JP2018505631A - 室内dasシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法 - Google Patents

室内dasシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法 Download PDF

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Abstract

本発明は室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法を提供し、ステップ1:初期RUアクセスを確認し、信号強度表を構築し、ステップ2:DASシステムは選択されたRUとUE1とのダウンリンクを構築し、UE1ダウンリンク信号の信号雑音比SINR値を測定するとともに、プリセット閾値γ1と比較し、ステップ3:UE1はDASシステムによって分配される一つまたは複数のRUとダウンリンクを維持するとともに、コミュニケーション中一定の間隔で持続的にSINR値を測定し、その値がγ1より高いかどうかによって、対応するサービス質を保証する。本発明の有益な効果:(1)DASシステムと小型基地局との間で協同メカニズム(情報共有)を構築する必要がなく、リターンリンクの要求を低下する。(2)本発明は小型基地局操作が要らず、家庭ユーザーやSOHOユーザーが自主的に異なるブランド、異なる機能の小型基地局を選択することに便利である。(3)SINR値の自己適応性RU個数によって、信号チャンネル見積およびプリコーディングの複雑性を低下させるとともに、システム性能を安定させ、コーディングや変調などモジュールのパラメータ固定が便利になる。(4)X2インタフェースのない小型基地局に適合し、小型基地局の「プラグアンドプレイ」のニーズを満たすことができる。

Description

本発明はモバイル通信分野に属する、セル間同周波数干渉の協同抑制方法に関するもので、具体的には室内DSAシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法に関するものである。
スマートターミナルが益々広く普及されるにつれ、無線データ業務に対するニーズも爆発的成長の傾向を見せている。予測によれば、2010年から2015年まで、グロバールモバイルデータフローの増加量は24倍も超え、2010年から2020年までの10年間の増加量は甚だしく500倍も超える見通しであり、これは通信業者のサービス提供能力にとって大きなチャレンジとなっている。一般的に、セルラー通信網モバイル業務は明らか不均一性特性を示している。統計によれば、約60%の音声業務と90%のデータ業務は室内で行われる。そのため、通信業者にとって、優れた室内カバーを提供できるということは顧客流失を避け、企業の収益を高める重要な手段となっている。しかしながら、約45%の家庭と30%の企業はいずれもある程度の室内カバーが良くないという問題が存在しているが、その主要原因は現在の室内カバーの提供手段によるもので、その大部分は戸外のマクロセル基地局によるものである。このような背景下で、小型基地局コンセプトが上記問題を解決するための有効な手段として業界によって提案されることになった。小型基地局とは各種ローパワー、セルカバー、円滑配置が可能な無線アクセスポイントを指し、未来ステーションの発展傾向となっており、大規模に配置することによってモバイル通信網の室内カバー、ホットポイントカバー、ディープカバーなどの問題を解決し、マクロ・セルラー通信網の不足を弥縫し、スペクトル効率や通信網の容量を増やし、未来のモバイル通信業務の発展のニーズをより良く満足させ、顧客の体験をアップグレードする。
しかし、小型基地局は実際配置中、依然として多くの問題が存在する。特に干渉の問題であり、3GPP LTEはスペクトル利用率をさらに向上するために、全周波数再利用というコンセプトを提案し、つまり、異なるセルラーの間にて同周波数網を構築することで、これによってセル縁のユーザーは大きな同周波数干渉を受ける可能性があり、そのサービス質(QoS)も低くなる。小型基地局の導入につれ、小型基地局と伝統的なセルラー基地局によって構成される異性セルラー通信網は、その同周波数干渉問題がより酷くなる。特に小型基地局の室内配置方式である場合は、分布式アンテナシステム(DASと略称、伝統的なマクロ基地局の簡単な時間遅延は、信号カバー問題を解決できるものの、システムの容量を増やすことはできない)など既存の室内カバーシステムによって生じる干渉を受け易いので、小型基地局の実際活用と配置が制限を受ける。
3GPP LTEの中で、セル間同周波数干渉の影響を低減するために、ICIC、eICICおよびFeICICなどセル間協同に基づく干渉コーディネーションメカニズムを提案した。その基本構想は隣接し合うセル信号が時間帯、周波数帯、または空間帯において、相互間直交するようにして、相互間の干渉を避ける。もちろん、上記干渉コーディネーションメカニズムの代価としては一定の容量を失うことである。しかし、小型基地局とDASシステムを共同に配置する時に、上記マクロセル基地局間、または戸外マクロセル基地局と小型基地局間の干渉コーディネーションメカニズムがその作用を発揮することはなかなか難しい。そのため、DASシステムの室内配置、分布方式などの特徴によって、改めて対応する協同方式をデザインするとともに、信号処理方法を導入して干渉を抑制しなければならない。
解決しようとする課題:室内DASシステムと小型基地局のダウンリンクにおける相互間干渉問題を解決するために、本発明ではDASシステムのマルチアンテナを有する特徴によって、室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法を提供し、具体的には小型基地局と室内分布式アンテナシステム(DAS)とのダウンリンクにおける同周波数干渉を抑制する方法であり、室内DASシステムと小型基地局との相互干渉を効果的に低減することができる。
本発明の具体的なステップを説明する前に、先ず一部の略称および記号について定義する。室内DASシステムのメインユニットをMUで表示し、遠位端ユニットおよびそれと連結されるアンテナはRUと略称して表示し、RUn(nは1,2,3…などの自然数)は何番目のRUであるかを定義する。ターミナルはUEで表示し、特にUE1でDASシステムにアクセスするターミナルを表示し、UE2で小型基地局にアクセスするターミナルを表示する。信号干渉雑音比はSINRで表示して、信号パワーと干渉雑音パワーの比とする。本発明を実現するステップ中には二つのSINR閾値があり、それぞれ、γ1とγ2で表示し、γ1はγ2より小さい。その中、SINRがγ1より小さければ比較的大きな干渉があることを表明し、信号パワーを増やす必要があり、SINRがγ2より大きければ比較的大きなパワーの余裕があることを表明し、信号パワーを適当に下げることができる。
本発明に記載の室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法には以下ステップが含まれる。
ステップ1:初期RUアクセスを確認し、信号強度表を構築する。
UE1をDASシステムにアクセスする必要がある場合には、DASシステムにアクセスの請求を発送する。DASシステムはそれぞれのRUが受信した当該請求信号の信号パワーによって、MU内でUE1に関する信号強度表を構築する。前記信号強度表にはそれぞれのRUのIDおよび対応する標準化信号強度が含まれる。前記標準化信号強度はそれぞれRUの実際信号強度を受信信号の最も強い信号強度と比較し、信号の最も強いRUをUE1に分配して、最初アクセスRUとする。DASシステムはUE1とのすべてのコミュニケーションにおいて、絶えず当該信号強度表を更新する。
その中、前記MUは室内DASシステムのメインユニットであり、前記RUは遠位端ユニットおよびそれと連結されるアンテナであり、前記UE1はDASシステムにアクセスするターミナルである。
ステップ2:DASシステムは選択されたRUとUE1とのダウンリンクを構築し、UE1ダウンリンク信号の信号雑音比SINR値を測定するとともに、プリセット閾値γ1と比較して、以下プログラムを実施する。
(1)SINR値がγ1より大きければ、UE1は以下プログラムを実施する。つまり、UE1に分配されたRUとダウンリンクを構築して、ダウンリンクデータを発送し始める。
(2)SINR値がγ1より小さければ、UE1は以下プログラムを実施する。
ステップ201b:UE1は信号チャンネル制御を通じてDASシステムにSINR値をフィードバックする。
ステップ202b:DASシステムは当該SINR値によって、候補のRUから適当数量のRUを選択して、UE1発送データの結合に使用する。
ステップ203b:DASシステムは信号チャンネル制御を通じて、UE1と同周波数で小型基地局のターミナルUE2にアクセスする。
その中、前記UE2は小型基地局にアクセスするターミナルである。
ステップ204b:UE2がUE1と同じ周波数を使用することを確認した後、信号チャンネル制御を通じてDASシステムに報告する。
ステップ205b:DASシステムはその後アイドルタイムをUE2に分配し、UE2にトレーニングシケンスの発送を請求する。
ステップ206b:UE2は分配されたアイドルタイムにトレーニングシケンスを発送し、DASシステムはその後選択されたRUのUE2での信号チャンネルを見積もる。
ステップ207b:DASシステムは選択された複数のRUを結合してUE1にプリコーディングされたデータを発送することによって、UE1の受信信号のSINR値がγ1より大きくなるようにして、対応するサービス質を保証する。それと同時に、プリコーディングを通じて、信号がUE2受信信号に干渉がないようにする。
ステップ3:UE1はDASシステムによって分配される一つまたは複数のRUとダウンリンクを維持するとともに、コミュニケーション中一定の間隔で持続的にSINR値を測定し、γ1により大きいかどうかによって、以下操作を行う。
(1)SINR値がγ1より小さければ、再び201b〜207b操作を行う。
(2)SINR値がγ1より大きければ、引き続きUE1とプリセット閾値γ2との比較を行い、以下操作を行う。
SINR値がγ2より小さければ、引き続きDASによって分配される複数のRUとのコミュニケーションを維持するとともに、コミュニケーション中一定の間隔をもって引き続きSINR値を測定する。
SINR値がγ2より大きければ、UE1はSINR値を報告し、SINR値およびデータ結合発送に参与するRUの信号強度によって、受信信号強度の弱から強への順によって、DASシステムによって予測されたSINR値がγ1よりやや高い、または一つのRUが残るまで、順次RUを取り除く。
本発明において、前記RUの選択方法は以下のとおりである。当面のSINR値がγ値であれば、前記信号強度表によって、標準化信号強度を高から低への順に(標準化信号強度が1であるRUを除去)、以下計算式を満たすまで、順次RUを選択する。


その中、Piは信号強度表内で標準化された信号強度を高から低への順にi番目のRUの標準化信号強度を表示する。パラメータNは計算式(1)の条件を満たすRU個数を表示する。
本発明における、前記プリコーディングの方法:
N個のRUがUE1に対する結合データ発送に参与したと仮定する。チャンネル見積によって、このN個のRUのUE2への信号チャンネル減衰係数を獲得し、それぞれhn2(n=1,…,N)と表示する。また、h2でhn2(n=1,…,N)によって構成される行ベクトルを表示し、即ちh2=[h1,2,h2,2,…,hN,2]である。同じくh1=[h1,1,h2,1,…,hN,1]で、N個の結合発送に参与するRUからUE1への信号チャンネル減衰係数で構成される行ベクトルを表示する。プリコーディング・マトリックスをw=[w1,w2.1,…,wN]とし、一つのN長さの行ベクトルとすれば、UE1の受信信号は:


その中、Jは小型基地局からUE2へのダウンリンク信号のUE1に対する干渉で、Wはノイズである。
DASシステムによって結合データ発送に参与するn個目のRUにとって、それによって発送される信号はwnx1で、即ち、当該RUによって発送されるデータはUE1に発送されるデータx1にwnを加重したものである。RUを増やすことによって信号パワーを向上し、さらにSINR値を高め、UE1が順調にデータを復調できるようにする。UE2の受信信号は:


その中、スカラーhは小型基地局からUE2までの信号チャンネル状態情報であり、x2は小型基地局からUE2に発送するデータである。
式(3)によれば、結合発送のRUが増えると、UE2に対する干渉も強くなる。そのため、プリコーディング技術を導入して、h2wH=0にすることによって、UE2に対する干渉を除去する。それと同時に、h1wHがUE1の受信信号SINR値を低下させないことを保証できる。事実上、プリコーディング・マトリックスwはh2 Hh2のゼロ特徴値に対応する特徴ベクトルである。vをマトリックスh2 Hh2のゼロ特徴値に対応する特徴ベクトルとすれば、プリコーディング・マトリックスは:


その中、演算子
で表示し、その中、yは行ベクトルである。
本発明において、前記プリセット閾値γ1の範囲は−3dB〜3dBであり、前記プリセット閾値γ2の範囲は5dB〜15dBである。
(1)DASシステムと小型基地局との間でコーディネーションメカニズム(情報共有)を構築する必要がなく、リターンリンクの要求を低下する。
(2)本発明は小型基地局操作が要らず、家庭ユーザーやSOHOユーザーが自主的に異なるブランド、異なる機能の小型基地局を選択することに便利である。
(3)SINR値の自己適応性RU個数によって、信号チャンネル見積およびプリコーディングの複雑性を低下させるとともに、システム性能を安定させ、コーディングや変調などモジュールのパラメータ固定が便利になる。
(4)X2インタフェースのない小型基地局に適合し、小型基地局の「プラグアンドプレイ」のニーズを満たすことができる。
図1はDASシステムと小型基地局のダウンリンク干渉の情況を示した模式図である。 図2は本発明の前記DASシステムの模式図である。 図3は室内DASシステムと小型基地局のダウンリンク干渉を避けるフローチャートである。 図4は本発明の具体的な実施例1である。 図5は本発明の具体的な実施例2である。 図6はDASシステムの複数RUの結合データ発送フローチャートである。
次は添付図に結合して、本発明の具体的な実施方式に対して詳しく説明することにする。
図1は本発明の具体的な活用の情況を示した模式図で、情況にはDASシステムおよび小型基地局が含まれる。一般的に、DASシステムは建物に分布された複数のRUによって、室内の信号カバーを改善するが、ネットワークの容量を増やすことはできない。小型基地局はホットポイントエリアのカバーに使用され、容量を効果的に増やすことができるものの、大型建物である場合は、DASシステムのように全面的にカバーすることはできない。そのため、今後の長い期間において、DASシステムと小型基地局との混合配置となる見通しで、これによって建物全体の信号カバーを満たすと同時に、ホットポイントエリアの容量条件を満たすこともできる。本発明はちょうどこのような情況の下で、DASシステムと小型基地局システムとのダウンリンク干渉を避ける方法を提案し、同周波数配置が可能となる。図1のとおり、UE1はDASシステムにアクセスするターミナルで、UE2は小型基地局にアクセスするターミナルである。ダウンリンク伝送である場合、小型基地局のダウンリンク発射信号はUE1に対して干渉を発生すると同時に、DASシステムのダウンリンク発射信号もUE2に対して干渉を発生する。しかし、一般的に、小型基地局の発射パワーは25dBmで、単一RUの発射パワーは僅か15dBmしかない。そのため、本発明では小型基地局のUE1に対する干渉の問題を考慮すると同時に、プログラム中DASシステムのマルチアンテナの特徴を十分利用して、プリコーディング技術を利用して、DASシステムのUE2に対する干渉を防止する。
図2は本発明に記載の室内DASシステムの模式図である。当該室内DASシステムは主にMUとそれぞれのRUモジュールを含み、その中、本発明と関連するMU機能としては:
1)それぞれのRUによってフィードバックされるUE1の受信信号パワーによって、UE1の標準化受信信号強度表を構築且つ維持する。
2)それぞれのRUが受信したトレーニングシケンス信号によって、信号チャンネル見積を行う。
3)見積もられた信号チャンネルによって、プリコーディング・マトリックスを算出するとともに、それぞれのRUに加重係数を分配する。
本発明と関連するRU機能:
1)MUに受信信号パワーをフィードバックする。
2)MU分配加重係数によって発送データに対する加重を行う。
図3はMUによって構築された標準化受信信号強度表であり、MUはDASにアクセスする個々のUEに図3に示す標準化受信信号強度表を構築する。個々のUE表の名称は当該UEのIDである。個々の表には二つのフィールドがあり、それぞれRUのIDと標準化受信信号パワーである。その中、標準化受信信号パワーは当該RUの受信信号とすべてのRU中受信信号パワーが最も大きいRU受信信号パワーとの比である。そのため、受信パワーが最も大きいRUにとって、その標準化受信信号パワーは1であり、その他のRUの標準化受信信号パワーはいずれも1未満である。
図4は室内DASシステムと小型基地局のダウンリンク干渉を避けるフローチャートである。図5と図6によって設定された情況と結合して、図4に開示された問題解決フローチャートに具体的な実施方式を提示する。
図5に示す実施例において、DASシステムにトータル4つのRUがあり、当該DASシステム中には一つの小型基地局がある。RU1からUE1までの距離は14m、RU2からUE1までの距離は10m、RU3からUE1までの距離は40m、RU4からUE1までの距離は35m、小型基地局からUE1までの距離は17mである。本実施例において、個々のRUの発射パワーを15dBm、小型基地局の発射パワーを25dBmと仮定すれば、本実施例中のγ1は1(つまり0dB)、γ2は4(つまり6dB)、経路ロスと距離の四乗と反比例となり、受信信号の信号雑音比SINRは10dBとなる。すべてのUE1とDASシステムのコミュニケーション時間帯において、UE2はいつも小型基地局とコミュニケーションを維持する。
ステップ1によって、UE1は信号チャンネルを通じてDASシステムにアクセス請求を発送する。DASシステムの個々のRUは当該請求信号を受信してから、請求信号をMUにアップロードするほかに、当該信号の受信パワー値をMUにアップロードする。MUは獲得した信号パワーによって、標準化受信信号強度表を構築する。

これによって、システムはRU2をUE1の初期アクセスRUとする。
ステップ2:RU2とUE1とのダウンリンク構築を試み、RU2からデータをUE1に発送し、UE1により算出された当該受信信号のSINR値は約0.83(つまり−8.63dB)であり、プリセットのγ1より小さいので、以下ステップを実施する。
ステップ201b:UE1は信号チャンネル制御を通じてDASシステムにSINR値をフィードバックする。
ステップ202b:DASシステムは当該SINR値によって、標準化強度表と結合して、適当数量のRUを選択して、UE1への結合データ発送を行う。
本実施例において、標準化受信信号強度表から高から低への順にRUを選択し、可視条件で最初にRU1を選択し、計算式(1)で計算し、当該計算式の条件を満たすかどうかを確認する。本実施例において、可視選択のRU1が計算式を満たした。つまり、0.83×(1+0.2603)=1.046>1である。
ステップ203b:DASシステムは信号チャンネル制御を通じて、UE1と同周波数で小型基地局のターミナルUE2にアクセスする。
ステップ204b:UE2がUE1と同じ周波数を使用することを確認した後、信号チャンネル制御を通じてDASシステムに報告する。
ステップ205b:DASシステムはその後アイドルタイムをUE2に分配し、UE2にトレーニングシケンスの発送を請求する。
ステップ206b:UE2は分配されたアイドルタイムにトレーニングシケンスを発送し、DASシステムはその後選択されたRUのUE2での信号チャンネルを見積もる。
ステップ207b:DASシステムは選択された複数のRUを結合してUE1にプリコーディングされたデータを発送することによって、UE1の受信信号のSINR値がγ1より大きくなるようにして、対応するサービス質を保証する。それと同時に、プリコーディングを通じて、信号がUE2受信信号に干渉がないようにする。
その中、本実施例において、ただRU1とRU2だけが結合発送に参与するので、h1=[h1,1,h2,1]、h2=[h1,2,h2,2]となり、マトリックスh2 Hh2は2×2となり、一つのノンゼロ特徴値と一つのゼロ特徴値が存在する。vを当該ゼロ特徴値に対応する特徴ベクトルとすれば、h2vH=0となる。プリコーディング後パワーが変わらないことを保証するために、プリコーディング・マトリックス
を1×2のベクトルとする。そのため、UE1の受信信号はy1=h1wHx1+J+Wであり、一つのRUを増やして結合発送したので、SINR値は単独発送際の0.83から、結合発送際の1.046に増えている。それと同時に、UE2の受信信号はy2=hx2+h2wHx1+W=hx2+Wで、DASシステムは小型基地局に余分の干渉をもたらさないようになる。
ステップ3:本実施例において、UE1とDASのコミュニケーション中、UE2は始終小型基地局とコミュニケーションを行う。そのため、SINR値は始終1.046で、γ1より大きく、γ2より小さかった。そのため、システムは一定の時間間隔で持続的にSINRだけを測定さえすれば良い。この時間間隔はシステム配置書類中実際状況によって設定することができる。
図6に示す実施例において、RUの密集配置の状況を考慮して、DASシステムにはトータル6つのRUがあり、当該DASシステム中には一つの小型基地局がある。RU1からUE1までの距離は6m、RU2からUE1までの距離は5m、RU3からUE1までの距離は10m、RU4からUE1までの距離は6m、RU5からUE1までの距離は15m、RU6からUE1までの距離は14m、小型基地局からUE1までの距離は9mである。本実施例において、個々のRUの発射パワーを15dBm、小型基地局の発射パワーを25dBmと仮定すれば、γ1は1(つまり0dB)、γ2は4(つまり6dB)、経路ロスと距離の2.5乗と反比例となり、受信信号の信号雑音比SINRは10dBとなる。すべてのUE1とDASシステムのコミュニケーション時間帯において、UE2と小型基地局とのコミュニケーションは三つの段階に分けられる。第1段階において、小型基地局はUE2とコミュニケーションを行わず、第2段階において、小型基地局はUE2とコミュニケーションを行い、第3段階において、小型基地局はUE2とコミュニケーションを完了する。
ステップ1によって、UE1は信号チャンネルを通じてDASシステムにアクセス請求を発送する。DASシステムの個々のRUは当該請求信号を受信してから、請求信号をMUにアップロードするほかに、当該信号の受信パワー値をMUにアップロードする。MUは獲得した信号パワーによって、標準化受信信号強度表を構築する。


これによって、システムはRU2をUE1の初期アクセスRUとする。
ステップ2:RU2とUE1とのダウンリンク構築を試み、RU2からデータをUE1に発送する。この時、小型基地局の干渉がないため、SINRがシステム信号雑音比となり、10dBでγ1より大きい。そこでステップ201aを実施し始める。
ステップ3:UE1はDASシステムによって分配されたRU2とダウンリンクを維持するとともに、コミュニケーション中一定の時間間隔でSINR値を測定する。
本実施例において、UE2が小型基地局にアクセスされていないと、SINR値は変わらなく、システムは操作を行わず、UE1は設定された時間間隔で持続的にSINR値を測定する。一旦UE2が小型基地局にアクセスされると、図6の段階二に示されているとおり、UE1は次のSINR測定時間にSINR値の変化を測定することができる。本実施例中のパラメータ仮定によって、この時のSINR値は約0.43(つまり−3.7dB)まで下がる。この時SINR値はγ1より小さいので、システムは201b〜207bを実施する。
ステップ201b:UE1は信号チャンネル制御を通じて、DASシステムにSINR=0.43をフィードバックする。
ステップ202b:DASシステムは当該SINR値によって、標準化強度表と結合して、適当数量のRUを選択して、UE1への結合データ発送を行う。
本実施例において、標準化受信信号強度表から高から低への順にRUを選択し、可視条件で最初にRU1(またはRU4、ランダムに選択)を選択し、計算式(1)で計算し、当該計算式の条件を満たすかどうかを確認する。満たさない場合は、引き続きRUを選択する。本実施例において、可視選択のRU1、RU4およびRU3を選択する場合のみ計算式を満たすことができる。つまり、0.43×(1+0.6339+0.6339+0.1768)=1.051>1である。
ステップ203b:DASシステムは信号チャンネル制御を通じて、UE1と同周波数で小型基地局のターミナルUE2にアクセスする。
ステップ204b:UE2がUE1と同じ周波数を使用することを確認した後、信号チャンネル制御を通じてDASシステムに報告する。
ステップ205b:DASシステムはその後アイドルタイムをUE2に分配し、UE2にトレーニングシケンスの発送を請求する。
ステップ206b:UE2は分配されたアイドルタイムにトレーニングシケンスを発送し、DASシステムはその後選択されたRUのUE2での信号チャンネルを見積もる。
ステップ207b:DASシステムは選択された複数のRUを結合してUE1にプリコーディングされたデータを発送することによって、UE1の受信信号のSINR値がγ1より大きくなるようにして、対応するサービス質を保証する。それと同時に、プリコーディングを通じて、信号がUE2受信信号に干渉がないようにする。
その中、本実施例において、ただRU1とRU2だけが結合発送に参与するので、h1=[h1,1,h2,1,h3,1,h4,1]、h2=[h1,2,h2,2,h3,2,h4,2]となり、マトリックスh2 Hh2は4×4となり、一つのノンゼロ特徴値と三つのゼロ特徴値が存在する。ランダムにその中の一つのゼロ特徴値に対応する特徴ベクトルを選択すれば、h2vH=0となる。プリコーディング後パワーが変わらないことを保証するために、プリコーディング・マトリックス
を1×4のベクトルとする。そのため、UE1の受信信号はy1=h1wHx1+J+Wであり、三つのRUを増やして結合発送したので、SINR値は単独発送際の0.43から、結合発送際の1.051に増えている。それと同時に、UE2の受信信号はy2=hx2+h2wHx1+W=hx2+Wで、DASシステムは小型基地局に余分の干渉をもたらさないようになる。
プリコーディング技術を使用せずに、且つUE2が小型基地局カバー範囲の縁に位置すれば、DASシステムの複数RUによる結合発送であるため、そのSINR値は低下する。本実施例において、UE2とRU2、RU4および小型基地局との位置関係(UE2からRU2、RU4および小型基地局との距離をいずれも6mと仮定)を考慮して、UE2のSINR値は3dBに低下する。
ステップ207b後に、引き続きステップ3に入る。
ステップ3:UE1はDASシステムにより分配されるRU1、RU2、RU3、RU4とダウンリンクを維持するとともに、コミュニケーション中一定の間隔で持続的にSINR値を測定する。UE2が退出しなければ、SINRは変わらず、システムの操作が行われず、UE1はただ設定された時間間隔だけで持続的にSINR値を測定する。システムが図6に示す第三段階に入ると、UE2はUE1より先にコミュニケーションから退出し、干渉が消えるため、SINR値はシステムの信号雑音比より遥かに高くなり、本実施例中では10dBとなるので、以下操作を実施する。
先ず標準化信号強度表によって、受信信号が最も弱いRUを結合発送から取り除き、本実施例ではRU3を取り除いてから、SINRを算出し、依然としてγ2より高ければ(本実施例中では4(6dB))、引き続き受信信号の最も弱いRUを取り除く。このようにSINRがγ1より高く、γ2より小さいようにするとともに、一つのRUだけがUE1とコミュニケーションを維持するようにする。本実施例において、信号雑音比は10dBであるので、最終的にはRU2だけがUE1とダウンリンクコミュニケーションを維持している。その後、システムは元の通りステップ3に入る。
ステップ3:UE1とRU2はダウンリンクコミュニケーションを維持するとともに、引き続きプリセット時間間隔でSINRを測定し、その測定値によって対応する操作を行う。
上記内容は、本発明の比較的良い実施方式に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神を離れずに行われた修正や等価置換および改進などは、いずれも本発明の特許請求の範囲内に属する。

Claims (4)

  1. ステップ1:初期RUアクセスを確認し、信号強度表を構築し、
    UE1をDASシステムにアクセスする必要がある場合には、DASシステムにアクセスの請求を発送し、DASシステムはそれぞれのRUが受信した当該請求信号の信号パワーによって、MU内でUE1に関する信号強度表を構築し、前記信号強度表にはそれぞれのRUのIDおよび対応する標準化信号強度が含まれ、前記標準化信号強度はそれぞれRUの実際信号強度を受信信号の最も強い信号強度と比較し、信号の最も強いRUをUE1に分配して、最初アクセスRUとし、DASシステムはUE1とのすべてのコミュニケーションにおいて、絶えず当該信号強度表を更新し、
    その中、前記MUは室内DASシステムのメインユニットであり、前記RUは遠位端ユニットおよびそれと連結されるアンテナであり、前記UE1はDASシステムにアクセスするターミナルであり、
    ステップ2:DASシステムは選択されたRUとUE1とのダウンリンクを構築し、UE1ダウンリンク信号の信号雑音比SINR値を測定するとともに、プリセット閾値γ1と比較して、以下プログラムを実施し、
    (1)SINR値がγ1より大きければ、UE1は以下プログラムを実施し、つまり、UE1に分配されたRUとダウンリンクを構築して、ダウンリンクデータを発送し始め、
    (2)SINR値がγ1より小さければ、UE1は以下プログラムを実施し、
    ステップ201b:UE1は信号チャンネル制御を通じてDASシステムにSINR値をフィードバックし、
    ステップ202b:DASシステムは当該SINR値によって、候補のRUから適当数量のRUを選択して、UE1発送データの結合に使用しており、
    ステップ203b:DASシステムは信号チャンネル制御を通じて、UE1と同周波数で小型基地局のターミナルUE2にアクセスし、その中、前記UE2は小型基地局にアクセスするターミナルであり、
    ステップ204b:UE2がUE1と同じ周波数を使用することを確認した後、信号チャンネル制御を通じてDASシステムに報告し、
    ステップ205b:DASシステムはその後アイドルタイムをUE2に分配し、UE2にトレーニングシケンスの発送を請求し、
    ステップ206b:UE2は分配されたアイドルタイムにトレーニングシケンスを発送し、DASシステムはその後選択されたRUのUE2での信号チャンネルを見積もり、
    ステップ207b:DASシステムは選択された複数のRUを結合してUE1にプリコーディングされたデータを発送することによって、UE1の受信信号のSINR値がγ1より大きくなるようにして、対応するサービス質を保証すると同時に、プリコーディングを通じて、信号がUE2受信信号に干渉がないようにし、
    ステップ3:UE1はDASシステムによって分配される一つまたは複数のRUとダウンリンクを維持するとともに、コミュニケーション中一定の間隔で持続的にSINR値を測定し、γ1により大きいかどうかによって、以下操作を行う、
    (1)SINR値がγ1より小さければ、再び201b〜207b操作を行い、
    (2)SINR値がγ1より大きければ、引き続きUE1とプリセット閾値γ2との比較を行い、以下操作を行い、
    SINR値がγ2より小さければ、引き続きDASによって分配される複数のRUとのコミュニケーションを維持するとともに、コミュニケーション中一定の間隔をもって引き続きSINR値を測定し、
    SINR値がγ2より大きければ、UE1はSINR値を報告し、SINR値およびデータ結合発送に参与するRUの信号強度によって、受信信号強度の弱から強への順によって、DASシステムによって予測されたSINR値がγ1よりやや高い、または一つのRUが残るまで、順次RUを取り除く、
    ステップからなることを特徴とする室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法。
  2. 前記RUの選択方法は以下のとおりで、当面のSINR値がγ値であれば、前記信号強度表によって、標準化信号強度を高から低への順に(標準化信号強度が1であるRUを除去)、以下計算式を満たすまで、順次RUを選択し、


    その中、Piは信号強度表内で標準化された信号強度を高から低への順にi番目のRUの標準化信号強度を表示し、パラメータNは計算式(1)の条件を満たすRU個数を表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法。
  3. 前記プリコーディングの方法は、
    N個のRUがUE1に対する結合データ発送に参与したと仮定しており、チャンネル見積によって、このN個のRUのUE2への信号チャンネル減衰係数を獲得し、それぞれhn2(n=1,…,N)と表示しており、また、h2でhn2(n=1,…,N)によって構成される行ベクトルを表示し、即ちh2=[h1,2,h2,2,…,hN,2]であり、同じくh1=[h1,1,h2,1,…,hN,1]で、N個の結合発送に参与するRUからUE1への信号チャンネル減衰係数で構成される行ベクトルを表示し、プリコーディング・マトリックスをw=[w1,w2,…,wN]とし、一つのN長さの行ベクトルとすれば、UE1の受信信号は:


    その中、Jは小型基地局からUE2へのダウンリンク信号のUE1に対する干渉で、Wはノイズであり、
    DASシステムによって結合データ発送に参与するn個目のRUにとって、それによって発送される信号はwnx1で、即ち、当該RUによって発送されるデータはUE1に発送されるデータx1にwnを加重したものであり、RUを増やすことによって信号パワーを向上し、さらにSINR値を高め、UE1が順調にデータを復調できるようにし、UE2の受信信号は:


    その中、スカラーhは小型基地局からUE2までの信号チャンネル状態情報であり、x2は小型基地局からUE2に発送するデータであり、
    プリコーディング・マトリックスwはh2 Hh2のゼロ特徴値に対応する特徴ベクトルであり、vをマトリックスh2 Hh2のゼロ特徴値に対応する特徴ベクトルとすれば、プリコーディング・マトリックスは:


    その中、演算子
    で表示し、その中、yは行ベクトルである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法。
  4. 前記プリセット閾値γ1の範囲は−3dB〜3dBであり、前記プリセット閾値γ2の範囲は5dB〜15dBである、ことを特徴とする請求項1に記載の室内DASシステムと小型基地局とのダウンリンク干渉を避ける方法。
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