JP2018196097A - 生成装置、合意形成システム、プログラム、及び生成方法 - Google Patents

生成装置、合意形成システム、プログラム、及び生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各種サービスを利用するユーザのポリシーに基づいてユーザの個人情報を適切に活用するプラットフォーム(PPM)の履歴情報を、ブロックチェーンによって記録する仕組みを提供する。【解決手段】履歴を記録するためのブロックチェーンに記録される履歴情報を生成する生成装置10であって、履歴情報を受信する履歴情報受信部110と、ブロックチェーンに基づいて、履歴情報受信部が受信した履歴情報のうち、ブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出部120と、未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出部130と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、生成装置、合意形成システム、プログラム、及び生成方法に関する。
従来、ネットワークに接続する複数の端末の間における取引の履歴を記録するブロックチェーンに関する技術が知られている。
Satoshi Nakamoto. Bitcoin: A peer-to-peer electronic cash system, 2008. Sompolinsky, Y., Zohar, A.: Accelerating bitcoin's transaction processing. Fast money grows on trees, not chains. IACR Cryptology ePrint Archive 2013 (2013)881. Lewenberg, Y., Sompolinsky, Y., Zohar, A.: Inclusive block chain protocols. In:Financial Cryptography and Data Security - 19th International Conference, FC2015, San Juan, Puerto Rico, January 26-30, 2015, Revised Selected Papers. (2015)528-547
近年、各種サービスを利用するユーザのポリシーに基づいて、当該ユーザの個人情報を適切に活用するプラットフォーム(Privacy Policy Manager(以下、PPM))が知られている。PPMを用いることにより、ユーザは、自身の個人情報が意図せず他者に知られることなく、各種サービスを利用することができる。この場合、各種サービスを利用した履歴は、ユーザが利用したサービスの詳細等を示しつつ、かつユーザの個人情報が他者に知られることのないような仕組みによって示されることが好ましい。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、ブロックチェーンによってPPMの履歴情報を記録する仕組みを提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様は、履歴を記録するためのブロックチェーンに記録される履歴情報を生成する生成装置であって、履歴情報を受信する履歴情報受信部と、前記ブロックチェーンに基づいて、前記履歴情報受信部が受信した前記履歴情報のうち、前記ブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出部と、前記未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出部と、を備える生成装置である。
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の生成装置において、前記抽出部は、前記ブロックチェーンに含まれる複数のブロックのうち、オープン状態であるブロックの1つ前にクローズ状態にされたブロックに記録される取引が行われた時刻以降の取引の履歴情報を前記未記録履歴情報として抽出する。
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)に記載の生成装置を複数備え、前記ブロックチェーンのブロックの合意形成を行う合意形成システムであって、前記生成装置は、他の生成装置に履歴情報のハッシュ値を送信するハッシュ値送信部と、他の生成装置が送信するハッシュ値と、前記算出部が算出したハッシュ値と、前記ブロックチェーンとに基づいて、ルートハッシュ値を算出するルート算出部と、前記ルートハッシュ値を他の生成装置に送信するルート値送信部と、他の生成装置から送信された前記ルートハッシュ値に基づいて、オープン状態のブロックをクローズ状態にするか否かを選択する選択部と、前記選択部が選択した選択結果を示す情報を他の生成装置に送信する選択結果送信部と、他の生成装置から前記選択結果を受信する選択結果受信部と、前記選択結果受信部が受信した前記選択結果に基づいて、オープン状態であるブロックをクローズ状態にする否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果がオープン状態であるブロックをクローズ状態にすることを示す場合、ネットワークに接続される端末にクローズ状態にされたブロックを送信するブロック送信部と、を更に備える合意形成システムである。
(4)本発明の一態様は、上記(3)に記載の合意形成システムにおいて、前記選択部は、前記ルートハッシュ値に、自装置が算出した前記履歴情報が含まれている場合、オープン状態のブロックをクローズ状態にすると選択する。
(5)本発明の一態様は、上記(3)又は(4)に記載の合意形成システムにおいて、前記選択部は、オープン状態であるブロックの1つ前にクローズ状態にされたブロックのハッシュ値が、前記ルートハッシュ値に含まれていない場合、オープン状態のブロックをクローズ状態にしないと選択する。
(6)本発明の一態様は、上記(3)から(5)に記載の合意形成システムにおいて、複数の生成装置には、信頼度が付されており、前記判定部は、オープン状態であるブロックをクローズ状態にすることを示す選択結果を送信した生成装置に付される信頼度の和が、所定の閾値以上である場合、オープン状態であるブロックをクローズ状態にすると判定する。
(7)本発明の一態様は、コンピュータに、履歴情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップが受信した前記履歴情報のうち、前記履歴情報を記録するためのブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出ステップと、前記未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出ステップと、を実行させ、前記ブロックチェーンに記録される履歴情報を生成するプログラムである。
(8)本発明の一態様は、コンピュータが、履歴情報を受信する受信手順と、コンピュータが、前記受信手順によって受信された前記履歴情報のうち、履歴情報を記録するためのブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出手順と、コンピュータが、前記未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出手順と、コンピュータが、前記ハッシュ値を他の装置に送信するハッシュ値送信手順と、コンピュータが、他の装置が送信した前記ハッシュ値と、前記算出手順によって算出されたハッシュ値と、前記ブロックチェーンとに基づいて、ルートハッシュ値を算出するルート算出手順と、コンピュータが、前記ルートハッシュ値に基づいて、オープン状態のブロックをクローズ状態にするか否かを選択する選択手順と、コンピュータが、前記選択手順によって選択された選択結果に基づいて、オープン状態であるブロックをクローズ状態にする否かを判定する判定手順と、コンピュータが、前記判定手順によって判定された判定結果がオープン状態であるブロックをクローズ状態にすることを示す場合、ネットワークに接続される端末にクローズ状態にされたブロックを送信するブロック送信手順と、を備える生成方法である。
本発明によれば、ブロックチェーンによってPPMの履歴情報を記録する仕組みを提供することができる。
従来技術におけるブロックチェーンの構成の一例を示す図である。 第1実施形態の生成装置が接続されるネットワーク構成の一例を示す図である。 第1実施形態の生成装置の構成の一例を示す図である。 第1実施形態の生成装置が生成するトランザクションハッシュ値を記録するブロックチェーンの一例を示す図である。 第1実施形態の生成装置の動作の一例を示す流れ図である。 第2実施形態の合意形成システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 第2実施形態の生成装置の構成の一例を示す図である。 第2実施形態の合意形成システムの動作の一例を示す流れ図である。 第2実施形態におけるルート算出部のルートハッシュ値の算出方法の一例を示す図である。 第2実施形態の生成装置が生成するルートハッシュ値を記録するブロックチェーンの一例を示す図である。 変形例の合意形成システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
[従来のブロックチェーンについて]
図1を参照して、従来のブロックチェーンの構成について説明する。
図1は、従来技術におけるブロックチェーンの構成の一例を示す図である。
図1に示す通り、従来、ブロックチェーンを構成する各ブロックには、当該ブロックの1つ前のブロックのハッシュ値と、トランザクションと、当該ブロックのナンス値が含まれる。トランザクションは、当該ブロックの1つ前のブロックがクローズ状態にする処理が開始されてから、当該ブロックのクローズ処理が開始されるまでの間に行われた取引の履歴示す情報(以下、履歴情報)である。したがって、ブロックチェーンには、履歴情報が記録される。履歴情報には、例えば、送信先の個人情報、送信元の個人情報、及び送金額等が含まれる。ブロックチェーンを参照可能な参照者は、トランザクションTを参照することにより、各種個人情報を参照することが可能である。
近年、各種サービスを利用するユーザのポリシーに基づいて、当該ユーザの個人情報を適切に活用するプラットフォーム(Privacy Policy Manager(以下、PPM))が知られている。PPMとは、サービスを利用するユーザのポリシーに基づいた個人情報の流通を実現する仕組みである。ユーザは、PPMを介して各種サービスを利用することにより、ユーザ自身が意図しない用途に個人情報が用いられることを抑制することができる。ここで、ユーザがPPMを介して各種サービスを利用した履歴は、利用した内容の正当性を保証しつつ、かつユーザの個人情報が他者に知られることのないような仕組みによって示されることが好ましい。本発明の生成装置10は、ブロックチェーンに記録される履歴情報であって、PPMを利用するユーザの履歴情報を生成する。以下、生成装置10の概要について説明する。
[第1実施形態]
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
[生成装置の概要について]
図2は、第1実施形態の生成装置10が接続されるネットワーク構成の一例を示す図である。本実施形態の一例において、生成装置10は、例えば、PPMを実現する装置(以下、PPM装置)内に備えられる。
本実施形態の一例では、ユーザが金銭の取引を、ネットワークNWを介して行う。この場合、PPM装置と、ユーザが使用する端末(以下、端末TM)とは、ネットワークNWを介して接続される。図示する通り、本実施形態では、複数の端末TM(端末TM−1〜TM−n)がネットワークNWを介して接続される。nとは、自然数である。以降の説明において、端末TM−1〜TM−nを区別しない場合、総称して端末TMと記載する。
ユーザは、端末TMを用いて、取引の内容を示す情報(以下、トランザクションT)をPPM装置に送信する。トランザクションTには、例えば、送信先の個人情報、送信元の個人情報、及び送金額等が含まれる。生成装置10は、各端末TMから受信したトランザクションT(図示するトランザクションT−1〜T−n)に含まれる各種個人情報が他者に公開されないようにしつつ、トランザクションTをブロックチェーンによって記録し、正当性を保証する。
以下、生成装置10の具体的な構成について説明する。
[生成装置の構成について]
図3は、第1実施形態の生成装置10の構成の一例を示す図である。
図3に示す通り、生成装置10は、制御部100と、記憶部500とを備える。記憶部500には、ブロックチェーン情報BLKと、トランザクション履歴情報TIとが記憶される。ここで、生成装置10は、ブロックチェーンのノードとしての機能を有する。生成装置10は、例えば、ネットワークNWを用いて送信されるブロックを受信し、ブロックチェーン情報BLKとして記憶部500に記憶する機能を有する。ブロックチェーン情報BLKには、ブロックチェーンを構成する各ブロックを示す情報、及び各ブロックの接続を示す情報が含まれる。また、トランザクション履歴情報TIには、各端末TMから受信したトランザクションTが記憶される。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)を備えており、受信部110と、抽出部120と、算出部130と、送信部140とをその機能部として備える。受信部110は、各端末TMからトランザクションTを受信する。受信部110は、受信したトランザクションTを記憶部500にトランザクション履歴情報TIとして記憶させる。
抽出部120は、トランザクション履歴情報TIに含まれるトランザクションTのうち、ブロックチェーン情報BLKに記録されていないトランザクションTを抽出する。ブロックチェーンは、例えば、所定の時間毎にブロックが生成される(オープン状態のブロックがクローズ状態にされる)。抽出部120は、トランザクション履歴情報TIに含まれるトランザクションTのうち、ブロックチェーン情報BLKに含まれる最新のブロックが生成された時刻以降に受信したトランザクションTを抽出する。この場合、トランザクション履歴情報TIには、トランザクションTと、当該トランザクションTを受信した時刻とが関連付けられて記憶される。抽出部120は、抽出したトランザクションTを算出部130に供給する。この一例では、抽出部120は、端末TM−1から受信したトランザクションT−1と、端末TM−2から受信したトランザクションT−2と、端末TM−nから受信したトランザクションT−nを抽出し、算出部130に供給する。
算出部130は、抽出部120からトランザクションTを取得する。算出部130は、取得したトランザクションTのハッシュ値(以下、トランザクションハッシュ値HV)を算出する。算出部130は、算出したトランザクションハッシュ値HVを送信部140に供給する。
送信部140は、算出部130から取得したトランザクションハッシュ値HVを、ネットワークNWを用いて他のノードに送信する。
ネットワークNWに接続されるノードは、生成装置10が送信するトランザクションハッシュ値HVや、他の装置が送信するトランザクションに基づいて、マイニングを行う。マイニングとは、ノードがブロックをクローズ状態にする条件に合うハッシュ値を算出することである。ネットワークNWに接続されるノードは、マイニングを行ったブロックのハッシュ値、当該ブロックに含まれるトランザクションハッシュ値HV、及びナンス値とを含むブロックを生成し、ネットワークNW用いて他のノードに送信する。
図4は、第1実施形態の生成装置10が生成するトランザクションハッシュ値HVを記録するブロックチェーンの一例を示す図である。
図4は、例えば、生成装置10のみがネットワークNWに接続される場合のブロックチェーンの一例を示す図である。換言すると、ブロックには、トランザクションとしてトランザクションハッシュ値HVのみが記録される。したがって、図4に示すブロックチェーンの各ブロックには、図1に示すブロックチェーンに含まれるトランザクションに代えて、トランザクションハッシュ値HVが記憶される。
[生成装置の動作について]
図5は、第1実施形態の生成装置10の動作の一例を示す流れ図である。
受信部110は、各端末TMからトランザクションTを受信する(ステップS110)。受信部110は、例えば、常時、又は所定の時間間隔においてトランザクションTを受信する。抽出部120は、トランザクション履歴情報TIに含まれるトランザクションTのうち、ブロックチェーンに記録されていないトランザクションTを抽出する(ステップS120)。算出部130は、抽出部120が抽出したトランザクションTのトランザクションハッシュ値HVを算出する(ステップS130)。送信部140は、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVを、ネットワークNWを用いて送信する(ステップS140)。
[第1実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の生成装置10は、受信したトランザクションTに基づいてトランザクションハッシュ値HVを算出し、ネットワークNWを用いて送信する。ネットワークNWに接続されるノードは、当該トランザクションハッシュ値HVに基づいて、ブロックを生成する。
本実施形態の生成装置10は、トランザクションハッシュ値HVをネットワークNWに送信することにより、トランザクションTに代えてトランザクションハッシュ値HVをブロックチェーンに記録することができる。したがって、本実施形態の生成装置10によれば、トランザクションTが送信されることによって取引を行う取引者の個人情報を非公開にすることができる。また、本実施形態の生成装置10は、トランザクション履歴情報TIと、ブロックに含まれるトランザクションハッシュ値HVと、ナンス値とに基づいて、トランザクションハッシュ値HVの元になるデータであるトランザクションTの正当性を保証することができる。したがって、本実施形態の生成装置10によれば、取引者のトランザクションTの秘匿性を高めつつ、かつトランザクションTの正当性を保証することができる。つまり、本実施形態の生成装置10によれば、ブロックチェーンによってPPMの履歴情報を記録することができる。
また、本実施形態の生成装置10が備える抽出部120は、ブロックチェーンに含まれる複数のブロックのうち、オープン状態であるブロックの1つ前にクローズ状態にされたブロック(例えば、最新のブロック)に記録される取引が行われた時刻以降の取引のトランザクションTを抽出する。
ここで、算出部130が、トランザクション履歴情報TIに含まれるトランザクションTのすべてを元データとしてトランザクションハッシュ値HVを算出する場合、生成装置10の処理負荷が増加する可能性がある。本実施形態の生成装置10が備える抽出部120は、ブロックチェーンに記録されるトランザクションT(トランザクションハッシュ値HV)以外のトランザクションTを抽出する。換言すると、本実施形態の生成装置10が備える抽出部120は、トランザクション履歴情報TIのうち、ブロックチェーンに記録されるトランザクションTとの差分を抽出する。これにより、本実施形態の生成装置10は、トランザクションハッシュ値HVを算出する際の処理負荷を低減することができる。
なお、上述では、生成装置10がノードとしての機能を有する場合について説明したが、これに限られない。例えば、PPM装置がノードとしての機能を有する構成であってもよく、ネットワークNWに接続される他の装置がノードとしての機能を有する構成であってもよい。この場合、生成装置10が備える記憶部500には、ブロックチェーン情報BLKが記憶されていなくてもよい。
本実施形態において、受信部110とは、「履歴情報受信部」の一例である。また、トランザクションTとは、「履歴情報」の一例である。また、抽出部120が抽出するトランザクションTとは、「未記録履歴情報」の一例である。また、トランザクションハッシュ値HVとは、「未記録履歴情報のハッシュ値」の一例である。また、送信部140とは、「ハッシュ値送信部」の一例である。
[第2実施形態]
以下、図を参照して本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、ネットワークNWに接続されるノードがマイニングを行い、ブロックを生成する場合について説明した。第2実施形態では、ネットワークNWに接続される各ノードがマイニング、及び合意形成を行い、ブロックを生成する場合について説明する。
なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
[生成装置の概要について]
図6は、第2実施形態の合意形成システム1のネットワーク構成の一例を示す図である。図6に示す通り、合意形成システム1は、複数の生成装置11を備える。具体的には、ネットワークNWには、4つのPPM装置(図示するPPM装置−1〜PPM装置−4)が接続され、各PPM装置がそれぞれ生成装置11を備える。より具体的には、PPM装置−1には、生成装置11−1が備えられ、PPM装置−2には、生成装置11−2が備えられ、PPM装置−3には、生成装置11−3が備えられ、PPM装置−4には、生成装置11−4が備えられる。
また、PPM装置−1は、トランザクションTを管理する対象の端末TM(図示する端末TM1−1〜TM1−n)からトランザクションT(トランザクションT1−1〜T1−n)を受信する。PPM装置−2は、トランザクションTを管理する対象の端末TM(図示する端末TM2−1〜TM2−n)からトランザクションT(トランザクションT2−1〜T2−n)を受信する。PPM装置−3は、トランザクションTを管理する対象の端末TM(図示する端末TM3−1〜TM3−n)からトランザクションT(トランザクションT3−1〜T3−n)を受信する。PPM装置−4は、トランザクションTを管理する対象の端末TM(図示する端末TM4−1〜TM4−n)からトランザクションT(トランザクションT4−1〜T4−n)を受信する。
本実施形態の一例において、生成装置11−1がマイニングを行う。また、生成装置11−2〜11−4が、生成装置11−1が行ったマイニングに対して合意形成を行う。具体的には、生成装置11−2〜11−4は、生成装置11−1が行ったマイニングに対して合意するか否かを選択する。
以下、生成装置11の具体的な構成について説明する。
[生成装置の構成について]
図7は、第2実施形態の生成装置11の構成の一例を示す図である。
図7に示す通り、生成装置11は、制御部101と、記憶部500とを備える。
制御部101は、CPUを備えており、受信部110と、抽出部120と、算出部130と、送信部140と、ルート算出部150と、選択部160と、判定部170とをその機能部として備える。
本実施形態の一例において、マイニングを行う生成装置11(この一例では、生成装置11−1)の受信部110は、他の生成装置11(この一例では、生成装置11−2〜11−4)が送信するトランザクションハッシュ値HVを受信する。受信部110は、受信したトランザクションハッシュ値HVをルート算出部150に供給する。
ルート算出部150は、受信部110が受信したトランザクションハッシュ値HVと、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVと、ブロックチェーン情報BLKとに基づいて、マイニングを行う。具体的には、ルート算出部150は、受信部110が受信したトランザクションハッシュ値HVと、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVと、ブロックチェーン情報BLKに含まれる最新のブロックのハッシュ値とに基づいて、オープン状態のブロックのハッシュ値(以下、ルートハッシュ値RHV)を算出する。
本実施形態の送信部140は、ルート算出部150が算出したルートハッシュ値RHVを、ネットワークNWを用いて他のノード(この一例では、生成装置11−2〜11−4)に送信する。
選択部160は、受信部110が受信したルートハッシュ値RHVに基づいて、ブロックを生成する(オープン状態のブロックをクローズ状態する)ことに合意するか否かを選択する。
選択部160は、例えば、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVがルートハッシュ値RHVに含まれていない場合、ブロックを生成することに合意しないと選択する。また、選択部160は、例えば、ブロックチェーン情報BLKに含まれる最新のブロックのハッシュ値(以下、前ブロックハッシュ値BHV)がルートハッシュ値RHVに含まれていない場合、ブロックを生成することに合意しないと選択する。また、選択部160は、例えば、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVがルートハッシュ値RHVに含まれており、かつ前ブロックハッシュ値BHVがルートハッシュ値RHVに含まれている場合、当該ルートハッシュ値RHVをトランザクションとしてブロックに記憶することに合意すると選択する。
選択部160は、選択した選択結果を示す情報を送信部140に供給する。本実施形態の送信部140は、選択部160が選択した選択結果を示す情報を、ネットワークNWを用いてマイニングを行う生成装置11−1に送信する。
判定部170は、受信部110が受信した選択結果を示す情報に基づいて、ブロックを生成するか否かを判定する。判定部170は、例えば、受信した選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数である場合、ブロックを生成する。また、判定部170は、例えば、受信した選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数ではない場合、ブロックを生成しない。判定部170がブロックを生成しない場合、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVは、破棄される。また、破棄されたトランザクションハッシュ値HVの元データであるトランザクションTは、抽出部120が次のタイミングにおいてトランザクションTを抽出する際に抽出される。
[生成装置の動作について]
図8は、第2実施形態の合意形成システム1の動作の一例を示す流れ図である。
具体的には、図8は、マイニングを行う生成装置11と、合意形成を行う生成装置11との動作の一例を示す流れ図である。なお、各生成装置11が端末TMからトランザクションTを受信し、トランザクションハッシュ値HVを、ネットワークNWを用いて送信するまでの動作は、上述した第1実施形態と同様(図5参照)であるため、説明を省略する。
マイニングを行う生成装置11(この一例では、生成装置11−1)の受信部110は、ネットワークNWに接続される他の生成装置11(この一例では、生成装置11−2〜11−4)からトランザクションハッシュ値HVを受信する(ステップS210)。以降の説明において、生成装置11−1の算出部130が算出するトランザクションハッシュ値HVをトランザクションハッシュ値HV1と記載する。また、生成装置11−2の算出部130が算出するトランザクションハッシュ値HVをトランザクションハッシュ値HV2と記載する。また、生成装置11−3の算出部130が算出するトランザクションハッシュ値HVをトランザクションハッシュ値HV3と記載する。また、生成装置11−4の算出部130が算出するトランザクションハッシュ値HVをトランザクションハッシュ値HV4と記載する。したがって、生成装置11−1の受信部110は、トランザクションハッシュ値HV2〜HV4を受信する。生成装置11−1の受信部110は、例えば、所定の時間間隔においてトランザクションハッシュ値HVを受信する。トランザクションハッシュ値HVを受信する時間間隔と、ブロックチェーンのブロックチェーンがブロックを生成する時間間隔とは、合致することが好ましい。
生成装置11−1のルート算出部150は、生成装置11−1の算出部130が算出するトランザクションハッシュ値HV1と、受信部110が受信したトランザクションハッシュ値HV2〜HV4と、ブロックチェーン情報BLKとに基づいて、ルートハッシュ値RHVを算出する(ステップS220)。
図9は、第2実施形態におけるルート算出部150のルートハッシュ値RHVの算出方法の一例を示す図である。ルート算出部150は、例えば、マークルツリーを用いて、ブロックに含まれるトランザクションハッシュ値HVをルートハッシュ値RHVに集約する。ここでは、生成装置11−1のルート算出部150は、受信したトランザクションハッシュ値HV2〜HV4と、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HV1と、前ブロックハッシュ値BHVとに基づいて、ルートハッシュ値RHVを算出する。具体的には、ルート算出部150は、トランザクションハッシュ値HV1と、トランザクションハッシュ値HV2とに基づいて、ハッシュ値(図示するトランザクションハッシュ値HV12)を算出する。また、トランザクションハッシュ値HV3と、トランザクションハッシュ値HV4とに基づいて、ハッシュ値(図示するトランザクションハッシュ値HV34)を算出する。また、ルート算出部150は、トランザクションハッシュ値HV12と、トランザクションハッシュ値HV34とに基づいて、トランザクションハッシュ値HV1234を算出する。また、ルート算出部150は、前ブロックハッシュ値BHVと、トランザクションハッシュ値HV1234とに基づいて、ルートハッシュ値RHVを算出する。
なお、ルート算出部150は、ネットワークNWに接続される各生成装置11が算出するトランザクションハッシュ値HV(この一例では、トランザクションハッシュ値HV1〜HV4)がルートハッシュ値RHVの元データとして含まれていれば、いずれの順序でハッシュ値を算出してもよい。ルート算出部150は、例えば、トランザクションハッシュ値HV1〜HV4に基づいて、トランザクションハッシュ値HV1234を算出してもよい。
図8に戻り、生成装置11−1の送信部140は、ルート算出部150が算出したルートハッシュ値RHVを、ネットワークNWを用いて生成装置11−2〜11−4に送信する(ステップS230)。
次に、合意形成を行う生成装置11−2〜11−4の受信部110は、ネットワークNWに送信されたルートハッシュ値RHVを受信する(ステップS240)。生成装置11−2〜11−4の選択部160は、ルートハッシュ値RHVに基づいて、ブロックを生成する(オープン状態のブロックをクローズ状態する)ことに合意するか否かを選択する。
選択部160は、例えば、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVがルートハッシュ値RHVに含まれていない場合(ステップS250;NO)、ブロックを生成することに合意しないと選択する(ステップS270)。また、選択部160は、例えば、前ブロックハッシュ値BHVがルートハッシュ値RHVに含まれていない場合(ステップS260;NO)、ブロックを生成することに合意しないと選択する(ステップS270)。また、選択部160は、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HVがルートハッシュ値RHVに含まれており(ステップS250;YES)、かつ前ブロックハッシュ値BHVがルートハッシュ値RHVに含まれている場合(ステップS260;YES)、ブロックを生成することに合意すると選択する(ステップS280)。合意形成を行う生成装置11−2〜11−4の送信部140は、選択部160が選択した選択結果を示す情報を、ネットワークNWを用いて生成装置11−1に送信する(ステップS290)。
選択部160は、例えば、マークルツリーを用いて、トランザクションハッシュ値HVや、前ブロックハッシュ値BHVが、ルートハッシュ値RHVに含まれるかを検証する。具体的には、選択部160は、検証対象のハッシュ値(例えば、トランザクションハッシュ値HV、又は前ブロックハッシュ値BHV)をノードに通知する。ノードは、通知された検証対象のハッシュ値のマークルツリーにおける位置を示す情報(以下、マークルパス)と、マークルパスからマークルツリーのルートノードまでに経由する各葉に格納される情報を供給する。マークルツリーの各葉には、ハッシュ値が格納される。したがって、ノードは、マークルパスからルートノードまでに経由する各葉のハッシュ値を供給する。選択部160は、検証対象のハッシュ値と、ノードから供給された各ハッシュ値と、マークルパスとに基づいて、マークルツリーのルートノードのハッシュ値を算出する。
選択部160は、算出したルートノードのハッシュ値と、受信部110が受信したルートハッシュ値RHVとが一致する場合、検証対象のハッシュ値がルートハッシュ値RHVに含まれると判定する。また、選択部160は、算出したルートノードのハッシュ値と、受信部110が受信したルートハッシュ値RHVとが一致しない場合、検証対象のハッシュ値がルートハッシュ値RHVに含まれないと判定する。
生成装置11−1の受信部110は、合意形成を行う生成装置11−2〜11−4が送信した選択結果を示す情報を受信する(ステップS300)。判定部170は、受信部110が受信した選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数であるか否かを判定する(ステップS310)。判定部170は、選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数である場合(ステップS310;YES)、ブロックを生成する(オープン状態のブロックをクローズ状態する)と判定する(ステップS320)。また、判定部170は、選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数ではない場合(ステップS310;NO)、ブロックを生成しない(オープン状態のブロックをクローズ状態にしない)と判定する(ステップS330)。
生成装置11−1の送信部140は、判定部170の判定結果がブロックを生成することを示す場合、ルートハッシュ値RHVと、前ブロックハッシュ値BHVと、ナンス値とを含むブロックを生成し、当該ブロックをネットワークNWを用いて他のノード(この一例では、生成装置11−2〜11−4)に送信する(ステップS340)。
図10は、第2実施形態の生成装置11が生成するルートハッシュ値RHVを記録するブロックチェーンの一例を示す図である。
図10に示す通り、ブロックチェーンの各ブロックには、図1に示すブロックチェーンに含まれるトランザクションに代えて、ルートハッシュ値RHVが記憶される。
なお、上述した実施形態において、いずれの生成装置11もルート算出部150、及び選択部160を備える場合について説明したが、これに限られない。例えば、合意形成システム1が備える複数の生成装置11のうち、予めマイニングを行う生成装置11が定められている場合、当該生成装置11は、選択部160を備えていなくてもよい。また、例えば、合意形成システム1が備える複数の生成装置11のうち、予め合意形成を行う生成装置11が定められている場合、当該生成装置11は、ルート算出部150を備えていなくてもよい。
また、上述では、合意形成システム1が備える生成装置11のうち、生成装置11−1がマイニングを行い、他の生成装置11(この一例では、生成装置11−2〜11−4)が合意形成を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、合意形成システム1が備える生成装置11のうち、マイニングを行う生成装置11と、合意形成を行う生成装置11とが、ブロックの生成毎にランダムに割り当てられる構成であってもよい。また、合意形成システム1が備える生成装置11の数が多い場合、合意形成に係る処理負荷、及びネットワークNWのトラフィックを低減するため、一部の生成装置11が合意形成を行う構成であってもよい。換言すると、合意形成システム1は、マイニング、及び合意形成を行わない生成装置11を備えていてもよい。この場合、マイニングを行う生成装置11の送信部140は、合意形成を行う生成装置11にのみルートハッシュ値RHVを送信する。これにより、本実施形態の合意形成システム1は、ネットワークNWのトラフィックが増加することを抑制することができる。
また、本実施形態において、受信部110とは、「選択結果受信部」の一例である。また、送信部140とは、「ルート値送信部」、「選択結果送信部」、及び「ブロック送信部」の一例である。
また、上述では、合意形成システム1が4つのPPM装置(生成装置11)を備える場合について説明したが、これに限られない。合意形成システム1は、例えば、少なくとも2つ以上の生成装置11を備えていればよい。
[第2実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の合意形成システム1は、複数の生成装置11を備える。合意形成システム1が備える生成装置11のうち、マイニングを行う生成装置11(この一例では、生成装置11−1)の受信部110が、他の生成装置11(この一例では、生成装置11−2〜11−4)から、それぞれトランザクションハッシュ値HV(この一例では、トランザクションハッシュ値HV2〜HV4)を受信する。生成装置11−1のルート算出部150が、算出部130が算出したトランザクションハッシュ値HV(この一例では、トランザクションハッシュ値HV1)と、受信したトランザクションハッシュ値HV2〜HV4とに基づいて、ルートハッシュ値RHVを算出する。
合意形成を行う生成装置11−2〜11−4の選択部160が、生成装置11−1が送信するルートハッシュ値RHVに基づいて、ブロックを生成するか否かを選択する。生成装置11−1の判定部170が、生成装置11−2〜11−4が選択した選択結果に基づいてブロックの生成に合意する否かを判定する。生成装置11−1の送信部140は、選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数である場合、ブロックを生成し、ネットワークNWを用いて他のノード(この一例では、生成装置11−2〜11−4)に送信する。
本実施形態の合意形成システム1によれば、マイニングされたハッシュ値(ルートハッシュ値RHV)に対して、合意形成を行うことができる。また、本実施形態の合意形成システム1によれば、合意形成が行われることにより、ブロックチェーンに記録される情報に不正な処理が行われることを抑制することができる。
また、本実施形態の合意形成システム1の合意形成を行う生成装置11−2〜11−4は、ルートハッシュ値RHVに自装置が算出したトランザクションハッシュ値HVが含まれる場合、ブロックを生成することに合意すると選択する。ここで、合意形成を行う生成装置11のうち、ある生成装置11は、他の生成装置11が算出したトランザクションハッシュ値HVの値を把握していない。したがって、合意形成を行う生成装置11は、ルートハッシュ値RHVに自装置が算出したトランザクションハッシュ値HVが含まれている場合、少なくとも自装置が算出したトランザクションハッシュ値HVに不正な改ざん等が行われていないことを確認することができる。
また、本実施形態の合意形成システム1の合意形成を行う生成装置11−2〜11−4は、ルートハッシュ値RHVに前ブロックハッシュ値BHVが含まれている場合、ブロックを生成することに合意すると選択する。ここで、合意形成を行う生成装置11は、ブロックチェーン(ブロックチェーン情報BLK)を参照することが可能である。したがって、合意形成を行う生成装置11は、ルートハッシュ値RHVに前ブロックハッシュ値BHVが含まれている場合、ブロックに不正な改ざん等が行われていないことを確認することができる。
[変形例]
以下、図を参照して第2実施形態に係る変形例について説明する。
第2実施形態では、生成装置11の判定部170が、選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果が過半数である場合、ブロックを生成する構成について説明した。
変形例では、生成装置11に付される信頼度に基づいて、判定部170がブロックを生成するか否かを判定する場合について説明する。
なお、上述した実施形態と、同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、変形例の合意形成システム2のネットワーク構成の一例を示す図である。
図11に示す通り、合意形成システム2が備える生成装置11には、それぞれ信頼度が付される。信頼度は、例えば、不正が行われていない情報に合意した生成装置11には、大きい値が付され、不正が行われている情報に合意した生成装置11には、小さい値が付される。不正が行われている情報とは、例えば、合意形成によって合意されなかったルートハッシュ値RHVである。また、不性が行われていない情報とは、例えば、合意形成によって合意されたルートハッシュ値RHVである。
変形例では、生成装置11−1には、信頼度「5」が付され、生成装置11−2には、信頼度「3」が付され、生成装置11−3には、信頼度「2」が付され、生成装置11−4には、信頼度「4」が付される。
なお、信頼度は、不正が行われていない情報に合意した生成装置11の信頼度に、所定の値が加えられ、不正が行われている情報に合意した生成装置11の信頼度から所定の値が差し引かれる構成であってもよい。
変形例において、合意形成を行う生成装置11の送信部140は、選択部160が選択した選択結果を示す情報とあわせて信頼度を示す情報を送信する。
また、変形例において、マイニングを行う生成装置11の判定部170は、選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果を送信した生成装置11の信頼度の和が所定の閾値以上である場合、ブロックを生成と判定する。また、マイニングを行う生成装置11の判定部170は、選択結果のうち、ブロックの生成に合意する選択結果を送信した生成装置11の信頼度の和が所定の閾値より小さい値である場合、ブロックを生成しないと判定する。
ここで、所定の閾値が「6」である場合であって、生成装置11−3と、生成装置11−4とがブロックの生成に合意する選択結果を送信する場合、信頼度の和は「6」である。したがって、生成装置11−1の判定部170は、ブロックを生成と判定する。また、生成装置11−2と、生成装置11−3とがブロックの生成に合意する選択結果を送信する場合、信頼度の和は「5」である。したがって、生成装置11−1の判定部170は、ブロックを生成しないと判定する。
以降の構成は上述した実施形態と同様であるため、説明を省略する。
[変形例のまとめ]
以上説明したように、変形例の合意形成システム2が備える生成装置11には、信頼度が付される。変形例の合意形成システム2は、ブロックを生成する(オープン状態であるブロックをクローズ状態にする)ことを示す選択結果を送信した生成装置11に付される信頼度の和が所定の閾値以上である場合、ブロックを生成する。
したがって、変形例の合意形成システム2によれば、信頼度の高い生成装置11が一定数合意した場合にブロックを生成し、ブロックチェーンに不正な改ざん等が行われていない情報を記録することができる。
なお、上述した実施形態及び変形例では、各生成装置10、及び各生成装置11が、同一の種類の取引(この一例では、金銭の取引)を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、各生成装置10、及び各生成装置11は、異なる種類の取引に対してトランザクションTの内容を非公開にし、かつ取引の正当性を保証する構成であってもよい。例えば、生成装置11−1、及び生成装置11−2は、デジタル著作権管理されたデータの提供履歴に関するトランザクションTに対して処理を行い、生成装置11−3、及び生成装置11−4は、個人情報やプライバシー情報の提供履歴に関するトランザクションTに対して処理を行う等の構成であってもよい。
これにより、ブロックチェーンには、複数の種類の取引に関するトランザクションTの内容を非公開にし、かつ当該取引の正当性を保証することができる。
なお、上記の各実施形態における生成装置10、及び生成装置11が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、生成装置10、及び生成装置11が備える各部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、生成装置10、及び生成装置11が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、生成装置10、及び生成装置11が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
1、2…合意形成システム、10、11、11−1、11−2、11−3、11−4…生成装置、100、101…制御部、110…受信部、120…抽出部、130…算出部、140…送信部、150…ルート算出部、160…選択部、170…判定部、500…記憶部、BHV…前ブロックハッシュ値、BLK…ブロックチェーン情報、TI…トランザクション履歴情報、HV、HV1、HV2、HV3、HV4、HV12、HV34、HV1234…トランザクションハッシュ値、NW…ネットワーク、RHV…ルートハッシュ値、T、T−1、T−n、T1−1、T1−n、T−2、T2−1、T2−n、T3−1、T3−n、T4−1、T4−n…トランザクション

Claims (8)

  1. 履歴を記録するためのブロックチェーンに記録される履歴情報を生成する生成装置であって、
    履歴情報を受信する履歴情報受信部と、
    前記ブロックチェーンに基づいて、前記履歴情報受信部が受信した前記履歴情報のうち、前記ブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出部と、
    前記未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出部と、
    を備える生成装置。
  2. 前記抽出部は、
    前記ブロックチェーンに含まれる複数のブロックのうち、オープン状態であるブロックの1つ前にクローズ状態にされたブロックに記録される取引が行われた時刻以降の取引の履歴情報を前記未記録履歴情報として抽出する、
    請求項1に記載の生成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の生成装置を複数備え、前記ブロックチェーンのブロックの合意形成を行う合意形成システムであって、
    前記生成装置は、
    他の生成装置に履歴情報のハッシュ値を送信するハッシュ値送信部と、
    他の生成装置が送信するハッシュ値と、前記算出部が算出したハッシュ値と、前記ブロックチェーンとに基づいて、ルートハッシュ値を算出するルート算出部と、
    前記ルートハッシュ値を他の生成装置に送信するルート値送信部と、
    他の生成装置から送信された前記ルートハッシュ値に基づいて、オープン状態のブロックをクローズ状態にするか否かを選択する選択部と、
    前記選択部が選択した選択結果を示す情報を他の生成装置に送信する選択結果送信部と、
    他の生成装置から前記選択結果を受信する選択結果受信部と、
    前記選択結果受信部が受信した前記選択結果に基づいて、オープン状態であるブロックをクローズ状態にする否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果がオープン状態であるブロックをクローズ状態にすることを示す場合、ネットワークに接続される端末にクローズ状態にされたブロックを送信するブロック送信部と、
    を更に備える合意形成システム。
  4. 前記選択部は、
    前記ルートハッシュ値に、自装置が算出した前記履歴情報が含まれている場合、オープン状態のブロックをクローズ状態にすると選択する、
    請求項3に記載の合意形成システム。
  5. 前記選択部は、
    オープン状態であるブロックの1つ前にクローズ状態にされたブロックのハッシュ値が、前記ルートハッシュ値に含まれていない場合、オープン状態のブロックをクローズ状態にしないと選択する、
    請求項3又は請求項4に記載の合意形成システム。
  6. 複数の生成装置には、信頼度が付されており、
    前記判定部は、
    オープン状態であるブロックをクローズ状態にすることを示す選択結果を送信した生成装置に付される信頼度の和が、所定の閾値以上である場合、オープン状態であるブロックをクローズ状態にすると判定する、
    請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の合意形成システム。
  7. コンピュータに、
    履歴情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップが受信した前記履歴情報のうち、前記履歴情報を記録するためのブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出ステップと、
    前記未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出ステップと、
    を実行させ、前記ブロックチェーンに記録される履歴情報を生成する
    プログラム。
  8. コンピュータが、履歴情報を受信する受信手順と、
    コンピュータが、前記受信手順によって受信された前記履歴情報のうち、履歴情報を記録するためのブロックチェーンに記録されていない履歴情報である未記録履歴情報を抽出する抽出手順と、
    コンピュータが、前記未記録履歴情報のハッシュ値を算出する算出手順と、
    コンピュータが、前記ハッシュ値を他の装置に送信するハッシュ値送信手順と、
    コンピュータが、他の装置が送信した前記ハッシュ値と、前記算出手順によって算出されたハッシュ値と、前記ブロックチェーンとに基づいて、ルートハッシュ値を算出するルート算出手順と、
    コンピュータが、前記ルートハッシュ値に基づいて、オープン状態のブロックをクローズ状態にするか否かを選択する選択手順と、
    コンピュータが、前記選択手順によって選択された選択結果に基づいて、オープン状態であるブロックをクローズ状態にする否かを判定する判定手順と、
    コンピュータが、前記判定手順によって判定された判定結果がオープン状態であるブロックをクローズ状態にすることを示す場合、ネットワークに接続される端末にクローズ状態にされたブロックを送信するブロック送信手順と、
    を備える生成方法。
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