JP2018500140A5

JP2018500140A5 -

Info

Publication number: JP2018500140A5
Application number: JP2017535061A
Authority: JP
Filing date: 2015-12-22
Publication date: 2019-01-17
Anticipated expiration: 2035-12-22

Claims

長手方向軸、第１のアパーチャを有する第１の端部、前記第１の端部の反対側の、第２のアパーチャを含む第２の端部、及び前記第１の端部と前記第２の端部との間に配設された、長さＬを持つバイパス、を有する本体と、
前記第１の端部に近接して前記本体内に摺動可能に配設された第１のプラグと、
前記第１のプラグと前記第２の端部との間で前記本体内に摺動可能に配設された第２のプラグとを備え、
前記第１のプラグ及び前記第２のプラグが、それらのプラグ間で前記本体内に配設された第１のコンパートメントの両端部を画定し、
第２のコンパートメントが、前記第２のプラグと前記第２の端部との間で前記本体内に配設され、
前記第２のプラグが、
前記第１のプラグに面したトップ面と、
前記第２の端部に面した底面と、
前記トップ面と前記底面との間に延びる側壁であって、前記トップ面に近接した第１の縁部を有する第１の周方向封止部及び前記底面に近接した第２の縁部を有する第２の周方向封止部を含む側壁と、
前記第２のプラグを通って延びる複数の離間した一次導管であって、各々が前記側壁の別個の第１の開口部から前記底面の第２の開口部へと延びる一次導管と、を含み、
前記第１の開口部が、前記第１の周方向封止部と前記第２の周方向封止部との間に配設され、
前記一次導管のうちの少なくとも１つが、前記第２の開口部からの液体流を、前記長手方向軸に平行でない線に沿って導き、
距離Ｄが前記第１の縁部から前記第２の縁部まで長手方向に延び、
距離Ｅが前記第１の縁部から前記第１の縁部に最も近い前記第１の開口部まで長手方向に延び、
Ｄ≧Ｌ及びＥ＜Ｌである、容器。
前記一次導管のうちの少なくとも１つが、その一次導管の第２の開口部からの液体流を、前記長手方向軸に対して合成角を形成する線に沿って導き、前記一次導管のうちの２つ以上が各々、各自の第２の開口部からの液体流を、前記長手方向軸に対して合成角を形成する線に沿って導く、請求項１に記載の容器。
前記第２のコンパートメントが凍結乾燥試薬を含み、前記凍結乾燥試薬が所定量の薬学的に活性な化合物を含む、請求項１又は２に記載の容器。
前記容器が前記第２のアパーチャに近接した開閉式液密封止部を含み、前記液密封止部が閉構成で前記第２のアパーチャに対する流体の流入又は流出を防ぐ、請求項１〜３のいずれか一項に記載の容器。
前記第２の端部が、ニードル又はマイクロニードルデバイスを前記容器に連結するようになっている連結構造を含む、請求項４に記載の容器。
前記連結構造が、前記容器からの流体の流出を可能にする開位置と、前記容器からの流体の流出を可能にしない閉位置とを有する弁を含む、請求項５に記載の容器。
前記第１のコンパートメントが、第２の構成成分と混合される所定量の第１の構成成分を収容し、周囲温度において、前記第１の構成成分がガス、液体、又はゲル剤を含み、前記第２のコンパートメントが、前記第１の構成成分と混合される所定量の第２の構成成分を収容し、周囲温度において、前記第２の構成成分がガス、液体、ゲル剤、実質的に乾燥した固体、又はペーストを含む、請求項１〜６のいずれか一項に記載の容器。
組成物の第１の構成成分と第２の構成成分とを混合する方法であって、
請求項７に記載の容器の前記第１のコンパートメント内に配設された前記第１の構成成分を、前記容器の前記第２のコンパートメント内に配設された前記第２の構成成分に接触させることを含み、
前記第１の構成成分が流体を含み、
前記第２の構成成分が流体又は固体を含み、
前記第１の構成成分を前記第２の構成成分に接触させることが、少なくとも１つの第１の開口部が前記バイパス、前記第１のコンパートメント、及び前記第２のコンパートメントと流体連通するまで、前記第１のプラグを前記第２の端部側へ付勢することを含み、
前記第１のプラグを前記第２の端部側へ付勢することが、前記第１の構成成分の少なくとも一部を前記第１のコンパートメントから前記第２のコンパートメントの中へと付勢することを含む、方法。
組成物の第１の構成成分と第２の構成成分とを混合し、前記組成物を分配する方法であって、
請求項７に記載の容器の前記第１のコンパートメント内に配設された前記第１の構成成分を、前記容器の前記第２のコンパートメント内に配設された前記第２の構成成分に接触させることを含み、
前記第１の構成成分が流体を含み、
前記第２の構成成分が流体又は固体を含み、
前記第１の構成成分を前記第２の構成成分に接触させることが、少なくとも１つの第１の開口部が前記バイパス、前記第１のコンパートメント、及び前記第２のコンパートメントと流体連通するまで、前記第１のプラグを前記第２の端部側へ付勢することを含み、
前記第１のプラグを前記第２の端部側へ付勢することが、所定量の前記第１の構成成分を前記第１のコンパートメントから前記第２のコンパートメントへ移送して前記組成物を形成することと、
前記容器の前記第２の端部を閉状態から開状態へ転換することと、を含み、
前記所定量の前記第１の構成成分が前記第２のコンパートメントへ移送された後、前記第１のプラグを前記第２の端部側へ付勢することが、前記第２のプラグを前記第２の端部側へ付勢することを更に含み、
前記第２のプラグを前記第２の端部側へ付勢することが、前記組成物の少なくとも一部を本体から前記第２のアパーチャを介して分配することを含む方法。