JP2018142776A - ネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、および端末 - Google Patents

ネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、および端末 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類の機器のそれぞれを制御することが可能な端末が、自分の周囲の機器に有効な制御信号を特定することができるネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、または端末を提供する。
【解決手段】ネットワークシステム1は、機器300と、複数の機器それぞれを制御するための複数の制御信号を出力可能な端末200と、端末200に複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力させて、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、複数の制御信号の中から端末200の周囲にある機器を制御するための制御信号を絞り込むサーバ100と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線などを利用して機器をリモートコントロールするための技術に関する。
従来から、赤外線などを利用して機器をリモートコントロールするための技術が知られている。たとえば、特開2016−111544号公報(特許文献1)には、電子機器の遠隔制御システム、送信装置、及び、電子機器が開示されている。特許文献1によると、遠隔制御システムは、複数の空気調和機(電子機器)と、各空気調和機を遠隔制御するリモコン(送信装置)とを備えている。リモコンは、2つの光源(第1の赤外LED及び第2の赤外LED)を含み、各光源からの光を空気調和機に対する命令信号として送信する信号送信部(送信部)を備えている。空気調和機は、リモコンの各光源からの光の強度をそれぞれ受信する信号受信部(受光部)と、信号受信部によって受信した各光源からの光の強度を比較し、その差が所定範囲以内である場合に、自身に対する命令信号であると判断し、当該命令信号に応じた制御を行う制御部とを備えている。
特開2016−111544号公報
本発明の目的は、複数種類の機器のそれぞれを制御することが可能な端末が、自分の周囲の機器に有効な制御信号を特定することができるネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、または端末を提供することにある。
本発明のある態様に従うと、ネットワークシステムが提供される。ネットワークシステムは、機器と、複数の機器それぞれを制御するための複数の制御信号を出力可能な端末と、端末に複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力させて、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、端末の周囲にある機器を制御するための制御信号を絞り込むサーバと、を備える。
以上のように、本発明によれば、複数種類の機器のそれぞれを制御することが可能な端末が、自分の周囲の機器に有効な制御信号を特定することができるネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、または端末が提供される。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示す図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる機器情報テーブル121を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる機器制御テーブル122を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる試用テーブル123を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100における情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる電気機器300の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるリモコン200Aの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるリモコン200Aにおける情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における制御信号を特定するための方法を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかるサーバ100における情報処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる可能性テーブル124を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかるサーバ100における情報処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示す図である。 第4の実施の形態にかかるロボット200Bの構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要を示す図である。 第5の実施の形態にかかるリモコン200Aにおける情報処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、ニュースや天気予報やユーザ情報などのデータを提供してくれる他の情報提供サーバ100B,100Cと、リモートコントローラ(リモコンともいう。)200Aと、エアコン300Aやテレビなどの電気機器と、を含む。
なお、電気機器は、エアコン300Aやテレビに限らず、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、掃除機、空気清浄器、加湿器、除湿器、炊飯器、照明などの家電、ハードディスクレコーダ、プロジェクタ、音楽プレーヤ、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォンなどのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、組み込み照明、太陽光発電機、インターホン、給湯器、温水洗浄便座コントローラなどの住宅設備、などであってもよい。なお、以下では、これらの装置を総称して、電気機器300ともいう。
<ネットワークシステム1の動作概要>
本実施の形態においては、ユーザがリモコン200Aに操作命令を入力すると、リモコン200Aが電気機器300に当該操作命令に対応する赤外線の制御信号を発信する。これによって、ユーザの希望通りに電気機器300が動作するものである。特に、本実施の形態においては、リモコン200Aは、複数種類のメーカの複数種類の機器の制御信号が発信できるが、周囲の機器の種類や当該機器に有効な制御信号の種類を認識するまでは、どの種類の制御信号を発信すべきかが、リモコン200Aもサーバ100も解らない。そこで、本実施の形態においては、ネットワークシステム1が以下のような動作を行う。
なお、リモコン200Aは、予め複数種類のメーカの複数種類の機器の制御信号を格納しているものであってもよいし、制御信号を特定する際に複数種類のメーカの複数種類の機器の制御信号をサーバ100からダウンロードするものであってもよい。また、リモコン200Aは、制御信号を発する度にサーバ100から制御信号をダウンロードしてもよいし、機器の制御信号の種類を特定後に当該機器を制御するための一連の制御信号を格納するようにしてもよい。
まず、図1(A)に示すように、リモコン200Aは、ユーザの「エアコンつけよう。」という音声メッセージを受け付けると、当該音声データをサーバ100に送信する。サーバ100は、当該音声データに基づいて、ユーザからのエアコンの電源ON命令を特定し、リモコン200Aが発信可能な制御信号の種類のうちの一部の種類、たとえば9種類のうちの3種類、の制御信号を周囲に発信するようにリモコン200Aに命令する。これによって、リモコン200Aは、自身が発信可能な制御信号の種類のうちの一部の種類の制御信号を周囲に発信する。
図1(B)に示すように、リモコン200Aの周囲の機器が、当該3種類の制御信号に対応していない場合、ユーザは、「あれ?つかないなぁ。」などという否定的な音声メッセージを発する。リモコン200Aは、ユーザの音声メッセージを受け付けると、当該音声データをサーバ100に送信する。サーバ100は、当該否定的な音声データに基づいて、前回の一部の種類の以外の種類の制御信号を周囲に発信するようにリモコン200Aに命令する。これによって、リモコン200Aは、自身が発信可能な制御信号の種類のうちの他の一部の種類の制御信号を周囲に発信する。
図1(C)に示すように、リモコン200Aの周囲の機器が、当該他の一部の種類の制御信号に対応している場合、ユーザは、「お、ついた、ついた。」などという肯定的なメッセージを発する。リモコン200Aは、ユーザの音声メッセージを受け付けると、当該音声データをサーバ100に送信する。サーバ100やリモコン200Aは、当該肯定的な音声データに基づいて、最後の数種類の制御信号のいずれかにリモコン200Aの周囲の機器が対応していることを認識することができる。
リモコン200Aとサーバ100は、このような処理を繰り返して、リモコン200Aの周囲にある電気機器300に有効な制御信号の種類を絞っていき、最終的に1種類の制御信号を特定する。
ユーザの新たな反応を検知するたびに、サーバ100とリモコン200Aとがこのような処理を繰り返して、たとえば、2分木アルゴリズムなどによって、サーバ100がリモコン200Aの周囲の電気機器300に有効な制御信号の種類や当該電気機器300の種類や当該電気機器300のメーカなどを特定して、将来のために記憶しておくことができる。つまり、本実施の形態にかかるネットワークシステム1においては、複数種類の制御信号を発信できるリモコン200Aに対して、対象の電気機器300の種類やメーカを登録する面倒な処理をユーザが行わなくても、サーバ100やリモコン200Aが自動的に学習してくれるので、非常に便利である。特に、電気機器300がリモコン200Aにデータを送信できない場合、あるいは電気機器300がリモコン200Aに限らずデータを送信できない場合に便利である。以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバ100のハードウェア構成>
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバ100のハードウェア構成の一態様について説明する。他の情報提供サーバ100B、100Cもサーバ100と同様の構成を有しているため、ここでは説明を繰り返さない。
図2を参照して、サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現される。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、機器情報テーブル121と、機器制御テーブル122と、制御信号試用テーブル123などを記憶する。
ここで、機器情報テーブル121は、図3に示すように、たとえば機器毎に、機器IDと、機器の種類と、ユーザのIDと、アドレスとの対応関係を含む。当該機器には、操作される側の電気機器300も、操作する側のリモコン200Aも含まれる。
機器制御テーブル122は、図4に示すように、たとえば、操作される側の電気機器300毎に、有効な制御信号の種類を特定するための情報を格納する。本実施の形態においては、制御信号の種類がメーカ毎に準備されているものとして、機器制御テーブル122は操作される電気機器300毎に、制御信号が有効なメーカに対して、ONフラグが立てられる。より詳細には、CPU110は、制御される電気機器300毎に、制御信号の種類(本実施の形態においてはメーカ)が確定しているものには当該メーカに対してONフラグ(〇フラグ)が立てられ、制御信号の候補からはずれたものにはメーカに対して×フラグが立てられ、制御信号の候補ではあるが確定していないものにはメーカに対して?フラグが立てられる。
なお、本実施の形態においては、メーカと制御信号の種類が1対1であるものとして説明を行うが、メーカと制御信号の種類が1対複数であってもよい。
制御信号試用テーブル123は、図5に示すように、リモコン200Aが試験的に発信した制御信号の種類を記録するものである。より詳細には、制御信号試用テーブル123は、制御信号の種類を調べている最中のリモコン200A毎に、現在どのメーカの制御信号を調べる対象としているかを示す情報を格納する。なお、制御信号試用テーブル123は、制御信号を調べる対象として、リモコン200Aに提供中の複数種類の制御信号を特定する情報を格納してもよいし、制御信号は1つずつしか提供しないがユーザの反応を同時に確認する対象としての複数の制御信号を特定するものであってもよい。
本実施の形態においては、リモコン200Aは、サーバ100からの指令に基づいて、候補のX種類の制御信号の内の、Xよりも少ないY種類の制御信号を試験的に周囲に発信するものである。つまり、制御信号試用テーブル123は、現在試験的に発信している制御信号の種類をリモコン200A毎に管理するためのデータである。
図2に戻って、操作部140は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介してリモコン200Aなどの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介してリモコン200Aなどの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
<サーバ100における情報処理>
次に、図6を参照しながら、本実施の形態にかかるサーバ100における制御信号特定のための情報処理について説明する。サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介してリモコン200Aから、ユーザからの電気機器300の操作命令を受け付けた旨のデータを受信すると以下の処理を実行する。なお、ユーザの操作命令は、たとえば、ユーザによる「エアコン点けよう。」という音声メッセージの入力や「エアコン、自動運転」という音声メッセージの入力や電源ONボタンなどの押下などである。
なお、本実施の形態においては、電気機器300に対するユーザ命令を発信する際の制御信号の種類が設定されていない場合に、リモコン200Aがサーバ100に制御信号を特定するための処理を開始するためのデータを送信するものとする。
CPU110は、受信したデータからリモコン200Aの機器IDや送信元の機器の種類がリモコンであることなどを取得する(ステップS102)。CPU110は、機器制御テーブル122や試用テーブル123を利用して、リモコン200Aが利用可能な複数種類たとえば8種類の制御信号のうちから、一部たとえば4種類の制御信号のグループを作成する(ステップS108)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、当該グループに属する複数種類の制御信号を発信するようにリモコン200Aに指示する(ステップS110)。
このとき、リモコン200Aは、サーバ100からの指示に基づいて、4種類の制御信号を順番に発信する。リモコン200Aは、ユーザの音声や動作や電気機器300の音声などを取得して、当該情報をサーバ100に送信する。
サーバ100のCPU110は、リモコン200Aからのデータを受信すると(ステップS112にてYESである場合)、当該データから前回の4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれているか否かを判断する(ステップS114)。
なお、本実施の形態においては、サーバ100のメモリ120に予めユーザの肯定的な反応や否定的な反応の音声データが格納されている。そして、CPU110は、リモコン200Aからのデータに基づいて、ユーザが肯定的な反応を示した場合に、4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていると判断し、ユーザが否定的な反応を示した場合に、4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていないと判断する。
4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていると判断できる場合(ステップS114にてYESである場合)、CPU110は、機器制御テーブル122の当該4種類の制御信号に?のフラグを立てて、他の制御信号に×のフラグを立てる(ステップS116)。CPU110は、ステップS122からの処理を実行する。
一方、4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていない場合(ステップS114にてNOである場合)、CPU110は、機器制御テーブル122の当該4種類の制御信号以外の制御信号に?のフラグを立てて、今回の4種類の制御信号に×のフラグを立てる(ステップS120)。
CPU110は、機器制御テーブル122において、リモコン200Aが発信すべき制御信号の種類が1つに絞れると(ステップS122にてYESである場合)、機器制御テーブル122において当該リモコン200Aのための制御信号の種類を設定する(ステップS124)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、次のリモコン200Aからのデータを待ち受ける。
機器制御テーブル122において、リモコン200Aが発信すべき制御信号の種類が1つに絞れていない場合(ステップS122にてNOである場合)、CPU110は、ステップS110からの処理を繰り返す。
<電気機器300のハードウェア構成>
次に、図7を参照して、ネットワークシステム1を構成する電気機器300の構成の一態様について説明する。電気機器300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、赤外線受光部380と、機器駆動部390とを含む。
CPU310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、電気機器300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、CPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100や他のサーバから受信したデータ、操作部340を介して入力されたデータなどを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。ディスプレイ330は、単にライトであってもよい。
操作部340は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。なお、ディスプレイ330と操作部340とは、タッチパネルを構成してもよい。
通信インターフェイス360は、無線LAN通信あるいは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス360は、有線通信あるいは無線通信によってサーバ100などの他の装置との間でデータをやり取りする。
スピーカ370は、CPU310からの信号に基づいて、音声を出力する。
赤外線受光部380は、リモコン200Aなどからの赤外線信号を受信して、当該信号をCPU310に入力する。
機器駆動部390は、CPU310からの信号に基づいて、電気機器300の各部(モータやヒータなど)を制御する。
<リモコン200Aのハードウェア構成>
次に、図8を参照して、ネットワークシステム1を構成するリモコン200Aの構成の一態様について説明する。リモコン200Aは、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230と、操作部240と、カメラ250、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280と、赤外線発信部265とを含む。
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、リモコン200Aの各部を制御する。
メモリ220は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ220は、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100や他のサーバから受信したデータ、操作部240を介して入力されたデータ、複数種類のメーカの複数種類の機器の制御信号などを記憶する。なお、上述した通り、機器の制御信号は、必要なときにサーバ100からダウンロードするものであってもよい。
ディスプレイ230は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。ディスプレイ230は、単にライトであってもよい。
操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。なお、ディスプレイ230と操作部240とは、タッチパネルを構成してもよい。
また、操作部240は、近接センサや温度センサなどであってもよい。この場合は、CPU210は、操作部240としての近接センサや温度センサを介して、ユーザがリモコン200に手をかざしたことを検知して、各種の動作を開始する。たとえば、リモコン200がロボットであって、近接センサが額の近辺に配置されることによって、ユーザがリモコン200をなでたり・たたいたりすることをリモコン200が検知して、ユーザ操作として受け付けてもよい。
カメラ250は、画像を撮影して、画像データをCPU210に受け渡す。CPU210は、カメラ250からの画像データに基づいてユーザの動きを操作命令として特定してもよいし、画像データをサーバ100に提供してサーバ100がユーザの動きを操作命令として特定してもよい。
通信インターフェイス260は、無線LAN通信あるいは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス260は、有線通信あるいは無線通信によってサーバ100などの他の装置との間でデータをやり取りする。
スピーカ270は、CPU210からの信号に基づいて、音声を出力する。より詳細には、本実施の形態においては、CPU210は、通信インターフェイス260を介してサーバ100から受信した音声データに基づいてスピーカ270に音声メッセージを出力させる。
マイク280は、外部からの音声に基づいて音声信号を作成し、CPU210に入力する。より詳細には、本実施の形態においては、CPU210は、マイク280から取得した音声データを、通信インターフェイス260を介してサーバ100に送信する。
赤外線発信部265は、CPU210からの信号に応じて、赤外線信号を発信する。
<リモコン200Aにおける情報処理>
次に、図9を参照しながら、本実施の形態にかかるリモコン200Aにおける制御信号の種類の特定のための情報処理について説明する。リモコン200AのCPU210は、マイク280や操作部240を介してユーザの操作命令を受け付けた場合に以下の処理を実行する。なお、ユーザの操作命令は、たとえば、ユーザによる「エアコン点けよう。」という音声メッセージの入力や「エアコン、自動運転」という音声メッセージの入力や電源ONボタンなどの押下などである。
CPU210は、今回対象となっている電気機器300、すなわちユーザに指定された「エアコン」、の制御信号の種類が既に設定されている場合(ステップS202にてYESである場合)、当該制御信号に基づいて、電気機器300を通常制御する(ステップS228)。たとえば、CPU210は、赤外線発信部265にエアコン300Aの電源ONなどの制御信号を出力させる。
CPU210は、今回対象となっている電気機器300の制御信号の種類が未だ設定されていない場合(ステップS202にてNOである場合)、通信インターフェイス260を介して、ユーザの操作命令を示す情報をサーバ100に送信する(ステップS204)。
CPU210は、通信インターフェイス260を介して、サーバ100からの情報を待ち受ける(ステップS206)。CPU210は、サーバ100からの情報を受信すると(ステップS206にてYESである場合)、利用可能な複数種類たとえば8種類の制御信号のうちから、一部たとえば4種類の制御信号を赤外線発信部265から順番に発信する(ステップS208)。
CPU210は、操作部240やカメラ250やマイク280などを介して、ユーザの動作や電気機器300の動作を待ち受ける(ステップS210)。ユーザの動作や電気機器300の動作を検知すると(ステップS210にてYESである場合)、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、当該ユーザの動作や電気機器300の動作を示す情報をサーバ100に送信する(ステップS212)。
その後、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、サーバ100から一連の制御信号の設定命令を受信した場合(ステップS214にてYESである場合)、一連の制御信号に関する設定情報をメモリ220に格納する(ステップS226)。本実施の形態においては、この後、「エアコン」に対する制御命令に関して、当該一連の制御信号のなかから対応する制御信号が電気機器300に送信される。
一方、CPU210は、サーバ100から制御信号の設定命令を受信しなかった場合(ステップS214にてNOである場合)、ステップS206からの処理を繰り返す。すなわち、CPU210は、サーバ100からの指示に基づいて別の種類の制御信号を赤外線発信部265から発信する。
<第1の実施の形態のまとめ>
本実施の形態においては、図10に示すように、たとえばリモコン200Aが8種類の電気機器300の制御信号を発信できる場合、リモコン200Aは電源ONなどのユーザ操作に基づいて4種類の電気機器300の制御信号を発信する。そして、サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該4種類の電気機器300の制御信号の中に、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号が含まれていると判断する。
次に、リモコン200Aは目標温度を1℃下げるためのユーザ操作に基づいて上記の4種類のうちの2種類の電気機器300の制御信号を順に発信する。そして、サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該2種類の電気機器300の制御信号の中に、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号が含まれていると判断する。
次に、リモコン200Aはイオンを発生させるためのユーザ操作に基づいて上記の2種類のうちの1種類(メーカ1)の電気機器300の制御信号を発信する。そして、サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該1種類の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると決定する。
なお、イオンを発生させるための制御信号を発信した際に、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、サーバ100は、上記の2種類のうちの他の1種類(メーカ2)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると決定する。
なお、目標温度を1℃下げるための制御信号を発信した際に、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、サーバ100は、上記の4種類のうちの他の2種類の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると判断する。サーバ100は、他の2種類のうちの1種類の電気機器300の目標温度を1℃下げるための制御信号を発信する。そして、サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該1種類(メーカ3)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると決定する。
なお、目標温度を1℃下げるための制御信号を発信した際に、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、サーバ100は、上記の他の2種類のうちの他の1種類(メーカ4)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると決定する。
なお、電源ONなどのユーザ操作の制御信号を発信した際に、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、サーバ100は、当該4種類とは別の4種類の電気機器300の制御信号の中に、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号が含まれていると判断する。そこで、サーバ100は、別の4種類のうちの2種類の電気機器300の制御信号を順に発信する。サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該2種類の電気機器300の制御信号の中に、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号が含まれていると判断する。
次に、リモコン200Aは目標温度を1℃下げるためのユーザ操作に基づいて上記の2種類のうちの1種類の電気機器300の制御信号を発信する。そして、サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該1種類(メーカ5)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると判断する。
なお、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、サーバ100は、上記の2種類のうちの別の1種類(メーカ6)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると判断する。
なお、別の4種類のうちの2種類の電気機器300の制御信号を発信した際に、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、別の4種類のうちの別の2種類の電気機器300の制御信号の中に、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号が含まれていると判断する。
そこで、リモコン200Aは別の4種類のうちの別の2種類のうちの1種類の電気機器300の制御信号を発信する。そして、サーバ100は、ユーザの肯定的な音声や操作を受け付けると、当該1種類(メーカ7)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると判断する。
なお、ユーザの否定的な音声や操作を受け付けると、サーバ100は、上記の別の4種類のうちの別の2種類のうちの別の1種類(メーカ8)の電気機器300の制御信号が、リモコン200Aの周囲の機器を制御するための制御信号であると判断する。
このようにして、本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、自動的に、リモコン200Aに機器を制御するための制御信号の種類を設定することができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、リモコン200Aの周囲の電気機器300の制御信号の種類が未だ設定されていない場合に、リモコン200Aが制御信号を特定するためのデータをサーバ100に送信するものであった。しかしながら、本実施の形態においては、常にリモコン200Aが、ユーザから受け付けた音声データをサーバ100に送信するものである。
そのため、本実施の形態においては、図11に示すように、CPU110は、リモコン200Aの機器IDや機器の種類を特定した後(ステップS102)、機器制御テーブル122を参照して、制御信号を選択する必要があるか否かを判断する (ステップS104)。すなわち、当該リモコン200Aの今回の機器に対する制御信号の種類が未だ確定していないかを判断する。
制御信号を選択する必要がない場合(ステップS104にてNOである場合)、CPU110は、他の通常の処理(ステップS125)を実行する。たとえば、CPU110は、機器制御テーブル122を参照して制御信号の種類を特定し、今回のリモコン200Aに入力された制御命令に対応する制御信号をリモコン200Aに提供する。
制御信号を選択する必要がある場合、すなわち当該リモコン200Aの制御信号の種類が未だ確定していな場合(ステップS104にてYESである場合)、CPU110は、利用可能な複数種類たとえば8種類の制御信号のうちから、一部たとえば4種類の制御信号のグループを作成する(ステップS108)。これ以降の処理は、第1の実施の形態のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
<第3の実施の形態>
本実施の形態においては、候補としてリモコン200Aから発信する制御信号のグループを決める際に、リモコン200Aのユーザの好みに基づいて、可能性の高い制御信号を優先してグループに含めるものである。
本実施の形態においては、サーバ100のメモリ120は、図12に示すような好みテーブル124を記憶する。あるいは、サーバ100は、他のサーバ100Bからユーザの好みに関するデータを取得する。たとえば、好みテーブル124は、ユーザ毎の、所有している複数種類の電気機器300のうちの、メーカ毎の電気機器300の割合を含む。これによって、CPU110は、ユーザ毎のメーカの好みを把握することができ、その結果、新たに制御対象となる電気機器300がどのメーカである可能性が高いか予想することができる。
図13を参照して、CPU110は、受信したデータからリモコン200Aの機器IDや機器の種類がリモコンであることなどを取得する(ステップS102)。CPU110は、機器IDに基づいてユーザIDを特定し、好みテーブル124からリモコン200Aの周囲にある対象の電気機器300のメーカ毎の確率を読み出す(ステップS106)。
CPU110は、利用可能な複数種類たとえば8種類の制御信号のうちから、ユーザが好んでいる可能性が高いものから順番に数種類の制御信号のグループを作成する(ステップS108B)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、当該グループに属する複数種類の制御信号を発信するようにリモコン200Aに指示する(ステップS110)。これ以降の処理は、第1の実施の形態のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
なお、より詳細には、図10に示すように、ユーザに否定的なメッセージを言わせずにユーザ操作がされる度に制御信号を絞っていくことが好ましい場合には、第3の実施の形態のように、ステップS108BにおいてCPU110は、ユーザが好んでいる可能性が高いメーカの制御信号から優先してグループに入れることが好ましい。しかしながら、ユーザに否定的なメッセージを言わせたとしても、できるだけ少ないユーザ操作で制御信号を絞っていくことが好ましい場合には、第3の実施の形態とは逆に、ユーザが好んでいる可能性が低いメーカの制御信号から優先してグループに入れることが好ましい。
<第4の実施の形態>
第1から第3の実施の形態のリモコン200Aは、棒状の赤外線リモコンであったが、このような形態には限られない。たとえば、赤外線以外の、リモコンからは制御信号を発信しやすいが、電気機器300からの回答を受け取り難いネットワークシステムに上記の技術は便利である。
また、図14に示すように、リモコンは、顔や胴体などを有するロボット200Bであってもよい。ロボット200Bは、図14および図15に示すように、周囲に複数の赤外線発信部265A,265B・・・を有する。これによって、ユーザがロボット200Bを保持したり、置かれている方向を変更したりしなくても、電気機器300にロボット200Bからの制御信号が到達することができる。
<第5の実施の形態>
なお、第1から第4の実施の形態のような、サーバ100やリモコン200A,200Bや電気機器300の構造・機能・動作に限られず、各装置の役割が、他のサーバや端末やデータベースなどの複数の装置に分担されてもよい。逆に、複数の装置の役割の一部または全部が1つの装置に集約されてもよい。
たとえば、図16に示すように、第1から第4の実施の形態にかかるサーバ100の役割をリモコン200Aが有してもよい。まず、図16(A)に示すように、リモコン200Aは、ユーザの「エアコンつけよう。」という音声メッセージを受け付けると、当該音声データに基づいてユーザからのエアコンの電源ON命令を特定し、リモコン200Aが発信可能な制御信号の種類のうちの一部の種類、たとえば9種類のうちの3種類、の制御信号を周囲に発信する。
図16(B)に示すように、リモコン200Aの周囲の機器が、当該3種類の制御信号に対応していない場合、ユーザは、「あれ?つかないなぁ。」などという否定的なメッセージを発する。リモコン200Aは、ユーザの否定的なメッセージを受け付けると、当該音声データに基づいて、前回の一部の種類の以外の他の種類の制御信号を周囲に発信する。
図16(C)に示すように、リモコン200Aの周囲の機器が、当該3種類の制御信号に対応している場合、ユーザは、「お、ついた、ついた。」などという肯定的なメッセージを発する。リモコン200Aは、ユーザの肯定的なメッセージを受け付けると、当該音声データに基づいて、最後に発信した制御信号のいずれかにリモコン200Aの周囲の機器が対応していることを認識することができる。リモコン200Aは、このような処理を繰り返して、自身の周囲にある電気機器300に有効な制御信号の種類を絞っていき、最終的に1種類の制御信号を特定する。
次に、図17を参照しながら、本実施の形態にかかるリモコン200Aにおける制御信号特定のための情報処理について説明する。リモコン200AのCPU210は、マイク280や操作部240を介してユーザの操作命令を受け付けた場合に以下の処理を実行する。
CPU210は、制御信号の種類が既に設定されている場合(ステップS302にてYESである場合)、当該制御信号に基づいて、電気機器300を通常通りに制御する(ステップS328)。たとえば、CPU210は、赤外線発信部265にエアコン300Aの電源ONなどの制御信号を出力させる。
CPU210は、制御信号の種類が未だ設定されていない場合(ステップS302にてNOである場合)、試用テーブル123を利用して、利用可能な複数種類たとえば8種類の制御信号のうちから、一部たとえば4種類の制御信号のグループを作成する(ステップS308)。
CPU210は、利用可能な複数種類たとえば8種類の制御信号のうちから、一部たとえば4種類の制御信号を順番に発信する(ステップS310)。CPU210は、操作部240やカメラ250やマイク280などを介して、ユーザの動作や電気機器300の動作を待ち受ける(ステップS312)。ユーザの動作や電気機器300の動作を検知すると(ステップS312にてYESである場合)、CPU210は、当該動作から前回の4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれているか否かを判断する(ステップS314)。
4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていると判断できる場合(ステップS314にてYESである場合)、CPU210は、機器制御テーブル122の当該4種類の制御信号に?のフラグを立てて、他の制御信号に×のフラグを立てる(ステップS316)。CPU210は、ステップS322からの処理を実行する。
一方、4種類の制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていない場合(ステップS314にてNOである場合)、CPU110は、機器制御テーブル122の当該4種類の制御信号以外の制御信号に?のフラグを立てて、今回の4種類の制御信号に×のフラグを立てる(ステップS320)。
CPU210は、機器制御テーブル122において、発信すべき制御信号の種類が1つに絞れると(ステップS322にてYESである場合)、CPU210は、制御信号に関する設定情報をメモリ220に格納する(ステップS326)。本実施の形態においては、この後、「エアコン」に対する制御命令に関して対応する制御信号が電気機器300に送信される。
CPU210は、機器制御テーブル122において、発信すべき制御信号の種類が1つに絞れていない場合(ステップS322にてNOである場合)、CPU210は、ステップS310からの処理を繰り返す。
<第6の実施の形態>
第1から第5の実施の形態においては、ステップS114などにおいて、ユーザの肯定的な音声メッセージを受け付けると、リモコン200Aが発した制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていると判断し、ユーザの否定的な音声メッセージを受け付けると、リモコン200Aが発した制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていないと判断するものであった。しかしながら、このような形態には限られない。
たとえば、リモコン200Aが、ユーザから、前回とは異なる新たな操作を受け付けると、リモコン200Aが前回発した制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていると判断し、リモコン200Aが前回と同じ操作を受け付けると、リモコン200Aが前回発した制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていないと判断してもよい。
あるいは、リモコン200Aの周囲の電気機器300が命令を受け付けた際の「ピッ!!」という電子音を検知した場合に、リモコン200Aが発した制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていたと判断し、制御信号を発してから所定時間たとえば5秒間内に当該電子音を検知できなかった場合に、リモコン200Aが発した制御信号の中に電気機器300に有効な制御信号が含まれていなかったと判断してもよい。
<その他の応用例>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体(あるいはメモリ)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる他の記憶媒体に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
100B :情報提供サーバ
100C :情報提供サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :機器情報テーブル
122 :機器制御テーブル
123 :制御信号試用テーブル
124 :可能性テーブル
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :リモコン
200A :リモコン
200B :ロボット
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
250 :カメラ
260 :通信インターフェイス
265 :赤外線発信部
265A :赤外線発信部
265B :赤外線発信部
270 :スピーカ
280 :マイク
300 :電気機器
300A :エアコン
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :カメラ
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :赤外線受光部
390 :機器駆動部

Claims (11)

  1. 機器と、
    複数の機器それぞれを制御するための複数の制御信号を出力可能な端末と、
    前記端末に前記複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力させて、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号を絞り込むサーバと、を備えるネットワークシステム。
  2. 前記サーバは、前記第1の所定の条件を満たした場合に、前記端末に前記一部の機器のさらに一部の機器を制御するための制御信号を出力させて、第2の所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号をさらに絞り込む、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記所定の条件とは、前記端末の周囲のユーザの動作に関する条件である、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記所定の条件とは、前記端末が所定の音声を受け付けることである、請求項3に記載のネットワークシステム。
  5. 前記所定の条件とは、前記端末が所定の操作を受け付けることである、請求項3に記載のネットワークシステム。
  6. 前記所定の条件とは、前記端末が前記機器の所定の動作を検知することである、請求項1から5のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  7. 前記サーバは、各種の情報から計算される前記端末の周囲に存在する機器の確率に基づいて、前記複数の制御信号の中から前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号を絞り込む、請求項1から6のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  8. 端末が複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力するステップと、
    サーバが、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号を絞り込むステップと、を備えるネットワークシステムにおける情報処理方法。
  9. 端末と通信するための通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して前記端末に、複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力させて、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号を絞り込むためのプロセッサと、を備えるサーバ。
  10. プロセッサが、通信インターフェイスを介して端末に、複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力させるステップと、
    前記プロセッサが、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号を絞り込むステップと、を備えるサーバにおける情報処理方法。
  11. 端末であって
    センサと、
    信号出力部と、
    前記信号出力部に複数の機器のうちの一部の機器を制御するための制御信号を出力させて、第1の所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記端末の周囲にある前記機器を制御するための制御信号を絞り込むためのプロセッサと、を備える端末。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021028994A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 Groove X株式会社 機器制御装置、機器制御方法、及び機器制御プログラム

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