JP2018157965A - 靴脱ぎ具および載置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々なサイズの脚や靴に対応することができる靴脱ぎ具およびその載置具を提供する。
【解決手段】足から靴100を脱ぐために用いられ、上下方向に延びる持ち手部10と持ち手部10の下部に設けられる靴脱ぎ部20,20´とを有する靴脱ぎ具1,2,3a,3b,4a,4bであって、靴脱ぎ部20,20´は、基端から先端にかけて内面間の間隔が漸次拡大するように二股形状に形成されるとともに、靴脱ぎ部20,20´の少なくとも内面側21b、21b´,22b、22b´は平坦面に形成され、かつ、内面側21b、21b´,22b,22b´の上端部の辺部23,23´と下端部の辺部24,24´が直線状に延びることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、靴脱ぎ具および載置具に関し、特に基端から先端にかけて間隔が漸次拡大するように二股形状に形成される靴脱ぎ具およびその載置具に関する。
使用者が足から靴を脱ぐために用いられる各種の靴脱ぎ具が知られている。例えば、特許文献1には、U字状に湾曲した形状の靴脱ぎ具が開示されており、靴の後部に靴脱ぎ具の湾曲部分(本体)を嵌め込みながら脱ぐことにより靴を脱ぎ易くすることとしている。
実用新案登録第3207771号公報
しかしながら、上述の如く靴脱ぎ具を湾曲した形状とすると湾曲部分とサイズが適合する靴については脱ぎ易くなるもののサイズが適合しない靴については靴脱ぎ具の効果を十分に発揮できないことがある。
すなわち、サイズの小さい靴については、靴脱ぎ具の内面により靴の後端部のみを抑えながら靴を脱ぐこととなり、靴を効率よく脱ぐことができず、サイズの大きい靴については、靴に湾曲部分を嵌め込むことすらできず靴を脱ぐことができないことがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、様々なサイズの脚や靴に容易に対応することができる靴脱ぎ具およびその載置具を提供することを目的する。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る靴脱ぎ具の発明は、靴を脱ぐために用いられ、持ち手部と、持ち手部に設けられる靴脱ぎ部とを有する靴脱ぎ具であって、靴脱ぎ部は、基端から先端にかけて内面間の間隔が漸次拡大する二股形状とするとともに、靴脱ぎ部の二股形状の少なくとも内面側は平坦面に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、靴脱ぎ部は、基端から先端にかけて内面間の間隔が漸次拡大する二股形状に形成されるとともに、靴脱ぎ部の二股形状の少なくとも内面側は平坦面に形成されることとしたので、靴脱ぎ部の内面間の間隔が直線状に拡大するように形成され、靴脱ぎ具を様々なサイズの脚や靴に容易に対応させることができる。
すなわち、本発明の靴脱ぎ具においては、二股形状の靴脱ぎ部の内側空間に脚を挿入しつつ靴脱ぎ部の二股形状のそれぞれの内面側の下端部および下面側で靴の後部の上端部を抑え込んで脱いだり、靴脱ぎ部の二股形状のそれぞれの内面側で靴の後部の側面を挟み込むことにより靴を脱ぐこととしているが、小さいサイズの脚や靴については、靴の後部や脚を靴脱ぎ部の内側空間に深く挿入し、大きいサイズの脚や靴については、前記内側空間に浅く挿入して靴脱ぎ具を使用する等、様々なサイズの脚や靴を靴脱ぎ部の内側空間に挿入して使用することができる。
靴脱ぎ部は、少なくとも内面側が垂直に立ち上がり、上端から下端にかけて内面間の間隔が一定となるように形成されることとすることができる(請求項2)。
また、靴脱ぎ部は、少なくとも内面側が傾斜状に形成され、上端から下端にかけて内面間の間隔が漸次拡大するように形成されることとすることができる(請求項3)。すなわち、このように靴脱ぎ部を構成することで、傾斜する内面側で靴の後部を確実に抑え込みながら脱ぐことができ、靴を効率よく脱ぐことができる。
靴脱ぎ部は、平板を用いて前記二股形状に形成されることとすれば、容易に靴脱ぎ部の内面側を平坦面に形成することができる(請求項4)。
靴脱ぎ部は、内面側に滑り防止部が形成されることとすれば、靴脱ぎ部の内面側で靴の後部を挟み込むときに内面側が滑ることを確実に防止することができる(請求項5)。
滑り防止部は、例えば、内面側に弾性材料を設けることにより、若しくは内面側に凹凸を設けることにより形成されることとすることができる(請求項6)。
靴脱ぎ部の内面側の上端部に内側に突出する突出部を設けることとすれば、突出部により靴の後部の上端部を抑え込むことができ、更に一層靴を効率よく脱ぐことができる(請求項7)。
靴を履くために用いられる靴べら部を前記持ち手部に設けることとすれば、本発明の靴脱ぎ具を靴を脱ぐときのみならず、靴を履くときにも使用することができる(請求項8)。
消臭剤および/または除菌剤を充填する充填部と充填部に充填された消臭剤および/または除菌剤を噴射する噴射部を有する噴射機構を備えることとすれば、靴を脱ぐときに、靴や足の消臭も行うことができ、靴脱ぎ具の付加価値を向上させることができる(請求項9)。
噴射機構は、充填部と噴射部とを相互に連通させる流路を有するとともに、流路を開口を介して開放する開放部と、流路を閉塞する閉塞部を設けた開閉機構と、を有し、開閉機構を開閉方向に動作させ、開閉機構に設けられた開口の位置と流路の位置とを一致または重複させて開口と流路を連通状態とすることにより開放状態とし、開口の位置と流路の位置とをずらして開口と流路を非連通状態とすることにより閉塞状態とすることとすれば、開閉機構を開閉させることにより消臭剤および/または除菌剤を噴射部から容易に噴射させることができる(請求項10)。
二股形状は、V字状またはハの字状とすることができる(請求項11)。
請求項1乃至請求項11のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具を載置する載置部を有する立体的な形状に形成され、載置部は、靴脱ぎ部の形状に対応する溝形状に形成されることとすれば、靴脱ぎ具を載置部に確実に載置することができる(請求項12)。
立体的な形状は、靴の形状とすることとすれば、第三者が、靴脱ぎ具が靴を脱ぐために用いられる治具であることを確実に認識することができる(請求項13)。
本発明によれば、様々なサイズの脚や靴に容易に対応することができる。
本発明の第1実施形態に係る靴脱ぎ具の全体構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 同靴脱ぎ具の使用方法を説明するための図で、(a)は使用前の状態を示す側面図、(b)は使用前の状態を示す平面図である。 同靴脱ぎ具の使用方法を説明するための図で、(a)は使用後の状態を示す側面図、(b)は使用後の状態を示す平面図である。 同靴脱ぎ具の別の使用方法を説明するための図で、(a)は使用前の状態を示す側面図、(b)は使用前の状態を示す平面図である。 同靴脱ぎ具の別の使用方法を説明するための図で、(a)は使用後の状態を示す側面図、(b)は使用後の状態を示す平面図である。 同靴脱ぎ具を載置する載置具の全体構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。 同靴脱ぎ具を載置する別の載置具の全体構成を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る靴脱ぎ具の全体構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は(c)のA−A断面図である。 同靴脱ぎ具の使用方法を説明するための図で、(a)は使用後の状態を示す側面図、(b)は使用後の状態を示す平面図、(c)は使用後の状態を示す図9(b)のA−A断面図である。 本発明の第3実施形態に係る靴脱ぎ具の全体構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本発明の第3実施形態に係る別の靴脱ぎ具の全体構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 同靴脱ぎ具の充填部および開閉機構の構成を示す拡大図で、(a)は開閉機構の閉塞状態を示す側面拡大図、(b)は開閉機構の開放状態を示す側面拡大図、(c)は開閉機構の構成を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る靴脱ぎ具のへら部の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は(b)のA−A断面図である。 本発明の第4実施形態に係る別の靴脱ぎ具の構成を示す側面図である。 本発明の変形例に係る靴脱ぎ具の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本発明の別の変形例に係る靴脱ぎ具の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本発明の更に別の変形例に係る靴脱ぎ具の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本発明のまた更に別の変形例に係る靴脱ぎ具の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、主に持ち手部の靴脱ぎ部が設けられる側を前方、その反対側を後方、持ち手部の上方側を上方、下方側を下方とするものとする。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る靴脱ぎ具1の全体構成を示す図である。同図を参照して靴脱ぎ具1の全体構成の概要を説明すると、靴脱ぎ具1は、足から靴を脱ぐために用いられ、持ち手部10、靴脱ぎ部20、および滑り防止部30を有している。
持ち手部10は、上下方向に丸棒状にかつ直線状に延びており、使用者は、持ち手部10を手に持って靴脱ぎ具1を使用することができる。
靴脱ぎ部20は、持ち手部10の下部に設けられており、持ち手部10に対し交差する方向、より詳しくは直交する方向に設けられている。靴脱ぎ部20を持ち手部10に対し直交する方向に設ける(正確には、靴脱ぎ部20の下面を持ち手部10に対し直交する方向に設ける)ことにより靴脱ぎ具1を自立させることが可能となっている。持ち手部20の下面は平坦面となっている。
ここで、靴脱ぎ部20は、二股形状より詳しくは平面で見たときにV字状に形成されている。すなわち、靴脱ぎ部20は、持ち手部10の下部において、2枚の矩形状の平板21,22の側端(基端)を所定の角度をもって相互に連結させることにより二股形状つまりV字状に形成されており、基端(一の側端)から先端(他の側端)にかけて水平方向の内面間の間隔dが漸次拡大するように形成されている。また、靴脱ぎ部20は、外面側21a,22aおよび内面側21b,22bがともに垂直に立ち上がり、一の垂直面で見たときに、上端から下端にかけて2枚の平板21,22の水平方向の内面間の間隔dが一定となるように形成されている。
つまり、靴脱ぎ部20は、外面側21a,22aおよび内面側21b,22bがともに平坦面に形成されており、内面側21b,22bの上端部の辺部23と下端部の辺部24が直線状に延びている。これにより、靴脱ぎ部20の内面間の間隔dが直線状に拡大するように形成されている。
なお、持ち手部10および靴脱ぎ部20は、金属材料または樹脂材料で形成されている。より詳しくは金属材料は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、またはチタン合金とし、樹脂材料は、例えばプラスチック材料とすることができる。また金属材料は、金、銀、またはこれらを鍍金した材料として本実施形態の靴脱ぎ具1に宝飾品的な価値を奏することとしてもよい。
滑り防止部30は、靴脱ぎ部20の内面側21b,22bに一定の厚みをもって形成されている。滑り防止部30は、靴脱ぎ部20の内面側21b,22bに弾性材料を設けることにより形成されており、弾性材料は、ゴム材料としている。つまり、滑り防止部30の内面側は靴脱ぎ部20の内面側21b、22bと同様にV字状に形成されており、基端から先端にかけて水平方向の内面間の間隔が漸次拡大するように形成されている。また、滑り防止部30の内面側は靴脱ぎ部20の内面側21b,22bと同様に垂直に立ち上がり、一の垂直面で見たときに、上端から下端にかけて水平方向の内面間の間隔が一定となるように形成されている。
次に図2乃至図5に基づいて本第1実施形態の靴脱ぎ具1の使用方法を説明する。
まず図2に示すように、靴脱ぎ具1を使用者の脚200の後方に位置させ、次いで図3に示すように、靴脱ぎ部20の内側空間に使用者の脚200を挿入しつつ靴脱ぎ部20の二股形状のそれぞれの内面側21b、22bの下端部の辺部24および下面側で靴100の後部の上端部を抑え込む。このとき、小さいサイズの脚200(細い脚200)については、脚200を靴脱ぎ部20の内側空間に深く挿入し、大きいサイズの脚200(太い脚200)については、内側空間に浅く挿入して靴脱ぎ具1を使用することができる。このように靴脱ぎ具1を使用することにより、様々なサイズの脚200に容易に対応することができる。
また、靴脱ぎ具1の別の使用方法を図4および図5に示すように、靴脱ぎ具1を使用者の靴100の後方に位置させ(図4)、次いで、靴脱ぎ部20の内側空間に使用者の靴100の後部を挿入しつつ靴脱ぎ部20の二股形状のそれぞれの内面側21b、22bで靴100の後部の側面を挟み込む(図5)。このとき、小さいサイズの靴100については、靴100を靴脱ぎ部20の内側空間に深く挿入し、大きいサイズの靴100については、内側空間に浅く挿入して靴脱ぎ具1を使用することができる。このように靴脱ぎ具1を使用することにより、様々なサイズの靴100に容易に対応することができる。
ここで、靴脱ぎ部20は、内面側に滑り防止部30が形成されているので、靴脱ぎ部20の内面側で靴100の後部の側面を挟み込むときに該内面側が滑ることを確実に防止することができる。
以上のように構成された靴脱ぎ具1は、図6に示すように載置具40に載置することができる。
同図に示すように、載置具40は、全体が立体的な形状より詳しくは円柱状の形状に形成されている。載置具40は、靴脱ぎ具1を載置する載置部41を有しており、載置部41は、靴脱ぎ部20の形状に対応する溝形状に形成されている。すなわち、載置部41には、溝42が形成されており、溝42は、靴脱ぎ部20のV字状の形状に対応するように載置具40の上面から下面に至るまで貫通させて形成されている。これにより、靴脱ぎ部20を溝42に挿入することができ、靴脱ぎ具1が倒れることのないように確実に載置することができる。
載置具40は、図7に示すように、別の形態とすることもできる。すなわち、同図に示す載置具50は、立体的な形状を靴の形状とし、載置部51を靴の形状の後部側に形成することとしている。載置部51にも同様に、溝52が形成されており、溝52は、靴脱ぎ部20のV字状の形状に対応するように載置具50の上面から下面に至るまで貫通させて形成されている。
このように載置具50の立体的な形状を靴の形状とすることとすれば、第三者が、靴脱ぎ具1が靴を脱ぐために用いられる治具であることを確実に認識することができる。
なお、載置具40,50は、金属材料または樹脂材料で形成されている。より詳しくは金属材料は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、またはチタン合金とし、樹脂材料は、例えばプラスチック材料とすることができる。また金属材料は、金、銀、またはこれらを鍍金した材料として本実施形態の靴脱ぎ具1に宝飾品的な価値を奏することとしてもよい。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について図8および図9に基づいて詳細に説明する。図8は、本発明の第2実施形態に係る靴脱ぎ具2の全体構成を示す図である。なお、これらの図において、上述した第1実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第2実施形態の靴脱ぎ具2は、第1実施形態における靴脱ぎ具1の靴脱ぎ部20を変更した構成を示している。
すなわち、本第2実施形態の靴脱ぎ具2は、持ち手部10、靴脱ぎ部20´、および滑り防止部30を有している。
靴脱ぎ部20´も、第1実施形態の靴脱ぎ部20と同様に二股形状より詳しくはV字状に形成されており、金属材料または樹脂材料で形成されている。より詳しくは金属材料は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、またはチタン合金とし、樹脂材料は、例えばプラスチック材料とすることができる。また金属材料は、金、銀、またはこれらを鍍金した材料として本実施形態の靴脱ぎ具2に宝飾品的な価値を奏することとしてもよい。
靴脱ぎ部20´は、持ち手部10の下部より詳しくは下端に設けられており、持ち手部10に対し交差する方向、より詳しくは直交する方向に設けられている。靴脱ぎ部20´を持ち手部10に対し直交する方向に設ける(正確には、靴脱ぎ部20´の下面を持ち手部10に対し直交する方向に設ける)ことで靴脱ぎ具2を自立させることが可能となっている。持ち手部10の下面は平坦面となっている。
靴脱ぎ部20´は、2枚の台形形状の平板21´,22´の傾斜した側端部(基端部)を相互に連結することにより二股形状つまり平面で見たときにV字状に形成されている。靴脱ぎ部20´は、連結したV字状の基端部の上部側(上端面側)を持ち手部10の下端部に連結し、その傾斜した側端部分は、持ち手10の後方側において斜め下方に延びるように形成されている。靴脱ぎ部20´は、基端(傾斜する一の側端)から先端(他の側端)にかけて水平方向の内面間の間隔d´が漸次拡大するように形成されている(つまり、靴脱ぎ部20´は、第1実施形態の靴脱ぎ部20と同様に、外面側21a´,22a´および内面側21b´,22b´がともに平坦面に形成されており、内面側21b´,22b´の上端部の辺部23´と下端部の辺部24´が直線状に延びている)。
そして、第2実施形態の靴脱ぎ部20´は、外面側21a´,22a´および内面側21b´,22b´が傾斜状に形成され、一の垂直面で見たときに、上端から下端にかけて2枚の平板21´,22´の水平方向の内面間の間隔d´が漸次拡大するように設けられることにより、傾斜状に形成されている。つまり、靴脱ぎ部20´の先端は、正面から見たときにハの字状に形成されている。
このように靴脱ぎ部20´を間隔が下方に行くにしたがって拡大するように傾斜状に形成することで、図9に示すように、傾斜する内面側21b´,22b´で靴100の後部を確実に抑え込みながら脱ぐことができ、靴100を効率よく脱ぐことができる。また、靴脱ぎ部20´を傾斜状に形成することで靴脱ぎ具2が倒れにくくなり、靴脱ぎ具2の安定した自立状態を確保することができる。更に、靴脱ぎ部20´は、傾斜した側端部分が持ち手部10の後方側において斜め下方に延びるように形成されているので、持ち手部10に直交する下端部の辺部24´が相対的に長く設定され、更に一層安定した自立状態を確保することができる。
なお、第2実施形態の滑り防止部30も、靴脱ぎ部20´の内面側21b´,22b´に一定の厚みをもって形成されている(滑り防止部30は、靴脱ぎ部20の内面側21b,22bに弾性材料を設けることにより形成されており、弾性材料は、ゴム材料としている)。つまり、第2実施形態の滑り防止部30の内面側は靴脱ぎ部20´の内面側21b´、22b´と同様にV字状に形成されており、基端から先端にかけて水平方向の内面間の間隔が漸次拡大するように形成されている。また、滑り防止部30の内面側は傾斜状に形成され、一の垂直面で見たときに、上端から下端にかけて水平方向の内面間の間隔が漸次拡大するように形成されており、正面から見たときにハの字状に形成されている。
なお、図示しないが本第2実施形態にあっては、載置具40,50の溝42,52は、傾斜状に形成される靴脱ぎ部20´が挿入可能なように、該靴脱ぎ部20´の投影面に対応する大きさに設定されている。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について図10および図11に基づいて詳細に説明する。図10および図11は、本発明の靴脱ぎ具3a,3bの全体構成を示す図である。なお、これらの図において、上述した第1実施形態および第2実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本発明の第3実施形態の靴脱ぎ具3a,3bは、第1実施形態および第2実施形態における靴脱ぎ具1,2に噴射機構を備えた構成を示している。
すなわち、本第3実施形態の靴脱ぎ具3a,3bは、持ち手部10、靴脱ぎ部20または20´、および滑り防止部30を有し、更に噴射機構70を有している。
つまり、噴射機構70は、消臭剤および/または除菌剤を加圧状態で充填する充填部71と充填部71に充填された消臭剤および/または除菌剤を噴射する噴射部72を有している。
充填部71は、靴脱ぎ具3a,3bに形成された内部空間より詳しくは持ち手部10の上部の内部空間に設けられており、噴射部72は、持ち手部10の下部における靴脱ぎ部20,20´の設置領域または靴脱ぎ部20,20´の内面側に設けられており、噴射部72は、更に消臭剤および/または除菌剤が噴射される噴射口73を有している。噴射口73は、靴脱ぎ部20,20´の内側(正確には滑り防止部30の内側)に突出することなくその内面側に面するように設けられている。
ここで、噴射機構70は、充填部71と噴射部72とを相互に連通させる流路74を有するとともに、流路74を開閉する弁体構造の開閉機構80と、開閉機構80に連結する弾性体90つまりコイルバネ部材を有している(流路74は、靴脱ぎ具3a,3bの内部空間より詳しくは持ち手部10の内部空間に形成されている)。コイルバネ部材は押しバネとしている。
すなわち、開閉機構80は、押圧部81と開閉部82を有しており、押圧部81の下面側81aに弾性体90の一端が連結され、弾性体90の他端は、持ち手部10の側周面に連結している。そして弾性体90の内部空間90aに開閉部82が内包されるように設けられている。
持ち手部10には、溝10aが設けられており、溝10aは、側周面から持ち手部10の内部に至り流路74を貫通して反対側の内部に達するように設けられている。つまり、開閉機構80は、溝10aおよび流路74を介して開閉部82の水平方向の開閉動作が可能となっている。
開閉部82は、矩形状の平板からなり、開閉部82の中間部は、開口83が形成されて流路74を開口83を介して開放する開放部84となっている。また、開閉部82の先端側は、流路74を閉塞する板状の閉塞部85となっている。
このように噴射機構70を構成することにより、図12(a)に示すように、開閉機構80は、押圧部81の非押圧状態(通常時)において、開閉部82の先端の閉塞部85が流路74に達して該流路74は閉塞した状態となる。そして、この閉塞状態から、図12(b)に示すように、押圧部81を押圧することにより弾性体90が縮まって、開閉機構80が開放する方向に動作し、開放部84の開口83の位置と流路74の位置とが一致または重複し開放状態となり、消臭剤および/または除菌剤が噴射部72から噴射可能となる。なお、この開放状態から、押圧部81に付与された押圧力を解除することにより、弾性体90が伸びて開閉機構80が閉塞する方向に動作し、開口83の位置と流路74の位置とがずれて開口83と流路74を非連通状態とし閉塞状態とすることができる(図12(a))。
以上のように本第3実施形態を構成することにより、靴を脱ぐときに、靴や足の消臭や除菌も容易に行うことができ、靴脱ぎ具3a,3bの付加価値を向上させることができる。なお、本第3実施形態においては、充填部71および流路74を靴脱ぎ具3a,3bの内部空間に形成し、噴射部72(噴射口73)を靴脱ぎ部20,20´の内側(正確には滑り防止部30の内側)に突出することなくその内面側に面するように設けることとしたので、靴脱ぎ具3a,3bの美観を損ねることを防止することができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態について図13に基づいて詳細に説明する。図13は、本発明の第4実施形態に係る靴脱ぎ具4a,4bの構成を示す側面図、背面図、断面図である。なお、これらの図において、上述した第1実施形態乃至第3実施形態と同一の符号が付された構成または同様の構成であって対応する構成については、その構成と同様であるとしてその説明を省略することがあるものとする。
本第4実施形態の靴脱ぎ具4a,4bは、持ち手部10、靴脱ぎ部20,20´、および滑り防止部30を有しており、持ち手部10はその上部に靴べら部95を設けた構成となっている(第3実施形態の靴脱ぎ具3aに靴べら部95を付加した構成を靴脱ぎ具4aとし、第3実施形態の靴脱ぎ具3bに靴べら部95を付加した構成を靴脱ぎ具4bとする)。
すなわち、靴べら部95は、靴に足を挿入するために用いられ、金属材料または樹脂材料で形成されている。より詳しくは金属材料は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、またはチタン合金とし、樹脂材料は、例えばプラスチック材料とすることができる。また金属材料は、金、銀、またはこれらを鍍金した材料として本実施形態の靴脱ぎ具4a,4bに宝飾品的な価値を奏することとしてもよい。
そして、靴べら部95は、持ち手部10よりも幅広の湾曲した板状に形成されており、靴べら部95は、水平方向に沿って円弧状に湾曲する板状に形成されている。更に詳しくは、靴べら部95は、持ち手部10の靴脱ぎ部20,20´が設けられる側と反対側に窄むように湾曲して形成されている。
このように、靴脱ぎ具4a,4bに靴べら部95を設けることにより、靴脱ぎ具4a,4bを靴100を脱ぐときのみならず、靴100を履くときにも使用することができ利便性を向上させることができる。
ここで、図14に示すように、靴べら部を靴脱ぎ具の下部に設けることとしてもよい。すなわち、図14に示す靴脱ぎ具4c,4dは、持ち手部10を介して靴脱ぎ具20,20´の設定位置と180°反対側に、持ち手部10の中間部から下方に舌状に延びるように靴べら部96を設けることとしており、靴べら部96の下端96aは、靴脱ぎ部20,20´の下端と同等の位置に設定されている。
これにより、靴を履くときは単に靴脱ぎ具4c,4dを180°反転させつつ靴べら部96を靴の内部空間の後端に差し込んで使用する等、その利便性を更に向上させることができる。また、図14の靴脱ぎ具4c,4bは、靴べら部96の下端と靴脱ぎ具20,20´の下端を同等の位置に設定することとしたので、靴脱ぎ具4c,4dの更に安定した自立状態を確保することができる。
なお、本発明は、上述した第1実施形態乃至第4実施形態に限定されることなく特許請求の範囲を逸脱しない範囲で各種の変形実施および応用実施が可能であることは勿論である。
すなわち、例えば、上述した実施形態にあっては、靴脱ぎ部20,20´は、V字状に形成することとしているが、図15および図16に示すように、例えば、持ち手部10を細板状に形成して、該細板状の持ち手部10の下部の側端若しくは下端に2枚の平板21,22,21´,22´の側端(基端)を所定の間隔を置いて連結させることにより、該側端を相互に離間させて設け、平面で見たときにハの字状に形成することとしても本発明の効果を奏することができる。つまり、靴脱ぎ部20,20´は、平板21,22,21´,22´を用いて二股形状に形成することとすれば、靴脱ぎ部20,20´の内面側21b,21b´,22b,22b´を平坦面に形成し、内面側21b,21b´,22b,22b´の上端部の辺部23,23´と下端部の辺部24,24´が直線状に延びるように形成することができるのは勿論である。
また、上述した実施形態にあっては、滑り防止部30は、内面側21b,21b´,22b,22b´に弾性部材を設けることにより形成することとしているが、内面側21b,21b´,22b,22b´に凹凸を設けることにより形成されることとしても所要の効果を奏する。
更に、上述した実施形態にあっては、靴脱ぎ部20,20´の外面側21a,21a´,22a,22a´および内面側21b,21b´,22b,22b´のいずれも平坦面に形成することとしているが内面側21b,21b´,22b,22b´のみを平坦面とすることとしても本発明の効果を奏することができる。すなわち、靴脱ぎ部20,20´の少なくとも内面側21b,21b´,22b,22b´を平坦面に形成することとすれば本発明の効果を達成することができる。
また、更に上述した第1実施形態にあっては、靴脱ぎ部20,20´は、外面側21a,21a´,22a,22a´および内面側21b,21b´,22b,22b´のいずれも垂直に立ち上がることとしているが、内面側21b,21b´,22b,22b´のみ垂直に立ち上がることとしても本発明の効果を奏することができる。すなわち、靴脱ぎ部20,20´の少なくとも内面側21b,21b´,22b,22b´が垂直に立ち上がることとすれば本発明の効果を達成することができる。
更にまた、上述した第2実施形態にあっては、靴脱ぎ部20,20´は、外面側21a,21a´,22a,22a´および内面側21b,21b´,22b,22b´のいずれも傾斜状に形成することとしているが、内面側21b,21b´,22b,22b´のみ傾斜状に形成することとしても本発明の効果を奏することができる。すなわち、靴脱ぎ部20,20´の少なくとも内面側21b,21b´,22b,22b´が傾斜状に形成されることとすれば本発明の効果を達成することができる。
また更に、図17および図18に示すように、上述した実施形態の靴脱ぎ部20,20´の内面側の上端部に内側に突出する突出部97,97´を設けることとすれば、突出部97,97´により靴の後部の上端部を更に一層確実に抑え込むことができる。なお、図17および図18において、突出部97,97´の内側端部の形状を、靴脱ぎ部20,20´の内側の形状に沿った形状とすることとすれば、突出部97,97´の内側端部もV字状またはハの字状に形成され、直線状となることは勿論である。
更に、上述した実施形態にあっては、持ち手部10は直線状に延びることとしているが、弓状にカーブさせる構成としてもよい。
本発明は、基端から先端にかけて間隔が漸次拡大するように二股形状に形成される靴脱ぎ部を有する靴脱ぎ具を提供して様々なサイズの脚や靴に対応させて靴を効率よく脱ぐことを実現する。これにより靴脱ぎ具の製造・販売を業とする者およびこれに関連する業界の発展に大きく貢献する。
d,d´:間隔
1,2,3a,3b,4a,4b:靴脱ぎ具
10:持ち手部
10a:溝
20,20´:脱ぎ部
21,21´,22,22´:平板
21a,21a´,22a,22a´:外面側
21b,21b´,22b,22b´:内面側
23,23´,24,24´:辺部
30:滑り防止部
40,50:載置具
41,51:載置部
42,52:溝
70:噴射機構
71:充填部
72:噴射部
73:噴射口
74:流路
80:開閉機構
81:押圧部
81a:下面側
82:開閉部
83:開口
84:開放部
85:閉塞部
90:弾性体
90a:内部空間
95:靴べら部
96:靴べら部
96a:下端
97,97´:突出部
100:靴
200:脚

Claims (13)

  1. 靴を脱ぐために用いられ、持ち手部と前記持ち手部に設けられる靴脱ぎ部とを有する靴脱ぎ具であって、
    前記靴脱ぎ部は、基端から先端にかけて内面間の間隔が漸次拡大する二股形状に形成されるとともに、前記靴脱ぎ部の二股形状の少なくとも内面側は平坦面に形成されることを特徴とする靴脱ぎ具。
  2. 前記靴脱ぎ部は、少なくとも前記内面側が垂直に立ち上がり、上端から下端にかけて前記内面間の間隔が一定となるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の靴脱ぎ具。
  3. 前記靴脱ぎ部は、少なくとも前記内面側が傾斜状に形成され、上端から下端にかけて前記内面間の間隔が漸次拡大するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の靴脱ぎ具。
  4. 前記靴脱ぎ部は、平板を用いて前記二股形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具。
  5. 前記靴脱ぎ部は、前記内面側に滑り防止部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具。
  6. 前記滑り防止部は、前記内面側に弾性材料を設けることにより、若しくは前記内面側に凹凸を設けることにより形成されることを特徴とする請求項5に記載の靴脱ぎ具。
  7. 前記靴脱ぎ部の内面側の上端部に内側に突出する突出部を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具。
  8. 前記靴を履くために用いられる靴べら部を前記持ち手部に設けることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具。
  9. 消臭剤および/または除菌剤を充填する充填部と前記充填部に充填された消臭剤および/または除菌剤を噴射する噴射部を有する噴射機構を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具。
  10. 前記噴射機構は、前記充填部と前記噴射部とを相互に連通させる流路を有するとともに、
    前記流路を開口を介して開放する開放部と、前記流路を閉塞する閉塞部を設けた開閉機構と、を有し、
    前記開閉機構を開閉方向に動作させ、前記開閉機構に設けられた開口の位置と前記流路の位置とを一致または重複させて前記開口と前記流路を連通状態とすることにより開放状態とし、前記開口の位置と前記流路の位置とをずらして前記開口と前記流路を非連通状態とすることにより閉塞状態とすることを特徴する請求項9に記載の靴脱ぎ具。
  11. 前記二股形状は、V字状またはハの字状とすることを特徴とする請求項1乃至請求項10のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具。
  12. 請求項1乃至請求項11のうちいずれか一項に記載の靴脱ぎ具を載置する載置部を有する立体的な形状に形成され、前記載置部は、前記靴脱ぎ部の形状に対応する溝形状に形成されることを特徴とする載置具。
  13. 前記立体的な形状は、靴の形状とすることを特徴とする請求項12に記載の載置具。




























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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020031691A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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