JP2018160881A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッタチャンスを逃すことを抑制するのに有効な撮像装置を提供する。【解決手段】動画を撮影する撮像装置であって、光学系を介して入力した光学情報に基づいて画像データを生成する撮像部と、前記画像データに基づいて動画データを生成する画像処理部と、前記動画を撮影する撮影期間が、第1の記録開始から第1の記録終了までの第1の撮影期間と、第2の記録開始から第2の記録終了までの第2の撮影期間と、を含む場合に、前記動画データのうち、前記第1の撮影期間に撮影された前記動画に対応する第1の動画データと、前記第2の撮影期間に撮影された前記動画に対応する第2の動画データとを用いて、一つのファイルを生成する、制御部と、を備えた撮像装置。【選択図】図8

Description

本開示は、被写体の画像を生成する撮像装置に関する。
一般に、静止画撮影の場合、ユーザは、シャッタチャンスを意識しながら撮像装置を構え、所望のシャッタチャンスになったときにレリーズボタンを押下することで所望の瞬間の画像を撮影する。しかし、従来の撮像装置では、レリーズボタンが押下されたときの画像が撮影されるため、いつ起こるかわからないハプニング又はアクシデント、又は時間経過とともに状態が変化する被写体(液体、炎等)の所望の瞬間の状態を撮影することは困難である。
特許文献1では、ユーザは動画から所望の静止画を抽出することができる。このため、ユーザは、シャッタチャンスを意識せずに、従来では難しかった決定的瞬間に撮影された画像の生成が可能となる。
特開2014−154197号公報
複数回に分けて動画を撮影しようとすると、シャッタチャンスを逃す場合がある。撮影期間毎に動画データのファイルが生成されて記録されると、処理に時間がかかり、次のシャッタチャンスに間に合わないからである。
本開示は、シャッタチャンスを逃すことを抑制するのに有効な撮像装置を提供することを目的とする。
本開示は、動画を撮影する撮像装置である。前記撮像装置は、撮像部と、画像処理部と、制御部と、を備える。前記撮像部は、光学系を介して入力した光学情報に基づいて画像データを生成する。前記画像処理部は、前記画像データに基づいて動画データを生成する。前記制御部は、前記動画を撮影する撮影期間が、第1の記録開始から第1の記録終了までの第1の撮影期間と、第2の記録開始から第2の記録終了までの第2の撮影期間と、を含む場合に、前記動画データのうち、前記第1の撮影期間に撮影された前記動画に対応する第1の動画データと、前記第2の撮影期間に撮影された前記動画に対応する第2の動画データとを用いて、一つのファイルを生成する。
本開示にかかる撮像装置は、複数回に分けて動画を撮影する場合に、複数の撮影期間のそれぞれに撮影された動画に対応する動画データを1つのファイルで記録する。このため、シャッタチャンスを逃すことを抑制するのに有効である。
図1は、本実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示す図である。 図2は、デジタルカメラの背面図である。 図3は、動画データからの静止画の切り出しを説明する図である。 図4は、通常動画モードとフォト動画モードのそれぞれにおける各種の設定条件を説明する図である。 図5は、フォト動画モードに設定するための画面を説明する図である。 図6は、フォト動画モードに設定するための操作部材を説明する図である。 図7は、3つのフォト動画モードによって動画を記録するための操作方法を説明する図である。 図8は、デジタルカメラにおけるフォト動画モードの動画記録動作を示すフローチャートである。 図9は、フォト動画モードでの撮影時に表示される警告メッセージを説明する図である。 図10は、(a)従来方法によるフォト動画モードでの動画ファイルの作成方法と、(b)本実施の形態に係るフォト動画モードでの動画ファイルの作成方法とを説明する図である。 図11は、(a)従来方法による動画撮影終了時に必要な時間と、(b)従来方法による動画撮影開始時に必要な時間とを説明する図である。 図12は、デジタルカメラにおける動画データから静止画を切り出す処理を示すフローチャートである。 図13は、(a)フォト動画モードで記録された3つの動画データがメモリカードに格納された状態と、(b)動画データから静止画を切り出すための画面と、を説明する図である。 図14は、マーキングしたフレーム間の移動を行うための操作ボタンを説明する図である。 図15は、動画データから静止画を切り出すための操作を説明するための図である。 図16は、本実施の形態の撮像装置と、従来方法に基づく比較例の撮像装置の待機時間を比較する図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明又は実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
以下、図面を用いて本開示に係る撮像装置の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
1.デジタルカメラの構成
まず、本実施の形態1に係るデジタルカメラの電気的構成例について図1を用いて説明する。図1は、デジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、1又は複数のレンズからなる光学系110により形成された被写体像をComplementary Metal Oxide Semiconductor(CMOS)撮像素子140で撮像する撮像装置である。
CMOS撮像素子140で生成された画像データは、画像処理部160で各種処理が施され、メモリカード200に格納される。以下、デジタルカメラ100の構成を詳細に説明する。
光学系110は、ズームレンズ及びフォーカスレンズにより構成される。ズームレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像の拡大又は縮小できる。また、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像のピントを調整できる。
レンズ駆動部120は、光学系110に含まれる各種レンズを駆動させる。レンズ駆動部120は、例えばズームレンズを駆動するズームモータ、及びフォーカスレンズを駆動するフォーカスモータを含む。
絞り部300は、ユーザの設定に応じて、又は自動で、光の開口部の大きさを調整し、透過する光の量を調整する。
シャッタ130は、CMOS撮像素子140に透過させる光を遮光するための手段である。シャッタ130、光学系110及び絞り部300は、被写体像を示す光学情報を制御する光学系部を構成する。
CMOS撮像素子140は、光学系110で形成された被写体像を撮像して、画像データを生成する。CMOS撮像素子140は、カラーフィルタと、受光素子と、Auto Gain Controller(AGC)とを含む。受光素子は、交換レンズ101によって集光された光学的信号を電気信号に変換し、画像情報を生成する。AGCは、受光素子から出力された電気信号を増幅する。CMOS撮像素子140はさらに、露光、転送、及び電子シャッタなどの各種動作を行うための駆動回路等を含む。
ADC(A/Dコンバータ:アナログ―デジタル変換器)150は、CMOS撮像素子140で生成されたアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。
画像処理部160は、CMOS撮像素子140で生成され、変換されたデジタル画像データに対して、コントローラ180の制御を受け、各種処理を施す。画像処理部160は、表示モニタ220に表示するための画像データを生成したり、メモリカード200に格納するための画像データを生成したりする。例えば、画像処理部160は、CMOS撮像素子140で生成された画像データに対して、ガンマ補正、ホワイトバランス補正、及び傷補正などの各種処理を行う。また、画像処理部160は、CMOS撮像素子140で生成された画像データを、H.264規格又はMPEG2規格に準拠する圧縮形式等により圧縮する。画像処理部160は、Digital Signal Processor(DSP)又はマイクロコントローラなどで実現可能である。また、画像処理部160は、CMOS撮像素子140で生成された画像データに基づいて、画素数4000×2000前後の動画データ(4K動画像データ)を生成できる。画像処理部160は、生成した4K動画像データに対して後述する種々の処理を行うことができる。
コントローラ180は、デジタルカメラ100の全体を制御する制御手段である。コントローラ180は、半導体素子などで実現可能である。コントローラ180は、ハードウェアのみで構成されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現されてもよい。コントローラ180は、マイクロコントローラ、Central Processing Unit(CPU)、Micro Processing Unit(MPU)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、又はField‐Programmable Gate Array(FPGA)などで実現される。
バッファ170は、画像処理部160及びコントローラ180のワークメモリとして機能する。バッファ170は、例えばDynamic Random Access Memory(DRAM)、又は強誘電体メモリなどで実現される。
カードスロット190は、メモリカード200を着脱可能である。カードスロット190は、機械的及び電気的にメモリカード200と接続可能である。
メモリカード200は、フラッシュメモリ又は強誘電体メモリなどを内部に含み、画像処理部160で生成された画像ファイル等のデータを格納可能である。メモリカード200は、本開示の記憶部に相当する。
内蔵メモリ240は、フラッシュメモリ又は強誘電体メモリなどで構成される。内蔵メモリ240は、デジタルカメラ100全体を制御するための制御プログラム等を記憶している。
操作部材210は、ユーザからの操作を受け付けるユーザーインターフェースの総称である。操作部材210は、例えば、ユーザからの操作を受け付ける選択ボタン及び決定ボタン等がこれにあたる。
表示モニタ220は、CMOS撮像素子140で生成された画像データが示す画像(スルー画像)、及びメモリカード200から読み出した画像データが示す画像を表示可能である。また、表示モニタ220は、デジタルカメラ100の各種設定を行うための各種メニュー画面等も表示可能である。表示モニタ220は、液晶表示デバイス又は有機Electro Luminescence(EL)表示デバイスで構成される。
図2は、デジタルカメラ100の背面を示す図である。図1の操作部材210は、ボタン、レバー、ダイヤル、又はタッチパネル等、ユーザによる操作を受け付ける部材を含む。例えば、操作部材210は、図2に示すように、レリーズボタン211、電源ボタン212、選択ボタン213、決定ボタン214、及び動画記録ボタン217等を含む。操作部材210は、ユーザによる操作を受け付けると、コントローラ180に種々の指示信号を送信する。
レリーズボタン211は、二段押下式の押下ボタンである。レリーズボタン211がユーザにより半押し操作されると、コントローラ180はオートフォーカス制御(AF制御)又はオート露出制御(AE制御)などを実行する。また、レリーズボタン211がユーザにより全押し操作されると、コントローラ180は、押下操作のタイミングに撮像された画像データを記録画像としてメモリカード200等に記録する。
電源ボタン212は、デジタルカメラ100を構成する各部への電力供給をユーザが指示するための押下ボタンである。電源オフ時に電源ボタン212がユーザにより押下されると、コントローラ180はデジタルカメラ100を構成する各部に電源からの電力を供給し、起動させる。また、電源オン時に電源ボタン212がユーザにより押下されると、コントローラ180は、電源からの各部への電力供給を停止させる。
選択ボタン213は、上下左右方向に対応する押下式ボタンである。ユーザは、選択ボタン213のいずれかの方向に対応する部位を押下することにより、カーソルを移動したり、表示モニタ220に表示される各種条件項目を選択したりすることができる。
決定ボタン214は、押下式ボタンである。デジタルカメラ100が撮影モードあるいは再生モードにあるときに、決定ボタン214がユーザにより押下されると、コントローラ180は表示モニタ220にメニュー画面を表示する。メニュー画面は、撮影及び再生のための各種条件を設定するための画面である。決定ボタン214が各種条件の設定項目が選択されているときに押下されると、コントローラ180は、選択された項目の設定を確定する。
2.デジタルカメラの動作
本実施の形態のデジタルカメラ100は、動作モードとして、動画を撮影して記録するための動画記録モードと、記録した動画を再生するための再生モードとを有する。さらに、動画記録モードは、通常の動画を撮影するための通常動画モード(第1の動画モードの一例)と、高画質な静止画の切り出しを可能とするための動画を撮影するためのフォト動画モード(第2の動画モードの一例)との2つの動画モードを含む。
2.1 フォト動画モード
フォト動画モードは、静止画を切り出すための動画を撮影するためのモードである。図3に示すように、フォト動画モードで撮影された動画は、複数のフレーム画像で構成されている。複数のフレーム画像から1つのフレーム画像が選択されると(切り出されると)、選択されたフレーム画像が静止画として記録される。なお、通常動画モードで撮影された動画も、複数のフレーム画像で構成され、複数のフレーム画像のいずれかを静止画として記録できる。しかしフォト動画モードでは、通常動画モードよりも静止画に適する設定条件で動画の記録が行われる。
ユーザは、以上のようなフォト動画モードで撮影された動画から所望のシーンの画像(フレーム画像)を静止画として切り出すことができる。このため、ユーザは、シャッタチャンスを意識せずに動画を撮影し、後に、撮影した動画を構成するフレーム画像から所望の画像を選択できる。したがって従来では難しかった決定的瞬間が撮影された画像の生成が可能となる。すなわち、いつ起こるかわからないハプニング又はアクシデント、もしくは時間経過とともに状態が変化する被写体(液体又は炎等)の所望の瞬間の状態を、容易に撮影できる。
フォト動画モードで撮影された動画は、動画を構成する1つ1つのフレーム画像が静止画として切り出されるため、動画としての品位及び画質(以後画質と表現)よりも静止画として切り出された際の画質が優先される。このため、フォト動画モードに設定されると、撮影に関する種々の設定条件が、静止画に適するフォト動画モード特有の設定条件に自動的(強制的)に設定される。図4に、通常動画モードにおける設定条件の設定と対比して、フォト動画モード特有の設定条件を示す。フォト動画モード特有の設定においては、各種の設定条件が、動画から切り出される静止画の画質を向上させるような値に設定される。
例えば、画質設定(解像度)に関して、通常動画モードでは、VGA(Video Graphics Array)〜4K(4000ピクセル×2000ピクセル前後)の範囲の中でユーザが指定した値に設定される。これに対してフォト動画モードでは、画質設定(解像度)はデジタルカメラ100において設定可能な最高解像度の4Kに設定される。これにより、高画質なフレーム画像の記録が可能となり、高画質な静止画の切り出しが可能となる。なお、フォト動画モードの画質設定は、画素数4000×2000前後の4Kに限定されるものではない。フォト動画モードが高解像度の動画モードであれば、より高画質の静止画を得ることができる。例えば、デジタルカメラ100は、フォト動画モードの画質設定として画素数8000×4000の8Kを設定できるように構成されても良い。
また動画のフレームレートは、通常動画モードでは24p、25p及び30pの中でユーザが指定した値に設定される。これに対してフォト動画モードでは、最高フレームレートの30pに設定される。高フレームレートに設定されることで、動画中のフレーム間の時間間隔が短くなり、同じ時間記録しても、フレーム画像を静止画として切り出すことができるタイミングが増加する。
また、フォト動画モードでは、色調も、フレーム画像を静止画として切り出すことを前提とするため、通常動画モードにおける色調とは異なる値に設定される。また、露出設定に関して、通常動画モードでは、Pモード(プログラムモード)、Aモード(露出優先)、Sモード(シャッタスピード優先)、及びMモード(マニュアルモード)のいずれかのモードがユーザにより設定される。これに対してフォト動画モードでは、自動でSモード(シャッタスピード優先)に設定される。
シャッタスピードに関しては、通常動画モードにおいては、シャッタスピードは、記録する動画のフレームレートに対応する値(例えば、フレームレートが30フレーム/秒の場合、1/30秒)に設定される。これに対してフォト動画モードでは、フレーム期間の値よりも、より高速(例えば、1/30秒未満)に設定される。通常動画モードでは、動画再生時に滑らかな動画が再生されるよう動画のフレームレート程度の値にシャッタスピードが設定される。しかし上記の設定では、例えば動く動物などの被写体を撮影した場合、動画としては滑らかな映像になるが、静止画として切り出す場合、被写体ブレを起こした静止画となるため、静止画の画質としては悪くなる。そこで、本実施の形態では、フォト動画モードにおけるシャッタスピードが、通常動画モードにおけるシャッタスピードよりも高速な値に設定される。これによって、動画からフレーム画像を静止画として切り出す時に、被写体ブレの少ない高画質な静止画が切り出される。このようにフォト動画モードでは、動画における画質よりも静止画における画質が優先されてシャッタスピードが設定される。
輝度レベルの範囲に関して、通常動画モードでは、HDMI(登録商標)規格を用いてテレビジョン受像機(TV)に映像を表示するためなどの理由により、デジタルカメラが有する輝度レベル範囲の一部の範囲が設定される。これに対してフォト動画モードでは、静止画としての画質が優先されるため、輝度レベルが制限されることは望ましくない。そこで本実施の形態に係るデジタルカメラ100は、フォト動画モードにおいて、輝度レベル範囲がデジタルカメラが有する輝度レベル範囲の最大値に設定される。
画像縦横比に関して、通常動画モードでは、16:9に固定される。フォト動画モードでは、ユーザによる設定に応じて、16:9、4:3、3:2、及び1:1のいずれかの比に設定される。
自動ISOの上限に関して、フォト動画モードにおけるISOの上限値は、通常動画モードにおけるISOの上限値よりも高く設定される。例えば、通常動画モードにおいては自動ISOの上限は6400に設定される。一方、フォト動画モードにおいては、自動ISOの上限は25600など、通常動画モードより高い値が設定される。これにより、フォト動画モードにおいては、通常動画モードよりも、より高いシャッタスピードが設定されうる。
オートフォーカス(AF)追従速度、ホワイトバランス(WB)追従速度及び自動露出(AE)追従速度に関しても、フォト動画モードにおけるそれぞれの値が、通常動画モードにおけるそれぞれの値よりも高速な値に設定される。オートフォーカス(AF)追従速度等を高速にすると、特に動く被写体に対してフォーカスが激しく変動するため、動画の品位は低下する。このため、通常動画モードにおいては、オートフォーカス(AF)が高速に制御されることは好ましくない。しかしながら、フォト動画モードに関しては、オートフォーカス(AF)速度等が高速に制御される方が、よりピントが被写体に対して適切に合ったフレームが多くなる。したがって、静止画を切り出すという目的に合致する動画を記録できる。フォト動画モードにおいては、静止画の画質を重視するため、動画としての画質は低下するが、オートフォーカス(AF)追従速度、ホワイトバランス(WB)追従速度及び自動露出(AE)追従速度がより高速な値に強制的に設定される。
フォト動画モードに設定された場合、以上のような静止画の記録に適した設定値に自動的(強制的)に設定されるため、より静止画を切り出すことに特化した動画を記録できる。このため、ユーザは、フォト動画モードにより撮影された動画から高画質の静止画を切り出すことができる。
動画モードをフォト動画モードへ設定するためには、図5の(a)に示すように、ユーザが、表示モニタ220に表示される設定メニューから、フォト動画モードを選択する項目を選択することで設定してもよい。または、図6に示すように、デジタルカメラ100にフォト動画モードに設定するための専用のボタン218が設けてられていてもよく、この専用ボタン218の押下操作によりフォト動画モードに設定されてもよい。または、ユーザがデジタルカメラ100に設けられるモード選択ダイヤル等の操作系を操作することにより、フォト動画モードに設定されてもよい。
図5の(a)の動画設定画面では、フォト動画モードのON/OFF以外にも、フォト動画モード用の色調、記録方式、又は画質などの動画の設定条件が設定可能である。また図5の(a)の動画設定画面で、ユーザがフォト動画モードの設定を選択すると、図5の(b)に示すフォト動画モードの詳細設定画面に遷移してもよい。ここでは、ユーザは動画の縦横比の設定を行うことができる。また、この時の画面で、デジタルカメラ100はフォト動画モードで自動的に設定される設定内容を表示することが望ましい。これは動画設定を行っている際に、画角など、多くの設定条件をユーザが記憶しておくことは困難だからである。従って、上記のように表示することで、ユーザの利便性が向上する。フォト動画モードは、前述のとおり、静止画の切り出しに特化した動画モードであるため、動画の画質が必ずしも良いとはいえない。従って、フォト動画モードをONにする場合は、図5の(c)に示すように、警告画面又は再確認のメッセージがユーザに提示されることが望ましい。これによって、ユーザが希望していないにも関わらずフォト動画モードに設定されてしまうことを抑制できる。又はユーザが希望しない画質の動画モードに選択されてしまうことを抑制できる。図5の(c)でユーザがフォト動画モードを選択した場合、表示モニタ220の画面は動画設定画面に戻る。このとき、図5の(d)に示すように、フォト動画モードで自動的に設定される露出設定及び輝度レベル等はグレーアウト等で表示され、手動で設定できる場合とは異なる態様で表示されることが望ましい。
またユーザは動画モードをフォト動画モードへ設定する際、以下に説明する3つのフォト動画モードのいずれかに設定することが可能である。これらのフォト動画モードの選択は、ユーザが表示モニタ220に表示される画面上で選択することにより実行されてもよい。またはユーザがデジタルカメラ100に設けられた専用のボタン又はダイヤルを操作することにより、3つのフォト動画モードのいずれかが選択されてもよい。
次に3つのフォト動画モードのそれぞれによって動画を記録するための操作方法を説明する。これらのフォト動画モードを用いれば、ユーザが今まで撮り逃していた決定的瞬間、つまり被写体の連続した動きや変化の中の肉眼ではとらえられない一瞬を作品にできる。図7は、3つのフォト動画モードのそれぞれによって動画を記録するための操作方法を説明する図である。
まず図7の(a)は、第1のフォト動画モードの操作方法を示す。第1のフォト動画モードは、動きの速い被写体のベストな一瞬を捉えたいときに有効である。たとえばスポーツの場面を写したいとき、又は被写体が飛行機もしくは鉄道などのときに有効である。第1のフォト動画モードでは、ユーザが動画記録ボタン217を押している間だけ動画の記録が行われる。また撮影中は通常の連写と同じように、シャッタ音が連続で鳴ってもよい。これによりユーザは、通常の連写と同じ感覚で撮影ができる。
次に図7の(b)は、第2のフォト動画モードの操作方法を示す。第2のフォト動画モードは、不意に訪れる決定的な瞬間を捉えたいときに有効である。たとえば自然現象などの先の読めない動作をおこなう被写体(植物、動物、又は子供など)のシャッタチャンスを、長時間の連写撮影で捉える。第2のフォト動画モードでは、ユーザが動画記録ボタン217を押すと動画の記録が開始され、もう一度動画記録ボタン217を押すと動画の記録が終了する。第2のフォト動画モードは、長時間の動画の撮影に適するモードである。
最後に図7の(c)は、第3のフォト動画モードの操作方法を示す。第3のフォト動画モードは、ユーザがある程度決定的な瞬間の予測はできるものの、シャッタチャンスが短い場合に有効である。たとえばボールを投げる瞬間など、シャッタチャンスの瞬間に合わせて撮りたいときに有効である。通常の撮影では逃していた決定的瞬間も撮影できる。ユーザが1枚の写真を撮る感覚で動画記録ボタン217を押すと、押した瞬間の前後それぞれ約1秒間分(合計2秒間分)の動画を撮影する。したがって、ユーザはその2秒間分の60コマの中から、所望の瞬間と合致した瞬間の画像を選べる。
2.2 フォト動画モードでの動画記録
本実施の形態では、所望の瞬間に撮影された静止画を生成することを目的とする。そして本実施の形態では、この目的を達成するため、動画の撮影を複数回に分けて実行する場合に、複数回の撮影が終了してから動画データを1ファイル化処理(詳細は後述)する。このような1ファイル化処理は、通常動画モード及びフォト動画モードのいずれかに適用されてもよいし、双方に適用されてもよい。本実施の形態では、より静止画の切り出しに適するフォト動画モードに、上記の1ファイル化処理を適用する。
図8のフローチャートを参照して本実施の形態のデジタルカメラ100のフォト動画モードの動画記録動作を説明する。デジタルカメラ100は、図7の(b)に示す第2のフォト動画モードに事前に設定されているとする。つまり、第2のフォト動画モードではユーザにより動画記録ボタン217が押下されると、動画の記録が開始され、動画記録中に動画記録ボタン217が押下されると、動画の記録が停止される。
ユーザにより、デジタルカメラ100の背面に設けられた動画記録ボタン217が押下されると(S11でYES)、コントローラ180は、設定されている動画モードが、通常動画モードかフォト動画モードかを判断する。この場合、フォト動画モードが設定されているので、コントローラ180は、図9の(a)に示すように、表示モニタ220に警告メッセージを表示する(S12)。警告メッセージは、フォト動画モードが設定されていることをユーザに警告するためのメッセージである。フォト動画モードは、通常動画モードに比べてシャッタスピードが速く設定されており、動画像が滑らかでなく、動画撮影及び動画再生に適さない。このため、ユーザの意図に反してデジタルカメラ100がフォト動画モードで撮影してしまうことを防止するため、通常動画モードとは異なるアイコンを表示するとともに、警告を表示する。なお、このような警告は、動画モードが通常動画モードからフォト動画モードに遷移する時に表示されてもよい。また、図9の(b)のように動画記録中には、表示モニタ220にアイコン400が表示されることが望ましい。アイコン400は、フォト動画モードであることを明示する。
フォト動画モードが設定されている場合、コントローラ180は、動画記録に関する設定条件を、フォト動画モード用の設定条件(図4参照)に設定する(S13)。なお、通常動画モードが設定されている場合、コントローラ180は、現在設定されている通常動画モード用の設定条件を使用する。
その後、コントローラ180は、動画記録を開始する(S14)。その後、動画記録の停止指示を受けるまで、コントローラ180は設定された条件に基づき、動画を撮影し記録を行う(S15)。動画記録中は、動画データはバッファ170で画像処理部160によりエンコード処理され、メモリカード200に記録されていく。しかしこの段階では、未だ動画データの1ファイル化処理はされていない。
動画記録中に、動画記録ボタン217が押下されると(S16でYES)、コントローラ180は動画記録動作を停止し、1つの撮影期間を終了する(S17)。具体的には、本実施の形態では、動画記録ボタンが押下されると、コントローラ180は、撮影された動画データのGOP(Group Of Pictures)単位の切れ目まで継続してバッファ170に記録する。そしてコントローラ180は、画像処理部160に動画データのエンコード処理を実行させる。そしてコントローラ180は、エンコード処理された動画データをメモリカード200に保存する。なおこの段階においても、未だ動画データの1ファイル化処理はされていない。
コントローラ180は、ステップS16で動画記録ボタン217が押下されていないと判断すると(ステップS16でNO)、動画記録ボタン217が押下されるまで、動画記録動作を継続する(S16)。
次にコントローラ180は、フォト動画モードが終了した否かを判定する(S18)。例えば、ユーザによって電源ボタン212が押下されると、コントローラ180はフォト動画モードが終了したと判断する。又はユーザによってフォト動画モードから通常動画モードに変更された場合、コントローラ180はフォト動画モードが終了したと判断する。又はコントローラ180は、所定の期間動画記録ボタン217が操作されない場合、フォト動画モードが終了したと判断する。
コントローラ180は、フォト動画モードが終了したと判断すると(S18でYES)、1ファイル化処理として以下の処理を行う(S19)。つまり、コントローラ180は、本実施の形態における1ファイル化処理として、GOP単位の切れ目までエンコード処理されてメモリカード200に保存された動画データを、メモリカード200にGOP単位で書き込み、ファイルの終端処理を実行してストリームデータを生成する。そして生成されたストリームデータとヘッダとを合体させ、MP4規格(H.264/MPEG−4AVC方式)に準拠する動画データをメモリカード200に記録する。以上が本実施の形態の1ファイル化処理であるが、1ファイル化処理とは少なくともファイルの終端処理を含めばよく、動画の記録方式によっては書き込み処理及びデータの合体処理の少なくとも一方を含まなくてもよい。動画の1ファイル化処理を終了すると、コントローラ180はスルー画像を生成するために光学系110及びCMOS撮像素子140の駆動切り替えを行う(S19)。なお、フォト動画モードのエンコード処理では、動画データ用の所定のフォーマットに従い動画が記録される。例えば、MP4規格に従い動画が記録される。
一方で、本実施の形態では、ステップS18でコントローラ180がフォト動画モードは終了していないと判断した場合(ステップS18でNO)、コントローラ180は1ファイル化処理を行わない。つまりエンコード処理された動画データをメモリカード200に記録した状態でステップS11に戻り、動画記録ボタン217が押下されたか否かを判断する(S11)。
コントローラ180が、動画記録ボタン217が押下されたと判断した場合であって、初回の撮影期間の動画記録でない場合は、ステップS12及びステップS13をスルーしてステップS14の2回目の動画記録を開始する。その後、動画記録の停止指示を受けるまで、コントローラ180は設定された条件(設定条件)に基づき動画記録を行う(S15)。
動画記録中に、動画記録ボタン217が押下されると(S16でYES)、コントローラ180は動画記録動作を停止し、2回目の撮影期間を終了する(S17)。なお、ステップS16で動画記録ボタン217が押下されていない場合(ステップS16でNO)、コントローラ180は、動画記録ボタン217が押下されるまで、動画記録動作を継続する(S15)。
以降、動画記録ボタン217が押下される度に上記のステップS12及びステップS13を除くステップS11〜ステップS17を繰り返すことにより、新たな撮影期間の動画記録が行われる。
次にコントローラ180は、フォト動画モードが終了した否かを判定し(S18)、フォト動画モードが終了した場合(S18でYES)、メモリカード200に記録されている複数の動画データの1ファイル化処理を行う。
なお図8の説明において、デジタルカメラ100は、事前に第2のフォト動画モードに設定されているとして説明したが、事前に第1のフォト動画モード又は第3のフォト動画モードに設定されていてもよい。
図10の(a)は従来方法によるフォト動画モードでの動画ファイルの作成方法を説明する図、図10の(b)は本実施の形態に係るフォト動画モードでの動画ファイルの作成方法を説明する図である。図10の(a)及び(b)には、フォト動画モードの動画の記録開始から記録停止までの複数の撮影期間(撮影期間間1〜撮影期間3)と、前の撮影期間の記録停止後から次の撮影期間の記録開始までの非撮影期間(非撮影期間1及び非撮影期間2)を示す。非撮影期間1は、撮影期間1の記録停止後から撮影期間2の記録開始までの期間である。非撮影期間2は、撮影期間2の記録停止後から撮影期間3の記録開始までの期間である。ここでいう記録開始のタイミングは、ユーザによる記録開始動作(たとえば第2のフォト動画モードの場合、動画記録ボタン217の押下動作)が実行されるタイミングを示す。また記録停止のタイミングは、ユーザによる記録停止動作(たとえば第2のフォト動画モードの場合、動画記録ボタン217の押下動作)が実行されるタイミングを示す。また図10の(a)及び(b)において、初回の記録開始は同時期に行われることを示す。また図10の(a)及び(b)において、3回目の記録停止は同時期に行われることを示す。
図10の(a)に示すように、従来方法では、撮影期間1〜撮影期間3毎に図8のステップS19と同様の1ファイル化処理が実行され、動画ファイル1〜動画ファイル3が生成されていた。つまり、撮影期間1が終了すると動画ファイル1が生成され、撮影期間2が終了すると動画ファイル2が生成され、撮影期間3が終了すると動画ファイル3が生成されていた。ここで動画データの1ファイル化処理を行って動画ファイル1〜動画ファイル3のそれぞれを生成するためには、フォト動画モードでの前の撮影期間の記録停止から次の撮影期間の記録開始までの時間として、所定時間T以上(例えば、所定時間Tは1.77秒)を要する。そのため、非撮影期間1及び非撮影期間2のそれぞれを所定時間T未満にできないため、ユーザは撮影したいタイミングで撮影できない課題が発生する。
所定時間Tの内訳について説明する。図11の(a)は従来方法による動画撮影終了時に必要な時間を説明する図、図11の(b)は従来方法による動画撮影開始時に必要な時間を説明する図である。また図11は第2のフォト動画モードを前提として記載されている。
撮影期間毎に動画ファイルを生成する従来方法によれば、図11の(a)に示すように、動画撮影終了時には、最大1250msを必要とする。内訳として、動画記録ボタン217の押下後に(i)の「GOP単位の記録による記録停止不可時間」に100ms〜500msを要する。なお、「GOP単位の記録による記録停止不可時間」とは、GOP単位の切れ目まで動画データの記録処理を継続するために撮影停止できない期間である。また画像処理部160によるエンコード処理を経て(エンコード終了準備)、メモリカード200に対して(ii)の「ファイルの終端処理」を含む記録動作(1ファイル化処理)を行うのに500msを要する。つまり(i)及び(ii)の合計として最大1000msを要する。その後、スルー画像を生成するために、(iii)の「光学系110及びCMOS撮像素子140の駆動切り替え」を行うのに250msを要する。
また図11の(b)に示すように、動画撮影開始時には、520msを必要とする。内訳として、動画記録ボタン217の押下後、スルー画像の設定条件から動画撮影用に設定条件を変えるため、(iv)の「光学系110及びCMOS撮像素子140の駆動切り替え」を行うのに70msを要する。その後、(iv)に伴う(v)の「カメラの安定待ち」に250msを要とする。さらにその後、(ii)の1ファイル化処理に対応するファイルオープン処理を経て、(vi)の「動画撮影開始の準備」に200msを要する。動画撮影開始の準備とは、エンコード処理を開始するための準備である。
以上から、従来の方法を用いると、動画撮影終了時に最大1250msを必要とし、動画撮影開始時に520msを必要とする。したがって、フォト動画モードにおいて、前の撮影期間の記録停止から次の撮影期間の記録開始までの時間が最大1.77秒(1770ms)となる。
図16を用いて、動画撮影終了から次の動画撮影開始までにユーザが待機する時間(以下待機時間という)を、本実施の形態の撮像装置と、従来方法に基づく比較例の撮像装置とで比較する。ここで、図16では、図11の(i)〜(vi)に要する時間を参照する。また、図11の(i)の「GOP単位の記録による記録停止不可時間」をTaとする。ユーザが動画撮影を停止するために動画記録ボタン217を解除してから、次に動画撮影を再開するために動画記録ボタン217を押下げるまでの時間をTsとする。
はじめに、ユーザが動画撮影を停止するために動画記録ボタン217を押下げてから次に動画撮影を再開するために動画記録ボタン217を押下げるまでの時間Tsが、(i)の「GOP単位の記録による記録停止不可時間Ta」以下の場合(Ts≦Taの場合)の、待機時間を説明する。
従来の方法を用いる場合は、待機時間は、上述のとおり動画撮影の記録停止から次の動画記録開始までの時間であり、図11の(i)〜(vi)の時間を含む。したがって待機時間は最大で1770msとなる。
これに対し本実施の形態では、従来の方法と異なり、図10の(b)に示すように、フォト動画モードでの撮影期間1〜撮影期間3のそれぞれにおいて撮影された動画データを、フォト動画モードが終了してから、つまり全ての撮影期間が終了してから1ファイル化処理する。したがって、図11の(ii)が不要になる。一方で本実施の形態においても、従来と同様に、動画撮影を停止するための動画記録ボタン217が押下される度に、GOP単位の切れ目まで動画データの記録処理が継続される。しかし、Ts≦Taの場合は、この記録処理の間に次の動画撮影を開始するための動画記録ボタン217が押下されるため、コントローラ180は、そのまま次のGOP単位の記録処理の続きを行えば良い。したがって、待機時間を実質的にゼロにすることができる。以上より、Ts≦Taの条件下において、本実施の形態では、従来と比べて待機時間を最大1770ms短くできる。
次に、ユーザが動画撮影を停止するために動画記録ボタン217を押下げてから次に動画撮影を再開するために動画記録ボタン217を押下げるまでの時間Tsが、(i)の「GOP単位の記録による記録停止不可時間Ta」よりも長い場合(Ts>Taの場合)の、待機時間を説明する。
ここで、待機時間をより短くしたい場合(スピード重視の場合)、コントローラ180は、撮影時の画質とスルー画像の画質を同じ値に設定することができる。この場合は、光学系及び撮像素子の駆動を切り替えなくてもよいため、本実施の形態及び従来の方法を用いた比較例の双方において、図11の(iii)、(iv)及び(v)が不要になる。またスルー画像はバッファ170でエンコード処理され、本実施の形態及び従来の方法を用いた比較例の双方において、図11の(vi)も不要になる。
したがって、従来の方法を用いた比較例においては、待機時間が図11の(i)及び(ii)の時間の合計であり、最大で1000msとなる。
これに対し本実施の形態では、さらに図11の(ii)の時間も不要になる。したがって、待機時間は図11の(i)のみであり、引き続き次のGOP単位を記録すればよいため、実質ゼロとなる。以上より、Ts>Taかつスピード重視の条件下において、本実施の形態では、従来の方法を用いた比較例と比べて、待機時間が最大で1000ms短くなる。このようなスピードを重視する形態は、たとえばプロ用のカメラに適用される。
さらに、Ts>Taの場合であって、スピードよりも省電力を重視する場合の待機時間を説明する。省電力を重視する場合は、コントローラ180は、スルー画像の画質を撮影時の画質よりも下げる。この場合は、動画撮影を終了すると、光学系及び撮像素子の駆動を切り替える。したがって、本実施の形態及び従来の方法を用いた比較例の双方において、図11の(iii)、(iv)及び(v)の動作が必要になる。また本実施の形態及び従来の方法を用いた比較例の双方において、(vi)の動画撮影開始の準備(エンコード処理を開始するための準備)が必要になる。
そして従来の方法を用いた比較例においては、図11の(i)及び(ii)の動作も必要である。したがって待機時間は、図11の(i)〜(vi)の時間の合計であり、最大で1770msとなる。
これに対し本実施の形態では、図11の(ii)の時間が不要になる。したがって、待機時間は図11の(i)、(iii)〜(vi)の時間の合計であり、最大で1270msとなる。以上より、Ts>Taかつ省電力重視の条件下において、本実施の形態では、従来の方法を用いた比較例と比べて、待機時間が最大で500ms短くなる。
なお、従来の方法を用いた比較例において、図11の(ii)と(iii)の両方の処理が必要な場合、(ii)と(iii)の処理を並列処理することもできる。しかしその場合も(ii)と(iii)の処理に最大500msを要する。
2.3 動画データからの静止画切り出し
図12及び図13を用いて、フォト動画モードにより記録された動画データからの静止画切り出し処理について説明する。図12は、動画データからの静止画切り出し処理のフローチャートである。図13の(a)は、メモリカード200に記録されている、フォト動画モードで記録された3つの動画A、動画B及び動画Cを示す。図13の(b)は、静止画を切り出すための動画を選択する際に用いられる画像選択画面(操作画面)を示す。
ユーザによりデジタルカメラ100の所定のボタンが押下されると、コントローラ180は、図13の(b)に示すような画像選択画面を表示モニタ220に表示する。画像選択画面には、動画A〜動画Cについて、所定間隔毎のフレームのサムネイル画像31が表示される。すなわち、画像選択画面には、動画A〜動画Cに対して、所定時間間隔で分割された動画データの代表サムネイル画像(分割された動画データの1フレーム目の画像)が表示される。図13の(b)の例では、動画A〜動画Cの各々について、代表サムネイル画像が表示されている。代表サムネイル画像は、複数のフレーム画像のうち、5秒毎に抽出されたフレーム画像に対応するサムネイル画像である。例えば、動画Aについて、サムネイル画像A1,A2、…が表示されている。フレームの時間間隔はボタン41、42によって5秒又は10秒に変更できる。このように所定時間間隔のフレームのサムネイル画像を表示させることで、ユーザは所望のシーンを含む動画を効率良く選択でき、結果として切り出したいシーンを迅速に見つけることができる。
ユーザは、図2のカメラ背面に設けられた選択ボタン213又はタッチパネルを操作して画像選択画面上でカーソルを移動して1つのサムネイル画像を選択できる。ユーザにより1つのサムネイル画像が選択されると(S30)、コントローラ180は、選択されたサムネイル画像の動画を、選択されたサムネイル画像のフレームから再生する(S31)。画像再生中、表示モニタ220には、図14に示すような所定の操作ボタン221が表示される。この画面上の操作ボタン221により、ユーザは、動画データに対して、再生又は停止等の操作を行うことができる。また、フォト動画モードで記録された動画を再生する場合は、フォト動画モードを示すアイコン401が表示モニタ220に表示されることが望ましい。これにより、ユーザは静止画の切り出しに適したフォト動画モードで記録された動画であることを容易に認知できる。
動画再生中にユーザにより操作ボタン221のうちの一時停止ボタンが押下されると(S32でYES)、コントローラ180は、動画表示を一時停止し、停止した位置のフレーム画像(静止画)を表示する(S33)。
図15の(a)は、一時停止時に、表示モニタ220に表示される静止画の例を示す。表示モニタ220上には、コマ送りボタン55a及びコマ送りボタン55bが表示されている。ユーザはこのコマ送りボタン55a及びコマ送りボタン55bを操作することで、静止画を前後に1フレームずつコマ送りできる。例えば、コマ送りボタン55aが操作された場合、表示モニタ220上には、現在表示されている画像の一つ前のフレームの画像が表示される。また、コマ送りボタン55bが操作された場合、表示モニタ220上には、現在表示されている画像の一つ後のフレームの画像が表示される。
図12の説明にもどり、ユーザにより図2の決定ボタン214が押下されず(S34でNO)、コマ送りボタン55a及びコマ送りボタン55bが操作されると(S36でYES)、コントローラ180は、表示モニタ220に表示される画像を切り替える(S37)。このようにユーザはコマ送りボタン55a及びコマ送りボタン55bを操作し、所望の画像を表示モニタ220に表示させる。なお、コマ送りボタン55a及びコマ送りボタン55bが操作されない場合(S36でNO)、ステップS34に戻る。
ユーザにより決定ボタン214が押下されると(S34でYES)、コントローラ180は、次に静止画として切り出すフレームの枚数を指定する(S35)。切り出す枚数が設定されると、表示中の画像(フレーム画像)から指定された枚数分が静止画として切り出されて、メモリカード200に記録される(S38)。具体的には、ステップS34で決定ボタン214が押下されると、図15の(b)に示すようなユーザに対する確認メッセージが表示される。確認メッセージに対してユーザの指示(「はい」)が入力されると、コントローラ180は、動画データから表示中のフレームデータを切り出し、静止画としてメモリカード200に記録する。なお、フォト動画モードで記録された動画データは動画用フォーマット(MP4)により記録されており、フレーム間圧縮が行われている。このため、動画データのフレームを切り出して静止画として切り出す際に、コントローラ180は、フレーム画像のデータを静止画用のフォーマット(例えば、JPEG)に変換して記録する。
以上のようにして、動画データから静止画データを切り出すことができる。
なお、図13の(b)に示す画像選択画面においては、動画Aについてのサムネイル画像A1,A2、…に続いて、動画Bについてのサムネイル画像B1、B2、…、及び動画Cについてのサムネイル画像C1,C2、…が表示されている。このように動画A、動画B及び動画Cそれぞれのサムネイル画像が連続して表示されている。このため、動画間の区切りが分かるように、動画の境界において区切りを示す表示50が表示されている。
3.効果、等
本実施の形態の撮像装置(たとえばデジタルカメラ100)は、動画を撮影する撮像装置である。撮像装置は、光学系(光学系110)を介して入力した光学情報に基づいて画像データを生成する撮像部(CMOS撮像素子140)と、画像データに基づいて動画データを生成する画像処理部(画像処理部160)と、動画を撮影する撮影期間が、第1の記録開始から第1の記録終了までの第1の撮影期間と、第2の記録開始から第2の記録終了までの第2の撮影期間と、を含む場合に、動画データのうち、第1の撮影期間に撮影された動画に対応する第1の動画データと、第2の撮影期間に撮影された動画に対応する第2の動画データとを用いて、一つのファイルを生成する、制御部(コントローラ180)と、を備える。
つまり本実施の形態では、動画の記録開始から終了までの撮影期間を複数有するとき、複数の撮影期間に撮影された動画データを1つのファイルで記録する。したがって撮影停止から撮影開始までの時間を短縮できる。このため、シャッタ感覚は静止画撮影に近いものとなり、シャッタチャンスを逃すことを抑制するのに有効である。
また本実施の形態では、第1の撮影期間の後に第2の撮影期間が設定される場合に、制御部は、一つのファイルの終端処理を、第2の撮影期間の後に実行するように、画像処理部を制御する。
つまり本実施の形態では、複数回の撮影期間の動画データについて、1ファイル化処理として少なくともファイルの終端処理をまとめて実行する。これにより撮影停止から撮影開始までの時間を短縮できる。
また本実施の形態では、制御部は、動画を撮影するモードとして第1の動画モード(たとえば通常動画モード)と、第2の動画モード(たとえばフォト動画モード)とを有する。制御部は、第2の動画モードにおいて、動画の撮影に関する設定条件を、動画から生成される静止画に適する所定の設定条件に自動的に設定する。制御部は、第2の動画モードにおいて、動画を撮影する撮影期間が、第1の撮影期間と、第2の撮影期間と、を含む場合に、第1の動画データと、第2の動画データとを用いて、一つのファイルを生成する。
つまり本実施の形態のデジタルカメラ100は、通常動画モードに加えて、高画質な静止画の切り出しを可能とするフォト動画モードを有する。フォト動画モードで動画を撮影し、その後に、撮影した動画から好ましい静止画を抽出することができる。また本実施の形態では、フォト動画モードにおいて、複数の撮影期間に撮影された動画データを1つのファイルで記録する。したがって撮影停止から撮影開始までの時間を短縮できる。このため、シャッタチャンスを逃すことを抑制するのに有効である。
また本実施の形態では、制御部は、第2の動画モードが終了したと判断した場合に、第1の動画データ及び第2の動画データを用いて1つのファイルを生成する。
たとえば本実施の形態では、デジタルカメラ100の電源がオフになった場合、又はフォト動画モードから通常動画モードに切り替えられた場合などに、自動で複数回の撮影期間に生成された動画データの1ファイル化処理が実行される。これにより本実施の形態では、ユーザが1ファイル化処理のための特別な操作を行わなくても1ファイル化処理を実行できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、又は省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
(1)上記の実施の形態では、静止画の記録に適した設定条件として図4に具体例を示したが、静止画の記録に適した設定条件は、図4に示す値に限定されない。静止画の記録に適した設定条件は、図4に示す設定項目以外の項目を含んでも良いし、また、図4に示す設定項目の全てを含む必要はなく、一部の項目のみを含んでも良い。
(2)上記の実施の形態では、撮像装置の一例としてデジタルカメラを挙げているが、撮像装置はこれに限定されない。本開示の思想は、デジタルビデオカメラ、スマートフォン、ウェアラブルカメラ、及びデジタルムービー等の動画が撮影できる種々の撮像装置に対して適用される。
(3)上記の実施の形態では、撮像素子がCMOS撮像素子で構成されたが、撮像素子はこれに限定されない。撮像素子はNMOS(n‐Channel Metal‐Oxide Semiconductor)イメージセンサ又はCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサで構成されてもよい。
(4)上記の実施の形態に示すフォト動画モードは、レンズ交換式カメラ及びレンズ一体型カメラの双方に対して適用されうる。
(5)上記の実施の形態に示すフォト動画モードで記録された動画には、通常動画モードで撮影された動画と区別するためのアイコン等を表示するようにしてもよい。
(6)上記の実施の形態では、ユーザによって電源ボタン212が押下されると、コントローラ180はフォト動画モードが終了したと判断するがこれに限定されない。例えば、図6に示すように、フォト動画モードに設定するための専用のボタン218を設けておき、専用のボタン218が押下されると、コントローラ180はフォト動画モードが終了したと判断してもよい。あるいは、モード選択ダイヤルを設け、このモード選択ダイヤルにフォト動画モード(又は3つのフォト動画モード)を搭載する。そしてドライブモードダイヤルのフォト動画モードからのモード切替の操作を行うことでコントローラ180はフォト動画モードが終了したと判断してもよい。
(7)上記の実施の形態では、フォト動画モードにおいて、複数回の撮影期間に生成された動画データを、複数回の撮影期間の後に1ファイル化処理する動作を説明したが、通常動画モードにおいて、複数回の撮影期間に生成された動画データを、複数回の撮影期間の後に1ファイル化処理してもよい。この場合も、シャッタチャンスを逃すことを抑制できる。
(8)上記の実施の形態では、デジタルカメラ100は、動画モードとしてフォト動画モードと通常動画モードとを有するが、いずれか一方のみを有していてもよい。
(9)上記の実施の形態では、図8に示す動画記録動作の説明において、図7(b)の第2のフォト動画モードにおける動画記録動作を説明したが、図7(a)の第1のフォト動画モード及び図7(c)第3のフォト動画モードでも同様の動作を実行できる。第1のフォト動画モードの場合は、ステップS16の動画記録ボタンが押下されたか否かの判断が、ユーザによる動画記録ボタンの押下が停止したか否か(ユーザが動画記録ボタンから指を離したか否か)の判断に置き換えられる。また第3のフォト動画モードの場合は、ステップS16の動画記録ボタンが押下されたか否かの判断が、動画記録ボタンの押下から所定の時間(たとえば1秒間)が経過したか否かの判断に置き換えられる。
(10)上記の実施の形態では、デジタルカメラ100は、1ファイル化処理により生成されたファイルを記憶する記憶部(たとえばメモリカード200)を備えるが、記憶部はデジタルカメラ100に含まれなくてもよい。たとえばデジタルカメラ100は外部レコーダに画像データ(ファイル)を送信し、外部レコーダがファイルを記録してもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面又は詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、又は省略などを行うことができる。
本開示は、動画を撮影できる撮像装置に対して適用可能である。具体的には、デジタルビデオカメラ、スマートフォン、ウェアラブルカメラ、又はデジタルムービー等の動画が撮影できる種々の撮像装置に対して適用することができる。
100 デジタルカメラ
110 光学系
120 レンズ駆動部
130 シャッタ
140 CMOS撮像素子
150 A/Dコンバータ
160 画像処理部
170 バッファ
180 コントローラ
190 カードスロット
200 メモリカード
210 操作部材
211 レリーズボタン
212 電源ボタン
213 選択ボタン
214 決定ボタン
217 動画記録ボタン
220 表示モニタ
221 操作ボタン
240 内蔵メモリ
300 絞り部

Claims (4)

  1. 動画を撮影する撮像装置であって、
    入力した光学情報に基づいて画像データを生成する撮像部と、
    前記画像データに基づいて動画データを生成する画像処理部と、
    前記動画を撮影する撮影期間が、第1の記録開始から第1の記録終了までの第1の撮影期間と、第2の記録開始から第2の記録終了までの第2の撮影期間と、を含む場合に、
    前記動画データのうち、前記第1の撮影期間に撮影された前記動画に対応する第1の動画データと、前記第2の撮影期間に撮影された前記動画に対応する第2の動画データとを用いて、一つのファイルを生成する、制御部と、
    を備えた、撮像装置。
  2. 前記第1の撮影期間の後に前記第2の撮影期間が設定される場合に、
    前記制御部は、
    前記一つのファイルの終端処理を、前記第2の撮影期間の後に実行するように、前記画像処理部を制御する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、
    前記動画を撮影するモードとして第1の動画モードと、第2の動画モードとを有し、
    前記第2の動画モードにおいて、前記動画の撮影に関する設定条件を、前記第2の動画モードで撮影された前記動画から生成される、少なくとも一つの静止画が、前記第1の動画モードで撮影された前記動画から生成される、少なくとも一つの静止画よりも高画質になるように自動的に設定し、
    前記第2の動画モードにおいて、前記動画を撮影する前記撮影期間が、前記第1の撮影期間と、前記第2の撮影期間と、を含む場合に、前記第1の動画データと、前記第2の動画データとを用いて、前記一つのファイルを生成する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記第2の動画モードが終了したと判断した場合に、前記前記第1の動画データ及び前記第2の動画データを用いて前記1つのファイルを生成する、
    請求項3に記載の撮像装置。
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