JP2018166310A - 送信装置、車載通信システム、通信方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】車載装置のセキュリティを向上させる。【解決手段】複数の対象ECU20のそれぞれは、ゲートウェイECU22から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶し、他の対象ECU20の第1鍵の一部に対応する第2鍵をさらに記憶する。ゲートウェイECU22は、特定の対象ECU20の第1鍵を生成するための、他の対象ECU20に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を定めた組み合わせテーブル26を記憶する。ゲートウェイECU22は、特定の対象ECU20へデータを送信すべき場合、他の複数の対象ECU20から複数の第2鍵を取得し、複数の第2鍵を、組み合わせテーブル26が定める態様で組み合わせることにより、特定の対象ECU20の第1鍵を生成する。ゲートウェイECU22は、生成した第1鍵を使用して、特定の対象ECU20へデータを送信する。【選択図】図1
Description
本発明はデータ通信技術に関し、特に送信装置、車載通信システム、通信方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来技術として、車載通信システムにおいて中継器となるゲートウェイが、各ECU(Electronic Control Unit)の照合コードを記憶すること、ECUが、プログラムの書換要求の送信元がゲートウェイか否かを照合コードを用いて判定し、送信元がゲートウェイの場合にプログラムの書換を許可することが知られている。
従来の車載通信システムでは、ゲートウェイが攻撃され、ゲートウェイが記憶する各ECUの照合コードが盗窃された場合、各ECUが記憶するプログラムの不正書換が容易になされてしまう場合があった。
本発明は上記課題に鑑みたもので、1つの目的は、車載装置のセキュリティを向上させることである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の送信装置は、車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置であって、複数の電子制御装置のそれぞれは、送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、特定の電子制御装置へデータを送信する場合、他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を備える。
本発明の別の態様は、車載通信システムである。この車載通信システムは、複数の電子制御装置と、車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置と、を備える。複数の電子制御装置のそれぞれは、送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、特定の電子制御装置へデータを送信する場合、他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を含む。
本発明のさらに別の態様は、通信方法である。この方法は、車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行する通信方法であって、複数の電子制御装置のそれぞれは、送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、送信装置が、特定の電子制御装置へデータを送信する場合、他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、取得した複数の第2鍵を、記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、生成した第1鍵を使用して、特定の電子制御装置へデータを送信する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録した記録媒体、本装置を搭載した車両などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、車載装置のセキュリティを向上させることができる。
図1は、実施例の車載通信システム10の概要を説明する図である。実施例の車載通信システム10では、プログラム更新(言い換えればリプログラミング)の対象となるECUである対象ECU20a、対象ECU20b、対象ECU20cが、車載ネットワーク24を介して、ゲートウェイECU22に接続される。
対象ECU20a、対象ECU20b、対象ECU20cは、各種アクチュエータ(ステアリング、ブレーキ等)を制御するECUであってもよく、各種センサ(温度センサ、加速度センサ等)に接続されたECUであってもよい。以下、対象ECU20a、対象ECU20b、対象ECU20cを総称する場合、対象ECU20と呼ぶ。車載ネットワーク24は、例えば、CAN(Controller Area Network)であってもよい。
複数の対象ECU20のそれぞれは、予め定められた自装置の鍵(以下「第1鍵」とも呼ぶ。)を使用したチャレンジレスポンス認証により、データ送信元装置の正当性を判定する。複数の対象ECU20のそれぞれは、第1鍵を記憶するとともに、他の対象ECUの第1鍵の一部に対応するデータ(以下「第2鍵」とも呼ぶ。)を記憶する。例えば、第2鍵は、第1鍵のデータ全体のうちの一部を構成するデータであってもよい。このように、車載通信システム10では、ある対象ECU20の第1鍵を、他の複数の対象ECU20で分散管理する。
ゲートウェイECU22は、各対象ECUの第1鍵を生成するための、第2鍵の組み合わせ態様を定めた組み合わせテーブル26を記憶する。ゲートウェイECU22は、対象ECU20aへデータを送信すべき場合、対象ECU20bが記憶する第2鍵と、対象ECU20cが記憶する第2鍵を取得して組み合わせることにより、対象ECU20aの第1鍵を生成する。ゲートウェイECU22は、生成した第1鍵を使用して、対象ECU20aへデータを送信することによりチャレンジレスポンス認証をクリアする。この構成によると、車載通信システム10のセキュリティを向上でき、例えば、対象ECU20の鍵の安全性を高めることができる。
図2は、実施例の車載通信システム10の構成を示す。車載通信システム10は、車両12の内部に構築され、また、車両12の外部に存在する外部機器14と接続される。外部機器14は、複数の対象ECU20に記憶されたプログラムの書換・更新を指示するデータ(以下「書換指示」とも呼ぶ。)を車両12へ入力する。
車両12は、対象ECU20a、対象ECU20b、対象ECU20c、ゲートウェイECU22、コネクタ28を備える。既述したように、複数の対象ECU20とゲートウェイECU22は、車載ネットワーク24に接続される。コネクタ28は、外部機器14とのインタフェースを提供する。
図2は、対象ECU20aの機能構成を示すブロック図を含む。本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPU・メモリをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
対象ECU20aは、通信部30、記憶部32、制御部34を備える。対象ECU20b、対象ECU20cの構成も対象ECU20aと同様である。
通信部30は、所定の通信プロトコルにしたがって、車載ネットワーク24へデータを送信し、また、車載ネットワーク24を流れるデータを受信する。制御部34は、各種データ処理を制御する。制御部34に含まれる機能ブロックは、対象ECU20aのCPUがプログラムを実行することにより実現されてよい。記憶部32は、制御部34により参照または更新されるデータを記憶する。記憶部32は、例えばフラッシュメモリにより実現されてよい。
記憶部32は、プログラム記憶部36、第1鍵記憶部38、第2鍵記憶部40、配送鍵記憶部41を含む。プログラム記憶部36は、対象ECU20aが担当する車両12の走行に関するデータ処理を実行するためのプログラム(以下「データ処理プログラム」とも呼ぶ。)を記憶する。データ処理プログラムは、例えば、センサによる検知内容の通知処理、または、アクチュエータの制御処理を規定してもよい。第1鍵記憶部38は、外部装置(実施例ではゲートウェイECU22)から送信されたデータの正当性を共通鍵方式で認証するための第1鍵を記憶する。
第2鍵記憶部40は、他の対象ECU20(例えば対象ECU20b、対象ECU20c)の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶する。実施例では、第2鍵記憶部40は、他の複数の対象ECU20それぞれの第2鍵であり、対象ECU20ごとに異なる第2鍵を記憶する。例えば、対象ECU20aの第2鍵記憶部40は、対象ECU20b用の第2鍵と、対象ECU20c用の第2鍵の両方を記憶する。
配送鍵記憶部41は、対象ECU20aとゲートウェイECU22の間での第2鍵交換時に第2鍵を暗号化するための共通鍵(以下「配送鍵」と呼ぶ。)を記憶する。配送鍵は、対象ECU20ごとに異なるデータが設定される。
制御部34は、データ処理部42、照合部44、書換実行部46、第2鍵提供部48を含む。データ処理部42は、プログラム記憶部36に記憶されたデータ処理プログラムを実行することにより、対象ECU20aが担当するデータ処理を実行する。照合部44は、第1鍵記憶部38に記憶された第1鍵を使用して、書換要求の送信元を認証し、言い換えれば、ゲートウェイECU22から送信された書換要求の正当性を認証する。
書換実行部46は、照合部44により書換要求の正当性が確認された場合に、ゲートウェイECU22から送信された書換プログラムをプログラム記憶部36に保存することにより、既存のデータ処理プログラムを書換プログラムに置き換える。
第2鍵提供部48は、ゲートウェイECU22から送信された鍵提供要求に応じて、第2鍵記憶部40に記憶された第2鍵をゲートウェイECU22へ送信する。実施例の鍵提供要求のフレームには、要求する第2鍵の種類(対象ECU20a〜対象ECU20cのいずれか)ごとに異なるフレームIDが設定される。第2鍵提供部48は、フレームIDに対応する第2鍵を、配送鍵記憶部41に記憶された配送鍵で暗号化し、暗号化したデータを含む応答フレームをゲートウェイECU22へ送信する。応答フレームには、送信元の対象ECU20(対象ECU20a〜対象ECU20cのいずれか)を示すフレームIDが設定される。
図2は、ゲートウェイECU22の機能構成を示すブロック図を含む。ゲートウェイECU22は、通信部50、記憶部52、制御部54を備える。これらの機能ブロックは、対象ECU20aの通信部30、記憶部32、制御部34に対応する。
記憶部52は、プログラム記憶部56、鍵生成規則記憶部58、配送鍵記憶部59を含む。プログラム記憶部56は、外部機器14から受信した書換指示に含まれる書換プログラムを一時的に記憶する。配送鍵記憶部59は、複数の対象ECU20との通信で使用する複数の配送鍵を記憶し、すなわち、各対象ECU20用の配送鍵を記憶する。
鍵生成規則記憶部58は、複数の対象ECU20それぞれの第1鍵を生成するための規則であり、複数の対象ECU20に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する。実施例では、鍵生成規則記憶部58は、図1の組み合わせテーブル26を記憶する。
組み合わせテーブル26には、複数の対象ECU20それぞれの第1鍵であり、対象ECU20ごとに異なる第1鍵を生成するための、複数の第2鍵の異なる組み合わせ態様が定められる。例えば、図1の組み合わせテーブル26では、対象ECU20aの第1鍵を、対象ECU20bから提供された第2鍵と、対象ECU20cから提供された第2鍵とを組み合わせて生成することが定められている。また、対象ECU20bの第1鍵を、対象ECU20aから提供された第2鍵と、対象ECU20cから提供された第2鍵とを組み合わせて生成することが定められている。
制御部54は、書換指示受信部60、書換要求部62、第2鍵取得部64、第1鍵生成部66を含む。書換指示受信部60は、外部機器14からコネクタ28を介して入力された書換指示を受信する。書換指示は、プログラム書換対象となる対象ECU20(以下、「特定ECU」と呼ぶ。)のIDを含む。さらに書換要求は、特定ECUに記憶された既存のプログラムに置き換えるべき新たなプログラムのデータ(以下「書換プログラム」とも呼ぶ。)を含む。
変形例として、クラウド上のサーバ(不図示)が、インターネット等、車両12外部のネットワークを介して、書換指示を車両12へ送信してもよい。この場合、通信部50は、車両12外部のネットワークと通信し、書換指示受信部60は、通信部50を介して、サーバから送信された書換指示を受信してもよい。
書換要求部62は、書換指示受信部60により書換指示が受信された場合、データ処理プログラムの書換要求を対象ECU20へ送信する。書換要求部62は、対象ECU20へ送信する書換要求のフレームに対して、特定ECUの種類(例えば対象ECU20a、対象ECU20b、または対象ECU20c)ごとに異なるフレームIDを設定する。なお、当該フレームのペイロードに、特定ECUのIDを指定してもよい。
第2鍵取得部64は、複数の対象ECU20から複数の第2鍵を取得する。具体的には、第2鍵取得部64は、鍵提供要求を複数の対象ECU20(少なくとも特定ECU以外の対象ECU20)へ送信し、鍵提供要求に対する応答フレーム(第2鍵を含む)を複数の対象ECU20から取得する。第2鍵取得部64は、応答フレームのフレームIDに基づいて、複数の第2鍵それぞれの提供元(例えば対象ECU20a、対象ECU20b、または対象ECU20c)を識別する。
第1鍵生成部66は、第2鍵取得部64により取得された複数の第2鍵を、鍵生成規則記憶部58の組み合わせテーブル26が示す態様で組み合わせることにより、特定ECUの第1鍵を生成する。組み合わせテーブル26は、複数の第2鍵の連結順序を定めてもよい。第1鍵生成部66は、組み合わせテーブル26が示す順序で複数の第2鍵のデータを連結することにより、特定ECUの第1鍵を生成してもよい。例えば、第1鍵生成部66は、図1の組み合わせテーブル26を参照して、対象ECU20bから提供された第2鍵の後に対象ECU20cから提供された第2鍵を連結することにより、特定ECUである対象ECU20aの第1鍵を生成してもよい。
また、第1鍵生成部66は、組み合わせテーブル26に規定された第2鍵の複数の組み合わせ態様のうち、データ送信先(言い換えればプログラム書換先)となる特定ECUに応じた態様で複数の第2鍵を組み合わせる。これにより、第1鍵生成部66は、特定ECUごとに異なる第1鍵を生成する。
書換要求部62は、第1鍵生成部66により生成された特定ECUの第1鍵を使用して特定ECUへデータを送信する。実施例では、書換要求部62は、特定ECUから受信したチャレンジ(乱数)に対するレスポンスを、特定ECUの第1鍵に基づいて生成し、当該レスポンスを特定ECUへ送信する。また、書換要求部62は、特定ECUから書換開始要求を受信した場合、特定ECUへ書換プログラムを送信する。
以上の構成による車載通信システム10の動作を説明する。
図3は、図2の対象ECU20の動作を示すフローチャートである。対象ECU20a、対象ECU20b、対象ECU20cのいずれも同様の動作になる。図3には不図示だが、対象ECU20が起動中(例えば電源オンの間)、データ処理部42は、プログラム記憶部36に記憶されたデータ処理プログラムを実行することにより、対象ECU20が担当するデータ処理を実行する。
図3は、図2の対象ECU20の動作を示すフローチャートである。対象ECU20a、対象ECU20b、対象ECU20cのいずれも同様の動作になる。図3には不図示だが、対象ECU20が起動中(例えば電源オンの間)、データ処理部42は、プログラム記憶部36に記憶されたデータ処理プログラムを実行することにより、対象ECU20が担当するデータ処理を実行する。
通信部30が、ゲートウェイECU22から送信された鍵提供要求を受信すると(S10のY)、第2鍵提供部48は、鍵提供要求のIDが示す対象ECU20の第2鍵(すなわち特定ECUの第1鍵の一部)を取得する。第2鍵提供部48は、取得した第2鍵を、配送鍵記憶部41に記憶された配送鍵により暗号化する。第2鍵提供部48は、第2鍵の暗号化データと、自装置を示すIDとを含む応答フレームをゲートウェイECU22へ送信する(S12)。鍵提供要求を未受信であれば(S10のN)、S12をスキップする。
通信部30が、ゲートウェイECU22から送信された書換要求を受信すると(S14のY)、照合部44は、所定の乱数生成器から乱数を取得し、取得した乱数をゲートウェイECU22へ送信する(S16)。照合部44は、取得した乱数に対して、第1鍵記憶部38に記憶された第1鍵を使用して演算し、演算結果を照合コードとして取得する(S18)。また、照合部44は、通信部30を介して、ゲートウェイECU22から送信された照合コードを取得する(S20)。S18で取得した照合コードと、S20で取得した照合コードが一致する場合(S22のY)、照合部44は、自ECUを書換許可状態へ移行させる(S24)。
書換許可状態へ移行されると、書換実行部46は、書換プログラムの提供を要求する書換開始要求をゲートウェイECU22へ送信し(S26)、ゲートウェイECU22から送信された書換プログラムを取得する(S28)。書換実行部46は、取得した書換プログラムをプログラム記憶部36へ格納し、既存のデータ処理プログラムを更新する(S30)。書換実行部46は、データ処理プログラムの書換完了通知をゲートウェイECU22へ送信する(S32)。
S18で取得した照合コードと、S20で取得した照合コードとが不一致であれば(S22のN)、照合部44は、自ECUを書換禁止状態へ移行させ、または、自ECUの書換禁止状態を維持する(S34)。図3には不図示だが、S34の後、照合部44は、所定の異常時処理を実行してもよい。例えば、照合部44は、書換禁止状態あること、または、照合コードの検証に失敗したことを示すデータをゲートウェイECU22へ送信してもよい。また、照合部44は、照合コードの検証に失敗したことを所定のログファイルへ記録してもよい。書換要求を未受信であれば(S14のN)、S16以降の処理をスキップし、本図のフローを終了する。
図4は、図2のゲートウェイECU22の動作を示すフローチャートである。図3には不図示だが、ゲートウェイECU22は、起動中(例えば電源オンの間)、車載ネットワーク24を流れるフレームの中継処理およびルーティング処理を実行する。
書換指示受信部60は、外部機器14から入力された書換指示を受信すると(S40のY)、書換指示が含む書換プログラムをプログラム記憶部56へ格納する。書換要求部62は、書換指示が示す特定ECUへデータ処理プログラムの書換要求を送信する(S42)。第2鍵取得部64は、特定ECUに対応するフレームIDを設定したフレームであり、特定ECUの第2鍵の提供を要求するフレームを複数の対象ECU20(実施例では特定ECUを含む)へ送信する(S44)。例えば、第2鍵取得部64は、車載ネットワーク24のバスへ上記フレームをブロードキャストしてもよい。
第2鍵取得部64は、複数の対象ECU20から送信された複数の第2鍵(暗号化データ)を取得して、配送鍵記憶部59に記憶された配送鍵によりそれらの暗号化データを復号し、複数の第2鍵(平文)を取得する(S46)。第1鍵生成部66は、鍵生成規則記憶部58の組み合わせテーブル26を参照し、特定ECUの第1鍵の生成規則にしたがって複数の第2鍵を組み合わせることにより、特定ECUの第1鍵を生成する(S48)。書換要求部62は、特定ECUから送信された乱数を取得する(S50)。書換要求部62は、S50で取得した乱数と、S48で生成した第1鍵とに基づいて所定の演算を実行し、演算結果を照合コードとして取得する(S52)。書換要求部62は、照合コードを特定ECUへ送信する(S54)。
既述したように、照合コードが正しければ、特定ECUからゲートウェイECU22へ書換開始要求が送信される。通信部50が、特定ECUから送信された書換開始要求を受信すると(S56のY)、書換要求部62は、書換プログラムを特定ECUへ送信する(S58)。書換要求部62は、特定ECUから書換完了通知を受信すると、所定の後処理を実行し、例えば、リプログラミングの完了を外部機器14へ通知する(S60)。書換開始要求を未受信であれば(S56のN)、S58以降をスキップして本図のフローを終了する。外部機器14から書換指示を未受信であれば(S40のN)、S42以降をスキップして本図のフローを終了する。
実施例の車載通信システム10によると、リプログラミングの対象となる対象ECU20が、ゲートウェイECU22から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。ゲートウェイECU22は、第2鍵の組み合わせ態様のデータを記憶するだけであるため、仮にゲートウェイECU22が攻撃されても、各電子制御装置の第1鍵が漏洩することを防止できる。また仮に、ある対象ECU20が攻撃されても、盗まれるのは当該ECUの第1鍵と他の対象ECU20の第1鍵の一部となり、鍵の漏洩を最小限に抑えることができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
変形例を説明する。上記実施例では、対象ECU20のそれぞれは、他の複数の対象ECU20それぞれの第2鍵を記憶した。例えば、対象ECU20aは、対象ECU20bの第2鍵と、その第2鍵とは異なる対象ECU20cの第2鍵を記憶した。変形例として、対象ECU20のそれぞれは、他の対象ECU20に依存しない共通の第2鍵(典型的には単一の第2鍵)を記憶してもよい。例えば、対象ECU20aは、対象ECU20bと対象ECU20cに共通の第2鍵を記憶してもよい。
本変形例のゲートウェイECU22の組み合わせテーブル26には、複数の対象ECU20から取得された複数の第2鍵の組み合わせ態様として、特定ECUごとに異なる組み合わせ態様が定められる。この態様によると、対象ECU20が記憶する第2鍵は単一であっても、複数の第2鍵の組み合わせ態様を異ならせることで、対象ECU20ごとに異なる第1鍵を生成することができる。本変形例も上記実施例と同様の効果を奏する。
別の変形例を説明する。上記実施例では、対象ECU20のリプログラミング時に、ゲートウェイECU22が、複数の第2鍵を組み合わせて第1鍵を生成することを例示した。ただし、実施例に記載の技術はこれに制限されない。実施例に記載の技術は、複数のECUと、複数のECUのいずれかに対して何らかのデータを送信する送信装置(実施例のゲートウェイECU22に対応)とを含むシステムであり、ECUが第1鍵を使用して送信元の正当性を検証するシステムに広く適用可能である。
実施例および変形例に記載の技術は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置であって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、
特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、
前記鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を備える送信装置。
この構成によると、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。送信装置は第2鍵の組み合わせ態様のデータを記憶するだけであるため、仮に送信装置が攻撃されても、各電子制御装置の鍵が漏洩することを防止できる。また仮に、ある電子制御装置が攻撃されても、盗まれうるのは当該電子制御装置の鍵と他の電子制御装置の鍵の一部であり、鍵の漏洩を最小限に抑えることができる。
[項目2]
前記記憶部は、前記複数の電子制御装置の異なる第1鍵を生成するための、前記複数の第2鍵の異なる組み合わせ態様を記憶し、
前記鍵生成部は、前記異なる組み合わせ態様のうちデータ送信先の電子制御装置に応じた態様で前記複数の第2鍵を組み合わせることにより、前記データ送信先の電子制御装置の第1鍵を生成する、項目1に記載の送信装置。
この態様によると、複数の電子制御装置それぞれに異なる第1鍵を設定でき、セキュリティを一層向上させることができる。
[項目3]
複数の電子制御装置と、
車載ネットワークを介して前記複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置と、
を備え、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、
特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、
前記鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を含む車載通信システム。
この車載通信システムによると、項目1と同様に、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。
[項目4]
車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行する通信方法であって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、
前記送信装置が、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、
取得した複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、
生成した第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する、通信方法。
この通信方法によると、項目1と同様に、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。
[項目5]
車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行するコンピュータプログラムであって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、
前記送信装置に、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、
取得した複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、
生成した第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する、ことを実行させるためのコンピュータプログラム。
このコンピュータプログラムによると、項目1と同様に、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。
[項目1]
車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置であって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、
特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、
前記鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を備える送信装置。
この構成によると、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。送信装置は第2鍵の組み合わせ態様のデータを記憶するだけであるため、仮に送信装置が攻撃されても、各電子制御装置の鍵が漏洩することを防止できる。また仮に、ある電子制御装置が攻撃されても、盗まれうるのは当該電子制御装置の鍵と他の電子制御装置の鍵の一部であり、鍵の漏洩を最小限に抑えることができる。
[項目2]
前記記憶部は、前記複数の電子制御装置の異なる第1鍵を生成するための、前記複数の第2鍵の異なる組み合わせ態様を記憶し、
前記鍵生成部は、前記異なる組み合わせ態様のうちデータ送信先の電子制御装置に応じた態様で前記複数の第2鍵を組み合わせることにより、前記データ送信先の電子制御装置の第1鍵を生成する、項目1に記載の送信装置。
この態様によると、複数の電子制御装置それぞれに異なる第1鍵を設定でき、セキュリティを一層向上させることができる。
[項目3]
複数の電子制御装置と、
車載ネットワークを介して前記複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置と、
を備え、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、
特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、
前記鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を含む車載通信システム。
この車載通信システムによると、項目1と同様に、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。
[項目4]
車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行する通信方法であって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、
前記送信装置が、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、
取得した複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、
生成した第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する、通信方法。
この通信方法によると、項目1と同様に、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。
[項目5]
車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行するコンピュータプログラムであって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、
前記送信装置に、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、
取得した複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、
生成した第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する、ことを実行させるためのコンピュータプログラム。
このコンピュータプログラムによると、項目1と同様に、電子制御装置が、送信装置から送信されたデータの正当性を第1鍵を用いて認証することを実現しつつ、鍵の秘密性を向上することができる。
上述した実施例および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施例および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施例および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 車載通信システム、 20 対象ECU、 22 ゲートウェイECU、 24 車載ネットワーク、 38 第1鍵記憶部、 40 第2鍵記憶部、 58 鍵生成規則記憶部、 62 書換要求部、 64 第2鍵取得部、 66 第1鍵生成部。
Claims (5)
- 車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置であって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、
特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、
前記鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、
を備える送信装置。 - 前記記憶部は、前記複数の電子制御装置の異なる第1鍵を生成するための、前記複数の第2鍵の異なる組み合わせ態様を記憶し、
前記鍵生成部は、前記異なる組み合わせ態様のうちデータ送信先の電子制御装置に応じた態様で前記複数の第2鍵を組み合わせることにより、前記データ送信先の電子制御装置の第1鍵を生成する、
請求項1に記載の送信装置。 - 複数の電子制御装置と、
車載ネットワークを介して前記複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置と、
を備え、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、
特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部と、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得する鍵取得部と、
前記鍵取得部により取得された複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部により生成された第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する送信部と、を含む車載通信システム。 - 車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行する通信方法であって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、
前記送信装置が、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、
取得した複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、
生成した第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する、
通信方法。 - 車載ネットワークを介して複数の電子制御装置へデータを送信する送信装置が実行するコンピュータプログラムであって、
前記複数の電子制御装置のそれぞれは、前記送信装置から送信されたデータの正当性を認証するための自装置の鍵である第1鍵を記憶するとともに、他の電子制御装置の第1鍵の一部に対応する第2鍵を記憶し、
前記送信装置は、特定の電子制御装置の第1鍵を生成するのに用いられる、他の複数の電子制御装置に記憶された複数の第2鍵の組み合わせ態様を記憶する記憶部を備えており、
前記送信装置に、
前記特定の電子制御装置へデータを送信する場合、前記他の複数の電子制御装置から複数の第2鍵を取得し、
取得した複数の第2鍵を、前記記憶部に記憶された態様で組み合わせることにより、前記特定の電子制御装置の第1鍵を生成し、
生成した第1鍵を使用して、前記特定の電子制御装置へデータを送信する、
ことを実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017063802A JP2018166310A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 送信装置、車載通信システム、通信方法およびコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017063802A JP2018166310A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 送信装置、車載通信システム、通信方法およびコンピュータプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018166310A true JP2018166310A (ja) | 2018-10-25 |
Family
ID=63923020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017063802A Pending JP2018166310A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 送信装置、車載通信システム、通信方法およびコンピュータプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018166310A (ja) |
-
2017
- 2017-03-28 JP JP2017063802A patent/JP2018166310A/ja active Pending
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