JP2018503905A - M2mシステムのためのセマンティクス注釈およびセマンティクスリポジトリ - Google Patents

M2mシステムのためのセマンティクス注釈およびセマンティクスリポジトリ Download PDF

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Abstract

方法、システム、およびデバイスが、「通常リソースのセマンティクス」(以降、リソースセマンティクス)に注釈を付け、それを記憶するために使用され得る。これらの方法、システム、およびデバイスは、セマンティクスサポートのための機能アーキテクチャの一部であり、セマンティクスベースのクエリを可能にし得る。セマンティクス子リソースに関連付けられた方法、システム、およびデバイスも、セマンティクス情報を表すために、リソース内に作成され得る。一実施形態において、セマンティクス注釈のための方法は、リソースのセマンティクス注釈インスタンスを自動的に生成することと、リソースを反映する階層様式でセマンティクス注釈インスタンスを記憶することと、要求に基づいて、どのセマンティクス注釈インスタンスがリソースに関連するかの通知を提供することとを含む。

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第62/098011号(2014年12月30日出願、名称「Semantics Annotation and Semantics Repository for M2M Systems」)および米国仮特許出願第62/136,198号(2015年3月20日出願、名称「Semantics Annotation and Semantics Repository for M2M Systems」)の利益を主張し、両出願の内容は、参照により本明細書に引用される。
物理的環境で展開されるネットワーク対応デバイスおよびセンサの数の急速な増加が、通信ネットワークを変化させている。次の10年以内に、何十億ものデバイスが、スマートグリッド、スマートホーム、e−ヘルス、自動車、輸送、物流、および環境監視等の種々の分野で、多くのアプリケーションおよびサービスプロバイダによるサービスのための無数の実環境データを生成するであろうと予測される。現在の情報ネットワーキング技術への実環境データおよびサービスの統合を可能にする関連技術および解決策は、多くの場合、モノのインターネット(IoT)またはマシンツーマシン(M2M)通信の包括的用語の下で説明される。デバイスによって作成される大量のデータにより、このデータを識別およびクエリする効率的な方法の必要性がある。
一例は、集約点としてアクチュエータを使用する小型生物医学無線センサを使用した患者の病院またはリハビリテーションセンタによって提供され得る患者監視アプリケーションである。アクチュエータは、データをネットワークに伝送する。これらの小型装着型リソース制約デバイスは、とりわけ、血圧および血流、中核体温、酸素飽和度、運動、心拍数、聴覚、および視覚等のバイタルサインを連続的に監視するために患者上に展開され得るM2Mデバイスの例である。M2Mデバイスによって収集される種々の種類のM2Mデータは、とりわけ、患者の医師、個人トレーナ(例えば、24時間フィットネスのため)、または救急車サービスによって使用され得る。医師、個人トレーナ、および救急車サービスがこれらのM2Mデバイスから生成されたデータを使用することを可能にするために、これらのリソースのセマンティクスも利用可能であるべきである。セマンティクスは、データの形式および構造を理解することができるように、データの記述的定義を提供する(すなわち、セマンティクスは、データの意味を提供する)。
M2Mセマンティックサポートは、それらの普遍的理解/解釈だけではなく、それらに対する任意の高度な処理(例えば、セマンティッククエリ、データ分析等)のために、リソースに対するセマンティクスを有効にするように意図される。以下の背景の節で紹介されるのは、セマンティクスウェブにおいて開発されている既存の技術ならびに例示的M2Mアーキテクチャ(例えば、oneM2Mアーキテクチャ)である。
開発中のoneM2M規格(oneM2M−TS−0001oneM2M機能アーキテクチャ−V−1.1.0)は、図3に図示されるように、共通サービスエンティティ(CSE)と呼ばれるサービス層を定義する。Mca参照点は、アプリケーションエンティティ(AE)とインターフェースをとる。Mcc参照点は、同一サービスプロバイダドメイン内の別のCSEとインターフェースをとり、Mcc’参照点は、異なるサービスプロバイダドメインにおける別のCSEとインターフェースをとる。Mcn参照点は、下層ネットワークサービスエンティティ(NSE)とインターフェースをとる。NSEは、下層ネットワークサービスをCSE(デバイス管理、場所サービス、およびデバイストリガリング等)に提供する。CSEは、「共通サービス機能(CSF)」(「発見」または「データ管理およびリポジトリ」等)と呼ばれる複数の論理機能を含む。図4は、oneM2Mのための例示的CSFを図示する。
oneM2Mアーキテクチャは、アプリケーションサービスノード(ASN)、アプリケーション専用ノード(ADN)、ミドルノード(MN)、およびインフラストラクチャノード(IN)をイネーブルにする。ASNは、1つのCSEを含み、少なくとも1つのAEを含むノードである。物理的マッピングの例は、M2Mデバイス内に常駐するASNである。ADNは、少なくとも1つのAEを含み、CSEを含まないノードである。物理的マッピングの例は、制約付きM2Mデバイス内に常駐するADNである。MNは、1つのCSEを含み、ゼロ以上のAEを含むノードである。MNのための物理的マッピングの例は、M2Mゲートウェイ内に常駐するMNである。INは、1つのCSEを含み、ゼロ以上のAEを含むノードである。INのための物理的マッピングの例は、M2Mサービスインフラストラクチャ内に常駐するINである。
(サービスコンポーネントアーキテクチャ、TS−0007サービスコンポーネントアーキテクチャ−V−1.1.0)に説明されるM2Mサービスアーキテクチャは、M2MアプリケーションおよびM2Mサービスプロバイダに提供されるM2Mサービスを規定することによって、oneM2M機能アーキテクチャを拡張させる。図5に示されるコンポーネントは、サービスエクスポージャコンポーネント、ネットワークサービス利用コンポーネント、および遠隔サービスエクスポージャコンポーネントである。サービスエクスポージャコンポーネントは、サービスをAEにエクスポーズする。ネットワークサービス利用コンポーネントは、サービスをNSEから消費する。遠隔サービスエクスポージャコンポーネントは、異なるM2M環境からのサービスを接続する。
セマンティクスウェブは、以下に論じられる。セマンティクスウェブは、スキーマ言語とオントロジ言語との組み合わせを使用して、オントロジの能力を提供する。オントロジは、所定の指定された語彙を使用して、特定の着目エリアに対するクラスおよびクラス間の関係、またはそれ以上を定義する。ワールドワイドウェブコンソーシアム(W3C)によって定義されるようなリソース記述フレームワークスキーマ(RDFS)(例えば、RDF語彙記述言語1.0:RDFスキーマ)は、クラスおよびプロパティを定義するために使用され得る、リソース記述フレームワーク(RDF)のための特定の語彙を提供する。ウェブオントロジ言語(OWL)は、ウェブのためのより表現的オントロジを構築するために使用され得る追加のリソースを用いてRDFS語彙を拡張する。プロパティが、リソース間の関係を確立する。それは、本明細書に論じられる関係と同一と見なされ得る。プロパティは、URI/URLによって識別されることができる。それは、オントロジを構成する基礎のうちの1つである。
RDFは、ウェブで情報を表すためのフレームワークである。RDFは、本質的に、データモデルである。その基礎的構築ブロックは、ステートメントと呼ばれる、リソース・プロパティ・値トリプルである。RDFは、XML、JSON等で構文を与えられている。
図1は、セマンティクスの例を図示し、それは、RDFを使用し得る。RDFグラフは、情報を表すためのツールである。グラフは、ヒト分析のために良好であるが、アプリケーションのやりとりのためにはそうでもない抽象化である。RDFステートメントはまた、ファイルまたは他のバイトストリーム等の特定のフォーマットで表され得る。最も一般的に使用される表現フォーマットは、RDF/XML(RDF言語802)および簡潔なRDFトリプル言語(Turtle)804である。RDFは、3つのコンポーネント、すなわち、主語、述語、および目的語を有する。主語は、説明されているリソースである。RDFでは、リソースは、ユニフォームリソース識別子(URI)を介して固有に識別可能な任意のものであることができる。ステートメントの目的語は、主語によって作用されている標的である。主語と同様に、URIによって識別されるリソースであることができるが、代替として、文字列または数字のような文字値であることもできる。ステートメントの述語は、どんな種類の関係が主語と目的語との間に適用されるかを決定する。これもまた、URIによって識別される。
一例では、図1に示されるように、ステートメント801は、John Smithの肩書が教授であることを示し、それは、RDF言語802で表され得る。xmlns:uni803は、自己定義されたドメイン名であり、そこでは、プロパティ(名前および肩書)は、RDFSの一部として定義される。RDFは、特定の使用のドメインについての仮定が実施されないドメイン独立型である。RDFスキーマ(RDFS)と呼ばれるスキーマ言語でユーザ自身の用語を定義することは、ユーザ次第である。RDFSは、RDFデータモデルで使用される語彙を定義する。RDFSでは、語彙が定義され得、オブジェクト間の関係が記述され得、プロパティが特定の種類のオブジェクトに適用されるように規定され得、プロパティは、オブジェクトがとり得る値を含み得る。
ウェブオントロジ言語(OWL)は、ウェブのためのより表現的オントロジを構築するために使用され得る追加のリソースを用いて、RDFS語彙を拡張する。OWLは、処理および推論をより計算上実行可能にするために、RDFドキュメントの構造およびコンテンツに関する追加の制限を導入する。例えば、OWLは、標準的な組の演算子、すなわち、共通集合、和集合、および補集合に対応するプロパティを定義し、クラスのブール結合を定義する。図2は、共通集合を使用して、概念「父親」を定義する例を図示する。「父親」は、正にクラス「親」と「男性」との共通集合である。言い換えると、「父親」である人は誰でも、「親」であり、かつ「男性」でもあり、「親」であり、かつ「男性」でもある人は誰でも、「父親」である。一見すると、OWLが、「Father is rdfs:subClassOf Parent」および「Father is rdfs:subclassOf Male」と言うことと同等であると考えられ得る。しかしながら、これらの2つのsubClassOfstatementsは、全ての「父親」は、「親」でありかつ「男性」でなければならないということを述べているにすぎない。それらは、owl:intersectionOfを使用して行われることができるように、それらの性別と親であるということとのみから、ある人が「父親」であることを推測するために使用されることはできない。
OWLは、RDFおよびRDFSと、XMLスキーマデータタイプと、OWL名前空間とを使用する。OWL語彙自体は、名前空間http://www.w3.org/2002/07/owl#において定義され、一般に、プレフィックスowlによって参照される。データタイプは、URIを使用して識別されるデータ値の範囲を表す。OWLは、いくつかの所定のデータタイプを使用することを可能にし、その大部分は、XMLスキーマ定義(XSD)名前空間において定義される。OWLは、ユーザが、XSDを拡張することによって、ユーザ自身のデータタイプを定義することを可能にする。
RDFデータは、トリプルストアフレームワークを使用して、記憶およびクエリされ得る。トリプルストアは、RDFグラフの持続的記憶およびアクセスのための機構を提供する。既存のトリプルストア実装のいくつかの例は、JenaおよびSesameである。Jena(https://jena.apache.org/)は、セマンティックウェブアプリケーションを構築するためのjavaフレームワークである。Jenaは、RDFおよびOWL等のセマンティックスウェブ構築ブロックに対処するためのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を実装する。ユーザのためのJenaの基礎クラスは、RDFトリプルの組に対処するためのAPIであるモデルである。モデルは、ファイルシステムまたは遠隔ファイルから作成されることができる。Sesame(http://rdf4j.org/)は、RDFデータの記憶、推測、およびクエリのためのオープンソースフレームワークである。Sesameは、Jenaの特徴を接続APIの可用性、推測サポート、ウェブサーバの可用性、およびSPARQLエンドポイントと一致させる。
セマンティクスおよびM2Mアーキテクチャのこの背景から、セマンティクスがM2Mアーキテクチャ内で機能することができる方法を決定する必要性がある。
セマンティック認識の欠如は、異なるアプリケーションがデータが発信されたアプリケーションの任意の以前の知識を有していない場合でも、M2Mアプリケーションによって生成されたデータが異なるアプリケーションによって発見されること、アクセスされること、解釈される、および共有されることができるように、M2Mサービス層によって効果的に抽象化または仮想化されることを可能にするサービスをM2Mサービス層がもたらすことを妨げる。
「通常リソースのセマンティクス」(以降、リソースセマンティクス)に注釈を付け、それを記憶するために使用され得る方法、システム、およびデバイスが、本明細書において開示される。これらの方法、システム、およびデバイスは、セマンティクスサポートのための機能アーキテクチャの一部であり、セマンティクスベースのクエリを可能にし得る。複数のリソースのための単一注釈の使用および注釈主語から離れた注釈の記憶を促進する方法が、開示される。とりわけ、セマンティクス子リソースを使用して、セマンティクス情報を表すことに役立つための方法、システム、およびデバイスも、本明細書において論じられる。
実施例では、デバイスは、プロセッサと、プロセッサと結合されるメモリとを含み得る。メモリは、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、リソースのセマンティクス注釈インスタンスを自動的に生成することと、要求に基づいて、セマンティクス注釈インスタンスをクライアントに提供することとを含む動作を達成させる実行可能命令を含む。
本概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される、簡略化形態の概念の選択を導入するように提供される。本概要は、請求された主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することを目的としておらず、また、請求された主題の範囲を限定するために使用されることも目的としていない。さらに、請求された主題は、本開示の任意の部分で記述されるいずれかまたは全ての不利点を解決する制限に制約されない。
添付の図面と併せて一例として挙げられる、以下の説明から、より詳細に理解され得る。
図1は、RDFの使用を伴う、セマンティクス例を図示する。 図2は、owl:intersectionの例を図示する。 図3は、例示的oneM2Mアーキテクチャを図示する。 図4は、例示的oneM2M共通サービス機能を図示する。 図5は、例示的oneM2Mサービスアーキテクチャを図示する。 図6は、ジムの状況における使用ケースを図示する。 図7は、ジム使用ケースのためのグラフで表されるセマンティクス情報を図示する。 図8は、M2Mセマンティクスサポートの例示的機能アーキテクチャを図示する。 図9は、セマンティクスリポジトリの例示的アーキテクチャを図示する。 図10は、例示的M2Mリソース階層を図示する。 図11は、ジム使用ケースにおけるセマンティクス子リソースの例を図示する。 図12は、セマンティクス注釈インスタンス生成の例示的メッセージフローを図示する。 図13は、BSR内のセマンティクス注釈インスタンスの例示的階層を図示する。 図14は、クライアントの要求によってトリガされるセマンティクス注釈の例示的メッセージフローを図示する。 図15は、クライアントの要求によってトリガされるセマンティクス注釈の例示的方法を図示する。 図16は、例示的メッセージフローセマンティクス注釈インスタンス更新−ケース1を図示する。 図17は、例示的メッセージフローセマンティクス注釈インスタンス更新−ケース2を図示する。 図18は、例示的メッセージフローセマンティクス注釈インスタンス更新−ケース3を図示する。 図19は、セマンティクス注釈インスタンス移行のための例示的方法を図示する。 図20は、セマンティクス注釈インスタンス発見要求のメッセージフローを図示する。 図21は、<semantics>の例示的リソース構造を図示する。 図22は、ジム使用ケースにおけるセマンティクス子リソースの例を図示する。 図23は、<semantics>の例示的代替リソース構造を図示する。 図24は、<relationDouble>の例示的リソース構造を図示する。 図25は、ジム使用ケースにおけるセマンティクス子リソースの例を図示する。 図26は、<SD>リソースの例示的子リソースを図示する。 図27は、例示的<annotation>リソースを図示する。 図28は、セマンティクス注釈インスタンス表現の例を図示する。 図29は、例示的oneM2Mセマンティクス注釈CSFを図示する。 図30は、例示的oneM2Mサービスコンポーネントアーキテクチャを図示する。 図31は、セマンティクス注釈インスタンスとリソース(例えば、注釈主語)との間の例示的関係または関連付けを図示する。 図32Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的マシンツーマシン(M2M)またはモノのインターネット(IoT)通信システムの系統図である。 図32Bは、図32Aで図示されるM2M/IoT通信システム内で使用され得る、例示的アーキテクチャの系統図である。 図32Cは、図32Aで図示される通信システム内で使用され得る、例示的M2M/IoT端末またはゲートウェイデバイスの系統図である。 図32Dは、図32Aの通信システムの側面が具現化され得る、例示的コンピュータシステムのブロック図である。
従来のマシンツーマシン(M2M)システムでは、(エンドデバイスならびにバックエンドネットワークサーバ上でホストされる)M2Mアプリケーションは、交換されるデータの共通定義について事前に合意する必要がある。これは、主に、アプリケーションの代わりにM2Mデータを解析、解釈、または処理することができる、セマンティック認識M2Mサービス層がないことによるものである。従来のM2Mシステムでは、M2Mサービス層は、セマンティック認識能力を欠いており、したがって、M2Mサービス層を通ってフローするデータ、またはM2Mサービス層内に記憶されるデータは、不透明な情報として扱われる。
このセマンティック認識の欠如は、たとえサービス層がデータが起源であったアプリケーションのいかなる予備知識を有しなくても、それが異なるアプリケーションによって発見、アクセス、解釈、および共有することができるように、M2Mアプリケーションによって生成されるデータがM2Mサービス層によって効果的に抽象化または仮想化されることを可能にするサービスを、M2Mサービス層が提供することを妨げる。結果として、感知および作用される物理的エンティティ(例えば、アプライアンス、人、車、建築物の部屋等)は、M2Mサービス層によって効果的に仮想化/抽象化されない場合があり、物理的エンティティは、環境に固有であり、特定のM2Mアプリケーションに関係しない一般的エンティティとして扱われる。この制限を克服するために、M2Mシステムにおいて伝送されるデータは、セマンティック認識M2Mサービス層がM2Mアプリケーションと同一のデータの知識を有することができるように、セマンティクス情報に関連付けられ、統合され得る。そうすることで、M2Mサービス層は、アプリケーションにわたるデータの共有をより良好に促進し、付加価値のあるセマンティック認識サービスをM2Mアプリケーションに提供することができる(例えば、データ集約、異なるアプリケーション間のデータ共有等)。
例えば、患者監視アプリケーションでは、患者のバイタルサイン(例えば、血圧、温度、酸素、心拍数等)を監視する無線センサデバイスの各々の上でホストされる、別個のアプリケーションがあり得る。同様に、この情報を利用することができるネットワーク内でホストされる別個のアプリケーション(例えば、患者の医師、個人トレーナ、家族、救急車の救急医療隊員等に関連付けられたアプリケーション)があり得る。しかしながら、無線センサデバイスの各々からのM2Mセマンティック認識サービスデータがないと、ネットワークアプリケーションは、ネットワークアプリケーションが無線センサデバイス上でホストされるアプリケーションの予備知識、およびそれらが生成する情報のタイプ(例えば、場所/アドレス、データの単位、データのコンテキスト等)を有しない限り、デバイスアプリケーションからの情報を発見、共有、および理解することに困難を有し得る。
本明細書に開示されるのは、「通常リソースのセマンティクス」(以降、リソースセマンティクス)に注釈を付け、それを記憶するために使用され得る方法、システム、およびデバイスである。これらの方法、システム、およびデバイスは、セマンティクスサポートのための機能アーキテクチャの一部であり、セマンティクスベースのクエリを可能にし得る。さらに、本明細書で論じられるのは、セマンティクス子リソースを使用して、セマンティクス情報を表すことに役立つための方法、システム、およびデバイスである。記述形容詞を伴わない、「リソース」は、本明細書に論じられるような「通常リソース」と同一である。「通常リソース」または「リソース」は、以下の表1の列1におけるリソースタイプ(例えば、AE、コンテナ、コンテンツインスタンス等)下に示されるようなoneM2Mにおけるリソースツリー等のリソースリポジトリ内に記憶される、リソースである。
以下は、oneM2M RESTfulアーキテクチャに従う追加の背景である。能力サービス機能(CSF)は、「リソース」の組として表される。リソースは、oneM2Mアーキテクチャ内で固有にアドレス可能なエンティティである。リソースは、Create、Retrieve、Update、およびDelete(CRUD)等のRESTful方法を介して操作および転送され、ユニフォームリソース識別子(URI)を使用してアドレスされ得る表現を有する。リソースは、子リソースおよび属性を含み得る。子リソースは、親リソースと包含関係を有する、リソースである。親リソース表現は、その子リソースへの参照を含む。子リソースの寿命は、親のリソース寿命によって限定され得る。各リソースは、リソースの情報を記憶する、「属性」の組をサポートし得る。
表1は、oneM2M−TS−0001oneM2M機能アーキテクチャ−V−1.1.0に論じられるように定義される、リソースタイプおよび関連の子または親リソースタイプの例を提供する。
リソース発見プロシージャは、CSE上に常駐するリソースの発見を可能にする。filterCriteriaパラメータの使用は、結果のスコープの限定を可能にする。リソース発見は、発信側によって、発見が開始する場所のルーツ(例えば、<CSEBase>)もまた含む、RETRIEVE方法を使用して遂行され得る。リソース発見プロシージャの未フィルタ処理結果は、発信側(例えば、発見要求送信側)が発見アクセス権を有する、発見が開始した場所のルーツ下の子リソースを含む。発見アクセス権は、要求側/要求送信側が、そのCSE上でリソースを発見するためのアクセス権を有することである。
フィルタ基準条件が、パラメータとしてRETRIEVE方法に提供され得る。フィルタ基準条件は、リソース発見のためのルール(例えば、リソースタイプ、作成時間、または一致するストリング)を記述する。フィルタ基準はまた、回答の最大サイズ(上限)を規定するためのパラメータおよび/または検索結果が編成されるべき順序を規定するためのソート基準を含むことができる。表2は、セマンティクス注釈に関して以下により詳細に論じられる、filterCriteriaパラメータを記述する。
リソースが構成されるフィルタ基準条件に一致し、発信側が、リソースに対する発見アクセス権を有するとき、一致が生じる。応答成功は、一致されたリソースのリストを含むことができる。
図6は、ジムの状況における使用ケースを図示する。図6に示されるようなジムの使用ケースでは、ジムの両階上で展開される異なるデバイスが存在し、例えば、周囲温度/湿度等を感知するための周囲センサ734、ジムユーザが運動するためのトレッドミル737、体重計736、およびジムユーザがそのバイタルを記録するための血圧モニタ735である。いくつかの展開では、各デバイスは、同一階上に位置するゲートウェイ(例えば、ゲートウェイ731またはゲートウェイ733)に登録するか、またはある他のタイプの関連付けに登録し得る。各デバイスに関連するリソース(例えば、アプリケーションリソース)および各デバイスによって生成および報告されるデータリソースは、リソースリポジトリ内に記憶され得る。セマンティクスサポートの機能は、ゲートウェイ731またはゲートウェイ733等の1つ以上のゲートウェイ上にホストされることができる。
従来のM2Mサービス層機構(例えば、oneM2M−TS−0001oneM2M機能アーキテクチャ−V−1.1.0に定義される)は、表2に説明されるフィルタ基準に基づいて、リソース発見を可能にする。しかしながら、より高度なリソースクエリが、所望され得る。ジム使用ケースでは、ジムユーザは、特定のメーカ、年式、およびある時間フレーム内における可用性を伴うトレッドミル737を発見することを望み得る。従来の発見機構は、そのような高度なリソースクエリを達成することができないこともある。しかし、本明細書に開示されるようなセマンティクスベースのクエリは、そのスキーマがデータの一部であるデータのための解析クエリ動作の組を提供することができる。セマンティクスベースのクエリを実現するために、リソースセマンティクスは、注釈を付けられる。本開示の文脈では、セマンティクス注釈は、クエリおよび他の高度な動作のために利用可能にされ得る、リソースのセマンティクスの追加および表現として定義されることができる。セマンティクスリポジトリは、必ずしも、リソースではなく、特に、セマンティクスのための中央場所と見なされ得る。関係および値情報が、そのセマンティクス子リソース内にリソースとともに記憶され得、したがって、この情報も、抽出され、セマンティクスリポジトリ内に置かれ得る。セマンティクス注釈インスタンスが、セマンティクスリポジトリ内に記憶され、それは、トリプルの組を含む。リソースセマンティクスは、リソースのセマンティクス子リソース内に記憶される。
図7は、図6のジム使用ケースに関連付けられた例示的抽象化を図示する。リソースのセマンティクスは、リソース、関係、および値から成る、リソース−関係−値トリプルによって記述されることができる。値は、クラスまたは他のリソースであることができる。クラスは、通常リソースの組を表す。クラスは、URI/URLによって識別されることができる。クラスは、オントロジを構成する。関係は、例えば、「〜によって作成される」、「寿命」、「〜によってサブスクライブさせられる」等、リソース間の関係を記述する。関係は、URI/URLによって識別されることができる。それは、オントロジを構成する基礎のうちの1つである。図7に示されるジム使用ケースにおけるリソース−関係−値トリプルの例は、表3に列挙される。例えば、表3から、リソース=<treadmillAE>、関係=locatedIn、および値=treadmillである。treadmillAEは、トレッドミルデバイスからCSEに登録される。このトリプルは、登録において示され、セマンティクス子リソースにおいて表されない。したがって、図22は、このトリプルを含まない。物理的エンティティは、人、ジム、または展開されるデバイス(例えば、ゲートウェイ、トレッドミル、周囲センサ、血圧モニタ、または体重計)である。ジムでは、ゲートウェイ731およびゲートウェイ732が、ジム共通サービスエンティティ(CSE)をホストし得る。言い換えると、ゲートウェイは、ジムCSEに抽象化される。同様に、トレッドミルは、treadmillAEに抽象化される。図7におけるエンティティは、oneM2M内で定義されたリソースタイプを利用し得る。
以下は、M2Mセマンティクスサポートのための機能アーキテクチャの概観ならびにセマンティクス注釈の実装に関する詳細である。図8は、M2Mセマンティクスサポートのための例示的機能アーキテクチャを図示する。以下により詳細に論じられる、ブロック701における例示的セマンティックアーキテクチャのコンポーネントは、リソースリポジトリ710、オントロジプロセッサ705、オントロジリポジトリ706、セマンティクスリポジトリ720、ルールリポジトリ707、推論器704、またはセマンティッククエリプロセッサ702を機能的に含み得る。ブロック701またはそのコンポーネントは、独立型デバイス(例えば、一次セマンティック機能を有するデバイス)であるか、または別のデバイス(例えば、ゲートウェイ731)の中に統合され得る。ブロック701は、クライアントデバイス703、オントロジパブリッシュ(または要求)デバイス700、またはM2Mアプリケーションを有するか、もしくは別様にそれと相互作用する別のデバイス708と通信可能に接続され得る。
リソースリポジトリ710は、M2Mデバイスから収集されるリソースと、M2Mアプリケーションに関連する任意のリソース(M2Mアプリケーション(通常リソース)に関わる人、デバイス等に関連付けられたプロファイル等)とを記憶する。M2Mセマンティクスサポートは、リソースの包括的理解/解釈と、リソースにおける任意の高度な処理(例えば、セマンティッククエリ、データ解析等)とのために、リソースに対するセマンティクスをイネーブルにし得る。
オントロジプロセッサ705は、M2Mドメインの内外でパブリッシュまたは生成されたオントロジを処理すること、分類すること、記憶すること、およびその発見機能を提供することを担当する。オントロジリポジトリ706は、クラスおよび関係の基礎から成るオントロジを記憶する。それらのオントロジは、通常リソースがセマンティクスをイネーブルにするために使用されることができる。オントロジリポジトリは、セマンティクスノードのための別の用語と見なされ得る。ドメインは、識別をスコープする識別空間と見なされ得る。識別子は、異なる空間において同じように見える場合でも、固有であり得る。本開示の文脈では、ドメインは、異なるバーティカル、アプリケーション等の異なるエンティティによって定義されるクラスおよび関係をスコープするために使用され得、それによって、それらの名前は、異なるドメインにおいて同じように見え得る場合でも、それらの定義が同一ドメインにおいて固有となるであろう。
セマンティクスリポジトリ720は、ある表現において注釈を付けられたセマンティクス情報を記憶し、それは、RDFを利用するオプションを有し得る。
ルールリポジトリ707は、多くの場合、リソースリポジトリ710内のリソースに関連付けられた既存のセマンティクスの範囲を超えた新しい知識を表すために使用されるルールを記憶する。ルールは、典型的には、条件ステートメント(例えば、if−then節)である。
推論器704は、ルールリポジトリ710と、セマンティクスリポジトリ720内の既存のリソースセマンティクス情報とから入力をとり、ルール内の条件が満たされる場合、新しいリソースセマンティクス情報を生成する。新しいリソースセマンティクス情報は、セマンティクスリポジトリ720に追加される。
セマンティッククエリプロセッサ702は、クライアントからのクエリをハンドリングし、セマンティクスリポジトリ720内に記憶されるリソースセマンティクス情報を検索し、結果をクライアントデバイス703に返し得る。クライアントは、本開示の文脈では、セマンティクス注釈要求またはセマンティクス注釈インスタンス発見要求をSAPに送信し得る。
図9は、セマンティクス注釈のための例示的機能アーキテクチャを図示する。セマンティクス注釈は、例では、リソースリポジトリ(RR)710のリソースのURIと、その対応するセマンティクス子リソースにおける関係−値ダブルとから成るトリプルをもたらし得る。トリプルの組は、セマンティクスリポジトリ720内に記憶され、それは、セマンティクス注釈インスタンスと呼ばれる。図9に示されるように、セマンティクスリポジトリ720は、セマンティクス注釈プロセッサ(SAP)721、ベースセマンティクスリポジトリ(BSR)722、および遷移セマンティクスリポジトリ(TSR)723から成り得、それは、本明細書により詳細に論じられるであろう。各セマンティクス注釈インスタンスは、リソースのリストに対応し、リソースのセマンティクス情報は、セマンティクス注釈インスタンス内に含まれる。各セマンティクス注釈インスタンスは、それに関連付けられた識別子(例えば、英字、数字、または英数字であり得る、コード)を有し得る。
セマンティクスリポジトリ720およびリソースリポジトリ710は、物理的に別個である必要はない。それらは、異なる情報を記憶することができるので、機能的に異なり得る。リソースリポジトリ710は、リソースを記憶する一方、セマンティクスリポジトリ720は、リソースリポジトリ710内に含まれるリソースに関連付けられたトリプルを記憶し得る。実装の観点から、リソースリポジトリ710は、関係データベースとして実装され得る。セマンティクスリポジトリ720は、とりわけ、トリプルストアまたはグラフストアとして実装され得る。セマンティクスリポジトリ720は、JenaまたはSesame等の従来のトリプルストア実装を活用して、セマンティクス注釈インスタンスを記憶することができる。
SAP721は、セマンティクス注釈インスタンスを生成または更新することを含む複数の責任を有し得る。第1のシナリオでは、SAP721は、リソースリポジトリ710内の各リソースのためにセマンティクス注釈インスタンスを自動的に生成し得る。第2のシナリオでは、SAP721は、クライアント703(図8)または別のデバイスからのセマンティクス注釈要求に基づいて、セマンティクス注釈インスタンスを生成し得る。SAP721は、とりわけ、それが注釈を行うリソース階層内の層(階層は、以下により詳細に論じられる)に基づいて、クライアント703からの要求内の命令もしくは要求のタイプに基づいて、または要求が発生したデバイスのタイプに基づいて、リソースリポジトリ710から注釈を付けるべきリソースを決定し得る。
セマンティクス注釈インスタンスは、リソースに関連付けられ、リソース−関係−値トリプルにおけるそのセマンティクスは、このセマンティクス注釈インスタンス内に含まれる。SAP721は、表4に示されるように、セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け形態に維持する。したがって、各セマンティクス注釈インスタンスは、リソースリポジトリ710のリソースのURIにマップされる。リソースリポジトリ710は、図10に示されるように、M2Mリソースを階層様式で記憶し得、それは、表1に関して論じられるように、親および子リソースに関連付けられ得る。この階層構造は、表4の「含まれるリソース」フィールドが、そのリソース−関係−値トリプル等がセマンティクス注釈インスタンス内に含まれる全リソースのURIを列挙する必要はない状況を可能にし得る。リソースのうちのいくつかが、同一階層下にあり、それらが、その階層下の唯一のリソースである場合、その階層の親URIが、それらのリソースを表すために使用されることができる。言い換えると、親URIは、全てのその子リソースが同一インスタンスにおいて注釈を付けられている場合、セマンティクス注釈インスタンスに関連付けられるように規定され得る。例として、コンテナが、コンテンツインスタンスを有し、それが2つのみである場合、例えば、/<container>/<inst1>、/<container>/<inst2>のURIを伴う場合を検討する。それらの2つのリソースが、セマンティクス注釈インスタンス内に記述される場合、その対応する含まれるリソースフィールドは、2つの個々のURIの代わりに、/<container>/として書かれることができる。
SAP721はまた、表5に示されるように、逆関連付け形態(リソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付け形態)を維持し得る。表5の形態の使用は、SAP721が、リソースのセマンティクス情報が変化した場合、関連セマンティクス注釈インスタンスを見つけ、関連セマンティクス注釈インスタンスを周期的に更新することを可能にし得る。変化の通知が直ちに送信される代わりに、1つ以上の変化に関する情報(例えば、累積更新)が、周期的に送信され得る。例えば、SAP721は、周期的に(例えば、実装のタイプに応じて、1分、1日、または1週間毎)、リソースリポジトリ710に、リソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付けを通知することができる。SAP721は、関連付け関係が、作成、更新、または削除された場合にも、リソースリポジトリ710に、リソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付けを通知することができる。例では、リソースリポジトリ710は、annotationInst属性(本明細書により詳細に論じられる)等のセマンティクス注釈を伴うoneM2M内のリソースのための属性を介して、リソース自体とともに記憶された前述の関連付け関係を有し得る。
表4および表5の使用をさらに図示するために、図11が、ここで参照される。ここでは、セマンティクス注釈インスタンスの識別子は、以下のリソースのトリプルを含む、treadmillAnnotationであると仮定する。
/gymCSE1F/treadmillAE/trainingContainer/contInst1
/gymCSE1F/treadmillAE/trainingContainer/contInst2
そして、セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け形態は、表6(表4に関連する)に示されるように、追加されるセマンティクス注釈インスタンスエントリを有するであろう。リソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付け形態は、表7(表5に関連する)に示されるように、リソースの各々に対して追加される2つのエントリを有するであろう。表6は、リソースが、図11に示されるように同一のセマンティクスダブルを有するので、簡略化され得る。表6は、表8に見られるものに対して簡略化されている。表7は、同一のままである。
図12は、セマンティクス注釈インスタンス生成の例示的メッセージフローである。ブロック741では、SAP721は、注釈を付けられるべきRR710内のリソースを決定する。リソースは、とりわけ、それが注釈を行うリソース階層内の層に基づいて、またはクライアント要求に基づいて決定され得る。ブロック742では、SAP721は、対応するリソースのセマンティクス子リソース表現を読み出す。ブロック743では、SAP721は、セマンティクス子リソースからトリプルを生成し、それは、本明細書に説明されるセマンティクス注釈のための方法によって行われ得る。加えて、SAP721は、生成されたトリプルをセマンティクス注釈インスタンスに組み合わせる。ブロック744では、SAP721は、セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け記録を生成し、表4に示される形態に追加する。SAP721はまた、表5に示されるリソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付け記録を生成または更新する。ブロック745では、SAP721は、セマンティクス注釈インスタンスとリソースとの関連付けの記録を表4に示されるようなフォーマットでRR710に送信する。ブロック746では、RR710は、関連付け情報を記録から抽出し、セマンティクス注釈インスタンス識別子を関連リソースとともに、例えば、リソースの属性内に記憶する。
以下に論じられるのは、リソースリポジトリ710の各リソースに対して1つ以上のセマンティクス注釈インスタンスを自動的に生成するSAP721に関する(前述のような)第1のシナリオである。この例では、リソースリポジトリ710が、SAP721に、リソース階層内に作成された新しい層が存在すること通知する場合、SAP721は、新しい層下の全リソースのセマンティクスに注釈を付け得る。リソースが、既存の層内に追加、削除、または更新される場合、対応するセマンティクス注釈インスタンスが、SAP721によって、同様に更新され得る。この第1のシナリオでは、リソースリポジトリ710は、oneM2Mが定義するような階層構造を有し得る(例えば、表1および図10)。SAP721は、各層に対してセマンティクス注釈インスタンスを生成することができる。本明細書に論じられるようなoneM2Mリソース構造実装では、SAPは、<CSEBase>、<AE>、<container>等のリソースのセマンティクスに注釈を付け得る。以下は、セマンティクス子リソースがそれらに追加される場合、セマンティクス情報をイネーブルにし得るリソースの例示的リストである:<CSEBase>、<remoteCSE>、<AE>、<container>、<contentInstance>、<group>、および<node>。
この第1のシナリオでは、生成されたセマンティクス注釈インスタンスは、BSR722内に記憶され得る。ここで、BSR722内のセマンティクス注釈インスタンスは、表1に提供されるように、対応するリソースと同様の階層関係を継承する。図13は、第1のシナリオに関するBSR722上のセマンティクス注釈インスタンスの階層の例示的例証である。各セマンティクス注釈インスタンスは、セマンティクスリポジトリ720内で固有の識別子を有し得る。BSR722内のセマンティクス注釈インスタンスに対して、識別子は、何らかのランダムなドネーションを伴う、層の親リソースの名前のように見え得る。図13に示されるように、CSEBase層のセマンティクス注釈インスタンスは、CSEbaseSAI 751である。CSEbaseSAI 751は、CSEBase層のセマンティクス注釈インスタンスを表し、同様に、remoteCSEAI 752は、remoteCSE層を、AEAI 753は、AEを、containerSAI 757は、containerを、contentinstanceSAI 758は、contentInstanceを、containerSAI 754は、containerを、groupSAI 755は、groupを、nodeAI 756は、nodeを表す等。注釈インスタンス内に記憶される冗長トリプルの可能性が、存在し得る。例えば、CSEBaseSAIは、CSEBase下のリソースのための全トリプルを含み得、AEAIは、AE下のリソースのための全トリプルを含み得、それは、CSEBaseSAI内に記憶されるトリプルの一部に対する冗長であり得る。CSEBaseSAIを全てのそのサブ注釈インスタンスにリンクさせることは、SR720上の記憶空間を節約し得る。例えば、セマンティクスベースのクエリが、CSEBaseSAIにスコープされる場合、CSEBaseSAI下の全トリプルは、CSEBaseSAIのそれらのトリプルと、この階層内のCSEBaseSAI層下の全トリプルとをプラスしたものであり、それが、検索されるであろう。図28を使用して、前述の例をさらに図示すると、CSEbaseSAI 751は、図28に示されるように、全情報(トリプル)を含み得る。この情報は、それぞれのAEAI内で再び繰り返されることができる(例えば、図28のtreadmill 1、treadmill 2等)。代替として、AEAIへのリンクが、CSEbaseSAI 751内に記憶され得、詳述される情報(トリプル)は、それぞれのAEAI内に含まれ得る。
図13および第1のシナリオを継続して参照すると、リーフセマンティクス注釈インスタンスに対して、それは、リソースがセマンティクス情報を伴うどんな子リソースも有していないので、リソース自体のセマンティクス注釈を含む。例として、<contentInstance>リソースのセマンティクス注釈インスタンス(例えば、contentInstanceSAI 758)は、リソース自体のトリプルを含み得る。
非リーフセマンティクス注釈インスタンスに対して、それは、リソース自体のトリプルと、その子リソースのためのセマンティクス注釈インスタンスとから成り得る。例えば、図13に関して、<AE>のセマンティクス注釈インスタンスは、<AE>のトリプルと、<container>および<contentInstance>のためのセマンティクス注釈インスタンスとから成る。加えて、さらなる観点から、<container>のセマンティクス注釈インスタンスは、<container>のトリプルと、<contentInstance>のためのセマンティクス注釈インスタンスとから成る。
図12ならびに図14および図16から図20に図示されるステップを行うエンティティは、論理エンティティであり得ることを理解されたい。ステップは、図32Cまたは図32Dに図示されるもの等のデバイス、サーバ、またはコンピュータシステムのメモリ内に記憶され、そのプロセッサ上で実行し得る。例では、M2Mデバイスの相互作用に関し以下にさらに詳述されるが、図8のクライアント703は、図32AのM2M端末デバイス18上に常駐し得る一方、図8のセマンティクスリポジトリ720は、図32AのM2Mゲートウェイデバイス14上に常駐し得る。
図14は、クライアントの要求によってトリガされるセマンティクス注釈生成の例示的メッセージフローを図示する。図14は、SAP721が、クライアント703等のクライアントからの注釈要求を受信し得る第2のシナリオに関連付けられる。セマンティクス注釈要求メッセージ内の例示的フィールドは、表9に示される。
図14は、クライアント要求によってトリガされるセマンティクス注釈生成の例示的メッセージフローを図示する。ステップ761では、クライアント703が、セマンティクス注釈要求メッセージをSAP721に送信する。セマンティクス注釈要求メッセージは、表9に示される情報を含み得る。ステップ762では、SAP721は、要求を処理し、要求メッセージのスコープフィールド内のコンテンツが、注釈を付けられるべきリソースのURIのリストを含むか、または注釈を付けられるべきリソースをフィルタ処理するフィルタ基準を含むかを検証する。ステップ763では、SAP721は、フィルタ基準がスコープ内に含まれることを検証する。それは、リソース発見要求をフィルタ基準とともに、リソースリポジトリ710内のリソース発見を担当するリソース発見機能772に送信する。ステップ764では、リソース発見機能772は、フィルタ基準に一致するリソースのURIのリストを返す。
ステップ765では、SAP721は、セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け記録を検索し、リソースの同一リストを関連付ける既存のセマンティクス注釈インスタンスが存在するかどうかを見つけ得る。一致が存在しない場合、ステップ766に進む。そうでなければ、セマンティクス注釈要求応答は、対応するセマンティクス注釈インスタンスであり、ステップ767に進む。SAP721は、セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け形態における異なるエントリの組み合わせを行うことによって、リソースを一致させることにおいてより多くの知能を有し得る。セマンティクス注釈要求応答は、一致するセマンティクス注釈インスタンスの組み合わせを含むはずである。ステップ766では、SAP721は、着目リソースに関連付ける新しいセマンティクス注釈インスタンスを生成する。各セマンティクス注釈インスタンスは、SAP721内で固有の識別子を有する。TSR723内のセマンティクス注釈インスタンスに対して、識別子は、リソースのURIのキーワードから成り得る。ステップ767では、SAP721は、セマンティクス注釈インスタンスの表現(着目リソースのトリプルのリスト)とともに、セマンティクス注釈要求応答をクライアント703に送信する。クライアント703は、独自にセマンティクスベースのクエリをセマンティクス注釈インスタンスに対して実行するために、セマンティクス注釈インスタンスの表現を所望し得るか、またはクライアント703は、着目リソースのセマンティクス情報をトリプルのフォーマットで所望し得る。言い換えると、クライアント703は、セマンティクス注釈インスタンスの表現を読み出し、自らセマンティクスベースのクエリをそれらのトリプルに対して実行することができる。例えば、図28におけるトリプルは、クライアント703によって読み出されることができ、クライアント703は、サービス層がそれを行うことなしに、「19:00−19:30の間に利用可能なトレッドミル」等のそれらのトリプルに対してクエリを実行し得る。
ステップ768では、SAP721が背景に維持するクライアント注釈要求履歴に基づいて、SAP721は、新しく生成されたセマンティクス注釈インスタンスが、TSR723内に記憶するためのあるポリシを満たすことを決定する。TSR723は、より迅速なアクセスのために設計され得る。それは、BSRのような階層を有していないこともある。例えば、TSR723は、いくつかの最近アクセスされたセマンティクス注釈インスタンスを含み得る。このタイプの記憶ポリシは、セマンティクス注釈要求のスコープ内に示されるリソースの頻度に基づくか、またはセマンティクス注釈インスタンスを生成することにおけるオーバーヘッド(例えば、いくつかのリソースは、ローカルで記憶されず、それは、リソースのセマンティクス情報の遠隔読み出しを要求する)に基づき得る。TSR723内に記憶されるセマンティクス注釈インスタンスは、有効期間を有し、それは、満了時間後に無効になり得る。図6のジム使用ケースからの例では、要求は、全トレッドミルアプリケーションに注釈を付けることであり得る。この注釈を要求する多くのクライアントが存在する場合、SAP721は、将来の同じ要求のために、注釈インスタンスをTSR723に記憶することを決定することができる。ステップ769では、SAP721は、新しく生成されたセマンティクス注釈インスタンスを記憶されるべきTSR723に送信し得る。ステップ770では、TSR723は、SAP721に、セマンティクス注釈インスタンスの記憶成功を確認する。ステップ771では、SAP721は、表4および表5に示されるように、リソースとセマンティクス注釈インスタンスとの関連付け関係を両表に追加する。図15は、図13の例示的メッセージフローと密接に整合する、方法の例示的例証である。
SAP721は、関与リソースセマンティクスが更新された場合、セマンティクス注釈インスタンスを更新する。SAP721はまた、スコープ下のリソースが作成/削除されると、セマンティクス注釈インスタンスを更新する。セマンティクス注釈インスタンスへの更新を行うためにSAP721をトリガする複数の方法が、存在する。第1の例では、SAP721が、RR710内のリソースおよびそのセマンティクス子リソースにサブスクライブする(例えば、リソースリポジトリに追加されている新しいリソースまたは更新されているリソースのセマンティクス子リソースは、SAPに通知されるであろう)。第2の例では、RR710が、リソース自体に所属させられた関連付け情報を維持する(例えば、本明細書で論じられるannotationInst属性は、この属性におけるセマンティクス注釈インスタンスがリソースに関連付けられていることを示す)。以下では、この方法を詳細に論じる。第2の例では、サブスクリプションは、存在しない。annotationInst属性が、このリソースに関連付けられた注釈インスタンスを維持する。リソースセマンティクスが変化すると、RR710は、要求をセマンティクスリポジトリ720に送信し、関連付けられたセマンティクス注釈インスタンスを更新するであろう。
図16から図18は、セマンティクス注釈インスタンス更新に関わるケースのための例示的方法である。要するに、本明細書に論じられるように、ケース1(図16)は、リソースのセマンティクス情報が変更されるケースであり、ケース2(図17)は、リソースがリソースリポジトリに追加される例であり、ケース3(図18)は、リソースがリソースリポジトリから削除されるケースである。ケース番号は、表10に示されるように、セマンティクス注釈インスタンス更新要求メッセージ内のフィールドに挿入され得る。表10に示されるようなケース番号は、必須ではなく、リソースの追加、削除、または更新を示す別のインジケータも許容可能であることを理解されたい。
図16は、リソースのためのセマンティクス情報の更新に関連付けられたセマンティクス注釈インスタンス更新のための例示的方法774を図示する(例えば、セマンティクス子リソースが更新される)。ステップ780では、セマンティクス子リソースが、更新される。ステップ781では、RR710が、セマンティクス注釈インスタンス更新要求メッセージを1のケース値とともにSR720に送信する。セマンティクス注釈インスタンス更新要求メッセージはまた、リソースのURIを示すURIフィールドと、リソースの新しいセマンティクス情報を含むセマンティクスリソースフィールドと、影響されるセマンティクス注釈インスタンスを示す識別子フィールドとを含み得る。SR720は、RR710内のリソースおよびそのセマンティクス子リソースにサブスクライブさせられ得る(例えば、リソースリポジトリに追加されている新しいリソースまたは更新されているリソースのセマンティクス子リソースは、通知をSR720にトリガするであろう)。ステップ782では、SR720は、影響されるセマンティクス注釈インスタンスに対して、リソースのトリプルを新しいもので置き換える。ステップ783では、SR720が、セマンティクス注釈インスタンス更新確認をRR710に返す。
ケース2は、RRに追加されているリソースに関する(図17)。これは、多くの場合、親リソースのセマンティクス注釈インスタンスがその子から成るので、BSR内のセマンティクス注釈インスタンスに影響を及ぼす。したがって、リソースが層に追加されると、それは、その上層リソースに対するBSR内のセマンティクス注釈インスタンスに影響を及ぼすであろう。例えば、新しいコンテンツインスタンスが、セマンティクス情報とともに追加される場合、新しいセマンティクス注釈インスタンスが、このコンテンツインスタンスに対して作成されるであろう。その親コンテナリソースのセマンティクス注釈インスタンスは、この新しいセマンティクス注釈インスタンスを含み、それは、順に、例えば、AE、CSEBaseのセマンティクス注釈インスタンスに影響を及ぼす。
図17は、RR710へのリソースの追加に関連付けられたセマンティクス注釈インスタンス更新のための例示的方法776を図示する。ステップ784では、RR710が、セマンティクス注釈インスタンス更新要求メッセージをSAP721を追加されるリソースに関する2のケース値とともにRR710に送信する。加えて、URIフィールドは、新しいリソースのURIを示し、セマンティクスリソースフィールドは、リソースのセマンティクス情報を含む。ステップ785では、SAP721が、RR710における新しいリソースのために、BSR722内に新しいセマンティクス注釈インスタンスを作成する。SAP721は、このセマンティクス注釈インスタンスを階層下に追加すること、または新しいリソースのトリプルを全てのその親セマンティクス注釈インスタンスに追加することによって、全ての親セマンティクス注釈インスタンスを更新し得る。ステップ786では、SAP721が、新しいセマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付けエントリと、新しいリソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付けエントリとを作成する。セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付けエントリは、新しいセマンティクス注釈インスタンスの識別子と、リソースのURIとを含む。リソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付けエントリは、リソースのURIと、新しいセマンティクス注釈インスタンスの識別子と、全てのその親セマンティクス注釈インスタンスの識別子とを含む。ステップ787では、SAP721は、セマンティクス注釈インスタンス更新確認をRR710に送信し、セマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け記録を添付する。ステップ788では、RR710はセマンティクス注釈インスタンス識別子をリソースとともに記憶し得る(例えば、追加されるリソースの属性内に)。
図18は、RR710からのリソースの削除に関連付けられたセマンティクス注釈インスタンス更新のための例示的方法778を図示する。ステップ791では、RR710は、SAP721に、セマンティクス注釈インスタンス更新要求メッセージとともにRR710からのリソースの削除に関する3のケース値を送信する。セマンティクス注釈インスタンス更新要求メッセージはまた、削除されたリソースのURIを示すURIフィールドと、影響されるセマンティクス注釈インスタンスを示す識別子フィールドとを含み得る。ステップ792では、SAP721が、リソースのトリプルを影響されるセマンティクス注釈インスタンスから削除する。削除されたリソースのトリプルのみを含む、1つのセマンティクス注釈インスタンスは、空となるであろう。ステップ793では、SAP721が、リソースからセマンティクス注釈インスタンスへの関連付け形態におけるリソースの記録を削除する。SAP721は、ステップ792において識別されたセマンティクス注釈インスタンスのエントリをセマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け形態から削除する。SAP721は、リソースのURIをセマンティクス注釈インスタンスからリソースへの関連付け形態における他の影響されるエントリから削除する。ステップ794では、SAP721が、セマンティクス注釈インスタンス更新確認をRR721に返し得る。
RR710からのリソースの削除に関して、削除されたリソースが通常子リソースを有する場合、例えば、<container>が<contentInstance>子リソースを有する場合、方法778に関して説明されるような前述のステップは、削除されたリソースの最下層の子からリソース自体まで再帰的に実施され得る。例えば、<container>を削除すると、RR710は、最初に、<contentInstance>が削除されるであろうと仮定し、方法778に関して示されるステップを開始し、<contentInstance>の削除をハンドリングする。コンテナ下の全<contentInstance>リソースがハンドリングされると、<container>リソースは、方法778の適切なステップによってハンドリングされ得る。
セマンティクス注釈インスタンス移行が、以下に論じられる。SAP721は、関わるリソースが新しい場所に移動させられると(物理的または論理的に)、セマンティクス注釈インスタンスを別のセマンティクスリポジトリに移動させることができる。SAP721は、関わるリソースの一部が新しい場所に移動させられると、影響されるセマンティクス注釈インスタンスを更新することができる。例えば、図6のトレッドミル737が、2階から1階に移動させられ、したがって、トレッドミルAEは、2階のゲートウェイ731から登録解除され、1階のゲートウェイ733に登録される。その結果、トレッドミルAEは、2階ゲートウェイ731 CSE内に常駐する現在のRR710から削除され、1階ゲートウェイ733 CSE内に常駐する新しいRR内に作成される。セマンティクス注釈インスタンス移行は、実際には、それぞれ、ケース3(方法778)およびケース2(方法776)のセマンティクス注釈インスタンス更新の組み合わせによって達成されることができる。図19は、図6、図17、および図18を参照して、セマンティクス注釈インスタンス移行のための例示的方法を図示する。ステップ796では、2階のゲートウェイ上のSAP721が、トレッドミルAEリソースが2階のゲートウェイ上のCSEBaseから削除されるので、ケース3(方法778)に従って、セマンティクス注釈インスタンスを更新するであろう。ステップ797では、1階のゲートウェイ上のSAPが、新しいトレッドミルAEリソースが1階のゲートウェイ上のCSEBase下に作成されるであろうため、ケース2(方法776)に従って、セマンティクス注釈インスタンスを更新するであろう。
以下は、セマンティクス注釈インスタンス発見の議論である。SAP(例えば、SAP721)は、クライアントクエリに基づいて、ローカルSR内のセマンティクス注釈インスタンスを発見し、返すか、またはクエリを転送することによって、他のM2Mエンティティ内の他のSRと協働することができる。図20は、セマンティクス注釈インスタンス発見の例示的メッセージフローを図示する。ステップ814では、クライアント811は、セマンティクス注釈インスタンス発見要求を送信する。ステップ814のセマンティクス注釈インスタンス発見要求は、表11に示されるようなフォーマットであり得る。表11に示されるようなオプション番号は、必須形態ではなく、オプションに関する同一または類似情報を中継する別のインジケータが、使用され得ることを理解されたい。
図20を継続して参照すると、ステップ815では、被要求側SAP812が、ステップ814の要求を処理し、要求を協働するSAP813に影響することを決定し得る。被要求側SAP812と協働側SAP813とは、互いに認知するか、互いに物理的に近いか、または取り引き関係を有し得る。オプション1に対して、リソースのURIは、リソースが協働するRR(図示せず)内に記憶されていることを示し得る。対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために、被要求側SAP812は、ステップ814の要求を協働側SAP813に提供することを決定する。オプション2に対して、協働するRR(図示せず)は、フィルタ基準に一致するリソースを有し得る可能性が高い。したがって、被要求側SAP812は、ステップ814の要求を協働側SAP813に提供することを決定する。
ステップ816では、セマンティクス注釈インスタンス発見要求メッセージが、協働側SAP813に提供される。ステップ817では、協働側SAP813は、要求を処理し、一致するセマンティクス注釈インスタンス識別子および/または表現を返す。ステップ818では、被要求側SAP812は、発見結果を組み合わせる。ステップ819では、被要求側SAPは、クライアント811に、セマンティクス注釈インスタンス発見結果で返信する。
方法810に関する例示的状況は、図6のジム使用ケースを参照して見られ得る。例えば、クライアント811は、図6のジム内の全トレッドミルに対するセマンティクス注釈インスタンスの発見を所望し得る。1階のゲートウェイ733上のSAP721は、そのような要求を受信する。すなわち、要求を転送し、発見結果を組み合わせることによって、2階のゲートウェイ731と協働するであろう。
以下に論じられるのは、oneM2Mに関連付けられた追加の例である。本明細書に論じられるように、リソースのセマンティクスは、リソース、関係、および値から成るリソース−関係−値トリプルによって説明されることができる。値は、クラスまたは他のリソースであることができる。以下は、いくつかの例である。
・ A content instance(リソース)hasType(関係)temperatureReading(クラス)
・ A content instance(リソース)generatedBySameApplicationAs(関係)another content instance(リソース)
通常リソース(例えば、<AE>、<container>)に対して、リソース−関係−値トリプルにおいて、リソース自体は、固定であり、既知であるので、欠けているのは、関係−値ダブルの集合である。新しい<semantics>子リソースが、追加され、セマンティクス記述をリソースに提供することができる。リソースの<semantics>子リソースは、リソースのセマンティクスを記述するその記述属性に関係−値ダブルを含む。
図21は、<semantics>リソースのリソース構造を図示する。<semantics>リソースの記述属性は、複合データタイプである、関係−値ダブルのリストを含む。複合データタイプは、表17に示されるフォーマットを伴う関係−値ダブルのリストである。表12および表13は、それぞれ、<semantics>リソースの子リソースおよび属性を示す。表12、表13、および本明細書で論じられる他の表は、例である。以下は、<semantics>子リソースがそれらに追加される場合、セマンティクス情報をイネーブルにし得る、リソースの例示的リストである:<CSEBase>、<remoteCSE>、<AE>、<container>、<contentInstance>、<group>、および<node>。
図22は、図7に表されるトレッドミルAEのセマンティクス情報を反映する、セマンティクス子リソース記述を図示する。代替として、記述属性のコンテンツは、図23に示されるように、<semantics>リソースの子リソースに移動させられ得る。表14は、<semantics>リソースが新しい子リソース<relationDouble>を有することを示す。
図23および表14を継続して参照すると、SAP721は、単一セマンティクス注釈インスタンスを作成および使用して、複数のリソースおよび注釈インスタンスを記述し得、それは、主語リソースから離れて記憶され、記憶最適化および柔軟性を提供する。SAP721は、遠隔で記憶される場合、リソースとその注釈との間の関連付けを維持し、発見機能性を保存し得る。例えば、<semantics>リソースによって提供される記述は、追加の柔軟性を提供するために拡張され得る。主語属性は、複数のリソースを記述するための単一セマンティクス注釈インスタンスをイネーブルにし、記憶場所のための柔軟性を提供する。同時に、それは、<relationDouble>の単一主語が親リソースである場合、便宜かつ記憶最適化のために、省略され得る。リソースとその注釈との間の関連付けは、遠隔で記憶されるとき、遠隔注釈を伴う<semantics>リソースを指すリンク属性の使用を通して保存される。
<relationDouble>のリソースツリー構造は、図24に示される。表15は、子リソースを示す。表16は、<relationDouble>リソースの属性を示す。ここに適用され得る共通属性は、表13に列挙される。
<relationDouble>の記述属性は、表17に示されるような複合データタイプを有する。記述属性は、フィールド「関係」および「値」を含む。関係フィールドは、オントロジリポジトリ内に記憶される関係リソースを指す、任意のURIのデータタイプを有する。値は、任意のデータタイプであり得る。したがって、いずれも、XSD内に定義されたクラスまたはそれらのプリミティブデータタイプ(例えば、duration、dateTime等)等の任意の可能なデータタイプの列挙から成り得る。図25は、トレッドミルAEに対する関係−値ダブルを含む、<AE>リソースおよび<container>リソースのセマンティクス子リソースの例を示す。
新しいannotationInst属性が、開示される。annotationInst属性は、セマンティクス注釈インスタンスにおいて注釈を付けられたリソースに追加され得る。annotationInst属性は、セマンティクス注釈インスタンスの識別子を記憶する。このannotationInst属性を用いることで、リソースとセマンティクス注釈インスタンスとは、関連付けられることができる。リソースのセマンティクスに更新があると、セマンティクス注釈インスタンスも同様に、更新されることができる。<semantics>子リソースを有するリソースも、annotationInst属性とともに追加されるであろう。
以下に論じられるのは、セマンティクスデータベース(例えば、セマンティクスリポジトリ720)である。<SD>は、図26に示されるように、セマンティクスデータベース内のセマンティクス注釈のRESTFUL動作のためのリソースを記憶する。<SD>リソースは、CSEBase下に位置することができる。<SD>のフォーマット属性は、任意の数のトリプル(N−トリプル)であり得る、セマンティクスデータベース内のセマンティクス情報のフォーマットを示す。表18は、<SD>の子リソースを示す。表19は、<SD>の属性を示し、表13は、ここで適用可能であり得るさらなる属性を示す。代替として、<SD>リソースは、セマンティクスデータベースにアクセスするためのRESTFULインターフェースの役割を果たす仮想リソースであり得る。したがって、<SD>リソースは、どんな子リソースまたは属性も有していないこともある。注釈子リソースは、CSEBase下に位置することができる。「仮想リソース」は、ETSI m2mおよびoneM2Mにおいて使用される。仮想リソースは、インターフェースの役割を果たすと見なされ得、通常、任意の子リソースまたは属性を有していない。
<annotation>リソースは、セマンティクス注釈要求が送信されるときに標的化される。<annotation>のリソースツリー構造は、図27に示される。表20は、<annotation>の子リソースを示す。<annotation>リソースの属性は、表21に示され、表13は、ここで適用可能であり得るさらなる属性を示す。代替として、<annotation>リソースは、RESTFULインターフェースとしての役割を果たし、セマンティクス注釈をリソースに対して行い得る仮想リソースであり得る。
図22におけるトレッドミルAEのセマンティクスは、図28に示されるように、Turtleフォーマットでセマンティクス注釈インスタンスに注釈を付けられる。
以下は、セマンティクス注釈に関するROAおよびSOAの議論である。前述のように、oneM2Mは、oneM2Mサービス層によってサポートされる能力を定義する。oneM2Mサービス層は、共通サービス機能(CSF)の組を備えている共通サービスエンティティ(CSE)としてインスタンス化される。一例として、開示されるSAP721は、図29に示されるように、セマンティクス注釈下において、CSE内にoneM2M CSFとしてホストされ得る。別の例では、SAP721は、M2Mセマンティクスサポート(例えば、図8)の機能性をサポートするセマンティクスCSFまたはデータ管理およびリポジトリCSFの一部であり得る。oneM2Mバーティカル(例えば、Mca参照点を介して、セマンティクス注釈CSFと通信し、リソースのセマンティクス注釈を要求するAE)は、セマンティクス注釈インスタンスを発見する。他のCSEは、Mcc参照点を介して、セマンティクス注釈CSFにトークし、リソースのセマンティクス注釈を要求するか、またはセマンティクス注釈インスタンスを発見し得る。
図30は、oneM2Mサービスコンポーネントアーキテクチャ(TS−0007サービスコンポーネントアーキテクチャ−V−0.4.0)内のセマンティクス注釈の実装アーキテクチャを図示する。oneM2Mバーティカル(例えば、Mca参照点を介して、セマンティクス注釈サービスコンポーネントと通信し、リソースのセマンティクス注釈を要求するAE)は、セマンティクス注釈インスタンスを発見する。本明細書に開示されるメッセージおよびプロシージャは、参照点に適用される。
図31は、本明細書で論じられる方法およびシステムに基づいて生成され得る例示的ディスプレイ(例えば、グラフィカルユーザインターフェース)を図示する。ディスプレイインターフェース910(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)は、ブロック911において、表1から表21のパラメータ等のセマンティクス注釈またはセマンティクスリポジトリに関連付けられたテキストを提供し得る。別の例では、本明細書で論じられるステップのいずれかの進捗度(例えば、送信されるメッセージまたはステップの成功)は、ブロック911に表示され得る。加えて、グラフィカル出力912が、ディスプレイインターフェース910上に表示され得る。グラフィカル出力912は、セマンティクス注釈またはセマンティクスリポジトリに関連付けられたデバイスまたはリソースのトポロジ(例えば、図6、図11、図13等)、本明細書で論じられる任意の方法またはシステムの進捗度のグラフィカル出力(例えば、図12、図14等)等であり得る。
本明細書に現れる請求項の範囲、解釈、または用途をいかようにも限定するわけではないが、本明細書に開示される実施例のうちの1つ以上のものの技術的効果は、効率的セマンティクスベースのクエリを促進する(例えば、クエリ処理時間を短縮する)方法でリソースセマンティクス情報を記憶および構築する方法に対する調節を提供することである。
従来のETSI M2Mシステムでは、M2Mリソースのセマンティクス注釈は、一貫したデータ移行およびデータ相互運用性を異種M2Mアプリケーションに提供するように、セマンティクス情報をM2Mリソースに追加する方法である。セマンティックに注釈を付けられたM2Mリソースは、リソースによって提供されるデータおよび提供されるデータの意味を理解するM2Mアプリケーションによってコンタクトされることができる。これらの注釈は、従来のM2Mシステム単独より有意義な記述を提供し、M2Mデータをエクスポーズする。とりわけ、リソース間の関係を記述するために、それは、別のETSI M2Mリソースを指すURIを有する関係属性を定義する。
oneM2Mアーキテクチャが、本明細書に説明される主題を図示するために、本明細書で背景として説明され、使用され得るが、本明細書に説明される主題の実装は、本開示の範囲内にとどまりながら、変動し得ることを理解されたい。当業者はまた、開示される主題が、前述のoneM2Mアーキテクチャを使用する実装に限定されず、むしろ、ETSI M2Mならびに他のM2Mシステムおよびアーキテクチャ等の他のアーキテクチャおよびシステム内に実装され得ることを認識するであろう。
図32Aは、セマンティクスアーキテクチャ701およびその中のコンポーネント等の1つ以上の開示される概念が実装され得る、例示的マシンツーマシン(M2M)、モノのインターネット(IoT)、またはモノのウェブ(WoT)通信システム10の略図である。概して、M2M技術は、IoT/WoTのための構築ブロックを提供し、任意のM2Mデバイス、M2Mゲートウェイ、またはM2Mサービスプラットフォームは、IoT/WoTのコンポーネントならびにIoT/WoTサービス層等であり得る。
図32Aに示されるように、M2M/IoT/WoT通信システム10は、通信ネットワーク12を含む。通信ネットワーク12は、固定ネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標)、ファイバ、ISDN、PLC等)または無線ネットワーク(例えば、WLAN、セルラー等)、あるいは異種ネットワークのネットワークであり得る。例えば、通信ネットワーク12は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャスト等のコンテンツを複数のユーザに提供する複数のアクセスネットワークから成り得る。例えば、通信ネットワーク12は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)等の1つ以上のチャネルアクセス方法を採用し得る。さらに、通信ネットワーク12は、例えば、コアネットワーク、インターネット、センサネットワーク、工業制御ネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、融合個人ネットワーク、衛星ネットワーク、ホームネットワーク、または企業ネットワーク等の他のネットワークを備え得る。
図32Aに示されるように、M2M/IoT/WoT通信システム10は、インフラストラクチャドメインと、フィールドドメインとを含み得る。インフラストラクチャドメインとは、エンドツーエンドM2M展開のネットワーク側を指し、フィールドドメインとは、通常はM2Mゲートウェイの後ろにあるエリアネットワークを指す。フィールドドメインは、M2Mゲートウェイ14と、端末デバイス18とを含む。任意の数のM2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18が、所望に応じてM2M/IoT/WoT通信システム10に含まれ得ることが理解されるであろう。M2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18の各々は、通信ネットワーク12または直接無線リンクを介して、信号を伝送および受信するように構成される。M2Mゲートウェイデバイス14は、無線M2Mデバイス(例えば、セルラーおよび非セルラー)ならびに固定ネットワークM2Mデバイス(例えば、PLC)が、通信ネットワーク12等のオペレータネットワークを通して、または直接無線リンクを通してのいずれかで、通信することを可能にする。例えば、M2Mデバイス18は、データを収集し、通信ネットワーク12または直接無線リンクを介して、データをM2Mアプリケーション20またはM2Mデバイス18に送信し得る。M2Mデバイス18はまた、M2Mアプリケーション20またはM2Mデバイス18からデータを受信し得る。さらに、データおよび信号は、以下で説明されるように、M2Mサービスプラットフォーム22を介して、M2Mアプリケーション20に送信され、そこから受信され得る。M2Mデバイス18およびゲートウェイ14は、例えば、セルラー、WLAN、WPAN(例えば、Zigbee(登録商標)、6LoWPAN、Bluetooth(登録商標))、直接無線リンク、および有線を含む、種々のネットワークを介して通信し得る。
図32Bを参照すると、フィールドドメイン内に例証されるM2Mサービス層22(例えば、本明細書に説明されるようなCSE)は、M2Mアプリケーション20、M2Mゲートウェイデバイス14、ならびにM2M端末デバイス18および通信ネットワーク12のためのサービスを提供する。M2Mサービスプラットフォーム22は、所望に応じて、任意の数のM2Mアプリケーション、M2Mゲートウェイデバイス14、M2M端末デバイス18、および通信ネットワーク12と通信し得ることが理解されるであろう。M2Mサービス層22は、1つ以上のサーバ、コンピュータ等によって実装され得る。M2Mサービス層22は、M2M端末デバイス18、M2Mゲートウェイデバイス14、およびM2Mアプリケーション20に適用されるサービス能力を提供する。M2Mサービス層22の機能は、例えば、ウェブサーバとして、セルラーコアネットワークで、クラウドで等、種々の方法で実装され得る。
図示したM2Mサービス層22と同様に、インフラストラクチャドメイン内にM2Mサービス層22’がある。M2Mサービス層22’は、インフラストラクチャドメイン内のM2Mアプリケーション20’および基礎的通信ネットワーク12’のためのサービスを提供する。M2Mサービス層22’はまた、フィールドドメイン内のM2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18のためのサービスも提供する。M2Mサービス層22’は、任意の数のM2Mアプリケーション、M2Mゲートウェイデバイス、およびM2M端末デバイスと通信し得ることが理解されるであろう。M2Mサービス層22’は、異なるサービスプロバイダによってサービス層と相互作用し得る。M2Mサービス層22’は、1つ以上のサーバ、コンピュータ、仮想マシン(例えば、クラウド/計算/記憶ファーム等)等によって実装され得る。
図32Bも参照すると、M2Mサービス層22および22’は、多様なアプリケーションおよびバーティカルが活用することができる、サービス配信能力のコアの組を提供する。これらのサービス能力は、M2Mアプリケーション20および20’がデバイスと相互作用し、データ収集、データ分析、デバイス管理、セキュリティ、課金、サービス/デバイス発見等の機能を果たすことを可能にする。本質的に、これらのサービス能力は、これらの機能性を実装する負担をアプリケーションから取り除き、したがって、アプリケーション開発を単純化し、市場に出す費用および時間を削減する。サービス層22および22’はまた、M2Mアプリケーション20および20’が、サービス層22および22’が提供するサービスと関連して、種々のネットワーク12および12’を通して通信することも可能にする。
いくつかの例では、M2Mアプリケーション20および20’は、本明細書に論じられるように、セマンティクス注釈インスタンスを提供する、所望のアプリケーションを含み得る。M2Mアプリケーション20および20’は、限定ではないが、輸送、保健および健康、コネクテッドホーム、エネルギー管理、アセット追跡、ならびにセキュリティおよび監視等の種々の業界でのアプリケーションを含み得る。上記のように、本システムのデバイス、ゲートウェイ、および他のサーバを経由して作動するM2Mサービス層は、例えば、データ収集、デバイス管理、セキュリティ、課金、場所追跡/ジオフェンシング、デバイス/サービス発見、およびレガシーシステム統合等の機能をサポートし、サービスとしてこれらの機能をM2Mアプリケーション20および20’に提供する。
本願のセマンティクス注釈およびセマンティクスリポジトリは、サービス層の一部として実装され得る。サービス層(例えば、CSE901)は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)および基礎的ネットワーキングインターフェースの組を通して付加価値サービス能力をサポートするソフトウェアミドルウェア層である。M2Mエンティティ(例えば、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせによって実装され得る、デバイス、ゲートウェイ、またはサービス/プラットフォーム等のM2M機能エンティティ)は、アプリケーションまたはサービスを提供し得る。ETSI M2MおよびoneM2Mは両方とも、本願のセマンティクスリポジトリを含み得る、サービス層を使用する。ETSI M2Mのサービス層は、サービス能力層(SCL)と称される。SCLは、M2Mデバイス(デバイスSCL(DSCL)と称される)、ゲートウェイ(ゲートウェイSCL(GSCL)と称される)、および/またはネットワークノード(ネットワークSCL(NSCL)と称される)内で実装され得る。oneM2Mサービス層は、共通サービス機能(CSF)(すなわち、サービス能力)の組をサポートする。1つ以上の特定のタイプのCSFの組のインスタンス化は、異なるタイプのネットワークノード(例えば、インフラストラクチャノード、中間ノード、特定用途向けノード)上でホストすることができる、共通サービスエンティティ(CSE)と称される。さらに、本願のセマンティクスリポジトリは、本願のセマンティクスリポジトリ等のサービスにアクセスするために、サービス指向アーキテクチャ(SOA)および/またはリソース指向アーキテクチャ(ROA)を使用する、M2Mネットワークの一部として実装されることができる。
図32Cは、例えば、M2M端末デバイス18またはM2Mゲートウェイデバイス14等の例示的M2Mデバイス30の系統図である。図32Cに示されるように、M2Mデバイス30は、プロセッサ32と、送受信機34と、伝送/受信要素36と、スピーカ/マイクロホン38と、キーパッド40と、ディスプレイ/タッチパッド42と、非取り外し可能メモリ44と、取り外し可能メモリ46と、電源48と、全地球測位システム(GPS)チップセット50と、他の周辺機器52とを含み得る。M2Mデバイス30は、開示される主題と一致したままで、先述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることが理解されるであろう。このデバイス(ゲートウェイ733、周囲センサ734、体重計736、トレッドミル737、血圧モニタ735、クライアント710、セマンティクスリポジトリ720、およびその他に類似する)は、セマンティクス注釈のための開示されるシステムおよび方法を使用する、デバイスであり得る。
プロセッサ32は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態マシン等であり得る。プロセッサ32は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはM2Mデバイス30が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を果たし得る。プロセッサ32は、伝送/受信要素36に結合され得る、送受信機34に結合され得る。図32Cは、プロセッサ32および送受信機34を別個のコンポーネントとして描写するが、プロセッサ32および送受信機34は、電子パッケージまたはチップにともに組み込まれ得ることが理解されるであろう。プロセッサ32は、アプリケーション層プログラム(例えば、ブラウザ)および/または無線アクセス層(RAN)プログラムおよび/または通信を実施し得る。プロセッサ32は、例えば、アクセス層および/またはアプリケーション層等で、認証、セキュリティキー一致、および/または暗号化動作等のセキュリティ動作を実施し得る。
伝送/受信要素36は、信号をM2Mサービスプラットフォーム22に伝送し、またはM2Mサービスプラットフォーム22から信号を受信するように構成され得る。例えば、実施例では、伝送/受信要素36は、RF信号を伝送および/または受信するように構成されるアンテナであり得る。伝送/受信要素36は、WLAN、WPAN、セルラー等の種々のネットワークおよびエアインターフェースをサポートし得る。実施例では、伝送/受信要素36は、例えば、IR、UV、または可視光信号を伝送および/または受信するように構成されるエミッタ/検出器であり得る。さらに別の例では、伝送/受信要素36は、RFおよび光信号の両方を伝送および受信するように構成され得る。伝送/受信要素36は、無線または有線信号の任意の組み合わせを伝送および/または受信するように構成され得ることが理解されるであろう。
加えて、伝送/受信要素36は、単一の要素として図32Cで描写されているが、M2Mデバイス30は、任意の数の伝送/受信要素36を含み得る。より具体的には、M2Mデバイス30は、MIMO技術を採用し得る。したがって、実施例では、M2Mデバイス30は、無線信号を伝送および受信するための2つ以上の伝送/受信要素36(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
送受信機34は、伝送/受信要素36によって伝送される信号を変調するように、および伝送/受信要素36によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、M2Mデバイス30は、マルチモード能力を有し得る。したがって、送受信機34は、M2Mデバイス30が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11等の複数のRATを介して通信することを可能にするための複数の送受信機を含み得る。
プロセッサ32は、非取り外し可能メモリ44および/または取り外し可能メモリ46等の任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。非取り外し可能メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能メモリ46は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード等を含み得る。他の例では、プロセッサ32は、サーバまたはホームコンピュータ上等のM2Mデバイス30上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。プロセッサ32は、本明細書に説明される実施例のうちのいくつかにおけるセマンティクス注釈サービスが、成功もしくは不成功である(例えば、表4または表5)、または別様に、セマンティクスリポジトリおよび関連付けられたコンポーネントのステータスを示すかどうかに応答して、ディスプレイもしくはインジケータ42上の照明パターン、画像、または色を制御するように構成され得る。ディスプレイまたはインジケータ42上の照明パターン、画像、もしくは色の制御は、図に図示される、もしくは本明細書で論じられる、方法フローもしくはコンポーネントのいずれかのステータス(例えば、図12、14−20等)を反映する、または本明細書の表のいずれかにおける情報を反映し得る。本明細書に開示されるのは、セマンティクス注釈サービスのメッセージおよびプロシージャである。メッセージおよびプロシージャは、ユーザが、入力源(例えば、スピーカ/マイクロホン38、キーパッド40、またはディスプレイ/タッチパッド42)を介して、セマンティクス注釈サービスを要求し、とりわけ、ディスプレイ42上に表示され得る、セマンティクス情報およびセマンティクス注釈サービスを要求、構成、またはクエリするためのインターフェース/APIを提供するように拡張されることができる。
プロセッサ32は、電源48から電力を受け取り得、M2Mデバイス30内の他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成され得る。電源48は、M2Mデバイス30に電力供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源48は、1つ以上の乾電池バッテリ(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池等を含み得る。
プロセッサ32はまた、M2Mデバイス30の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成されるGPSチップセット50に結合され得る。M2Mデバイス30は、本明細書に開示される情報と一致したままで、任意の好適な場所決定方法を介して場所情報を獲得し得ることが理解されるであろう。
プロセッサ32はさらに、追加の特徴、機能性、および/または有線あるいは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る、他の周辺機器52に結合され得る。例えば、周辺機器52は、加速度計、e−コンパス、衛星送受信機、センサ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ等を含み得る。
図32Dは、例えば、図32Aおよび32BのM2Mサービスプラットフォーム22が実装され得る、例示的なコンピュータシステム90のブロック図である。コンピュータシステム90は、コンピュータまたはサーバを備え得、主に、ソフトウェアの形態であり得るコンピュータ読み取り可能な命令によって制御され得、どこでも、またはどのような手段を用いても、そのようなソフトウェアが記憶あるいはアクセスされる。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、コンピュータシステム90を稼働させるように、中央処理装置(CPU)91内で実行され得る。多くの既知のワークステーション、サーバ、および周辺コンピュータでは、中央処理装置91は、マイクロプロセッサと呼ばれる単一チップCPUによって実装される。他のマシンでは、中央処理装置91は、複数のプロセッサを備え得る。コプロセッサ81は、追加の機能を果たすか、またはCPU91を支援する、主要CPU91とは明確に異なる、随意的なプロセッサである。CPU91および/またはコプロセッサ81は、セマンティクス注釈インスタンスの生成等、セマンティクス注釈のための開示されたシステムおよび方法に関係付けられるデータを受信、生成、および処理し得る。
動作時、CPU91は、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピュータの主要データ転送経路であるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ、およびそこから転送する。そのようなシステムバスは、コンピュータシステム90内のコンポーネントを接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータライン、アドレスを送信するためのアドレスライン、ならびに割り込みを送信するため、およびシステムバスを動作するための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の例は、PCI(周辺コンポーネント相互接続)バスである。
システムバス80に結合されるメモリデバイスは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82および読み取り専用メモリ(ROM)93を含む。そのようなメモリは、情報が記憶されて読み出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正することができない記憶されたデータを含む。RAM82に記憶されたデータは、CPU91または他のハードウェアデバイスによって読み取られるか、または変更されることができる。RAM82および/またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理的アドレスに変換する、アドレス変換機能を提供し得る。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを単離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを単離する、メモリ保護機能を提供し得る。したがって、第1のモードで作動するプログラムは、独自のプロセス仮想アドレス空間によってマップされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることができない。
加えて、コンピュータシステム90は、CPU91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85等の周辺機器に命令を伝達する責任がある、周辺機器コントローラ83を含み得る。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピュータシステム90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。そのような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを伴って実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要とされる、電子コンポーネントを含む。
さらに、コンピュータシステム90は、図32Aおよび32Bのネットワーク12等の外部通信ネットワークにコンピュータシステム90を接続するために使用され得る、ネットワークアダプタ97を含み得る。
本明細書で説明されるシステム、方法、およびプロセスのうちのいずれかまたは全ては、命令が、コンピュータ、サーバ、M2M端末デバイス、M2Mゲートウェイデバイス等のマシンによって実行されると、本明細書で説明されるシステム、方法、およびプロセスを行うおよび/または実装される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令(すなわち、プログラムコード)の形態で具現化され得ることが理解される。具体的には、上記で説明されるステップ、動作、または機能のうちのいずれかは、そのようなコンピュータ実行可能命令の形態で実装され得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性、取り外し可能および非取り外し可能媒体の両方を含むが、そのようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、信号を含まない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の物理的媒体を含むが、それらに限定されない。
図で図示されるような本開示の主題の方法、システム、または装置は、好ましい実施例を説明する際に、明確にするために、特定の用語が採用される。しかしながら、請求された主題は、そのように選択された特定の用語に限定されることを目的としておらず、各特定の要素は、類似目的を達成するように同様に動作する、全ての技術的均等物を含むことを理解されたい。
本明細書は、最良の様態を含む、本発明を開示するために、また、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを作製して使用すること、任意の組み込まれた方法を行うことを含む、本発明を実践することを可能にするために、実施例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、請求項によって定義され、当業者に想起される他の実施例を含み得る(例えば、請求項内に提供されるものを含む、本明細書に開示される例示的方法間のステップのスキップ、組み合わせステップ、または追加ステップ)。そのような他の実施例は、請求項の文字通りの言葉とは異ならない構造要素を有する場合に、または請求項の文字通りの言葉とのごくわずかな差異を伴う同等の構造要素を含む場合に、請求項の範囲内であることを目的としている。
本概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される、簡略化形態の概念の選択を導入するように提供される。本概要は、請求された主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することを目的としておらず、また、請求された主題の範囲を限定するために使用されることも目的としていない。さらに、請求された主題は、本開示の任意の部分で記述されるいずれかまたは全ての不利点を解決する制限に制約されない。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
デバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと結合されたメモリと
を備え、
前記メモリは、実行可能命令を含み、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
クライアントデバイスの要求に基づいて、リソースのセマンティクス注釈インスタンスを生成することであって、前記セマンティクス注釈インスタンスは、前記リソースを反映する様式で階層的に記憶され、前記セマンティクス注釈インスタンスは、前記クライアントデバイスからの要求の履歴に関連付けられたポリシに基づいて記憶される、ことと、
前記要求に基づいて、前記セマンティクス注釈インスタンスを前記クライアントデバイスに提供することと
を含む動作を前記プロセッサに達成させる、
デバイス。
(項目2)
前記要求は、セマンティクス注釈要求である、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
前記ポリシは、前記要求のスコープ内に示される前記リソースの頻度に基づく、項目1に記載のデバイス。
(項目4)
前記ポリシは、前記セマンティクス注釈インスタンスを生成することにおけるオーバーヘッドに基づく、項目1に記載のデバイス。
(項目5)
前記ポリシは、遠隔読み出しが前記リソースセマンティクス情報の読み出しのために使用されるかどうかに基づく、項目1に記載のデバイス。
(項目6)
前記リソースは、前記リソースのセマンティクス情報を表すセマンティクス子リソースを有する、項目1に記載のデバイス。
(項目7)
前記要求は、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスのユニフォームリソースインジケータを含む、項目1に記載のデバイス。
(項目8)
前記動作は、どのセマンティクス注釈インスタンスが前記リソースに関連するかの通知を提供することをさらに含む、項目1に記載のデバイス。
(項目9)
前記動作は、前記リソースの関連付けられたセマンティクスが更新された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、項目1に記載のデバイス。
(項目10)
前記動作は、所定のスコープ下の前記リソースが作成または削除された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、項目1に記載のデバイス。
(項目11)
前記動作は、前記リソースが第1の場所から第2の場所に移動させられたことに応答して、前記セマンティクス注釈インスタンスを別のデバイスに移動させるための命令を提供することをさらに含む、項目1に記載のデバイス。
(項目12)
前記動作は、前記要求に基づいて、前記セマンティクス注釈インスタンスを発見することをさらに含む、項目1に記載のデバイス。
(項目13)
前記要求は、前記リソースのユニフォームリソースインジケータを含み、前記ユニフォームリソースインジケータは、前記リソースの対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために使用される、項目1に記載のデバイス。
(項目14)
前記要求は、前記リソースの対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために、前記リソースに関連付けられたフィルタ基準を含む、項目1に記載のデバイス。
(項目15)
前記フィルタ基準は、関係−値の値を含む、項目14に記載のデバイス。
(項目16)
セマンティクス注釈のための方法であって、前記方法は、
リソースのセマンティクス注釈インスタンスを自動的に生成することと、
前記リソースを反映する階層様式でセマンティクス注釈インスタンスを記憶することと、
要求に基づいて、どのセマンティクス注釈インスタンスが前記リソースに関連するかの通知を提供することと
を含む、方法。
(項目17)
前記リソースの関与セマンティクスが更新された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目18)
所定のスコープ下の前記リソースが作成または削除された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記リソースが、第1の場所から第2の場所に移動させられた場合、前記セマンティクス注釈インスタンスを別のデバイスに移動させるための命令を提供することをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
前記要求は、前記リソースの対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために、前記リソースに関連付けられたフィルタ基準を含む、項目16に記載の方法。

Claims (20)

  1. デバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと結合されたメモリと
    を備え、
    前記メモリは、実行可能命令を含み、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
    クライアントデバイスの要求に基づいて、リソースのセマンティクス注釈インスタンスを生成することであって、前記セマンティクス注釈インスタンスは、前記リソースを反映する様式で階層的に記憶され、前記セマンティクス注釈インスタンスは、前記クライアントデバイスからの要求の履歴に関連付けられたポリシに基づいて記憶される、ことと、
    前記要求に基づいて、前記セマンティクス注釈インスタンスを前記クライアントデバイスに提供することと
    を含む動作を前記プロセッサに達成させる、
    デバイス。
  2. 前記要求は、セマンティクス注釈要求である、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記ポリシは、前記要求のスコープ内に示される前記リソースの頻度に基づく、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記ポリシは、前記セマンティクス注釈インスタンスを生成することにおけるオーバーヘッドに基づく、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記ポリシは、遠隔読み出しが前記リソースセマンティクス情報の読み出しのために使用されるかどうかに基づく、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記リソースは、前記リソースのセマンティクス情報を表すセマンティクス子リソースを有する、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記要求は、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスのユニフォームリソースインジケータを含む、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記動作は、どのセマンティクス注釈インスタンスが前記リソースに関連するかの通知を提供することをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記動作は、前記リソースの関連付けられたセマンティクスが更新された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記動作は、所定のスコープ下の前記リソースが作成または削除された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記動作は、前記リソースが第1の場所から第2の場所に移動させられたことに応答して、前記セマンティクス注釈インスタンスを別のデバイスに移動させるための命令を提供することをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記動作は、前記要求に基づいて、前記セマンティクス注釈インスタンスを発見することをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
  13. 前記要求は、前記リソースのユニフォームリソースインジケータを含み、前記ユニフォームリソースインジケータは、前記リソースの対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために使用される、請求項1に記載のデバイス。
  14. 前記要求は、前記リソースの対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために、前記リソースに関連付けられたフィルタ基準を含む、請求項1に記載のデバイス。
  15. 前記フィルタ基準は、関係−値の値を含む、請求項14に記載のデバイス。
  16. セマンティクス注釈のための方法であって、前記方法は、
    リソースのセマンティクス注釈インスタンスを自動的に生成することと、
    前記リソースを反映する階層様式でセマンティクス注釈インスタンスを記憶することと、
    要求に基づいて、どのセマンティクス注釈インスタンスが前記リソースに関連するかの通知を提供することと
    を含む、方法。
  17. 前記リソースの関与セマンティクスが更新された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 所定のスコープ下の前記リソースが作成または削除された場合、前記リソースの前記セマンティクス注釈インスタンスを更新することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記リソースが、第1の場所から第2の場所に移動させられた場合、前記セマンティクス注釈インスタンスを別のデバイスに移動させるための命令を提供することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  20. 前記要求は、前記リソースの対応するセマンティクス注釈インスタンスを発見するために、前記リソースに関連付けられたフィルタ基準を含む、請求項16に記載の方法。
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