JP2018110602A - インプラント部材組み合わせ体及びその使用方法 - Google Patents

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真洋 秋山
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俊行 平井
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Keiichi Nakazawa
圭一 中澤
紗織 新谷
Saori Shintani
紗織 新谷
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Abstract

【課題】関節の軟骨が失われた領域を含む部位に対して固定されるインプラント部材を、簡単に製造でき、容易に設置できるインプラント部材組み合わせ体及びその使用方法を提供する。【解決手段】本発明のインプラント部材組み合わせ体20は、関節を構成する骨の表面に取付けられる複数のインプラント部材10によって形成され、インプラント部材10は、それぞれ骨の表面に配置される露出部30を有し、骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位53に取付けられることで、複数の露出部30により軟骨が失われた領域を含む部位53が被覆されるように配置される。【選択図】図6

Description

本発明は、骨に固定されるインプラント部材を複数組み合わせたインプラント部材組み合わせ体及びその使用方法に関する。
膝などの関節においては、対向する骨の間に軟骨が存在する。この軟骨は、骨と骨の間のクッションとなると共に、適切な間隔を保つ機能を有している。ところが、関節における外傷や加齢に伴い、軟骨の一部が劣化あるいは失われることがある。この場合、関節を構成する骨同士が直接接触し、痛みなどの苦痛や運動障害を生じる。
このような症状に対し、関節内に人工関節を設置し、関節表面を人工関節で置換することにより治療することが知られている。しかし、人工関節を設置するには、大掛かりな手術が必要となり、患者の負担も大きい。このため、低侵襲な治療手段が求められていた。
そこで、例えば、特許文献1に挙げるように、関節の軟骨が失われた部位に設置する小型なインプラントが知られている。このようなインプラントは、関節の骨に対して簡単な構造で固定することができ、また、軟骨が失われた部位を覆う最低限の大きさを有していればよいため、低侵襲な手術にて、設置が可能である。
特許第5397796号公報
特許文献1のインプラントは、インプラントと軟骨の間、ひいてはインプラントと骨の間に、関節液が浸入しないように形成されている。すなわち、関節の軟骨が失われた領域に合わせた形状及び大きさを有している。特に、関節を構成する骨の表面は、複雑な凹凸を有する立体形状であるため、インプラントは、患部の状態に適合する形状となるように個別に製造する必要がある。したがって、インプラントの製造に手間がかかり、また、設置も簡単とは言えない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、関節の軟骨が失われた領域を含む部位に対して固定されるインプラント部材を、簡単に製造でき、容易に設置できるインプラント部材組み合わせ体及びその使用方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るインプラント部材組み合わせ体は、関節を構成する骨の表面に取付けられる複数のインプラント部材によって形成され、前記インプラント部材は、それぞれ前記骨の表面に配置される露出部を有し、前記骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位に取付けられることで、複数の前記露出部により前記軟骨が失われた領域を含む部位が被覆されるように配置される。
上記目的を達成する本発明に係るインプラント部材組み合わせ体の使用方法は、関節を構成する骨の表面に配置される露出部を有する複数のインプラント部材を用意するステップと、複数の前記インプラント部材を、前記骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位の表面形状に合わせて配置し、複数の前記露出部により前記軟骨が失われた領域を被覆するステップと、を有する。
上記のように構成したインプラント部材組み合わせ体は、軟骨が失われた領域を含む部位を複数のインプラント部材で被覆するので、インプラント部材を小型かつ簡単な構造とすることができ、インプラント部材を簡単に製造できると共に、骨に対して容易に設置することができる。
複数の前記露出部は、全て同じ形状及び大きさを有するようにすれば、インプラント部材を一種類とすることができ、製造をより容易にすることができる。
複数の前記露出部は、少なくとも一部が異なる形状または大きさを有するようにすれば、軟骨が失われた領域を含む部位の形状に対し、より適合するインプラント部材組み合わせ体とすることができる。
複数の前記インプラント部材は、連結部により一連に接続され、一連に接続された複数の前記インプラント部材のうち、少なくとも一部は前記骨に対する固定部を有するようにすれば、インプラント部材の挿入を一度に行うことができると共に、固定するインプラント部材の数を少なくすることができるので、設置をより容易にすることができる。
上記のように構成したインプラント部材組み合わせ体の使用方法は、複数のインプラント部材によって軟骨の失われた領域を含む部位を被覆するため、小型で簡単な構造のインプラント部材を用いることができ、骨に対する設置を容易にすることができる。
前記インプラント部材の露出部は、前記軟骨と同等の厚みを有するようにすれば、インプラント部材において、関節において対向する骨からの荷重を適切に受けることができる。
複数の前記露出部は、全て同じ形状及び大きさを有するようにすれば、インプラント部材組み合わせ体を構成するインプラント部材を容易に製造することができる。
複数の前記露出部は、少なくとも一部が異なる形状または大きさを有するようにすれば、軟骨が失われた領域を含む部位の形状に対し、インプラント部材組み合わせ体をより適合させることができる。
複数の前記インプラント部材は、連結部により一連に接続され、一連に接続された複数の前記インプラント部材のうち、少なくとも一部は前記骨に対する固定部を有し、前記連結部により接続された複数の前記インプラント部材を、前記骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位を覆うように配置し、前記固定部により前記骨に対して固定するようにすれば、インプラント部材の挿入を一度に行うことができると共に、固定するインプラント部材の数を少なくすることができるので、設置をより容易にすることができる。
本実施形態におけるインプラント部材の斜視図である。 インプラント部材の断面図である。 インプラント部材の平面図である。 インプラント部材を骨に設置した状態を表す模式図である。 固定具に装着されたインプラント部材と、取付けられる大腿骨との模式図である。 インプラント部材組み合わせ体を設置した大腿骨の斜視図である。 第1変形例のインプラント部材の断面図である。 第2変形例のインプラント部材の斜視図である。 第2変形例のインプラント部材の断面図である。 第3変形例のインプラント部材の正面図である。 第4変形例のインプラント部材の正面図である。 第1変形例のインプラント部材組み合わせ体の正面図である。 第1変形例のインプラント部材組み合わせ体を一直線状に配置した場合の平面図である。 第1変形例のインプラント部材組み合わせ体を環状に配置した場合の平面図である。 第2変形例のインプラント部材組み合わせ体の平面図である。 第3変形例のインプラント部材組み合わせ体の平面図である。 第4変形例のインプラント部材組み合わせ体の平面図である。 第5変形例のインプラント部材組み合わせ体の平面図である。 第6変形例のインプラント部材組み合わせ体の平面図である。 弾性変形しない隔壁部により空洞の体積を変動させる第1の例のインプラント部材の斜視図である。 弾性変形しない隔壁部により空洞の体積を変動させる第1の例のインプラント部材の断面図である。 弾性変形しない隔壁部により空洞の体積を変動させる第2の例のインプラント部材の断面図である。 弾性変形しない隔壁部により空洞の体積を変動させる第3の例のインプラント部材の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。また、本実施形態では、膝の関節を構成する大腿骨の表面から外方に離れる側を先端側と、大腿骨に近づく側を基端側と、それぞれ称する。
本実施形態のインプラント部材は、膝の関節において、軟骨が失われた領域を含む部位に対して設置される。より具体的には、膝の関節を構成する大腿骨の表面のうち、軟骨が失われた領域を含む部位に固定されて、脛骨との間にかかる荷重を受けるように設置される。本実施形態において軟骨が失われた領域を含む部位は、軟骨が失われた領域のみを含む部位であるが、軟骨が失われた領域を含む部位は、軟骨が失われた領域及びその周辺の領域を含んでいてもよい。
図1に示すように、インプラント部材10は、骨の表面に露出する露出部30と、骨の内部に埋め込まれる埋設部31とを有している。また、インプラント部材10は、略ドーム状に形成される隔壁部32と、隔壁部32を保持すると共に骨に対して固定がなされる固定部33との二部品によって形成されている。露出部30は、隔壁部32と固定部33の先端側部分によって形成され、埋設部31は固定部33の基端側部分によって形成されている。
隔壁部32は、ドーム状に形成された頂部に固定具用開口部32dを有し、さらにその周囲には複数の連通部32cを有している。固定具用開口部32dは、隔壁部32を貫通する大径状に形成され、連通部32cは、隔壁部32を貫通する小径状に形成される。
固定部33は、略円柱状に形成された挿入部33aを有し、挿入部33aの周面には、複数のフィン部33bが形成されている。それぞれのフィン部33bは、挿入部33aの周面の全周に渡り、突出するように形成されている。また、フィン部33bは、挿入部33aが骨の内部に挿入された際に、骨に対して嵌合することができる。挿入部33aの先端側には、隔壁部32を保持する保持部33dが形成されている。
図2に示すように、固定部33に形成される保持部33dには、隔壁部32の周囲部32eを係合固定させることができる。この係合固定により、隔壁部32と固定部33とが一体化される。隔壁部32と固定部33とが一体化された状態において、ドーム状に形成されている隔壁部32と、固定部33の天面33cとの間には、空洞34が形成される。なお、保持部33dと周囲部32eとは、係合固定に限らず、接着や溶着、嵌合など他の手段により固定されていてもよい。
隔壁部32は、固定具用開口部32dの縁部分から基端側に垂下された仕切部32fを有している。仕切部32fにより、空洞34と外部とが、固定具用開口部32dを通じて連通しないように隔てられる。
隔壁部32は、固定具用開口部32dが形成された頂部付近が、脛骨と対向する荷重受け部32bとなっている。荷重受け部32bの領域には、空洞34と外部とを連通させる連通部32cが形成されている。上述のように、連通部32cは、隔壁部32に形成される貫通孔によって構成されている。
隔壁部32は、弾性変形可能とするため、ポリエチレンなどの樹脂材によって形成される。隔壁部32は、荷重受け部32bで対向する脛骨からの荷重を受けた場合、空洞34の体積が小さくなるように変形することができる。なお、隔壁部32の材料としては、樹脂材に限られず、金属材など他の材料を用いることもできる。また、固定部33の材料としては、樹脂材や金属材あるいはハイドロキシアパタイトなどを用いることができる。
固定部33には、隔壁部32に形成された固定具用開口部32dの奥側に、内側装着部33eを有している。内側装着部33eは、固定部33の挿入方向に沿う穴状に形成されており、インプラント部材10を骨に取付けるために用いられる固定具を固定するために用いられる。このため、内側装着部33eは、固定具の外形状に略適合する内形状を有しており、本実施形態では、図3に示すように、断面形状が六角形状を有するように形成されている。なお、内側装着部33eの形状としては、断面形状が六角形状には限られず、多角形あるいは円形状などであってもよい。
図4に示すように、インプラント部材10は、膝の関節を構成する骨のうち、大腿骨51の表面に対して固定される。大腿骨51の表面には、1〜10mmの厚みを有する軟骨52が存在するが、外傷や加齢により軟骨52が失われた領域に、インプラント部材10が配置される。
インプラント部材10は、脛骨50の表面と対向する荷重受け部32bの高さ位置が、周囲の軟骨52の表面位置と同等となるように配置される。すなわち、インプラント部材10の露出部30の厚みは、軟骨52の厚みと同等である1〜10mm、あるいは1〜5mm、好ましくは4〜5mmとなるように形成される。
脛骨50と大腿骨51の間の空間には、関節液が満たされている。関節液は、連通部32cを通じてインプラント部材10の空洞34内も満たしている。軟骨52の表面と脛骨50の表面とが接触し、軟骨52の表面に荷重が加わると、軟骨52の表面位置と同等の高さ位置にあるインプラント部材10の荷重受け部32bにも、脛骨50からの荷重が加わる。隔壁部32は、上述のように弾性変形可能であるので、略ドーム状の隔壁部32は、荷重を受けることで変形し、空洞34の体積は小さくなる。これに伴い、空洞34内の関節液は、連通部32cを通じてインプラント部材10の外部に流出する。インプラント部材10の荷重受け部32bに対する脛骨50からの荷重がなくなると、隔壁部32は元の形状に戻り、それに伴い、関節液は連通部32cを通じて空洞34内に流入する。
このように、インプラント部材10の荷重受け部32bには、空洞34と外部とを連通させる連通部32cが形成されているので、隔壁部32が荷重を受けて変形するのに伴い、隔壁部32内部の空洞34に関節液を流入または流出させることができ、隔壁部32の急激な変形を緩和すると共に、関節液による潤滑効果を、インプラント部材10が設置された部分についても十分に得られるようにすることができる。
次に、インプラント部材10の設置方法について説明する。図5に示すように、インプラント部材10は、固定具40の先端部に取付けられた上で、大腿骨51に対して固定される。本実施形態において、固定具40の先端部は、断面六角形状に形成されており、この先端部がインプラント部材10の固定部33に形成された内側装着部33eに対して挿入されることにより、インプラント部材10が固定具40に取付けられる。
大腿骨51のインプラント部材10が固定される位置には、予め下穴51aが形成されている。インプラント部材10を大腿骨51に固定する際には、図示しない関節鏡により大腿骨51を確認しながら、インプラント部材10を取付けた固定具40の先端部を関節内に挿入し、下穴51aの位置に固定部33を位置決めし、さらに固定部33を下穴51aに対して差し込んでいく。固定部33の挿入部33aは、下穴51a内に挿入されていき、挿入部33aの周面に形成されたフィン部33bは、大腿骨51内に食い込んで嵌合される。インプラント部材10は、複数が大腿骨51に対して固定されるので、引き続きこの手技が繰り返される。
なお、インプラント部材10の固定においては、関節鏡を用いることなく、固定具40のみ関節内に挿入するようにしてもよい。また、関節鏡と固定具とが一体化されたデバイスを用意し、関節鏡の部分で大腿骨51を確認しつつ、固定具の部分でインプラント部材10を位置決め固定するようにしてもよい。関節鏡と固定具とが一体化されたデバイスとしては、例えば、2つのルーメンを有するトロカール管から、関節鏡と固定具の各先端部がそれぞれ突出可能なデバイスなどが考えられる。
図6に示すように、大腿骨51の軟骨52が失われた領域53に対しては、当該領域53の表面形状に合わせて複数のインプラント部材10が配置され、これら複数のインプラント部材10によって、軟骨52が失われた領域53を被覆するインプラント部材組み合わせ体20が形成される。
インプラント部材組み合わせ体20によって、軟骨52が失われた領域53を被覆した状態とは、大腿骨51と対向する脛骨50の表面が、軟骨52が失われた領域53の表面に直接接触できないように、複数のインプラント部材10が配置された状態のことをいう。すなわち、インプラント部材組み合わせ体20においては、インプラント部材10が軟骨52や他のインプラント部材10と隙間無く配置されている必要はなく、ある程度の間隔をおいて配置することができる。
本実施形態では、大腿骨51の軟骨52が失われた領域を複数のインプラント部材10で覆うので、個々のインプラント部材10を非常に小型とすることができる。このため、細い固定具40を関節内に挿入してインプラント部材10を設置することができ、インプラント部材10を大腿骨51に対して挿入、固定する際に、膝の関節部分を大きく切開する必要がないので、低侵襲での設置が可能である。
次に、インプラント部材の第1変形例について説明する。図7に示すように、本変形例のインプラント部材11は、概ね上述のインプラント部材10と同様の構成を有しているが、隔壁部32が仕切部32fを有していない点が異なっている。本変形例のインプラント部材11は、仕切部32fを有していないので、空洞34は、固定具用開口部32dを通じて外部と連通する。
インプラント部材11をこのように形成することにより、固定具用開口部32dも連通部32cと同様の機能を有する。すなわち、荷重受け部32bに荷重が加わり、隔壁部32が変形した際に、固定具用開口部32dを通じて関節液を空洞34の内外に流通させることができる。
次に、インプラント部材の第2変形例について説明する。図8に示すように、本変形例のインプラント部材12は、露出部35と埋設部36とを有し、露出部35は、内部に空洞39を形成する隔壁部37と、固定部38の先端部に形成され隔壁部37を保持する保持部38dとによって形成され、埋設部36は、固定部38が有する挿入部38aによって形成される点では、上述のインプラント部材10と同様である。
本変形例のインプラント部材12は、隔壁部37が固定具用開口部を有していない。隔壁部37には、上述のインプラント部材10よりも多数の連通部37cが形成される。また、固定部38の挿入部38aは、基端側に行くほど径が小さくなるテーパ状に形成されている。周方向に沿うフィン部38bが複数形成されている点は、上述のインプラント部材10と同様である。
また、固定部38の先端部に形成された保持部38dの外周部分には、略六角形状の外側装着部38eが形成されている。外側装着部38eは、インプラント部材12を大腿骨に対して固定する際に使用される固定具を装着できるように形成されている。すなわち、この場合の固定具としては、インプラント部材12を外周側から掴むような先端形状を有するものが用いられる。
図9に示すように、本変形例のインプラント部材12は、隔壁部37が固定具用開口部を有していないので、隔壁部37と固定部38の天面38cによって囲まれた空洞39は、仕切られていない一つの空間として形成される。本変形例でも、空洞39は隔壁部37に形成される連通部37cを通じて、外部と連通している。このため、荷重受け部37bで荷重を受けた隔壁部37が変形するのに伴い、連通部37cを通じて関節液を空洞39の内外に流通させることができる。
本変形例のインプラント部材12は、固定部38の挿入部38aがテーパ状となるように形成されているので、大腿骨に下穴を設けることなく、挿入部38aを挿入していくことが可能である。
次に、インプラント部材の第3変形例について説明する。図10に示すように、インプラント部材13の隔壁部60は、必ずしもドーム状でなくてもよく、直方体状となるように形成されていてもよい。この場合、固定部61の保持部61aは、直方体状の隔壁部60を保持できるように、方形状に形成される。
また、インプラント部材の第4変形例として以下のような形態も考えられる。図11に示すように、インプラント部材14の隔壁部62を、基端側から先端側に向かって拡張する形状としてもよい。この場合、脛骨と対向する荷重受け部62aを広くすることができ、また、脛骨がインプラント部材14に対して傾斜状となって接触したとしても、脛骨が固定部63に接触することを抑制することができる。
次に、インプラント部材組み合わせ体の第1変形例について説明する。本変形例のインプラント部材組み合わせ体21は、図12に示すように、複数のインプラント部材12,15が連結部65によって一連に接続され形成されている。このインプラント部材組み合わせ体21において、両端のインプラント部材12は、第2変形例のインプラント部材12として既に説明したものと同じものであり、固定部38に挿入部38aを有している。一方、中間のインプラント部材15は、挿入部を有していない。
このように一連に接続されたインプラント部材組み合わせ体21では、両端のインプラント部材12を大腿骨に対して固定することができる。中間のインプラント部材15は固定されないが、両端のインプラント部材12と一連に接続されていることにより、大腿骨の所定位置に配置することができる。
本変形例のインプラント部材組み合わせ体21は、大腿骨の軟骨が失われた領域の形状に合わせて、図13に示すように一直線状に配置することができる。また、図14に示すように、環状を形成するように配置してもよい。連結部65は、インプラント部材12,15を様々な配置状態にすることができるように、可撓性を有する材料によって形成されていることが好ましい。
本形態では、インプラント部材組み合わせ体21の両端のインプラント部材12について、骨に対する固定ができるように挿入部38aを設けているが、必要に応じて中間のインプラント部材15にも挿入部を設け、骨に対して固定できるようにしてもよい。
本変形例のインプラント部材組み合わせ体21は、このように連結部65によって複数のインプラント部材12,15を一連に接続していることにより、インプラント部材組み合わせ体21を骨に対して設置する際に、一度に複数のインプラント部材12,15を挿入することができる。また、全てのインプラント部材を固定する必要がない。このため、インプラント部材組み合わせ体21の設置のための工数を少なくでき、手技にかかる時間も短縮することができる。
次に、インプラント部材組み合わせ体の第2変形例について説明する。本変形例のインプラント部材組み合わせ体22は、最初に説明したインプラント部材10と、このインプラント部材10と形状は同じで大きさが異なるインプラント部材16とを混在させて形成されている。図15では、大きいインプラント部材10が、領域53の中央部及び周辺部に配置され、小さいインプラント部材16が、領域53の周辺部に配置される。全体として、大きいインプラント部材10の露出部30と、小さいインプラント部材16の露出部66とによって、軟骨が失われた領域53が被覆される。このように、異なる大きさのインプラント部材10,16によってインプラント部材組み合わせ体22を形成することにより、軟骨が失われた領域53の形状にインプラント部材組み合わせ体22をより適合させることができる。
次に、インプラント部材組み合わせ体の第3変形例について説明する。本変形例のインプラント部材組み合わせ体23は、軟骨が失われた領域53に、第3変形例のインプラント部材13を配置したものである。上述のように、第3変形例のインプラント部材13は、隔壁部60が方形状に形成されている。図16に示すように、複数のインプラント部材13を整列して並べることにより、軟骨が失われた領域53が略方形状となっている場合に、その形状に適合させることが容易にできる。
次に、インプラント部材組み合わせ体の第4変形例について説明する。本変形例では、図17に示すように、三角形状の隔壁部67を有するインプラント部材17を、軟骨が失われた領域53の形状に合わせて複数配置し、インプラント部材組み合わせ体24を形成している。このように、インプラント部材17の隔壁部67を三角形状とすることで、インプラント部材組み合わせ体24としての形状の自由度をより高くすることができ、軟骨が失われた領域53の形状に適合しやすいインプラント部材組み合わせ体24とすることができる。
次に、インプラント部材組み合わせ体の第5変形例について説明する。本変形例では、図18に示すように、六角形状の隔壁部68を有するインプラント部材18を、軟骨が失われた領域53の形状に合わせて複数配置し、インプラント部材組み合わせ体25を形成している。このように、インプラント部材18の隔壁部68を六角形状とすることで、インプラント部材18を高密度に配置することができ、軟骨が失われた領域53のインプラント部材18による被覆率を高くすることができる。
次に、インプラント部材組み合わせ体の第6変形例について説明する。本変形例では、図19に示すように、軟骨が失われた領域53の中央部に、円形の隔壁部32を有するインプラント部材10を配置し、軟骨が失われた領域53の周囲部に、六角形状の隔壁部68を有するインプラント部材18を配置して、インプラント部材組み合わせ体26を形成している。このように、異なる形状のインプラント部材10,18によって、インプラント部材組み合わせ体26を形成することで、インプラント部材組み合わせ体26によって被覆する領域の形状の柔軟性をより高くすることができる。
以上のように、本実施形態に係るインプラント部材組み合わせ体20は、関節を構成する骨の表面に取付けられる複数のインプラント部材10によって形成され、インプラント部材10は、それぞれ骨の表面に配置される露出部30を有し、骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位53に取付けられることで、複数の露出部30により軟骨が失われた領域を含む部位53が被覆されるように配置される。これにより、軟骨が失われた領域を含む部位53を複数のインプラント部材10で被覆するので、インプラント部材10を小型かつ簡単な構造とすることができ、インプラント部材10を簡単に製造できると共に、骨に対して容易に設置することができる。
また、複数の露出部30は、全て同じ形状及び大きさを有するようにすれば、インプラント部材10を一種類とすることができ、製造をより容易にすることができる。
また、複数の露出部30は、少なくとも一部が異なる形状または大きさを有するようにすれば、軟骨が失われた領域を含む部位53の形状に対し、より適合するインプラント部材組み合わせ体とすることができる。
また、複数のインプラント部材12,15は、連結部65により一連に接続され、一連に接続された複数のインプラント部材12,15のうち、少なくとも一部は骨に対する固定部38を有するようにすれば、インプラント部材12,15の挿入を一度に行うことができると共に、固定するインプラント部材の数を少なくすることができるので、設置をより容易にすることができる。
本実施形態に係るインプラント部材組み合わせ体20の使用方法は、関節を構成する骨の表面に配置される露出部30を有する複数のインプラント部材10を用意するステップと、複数のインプラント部材10を、骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位53の表面形状に合わせて配置し、複数の露出部30により軟骨が失われた領域を含む部位53を被覆するステップと、を有する。これにより、複数のインプラント部材10によって軟骨の失われた領域を含む部位53を被覆するため、小型で簡単な構造のインプラント部材10を用いることができ、骨に対する設置を容易にすることができる。
また、インプラント部材10の露出部30は、軟骨52と同等の厚みを有するようにすれば、インプラント部材10において、関節において対向する骨からの荷重を適切に受けることができる。
また、複数の露出部30は、全て同じ形状及び大きさを有するようにすれば、インプラント部材組み合わせ体20を構成するインプラント部材10を容易に製造することができる。
また、複数の露出部30は、少なくとも一部が異なる形状または大きさを有するようにすれば、軟骨が失われた領域を含む部位53の形状に対し、インプラント部材組み合わせ体をより適合させることができる。
また、複数のインプラント部材12,15は、連結部65により一連に接続され、一連に接続された複数のインプラント部材12,15のうち、少なくとも一部は骨に対する固定部38を有し、連結部65により接続された複数のインプラント部材12,15を、骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位を覆うように配置し、固定部38により骨に対して固定するようにすれば、インプラント部材12,15の挿入を一度に行うことができると共に、固定するインプラント部材の数を少なくすることができるので、設置をより容易にすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、上述のインプラント部材10では、隔壁部32に形成される連通部32cは、隔壁部32を貫通する孔として形成されているが、スリット状など他の形状であってもよい。連通部32cをスリット状に形成した場合、隔壁部32が脛骨からの荷重を受けて変形した際に、連通部32cが広がって関節液を流通させることができる。
隔壁部32に形成される連通部32cは、上述の実施形態では荷重受け部37bの領域に形成されているが、荷重受け部37bの領域の近傍に形成されていてもよい。
固定部33に形成されるフィン部33bは、上述の実施形態では挿入部33aの周面に沿う環状に形成されているが、螺旋状に形成されていてもよい。この場合、フィン部33bはねじ山として機能し、インプラント部材10を骨に対して螺合させることができる。
また、インプラント部材の隔壁部の形状については、ドーム状や直方体状などいくつかの形状について説明したが、この他にも、円筒状など様々な形状を採用することができる。
また、インプラント部材10の骨に対する固定構造としては、以下のようなものも考えられる。固定部の内側には、インプラント部材10を骨に配置した状態で拡張可能なバルーン等の部材を設けておく。また、設置する骨には、予め固定部が納まる下穴を形成しておく。この状態で、固定部を下穴に納め、固定部内の部材を拡張させることにより、固定部の外周が拡張し、下穴に対して固定部が嵌合した状態となり、固定がなされる。また、インプラント部材10は、接着材や骨セメントなどで固定するようにしてもよい。
上述の実施形態では、固定具40を用いてインプラント部材10を一つずつ関節に挿入、固定するが、複数のインプラント部材10を装填可能な固定具を用意し、固定具を関節に挿入した状態で、複数のインプラント部材10を骨に対して固定するようにしてもよい。このような固定具を用いることで、関節に固定具を挿入する回数を減らすことができ、インプラント部材組み合わせ体20の設置にかかる時間を短縮することができる。
また、上述の実施形態では、インプラント部材10及びインプラント部材組み合わせ体20は膝の関節に設置されるが、肘など他の関節に対しても適用可能である。
また、上述の実施形態では、隔壁部32は弾性変形可能となっていることで、空洞34の体積を変化させることを可能としているが、弾性変形以外の手段により、隔壁部32が空洞34の体積を変化させるようにしてもよい。
弾性変形しない隔壁部により空洞34の体積を変動させる第1の例のインプラント部材70について説明する。図20に示すように、インプラント部材70は隔壁部71と固定部72を有し、隔壁部71の内側には空洞34が形成される。隔壁部71には、連通部71aが形成されている。隔壁部71は、弾性変形しない硬質の材料によって形成されている。固定部72には、挿入部72aと隔壁部71の保持部72cとが設けられ、挿入部72aの周面には、螺旋状に形成されたフィン部72bが形成されている。上述のように、フィン部72bが螺旋状に形成されていることで、フィン部72bはねじ山として機能し、インプラント部材70を骨に対して螺合させることができる。また、固定部72の保持部72cは、これまでの例に比べて高さがやや大きく形成されている。
図21に示すように、隔壁部71の周囲部71bは、固定部72の保持部72c内で高さ方向に移動可能となっている。また、隔壁部71と固定部72の天面72dとの間には、バネからなる弾性部材73が設けられている。これにより、隔壁部71は固定部72の天面72dから離れる方向に付勢されている。
隔壁部71が大腿骨に設置され、脛骨からの荷重を受けると、隔壁部71は弾性部材73による付勢に対抗しつつ、固定部72の天面72dに近づくように移動する。これにより、空洞34の体積は小さくなる。脛骨からの荷重がなくなると、隔壁部71は弾性部材73の付勢力によって、固定部72の天面72dから離れるように移動し、図21の位置まで戻る。これにより、小さくなっていた空洞34の体積も元の大きさに戻る。この際、隔壁部71の連通部71aを通じて、関節液が空洞の内外を流通することができる。
次に、弾性変形しない隔壁部により空洞34の体積を変動させる第2の例のインプラント部材75について説明する。図22に示すように、本例のインプラント部材75は、隔壁部76及び固定部77の構成は図21のインプラント部材70と同様である。一方、本例のインプラント部材75は、弾性部材の代わりに磁石78を有している。磁石78は、隔壁部76の周囲部76bと、固定部77の天面77dに、互いに対向し、これらの互いに対向する磁石78同士は、反発し合うように配置されている。これにより、隔壁部76には、固定部77の天面77dから離れる方向に付勢力が働くので、図21の場合と同様の効果を得ることができる。
次に、弾性変形しない隔壁部により空洞34の体積を変動させる第3の例のインプラント部材80について説明する。図23に示すように、本例のインプラント部材80は、隔壁部81及び固定部82の構成は図21のインプラント部材70と同様である。また、本例のインプラント部材80には、弾性部材や磁石も設けられていない。インプラント部材80は、大腿骨に対し下向きに取付けられるので、隔壁部81には重力により常に下向きの力がかかっている。本例では、これを利用し、脛骨からの荷重を受けた隔壁部81は、固定部82の保持部82c内を移動し、脛骨からの荷重がなくなると、重力により隔壁部81は元の位置に戻ることができる。この場合に、より確実に隔壁部81が元の位置に戻ることができるように、隔壁部81に錘を設けるなどしてもよい。
10 インプラント部材
20 インプラント部材組み合わせ体
30 露出部
31 埋設部
32 隔壁部
32a 平滑面部
32b 荷重受け部
32c 連通部
32d 固定具用開口部
32e 周囲部
32f 仕切部
33 固定部
33a 挿入部
33b フィン部
33c 天面
33d 保持部
33e 内側装着部
34 空洞
40 固定具
41 先端固定部
50 脛骨
51 大腿骨
51a 下穴
52 軟骨
53 領域

Claims (9)

  1. 関節を構成する骨の表面に取付けられる複数のインプラント部材によって形成され、
    前記インプラント部材は、それぞれ前記骨の表面に配置される露出部を有し、
    前記骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位に取付けられることで、複数の前記露出部により前記軟骨が失われた領域を含む部位が被覆されるように配置されるインプラント部材組み合わせ体。
  2. 複数の前記露出部は、全て同じ形状及び大きさを有する請求項1に記載のインプラント部材組み合わせ体。
  3. 複数の前記露出部は、少なくとも一部が異なる形状または大きさを有する請求項1に記載のインプラント部材組み合わせ体。
  4. 複数の前記インプラント部材は、連結部により一連に接続され、
    一連に接続された複数の前記インプラント部材のうち、少なくとも一部は前記骨に対する固定部を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のインプラント部材組み合わせ体。
  5. 関節を構成する骨の表面に配置される露出部を有する複数のインプラント部材を用意するステップと、
    複数の前記インプラント部材を、前記骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位の表面形状に合わせて配置し、複数の前記露出部により前記軟骨が失われた領域を含む部位を被覆するステップと、
    を有するインプラント部材組み合わせ体の使用方法。
  6. 前記インプラント部材の露出部は、前記軟骨と同等の厚みを有する請求項5に記載のインプラント部材組み合わせ体の使用方法。
  7. 複数の前記露出部は、全て同じ形状及び大きさを有する請求項5または6に記載のインプラント部材組み合わせ体の使用方法。
  8. 複数の前記露出部は、少なくとも一部が異なる形状または大きさを有する請求項5または6に記載のインプラント部材組み合わせ体の使用方法。
  9. 複数の前記インプラント部材は、連結部により一連に接続され、
    一連に接続された複数の前記インプラント部材のうち、少なくとも一部は前記骨に対する固定部を有し、
    前記連結部により接続された複数の前記インプラント部材を、前記骨の表面のうち軟骨が失われた領域を含む部位を覆うように配置し、前記固定部により前記骨に対して固定する請求項5〜8のいずれか1項に記載のインプラント部材組み合わせ体の使用方法。
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