JP2018183359A - Tableware washing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、食器洗浄装置に関するものである。 The present invention relates to a dishwashing apparatus.
特許文献1に、食器洗浄機が記載されている。この食器洗浄機は、食器を収容する洗浄槽と、当該洗浄槽から排出される水に含まれる残滓を濾過するフィルタと、を備える。
上記特許文献1に記載された食器洗浄機において洗浄槽とフィルタとは、同一の空間内に配置される。このため、例えば、洗浄後の食器は、フィルタに残った残滓と同一の空間内に位置する。特許文献1に記載の食器洗浄機には、例えば、残滓の臭いが洗浄後の食器に付着する等の問題がある。特許文献1に記載の食器洗浄機は、衛生性に優れていない。
In the dishwasher described in
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、より衛生性に優れた食器洗浄装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems. An object of the present invention is to provide a dishwashing apparatus with better hygiene.
本発明に係る食器洗浄装置は、被洗浄物を内部に収容する洗浄槽と、洗浄槽の内部に収容された被洗浄物を液体によって洗浄する洗浄手段と、洗浄槽から排出される液体に含まれる残滓を内部に捕集する残滓捕集部と、洗浄槽の内部と残滓捕集部の内部とを隔てることが可能な分離機構と、を備える。 The dishwashing apparatus according to the present invention includes a cleaning tank for storing an object to be cleaned therein, cleaning means for cleaning the object stored in the cleaning tank with liquid, and liquid discharged from the cleaning tank. And a separation mechanism capable of separating the inside of the cleaning tank and the inside of the residue collection unit.
本発明に係る食器洗浄装置は、洗浄槽の内部と残滓捕集部の内部とを隔てることが可能な分離機構を備えるので、従来よりも洗浄槽の内部の衛生性を向上することができるという効果を有する。 The dishwashing apparatus according to the present invention includes a separation mechanism that can separate the inside of the washing tank from the inside of the residue collecting portion, and therefore can improve the hygiene of the inside of the washing tank as compared with the prior art. Has an effect.
以下、添付の図面を参照して、実施の形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。本開示では、重複する説明については、適宜に簡略化または省略する。なお、本開示における装置、器具、及び部品等の、個数、配置、向き、形状、及び大きさは、原則として、添付の図面に示すものに限定されない。また、本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得るものである。 Embodiments will be described below with reference to the accompanying drawings. The same reference numerals in the drawings indicate the same or corresponding parts. In the present disclosure, overlapping descriptions will be simplified or omitted as appropriate. Note that the number, arrangement, orientation, shape, and size of the devices, instruments, and components in the present disclosure are not limited to those shown in the accompanying drawings in principle. Further, the present disclosure may include all combinations of configurations that can be combined among the configurations described in the following embodiments.
実施の形態1.
まず、本実施の形態の食器洗浄装置1aの構成について説明する。図1は、実施の形態1の食器洗浄装置1aの構成を示す図である。食器洗浄装置1aは、食器100等の被洗浄物を洗浄する装置である。食器100は、例えば、皿およびカップである。なお、食器洗浄装置1aは、キッチンの卓上に設置可能な卓上式の装置でもよいし、キッチンのシンク下に設置するビルトイン式の装置でもよい。
First, the structure of the
食器洗浄装置1aは、食器100を内部に収容する洗浄槽10を備える。洗浄槽10の内部には、食器100を置くための食器かご11が配置される。一例として、食器かご11は、図1に示すように、洗浄槽10の内部の上部と下部とに1つずつ配置される。
The
食器洗浄装置1aは、洗浄ノズル12およびポンプ13を備える。ポンプ13は、液体を洗浄ノズル12へ送るものである。洗浄ノズル12とポンプ13とは、例えば、送水管14によって接続される。洗浄ノズル12には、液体を噴射するための複数の噴射孔が形成される。ポンプ13によって送水管14を介して洗浄ノズル12へ送られた液体は、この噴射孔から噴射される。
The
本実施の形態において洗浄ノズル12は、洗浄水およびすすぎ水を噴射する。洗浄水とは、食器100を洗浄するための液体である。本実施の形態における洗浄水は、洗剤と水との混合物である。また、すすぎ水は、洗浄水によって洗浄された食器100をすすぐための水である。本実施の形態の洗浄ノズル12およびポンプ13は、洗浄槽10の内部に収容された被洗浄物を液体によって洗浄する洗浄手段の一例である。
In the present embodiment, the
一例として、洗浄ノズル12は、洗浄槽10の内部の下部に配置される。一例として、洗浄ノズル12およびポンプ13は、食器かご11の下方に配置される。ポンプ13は、例えば、洗浄ノズル12の下方に配置される。
As an example, the
洗浄ノズル12は、例えば、洗浄槽10の底部よりも上方に位置する。洗浄ノズル12よりも下方に位置する洗浄槽10の底部は、洗浄ノズル12から噴射された液体を貯留可能に形成される。また、洗浄槽10の底部には、開口が形成されている。洗浄槽10の底部の開口は、洗浄槽10の底部に貯められた液体を洗浄槽10の外部へ排出するためのものである。
For example, the
洗浄槽10の底部の下方には、残滓回収容器15が配置される。残滓回収容器15は、容器状の部材である。残滓回収容器15の上部は、洗浄槽10の底部の開口に接続される。残滓回収容器15の底部には、フィルタ16が設けられる。フィルタ16は、液体に含まれる食品カス等の残滓を捕集するものである。フィルタ16は、網目状に形成される。フィルタ16の網目の寸法は、残滓よりも小さい。本実施の形態の残滓回収容器15およびフィルタ16は、洗浄槽10から排出される液体に含まれる残滓を内部に捕集する残滓捕集部の一例である。
A
残滓回収容器15およびフィルタ16は、洗浄槽10に対し、着脱自在に形成される。使用者は、残滓回収容器15およびフィルタ16を取り外すことで、残滓回収容器15およびフィルタ16に補修された残滓を廃棄することができる。また、使用者は、取り外した残滓回収容器15およびフィルタ16を、水および洗剤等によって洗浄することができる。なお、残滓回収容器15およびフィルタ16は、別体として形成されても、一体として形成されてもよい。
The
図1に示すように、食器洗浄装置1aは、洗浄槽10の内部と残滓回収容器15の内部とを隔てることが可能な分離機構17を備える。分離機構17は、洗浄槽10の底部に設けられる。分離機構17は、洗浄槽10の底部の開口を開放または閉塞することができるように形成される。
As shown in FIG. 1, the
分離機構17は、例えば、蓋部17aおよび支持軸17bを有する。蓋部17aは、支持軸17bを支点にして上下方向に回転する。支持軸17bは、洗浄槽10の底部に設置されている。以下、本実施の形態では、分離機構17の蓋部17aによって洗浄槽10の底部の開口が閉塞されている状態を、分離機構17が閉じている状態とする。また、洗浄槽10の底部の開口が開放されている状態を、分離機構17が開いている状態とする。
The
図1は、分離機構17が閉じている状態を示している。図1に示すように、分離機構17が閉じているとき、洗浄槽10の内部と残滓回収容器15の内部とは、当該分離機構17によって隔てられる。言い換えると、分離機構17が閉じているとき、洗浄槽10の内部の空間と残滓回収容器15の内部の空間とは完全に分離されている。
FIG. 1 shows a state where the
図2は、実施の形態1の分離機構17が開いている状態を示す図である。図2に示すように、分離機構17が開いているとき、洗浄槽10の内部と残滓回収容器15の内部とは、通じている。言い換えると、分離機構17が開いているとき、洗浄槽10の内部の空間と残滓回収容器15の内部の空間とは通じている。
FIG. 2 is a diagram illustrating a state where the
残滓回収容器15の内部は、循環管18によって、ポンプ13に通じている。循環管18は、内部に流路を有する部材である。図1および図2に示すように、残滓回収容器15の底部には、当該底部に設けられたフィルタ16を介し、循環管18の一端が接続される。また、循環管18の他端は、ポンプ13に接続される。
The inside of the
すなわち、洗浄槽10の底部は、残滓回収容器15、フィルタ16および循環管18によって、ポンプ13に繋がっている。残滓捕集部の一例である残滓回収容器15およびフィルタ16は、洗浄槽10の底部からポンプ13までの途中に配置されている。
That is, the bottom of the
循環管18には、図1および図2に示すように、電磁弁18aおよび電磁弁18bが設けられる。電磁弁18aおよび電磁弁18bは、循環管18内の流路を開閉するためのものである。電磁弁18aおよび電磁弁18bは、フィルタ16からポンプ13に向かう経路の途中に、順に設けられる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
循環管18の途中には、給水管19および排水管20が接続される。給水管19は、外部の水源から食器洗浄装置1aに水を供給するためのものである。排水管20は、食器洗浄装置1aから外部へ排水するためのものである。給水管19は、図1および図2に示すように、電磁弁18bとポンプ13との間で、循環管18に接続される。排水管20は、電磁弁18aと電磁弁18bとの間で、循環管18に接続される。
In the middle of the
給水管19には、電磁弁19aが設けられる。電磁弁19aは、給水管19内の流路を開閉するためのものである。排水管20には、電磁弁20aが設けられる。電磁弁20aは、排水管20内の流路を開閉するためのものである。
The
また、本実施の形態の食器洗浄装置1aは、例えば、制御装置50及び操作部51を備える。制御装置50は、食器洗浄装置1aの動作を制御するための制御手段の一例である。操作部51は、例えば、使用者が操作するボタン、スイッチ等を有する。
Moreover, the
図3は、実施の形態1の食器洗浄装置1aの制御ブロック図である。制御装置50は、操作部51に接続される。また、制御装置50は、ポンプ13、分離機構17、電磁弁18a、電磁弁18b、電磁弁19a、電磁弁20aに電気的に接続される。制御装置50は、使用者によって操作部51が操作されると、この操作に応じて動作する。制御装置50は、ポンプ13、分離機構17、電磁弁18a、電磁弁18b、電磁弁19a、電磁弁20aを制御する。
FIG. 3 is a control block diagram of the
図4は、実施の形態1の制御装置50の構成の例を示す図である。制御装置50の機能は、例えば、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50aであってもよい。処理回路は、プロセッサ50bおよびメモリ50cを備えていてもよい。図4に示すように、処理回路の一部が専用ハードウェア50aとして形成された上で、更に当該処理回路がプロセッサ50bおよびメモリ50cを備えていてもよい。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the configuration of the
一部が少なくとも1つの専用ハードウェア50aである処理回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
The processing circuit, part of which is at least one
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ50bおよび少なくとも1つのメモリ50cを備える場合、制御装置50の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ50cに格納される。プロセッサ50bは、メモリ50cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。
When the processing circuit includes at least one
プロセッサ50bは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリ50cには、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROMおよびEEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、または磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクおよびDVD等が該当する。
The
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置50の機能を実現することができる。
As described above, the processing circuit can realize the function of the
一例として、食器洗浄装置1aの動作は、単一の制御装置50により制御される。食器洗浄装置1aの動作は、複数の連携した装置によって制御されてもよい。食器洗浄装置1aは、制御手段として複数の装置を備えていてもよい。食器洗浄装置1aは、制御手段の機能を実現するための複数の処理回路を備えていてもよい。
As an example, the operation of the
次に、食器洗浄装置1aの動作について説明する。なお、食器洗浄装置1aが動作していない通常時において、分離機構17、電磁弁18a、電磁弁18b、電磁弁19aおよび電磁弁20aは閉じていることとする。
Next, operation | movement of the
まず、使用者は、食器100等の被洗浄物を食器かご11に置く。そして、使用者は、洗剤を洗浄槽10内に入れる。洗剤は、例えば、食器洗浄装置1aに合わせた専用のものである。洗剤は、洗浄槽10の底部に貯まる。洗剤を洗浄槽10に入れた使用者は、操作部51を操作して、食器洗浄装置1aの動作を開始させる。図5は、実施の形態1の食器洗浄装置1aの動作例を示すフローチャートである。以下、図5のフローチャートを参照して、食器洗浄装置1aの動作を説明する。
First, the user places an object to be cleaned such as the
使用者によって動作を開始させる操作が行われると、制御装置50は、電磁弁19aを開き、ポンプ13を駆動させる。これにより、給水管19、ポンプ13、送水管14および洗浄ノズル12を介して、洗浄槽10内へ水が供給される。洗浄槽10の底部では、水と洗剤とが、混合して洗浄水になる。洗浄水は、洗浄槽10の底部に溜められる。洗浄槽10への水の供給は予め設定された一定時間行われる。洗浄槽10へは、予め設定された規定量の水が供給される。洗浄槽10へ水を供給する上記の工程を、第1給水工程と称する(ステップS101)。
When an operation for starting the operation is performed by the user, the
制御装置50は、洗浄槽10へ規定量の水が供給されると、電磁弁19aを閉じる。これにより、第1給水工程が終了する。第1給水工程が終了した後、制御装置50は、分離機構17、電磁弁18aおよび電磁弁18bを開き、ポンプ13を駆動させる。これにより、洗浄水が、洗浄槽10、残滓回収容器15、フィルタ16、循環管18、ポンプ13、送水管14および洗浄ノズル12を循環する。また、洗浄ノズル12は、洗浄水を食器100へ向けて噴出する。これにより、食器100が洗浄される。洗浄水によって食器100を洗浄する上記の工程を、洗浄工程と称する(ステップS102)。
When a specified amount of water is supplied to the
上述したように、洗浄工程において、分離機構17は開いている。洗浄工程の間、洗浄水は、洗浄槽10、残滓回収容器15、フィルタ16、循環管18、ポンプ13、送水管14および洗浄ノズル12を循環する。循環する洗浄水に含まれる残滓は、残滓回収容器15およびフィルタ16によって捕集される。これにより、残滓が取り除かれた状態の洗浄水が洗浄ノズル12へ供給される。洗浄工程において洗浄ノズル12は、残滓が取り除かれた状態の洗浄水を、食器100へ向けて噴出する。
As described above, the
洗浄工程は、予め設定された一定時間だけ実行される。制御装置50は、洗浄工程が開始してから一定時間経過後に、ポンプ13を停止する。これにより、洗浄工程が終了する。洗浄工程が終了した後、制御装置50は、電磁弁20aを開く。電磁弁20aが開くことにより、食器洗浄装置1a内の洗浄水は、排水管20を介して外部へ排出される。洗浄水を食器洗浄装置1aの外部へ排出する上記の工程を、第1排水工程と称する(ステップS103)。
The cleaning process is executed for a predetermined time. The
第1排水工程においても、洗浄工程と同様、洗浄水に含まれる残滓は、残滓回収容器15およびフィルタ16によって捕集される。これにより、第1排水工程では、残滓が取り除かれた状態の洗浄水が排出される。制御装置50は、洗浄水の排出が完了すると、電磁弁18a、電磁弁18bおよび電磁弁20aを閉じる。これにより、第1排水工程が終了する。
Also in the first drainage process, the residue contained in the cleaning water is collected by the
第1排水工程が終了した後、制御装置50は、電磁弁19aを開き、ポンプ13を駆動させる。これにより、第2給水工程が実行される(ステップS104)。第2給水工程は、第1給水工程と同様の工程である。第2給水工程によって、洗浄水によって洗浄された食器100をすすぐための水、すなわちすすぎ水が洗浄槽10の底部に供給される。洗浄槽10へは、予め設定された規定量のすすぎ水が溜められる。
After the first drainage process is completed, the
制御装置50は、洗浄槽10へ規定量のすすぎ水が溜められると、電磁弁19aを閉じる。これにより、第2給水工程が終了する。第2給水工程が終了した後、制御装置50は、分離機構17、電磁弁18aおよび電磁弁18bを開き、ポンプ13を駆動させる。これにより、すすぎ水が、洗浄槽10、残滓回収容器15、フィルタ16、循環管18、ポンプ13、送水管14および洗浄ノズル12を循環する。洗浄ノズル12は、すすぎ水を食器100へ向けて噴出する。洗浄水によって洗浄された食器100が、すすぎ水によってすすがれる。すすぎ水によって食器100をすすぐ上記の工程を、すすぎ工程と称する(ステップS105)。
The
すすぎ工程において、分離機構17は開いている。すすぎ工程の間、すすぎ水は、洗浄槽10、残滓回収容器15、フィルタ16、循環管18、ポンプ13、送水管14および洗浄ノズル12を循環する。循環するすすぎ水に含まれる残滓は、残滓回収容器15およびフィルタ16によって捕集される。これにより、残滓が取り除かれた状態のすすぎ水が洗浄ノズル12へ供給される。すすぎ工程において洗浄ノズル12は、残滓が取り除かれた状態のすすぎ水を、食器100へ向けて噴出する。
In the rinsing process, the
すすぎ工程は、予め設定された一定時間だけ実行される。制御装置50は、すすぎ工程が開始してから一定時間経過後に、ポンプ13を停止する。これにより、すすぎ工程が終了する。すすぎ工程が終了した後、制御装置50は、電磁弁20aを開く。電磁弁20aが開くことにより、食器洗浄装置1a内のすすぎ水は、排水管20を介して外部へ排出される。すすぎ水を食器洗浄装置1aの外部へ排出する上記の工程を、第2排水工程と称する(ステップS106)。
The rinsing process is executed for a predetermined time. The
すすぎ工程が終了した後、制御装置50は、分離機構17を閉じる。これにより乾燥工程が開始する(ステップS107)。乾燥工程とは、洗浄およびすすぎを完了した食器100を乾燥させるための工程である。乾燥工程において、食器100を収容する洗浄槽10には、液体は供給されない。これにより、食器100が乾燥する。乾燥工程は、予め設定された一定時間だけ実行される。乾燥工程が一定時間だけ行われると、食器洗浄装置1aは、動作を終了する。
After the rinsing process is completed, the
上記の実施の形態の乾燥工程が終了した後、例えば、使用者は、食器100を洗浄槽から取り出す。食器100を取り出した使用者は、残滓回収容器15およびフィルタ16を洗浄槽10から取り外す。使用者は、この残滓回収容器15およびフィルタ16に補修された残滓を廃棄し、残滓回収容器15およびフィルタ16を洗浄する。
After the drying process of the above embodiment is completed, for example, the user takes out the
ここで、残滓回収容器15およびフィルタ16は、食器洗浄装置1aによって洗浄可能な材質によって形成されていてもよい。また、食器洗浄装置1aは、残滓回収容器15およびフィルタ16を2つ備えていてもよい。例えば使用者は、一組の残滓回収容器15およびフィルタ16を洗浄槽10の下方に設置した状態で、もう一組の残滓回収容器15およびフィルタ16を食器洗浄装置1aによって洗浄してもよい。
Here, the
上記のステップS101からステップS107において制御装置50は、例えば、予め当該制御装置50に記憶されたプログラムに基づいて動作する。これにより、ステップS101からステップS107の各工程が実行される。また、一例として制御装置50は、ステップS101の前に使用者によって操作部51が操作されてからの経過時間を計測する。制御装置50は、計測したこの経過時間に基づいて、ステップS101からステップS107における各種の処理を実行する。
In steps S101 to S107 described above, the
なお、図5に示すフローチャートは、食器洗浄装置1aの動作の一例を示すものである。例えば、第1給水工程、第1排水工程、第2給水工程および第2排水工程のタイミングは、図5に示す例に限られない。また、例えば、ステップS101からステップS103の各工程は、2回以上繰り返されてもよい。同様に、ステップS104からステップS107の各工程も、2回以上繰り返されてもよい。
In addition, the flowchart shown in FIG. 5 shows an example of operation | movement of the
上記した実施の形態の乾燥工程において、分離機構17は閉じている。乾燥工程において、洗浄槽10の内部の空間は、残滓回収容器15の内部の空間から分離される。すなわち、洗浄後の食器100がある空間は、残滓が捕集されている空間から分離される。洗浄槽10の内部と残滓回収容器15の内部とを隔てることが可能な分離機構17を備える食器洗浄装置1aであれば、例えば、残滓の臭いが洗浄後の食器100に移ることを防止することができる。上記の実施の形態によれば、より衛生性に優れた食器洗浄装置1aを提供することができる。
In the drying process of the above-described embodiment, the
また、食器洗浄装置1aは、例えば、乾燥工程において食器100をより効率よく乾燥させる装置として、加熱装置を備えていてもよい。加熱装置は、洗浄槽10の内部を昇温させる装置である。加熱装置は、例えば、温風を吹き出す装置であってもよい。
Moreover, the
残滓回収容器15の内部を洗浄槽10の内部から分離可能な上記の実施の形態の食器洗浄装置1aであれば、残滓回収容器15およびフィルタ16に捕集された残滓が上記の加熱装置によって高温になることが防止される。これにより、乾燥工程で洗浄槽10の内部を昇温させる場合においても、残滓回収容器15およびフィルタ16に捕集された残滓から臭気が発生することがない。
If the
食器洗浄装置1aは、例えば、洗浄水およびすすぎ水を加熱する図示しないヒーターを備えていてもよい。食器洗浄装置1aは、冷水と温水とを使い分けることが可能であってもよい。
The
上記の実施の形態において、分離機構17は、制御装置50によって制御される。言い換えると、上記の実施の形態において、分離機構17は、電気的に動作する。分離機構17は、機械的に動作するものであってもよい。分離機構17は、例えば、水および残滓等から荷重を受けることによって機械的に開く機構であってもよい。また、分離機構17には、例えば、当該分離機構17の上にある水および残滓等の重量を検知するセンサーが内蔵されていてもよい。分離機構17は、このセンサーによって検知された重量が一定以上である場合に開く機構であってもよい。
In the above embodiment, the
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2については、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明する。実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、説明を簡略化または省略する。
Embodiment 2. FIG.
Next, a second embodiment will be described. The second embodiment will be described focusing on the differences from the first embodiment described above. Parts that are the same as or equivalent to those in the first embodiment are given the same reference numerals, and descriptions thereof are simplified or omitted.
図6および図7は、実施の形態2の食器洗浄装置1bの構成を示す図である。本実施の形態の食器洗浄装置1bの基本的な構成は、実施の形態1の食器洗浄装置1aと同様である。本実施の形態の食器洗浄装置1bは、実施の形態1における残滓回収容器15に代えて、残滓回収容器15aを備えている。
6 and 7 are diagrams illustrating the configuration of the
残滓回収容器15aの底部には、実施の形態1と同様、フィルタ16が設けられる。また、残滓回収容器15aおよびフィルタ16は、実施の形態1と同様、洗浄槽10に対して着脱自在に形成される。本実施の形態の残滓回収容器15aおよびフィルタ16は、残滓捕集部の一例である。
As in the first embodiment, a
さらに、残滓回収容器15aは、図6および図7に示すように、洗浄槽10の内部を介さずに着脱可能に形成される。言い換えると、使用者は、洗浄槽10の外部から残滓回収容器15aの取り付けおよび取り外しを行うことが可能である。
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, the
例えば、残滓回収容器15aは、図6および図7に示すように、水平方向に移動可能に形成される。使用者は、図7に示すように、残滓回収容器15aを水平方向に引き出すことで、当該残滓回収容器15aを洗浄槽10から取り外すことができる。また、残滓回収容器15aが取り外された場合、図7に示すように、当該残滓回収容器15aとともにフィルタ16も取り外される。また、洗浄槽10の底部に固定された分離機構17は、残滓回収容器15aとともに取外されることはない。
For example, as shown in FIGS. 6 and 7, the
本実施の形態であれば、使用者は、例えば、食器100を洗浄槽10から取り出すことなく、残滓回収容器15aおよびフィルタ16の着脱を行うことができる。また、使用者は、洗浄槽10の内部に手を入れること無く、残滓回収容器15aおよびフィルタ16の着脱を行うことができる。これにより、使用者は、残滓回収容器15aおよびフィルタ16に捕集された残滓の廃棄をより容易に行うことができる。また、使用者は、残滓回収容器15aおよびフィルタ16の洗浄をより容易に行うことができる。本実施の形態によれば、より使い勝手のよい食器洗浄装置1bが得られる。
If it is this Embodiment, the user can attach or detach the
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3については、上述した各実施の形態との相違点を中心に説明する。実施の形態1および実施の形態2と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、説明を簡略化または省略する。図8は、実施の形態3の食器洗浄装置1cの構成を示す図である。
Next,
本実施の形態の食器洗浄装置1cは、実施の形態2の食器洗浄装置1bの構成に加えて、予洗いブース30を備えている。予洗いブース30とは、洗浄槽10に収容される前の食器100等の被洗浄物を予め洗浄するためのものである。予洗いブース30は、図8に示すように、洗浄槽10に隣接するように配置される。
The
予洗いブース30は、食器100等の被洗浄物を内部に収容する予洗い槽31を備える。一例として、予洗い槽31の上部には、食器100等の被洗浄物を予洗い槽31の内部に収容するための開口が形成される。食器100等の被洗浄物は、予洗い槽31の上部の開口を介して、予洗い槽31から出し入れされる。
The
予洗い槽31の底部には、洗浄槽10の底部と同様、液体および残滓等を予洗い槽31の外部へ排出するための開口が形成される。予洗い槽31の底部の開口には、残滓回収容器15aの上部が接続される。本実施の形態において残滓回収容器15aおよびフィルタ16は、予洗い槽31から排出される残滓を捕集する。
An opening for discharging liquid, residue, etc. to the outside of the
図8に示すように、予洗いブース30は、予洗い槽31の内部と残滓回収容器15の内部とを隔てることが可能な分離機構32を備える。分離機構32は、予洗い槽31の底部に設けられる。分離機構32は、分離機構17と同様のものである。分離機構32は、予洗い槽31の底部の開口を開放または閉塞することができるように形成される。
As shown in FIG. 8, the
一例として、分離機構32は、蓋部32aおよび支持軸32bを有する。蓋部32aは、蓋部17aと同様の部材である。また、支持軸32bは、支持軸17bと同様の部材である。支持軸32bは、予洗い槽31の底部に設置されている。蓋部32aは、支持軸32bを支点にして上下方向に回転する。
As an example, the
なお、残滓回収容器15aは、例えば、洗浄槽10および予洗い槽31の一方のみに接続されていてもよい。また、食器洗浄装置1cは、予洗い槽31から排出される残滓を捕集する部材を、洗浄槽10に接続された残滓回収容器15aとは別に備えていてもよい。
The
本実施の形態において、予洗いブース30は、予洗い槽31の内部に収容された被洗浄物を洗浄する予洗い手段の一例として、風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43を備える。なお、予洗いブース30は、予洗い手段の一例として、風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43のうちの1つまたは2つを備えるように構成されてもよい。また、予洗いブース30は、洗浄ノズル12と同様の、洗剤と水との混合物を噴射する装置を予洗い手段の一例として備えていてもよい。
In the present embodiment, the
風ノズル41は、空気を吹き出すノズル状の部材である。風ノズル41は、予洗い槽31の内壁面に設けられる。風ノズル41は、予洗い槽31の内部に空気を吹き出す吹出部の一例である。風ノズル41は、例えば、ダクト41aを介してモーター41bに接続される。風ノズル41は、このモーター41bが駆動することによって、予洗い槽31の内部に空気を吹き出す。風ノズル41は、予洗い槽31の内部に収容された被洗浄物に向けて風を送ることが可能な装置である。
The
水ノズル42は、水を噴射するノズル状の部材である。水ノズル42は、予洗い槽31の内壁面に設けられる。水ノズル42は、予洗い槽31の内部に水を噴射する水噴射部の一例である。水ノズル42は、図8に示すように、給水管42aおよび循環管18を介して、給水管19に通じている。給水管42aは、給水管19および循環管18から水ノズル42へ水を導く管状の部材である。給水管42aの途中には、電磁弁42bおよび電磁弁42cが設けられる。給水管42aには、ポンプ13または当該ポンプ13とは別の図示しない専用のポンプによって、水が供給される。給水管42aに供給された水は、水ノズル42から噴射される。
The
泡沫ノズル43は、泡沫を吐出するノズル状の部材である。泡沫ノズル43は、予洗い槽31の内壁面に設けられる。泡沫ノズル43は、予洗い槽31の内部に泡沫を吐出する泡沫吐出部の一例である。泡沫ノズル43は、例えば、図8に示すように、泡沫供給管43aを介して、泡沫生成装置44に接続される。泡沫生成装置44は、洗剤と水との混合物等の液体に空気を取り込んで泡沫を生成する装置である。泡沫供給管43aは、泡沫生成装置44によって生成された泡沫を泡沫ノズル43へ供給する管状の部材である。泡沫供給管43aによって泡沫ノズル43へ供給された泡沫は、泡沫ノズル43から予洗い槽31の内部へ吐出される。
The
一例として、泡沫生成装置44は、ポンプ44a、気泡供給部44b、泡沫貯留部44cおよび循環部44dによって構成される。気泡供給部44bは、液中に気泡を供給する装置である。気泡供給部44bは、例えば、外気を取り込むエジェクタ、外気を液中に放出する多孔質の部材、液体に超音波を照射する装置または液体を撹拌して気泡を発生させる装置である。
As an example, the
泡沫貯留部44cは、液体および泡沫を貯留可能に形成される部材である。循環部44dは、管状の部材である。ポンプ44a、気泡供給部44bおよび泡沫貯留部44cは、循環部44dによって環状に接続される。泡沫貯留部44cに貯留された液体は、ポンプ44aが動作することによって、ポンプ44a、気泡供給部44bおよび泡沫貯留部44cを循環する。ポンプ44a、気泡供給部44bおよび泡沫貯留部44cを循環する液体には、気泡供給部44bによって気泡が供給される。これにより、泡沫貯留部44c内で液体の表面に泡沫が生成される。なお、気泡供給部44bは、例えば、泡沫貯留部44cの内部に配置されていてもよい。
The foam storage part 44c is a member formed so that a liquid and foam can be stored. The circulation part 44d is a tubular member. The
泡沫貯留部44cは、例えば、図8に示すように、循環部44d、給水管42aおよび循環管18を介して、給水管19に接続される。給水管19から泡沫貯留部44cへの給水は、電磁弁42bおよび電磁弁42cが制御されることで、行われる。また、泡沫貯留部44cは、着脱自在に形成されてもよい。使用者は、取り外した泡沫貯留部44cに泡沫を生成するための洗剤を入れても良い。また、予洗いブース30には、泡沫の元となる液体を泡沫貯留部44cへ供給する装置が別途設けられてもよい。
The foam storage part 44c is connected to the
さらに、予洗いブース30は、予洗い槽31に収容された被洗浄物を検知する検知手段の一例として、検知センサー45を備える。検知センサー45は、例えば、予洗い槽31の内壁面に設けられる。検知センサー45は、食器洗浄装置1cを制御する制御手段の一例である制御装置50に電気的に接続される。本実施の形態において制御装置50は、検知センサー45の検知結果に応じて動作する。また、予洗い手段の一例である風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43の動作は、制御装置50によって制御される。
Furthermore, the
次に、予洗いブース30の動作例について説明する。まず、使用者は、洗浄槽10に収容される前の食器100等の被洗浄物を、予洗い槽31へ収容する。食器100等の被洗浄物が予洗い槽31へ収容されると、検知センサー45が当該被洗浄物を検知する。検知センサー45によって被洗浄物が検知されると、予洗い手段の一例である風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43が動作する。このように、本実施の形態では、予洗いブース30による被洗浄物の洗浄が自動的に行われる。
Next, an operation example of the
ここで、予洗いブース30によって被洗浄物を洗浄する工程を、予洗い工程と称する。本実施の形態において、予洗い工程では、まず、水ノズル42から水が噴射する。これにより、被洗浄物に付着している大きめの残滓および液状の汚れが、水によって落とされる。本実施の形態であれば、洗浄槽10に挿入される前の被洗浄物を、予め水で洗浄することができる食器洗浄装置1cが得られる。水ノズル42からの水の噴射は、一定時間行われる。
Here, the process of cleaning the objects to be cleaned by the
水ノズル42からの水の噴射が終了した後、泡沫ノズル43から泡沫が吐出される。これにより、水では洗い落とすことが難しい油汚れ等が、泡沫によって被洗浄物から取り除かれる。本実施の形態であれば、洗浄槽10に挿入される前の被洗浄物に付着した油汚れ等を泡沫によって予め洗浄することができる食器洗浄装置1cが得られる。泡沫ノズル43からの泡沫の吐出は、一定時間行われる。
After the injection of water from the
泡沫ノズル43からの泡沫の吐出が終了した後、再び水ノズル42から水が一定時間噴射される。これにより、被洗浄物に残っている汚れおよび泡沫が水によって洗い流される。水ノズル42からの水の噴射が終了した後、風ノズル41から空気が吹き出す。風ノズル41から吹き出した空気は、予洗い槽31内の被洗浄物に当たる。これにより、被洗浄物に付着した水および残滓等が吹き飛ばされる。本実施の形態であれば、洗浄槽10に挿入される前の被洗浄物に付着した水および残滓等を風によって除去することができる食器洗浄装置1cが得られる。
After the foam discharge from the
風ノズル41からは一定時間空気が吹き出される。風ノズル41による空気の吹き出しが終了することで、予洗い工程が終了する。なお、予洗い工程では、被洗浄物に付着した残滓および水等を完全に取り除く必要はない。予洗い工程が終了した後、使用者は、食器100等の被洗浄物を予洗い槽31から洗浄槽10へ移す。洗浄槽10へ移された食器100等の被洗浄物は、洗浄水およびすすぎ水によって洗浄される。
Air is blown out from the
本実施の形態の食器洗浄装置1cは、上記のように構成された予洗いブース30を備える。予洗いブース30は、予洗い槽31を備える。また、予洗いブース30は、予洗い槽31の内部に収容された被洗浄物を洗浄する予洗い手段を備える。食器洗浄装置1cは、洗浄槽10に挿入される前の被洗浄物を、予洗い工程によって予め洗うことができる。予洗い工程によって被洗浄物から分離した残滓は、残滓回収容器15aおよびフィルタ16に捕集される。予洗いブースを備える食器洗浄装置1cであれば、洗浄槽10の内部に残滓が付着する可能性を少なくすることができる。本実施の形態によれば、より衛生性に優れた食器洗浄装置1cが得られる。
The
なお、予洗い工程における予洗いブース30の動作は、上記した例に限られない。水ノズル42が水を噴射するタイミング、泡沫ノズル43が泡沫を吐出するタイミングおよび風ノズル41が空気を吹き出すタイミングは、上記した例に限られない。例えば、被洗浄物に付着した汚れが少ない場合を想定して、泡沫ノズル43から泡沫が吐出されなくてもよい。予洗い工程では、水ノズル42からの水の噴射と、風ノズル41からの空気の吹き出しのみが行われてもよい。
In addition, operation | movement of the
このように、予洗い工程では、風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43のうちの1つまたは2つが動作してもよい。また、予洗い槽31には、被洗浄物の汚れの度合いを検知するセンサーが設けられてもよい。風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43の動作は、被洗浄物の汚れの度合いに応じて制御されてもよい。予洗い工程における風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43の動作の内容は、使用者によって任意に設定されてもよい。例えば、使用者は、操作部51を操作することで、予洗い工程における風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43の動作を制御するプログラムを、制御装置50に登録することができる。
Thus, in the pre-washing process, one or two of the
上記の実施の形態において、予洗い工程は、検知センサー45が被洗浄物を検知すると開始する。予洗い工程が開始するタイミングは、例えば、操作部51に設けられた操作ボタンが使用者によって操作されたタイミングであってもよい。この操作ボタンは、予洗い手段を操作するための操作手段の一例である。
In the above embodiment, the pre-washing process starts when the
食器洗浄装置1cは、使用者による操作部51の操作に応じて風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43が動作するように構成されてもよい。操作部51には、風ノズル41を動作させる操作ボタンと、水ノズル42を動作させる操作ボタンと、泡沫ノズル43を動作させる操作ボタンと、がそれぞれ設けられてもよい。例えば風ノズル41によって布巾または食器100を乾燥させたい使用者は、風ノズル41を動作させる操作ボタンを操作させればよい。このように、食器洗浄装置1cは、予洗い手段の任意の機能が使用者によって使用可能なように構成されてもよい。
The
また、例えば、操作部51には、風ノズル41が吹き出す空気、水ノズル42が噴射する水および泡沫ノズル43が吐出する泡沫の強さを設定する設定手段の一例である設定ボタンが設けられてもよい。また、食器洗浄装置1cは、風ノズル41が吹き出す空気、水ノズル42が噴射する水および泡沫ノズル43が吐出する泡沫の温度または量が調整できるように構成されてもよい。また、食器洗浄装置1cは、水ノズル42から噴射される水の態様を選択可能に構成されてもよい。一例として、水ノズル42からは、シャワー状の水またはミスト状の水が噴射されてもよい。
Further, for example, the
上記の実施の形態において、風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43は、上方から順に配置されることが望ましい。これにより、予洗い工程において、水および泡沫が外部に飛び散ることが防止される。また、風ノズル41によって、予洗い槽31内の被洗浄物が効果的に乾燥させられる。なお、風ノズル41は、水ノズル42が水を噴射している際および泡沫ノズル43が泡沫を吐出している際、エアカーテンの役割を果たす風を予洗い槽31の上部の開口の近傍に向けて送っても良い。これにより、水および泡沫が外部に飛び散ることがより効果的に防止される。
In the above-described embodiment, the
図8に示す本実施の形態において、風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43は1つずつ設けられている。風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43は、それぞれ複数設けられてもよい。風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43は、例えば、水平方向に対して対称に配置されてもよい。風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43の個数および配置は、食器洗浄装置1cによって洗浄することが想定される被洗浄物等に合わせて設計される。
In the present embodiment shown in FIG. 8, one
また、水ノズル42および泡沫ノズル43が上方から順に配置された状態で、複数の風ノズル41が予洗い槽31の内壁面の全体に分散して配置されてもよい。本例であれば、被洗浄物に付着した残滓をむらなく除去することができる。また、予洗い槽31の内壁面には、複数の風ノズル41と複数の水ノズル42とが分散して配置されてもよい。
In addition, the plurality of
また、泡沫ノズル43は、予洗い槽31の底部から第1距離以上上方に離れ、且つ、予洗い槽31の上部から第2距離以上下方に離れるように配置されてもよい。第1距離および第2距離は、例えば、予洗い槽31の深さ寸法の5分の1程度である。
Further, the
一例として、上記の実施の形態の予洗い槽31は、一般的な家庭で使用される食器100及び調理具等を収容可能に形成される。予洗い槽31には、洗浄槽10内で洗浄することができない被洗浄物が収容されてもよい。すなわち、予洗いブース30は、洗浄槽10内で洗浄することができないものを洗浄するために使用されてもよい。なお、予洗い槽31の形状および大きさは、図8に示す例に限定されるものではない。
As an example, the
また、制御装置50には、予洗い槽31の内部を洗浄する運転モードとして、予洗い槽洗浄モードが予め設定されていてもよい。予洗い槽洗浄モードは、使用者が操作部51を操作することによって実行される。予洗い槽洗浄モードでは、水ノズル42および泡沫ノズル43によって、予洗い槽31の内部に付着した汚れが除去される。また、風ノズル41によって、予洗い槽31の内部が乾燥させられる。予洗い槽洗浄モードが実行されることで、予洗い槽31の内部の衛生状態が良好に保たれる。
The
食器洗浄装置1cは、例えば、電解水を生成する機能を有していてもよい。水ノズル42からは、電解水が噴射されてもよい。水ノズル42から電解水が噴射されることで、被洗浄物の除菌および泡沫の効果的な消泡が可能となる。また、水ノズル42から噴射される電解水によって、例えば布巾等を除菌することも可能となる。また、泡沫生成装置44は、電解水を用いて泡沫を生成してもよい。
The
また、図9は、実施の形態3の変形例の食器洗浄装置1dを示す図である。食器洗浄装置1dの構成は、基本的に食器洗浄装置1cの構成と同様である。図9においては、説明の簡略化のため、風ノズル41、水ノズル42および泡沫ノズル43等、一部の部材の図示を省略している。
Moreover, FIG. 9 is a figure which shows the
本変形例の食器洗浄装置1dは、予洗い槽31aを有する予洗いブース30aを備えるものである。予洗い槽31aは、鉛直方向に対して傾くことが可能である。予洗い槽31aは、例えば、回転軸46を支点として傾くことができるように形成される。予洗い槽31aが傾くことにより、使用者は、被洗浄物を予洗い槽31aから容易に取り出すことができる。本変形例の食器洗浄装置1dは、使用者にとって、使用時の負担がより少ない。また、分離機構32は、図9に示すように、予洗い槽31aが傾けられた際に予洗い槽31a内に残った水滴等が外部に出てしまうことを防止することができる。
The
1a 食器洗浄装置、 1b 食器洗浄装置、 1c 食器洗浄装置、 1d 食器洗浄装置、 10 洗浄槽、 11 食器かご、 12 洗浄ノズル、 13 ポンプ、 14 送水管、 15 残滓回収容器、 15a 残滓回収容器、 16 フィルタ、 17 分離機構、 17a 蓋部、 17b 支持軸、 18 循環管、 18a 電磁弁、 18b 電磁弁、 19 給水管、 19a 電磁弁、 20 排水管、 20a 電磁弁、 30 予洗いブース、 30a 予洗いブース、 31 予洗い槽、 31a 予洗い槽、 32 分離機構、 32a 蓋部、 32b 支持軸、 41 風ノズル、 41a ダクト、 41b モーター、 42 水ノズル、 42a 給水管、 42b 電磁弁、 42c 電磁弁、 43 泡沫ノズル、 43a 泡沫供給管、 44 泡沫生成装置、 44a ポンプ、 44b 気泡供給部、 44c 泡沫貯留部、 44d 循環部、 45 検知センサー、 46 回転軸、 50 制御装置、 51 操作部、 100 食器
DESCRIPTION OF
Claims (13)
前記洗浄槽の内部に収容された被洗浄物を液体によって洗浄する洗浄手段と、
前記洗浄槽から排出される液体に含まれる残滓を内部に捕集する残滓捕集部と、
前記洗浄槽の内部と前記残滓捕集部の内部とを隔てることが可能な分離機構と、
を備える食器洗浄装置。 A cleaning tank for storing an object to be cleaned;
A cleaning means for cleaning an object to be cleaned contained in the cleaning tank with a liquid;
A residue collecting part for collecting residues contained in the liquid discharged from the washing tank;
A separation mechanism capable of separating the inside of the washing tank and the inside of the residue collecting part;
A dishwashing apparatus comprising:
前記予洗い槽の内部に収容された被洗浄物を洗浄する予洗い手段と、
を備える請求項1または請求項2に記載の食器洗浄装置。 A pre-washing tank for storing an object to be cleaned before being stored in the cleaning tank;
Pre-washing means for washing an object to be washed housed in the pre-washing tank;
The dishwashing apparatus of Claim 1 or Claim 2 provided with these.
前記予洗い手段は、前記予洗い槽の内部に空気を吹き出す吹出部と、前記予洗い槽の内部に水を噴射する水噴射部と、前記予洗い槽の内部に泡沫を吐出する泡沫吐出部と、を有し、
前記吹出部、前記水噴射部および前記泡沫吐出部は、上方から順に配置されている請求項3に記載の食器洗浄装置。 In the upper part of the prewash tank, an opening is formed for accommodating the object to be washed in the prewash tank,
The pre-washing means includes a blow-out unit that blows air into the pre-washing tank, a water injection unit that jets water into the pre-washing tank, and a foam discharge unit that discharges foam into the pre-washing tank And having
The tableware washing apparatus according to claim 3, wherein the blowing section, the water injection section, and the foam discharge section are arranged in order from above.
前記予洗い手段は、前記予洗い槽の内部に空気を吹き出す吹出部と、前記予洗い槽の内部に水を噴射する水噴射部と、前記予洗い槽の内部に泡沫を吐出する泡沫吐出部と、を有し、
前記水噴射部および前記泡沫吐出部は、上方から順に配置され、
前記吹出部は、前記予洗い槽の内壁面に分散して配置されている請求項3に記載の食器洗浄装置。 In the upper part of the prewash tank, an opening is formed for accommodating the object to be washed in the prewash tank,
The pre-washing means includes a blow-out unit that blows air into the pre-washing tank, a water spraying unit that sprays water into the pre-washing tank, and a foam discharge unit that discharges foam into the pre-washing tank And having
The water injection unit and the foam discharge unit are arranged in order from above,
The tableware washing apparatus according to claim 3, wherein the blow-out part is arranged in a distributed manner on an inner wall surface of the prewash tank.
前記予洗い手段は、前記予洗い槽の内部に空気を吹き出す吹出部と、前記予洗い槽の内部に水を噴射する水噴射部と、前記予洗い槽の内部に泡沫を吐出する泡沫吐出部と、を有し、
前記水噴射部および前記吹出部は、前記予洗い槽の内壁面に分散して配置されている請求項3に記載の食器洗浄装置。 In the upper part of the prewash tank, an opening is formed for accommodating the object to be washed in the prewash tank,
The pre-washing means includes a blow-out unit that blows air into the pre-washing tank, a water spraying unit that sprays water into the pre-washing tank, and a foam discharge unit that discharges foam into the pre-washing tank And having
The said water injection part and the said blowing part are the tableware washing | cleaning apparatuses of Claim 3 disperse | distributed and arrange | positioned at the inner wall face of the said prewash tank.
前記吹出部が吹き出す空気の強さ、前記水噴射部が噴射する水の強さおよび前記泡沫吐出部が吐出する泡沫の強さを設定する設定手段を備えた請求項3に記載の食器洗浄装置。 The pre-washing means includes a blow-out unit that blows air into the pre-washing tank, a water spraying unit that sprays water into the pre-washing tank, and a foam discharge unit that discharges foam into the pre-washing tank And having
The dish washing apparatus of Claim 3 provided with the setting means which sets the strength of the air which the said blowing part blows off, the strength of the water which the said water injection part injects, and the strength of the foam which the said foam discharge part discharges .
前記予洗い手段は、前記操作手段が操作されると、前記予洗い槽の内部に収容された被洗浄物の洗浄を開始する請求項3から請求項11の何れか1項に記載の食器洗浄装置。 Comprising operating means for operating the pre-washing means;
The dish washing according to any one of claims 3 to 11, wherein when the operation means is operated, the prewashing means starts washing of an object to be washed housed in the prewashing tank. apparatus.
前記予洗い手段は、前記予洗い槽に被洗浄物が収容されると、当該被洗浄物の洗浄を開始する請求項3から請求項12の何れか1項に記載の食器洗浄装置。 A detection means for detecting an object to be cleaned contained in the prewash tank;
The dishwashing apparatus according to any one of claims 3 to 12, wherein when the object to be cleaned is stored in the prewashing tank, the prewashing unit starts cleaning the object to be cleaned.
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JP7489828B2 (en) | 2020-02-28 | 2024-05-24 | ホシザキ株式会社 | washing machine |
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