JP2018145587A - Bar lock device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、バーロック装置に関する。 The present invention relates to a bar lock device.
従来、ワイヤーロープと、ワイヤーロープの一端に設けられた錠装置本体と、ワイヤーロープの他端に設けられて錠装置本体に対して着脱可能な着脱竿とを備えたワイヤーロック装置が提案されている(特許文献1参照)。このワイヤーロック装置では、着脱竿を錠装置本体に装着して閉ループを形成することにより施錠対象を拘束することができる。 Conventionally, a wire lock device having a wire rope, a lock device main body provided at one end of the wire rope, and a detachable hook provided at the other end of the wire rope and attachable to and detachable from the lock device main body has been proposed. (See Patent Document 1). In this wire lock device, the lock target can be constrained by attaching a detachable scissor to the lock device body to form a closed loop.
また、ワイヤーロック装置のワイヤーロープを、複数のロッドにて置き換えたバーロック装置についても提案されている。この装置において、複数のロッドは互いに回転可能に連結されてチェーン状拘束体を構成しており、チェーン状拘束体によって閉ループを形成し、施錠対象を拘束する構造となっている(特許文献2,3参照)。 A bar lock device in which the wire rope of the wire lock device is replaced with a plurality of rods has also been proposed. In this device, a plurality of rods are connected to each other in a rotatable manner to form a chain-like restraining body, and a closed loop is formed by the chain-like restraining body so as to restrain a lock target (Patent Document 2,). 3).
特許文献2,3に記載のようなバーロック装置に対するアタック方法としては、例えばボルトクリッパーなどの切断器具による切断が挙げられる。バーロック装置は、複数のロッド内に金属製の芯材が内包されており、芯材の断面積を大きくすることで上記のアタックに耐えるようにしている。 As an attack method for the bar lock device described in Patent Documents 2 and 3, for example, cutting with a cutting tool such as a bolt clipper can be cited. In the bar lock device, a metal core material is included in a plurality of rods, and the cross-sectional area of the core material is increased to withstand the above-described attack.
しかし、芯材の断面積を大きくすると、バーロック装置が重くなってしまう。この結果、バーロック装置の持ち運びが容易とならず、出先等まで携帯されずに使用頻度が低くなってしまうという問題があった。一方、このような問題に対して芯材の断面積を小さくしてしまうと、防盗性の低下を招いてしまう。 However, when the cross-sectional area of the core material is increased, the bar lock device becomes heavy. As a result, there is a problem that the bar lock device is not easily carried and the frequency of use is lowered without being carried to a destination. On the other hand, if the cross-sectional area of the core material is reduced with respect to such a problem, the anti-theft property is lowered.
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、重量の増加を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができるバーロック装置を提供することにある。 The present invention has been made to solve such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a bar lock device capable of suppressing a reduction in theft prevention while suppressing an increase in weight. There is to do.
上記目的を達成するため、本発明に係るバーロック装置は、複数のロッドを回転自在に連結して形成されるチェーン状拘束体の閉ループにより施錠対象を拘束するものである。複数のロッドは、金属製の芯材を有しており、芯材は、同一支点を中心に延びる2つの切断部材による回転を伴う挟持の力に対して撓む撓み部を有している。撓み部は、撓んだ状態において撓む前よりも挟持の力を利用して支点から芯材が離れる力を増加させる。 In order to achieve the above object, a bar lock device according to the present invention restrains an object to be locked by a closed loop of a chain-like restraint formed by rotatably connecting a plurality of rods. The plurality of rods have a metal core, and the core has a bending portion that bends with respect to a clamping force accompanied by rotation by two cutting members extending around the same fulcrum. A bending part increases the force which a core material leaves | separates from a fulcrum using the force of clamping rather than before bending in the bent state.
また、上記目的を達成するため、他の本発明に係るバーロック装置は、複数のロッドが、金属製の芯材、撓み片、及び樹脂材を有しており、撓み片は、同一支点を中心に延びる2つの切断部材による回転を伴う挟持の力に対して撓み、撓んだ状態において撓む前よりも挟持の力を利用して支点から芯材が離れる力を増加させる。 In order to achieve the above object, in another bar lock device according to the present invention, the plurality of rods have a metal core material, a flexure piece, and a resin material, and the flexure pieces have the same fulcrum. The bending force with the rotation by the two cutting members extending in the center is deflected, and the force for separating the core from the fulcrum is increased by using the clamping force as compared with before the bending in the bent state.
本発明によれば、重量の増加を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができるバーロック装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the bar lock apparatus which can suppress the fall of anti-theft property, suppressing the increase in weight can be provided.
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。 Hereinafter, the present invention will be described according to preferred embodiments. Note that the present invention is not limited to the embodiments described below, and can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention. Further, in the embodiment shown below, there are places where illustration and description of a part of the configuration are omitted, but the details of the omitted technology are within the scope that does not conflict with the contents described below. It goes without saying that known or well-known techniques are applied as appropriate.
図1は、本実施形態に係るバーロック装置の詳細を示す全体構成図である。図1に示すように、本実施形態に係るバーロック装置1は、チェーン状拘束体10と、錠装置本体20とを備えている。このバーロック装置1は、チェーン状拘束体10の両端部を錠装置本体20に着脱可能に構成し、両端部の錠装置本体20への装着時において形成されるチェーン状拘束体10の閉ループにより施錠対象Aを拘束するものである。なお、バーロック装置1は、チェーン状拘束体10の一端部を錠装置本体20に着脱可能に構成し、他端部を錠装置本体20に固着(着脱不可に固定)したものであってもよいが、以下の実施形態ではチェーン状拘束体10の両端部を錠装置本体20に着脱可能にしたバーロック装置1を例に説明する。
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing details of the bar lock device according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, the
図2は、図1に示したチェーン状拘束体10の上面図である。図3は、図1に示したチェーン状拘束体10の断面図であって、(a)は図2に示した3A−3A線断面図を示し、(b)は(a)の3B部の拡大図を示している。
FIG. 2 is a top view of the chain-
図1及び図2に示すように、チェーン状拘束体10は、複数のロッド11を回転自在に連結して形成されたものである。本実施形態においてチェーン状拘束体10は例えば10本のロッド11を連結して構成されている。複数のロッド11は、錠連結ロッド12と、中間ロッド13とからなる。錠連結ロッド12と中間ロッド13とは、それぞれが直線状に形成され、錠連結ロッド12が中間ロッド13よりも短寸に形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the chain-
図2及び図3(a)に示すように、錠連結ロッド12は、チェーン状拘束体10の両端部に設けられ、錠装置本体20に着脱される着脱竿12aを備えている。着脱竿12aは、先端側の係止部12bと根元側の基部12cとを有している。係止部12bは、基部12cよりも縮径された凹部となっており、この凹部が錠装置本体20のロック片(後述する図4の符号23参照)に引っ掛かることにより、装着状態となる。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3A, the
図3(a)に示すように、錠連結ロッド12のうち、着脱竿12aが設けられる側と反対側の端部は、中間ロッド13に連結するための連結開口14が形成されている。また、中間ロッド13は、錠連結ロッド12又は他の中間ロッド13に連結するための連結開口14が両端部に形成されている。
As shown in FIG. 3A, a connecting opening 14 for connecting to the
錠連結ロッド12及び中間ロッド13は、連結開口14が接続対象となる錠連結ロッド12又は中間ロッド13の連結開口14と連通するように配置され、この連通状態において連結ピン15が連結開口14に挿入されることで、接続対象のロッド11と連結される。このような連結状態において、各ロッド11は、連結ピン15を回転軸として回転自在とされる。なお、ここでの回転角は、360°であってもよいし、それ未満であってもよい。また、複数のロッド11それぞれは、図2に示すように、上面視して連結開口14よりも端部側が半円形状のR部となっており、角部の飛び出しを防止する構成となっている。
The
また、図2及び図3(a)に示すように、複数のロッド11は、それぞれが金属製の芯材16,17と、金属製の芯材16,17を内包する樹脂材18とからなっている。なお、本実施形態において複数のロッド11は、インサート成形によって芯材16,17が樹脂材18に内包されているが、特にこれに限らず、樹脂材18が樹脂製のチューブによって構成され、このチューブ内に芯材16,17が内包される構成であってもよい。
2 and 3A, each of the plurality of
ここで、図3(a)及び図3(b)に示すように、連結ピン15は、チェーン状拘束体10の一側(図1及び図2に示す上面側)から複数のロッド11の連結開口14に挿入されるようになっている。複数のロッド11は、他のロッド11と交互に積層されており、交互に積層されるロッド11のうち、一側に位置するロッド11は、連結開口14が貫通孔14aとして形成されており、他側に位置するロッド11は、連結開口14が雌螺子にねじ切りされた有底穴14bとして形成されている。
Here, as shown in FIGS. 3A and 3B, the connecting
一方、連結ピン15は、先端側に雄螺子部15aを有した段付ピンとなっている。また、連結ピン15は、後端側(一側)に破断ガイド15bが形成されている。破断ガイド15bは連結ピン15の挿入取付後にねじ切り部15cを切除するためのガイド部である。
On the other hand, the connecting
複数のロッド11の連結時においては、まず、複数のロッド11の連結開口14が連通状態とされる。次いで、連結ピン15は、ねじ切り部15cを操作部として貫通孔14a側から回転挿入され、先端の雄螺子部15aが有底穴14bまで挿入される。挿入後、連結ピン15のねじ切り部15cを操作部としてさらに回転動作を加えると、ねじ切り部15cは破断ガイド15bから破断する。これにより、連結ピン15を取り外すための回転操作が不可能な状態となる。なお、破断ガイド15bが露出することを防止するため、キャップ19が破断ガイド15bに覆い被さるように取り付けられる。
When connecting the plurality of
図4は、図1に示した錠装置本体20の内部状態を示す側面図である。図4に示すように、錠装置本体20は、充分な破壊強度を有して各部品を収納するケーシング21と、ケーシング21の内部に設けられるシリンダ錠22及びロック片23等を備えている。
FIG. 4 is a side view showing an internal state of the lock device
ケーシング21には、着脱竿12aが挿入される2つの挿入穴21aが形成されている。2つの挿入穴21aには、ロック片23が進退自在に設けられている。ロック片23は、回転軸23a回りに回転可能な断面半円形状の柱体である。このロック片23は、半円の角部となる部位が係止片23bとして機能するようになっている。
The
ロック片23には、係止片23bが進入状態となるように付勢するトーションスプリング24が設けられている。着脱竿12aが挿入穴21aに挿入される場合、まず着脱竿12aの先端がロック片23の係止片23bに当接する。この当接状態において更に着脱竿12aが挿入されると、着脱竿12aがトーションスプリング24の付勢力に抗して係止片23bを挿入穴21aから退避させる。着脱竿12aの挿入完了時には、トーションスプリング24の付勢力により係止片23bが進入状態に復帰して、着脱竿12aの係止部12bとなる凹部に嵌り込むようになる。
The
シリンダ錠22は、正規な機械式キーKを挿入したときに回転操作が可能なプラグ22aを備えている。プラグ22aの終端にはストッパブロック25が連結されている。また、ロック片23は、半円の他の角部となる部位にストッパ突起23cを有している。錠装置本体20の施錠状態においてストッパブロック25は、ロック片23のストッパ突起23cに接触しており、着脱竿12aが取り外される方向へのロック片23の回動を規制するようになっている。
The cylinder lock 22 includes a
一方、シリンダ錠22に対して正規な機械式キーKを挿入し、回転操作を行った場合、ストッパブロック25は、着脱竿12aが取り外される方向へのロック片23の回動を許容する状態となる。
On the other hand, when a regular mechanical key K is inserted into the cylinder lock 22 and rotated, the
図5は、本実施形態において係るロッド11内の芯材16,17を示す斜視図であり、(a)は中間ロッド13の芯材17を示し、(b)は錠連結ロッド12の芯材16を示している。
FIG. 5 is a perspective view showing the
図5(a)に示すように、中間ロッド13の芯材17は、向かい合って配置される2枚の対向板部(撓み部)17aと、2枚の対向板部17aを接続する接続板部(基部)17bとからなっている。2枚の対向板部17aは、芯材17の長手方向と直交する断面において略平行となるように配置されている。また、接続板部17bは、2枚の対向板部17aそれぞれの中間部を接続しており、芯材17は断面H字形状となっている。なお、中間ロッド13は、このような芯材17を樹脂材18により内包しており、後述する図6(a)に示すように、樹脂材18はH字の字画方向と略平行となる4面を有して形成されて断面略矩形となっている。
As shown in FIG. 5 (a), the
このような芯材17において2枚の対向板部17aは、挟持の力に対して撓む程度の厚み(少なくとも接続板部17bよりも薄い厚み)に設計されている。ここでいう挟持とは、ボルトクリッパー等の切断器具による挟持であって、同一支点を中心に伸びる2つの切断部材による回転を伴う挟持の力である。従って、ボルトクリッパー等の切断器具により芯材17を切断しようとした場合には、2枚の対向板部17aが撓むこととなる。
In the
ここで、芯材17の両端部には連結開口14を有して、他のロッド11に接続される接続部材(他部材)Cが形成されている。本実施形態において芯材17は、接続板部17bのみが接続部材Cに対して連結され、2枚の対向板部17aについては接続部材Cに接続されておらず、両者間にはこれらを離間させる溝部Gが形成されている。
Here, connecting members (other members) C that have
また、図5(b)に示すように、錠連結ロッド12についても同様であって、芯材16は、2枚の対向板部(撓み部)16aと接続板部(基部)16bとを有し、断面H字形状となっている。さらに、芯材16は、2枚の対向板部16aが挟持の力に対して撓む程度の厚みに設計されている。
Further, as shown in FIG. 5B, the same applies to the
また、芯材16の一端部には接続部材Cが形成されており、他端部には、着脱竿12a(他部材)が形成されている。芯材16は、接続板部16bのみが接続部材C及び着脱竿12aに対して連結され、2枚の対向板部16aについては接続部材C及び着脱竿12aに接続されておらず、両者間にはこれらを離間させる溝部Gが形成されている。
Moreover, the connection member C is formed in the one end part of the
なお、図5(a)及び図5(b)に示すように、本実施形態においては芯材16,17が断面H字状となっていることから、中実の四角柱形状の芯材(Hに外接する四角形状の断面を有する芯材)と比較すると、その重量が抑えられることとなる。
As shown in FIGS. 5A and 5B, since the
ここで、上記構成を有するバーロック装置1は、例えばボルトクリッパー等によるアタックがあった場合、以下に示すように動作して、防盗性の低下を抑えている。
Here, the
次に、本実施形態に係るバーロック装置1の作用を説明する。図6は、本実施形態に係るバーロック装置1の作用を示す概略図であり、(a)はアタック前の様子を示し、(b)はアタックの際の第1の様子を示し、(c)はアタックの際の第2の様子を示している。まず、図6(a)に示すように、ボルトクリッパーBCは、支点Fを有し、この支点Fから2つの切断部材となる切断刃Dが伸びて形成されている。アタックの際には、この切断刃Dの間にロッド11が挟み込まれることとなる。
Next, the operation of the
図6(b)に示すように、ボルトクリッパーBCが操作されて2つの切断刃Dによる切断動作が行われる。この切断動作においては、2つの切断刃Dによる回転を伴う挟持の力F1がロッド11に作用することとなる。より詳細には、2つの切断刃Dは、樹脂材18を切り裂きながら芯材16,17まで到達し、芯材16,17に対して挟持の力F1を作用させる。この際、図6(b)に示すように、対向板部16a,17aは、切断刃Dにより切断されるのに先立って撓むこととなる。
As shown in FIG. 6B, the bolt clipper BC is operated, and the cutting operation by the two cutting blades D is performed. In this cutting operation, a clamping force F <b> 1 accompanying rotation by the two cutting blades D acts on the
そして、対向板部16a,17aは、撓んだ状態において、撓む前よりも挟持の力F1を利用して、支点Fから芯材16,17が離れる力F2を増加させることとなる。すなわち、ボルトクリッパーBCにより芯材16,17を切断しようとした場合、対向板部16a,17aが撓んで切断刃Dに沿うような斜面(より好ましくは切断刃Dに線接触するような斜面)を形成する。この斜面が形成された場合、斜面に力F1が加わると、支点Fから離れる力F2を分力として増加発生させることとなる。これにより、芯材16,17がボルトクリッパーBCから離れるようになり、芯材16,17が切断され難くなる。
And the opposing
なお、図6(c)に示すように、90°異なる方向からアタックが行われた場合においても、図6(b)を参照して説明した場合と同様に、芯材16,17は支点Fから離れる力F2を分力として増加発生させることとなる。この際、2枚の対向板部16a,17aの双方が撓んで斜面を形成して、支点Fから離れる力F2を増加させることとなる。
As shown in FIG. 6C, even when the attack is performed from a direction different by 90 °, the
なお、図5(a)及び図5(b)に示すように、対向板部16a,17aは、接続部材C及び着脱竿12aに対して接続されておらず、溝部Gを介して離間状態となっている。このため、対向板部16aのうち溝部G付近に挟持の力F1が作用しても円滑に対向板部16aが撓むようになっている。すなわち、溝部Gが無く対向板部16aが接続部材Cや着脱竿12aと接続されていると、対向板部16aのうち接続部材Cや着脱竿12aに近い側に挟持の力F1が作用した場合、対向板部16aの撓みが接続部材Cや着脱竿12aによって阻害されてしまう。この結果、力F2をうまく増加させることができずに芯材16,17が切断され易くなってしまう。しかし、本実施形態では溝部Gが設けられることから、このような問題が発生せず、円滑に対向板部16aを撓ませることとなる。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the opposing
なお、上記の芯材16,17については、例えば中実の四角柱形状の金属材に対して、切削等により長手方向に連続して延びる凹部を一面側から形成すると共に、当該一面と対向する他面側から同様に切削等により凹部を形成することで、製造される。また、芯材16,17は、その表層のみに焼き入れが行われるように、焼き温度及び時間を調整することで円滑に撓み、簡単に折れてしまうことが無い構造とすることができる。
In addition, about said
このようにして、本実施形態に係るバーロック装置1によれば、回転を伴う挟持の力F1に対して撓むと共に、撓んだ状態において撓む前よりも挟持の力F1を利用して支点Fから芯材16,17が離れる力を増加させる2枚の対向板部16a,17aを有するため、ボルトクリッパーBC等の切断器具による切断動作に対してロッド11が切断器具の支点Fから離れるように作用して芯材16,17を切断させ難くすることができる。これにより、芯材16,17の断面積を大きくする必要がなく、重量を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができる。
Thus, according to the
特に、芯材16,17を内包するため、外部からは芯材16,17の形状が不明となり、先に対向板部16a,17aを切断した後に切断器具により残り部分を切断するなどの対応が取られてしまう可能性を低減することにつなげることができる。
In particular, since the
また、対向板部16a,17aと接続部材C又は着脱竿12aとの間には溝部Gが形成されて両者が離間しているため、対向板部16a,17aが接続部材Cや着脱竿12aに接続されている場合と比較すると、挟持の力F1に対して接続箇所付近における撓みが阻害されることを防止することができる。よって、より一層防盗性の低下抑制を図ることができる。
Moreover, since the groove part G is formed between the opposing
また、芯材16,17は、2枚の対向板部16a,17aと接続板部16b,17bとを備えた断面H字状であるため、H字に対する4方向から切断に対して適切に対向板部16a,17aを撓ませることができると共に、加工性に優れた芯材16,17を有するバーロック装置1を提供することができる。
Moreover, since the
特に、本実施形態において芯材16,17は、接続板部16b,17bが対向板部16a,17aよりも厚く形成されていることから、所定の厚みを有した状態で接続部材Cや着脱竿12aに連結され、接続板部16b,17bが接続部材Cや着脱竿12aから外れてしまう可能性を減じることもできる。
In particular, in the present embodiment, the
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係るバーロック装置1は、第1実施形態のものと同様であるが、一部構成及び作用が第1実施形態のものと異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
Next, a second embodiment of the present invention will be described. The
図7は、第2実施形態に係るバーロック装置1の作用を示す概略図であり、(a)はアタック前の様子を示し、(b)はアタックの際の様子を示している。まず、図7(a)に示すように、第2実施形態において芯材16,17は、長手方向に延びて形成された細型の四角柱部16c,17cと、四角柱部16c,17cの各面から放射状に延びる4枚の放射板部16d,17dとからなっており、断面がX字形状となっている。
FIG. 7 is a schematic diagram illustrating the operation of the
図7(b)に示すように、ボルトクリッパーBCが操作されて2つの切断刃Dによる切断動作が行われると、挟持の力F1は4枚の放射板部16d,17dのうち2枚に作用して、2枚の放射板部16d,17dが撓むこととなる。これら放射板部16d,17dは、撓んだ状態において切断刃Dに沿うような斜面を形成しており、斜面に挟持の力F1が作用することで、支点Fから芯材16,17が離れる力F2を増加させることとなる。これにより、芯材16,17がボルトクリッパーBCから離れるようになり、芯材16,17が切断され難くなる。
As shown in FIG. 7B, when the bolt clipper BC is operated and the cutting operation by the two cutting blades D is performed, the clamping force F1 acts on two of the four
このようにして、第2実施形態に係るバーロック装置1によれば、芯材16,17の断面積を大きくする必要がなく、重量を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができる。また、溝部Gを有するため、より一層防盗性の低下抑制を図ることができる。
In this manner, according to the
また、第2実施形態によれば、芯材16,17が断面X字形状となっているため、第1実施形態の断面H字形状と同様に、4方向から切断に対して適切に放射板部16d,17dを撓ませることができると共に加工性に優れた芯材16,17を有するバーロック装置を提供することができる。
Further, according to the second embodiment, since the
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係るバーロック装置1は、第1実施形態のものと同様であるが、一部構成及び作用が第1実施形態のものと異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
Next, a third embodiment of the present invention will be described. The
図8は、第3実施形態に係るバーロック装置1の作用を示す概略図であり、(a)はアタック前の様子を示し、(b)はアタックの際の様子を示している。まず、図8(a)に示すように、第3実施形態において芯材16,17は、2枚の対向板部16aが屈曲しており、挟持の力F1が加わる前から斜面を形成する状態となっている。すなわち、各対向板部16a,17aは、断面が亀甲括弧形状(すなわち先端側がやや開いた角括弧形状)となっており、括弧の開放側が内側に向くように配置された構造となっている。
FIG. 8 is a schematic diagram illustrating the operation of the
図8(b)に示すように、ボルトクリッパーBCが操作されて2つの切断刃Dによる切断動作が行われると、挟持の力F1は対向板部16a,17aに作用して、対向板部16a,17aが撓むこととなる。対向板部16a,17aは、既に斜面を形成しているが、撓むことでより一層切断刃Dに沿う斜面を形成することとなり、この斜面に挟持の力F1が作用することで、支点Fから芯材16,17が離れる力F2を一層増加させる。これにより、芯材16,17がボルトクリッパーBCからより離れるようになり、芯材16,17が切断され難くなる。なお、90°異なる方向からのアタックに対しても同様に芯材16,17がボルトクリッパーBCからより離れるようになり、芯材16,17が切断され難くなる。
As shown in FIG. 8B, when the bolt clipper BC is operated and the cutting operation by the two cutting blades D is performed, the clamping force F1 acts on the opposing
このようにして、第3実施形態に係るバーロック装置1によれば、芯材16,17の断面積を大きくする必要がなく、重量を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができる。また、溝部Gを有するため、より一層防盗性の低下抑制を図ることができる。
In this way, according to the
また、第3実施形態によれば、芯材16,17の各対向板部16a,17aは断面が亀甲括弧形状となっているため、挟持の力F1が作用する前から斜面が形成されており、支点Fから離れる力を発生させ易く、更にこの状態から対向板部16a,17aが撓むため、より一層の防盗性の向上につなげることができる。
In addition, according to the third embodiment, the opposing
次に、本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態に係るバーロック装置1は、第1実施形態のものと同様であるが、一部構成及び作用が第1実施形態のものと異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. The
図9は、第4実施形態に係るバーロック装置1の作用を示す概略図であり、(a)はアタック前の様子を示し、(b)はアタックの際の様子を示している。まず、図9(a)に示すように、第4実施形態において芯材16,17は、2枚の略平行配置される対向板部16a,17aと、対向板部16a,17aの端部においてこれらを接続する接続板部16b,17bとからなっており、断面が略U字形状となっている。
FIG. 9 is a schematic diagram illustrating the operation of the
図9(b)に示すように、ボルトクリッパーBCが操作されて2つの切断刃Dによる切断動作が行われると、挟持の力F1は対向板部16a,17aに作用して、対向板部16a,17aが撓むこととなる。このとき、芯材16,17は断面が略U字形状であることから、対向板部16a,17aのうち接続板部16b,17bから遠い側の端部が撓んでいき、撓んだ状態において切断刃Dに沿うような斜面を形成する。そして、この斜面に挟持の力F1が作用することで、支点Fから芯材16,17が離れる力F2を増加させることとなる。これにより、芯材16,17がボルトクリッパーBCから離れるようになり、芯材16,17が切断され難くなる。
As shown in FIG. 9B, when the bolt clipper BC is operated and the cutting operation by the two cutting blades D is performed, the clamping force F1 acts on the opposing
なお、第4実施形態においては、芯材16,17の接続板部16b,17b側からアタックされない限り、2枚の対向板部16aのうち少なくとも1つが撓むことになるため、3方向から切断に対して適切に対向板部16aを撓ませることができる
In the fourth embodiment, as long as at least one of the two opposing
このようにして、第4実施形態に係るバーロック装置1によれば、芯材16,17の断面積を大きくする必要がなく、重量を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができる。また、溝部Gを有するため、より一層防盗性の低下抑制を図ることができる。
In this manner, according to the
さらに、第4実施形態によれば、芯材16,17の断面が略U字形状となっているため、中実の四角柱形状の金属材に対して1方向から切削等を行えばよく、より一層加工性に優れた芯材16,17を有するバーロック装置1を提供することができる。
Furthermore, according to the fourth embodiment, since the cross-sections of the
次に、本発明の第5実施形態を説明する。第5実施形態に係るバーロック装置1は、第1実施形態のものと同様であるが、一部構成及び作用が第1実施形態のものと異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. The
図10は、第5実施形態に係るバーロック装置1の作用を示す概略図であり、(a)はアタック前の様子を示し、(b)はアタックの際の様子を示している。まず、図10(a)に示すように、第5実施形態においてロッド11は、芯材16,17に加えて、芯材16,17に隣接配置される複数(2つ)の撓み片FPを備えている。なお、撓み片FPは、複数に限らず1つであってもよい。また、第5実施形態においてロッド11は、このような芯材16,17と撓み片FPとが樹脂材18によって内包された構造となっている。
FIG. 10 is a schematic diagram illustrating the operation of the
具体的に芯材16,17及び2つの撓み片FPは、それぞれが平板によって構成されている。平板によって構成されている2つの撓み片FPは、平板からなる芯材16,17を挟み込むように配置されており、断面視して概略H字形状となるように配置されている。また、撓み片FPは、挟持の力に対して撓む程度の厚み(芯材16,17よりも薄い厚み)に設計されている。
Specifically, each of the
このようなロッド11に対して、図10(b)に示すように、ボルトクリッパーBCが操作されて2つの切断刃Dによる切断動作が行われたとする。この場合において、2つの切断刃Dは、樹脂材18を切り裂きながら撓み片FPまで到達して、撓み片FPに対して挟持の力F1を作用させる。この際、図10(b)に示すように、撓み片FPは、切断刃Dにより切断されるのに先立って撓むこととなる。特に、第5実施形態において撓み片FPは、芯材16,17に隣接配置されており、ボルトクリッパーBCなどからの力が加わった場合、芯材16,17を支えとして撓んでいき、撓みやすい配置となっている。
As shown in FIG. 10B, it is assumed that the bolt clipper BC is operated on the
そして、撓み片FPは、撓んだ状態において、撓む前よりも挟持の力F1を利用して、支点Fから芯材16,17が離れる力F2を増加させることとなる。すなわち、ボルトクリッパーBCにより芯材16,17を切断しようとした場合、撓み片FPが撓んで切断刃Dに沿うような斜面(より好ましくは切断刃Dに線接触するような斜面)を形成する。この斜面が形成された場合、斜面に力F1が加わると、樹脂材18を通じて芯材16,17に対し、支点Fから離れる力F2を分力として増加発生させることとなる。これにより、芯材16,17がボルトクリッパーBCから離れるようになり、芯材16,17が切断され難くなる。
And the bending piece FP will increase the force F2 in which the
なお、図10(c)に示すように、90°異なる方向からアタックが行われた場合においても、図10(b)を参照して説明した場合と同様に、撓み片FPは、芯材16,17が切断刃Dにより切断されるのに先立ち、芯材16,17を支えとして撓んでいく。これにより、撓み片FPは支点Fから離れる力F2を分力として増加発生させることとなる。この際、2枚の撓み片FPの双方が撓んで斜面を形成して、支点Fから離れる力F2を増加させることとなる。
As shown in FIG. 10 (c), even when the attack is performed from a direction different by 90 °, the flexure piece FP is the
このようにして、第5実施形態に係るバーロック装置1によれば、回転を伴う挟持の力F1に対して撓むと共に、撓んだ状態において撓む前よりも挟持の力F1を利用して支点Fから芯材16,17が離れる力を増加させる2つの撓み片FPを有するため、ボルトクリッパーBC等の切断器具による切断動作に対してロッド11が切断器具の支点Fから離れるように作用して芯材16,17を切断させ難くすることができる。これにより、芯材16,17の断面積を大きくする必要がなく、重量を抑えつつも防盗性の低下を抑制することができる。
In this way, according to the
また、芯材16,17と撓み片FPとによって断面H字状に配置されているため、H字に対する4方向から切断に対して適切に撓み片FPを撓ませることができ、4方向からのアタックに対応することができる。
Further, since the
また、芯材16,17及び撓み片FPが全て平板によって形成されているため、加工性に優れたロッド11を提供することができる。
Moreover, since all the
さらに、撓み片FPが芯材16,17に支えられて撓んでいくため、撓みやすい構成とすることができる。
Furthermore, since the bending piece FP is supported by the
以上、本発明に係るバーロック装置を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能であれば実施形態同士を組み合わせてもよいし、他の技術を組み合わせてもよい。 As described above, the bar lock device according to the present invention has been described based on the embodiment. However, the present invention is not limited to this, and modifications may be made without departing from the spirit of the present invention. If so, the embodiments may be combined or other techniques may be combined.
例えば、上記実施形態においてバーロック装置1は、図6〜図9に示した断面形状のものに限らず、例えば断面が中空となる円形や四角形であってもよいし、断面D字形状やZ字形状であってもよい。すなわち、挟持の力F1に対して撓んで斜面を形成することにより、挟持の力F1のうち支点Fから離れる方向の力を増大させるものであれば、特にその形状は問われるものではない。
For example, in the above embodiment, the
また、第5実施形態において、芯材16,17と2つの撓み片FPとは、断面視して略H字形状となるように配置されているが、これに限らず、第2実施形態の四角柱部16c,17cと4枚の放射板部16d,17dとを別体にし、四角柱部16c,17cを芯材16,17とし、4枚の放射板部16d,17dを撓み片FPとする構成であってもよい。第3及び第4実施形態の接続板部16b,17bと対向板部16a,17aとについても同様に別体に構成してもよい。加えて、撓み片FPが撓んで斜面を形成することにより、挟持の力F1のうち支点Fから離れる方向の力を増大させるものであれば、芯材16,17と撓み片FPとによって断面が中空となる略円形や略四角形となっていてもよいし、断面が略D字形状や略Z字形状となっていてもよい。
Further, in the fifth embodiment, the
1 :バーロック装置
10 :チェーン状拘束体
11 :複数のロッド
12 :錠連結ロッド
12a :着脱竿(他部材)
12b :係止部
12c :基部
13 :中間ロッド
14 :連結開口
14a :貫通孔
14b :有底穴
15 :連結ピン
15a :雄螺子部
15b :破断ガイド
15c :ねじ切り部
16,17 :芯材
16a,17a :対向板部(撓み部)
16b,17b :接続板部(基部)
16c,17c :四角柱部(基部)
16d,17d :放射板部(撓み部)
18 :樹脂材
19 :キャップ
20 :錠装置本体
21 :ケーシング
21a :挿入穴
22 :シリンダ錠
22a :プラグ
23 :ロック片
23b :係止片
23c :ストッパ突起
24 :トーションスプリング
25 :ストッパブロック
A :施錠対象
BC :ボルトクリッパー
C :接続部材(他部材)
D :切断刃(切断部材)
F :支点
F1 :挟持の力
F2 :支点から離れる力
FP :撓み片
G :溝部
K :機械式キー
1: Bar lock device 10: Chain-like restraint 11: Plural rods 12: Lock connecting
12b: Locking
16b, 17b: Connection plate part (base part)
16c, 17c: Quadrangular prism (base)
16d, 17d: Radiation plate part (flexible part)
18: Resin material 19: Cap 20: Locking device body 21:
D: Cutting blade (cutting member)
F: fulcrum F1: clamping force F2: force away from the fulcrum FP: flexure piece G: groove K: mechanical key
Claims (4)
前記複数のロッドは、金属製の芯材を有し、
前記芯材は、同一支点を中心に延びる2つの切断部材による回転を伴う挟持の力に対して撓むと共に、撓んだ状態において撓む前よりも前記挟持の力を利用して前記支点から前記芯材が離れる力を増加させる撓み部を有する
ことを特徴とするバーロック装置。 At least one end of a chain-like restraint formed by rotatably connecting a plurality of rods is configured to be detachable from the lock device main body, and is formed when the end is attached to the lock device main body. A bar lock device for restraining a locked object by a closed loop of a chain-like restraint,
The plurality of rods have a metal core,
The core material is bent with respect to the clamping force accompanied by the rotation by two cutting members extending around the same fulcrum, and from the fulcrum using the clamping force than before being bent in the bent state. A bar lock device comprising: a bending portion that increases a force of separating the core material.
ことを特徴とする請求項1に記載のバーロック装置。 The plurality of rods have other members connected to a base portion excluding the bending portion of the core material at both end portions of the core material, and separate these members between the bending portion and the other member. The bar lock device according to claim 1, wherein a groove is formed.
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のバーロック装置。 The core member is configured to have an H-shaped cross section including two opposing plate portions disposed to face each other and a connection plate portion connecting the two opposing plate portions, and the two opposing plate portions are The bar lock device according to claim 1, wherein the bar lock device functions as the bending portion.
前記複数のロッドは、金属製の芯材と、前記芯材を内包する樹脂材と、前記芯材と共に前記樹脂材に内包される撓み片とを備え、
前記撓み片は、同一支点を中心に延びる2つの切断部材による回転を伴う挟持の力に対して撓むと共に、撓んだ状態において撓む前よりも前記挟持の力を利用して前記支点から前記芯材が離れる力を増加させる
ことを特徴とするバーロック装置。 At least one end of a chain-like restraint formed by rotatably connecting a plurality of rods is configured to be detachable from the lock device main body, and is formed when the end is attached to the lock device main body. A bar lock device for restraining a locked object by a closed loop of a chain-like restraint,
The plurality of rods include a metal core material, a resin material that includes the core material, and a flexure piece that is included in the resin material together with the core material,
The flexure piece bends with respect to the clamping force accompanied by rotation by two cutting members extending around the same fulcrum, and from the fulcrum using the clamping force rather than before bending in the bent state. A bar lock device characterized by increasing a force of separating the core material.
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US6820448B1 (en) * | 2004-03-30 | 2004-11-23 | Hui-Hua Hsieh | Bike and motorcycle padlock |
US20080115548A1 (en) * | 2006-11-17 | 2008-05-22 | Su Wen-Chun | Lock Device |
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