JP2018205982A - 制御装置、および制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作性の向上を図ることが可能な、制御装置、および制御システムを提供する。
【解決手段】ユーザの動きを検出する検出装置から出力される検出情報に基づいて、検出情報から特定されるユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける対応付け部と、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づいて、ユーザの動きによる操作の対象となる操作対象を制御する制御処理を行う処理部とを備える、制御装置が、提供される。
【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置、および制御システムに関する。
複数の装置を1つの操作装置で操作することが可能な操作システムに係る技術が開発されている。視線により装置を選択し、選択された装置を操作装置で操作する操作システムに係る技術としては、例えば特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2016−182865号公報
例えば特許文献1に記載の技術が用いられる操作システムでは、視線で装置を選択させることによって、当該装置に対する操作の容易化が図られている。
ここで、特許文献1に記載の技術のように視線によって装置が選択される場合、ユーザは、選択したい装置に視線を向ける必要がある。しかしながら、視線によって装置が選択される場合には、ユーザが装置の選択を所望するときに、ユーザが選択したい装置に視線を向けることができるとは限られない。
よって、視線によって装置が選択される操作システムでは、ユーザが操作を所望する装置を、ユーザが所望するタイミングで操作を行うことができるとは限られない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザの操作性の向上を図ることが可能な、新規かつ改良された制御装置、および制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、ユーザの動きを検出する検出装置から出力される検出情報に基づいて、上記検出情報から特定される上記ユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける対応付け部と、上記所定の座標系に対応付けられた上記ユーザの動きに基づいて、上記ユーザの動きによる操作の対象となる操作対象を制御する制御処理を行う処理部と、を備える、制御装置が、提供される。
かかる構成によって、ユーザは、動きによる操作によって操作対象を操作することができる。また、ユーザは、上述した視線によって装置が選択される操作システムのように操作したい装置に視線を向けて装置を選択する必要は、ない。よって、かかる構成によって、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
また、上記検出装置は、上記ユーザにより操作される操作装置であり、上記検出情報から特定される上記ユーザの動きは、上記検出装置に対する上記ユーザの操作の動きであってもよい。
また、上記対応付け部は、上記検出情報から特定される上記ユーザの動きに対応する座標値を、上記所定の座標系における座標値へ変換することによって、上記ユーザの動きを上記所定の座標系に対応付けてもよい。
また、上記処理部は、上記所定の座標系に対応付けられた上記ユーザの動きに対応する処理を、上記制御処理として行ってもよい。
また、上記処理部は、制御する上記操作対象を通知させてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、ユーザの動きを検出する検出装置と、制御装置と、を有し、上記制御装置は、上記検出装置から出力される検出情報に基づいて、上記検出情報から特定される上記ユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける対応付け部と、上記所定の座標系に対応付けられた上記ユーザの動きに基づいて、上記ユーザの動きによる操作の対象となる操作対象を制御する制御処理を行う処理部と、を備える、制御システムが、提供される。
かかる構成によって、ユーザは、動きによる操作によって操作対象を操作することができ、また、上述した視線によって装置が選択される操作システムのように操作したい装置に視線を向けて装置を選択する必要は、ない。よって、かかる構成によって、ユーザの操作性の向上を図ることが可能な制御システムが、実現される。
本発明によれば、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る制御システムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御システムの適用例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る検出装置の構成の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御装置における処理の一例を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る制御装置における処理の一例を示す流れ図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[1]本発明の実施形態に係る制御システム
本発明の実施形態に係る制御システムは、制御システムを利用する者(以下、「ユーザ」と示す。)が、動きによって1つの装置または複数の装置それぞれを操作することが可能なシステムである。本発明の実施形態に係る制御システムでは、本発明の実施形態に係る検出装置がユーザの動きを検出し、本発明の実施形態に係る制御装置が検出されたユーザの動きによる操作の対象となる装置を制御することによって、ユーザの動きによる操作が実現される。以下では、本発明の実施形態に係る制御装置により制御される、ユーザの動きによる操作の対象となる装置を、「操作対象」と示す場合がある。
以下、本発明の実施形態に係る制御システムが、1つの本発明の実施形態に係る検出装置と、複数の操作対象とを有している場合を主に例に挙げて、本発明の実施形態に係る制御システムについて説明する。
なお、本発明の実施形態に係る制御システムは、検出装置を複数有していてもよい。検出装置を複数有する場合、本発明の実施形態に係る制御システムでは、例えば、検出装置それぞれにおける動きの検出範囲が重複しないように検出装置が配置される。そして、検出装置それぞれにおける動きの検出範囲が重複しないように検出装置が配置される場合には、制御装置は、例えば、検出装置それぞれにより検出されたユーザの動きによって、操作対象を制御する。また、検出装置を複数有する場合、本発明の実施形態に係る制御システムでは、例えば、検出装置それぞれにおける動きの検出範囲の一部または全部が重複するように検出装置が配置されていてもよい。検出装置それぞれにおける動きの検出範囲の一部または全部が重複する場合には、例えば、検出装置に対して優先度が設定される。そして、複数の検出装置においてユーザの動きが検出された場合、制御装置は、例えば、優先度がより高い検出装置により検出されたユーザの動きによって、操作対象を制御する。なお、検出装置を複数有する本発明の実施形態に係る制御システムの例が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
また、本発明の実施形態に係る制御システムにおける操作対象は、1つであってもよい。1つの操作対象を有する本発明の実施形態に係る制御システムでは、ユーザの動きによる操作に基づいて、当該1つの操作対象の機能が制御される。
図1は、本発明の実施形態に係る制御システム1000の一例を示すブロック図である。制御システム1000は、例えば、検出装置100と、制御装置200と、操作対象300A、300B、…とを有する。以下では、操作対象300A、300B、…を総称して、または、操作対象300A、300B、…のうちの1つを指して、「操作対象300」と示す場合がある。
制御システム1000は、例えば、“自動車、飛行機、船、電車などの移動体に設けられるシステム”、“交通システムなどの管制を行う管制室に設けられるシステム”、“電力システムなどの制御を行う制御室に設けられるシステム”、“ホームネットワークシステム”など、様々なシステムに適用することが可能である。以下では、制御システム1000が自動車に適用される場合を例に挙げる。
図2は、本発明の実施形態に係る制御システム1000の適用例を示す説明図である。図2では、制御システム1000が自動車に適用される例を示している。
図2に示すように、制御システム1000は、例えば、検出装置100と、操作対象300とを有する。
検出装置100は、ユーザの動きを検出する装置である。検出装置100は、例えば、センターコンソールなどの自動車における所定の位置に配置され、当該所定の位置で支持される。なお、検出装置100が配置される所定の位置は、図2に示す例に限られない。例えば、検出装置100は、車内のレイアウトやユーザの動きの検出精度などを考慮して、車内の任意の位置に配置されうる。また、検出装置100が、後述するようなユーザにより操作される操作装置である場合、検出装置100は、検出装置100を用いる者の操作性を考慮して配置されてもよい。
検出装置100としては、運転者などの車両の搭乗者により操作される操作装置が挙げられる。車両の搭乗者は、例えば、検出装置100を把持し、把持した状態で操作する。なお、車両の搭乗者は、例えば、検出装置100を把持せず、検出装置100に手を置いて操作することも可能である。制御システム1000が自動車に適用される場合、運転者などの車両の搭乗者が、ユーザに該当する。
ユーザが検出装置100に対して行うことが可能な操作としては、例えば検出装置100が把持された状態での指の動きによる操作などの、“検出装置100に対するユーザの動きによる操作”が挙げられる。また、ユーザが検出装置100に対して行うことが可能な操作には、例えば“検出装置100が備えるスイッチ(後述する)に対する操作”が含まれていてもよい。
なお、検出装置100は、操作装置に限られない。例えば、検出装置100は、任意の方式でユーザの動きを検出することが可能な動き検出センサであってもよい。検出装置100が動き検出センサである場合の一例を挙げると、検出装置100としては、例えば、“ステレオカメラとプロセッサとを有し、ステレオカメラにより撮像された撮像画像から動きを検出するセンサ”や、“ToF(Time-of-Flight)方式により動きを検出するセンサ”が、挙げられる。また、検出装置100は、後述するセンサ104と同様の機能、構成を有するセンサであってもよい。
以下では、検出装置100が操作装置として機能する場合、すなわち、検出装置100が、ユーザの動きを検出する機能を有すると共に、ユーザが操作を行うことが可能な機能を有する場合を、主に例に挙げる。
検出装置100は、検出されたユーザの動きに対応する検出情報を、制御装置200に対して出力する。検出装置100が操作装置である場合、検出装置100が出力する検出情報を示す信号は、ユーザの動きによる操作に応じた操作信号に該当する。また、検出装置100がスイッチ(後述する)を備える場合、検出装置100は、スイッチ(後述する)に対する操作に応じた操作信号を、制御装置200に対して出力してもよい。検出装置100の構成の一例、および検出情報の一例については、後述する。
操作対象300は、ユーザの動きによる操作の対象となる装置であり、制御装置200により制御される。検出装置100が操作装置である場合、操作対象300は、検出装置100による操作の対象となる装置に該当する。
操作対象300としては、例えば、“液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、ヘッドアップディスプレイなどの表示装置”(例えば図2に示す対象装置300A、300B、300C)、“空調装置”(例えば図2に示す対象装置300D)、“パワーウィンドウ”(例えば図2に示す対象装置300E、300F)、“ハンドル”(例えば図2に示す対象装置300G)、“オーディオ装置”(図2では図示せず)、“サイドミラー”(図2では図示せず)など、自動車の車内または自動車の車体に設けられる様々な装置が、挙げられる。
また、図2では図示されていないが、制御システム1000は、操作対象300を制御する制御装置200を有する。制御装置200は、例えば、検出装置100から出力される検出情報、または、検出装置100から出力されるスイッチ(後述する)に対する操作に応じた操作信号に基づいて、操作対象300に対して制御信号を出力することによって、操作対象300を制御する。
制御装置200が行う操作対象300の制御としては、例えば、操作対象300の電源のオン/オフ(操作対象300の動作/非動作)、動作している操作対象300の機能の調整、表示装置(操作対象300の一例)の表示画面に表示されるGUIの表示の変更など、操作対象300の動作に関する任意の制御が、挙げられる。制御装置200は、制御内容に対応する命令を含む制御信号を出力することによって、操作対象300を制御する。
制御装置200としては、例えば統合ECU(Electronic Control Unit)やボディ系ECU、情報系ECUなどの、コンピュータが挙げられる。制御システム1000が自動車に適用される場合、例えば自動車が備える複数のECUによって、制御装置200の機能が実現されていてもよい。また、本発明の実施形態に係る制御システムでは、検出装置100が制御装置200として機能してもよい。制御装置200の構成の一例については、後述する。
検出装置100、制御装置200、および複数の操作対象300それぞれは、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay、MOST(Media Oriented System Transport)などの車載ネットワークを介して電気的に接続される。
また、図2に示すように、制御システム1000が適用される自動車には、ハンドルなどの自動車を動かすために用いられる操作装置など、一般的に自動車に設けられる様々な装置が設けられる。さらに、制御システム1000が適用される自動車は、モ−タなどの動力源、車輪、および動力源により発生された動力を車輪に伝達するための伝動装置、ブレ−キ機構など、自動車の移動に係る様々な装置(または機構)を含む。
制御システム1000において、検出装置100は、例えばユーザの動きの検出結果に応じた検出情報を出力する。制御装置200は、検出情報から特定されるユーザの動きに基づいて、複数の操作対象300のうちのユーザの動きに対応する操作対象300を制御する。よって、制御システム1000では、ユーザの動きによって特定の操作対象300が動作する。
したがって、制御システム1000を用いるユーザは、複数の装置(操作対象300)のうちの操作を所望する特定の装置を、動きによって動作させることができる。
以下では、制御システム1000が図2に示すように自動車に適用される場合を主に例に挙げて、制御システム1000を構成する検出装置100、制御装置200、および操作対象300について、説明する。また、以下では、検出装置100が図2に示すように操作装置である場合を主に例に挙げる。
[1−1]検出装置100
検出装置100は、図2に示すセンターコンソールなどの所定の位置で支持され、ユーザにより操作される。検出装置100は、検出装置100に対するユーザの操作の動きを検出する。
図3は、本発明の実施形態に係る検出装置100の構成の一例を示す説明図であり、操作装置として機能する検出装置100の構成の一例を示している。図3のAは、ユーザが検出装置100を操作する場合の一例を示している。また、図3のBは、図3のAに示す検出装置100の右側面を概略的に示すと共に、検出装置100を構成する部材の一部を示している。なお、操作装置として機能する検出装置100の形状、外観が、図3に示す例に限られないことは、言うまでもない。
検出装置100は、例えば図3のAに示すようにユーザにより把持されて操作される。また、検出装置100は、把持されずにユーザが手を置いた状態で操作されてもよい。
検出装置100は、例えば図3のBに示すように、操作体102と、センサ104と、スイッチ106と、出力回路108とを備える。
また、検出装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの検出装置100全体を制御するプロセッサ(図示せず)や、ROM(Read Only Memory。図示せず)、RAM(Random Access Memory。図示せず)などを備えていてもよい。
ROM(図示せず)は、例えばプロセッサ(図示せず)が使用するプログラムや演算パラメータなどのデータを記憶する。RAM(図示せず)は、例えば、プロセッサ(図示せず)により実行されるプログラムや、処理データなどを一時的に記憶する。
なお、検出装置100では、例えば出力回路108などがプロセッサ(図示せず)の役目を果たしていてもよい。また、ROM(図示せず)およびRAM(図示せず)の一方または双方は、プロセッサ(図示せず)の役目を果たす部材に設けられていてもよい。
検出装置100は、例えば、検出装置100が備えているバッテリなどの内部電源から供給される電力、または、制御システム1000が有する電源などの外部電源から供給される電力などによって、駆動する。
[1−1−1]操作体102
操作体102は、検出装置100の筐体であり、操作体102の表面部分または内部に、検出装置100の各構成部材が設けられる。
操作体102は、所定の位置で固定的に支持される。操作体102が所定の位置で固定的に支持されることによって、検出装置100におけるユーザの動きの検出範囲を一定に保つことが可能となるので、検出装置100は、ユーザの動きを安定的に検出することができる。また、検出装置100が操作装置として機能する場合、操作体102が所定の位置で固定的に支持されることによって、ユーザは、より安定して操作を行うことができる。
[1−1−2]センサ104
センサ104は、検出装置100に対するユーザの動きを検出するセンサである。センサ104は、例えば図3のAおよび図3のBに示すように、操作体102の上部(図3における上側に対応)に設けられ、検出装置100を操作しているユーザの指の動きを検出する。
センサ104としては、例えば、“静電センサ”や、“ステレオカメラなどの撮像デバイスで構成される画像センサ”、“複数の赤外線センサが、マトリクス状や十字状などの任意の並び方で配置されているセンサ”など、操作体102を操作しているユーザの動きを検出することが可能な、任意のセンサが、挙げられる。
センサ104が静電センサである場合、センサ104は、例えば操作点の位置を示すデータ(例えば、操作面における座標を示すデータ)を、検出結果として出力回路108へ伝達する。本発明の実施形態に係る操作点とは、操作面に設定されている複数の検出点のうち、静電容量の検出値に基づいて操作面に対して操作が行われたと判定された検出点である。
センサ104が画像センサである場合、センサ104は、例えば撮像デバイスにおける撮像により生成された画像データを、検出結果として出力回路108へ伝達する。
センサ104が、複数の赤外線センサが配置されているセンサである場合、センサ104は、例えば、物体を検出した赤外線センサの位置を示すデータ(例えば、複数の赤外線センサが配置される配置面における座標を示すデータ)を、検出結果として出力回路108へ伝達する。
なお、センサ104から出力回路108へと伝達される検出結果が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
検出装置100が操作装置として機能する場合、ユーザは、例えば操作体102を把持している状態で指を動かすことや操作体102に手を置いた状態で指を動かすことによって、操作対象300を操作することが可能である。以下では、センサ104により検出されるユーザの動きによる操作などの、検出装置100に対するユーザの動きによる操作を、「動き操作」と示す場合がある。
[1−1−3]スイッチ106
スイッチ106は、ユーザが操作することが可能な操作用のスイッチである。
スイッチ106としては、例えば、ユーザが押下することにより操作されるボタンスイッチが挙げられる。例えば、スイッチ106に対する操作が行われてスイッチ106がオン状態(導通)となると、スイッチ106がオン状態となったことに応じて所定のパルス幅のパルス信号が、出力回路108へと伝達される。スイッチ106がオン状態となることにより出力回路108へと伝達されるパルス信号のパルス幅は、一定であってもよいし、スイッチ106がオン状態となっている期間に応じて可変してもよい。
なお、スイッチ106は、ボタンスイッチに限られず、例えば、トグルスイッチや、静電スイッチなどの、ユーザが操作することが可能な任意の方式のスイッチであってもよい。また、スイッチ106がオン状態となることにより出力回路108へと伝達される信号は、パルス信号に限られず、スイッチ106がオン状態となったことが出力回路108において検出することが可能な任意の信号であってもよい。以下では、スイッチ106がボタンスイッチであり、スイッチ106がオン状態となることにより出力回路108へと伝達される信号がパルス信号である場合を例に挙げる。
スイッチ106は、例えば、ユーザが操作体102を把持した状態で操作が可能な任意の位置や、ユーザが操作体102に手を置いた状態で操作が可能な任意の位置など、検出装置100を用いるユーザが操作を行うことが可能な任意の位置に設けられる。なお、図3のAおよび図3のBに示すスイッチ106が設けられる位置は一例であり、スイッチ106が設けられる位置は図3のAおよび図3のBに示す例に限られない。
また、検出装置100は、スイッチ106を複数備えていてもよい。検出装置100がスイッチ106を複数備える場合、スイッチ106それぞれに対して機能が割り当てられる。複数のスイッチ106に対して割り当てられる機能の一例としては、例えば、一のスイッチ106に対して、決定する機能が割り当てられ、他のスイッチ106に対して、決定をキャンセルする機能(決定を解除する機能)が割り当てられることが、挙げられる。
検出装置100がスイッチ106を複数備える場合における、スイッチ106それぞれから出力回路108へと伝達される信号としては、例えばパルス幅が相異なるパルス信号が挙げられる。
上記のように、パルス幅が相異なるパルス信号が、スイッチ106それぞれに対する操作に応じた操作信号として検出装置100から出力されることによって、制御装置200は、パルス幅によってスイッチ106に対する操作の種別を判定することが可能である。また、制御装置200が、判定されたスイッチ106に対する操作の種別に応じた処理を行うことによって、制御装置200では、スイッチ106それぞれに対して割り当てられている機能に応じた処理が、行われる。つまり、制御装置200が判定するスイッチ106に対する操作の種別が、スイッチ106に対して割り当てられている機能に該当する。
なお、検出装置100が1つのスイッチ106を備える場合であっても、制御装置200がスイッチ106に対する操作の種別を判定することによって、スイッチ106に対して複数の機能を割り当てることが可能である。
スイッチ106がボタンスイッチである場合を例に挙げると、スイッチ106に対する操作の種別としては、操作の種別を判定する所定の期間内に1回のスイッチ106に対する操作が検出されたこと、当該所定の期間内に2回のスイッチ106に対する操作が検出されたことなど、当該所定の期間内に検出されるスイッチ106に対する操作の回数で表される種別が、挙げられる。操作の種別を判定する所定の期間は、予め設定されている固定の期間であってもよいし、制御システム1000を用いるユーザの操作によって変更可能な可変の期間であってもよい。
制御装置200は、例えば、スイッチ106に対する操作に応じた操作信号が取得されたことをトリガとして所定の期間内に行われるスイッチ106に対する操作の回数をカウントして、スイッチ106に対する操作の種別を判定する。スイッチ106に対する操作に応じた操作信号がパルス信号である場合を例に挙げると、制御装置200は、操作の種別を判定する所定の期間内に検出されるパルス数をカウントし、検出されたパルス数によってスイッチ106に対する操作の種別を判定する。制御装置200は、例えば、ECUを構成するROMなどの記録媒体に記憶されている“スイッチ106に対する操作の回数(または検出されたパルス数)と、スイッチ106に対する操作の種別とが対応付けられているテーブル(または、データベース)”を参照することによって、スイッチ106に対する操作の種別を判定する。
そして、制御装置200は、判定されたスイッチ106に対する操作の種別に応じた処理を行う。よって、検出装置100が1つのスイッチ106を備える場合であっても、制御装置200は、スイッチ106それぞれに対して割り当てられている機能に応じた処理を、行うことができる。制御装置200における判定されたスイッチ106に対する操作の種別に応じた処理の一例については、後述する。
[1−1−4]出力回路108
出力回路108は、センサ104、およびスイッチ106それぞれと電気的に接続される。出力回路108は、センサ104の検出結果に応じた検出情報を出力する。上述したように、出力回路108が出力する検出情報を示す信号は、動き操作に応じた操作信号に該当する。また、出力回路108は、スイッチ106に対して行われた操作に応じた操作信号を出力する。
制御システム1000が自動車に適用される場合、出力回路108は、例えば車載ネットワークを介して制御装置200に対して、センサ104の検出結果に応じた検出情報、または、スイッチ106に対して行われた操作に応じた操作信号を出力する。なお、出力回路108は、任意の通信方式の無線通信、または、任意の通信方式の有線通信によって、検出情報などを制御装置200に対して出力してもよい。
例えば、動き操作が行われてセンサ104から検出結果が伝達されると、出力回路108は、センサ104により検出された動きに応じた検出情報を出力する。
出力回路108は、例えばセンサ104から伝達されるデータを、センサ104により検出された動きに応じた検出情報として出力する。一例を挙げると、例えばセンサ104が静電センサである場合、出力回路108は、操作点の位置を示すデータを検出情報として出力する。また、例えばセンサ104が画像センサである場合、出力回路108は、画像データを検出情報として出力する。また、例えばセンサ104が複数の赤外線センサが配置されているセンサである場合、出力回路108は、物体を検出した赤外線センサの位置を示すデータを検出情報として出力する。
また、出力回路108は、センサ104から伝達されるデータに対して所定の処理を行った結果を、検出情報として出力してもよい。一例を挙げると、例えばセンサ104が画像センサである場合、出力回路108は、画像データに対して後述するユーザの動きに対応する座標値を得る処理を行い、“ユーザの動きに対応する、画像センサが動きを検出する実空間における座標値”を示す検出情報を、出力する。
また、出力回路108は、検出情報であることを示すデータ識別情報(例えばIDなど)が付加された検出情報を、出力してもよい。出力回路108は、例えば、検出情報のヘッダ部分などに、データ識別情報を付加する。
以下では、出力回路108が、センサ104から伝達されるデータを検出情報として出力する場合を、例に挙げる。
また、例えば、スイッチ106に対する操作が行われ、スイッチ106からパルス信号が伝達されると、出力回路108は、スイッチ106に対する操作に応じた操作信号を出力する。出力回路108は、例えば、スイッチ106から伝達されるパルス信号を、スイッチ106に対する操作に応じた操作信号として出力する。
なお、出力回路108が出力する検出情報と、出力回路108が出力するスイッチ106に対する操作に応じた操作信号が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。また、出力回路108は、上記のような検出情報およびスイッチ106に対する操作に応じた操作信号を出力することが可能な、任意の構成の回路で実現される。
検出装置100は、例えば図3を参照して示した構成を有する。なお、検出装置100の構成は、図3を参照して示した構成に限られない。
例えば、検出装置100は、スイッチ106を備えていなくてもよい。検出装置100がスイッチ106を備えない場合であっても、検出装置100は、検出情報を出力することが可能である。また、後述するように、制御装置200は、検出情報から特定されるユーザの動きに基づいて、操作対象を制御する。よって、検出装置100がスイッチ106を備えない場合であっても、制御システム1000では、ユーザの動きによって特定の操作対象300を動作させることができる。
また、上述したように、検出装置100は、操作装置としての機能を有さない構成をとることが可能である。操作装置としての機能を有さない構成の検出装置100としては、例えば上述した動き検出センサなどが挙げられる。
[1−2]操作対象300
操作対象300は、ユーザの動きによる操作の対象となる装置である。操作対象300は、検出装置100において検出されたユーザの動きに基づいて制御装置200により制御される。
制御装置200による操作対象300の制御としては、例えば上述したように、操作対象300の電源のオン/オフ(操作対象300の動作/非動作)、動作している操作対象300の機能の調整、表示装置(操作対象300の一例)の表示画面に表示されるGUIの表示の変更などが、挙げられる。
[1−3]制御装置200
制御装置200は、検出装置100から出力される検出情報に基づいて、操作対象300を制御する。
より具体的には、制御装置200は、例えば、検出情報から特定されるユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける。制御装置200は、例えば後述する対応付け処理を行うことによって、検出情報から特定されるユーザの動きを所定の座標系に対応付ける。
本発明の実施形態に係る所定の座標系としては、例えば、仮想空間における位置を表すことが可能な任意の位置を原点とする空間座標系が挙げられる。つまり、仮想空間における位置は、所定の座標系の原点を基準とした絶対位置を示す座標で表すことが可能である。
制御装置200は、検出情報から特定されるユーザの動きを所定の座標系に対応付けることによって、検出装置100において検出されたユーザの動きを、仮想空間におけるユーザの動きに変換する。制御装置200が検出装置100において検出されたユーザの動きを仮想空間におけるユーザの動きに変換することによって、ユーザの動きは、実際の動きから操作対象300の制御のためのユーザの動きへと変換される。
制御装置200が実際のユーザの動きを操作対象300の制御のためのユーザの動きへと変換して操作対象300を制御することによって、制御装置200は、例えば、実際のユーザの動きから認識する操作対象300の制御のためのユーザの動きを、処理に応じて変えることができる。一例を挙げると、制御装置200は、例えば、“ユーザが複数の操作対象300から操作の対象となる操作対象300を選択するときに認識するユーザの動き”を、検出情報から特定されるユーザの動きよりも大きくする。また、他の例を挙げると、制御装置200は、“ユーザが選択された操作対象300を操作するときに認識するユーザの動き”を、検出情報から特定されるユーザの動きよりも小さくする、または、検出情報から特定されるユーザの動きと同一とする。
例えば図3に示す検出装置100に対して動き操作が行われる場合、動き操作が認識される範囲がセンサ104の検出範囲に限られることから、動き操作のためにユーザが指を動かすことが可能な範囲が限られる。つまり、操作装置として機能する検出装置100に対して動き操作を行うときには、動き操作のためのユーザの動きが制限される場合がある。上記のように動き操作のためのユーザの動きが制限される場合であっても、制御装置200は、操作対象300の制御のためのユーザの動きを処理に応じて変えることが可能であるので、ユーザの動き操作の操作性の低下は、防止される。したがって、例えば上記のように、制御装置200が操作対象300の制御のためのユーザの動きを処理に応じて変えることによって、ユーザの動き操作の操作感の維持、向上を図ることができる。
なお、制御装置200が、実際のユーザの動きから認識する操作対象300の制御のためのユーザの動きを、処理によらずに同一とすることが可能であることは、言うまでもない。
検出情報から特定されるユーザの動きが所定の座標系に対応付けられると、制御装置200は、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づいて、操作対象300を制御する。
また、例えば検出装置100が図3に示す構成である場合、制御装置200は、検出装置100から出力されるスイッチ106に対する操作に応じた操作信号に基づいて、操作対象300を制御する。
制御装置200は、例えば後述する制御処理を行うことによって、操作対象300を制御する。
制御システム1000が自動車に適用される場合、制御装置200としては、例えば上述したように、統合ECUなどのコンピュータが挙げられる。また、制御システム1000が飛行機や船などの移動体に適用される場合、制御装置200としては、例えば、当該移動体に設けられるプロセッサや、当該プロセッサを含むコンピュータが、挙げられる。また、制御システム1000が、管制室や制御室に設けられるシステム、ホームネットワークシステなどに適用される場合、制御装置200としては、例えば、サーバやPC(Personal Computer)などのコンピュータが、挙げられる。
以下では、制御システム1000が自動車に適用され、制御装置200がECUである場合を例に挙げて、制御装置200について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る制御装置200の構成の一例を示すブロック図である。制御装置200は、例えば、通信部202と、制御部204とを備える。
制御装置200は、例えば、制御装置200が備えているバッテリなどの内部電源から供給される電力、または、制御システム1000が有する電源などの外部電源から供給される電力などによって、駆動する。
[1−3−1]通信部202
通信部202は、検出装置100から出力される検出情報などを受信し、複数の操作対象300それぞれに対して制御信号を送信する。
通信部202としては、例えば、ECUを構成するMCU(Micro Controller Unit)が挙げられる。また、ECUが、MCUを保護するための保護回路と、受信される信号をMCUが処理することが可能な信号に変換する変換回路との一方または双方を備える場合、MCUと、保護回路および変換回路の一方または双方とが、通信部202の役目を果たしてもよい。
[1−3−2]制御部204
制御部204は、制御装置200全体を制御する役目を果たす。
また、制御部204は、例えば、対応付け部210と、処理部212とを備え、検出装置100から出力される検出情報に基づいて、操作対象300を制御する。
例えば検出装置100が図3に示す構成である場合、制御部204は、さらに、検出装置100から出力されるスイッチ106に対する操作に応じた操作信号に基づいて、操作対象300を制御する。なお、検出装置100がスイッチ106を有さない構成である場合、制御部204は、例えば、スイッチ106と同様の役目を果たす操作装置から出力される操作信号に基づいて、後述するスイッチ106に対する操作に応じた操作信号に基づく制御と同様に、操作対象300を制御してもよい。スイッチ106と同様の役目を果たす操作装置としては、例えば、車内に設けられているスイッチや、リモートコントローラなどが、挙げられる。
制御部204としては、例えば、ECUを構成するMCUが挙げられる。
[1−3−2−1]対応付け部210
対応付け部210は、検出情報に基づいて、検出情報から特定されるユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける(対応付け処理)。
対応付け部210は、例えば、検出情報から特定されるユーザの動きに対応する座標値を、所定の座標系における座標値へ変換することによって、ユーザの動きを所定の座標系に対応付ける。
例えば、検出装置100が備えるセンサ104が静電センサであり、検出情報が操作点の位置を示すデータである場合(センサ104が静電センサである場合における検出情報の一例)、ユーザの動きに対応する座標値としては、静電センサの操作面における操作点の座標値が、挙げられる。
また、例えば、検出装置100が備えるセンサ104が画像センサであり、検出情報が画像データである場合、ユーザの動きに対応する座標値としては、画像センサが動きを検出する実空間における座標値が、挙げられる。実空間における座標値は、例えば、実空間における任意の位置を原点とする絶対的な空間座標系の座標で表される。対応付け部210は、例えば、画像データが示すステレオ画像に対して、任意の三次元計測法に係る処理を行うことによって、ユーザの動きに対応する座標値を得る。なお、ユーザの動きに対応する座標値を得る処理は、対応付け部210の外部(例えば、制御装置200の他の構成要素、検出装置100、または、外部のECUなど)において行われてもよい。
また、例えば、検出装置100が備えるセンサ104が複数の赤外線センサが配置されているセンサであり、検出情報が赤外線センサの位置を示すデータである場合(センサ104が、複数の赤外線センサが配置されているセンサである場合における検出情報の一例)、ユーザの動きに対応する座標値としては、複数の赤外線センサが配置される配置面における座標値が、挙げられる。
対応付け部210は、例えばECUを構成するROMなどの記録媒体に記憶されている変換行列を用いることによって、上記のような検出情報から特定されるユーザの動きに対応する座標値を、所定の座標系における座標値へ変換する。なお、対応付け部210は、座標変換を行うことが可能な任意のアルゴリズムの演算を行うことによって、検出情報から特定されるユーザの動きに対応する座標値を、所定の座標系における座標値へ変換してもよい。
また、対応付け部210は、後述する選択状態情報が示す操作対象300の選択状態に基づいて、座標値の変換に用いる変換行列を変えてもよい。対応付け部210が用いる変換行列を変えることによって、制御装置200では、上述したような“実際のユーザの動きから認識する操作対象300の制御のためのユーザの動きを、処理に応じて変えること”が実現される。
[1−3−2−2]処理部212
処理部212は、対応付け部210において所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づいて、操作対象300を制御する制御処理を行う。処理部212は、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに対応する処理を、制御処理として行う。
所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに対応する処理としては、例えば、複数の操作対象300から操作の対象となる操作対象300を選択する操作対象選択処理と、選択された操作対象300を制御する操作対象制御処理とが、挙げられる。なお、制御システム1000を構成する操作対象300が1つである場合、処理部212は、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに対応する処理として、操作対象制御処理のみを行ってもよい。
処理部212は、例えば、操作対象300が選択されているか否かを示す選択状態情報に応じて、操作対象選択処理または操作対象制御処理を行う。選択状態情報としては、例えば、操作対象300が選択されているか否かを示すフラグが挙げられる。選択状態情報は、例えばECUを構成するRAMなどの記録媒体に記憶される。
処理部212は、選択状態情報が操作対象300が選択されていない状態を示すときに操作対象選択処理を行い、選択状態情報が操作対象300が選択されている状態を示すときに操作対象制御処理を行う。
処理部212は、例えば、検出装置100から出力されるスイッチ106に対する操作に応じた操作信号に基づいてスイッチ106に対する操作の種別を判定し、操作の種別の判定結果に応じて選択状態情報が示す状態を更新する。一例を挙げると、“選択状態情報が、操作対象300が選択されていない状態を示し、かつ、スイッチ106に対する操作の種別が、決定する機能に対応する操作であると判定された場合”に、処理部212は、複数の操作対象300から操作の対象となる操作対象300を選択すると共に、選択状態情報を、操作対象300が選択されている状態に更新する。また、他の例を挙げると、“選択状態情報が、操作対象300が選択されている状態を示し、かつ、スイッチ106に対する操作の種別が、決定を解除する機能に対応する操作であると判定された場合”に、処理部212は、選択されている操作対象300の選択を解除すると共に、選択状態情報を、操作対象300が選択されていない状態に更新する。
(A)制御処理の第1の例:操作対象選択処理
処理部212は、例えば、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づいて、複数の操作対象300から操作の対象となる操作対象300の候補を特定する。
処理部212は、例えば、ECUを構成するROMなどの記録媒体に記憶されている“所定の座標系における座標値、および装置を示す識別情報(例えばIDなど)が対応付けられているテーブル(またはデータベース)”を参照することによって、操作対象300の候補を特定する。処理部212は、例えば、検出情報から特定されるユーザの動きの終点に対応する座標値と、上記テーブル(またはデータベース)に記憶されている座標値との距離が、最も小さい識別情報を特定することによって、操作対象300の候補を特定する。なお、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づく操作対象300の候補の特定方法が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
また、処理部212は、例えば、スイッチ106に対する操作に応じた操作信号に基づいて、特定された操作対象300の候補を、操作対象300として決定する。処理部212は、例えば上述したように、スイッチ106に対する操作の種別を判定し、決定する機能に対応する操作であると判定された場合に、操作対象300の候補を操作対象300として決定する。
処理部212は、例えば上記のような処理を行うことによって、複数の操作対象300から操作の対象となる操作対象300を選択する。
また、処理部212は、例えば、スイッチ106に対する操作に応じた操作信号に基づいて、操作対象300の選択を解除することも可能である。処理部212は、例えば上述したように、スイッチ106に対する操作の種別を判定し、決定を解除する機能に対応する操作であると判定された場合に、操作対象300の選択を解除する。
(B)制御処理の第2の例:操作対象制御処理
処理部212は、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づいて、選択された操作対象300を制御する。
処理部212は、例えば、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きの変化から“動きの方向”、“動きの方向および動き量”、または“動きの軌跡”を特定することによって、所定の座標系に対応付けられたユーザの動きを特定する。処理部212が特定する所定の座標系に対応付けられたユーザの動きとしては、例えば、ユーザの前後左右の動き(水平方向の動き)、ユーザの上下の動き(垂直方向の動き)、または、これらの組み合わせによる所定のジェスチャが、挙げられる。
一例を挙げると、処理部212は、動きが変化した方向からユーザの前後左右の動きとユーザの上下の動きとを特定する。また、処理部212は、動きの変化量から動き量を特定する。また、処理部212は、特定された動きの軌跡と、記録媒体に記憶されている“軌跡の形状とジェスチャとが対応付けられているテーブル(またはデータベース)”とから、特定された動きの軌跡に対応する所定のジェスチャを特定する。なお、ユーザの動きの特定方法が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
そして、処理部212は、特定された動きに対応する処理を行うことによって、選択された操作対象300を制御する。処理部212は、例えば、操作対象300ごとに記録媒体に記憶される“ユーザの動きと、実行する処理とが対応付けられているテーブル(またはデータベース)”を参照することによって、特定された動きに対応する処理を特定する。
図5は、本発明の実施形態に係る制御装置200における処理の一例を説明するための説明図である。図5は、“図2において符号300Aが付された表示装置が操作対象300として選択された後に、図3に示す検出装置100を操作しているユーザが指を動かす動き操作を行うことによって、選択された操作対象300が制御される例”を示している。
図5に示す例において、処理部212が所定の座標系に対応付けられたユーザの動きの変化から“動きの方向”を特定する場合、処理部212は、特定された動きの方向に対応して表示装置の表示画面に表示されているGUIの表示を変更する。特定された動きの方向に対応するGUIの表示の変更例としては、下記に示す例が挙げられる。
・表示装置の表示画面に表示されているアイコン(GUIを構成する表示オブジェクトの一例。以下、同様とする。)を、特定された動きの方向にスクロールさせる。
・表示装置の表示画面に表示されているカーソル(GUIを構成する表示オブジェクトの他の例。以下、同様とする。)を、特定された動きの方向に移動させる。
図5に示す例において、処理部212が所定の座標系に対応付けられたユーザの動きの変化から“動きの方向および動き量”を特定する場合、処理部212は、特定された動きの方向および動き量に対応して表示装置の表示画面に表示されているGUIの表示を変更する。特定された動きの方向および動き量に対応するGUIの表示の変更例としては、下記に示す例が挙げられる。
・表示装置の表示画面に表示されているアイコンを、特定された動きの方向に、特定された動き量分スクロールさせる。
・表示装置の表示画面に表示されているカーソルを、特定された動きの方向に、特定された動き量分移動させる。
図5に示す例において、処理部212が所定の座標系に対応付けられたユーザの動きの変化から“動きの軌跡”を特定する場合、処理部212は、特定された動きの軌跡に対応する所定のジェスチャに対応する処理を行う。一例を挙げると、所定のジェスチャが決定のためのジェスチャである場合、処理部212は、表示装置の表示画面に表示されているアイコンのうちの、選択されているアイコンに対応付けられている処理を実行する。選択されているアイコンの一例としては、例えば“表示装置の表示画面に表示されているアイコンのうち、カーソルが当たっているアイコン”が挙げられる。
処理部212は、例えば、特定された動きの軌跡がジェスチャに対応付けられている軌跡の形状のうちのどの軌跡の形状に該当するかを、推定する。処理部212は、例えば、特定された動きの軌跡に対して任意のアルゴリズムで補正、補間を行い、ジェスチャに対応付けられている軌跡の形状とのマッチングを行うことによって、上記推定を行う。処理部212は、推定された軌跡の形状に対応するジェスチャを、動きの軌跡に対応する所定のジェスチャとして特定し、特定された所定のジェスチャに対応する処理を行う。
操作対象300が表示装置である場合、処理部212は、例えば上記に示すような処理を行う。なお、操作対象300が表示装置である場合における処理の例が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
(C)制御処理の第3の例:通知制御処理
なお、処理部212が行う制御処理は、上記(A)に示す操作対象選択処理と、上記(B)に示す操作対象制御処理とに限られない。例えば、処理部212は、制御処理により制御する操作対象300を、通知させてもよい。
制御処理により制御する操作対象300としては、例えば、“上記(A)に示す操作対象選択処理において特定された操作対象300の候補”、“上記(A)に示す操作対象選択処理において選択された操作対象300”、および“上記(B)に示す操作対象制御処理が行われている操作対象300”のうちの一部または全部が、挙げられる。
操作対象300の候補を通知させる場合、処理部212は、例えば下記に示すように操作対象300の候補を通知させる。なお、操作対象300の候補を通知させる例が、下記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
・操作対象300の候補を示す文字列や画像を表示装置の表示画面に表示させることによる視覚的な通知
・操作対象300の候補となった装置を構成する部材(例えば、表示デバイスやランプなど)、または、操作対象300の候補となった装置に対応付けられている部材(例えば、表示デバイスやランプなど)を発光させることによる視覚的な通知
・操作対象300の候補を示す音声をスピーカなどの音声出力装置から出力させることによる聴覚的な通知
・上記に示す通知のうちの2以上の組み合わせ
操作対象300の候補が通知されることによって、ユーザは、動き操作の対象となる操作対象300の候補を、把握することができる。
選択された操作対象300を通知させる場合、処理部212は、例えば下記に示すように選択された操作対象300を通知させる。なお、選択された操作対象300を通知させる例が、下記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
・選択された操作対象300を示す文字列や画像を表示装置の表示画面に表示させることによる視覚的な通知
・選択された操作対象300を構成する部材(例えば、表示デバイスやランプなど)、または、選択された操作対象300に対応付けられている部材(例えば、表示デバイスやランプなど)を発光させることによる視覚的な通知
・選択された操作対象300を示す音声をスピーカなどの音声出力装置から出力させることによる聴覚的な通知
・上記に示す通知のうちの2以上の組み合わせ
選択された操作対象300が通知されることによって、ユーザは、動き操作により操作される操作対象300を、把握することができる。
操作対象制御処理が行われている操作対象300を通知させる場合、処理部212は、例えば下記に示すように操作対象制御処理が行われている操作対象300を通知させる。なお、操作対象制御処理が行われている操作対象300を通知させる例が、下記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
・操作対象制御処理が行われている操作対象300を示す文字列や画像を表示装置の表示画面に表示させることによる視覚的な通知
・操作対象制御処理が行われている操作対象300を構成する部材(例えば、表示デバイスやランプなど)、または、操作対象制御処理が行われている操作対象300に対応付けられている部材(例えば、表示デバイスやランプなど)を発光させることによる視覚的な通知
・操作対象制御処理が行われている操作対象300を示す音声をスピーカなどの音声出力装置から出力させることによる聴覚的な通知
・上記に示す通知のうちの2以上の組み合わせ
操作対象制御処理が行われている操作対象300が通知されることによって、ユーザは、動き操作により操作されている操作対象300を、把握することができる。
制御部204は、例えば対応付け部210および処理部212を備えることによって、検出装置100から出力される検出情報などに基づいて操作対象300を制御する。
なお、制御部204の構成は、図4に示す例に限られない。例えば、制御部204は、制御装置200が有する機能の切り分け方に応じた、任意の構成を有することが可能である。
制御装置200は、例えば図4に示す構成によって、検出装置100から出力される検出情報などに基づいて、操作対象300を制御する。
なお、制御装置200の構成は、図4に示す例に限られない。
例えば、制御装置200は、図4に示す対応付け部210および処理部212の一方または双方を、制御部204とは個別に備えること(例えば、別の処理回路で実現すること)ができる。
また、例えば、通信部202と同様の機能、構成を有する外部の通信デバイスを介して、外部装置と通信を行う場合には、制御装置200は、通信部202を備えていなくてもよい。この場合、制御装置200は、上記外部の通信デバイスを介して検出装置100から出力される検出情報などを取得する。また、制御装置200は、上記外部の通信デバイスを介して複数の操作対象300それぞれに対して制御信号を送信する。
[1−3−3]制御装置200における処理の一例
次に、図4を参照して説明した制御装置200における処理の一例を説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る制御装置200における処理の一例を示す流れ図である。図6に示すステップS100、S102の処理が、図4に示す対応付け部210における処理に該当する。また、図6に示すステップS104の処理が、図4に示す処理部212における処理に該当する。
制御装置200は、検出情報が取得されたか否かを判定する(S100)。制御装置200は、例えば、操作点の位置を示すデータ、画像データ、あるいは、赤外線センサの位置を示すデータなどの、ユーザの動きを特定することが可能なデータが、検出装置100から受信された場合に、検出情報が取得されたと判定する。また、例えば、検出装置100がデータ識別情報を含む検出情報を出力する場合、制御装置200は、データ識別情報を含むデータが受信された場合に、検出情報が取得されたと判定してもよい。
ステップS100において検出情報が取得されたと判定されない場合、制御装置200は、検出情報が取得されたと判定されるまで処理を進めない。
また、ステップS100において検出情報が取得されたと判定された場合、制御装置200は、検出情報から特定されるユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける(S102)。制御装置200は、例えば“変換行列を用いて、検出情報から特定されるユーザの動きに対応する座標値を所定の座標系における座標値へ変換すること”によって、検出情報から特定されるユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける。
制御装置200は、ステップS102において所定の座標系に対応付けられたユーザの動きに基づいて、操作対象300を制御する(S104)。制御装置200は、例えば、上記(A)に示す操作対象選択処理および上記(B)に示す操作対象制御処理を行うことによって、操作対象300を制御する。また、制御装置200は、さらに上記(C)に示す通知制御処理をさらに行ってもよい。
制御装置200が、例えば図6に示す処理を行うことによって、検出装置100から出力される検出情報に基づく操作対象300の制御、すなわち、ユーザの動き操作に基づく操作対象300の制御が、実現される。なお、制御装置200における処理の例が、図6に示す例に限られないことは、言うまでもない。
[2]本発明の実施形態に係る制御システムにより奏される効果の一例
例えば図1に示す制御システム1000のような、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられることによって、例えば下記に示す効果が奏される。なお、本発明の実施形態に係る制御システムにより奏される効果が、下記に示す効果に限られないことは、言うまでもない。
・本発明の実施形態に係る制御システムでは、検出装置100がユーザの動きを検出し、制御装置200が検出されたユーザの動きにより操作対象300を制御する。よって、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられる場合、ユーザは、指などの動きにより所望の装置を操作することが可能である。また、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられる場合、ユーザは、操作したい装置に視線を向けて装置を選択する必要はない。よって、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられる場合、上述した視線によって装置が選択される操作システムが用いられる場合よりも、ユーザの操作性の向上を図ることができうる。
・制御装置200は、実際のユーザの動きを操作対象300の制御のためのユーザの動きへと変換して操作対象300を制御するので、操作対象300の制御のためのユーザの動きを、処理に応じて変えることが可能である。上述したように、操作装置として機能する検出装置100に対してユーザが動き操作を行うときには、動き操作のためのユーザの動きが制限される場合がある。しかしながら、制御装置200は操作対象300の制御のためのユーザの動きを処理に応じて変えることが可能であるので、ユーザの動き操作の操作性の低下が防止され、また、ユーザの動き操作の操作感の維持、向上が図られる。
・図3に示す操作装置として機能する検出装置100に対して動き操作を行う場合、ユーザは、例えば検出装置100を把持した状態または検出装置100に手を置いた状態で、指を動かすことなどによって動き操作を行う。よって、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられる場合、ユーザは、より安定した状態で動き操作を行うことができ、また、ユーザは、操作方法や動きが検出される範囲をより容易に理解することができる。
・図3に示す操作装置として機能する検出装置100に対して動き操作を行う場合、ユーザは、例えば所定の位置で支持されている検出装置100を把持した状態または所定の位置で支持されている検出装置100に手を置いた状態で、動き操作とスイッチ106に対する操作とを行う。よって、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられる場合には、操作時におけるユーザの身体的な負荷を軽減することが可能である。
・以上より、本発明の実施形態に係る制御システムが用いられることによって、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
[3]本発明の実施形態に係るプログラム
コンピュータを、本発明の実施形態に係る制御装置として機能させるためのプログラム(例えば、対応付け部210および処理部212として機能させるためのプログラム)が、コンピュータにおいてMCUやプロセッサなどにより実行されることによって、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
また、コンピュータを、本発明の実施形態に係る制御装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、上述した本発明の実施形態に係る制御システムにより奏される効果が、奏される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本発明の実施形態に係る制御装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本発明の実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
100 検出装置
102 操作体
104 センサ
106 スイッチ
108 出力回路
200 制御装置
202 通信部
204 制御部
210 対応付け部
212 処理部
300A、300B、300C、300D、300E、300F、300G、300 操作対象
1000 制御システム

Claims (6)

  1. ユーザの動きを検出する検出装置から出力される検出情報に基づいて、前記検出情報から特定される前記ユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける対応付け部と、
    前記所定の座標系に対応付けられた前記ユーザの動きに基づいて、前記ユーザの動きによる操作の対象となる操作対象を制御する制御処理を行う処理部と、
    を備える、制御装置。
  2. 前記検出装置は、前記ユーザにより操作される操作装置であり、
    前記検出情報から特定される前記ユーザの動きは、前記検出装置に対する前記ユーザの操作の動きである、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記対応付け部は、前記検出情報から特定される前記ユーザの動きに対応する座標値を、前記所定の座標系における座標値へ変換することによって、前記ユーザの動きを前記所定の座標系に対応付ける、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記処理部は、前記所定の座標系に対応付けられた前記ユーザの動きに対応する処理を、前記制御処理として行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記処理部は、制御する前記操作対象を通知させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. ユーザの動きを検出する検出装置と、
    制御装置と、
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記検出装置から出力される検出情報に基づいて、前記検出情報から特定される前記ユーザの動きを、所定の座標系に対応付ける対応付け部と、
    前記所定の座標系に対応付けられた前記ユーザの動きに基づいて、前記ユーザの動きによる操作の対象となる操作対象を制御する制御処理を行う処理部と、
    を備える、制御システム。
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