JP2018174779A - Claw fitting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、農作業機の爪取付部に爪を取り付ける爪取付装置に関する。 The present invention relates to a claw attachment device for attaching a claw to a claw attachment portion of a farm work machine.
従来、例えば下記の特許文献1に記載された耕耘爪が知られている。
BACKGROUND ART Conventionally, there is known a cultivating nail described in
この従来の耕耘爪は、農作業の回転軸に設けられた爪取付部であるフランジ部に対して複数のねじ軸部を有する組ボルトおよびナットにより取り付けられる。つまり、耕耘爪およびフランジ部には、それぞれボルト用孔が設けられており、両ボルト用孔にそれぞれ挿通されたねじ軸部に対して、ナットが螺合されるようになっている。また、組ボルトは、基部によって複数のねじ軸部が一体化されていることで、回り止め機能の向上が図られている。そして、農作業機の回転軸とともに回転する耕耘爪によって圃場の耕耘作業が行われている。 This conventional tilling nail is attached by a set bolt and a nut having a plurality of screw shaft parts to a flange part which is a nail attachment part provided on a rotating shaft of agricultural work. That is, holes for bolts are respectively provided in the tilling claw and the flange portion, and a nut is screwed to a screw shaft portion respectively inserted in the holes for both bolts. In addition, as for the set bolt, a plurality of screw shaft portions are integrated by the base, so that the anti-rotation function is improved. And the tilling work of a field is performed by the tilling nail | claw which rotates with the rotating shaft of a farm work machine.
しかしながら、上記従来の構成では、ナットについては、個々にねじ軸部に対して螺合され、フランジ部との間にスプリングワッシャ等が介在されているに過ぎない。そのため、例えば耕耘爪が耕耘作業時等に力を受けて1本のねじ軸部に大きな負荷が加わったときに、ボルト用孔とねじ軸部とのクリアランスによってねじ軸部が傾斜したりずれたりするとナットも追従して動き、これらの傾斜やずれを抑制することが容易でない。したがって、これらの傾斜やずれに起因するナットの緩みを抑制することが求められる。 However, in the above-described conventional configuration, the nuts are individually screwed with respect to the screw shaft, and only a spring washer or the like is interposed between the nut and the flange. Therefore, for example, when a large load is applied to one screw shaft portion by force receiving a force during the tilling operation, etc., the screw shaft portion may be inclined or shifted by the clearance between the bolt hole and the screw shaft portion. Then, the nut also follows and moves, and it is not easy to suppress these inclination and deviation. Therefore, it is required to suppress the loosening of the nut due to the inclination and the deviation.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ナットの緩みの抑制を図ることができる爪取付装置を提供することを目的とする。 This invention is made in view of such a point, and an object of this invention is to provide the nail | claw attachment apparatus which can aim at suppression of looseness of a nut.
本発明に係る爪取付装置は、農作業機の爪取付部に爪を取り付ける爪取付装置であって、基部、および、この基部に設けられた複数のねじ軸部を有するねじ体と、前記ねじ軸部にそれぞれ螺合される複数のナットと、前記ねじ軸部が挿通される複数の挿通孔を有するナット緩み止め体とを備えるものである。 A claw attachment device according to the present invention is a claw attachment device for attaching a claw to a claw attachment portion of a farming machine, and includes a base and a screw body having a plurality of screw shaft portions provided on the base; A plurality of nuts each of which is screwed to a portion, and a nut locking member having a plurality of insertion holes through which the screw shaft portion is inserted.
本発明によれば、ナットの緩みの抑制を図ることができる。 According to the present invention, looseness of the nut can be suppressed.
以下、本発明の第1の実施の形態について図1ないし図4を参照して説明する。 Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4.
図4において、1は農作業機で、この農作業機1は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、そのトラクタの走行により圃場を前方(進行方向)に移動しながら耕耘整地作業(農作業)を行うロータリー耕耘機(耕耘装置)である。
In FIG. 4,
農作業機1は、トラクタの後部の3点リンク部に脱着可能に連結される機体2と、この機体2に回転可能に設けられ所定方向(例えばダウンカット方向の回転方向)に回転しながら耕耘作業をする耕耘体(ロータリー)3と、機体2に上下方向に回動可能に設けられ耕耘体3の後方で整地作業する整地体(均平板)4とを備えている。
The
機体2は、トラクタの後部の3点リンク部に脱着可能に連結される3点連結部(走行車連結部)11を有している。3点連結部11は、1本のトップマスト12および左右1対で2本のロワーアーム13等にて構成されている。
The airframe 2 has a three-point connecting portion (traveling vehicle connecting portion) 11 detachably connected to a three-point link portion at the rear of the tractor. The three-point connecting portion 11 is configured of one
また、機体2は、前後方向の入力軸16を回転可能に保持する軸保持部であるミッションケース部17を有している。ミッションケース部17の左右両側には左右方向に延びるフレーム部であるフレームパイプ部18の内端部が取り付けられている。なお、入力軸16は、トラクタのPTO軸にジョイント(図示せず)を介して接続される。
In addition, the machine body 2 has a
さらに、左側のフレームパイプ部18の外端部には、箱状の耕耘体支持部であるチェーンケース部19が取り付けられている。右側のフレームパイプ部18の外端部には、板状の耕耘体支持部であるブラケット部(図示せず)が取り付けられている。そして、これら互いに離間対向するチェーンケース部19およびブラケット部間に耕耘体3が回転可能に架設されている。なお、チェーンケース部19およびブラケット部には、側板部であるサイドカバー板20が固設されている。
Further, a
また、機体2は、耕耘体3の上方部を覆う耕耘カバー部21を有し、この耕耘カバー部21の後端部に整地体4が左右方向の軸22を中心として上下方向に回動可能に設けられている。なお、整地体4と機体2との間には、圃場面に対する整地体4の接地圧を調整する接地圧調整手段23が架設されている。また、機体2の前部には、ゲージ輪24が設けられている。
Further, the airframe 2 has a
耕耘体3は、入力軸16側からの動力に基づいて回転する左右方向の回転軸である耕耘軸31を有している。耕耘軸31は、左右方向に細長い軸状の軸本体部32と、この軸本体部32の複数箇所に突設された板状の複数の爪取付部であるフランジ部33とを有している。そして、各フランジ部33には、耕耘軸31の回転により左右方向の回転中心軸線X(回転中心)を中心として所定の回転方向(図中の矢印方向)に向かって回転しながら耕耘作業をする複数の爪(農作業用爪)である耕耘爪35が爪取付装置(農作業用爪取付装置)である取付手段36によって脱着可能に取り付けられている。
The
図1ないし図4に示すように、各フランジ部33には、取付手段36により耕耘爪35が取り付けられる複数のボルト用孔41が両側面に貫通して形成されている。これらボルト用孔41は、1つの耕耘爪35毎に複数ずつ、例えば2つずつ形成されている。これらボルト用孔41は、例えば丸孔状に形成されている。本実施の形態では、各フランジ部33に複数、例えば4つの耕耘爪35がそれぞれ取付手段36によって取り付けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, in each
耕耘爪35は、ボルト用孔41に対応する複数、つまりボルト用孔41と同数の複数のボルト用孔43が基部(基端部)の位置で表裏面に貫通して形成されている。この耕耘爪35には、回転方向に向けた縁部に沿って刃付部45が形成されている。この耕耘爪35には右用と左用とがあり、右用の耕耘爪35と左用の耕耘爪35とは、フランジ部33に取り付けられた状態で進行方向後方から見て左右対称に曲がっている点が異なるのみで、基本的構成は同一である。また、フランジ部33に対して、右用の耕耘爪35と左用の耕耘爪35とが回転方向に交互に取り付けられている。本実施の形態では、右用の耕耘爪35と左用の耕耘爪35とが2つずつフランジ部33に取り付けられ、右用の耕耘爪35どうし、および、左用の耕耘爪35どうしは、それぞれ互いにフランジ部33に対して反対側の側面に取り付けられている(図3参照)。そして、この耕耘爪35は、耕耘軸31のフランジ部33に取付手段36によって取り付けられた状態で、回転中心(回転中心軸線X)を中心として図中矢印方向へ回転しながら耕耘作業を行う(図4参照)。
In the
ボルト用孔43は、ボルト用孔41と例えば等しい(略等しいも含む)穴径を有している。
The
取付手段36は、ねじ体(雄ねじ体)である組ボルト51を備えている。この取付手段36は、複数のワッシャ52を備えている。この取付手段36は、複数のナット53を備えている。この取付手段36は、ナット緩み止め体であるプレート(座金)54を備えている。
The attachment means 36 includes a
組ボルト51は、基部56と、この基部56に設けられた複数のねじ軸部57とを備えている。本実施の形態において、この組ボルト51は、例えば複数のボルト58を、基部56を構成する結合部材(結合板)59により結合して設けられている。
The
基部56は、例えば所定の金属材料からなる1枚の板(結合部材59)により形成されている。つまり、この基部56は、板状に形成されている。この基部56は、やや長手状をなして例えば一定幅(略一定幅も含む)に形成され、長手方向両端が円弧状となっている。本実施の形態において、この基部56は、フランジ部33に対して、耕耘爪35と同一側に位置している。
The
複数のねじ軸部57は、基部56に対して同一側に、互いに平行(略平行も含む)に突設されている。ねじ軸部57は、1つの耕耘爪35毎(取付手段36毎)に複数ずつ、例えば本実施の形態では2つずつ備えられている。各ねじ軸部57には、ナット53が螺合されるねじ溝57aが設けられている。このねじ溝57aは、例えばねじ軸部57の外周面にて、このねじ軸部57の少なくとも先端部から長手方向中間部にわたって設けられている。
The plurality of
ボルト58は、例えば六角ボルトであり、六角柱状のボルト頭部61と、このボルト頭部61に対して同軸(略同軸も含む)に突設された円柱状のねじ軸部57とを一体に備えている。
The
結合部材59には、複数のボルト58が回り止めされた状態で固定される。例えば結合部材59は、本実施の形態において、各ねじ軸部57の基端側とローレット嵌合させたものとするが、各ボルト58のボルト頭部61を溶接固定するように構成してもよい。
A plurality of
ワッシャ52は、ねじ軸部57が挿通される孔部52aを有する円環状のものである。つまり、ワッシャ52は、組ボルト51のねじ軸部57(ボルト58)に対応する複数、換言すればねじ軸部57(ボルト58)と同数の複数備えられている。各ワッシャ52は、プレート54と各ナット53との間に介在され、ねじ軸部57に対するナット53の緩みを抑制する緩み抑制部材である。ワッシャ52は、組ボルト51のねじ軸部57毎(ナット53毎)に取り付けられている。ワッシャ52としては、例えばスプリングワッシャが好適に用いられる。
The
ナット53は、例えば六角ナットであり、組ボルト51の各ねじ軸部57にそれぞれ螺合されてフランジ部33と耕耘爪35とを締結する締結部材である。つまり、ナット53は、ねじ軸部57(ボルト58)に対応する複数、換言すればねじ軸部57(ボルト58)と同数の複数備えられている。したがって、本実施の形態において、ナット53は、1つの耕耘爪35毎(取付手段36毎)に複数ずつ、例えば2つずつ備えられている。
The
プレート54は、組ボルト51の複数のねじ軸部57を先端側(ナット53側)で纏める(連結する)纏め部材である。本実施の形態では、プレート54は、2つのねじ軸部57を纏めて(連結して)いる。このプレート54は、例えば所定の金属材料からなる1枚の板により形成されている。このプレート54は、基部56(結合部材59)と同様に、やや長手状をなして例えば一定幅(略一定幅も含む)に形成され、長手方向両端が円弧状となっている。このプレート54は、組ボルト51のねじ軸部57が挿通される複数の挿通孔54aを備えている。つまり、本実施の形態において、各プレート54には、組ボルト51のねじ軸部57(ボルト58)に対応する複数、換言すればねじ軸部57(ボルト58)と同数の複数、本実施の形態では2つの挿通孔54aがそれぞれ形成されている。各挿通孔54aは、本実施の形態では、ねじ軸部57と等しい(略等しいも含む)径寸法の丸孔状に形成されているが、ねじ軸部57の径寸法に対してやや大きい径寸法の丸孔状に形成されていてもよい。また、各挿通孔54aは、プレート54の長手方向両端近傍の位置を両側面に貫通して形成されている(図1および図2参照)。また、各挿通孔54aは、例えば本実施の形態では、ボルト用孔41,43と等しい(略等しいも含む)穴径に形成されている。そして、プレート54は、組ボルト51の複数のねじ軸部57が複数の挿通孔54aからナット53側へとそれぞれ通るように形成されている。なお、各挿通孔54aは、例えばプレート54の外縁を含む部分を切り欠いて形成したものも含む。また、図1に示すように、プレート54は、基部56よりも大きい厚み、好ましくは基部56の厚みaの2倍以上の厚みbを有している(b≧2・a)。各プレート54は、本実施の形態ではナット53とフランジ部33との間、より詳細にはワッシャ52とフランジ部33との間に挟み込まれる。したがって、本実施の形態において、プレート54は、フランジ部33に対して耕耘爪35と反対側で、かつ、フランジ部33および耕耘爪35に対して組ボルト51の基部56とは反対側に配置されている。
The
そして、耕耘爪35のフランジ部33への固定時には、ナット53が組ボルト51のねじ軸部57のねじ溝57aに螺着され、その結果、ワッシャ52およびプレート54を介してフランジ部33に当接したナット53と組ボルト51の基部56(結合部材59)とで、耕耘爪35と耕耘軸31のフランジ部33とが挟持されるようになっている。
When the tilling
次に、上記取付手段36を使用して耕耘爪35を耕耘軸31のフランジ部33に取り付ける場合について説明する。
Next, the case where the tilling
耕耘軸31のフランジ部33のボルト用孔41と耕耘爪35の基端側のボルト用孔43とを互いに対向させてから、その対向したボルト用孔41,43内に例えばフランジ部33の一側(図1中の左側)から、組ボルト51のねじ軸部57をそれぞれ差し込む。
After the
次いで、各ねじ軸部57の先端側をフランジ部33の他側(図1中の右側)でプレート54の挿通孔54aおよびワッシャ52の孔部52aに挿通した後、図示しない工具を用いてねじ軸部57のねじ溝57aに2つのナット53をそれぞれ螺着する。
Then, the tip end side of each
その結果、互いに重なり合ったフランジ部33および耕耘爪35は、ワッシャ52およびプレート54を介してフランジ部33に当接したナット53と耕耘爪35に当接した組ボルト51の基部56(結合部材59)とによって挟持され、これにより、耕耘爪35が耕耘軸31のフランジ部33に対して所望の固定力で固定される。
As a result, the
なお、耕耘爪35の交換時等において耕耘爪35をフランジ部33から取り外す場合、組ボルト51のねじ軸部57からナット53、ワッシャ52、および、プレート54を取り外すことにより、取付手段36による固定を容易に解除できる。
When the tilling
そして、上記取付手段36によれば、組ボルト51の複数のねじ軸部57をプレート54の挿通孔54aにそれぞれ挿通し、このねじ軸部57にナット53を螺合することで、一のねじ軸部57が外力を受けてボルト用孔41,43とのクリアランスにより例えば傾斜(倒れ)や横方向へのずれ等の動きをしようとするときに、ねじ軸部57がプレート54の厚みの分、軸方向に広い領域で位置規制されていることで、ねじ軸部57が傾斜しにくくなるとともに、ねじ軸部57がプレート54の挿通孔54aの内面に当接するとプレート54および他のねじ軸部57も連動することで抵抗し、傾斜や横方向へのずれ等の動きを抑制する。この結果、ナット53がこれらの動きに起因して緩むことを抑制できる。
Then, according to the attachment means 36, the plurality of
特に、板状としたプレート54の厚みを、板状とした組ボルト51の基部56の厚みより大きくすることで、複数のねじ軸部57に対して軸方向のより広い領域にわたってプレート54で位置規制でき、さらに組ボルト51の基部56よりも剛性があがるため、組ボルト51のねじ軸部57をより動きにくくすることができる。
In particular, by making the thickness of the plate-
また、耕耘爪35のフランジ部33への固定時には、ワッシャ52を介してフランジ部33に当接したナット53と組ボルト51の基部56とで耕耘爪35とフランジ部33とが両側から挟持されるため、例えば耕耘爪35に外力が繰り返し作用してもプレート54が劣化しにくい。そのため、取付手段36による耕耘爪35の固定力の低下を抑制でき、耕耘爪35のフランジ部33への固定状態を適切に維持できるとともに、ナット53をより緩みにくくすることができる。
Further, when the tilling
プレート54の挿通孔54aは、ねじ軸部57と等しい(略等しい)径寸法とすることで、ねじ軸部57の動きを規制する効果が向上し、ナット53をより効果的に緩み止めできる。また、挿通孔54aは、取付手段36による耕耘爪35のフランジ部33への取り付けの作業性を考慮する場合には、ねじ軸部57に対してクリアランスを大きくするように形成することもできる。したがって、プレート54の挿通孔54aの穴径は、これらの効果を考慮し任意に変えることができ、好ましくは、ボルト用孔41,43の少なくともいずれかの穴径以下とする。
By making the
なお、図5ないし図7に示す第2の実施の形態のように、取付手段36は、1つの組ボルト51に3つのねじ軸部57を備えていてもよい。すなわち、組ボルト51を、3本のボルト58を結合部材59により結合して構成してもよい。つまり、取付手段36は、1つの耕耘爪35につき3つずつのねじ軸部57、ワッシャ52およびナット53を備えていてもよい。この場合には、プレート54の挿通孔54aも、ねじ軸部57の数に対応して3つ設ける。
As in the second embodiment shown in FIGS. 5 to 7, the attachment means 36 may be provided with three
図8ないし図10に示す第3の実施の形態のように、取付手段36は、1つの組ボルト51に4つのねじ軸部57を備えていてもよい。すなわち、組ボルト51を、4本のボルト58を結合部材59により結合して構成してもよい。つまり、取付手段36は、1つの耕耘爪35につき4つずつのねじ軸部57、ワッシャ52およびナット53を備えていてもよい。この場合には、プレート54の挿通孔54aも、ねじ軸部57の数に対応して4つ設ける。
As in the third embodiment shown in FIGS. 8 to 10, the attachment means 36 may be provided with four
これら第2および第3の実施の形態では、より多くのねじ軸部57を組ボルト51に備えることで、一のねじ軸部57およびナット53の動きに対して他の複数のねじ軸部57およびナット53をプレート54とともに抵抗させることができ、ナット53の緩みをより効果的に抑制できる。したがって、図示しないが、取付手段36は、1つの組ボルト51に5つ以上のねじ軸部57を構成することもできる。
In the second and third embodiments, by providing more
なお、上記各実施の形態では、フランジ部33に対して組ボルト51の基部56と耕耘爪35とが同一側に位置するように取付手段36を構成したが、フランジ部33に対して耕耘爪35をナット53と同一側に位置するようにしてもよい。つまり、フランジ部33とプレート54との間に耕耘爪35を挟み込むようにしてもよい。換言すれば、プレート54は、フランジ部33と耕耘爪35とのいずれかに対して直接当接するように配置することができる。
In each of the above embodiments, the mounting means 36 is configured such that the
また、プレート54は、組ボルト51の複数のねじ軸部57に対応する複数の挿通孔54aを備えていれば、その他の部分の形状は任意に設定することができる。例えば、プレート54は、図11に示す第4の実施の形態のように、長手方向中間部62が、挿通孔54aの周辺部分63,63よりも細く括れた形状などとすることもできるし、この形状に限らず、その他の形状とすることもできる。
Further, as long as the
耕耘爪35は、ロータリー耕耘機に限らず、耕耘作業を伴う農作業を行う各種の農作業機に用いることが可能である。
The tilling
取付手段36は、耕耘爪35以外でも、例えば代掻爪等、回転軸に設けられたフランジ部に対して取り付けられる他の農作業用の爪に対しても適用できる。したがって、農作業機1は、ロータリー耕耘機に限らず、代掻機等でもよい。
The attachment means 36 can also be applied to claws for agricultural work other than the tilling
1 農作業機
33 爪取付部であるフランジ部
35 爪である耕耘爪
36 爪取付装置である取付手段
51 ねじ体である組ボルト
52 ワッシャ
52a 孔部
53 ナット
54 ナット緩み止め体であるプレート
54a 挿通孔
56 基部
57 ねじ軸部
1 Farm work machine
33 Flange that is the claw mounting part
35 claws
36 Mounting means that is a claw mounting device
51 Bolts which are a screw body
52 washer
52a hole
53 nuts
54 Plate that is a nut locking body
54a insertion hole
56 base
57 Screw shaft
Claims (3)
複数のねじ軸部を有するねじ体と、
前記ねじ軸部にそれぞれ螺合される複数のナットと、
前記ねじ軸部が挿通される複数の挿通孔を有するナット緩み止め体とを備える
ことを特徴とする爪取付装置。 A nail attachment device for attaching a nail to a nail attachment portion of a farming machine,
A screw body having a plurality of screw shafts;
A plurality of nuts respectively screwed to the screw shaft;
And a nut fixing member having a plurality of insertion holes through which the screw shaft portion is inserted.
ナット緩み止め体は、前記基部よりも厚みが大きい板状に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の爪取付装置。 The screw body has a plate-shaped base,
The claw attachment device according to claim 1, wherein the nut locking member is formed in a plate shape having a thickness larger than that of the base.
ことを特徴とする請求項1または2記載の爪取付装置。 The claw mounting device according to claim 1 or 2, further comprising: a washer having a hole through which the screw shaft is inserted.
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