JP2018143422A - Cold and heat insulating tool for face - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内部にゲル状の蓄熱材が充填封止されたフェイスマスク型の顔用保冷保温具に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a face mask type cold insulation warming device in which a gel-like heat storage material is filled and sealed.
従来から、顔面に冷温刺激を与えると、皮膚の活性化と新陳代謝がうながされ、肌が引き締められたり、化粧のりが良くなったりする美顔効果、肌荒れ、浮腫、眼の充血あるいは炎症などの治療効果があるとされている。 Traditionally, when cold stimulation is applied to the face, the skin is activated and renewed, and the skin is tightened and the makeup is improved. Facial effects such as rough skin, edema, redness of the eye, and inflammation are treated. It is said to be effective.
そのため、例えば、特許文献1に開示されるようなゲル状の蓄熱材をフェイスマスク型として、顔全体を覆う円形状で、目、鼻、口に当たる部分に切り込みを入れたり穴をあけたりした袋に充填した顔用保冷保温具である冷却マスクが知られている。
Therefore, for example, a gel-like heat storage material as disclosed in
しかしながら、従来の冷却マスクは、繰り返し使用できるため経済的であるが、耐久性が必要であり、使用中に袋が破損したり、経時で蓄熱材の水分などが袋から抜けたりしないように、袋の材質は突き刺し強度、座屈強度およびバリアー性が高いものを選定し、耐圧強度のある袋形状にする必要がある。 However, the conventional cooling mask is economical because it can be used repeatedly, but durability is required, so that the bag is not damaged during use, and moisture of the heat storage material does not escape from the bag over time. It is necessary to select a bag material having high puncture strength, buckling strength, and barrier properties to form a bag shape with pressure resistance.
そのため、蓄熱材を充填する袋(以下、ゲル袋)は、どうしても硬くコシのあるものになり、流動性のある蓄熱材(以下、ゲル)を充填しても、凹凸のある顔面への密着性が低下するという問題があった。 Therefore, the bag filled with the heat storage material (hereinafter referred to as a gel bag) is inevitably hard and firm, and even if it is filled with a fluid heat storage material (hereinafter referred to as gel), it adheres to an uneven face. There was a problem that decreased.
また、フェイスマスク型のゲル袋に、特許文献1の考案に開示されるようなゲル袋を頭に固定するための巻き付けベルトを付けることで、顔面への密着性を高めることができるが、ゲルを充填し保冷保温具とした場合、巻き付けベルトのない部分は顔面から浮いてしまうという課題があった。
Further, by attaching a wrapping belt for fixing the gel bag as disclosed in the device of
さらに、巻き付けベルトによる圧迫感があり使用感が悪く、巻き付けベルトを設けることで部品点数および製品加工数が多くなり高コストとなるばかりか、生産性が低下するという問題もある。 Further, there is a feeling of pressure due to the winding belt and the feeling of use is poor, and the provision of the winding belt increases not only the number of parts and the number of processed products, but also the problem of reduced productivity.
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、顔面形状に合わせた立体形状に容易に固定保持でき、顔面への密着性を格段に向上させた顔用保冷保温具を提供することである。 Therefore, the present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a cold insulated warmer for a face that can be easily fixed and held in a three-dimensional shape that matches the shape of the face, and that has significantly improved adhesion to the face. It is.
本発明の一態様における顔用保冷保温具は、内部に保冷保温ゲルが充填封入された多層フィルムから形成された袋体と、前記袋体に設けられ、顔面に向けて凹状の立体形状に固定保持する固定部材と、を具備する。 The face cold insulation device according to one aspect of the present invention is a bag formed of a multilayer film in which a cold insulation gel is filled and enclosed, and is provided in the bag, and is fixed in a concave three-dimensional shape toward the face. Holding member to hold.
本発明によれば、顔面形状に合わせた立体形状に容易に固定保持でき、顔面への密着性を格段に向上させた顔用保冷保温具を実現できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it can be fixedly hold | maintained easily in the solid shape match | combined with the face shape, and the cold insulated warmer for face which improved the adhesiveness to a face markedly is realizable.
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明に用いる図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In the drawings used for the following description, the scales are different for each component in order to make each component recognizable on the drawing, and the present invention is shown in these drawings. It is not limited only to the quantity of the described component, the shape of the component, the ratio of the size of the component, and the relative positional relationship of each component.
図1は、保冷保温マスクの構成を示す正面図、図2は保冷保温マスクの構成を示す背面図、図3はユーザによって固定部材を接合する状態を示す保冷保温マスクの平面図、図4は固定部材を接合する状態を示す斜視図、図5はユーザの顔面に保冷保温マスクを載置する状態の斜視図、図6はユーザの顔面に保冷保温マスクを載置した状態の斜視図である。 1 is a front view showing the configuration of the cold insulation mask, FIG. 2 is a rear view showing the configuration of the cold insulation mask, FIG. 3 is a plan view of the cold insulation mask showing a state in which the fixing member is joined by the user, and FIG. FIG. 5 is a perspective view of a state in which a cold and warm mask is placed on the user's face, and FIG. 6 is a perspective view of a state in which the cold and warm mask is placed on the user's face. .
また、以下の説明においては、図の紙面に向かって見た上下方向を構成要素の上部および下部として説明している場合がある。 Moreover, in the following description, the up-down direction seen toward the paper surface of the figure may be described as the upper part and the lower part of the component.
本実施の形態の顔面保冷保温具としての美顔用の保冷保温マスク1は、図1および図2に示すように、顔全面を覆うに充分な面積を有する外装体である袋体2と、この袋体2内に水と水溶性高分子などのゲル化剤からなる保冷保温ゲル3が充填封入されている。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, a cool and
袋体2は、材質がNy(ナイロンフィルム)、LLDPE(リニアローデンシティポリエチレンフィルム)などの複数のフィルムから構成され、これらフィルムを積層した多層フィルム体として耐久性を向上させた構成となっている。保冷保温ゲル3は、吸水性ポリマー、水、防腐剤、色素などからなり、温冷いずれの状態でも流動性を有する構成となっている。
The
袋体2には、周囲が熱溶着部4によって水密に封止されて偏平状に形成され、その内部空間に保冷保温ゲル3が充填されている。また、袋体2は、鼻部および口部に相当する部分が開口するように熱溶着部5,6によって区画封止されて切り込みまたは抜き孔の通気孔7,8が形成されている。
The
また、袋体2は、鼻部に相当する通気孔7(図中Xで示す線)よりも下部側となる顎部に相当する部分の左右両脇に略三角形状に熱溶着された第1のタック部11と、鼻部に相当する通気孔7よりも上部側となる額部に相当する部分の左右両脇に略三角形状に熱溶着された第2のタック部12と、が形成されている。
In addition, the
これら第1のタック部11および第2のタック部12は、袋体2の中心線Oの線対称の位置に形成されている。そして、第1のタック部11および第2のタック部12の近傍それぞれには、ここではプラスチック製の雄雌一対となるスナップホックである2つの固定部材13が袋体2の外縁部に沿って熱溶着部4を貫通してスタッドとホックが袋体2の背面、即ちユーザの顔に接触する側の面に設けられている。
The
以上のように構成された本実施の形態の保冷保温マスク1は、充填封止された保冷保温ゲル3の比熱が大きく保温、保冷いずれの場合にも与えられた温度の経時的変化が少なく持続性が良好であり、冷蔵庫などに入れて例えば3〜5℃程度に冷却され、または湯中に投じられて、例えば40〜45℃に加熱されて使用される。
The
このとき、ユーザは、図3に示すように、保冷保温マスク1の第1のタック部11を表面側が山となるように抓んで折ると共に、図4に示す2つの固定部材13を接合して背面側が凹状となるお椀型の立体形状に固定保持する。
At this time, as shown in FIG. 3, the user folds and folds the
そして、図5から図6に示すように、背面側が凹状となった保冷保温マスク1を顔面上に載置する。このとき、図6に示すように、保冷保温マスク1は、特に凹凸となる鼻部分は、切り込みまたは抜き孔が入れられた通気孔7が自然開口する。
Then, as shown in FIG. 5 to FIG. 6, the
以上説明した本実施の形態の保冷保温マスク1は、顔面の密着性を高める構成として、耐久性を向上した袋体2は硬くコシのあるものなので偏平状に戻ろうとするが、この袋体2の下部側の左右両側部分に2つのタック部11を設けて、これら2つのタック部11を折って固定する固定部材13によって背面側が凹状となるお椀型の立体形状に保持固定できる構成となっている。
The
特に、鼻と顎の部分は、顔の凹凸となっており保冷保温マスク1が浮いてしまい顔への密着性が悪くなってしまうが、顎部分の凸形状に合わせて保冷保温マスク1の立体形状を固定保持できるため、保冷保温マスク1の顎への密着性が向上し、加えて鼻部分の通気孔7が自然開口して鼻部分との密着性も向上する。
In particular, the nose and chin are uneven on the face, and the
また、保冷保温マスク1は、従来のような頭に固定するための巻き付けベルトが無くても、顔面への密着性を向上させることができ、タック部11を形成してスナップホックなどの安価な固定部材13を用いることで取り付けが容易であり生産性が良く製造コストも低減させることができる。
Further, the cold and
以上から本実施の形態の保冷保温マスク1は、ユーザの顔面形状に合わせた立体形状に容易に固定保持でき、顔面への密着性を格段に向上させることができる構成となっている。
As described above, the cold and
(第1の変形例)
図7は、第1の変形例の保冷保温マスクの構成を示す正面図である。
図7に示すように、保冷保温マスク1の袋体2は、鼻部および口部に相当する部分が連通して開口するように熱溶着部5,6によって区画封止されて切り込みまたは抜き孔の通気孔7,8を形成してもよい。
(First modification)
FIG. 7 is a front view showing the configuration of the cold insulation mask of the first modification.
As shown in FIG. 7, the
ここでは、鼻部に相当する部分の通気孔7が口部に相当する部分の通気孔8に向かったV字形状に切り込みされている。これにより、本変形例の保冷保温マスク1では、ユーザの鼻頭部にもV字状となった保冷保温ゲル3が充填封止された部分を接触させることができる構成となる。
Here, the
(第2の変形例)
図8は、第2の変形例の保冷保温マスクの構成を示す正面図である。
図8に示すように、保冷保温マスク1は、第1のタック部11および第2のタック部12の近傍それぞれに複数、ここでは2対の固定部材13を袋体2の外縁部に沿って設けられていてもよい。
(Second modification)
FIG. 8 is a front view showing the configuration of the cold insulation mask of the second modification.
As shown in FIG. 8, the
このように、本変形例の保冷保温マスク1は、背面側が凹状となるお椀型の立体形状に固定する際、複数の固定部材13を選択的に接合することで、ユーザの顔の大きさに合わせた大きさの形状とすることができる。
As described above, the
(第3の変形例)
図9は、第3の変形例の保冷保温マスクの構成を示す正面図である。
図9に示すように、保冷保温マスク1は、第1のタック部11が設けられておらず、袋体2の外縁部に沿って熱溶着部4を貫通する固定部材13のみが設けられた構成としてもよい。
(Third Modification)
FIG. 9 is a front view showing a configuration of a cold insulation mask according to a third modification.
As shown in FIG. 9, the
本変形例の保冷保温マスク1では、保冷保温ゲル3が流動性を備えているため、第1のタック部11を設けなくても袋体2内で保冷保温ゲル3を潰すように移動させて袋体2を折って固定部材13を接合させることで、背面側が凹状となるお椀型の立体形状に固定することができる。
In the
(第4の変形例)
図10は、第4の変形例の保冷保温マスクの構成を示す背面図である。
図10に示すように、背面側が凹状となるお椀型の立体形状に固定する固定部は、スナップホックではなく、例えば、第1のタック部11の背面側および、この第1のタック部11の近傍の袋体2の背面側の外縁部に沿った熱溶着部4に再剥離性を有する接着部14を設けてもよい。この接着部14は、生体適合性を備え、再剥離性を有したシリコーン系、ウレタン系の接着シートなどである。
(Fourth modification)
FIG. 10 is a rear view showing the configuration of the cold insulation mask according to the fourth modification.
As shown in FIG. 10, the fixing portion for fixing the bowl-shaped three-dimensional shape having a concave on the back side is not a snap hook, for example, the back side of the
これにより、本変形例の保冷保温マスク1は、第2の変形例と同様に、背面側が凹状となるお椀型の立体形状に固定する際、接着部14の接合範囲を選択的に接着することで、ユーザの顔の大きさ、および顎部のライン形状に合わせた形状とすることができる。
なお、第3の変形例に記載したように、第1のタック部11を設けず、接着部14のみが設けられた構成としてもよい。なお、接着部14を広範囲に設けることで、種々の顔の大きさ、および種々の顎部のライン形状に合うように選択することができる。
即ち、保冷保温ゲル3が流動性を備えているため、袋体2内で保冷保温ゲル3を潰すように移動させて袋体2を所望の箇所で折って接着部14を接着させることで、保冷保温マスク1の背面側が凹状となるお椀型の立体形状を保持することができる。また、この接着部14を面ファスナーに変えてもよい。
Thereby, the
Note that, as described in the third modification, the
That is, since the
以上に記載の本実施の形態および第1の変形例から第4の変形例は、それぞれを組み合わせることができる構成も含まれている。また、本発明は、それらの形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。 The present embodiment described above and the first to fourth modifications include configurations that can be combined with each other. In addition, the present invention is not limited to these forms, and various modifications can be made without departing from the spirit of the invention at the stage of implementation.
1…保冷保温マスク
2…袋体
3…保冷保温ゲル
4,5,6…熱溶着部
7,8…通気孔
11…第1のタック部
12…第2のタック部
13…固定部材
14…接着部
O…中心線
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記袋体に設けられ、顔面に向けて凹状の立体形状に固定保持する固定部材と、
を具備することを特徴とする顔用保冷保温具。 A bag formed from a multilayer film filled and sealed with a cold insulation gel inside;
A fixing member provided on the bag body and fixed and held in a concave three-dimensional shape toward the face;
A cold and warm insulation device for a face, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017040508A JP2018143422A (en) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | Cold and heat insulating tool for face |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017040508A JP2018143422A (en) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | Cold and heat insulating tool for face |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018143422A true JP2018143422A (en) | 2018-09-20 |
Family
ID=63588981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017040508A Pending JP2018143422A (en) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | Cold and heat insulating tool for face |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018143422A (en) |
-
2017
- 2017-03-03 JP JP2017040508A patent/JP2018143422A/en active Pending
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