JP2018124741A - Commodity sales data processor and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。 The present invention relates to a merchandise sales data processing apparatus and program.
オペレータ一人制で会計作業を行うPOS装置において、効率的に客捌きを行うために、複数の取引(商品登録処理、精算処理等)を並行して実行するものがある(例えば、特許文献1参照)。 Some POS devices that perform accounting work by a single operator perform a plurality of transactions (product registration processing, checkout processing, etc.) in parallel in order to efficiently purchase customers (see, for example, Patent Document 1). ).
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、1客目が精算処理中である場合には、次客は商品登録が終わっても精算をすることができない。釣銭機を使用しない電子マネーやカード決済、商品券でも同様であるため、1客目の精算が終わるまで次客は待たなければならなかった。
However, in the technique described in
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、効率的な客捌きを実現することができる商品販売データ処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a merchandise sales data processing apparatus and program capable of realizing efficient customer purchase.
上述した課題を解決する本発明の一態様は、商品を登録する登録部と、前記登録部が登録した商品を現金で決済処理する第1の決済部と、前記登録部が登録した商品を現金以外で決済処理する第2の決済部と、第1の顧客の決済方法と次客である第2の顧客の決済方法とのいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、前記第1の顧客の決済処理の状況にかかわらず、前記第2の顧客の商品の登録が完了すると、前記第2の顧客の決済処理を実行する制御部と、を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置である。 One aspect of the present invention that solves the above-described problems includes a registration unit that registers a product, a first settlement unit that settles the product registered by the registration unit in cash, and a product that the registration unit has registered. When one of the second settlement unit that performs settlement processing other than the first customer settlement method and the second customer settlement method that is the next customer is cash and the other is other than cash A control unit that executes the second customer's payment process when registration of the second customer's product is completed regardless of the state of the payment process of the first customer. This is a merchandise sales data processing apparatus.
また、本発明の一態様は、上記の商品販売データ処理装置において、前記登録部は、店員側に設けられ、前記第1の決済部は、顧客側に設けられることを特徴とする。 According to another aspect of the present invention, in the above-described merchandise sales data processing apparatus, the registration unit is provided on a store clerk side, and the first settlement unit is provided on a customer side.
また、本発明の一態様は、商品を登録する登録部と、前記登録部が登録した商品を現金で決済処理する第1の決済部と、前記登録部が登録した商品を現金以外で決済処理する第2の決済部と、を備える商品販売データ処理装置としてのコンピュータに、
第1の顧客の決済方法と次客である第2の顧客の決済方法とのがいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、前記第1の顧客の決済処理の状況にかかわらず、前記第2の顧客の商品の登録が完了すると、前記第2の顧客の決済処理を実行する制御ステップを実行させるためのプログラムである。
Further, according to one aspect of the present invention, a registration unit that registers a product, a first settlement unit that settles the product registered by the registration unit with cash, and a settlement process that uses a product other than cash for the product registered by the registration unit A computer as a merchandise sales data processing device comprising:
When either one of the first customer settlement method and the second customer settlement method is cash and the other is non-cash, the status of the first customer settlement processing Regardless of this, when the registration of the product of the second customer is completed, a program for executing a control step of executing a settlement process of the second customer.
本発明によれば、効率的な客捌きを実現することができる。 According to the present invention, it is possible to realize efficient customer purchase.
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。本発明の一実施形態である商品販売処理装置(商品販売データ処理装置)1は、買上商品の商品登録を行う商品登録処理と、登録された商品の精算(会計)を行う精算処理(決済処理又は会計処理とも称する)とを実行可能である。
(First embodiment)
First, the first embodiment will be described. A merchandise sales processing apparatus (commodity sales data processing apparatus) 1 according to an embodiment of the present invention includes a merchandise registration process for registering merchandise to be purchased, and a settlement process (settlement process) for performing settlement (accounting) of the registered merchandise. (Also referred to as accounting processing).
図1は、商品販売処理装置1の外観の斜視図である。具体的には、本図は、顧客側斜め前上方から見た場合の斜視図である。本図には、直交座標系XYZの座標軸が表されている。X軸は、水平面に対して水平な、商品販売処理装置1の横方向の軸である。Y軸は、水平面に対して水平な、商品販売処理装置1の奥行き方向、換言すれば、顧客側に向かう方向の軸である。Z軸は、水平面に直交する、商品販売処理装置1の高さ方向の軸である。
FIG. 1 is a perspective view of the appearance of the merchandise
図2は、商品販売処理装置1の別の視点による外観の斜視図である。具体的には、本図は、店員側斜め前上方から見た場合の斜視図である。本図には、カウンタ台80を挟んで対向する店員S(商品登録者)と、顧客C1と、顧客C1の次客である顧客C2とが表されている。なお、顧客C1と顧客C2とを区別しない場合には、顧客Cと称する。なお、カウンタ台80は、移動可能にキャスタを備えてもよい。なお、各図において、同一の構成には同一の符号を付してある。
FIG. 2 is a perspective view of the appearance of the merchandise
商品販売処理装置1は、店員用表示部10と、操作受付部20と、筐体40と、支持部41と、顧客用表示部50と、釣銭機60と、レシート発行部70と、カードリーダ90とを備える。
The merchandise
また、商品販売処理装置1は、後述するCPU100(制御部とも称する場合もある)を備える。CPU100は、店員用表示部10、操作受付部20、スキャナ部30、スキャナ部31、カードリーダ90、顧客用表示部50、釣銭機60、レシート発行部70等を制御することにより、商品登録処理および精算処理の実行を制御する。
The merchandise
以下、商品販売処理装置1の構成について詳しく説明する。カウンタ台80の台上には筐体40が設置されている。筐体40の設置位置よりも店員S側のカウンタ台80の台上には、買上商品を載置可能な載置面81が確保されている。
Hereinafter, the configuration of the merchandise
カウンタ台80の台上に設置された筐体40の設置面側と逆側の端部(上端)には、店員S側に表示面が向くように、載置面81に対して固定された支持部41を介して、店員用表示部10が取り付けられている。つまり、店員用表示部10は、支持部41によって載置面81より上方の位置に支持されている。
An end (upper end) opposite to the installation surface side of the
店員用表示部10は、支持部41の垂直方向の中心軸(Z軸と平行な軸)に対して回動可能である。図示した例では、店員用表示部10は、筐体40にぶつからない範囲内で回動可能(首振り可能)である。
The store
なお、店員用表示部10の回動可能範囲は、図示した例に限定されない。例えば、支持部41を長くし、店員用表示部10の回動可能範囲は、店員Sに対して正面の向きから略180度(180度を含む。)の範囲であってもよい。
Note that the rotatable range of the
また、店員用表示部10の回動可能方向は、図示した例に限定されない。例えば、店員用表示部10の回動可能方向は、店員用表示部10は、支持部41の垂直方向の中心軸と直交する軸(X軸と平行な軸等)に対して回動可能であってもよい。なお、店員用表示部10を、支持部41の垂直方向の中心軸と直交する軸に対して例えば120度程度回動させた場合、店員用表示部10の表示の天地が逆になる。したがって、120度程度回動させた場合には、CPU100は、表示の天地を反転させるように制御し、120度程度回動させた場合に天地が逆にならないようにしてもよい。
Further, the turnable direction of the
店員用表示部10は、店員Sに種々の情報を表示する。例えば、店員用表示部10は、商品登録処理における商品登録表示情報や、精算処理における会計表示情報を表示する。なお、商品登録表示情報は、例えば、買上商品の商品名、単価、値引額、数量等の情報である。また、会計表示情報は、例えば、合計金額、預かり金額、差額(おつり金額)、買上数量等の情報である。
The store
本実施形態では、店員用表示部10として、操作受付機能を有したタッチパネル付液晶表示装置を用いている。店員用表示部10のタッチパネル上には、種々のGUI(Graphical User Interface)ボタン(所定のプリセットボタン)が表示される。GUIボタンの操作があった場合、即ち、GUIボタンがタッチ(押下)された場合、当該操作(押下されたGUIボタン)に応じた操作情報がCPU100に供給される。つまり、店員用表示部10(又は、タッチパネル、又は、GUIボタン)は、表示部でもあり入力部でもある。
In the present embodiment, a liquid crystal display device with a touch panel having an operation reception function is used as the store
店員用表示部10の下部には、操作受付部20が取り付けられている。操作受付部20は、入力部として種々のキー(メカキー)を有する。操作受付部20が有するキーは、例えば、商品登録処理を終了させる小計キー(商品登録完了キー)、精算処理を開始させる会計キー(現計キー)などである。キーの操作があった場合、即ち、キーが押下された場合、当該操作(押下されたキー)に応じた操作情報がCPU100に供給される。なお、店員S側に操作部が向くように、操作受付部20を支持部41に直接取り付けてもよい。
An
操作受付部20の入力部と、店員用表示部10に表示されるGUIボタンとは、店員側操作受付部(登録部)である。
The input unit of the
筐体40の設置位置よりも顧客C側のカウンタ台80の台上には、顧客C側に表示面が向くように、顧客用表示部50が配設されている。なお、顧客用表示部50の表示面の角度は変更可能であってもよい。
A
顧客用表示部50は、顧客Cに種々の情報を表示する。例えば、顧客用表示部50は、商品登録処理における商品登録表示情報や、精算処理における会計表示情報を表示する。
The
本実施形態では、顧客用表示部50として、操作受付機能を有したタッチパネル付液晶表示装置を用いている。顧客用表示部50のタッチパネル上には、種々のGUIボタンが表示される。GUIボタンの操作があった場合、即ち、GUIボタンがタッチ(押下)された場合、当該操作(押下されたGUIボタン)に応じた操作情報がCPU100に供給される。つまり、顧客用表示部50(又は、タッチパネル、又は、GUIボタン)は、表示部でもあり入力部でもある。
In the present embodiment, a liquid crystal display device with a touch panel having an operation reception function is used as the
顧客用表示部50が設けられる位置よりも下方、且つ顧客用表示部50の近傍の位置には、釣銭機60が配設されている。
A
釣銭機60は、紙幣および硬貨の顧客Cによる投入を受け付けて入金処理を行い、釣り銭、返金、又はリジェクトされる場合の紙幣および硬貨を排出する自動釣銭機(第1の決済部)である。釣銭機60は、紙幣管理部61と、硬貨投入口64と、硬貨排出口65と、リジェクト口66とを備える。紙幣管理部61は、紙幣投入口62と、紙幣排出口63とを有する。紙幣投入口62は、顧客Cにより投入される紙幣を取り込む口である。紙幣排出口63は、紙幣およびリジェクト紙幣を排出する口である。紙幣投入口62および紙幣排出口63は、二段に構成される。例えば、紙幣管理部61において、上段が紙幣投入口62、下段が紙幣排出口63である。
The
硬貨投入口64は、顧客Cにより投入される硬貨を取り込む口である。硬貨排出口65は、おつりとしての硬貨、釣銭機60が備える貨幣識別部(不図示)が識別に失敗した場合の硬貨、貨幣識別部が偽造硬貨として識別した場合の硬貨を排出する口である。リジェクト口66は、入金後、キャンセルの操作をした場合に、硬貨を排出する口である。なお、硬貨投入口64と、硬貨排出口65と、リジェクト口66とは、硬貨管理部とも総称される。なお、釣銭機60は、硬貨管理部のみを備えてもよい。
The
顧客用表示部50および釣銭機60の近傍には、レシート発行部70が配設されている。レシート発行部70は、会計情報を紙媒体であるレシート用紙に印刷し、印刷後のレシート(会計レシート)をレシートの排出口から出力する。
A
釣銭機60およびレシート発行部70は、紙幣投入口62と、紙幣排出口63と、硬貨投入口64と、硬貨排出口65と、リジェクト口66と、レシートの排出口とを顧客C側に向けて、カウンタ台80の顧客C側側面(XZ平面と平行な面)に突設される。この配置により、顧客Cが釣銭機60に近接して立った場合に、顧客Cのつま先がカウンタ台80にあたるおそれが低減される。例えば、釣銭機60およびレシート発行部70が一体の筐体に収納され、この筐体がカウンタ台80の顧客C側側面に突設される。
The
筐体40の側面には、台座に掛止されるスキャナ部30が設けられている。本実施形態では、スキャナ部30として、ハンディスキャナを用いている。
On the side surface of the
筐体40の店員S側の面には、スキャナ部31が設けられている。スキャナ部31の店員S側の面には、スキャナ窓31aが設けられている。スキャナ部31は、その側面から見た場合に、くさび形状を有する。つまり、スキャナ部31は、載置面81から上方に向かうにしたがって厚みが増す形状を有する。よって、スキャナ窓31aは、その窓面を貫く中心軸が水平面に対して下方に傾いた状態となる。この構成により、載置面81の面積を広く確保できるとともに、店員Sによる商品に付されたバーコードのスキャン操作をし易くすることができる。
A
商品等に付されたバーコードがスキャナ部30やスキャナ部31によりスキャンされた場合(読み取られた場合)、当該バーコードの情報に応じた商品コードがCPU100に供給される。
When a barcode attached to a product or the like is scanned by the
また、カウンタ台80には、カードリーダ90が設置されている。カードリーダ90は、筐体40に接続されている。カードリーダ90は、顧客C1と顧客C2とのいずれもが操作し易い位置(例えば、顧客C1と顧客C2の間)に設置されている。カードリーダ90は、クレジットカード等のICカードや電子マネーの非接触型ICカードと通信するICカードリーダライタである。カードリーダ90は、ICカードから読み取った情報をCPU100に出力する。また、カードリーダ90は、CPU100から入力された指示に応じて、ICカードに情報を書き込む。カードリーダ90は、クレジットや電子マネーによる決済処理を実行する第2の決済部である。カードリーダ90は、ICカードを読み書きするリーダライタ91と、暗証番号などを入力する操作部92とを備える。
A
図3は、商品販売処理装置1の平面図である。具体的には、本図は、顧客C側から見た場合の平面図である。本図には、直交座標系XZの座標軸が表されている。X軸は、水平面に対して水平な、商品販売処理装置1の横方向の軸である。商品販売処理装置1の幅(横幅)は、X軸方向のサイズである。Z軸は、水平面に直交する、商品販売処理装置1の高さ方向の軸である。
FIG. 3 is a plan view of the merchandise
釣銭機60は、上述したように、顧客用表示部50が設けられる位置よりも下方、且つ顧客用表示部50の近傍の位置に配設されている。また、本図に示すように、顧客用表示部50は載置面81に設置されているため、釣銭機60は、設置面81より下方、且つ顧客用表示部50の近傍の位置に配設されている。
As described above, the
釣銭機60において、硬貨投入口64は、紙幣管理部61の横、且つ紙幣管理部61に対して下方の位置に配設されている。具体的に、本図に示すように、XZ平面に直交し、且つZ軸に平行な線Aを含む平面を境に、左側に紙幣管理部61、右下側に硬貨投入口64が配設されている。また、紙幣管理部61の下方の位置には、硬貨排出口65が配設されている。この配置により、商品販売処理装置1を上面側から見た場合、つまり、顧客Cの視野において、紙幣投入口62に投入される紙幣および紙幣排出口63から排出される紙幣によって、硬貨投入口64が遮られない。よって、紙幣および硬貨の投入がし易い。
In the
また、硬貨投入口64の下方の位置には、リジェクト口66が配設されている。また、紙幣管理部61の下方の位置には、硬貨排出口65が配設されている。例えば、硬貨排出口65とリジェクト口66とは、横方向(X軸方向)において隣接して配設されている。
In addition, a
レシート発行部70は、本図に示すように、XZ平面に直交し且つZ軸に平行な線Aを含む平面を境に右側であり、且つ硬貨投入口64の上方の位置に配設されている。
As shown in the figure, the
説明したように、顧客Cと対向する側における、操作受付部20と店員用表示部10と顧客用表示部50とは、釣銭機60の略幅内に収まるように配設されている。紙幣管理部61と硬貨排出口65とを縦二段に配置したことにより、釣銭機60の幅を飛躍的に狭めることができ、よって、商品販売処理装置1を、格別にコンパクトなサイズで実現することができる。
As described above, the
図4は、商品販売処理装置1の電気的な構成の例を表すブロック図である。本図において、図1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。本図に示すように、商品販売処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)100と、ROM(Read Only Memory)110と、RAM(Random Access Memory)120と、通信部130と、店員用表示部10と、操作受付部20と、スキャナ部30と、スキャナ部31と、顧客用表示部50と、釣銭機60と、レシート発行部70と、カードリーダ90とを含む。CPU100と、ROM110と、RAM120と、通信部130と、店員用表示部10と、操作受付部20と、スキャナ部30と、スキャナ部31と、顧客用表示部50と、釣銭機60と、レシート発行部70と、カードリーダ90とは、信号線およびバスを介して接続されている。
FIG. 4 is a block diagram illustrating an example of an electrical configuration of the merchandise
CPU100(制御部)は、ROM110に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより、商品登録処理および精算処理を実現する。RAM120は、例えば、店舗に設置されたストアコンピュータから読み込んだ商品情報(商品コード、商品名、単価、値引額等の情報)を記憶する。また、RAM120は、商品登録表示情報および会計表示情報を記憶する。通信部130は、ストアコンピュータや他の商品販売処理装置と通信するインターフェースである。なお、CPU100とROM110とRAM120とを合せて制御部と称してもよい。
CPU100 (control part) implement | achieves a merchandise registration process and a payment process by reading and executing the program memorize | stored in ROM110. The
次に、図5〜図11を参照して、商品販売処理装置1の店員用表示部10および顧客用表示部50の表示の例を説明する。以下、2人の顧客の処理を同時に実行する場合(一の顧客の精算処理が完了する前に他の顧客の商品登録処理を開始する場合)において、先に商品登録処理を開始した顧客を1客目(又は、第1の顧客、又は、前客、又は、先客)と称し、1客目後に商品登録処理を開始した顧客を2客目(又は、第2の顧客、又は、次客、又は、後客)と称する。なお、他の顧客の処理が実行されていないときに商品登録処理を開始した顧客も1客目と称する。
Next, with reference to FIGS. 5-11, the example of a display of the
図5は、店員用表示部10に表示される表示例を示した図である。具体的には、本図は、商品登録処理中に店員用表示部10に表示される登録画面(商品登録画面)の例を示した図である。より詳細には、本図は、1客目の買上商品として、第3品目の商品「ポタージュ」が登録されたときの登録画面の例を示している。
FIG. 5 is a diagram showing a display example displayed on the
登録画面には、各商品の登録するためのGUIボタンである商品登録ボタンが配置されている。図示する例では、ハンバーグ弁当、牛ハラミ、及びポタージュに対応する商品登録ボタンが配置されている。つまり、店員によって商品に対応する商品登録ボタンが押下されることにより、当該商品が登録される。また、登録画面には、1客目の購入情報(買上げ商品の商品名、価格、数量、合計金額、および商品登録リスト)の表示領域が設けられている。 A product registration button, which is a GUI button for registering each product, is arranged on the registration screen. In the illustrated example, product registration buttons corresponding to hamburger lunch, beef harami, and potage are arranged. That is, the product is registered by pressing a product registration button corresponding to the product by the store clerk. The registration screen also includes a display area for purchase information of the first customer (the product name, price, quantity, total amount, and product registration list of the purchased product).
図5の登録画面の上部には、顧客毎(取引毎)に選択領域(例えば、図5では、1客目の選択領域300)が設けられている。1客目の選択領域300には、当該1客目の表示をしている旨の情報304(値「1」)と、現在迄の預かり金額(現在迄に当該顧客が釣銭機60に入金(投入)した釣機入金額)301と、現在迄の合計金額(現在迄に当該顧客の買上商品として登録した全商品の合計金額)302と、当該顧客を他の顧客と識別するためのキャラクタ303(図5では、猫)とが表示されている。
In the upper part of the registration screen of FIG. 5, a selection area (for example, the
また、選択領域300には、上記に代えて又は加えて、預かり金額301と合計金額302の差分金額を表示してもよい。具体的には、例えば、預かり金額301が合計金額302に達していない場合には、差分金額として、合計金額302から預かり金額301を除した不足金額を表示してもよい。また、預かり金額301が合計金額302を超えている場合には、差分金額として、預かり金額301から合計金額302を除した過剰金額を表示してもよい。また、選択領域300には、上記に代えて又は加えて、会計(決済)が完了したか否かなどを示すステータス情報などを表示してもよい。2客目の選択領域320(後述)についても同様である。
In addition, instead of or in addition to the above, a difference amount between the
図5の登録画面の下部には、入金返却ボタン305と、釣機状態ボタン306と、会計ボタン307と、仮締めボタン308と、次客登録ボタン309とが設けられている。会計ボタン307や仮締めボタン308は、主として、当該顧客(1客目)に対応するボタンである。次客登録ボタン309は、次の顧客(2客目)に対応するボタンである。他図においても同様である。
At the bottom of the registration screen in FIG. 5, a
入金返却ボタン305は、釣銭機に入金したお金の返却に関するボタンである。入金返却ボタン305の押下により、釣銭機60に入金したお金を払い出すことができる。
The
釣機状態ボタン306は、釣銭機60の状態(ステータス)に関するボタンである。例えば、釣銭機60の状態として、「ニアエンド」、「入金中」、「釣銭払出中」等を表示する。図5の例では、釣機状態ボタン306に、「ニアエンド」と記載したバッジ(又はラベル、札)のような表示306aを付すことにより、釣銭機60がニアエンドである旨を表示している。釣機状態306ボタンの押下により、釣銭機の状態の詳細情報(例えば、ニアエンドに関する詳細としてはニアエンドとなっている金種、残枚数等)が表示される。
The fishing
会計ボタン307は、精算処理を進行させるために操作されるボタンである。図5においては、説明の便宜上、会計ボタン307を示しているが、会計ボタン307は精算処理への進行が可能であるときに有効となるため、現在迄の預かり金額(図5の例では、500円)が合計金額(図5の例では、1490円)未満であるときには、会計ボタン307を非表示(非アクティブ)としてもよい。なお、常に会計ボタン307を表示し、現在迄の預かり金額が合計金額未満であるときには会計ボタン307が押下されたとしても無効(例えばエラー)となるようにしてもよい。
The
仮締めボタン308は、処理の保留(一時中断)に関するボタンである。仮締めボタン308の押下により、実行中の処理を保留することができる。例えば、レシート用紙が残りわずかであるときや無くなってしまった場合、釣り銭が残り僅か(釣銭ニアエンド)になった場合や無くなってしまった場合に、処理を保留してもよい。また、仮締めの解除は、所定の操作により行われる。例えば、再度、仮締めボタン308を押下することにより、仮締めを解除してもよい。なお、同時に複数の処理が仮締めになることを禁止しない態様において、複数の処理が仮締めとなっている場合には、仮締めを解除する処理を特定した後に、仮締めボタン308を押下することにより、特定の処理の仮締めを解除してもよい。
The
次客登録ボタン309は、1客目の処理が終了する前に2客目の処理を開始するために操作されるボタンである。図5においては、説明の便宜上、次客登録ボタン309を示しているが、次客登録ボタン309は小計キーの押下後に有効となるため、小計キーの押下前には、次客登録ボタン309を非表示(非アクティブ)としてもよい。なお、常に次客登録ボタン309を表示し、小計キー押下前であるときには次客登録ボタン309が押下されたとしても無効(例えばエラー)となるようにしてもよい。
The next
図6は、顧客用表示部50に表示される表示例を示した図である。具体的には、図6(B)は、図5に示した登録画面が店員用表示部10に表示されているときに、顧客用表示部50に表示される会計画面の例を示している。即ち、図6(B)は、第3品目の商品が登録されたときに、顧客用表示部50に表示される会計画面の例を示している。
FIG. 6 is a diagram illustrating a display example displayed on the
図6(B)の会計画面には、商品欄400と、合計欄401と、お預り欄402とが設けられている。商品欄400には、現在迄の登録点数と、最後に登録した商品に関する情報が表示される。図6(B)の場合、商品欄400の上部左端の数字「3」は、現在迄の登録点数が3点である旨を表示している。また、商品欄400の中央の「ポタージュ 1個 390円」は、当該3点目の商品が390円の「ポタージュ」である旨を表示している。
In the accounting screen of FIG. 6B, a
合計欄401には、現在迄の合計金額が表示される。図6(B)の場合、合計欄401の「3個 1490円」は、現在迄の3個の合計金額が1490である旨を表示している。お預り欄402には、現在迄の預かり金額が表示される。図6(B)の場合、お預り欄402の「500円」は、現在迄の預かり金額が500円である旨を表示している。
In the
お預り欄402の下部には、メッセージが表示される。図6(B)の場合、入金を案内する案内情報(又は入金が可能である旨を報知する報知情報)として、メッセージ450「↓いつでもお金をお入れください。」が表示されている。
A message is displayed at the bottom of the
なお、現在迄の預かり金額が0円である場合(入金をしていない場合)には、図6(A)に示すように、お預り欄402には「0円」が表示される。
If the deposit amount up to the present is 0 yen (when no deposit has been made), “0 yen” is displayed in the
図7は、店員用表示部10に表示される表示例を示した図である。具体的には、本図は、図5に示した登録画面が店員用表示部10に表示されているときに(図6(B)に示した会計画面が顧客用表示部50に表示されているときに)、小計キーが押下された場合における、店員用表示部10の表示例を示している。即ち、本図には、商品登録完了時(小計キー押下時)における、店員用表示部10の表示例を示している。
FIG. 7 is a diagram showing a display example displayed on the
小計キーが押下された場合には、図7に示すように、登録画面の前面にウィンドウ500が表示される。図7に示したウィンドウ500には、合計欄501と、釣機入金額欄502と、入金取消ボタン505と、仮締めボタン508と、次客登録ボタン509とが設けられている。合計欄501には、小計キー押下時の合計金額が表示される。図7の場合、合計欄501の「1490円」は、小計キー押下時の合計金額が1490である旨を表示している。釣機入金額欄502には、小計キー押下時の預かり金額が表示される。図7の場合、釣機入金額欄502の「500円」は、小計キー押下時の預かり金額が500円である旨を表示している。入金取消ボタン505や仮締めボタン508は、主として、当該顧客(1客目)に対応するボタンである。次客登録ボタン509は、次の顧客(2客目)に対応するボタンである。他図においても同様である。
When the subtotal key is pressed, a
入金取消ボタン505は、入金を取り消すために操作されるボタンである。入金取消ボタン505が押下されると、制御部は、精算処理を中止し、預かり金(図5の例では、500円)を排出させる。
The
次客登録ボタン509は、1客目の処理が終了する前に2客目の処理を開始するために操作されるボタンである。次客登録ボタン509が押下されると、制御部は、他の顧客(2客目)の登録画面を表示させる。 The next customer registration button 509 is a button operated to start the second customer process before the first customer process is completed. When the next customer registration button 509 is pressed, the control unit displays a registration screen for another customer (second customer).
仮締めボタン508は、処理の保留(一時中断)に関するボタンである。仮締めボタン508の押下により、実行中の処理を保留することができる。
The
また、小計キーの押下後は、図7に示すように、選択領域300において、預かり金額301や合計金額302を非表示としているが、図5と同様、預かり金額301や合計金額302を表示してもよい。
After the subtotal key is pressed, the
図8は、店員用表示部10に表示される表示例を示した図である。具体的には、図8は、図7の表示において次客登録ボタン309や次客登録ボタン509が押下され、その後に、2客目の商品「ハンバーグ弁当」が登録されたときの登録画面の例を示している。
FIG. 8 is a diagram showing a display example displayed on the
1客目の商品登録完了後に次客登録ボタン309や次客登録ボタン509が押下された場合には、2客目の登録画面に切り替わり、図8に示すように、2客目の登録画面において、2客目の買上商品の登録が行われる。2客目の情報(1客目の登録画面においる表示内容)は、1客目の情報の手前(上層)に表示される。
When the next
図8の登録画面の上部には、1客目の選択領域300に加えて、2客目の選択領域320が設けられている。選択領域320には、当該2客目の表示をしている旨の情報324(値「1」)と、現在迄の預かり金額321と、現在迄の合計金額322と、2客目を1客目と識別するためのキャラクタ323(図8では、牛)とが表示されている。なお、表示の優先順位として、2客目に対応する選択領域320の情報324に「1」を表示し、1客目に対応する選択領域300の情報304に「2」を表示してもよい。
In addition to the first
図8に示すように、1客目の情報は、2客目の情報に隠されている。しかし、1客目に対応する選択領域300は隠されていないため、店員は、2客目を処理しつつ、選択領域300において1客目の状況を認識することができる。
As shown in FIG. 8, the information of the first customer is hidden in the information of the second customer. However, since the
1客目に対応する選択領域300を選択した場合には、2客目の情報に代えて1客目の情報が表示されるが(2客目の情報から1客目の情報に切り替わるが)、選択領域300が選択可能となるのは、1客目の小計キーの押下後〜1客目の会計ボタン等(会計ボタン307、会計キー、終わりボタン)の押下前である。
When the
図9は、顧客用表示部50に表示される表示例を示した図である。具体的には、本図は、1客目の決済方法(決済種別又は支払い方法とも称する)が現金であって精算処理が完了していない場合に、2客目の小計キーが押下されたとき(商品登録完了時)に、顧客用表示部50に表示される会計画面の例を示している。
FIG. 9 is a diagram illustrating a display example displayed on the
図9の会計画面には、1客目の会計表示情報を表示する第1の画面600と、2客目の会計表示情報を表示する第2の画面700とが設けられている。なお、第1の画面600と第2の画面700とは、1客目と2客目の並び順に合わせて、1客目が第1の画面600を、2客目が第2の画面を確認しやすい位置に配置される。
The accounting screen of FIG. 9 is provided with a
第1の画面600には、合計欄401と、お預り欄402と、不足欄403とが設けられている。合計欄401には、1客目の小計キー押下時の合計金額が表示される。お預り欄402には、1客目の現在の預かり金額が表示される。不足欄403には、1客目の現在の不足金額が表示される。本図の場合、不足欄403の「990円」は、現在の不足金額が990円である旨を表示している。
The
不足欄403の下部には、1客目に向けたメッセージが表示される。本図の場合、不足金額について入金を案内する案内情報(又は入金不足である旨を報知する報知情報)として、メッセージ451「金額を確認しお金をお入れください。」が表示されている。また、不足欄403等の右側には、お金の投入を想起させる画像を表示される。本図の例では、投入口への矢印をアニメーション(動画)にて表示している。
A message for the first customer is displayed below the
また、第2の画面700には、合計欄701と、現金で精算処理するための現金ボタン702と、クレジットで精算処理するためのクレジットボタン703と、電子マネーで精算処理するための電子マネーボタン704とが設けられている。合計欄701には、2客目の現在の合計金額が表示される。本図の場合、合計欄701の「1個 500円」は、現在の1個の合計金額が500である旨を表示している。
In addition, the
現金ボタン702、クレジットボタン703及び電子マネーボタン704は、決済方法を選択するためのボタンである。2客目は、現金ボタン702、クレジットボタン703及び電子マネーボタン704のうちいずれかを押下して、決済方法を選択する。現金ボタン702、クレジットボタン703及び電子マネーボタン704下部には、2客目に向けたメッセージが表示される。本図の場合、決済方法について選択を案内する案内情報として、メッセージ705「お支払い方法を選択してください。」が表示されている。
A
図10は、顧客用表示部50に表示される表示例を示した図である。具体的には、本図は、1客目の決済方法が現金であって精算処理が完了していない場合に、図9に示した2客目の電子マネーボタン704が押下されたときに、顧客用表示部50に表示される会計画面の例を示している。即ち、本図は、1客目の決済方法が現金であって精算処理が完了していない場合に、2客目が電子マネーでの決済を選択したとき(電子マネーボタン504押下時)に、顧客用表示部50に表示される会計画面の例を示している。
FIG. 10 is a diagram illustrating a display example displayed on the
本図に示す会計画面には、1客目の会計表示情報を表示する第1の画面600と、2客目の会計表示情報を表示する第2の画面700とが設けられている。第1の画面600の表示内容は、図9と同様であるため説明を省略する。
The accounting screen shown in this figure is provided with a
本図に示す第2の画面700には、合計欄701が設けられている。また、合計欄701下部には、2客目に向けたメッセージが表示される。本図の場合、カードリーダ90に電子マネーのICカードをかざす案内をする案内情報として、メッセージ706「カードをかざしてください。」が表示されている。
A
図11は、顧客用表示部50に表示される表示例を示した図である。具体的には、本図は、1客目の決済方法が現金であって精算処理が完了していない場合に、2客目がカードリーダ90に電子マネーのICカードをかざして電子マネーによる精算処理が完了しときに、顧客用表示部50に表示される会計画面の例を示している。
FIG. 11 is a diagram showing a display example displayed on the
本図に示す会計画面には、1客目の会計表示情報を表示する第1の画面600と、2客目の会計表示情報を表示する第2の画面700とが設けられている。第1の画面600の表示内容は、図9と同様であるため説明を省略する。
The accounting screen shown in this figure is provided with a
本図に示す第2の画面700には、合計欄701が設けられている。また、合計欄701下部には、2客目に向けたメッセージが表示される。本図の場合、電子マネーによる精算処理が完了したことを案内する案内情報として、メッセージ707「完了しました。」が表示されている。
A
次に、表示画面の切り替えについて説明する。図5を例に説明すると、登録画面に入ると、最初、選択領域300にはキャラクタ303のみ表示される。店員Sによって1品目(例えば、100円の商品)が登録されると、選択領域300の上段に預かり金額301として「¥0」、下段に合計金額302として「¥100」、1客目であることを表す□(四角)304に「1」がキャラクタ303と共に表示される。顧客C1がお金を入金すると、預かり金額301は入金金額に対応して更新され、合計金額302は店員Sによる商品登録の進みに対応して更新される。なお、預かり金額301が「0円」、合計金額302が「0円」の場合は、選択領域300の金額欄は空欄であってもよいし、「¥0」円の表示があってもよい。
Next, display screen switching will be described. Referring to FIG. 5 as an example, when entering the registration screen, only the
登録が完了し店員によって小計キーが押下されると図7に示すウィンドウ500が表示される。なお、このウィンドウ500に、登録画面へ戻るキーが表示されてもよいし、ハードウェアキーであるクリアキーで登録画面へ戻るようにしてもよい。
When registration is completed and a subtotal key is pressed by the store clerk, a
ウィンドウ500に設けられた次客登録ボタン509が押下されると、図8に示すような2客目の登録画面が表示される。2客目の選択領域320には、キャラクタ323が表示される。商品が登録されると、2客目の選択領域320には預かり金額321と合計金額322、現在処理を行っている顧客を示す□(四角)324の中に「1」が表示される。なお、2客目を示す□(四角)324の中に「2」が表示されてもよい。
When the next customer registration button 509 provided in the
ここで、1客目の精算処理中に、2客目の商品の登録が完了し、2客目に対しての精算処理を開始する小計キーが押下されると、図9に示すような会計画面が顧客用表示部50に表示される。そして、会計画面に設けられた電子マネーボタン704が押下されると、図10に示すような会計画面が顧客用表示部50に表示される。その後、2客目がカードリーダ90にICカードをかざして2客目の精算処理が完了すると、図11に示すような会計画面が顧客用表示部50に表示される。
Here, when the registration of the product for the second customer is completed during the checkout process for the first customer and the subtotal key for starting the checkout process for the second customer is pressed, the accounting shown in FIG. The screen is displayed on the
なお、図10及び図11では、2客目が電子マネーにより決済する場合の表示例を示しているが、商品販売処理装置1は、2客目がクレジットにより決済する場合にも、同様に、1客目の精算処理中に2客目の精算処理を進めることができる。
10 and 11 show display examples in the case where the second customer makes a payment with electronic money, but the merchandise
このように、商品販売処理装置1は、1客目の精算処理が完了していない場合であっても、1客目の決済方法が現金であって、2客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーである場合には、1客目の精算処理と2客目の精算処理とを並行して実行することができる。すなわち、商品販売処理装置1のCPU100は、1客目の現金による精算処理中に、2客目の現金以外による精算処理を許可する。よって、CPU100は、1客目の決済方法が現金であって、2客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーである場合には、1客目の精算処理の状況にかかわらず、2客目の商品の登録が完了すると、2客目の精算処理を実行する。クレジット又は電子マネーのカードリーダ90は、1客目と2客目とのいずれもが操作し易い位置に設置されているため、1客目が釣銭機60を使用していたとしても、2客目はカードリーダ90にICカードをかざすという、クレジット又は電子マネーによる決済の操作を容易に行うことができる。これにより、1客目が精算処理中であっても、2客目の精算処理を容易に行うことができるため、精算処理を並行して行うことや追い越しが可能となり、効率的な客捌きを実現することができる。
As described above, the merchandise
また、CPU100は、1客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーであって、2客目の決済方法が現金である場合にも、同様に、1客目の精算処理と2客目の精算処理とを並行して実行することができる。すなわち、CPU100は、1客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーであって、2客目の決済方法が現金である場合には、1客目の精算処理の状況にかかわらず、2客目の商品の登録が完了すると、2客目の精算処理を実行する。
Similarly, when the first customer's payment method is credit or electronic money other than cash and the second customer's payment method is cash, the first customer's settlement process and the second customer's payment method are the same. It is possible to execute the checkout process in parallel. That is, if the first customer's payment method is credit or electronic money other than cash and the second customer's payment method is cash, the
なお、CPU100は、2客目の決済方法が1客目と同じ現金である場合には、2客目の精算処理の開始を禁止する。例えば、CPU100は、図9に示す会計画面において現金ボタン702が押下された場合には、1客目の精算処理が完了するまで待つことを案内する案内情報として、メッセージ「お待ち下さい。」等を顧客用表示部50に表示してもよい。また、CPU100は、1客目の精算処理を先に終わらせるように指示するメッセージ「未精算データがあります。精算してください。」を店員用表示部10に表示してもよい。この場合には、CPU100は、1客目の精算処理が完了した後に、2客目の精算処理を開始する。
Note that the
次に、図12及び図13を参照して、商品販売処理装置1の動作について説明する。図12は、商品販売処理装置1が実行する商品登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。商品販売処理装置1は、スキャナ部30(又はスキャナ部31)による買上商品のバーコードのスキャン、又は、店員用表示部10に表示される商品登録ボタンの押下、又は、操作受付部20における入力部のキーの押下等があった場合に、本図に示す処理を実行する。なお、CPU100がROM110に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより、各フローチャートの処理が行われる。
Next, the operation of the merchandise
(ステップS101)CPU100は、商品を登録する登録処理を実行する。例えば、CPU100は、スキャナ部30(又はスキャナ部31)が買上商品のバーコードから読み取った商品コード又は入力を受け付けた商品登録ボタンに基づいて、顧客が購入する買上商品をRAM120に書き込んで登録する。また、CPU100は、登録した商品に関する商品情報(例えば、商品名、単価、値下額等)を店員用表示部10や顧客用表示部50に表示させる。その後、ステップS102の処理に進む。
(Step S101) The
(ステップS102)CPU100は、小計キーが入力を受け付け、登録処理が完了したか否かを判定する。登録処理が完了したとCPU100が判定した場合には、ステップS103の処理に進む。また、登録処理が完了していないとCPU100が判定した場合には、ステップS101の処理に戻る。
(Step S102) The
(ステップS103)CPU100は、決済方法を選択するための現金ボタン、クレジットボタン、電子マネーボタンを顧客用表示部50に表示し、決済方法の選択入力を受け付ける。顧客は、顧客用表示部50に表示されたボタンのうちいずれか1つを押下して決済方法を選択する。その後、ステップS104の処理に進む。
(Step S103) The
(ステップS104)CPU100は、精算処理側から受信したステータス情報に基づいて、精算処理側で精算中の処理があるか否かを判定する。ステータス情報には、現金での精算処理中であることを示す現金精算中データと、現金での精算処理が完了したことを示す現金精算完了データと、現金以外での精算処理中であることを示す現金以外精算中データと、現金以外での精算処理が完了したことを示す現金以外精算完了データとがある。よって、CPU100は、受信したステータス情報が現金精算中データ又は現金以外精算中データである場合には、精算中の処理があると判定する。また、CPU100は、受信したステータス情報が現金精算完了データ又は現金以外精算完了である場合には、精算中の処理がないと判定する。精算中の処理があるとCPU100が判定した場合には、ステップ105の処理に進む。また、精算中の処理がないとCPU100が判定した場合には、ステップS106の処理に進む。
(Step S <b> 104) The
(ステップS105)CPU100は、精算処理側から受信したステータス情報に基づいて、今回の決済方法と精算中の処理の決済方法とは異なる(現金と現金以外である)か否かを判定する。具体的には、CPU100は、今回の決済方法と精算中の処理の決済方法とのうちいずれか一方が現金で他方が現金以外であるか否かを判定する。決済方法が異なるとCPU100が判定した場合には、ステップS106の処理に進む。また、決済方法が同じであるとCPU100が判定した場合には、ステップS104の処理に戻る。
(Step S105) Based on the status information received from the settlement processing side, the
(ステップS106)CPU100は、登録された商品に関する会計データを生成し、生成した会計データを精算処理側に送信する。会計データは、当該会計データを識別するための会計データ識別情報、登録日時、登録された各商品の商品識別情報、登録された各商品の商品名、販売価格、値引き情報、購入対象の商品の品数を示す取引点数(購入点数)、購入対象の商品の総額(合計金額)、ステップS103において選択された決済方法を含む。その後、処理を終了する。
(Step S106) The
図13は、商品販売処理装置1が実行する精算処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。商品販売処理装置1は、商品登録処理側から会計データを受信した場合に、本図に示す処理を実行する。
FIG. 13 is a flowchart illustrating an example of a processing procedure of a settlement process executed by the merchandise
(ステップS201)CPU100は、商品登録処理側から会計データを受信する。その後、ステップS202の処理に進む。
(Step S201) The
(ステップS202)CPU100は、受信した会計データの決済方法が現金であるか否かを判定する。現金であるとCPU100が判定した場合には、ステップS203の処理に進む。また、現金以外であるとCPU100が判定した場合には、ステップS211の処理に進む。
(Step S202) The
(ステップS203)CPU100は、ステータス情報として現金精算中データを商品登録処理側に送信する。その後、ステップS204の処理に進む。
(ステップS204)CPU100は、受信した会計データに基づいて、釣銭機60を制御して現金での精算処理を実行する。例えば、CPU100は、釣銭機60に投入された預かり金額が合計金額以上になり、貨幣の投入の終了を示す終了キーが入力を受け付けると、釣り銭を釣銭機60の硬貨排出口65から排出させる。また、CPU100は、レシートをレシート発行部70に発行させる。その後、ステップS205の処理に進む。
(Step S203) The
(Step S204) The
(ステップS205)CPU100は、現金での精算処理が完了したか否かを判定する。現金での精算処理が完了したとCPU100が判定した場合には、ステップS206の処理に進む。また、現金での精算処理が完了していないとCPU100が判定した場合には、ステップS204の処理に戻る。
(Step S205) The
(ステップS206)CPU100は、ステータス情報として現金精算完了データを商品登録処理側に送信する。その後、処理を終了する。
(Step S206) The
(ステップS211)CPU100は、ステータス情報として現金以外精算中データを商品登録処理側に送信する。その後、ステップS212の処理に進む。
(ステップS212)CPU100は、受信した会計データに基づいて、カードリーダ90を制御して現金以外での精算処理を実行する。例えば、CPU100は、カードリーダ90によりICカードからカード情報を読み取り、読み取ったカード情報に基づいて商品を決済する。また、CPU100は、レシートをレシート発行部70に発行させる。その後、ステップS213の処理に進む。
(Step S211) The
(Step S212) Based on the received transaction data, the
(ステップS213)CPU100は、現金以外での精算処理が完了したか否かを判定する。現金以外での精算処理が完了したとCPU100が判定した場合には、ステップS214の処理に進む。また、現金での精算処理が完了していないとCPU100が判定した場合には、ステップS212の処理に戻る。
(Step S213) The
(ステップS214)CPU100は、ステータス情報として現金以外精算完了データを商品登録処理側に送信する。その後、処理を終了する。
(Step S214) The
以上説明したように、商品販売処理装置1は、商品を登録する登録部(操作受付部20の入力部と、店員用表示部10に表示されるGUIボタン)と、登録した商品を現金で決済処理する第1の決済部(釣銭機60)と、登録した商品を現金以外で決済処理する第2の決済部(カードリーダ90)と、第1の顧客の決済方法と次客である第2の顧客の決済方法とのいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、第1の顧客の決済処理の状況にかかわらず、第2の顧客の商品の登録が完了すると、第2の顧客の決済処理を実行する制御部(CPU100)と、を備える。この構成により、商品販売処理装置1は、第1の顧客の決済方法と第2の顧客の決済方法とのいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、第1の顧客に対する決済処理を実行しながら、第2の顧客に対する決済処理を実行させることができる。よって、効率的な客捌きを実現することができる。
As described above, the merchandise
また、本実施形態における商品販売処理装置1において、登録部は、店員側に設けられ、第1の決済部は、顧客側に設けられる。この構成により、店員が商品を登録し、顧客が登録された商品の精算をする対面式のセルフレジにおいても、第1の顧客と第2の顧客との決済処理を並行して実行することができ、追い越しが可能となる。
Moreover, in the merchandise
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図14に、本発明の実施形態である商品販売データ処理装置を適用したキャッシュレジスタ・システムの概略の外観図を示す。同図において、キャッシュレジスタ・システム1aは、キャッシュレジスタ部(キャッシャ部)14と、チェッカ部4と、カードリーダ90とを含んで構成されている。キャッシャ部14は、店員の操作により、顧客に販売する商品の販売価格を精算して合計金額を顧客に提示するとともに、顧客によって支払われた金銭の額を入力して、必要なつり銭の額を精算する第1の決済部である。チェッカ部4は、顧客に販売する商品の各種データを一品ずつ登録し、その登録データを顧客に表示して提示するとともに、キャッシャ部14に供給する登録部である。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 14 shows a schematic external view of a cash register system to which the merchandise sales data processing apparatus according to the embodiment of the present invention is applied. In the figure, the cash register system 1 a includes a cash register unit (casher unit) 14, a
カードリーダ90は、クレジットカード等のICカードや電子マネーの非接触型ICカードと通信するICカードリーダライタである。カードリーダ90は、ICカードから読み取った情報を後述するCPU24(制御部とも称する場合もある)に出力する。また、カードリーダ90は、CPU24から入力された指示に応じて、ICカードに情報を書き込む。カードリーダ90は、クレジットや電子マネーによる決済処理を実行する第2の決済部である。カードリーダ90は、ICカードを読み書きするリーダライタ91と、暗証番号などを入力する操作部92とを備える。
The
このキャッシュレジスタ・システム1aにおいて、キャッシャ部14は載置台2に載置されている。そして、チェッカ部4は、店員と顧客との間に配設されたチェックアウトカウンタ(勘定台)3に取付けられている。そして、テーブル3aには、その長手方向においてチェッカ部4への各種データの登録前の商品を収納した籠を載置可能な面積を有した第1エリアE1と、チェッカ部4による各種データの登録を行った後の商品を収納するための籠を載置可能な面積を有した第2エリアE2とが確保されている。よって、顧客は、矢印Aの方向に進んでいくことになる。
In this cash register system 1 a, the
キャッシャ部14において、第1顧客側表示部5は、精算時の合計金額等を顧客に提示するための表示部であり、複数のドット表示器と、複数の7セグメント表示器とを備えている。操作キー部6は、主に顧客と金銭の授受を行う際に店員によって操作されるものであり、数字キーの他、小計キー6a、締めキー6b等を備えている。プリンタ7は売上明細書(レシート)を印字するものである。そして、ドロア8は貨幣を収納する収納部である。
In the
チェッカ部4において、スキャナ9は、商品に付されたバーコードが店員によってバーコード読取部9aにかざされることにより、バーコード読取部9aがバーコードをスキャンしてそのバーコードに記録された商品コードを読み取る。オペレータ側表示部15は、スキャナ9で読み取られた商品コードに対応する所定の商品データを表示するための表示部であり、液晶表示器(LCD)で構成され、店員と対向する側に、店員に見やすく傾斜を有して配設されている。また、オペレータ側表示部15には、モード設定時やメンテナンス時に種々の表示がされる。第2顧客側表示部11は、本図においてはその外観が不図示であるが、顧客と対向する側に配設されている。この第2顧客側表示部11は、商品データ等を表示するための表示部であり、複数のドット表示器と、複数の7セグメント表示器とを備えている。ブザー12は、スキャナ9のスキャン動作に伴って発せられるべき確認音やアラーム音を出力するものである。
In the
次に、店員による商品の取扱いの流れを示しながら、第1エリアE1、スキャナ9、及び第2エリアE2の位置関係について説明する。商品を収納した籠が顧客によって第1エリアE1に置かれると、店員はその籠の中から1個又は1束の商品を取り出し、そこからスキャナ9のバーコード読取部9aが設けられている方向である左斜め上方向に持ち上げる。そして、店員は、その商品に付されたバーコードをバーコード読取部9aにかざしてバーコードをスキャンさせる。その後、店員は、その商品を第2エリアE2に載置された籠に入れる。
Next, the positional relationship among the first area E1, the
また、キャッシュレジスタ・システム1aは、第1の店員がチェッカ部4を操作して商品を登録し、第2の店員がキャッシャ部14を操作して登録された商品を精算するオペレータ2人制の商品販売データ処理装置として使用可能である。
The cash register system 1a is a two-operator system in which a first store clerk operates the
図15に、キャッシュレジスタ・システム1aのブロック構成図を示す。同図において、図14に示した構成に対応するブロックには同一の符号を付してその説明を省略する。CPU(中央処理装置)20は各部を制御する。ROM21は、CPU24において実行される制御プログラムや文字パターンデータ等が格納される。RAM22は、CPU24によりROM21から読み出されて実行されるべき制御プログラムや作業領域が展開されるメモリである。また、RAM22には、チェッカ部4を設定モードにして入力された分類ファイル及び商品ファイルのデータが、制御プログラムの実行によって展開される。通信部23は、外部のストアコンピュータ等のコンピュータと接続されることにより、このコンピュータとの通信を行う。
FIG. 15 shows a block diagram of the cash register system 1a. In the figure, blocks corresponding to the configuration shown in FIG. A CPU (central processing unit) 20 controls each unit. The
キャッシュレジスタ・システム1aは、1客目の精算処理が完了していない場合であっても、1客目の決済方法が現金であって、2客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーである場合には、1客目の精算処理と2客目の精算処理とを並行して実行することができる。すなわち、キャッシュレジスタ・システム1aのCPU24は、1客目の現金による精算処理中に、2客目の現金以外による精算処理を許可する。よって、CPU24は、1客目の決済方法が現金であって、2客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーである場合には、1客目の精算処理の状況にかかわらず、2客目の商品の登録が完了すると、2客目の精算処理を実行する。これにより、1客目が精算処理中であっても、2客目の精算処理を実行することができるため、精算処理を並行して行うことや追い越しが可能となり、効率的な客捌きを実現することができる。
In the cash register system 1a, even if the first customer's checkout process is not completed, the first customer's settlement method is cash, and the second customer's settlement method is credit or electronic money other than cash. In this case, the settlement process for the first customer and the settlement process for the second customer can be executed in parallel. That is, the
また、CPU24は、1客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーであって、2客目の決済方法が現金である場合にも、同様に、1客目の精算処理と2客目の精算処理とを並行して実行することができる。すなわち、CPU24は、1客目の決済方法が現金以外のクレジット又は電子マネーであって、2客目の決済方法が現金である場合には、1客目の精算処理の状況にかかわらず、2客目の商品の登録が完了すると、2客目の精算処理を実行する。
Similarly, when the first customer's payment method is credit or electronic money other than cash and the second customer's payment method is cash, the first customer's settlement process and the second customer's payment method are the same. It is possible to execute the checkout process in parallel. That is, if the first customer's payment method is credit or electronic money other than cash and the second customer's payment method is cash, the
なお、CPU24は、2客目の決済方法が1客目と同じ現金である場合には、2客目の精算処理の開始を禁止する。この場合には、CPU24は、1客目の精算処理が完了した後に、2客目の精算処理を開始する。なお、本実施形態におけるキャッシュレジスタ・システム1aにおける商品登録処理及び精算処理の処理手順は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
In addition, when the settlement method of the second customer is the same cash as the first customer, the
以上説明したように、キャッシュレジスタ・システム1aは、商品を登録する登録部(チェッカ部4)と、登録した商品を現金で決済処理する第1の決済部(キャッシャ部14)と、登録した商品を現金以外で決済処理する第2の決済部(カードリーダ90)と、第1の顧客の決済方法と次客である第2の顧客の決済方法とのいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、第1の顧客の決済処理の状況にかかわらず、第2の顧客の商品の登録が完了すると、第2の顧客の決済処理を実行する制御部(CPU24)と、を備える。この構成により、キャッシュレジスタ・システム1aは、第1の顧客の決済方法と第2の顧客の決済方法とのいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、第1の顧客に対する決済処理を実行しながら、第2の顧客に対する決済処理を実行させることができる。よって、効率的な客捌きを実現することができる。 As described above, the cash register system 1a includes the registration unit (checker unit 4) for registering the product, the first settlement unit (casher unit 14) for processing the registered product with cash, and the registered product. One of the second payment unit (card reader 90) that performs payment processing other than cash and the payment method of the first customer and the payment method of the second customer who is the next customer is cash and the other is If it is other than cash, the control unit (CPU 24) that executes the second customer settlement process upon completion of the registration of the second customer product regardless of the first customer settlement process status; Is provided. With this configuration, the cash register system 1a enables the first customer when either the first customer settlement method or the second customer settlement method is cash and the other is other than cash. The payment process for the second customer can be executed while executing the payment process for. Therefore, efficient customer purchase can be realized.
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。 The embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to this embodiment, and includes designs and the like that do not depart from the gist of the present invention.
例えば、上述した実施形態では、顧客用表示部50に1客目に対する会計表示情報(第1の画面600)と2客目に対する会計表示情報(第2の画面700)とを表示しているが、これに限らず、顧客用表示部50を2つ設け、第1の顧客用表示部50に1客目に対する会計表示情報を表示し、第2の顧客用表示部50に2客目に対する会計表示情報を表示してもよい。
For example, in the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態では、決済方法を選択するためのボタン(現金ボタン、クレジットボタン及び電子マネーボタン)を顧客用表示部50に表示して顧客が決済方法を選択する操作をしているが、これに限らず、決済方法を選択するためのボタンを店員用表示部10に表示し、顧客から決済方法を聞いた店員が選択する操作をするようにしてもよい。
In the above-described embodiment, buttons (cash button, credit button, and electronic money button) for selecting a payment method are displayed on the
また、例えば、次客が1客目のレシートを取り違えないようにするために、商品販売処理装置1は、レシート発行部70を複数備えるようにしてもよい。具体的には、精算装置1は、顧客側に設けたレシート発行部70に加え、商品販売処理装置1の店員側にもレシート発行部70を設け、現金で精算した際のレシートについては顧客側に設けたレシート発行部70から印字し、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートについては店員側に設けたレシート発行部70から印字する。これにより、精算方法によってレシートが出力される箇所が異なるため、次客が1客目のレシートを取り違えないようにすることができる。なお、レシート発行部70を複数備える場合、レシート発行部70の設置場所は商品販売処理装置1の店員側に限らずどのような場所であってもよい。例えば、カードリーダ90にレシート発行部70を備え、そこからクレジットや電子マネーで精算した際のレシートを出力するようにしてもよい。
Further, for example, the merchandise
また、例えば、商品販売処理装置1が備えるレシート発行部70が1つのみの場合、レシートを発行する際に、顧客用表示部50や店員用表示部10の片方または両方に、現金で精算した際のレシートを発行中か、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートを発行中かを知らせる表示を行うようにしてもよい。これにより、どの精算方法によるレシートが出力されているか把握することができるため、次客が1客目のレシートを取り違えないようにすることができる。
In addition, for example, when the merchandise
また、例えば、商品販売処理装置1が備えるレシート発行部70が1つのみの場合、レシートを発行する際に、現金で精算した際のレシートを発行中か、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートを発行中かを知らせる音声を出力するようにしてもよい。例えば、現金で精算した際のレシートを発行中のときには、「現金決済でのレシートです」と音声を出力し、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートを発行中のときには、「
クレジットまたは電子マネー決済でのレシートです」と音声を出力するようにしてもよい。これにより、どの精算方法によるレシートが出力されているか把握することができるため、次客が1客目のレシートを取り違えないようにすることができる。
In addition, for example, when the merchandise
The receipt may be a credit or electronic money payment receipt ”. As a result, it is possible to grasp by which settlement method the receipt is output, so that it is possible to prevent the next customer from confusing the receipt of the first customer.
また、例えば、商品販売処理装置1が備えるレシート発行部70が1つのみの場合、発行するレシートに、現金で精算した際のレシートか、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートかをはっきりと認識できる印字を行うようにしてもよい。例えば、現金で精算した際のレシートの冒頭には「現金決済用」と印字し、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートの冒頭には「クレジットまたは電子マネー決済用」と印字するようにしてもよい。これにより、どの精算方法によるレシートであるか、レシートの印字を見ることで把握することができるため、次客が1客目のレシートを取り違えないようにすることができる。
Also, for example, when the merchandise
また、例えば、商品販売処理装置1が備えるレシート発行部70が1つのみの場合、レシートの出力口を機械式に移動させるようにしてもよい。例えば、現金で精算した際のレシートを発行するときには、レシートの出力口を釣銭機60側に移動させ、クレジットや電子マネーで精算した際のレシートを発行するときには、レシートの出力口をカードリーダ90側に移動させるようにしてもよい。これにより、精算操作を行う側にレシートの発行口が移動するため、次客が1客目のレシートを取り違えないようにすることができる。
Further, for example, when the merchandise
また、例えば、電子レシート機能や電子明細機能を利用することができる顧客が精算する場合には、電子レシート機能や電子明細機能を用いることを強制する、または、電子レシート機能や電子明細機能を用いることでポイントやクーポン等の特典を付与することを示して電子レシート機能や電子明細機能を用いることに誘導するようにしてもよい。なお、電子レシート機能や電子明細機能を利用することができる顧客か否かは、例えば会員カードに含まれる情報を読み込む等で判別することが可能である。また、クレジットや電子マネーでの精算は、会員等でなくても電子明細が分かるので、現金より優先してレシート不要である旨を促してもよい。 Also, for example, when a customer who can use the electronic receipt function or the electronic specification function pays out, the electronic receipt function or the electronic specification function is forced to be used, or the electronic receipt function or the electronic specification function is used. Thus, it may be guided to use the electronic receipt function or the electronic specification function by indicating that a privilege such as a point or a coupon is given. Whether the customer can use the electronic receipt function or the electronic specification function can be determined by, for example, reading information included in the membership card. Moreover, since the electronic details can be understood even if it is not a member or the like in the settlement with credit or electronic money, it may be urged that the receipt is unnecessary in preference to cash.
また、例えば、図8に示した画面上で、1客目、2客目の精算方法が分かるようにしてもよい。例えば、タブの部分に精算方法を文字や絵などで表示するようにしてもよい。また、例えば、現金の精算か、クレジットや電子マネーでの精算かに応じて画面背景の色を異ならせるようにしてもよい。 Further, for example, on the screen shown in FIG. 8, the settlement method for the first customer and the second customer may be understood. For example, the settlement method may be displayed in characters or pictures on the tab portion. Further, for example, the color of the screen background may be made different depending on whether it is cash settlement or credit or electronic money settlement.
また、例えば、図9に示した画面上で、先客が精算中である精算方法については指定できないようにすることで、次客が用いることができる精算方法について選択可能か否かを分かりやすくすることができる。精算方法を指定できないようにする方法としては、「表示を行わない」、「暗転させる」、「色を変更する」、「使用中と表示する」、「ボタンが押下されるとエラー表示を行う」などの方法がある。 Further, for example, on the screen shown in FIG. 9, by making it impossible to specify the payment method that the customer is paying, it is easy to understand whether or not the payment method that can be used by the next customer can be selected. be able to. As a method to prevent the checkout method from being specified, "No display", "Dark", "Change color", "Display as in use", "Display error when button is pressed" There is a method such as.
なお、上述の商品販売処理装置1又はキャッシュレジスタ・システム1aなどとしての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の商品販売処理装置1又はキャッシュレジスタ・システム1aなどとしての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
Note that a program for realizing the functions as the above-described merchandise
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。 The recording medium also includes a recording medium provided inside or outside that is accessible from the distribution server in order to distribute the program. The code of the program stored in the recording medium of the distribution server may be different from the code of the program that can be executed by the terminal device. That is, the format stored in the distribution server is not limited as long as it can be downloaded from the distribution server and installed in a form that can be executed by the terminal device. Note that the program may be divided into a plurality of parts, downloaded at different timings, and combined in the terminal device, or the distribution server that distributes each of the divided programs may be different. Furthermore, a “computer-readable recording medium” holds a program for a certain period of time, such as a volatile memory (RAM) inside a computer system that becomes a server or client when the program is transmitted via a network. Including things. The program may be for realizing a part of the functions described above. Furthermore, what can implement | achieve the function mentioned above in combination with the program already recorded on the computer system, what is called a difference file (difference program) may be sufficient.
1…商品販売処理装置、10…店員用表示部、20…操作受付部、30、31…スキャナ部、31a…スキャナ窓、40…筐体、41…支持部、42…広告、50…顧客用表示部、60…釣銭機、61…紙幣管理部、62…紙幣投入口、63…紙幣排出口、64…硬貨投入口、65…硬貨排出口、66…リジェクト口、70…レシート発行部、100…CPU(制御部)、110…ROM、120…RAM、130…通信部、1a…キャッシュレジスタ・システム、2…載置台、3…チェックアウトカウンタ、3a…テーブル、4…チェッカ部、5…第1顧客側表示部、6…操作キー部、6a…小計キー、6b…締めキー、7…プリンタ、8…ドロア、9…スキャナ、9a…バーコード読取部、11…第2顧客側表示部、12…ブザー、13a…検出面、14…キャッシャ部、15…オペレータ側表示部、21…ROM、22…RAM、23…通信部、24…CPU
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記登録部が登録した商品を現金で決済処理する第1の決済部と、
前記登録部が登録した商品を現金以外で決済処理する第2の決済部と、
第1の顧客の決済方法と次客である第2の顧客の決済方法とのいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、前記第1の顧客の決済処理の状況にかかわらず、前記第2の顧客の商品の登録が完了すると、前記第2の顧客の決済処理を実行する制御部と、
を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。 A registration unit for registering products;
A first settlement unit that processes the product registered by the registration unit in cash;
A second settlement unit that processes the product registered by the registration unit other than cash;
If one of the first customer settlement method and the second customer settlement method is cash and the other is non-cash, the first customer settlement process Regardless, when the registration of the product of the second customer is completed, a control unit that executes the settlement process of the second customer;
A product sales data processing device comprising:
前記第1の決済部は、顧客側に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 The registration unit is provided on the clerk side,
The merchandise sales data processing apparatus according to claim 1, wherein the first settlement unit is provided on a customer side.
第1の顧客の決済方法と次客である第2の顧客の決済方法とのがいずれか一方が現金であって他方が現金以外である場合には、前記第1の顧客の決済処理の状況にかかわらず、前記第2の顧客の商品の登録が完了すると、前記第2の顧客の決済処理を実行する制御ステップ
を実行させるためのプログラム。 A registration unit for registering a product, a first settlement unit for processing the product registered by the registration unit in cash, and a second settlement unit for processing the product registered by the registration unit other than in cash. In a computer as a product sales data processing device provided,
When either one of the first customer settlement method and the second customer settlement method is cash and the other is non-cash, the status of the first customer settlement processing Regardless of the above, a program for executing a control step of executing settlement processing of the second customer when registration of the product of the second customer is completed.
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