JP2018142150A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、各領域毎に個別に戦略を立案できたとしても、戦略全体の方向性の把握が容易ではなかった。
所定の個人又は団体を処理対象として、当該処理対象の戦略を立案する処理を実行する情報処理装置において、
調査分析、理念・事業ドメイン、事業戦略、マーケティング、マネジメント、及びオペレーションの各要素を、成長を示す第1軸と、流れを示す第2軸とを少なくとも含む軸から構築される空間上に分布させることで、前記処理対象の戦略の方向性を検討する方向性検討部
を備える。
図1に示す情報処理システムは、サービス提供者により管理されるサーバ1と、m(mは1以上の任意の整数値)の企業の夫々により管理される企業側情報処理装置2−1乃至2−mと、サービス提供者に属するn人(nは1以上の任意の整数値)のストラテジストの夫々により使用されるストラテジスト端末3−1乃至3−nとを含むように構成される。
サーバ1と、企業側情報処理装置2−1乃至2−mの夫々と、ストラテジスト端末3−1乃至3−nの夫々とは、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、以下、企業側情報処理装置2−1乃至2−mの夫々を区別する必要がない場合、これらをまとめて「企業側情報処理装置2」と呼ぶ。また、ストラテジスト端末3−1乃至3−nの夫々を区別する必要がない場合、これらをまとめて「ストラテジスト端末3」と呼ぶ。
ストラテジストとは、企業戦略の立案を担当する者であり、経営戦略、マーケティング、ITソリューション等の各領域について、専門的知見を有する者である。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では企業側情報処理装置2又はストラテジスト端末3)との間で行う通信を制御する。
企業戦略決定処理の実行が可能になる。
図3は、企業戦略決定処理を実行するためのサーバ1の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
また、企業側情報処理装置2は、企業属性情報を少なくとも含む各種情報(以下、「企業情報」と呼ぶ)をサーバ1に送信したり、サーバ1から最適であるとして提示された企業戦略を企業に提示することもできる。
ヒアリング結果取得部41は、ストラテジスト端末3から送信されたヒアリング結果、即ち、企業側情報処理装置2を管理する企業の担当者に対するヒアリング結果を、通信部19を介して取得する。
ここで、業界情報DB60は、業界情報検討部42を用いて企業が属する業界全体の状況を把握し、顕在的課題を発見することができる様に構成された各種情報を、業界情報として格納する。
このように、当該検討は、業界情報検討部42により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
また、当該検討結果は、新たな業界情報として、業界情報DB60に格納されてもよい。
このように、顕在的課題の抽出は、顕在的課題抽出部43により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
活動要素は、例えば「調査分析」、「理念・事業ドメイン」、「事業戦略」、「マーケティング」、「マネジメント」、及び「オペレーション」等を含んで良い。
「調査分析」とは、企業若しくは商品・サービスについてのヒアリング及び事前調査、並びに企業若しくは商品・サービスを取り巻く外部環境及び内部環境に関する調査分析等である。
「理念・事業ドメイン」は、C.I(コーポレートアイデンティティ)、企業ブランド価値等をいう。
「事業戦略」は、B. I(ビジネスアイデンティティ)、ビジネス自体のブランド価値、活動システム、ビジネス成長戦略等をいう。
「マーケティング」は、商品戦略、価格戦略、プロモーション戦略、流通戦略、営業活動等をいう。
「マネジメント」は、組織構造デザイン、人的資源管理、財務戦略等をいう。
「オペレーション」は、業務オペレーション、検証・改善ミーティング、効果測定・改善方法等をいう。
ここで、評価モデルDB61は、企業についてのアセスメント値を取得するために用いられる、活動要素毎に2以上のパラメータを用いて構築される評価モデルデータを格納する。
ここで、事例集DB62は、アセスメント取得部44により取得された各活動要素毎のアセスメント値と比較可能な様に構成された事例集データを格納する。
このように、当該分析は、分析部45により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
このように、当該本質的課題の仮説の生成は、本質的課題仮説生成部46により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
このように、当該戦略的キーワードの抽出は、戦略的キーワード抽出部47により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
戦略的キーワードは、各活動要素のうちの所定のものに係る戦略メニューを構成するメニューアイテムとして、当該所定の活動要素に関連付けられる。
ここで、成長とは、各活動要素の(現在の到達)レベルをいう。流れとは、時間に関する流れをいう。
具体的には例えば、戦略方向性検討部48は、成長を示す第1軸をX軸として、流れを示す第2軸をY軸とする平面上に、各活動要素を示すシンボル(例えば円状のシンボル)を夫々配置させることで、企業の戦略方向を検討する。
この場合、座標(x、y)に位置するシンボルは、企業が最終的な目的を達成するためには、当該シンボルに対応する活動要素について、流れyまでの間に、成長xまで到達している必要があることを示している。
このように、当該戦略方向の検討は、戦略方向性検討部48により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
例えば、戦略方向性検討部48は、各活動要素を示すシンボルが夫々配置された平面(グラフ)を作成して、ストラテジスト等に提示してもよい。
この場合、ストラテジスト等は、各活動要素を示すシンボルが夫々配置された平面(グラフ)を視認することで、企業が最終的な目的を達成するために、これらの各活動要素の夫々について、いつまでにどの程度成長させておく必要があるのかを容易に把握することができる。従って、ストラテジスト等は、この把握結果に基づいて、企業戦略を適切に立案することができるようになる。
このように、当該戦略的キーワードの優先順位の決定は、戦略メニュー優先順位決定部50により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
このように、当該企業戦略の決定は、戦略決定部51により行われるが、その一部又は全部をストラテジスト等の自然人に代替にさせてもよい。
各活動要素毎の戦略デザインと実行サポートは次のようになる。
調査分析における実行サポートとして、グループインタビュー、KPI検証 内:御社既存分析、外:外部分析→WEB調査設計、戦略ヒアリング/グループインタビュー、理念/ブランド調査(アウター)、キーマンヒアリング(戦略コーチング)、現場視察、主観ブランド調査(インナー)等が存在する。
理念・事業ドメインにおける実行サポートとしては、戦略ファリシテーション、戦略プランニング策定(中期理念)等が存在する。
事業戦略における実行サポートとしては、戦略ファリシテーション、戦略プランニング等が存在する。
マーケティングにおける実行サポートとしては、戦略ファリシテーション、戦略プランニング等が存在する。
マネジメントにおける実行サポートとしては、戦略コーチング、社長コーチング、採用活動パッケージ等が存在する。
オペレーションにおける実行サポートとしては、戦略コーチング(戦略MTG,PDCAMTG等)、効果測定、改善方法等が存在する。
ここで、認知とは、企業が認知されるレベルであり、流れとは時間に関する流れである。
コミュニケーション手法しては、PR、広告、WEB、映像、グラフィック、販売チャネル、イベント、CRM、ソーシャルメディア等が存在する。
より具体的には例えば、コミュニケーション手法としては、各活動要素毎に次のような各種各様なものが存在する。
調査分析におけるWEBとしては、WEB調査分析、プロトタイプA/Bテストサイト等が存在する。
調査分析におけるイベントとしては、街頭アンケート、オープン調査、グループインタビュー等が存在する。
調査分析におけるグラフィックとしては、ユーザー分析アンケートツール、商品プロトタイプ、プロトタイプA/Bテスト等が存在する。
理念・事業ドメインにおけるWEBとしては、企業サイト、ブランディングサイト等が存在する。
理念・事業ドメインにおけるイベントとしては、社内発表会、企業パーティ、経営戦略発表会等が存在する。
理念・事業ドメインにおけるグラフィックとしては、企業ブランドブック、理念ブック、会社パンフレット、C.Iロゴ、社内各種ツール(名刺・封筒等)等が存在する。
事業戦略におけるWEBとしては、商品ブランディングサイト等が存在する。
事業戦略におけるイベントとしては、ブランド発表会等が存在する。
事業戦略におけるグラフィックとしては、事業ブランドブック、事業パンフレット、B.Iロゴ等が存在する。
マーケティングにおけるWEBとしては、商品・サービスサイト、LPページ(ランディングページ)、ECサイト、キャンペーンサイト、サイト運用、SNS設計/運用等が存在する。
マーケティングにおけるイベントとしては、展示会、記者発表会、サンプリングイベント、キャンペーンベント等が存在する。
マーケティングにおけるグラフィックとしては、商品サービス紹介パンフレット、チラシ、グラフィック広告(ポスター/新聞/雑誌等)等が存在する。
マネジメントにおけるWEBとしては、リクルートサイト等が存在する。
マネジメントにおけるイベントとしては、株主総会、社内ベント各種等が存在する。
マネジメントにおけるグラフィックとしては、社内報、IRパンフレット、採用パンフレット等が存在する。
オペレーションにおけるWEBとしては、社員専用の社内サイト等が存在する。
オペレーションにおけるイベントとしては、社内説明会等が存在する。
オペレーションにおけるグラフィックとしては、業務マニュアル、社内資料デザイン等が存在する。
ステップS12において、ヒアリング結果取得部41は、ストラテジストが企業に対して実施したヒアリングの結果を取得する。
ステップS14において、顕在的課題抽出部43は、企業が自己認識している顕在的課題についてのキーワードを抽出する。
ステップS16において、分析部45は、アセスメント値に基づいて企業を各活動要素に分類して分析する。
ステップS18において、戦略的キーワード抽出部47は、本質的課題の仮説から戦略的キーワードを抽出する。
ステップS20において、企業リソース状況取得部49は、企業の経営資源であるリソースの状況を取得する。
ステップS22において、戦略決定部51は、戦略的キーワードの優先順位に基づいて企業の経営戦略を決定する。
これにより企業戦略決定処理は終了となる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
所定の個人又は団体を処理対象として、当該処理対象の戦略を立案する処理を実行する情報処理装置において、
調査分析、理念・事業ドメメイン、事業戦略、マーケティング、マネジメント、及びオペレーションの各要素を、成長を示す第1軸と、流れを示す第2軸とを少なくとも含む軸から構築される空間(平面含む)上に分布させることで、前記処理対象の戦略の方向性を検討する方向性検討部(例えば、図3の戦略方向性検討部48)
を備える。
Claims (2)
- 所定の個人又は団体を処理対象として、当該処理対象の戦略を立案する処理を実行する情報処理装置において、
調査分析、理念・事業ドメイン、事業戦略、マーケティング、マネジメント、及びオペレーションの各活動要素を、成長を示す第1軸と、流れを示す第2軸とを少なくとも含む軸から構築される空間上に分布させることで、前記処理対象の戦略の方向性を検討する方向性検討部
を備える情報処理装置。 - 前記戦略方向性検討部による検討結果に基づいて、複数の各コミュニケーション手法を、認知を示す第1軸と、流れを示す第2軸とを少なくとも含む軸から構築される空間上に分布させることで、コミュニケーションデザインを生成し、当該コミュニケーションデザインに基づいてプロダクトの製作を伴う前記処理対象の戦略を決定する戦略決定部
をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
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