JP2018191977A - 尿受容器 - Google Patents

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賢俊 石井
恵里奈 安原
Erina Yasuhara
恵里奈 安原
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Abstract

【課題】挿入口からの尿漏れを従来構成よりも抑制し得る尿受容器を提供する。
【解決手段】
受容器本体10の基端側の開口部23に嵌着されて挿入口6を形成する挿入口部材11を、開口部23の周縁に外嵌する嵌着部31と、開口部23から受容器本体10の内部に延出して、受容器本体10の基端側の内壁25を覆うように配置される内カバー30と、開口部23の内側に延出して挿入口6を形成する環状壁部34とで構成する。そして、内カバー30の先端と、受容器本体10の内壁25との間に段差26を形成するとともに、環状壁部34を、内カバー30の内側で開口部23から受容器本体10の内部に延出させて、環状壁部34と内カバー30との間に、挿入口6の周縁に沿って先端側に開口する逆流防止溝41を形成する。
【選択図】図3

Description

陰茎を挿入する挿入口と、チューブを介して蓄尿容器と連通する排出口とを備え、内部で排泄された尿を排出口から流出させる尿受容器に関する。
尿を受け入れる尿受容器と尿を蓄える蓄尿容器とをチューブで接続してなる尿器が提案されている(例えば、特許文献1)。かかる尿器では、尿受容器は、陰茎を挿入する挿入口と、チューブを介して蓄尿容器と連通する排出口とを備えており、尿受容器内に排泄された尿を排出口からチューブを介して蓄尿容器に流下させるよう構成されている。
特開2012−110638号公報
上記特許文献1に記載の尿器は、使用時に尿受容器の傾きが不適切であると、排泄された尿の一部又は全部が挿入口側に逆流して、挿入口から漏れ出てしまう場合がある。
本発明は、かかる現状に鑑みて為されたものであり、挿入口からの尿漏れを従来構成よりも抑制し得る尿受容器の提供を目的とする。
本発明は、陰茎を挿入する挿入口と、チューブを介して蓄尿容器と連通する排出口とを備え、内部で排泄された尿を排出口から流出させる尿受容器であって、先端側に前記排出口が形成され、基端側に開口部が形成された受容器本体と、該受容器本体の前記開口部に嵌着されて前記挿入口を形成する挿入口部材とを備えてなり、挿入口部材は、受容器本体の前記開口部の周縁に外嵌する嵌着部と、前記開口部から受容器本体の内部に延出して、受容器本体の基端側の内壁を覆うように配置される内カバーと、前記開口部の内側に延出して前記挿入口を形成する環状壁部とを備えてなり、内カバーの先端と、受容器本体の内壁との間には段差が形成されており、環状壁部は、内カバーの内側で前記開口部から受容器本体の内部に延出して、内カバーとの間に、前記挿入口の周縁に沿って先端側に開口する逆流防止溝を形成していることを特徴とする尿受容器である。
かかる構成にあっては、尿受容器の内部で尿が挿入口側に逆流した場合、まず、逆流した尿は、内カバーの先端に形成された段差で堰き止められることとなる。そして、尿がかかる段差を越えてさらに逆流した場合でも、逆流した尿は、挿入口の周囲に形成された逆流防止溝に入り込むこととなるため、挿入口から漏れ出ることはない。このように、本発明の尿受容器では、内カバーの先端の段差と挿入口周囲の逆流防止溝とによって尿の逆流を阻止するため、従来構成に比べて、挿入口からの尿漏れを抑制できる。
本発明にあって、環状壁部は、上部に切り欠き状の欠落部を有している構成が提案される。かかる構成では、環状壁部が、拡開方向に力が加わった時に、欠落部の部分を広げることで比較的容易に拡開可能となるため、挿入口に挿入した陰茎が環状壁部の径よりも大きく膨張した場合でも、陰茎が強く締め付けられないという利点がある。
また、本発明にあって、受容器本体の内壁と、挿入口部材の内カバーとの間には隙間が形成されている構成が提案される。かかる構成では、尿受容器の内部で逆流した尿は、まず、内カバーと内壁の隙間に流入することとなるため、内カバーの内側に尿が一層流れ込み難くなる。このため、かかる構成とすれば、挿入口からの尿漏れを一層抑制できる。また、陰茎の触れ易い内カバーの内側が尿で濡れ難くなるため、使用者が不快感を抱き難いという利点もある。
また、本発明にあって、挿入口部材は、受容器本体よりも軟質材料で形成されている構成が提案される。受容器本体は一定の硬さを確保する必要があるが、挿入口部材は、受容器本体ほどの硬さは求められず、むしろ、軟質材料で形成して伸張し易くすれば、環状壁部を伸張させて挿入口を拡開させ易くなる。このため、かかる構成とすれば、挿入口に挿入した陰茎が環状壁部の径よりも大きく膨張した場合でも、陰茎が強く締め付けられないという利点がある。
また、本発明にあって、伸張可能な伸縮フィルムで形成され、他端側から一端側へテーパー状に先細りとなるテーパー部を有し、一端側の開口が他端側の開口よりも小径な管形状をなす挿入口カバーを備え、挿入口カバーは、一端側の開口が非伸張状態で挿入口より小径であり、かつ、他端側の開口が非伸張状態で嵌着部より小径であり、他端側の開口を伸張させて嵌着部に外嵌させるように装着され、一端側の開口が、挿入口の手前側に、挿入口よりも小径の開口を形成している構成が提案される。かかる構成によれば、挿入口の手前側に形成された、挿入口よりも小径な開口(手前側開口)によって、挿入口から尿が漏れた場合でも、尿が外部に漏れ出すのを防ぐことができる。なお、伸縮フィルムによって形成される手前側開口は、陰茎の太さに容易に拡開させることができるため、陰茎よりも小径であっても、陰茎の挿入口への挿入には支障が生じない。むしろ、手前側開口を陰茎よりも小径にしておけば、陰茎を挿入口に挿入した際に、伸張した手前側開口が復元弾力によって陰茎の周囲に密着することとなるため、外部への尿漏れを確実に防止可能となる。
以上のように、本発明によれば、挿入口からの尿漏れを従来構成よりも抑制できる。
尿器1の側面図である。 尿受容器2の斜視図である。 尿受容器2の縦断側面図である。 受容器本体10の斜視図である。 挿入口部材11の斜視図である。 図3中のA−A線断面を矢印方向から見た斜視図である。 変形例の尿受容器2aの斜視図である。 変形例の尿受容器2aの基端側の縦断側面拡大図である。 非伸張状態の挿入口カバー12の斜視図である。
図1は、本実施例の尿受容器2を用いた男性用の尿器1である。かかる尿器1は、尿受容器2と蓄尿容器4とをチューブ3で接続してなるものであり、使用時には、尿受容器2より低い位置に蓄尿容器4を設置した状態で、尿受容器2の内部に排尿し、チューブ3を介して尿受容器2から蓄尿容器4に尿を流下させる。なお、本実施例の尿器1は、座位や仰臥位、側臥位などで使用され得るものである。
尿受容器2には、挿入口6と排出口7が形成されており、比較的開口の広い挿入口6から陰茎を挿入し、内部で排出された尿を比較的開口の狭い排出口7から排出するよう構成される。チューブ3は、一般的な樹脂製の透明チューブであり、継手8を介して尿受容器2の排出口7に接続されて、排出口7から排出される尿を流下させる。蓄尿容器4は、樹脂製のボトルからなるものであり、口の部分に装着された継手付きのキャップ9を介してチューブ3と接続されて、尿受容器2から流下する尿を受け入れる。
以下に、尿受容器2の構成について詳細に説明する。
図2,3に示すように、尿受容器2は、受容器2の外殻を構成する受容器本体10と、受容器本体10の基端側に嵌着されて挿入口6を形成する挿入口部材11とで構成される。受容器本体10と挿入口部材11は、いずれもシリコン樹脂等からなる樹脂成形品であり、コンプレッション成型等で製造され得る。ここで、挿入口部材11は、受容器本体10よりも軟質の樹脂で形成される。尿受容器2の外殻を構成する受容器本体10は一定の硬さを確保する必要があるが、挿入口部材11は、受容器本体10ほどの硬さは求められず、後述するように、軟質材料で形成して伸張し易くする方が好ましいためである。なお、尿受容器2の一般的なサイズは、全長15cm程度である。
受容器本体10は、図4に示すように、先端側に狭窄部20が形成された略円筒形状をなしており、基端側には比較的大径の開口部23が形成され、狭窄部20によって小径となった先端側の開口部を排出口7としている。受容器本体10の基端側の上部には、尿受容器2の内部の湿気を外部に排出するための換気孔24が形成される。また、受容器本体10の基端側の上部には、外側に突出する連結部21と位置決め突部22が形成される。連結部21は、尿受容器2をクリップ等によって下着や専用ベルトに係止するためのものであり、位置決め突部22は、挿入口部材11の嵌着位置の位置決めに用いられる。
挿入口部材11は、図2,3に示すように、受容器本体10の基端側の開口部23の周縁に嵌着されて、該開口部23の内側に挿入口6を形成する。挿入口部材11は、図3,5に示すように、開口部23の周縁に外嵌する嵌着部31と、該開口部23から受容器本体10の内部に延出して、受容器本体10の基端側の内壁25を覆うように配置される内カバー30と、開口部23の内側に延出して挿入口6を形成する略円環状の環状壁部34とを備えている。
嵌着部31は、図2,3,5に示すように、円環状をなしており、受容器本体10の開口部23の周縁に、全周に亘って隙間なく外嵌する。挿入口部材11は、嵌着部31の上部に形成された位置決め溝36を、開口部23の近傍に形成された位置決め突部22に嵌合させることで、受容器本体10に対して位置決めされる。
内カバー30は、図3,5に示すように、受容器本体10の基端側よりもわずかに小径の略円筒形状をなしており、受容器本体10の内部で、受容器本体10の内壁25の基端側部分を覆っている。内カバー30は、陰茎Pが受容器本体10の内壁25と当接しないよう支持するものであり、主に、陰茎Pが当接し易い内壁25の底部と両側部を覆っている。内カバー30には、底部に襞37が形成され、また、両側部には多数の貫通孔32が形成されており、これらにより、陰茎Pが内カバー30に密着し難いようにしている。なお、受容器本体10の内壁25は、凹凸形状が形成されていると尿の流れが滞り易くなるため、円滑面となっている。このように、本実施例では、受容器本体10の内壁25を内カバー30で覆うことで、陰茎Pが受容器本体10の内壁25と密着するのを抑え、装着感を向上させている。また、内カバー30の上部には、換気孔38,38が形成される。この換気孔38,38は、図6に示すように、挿入口部材11を受容器本体10に嵌着した状態で、受容器本体10の換気孔24,24と内外方向に重なり合って、内カバー30の内部の湿気を外部に排出可能とする。
環状壁部34は、図2,3,5に示すように、受容器本体10の基端側の開口部23の内側に延出して略円形の挿入口6を形成する。ここで、図6に示すように、環状壁部34には、上部に切り欠き状の欠落部35が設けられており、環状壁部34は上部で欠落した開環形状をなしている。また、環状壁部34は、図3,5に示すように、内カバー30の内側で、開口部23から受容器本体10の内部に延出し、内カバー30との間に、挿入口6の周縁に沿って先端側に開口する、円環状の逆流防止溝41を形成している。なお、図3に示すように、内カバー30が受容器本体10の中央まで延出しているのに対して、環状壁部34の延出幅は1cm程度と小さくなっている。このため、尿受容器2に挿入した陰茎Pは、挿入口6の周囲で環状壁部34によって支持され、挿入口6よりも先端側で内カバー30によって支持される。このように、尿受容器2に挿入される陰茎Pを環状壁部34と内カバー30の2箇所で支持すれば、陰茎Pと尿受容器2との接触面積を低減させて、装着感を向上させることができる。
本実施例の尿受容器2は、排尿の度に陰茎Pを挿入口6に挿脱するようにしてもよいし、連結部21を下着や専用ベルトに係止することで、陰茎Pを挿入口6に常時挿入状態にしてもよい。ただし、使用時には、挿入口6よりも排出口7が低くなるように尿受容器2を傾けた状態で排尿することが必要である。尿受容器2を適切に傾けて使用すれば、排泄された尿は、重力により排出口7から流出して、チューブ3を介して蓄尿容器4へ流下することとなる。これに対して、尿受容器2を不適切な角度で使用したり、全ての尿が排出口7から排出される前に尿受容器2の角度を不用意に変更したりすると、尿の一部又は全部が、挿入口6の方向に逆流してしまう。本実施例の尿器1では、このように尿受容器2の内部で尿が逆流した場合でも、挿入口6からほとんど尿が漏れ出ないよう構成されている。以下、その詳細を説明する。
図3に示すように、本実施例では、受容器本体10の内壁25の基端側部分を内カバー30で覆うことによって、内カバー30の先端と受容器本体10の内壁25との間に段差26が形成されている。このため、尿受容器2の内部で尿が挿入口6側に逆流した時に、かかる段差26によって、尿の逆流を堰き止めることができる。特に、本実施例では、図6に示すように、内カバー30と内壁25の底部の間には隙間40が形成されており、逆流した尿は、段差26を越えるよりも先に当該隙間40に流れ込むこととなるため、逆流した尿が段差26を乗り越えて内カバー30の内側に流れ込み難いという利点がある。内カバー30の内側面は陰茎Pを支持する部分であり、内カバー30の内側面が濡れると、使用者に不快感を与えてしまうが、このように、逆流した尿を、内カバー30の先端で堰き止めて、内カバー30の内側への尿の逆流を抑制すれば、挿入口6からの尿漏れを防止するだけでなく、装着感を向上させることができる。
また、本実施例では、図3,5,6に示すように、挿入口6の周囲には、環状壁部34と内カバー30との間に、先端側に開口する円環状の逆流防止溝41が形成されるため、尿が段差26を越えて内カバー30の内側に流入したとしても、逆流した尿は、逆流防止溝41に入り込んでしまい、挿入口6から漏れ出ることはない。かかる逆流防止溝41は、挿入口6を囲繞するように形成されるため、尿受容器2が横倒しになっていても尿漏れを防止できる。
このように、本実施例では、内カバー30と内壁25の段差26と、逆流防止溝41とによって尿の逆流を阻止するため、従来構成に比べて、挿入口からの尿漏れを抑制できるという利点がある。
また、本実施例では、挿入口部材11が受容器本体10よりも軟質の樹脂で形成されているため、陰茎Pが挿入口6より太く膨張した場合に、環状壁部34を伸張させて挿入口6を陰茎Pの太さ拡大させることができる。特に、環状壁部34は、欠落部35を有する開環形状をなしているため、環状壁部34の欠落部35を拡げることで挿入口6は比較的弱い力で拡大させられる。このように、本実施例では、陰茎Pの膨張時に挿入口6を比較的弱い力で拡大させられるため、陰茎Pが膨張した時に、環状壁部34によって、使用者が痛みを感じるほど強く陰茎Pが締め付けられることがない。
次に、上記実施例の変形例について説明する。
本変形例の尿受容器2aは、図7,8に示すように、上記実施例の尿受容器2に挿入口カバー12を付加したものである。すなわち、本変形例の尿受容器2aは、受容器本体10と、挿入口部材11と、挿入口カバー12とで構成される。なお、受容器本体10と挿入口部材11の構成は、上記実施例と同一であるため、本文及び図中で同一符号を付して説明を省略する。
挿入口カバー12は、天然ゴム等からなる伸張可能な伸縮フィルムを管状に成形してなるものである。図9に示すように、挿入口カバー12は、両端に形成される短円筒状の筒部42,43と、他端側の筒部43から一端側の筒部42へテーパー状に先細りとなるテーパー部44とで構成されており、一端側の筒部42が、他端側の筒部43に比べて小径となっている。ここで、挿入口カバー12の非伸張状態では、筒部42に形成される一端側の開口45は、挿入口6よりも小径であり、また、筒部43に形成される他端側の開口46は、挿入口部材11の嵌着部31よりも小径である。
図7,8に示すように、挿入口カバー12は、他端側の開口46を拡開させるよう伸張させて、他端側の筒部43を挿入口部材11の嵌着部31に外嵌させることによって装着される。かかる装着状態では、伸張した他端側の筒部43が復元弾力によって嵌着部31の表面に密着し、他端側の筒部43に追従して伸張したテーパー部44が、挿入口6の外周部を手前側から覆い、一端側の筒部42の開口45が、挿入口6の手前側に、挿入口6よりも小さい円形の開口(以下、手前側開口とも言う。)を形成している。かかる構成では、挿入口6から尿が漏れ出た場合でも、挿入口6より小径な手前側開口45の部分で、尿が外部に漏れ出るのを防ぐことが可能となる。なお、伸縮フィルムで形成される手前側開口45は、陰茎Pに合わせた開口径に容易に伸張させられるため、陰茎Pより小径であっても手前側開口45が挿入口6への挿入の支障となることはない。むしろ、手前側開口45を、陰茎Pよりも小径にしておけば、陰茎Pを挿入口6に挿入した際に、伸張した手前側開口45が復元弾力によって陰茎Pの周囲に密着することとなるため、外部への尿漏れを確実に防止できる。ここで、手前側開口45は、短円筒状の筒部42によって形成されて、手前側開口45と陰茎Pとは面接触となるため、手前側開口45を陰茎Pに密着させても、陰茎Pの表面が傷つくおそれもない。
このように、本変形例によれば、挿入口カバー12によって、外部への尿漏れを一層確実に防止することが可能となる。
なお、本発明の尿受容器は、上記実施例の構成に限定されず、適宜変更可能である。例えば、尿受容器の排出口の形状については実施例の構成に限定されず、尿受容器を接続するチューブや蓄尿容器の構成も実施例の構成を適宜変更可能である。
1 尿器
2,2a 尿受容器
3 チューブ
4 蓄尿容器
6 挿入口
7 排出口
8 継手
9 キャップ
10 受容器本体
11 挿入口部材
12 挿入口カバー
20 狭窄部
21 連結部
22 位置決め突部
23 開口部
24 換気孔
25 内壁
26 段差
30 内カバー
31 嵌着部
32 貫通孔
34 環状壁部
35 欠落部
36 位置決め溝
37 襞
38 換気孔
40 隙間
41 逆流防止溝
42,43 筒部
44 テーパー部
45,46 開口

Claims (5)

  1. 陰茎を挿入する挿入口と、チューブを介して蓄尿容器と連通する排出口とを備え、内部で排泄された尿を排出口から流出させる尿受容器であって、
    先端側に前記排出口が形成され、基端側に開口部が形成された受容器本体と、該受容器本体の前記開口部に嵌着されて前記挿入口を形成する挿入口部材とを備えてなり、
    挿入口部材は、
    受容器本体の前記開口部の周縁に外嵌する嵌着部と、
    前記開口部から受容器本体の内部に延出して、受容器本体の基端側の内壁を覆うように配置される内カバーと、
    前記開口部の内側に延出して前記挿入口を形成する環状壁部と
    を備えてなり、
    内カバーの先端と、受容器本体の内壁との間には段差が形成されており、
    環状壁部は、内カバーの内側で前記開口部から受容器本体の内部に延出して、内カバーとの間に、前記挿入口の周縁に沿って先端側に開口する逆流防止溝を形成していることを特徴とする尿受容器。
  2. 環状壁部は、上部に切り欠き状の欠落部を有していることを特徴とする請求項1に記載の尿受容器。
  3. 受容器本体の内壁と、挿入口部材の内カバーとの間には隙間が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の尿受容器。
  4. 挿入口部材は、受容器本体よりも軟質材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の尿受容器。
  5. 伸張可能な伸縮フィルムで形成され、他端側から一端側へテーパー状に先細りとなるテーパー部を有し、一端側の開口が他端側の開口よりも小径な管形状をなす挿入口カバーを備え、
    挿入口カバーは、
    一端側の開口が非伸張状態で挿入口より小径であり、かつ、他端側の開口が非伸張状態で嵌着部より小径であり、
    他端側の開口を伸張させて嵌着部に外嵌させるように装着され、一端側の開口が、挿入口の手前側に、挿入口よりも小径の開口を形成していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の尿受容器。
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