JP2018176492A - Image processing device and image forming device - Google Patents
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Images
Abstract
Description
本発明は、画像処理装置及び画像形成装置に関し、記憶されているファイルを管理する技術に関する。 The present invention relates to an image processing apparatus and an image forming apparatus, and to a technology for managing stored files.
画像形成装置では、複数のファイルを記憶部に記憶して、当該各ファイルの一覧を表示部に表示し、ユーザーにより当該一覧が示すファイルのうち任意のファイルが選択されると、この選択されたファイルの内容表示、印刷、又は送信を行うものがある。特許文献1では、画像データを保存しているボックス(記憶領域)に、画像データの取り扱いを規定する属性情報を関連づけておき、この属性情報に基づいた制御により、画像データの機密性保持の向上を図る技術が記載されている。
In the image forming apparatus, a plurality of files are stored in the storage unit, a list of the respective files is displayed on the display unit, and an arbitrary file is selected among the files indicated by the list by the user. Some perform file content display, printing, or transmission. In
上記画像形成装置では、ファイルの一覧を表示部に表示させるとき、機密性が高い機密ファイルの表示を制限することがない。特許文献1に記載された技術では、機密ファイルの内容の表示制限は可能であるが、機密ファイルが記憶されていること自体は表示されるため、機密ファイルの存在を隠すことができないという問題があった。
In the image forming apparatus described above, when displaying a list of files on the display unit, display of confidential files having high confidentiality is not limited. In the technique described in
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ファイルの機密性に応じてファイルの表示及び非表示を容易に設定可能とし、ファイルの機密性をより高めることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to easily set display and non-display of a file according to the secrecy of the file and to further enhance the secrecy of the file.
本発明の一局面にかかる画像処理装置は、表示部と、ユーザーにより操作される操作部と、ファイルを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記ファイルから、機密を示す予め設定された文字又は文字列を検出した場合であって、前記操作部の操作により、当該ファイルについてのパスワードが入力され、当該ファイルを非表示とする指示が入力されたときは、当該入力されたパスワードを、当該パスワードの再入力を当該ファイルを開く処理を実行する条件として当該ファイルに関連付けて記憶させ、当該ファイルを機密ファイルとして前記表示部に一覧表示させないものとした上で、前記記憶部に記憶されている前記ファイルの一覧を作成して前記表示部に表示させる制御部と、を備えるものである。 According to one aspect of the present invention, an image processing apparatus includes a display unit, an operation unit operated by a user, a storage unit for storing a file, and the file stored in the storage unit. When a detected character or character string is detected, and a password for the file is input by an operation of the operation unit, and an instruction to hide the file is input, the input password Is stored in association with the file as a condition for executing the process of opening the file, and the file is not displayed as a confidential file on the display unit and stored in the storage unit. And a control unit configured to create a list of the files being displayed and to display the list on the display unit.
本発明の一局面にかかる画像形成装置は、上記画像処理装置と、前記ファイルが示す画像を記録媒体に形成する画像形成部と、を備えるものである。 An image forming apparatus according to one aspect of the present invention includes the above-described image processing apparatus, and an image forming unit that forms an image indicated by the file on a recording medium.
本発明によれば、ファイルの機密性に応じてファイルの表示及び非表示を容易に設定可能となり、ファイルの機密性をより高めることができる。 According to the present invention, display and non-display of a file can be easily set according to the confidentiality of the file, and the confidentiality of the file can be further enhanced.
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置処理装置及び画像形成装置について図面を参照して説明する。 Hereinafter, an image forming apparatus processing apparatus and an image forming apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。本実施形態の画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。なお、本発明の一実施形態に係る画像処理装置は、画像形成部12を備えておらず、画像形成装置10が備える構成のうち、少なくとも、表示部32及び操作部34(タッチパネル35)に加え、後述の主制御部41、表示制御部42、及び通信制御部43を備えるものである。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an image forming apparatus according to an embodiment of the present invention. The
画像読取部11は、原稿を光学的に読み取るスキャナーを有し、この原稿の画像を示す画像データを生成する。
The
画像形成部12は、画像読取部11で生成された画像データによって示される画像を記録紙に印刷するものであり、マゼンタ用の画像形成ユニット3M、シアン用の画像形成ユニット3C、イエロー用の画像形成ユニット3Y、及びブラック用の画像形成ユニット3Bkを備えている。各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bkのいずれにおいても、感光体ドラム4の表面を均一帯電させ、感光体ドラム4の表面を露光して、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形成し、感光体ドラム4の表面の静電潜像をトナー像に現像して、感光体ドラム4の表面のトナー像を、中間転写ベルト5に転写する。これにより、カラーのトナー像(画像)が中間転写ベルト5上に形成される。このカラーのトナー像は、中間転写ベルト5と2次転写ローラー6の間のニップ域Nにおいて給紙カセット7から搬送路8を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写される。
The
この後、定着装置15で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上のトナー像が熱圧着により定着され、更に記録紙Pが排出ローラー対16を通じて排出トレイ17に排出される。
Thereafter, the recording sheet P is heated and pressed by the
図2は、画像形成装置10の主要構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように画像形成装置10は、制御ユニット31、表示部32、操作部34、タッチパネル35、ネットワーク通信部36、ファクシミリ通信部37、記憶部38、画像読取部11、及び画像形成部12などを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信を可能とされている。
FIG. 2 is a functional block diagram showing the main configuration of the
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイなどから構成される。
The
操作部34は、例えば、表示部32の画面に表示されるメニューを呼び出すメニューキー、メニューを構成するGUIにおけるフォーカスを移動させる矢印キー、メニューを構成するGUIに対して確定操作を行う決定キー、スタートキーなどを備えている。
The
表示部32の画面には、タッチパネル35が重ねられている。タッチパネル35は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式などのタッチパネルであって、タッチパネル35に対するユーザーの指などの接触(タッチ)をその接触位置と共に検知し、表示部32の画面上のGUIなどに対するユーザーの指示を入力する。従って、タッチパネル35は、表示部32の画面に対するユーザー操作が入力される操作部としての役割を果たす。
A
ネットワーク通信部(図2ではNW通信部)36は、ネットワークNを通じて他の端末装置(図示せず)との間で各種のデータを送受信する。ファクシミリ通信部(図2ではFAX通信部)37は、画像データを、ネットワークNを通じて他の画像形成装置やファクシミリ装置(図示せず)などとの間で送受信する。 A network communication unit (NW communication unit in FIG. 2) transmits and receives various data to and from other terminal devices (not shown) through the network N. A facsimile communication unit (a FAX communication unit in FIG. 2) 37 transmits and receives image data to and from another image forming apparatus, a facsimile machine (not shown) or the like through the network N.
記憶部38は、RAM、大容量のHDD(Hard Disk Drive)などからなり、各種のデータやプログラムを記憶している。
The
制御ユニット31は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及 びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU、ASIC等である。この制御ユニット31は、上記のROMまたは記憶部38に記憶されたプログラムが上記のプロセッサーで実行されることにより、主制御部41、表示制御部42、及び通信制御部43として機能する。なお、制御ユニット31の上記の各構成は、プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。また、主制御部41、表示制御部42、及び通信制御部43は、特許請求の範囲における「制御部」に相当する。
The
主制御部41は、画像形成装置10の全体的な動作制御を司る。また、この主制御部41は、画像データによって示される画像を解析して、この画像に含まれる文字を認識する周知のOCR機能(特許請求の範囲における文字認識機能の一例)を有しており、このOCR機能のためのアプリケーションプログラム及びデータが記憶部38に記憶されている。
The
表示制御部42は、表示部32を制御して、上記のGUI、あるいは各種の情報などを表示させる。
The
通信制御部43は、ネットワーク通信部36及びファクシミリ通信部37の通信動作を制御する機能を有する。
The
このような構成の画像形成装置10において、記憶部38には、画像データ、テキストデータなどからなる印刷対象データである複数のファイルが記憶されている。これらのファイルは、画像読取部11により読み取られた原稿の画像を示す画像データ、ファクシミリ通信部37で受信された画像データ、或いは、ワードプロセッサーや表計算ソフト等のアプリケーションにより作成された文書データである。
In the
主制御部41は、上記OCR機能により、記憶部38に記憶されている、画像データからなるファイルに含まれる、機密を示す予め設定された文字又は文字列を検出する。また、主制御部41は、記憶部38に記憶されている文書データからなるファイルについては既知の文字検索機能により、機密を示す予め設定された文字又は文字列を検出する。
The
ここで、主制御部41は、ユーザーによるタッチパネル35の操作に基づいて、ファイルの一覧の表示指示を受け付ける。主制御部41は、ファイルの一覧の表示が指示されると、記憶部38に記憶されている各ファイルに基づきファイルの一覧を生成する。表示制御部42は、そのファイルの一覧を、例えば各ファイルを示すアイコン画像により表示部32に表示させる。そして、ユーザーが、タッチパネル35をタッチ操作して、表示部32の画面上でファイルの一覧における任意のファイルを示すアイコン画像を指定し、この任意のファイルに対する処理を指示し、当該指示が主制御部41に受け付けられると、主制御部41は、その任意のファイルを記憶部38から読み出して、この任意のファイルに対して指示された処理を実行する。例えば、主制御部41は、当該指示が印刷指示である場合は、画像形成部12を起動して、当該任意のファイルのデータによって示される画像やテキストを記録紙に記録させる。或いは、主制御部41は、当該指示が送信指示である場合は、通信制御部43を通じてファクシミリ通信部37を起動して、当該ファイルを、当該指示が示す通信相手に送信させる。
Here, the
ところで、記憶部38に記憶されている各ファイルのうちに機密性の高いものがあって、表示部32に表示されるファイルの一覧にその機密性の高いファイル(機密ファイル)がアイコン画像等により表示部32に表示されると、機密ファイルの存在が誰にでも知られて、機密ファイルの保護のためには好ましくない。
Among the files stored in the
このため、本実施形態に係る画像形成装置10では、ユーザーが、ファイルの一覧における各ファイルの一覧表示及び非表示を容易に設定できるようにして、ファイルの機密性を高める。また、画像形成装置10は、ユーザーから入力されるパスワードを機密ファイルに対応付けて記憶し、当該パスワードが再度入力されない限り機密ファイルの内容表示や印刷、送信の処理を禁止する。なお、ここでいう機密ファイルの内容表示や印刷、送信の処理は、特許請求の範囲における「ファイルを開く処理」の一例である。
Therefore, in the
次に、ファイルの一覧におけるファイルの表示や非表示、パスワードを設定するための処理手順を、図3に示すフローチャートなどを参照して詳しく説明する。 Next, a process procedure for displaying or hiding a file in the file list and setting a password will be described in detail with reference to the flowchart shown in FIG.
まず、ファイルの生成に際しては、主制御部41は、ファイルについての各種情報を、図4に例を示すデータテーブルDTに書き込む。主制御部41は、このデータテーブルDTに、ファイルについての各種情報として、ファイル番号、ファイルの作成日時、ファイル名、ファイルの機密性の有無、ファイル一覧表示(ファイル一覧に表示させるか)の有無、及びパスワードを記憶させる。なお、データテーブルDTは記憶部38に記憶されている。
First, at the time of file generation, the
ファイルを生成して画像形成装置10の記憶部38に記憶させる場合、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部34を操作して原稿の読み取り指示を入力する。主制御部41は、その原稿の読み取りの指示を受け付けると、当該指示に応答して画像読取部11を起動する。画像読取部11は、原稿の画像を読み取り、原稿の画像を示す画像データを生成する。主制御部41は、この画像データからなるファイルを生成して、このファイルを記憶部38に記憶させる(S101)。或いは、主制御部41は、ファクシミリ通信部37で画像データが受信されると、この画像データからなるファイルを生成して、このファイルを記憶部38に記憶させる(S101)。または、主制御部41は、ネットワーク通信部36を介して通信制御部43で画像データ又は文書データが他のPCから受信されると、この画像データ又は文書データからなるファイルを生成して、このファイルを記憶部38に記憶させる(S101)。
When a file is generated and stored in the
このとき、主制御部41は、ファイル番号(ファイル固有の識別番号)及びファイルの作成日時を記憶部38内のデータテーブルDTにそのファイルに係るデータとして書き込む。
At this time, the
また、主制御部41は、記憶部38に記憶される各ファイルについて、ユーザーによる操作部34又はタッチパネル35の操作により入力されるファイル名を、記憶部38内のデータテーブルDTに当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S102)。
In addition, for each file stored in the
あるいは、ファクシミリ通信部37又は通信制御部43で受信されたデータには送信元を示すデータなどが付加されているので、主制御部41は、送信元を示すデータなどを、当該画像データからなるファイルのファイル名として設定して、このファイル名を記憶部38内のデータテーブルDTに当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S102)。
Alternatively, since the data indicating the transmission source is added to the data received by the
或いは、主制御部41は、ユーザーによりファイル名が入力されなければ、ファイルの作成日時等に基づきファイル名を自動生成して、このファイル名を記憶部38内のデータテーブルDTに、対象となるファイルについての各種情報の一部として書き込む(S102)。
Alternatively, if the file name is not input by the user, the
続いて、主制御部41は、ファイルが示すデータ内容を解析して、ファイルを構成するデータに、機密を示す予め設定された文字又は文字列が含まれているか否かを判定する(S103)。或いは、主制御部41は、ファイルのファイル名に、当該機密を示す文字又は文字列が含まれているか否かを判定するようにしてもよい(S103)。例えば、機密を示す文字又は文字列は、「機密」、「秘」、又は「confidential」などである。なお、主制御部41は、当該ファイルがテキストデータを有する文書データである場合は、文字検索によって上記判定を行い、当該ファイルがjpegやPDF等の画像データである場合は、OCR処理を行ってから上記判定を行う。
Subsequently, the
主制御部41は、機密を示す文字又は文字列が含まれていると判定すると(S103でYES)、そのファイルを機密ファイルとして、機密性有りを示す情報を、記憶部38内のデータテーブルDTに、当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S104)。
When
なお、ユーザーが、操作部34及びタッチパネル35の操作によりファイルを機密のものとするか否かの指定を入力することも可能とされている。例えば、主制御部41は、ファイルを機密とする指定が入力されると(S103でYES)、当該ファイルを機密ファイルとして、機密性有りの情報を、記憶部38内のデータテーブルDTに書き込む(S104)。
In addition, it is also possible for the user to input designation of whether or not to make the file confidential by operating the
また、S103において、主制御部41は、ファイルを構成するデータに、機密を示す予め設定された文字又は文字列が含まれていないと判定すると(S103でNO)、当該ファイルを機密ファイルとせず、当該ファイルをファイル一覧でアイコン画像により表示するものとして、機密性無し及びファイル一覧での表示有りを示す情報を、記憶部38内のデータテーブルDTに、当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S105)。この後、処理は終了する。
In S103, when the
あるいは、主制御部41は、ユーザーによる操作部34及びタッチパネル35の操作によりファイルを機密のものとしないことが指定されると(S103でNO)、当該ファイルを機密ファイルとせず、当該ファイルをファイル一覧でアイコン画像により表示するものとして、機密性無し及びファイル一覧表示有りを示す情報を、記憶部38内のデータテーブルDTに、当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S105)。
Alternatively, when the
上記のようにS104で主制御部41が上記ファイルについて機密性有りの情報をデータテーブルDTに書き込んだ後は、表示制御部42が、図5に示すようなポップアップ画面PU1を表示部32に表示させる(S106)。このポップアップ画面PU1には、パスワードボックス51、確認用パスワードボックス52、キャンセルキー53、及びOKキー54が表示される。
As described above, after the
ここで、ユーザーが、パスワードをパスワードボックス51及び確認用パスワードボックス52に入力する操作を行うことなく(S107で「未設定」)、タッチパネル35を通じて、キャンセルキー53に対するタッチ操作がタッチパネル35を介して主制御部41に受け付けられると(S108で「キャンセル」)、主制御部41は、当該ファイルを記憶部38から消去する(S115)。
この後、処理は終了する。
Here, without the user performing an operation of inputting a password in the
After this, the process ends.
また、ユーザーが、パスワードをパスワードボックス51及び確認用パスワードボックス52に入力する操作を行うことなく(S107「未設定」)、タッチパネル35を通じて、OKキー54に対するタッチ操作が行われ、当該タッチ操作がタッチパネル35を介して主制御部41に受け付けられると(S108で「OK」)、表示制御部42は、図6に示すようなポップアップ画面PU2を表示部32に表示させる(S110)。このポップアップ画面PU2には、パスワードの未設定を確認するためのメッセージ、Yesキー55、及びNoキー56が表示されている。
In addition, the user does not input the password in the
ここで例えば、ユーザーがYesキー55をタッチ操作すると、表示制御部42は、タッチパネル35を通じて、Yesキー55のタッチ操作を受け付けて(S111でYES)、ポップアップ画面PU2を消去する。そして、主制御部41は、パスワードを未設定状態とし、かつ、ファイル一覧で当該ファイルのアイコン画像表示を行わない指示を受け付け、ファイル一覧表示なしを示す情報をデータテーブルDTに、当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S112)。この後、処理は終了する。
Here, for example, when the user performs a touch operation on the
また、S111において、ユーザーがNoキー56をタッチ操作して、表示制御部42が、タッチパネル35を通じて、Noキー56のタッチ操作を受け付けると(S111でNO)、表示制御部42はポップアップ画面PU2を消去する。この後、処理はS106に戻り、表示制御部42は、ポップアップ画面PU1を表示部32に再び表示させ(S106)、続いてS107以降の処理が行われる。
When the user touches the No key 56 in S111 and the
また、S107において、ユーザーが、同一のパスワードをパスワードボックス51及び確認用パスワードボックス52に入力して、OKキー54をタッチ操作し(S107で「設定」)、更に、タッチパネル35を通じて、ユーザーによるOKキー54のタッチ操作を主制御部41が受け付けると(S113で「OK」)、主制御部41は、パスワードを設定する指示、及びファイル一覧での当該ファイルのアイコン画像表示を行わない指示を受け付け、パスワードに加え、ファイル一覧表示なしを示す情報をデータテーブルDTに当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S114)。この後、処理は終了する。
Further, in S107, the user inputs the same password into the
なお、S113において、ユーザーによるキャンセルキー53のタッチ操作を主制御部41が受け付けると(S113で「キャンセル」)、主制御部41は、パスワードを設定する指示、及びファイル一覧でのアイコン画像表示を行う指示を受け付け、パスワードに加え、ファイル一覧表示有りを示す情報をデータテーブルDTに、当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S116)。この後、処理は終了する。
When the
このように、ファイルの生成に際しては、ファイルの作成日時、ファイル名、ファイルの機密性の有無、ファイル一覧表示(ファイルを示すアイコン画像の表示)の有無、及びパスワードが適宜設定されて記憶部38内のデータテーブルDTに保存される。これにより、機密でない通常のファイルについては、パスワードが未設定とされて機密ファイルとされず、当該ファイルを示す表示を行う旨が設定される。また、機密ファイルについては、上記パスワードの設定又は未設定が選択された上で、当該ファイルを示す表示を行わない旨が設定される。
As described above, at the time of file generation, the file creation date, file name, presence or absence of file confidentiality, presence or absence of file list display (display of icon image indicating file), and password are appropriately set, and the
次に、データテーブルDTに保存されているファイルに係るデータに基づいて、記憶部38に記憶されているファイルをファイル一覧において表示又は非表示とする処理、及び当該ファイルを開く処理を説明する。図7A、図7B、図7C、及び図7Dは、当該処理を示すフローチャートである。
Next, a process of displaying or non-displaying the file stored in the
まず、表示制御部42は、画像形成装置10の表示部32に、初期画面として、図8に示すようにそれぞれの機能に対応付けられた複数のタッチキー61a〜61h等を表示させる。このとき、ユーザーが、ファイルの一覧に対応するタッチキー61hをタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、記憶部38に記憶されているファイルの一覧を表示させる指示を受け付ける。
First, the
続いて、主制御部41は、記憶部38内のデータテーブルDTを参照して、ファイル一覧表示有りの情報が対応付けられているファイルを検索し、この検索により検出した各ファイルを示すアイコン画像を作成して、当該アイコン画像を用いて、ファイル一覧表示有りの情報が対応付けられている各ファイルの一覧を示す表示画面を作成する(S201)。表示制御部42は、このファイル一覧を表示部32に表示させる(S202)。これにより、ユーザーは、表示部32に表示される当該ファイル一覧を視認することで、ファイル一覧表示有りの情報が対応付けられている各ファイル、すなわち、機密ファイルではないファイルと、機密ファイルであってもファイル一覧表示有りとされているファイルとからなるファイル一覧を確認することができる。
Subsequently, the
図9に、ファイル一覧表示有りの情報が対応付けられているファイルの一覧を例示す。図9に示すように、表示部32には、ファイル一覧として、ファイル一覧表示有りの情報が対応付けられている各ファイルのアイコンFAを示す表示画面が表示される。当該表示画面には、メニューキー71、機密キー72、プレビューキー73、及び印刷キー74が表示されている。なお、図9では、説明を容易にするために、アイコン画像FAに、機密性の有無、及びファイル一覧表示の有無の情報を示しているが、表示部32における実際の表示時には、各アイコン画像FAには当該情報は表示しない。
FIG. 9 shows an example of a list of files associated with information with file list display. As shown in FIG. 9, the
ここで、図9に示すファイル一覧が表示部32に表示されている状態で、ユーザーが予め設定された第1操作又は第2操作を行うと、表示制御部42は、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられている各ファイルの一覧を、表示部32に表示させる。
Here, in a state where the file list shown in FIG. 9 is displayed on the
ユーザーは、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられている各ファイルの一覧を表示部32に表示させたいとき、例えば、表示部32の画面における2か所を指で同時にタッチ操作して、このタッチ操作を規定の時間(例えば2秒間)以上継続させる(この操作は、表示部32において一覧非表示とされている機密ファイルを一覧表示させる指示を受け付ける操作である。これを第1操作とする)。
When the user wants the
主制御部41は、上記2か所に対する同時タッチ操作を、タッチパネル35を通じて受け付け、このタッチ操作が規定の時間以上継続したと判断した場合(S203でYES)、記憶部38内のデータテーブルDTを参照して、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルを検索して検出し、この検出した各ファイルを示すアイコン画像を作成して、当該検出された各ファイルの一覧を示す画像を作成する(S204)。表示制御部42は、当該各ファイルの一覧を示す画像を表示部32に表示させる(S205)。この後、処理は図7Cに示すS218、又は図7Dに示すS226に移行する(移行後の各処理は後述)。これにより、ユーザーは、記憶部38に記憶されているファイルであって、デフォルトでは上記アイコン画像が表示部32に表示されていない各ファイルを確認することが可能になる。
When the
図10に、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルの一覧が表示される例を示す。図10に示すように、表示制御部42による制御で、表示部32の表示画面には、ファイルの一覧として、ファイル一覧表示ありの情報が対応付けられているファイルを示すアイコン画像であるアイコンFAに加え、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルを示すアイコンFB,FCが更に表示される。また、当該表示画面には、メニューキー71、機密キー72、プレビューキー73、及び印刷キー74が表示される。
FIG. 10 shows an example in which a list of files associated with the information without the file list is displayed. As shown in FIG. 10, under the control of the
このように、当該実施形態では、まず、ユーザーが、表示部32に表示されている初期画面におけるファイルの一覧に対応するタッチキー61hをタッチ操作すると、表示部32には、図9に示すような表示の有が対応付けられているファイルの一覧が表示される。
As described above, in the present embodiment, first, when the user performs touch operation on the
そして、ユーザーが、図9に示される表示部32の表示画面において、当該表示画面上の2か所を同時にタッチ操作して、このタッチ操作を規定の時間以上継続させると(第1操作)、図10に示すような、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルの一覧が表示される。
Then, when the user simultaneously performs touch operation on two places on the display screen on the display screen of the
ここで、表示部32に表示されている各ファイルに対する各種処理を説明する。
Here, various processes for each file displayed on the
図9に示すような表示の有が対応付けられているファイルの一覧が表示部32に表示されている状態で(例えば、図7AのS202)、ユーザーが、その一覧における任意のファイルのアイコンFAを選択してタッチ操作し、続いて印刷キー74をタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、当該任意のファイルのアイコンFA及び印刷キー74に対するそれぞれのタッチ操作を受け付け(S209)、当該タッチ操作がされたアイコンFAが示すファイルについての印刷処理を実行する指示を受け付ける(S210「印刷」)。主制御部41は、当該タッチ操作されたアイコンFAに対応するファイルのデータを記憶部38から読み出して、画像形成部12に、この読み出したデータによって示される画像やテキストを記録紙に記録させる(S211)。
In a state where a list of files associated with the presence of display as shown in FIG. 9 is displayed on the display unit 32 (for example, S202 in FIG. 7A), the user can select an icon FA of any file in the list. Is selected, and the touch operation is performed on the
また、ユーザーが、図9に示す一覧における任意のファイルのアイコンFAを選択してタッチ操作し、続いてプレビューキー73をタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、任意のファイルのアイコンFA及びプレビューキー73に対するそれぞれのタッチ操作を順次受付け(S209)、当該タッチ操作がされたアイコンFAが示すファイルについてのプレビュー処理を実行する指示を受け付ける(S210「プレビュー」)。そして、表示制御部42は、当該タッチ操作されたアイコンFAに対応するファイルのデータを記憶部38から読み出す。表示制御部42は、当該読み出したデータによって示される画像やテキストを表示部32にプレビュー表示させる(S212)。
In addition, when the user selects an icon FA of an arbitrary file in the list shown in FIG. 9 and performs touch operation, and then performs a touch operation on the
このとき、表示制御部42は、表示部32に、画像やテキストと共に、閉キーを示す画像を表示させる。ユーザーが当該閉キーをタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、その閉キーに対するタッチ操作を受付ける(S213でYES)。そして、表示制御部42は、表示部32に表示させているプレビュー表示を停止させる(S214)。この後、処理はS209に戻る。
At this time, the
また、ユーザーが、図9に示す一覧における、機密性無しとされているファイルのアイコンFAを選択してタッチ操作し(S209)、続いて機密キー72をタッチ操作し、主制御部41が、タッチパネル35を通じて、任意のファイルのアイコンFA及び機密キー72に対するそれぞれのタッチ操作を順次受付けると(S210「機密」)、主制御部41は、当該タッチ操作された任意のファイルを機密ファイルとする旨の指示を受け付け、機密性有りを示す情報を、記憶部38内のデータテーブルDTに、当該ファイルについての各種情報の一部として書き込む(S215)。続いて、表示制御部42は、図3を用いて説明したS106の処理と同様にして、表示部32にポップアップ画面PU1(図5)を表示させる。この後、図3に示したS106〜S115と同様の処理が行われ、ファイル一覧表示の有無、パスワードが記憶部38内のデータテーブルDTに適宜書き込まれる(S216)。この後、処理は、図7Aに示すS201からの処理に移行する。
Further, the user selects the icon FA of the file considered to be non-confidential in the list shown in FIG. 9 and performs touch operation (S209), and then performs touch operation on the
また、ユーザーが、ファイルを選択することなく、メニューキー71をタッチ操作すると、表示制御部42は、タッチパネル35を通じて当該タッチ操作を受け付け、この時点で表示しているファイルの一覧(図9)の表示を停止して初期画面(図8)を表示させる指示を受け付ける(S210「メニュー」)。そして、表示制御部42は、ファイルの一覧(図9)の表示を停止して初期画面(図8)を表示部32に表示させる(S217)。
When the user touches the
表示部32に表示されている各ファイルに対する各種処理を続き説明する。図10に示すように、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルの一覧が、ユーザーによる操作に基づいて表示部32に表示されている状態のときに、ユーザーが、当該ファイル一覧におけるパスワード未設定の任意の機密ファイルを示すアイコンFCを選択してタッチ操作し(S218)、続いて印刷キー74をタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、任意のファイルのアイコンFC及び印刷キー74に対するそれぞれのタッチ操作を受け付ける(S219「印刷」)。主制御部41は、そのタッチ操作されたアイコンFCに対応する機密ファイルのデータを記憶部38から読み出して、画像形成部12に、この読み出したデータによって示される画像やテキストを記録紙に記録させる(S220)。
The various processes for each file displayed on the
また、ユーザーが、図10に示す一覧におけるパスワード未設定の任意の機密ファイルのアイコンFCを選択してタッチ操作し(S218)、続いてプレビューキー73をタッチ操作すると、主制御部41は、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、任意のファイルのアイコンFC及びプレビューキー73に対するそれぞれのタッチ操作を受け付ける(S219「プレビューキー」)。主制御部41は、当該タッチ操作されたアイコンFCに対応する機密ファイルのデータを記憶部38から読み出す。表示制御部42は、当該読み出されたデータが示す画像やテキストを、表示部32に表示させる(S221)。このとき、表示制御部42は、閉キーを示す画像も表示部32に表示させる。そして、ユーザーが、その閉キーを示す画像をタッチ操作し、タッチパネル35を通じて、表示制御部42が、当該タッチ操作を受け付けると(S222でYES)、表示制御部42は、表示部32に表示されている画像やテキストの表示を停止させて(S223)、図10に示すファイル一覧を表示部32に表示させる。この後、処理はS218に戻る。
In addition, when the user selects an icon FC of an arbitrary secret file for which password is not set in the list shown in FIG. 10 and performs touch operation (S218) and then performs touch operation on the
また、ユーザーが、図10に示す一覧におけるパスワード未設定の任意の機密ファイルのアイコンFCを選択してタッチ操作し(S218)、続いて機密キー72をタッチ操作すると、タッチパネル35を通じて、主制御部41は、当該タッチ操作を受け付け(S219「機密」)、表示制御部42は、図3を用いて説明したS106の処理と同様にして、表示部32にポップアップ画面PU1(図5)を表示させる。この後、図3に示したS106〜S115と同様の処理が行われ、ファイル一覧表示の有無、パスワードが記憶部38内のデータテーブルDTに適宜書き込まれる(S216)。この後、処理は、図7Aに示すS201からの処理に移行する。
Further, when the user selects an icon FC of an arbitrary secret file for which password is not set in the list shown in FIG. 10 and performs touch operation (S218), and then performs touch operation on the
また、ユーザーが、ファイルを選択することなく、図10に示すメニューキー71をタッチ操作すると、表示制御部42は、タッチパネル35を通じて当該タッチ操作を受け付け、この時点で表示しているファイルの一覧(図10)を消去して初期画面(図8)を表示させる指示を受け付ける(S219「メニュー」)。そして、表示制御部42は、ファイルの一覧(図10)を消去して初期画面(図8)を表示部32に表示させる(S225)。
When the user touches the
更に、図10に示すように、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルの一覧が表示部32に表示されている状態のときに、ユーザーが、その一覧において、パスワードが設定されている任意の機密ファイルのアイコンFBを選択してタッチ操作し(S226)、続いて印刷キー74をタッチ操作すると、表示制御部42は、タッチパネル35を通じて、当該タッチ操作を受け付ける(S227「印刷」)。表示制御部42は、図11に示すようなポップアップ画面PU3を表示部32に表示させる(S228)。このポップアップ画面PU3には、パスワードボックス75、キャンセルキー76、及びOKキー77が表示されている。
Furthermore, as shown in FIG. 10, when the list of files associated with the information without displaying the file list is displayed on the
ここで、ユーザーが操作部34を操作して、パスワードをパスワードボックス75に入力して、OKキー77をタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて当該タッチ操作を受け付け、S226でタッチ操作により選択されたアイコンFBに対応する機密ファイルのパスワードを記憶部38内のデータテーブルDTから読み出して、この読み出したパスワードがパスワードボックス75に入力されたパスワードとが一致するかを判断する(S229)。
Here, when the user operates the
主制御部41は、当該両パスワードが一致すると判断した場合(S229でYES)、そのタッチ操作されたアイコンFBに対応する機密ファイルのデータを記憶部38から読み出して、画像形成部12に、この読み出したデータによって示される画像やテキストを記録紙に記録させる(S230)。なお、ユーザーがキャンセルキー76をタッチ操作すると、表示制御部42は、表示部32に表示されているポップアップ画面PU3の表示を停止し、図10に示すファイルの一覧を表示部32に表示させる。
When the
また、ユーザーが、図10に示す一覧におけるパスワードが設定されている任意の機密ファイルのアイコンFBを選択してタッチ操作し(S226)、続いてプレビューキー73をタッチ操作したときも、表示制御部42は、当該タッチ操作を受け付け(S227「プレビュー」)、図11に示すようなポップアップ画面PU3を表示部32に表示させる(S231)。
In addition, the display control unit is also selected when the user selects an icon FB of an arbitrary confidential file for which the password in the list illustrated in FIG. 10 is set and performs a touch operation (S226) and subsequently performs a touch operation on the
そして、ユーザーが、操作部34を操作して、パスワードをパスワードボックス75に入力して、OKキー77をタッチ操作すると、主制御部41は、S226でタッチ操作されたアイコンFBに対応する機密ファイルのパスワードを記憶部38内のデータテーブルDTから読み出して、この読み出したパスワードがパスワードボックス75に入力されたパスワードとが一致するかを判断する(S232)。
Then, when the user operates the
主制御部41は、当該両パスワードが一致すると判断した場合(S232でYES)、そのタッチ操作されたアイコンFBに対応する機密ファイルのデータを記憶部38から読み出す。表示制御部42は、当該読み出されたデータが示す画像やテキストの内容を、表示部32に表示(プレビュー表示)させる(S233)。このとき、表示制御部42は、閉キーを示す画像も表示部32に表示させる。そして、ユーザーが、その閉キーを示す画像をタッチ操作し、タッチパネル35を通じて、表示制御部42が、当該タッチ操作を受け付けると(S234でYES)、表示制御部42は、表示部32に表示されている画像やテキストの表示を停止させて(S235)、図10に示すファイル一覧を表示部32に表示させる。この後、処理はS226に戻る。
When the
また、ユーザーが、図10に示す一覧におけるパスワードが設定されている任意の機密ファイルのアイコンFBを選択してタッチ操作し、続いて機密キー72をタッチ操作したときにも、主制御部41は当該タッチ操作を受け付け(S227「機密」)、表示制御部42は、図11に示したポップアップ画面PU3を表示部32に表示させる(S238)。
Also, when the user selects an icon FB of an arbitrary confidential file for which a password is set in the list shown in FIG. 10 and performs a touch operation, and subsequently performs a touch operation on the
ここで、ユーザーが操作部34を操作して、パスワードをパスワードボックス75に入力して、OKキー77をタッチ操作すると、主制御部41は、S226でタッチ操作されたアイコンFBに対応する機密ファイルのパスワードを記憶部38内のデータテーブルDTから読み出して、この読み出したパスワードがパスワードボックス75に入力されたパスワードとが一致するかを判断する(S237)。
Here, when the user operates the
主制御部41は、当該両パスワードが一致すると判断した場合(S237でYES)、表示制御部42が、図12に示すようなポップアップ画面PU4を表示部32に表示させる(S238)。このポップアップ画面PU4には、パスワードの削除を確認するためのメッセージ、Yesキー81、及びNoキー82が表示されている。
If the
例えば、ユーザーがYesキー81をタッチ操作すると、表示制御部42は、タッチパネル35を通じて、Yesキー81のタッチ操作を受け付けて(S239でYES)、ポップアップ画面PU4の表示を停止させ、主制御部41は、S226でタッチ操作されたアイコンFBに対応する機密ファイルのパスワードを記憶部38内のデータテーブルDTから消去し、機密性有りを示す情報を機密性なしに変更し、このデータテーブルDTにおける該機密ファイルに対応するファイル一覧表示なしの情報をファイル一覧表示有りに変更する(S240)。この後、処理は、図7Aに示すS201からの処理に戻る。この結果、S226でタッチ操作されたファイルのアイコンFBが示すファイルは、機密ファイルでないファイルとして管理される。
For example, when the user performs a touch operation on the
また、ユーザーが、ポップアップ画面PU4の表示時に、Noキー82をタッチ操作すると、表示制御部42は、タッチパネル35を通じて、Noキー82のタッチ操作を受け付け(S239でNO)、ポップアップ画面PU4を消去し、主制御部41は、S226でタッチ操作されたアイコンFBに対応する機密ファイルのパスワードを記憶部38内のデータテーブルDTから消去することなく維持し、このデータテーブルDTにおける該機密ファイルに対応付けて記憶された情報を、ファイル一覧表示なしからファイル一覧表示有りに変更する(S241)。従って、Noキー82に対するタッチ操作により、主制御部41は、機密ファイルのパスワードの維持及び該機密ファイルを一覧表示させる指示を受け付ける。この後、処理は、図7AのS201からの処理に戻る。この場合も、S226でタッチ操作されたファイルのアイコンFBが示すファイルは、機密ファイルでないファイルとして管理される。
When the user touches the No key 82 while displaying the pop-up screen PU4, the
また、図10に示すファイル一覧の表示時に、ユーザーがメニューキー71をタッチ操作すると(S227「メニュー」)、表示制御部42は、図10に示す機密ファイルの一覧の表示を停止させ、図8に示す初期画面を表示部32に表示させる(S242)。
When the user touches the
尚、ポップアップ画面PU3のパスワードボックス75に記入されたパスワードが、記憶部38内のデータテーブルDTから読み出された機密ファイルのパスワードに一致しなかった場合は、ユーザーが、パスワードをパスワードボックス75に再度入力する。主制御部41は、その再度記入されたパスワードがデータテーブルDTから読み出された機密ファイルのパスワードに一致するか否かを再び確認する。また、パスワードボックス75に対するパスワードの記入が所定回数行われても、この記入されたパスワードがデータテーブルDTから読み出された機密ファイルのパスワードに一致しなかった場合、主制御部41は、所定時間の間、ポップアップ画面PU3を消去して表示させず、パスワードの入力を禁止する。
If the password entered in the
そして、表示制御部42は、図13に示すようなポップアップ画面PU5を表示部32に表示させる。このポップアップ画面PU5には、パスワードを電子メールで送信する旨を示すメッセージ、Yesキー83、及びNoキー84が表示されている。例えば、ユーザーがYesキー83をタッチ操作すると、主制御部41は、タッチパネル35を通じて、Yesキー83のタッチ操作を受け付けて、ポップアップ画面PU5を消去し、予め定められた宛先の電子メールを作成して、電子メールにパスワードを書き込み、通信制御部43を通じて、上記予め定められた宛先に電子メールを送信させる。この電子メールが、上記予め定められた宛先である端末装置で受信されて表示されると、ユーザーが電子メールのパスワードを確認可能になる。
Then, the
また、表示の無及び機密性の有が対応付けられかつパスワードが未設定のファイルの一覧を表示させるための第1操作として、表示部32の画面における2か所を規定の時間以上タッチ操作するという操作を例示しているが、第1操作として、他の操作を適用しても構わない。第1操作として、3か所を規定の時間以上タッチ操作するという操作を適用してもよい。
In addition, as a first operation for displaying a list of files for which no display and confidentiality are associated and the password is not set, touch operation is performed on two places on the screen of the
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、図7Aを用いて、記憶部38に記憶されているファイルをファイル一覧において表示又は非表示とする処理を説明したが、ファイル一覧において各ファイルを表示又は非表示とする処理はこれに限られず、例えば、図14に示すようにしてもよい。なお、図14を参照した説明では、図7Aに示した処理と同様の処理は説明を省略する。
The present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and various modifications are possible. For example, in the above embodiment, the process of displaying or non-displaying the files stored in the
主制御部41は、図9に示すファイル一覧の表示時に、上述した2か所に対する同時タッチ操作を、タッチパネル35を通じて受け付け、このタッチ操作が規定の時間以上継続したと判断した場合において(S303でYES)、記憶部38内のデータテーブルDTを参照して、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルであって、パスワードが設定されているファイルを検索して検出し、この検出した各ファイルを示すアイコン画像を作成して、当該検出された各ファイルの一覧を示す画像を作成する(S304)。表示制御部42は、当該各ファイルの一覧を示す画像を表示部32に表示させる(S305)。
At the time of display of the file list shown in FIG. 9, the
図15に、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルであって、パスワードが設定されているファイルの一覧が表示される例を示す。図15示すように、表示制御部42による制御で、表示部32の表示画面には、ファイルの一覧として、ファイル一覧表示ありの情報が対応付けられているファイルを示すアイコン画像であるアイコンFAに加え、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルであって、パスワードが設定されているファイルのアイコン画像であるアイコンFBが更に表示される。
FIG. 15 shows an example in which a list of files for which information without display of file list is associated and in which a password is set is displayed. As shown in FIG. 15, under the control of the
また、上記S303におけるタッチ操作が規定の時間以上継続するという条件が満たされない場合であって(S303でNO)、主制御部41が、ユーザーによる操作部34のテンキー(図8参照)の操作で、予め定められたアイコン表示用の例えば4桁の英数字が入力されたことを認証した場合には(S306でYES)、上記データテーブルDTを参照して、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルであって、上記パスワードが設定されていないファイルを検索して検出し、これら検出した各ファイルを示すアイコン画像を作成する。主制御部41は、これらアイコン画像を用いて、当該検出した各ファイルの一覧を作成する(S307)。表示制御部42は、当該ファイル一覧の画像を表示部32に表示させる(S308)。
Further, in the case where the condition that the touch operation in S303 continues for a prescribed time or more is not satisfied (NO in S303), the
図16に、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルであって、パスワードが設定されていないファイルの一覧が表示される例を示す。図16に示すように表示部32の表示画面には、ファイルの一覧として、ファイル一覧表示ありの情報が対応付けられているファイルを示すアイコン画像であるアイコンFAに加え、ファイル一覧表示なしの情報が対応付けられているファイルであって、上記パスワードが設定されていないファイルのアイコン画像であるアイコンFCが表示される。
FIG. 16 shows an example in which a list of files not associated with the file list display is displayed and files for which passwords are not set are displayed. As shown in FIG. 16, the display screen of the
なお、図15及び図16に示したファイル一覧表示後、このファイル一覧に示される各ファイルのアイコン画像FB,FCに対するタッチ操作に基づいて各ファイルを開く処理(印刷、プレビュー、機密の処理)は、図7C及び図7Dを用いて説明した各ファイルに対する上記処理と同様にして行われる。 Note that after the file list shown in FIG. 15 and FIG. 16 is displayed, processing for opening each file based on the touch operation on the icon images FB and FC of each file shown in the file list (processing for printing, preview, confidential) 7C and 7D are performed in the same manner as the above processing for each file.
また、図1乃至図16を用いて説明した上記実施形態の構成及び処理は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。 The configurations and processes of the above-described embodiment described with reference to FIGS. 1 to 16 are merely examples of the present invention, and the present invention is not limited to the configurations and processes.
10 画像形成装置
11 画像読取部
12 画像形成部
31 制御ユニット
32 表示部
34 操作部
35 タッチパネル
36 ネットワーク通信部
37 ファクシミリ通信部
38 記憶部
41 主制御部
42 表示制御部
43 通信制御部
10
Claims (7)
ユーザーにより操作される操作部と、
ファイルを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている前記ファイルから、機密を示す予め設定された文字又は文字列を検出した場合であって、前記操作部の操作により、当該ファイルについてのパスワードが入力され、当該ファイルを非表示とする指示が入力されたときは、当該入力されたパスワードを、当該パスワードの再入力を当該ファイルを開く処理を実行する条件として当該ファイルに関連付けて記憶させ、当該ファイルを機密ファイルとして前記表示部に一覧表示させないものとした上で、前記記憶部に記憶されている前記ファイルの一覧を作成して前記表示部に表示させる制御部と、を備える画像処理装置。 A display unit,
An operation unit operated by the user;
A storage unit for storing files,
When a preset character or character string indicating confidentiality is detected from the file stored in the storage unit, a password for the file is input by the operation of the operation unit, and the file is When a non-display instruction is input, the input password is stored in association with the file as a condition for executing re-input of the password as a condition for opening the file, and the file is set as the confidential file. An image processing apparatus comprising: a control unit configured to create a list of the files stored in the storage unit and display the list on the display unit after the list is not displayed on the display unit.
前記ファイルが示す画像を記録媒体に形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置。 An image processing apparatus according to any one of claims 1 to 6.
An image forming unit configured to form an image indicated by the file on a recording medium.
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