JP2018124835A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】振込先情報の誤入力を振込処理の実行前に検出可能な技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、振込先口座番号、受取人の氏名及び受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出手段と、算出されたチェックデジットと受取人が指定する記号とを組み合わせて、振込先口座番号に紐づけられる代替口座番号を生成する口座番号生成手段と、算出されたチェックデジットと、代替口座番号として送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
振込取引は、送金人が入力した振込先口座番号に基づいて処理される。送金人が振込先口座番号を誤って入力し、入力された振込先口座番号に対応する受取人名を確認せずに振込処理を実行することで、誤振込が発生する場合がある。これに対し、読替用口座番号を用いて、振込依頼人の誤入力により送金人が特定されなくなることを回避したり、振込IDの入力のみでの振込を可能とし、振込時の入力ミスによる入金遅延を解消したりする技術が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
特開2005−346394号公報 特開2004−287953号公報
振込先口座番号を読替用口座番号や振込ID等の番号に対応付けることで、誤振込があった場合に送金人の特定を容易にしたり、振込情報の入力を簡便化して誤振込を抑制したりすることはできても、振込処理が実行される前に、振込先情報の誤入力を検出することは困難である。
そこで、本発明は、振込先情報の誤入力を振込処理の実行前に検出可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、振込情報から算出するチェックデジットと受取人が指定する記号とを組み合わせて代替口座番号を生成し、代替口座番号として送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定することにした。代替口座番号は、受取人の振込先口座番号に紐づけられる番号であって、送金人は代替口座番号を指定して受取人に対する振込みをする。代替口座番号は受取人の振込先口座番号に変換され、送金人が振り込んだ金額は、受取人の振込先口座に振り込まれる。
詳細には、本発明は、情報処理装置であって、振込先口座番号、受取人の氏名及び受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出手段と、算出されたチェックデジットと受取人が指定する記号とを組み合わせて、振込先口座番号に紐づけられる代替口座番号を生成する口座番号生成手段と、算出されたチェックデジットと、代替口座番号として送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、を備える。
上記の情報処理装置であれば、チェックデジットの値を検証することにより、代替口座番号として送金人が指定した口座番号の誤りを検出することができる。情報処理装置は、振込処理が実行される前に振込情報の誤りを検出することができるため、誤って振り込まれた資金の受取人に対して資金の返却を依頼する組戻し処理の発生を軽減することができる。なお、受取人が指定する記号は、例えば、電話番号、誕生日、記念日等、受取人及び
送金人が記憶しやすいお気に入りの番号である。なお、記号は数値に限られず文字等であってもよく、予め変換表を用意したり、JISコードに変換したりすることにより、数値に変換してチェックデジットを算出することが可能である。
また、振込情報は、金融機関が指定する記号をさらに含み、算出手段は、振込先口座番号、受取人の氏名及び受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つ、並びに金融機関が指定する記号を含む振込情報からチェックデジットを算出するようにしてもよい。このような情報処理装置であれば、金融機関は、振込先口座番号ごとにチェックデジットが異なるように、振込情報に含める記号を指定することができる。
また、受取人が指定する記号は、受取人の振込先口座が属する店舗の店番号及び受取人の振込先口座番号の少なくとも一方と対応づけられた記号を含むようにしてもよい。このような情報処理装置であれば、受取人は、送金人が記憶しやすい番号又は文字を含む記号を指定することで代替口座番号の誤入力を抑制することができる。送金人は、記憶しやすい番号又は名称を含む代替口座番号によって振込先口座を特定することができるため、振込情報の入力負担が軽減される。
また、算出手段は、予め定義された複数の算出パターンのうち振込情報に対応づけられた算出パターンによりチェックデジットを算出するようにしてもよい。このような算出手段であれば、振込先口座ごとに、異なる算出パターンでチェックデジットが算出されるため、代替口座番号の偽造を効果的に抑制することができる。
また、算出手段は、受取人の氏名を含む振込情報からチェックデジットを算出する場合に、受取人が改名をしても、チェックデジットの値が改名前と同じになるように設定された改名補正番号を付加してチェックデジットを算出するようにしてもよい。このような算出手段であれば、受取人が改名をした場合でも、改名前のチェックデジットの値を変更せずに継続して使用することができる。
また、判定手段は、送金人が指定する口座番号に誤りがあると判定した場合に、誤りの修正候補を送金人に提示するようにしてもよい。このような判定手段であれば、送金人は、振込情報を容易に修正することができる。また、送金人に振込依頼書等に記載された内容の確認を促し、送金人は、誤入力が無いかを確認することができる。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、コンピュータが、振込先口座番号、受取人の氏名及び受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出ステップと、算出されたチェックデジットと受取人が指定する記号とを組み合わせて代替口座番号を生成する口座番号生成ステップと、算出されたチェックデジットと、代替口座番号として送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定ステップと、を実行する、情報処理方法であってもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムの側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、コンピュータに、振込先口座番号、受取人の氏名及び受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出ステップと、算出されたチェックデジットと受取人が指定する記号とを組み合わせて代替口座番号を生成する口座番号生成ステップと、算出されたチェックデジットと、代替口座番号として送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定ステップと、を実行させる、情報処理プログラムであってもよい。
本発明によれば、振込先情報の誤入力を振込処理の実行前に検出可能な技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の機能構成を例示する図である。 図3は、口座情報テーブルの一例を示す図である。 図4は、氏名からチェックデジットを算出する例を示す図である。 図5は、代替口座番号の番号体系の一例を示す図である。 図6は、代替口座番号を生成する処理の流れを例示するフローチャートである。 図7は、代替口座番号を指定する振込処理の流れを例示するフローチャートである。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
本実施形態では、情報処理装置は、振込先口座番号、受取人の氏名及び受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報から、送金人が指定する振込先の誤りを検出するためのチェックデジットを算出する。また、情報処理装置は、チェックデジットと記号とを組み合わせて、振込先口座番号に紐づけられる代替口座番号を生成する。情報処理装置は、振込先として指定された代替口座番号に含まれるチェックデジットの値に誤りがないかを判定することで、振込先の誤りを検出することができる。
<ハードウェア構成>
図1は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、補助記憶装置14、ゲートウェイ等を介してインターネットに接続されるNIC(Network Interface Controller)15、入力部16、出力部17を備えるコンピュータである。なお、情報処理装置1は、CPU11等の汎用プロセッサの代わりに、専用プロセッサや専用回路等により実現されてもよい。
CPU11は、中央演算処理装置であり、RAM12等に展開された各種プログラムの命令及びデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14等を制御する。RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。ROM13は、読出し専用であり、主記憶装置としてBIOS(Basic Input/Output System)やファームウェア等を記憶する。補助記憶装置14は、不揮発性の記憶装置であり、RAM12にロードされる各種プログラム等、永続性が求められる情報が書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等である。
入力部16は、例えば、タッチパッド、マウス、タッチパネル等のポインティングデバイス、キーボード、操作ボタン等であり、操作入力を受け付ける。出力部17は、例えば
、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等の表示装置、及びプリンタ等の出力装置を含む。
<機能構成>
図2は、実施形態に係る情報処理装置の機能構成を例示する図である。情報処理装置1は、補助記憶装置14に記憶されているプログラムが、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、口座情報データベースD11、チェックデジット算出部F11、口座番号生成部F12及び判定部F13を備えるコンピュータとして機能する。
なお、本実施形態において、情報処理装置1の備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサ、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。ここで、ハードウェアの演算回路とは、例えば、論理ゲートを組み合わせた加算回路、乗算回路、フリップフロップ等をいう。また、これらの機能の一部又は全部は、別途のコンピュータにおいて実行されてもよい。例えば、情報処理装置1とは別途に設けられた勘定系システムが預金口座を管理するためのデータベースを有し、情報処理装置1は、当該勘定系システムへ依頼することで預金口座に関する取引処理を行ってもよい。
(データベース)
口座情報データベースD11は、実際の振込先の口座番号と、受取人が任意に指定する記号を含む代替口座番号とを対応付けるための各種情報を格納するデータベースである。口座情報データベースD11は、CPU11によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置14に記憶されるデータを管理することで構築される。口座情報データベースD11は、例えば、リレーショナルデータベースである。口座情報データベースD11は、口座情報テーブルを有する。
図3は、口座情報テーブルの一例を示す図である。口座情報データベースD11の口座情報テーブルは、振込先の口座番号と、受取人が任意に指定する記号を含む代替口座番号とを対応付けるために用いられる。口座情報テーブルに格納されるレコード1件は、受取人の振込先口座に対応づけられる1件の代替口座番号の情報を示す。受取人の振込先口座に対して、複数の代替口座番号が対応づけられるようにしてもよい。
口座情報テーブルのレコードは、図3の例では、振込先店番号、振込先口座番号、口座名義、選択店番号、選択店舗名、選択口座番号、算出パターン、チェックデジット及び代替口座番号のフィールドを有する。
振込先店番号は、受取人が振込先として用いる既存の振込先口座が属する店舗の店番号を示す。振込先口座番号は、受取人が振込先として用いる振込先口座の口座番号を示す。口座名義は、振込先口座の名義人の氏名を示す。選択店番号は、振込先店番号と対応づけて受取人が指定する店番号を示す。選択店舗名は、振込先店番号と対応づけて受取人が指定する店舗名を示す。選択口座番号は、振込先口座番号と対応づけて受取人が指定する口座番号を示す。
算出パターンは、チェックデジットの算出方法を定義するパターンを示す。チェックデジットは、誤りを検出するために用いられる符号である。図3の例では、3桁のチェックデジットを算出する例が示される。算出パターン“AAB”は、各桁のチェックデジットの算出パターンが、それぞれパターンA、パターンA、パターンBであることを示す。また、図3に示すチェックデジットは、1桁目が店番号、2桁目が口座番号、3桁目が口座名義に基づいて算出される。
チェックデジットの1桁目は、店番号に基づいて、パターンAにより算出される。パターンAは、番号に含まれる数値を合算し、10で割った余りをチェックデジットの値とする。チェックデジットの1桁目の値は、振込先店番号“258”及び選択店番号“123”に含まれる数値を合算し(2+5+8+1+2+3=21)、10で割った余りである1となる。
チェックデジットの2桁目は、口座番号に基づいて、1桁目と同様にパターンAにより算出される。チェックデジットの2桁目の値は、振込先口座番号“3238967”及び選択口座番号“1234”に含まれる数値を合算し(3+2+3+8+9+6+7+1+2+3+4=48)、10で割った余りである8となる。
チェックデジットの3桁目は、口座名義に基づいて、パターンBにより算出される。パターンBによるチェックデジットの算出方法を、図4により説明する。図4は、氏名からチェックデジットを算出する例を示す図である。口座名義人の氏名“ユウチョタロウ”からチェックデジットを算出する例が示される。まず、氏名に含まれる各文字は、五十音図においてあ段の文字は1、い段の文字は2、う段の文字は3、え段の文字は4、お段の文字は5に置き換えられる。チェックデジットの3桁目の値は、置き換えられた各数値(3、3、2、5、1、5、3)を合算し、さらに改名補正番号の値を加算した22を10で割った余りの2となる。
ここで、改名補正番号は、初期値が“0”であり、結婚等により氏名に変更があった場合に、チェックデジットの値が変わらないように補正するために付加される番号である。例えば、“ユウチョタロウ”から“ユウセイタロウ”に改姓された場合、各文字は、3、3、4、2、1、5、3に置き換えられる。各数値を合算すると21となり、チェックデジットの値は、1に改名補正番号の値が加算される。元のチェックデジットの値と同じ2になるようにするため、改名補正番号は“1”に設定される。このように、改名補正番号に適切な番号を設定することで、改名があった場合でもチェックデジットの値は変わらないようにすることができる。
以上の計算により、図3の例において、チェックデジットは“182”と算出される。代替口座番号は、受取人が指定する数値等の記号から生成される口座番号であり、図3の例では、“123 1821234”となる。
なお、チェックデジットの算出パターンは、上記のパターンA又はパターンBに限られず、余りを算出する際の割る数を10以外の数値としたり、奇数位置又は偶数位置の数値に所定の係数を乗算してから合算したりしてもよい。また、文字列からチェックデジットを算出する場合に、各文字を数値に置き換える方法は、パターンBによる方法の他、JISコードに置き換えたり、五十音図の各行(あ行、か行、さ行、・・・、わ行)に対応する数値に置き換えたりしてもよい。
(データベース以外の機能)
チェックデジット算出部F11は、振込情報から、チェックデジットを算出する。振込情報は、振込先口座番号、受取人の氏名、受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む。受取人が指定する記号は、例えば、電話番号、誕生日、記念日等、受取人が記憶しやすいお気に入りの番号であり、口座情報テーブルの選択店番号又は選択口座番号として選択された数値である。なお、記号は文字等であってもよく、上記の各種算出パターンにより数値に変換してチェックデジットを算出することが可能である。また、振込情報は、振込先店番号、振込金額等、当該振込取引に関連する情報を含むようにしてもよい。チェックデジット算出部F11は、「算出手段」の一例である。
口座番号生成部F12は、チェックデジット算出部F11が算出したチェックデジット及び受取人が指定する記号を組み合わせ、振込先口座番号に紐づけられた代替口座番号を生成する。図5により、代替口座番号の番号体系について説明する。口座番号生成部F12は、「口座番号生成手段」の一例である。
図5は、代替口座番号の番号体系の一例を示す図である。図5は、図3の口座情報テーブルに示すレコードについて生成される代替口座番号の例を示す。代替口座番号は、受取人が指定した選択店番号“123”、3桁のチェックデジット“182”、及び選択口座番号“1234”を連結することにより生成される。代替口座番号は、口座情報テーブルにおいて、実際の振込先口座と紐づけられていれば良く、番号体系は図5の例に限られない。例えば、代替口座番号は、選択店番号に代えて選択店舗名を含むようにしてもよい。また、代替口座番号に含まれる選択店番号及び選択口座番号は、それぞれ3桁及び4桁に限られず、口座情報テーブルにおいて実際の振込先口座と一意に紐づけすることができれば、任意の桁数であってもよい。さらに、代替口座番号に含まれるチェックデジットは、3桁に限られず、1桁以上であればよい。チェックデジットの桁数が多くなるにつれて、誤り検出の精度は向上する。
判定部F13は、送金人が指定する口座番号を検証し、誤りがあるか否かを判定する。具体的には、チェックデジット算出部F11によって算出されたチェックデジットと、送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較し、一致しない場合には、送金人が指定する口座番号に誤りがあると判定する。判定部F13は、「判定手段」の一例である。
<処理の流れ>
図6及び図7により、代替口座番号による振込処理の流れを説明する。図6は、代替口座番号を生成する処理の流れを例示するフローチャートである。この処理の流れは、例えば、情報処理装置1の口座情報データベースD11の口座情報テーブルに、口座番号等の受取人が指定した記号が登録されることを契機に開始する。
まず、ステップS101では、チェックデジット算出部F11は、受取人が指定した選択店番号、選択店舗名等の店舗に関する情報の登録を受け付ける。登録された情報は、口座情報テーブルに格納される。
ステップS102では、チェックデジット算出部F11は、受取人が指定した選択口座番号の登録を受け付ける。登録された選択口座番号は、口座情報テーブルに格納される。なお、図3には図示されないが、受取人が選択した氏名を選択口座名義人として口座情報テーブルに登録し、代替口座番号に含まれるようにすることも可能である。
ステップS103では、チェックデジット算出部F11は、受取人が予め定義された算出パターンから選択した算出パターンの登録を受け付ける。登録された算出パターンは、口座情報テーブルに格納される。算出パターンは、チェックデジットの桁数に応じて複数のパターンが選択されてもよい。算出されるチェックデジットの値は、1桁の数値であることが想定されるが、複数桁の数値が算出される算出パターンが定義されてもよい。
ステップS104では、チェックデジット算出部F11は、ステップS103で登録された算出パターンにしたがって、チェックデジットを算出する。算出されたチェックデジットは、口座情報テーブルに格納される。
ステップS105では、口座番号生成部F12は、代替口座番号を生成する。代替口座
番号は、口座情報テーブルの選択店番号、選択店舗名、選択口座番号、チェックデジットフィールドに格納された値を任意に組合せることにより生成される。生成された代替口座番号は、口座情報テーブルに格納され、代替口座番号を生成する処理は終了する。
図7は、代替口座番号を指定する振込処理の流れを例示するフローチャートである。この処理の流れは、例えば、情報処理装置1が代替口座番号を指定する振込処理の依頼を受け付けることを契機に開始する。情報処理装置1は、振込処理の依頼を、例えば、インターネットを介して勘定系システムにアクセスするATM(Automated Teller machine、現金自動取引装置)やインターネットバンキングが利用可能な端末、企業内に設置され専用回線等を介して勘定系システムにアクセスするファームバンキングの専用端末等から受信する。
図7に示す処理の例では、受け付けた振込処理の依頼は、代替口座番号を用いた振込依頼であると想定する。なお、代替口座番号を用いた振込依頼であるか否かは、代替口座番号による振込処理専用のインタフェースを設けたり、送金人に代替口座番号を用いた振込依頼であることを指定させたりすることで判断することが可能である。また、指定された口座番号が代替口座番号であることが判別できるように、代替口座番号と通常の口座番号とで異なる番号体系を採用することにより、代替口座番号を用いた振込依頼であるか否かを判断することも可能である。
まず、ステップS201では、判定部F13は、代替口座番号を指定する振込処理の依頼を受け付ける。代替口座番号は、予め定められた番号体系によって生成される。また、図7に示す処理では、代替口座番号は、受取人が指定した選択店番号及び選択口座番号、及び予め定められた桁数のチェックデジットを含むものと想定して説明する。
ステップS202では、判定部F13は、代替口座番号からチェックデジットを算出し、誤りがあるか否かを判定する。具体的には、判定部F13は、まず、口座情報テーブルから、代替口座番号に含まれる選択店番号及び選択口座番号に基づいて、算出パターン及びチェックデジットの値を取得する。判定部F13は、取得した算出パターンにしたがって、送金人によって指定された代替口座番号のチェックデジットを算出する。判定部F13は、算出されたチェックデジットの値が、口座情報テーブルから取得したチェックデジットの値と異なる場合、送金人が指定した代替口座番号に誤りがあると判定する。判定部F13は、算出されたチェックデジットの値が、口座情報テーブルから取得したチェックデジットの値と一致する場合、送金人が指定した代替口座番号に誤りがないと判定する。送金人が指定した代替口座番号に誤りがあると判定された場合(S202;YES)、処理はステップS203へ進む。送金人が指定した代替口座番号に誤りがないと判定された場合(S202;NO)、処理はステップS207に進む。なお、代替口座番号に誤りがあると判定された場合、判定部F13は、送金人に対して、警告メッセージを通知するようにしてもよい。警告メッセージは、例えば、送金人が振込情報を入力するATM、インターネットバンキングが利用可能な端末、ファームバンキングの専用端末等の画面に表示することができる。
ステップS203では、判定部F13は、送金人が指定した代替口座番号に対する修正候補があるか否かを判定する。判定部F13は、修正候補として、口座情報テーブルにおいて、送金人が指定した代替口座番号に含まれる選択店番号、選択店舗名、選択口座番号、チェックデジットのうち少なくともいずれか一つの値が一致するレコードの代替口座番号を取得する。判定部F13は、修正候補となる代替口座番号が取得された場合には、修正候補があると判定し、取得されなかった場合には、修正候補がないと判定する。修正候補があると判定された場合(S203;YES)、処理はステップS204へ進む。修正候補がないと判定された場合(S203;NO)、処理はステップS206に進む。
なお、判定部F13は、代替口座番号の誤入力の他、受取人の氏名の誤りに対する修正候補を提示することができる。例えば、ファームバンキングにより総合振込や給与振込をする場合、受取人の氏名は、手入力やスキャナで読み取った画像のOCR(Optical Character Reader)変換によって、振込情報として登録される。このため、誤入力や誤変換が生じる場合がある。受取人氏名の誤入力や誤変換により、チェックデジットの値が正しく算出されない場合、判定部F13は、口座情報テーブルに登録されているレコードのうち、口座名義フィールドの値が受取人氏名と一致する文字数がより多いものから順に、修正候補として提示することができる。判定部F13は、口座情報テーブルに限られず、勘定系システムが管理する預金口座の情報、情報処理装置1において使用可能な人名辞書等を参照して、修正候補を提示することも可能である。送金人が、修正候補の中から正しい受取人氏名を選択すると、判定部F13は、正しいチェックデジットの値を算出して提示することができる。
ステップS204では、判定部F13は、ステップS203で取得された修正候補となる代替口座番号を送金人に提示する。ステップS205では、判定部F13は、送金人が修正候補から選択した代替口座番号の入力を受け付ける。
なお、送金人が指定した代替口座番号の誤り検出のみを実行し、修正候補を提示しない場合には、ステップS203からステップS205の処理は、省略可能である。修正候補を提示しない場合、又は修正候補がない場合には、処理はステップS206に進む。ステップS206では、判定部F13は、送金人から代替口座番号の再入力を受け付け、処理はステップS201に戻る。
ステップS207では、判定部F13は、ステップS202で誤りがないと判定された代替口座番号、又はステップS205で送金人が選択した代替口座番号を、口座情報テーブルを参照して実際の振込先口座番号に変換する。判定部F13は、変換された実際の振込先口座番号の口座に対して振込処理を実行し、図7に示す処理は終了する。
<作用効果>
以上説明した本実施形態では、情報処理装置1は、チェックデジットの値を検証することにより、代替口座番号として送金人が指定した口座番号の誤りや誤って登録された受取人氏名の誤り等を検出することができる。情報処理装置1は、振込処理が実行される前に振込情報の誤りを検出することができるため、誤って振り込まれた資金の受取人に対して資金の返却を依頼する組戻し処理の発生を軽減することができる。
また、情報処理装置1は、記憶しやすいお気に入りの記号を含む代替口座番号を生成することで、送金人の誤入力を抑制するとともに、振込情報の入力負担を軽減することができる。情報処理装置1は、チェックデジットの算出パターンを複数用意することで、代替口座番号の偽造を効果的に抑制することができる。受取人が改名をした場合でも、改名補正番号を付加してチェックデジットの値を補正することで、改名前のチェックデジットの値は、変更せずに継続して使用することができる。情報処理装置1は、送金人が指定する口座番号に誤りがあると判定した場合に、誤りの修正候補を送金人に提示することで、送金人は、振込情報を容易に修正することができる。また、情報処理装置1は、受取人氏名の誤りを検出して修正候補を提示することで、送金人に振込依頼書等の確認を促すことができる。
1・・情報処理装置:11・・CPU:12・・RAM:13・・ROM:14・・補助記憶装置:15・・NIC:16・・入力部:17・・出力部

Claims (8)

  1. 振込先口座番号、受取人の氏名及び前記受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出手段と、
    前記算出されたチェックデジットと前記受取人が指定する記号とを組み合わせて、前記振込先口座番号に紐づけられる代替口座番号を生成する口座番号生成手段と、
    前記算出されたチェックデジットと、前記代替口座番号として送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、前記送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記振込情報は、金融機関が指定する記号をさらに含み、
    前記算出手段は、前記振込先口座番号、前記受取人の氏名及び前記受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つ、並びに前記金融機関が指定する記号を含む前記振込情報からチェックデジットを算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受取人が指定する記号は、前記受取人の振込先口座が属する店舗の店番号及び前記受取人の前記振込先口座番号の少なくとも一方と対応づけられた記号を含む、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記算出手段は、予め定義された複数の算出パターンのうち前記振込情報に対応づけられた算出パターンによりチェックデジットを算出する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出手段は、前記受取人の氏名を含む前記振込情報からチェックデジットを算出する場合に、前記受取人が改名をしても、前記チェックデジットの値が改名前と同じになるように設定された改名補正番号を付加して前記チェックデジットを算出する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定手段は、前記送金人が指定する口座番号に誤りがあると判定した場合に、前記誤りの修正候補を前記送金人に提示する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータが、
    振込先口座番号、受取人の氏名及び前記受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出ステップと、
    前記算出されたチェックデジットと前記受取人が指定する記号とを組み合わせて代替口座番号を生成する口座番号生成ステップと、
    前記算出されたチェックデジットと、前記代替口座番号として送金人が指定する口座番号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、前記送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定ステップと、を実行する、
    情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    振込先口座番号、受取人の氏名及び前記受取人が指定する記号のうち少なくともいずれか一つを含む振込情報からチェックデジットを算出する算出ステップと、
    前記算出されたチェックデジットと前記受取人が指定する記号とを組み合わせて代替口座番号を生成する口座番号生成ステップと、
    前記算出されたチェックデジットと、前記代替口座番号として送金人が指定する口座番
    号から算出されるチェックデジットとを比較することにより、前記送金人が指定する口座番号に誤りがあるか否かを判定する判定ステップと、を実行させる、
    情報処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112396425A (zh) * 2019-08-19 2021-02-23 马上消费金融股份有限公司 一种识别码处理方法及装置

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