JP2018133035A - 設備設計支援方法、設備設計支援装置、およびプログラム - Google Patents

設備設計支援方法、設備設計支援装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発電設備と水素貯蔵設備を含むシステムの設計を、環境性の観点から支援することができる設備設計支援方法、設備設計支援装置、およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の設備設計支援方法は、情報処理装置が、対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備と水素貯蔵設備を含む複数の設備の仕様を決定する処理と、前記決定した仕様と、前記複数の設備ごとに予め設定されている環境負荷度合データとに基づいて、前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理と、を実行する。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、設備設計支援方法、設備設計支援装置、およびプログラムに関する。
従来、電力系統から独立した島嶼などの電力環境に、水素貯蔵設備を用いた電力需給調整システムを導入する場合において、災害時対応や経済的・環境的観点から、その電源を再生可能エネルギーに依存する方法に注目が集まっている。このシステムにおいて、安定供給や経済性の観点からの評価手法は整いつつあるが、CO排出や土地利用などの環境性の観点からのシステム全体にわたる評価方法が確立されていない。
これに関連し、多様化した多数の種別の電源のなかから、需要家の要求する品質を満足するとともに、間接的な環境負荷増加要因や環境負荷低減要因を考慮したうえで環境負荷の最も少ない電源を適切に選定する技術が開示されている。また、環境側面に係る情報に基づいて業務毎に環境目的・目標及び環境管理計画を策定できるようにすると共に、環境管理計画に対する活動実績等を業務毎に高信頼度に評価する技術が開示されている。また、対象製品のライフサイクルの全工程と、評価の基準となる環境負荷指標の全ての入力要素の入力値に対して環境影響感度率を求めて環境影響感度分析を自動で行い、環境影響感度率の大きい要素を最小限の作業で的確に見つけることを可能とする技術が開示されている。
従来の技術では、発電設備と水素貯蔵設備を含むシステムの設計を、環境性の観点から支援することができない場合があった。
特開2006−074977号公報 特開2010−102589号公報 特開2008−287580号公報
本発明が解決しようとする課題は、発電設備と水素貯蔵設備を含むシステムの設計を、環境性の観点から支援することができる設備設計支援方法、設備設計支援装置、およびプログラムを提供することである。
実施形態の設備設計支援方法は、情報処理装置が、対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備と水素貯蔵設備を含む複数の設備の仕様を決定する処理と、前記決定した仕様と、前記複数の設備ごとに予め設定されている環境負荷度合データとに基づいて、前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理と、を実行する。
実施形態の設備設計支援装置により設計される電力供給システム1000の一例を示す図。 実施形態の設備設計支援装置1の機能構成の一例を示す図。 環境負荷換算テーブル450の一例を示す図。 仕様決定部100の構成の一例を示す図。 環境負荷解析部300の構成の一例を示す図。 実施形態の設備設計支援装置1による処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態の電力供給システム1000Aの一例を示す図。 第2の実施形態の仕様決定部100Aの機能構成の一例を示す図。 第3の実施形態の環境負荷換算テーブル450Bの一例を示す図。 環境負荷解析部300Bの構成の一例を示す図。
以下、実施形態の設備設計支援方法、設備設計支援装置、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態の設備設計支援装置により設計される電力供給システム1000の一例を示す図である。実施形態において、電力供給システム1000は、例えば島嶼などの電力系統に接続されていない電力環境に設置され、電気負荷1010に電力供給するシステムである。電力供給システム1000は、例えば、発電設備1001と、水素貯蔵設備1002とを含む。
発電設備1001は、例えば、太陽光発電、風力発電、水力発電等の再生可能エネルギーを用いた発電設備である。これに限られず、発電設備1001には、火力発電や原子力発電を用いた発電設備が含まれてもよい。
水素貯蔵設備1002は、発電設備1001により発電された電力を水素エネルギーに変換して貯蔵する設備である。水素貯蔵設備1002は、例えば、水電解装置1021と、水素タンク1022と、燃料電池1023とを備える。水電解装置1021は、発電設備1001と接続され、発電設備1001により発電された電力を用いて水を分解して水素を製造する。水素タンク1022は、水分解装置1021により製造された水素を貯蔵する。燃料電池1023は、水素タンク1022から供給される水素を用いて、水素と酸素とを反応させることにより電力を発生させる。
電気負荷1010は、電力供給システム1000を含む電力環境内に設置される電動機器や電子機器などの、電力を消費する機器である。電気負荷1010は、電力供給システム1000から電力の供給を受ける。なお、電気負荷1010と、電力供給システム1000の発電設備1001や燃料電池1023との間には、PCS(Power Conditioning System)や変圧器などが設けられてよいが、図示を省略している。
図2は、実施形態の設備設計支援装置1の機能構成の一例を示す図である。図2に示す通り、実施形態の設備設計支援装置1は、例えば、通信インターフェース10と、仕様決定部100と、決定仕様管理部200と、環境負荷解析部300と、記憶部400とを備える。実施形態の設備設計支援装置1は、例えば、クラウドサービスによって設備設計を支援する情報処理装置であり、以下、その形態について説明する。しかしこれに限られず、実施形態の設備設計支援装置1は、操作部と表示部とを備え、操作部を介して入力された情報に基づいて処理した結果を、表示部に表示させる装置であってもよい。
通信インターフェース10は、NIC(Network Interface Card)等のネットワークインターフェースを含む。通信インターフェース10は、クライアントコンピュータとネットワークを介して接続され、クライアントからの設計要求を取得する。以下に説明する各種処理は、例えば、設計要求に応じて実行され、処理結果が通信インターフェース10によってクライアントコンピュータに返される。
仕様決定部100、決定仕様管理部200、および環境負荷解析部300は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
仕様決定部100は、対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備1001と水素貯蔵設備1002を含む複数の設備の仕様を決定する。仕様決定部100は、上記の制限下で取り得る設備の仕様のパターンを、設備の仕様の候補として網羅的に求めてもよい。仕様には、各設備の規模や製造工程に用いられる物や手法等を表す要素が含まれ、例えば、各設備の寸法、構造、定格値、性能、特性、原材料、製造方法、試験方法等が含まれる。なお、仕様決定部100は、予め決められた設備ごとの規制値を超えないような範囲内において仕様の候補を網羅的に求めてもよく、直流、交流、変圧器などによる電力損失を含めて仕様を決定してもよい。
決定仕様管理部200は、仕様決定部100により決定された仕様を記憶部400に格納する。また、決定仕様管理部200は、仕様決定部100に対して動作指示をする。
環境負荷解析部300は、仕様決定部100により決定された仕様と、後述する環境負荷換算テーブル450(環境負荷度合データの一例)とに基づいて、電力環境における環境負荷を示す値を算出する。環境負荷解析部300は、仕様決定部100により決定された複数の候補について、それぞれ環境負荷を示す値を算出してもよい。
記憶部400は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記憶装置によって実現される。記憶部400のうち一部または全部は、設備設計支援装置1に対して外部の記憶装置により実現されてもよい。記憶部400は、例えば、電力需要データ410と、電力供給データ420と、天候データ430と、決定仕様データ440と、環境負荷換算テーブル450とを格納する。
電力需要データ410は、対象である電力環境の全域における電力需要を示すデータであって、例えば、電気負荷1010に対して過去に供給された電力量を含む。例えば、電力需要データ410は、月別あるいは夏、春・秋、冬といった季節別、天候別に格納されている。
電力供給データ420は、対象である電力環境の全域における電力供給を示すデータであって、例えば、過去に既存の設備により供給された電力量、或いは供給可能であったと推定される電力量を含む。供給可能であったと推定される電力量は、対象である電力環境の過去の天候データに基づいて、太陽光発電、風力発電、水力発電などの発電設備が、ある定格値を備える場合に発電可能な再生可能エネルギーを算出することにより得られる。例えば、電力供給データ420は、月別あるいは夏、春・秋、冬といった季節別、また、晴、曇、雨の天候別に格納され、例えば、12カ月×3(晴、曇、雨)パターンの発電データを含む。
天候データ430は、対象地域の天候の傾向を示すデータである。
決定仕様データ440は、仕様決定部100により決定された仕様を示すデータである。
環境負荷換算テーブル450は、発電設備1001や水素貯蔵設備1002に含まれる設備に対して、環境負荷を示す値を対応付けたテーブルである。環境負荷とは、各設備の製造から廃棄までの各工程において発生する環境負荷であって、例えば、CO、SOx、NOx、BOD(Biochemical Oxygen Demand)、COD(chemical oxygen demand)、GHG(温暖化影響ガス:greenhouse gas)、大気・土壌・水質汚染物質、天然資源消費量、人体毒性、土地利用面積、景観への影響度、騒音などが含まれる。各設備の製造から廃棄までの各工程には、各設備の原材料を作成する工程、原材料を用いて各設備を製造する工程、各設備の原材料や部品、完成品等を運搬する工程、各設備を運用する工程、各設備を廃棄する工程等が含まれる。環境負荷を示す値は、例えば、電力1kWを発電する、水素1mを生成するといった基準あたりの値で表される。なお、運用工程以外の各設備の製造から廃棄までの各工程において発生する環境負荷は、各設備を廃棄するまでの使用期間において発電される電力や生成される水素に基づいて導出されてよい。例えば、火力発電の環境負荷の排出量には、燃料の輸送に関する排出量なども含まれてよい。また、水素タンクの環境負荷の排出量には、圧縮条件や製造材料別の排出量なども含まれてよい。
図3は、環境負荷換算テーブル450の一例を示す図である。図3の例では、環境負荷換算テーブル450は、例えば、太陽光発電、風力発電、火力発電、燃料電池、水電解装置、水素タンクのそれぞれに対して、基準あたりの、環境負荷を示す値の一例であるCO排出量が対応付けられている。水素タンクに対するCO排出量とは、水素タンクの製造時に発生するCO排出量である。COの排出量は、CO排出原単位[g−CO/kWh]または[g-CO/m]で表される。
次に、図4を参照して、仕様決定部100について詳細に説明する。図4は、仕様決定部100の構成の一例を示す図である。
図4に示す通り、仕様決定部100は、例えば、燃料電池仕様決定部110と、再生可能エネルギー仕様決定部120と、水電解装置仕様決定部130と、水素タンク容量仕様部140とを備える。
燃料電池仕様決定部110は、電力需要データ410と電力供給データ420とに基づいて、電力需要と電力供給との相関関係に応じた燃料電池1023の仕様を決定する。例えば、燃料電池仕様決定部110は、仮想的に設定される発電設備1001の仕様ごとに、設定期間(例えば、1か月)において一日当たりの電力需要の最大値と電力供給の最低値との差分の電力を発電するための燃料電池1023の仕様の候補を決定する。なお、燃料電池仕様決定部110は、再生可能エネルギー仕様決定部120により決定された発電設備1001の仕様の候補ごとに燃料電池1023の仕様の候補を決定してもよい。
再生可能エネルギー仕様決定部120は、電力需要データ410と電力供給データ420と天候データ430とに基づいて、発電設備1001の仕様を決定する。例えば、再生可能エネルギー仕様決定部120は、発電設備1001に含まれる各設備での発電電力量の割合を変更させながら、1年間あたりの総電力需要の電力を発電するための発電設備1001の仕様の候補を決定する。さらに、再生可能エネルギー仕様決定部120は、上記方法に加えて、仮想的に設定される発電設備1001の稼働率(あるいは設備利用率)ごとに、発電設備1001の仕様の候補を決定してもよい。稼働率や設備利用率は、例えば、天候データ430に基づいて、再生可能エネルギー仕様決定部120により導出される。
水電解装置仕様決定部130は、再生可能エネルギー仕様決定部120により決定された発電設備1001の仕様と、電力需要データ410および電力供給データ420とに基づいて、水電解装置1021の仕様を決定する。例えば、水電解装置仕様決定部130は、再生可能エネルギー仕様決定部120により決定された発電設備1001の仕様ごとに、発電設備1001により発電された電力のうちの一部の電力に基づいて、水電解装置1021の仕様の候補を決定する。一部の電力は、例えば、電力需要を賄うための最低限の電力を超過する発電設備1001の発電電力であって、設定期間(例えば、1か月)における一日当たりの電力需要の最低値と電力供給の最低値との差分である。さらに、水電解装置仕様決定部130は、上記方法に加えて、水電解装置1021の効率に応じて水電解装置1021の仕様の候補を決定してもよい。
水素タンク容量仕様部140は、燃料電池仕様決定部110により決定された燃料電池1023の仕様と、水電解装置仕様決定部130により決定された水電解装置1021の仕様とに基づいて、水素タンク1022の仕様を決定する。例えば、水素タンク容量仕様部140は、燃料電池仕様決定部110により決定された燃料電池1023の仕様ごとに、水電解装置仕様決定部130により決定された仕様の水電解装置1021において生成される水素を所蔵可能な水素タンク1022の仕様の候補を決定する。
次に、図5を参照して、環境負荷解析部300について詳細に説明する。図5は、環境負荷解析部300の構成の一例を示す図である。
図5に示す通り、環境負荷解析部300は、例えば、仕様別環境負荷計算部310と、条件判断部320と、条件別環境負荷計算部330とを備える。
仕様別環境負荷計算部310は、発電設備1001および水素貯蔵設備1002に含まれる設備ごとに、環境負荷換算テーブル450を参照して、仕様決定部100により決定された仕様に対応する環境負荷を示す値を算出する。
条件判断部320は、仕様別環境負荷計算部310により算出された環境負荷を比較して、環境負荷の小さい候補を好適な仕様として決定する。例えば、条件判断部320は、発電設備1001および水素貯蔵設備1002に含まれる各設備の仕様の候補の組み合わせのうち、各仕様の候補に対応する環境負荷が最小となる組み合わせを選択し、条件別環境負荷計算部330に出力する。
条件別環境負荷計算部330は、条件判断部320により選択された仕様の候補に基づいて、各候補が選択された場合の全体の環境負荷を示す値を算出する。また、条件判断部320は、条件判断部320により選択された仕様の候補と、算出した環境負荷とを、通信インターフェースを用いて、外部装置に送信してもよい。
次に、実施形態の設備設計支援装置1による処理の一例について説明する。図6は、実施形態の設備設計支援装置1による処理の一例を示すフローチャートである。
まず、決定仕様管理部200が、対象となる電力環境の指定を受け付ける(ステップS1)。例えば、決定仕様管理部200は、通信インターフェース10を用いて、指定された電力環境を示す情報を受信すると、受信した情報に基づいて各設備の仕様を決定するよう、仕様決定部100に対して指示する。
これにより、再生可能エネルギー仕様決定部120が、電力需要を満たす範囲内で、発電設備1001の仕様の候補を決定する(ステップS2)。次いで、燃料電池仕様決定部110が、再生可能エネルギー仕様決定部120により決定された仕様の候補ごとに、燃料電池1023の仕様の候補を決定する(ステップS3)。そして、水電解装置仕様決定部130は、再生可能エネルギー仕様決定部120により決定された発電設備1001の仕様の候補ごとに、水電解装置1021の仕様の候補を決定する(ステップS4)。水素タンク容量仕様部140は、燃料電池仕様決定部110により決定された燃料電池1023の仕様と、水電解装置仕様決定部130により決定された水電解装置1021の仕様とに基づいて、水素タンク1022の仕様の候補を決定する(ステップS5)。そして、決定仕様管理部200は、仕様決定部100により決定された仕様の候補を、決定仕様データ440に格納する(ステップS6)。
次いで、仕様別環境負荷計算部310は、設備ごとに、環境負荷換算テーブル450を参照して、仕様決定部100により決定された仕様に対応する環境負荷を示す値を算出する(ステップS7)。条件判断部320は、仕様別環境負荷計算部310により算出された環境負荷を比較して、環境負荷の小さい候補を好適な仕様として決定する(ステップS8)。そして、条件別環境負荷計算部330は、条件判断部320により選択された仕様の候補に基づいて、各候補が選択された場合の全体の環境負荷を示す値を算出する(ステップS9)。
以上説明した第1の実施形態の設備設計支援装置1によれば、発電設備1001と水素貯蔵設備1002を含む電力供給システム1000の設計において、両設備の仕様を決定し、決定された仕様に基づいて環境負荷を示す値を算出することにより、環境性の観点から設備の設計を支援することができる。これにより、電力供給システム1000が設置される電力環境に合わせて、日ごとや季節ごとに変化する電力需給等を考慮し、環境影響を最小にすることができる各設備の仕様を決定することができる。また、設備ごとの仕様を決定することにより、再生可能エネルギーの発電設備や水素貯蔵設備と、火力発電設備等の既存の設備とのバランスを、環境性の観点から決定することができる。
また、以上説明した第1の実施形態の設備設計支援装置1によれば、複数の設備の仕様の候補を複数決定し、複数の候補の中から好適な仕様を選択することにより、環境性の観点から最適な仕様の組み合わせのシステムを設計することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と異なる点について主に説明する。同一名称の構成については、異なる点について説明し、同様の機能構成についての詳細な説明は省略する。図7は、第2の実施形態の電力供給システム1000Aの一例を示す図である。電力供給システム1000Aは、第1の実施形態の電力供給システム1000と比較すると、蓄電池設備1004をさらに含む。蓄電池設備1004は、発電設備1001と接続され、発電設備1001により発電された電力を貯蔵する。
図8は、第2の実施形態の仕様決定部100Aの機能構成の一例を示す図である。仕様決定部100Aは、燃料電池仕様決定部110Aと、水素タンク容量仕様部140Aと、電力バランス算出部150と、蓄電設備仕様決定部160とをさらに備える。
電力バランス算出部150は、電力需要データ410、電力供給データ420、および天候データ430を参照して、所定期間(例えば、1か月)の余剰電力あるいは不足電力を算出する。例えば、電力バランス算出部150は、天候データ430を参照して所定期間の天候データを取得し、取得した天候データに基づいて、所定期間の電力需要と電力供給とを算出し、両者の差分を求める。プラスの値の差分が余剰電力であり、マイナスの値の差分が不足電力である。電力バランス算出部150は、例えば、12か月分の余剰電力あるいは不足電力を算出し、算出結果を蓄電設備仕様決定部160および水素タンク容量仕様部140Aに出力する。
蓄電設備仕様決定部160は、電力バランス算出部150により算出された余剰電力に基づいて、蓄電池設備1004の仕様を決定する。例えば、蓄電設備仕様決定部160は、再生可能エネルギー仕様決定部120により決定された発電設備1001の仕様の候補ごとに、余剰電力を貯蔵可能な蓄電池設備1004の仕様の候補を決定する。ここで、蓄電設備仕様決定部160は、余剰電力から水電解装置1021に提供される電力を減算した残りの電力を貯蔵可能なように、蓄電池設備1004の仕様の候補を決定してもよい。
燃料電池仕様決定部110Aは、蓄電池設備1004により吸収可能な電力需給の変動を加味して燃料電池1023の仕様を決定してもよい。例えば、燃料電池仕様決定部110は、発電設備1001により発電される電力と蓄電池設備1004に貯蔵されている電力の両方を利用したとしても電力需要において不足する分の電力を発電するような、燃料電池1023の仕様の候補を決定する。このように、燃料電池仕様決定部110Aにおいて蓄電池設備1004による蓄電電力を考慮して燃料電池1023の仕様を決定することにより、水電解装置仕様決定部130および水素タンク容量仕様部140Aは、それぞれ、蓄電池設備1004により吸収可能な電力需給の変動を加味して水電解装置1021および水素タンク1022の仕様を決定することができる。
また、再生可能エネルギー仕様決定部120は、蓄電設備仕様決定部160により決定された蓄電池設備1004の仕様ごとに、発電設備1001の仕様を決定してもよい。これにより、再生可能エネルギー仕様決定部120は、蓄電池設備1004により吸収可能な電力需給の変動を加味して発電設備1001の仕様を決定することができる。
また、水素タンク容量仕様部140Aは、燃料電池仕様決定部110により決定された燃料電池1023の仕様と、水電解装置仕様決定部130により決定された水電解装置1021の仕様と、電力バランス算出部150により算出された不足電力とに基づいて、水素タンク1022の仕様を決定してもよい。例えば、水素タンク容量仕様部140は、燃料電池仕様決定部110により決定された燃料電池1023の仕様ごとに、水電解装置仕様決定部130により決定された仕様の水電解装置1021において生成される水素を所蔵可能であって、且つ、不足電力を燃料電池1023において生成するための水素を貯蔵するための水素タンク1022の仕様の候補を決定する。
なお、第2の実施形態において、環境負荷換算テーブル450A(図示は省略)には、上述した太陽光発電等に関する環境負荷に加え、蓄電池設備1004に関する環境負荷が対応付けられている。
以上説明した第2の実施形態の設備設計支援装置1Aによれば、水素貯蔵設備1002以外の電力貯蔵設備を備えたシステムに対して、環境性の観点から設備の設計を支援することができる。また、電力バランス算出部150において電力需給のバランスを算出することにより、発電設備1001により発電された電力の余剰分と不足分とを考慮して、各設備の仕様を決定することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と異なる点について主に説明する。同一名称の構成については、異なる点について説明し、同様の機能構成についての詳細な説明は省略する。
第3の実施形態の設備設計支援装置1Bは、電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理において、図9に示すような環境負荷換算テーブル450Bを参照して、電力環境における異なる種別の環境負荷を、それぞれ算出する。
図9は、第3の実施形態の環境負荷換算テーブル450Bの一例を示す図である。図9に示す通り、環境負荷換算テーブル450Bは、環境負荷の種別ごとに、各設備と、基準あたりの環境負荷を示す値とを対応付けたテーブルである。
次に、図10を参照して、環境負荷解析部300Bについて詳細に説明する。図10は、環境負荷解析部300Bの構成の一例を示す図である。
図10に示す通り、環境負荷解析部300Bは、仕様別環境負荷計算部310Bと、条件判断部320Bと、条件別環境負荷計算部330と、環境負荷統合部340とを備える。
仕様別環境負荷計算部310Bは、環境負荷換算テーブル450Bを参照して、仕様決定部100により決定された仕様に基づいて、各仕様に対応する異なる種別の環境負荷を示す値を算出する。例えば、仕様別環境負荷計算部310Bは、環境負荷の種別ごとに、環境負荷換算テーブル450Bを参照して、発電設備1001および水素貯蔵設備1002に含まれる各設備の環境負荷を示す値を算出する。
環境負荷統合部340は、仕様別環境負荷計算部310Bによる算出結果に基づいて、異なる種別の環境負荷を統合して統合的な値を算出し、条件判断部320に出力する。例えば、環境負荷統合部340は、設備ごとに、算出したそれぞれの環境負荷を示す値に対して予め設定されている重みを乗算し、それらの総和を求める。重みは、一般的な環境影響評価手法を用いて求められ、例えば、ライフサイクルインパクト評価手法等を用いて求められる。
条件判断部320Bは、環境負荷統合部340により算出された統合的な値を比較して、環境負荷の統合的な値の小さい候補を好適な仕様として決定する。例えば、条件判断部320Bは、発電設備1001および水素貯蔵設備1002に含まれる各設備の仕様の候補の組み合わせのうち、各仕様の候補に対応する環境負荷の総和が最小となる組み合わせを選択し、条件別環境負荷計算部330に出力する。
なお、これに限られず、環境負荷の種別ごとに決められた重みが定義されているテーブルを用いて統合結果を算出するものであってもよい。例えば、環境負荷統合部340は、各設備について算出された一の環境負荷(例えば、CO排出量)に対して、環境負荷の種別ごとの重みを乗算して、他の環境負荷(例えば、SOx、NOx、GHG等)を算出してもよい。
以上説明した第3の実施形態の設備設計支援装置1Bによれば、異なる種別の環境負荷を示す値を算出し、設備ごとに統合された環境負荷を用いて、環境負荷の小さい候補を好適な仕様として決定することにより、総合的に環境負荷を削減することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備と水素貯蔵設備を含む複数の設備の仕様を決定する処理と、前記決定した仕様と、前記複数の設備ごとに予め設定されている環境負荷度合データとに基づいて、前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理と、を実行することにより、環境性の観点から支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…設備設計支援装置、10…通信インターフェース、100…仕様決定部、110…燃料電池仕様決定部、120…再生可能エネルギー仕様決定部、130…水電解装置仕様決定部、140…水素タンク容量仕様部、200…決定仕様管理部、300…環境負荷解析部、310…仕様別環境負荷計算部、320…条件判断部、330…条件別環境負荷計算部、400…記憶部、410…電力需要データ、420…電力供給データ、430…天候データ、440…決定仕様データ、450…環境負荷換算テーブル、1000、1000A…電力供給システム、1001…発電設備、1002…水素貯蔵設備、1021…水電解装置、1022…水素タンク、1023…燃料電池、1010…電気負荷

Claims (9)

  1. 情報処理装置が、
    対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備と水素貯蔵設備を含む複数の設備の仕様を決定する処理と、
    前記決定した仕様と、前記複数の設備ごとに予め設定されている環境負荷度合データとに基づいて、前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理と、
    を実行する設備設計支援方法。
  2. 前記電力環境は、電力系統に接続されていない電力環境である、
    請求項1記載の設備設計支援方法。
  3. 前記情報処理装置が、
    前記複数の設備の仕様を決定する処理において、前記複数の設備の仕様の候補を複数決定し、更に、
    前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理においてそれぞれの候補について算出された環境負荷を示す値を比較して、環境負荷の小さい候補を好適な仕様として決定する処理を実行する、
    請求項1または2記載の設備設計支援方法。
  4. 前記複数の設備は、更に蓄電池設備を含み、
    前記情報処理装置が、
    前記複数の設備の仕様を決定する処理において、前記蓄電池設備により吸収可能な電力需給の変動を加味して前記複数の設備の仕様を決定する、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の設備設計支援方法。
  5. 前記情報処理装置が、
    前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理において、前記電力環境における異なる種別の環境負荷を、それぞれ算出する、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の設備設計支援方法。
  6. 前記情報処理装置が、
    前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理において、前記異なる種別の環境負荷に対してそれぞれ重みを付与することで、環境負荷を示す統合的な値を算出する、
    請求項5記載の設備設計支援方法。
  7. 前記情報処理装置が、
    前記複数の設備の仕様を決定する処理において、前記複数の設備の仕様の候補を複数決定し、更に、
    前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理においてそれぞれの候補について算出された統合的な値が良好な仕様を、好適な仕様として決定する処理を実行する、
    請求項1記載の設備設計支援方法。
  8. 対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備と水素貯蔵設備を含む複数の設備の仕様を決定する仕様決定部と、
    前記決定した仕様と、前記複数の設備ごとに予め設定されている環境負荷度合データとに基づいて、前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する環境負荷解析部と、
    を備える設備設計支援装置。
  9. 情報処理装置に、
    対象となる電力環境における電力需要を満たす範囲内で、発電設備と水素貯蔵設備を含む複数の設備の仕様を決定する処理と、
    前記決定した仕様と、前記複数の設備ごとに予め設定されている環境負荷度合データとに基づいて、前記電力環境における環境負荷を示す値を算出する処理と、
    を実行させるプログラム。
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