JP2018186440A - Supporting metal fitting for antenna installation - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建物の屋上のパラペットを利用してアンテナを設置する支持金具に関する。 The present invention relates to a support fitting for installing an antenna using a parapet on a roof of a building.
特許文献1には屋上のパラペットを利用してアンテナを設置する技術が公知となっている。図10に基づき概略を説明すれば、固定枠(支持金具)1は、逆U字状に形成された一対の枠対5a,5bと、両枠対5a,5bを連結して前面体1a,背面体1bを構成する連結片6a〜6cと、枠対5a,5bの下端部に螺設された圧接板(押え板)2a,2bと、を備えている。
この前面体1aの連結片6a,6bは、アンテナ設置用マスト3を立設するマスト立設部8を備え、マスト立設部8はマスト保持具13とボルト14と挟持部材15とを備えている。また、圧接板2aの裏面中央にはボルト当接用の凹部20が形成され、枠体5a,5bの各下端部にボルト21が螺入するねじ孔が形成されている。
The connecting
このような固定枠1をパラペットに設置する際は、まず圧接板2a,2bの間隔をパラペットの厚さより広く開き、つぎに圧接板2a,2b間にパラペットを挿入するように固定枠1に被せる。
When installing such a
その後、ボルト21を前記ねじ孔に螺入していくことで圧接板2aをパラペット側に押し出し、圧接板2bと共にパラペットを把持する。また、マスト3をマスト立設部8に装着し、さらにマスト3にアンテナを取り付ける。
Then, the
しかしながら、特許文献1の固定枠1は、圧接板2a,2bを押し込むボルト21が片側、即ち正面側の枠体5a側にしか設けられていないため、パラペットの把持力が不十分であり、パラペットに十分に固定できない場合がある。
However, in the
これにより例えば風雨や地震などで固定枠1の固定が解除され、アンテナが倒れるおそれがある。これでは建物周囲に危険性が生じ、また通信エリアなどに悪影響を与えるおそれがあった。
Thereby, the fixing of the
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、パラペットにアンテナ設置用の支持金具を十分に固定することを解決課題としている。 The present invention is made to solve such a conventional problem, and an object of the present invention is to sufficiently fix a support fitting for antenna installation to a parapet.
本発明は、建物の屋上に形成されたパラペットを利用してアンテナを設置するアンテナ支持金具に関する。このアンテナ支持金具は、縦断面逆U字状の金具本体と、前記金具本体に立設された支柱金具と、前記金具本体の各下端部の両サイドに固定されたナットと、前記ナットに螺入する押しボルトと、前記押しボルトを前記ナットに螺入させていくに従って前記パラペットを締め付けて把持する押え板と、を備える。 The present invention relates to an antenna support fitting for installing an antenna using a parapet formed on the roof of a building. The antenna support bracket includes a bracket body having an inverted U-shaped vertical cross section, a support bracket that is erected on the bracket body, nuts that are fixed to both sides of each lower end of the bracket body, and a screw threaded on the nut. And a pressing plate for tightening and holding the parapet as the pressing bolt is screwed into the nut.
本発明の一態様として、前記金具本体の各下端部の両サイドに複数のナットが直列に連装することもできる。また、前記金具本体と前記支柱金具とが落下防止用のワイヤを挿通可能な孔部を備えてもよい。 As one aspect of the present invention, a plurality of nuts can be connected in series on both sides of each lower end of the metal fitting body. Further, the metal fitting body and the column metal fitting may be provided with a hole through which a drop preventing wire can be inserted.
本発明の他の態様として、前記金具本体を一対のL字金具と、該両L字金具を連結するボルト・ナットとを備えて構成してもよい。この場合には前記各L字金具は、長手方向に沿って複数の連結孔が形成された水平部と、該水平部の一端から垂直に折曲形成された前記下端部とを備える。 As another aspect of the present invention, the metal fitting body may include a pair of L-shaped metal fittings and bolts and nuts that connect the L-shaped metal fittings. In this case, each L-shaped bracket includes a horizontal portion in which a plurality of connection holes are formed along the longitudinal direction, and the lower end portion that is bent vertically from one end of the horizontal portion.
したがって、前記両L字金具は、それぞれの前記連結孔に連通されたボルト軸部にナットを締結して連結される。このボルト軸部を連通する前記連結孔を変更することにより、前記押え板間の距離を調整可能とすることが好ましい。 Therefore, the L-shaped metal fittings are connected by fastening nuts to the bolt shaft portions communicating with the connection holes. It is preferable that the distance between the presser plates can be adjusted by changing the connecting hole communicating with the bolt shaft portion.
本発明のさらに他の態様として、前記金具本体を一対のL字金具を連結して構成してもよい。この場合に一方の前記L字金具は、横断面U字状に形成され、底板の両端に立設された側板の長手方向に沿って複数の貫通孔を形成する。 As still another aspect of the present invention, the metal fitting body may be configured by connecting a pair of L-shaped metal fittings. In this case, one said L-shaped metal fitting is formed in the cross-sectional U shape, and forms a some through-hole along the longitudinal direction of the side plate erected at the both ends of the bottom plate.
また、前記支柱金具は、前記L字金具に対する取付用の取付孔が形成されたベースプレートと、該ベースプレートに立設された支柱部とを備える。このベースプレートは、前記貫通孔および前記取付孔に連通されたボルト軸部にナットを締結して前記L字金具に取り付けられる。したがって、前記ボルト軸部に連通される前記取付孔を変更することにより、前記支柱金具の取付位置を調整可能となる。 Moreover, the said support | pillar metal fitting is provided with the base plate in which the attachment hole for the attachment with respect to the said L-shaped metal fitting was formed, and the support | pillar part erected in this base plate. The base plate is attached to the L-shaped metal fitting by fastening a nut to a bolt shaft portion communicating with the through hole and the attachment hole. Therefore, by changing the mounting hole communicated with the bolt shaft portion, the mounting position of the support bracket can be adjusted.
本発明によれば、アンテナ設置用の支持金具をパラペットに十分に固定することができる。 According to the present invention, the support bracket for antenna installation can be sufficiently fixed to the parapet.
以下、本発明の実施形態に係るアンテナ設置用の支持金具を説明する。この支持金具は、主に建物の屋上にアンテナ(ANT−Z−P040−ND)を設置する際に屋上のパラペットに取り付けられて前記アンテナを支持する。 Hereinafter, support brackets for antenna installation according to embodiments of the present invention will be described. This support bracket is attached to a roof parapet when the antenna (ANT-Z-P040-ND) is installed mainly on the roof of a building, and supports the antenna.
≪全体構成≫
図1〜図3に基づき前記支持金具の構成を説明する。ここでは前記支持金具30は、図1に示すように、前記パラペットに固定される縦断面逆U字状の金具本体31と、金具本体31に立設されて前記アンテナが設置される支柱金具32とを備えている。
≪Overall structure≫
The structure of the said support metal fitting is demonstrated based on FIGS. Here, as shown in FIG. 1, the
(1)金具本体31
金具本体31は、一対のL字金具33A,33Bと、両L字金具33A,33Bを連結するボルト34a・ナット34bとを備えている。この各L字金具3333A,33Bは、図2に示すように、横断面U字状の水平部35A,35Bと、水平部35A,35Bの一端から垂直に折曲形成された下端部(脚部)36A,36Bとを備え、水平部35Bは水平部35Aの下側に連結されている。
(1)
The
この水平部35Aの長手方向は水平部35Bよりも長く設定され、下端部36Aは下端部36Bよりも高く設定されている。具体的には水平部35A,35Bは横断面コ字状に形成され、底板35aには複数の連通孔35cが等間隔に直列に形成されている。この両水平部35A,35Bの連通孔35cに連通されたボルト34aの軸部に座金を介してナット34bを締結することで両L字金具33A,33Bが連結されている。また、L字金具33Aの各側壁35bには支柱金具32を取り付ける四つの貫通孔35dが等間隔に形成されている。
The longitudinal direction of the
また、各下端部36A,36Bは、横断面コ字状に形成され、左右の側板38の外周には一対のナット38aが溶接により直列に連装され、底板37には孔部44と落下防止用ワイヤ取付用孔37aとが形成されている。ここでは両ナット38aは一定の間隔をおいて連装されている一方、孔部44に挿通された皿ボルト42の軸部にナット43を締結することで押え板39が取り付けられている。
Each
この押え板39は、図3に示すように、横長長方形状に形成され、両端部のナット38aに応じた位置に丸溝39aが形成されている。このとき各ナット38aに螺入された押えボルト40の軸部先端が、丸溝39aに当たって両押え板39がパラペットを把持し、金具本体31が前記パラペットに固定されている。
As shown in FIG. 3, the
(2)支柱金具32
支柱金具32は、図1に示すように、L字金具33Aに固定されるベースプレート45と、ベースプレート45の略中央部に立設された支柱部46とを備えている。このベースプレート45の両側端部45aは下方向に折曲形成され、L字金具33Aの貫通孔35dと同じ間隔に形成された一対の取付孔45b(図5参照)を備えている。
(2)
As shown in FIG. 1, the
この両取付孔45bと任意に選択された一対の貫通孔35dとに挿通されたボルト48の軸部にナット49を締結することでベースプレート45がL字金具33Aに固定されている。なお、支柱部46は、円柱状に形成され、上端付近には落下防止用ワイヤ取付孔47が形成されている。
The
≪取付手順≫
以下、前記支持金具30の前記パラペットへの取付手順を説明する。ここではパラペットP(図6参照)に前記支持金具30を取り付けるものとする。この取り付けは、L字金具33A,33Bの連結作業(図2)→押しボルト40の取付作業(図3)→押え板39の取付作業(図4)→支柱金具32の取付作業(図5)→パラペットへの取付作業(図6)の順で実施される。
≪Mounting procedure≫
Hereinafter, a procedure for attaching the support fitting 30 to the parapet will be described. Here, it is assumed that the support fitting 30 is attached to the parapet P (see FIG. 6). This mounting is performed by connecting the L-shaped
(1)L字金具33A,33Bの連結作業
図2に基づきL字金具33A,33Bの連結作業を説明する。まず、図2に示すように、L字金具33Aの水平部35Aの下側にL字金具33Bの水平部35Bを配置し、水平部35A,35Bの底板35aを対向させる。
(1) Connecting operation of L-shaped
この状態のまま各水平部35A,35Bの連通孔35c群からパラペットPの厚さLに応じた隣接する一対の連通孔35cを選択し、選択された各連通孔35cにボルト34aの軸部を連通する。ここで連通されたボルト34aの軸部に座金を介してナット34bを締結し、両L字金具33A,33Bが連結される。
In this state, a pair of
(2)押しボルト40の取付作業・押え板39の取付作業
まず、図3に基づき押しボルト40の取付作業を説明する。この取付作業に際しては両下端部36A,36Bの各ナット38aに対して、緩み止め用ナット50a,ばね座金50bを介して押しボルト40の軸部を螺着させる。
(2) Installation work of the
このとき押え板39の中央孔39bに皿ボルト42の軸部を挿通し、挿通された皿ボルト42の軸部にナット51を締結することで皿ボルト42を押え板39に取り付ける。
At this time, the countersunk
つぎに図4に基づき押え板39の取付作業を説明すれば、皿ボルト42の軸部を各下端部36A,36Bの孔部44に挿通し、挿通された皿ボルト42の軸部にナット43を締結し、各押え板39を各下端部36A,36Bに取り付ける。
Next, the mounting operation of the
(3)支柱金具32の取付作業
図5に基づき支柱金具32の取付作業を説明する。この取付作業は、L字金具33Aの両側板35bに形成された貫通孔35d群から支柱金具32の取付位置に応じた四つの貫通孔35dを選択する。ここでは各側板35b中で隣接し、かつ両側板35b間にて対向する貫通孔35dが選択される。
(3) Mounting operation of the
このように選択された各貫通孔35dとベースプレート45の取付孔45bとにボルト48の軸部を挿通し、挿通されたボルト48の軸部に座金を介してナット49を締結し、支柱金具32をL字金具33Aに取り付ける。
The shaft portion of the
(4)パラペットへの取付作業
図6に基づきパラペットへの取付作業を説明する。この前記支持金具30の取り付けに際しては、まず両下端部36A,36B間の開口部をパラペットPの長手方向に対して垂直方向(Y−Y方向)に配置する。
(4) Attachment work to a parapet The attachment work to a parapet is demonstrated based on FIG. When attaching the support fitting 30, first, the opening between the
つぎに押しボルト40の軸部先端が押え板39の丸溝39aを向くように該押え板39の位置を調整し、各押しボルト40の軸部を各脚部36A,36Bに連装された各ナット38aに螺入させていく。
Next, the position of the
これにより押えボルト40の軸部先端が丸溝39aに当たって左右の押え板39によりパラペットPが締め付けられる。その結果、パラペットPが両押え板39に把持され、前記支持金具30がパラペットPに固定されている。また、各緩み止め用ナット50aを、ばね座金50bが効く程度に押えボルト40の軸部に締め付け、その後に皿ボルト42にナット43を二連装で締め付ける。
As a result, the end of the shaft portion of the
その後、落下防止用ワイヤ59を取付孔47,37aに挿通して建物の屋上などに埋設されたアンカーボルト60に連結し、支柱金具32にアンテナ(ANT−Z−P040−ND)を設置して作業を終了する。この前記支持金具30によれば、次の効果(A)〜(D)を得ることができる。
Thereafter, the
(A)すなわち、ボルト34aの軸部を連通する両連通孔35cを変更すれば、下端部36A,36B間が伸縮するため、左右の押え板39間の距離を調整することができる。この点を図7に基づき説明する。
(A) That is, if the both
図7(a)は、両下端部36A,36B間を調整して両押え板39間を距離L1(240mm)に設定した状態を示している。また、図7(b)は、両下端部36A,36B間を調整して両押え板39間を距離L2(360mm)に設定した状態を示している。
FIG. 7A shows a state in which the distance between the
このようにボルト34aの軸部を連通する連通孔35cを選択することで両押え板39間の距離を距離L1〜距離L2に調整することが可能である。したがって、前記支持金具30によれば、厚さL(240mm〜360mm)のパラペットに対応でき、この点でアンテナの設置範囲を拡大することができる。
Thus, the distance between the
(B)前記支持金具30によれば、図6に示すように、各押しボルト40の軸部を連装された各ナット38aに螺入させていくと、左右の押え板39にてパラペットPが把持されるため、特許文献1よりもパラペットPの把持力が向上している。
(B) According to the
すなわち、特許文献1は、片側からボルト21をねじ孔に螺入していくことで圧接板2aをパラペット側に押し出し、圧接板2a,2b間でパラペットを挟み込んでいる。
That is, in
これに対して前記支持金具30は、パラペットPの把持力を確実に発揮させるため、押しボルト40を両側から締め付けながら挟み込んでいる。これにより片側のみでは不十分であったパラペットPの把持力を向上させることができ、前記支持金具30をパラペットPに十分かつ確実に固定することができ、安全性が向上している。
On the other hand, the support fitting 30 sandwiches the
このとき前記支持金具30によれば、押しボルト40が螺入するナット38aが二連装されているため、荷重が加わった時に押しボルト40の芯軸のずれを防止することもできる。この点を図8に基づき説明する。
At this time, according to the support fitting 30, since the nuts 38a into which the
図8(a)は比較例に係る支持金具30´の芯軸ずれを示している。この支持金具30´は、金具本体31の底板37の両端部にそれぞれ一つのナット38bが溶接により単装され、底板37に各ナット38bの雌ねじ孔と連通する孔部52が形成されている。ここでは各ナット38bに押えボルト40を螺入させれば、押えボルト40が孔部52を通って左右の押え板39を押し込むため、該両押え板39によりパラペットPが挟み込まれる。
FIG. 8A shows the misalignment of the core axis of the support fitting 30 'according to the comparative example. In the support fitting 30 ′, one
ところが、支持金具30´にパラペットの垂直方向(図6中のX−X方向)の応力Sを加えた場合、下端部33B側の押えボルト40に矢印S1方向の芯軸ずれが発生し、下端部33A側の押えボルト40に矢印S2方向の芯軸ずれが発生する。これにより支持金具30´の金具本体31、即ち挟込部に図中の二点鎖線に示す歪みが生じ、パラペットPの把持力が不十分となるおそれがある。
However, when a stress S in the vertical direction of the parapet (XX direction in FIG. 6) is applied to the support fitting 30 ', a core axis deviation in the direction of arrow S1 occurs in the
一方、図8(b)は、前記支持金具30に図8(a)と同様に前記応力Sを加えた状態を示している。ここでは側板38の外周にナット38aが直列に連装されているため、同図中の二点鎖線に示すように、矢印S1,S2方向の芯軸ずれが抑制され、挟込部の歪みが減少している。
On the other hand, FIG.8 (b) has shown the state which applied the said stress S to the said support metal fitting 30 similarly to Fig.8 (a). Here, since the
すなわち、押えボルト40の軸部が両ナット38aに支持されるため、比較例よりも芯軸ずれが抑制される。このとき両ナット38a間の距離が大きくなるにしたがって押えボルト40の芯軸ずれが小さくなる。これにより一方のナット38aが押え板39に近づきパラペットPの把持を安定させることができる。
That is, since the shaft portion of the
表1および表2は前記支持金具30の風荷重に対する強度試験の結果を示し、表3は前記比較例に係る支持金具30´の同試験の結果を示している。この表1は、表4の「適応風速・設置高さ」におけるパラペット方向(図6中のX−X方向)の歪量を示している。また、表2および表3は、表4の「適応風速・設置高さ」におけるパラペット垂直方向(図6中のY−Y方向)の歪み量を示している。 Tables 1 and 2 show the results of the strength test against the wind load of the support fitting 30, and Table 3 shows the results of the test of the support fitting 30 'according to the comparative example. Table 1 shows the amount of distortion in the parapet direction (XX direction in FIG. 6) in the “adaptive wind speed / installation height” in Table 4. Tables 2 and 3 show the amount of distortion in the parapet vertical direction (Y-Y direction in FIG. 6) in the “adaptive wind speed / installation height” in Table 4.
ここでは押え板39に図示省略のダイアルゲージを設置して「挟込部の歪み量」を計測し、支柱部46に同ダイアルゲージを設置して「支持支柱部の歪み量」を計測した。また、支柱部46に表1〜表3の積載荷重を加えて「載荷時の歪み量」を計測し、同積載荷重を除去して「除荷時の歪み量」を計測した。
Here, a dial gauge (not shown) is installed on the
この表1および表2によれば、表4の区分Aの「適応風速・設置高さ」において前記各歪み量が許容範囲であることが示され、前記支持金具30におけるパラペットPの把持力向上が確認された。ここでは除荷時に挟込部の歪み量が「0.00」に復元した場合を許容範囲(判定=OK)としている。
According to Table 1 and Table 2, it is shown that the respective distortion amounts are in the allowable range in the “adaptive wind speed / installation height” of the category A in Table 4, and the gripping force of the parapet P in the
また、表1,2によれば前記支持金具30の歪み量(表1,2)は、表3に示す前記比較例の歪み量よりも小さいことが示されている。したがって、側板38の外周にナット38aを直列に連装すれば、押えボルト40の芯軸ずれを小さくできることが確認された。
Further, according to Tables 1 and 2, it is shown that the amount of distortion (Tables 1 and 2) of the support fitting 30 is smaller than the amount of distortion of the comparative example shown in Table 3. Therefore, it has been confirmed that if the
(C)前記支持金具30によれば、両側板35bの貫通孔35d群からボルト48の軸部を挿通する四つの貫通孔35dを支柱金具32の取付位置に応じて選択することで支柱金具32の取付位置を調整することができる。
(C) According to the
例えば図9(a)に示すように、前記貫通孔35d群からL字金具33A側の四つの貫通孔35dを選択すれば、水平部35Aの前側(同図中のP側)に支柱金具32を取り付けることができる。
For example, as shown in FIG. 9A, if four through-
また、図9(b)に示すように、前記貫通孔35d群から水平部35Aの中央に配置された四つの貫通孔35dを選択すれば、水平部35Aの水平方向(同図中のP−Q方向)の中央に支持金具32を取り付けることができる。
Further, as shown in FIG. 9B, if four through-
さらに図9(c)に示すように、前記貫通孔35d群からL字金具33B側の四つの貫通孔35dを選択すれば、水平部35Aの後側(同図中のQ側)に支柱金具32を取り付けることができる。
Further, as shown in FIG. 9 (c), if four through
これによりアンテナ側の可変金具の長さやアンテナの取付方向などの周囲の状況などに応じてアンテナの取付位置を調整することができ、アンテナが建物の敷地境界線を越えることを防止することができる。すなわち、前記支持金具30をパラペットPに取り付けた後にアンテナが敷地境界線を越える事態が判明しても、図9(a)〜(c)に示すように、支柱金具32の取付位置を調整することで敷地境界内にアンテナをおさめることが可能である。 As a result, the antenna mounting position can be adjusted according to the surrounding conditions such as the length of the variable bracket on the antenna side and the antenna mounting direction, and the antenna can be prevented from crossing the building boundary line. . That is, even if it becomes clear that the antenna crosses the site boundary after attaching the support fitting 30 to the parapet P, the attachment position of the column fitting 32 is adjusted as shown in FIGS. It is possible to put the antenna in the site boundary.
(D)前記支持金具30の取付孔47,37aには落下防止用ワイヤ59が挿通され、該落下防止用ワイヤ59は建物の屋上に埋設されたアンカーボルト60に連結されている。したがって、前記支持金具30によれば、地震などの災害時にパラペットPから外れても、落下防止ワイヤ59により屋上からの落下を防止することができ、この意味でも安全性が向上している。
(D) A
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で変形して実施することができる。例えば落下防止用ワイヤ59は、建物の既設固定物などに連結することができ、また支柱金具32の取付に用いられなかった貫通孔35dに挿通して使用してもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It can deform | transform and implement within the range described in each claim. For example, the
さらにナット38aは、各側板38の外周に複数個が連装(二連装には限定されない。)されていることが好ましいが、前記比較例のように各側板38に一つのナット38aを単装してもよいものとする。この場合には押えボルト10の芯軸ずれが前記支持金具30よりも大きくなるものの、左右の押え板39による把持力を向上させる効果を得ることができる。
Further, it is preferable that a plurality of nuts 38a are connected to the outer periphery of each side plate 38 (but not limited to two), but one
30…アンテナ設置用の支持金具
31…金具本体
32…支柱金具
33A,33B…L字金具
34a,48…ボルト
34b,49…ナット
35A,35B…水平部
35c…連通孔
35d…貫通孔
36A,36B…下端部
38a…ナット
39…押え板
40…押しボルト
45…ベースプレート
45b…取付孔
46…支柱部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
縦断面逆U字状の金具本体と、
前記金具本体に立設された支柱金具と、
前記金具本体の各下端部の両サイドに固定されたナットと、
前記ナットに螺入する押しボルトと、
前記押しボルトを前記ナットに螺入させていくに従って前記パラペットを締め付けて把持する押え板と、
を備えることを特徴とするアンテナ設置用の支持金具。 An antenna support bracket for installing an antenna using a parapet formed on the roof of a building,
A vertical U-shaped bracket body,
A column metal fitting standing on the metal fitting body,
Nuts fixed to both sides of each lower end of the metal fitting body;
A push bolt screwed into the nut;
A presser plate that tightens and holds the parapet as the push bolt is screwed into the nut;
A support bracket for antenna installation, comprising:
ことを特徴とする請求項1または2記載のアンテナ設置用の支持金具。 The antenna mounting support bracket according to claim 1 or 2, wherein the bracket main body and the support bracket include a hole portion through which a drop prevention wire can be inserted.
前記各L字金具は、長手方向に沿って複数の連結孔が形成された水平部と、該水平部の一端から垂直に折曲形成された前記下端部とを備え、
前記両L字金具は、それぞれの前記連結孔に連通されたボルト軸部にナットを締結して連結され、
前記ボルト軸部を連通する前記連結孔を変更することにより、前記押え板間の距離を調整可能なことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナ設置用の支持金具。 The metal fitting body includes a pair of L-shaped metal fittings and bolts and nuts for connecting the L-shaped metal fittings.
Each L-shaped bracket includes a horizontal portion in which a plurality of connecting holes are formed along the longitudinal direction, and the lower end portion that is vertically bent from one end of the horizontal portion,
The L-shaped metal fittings are coupled by fastening nuts to bolt shaft portions communicated with the coupling holes.
The antenna mounting bracket according to any one of claims 1 to 3, wherein a distance between the presser plates can be adjusted by changing the connecting hole that communicates the bolt shaft portion. .
少なくとも一方の前記L字金具は、横断面U字状に形成され、底板の両端に立設された側板の長手方向に沿って複数の貫通孔が形成され、
前記支柱金具は、前記L字金具に対する取付用の取付孔が形成されたベースプレートと、
該ベースプレートに立設された支柱部とを備え、
前記ベースプレートは、前記貫通孔および前記取付孔に連通されたボルト軸部にナットを締結して前記L字金具に取り付けられ、
前記ボルト軸部に連通される前記取付孔を変更することにより、前記支柱金具の取付位置を調整可能なことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナ設置用の支持金具。 The metal fitting body is configured by connecting a pair of L-shaped metal fittings,
At least one of the L-shaped brackets is formed in a U-shaped cross section, and a plurality of through holes are formed along the longitudinal direction of the side plates erected on both ends of the bottom plate,
The support bracket includes a base plate in which a mounting hole for mounting to the L-shaped bracket is formed;
And a support column erected on the base plate,
The base plate is attached to the L-shaped bracket by fastening a nut to a bolt shaft portion communicated with the through hole and the attachment hole,
The antenna installation support according to any one of claims 1 to 3, wherein the mounting position of the support bracket can be adjusted by changing the mounting hole communicated with the bolt shaft portion. Hardware.
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