はデータサービスの確立方法、その装置、プログラム及び記録媒体を提供する。技術案は以下の通りである。

本発明の実施例に係る第３の態様によると、データサービスの確立装置を提供し、
プロセッサと、
プロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得し、
前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立する。
本発明の実施例に係る第４の態様によると、プログラムを提供し、当該プログラムは、プロセッサに実行されることにより、上記のデータ通信の接続方法を実現する。
本発明の実施例に係る第５の態様によると、記録媒体を提供し、当該記録媒体には、上記プログラムが記録されている。

図５は、一例示的な実施例に係るデータサービスの確立装置を示すブロック図である。該装置は、ソフトウェア、ハードウェア、または、両者の組合せによって電子デバイスまたはその一部となることができる。図５に示すように、該データサービスの確立装置は移動端末に用いられ、
前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するための第１のデータサービス接続モジュール５１と、
前記第１のデータサービス接続要求モジュール５１が前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用してＬＴＥネットワークへデータサービスの接続要求を送信することに失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得するための取得モジュール５２と、
前記取得モジュール５２により取得した第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するための第２のデータサービス接続モジュール５３と、を含む。

例示的な実施例において、さらに、命令を含む非揮発性のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、例えば命令を含むメモリ１２０４を提供しており、装置１２００のプロセッサ１２２０により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記非揮発性のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、ＲＯＭ、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ−Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ Ｄｉｓｃ ＲＯＭ）、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイス等である。

Claims (13)

1. 移動端末に用いられるデータサービスの確立方法であって、
   前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得するステップと、
   前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するステップと、を含む
   ことを特徴とするデータサービスの確立方法。
2. 前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求を送信するステップは、
   ＬＴＥネットワークにアタッチした後、前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを検索するステップと、
   検索された第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信するステップと、を含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記第２のＡＰＮを取得するステップは、
   前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップと、
   前記ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得するステップと、を含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップは、
   移動端末のＲＩＬを介して、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するステップを含む
   ことを特徴とする請求項３に記載の方法。
5. 前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索するステップは、
   アタッチされた前記ＬＴＥネットワークの種類に応じて、前記移動端末に格納された各既定のＡＰＮから前記ネットワークの種類に対応する第１のＡＰＮを検索するステップを、含む
   ことを特徴とする請求項２に記載の方法。
6. 前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信するステップは、
   前記ＬＴＥネットワークにアタッチしている過程において、前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得するステップと、
   前記ＩＰアドレスおよび前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信するステップと、を含む
   ことを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
7. 移動端末に用いられるデータサービスの確立装置であって、
   前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信するための第１のデータサービス接続モジュールと、
   前記第１のデータサービス接続モジュールが前記移動端末における既定の第１のＡＰＮを利用して、ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信することに失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得するための取得モジュールと、
   前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立するための第２のデータサービス接続モジュールと、を備える
   データサービスの確立装置。
8. 前記第１のデータサービス接続モジュールは、
   ＬＴＥネットワークにアタッチした後、前記端末における既定の第１のＡＰＮを検索するための検索サブモジュールと、
   前記検索サブモジュールにより検索された第１のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスを確立するためのデータサービスの接続要求を送信するためのデータサービス接続サブモジュールと、
   データサービスの確立が失敗した場合、前記ＬＴＥネットワークからフィードバックされたデータサービスの確立失敗のメッセージを受信するための受信サブモジュールと、を備え、
   前記取得モジュールは、さらに、前記データサービスの確立失敗のメッセージを受信した場合、前記第２のＡＰＮを取得するように構成される
   ことを特徴とする請求項７に記載の装置。
9. 前記取得モジュールは、
   前記移動端末のＢＰシステムに第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するための送信サブモジュールと、
   前記ＢＰシステムからフィードバックされた第２のＡＰＮを取得するための第１の取得サブモジュールと、を備える
   ことを特徴とする請求項７に記載の装置。
10. 前記送信サブモジュールは、移動端末のＲＩＬを介して、前記移動端末のＢＰシステムに前記第２のＡＰＮを検索するためのコマンドを送信するように構成される
    ことを特徴とする請求項９に記載の装置。
11. 前記検索サブモジュールは、アタッチされた前記ＬＴＥネットワークの種類に応じて、前記移動端末に格納された各既定のＡＰＮから前記ネットワーク種類に対応する第１のＡＰＮを検索するように構成される
    ことを特徴とする請求項８に記載の装置。
12. 前記第２のデータサービス接続モジュールは、
    前記ＬＴＥネットワークにアタッチしている過程において、前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＩＰアドレスを取得するための第２の取得サブモジュールと、
    前記ＩＰアドレス及び前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信するための接続サブモジュールと、を備える
    ことを特徴とする請求項７〜１１のいずれか１項に記載の装置。
13. データサービスの確立装置であって、
    プロセッサと、
    プロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記移動端末における既定の第１のＡＰＮによるＬＴＥネットワークへのデータサービスの接続要求の送信が失敗した場合、前記移動端末がＬＴＥネットワークにアタッチされる際に前記ＬＴＥネットワークにより前記移動端末に割り当てられたＡＰＮである第２のＡＰＮを取得し、
    前記第２のＡＰＮを利用して、前記ＬＴＥネットワークにデータサービスの接続要求を送信することによって、データサービスを確立する
    ことを特徴とするデータサービスの確立装置。

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